JPH0359957B2 - - Google Patents
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- JPH0359957B2 JPH0359957B2 JP58018002A JP1800283A JPH0359957B2 JP H0359957 B2 JPH0359957 B2 JP H0359957B2 JP 58018002 A JP58018002 A JP 58018002A JP 1800283 A JP1800283 A JP 1800283A JP H0359957 B2 JPH0359957 B2 JP H0359957B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
この発明は有効量の洗剤ビルダーを含有する新
規な水性、流動性洗剤組成物に関する。 「ビルダー」なる用語は時々洗剤業界では洗剤
組成物中に存在すると該組成物の洗浄効果を増大
させる非界面活性物質を含む意味に漠然と使用さ
れる。しかし、より普通には第1にカルシウムイ
オン及びマグネシウムイオンが洗浄に及ぼす悪作
用をそれらイオンのキレート化、封鎖、沈殿また
は吸着により防止または改善する手段として、第
2にアルカリ性源及び緩衝作用源として主として
有用な代表的「ビルダー」に限定される。この明
細書では後者の意味に使用され、後者の効果を実
質上生ずる添加剤を云うものとする。このビルダ
ーにはトリポリリン酸ナトリウム及び他のリン酸
塩や縮合リン酸塩、例えば正リン酸、ピロリン
酸、メクリン酸またはテトラリン酸のそれぞれナ
トリウムまたはカリウム塩、ならびにホスホネー
ト塩例えばアセトジホスホネート、アミノトリス
メチレンホスホネート及びエチレンジアミンテト
ラメチレンホスホネートが含まれる。ビルダーは
またアルカリ金属炭酸塩、ゼオライト及びニトリ
ロ三酢酸、クエン酸及びエチレンジアミン四酢酸
の塩のような有機封鎖剤、ポリアクリレートおよ
び無水マレイン酸系共重合体のような重合体状ポ
リカルボン酸も含まれる。 疑義を避けるために、この明細書で「ビルダ
ー」とはケイ酸ナトリウムのような水溶性アルカ
リ金属ケイ酸塩を含むが、主として汚れ懸濁剤ま
たは再付着防止剤の機能をもつカルボキシメチル
セルロース及び主として増粘剤として働くポリビ
ニルピロリドンのような添加剤を排除するものと
して使用される。 この明細書で「電解質」とは水溶液中で少くと
も部分的に解離してイオンを生成し、水性溶液中
で塩析効果によつて界面活性剤の溶解度またはミ
セル濃度を低下させる傾向がある水溶性イオン性
化合物を意味する。これは水溶性解離性無機塩、
例えばアルカリ金属硫酸塩または硫酸アンモニウ
ム、対応する塩化物、硝酸塩、リン酸塩、炭酸
塩、ケイ酸塩、過ホウ酸塩及びポリリン酸塩を含
み、また界面活性剤の溶解度を低下させる、すな
わち塩析するある種の水溶性有機塩をも含有す
る。これは存在する界面活性剤と水不溶性沈殿を
形成する陽イオンの塩を含まない。 「ハイドロトロープ」とは水溶液中で界面活性
剤の溶解度を増大する傾向がある水溶性化合物を
意味する。代表的なハイドロトロープには尿素及
び低級アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金
属塩またはアンモニウム塩例えばトルエンスルホ
ン酸ナトリウム及びキシレンスルホン酸ナトリウ
ムがある。 この明細書で使用する「石ケン」とは界面活性
剤の性質をもつ天然または合成脂肪族モノカルボ
ン酸の少くとも難水溶性塩を意味する。この用語
にはステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、
リノール酸、リシノール酸、ベヘン酸及びドデカ
ン酸、樹脂酸及び枝分れ鎖モノカルボン酸を含む
C8〜C22天然脂肪酸及び合成脂肪酸のナトリウム、
カリウム、リチウム及びアンモニウム塩を含む。 「通常の少量成分」には洗濯洗剤組成物中に含
まれる水、活性成分、ビルダー及び電解質以外の
成分で、代表的には5%までの割合で含まれる成
分であり、且つこれは流動性、化学的安定な非沈
降性組成をもつ当該組成物に混和性である。この
用語には再付着防止剤、香料、染料、螢光増白
剤、ハイドロトロープ、溶媒、緩衝剤、漂白剤、
保湿剤、酵素及びそれらの安定剤、漂白活性化剤
などを含む。 この明細書で使用する「機能成分」とは洗浄液
に有益な効果をもたらすのに必要な成分及び組成
物の洗浄有効性に寄与する成分を意味し、例えば
界面活性剤、ビルダー、、漂白剤、螢光増白剤、
緩衝剤、酵素及び再付着防止剤及び耐食剤が含ま
れるが、水、溶媒、染料、香料、ハイドロトロー
プ、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、可溶化
剤、安定性、流動性または他の望ましい特性を濃
厚組成物に付与するための安定剤は除外される。
ペイロードとは組成物の全重量当りの機能成分の
%を意味し、活性成分とは界面活性物質を意味す
る。 この明細書で述べる「遠心分離」とは他に特に
記載がなければ普通の重力の800倍の力で17時間
25℃で遠心分離を行うことをいうものと解釈され
たい。 この明細書で「分離可能相」とは液体または液
晶相の場合に遠心分離により混合物から分離可能
で別個の相を形成し、固相の場合には遠心分離に
より液相から分離可能であるが、しかし必ずしも
相互には分離されない相を意味する。明細書にお
ける記載の前後関係から他の意味を必要とするも
のでなければ分離可能相の組成に関する記述はす
べて遠心分離により分離された相の組成を云うも
のであり、組成物の組織に関する記述は非遠心分
離組成物に関する。1つの分離可能相は例えば安
定な乳化液のような遠心分離により他に分離され
ない2種またはそれ以上の熱力学的に異なる相か
らなることもできる。 この明細書で「分散された」とは少くとも1つ
の他の相中に離散した粒子或は液滴として不連続
に分布している相を記載するのに使用する。「共
連続な」とは2種或はそれ以上の互に浸透し合つ
た相であつてそれらの各相が共通の体積を介して
連続的に拡がつているか、さもなければそれら各
相が別異の要素から造られてそれら要素が反応し
合つて連続なマトリツクスを形成し系が静止状態
にある時はマトリツクスに対して各要素の位置と
方向性とを維持する傾向をもつことを意味し、
「相互分散(混ざり合つた)」とは共連続な2種ま
たはそれ以上の相か或は2種またはそれ以上の相
が他の相または複数相中に分散された2種または
それ以上の相を云うものとする。 「固相」とは環境温度で固体状態で組成物中に
実際に存在する物質を云い、結晶水または水和水
が含まれるが、記載の前後関係からそうでないこ
とを要する場合にはこの限りではない。固体とは
ミクロ結晶性固体及び潜在結晶性の固体すなわち
その結晶は光学顕微鏡では直接観察されないが、
その存在だけは推定できる固体を含む。「固相」
は固体、ペースト状または遠心分離に際して生成
した流動性ゼラチン状層である。 「全量の水」とは主として水相に液体の水とし
て存在する水と共に組成物中に存在する他の水、
例えば結晶水または水和水または主として非水相
中に存在する溶解した水または他の形態で存在す
る水を云う。「乾燥重量」とは全量の水及び110℃
以下の沸点をもつ溶媒を除去した後の残留重量を
いう。 「処方」とは組成物の乾燥重量を造る成分の組
合わせを云い、こうして同じ処方が乾燥重量の割
合(%)が異なる多数の組成物により例証される
ことになる。 この明細書で粘度に関する記述は他に記載しな
ければコツプ−回転子式粘度計で、底部が平らで
内径20mm、長さ92mmのコツプと直径13.7mm、長さ
44mmで、45゜の水平面との傾斜角度をもつ円錐形
端部と直径4mmの直径のスピンドルを備え、
350rpmで回転する回転子とを使用して2分間動
かした後に測定した粘度を云う。垂錘の先端はコ
ツプの底から23mmのところに位置する。これは設
定速度30でC系測定に使用するコントラベス
(Contraves)の「レオマート(Rheomat)50」
に対応する。これらの条件は12パスカル・秒(こ
こでは回転子とサンプルとの間に接触の部分的喪
失現象が起る)より大きい粘度を測定するには不
適当である。 この明細書で使用する「流動性」とは11.5パス
カル・秒以下の粘度をもつことを意味する。 「L相」とは水中界面活性剤の流動性、等方
性、ミセルの溶液で、この溶液は臨界ミセル濃度
と親媒性(Iyotropic)中間相との間の濃度で通
常生じ、この溶液中では界面活性剤分子は凝集し
て球状または棒状ミセルを形成する。 「G相」は水層または水性溶液によつて分離さ
れた無限に平行な層に界面活性剤分子が配列され
たニート(neat)相または薄片状相として文献に
知られるタイプの液晶相を云う。これらの相は界
面活性剤の二重層または櫛形(interdi−gital)
層であつてもよい。所定の界面活性剤または界面
活性剤混合物に対する「G相」は通常狭い範囲の
濃度で存在する。純「G相」は偏光顕微鏡下のサ
ンプルを交さし偏光子間で検査することによつて
決定できる。特徴的組織はJAOCS第31巻、628頁
(1954年)に、またはJ.Colloid and Interfacial
Science第30巻、4号、500頁におけるレセビア
(Resevear)による文献において見ることができ
る。 この明細書における降伏点はRMLシリーズ11
デイア・レオメータ(Deer Rheometer)で25℃
で測定したものである。 %とは他に記載がなければ組成物全重量当りの
重量部である。 この明細書で「沈降」とは固体粒子の上方なら
びに下方への分離を云う。「非沈降性」とは他に
記載がなければ普通の貯蔵条件の下で非沈降性で
あることを意味する。代表的には「非沈降性」と
は海面位における普通の地球重力の下室温で3ケ
月たつても顕著な沈降が起らないことを意味す
る。この用語は水相の一部が分離して均質ゲルま
たは分散液の外部に透明層を形成する離液現象を
示す組成物を排除するものではない。このような
一部分離した系は普通振とうにより分散できる。
このことは固体の沈降が分散液から分離する沈降
系と著しく異なる点であり、この固体の沈降系は
生成物の分散に実質上より多くの問題を生ずる。 技術的背景 液体洗剤は従来主として皿洗いのような軽い洗
浄能力を要求される用途に使用されてきた。強洗
浄力を必要とする洗剤の市場、例えばクリニング
業用洗剤は界面活性剤、そして特にビルダーの有
効量を安定な液体組成物にすることが困難のため
に主として粉末が支配的であつた。このような液
体組成物は理論的には粉末洗剤より安価である。
というのは液体組成物(液体洗剤)は乾燥する必
要がなく、多くの場合に粉末洗剤で慣習的に使用
されている硫酸塩充填剤の代りに水を使用できる
からである。液体洗剤は粉末より便利である可能
性があり、洗い水によりすみやかに溶解する可能
性がある。機能成分の溶液を造る試みは工業的に
は比較的不成功であつた。この不成功の一つの理
由は最も普通に使用され且つ最もコストに効く機
能成分、例えばトリポリリン酸ナトリウム及びド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウムは水性組成
物には充分に溶けない。活性成分のピロリン酸カ
リウム及びアミン塩はより可溶性であるが、代用
品としては試用されているが、コスト低下に有効
ではない。 界面活性剤を比較的多量含みビルダーを含まな
い液体洗浄はクリーニング業用に市販されている
が、硬水使用地域には不適であり、限られた成功
しか収めていない。 他の試みは過剰のビルダーを固体として界面活
性剤の液体溶液中に懸濁させる試みである。しか
し問題はビルダーを懸濁状態に保ち沈降を防止す
るために系を安定化することであつた。過去にお
いてはこのために比較的複雑な処方を必要とし、
従つて潜在的コスト節減の実現を妨害し、固体ビ
ルダーの濃度が比較的薄くなり洗浄作用の有効性
が制限される。この試みはある種の仮定を設定す
ることを条件とした。すなわち洗剤はできるだけ
溶解していること、懸濁体が沈降しないように安
定化するための困難を避けるために懸濁固体の量
を最少量とすること、沈降を阻止するためには特
殊の増粘剤または安定化剤が必須であることであ
る。 従来市場に導入されていた製品はある種の重大
な欠点があつた。特に、個々の処方及び製造操作
が組成の比較的小さな変化に極めて感受性である
ことが判明したことである。最適の組成にするた
めにかなり狭い範囲内に規定された特定の組成か
ら外れると一般に不安定となり貯蔵寿命が減少す
る。従つて処方者は洗濯目的用の界面活性剤の最
も有効な組合わせの多くを含まない成分及び割合
に限定される。 このような系の安定性については充分な一般な
理論的説明は提唱されていないから、どの処方が
安定で、どの処方が不安定であるか、または洗濯
効果またはコストの点から所望される所定の界面
活性剤の組合わせを安定化するためにどのように
すればよいかを予測できないことがわかつた。各
処方は試行錯誤によつて見出されてきたもので、
個々の処方を特殊の用途に対して適合させるため
の融通性はわずかしか存在しない。 この上、一般にペイロードが不満足なほど低
い。加うるに、ビルダー:活性成分の割合は最適
な洗浄に好適な割合より少なく、粉末処方に普通
必要とされない高価な成分が溶解した機能成分の
量をふやすために、また懸濁した固体の沈降を防
止するために屡々必要であつた。 発明の概要 ビルダーのかなりの量を安定な液体洗剤中に配
合する問題を解決するために我々は水性洗剤中に
固体ビルダーの安定な懸濁体を造ることを思い立
つた。そして単に2つの条件を守ることによつて
これが達成できることを見出した。すなわち(1)電
解質含量を充分に高くしなければならない;(2)ペ
イロードをある臨界的レベルより高くしなければ
ならない(すなわち水の含量をある臨界的レベル
よりも低くしなければならない)。これらの2つ
の条件を守ることによつて界面活性剤、ビルダー
および電解質のどのような組み合わせを使用して
も安定な流動性ある懸濁体を造ることができ、且
つ新規な構造的特徴を備え、且つ界面活性剤とし
て洗濯用に有用な実際上任意の界面活性剤または
界面活性剤の組合わせを普通使用する洗剤ビルダ
ーと共に所望の最適割合で使用できる。非沈降
性、流動性水性洗剤組成物を造ることが可能であ
ることを今や見出した。この発明は本質的に電解
質が水性洗剤組成物の主要水相から界面活性剤を
塩析して界面活性剤が懸濁した固体に対する構造
的支持体を提供する形態となすのに充分量の電解
質と界面活性剤とを存在させることにある。こう
して、この発明は界面活性剤、ビルダーおよび溶
解した界面活性剤を非溶解化する電解質を含み、
該ビルダーの少なくとも一部は組成物中に懸濁し
た固体粒子として存在し、且つ電解質は許容でき
ない結晶晶出を生ずるのに充分な量の硫酸ナトリ
ウムを包含するものではないが、しかしビルダー
の溶解部分を包含するものとし、電解質は組成物
を25℃で17時間普通の重力の800倍で遠心処理し
たときに溶解した電解質の少なくとも一部を含有
する水層と界面活性剤の少なくとも一部を含有す
る少なくとも1つの別の層とが形成される量で存
在してなる、流動性水性系洗剤組成物であつて、 (A) 溶解した電解質の量が、 (i) 最低量以上、すなわち該最低量では組成物
中に存在する全界面活性剤の75重量%以下が
前記水層に含まれるようになる最低量以上、
および/または (ii) 最低量すなわち該最低量では界面活性剤の
に少なくともかなりの割合が薄片状液晶また
は水和固体として、溶解した電解質を含む水
層と混り合つて存在するようになる最低量、
および/または (iii) 最低量以上すなわち該最低量では組成物が
0.2ニユウトン・m-2以上の降伏点をもち、
剪断応力にかけた後の復旧時に増大した粘度
および/または安定性を示すようになる最低
量以上、 (iv) 水層中に1当たり2〜4.5gイオンのア
ルカリ金属含量となるのに充分量 の量で存在することを特徴とし、且つ (B) 組成物中の水の量が、組成物が非沈降性とな
るのに要する最大量以下および/または組成物
の粘度が11.5パスカル・秒より低くなるのに要
する最低値以上であることを特徴とする、 流動性水性系洗剤組成物にある。一般に、この発
明の組成物は有効ビルダー:界面活性剤比で従来
達成されていたのより実質上高いペイロードを含
むものとして得ることができる。 こうして、この発明は流動性水性系洗剤組成物
であつて、水と、5〜35%の少なくとも一種の界
面活性剤と、該組成物中における溶解度よりも大
きな濃度で存在し少なくとも一部は該組成物中に
おいて懸濁した固体粒子として存在する少なくと
も一種のビルダーと、溶解した界面活性剤を非溶
解化する電解質とを含み、該電解質は許容できな
い結晶晶出を生ずるのに充分な量の硫酸ナトリウ
ムを包含するものではないが、しかしビルダーの
溶解部分をすべて包含するものである、流動性水
性系洗剤組成物において、 (1)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、組成物中
に存在する全界面活性剤の75重量%以下が前
記水相に含まれるようになる最低量以上であ
り、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物; (2)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、界面活性
剤の少なくともかなりの割合が薄片状液晶ま
たは水和固体として、溶解した電解質を含む
水相と混ざり合つて存在するようになる最低
量以上であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物; (3)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、前記水相
中に1当たり2〜4.5gイオンのアルカリ
金属を含ませるのに充分な量であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物; および (4)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、組成物が
0.2ニユートン・m-2以上の降伏点をもち、
剪断応力をかける後の回復時において該応力
をかける前よりも大きな粘度を有する非沈降
性組成分を形成する最低量以上であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物を提供す
るものである。 この発明の好適な実施態様は従来販売されてい
る製品と比べて少くとも若干の下記の利点をも
つ:高ペイロード、高ビルダー:界面活性剤比、
改善された安定性、低価格の成分を使用し製造が
容易なために低コストである、満足な易動性、改
善された洗浄性能、したたり落ちないから、粉末
用に設計された洗濯機の仕切り内に組成物を添加
しても流れ出したりしない、自動的投与に適した
稠度をもち、特定の市場の要求に対する最適な界
面活性剤の組合わせを選択できる融通性を有する
こと。 一般に業界において考えられていたのとは逆
に、未溶解物質の量が多ければ多い程組成物は一
層安定となることが判つた。我々は特に、液体水
性相に溶解した活性成分の割合が小さければ小さ
い程、また固体相または板状相の共分散組織とし
て存在する割合が大きければ大きい程、より容易
に非沈降性、流動性の生成物が高ペイロードで得
られることが判明した。 我々は更に粉末洗剤で普通使用する大抵の界面
活性剤が組成物中に新規構造状態で存在すると機
能成分の水性懸濁液に安定効果を及ぼすことがで
きることを見出した。これらの界面活性剤はさも
なければ処方に必要とする特殊な安定剤を存在さ
せないでも高ペイロードで組成物を安定化させる
のに充分である。我々はまた電解質の存在によ
り、及び混合条件を調整することにより水性懸濁
液に安定性を付与する粗い三次元構造を形成する
ことを界面活性剤が可能となすことを見出した。
上記原理を適用することにより固体ビルダーの懸
濁粒子を含む水和固体または液晶界面活性剤のマ
トリツクスをもつキヤソトロピーゲルとして洗濯
洗剤の処方をつくることができることも我々は見
出した。 先行技術 液体洗剤に関する先行技術は非常に多数ある。
しかしこの発明の目的のために軽洗浄用洗浄液
に、及び全成分が溶解しているビルダー不含また
はビルダー含有透明液体洗濯洗剤に関する多くの
文献は無視することができる。各場合におけるビ
ルダーの量は望ましい量より実質上少ない。 業界の現状の最近の概要はJAOCS〔4月号、
1981年〕の〔ヘビイ・デユテイ・ラウンドリー・
デタージエント(Heavy Duty Laundry
Detergent)」に記載され、この文献は代表的な
市販の液体組成物の概要が記載され、また業界の
現状はマーセル・デツカー・インコーポレーテツ
ドにより1981年に刊行されたルツコウスキ
(Rutkowaki)著「リーセント・チエインジズ・
イン・ラウンドリイ・デタージエンツ」にも「サ
ーフエクタント・サイエンス・シリーズ」の中で
記載されている。 充分にビルダーを含有する液体洗剤組成物を調
製するという問題への解決策への2つの主要な方
法はビルダーの水性溶液中に界面活性剤を乳化す
るか、或は水性液中に固体ビルダーを懸濁する
か、或は界面活性剤の乳化液中に固体ビルダーを
懸濁するかであつた。 前者の解決策は米国特許第3235505号、同第
3346503号、同第3351557号、同第3509059号、同
第3574122号、同時3346503号、同第3328309号及
びカナダ特許第917031号公報により例示すること
ができる。これらの特許の各々では水溶性バイン
ダーの水溶液を充分に濃縮して界面活性剤(通常
液状非イオン型〕を析出させてこの界面活性剤を
コロイド状液滴として水性媒体中に種々の乳化剤
を用いて分散させる。これらの各場合において系
は透明な乳化液であり、この乳化液は通常比較的
低濃度のビルダーを含むが、使用する水溶性ビル
ダーのコストのために望ましくないほど高価とな
る。 他の解決策は英国特許第948617号、同第943271
号、同第2028365号、ヨーロツパ特許第38101号、
オーストラリア特許第522983号、米国特許第
4018720号、同第3232878号、同第3075922号及び
同第2920045号により例示される。これらの特許
明細書に記載の組成物(処方)は遠心分離にかけ
ると主要量の離溶性ビルダーと少なくとも主要量
の活性成分を含む水相とに分離する。これらの特
許のうちの2つの特許の実施例に相当する市販製
品がオーストラリア及びヨーロツパで最近市販さ
れている。これらの組成物の安定性は処方の小さ
な変化に対して一般に非常に敏感である。大部分
の組成物は機能成分ではない高価な添加剤を必要
とする。 他の解決策は例えば英国特許第1600981号に記
載のように無水の液体非イオン性界面活性剤中に
固体のビルダーを懸濁するにある。このような系
は高価であり、界面活性剤の選択について制約が
あり、満足な洗浄性を与えない。 数種の特許明細書にビルダーが懸濁液中ではな
く、乳化液の分散相中にある乳化液を記載してい
る。米国特許第4057506号明細書はトリポリリン
酸ナトリウムの透明な乳化液の製造方法を記載
し、米国特許第4107067部はビルダーの水溶液が
液晶界面活性剤中に分散している逆乳化液を記載
している。 研磨材を通常界面活性剤の水溶液中に懸濁した
硬質表面クリーナに関する多数の特許、例えば米
国特許第3281367号及び第3813349号に言及しなけ
ればならない。米国特許第3956158号は例えばか
らみ合つた繊維例えばアスベスト繊維或は石ケン
のゲル中に研磨材の懸濁液を記載している。しか
し、界面活性剤が低濃度であること、ビルダーが
存在しないこと、研磨材が高濃度で存在するか
ら、前記特許は一般に洗濯洗剤の配合をするのに
助けにはならない。 粉末洗剤は一般に液体洗剤処方に表面上似た水
性スラリー(しかしこの水性スラリーは貯蔵に対
して安定なことは必要でなく、高温で調製され、
取扱われる)を噴霧乾燥することによつて造られ
る。このようなスラリーは環境温度で通常流動性
ではない。このようなスラリー中間体を調製し噴
霧乾燥することを記載した特許には米国特許第
3639288号及び西ドイツ特許公開公報1567656号が
ある。 興味ある他の刊行物にはオーストラリヤ特許第
507431号(これは増粘剤としてナトリウムカルボ
キシメチルセルロースまたは粘土で安定化した水
性界面活性剤中のビルダーの懸濁液を記載してい
る)がある。しかしこの特許明細書に記載の実施
例の処方中の機能成分、特にビルダーの濃度は市
販製品に完全に受け入れられるのには不充分であ
る。 米国特許第3039971号は溶液中のビルダーを含
む洗剤ペーストを記載している。 フランス特許第2839651号は非イオン性界面活
性剤系中のゼオライトビルダーの懸濁液を記載し
ている。しかし、この組成物は注加可能な流体で
はなく硬いペーストである。 A.C.S.シンポジウムシリーズNo.194シリケー
ツ・イン・デタージエンツ(Silicates in
Detergents)は液体洗剤についてのケイ酸塩の
効果を記載している。 前記特許文献の各々は非常に広範囲の先行技術
から選ばれ、この発明に関連する面はこの発明の
選択および要点への道標としてこの発明の知識を
使用してその後知恵を手がかりであることが強調
される。この発明の第1発明の優先権時点で、そ
してこの発明の予備知識なしに当業者は特に有意
義であるとして、或は特に興味あるものとして、
或は関係あるものとしてこれらの特許を必ずしも
選択しないだろう。 従つて、上述の総括は当業者がもつている当該
技術の全体像を表わすものではない。当業者は難
溶性ビルダーを含有する充分量のビルダーを含有
する洗剤は得られないという意見をもつていた
か、或はそのような処方に向けての進歩は界面活
性剤の水溶性中ビルダーを懸濁することによつて
は達成されないという意見をもつていると我々は
考えている。先に後者の試みは失敗している。 発明の実施態様 この発明は活性成分及び分散された固体ビルダ
ーを含む非沈降性、注加可能な、流動性洗剤組成
物であつて、該組成物は活性成分の75重量%以下
の主要量の水性液体分離可能相を含み、全組成物
はいずれも下記の特徴の必ずしも全部ではないに
しても少くとも若干を示すものである:組成物は
チキソトロピツクであり、少くとも1種の主要量
の水性液体相と前記主要量の水性液体相から遠心
分離により分離できる1種または2種以上の他の
相であつて該1種または2種以上の他の相の少な
くとも1つには活性成分が含まれ、該1種または
2種以上の他の相の少なくとも1つに存在するビ
ルダーが含まれてなり、該1種または2種以上の
他の相は主要量の水性相と相互分散して(混ざり
合つて)いるものとし;組成物はゲルであり;組
成物は溶解した電解質を含む連続した少くとも主
要量が水性の分離可能な相と、活性成分の実質的
割合を含み且つ前記少くとも主要量が水性の相と
相互分散してなる(混ざり合つている)してなる
固体または液晶分離可能相と、少くとも主要量が
ビルダーからなる分散した固体相とからなる;組
成物は有機薄片状成分を含み、該薄片状成分は界
面活性剤の層と水溶液とからなり前記層は20〜65
オングストロームの間隔で繰返えされ;他の相の
1種または2種以上は少くとも主要量が非水性で
あり;組成物は機能成分の高ペイロード、代表的
には20重量%以上、例えば25〜75重量%、より普
通には少くとも30重量%、好適には少くとも35重
量%、最も好適には少くとも40重量%を含む;組
成物は1:1以上、好適には1.2:1〜4:1の
高比率のビルダー:活性成分比をもち;組成物は
5重量%以上、好適には8重量%以上の活性成分
を含み;主要量の水性相は15重量%以下、好適に
は8重量%以下例えば2重量%以下、代表的には
非イオン界面活性剤またはアルキルベンゼンスル
ホン酸塩の場合には0.5重量%以下の溶解した活
性成分を含み;(主要量の水性相中の活性成分):
(組成物中の全活性成分)の重量比は1:1.5以
下、好適には1:2以下例えば1:4以下であ
り:少くとも1つの主要量の水性相は1当り全
アルカリ金属及び/またはアンモニウム陽イオン
を少くとも0.8gイオン、好ましくは少くとも1.2
gイオン例えば2.0〜4.5gイオンの濃度をもち;
組成物は少くとも15重量%、好適には20重量%以
上のビルダーを含み;ビルダーは少くとも主要量
がトリポリリン酸ナトリウムであり、ビルダーは
少割合量のアルカリ金属ケイ酸塩好ましくはケイ
酸ナトリウムを含み;組成物のバルク粘度は0.1
〜10パスカル・秒、好ましくは0.5〜5パスカ
ル・秒であり;組成物の降伏点は少くとも2ダイ
ン/cm2、例えば少くとも5ダイン/cm2、好ましく
は200ダイン/cm2以下、例えば10〜150ダイン/cm2
であり;ビルダーを含む相は固体粒子が沈降する
傾向を示す限度未満の最大粒径を示す固体粒子か
らなり;固体粒子は固体粒子が沈降する傾向を示
す限度未満に該粒子を維持するのに充分な少くと
も1種の結晶生長抑制剤をそれらの表面に吸着
し;組成物は固体粒子が凝集し、凝固するのを阻
止するのに充分な凝集防止剤を含む。 従つて、この発明の第1の実施態様によれば、
この発明は少くとも25重量%のペイロードを含
み、溶解した電解質、固体ビルダーを含む少くと
も1種の分散固体相及び普通の地球重力の800倍
の力の下で25℃で17時間遠心分離することによつ
て第1相から分離できる活性成分25%以上からな
る少くとも1種の他の相からなる、注加可能な、
非沈降性、水性系洗剤組成物を提供するものであ
る。 この発明による第2の実施態様によれば、この
発明は水、少くとも5重量%の界面活性剤及び少
くとも16重量%のビルダーを含む注加可能な、非
沈降性、水性系洗剤組成物であつて、この組成物
は普通の重力の800倍の力の下で25℃で17時間遠
心分離することによつて溶解した電解質を含む主
要量が水性の液相と、1つまたはそれ以上の他の
層とを生じ、この1つまたはそれ以上の他の層は
固体としてのビルダーのある割合と少くとも主要
割合量の界面活性剤とを含む。 この発明の第3の実施態様によれば、この発明
は有機薄片状(lamellar)構造成分を含み、溶解
した電解質を含む主要量の水性液体分離可能相
と、前記主要量の水性分離可能相と相互分散した
少くとも主要割合量の界面活性剤と、他の相に分
散した少くとも主要量の固体粒子のビルダーとか
らなり、少くとも25%のペイロードを含む注加可
能な、非沈降性、水性系洗剤組成物を提供するも
のである。 この発明の第4の実施態様によれば、この発明
は少くとも25重量%のペイロードをもち、且つ少
くとも1種の主要量が水性の液体の分離可能相と
1種またはそれ以上の他の分離可能相と、ただ
し、後者の相の少くとも1相は固体界面活性剤水
和物のマトリツクスからなり、該固体界面活性剤
水和物は前記主要量の水性の液体相または複数液
体相と共に揺変性ゲルを形成するものとし、さら
に固体ビルダーの懸濁粒子とからなる、非沈降
性、注加可能な流動性洗剤組成物を提供するにあ
る。 この発明の第5の実施態様によれば、この発明
は少くとも1種の主要量の水性液体分離可能相
と、界面活性剤を含有する少くとも1種の液晶の
分離可能相と、組成物中に分散した固体ビルダー
の粒子を含む少くとも1種の主要量が非水性分離
可能相とからなる、非沈降性、注加可能な流動性
洗剤組成物を提供するものであり、好適には液晶
相は「G相」である。 この発明の第6の実施態様によれば、この発明
は少くとも1種の主要量が水性の分離可能相と、
1種またはそれ以上の他の分離可能相とからな
り、該他の相の少くとも1種は界面活性剤の1つ
またはそれ以上の殻(shell)から形成された球
体または小胞体からなる非沈降性、注加可能な、
流動性、ビルダー含有洗剤組成物からなる。界面
活性剤の前記殻は薄片状構造例えば「G相」構造
を与える水溶液または水の殻により適宜分離され
る。前記小胞体は主要量が水性の液相及び/また
は1つまたはそれ以上の球状または棒状の界面活
性剤ミセル及び/または1つまたはそれ以上の固
体ビルダーの粒子を含むことができる。 この発明の第7の実施態様によれば、この発明
は組成物中の活性成分の全重量の60%以下を溶解
して含む第1主要量が水性の液体の分離可能相
と、該相と相互分散した1種または2種以上の他
の分離可能相とからなり、該他の相の少くとも1
つはアニオン性及び/または非イオン性活性成分
を含有し、該他の相の少くとも1つは固体ビルダ
ーを含有してなる、非沈降性、注加可能な、流動
性洗剤組成物を提供するものである。 この発明の第8の実施態様によれば、この発明
は1当り少くとも0.5gイオン、好適には少く
とも0.8gイオン、例えば1〜4gイオンの全ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属及び/またはアン
モニウム陽イオン量となるのに充分量の溶解した
電解質を含有する少くとも1種の主要量が水性
の、液体の分離可能相と、該相と相互分散した界
面活性剤と懸濁した固体ビルダーとを含有する1
種または2種以上の他の相とからなる組成物であ
つて、該組成物は少くとも25重量%のペイロード
をもち、該電解質は前記他の相の少くとも1種中
の組成物の全活性成分の少くとも主要割合を維持
するのに充分な量で存在し、それによつてビルダ
ーの沈降を防止してなる、非沈降性、注加可能
な、流動性、ビルダー含有洗剤組成物を提供する
ものである。 この発明の第9の実施態様によれば、この発明
は溶解した電解質を含有する少くとも1種の主要
量が水性の、液体の分離可能相と、活性成分を含
有する少くとも1種の他の分離可能相と、懸濁し
た固体ビルダーとを含有する非流動性、注加可能
な、流動性洗剤組成物であつて、該組成物は非沈
降性組成物を与える最低濃度と注加可能な組成物
を与える最大濃度との間のペイロードをもつこと
からなる前記洗剤組成物を提供するにある。 この発明の更に他の実施態様によれば、この発
明は固体水和物相または液晶相を形成できる少く
とも1種の界面活性剤の各々について実質上飽和
した少くとも1種の主要量が水性の分離可能相
と、前記固体水和物または液晶のマトリツクスで
ある少くとも1種のビルダーとからなる組成物で
あつて、前記主要量の水性相と相互分散した界面
活性剤は沈降が起る限界値未満の大きさの少くと
も1種のビルダーの粒子を中に懸濁して含み、該
組成物は前記粒子を前記限界値未満に維持するの
に充分量の粒子成長抑制剤と前記粒子の凝集及
び/または凝固を防止するのに充分な量の凝集防
止剤とを含む。この実施態様の乾燥重量含量は好
ましくは組成物の35重量%より大きく、ビルダ
ー:活性成分の比は1:1より大きい。 遠心分離による分類 懸濁した固体ビルダー含有水性系液体洗濯洗剤
は一般に便宜には先に定義した遠心分離により分
類される。 連続水性相と分散固体とからなる洗濯用液体の
主要な3つのタイプは識別可能であり、これは
群、群及び群懸濁液として以下に呼ぶものと
する。 洗濯用懸濁液の第群は界面活性剤の水溶液ま
たは乳化液中の固体ビルダーの懸濁液に関する上
述の先行技術の特徴を備える。ここに規定のよう
に遠心分離すると群の組成物はビルダーから本
質的になる固体相と水及び界面活性剤からなる粘
稠な液相とに分離される。群組成物を造る傾向
がある処方因子はアルキルエーテルスルホン酸塩
のようなより水溶性の大きい界面活性剤を使用す
ること、ハイドロトロープのような可液化剤を存
在させること、及び水混和性有機溶媒、比較的低
濃度の電解質及び比較的低いペイロードを使用す
ることである。群の処方は通常下記の代表的性
質の少くとも若干を示す:全体の粘度は水性液層
の粘度により決定され、それに類似している。水
性層は代表的には0.1〜1.0パスカル・秒の粘度を
もつ。組成物の密度も1パスカル・秒以下、例え
ば0.3〜0.6パスカル・秒である。組成物は通常4
ダイン/cm2以下、屡々1ダイン/cm2以下の降伏点
をもつ。このことは比較的非構造的組成物である
ことを示す。これは中性子散乱及びx線回折分析
及び電子顕微鏡観察により確認された。高剪断力
をかけると多くの群の処方は不安定となる。 群のものは界面活性剤の多量割合が分離可能
相(これは電解質を含む主要量が水性の液層とは
異なる)に存在する点で群のものとは異なる。
この群は界面活性剤の少くとも主要割合が遠心分
離により液層として、或は液晶層として分離する
点で群とは異なる。 群は先行技術には教示されていないが、活性
成分の主要成分として非イオン界面活性剤または
非イオン/陰イオン混合界面活性剤から、或はア
ルキルエーテルサルフエート、パラフインホスホ
ネートまたはオレフインホスホネートから造つた
この発明の洗濯洗剤の代表例である。群の組成
物は代表的には遠心分離により3層への分離を示
し、非粘稠(例えば0.1パスカル・秒以下、通常
0.02パスカル・秒以下)液体水性層(これは電解
質を含有するが界面活性剤は少量しか或は全く含
まない)、活性成分の主要割合を含む粘稠液層及
び主としてビルダーからなる固体層に分離する。
群の組成物は最初造りたての時は非常に低い降
伏点をもつが、経時によりよりゲル状になつてく
る。組成物の粘度は通常1〜1.5パスカル・秒で
ある。このタイプの組成物はX線実験、中性子回
折実験及び電子顕微鏡検査により板状(薄片状)
構造をもつことが証明された。 大抵の群の組成物は最上層に液体層または液
晶界面活性剤層をもつが、水性電解質層が最上層
であるか、或は互い識別しうる2つまたはそれ以
上の固体層があつて遠心分離によりその少くとも
一方は片方または両方の液体層に対して上方に向
けて析離するものも排除するものではない。 群組成物が他の群と本質的に異なるのは界面
活性剤の少くとも主要割合量が固体層中に遠心分
離される点である。群の組成物は1種より多い
固体層に遠心分離される。通常界面活性剤とビル
ダーとは遠心分離により下方に沈降し、これらの
2種の固体層は区別できない。しかし若干の群
の組成物は上方に析離する界面活性剤層または少
くとも1種の界面活性剤が上方に析離する1種よ
り多い界面活性剤層を生ずる。ビルダーの若干ま
たは全部が上方に析離することも可能である。 群の液体洗濯組成物は水性相により難溶性の
界面活性剤、特にアルキルベンゼンスルホネー
ト、アルキルサルフエート、カルボン酸エステル
スルホネート及び多くの石ケンのような陰イオン
性界面活性剤ならびに非イオン性界面活性剤の少
割合量を含むこのような界面活性剤の混合物から
造つたこの発明の組成物の代表的なものである。
群の組成物は代表的には遠心分離により2層に
分離する。その第1は溶解した電解質を含み且つ
界面活性剤を少し含むかまたは全く含まない非粘
稠(例えば0.1パスカル・秒以下、通常0.02パス
カル・秒以下の粘度)の水性層であり、第2はビ
ルダー及び界面活性剤からなる固層である。 群のレオロジー的性質は代表的には構造に対
する最強の証拠を示す。懸濁液の粘度は水性層の
粘度よりかなり高く、例えば代表的には1.2〜2
パスカル・秒である。組成物は一般にかなり高い
降伏点、例えば10ダイン/cm2以上の降伏点をもち
かつ降伏点以上の剪断応力をかけた後の非常に短
い回復時間、例えば通常20〜100分間を示す。非
常に高い剪断応力をかけた後に回復した後の群
の組成物は粘度が増大し、より大きい安定性を示
す。 ある組成物が1つの群のある特性を他の群のあ
る特性とをもつようにして群から群へと徐々
に向上が行われる。例えばこの発明による石ケン
を主体とする組成物は遠心分離により少量の第3
相を示すが、しかし群のレオロジー特性を示
す。 群と群との境界線上の組成物は不安定な時
があるが、充分量の電解質の添加及び/またはペ
イロードを増大することによりこの発明の安定な
群の組成物に転化できる。大抵の群の組成物
はこれに充分量の電解質を添加することによつて
群の処方に変えることができる。同様に群の
処方に更に電解質を加えると群の処方に転化さ
れる傾向がある。逆に群の組成物はハイドロト
ロープを添加することによつて一般に群の組成
物に、群の組成物は群の組成物にそれぞれ変
えられる。我々は群の組成物がハイドロトロー
プまたは電解質の添加によりそれぞれ一挙に群
の組成物に転化され、及びその逆の転化が行われ
ることを排除するものではない。 回折及び電子顕微鏡検法による分析 この発明及び先行技術の処方をX線回折、中性
子回折により、及び電子顕微鏡検法により検査し
た。 中性子回折研究用のサンプルを水の代りに重水
を使つて調製した。水は最少量に保ち、通常水溶
液として添加される成分(例えばケイ酸ソーダ)
または水和物として添加される成分は重水素形で
は得られなかつた。 重水(酸化重水素)を主体とする組成物をハー
ウエル小角度中性子散乱スペクトロメータで検査
した。重水主体サンプル及び水性サンプルの両方
を小角度X線回折計を使つて検査も行つた。水性
サンプルを冷凍断裂エツチングし、金または金/
パラジウムの被膜で覆い、ランカスタ大学低温走
査電子顕微鏡下で検査した。市販の競合品組成物
はもちろん重水素形では入手できないから中性子
散乱によつては検査できなかつた。 遠心分離の場合と同様に上記の3種の技法は
「遠心分離による分類」のところで述べた一般に
群、群及び群の組成物に対応するように思
われる液体洗剤懸濁液の3種の広範囲なカテゴリ
ーに属することを示す指示を与える。 組成物の第1のカテゴリーは一般に代表的には
群に属する組成物であり、中性子分析及びX線
分析の下で規則的繰返えし構造体の特徴である高
レベルの小角度散乱及び不連続ピークの不在を特
徴とする。組成物によつては広い不明瞭な肩部ま
たは突出部を示すが、他のものは平滑な連続線を
示す。 小角度散乱とは入射光線の線に極めて接近した
散乱であり、通常、組成物中の不均質体の希釈な
分散体からの散乱により支配される。若干の群
の組成物について観察される肩部または突出部は
界面活性剤の濃度ミセル溶液を代表する形すなわ
ち角変位(L1相)を付加的に示す。 電子顕微鏡検法の下では代表的群の処方は明
らかに無秩序に分布したビルダーの結晶と共に全
く特徴のない粒状組織を与える。これらの結果は
代表的群の処方体が所定の構造形態を有せず、
検出しうる薄片状(板状)特性がない点でそれら
のレオロジー特性に基ずく仮定と一致する。しか
し群の中のあるものは電子顕微鏡による検査で
直径が約5ミクロン以下の球状構造をもつことが
立証された。 代表的群の処方から全く異つたタイプの図が
得られた。これらは入射光線近くに相対的に低レ
ベルの小角度散乱、濃厚ミセル溶液(L1相)に
代表的なピーク及び明瞭な薄片状構造に対応する
鮮明な輪郭のピークまたは複数ピークを示す。後
者の複数ピークの位置は普通識別可能な第1番
目、第2番目及び時により第3番目の序列のピー
クの単純な数値比である。これらのピークは比較
的広い間隔の薄片(36〜60オングストローム)の
存在する証拠である。電子顕微鏡検査の下では薄
片構造を見ることができる。ある場合には例えば
直径約1ミクロン程度の球状構造も観察できる。 代表的群処方は薄片構造を示す明瞭なピーク
と共に比較的狭く且つ強裂な小角度散乱を与え
る。これらのピークは代表的群の処方の場合よ
り広く、第2番目及び第3番目の序列のピークは
必ずしも別々に識別できない。一般にピークの変
位は代表的群の場合より一層接近して配置され
た薄片(薄片間隔例えば26〜36オングストロー
ム)からなる薄片構造を示す。この薄片状構造は
電子顕微鏡の下で明瞭に見ることができる。 提案構造 この発明は、固形の界面活性剤水和物および/
またはL1相ミセル浴液と組合せた「G相」界面
活性剤の組織中に固形ビルダーを懸濁させた新し
い物質組織を具現すると云う仮説によつて上述の
性質はほぼ説明できると考えられる。 この発明の好ましい実施例、特に、組成物の群
に2つまたはより多数の共連続相または相互分
散相を含んでいてよい注加可能なゲル系を含むと
考えられる。組成物群の諸性質は、上記組成物
が、溶解した電解質を含むが界面活性剤は殆んど
または全く含んでいない比較的低粘性の水相と相
互分散した三次元網目構造が比較的弱い固形の界
面活性剤水和物を含む揺変性ゲルであると云うこ
とから説明できる。網目構造は、網目形成粒子お
よび別の懸濁粒子の沈降を阻止する。網目形成固
体は、板状体、無限の広りを有する薄片、フアイ
バまたは液体と相互分散せるランダムメツシユに
結合したあるいは交絡してランダムメツシユを形
成する非対称粒子として存在できる。組織(構
造)は貯蔵中に沈殿を阻止するのに十分な程度に
安定であり、従つて、水平面におけるゲルの流延
度を制限するが、組成物の注加またはポンプ送給
が可能である程度に弱い。固体組織は、少くとも
主として、界面活性剤水和物(例えば、アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムまたはアルキル硫
酸塩)から成る。従つて、組成物の最終目的に必
要な安定剤以外の安定剤は不要である。この種の
ゲルは、特に、ランダムに配位しビルダー粒子を
収容する連続の間〓を含む板状結晶マトリツクス
を有する粘土状組織(“ハウス・オブ・カード
(カルタで組立てた家)”とも呼ばれる)を示す。
固形界面活性剤は、ある場合には、「G」相界面
活性剤と組合せることができ、あるいは、少くと
も部分的に「G相」界面活性剤で置換できる。 組成物の群の場合、熱力学的に独立の4つの
相が存在し、ここに記載の条件のもとで分離でき
る相は、このうち3つだけである。 回折によつて検出した相は、恐らく「G相」で
あるが、ある場合には、界面活性剤水和物または
上記水和物と「G相」との混合物である層状相
と、固体ビルダーを含む「L」ミセル水溶液とを
含む、即ち、電解質含量が活性成分の全重量の75
%、特に、50%以下の、一般的には40%以下の、
更に一般的には20%以下の、好ましくは10%以下
の、更に好ましくは5%以下の(例えば、2%以
下の)水溶液が存在する。 ビルダーは、「G相」および/または球状体ま
たは小胞の網状構造を含み、「G相」としての界
面活性剤の連続層からなるタマネギ状構造または
外殻を有し、少くとも1つの主要割合が水相(例
えば、電解質溶液、主として「L」ミセル溶液)
を含む系に懸濁されている。主要割合量が水相の
少くとも1つは連続相である。オレフインスルホ
ン酸塩およびパラフインスルホン酸塩を含む組成
物の場合、顕微鏡によつて、小胞の存在が確認さ
れている。 界面活性剤 この発明に係る組成物の界面活性剤含量は、少
なくとも5重量%であれば好ましい。界面活性剤
含量は、組成物の7〜35重量%(例えば、10〜20
重量%)であるのが好ましい。 界面活性剤は、例えば、実質的に、ある程度水
に可溶のスルホン酸塩またはモノエステル化した
硫酸塩から構成できる。上記塩の例として、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ア
ルキルエーテル硫酸塩、オレフインスルホン酸
塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルフエニル硫
酸塩、アルキルフエニルエーテル硫酸塩、アルキ
ルエタノールアミド硫酸塩、アルキルエタノール
アミドエーテル硫酸塩、炭素原子数が8〜22(通
常は、10〜22)の少くとも1つのアルキル基また
はアルケニル基を含むα−スルホ脂肪酸またはそ
のエステルを挙げる。上記アルキル基またはアル
ケニル基は、直鎖1級基であるのが好ましいが、
2級基、即ち、枝分れ基であつてもよい。ここ
で、用語「エーテル」は、ポリオキシエチレン、
ポリオキシプロピレン、グリセリル、ポリオキシ
エチレン/オキシプロピレン混合基、グリセリ
ル/オキシエチレン混合基またはグリセリル/オ
キシ混合基を指す。これらは、一般に、1〜20の
オキシアルキレン基を含む。スルホン酸塩系また
は硫酸塩系の界面活性剤は、例えば、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、ヘキサデシルベン
ゼンスルホン酸カルウム、ドデシルジメチルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、タロウ硫酸ナトリウム、オレイル硫酸カリ
ウム、ラウリルモノエトキシ硫酸アンモニウムな
どである。 この発明にもとづき使用できる別の陰イオン界
面活性剤としては、脂肪族のアルキルスルホコハ
ク酸塩、脂肪族のアルキルエーテルスルホコハク
酸塩、アシルサルコシン酸塩、アシルタウリツ
ド、イソチオン酸塩、石ケン(例えば、ステアリ
ン酸塩、パルミチル酸塩、樹脂酸塩、リノール酸
塩)、アルキルエーテルカルボン酸塩などがある。
リン酸エステルも使用できる。陰イオン活性剤
は、通常、炭素原子数が8〜22(好ましくは、10
〜20)の少なくとも1つの脂肪族炭化水素鎖を含
み、エーテルの場合には、1つまたは複数のグリ
セリルおよび/または1〜20のエチレンエポキシ
基および/またはプロピレンエポキシ基を含む。 市販のある種の陰イオン界面活性剤(例えば、
オレフインスルホン酸塩、パラフインスルホン酸
塩)には、通常の工業的製造法の副生物であるジ
スルホン酸塩が若干含まれている。このジスルホ
ン酸塩は、ハイドロトープの形で界面活性剤を可
溶性とする傾向を示す。しかしながら、オレフイ
ンスルホン酸塩およびパラフインスルホン酸塩
は、遠心分離時に水相中の界面活性剤の量を減少
し且つ球状体構造を示す安定な組成物を形成す
る。上記の組成物は、新規の有用な洗剤であり、
従つて、この発明の特殊なアスペクトを構成する
ものである。 好ましい陰イオン界面活性剤は、ナトリウム塩
である。興味ある別の塩は、炭素原子数が7以下
の、カリウム塩、リチウム塩、カルシウム塩、マ
グネシウム塩、アンモニウム塩、モノエタノール
アミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノー
ルアミン塩、アルキルアミン塩などである。 界面活性剤は、場合によつては、非イオン性界
面活性剤を含むことができ、あるいは、非イオン
性界面活性剤から構成することができる。非イオ
ン性界面活性剤は、例えば、C10〜22の低級モノま
たはジアルカノールアミンのアルカノールアミド
(例えば、ココナツトのモノエタノールアミド)
である。別の非イオン性界面活性剤としては、エ
トキシ化アルコール、エトキシ化カルボン酸、エ
トキシ化アミン、エトキシ化アルキロールアミ
ン、エトキシ化アルキルフエノール、エトキシ化
グリセリルエステル、エトキシ化ソルビタンエス
テル、エトキシ化リン酸エステル、上述のエポキ
シ化した化合物をプロポキシ化したものなどがあ
り、これらは、すべて、C8〜22のアルキル基また
はアルケニル基およびエチレン基および/または
プロピレンオキシ基を含む。粉末状または液状の
洗剤組成物に含まれている非イオン性界面活性剤
は、通常、C5〜22、好ましくか、C10〜20の少くと
も1つのアルキル基またはアルケニル基および3
つ以下の低級(例えばC1〜4、好ましくは、C1〜2)
アルキル基を含んでいる。 この発明に好ましい非イオン性界面活性剤は、
例えばば、HLB範囲が7〜18(例えば、12〜15)
の界面活性剤である。 この発明による洗剤のあるものは、通常、全活
性剤量に対して少量の陽イオン界面活性剤(特
に、織物用陽イオン柔軟剤)を含むことができ
る。この発明に有用な織物用陽イオン柔軟剤は、
2つの長鎖(例え、C12〜22、通常は、C16〜20)ア
ルキル基またはアルケニル基および2つの短鎖
(例えば、C1〜4)アルキル基または1つの短鎖ア
ルキル基と1つのベンジル基とを有する4級アミ
ンを含む。即ち、上記柔軟剤は、イミダゾリン、
2つの長鎖アルキル基またはアルケニル基を有す
る4級化したイミダゾリン、アミドアミンおよび
2つの長鎖アルキル基またはアルケニル基を有す
る4級化したアミドアミンを含む。4級化した柔
軟剤は、通常、水溶性を与える陽イオン塩(例え
ば、ギ酸塩、酢酸塩、酪酸塩、酒石酸塩、塩化
物、メト硫酸塩、エト硫酸塩、硫酸塩、硝酸塩)
である。織物用柔軟剤を含む本発明の組成物は、
スメクテイツク構造の粘土を含むことができる。 この発明による組成物は、両性界面活性剤を含
むことができる。この種の界面活性剤は、通常、
織物用陽イオン柔軟剤を含む界面活性剤に含まれ
ているが、活性成分の少量成分として、上述のタ
イプの洗剤にも含まれる。 両性界面活性剤は、ベタイン、スルホベタイン
およびホスベタインを含む。これらの化合物は、
長鎖アルキル基またはアルケニル基を有する適切
な4級窒素化合物を適切な薬剤(例えば、クロロ
酢酸、プロパンサルトン)と反応させることによ
つて生成される。適切な4級窒素化合物の例を以
下に示す。1つまたは2つの長鎖アルキル基また
はアルケニル基と、場合によつては、1つのベン
ジル基と、別の置換基(例えば、短鎖アルキル
基)とを有する4級アミン;1つまたは2つの長
鎖アルキル基またはアルケニル基を有するイミダ
ゾリン;1つまたは2つの長鎖アルキル基または
アルケニル基を有するアミドアミン。 上述のタイプの界面活性剤は、もちろん、この
発明にもとづき使用するのに適した界面活性剤の
例にすぎない。界面活性剤としては、洗液中に有
用な機能を果し得るすべての界面活性剤を使用で
きる。市販の界面活性剤に関しては、ペリー著
“活性薬剤および洗剤”に詳細に説明されている。 ビルダー ビルダーは、この発明の好ましい組成物中に、
通常、少くとも部分的に組成物中に懸濁した微結
晶として存在すると考えられる。微結晶の粒径
は、通常、60μ以下(例えば5〜50μ)である。 発明者は、ビルダーとしてトリポリリン酸ナト
リウムを含む、または、別のビルダーとの混合物
中に少くとも主成分としてトリポリリン酸ナトリ
ウムを含む組成物は、別のビルダーを含む対応す
る組成物よりも広い範囲にわたつて安定性および
流動性を示すと云うことを発見した。従つて、こ
の種の組成物は好ましい。しかしながら、この発
明では、別のビルダー(例えば、トリポリリン酸
カリウム、炭酸塩、ゼオライト、ニトリロトリア
セテート、トリポリリン酸塩、メタリン酸塩、ピ
ロリン酸塩、EDTA、ポリカルボキシレート、
より好ましいのだが場合によつては、上記化合物
とトリポリリン酸塩との混合物)を含む組成物も
使用する。オルトリン酸塩およびアルカリ金属の
珪酸塩も、トリポリリン酸塩との混合物中に少量
成分として存在していてもよい。 アルカリ金属の珪酸塩は、特に好ましく、多く
の有用な機能を果すので、この発明の好ましい実
施態様の特徴をなす。上記珪酸塩は、土壊中の脂
肪をケン化するのに望ましいアルカリ性を与え、
洗濯機のアルミニウム表面の腐食を防止し、ビル
ダーとしての効果を示す。更に、上記珪酸塩は、
主要量の水相から活性成分を「塩析」して、溶液
中の活性成分の濃度を減少し組成物の安定性およ
び流動性を改善する電解質として有効である。 従つて、この発明による組成物には、アルカリ
金属珪酸塩を、組成物に対して1〜12.3重量%、
好ましくは、2〜10重量%、更に好ましくは、3
〜6.5重量%(例えば、3.5〜5重量%)添加する
のが好ましい。ここで、重量%は、組成物の全重
量に対するSiO2の重量%である。 上記組成物の調製に使用する珪酸塩は、通常、
Na2O:SiO2比1:1〜1:2または1:1.5〜
1:1.8である。しかしながら、Na2O(または別
の塩基):SiO2比は任意であり、珪酸も使用で
き、別の塩基(例えば、炭酸ナトリウム、水酸化
ナトリウム)を添加してアルカリ性を増加するこ
ともできる。洗濯機に使用しない組成物には、他
のアルカリ源があれば、珪酸塩を添加する必要は
ない。 ビルダーの含量は、通常、組成物に対して少く
とも15重量%(好ましくは、少くとも20重量%)
である。ビルダー/界面活性剤比は、1:1より
も大きくするのが好ましい(好ましくは、1.2:
1〜5:1)。 電解質 水相中に溶解した有機材料(特に、活性成分)
の濃度は低レベルに保持するのが好ましい。これ
は、できる限り、水溶液が限定された界面活性剤
を選択し、特殊用途に必要な水溶性のより大きい
界面活性剤の量を量少に抑えることによつて、達
成できる。発明者は、所与の界面活性剤系および
ペイロードについて、この発明の実施態様にもと
づき、少くとも1つの水相中に含まれる電解質の
量を十分な量とすれば、系を安定化できると云う
ことを発見した。 電解質の効果は、少くとも1つの水相中の活性
成分の溶解度を制限して、固体結晶または液晶、
即ち、この発明による組成物を安定化するマトリ
ツクスを生成するのに利用できる界面活性剤の割
合を増加することにある。電解質の別の効果は、
界面活性剤について「G相」から固体への転移温
度を上昇することにある。相転移温度を上昇すれ
ば、界面活性剤が液相または液晶相を形成する下
限温度が上昇する。従つて、水の存在下で、通
常、液晶またはミセル水溶液を形成する界面活性
剤は、電解質の存在によつて強制されて、固体マ
トリツクスまたは「G相」を形成するようにな
る。 少くとも1つの水相中の電解質の濃度は、アル
カリ金属、アルカリ土類金属および/またはアン
モニウムイオン1当り少くとも0.8gイオン、
好ましくは、少くとも1.2gイオン(例えば、2.0
〜4.5gイオン)とするのが好ましい。可能な限
り、共通陽イオン(好ましくは、ナトリウム)を
含む塩によつて、組成物に必要な陰イオンを供給
すれば、系の安定性を更に改善できる。従つて、
例えば、好ましいビルダーは、トリポリリン酸ナ
トリウムであり、好ましい陰イオン界面活性剤
は、硫酸塩系またはスルホン酸塩系陰イオン界面
活性剤のナトリウム塩であり、沈殿防止剤(例え
ば、カルボキシメチルセルロース、珪酸塩、炭酸
塩)は、ナトリウム塩とするのが好ましい。水相
中の電解質濃度を増大し、活性成分濃度を最小と
するため、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウムまた
は別の可溶の無機ナトリウム塩を添加することが
できる。しかしながら、好ましい電解質は、珪酸
ナトリウムである。アルカリ土類金属は、通常、
その存在を許す界面活性剤(例えば、オレフィン
スルホン酸塩、非イオン性界面活性剤)を活性成
分が含む場合に限り、存在する。 更に、好ましくはないが、カリウム、アンモニ
ウム、低級アミン、アルカノールアミンまたは混
合陽イオンの塩も選択できる。 機能成分の少くとも2/3、好ましくは、少くと
も75重量%(例えば、少くとも80重量%)が、少
くとも1つの水相から分離できる相中に存在すれ
ば好ましい。 水相中の活性成分濃度は、一般に、10重量%以
下、好ましくは、7重量%以下、更に好ましく
は、5重量%以下(例えば、2重量%)である。 この発明の最も有効な組成物では、多くの場
合、水相に溶解した活性成分の濃度は1%以下
(例えば、0.5%以下)である。 水相中に溶解している固形物の濃度は、水相か
らサンプルを採取し、例えば、遠心分離処理によ
つて透明な水層を形成し、分離した水層を110℃
で恒量になるまで気化させて、求めることができ
る。 懸濁固形分の安定化 固相の粒子の粒径は、沈降の恐れのある粒径よ
りも小さくなければならない。粒径の上限は、粒
子の比重、連続相の比重および組成物の降伏点に
依存して変化する。 この発明による組成物には、粒子成長抑止剤を
添加するのが好ましい。粒子成長抑止剤は、溶解
度が低い固体の懸濁微結晶の表面に吸着して、水
相中の飽和溶液から固体が更に上記表面に沈殿す
るのを阻止するよう機能すると考えられる。代表
的な粒子成長抑止剤は、スルホン化芳香族化合物
を含む。従つて、例えば、界面活性剤として存在
るアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
は、それ自体、粒子成長抑止剤であり、安定剤を
付加しなくても、十分に、粒子(例えば、ビルダ
ー粒子)を所望の粒径に保持できる。同様に低級
アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、キシレ
ンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナ
トリウム)も安定作用を有し、通常、ハイドロー
プとして液状洗剤に添加されている。しかしなが
ら、この発明では低級アルキルベンゼンスルホン
酸塩の存在は好ましくない。スルホン化ナフタリ
ン(特に、メチルナフタリンスルホン酸塩)は有
効な粒子成長抑止剤である。しかしながら、この
種の化合物は、洗剤組成物の通常の成分ではな
く、従つて、コスト上の理由から好ましくない。
他の粒子成長抑止剤は、水溶性の多糖類誘導体を
含む。例えば、この種の誘導体であるナトリウム
カルボキシメチルセルロースは、しばしば、土壌
沈降防止剤として洗剤組成物に含まれている。従
つて、この発明による組成物にはこの種の抑止剤
は洗剤組成物中でその機能を十分に果し得るが、
水相の粘度を実質的に増大して組成物の注加性を
損うことのないような程度に少量添加するのが好
ましい。 場合によつては、この発明による組成物に添加
できる別種の粒子成長抑止剤は、スルホン化芳香
族染料であり、このうち特にスルホン化芳香族蛍
光漂白剤は、粉状組成物に使用されている。 代表的例として、4,4′−ビス(4−フエニル
−1,2,3−トリアゾル−2−イル−2,2′−
スチルベンスルホン酸塩および4,4′−ジフエニ
ルビニレン−2,2′−ビスフエニルスルホン酸塩
を挙げることができる。この種の粒子成長抑止剤
は、スルホン酸塩系界面活性剤の代わりにまたは
上記界面活性剤に添加して使用できる。 他の有効な粒子成長抑止剤は、例えば、リノス
ルホン酸塩およびC6−C18アルカンスルホン酸塩
である。後者は、組成物の界面活性剤の一部とし
て使用できる。 固結抑止剤の使用も好ましい。この発明にもと
づき使用する凝集抑止剤は、通常、ナトリウムカ
ルボキシメチルセルロースである。例えば、ナト
リウムカルボキシメチルセルロースは双方の機能
を果し得るが、粒子成長抑止剤とは化学的に異な
る凝集抑止剤を組成物に添加するのが好ましい。
洗剤組成物の調製時、まず、粒子成長抑止剤を添
加し、次いで、固相に凝集抑止剤を添加するのが
好ましい。かくして、粒子成長抑止剤が、まず、
固体粒子に吸着され、次いで添加した凝集抑止剤
が、粒子成長抑止剤が被覆された粒子の凝集を抑
止する。 他の凝集抑止剤としては、ポリアクリレート、
他のポリカルボキシレート、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシスチルスターチ、リグノスルホン
酸塩などがあるが、好ましくない。 粒子成長抑止剤および凝集抑止剤の濃度は、固
体粒子の割合、分散固形物の性質、抑止剤として
使用する化合物の性質、上記化合物が組成物中で
果すべき機能などに依存して広範囲に変化する。
例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩の割合
は、界面活性剤の割合を考慮して決定する。ナト
リウムカルボキシメチルセルロースの好ましい割
合は、組成物に対して2.5重量%以下、好ましく
は、0.5〜2重量%(例えば、1〜2重量%)で
あるが、組成物の注加性を損わなければ、より高
い割合(例えば、3〜5重量%)であつてもよ
い。スルホン酸塩系蛍光漂白剤の典型的割合は、
0.05〜1重量%(例えば、0.1〜0.3重量%)であ
り、より高い割合(例えば、5重量%)は好まし
くない。 アルカリ性 この発明による組成物は、アルカリ性であれば
好ましく、組成物含量が0.5%(ドライベース)
の洗液のPHを8以上に(例えば、9以上に)、好
ましくは、10以上に保持するアルカリ性緩衝剤で
処理するのが望ましい。組成物は、組成物0.5%
(ドライベース)を含む希釈溶液100mlのPHを9に
減少するのに必要な0.1NHClの量が0.4〜12ml、
好ましくは、3〜10mlである程度にアルカリ性と
するのが好ましいが、アルカリ性がより高い組成
物も許容できる。低アルカリ性は、本発明の枠か
ら外れるものではないが、一般に、実際的には許
容されない。 アルカリ性緩衝剤は、トリポリリン酸ナトリウ
ムであれば好ましく、アルカリ性の少くとも一部
は、珪酸ナトリウムで与えるのが好ましい。 可溶化剤 従来の液状洗剤組成物は、通常、実質的濃度の
ハイドロトープおよびまたは水と混和するヒドロ
キシル基含有の有機溶剤(例えば、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、グリコール、グリセロール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール)を含んで
いる。この種の添加物は、多くの場合、組成物グ
ループを安定化するのに必要である。しかしな
がら、本発明に係る組成物グループ、では、
上記添加物は、不安定化効果を示すので、上記添
加物を添加すれば、多くの場合、安定性を保持す
るための電解質の増量が必要となる。更に、上記
添加物は、高価であり、非機能成分である。しか
しながら、ある場合には、上記添加物は注加性を
向上する。従つて、上記添加物は、この発明の組
成物から完全に排除するものではないが、その添
加量は、適切な注加性を確保するのに必要な最少
量に制限すべきである。上記添加物は、必要なけ
れば、使用しない方が好ましい。 ペイロード 適切なペイロードの選択は、一般に、所望の安
定性および注加性を得るために重要である。最適
のペイロードは、組成物のタイプに応じて可成り
変化する。一般的に云つて、約35重量%以下のペ
イロードで非沈降性組成物を得ることは不可能で
あると云える。但し、あるタイプの処方では、30
%以下あるいは25%程度のペイロードで非沈降性
が得られる。特に、本発明者は、25%以下(例え
ば、24%)のペイロードで石ケン系組成物を得
た。この種の組成物においてペイロードを20%以
下とすることも可能であると考えられる。 先行技術では、低ペイロードで安定な組成物
は、特殊な安定剤を含む特殊な処方に限られてい
るか、通常の商品規準を満足するのに十分なサス
ペンジヨンが得られていない。 この発明による処方では、ペイロードの範囲
は、組成物の安定性および注加性が得られる範囲
である。一般的に、上記範囲以下では沈降が起
り、上記範囲以上では組成物が過度に粘稠とな
る。所与の処方の許容範囲は、通常、組成物を撹
拌可能な状態に保持するのに必要な最少量の水を
使用してサスペンジヨンを調製し、一群のサンプ
ルを漸次的に希釈し、適切な期間について沈降の
微候を観察することによつて、求め得る。ペイロ
ードの許容範囲は、ある処方については、30〜60
重量%または35〜70重量%であり、別の処方につ
いては、より狭く、例えば、40〜45重量%であ
る。 上記の方法で安定な注加可能範囲を求め得ない
場合、この発明の教示にもとづき(例えば、より
多量の珪酸ナトリウム溶液または電解質を添加し
て)組成物を改質しなければならない。 組成物グループは、通常、ペイロードの増加
とともに降伏点の増大を示す。組成物グループ
の安定の最小ペイロードは、通常、約10〜12ダイ
ン/cm2の降伏点に対応する。 製造方法 この発明の組成物は大低の場合、各成分を一緒
に通常の撹拌法で混合することによつて容易に製
造することができるが、この発明の組成分のいく
つかはそれを長時間且つ強力に混合しないと完全
に安定しない。極端な場合には製品の固体成分を
液相の存在下で粉砕する必要もあろう。その場
合、コロイドミルを使用してもよいが、一般には
不必要である。場合によつては、高剪断力下で混
合すると高粘度の製品となる。 この発明による安定構造の混合物を造るには各
成分の混合順序と状態が重要となる場合が多い。
すなわち、水、ナトリウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸塩、ココナツトモノエタノールアミド、
トリポリリン酸ナトリウム、珪酸ナトリウム、ナ
トリウムカルボキシメチルセルロースおよ螢光増
白剤を45%乾燥重量で含む系は各成分を上記の順
序で混合すると不安定であつたが、機能性成分の
最後としてココナツトモノエタノールアミドとト
リポリリン酸ナトリウムを加えた混合すると安定
な組成物が形成された。 安定な混合物を造ることが可能なこれら処方物
から安定な混合物を造るのに一般に適していると
我々が見出した製造法は濃縮された形の活性成分
またはその水和物を濃縮された(例えば30〜60
%、好ましくは45〜50%の)シリケート水溶液ま
たは処方で必要な任意の他の非界面活性電解質の
濃縮溶液と混合する方法である。この他の任意の
再沈降防止剤と、螢光増白剤と発泡剤とを含む他
の成分はその後に加える。最初に電解質溶液を造
る必要のない時には、ビルダーは最後に加える。
混合中は、各添加時に、組成物を液体状且つ均一
に維持するのに必要なだけの水を加える。全ての
機能性成分が入つた時に、所望ペイロード(pay
load)まで混合物を希釈する。通常、混合は十分
な分散が得られるような環境温度で行われ、例え
ば、ココナツトモノエタノールアミンのような非
イオン性界面活性剤では十分な分散体を行うよう
におだやかに、例えば40℃に加温する必要があ
る。この程度の加温は一般にトリポリリン酸ナト
リウムの水和熱によつて達成できる。十分に加温
するためには、一般に「I相」といわれる温度上
昇率の高い変成物の比率の高いものを含む無水形
のトリポリリン酸ナトリウムを加えるのが好まし
い。 以上の手順はこの発明の全てまたは大部分に対
して満足に使用できる多くの方法のほんの一つに
すぎない。ある種の処方では他のものよりも混合
順序と温度に対してより敏感となる。 処方型式 通常、この発明の処方は次の各型式の一つにす
るものが最も便利である。すなわち、(A)好ましく
は活性成分が少なくとも主成分がサルフエート化
またはスルホネート化された陰イオン性界面活性
で構成され、所望により少量比率で非イオン性界
面活性剤を含むような非石ケン陰イオン型、(B)活
性成分が実質的部分、好ましくは大部分が石ケン
で構成され、所望により非イオン性および/また
はサルフエート化またはホスホネート化された陰
イオン性界面活性剤を含む石ケンを主体にした洗
剤、(C)活性成分が少なくとも主として非イオン性
界面活性剤で構成され、所望により少量成分とし
て陰イオン性界面活性剤、石ケン、陽イオン性繊
維柔軟剤及び/または両性界面活性剤を含む非イ
オン型である。 上記の各型式はここに示していない他の型式を
含むこの発明の処方型式の全てのリストではな
い。 この発明の処方の異る型式のものをさらに詳細
に考える場合、型式「A」の中で、特に、高発泡
性のスルフエートまたはホスホネート型処方と低
発泡型「A」の処方とを区別することができる。 高発泡型「A」処方はC10〜14直鎖または枝分れ
鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム単独ま
たはそれとC10〜18アルキル硫酸エステル及び/ま
たはC10〜20アルキル1〜10モルエーテル硫酸エス
テル塩との混合物を主体にすることができる。繊
維のすずき特性を助けるために少量(例えば、組
成物重量の1%まで)の石ケンを入れることもで
きる。C12〜18アシル(例えば、ココナツト)モノ
エタノールアミドまたはジエタノールアミドまた
はこれらのエトキシ化物、エトキシ化されたアル
キルフエノール、脂肪族アルコールまたはそのエ
トキシ化物のような非イオン性発泡ブースターお
よび安定剤を所望により、一般には組成物の乾式
重量の約6%までの割合で入れることができる。 上記の処方において、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムの全量またはその一部を脂肪族ア
ルキルキシレンまたはトルエンスルホン酸塩、ア
ルキルエーテル硫酸エステル(好ましくは)また
はアルキル硫酸塩、パラフインスルホン酸塩およ
びオレフインスルホン酸塩、スルホカルボキシレ
ート、スルホコハク酸塩及びスルホケイ皮酸塩を
含めたこれらのエステルおよびアミド、アルキル
フエニルエーテル硫酸エステル塩、脂肪族アシル
モノエタノールアミドエーテルナルフエートまた
はその混合物を含む他のホスホネート化された界
面活性剤と代えることもできる。 従つて、この発明の個々の実施態様によつて提
供される非沈降性注入可能な洗剤組成物は水;組
成物の乾燥重量当り15〜60%の乾燥重量の、少く
とも一部が薄片状分離可能相として存在する界面
活性剤;組成物の乾燥重量当り20〜80%の乾燥重
量の、少くとも一部が懸濁した固体として存在す
るビルダーとから構成され、上記界面活性剤は主
成分として陰イオン性硫酸塩化またはスルホン酸
塩化された界面活性剤で構成され、それに所望に
より少量成分として組成物の乾燥重量当り20%ま
での非イオン系発泡剤及び/または安定剤と、組
成物の乾燥重量当り6%までの石ケンとを含むこ
とができる。 上記の硫酸塩化またはスルホン酸塩化された陰
イオン性界面活性剤は実質的にアルキルベンゼン
スルホン酸塩、好ましくはアルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、例えばC10〜14アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩であるのが好ましい。発泡ブース
ターが存在しない時のアルキルベンゼンスルホン
酸塩の比率は組成物の乾燥重量の20〜60%、例え
ば30〜55%が好ましい。 あるいは、陰イオン性界面活性剤はアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩と、アルキル硫酸塩及び/ま
たはアルキルエーテル硫酸エステル塩及び/また
はアルキルフエニル硫酸塩との重量比で例えば
1:5〜5:1、一般には1:2〜2:1、好ま
しくは1:1.5〜1.5:1、例えばば1:1の混合
物にすることができる。後者の場合、発泡ブース
ターの不存在下における陰イオン系界面活性剤の
全量は組成物の乾燥重量の15〜50%、例え20〜40
%が好ましい。 アルキルベンゼンスルホン酸塩と混合して用い
られる上記アルキルスル硫酸塩及び/またはアル
キルエーテル硫酸エステル塩は硫酸(エステル)
塩分子当り平均0〜5、例えば1〜2のエチレン
オキシ基を一般に有している。 型「A」処方の変形例では、陰イオン系界面活
性剤が実質的にアルキル硫酸塩及び/またはアル
キルエーテル硫酸エステル塩で構成される。発泡
ブースター不存在下の活性成分の全濃度は組成物
の乾燥重量の15〜50%が好ましい。一般に、この
活性成分はスルホン酸塩化された界面活性剤の1
分子当り平均0〜5、例えば0.5〜3のエチレン
オキシ基を有している。脂肪アルキル鎖の長さは
10〜20Cが好ましく、エチレン−オキシ基含有量
が高くなるにつれて鎖を長くするのが好ましい。 上記型は上記陰イオン活性含有物の全部または
一部の代りに前記クラスのスルホン酸塩化または
硫酸(エステル)塩化陰イオン系界面活性剤を用
いて変えることもできる。 繊維のすすぎ特性を助けるために上記洗剤処方
のいずれにも石ケンを加えることができる。この
目的で加える石ケンの濃度は組成物の乾燥重量当
り0.1〜4%、例えば0.5〜2%にするのが好まし
い。石ケンの量は泡の懸濁を防止するために硫酸
塩化またはスルホン酸塩化された界面活性剤の全
量の25%以下、一般には10%以下にするのが好ま
しい。 以上の高発泡陰イオン系洗剤のいずれにも発泡
ブースターおよび/または安定剤を加えることが
できる。この発泡ブースターまたは安定剤はココ
ナツトモノエタノールアミドまたはジエタノール
アミドまたはこれらのエトキシ化物、アルキルフ
エノールエトキシレート、脂肪族アルコールまた
はそのエトキシレートまたは脂肪族エトキシレー
トのような一般にC10〜18のアルキル非イオン系界
面活性剤である。この発泡ブースターおよび/ま
たは安定剤は一般に組成物の乾燥重量の20%ま
で、例えば0.1〜6%、好ましくは0.5〜4%の割
合で加える。この発泡ブースター及び/まは安定
剤を入れることによつて高発泡性製品中の活性成
分の全濃度を下げることができる。通常、発泡ブ
ースター及び/または安定剤を入れたアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩で構成される組成物は組成物
の重量を基礎として15〜40%、好ましくは20〜36
%、例えば25%のアルキルベンゼンスルホン酸塩
と、2〜6%、例えば4%の非イオン系界面活性
剤を含むことになり、非イオン系界面活性剤の比
率が高くなるにつれて陰イオン系界面活性剤の比
率を低くするのが好ましい。前記の他の硫酸塩化
またはスルホン酸塩化陰イオン系界面活性剤処方
でも同様に発泡ブースター及び/または安定剤を
入れた時には活性成分濃度を下げることができ
る。 ビルダーはトリポリリン酸ナトリウムが好まし
く、所望により、好ましくは少量の可溶性シリケ
ートを加える。しかし、前記の他のビルダーも用
いることができ、混合ビルダーにすることもでき
る。型「A」の処方のビルダーの割合は組成物の
DM重量の少なくとも一般に30%、好ましくは35
〜85%、例えば40〜80%である。特に乾燥重量の
50〜70%の範囲の割合のビルダーが好ましい。ビ
ルダー対活性成分比は1:1以上、好ましくは
1.2:1〜4:1、例えば1.5:1〜3:1にしな
ければならない。 低発泡型「A」処方は一般に、石ケンおよび非
イオン性シリコンまたはリン酸エステル発泡抑制
剤を含んだ前記高発泡型よりも硫酸塩化またはス
ルホン酸塩化された陰イオン系界面活性剤の比率
を低くすることによつて決まる。 従つて、この発明により提供される第2の実施
例の非沈降性注入可能な水性主体液体洗剤組成物
は少なくとも主成分が溶液中に電解質を含む水相
と、懸濁したビルダー粒子とによつて構成され、
この組成物は乾燥重量基準で15〜50%の活性成分
と、乾燥重量基準で少なくとも30%のビルダーと
で構成され、ビルダー対活性成分比は1:1より
大きく、所望により通常の少量成分を含んでお
り、上記界面活性剤は組成物の乾燥重量基準で15
〜50%のスルフエート化またはホスホネート化さ
れたアニオン系界面活性剤と少なくとも一つの発
泡抑制剤の有効量とで構成されている。 好ましくは、上記発泡抑制剤は硫酸塩化または
スルホン酸塩化された陰イオン系界面活性剤の重
量基準で20〜60%の割合の石ケンか、組成物の乾
燥重量の10%までの比率のC16〜20アルキル非イオ
ン系発泡抑制剤か、組成物の乾燥重量の10%まで
のC16〜20アルキルリン酸エステルか、シリコン発
泡抑制剤からの中から選択される。 石ケンの発泡抑制剤としての作用は石ケン対硫
酸塩化またはスルホン酸塩化陰イオン系界面活性
剤の比率によつて決まる。10%またはそれ以下の
比率では発泡抑性剤として有効でないが、高発泡
性洗剤組成物中ではすすぎ特性を助けるのに有用
である。発泡抑制作用としては硫酸塩化及び/ま
たはスルホン酸塩化された界面活性剤を基準にし
て石ケンの比率を最低約20%にする必要がある。
型「A」の洗剤での石ケン対硫酸塩化/スルホン
酸塩化界面活性剤の比を重量で約60%以上にする
と、発泡抑性作用が小さくなる。石ケンの割合は
硫酸塩化/スルホン酸塩化界面活性剤の重量の25
〜50%、例えば30〜45%が好ましい。 低発泡の型「A」界面活性剤は石ケンの他また
はその代りに非イオン系発泡抑制剤を含むことが
できる。これは例えばC16〜20アクリルモノエタノ
ールアミド、例えば油菜モノエタノールアミド、
C16〜22アルキルフエノールエトキシレート、
C16〜22アルコールエトキシレートまたはC16〜22脂
肪族エトキシレートにすることができる。この他
またはこれに加えて、組成物にアルカリ金属のモ
ノ及び/またはジC16〜22アルキルリン酸エステル
を入れることもできる。この非イオン系またはリ
ン酸エステル発泡抑制剤は一般に乾燥重量基準で
10%まで、好ましくは2〜8%、例えば3〜4%
の割合で処方に入れる。 また、発泡抑制剤としてあるいはその一部とし
てシリコン発泡抑制剤を用いることもできる。処
方でのこの有効濃度は前記の他の発泡抑制剤の場
合よりも実質的に低い。一般にこれは処方の乾燥
重量の0.1%以下、通常は0.01〜0.05%、例えば
0.02%にするのが好ましい。 型「A」の処方には通常の少量成分を入れるの
が好ましい。クレーのようなある種の繊維柔軟剤
を入れることもできるが、陰イオン界面活性剤主
体処方では陽イオン系繊維柔軟剤は一般に有効で
なく、これは特殊な処方系にしばしば入れられ
る。 この発明の型「B」の処方では石ケンが主活性
成分として入れられる。これにはさらに非イオン
系または他の陰イオン系界面活性剤も入れること
ができる。 型「B」の処方の典型的乾燥重量パーセントは
型「A」より低く、例えば25〜〜60%、好ましく
は29〜45%である。活性成分の全比率は組成物の
乾燥重量の一般に10〜60%、好ましくは15〜40
%、例えば20〜30%である。ビルダーの比率は乾
燥重量の通常30〜80%である。一般に、型「B」
の処方のモビリテイーは水溶性無機電解質、特に
珪酸ナトリウムを十分に入れることによつて向上
する。 高発泡石ケン処方には通常実質的にセツケンで
構成される活性成分を入れることができ、所望に
より型「A」の処方の所で述べた非イオン性発泡
ブースター及び/または安定剤、及び/またはア
ルキルエーテル硫酸エステル塩またはアルキルエ
ーテルスルホコハク酸塩のような硫酸エステル塩
陰イオン性ブースターの少量を入れることができ
る。 低発泡の型「B」処方には低濃度の石ケンに、
少量の硫酸塩化及び/またはスルホン酸塩化され
た陰イオン系界面活性剤、非イオン系またはリン
酸エステル発泡抑制剤及び/またはシリコーン発
泡抑制剤を入れることができる。 型「B」の処方の硫酸塩化及び/またはスルホ
ン酸塩化界面活性剤と石ケンとの間の関係は型
「A」の処方のそれの逆である。型「B」の処方
では、硫酸塩化及び/またはスルホン酸塩化され
た陰イオン系界面活性剤が石ケンの重量の約20〜
約60%の割合で存在すると発泡抑制の作用をす
る。 非イオン系リン酸エステルとシリコン発泡抑制
剤は型「A」の洗剤について説明したように便利
である。 型「B」の洗剤は任意の通常少量成分を含むこ
とができる。型Aの処方の場合のように、陰イオ
ン系繊維柔軟剤は一般に入れないが、他の繊維柔
軟剤は入れることができる。 型「C」の非イオンをベースにした洗剤はこの
発明の特に重要な観点を有している。通常の洗濯
では人造繊維の比率が高くなつているため、洗濯
用洗剤では非イオン系界面活性剤が用いられる傾
向にある。非イオン系は人造繊維に特に適してい
るが、商業的に受け入れられる非イオン系液体洗
剤はまだ市場に出ていない。 粉末洗剤の分野でも、非イオン系界面活性剤の
選択範囲は限られている。以上説明した本発明処
方の洗剤の多くは、現在の粉末処方の型式のもの
または容易に粉末として処方できる組成物と同等
の洗浄能力を有する安定な注入可能な液体洗剤組
成物になるよう造られた。しかし、潜在的に望ま
しい非イオン系洗剤のある種型式を満足に処方す
ることは、たとえ粉末でも、これまで不可能であ
つた。何故なら、所望の非イオン系界面活性剤を
十分多量に含んだ「固体」組成物は大くの場合粘
着性のある粉末となつてしまつて流れず、従つて
包装と貯蔵の問題があつたからである。従つて、
このような界面活性剤は粉末洗剤の最適比率以下
のものあるいは稀釈されて効力の低い液体洗剤に
しかならなかつた。 従つて、この発明は好ましい実施例として非沈
降性の注入可能な水性主体液体洗剤組成物を提供
するものであり、この組成物は少なくとも一つの
主要量の水性相と、界面活性剤を固形ビルダーと
を含む少なくとも他の1つの相とで構成され、こ
の組成物はその乾燥重量を基準にして10〜50%の
活性成分と、その乾燥重量基準で30〜80%のビル
ダーとで構成され、上記活性成分はその重量基準
で少なくとも主成分となるHLBが10〜18である
非イオン系界面活性剤で構成されている。 この界面活性剤は分離可能な水和固体または液
晶相として存在する。 この発明のこの実施例では前記の非イオン系界
面活性剤のいずれかまたはその混合物を使用でき
る。この界面活性剤はC12-18アルキル基を有する
のが好ましく、これは一般に直鎖であるが分枝鎖
および/または不飽和炭化水素基でもよい。この
非イオン系界面活性剤は平均HLBが12〜15であ
るのが好ましい。 型「C」処方の好ましい非イオン系界面活性剤
は脂肪族アルコールエトキシレートである。 高発泡の型「C」処方用には、8〜20のエチレ
ンオキシ基を有するC12-16アルキル非イオン系界
面活性剤、6〜12脂肪族炭素原子と8〜20のエチ
レンオキシ基を有するアルキルフエニルエトキシ
レートが好ましく、それと一緒に、好ましくは少
量成分として組成物の乾燥重量の例えば0〜30%
の陰イオン系界面活性剤、好ましくは硫酸塩化及
び/またはスルホン酸塩化陰イオン系、例えばア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、
アルキルエーテル硫酸エステル塩、パラフインス
ルホン酸塩、オレフインスルホン酸塩または前記
のその他の硫酸塩化またはスルホン酸塩化界面活
性剤、ただし発泡抑制剤を実質量含まないものを
用いることができる。ここの処方ではC10-18のア
クリルモノエタノールアミドのような非イオン系
発泡ブースターおよび安定剤を一般に型「A」処
方について前記した割合で用いることができる。
非イオン系活性成分全体のHLBが12−15である
のが好ましい。 この発明の低発泡性非イオン系組成物は特に好
ましい。これは組成物の乾燥重量基準で10〜40%
のC12-18アルキル5〜20モルエチレンオキシ非イ
オン系界面活性剤、例えば脂肪族アルコールエト
キシレート、脂肪酸エトキシレートまたはアルキ
ルフエニルエトキシレートで構成され、その
HLBは12〜15であるものが好ましい。この組成
物は少量成分として、組成物の重量の例えば10%
までの型「A」の洗剤に関して既に述べた陰イオ
ン系硫酸塩化及び/またはスルホン酸塩化界面活
性剤を含むことができ、さらに、低発泡の型
「A」の洗剤の所で既に述べたモノ、ジまたはト
リアルキルリン酸エステルまたはシリコン発泡抑
制剤のような発泡抑制剤を含むことができる。 型「C」処方には通常の任意の少量成分を入れ
ることができる。 特に、この発明の非イオン系洗剤には陽イオン
系繊維柔軟剤を入れることができる。この陽イオ
ン系繊維柔軟剤は非イオン系界面活性剤基準の重
量比で1:15〜1:4、好ましくは1:2〜1:
3を型式「C」処方に加えることができる。この
陽イオン系繊維柔軟剤は長鎖のアルキルまたはア
ルケニル基を有する陽イオン系界面活性剤で、一
般には2つのC16〜20アルキルまたはアルケニル
基、好ましくは2つのタロウイル基を有するもの
である。その例としては、ジC12〜20アルキルジ
(低級、例えばC1〜3、アルキル)アンモニウム塩、
例えばジタロウイルジメチルアンモニウムクロラ
イド、ジ(C16〜20アルキル)ベンズアルコニウム
塩、例えばジタロウイルメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、ジC16〜20アルキルアミドイミダ
ゾリンおよびC16-20アクリルアミドアミンまたは
第4アミノアミン、例えばビス(タロウアミノエ
チル)アンモニウム塩がある。 陽イオン系繊維柔軟剤を含む処方のものは硫酸
塩化またはスルホン酸塩化された陰イオン系界面
活性剤または石ケンを含まないのが好ましい。し
かし、組成物の重量で3%まで、好ましくは2%
までの少量成分としての陰イオン系リン酸エステ
ル界面活性剤は入れることができる。さらに、こ
の他またはそれに加えて少量成分(重量%で3%
まで、好ましくは2%まで)の両性界面活性剤、
例えばベタインおよびスルホベタインを加えるこ
とができる。さらに、セメクタイト粘土と通常の
少量成分を入れることもできる。 少量成分 本発明の組成物は少量成分を含むことができ
る。この主要なものは再沈降防止剤と、光学的ブ
ライトナーと、漂白剤である。 洗剤製造で最も普通に用いられる再沈降防止剤
はナトリウムカルボキシメチルセルロース
(SCMC)であり、この発明の組成物にはこれを
通常量、例えば0.1%以上で且つ5%以下、一般
には0.2〜4%、特に0.5〜2%、好ましくは0.7〜
1.5%入れるのが好ましい。一般に、SCMCは約
1%の濃度で有効であり、SCMC量を多くすると
液体組成物の粘度がかなり高くなるため、通常の
有効濃度以上にしないのが好ましい。上記の
SCMCの上限である約4〜5%を入れると、大低
の処方物は高ペイロードで注入可能な形にならな
い。 この他の再沈降防止剤及び/またはドロ解放剤
にはメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
カルボキシメチルデンプンおよび類似のポリ電解
質が含まれ、これら全てはSCMCの代りに用いら
れ、この他のカルボキシメチルセルロースの水溶
性塩も用いられる。 螢光増白剤(OBA)はこの発明の組成物では
任意成分であるが、好ましいものである。従来の
処方とは異つて、この発明組成物の安定性は
OBAに依存しない。従つて適当なおよびコスト
利益のあるOBAを選択してよく、省略してもよ
い。従来、液体洗剤にOBAとして勧められてい
た任意の螢光染料を通常粉末洗剤用に適した染料
と同様に使用できることを発見した。このOBA
の量は従来と同じである。しかし、ある種の液体
洗剤(例えば型「C」の処方)では粉末洗剤ほど
効果がなくなる傾向があることを発見した。従つ
て、粉末の場合の通常量よりこの処方では濃度を
少し濃くするのが好ましい。OBAの普通の濃度
は0.05〜0.5%で十分で、例えば、0.075〜0.3%、
一般には0.1〜0.2%である。これより低濃度でも
よいが、効果はなくなり、逆に多過ぎてもよいが
コストが高くなり、場合によつては相溶性に問題
が生じる。 この発明で用いることができるOBAの典型例
は、エトキシ化1,2−(ベンゾイミダゾリル)
エチレン;2−スチリルナフタ〔1,2d−〕オ
キサゾール;1,2−ビス(5′メチル−2−ベン
ゾオキアゾリル)エチレン;ジソデイウム−4,
4′−ビス(6−メチルエタノールアミン−3−ア
ニリノ−1,3,5−トリアジン−2″−イル)−
2,2′−スチルベンスルホネート;N−(2−ヒ
ドロキシエチル−4,4′−ビス(ベンゾイミダゾ
イル)スチルベン;テトラソデイウム4,4′−ビ
ス〔4″−ビス(2″−ヒドロキシエチル)−アミノ
−6″(3″−スルホフエニル)アミノ−1″,3″,
5″−トリアジン−2″−イル アミノ〕−2,2′−
スチルベンジスルホネート;ジソデイウム−4−
(6″−スルホナフト〔1′,2′−d〕トリアゾール−
2−イル)−2−スチルベンスルホネート;ジソ
デイウム4,4′−ビス〔4″−(2″−ヒドロキシエ
トキシ)−6″−アミノ−1″,3″,5″−トリアシン
−2″−イル アミノ〕−2,2′−スチルベンジス
ルホネート;4−メチル−7−ジメチル アミノ
クマリン;およびアルコキシ化4,4′−ビス−
(ベンゾイミダゾリル)スチルベンが含まれる。 漂白剤は化学的安定性と相溶性に従い本発明の
液体組成物では任意である。カプセル化された漂
白剤は懸濁固体の一部を形成する。 この発明の組成物では過酸化漂白剤の作用はテ
トラアセチル エチレンジアミンのような漂白剤
アクチベータの存在によつて促進される。 亜鉛やアルミニウムスルホネート化フタロシア
ニンのような光活性漂白剤を入れることもでき
る。 洗濯用洗剤では香料と着色剤を1〜2%までの
量入れることがこの発明の組成物の場合でも可能
である。通常の注意をはらう限り、本発明の処方
と相溶性のある添加剤が選択でき、これらはこの
発明の性能に影響しない。 タンパク分解酵素とデンプン分解酵素を本発明
に通常量入れることもでき、それに酵素安定剤と
担体も入れることができる。カプセル化酵素は懸
濁するであろう。 この他の少量成分にはホルムアルデヒドのよう
な殺菌剤、ビニールラテツクスエマルジヨンのよ
うな不透明化剤、ベンゾトリアゾールのような防
食剤が含まれる。 この発明の組成物は一般に洗濯用に適してお
り、本発明は以上説明したこの発明の任意組成物
を含む洗浄液中で布を撹拌することによつて布を
洗濯する方法を提供するものである。ここで説明
した低発泡組成物は特に自動洗濯機に用いられ
る。この組成物はさらに皿の洗浄、硬質表面の清
浄化にも使え、低発泡製品は特に皿洗浄機に適し
ている。これらの利用はこの発明の他の観点を構
成している。 この発明の組成物は一般に沸騰水中での布の洗
濯、または温水または冷水、例えば50〜80℃、特
に55〜68℃または20〜50℃、特に30〜40℃での洗
浄に用いることができる。通常、本組成物は洗浄
水に対して乾燥重量で0.05〜3%、好ましくは
0.1〜2%、より普通には0.3〜1%、例えば0.4〜
0.8%の濃度を加えて用いられる。 以下に例を掲げてこの発明を説明する。文中に
おける数値は他に特記しない限り全組成物当りの
重量%である。 種々の原料の組成 1 C10−C14直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム すべての処方において、使用した上記アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩は大部分が
パラ位スルホン化ドベイン(Dobane)JN
(Dobaneは登録商標名である)のナトリウム塩
である。その組成は下記により示される: C10 C11 C12 C13 C14 C15 13.0 27.0 27.0 19.0 11.0 1.0 この組成は単にアルキル鎖長を述べるにすぎ
ない。 2 ココナツトモノエタノールアミド これは下記の組成をもつ: RCO(NHCH2CH2O) 式中Rは下記により示される: C5 0.5% C7 6.5% C9 6.0% C11 49.5% C13 19.5% C15 8.5% C17(ステアリン) 2.0% C17(オレイン) 6.0% C17(リノール) 1.5% 3 α−オレフインスルホン酸ナトリウム この物質は下記の大体の組成をもつスルホン
化されたC16/C18オレフインのナトリウム塩で
ある: C16(末端オレフイン) 55.0% C18(末端オレフイン) 45.0% 4 C12−C18アルコール+8モルエチレンオキシ
ド この物質は下記の組成のアルコールへ平均8
モルのエチレンオキシドの付加物である: C10 3.0% C12 57.0% C14 20.0% C16 9.0 C18 11.0% 5 C14−C17n−アルカンスルホン酸ナトリウム この物質はC14−C17ノルマルパラフインのス
ルホン化物を水酸化ナトリウムで中和すること
によつて造り、全活性成分当り10%のジスルホ
ン酸塩を含む。 6 C12−C18硫酸ナトリウム この物質は下記の組成をもつ脂肪族アルコー
ルの硫酸エステルのナトリウム塩である: C10 3.0% C12 57.0% C14 20.0% C16 9.0% C18 11.0% 7 トリポリリン酸ナトリウム この物質は30%相含有無水のNa5P3O10と
して添加したが、6水和物として晶出した。 8 ケイ酸ナトリウム この物質は1:1.6のNa2O:SiO2比をもつ固
体を47%含有する粘稠な水溶液として添加し
た。 9 螢光増白剤 例51−例54の螢光増白剤は「チノパルCBS
−X(TINOPAL CBS−X)」の商品名で販売
されている4,4′−〔ジ(スチリル−2−スル
ホン酸)〕ビフエニルのジナトリウム塩である。
例1−例50の螢光増白剤は上記螢光増白剤と
4,4′〔ジ(4−クロロスチリル−3−スルホ
ン酸)〕ビフエニルのジナトリウム塩との混合
物で、「チノパルATS−X(TINOPAL ATS
−X)」の商品名で市販されている。 註 記 ここに記載の全アルコール類及びそのエチレン
オキシド付加物は直鎖状で第1級OH基をもつ。 ここに記載の例はいずれも通常水和固体として
の界面活性剤をケイ酸塩の47%溶液に添加し、他
の成分は主要ビルダーを最後に添加した以外は下
記の表中の上の方から下の方へ記載の順に添加し
た各添加段階で流動性の均質な系を維持するため
に必要な時はいつでも少量の水を添加した。最後
に、組成物を所望の乾燥重量%に希釈した。全調
製操作は成分の充分な分散が保たれるかぎりにお
いて室温で行つた。例25、例26、例27及び例28の
場合には上述の操作におけるケイ酸塩溶液の代り
に電解質(すなわち硫酸ナトリウム、塩化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム)の濃水
溶液を使用した。場合によつて、特にココナツト
モノエタノールアミドのような比較的高融点の非
イオン性界面活性剤の場合を使用する場合には、
完全な分散を確保するために例えば約40℃へのお
だやかな加温を必要とした。トリポリリン酸ナト
リウムをかなりの量で使する例のいずれにおいて
はこの温度は外部加熱なしに水和熱により達成さ
れた。
規な水性、流動性洗剤組成物に関する。 「ビルダー」なる用語は時々洗剤業界では洗剤
組成物中に存在すると該組成物の洗浄効果を増大
させる非界面活性物質を含む意味に漠然と使用さ
れる。しかし、より普通には第1にカルシウムイ
オン及びマグネシウムイオンが洗浄に及ぼす悪作
用をそれらイオンのキレート化、封鎖、沈殿また
は吸着により防止または改善する手段として、第
2にアルカリ性源及び緩衝作用源として主として
有用な代表的「ビルダー」に限定される。この明
細書では後者の意味に使用され、後者の効果を実
質上生ずる添加剤を云うものとする。このビルダ
ーにはトリポリリン酸ナトリウム及び他のリン酸
塩や縮合リン酸塩、例えば正リン酸、ピロリン
酸、メクリン酸またはテトラリン酸のそれぞれナ
トリウムまたはカリウム塩、ならびにホスホネー
ト塩例えばアセトジホスホネート、アミノトリス
メチレンホスホネート及びエチレンジアミンテト
ラメチレンホスホネートが含まれる。ビルダーは
またアルカリ金属炭酸塩、ゼオライト及びニトリ
ロ三酢酸、クエン酸及びエチレンジアミン四酢酸
の塩のような有機封鎖剤、ポリアクリレートおよ
び無水マレイン酸系共重合体のような重合体状ポ
リカルボン酸も含まれる。 疑義を避けるために、この明細書で「ビルダ
ー」とはケイ酸ナトリウムのような水溶性アルカ
リ金属ケイ酸塩を含むが、主として汚れ懸濁剤ま
たは再付着防止剤の機能をもつカルボキシメチル
セルロース及び主として増粘剤として働くポリビ
ニルピロリドンのような添加剤を排除するものと
して使用される。 この明細書で「電解質」とは水溶液中で少くと
も部分的に解離してイオンを生成し、水性溶液中
で塩析効果によつて界面活性剤の溶解度またはミ
セル濃度を低下させる傾向がある水溶性イオン性
化合物を意味する。これは水溶性解離性無機塩、
例えばアルカリ金属硫酸塩または硫酸アンモニウ
ム、対応する塩化物、硝酸塩、リン酸塩、炭酸
塩、ケイ酸塩、過ホウ酸塩及びポリリン酸塩を含
み、また界面活性剤の溶解度を低下させる、すな
わち塩析するある種の水溶性有機塩をも含有す
る。これは存在する界面活性剤と水不溶性沈殿を
形成する陽イオンの塩を含まない。 「ハイドロトロープ」とは水溶液中で界面活性
剤の溶解度を増大する傾向がある水溶性化合物を
意味する。代表的なハイドロトロープには尿素及
び低級アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金
属塩またはアンモニウム塩例えばトルエンスルホ
ン酸ナトリウム及びキシレンスルホン酸ナトリウ
ムがある。 この明細書で使用する「石ケン」とは界面活性
剤の性質をもつ天然または合成脂肪族モノカルボ
ン酸の少くとも難水溶性塩を意味する。この用語
にはステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、
リノール酸、リシノール酸、ベヘン酸及びドデカ
ン酸、樹脂酸及び枝分れ鎖モノカルボン酸を含む
C8〜C22天然脂肪酸及び合成脂肪酸のナトリウム、
カリウム、リチウム及びアンモニウム塩を含む。 「通常の少量成分」には洗濯洗剤組成物中に含
まれる水、活性成分、ビルダー及び電解質以外の
成分で、代表的には5%までの割合で含まれる成
分であり、且つこれは流動性、化学的安定な非沈
降性組成をもつ当該組成物に混和性である。この
用語には再付着防止剤、香料、染料、螢光増白
剤、ハイドロトロープ、溶媒、緩衝剤、漂白剤、
保湿剤、酵素及びそれらの安定剤、漂白活性化剤
などを含む。 この明細書で使用する「機能成分」とは洗浄液
に有益な効果をもたらすのに必要な成分及び組成
物の洗浄有効性に寄与する成分を意味し、例えば
界面活性剤、ビルダー、、漂白剤、螢光増白剤、
緩衝剤、酵素及び再付着防止剤及び耐食剤が含ま
れるが、水、溶媒、染料、香料、ハイドロトロー
プ、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、可溶化
剤、安定性、流動性または他の望ましい特性を濃
厚組成物に付与するための安定剤は除外される。
ペイロードとは組成物の全重量当りの機能成分の
%を意味し、活性成分とは界面活性物質を意味す
る。 この明細書で述べる「遠心分離」とは他に特に
記載がなければ普通の重力の800倍の力で17時間
25℃で遠心分離を行うことをいうものと解釈され
たい。 この明細書で「分離可能相」とは液体または液
晶相の場合に遠心分離により混合物から分離可能
で別個の相を形成し、固相の場合には遠心分離に
より液相から分離可能であるが、しかし必ずしも
相互には分離されない相を意味する。明細書にお
ける記載の前後関係から他の意味を必要とするも
のでなければ分離可能相の組成に関する記述はす
べて遠心分離により分離された相の組成を云うも
のであり、組成物の組織に関する記述は非遠心分
離組成物に関する。1つの分離可能相は例えば安
定な乳化液のような遠心分離により他に分離され
ない2種またはそれ以上の熱力学的に異なる相か
らなることもできる。 この明細書で「分散された」とは少くとも1つ
の他の相中に離散した粒子或は液滴として不連続
に分布している相を記載するのに使用する。「共
連続な」とは2種或はそれ以上の互に浸透し合つ
た相であつてそれらの各相が共通の体積を介して
連続的に拡がつているか、さもなければそれら各
相が別異の要素から造られてそれら要素が反応し
合つて連続なマトリツクスを形成し系が静止状態
にある時はマトリツクスに対して各要素の位置と
方向性とを維持する傾向をもつことを意味し、
「相互分散(混ざり合つた)」とは共連続な2種ま
たはそれ以上の相か或は2種またはそれ以上の相
が他の相または複数相中に分散された2種または
それ以上の相を云うものとする。 「固相」とは環境温度で固体状態で組成物中に
実際に存在する物質を云い、結晶水または水和水
が含まれるが、記載の前後関係からそうでないこ
とを要する場合にはこの限りではない。固体とは
ミクロ結晶性固体及び潜在結晶性の固体すなわち
その結晶は光学顕微鏡では直接観察されないが、
その存在だけは推定できる固体を含む。「固相」
は固体、ペースト状または遠心分離に際して生成
した流動性ゼラチン状層である。 「全量の水」とは主として水相に液体の水とし
て存在する水と共に組成物中に存在する他の水、
例えば結晶水または水和水または主として非水相
中に存在する溶解した水または他の形態で存在す
る水を云う。「乾燥重量」とは全量の水及び110℃
以下の沸点をもつ溶媒を除去した後の残留重量を
いう。 「処方」とは組成物の乾燥重量を造る成分の組
合わせを云い、こうして同じ処方が乾燥重量の割
合(%)が異なる多数の組成物により例証される
ことになる。 この明細書で粘度に関する記述は他に記載しな
ければコツプ−回転子式粘度計で、底部が平らで
内径20mm、長さ92mmのコツプと直径13.7mm、長さ
44mmで、45゜の水平面との傾斜角度をもつ円錐形
端部と直径4mmの直径のスピンドルを備え、
350rpmで回転する回転子とを使用して2分間動
かした後に測定した粘度を云う。垂錘の先端はコ
ツプの底から23mmのところに位置する。これは設
定速度30でC系測定に使用するコントラベス
(Contraves)の「レオマート(Rheomat)50」
に対応する。これらの条件は12パスカル・秒(こ
こでは回転子とサンプルとの間に接触の部分的喪
失現象が起る)より大きい粘度を測定するには不
適当である。 この明細書で使用する「流動性」とは11.5パス
カル・秒以下の粘度をもつことを意味する。 「L相」とは水中界面活性剤の流動性、等方
性、ミセルの溶液で、この溶液は臨界ミセル濃度
と親媒性(Iyotropic)中間相との間の濃度で通
常生じ、この溶液中では界面活性剤分子は凝集し
て球状または棒状ミセルを形成する。 「G相」は水層または水性溶液によつて分離さ
れた無限に平行な層に界面活性剤分子が配列され
たニート(neat)相または薄片状相として文献に
知られるタイプの液晶相を云う。これらの相は界
面活性剤の二重層または櫛形(interdi−gital)
層であつてもよい。所定の界面活性剤または界面
活性剤混合物に対する「G相」は通常狭い範囲の
濃度で存在する。純「G相」は偏光顕微鏡下のサ
ンプルを交さし偏光子間で検査することによつて
決定できる。特徴的組織はJAOCS第31巻、628頁
(1954年)に、またはJ.Colloid and Interfacial
Science第30巻、4号、500頁におけるレセビア
(Resevear)による文献において見ることができ
る。 この明細書における降伏点はRMLシリーズ11
デイア・レオメータ(Deer Rheometer)で25℃
で測定したものである。 %とは他に記載がなければ組成物全重量当りの
重量部である。 この明細書で「沈降」とは固体粒子の上方なら
びに下方への分離を云う。「非沈降性」とは他に
記載がなければ普通の貯蔵条件の下で非沈降性で
あることを意味する。代表的には「非沈降性」と
は海面位における普通の地球重力の下室温で3ケ
月たつても顕著な沈降が起らないことを意味す
る。この用語は水相の一部が分離して均質ゲルま
たは分散液の外部に透明層を形成する離液現象を
示す組成物を排除するものではない。このような
一部分離した系は普通振とうにより分散できる。
このことは固体の沈降が分散液から分離する沈降
系と著しく異なる点であり、この固体の沈降系は
生成物の分散に実質上より多くの問題を生ずる。 技術的背景 液体洗剤は従来主として皿洗いのような軽い洗
浄能力を要求される用途に使用されてきた。強洗
浄力を必要とする洗剤の市場、例えばクリニング
業用洗剤は界面活性剤、そして特にビルダーの有
効量を安定な液体組成物にすることが困難のため
に主として粉末が支配的であつた。このような液
体組成物は理論的には粉末洗剤より安価である。
というのは液体組成物(液体洗剤)は乾燥する必
要がなく、多くの場合に粉末洗剤で慣習的に使用
されている硫酸塩充填剤の代りに水を使用できる
からである。液体洗剤は粉末より便利である可能
性があり、洗い水によりすみやかに溶解する可能
性がある。機能成分の溶液を造る試みは工業的に
は比較的不成功であつた。この不成功の一つの理
由は最も普通に使用され且つ最もコストに効く機
能成分、例えばトリポリリン酸ナトリウム及びド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウムは水性組成
物には充分に溶けない。活性成分のピロリン酸カ
リウム及びアミン塩はより可溶性であるが、代用
品としては試用されているが、コスト低下に有効
ではない。 界面活性剤を比較的多量含みビルダーを含まな
い液体洗浄はクリーニング業用に市販されている
が、硬水使用地域には不適であり、限られた成功
しか収めていない。 他の試みは過剰のビルダーを固体として界面活
性剤の液体溶液中に懸濁させる試みである。しか
し問題はビルダーを懸濁状態に保ち沈降を防止す
るために系を安定化することであつた。過去にお
いてはこのために比較的複雑な処方を必要とし、
従つて潜在的コスト節減の実現を妨害し、固体ビ
ルダーの濃度が比較的薄くなり洗浄作用の有効性
が制限される。この試みはある種の仮定を設定す
ることを条件とした。すなわち洗剤はできるだけ
溶解していること、懸濁体が沈降しないように安
定化するための困難を避けるために懸濁固体の量
を最少量とすること、沈降を阻止するためには特
殊の増粘剤または安定化剤が必須であることであ
る。 従来市場に導入されていた製品はある種の重大
な欠点があつた。特に、個々の処方及び製造操作
が組成の比較的小さな変化に極めて感受性である
ことが判明したことである。最適の組成にするた
めにかなり狭い範囲内に規定された特定の組成か
ら外れると一般に不安定となり貯蔵寿命が減少す
る。従つて処方者は洗濯目的用の界面活性剤の最
も有効な組合わせの多くを含まない成分及び割合
に限定される。 このような系の安定性については充分な一般な
理論的説明は提唱されていないから、どの処方が
安定で、どの処方が不安定であるか、または洗濯
効果またはコストの点から所望される所定の界面
活性剤の組合わせを安定化するためにどのように
すればよいかを予測できないことがわかつた。各
処方は試行錯誤によつて見出されてきたもので、
個々の処方を特殊の用途に対して適合させるため
の融通性はわずかしか存在しない。 この上、一般にペイロードが不満足なほど低
い。加うるに、ビルダー:活性成分の割合は最適
な洗浄に好適な割合より少なく、粉末処方に普通
必要とされない高価な成分が溶解した機能成分の
量をふやすために、また懸濁した固体の沈降を防
止するために屡々必要であつた。 発明の概要 ビルダーのかなりの量を安定な液体洗剤中に配
合する問題を解決するために我々は水性洗剤中に
固体ビルダーの安定な懸濁体を造ることを思い立
つた。そして単に2つの条件を守ることによつて
これが達成できることを見出した。すなわち(1)電
解質含量を充分に高くしなければならない;(2)ペ
イロードをある臨界的レベルより高くしなければ
ならない(すなわち水の含量をある臨界的レベル
よりも低くしなければならない)。これらの2つ
の条件を守ることによつて界面活性剤、ビルダー
および電解質のどのような組み合わせを使用して
も安定な流動性ある懸濁体を造ることができ、且
つ新規な構造的特徴を備え、且つ界面活性剤とし
て洗濯用に有用な実際上任意の界面活性剤または
界面活性剤の組合わせを普通使用する洗剤ビルダ
ーと共に所望の最適割合で使用できる。非沈降
性、流動性水性洗剤組成物を造ることが可能であ
ることを今や見出した。この発明は本質的に電解
質が水性洗剤組成物の主要水相から界面活性剤を
塩析して界面活性剤が懸濁した固体に対する構造
的支持体を提供する形態となすのに充分量の電解
質と界面活性剤とを存在させることにある。こう
して、この発明は界面活性剤、ビルダーおよび溶
解した界面活性剤を非溶解化する電解質を含み、
該ビルダーの少なくとも一部は組成物中に懸濁し
た固体粒子として存在し、且つ電解質は許容でき
ない結晶晶出を生ずるのに充分な量の硫酸ナトリ
ウムを包含するものではないが、しかしビルダー
の溶解部分を包含するものとし、電解質は組成物
を25℃で17時間普通の重力の800倍で遠心処理し
たときに溶解した電解質の少なくとも一部を含有
する水層と界面活性剤の少なくとも一部を含有す
る少なくとも1つの別の層とが形成される量で存
在してなる、流動性水性系洗剤組成物であつて、 (A) 溶解した電解質の量が、 (i) 最低量以上、すなわち該最低量では組成物
中に存在する全界面活性剤の75重量%以下が
前記水層に含まれるようになる最低量以上、
および/または (ii) 最低量すなわち該最低量では界面活性剤の
に少なくともかなりの割合が薄片状液晶また
は水和固体として、溶解した電解質を含む水
層と混り合つて存在するようになる最低量、
および/または (iii) 最低量以上すなわち該最低量では組成物が
0.2ニユウトン・m-2以上の降伏点をもち、
剪断応力にかけた後の復旧時に増大した粘度
および/または安定性を示すようになる最低
量以上、 (iv) 水層中に1当たり2〜4.5gイオンのア
ルカリ金属含量となるのに充分量 の量で存在することを特徴とし、且つ (B) 組成物中の水の量が、組成物が非沈降性とな
るのに要する最大量以下および/または組成物
の粘度が11.5パスカル・秒より低くなるのに要
する最低値以上であることを特徴とする、 流動性水性系洗剤組成物にある。一般に、この発
明の組成物は有効ビルダー:界面活性剤比で従来
達成されていたのより実質上高いペイロードを含
むものとして得ることができる。 こうして、この発明は流動性水性系洗剤組成物
であつて、水と、5〜35%の少なくとも一種の界
面活性剤と、該組成物中における溶解度よりも大
きな濃度で存在し少なくとも一部は該組成物中に
おいて懸濁した固体粒子として存在する少なくと
も一種のビルダーと、溶解した界面活性剤を非溶
解化する電解質とを含み、該電解質は許容できな
い結晶晶出を生ずるのに充分な量の硫酸ナトリウ
ムを包含するものではないが、しかしビルダーの
溶解部分をすべて包含するものである、流動性水
性系洗剤組成物において、 (1)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、組成物中
に存在する全界面活性剤の75重量%以下が前
記水相に含まれるようになる最低量以上であ
り、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物; (2)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、界面活性
剤の少なくともかなりの割合が薄片状液晶ま
たは水和固体として、溶解した電解質を含む
水相と混ざり合つて存在するようになる最低
量以上であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物; (3)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、前記水相
中に1当たり2〜4.5gイオンのアルカリ
金属を含ませるのに充分な量であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物; および (4)(A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重
力の800倍で遠心分離処理したときに溶解し
た電解質の少なくとも一部を含有する水相
と、界面活性剤の少なくとも一部を含有する
少なくとも一つの別の層が形成されるような
量で存在し、かつ該電解質の量は、組成物が
0.2ニユートン・m-2以上の降伏点をもち、
剪断応力をかける後の回復時において該応力
をかける前よりも大きな粘度を有する非沈降
性組成分を形成する最低量以上であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性と
なるのに要する最大量以下であり、かつ組成
物の粘度が11.5パスカル以下となるのに要す
る最低量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物を提供す
るものである。 この発明の好適な実施態様は従来販売されてい
る製品と比べて少くとも若干の下記の利点をも
つ:高ペイロード、高ビルダー:界面活性剤比、
改善された安定性、低価格の成分を使用し製造が
容易なために低コストである、満足な易動性、改
善された洗浄性能、したたり落ちないから、粉末
用に設計された洗濯機の仕切り内に組成物を添加
しても流れ出したりしない、自動的投与に適した
稠度をもち、特定の市場の要求に対する最適な界
面活性剤の組合わせを選択できる融通性を有する
こと。 一般に業界において考えられていたのとは逆
に、未溶解物質の量が多ければ多い程組成物は一
層安定となることが判つた。我々は特に、液体水
性相に溶解した活性成分の割合が小さければ小さ
い程、また固体相または板状相の共分散組織とし
て存在する割合が大きければ大きい程、より容易
に非沈降性、流動性の生成物が高ペイロードで得
られることが判明した。 我々は更に粉末洗剤で普通使用する大抵の界面
活性剤が組成物中に新規構造状態で存在すると機
能成分の水性懸濁液に安定効果を及ぼすことがで
きることを見出した。これらの界面活性剤はさも
なければ処方に必要とする特殊な安定剤を存在さ
せないでも高ペイロードで組成物を安定化させる
のに充分である。我々はまた電解質の存在によ
り、及び混合条件を調整することにより水性懸濁
液に安定性を付与する粗い三次元構造を形成する
ことを界面活性剤が可能となすことを見出した。
上記原理を適用することにより固体ビルダーの懸
濁粒子を含む水和固体または液晶界面活性剤のマ
トリツクスをもつキヤソトロピーゲルとして洗濯
洗剤の処方をつくることができることも我々は見
出した。 先行技術 液体洗剤に関する先行技術は非常に多数ある。
しかしこの発明の目的のために軽洗浄用洗浄液
に、及び全成分が溶解しているビルダー不含また
はビルダー含有透明液体洗濯洗剤に関する多くの
文献は無視することができる。各場合におけるビ
ルダーの量は望ましい量より実質上少ない。 業界の現状の最近の概要はJAOCS〔4月号、
1981年〕の〔ヘビイ・デユテイ・ラウンドリー・
デタージエント(Heavy Duty Laundry
Detergent)」に記載され、この文献は代表的な
市販の液体組成物の概要が記載され、また業界の
現状はマーセル・デツカー・インコーポレーテツ
ドにより1981年に刊行されたルツコウスキ
(Rutkowaki)著「リーセント・チエインジズ・
イン・ラウンドリイ・デタージエンツ」にも「サ
ーフエクタント・サイエンス・シリーズ」の中で
記載されている。 充分にビルダーを含有する液体洗剤組成物を調
製するという問題への解決策への2つの主要な方
法はビルダーの水性溶液中に界面活性剤を乳化す
るか、或は水性液中に固体ビルダーを懸濁する
か、或は界面活性剤の乳化液中に固体ビルダーを
懸濁するかであつた。 前者の解決策は米国特許第3235505号、同第
3346503号、同第3351557号、同第3509059号、同
第3574122号、同時3346503号、同第3328309号及
びカナダ特許第917031号公報により例示すること
ができる。これらの特許の各々では水溶性バイン
ダーの水溶液を充分に濃縮して界面活性剤(通常
液状非イオン型〕を析出させてこの界面活性剤を
コロイド状液滴として水性媒体中に種々の乳化剤
を用いて分散させる。これらの各場合において系
は透明な乳化液であり、この乳化液は通常比較的
低濃度のビルダーを含むが、使用する水溶性ビル
ダーのコストのために望ましくないほど高価とな
る。 他の解決策は英国特許第948617号、同第943271
号、同第2028365号、ヨーロツパ特許第38101号、
オーストラリア特許第522983号、米国特許第
4018720号、同第3232878号、同第3075922号及び
同第2920045号により例示される。これらの特許
明細書に記載の組成物(処方)は遠心分離にかけ
ると主要量の離溶性ビルダーと少なくとも主要量
の活性成分を含む水相とに分離する。これらの特
許のうちの2つの特許の実施例に相当する市販製
品がオーストラリア及びヨーロツパで最近市販さ
れている。これらの組成物の安定性は処方の小さ
な変化に対して一般に非常に敏感である。大部分
の組成物は機能成分ではない高価な添加剤を必要
とする。 他の解決策は例えば英国特許第1600981号に記
載のように無水の液体非イオン性界面活性剤中に
固体のビルダーを懸濁するにある。このような系
は高価であり、界面活性剤の選択について制約が
あり、満足な洗浄性を与えない。 数種の特許明細書にビルダーが懸濁液中ではな
く、乳化液の分散相中にある乳化液を記載してい
る。米国特許第4057506号明細書はトリポリリン
酸ナトリウムの透明な乳化液の製造方法を記載
し、米国特許第4107067部はビルダーの水溶液が
液晶界面活性剤中に分散している逆乳化液を記載
している。 研磨材を通常界面活性剤の水溶液中に懸濁した
硬質表面クリーナに関する多数の特許、例えば米
国特許第3281367号及び第3813349号に言及しなけ
ればならない。米国特許第3956158号は例えばか
らみ合つた繊維例えばアスベスト繊維或は石ケン
のゲル中に研磨材の懸濁液を記載している。しか
し、界面活性剤が低濃度であること、ビルダーが
存在しないこと、研磨材が高濃度で存在するか
ら、前記特許は一般に洗濯洗剤の配合をするのに
助けにはならない。 粉末洗剤は一般に液体洗剤処方に表面上似た水
性スラリー(しかしこの水性スラリーは貯蔵に対
して安定なことは必要でなく、高温で調製され、
取扱われる)を噴霧乾燥することによつて造られ
る。このようなスラリーは環境温度で通常流動性
ではない。このようなスラリー中間体を調製し噴
霧乾燥することを記載した特許には米国特許第
3639288号及び西ドイツ特許公開公報1567656号が
ある。 興味ある他の刊行物にはオーストラリヤ特許第
507431号(これは増粘剤としてナトリウムカルボ
キシメチルセルロースまたは粘土で安定化した水
性界面活性剤中のビルダーの懸濁液を記載してい
る)がある。しかしこの特許明細書に記載の実施
例の処方中の機能成分、特にビルダーの濃度は市
販製品に完全に受け入れられるのには不充分であ
る。 米国特許第3039971号は溶液中のビルダーを含
む洗剤ペーストを記載している。 フランス特許第2839651号は非イオン性界面活
性剤系中のゼオライトビルダーの懸濁液を記載し
ている。しかし、この組成物は注加可能な流体で
はなく硬いペーストである。 A.C.S.シンポジウムシリーズNo.194シリケー
ツ・イン・デタージエンツ(Silicates in
Detergents)は液体洗剤についてのケイ酸塩の
効果を記載している。 前記特許文献の各々は非常に広範囲の先行技術
から選ばれ、この発明に関連する面はこの発明の
選択および要点への道標としてこの発明の知識を
使用してその後知恵を手がかりであることが強調
される。この発明の第1発明の優先権時点で、そ
してこの発明の予備知識なしに当業者は特に有意
義であるとして、或は特に興味あるものとして、
或は関係あるものとしてこれらの特許を必ずしも
選択しないだろう。 従つて、上述の総括は当業者がもつている当該
技術の全体像を表わすものではない。当業者は難
溶性ビルダーを含有する充分量のビルダーを含有
する洗剤は得られないという意見をもつていた
か、或はそのような処方に向けての進歩は界面活
性剤の水溶性中ビルダーを懸濁することによつて
は達成されないという意見をもつていると我々は
考えている。先に後者の試みは失敗している。 発明の実施態様 この発明は活性成分及び分散された固体ビルダ
ーを含む非沈降性、注加可能な、流動性洗剤組成
物であつて、該組成物は活性成分の75重量%以下
の主要量の水性液体分離可能相を含み、全組成物
はいずれも下記の特徴の必ずしも全部ではないに
しても少くとも若干を示すものである:組成物は
チキソトロピツクであり、少くとも1種の主要量
の水性液体相と前記主要量の水性液体相から遠心
分離により分離できる1種または2種以上の他の
相であつて該1種または2種以上の他の相の少な
くとも1つには活性成分が含まれ、該1種または
2種以上の他の相の少なくとも1つに存在するビ
ルダーが含まれてなり、該1種または2種以上の
他の相は主要量の水性相と相互分散して(混ざり
合つて)いるものとし;組成物はゲルであり;組
成物は溶解した電解質を含む連続した少くとも主
要量が水性の分離可能な相と、活性成分の実質的
割合を含み且つ前記少くとも主要量が水性の相と
相互分散してなる(混ざり合つている)してなる
固体または液晶分離可能相と、少くとも主要量が
ビルダーからなる分散した固体相とからなる;組
成物は有機薄片状成分を含み、該薄片状成分は界
面活性剤の層と水溶液とからなり前記層は20〜65
オングストロームの間隔で繰返えされ;他の相の
1種または2種以上は少くとも主要量が非水性で
あり;組成物は機能成分の高ペイロード、代表的
には20重量%以上、例えば25〜75重量%、より普
通には少くとも30重量%、好適には少くとも35重
量%、最も好適には少くとも40重量%を含む;組
成物は1:1以上、好適には1.2:1〜4:1の
高比率のビルダー:活性成分比をもち;組成物は
5重量%以上、好適には8重量%以上の活性成分
を含み;主要量の水性相は15重量%以下、好適に
は8重量%以下例えば2重量%以下、代表的には
非イオン界面活性剤またはアルキルベンゼンスル
ホン酸塩の場合には0.5重量%以下の溶解した活
性成分を含み;(主要量の水性相中の活性成分):
(組成物中の全活性成分)の重量比は1:1.5以
下、好適には1:2以下例えば1:4以下であ
り:少くとも1つの主要量の水性相は1当り全
アルカリ金属及び/またはアンモニウム陽イオン
を少くとも0.8gイオン、好ましくは少くとも1.2
gイオン例えば2.0〜4.5gイオンの濃度をもち;
組成物は少くとも15重量%、好適には20重量%以
上のビルダーを含み;ビルダーは少くとも主要量
がトリポリリン酸ナトリウムであり、ビルダーは
少割合量のアルカリ金属ケイ酸塩好ましくはケイ
酸ナトリウムを含み;組成物のバルク粘度は0.1
〜10パスカル・秒、好ましくは0.5〜5パスカ
ル・秒であり;組成物の降伏点は少くとも2ダイ
ン/cm2、例えば少くとも5ダイン/cm2、好ましく
は200ダイン/cm2以下、例えば10〜150ダイン/cm2
であり;ビルダーを含む相は固体粒子が沈降する
傾向を示す限度未満の最大粒径を示す固体粒子か
らなり;固体粒子は固体粒子が沈降する傾向を示
す限度未満に該粒子を維持するのに充分な少くと
も1種の結晶生長抑制剤をそれらの表面に吸着
し;組成物は固体粒子が凝集し、凝固するのを阻
止するのに充分な凝集防止剤を含む。 従つて、この発明の第1の実施態様によれば、
この発明は少くとも25重量%のペイロードを含
み、溶解した電解質、固体ビルダーを含む少くと
も1種の分散固体相及び普通の地球重力の800倍
の力の下で25℃で17時間遠心分離することによつ
て第1相から分離できる活性成分25%以上からな
る少くとも1種の他の相からなる、注加可能な、
非沈降性、水性系洗剤組成物を提供するものであ
る。 この発明による第2の実施態様によれば、この
発明は水、少くとも5重量%の界面活性剤及び少
くとも16重量%のビルダーを含む注加可能な、非
沈降性、水性系洗剤組成物であつて、この組成物
は普通の重力の800倍の力の下で25℃で17時間遠
心分離することによつて溶解した電解質を含む主
要量が水性の液相と、1つまたはそれ以上の他の
層とを生じ、この1つまたはそれ以上の他の層は
固体としてのビルダーのある割合と少くとも主要
割合量の界面活性剤とを含む。 この発明の第3の実施態様によれば、この発明
は有機薄片状(lamellar)構造成分を含み、溶解
した電解質を含む主要量の水性液体分離可能相
と、前記主要量の水性分離可能相と相互分散した
少くとも主要割合量の界面活性剤と、他の相に分
散した少くとも主要量の固体粒子のビルダーとか
らなり、少くとも25%のペイロードを含む注加可
能な、非沈降性、水性系洗剤組成物を提供するも
のである。 この発明の第4の実施態様によれば、この発明
は少くとも25重量%のペイロードをもち、且つ少
くとも1種の主要量が水性の液体の分離可能相と
1種またはそれ以上の他の分離可能相と、ただ
し、後者の相の少くとも1相は固体界面活性剤水
和物のマトリツクスからなり、該固体界面活性剤
水和物は前記主要量の水性の液体相または複数液
体相と共に揺変性ゲルを形成するものとし、さら
に固体ビルダーの懸濁粒子とからなる、非沈降
性、注加可能な流動性洗剤組成物を提供するにあ
る。 この発明の第5の実施態様によれば、この発明
は少くとも1種の主要量の水性液体分離可能相
と、界面活性剤を含有する少くとも1種の液晶の
分離可能相と、組成物中に分散した固体ビルダー
の粒子を含む少くとも1種の主要量が非水性分離
可能相とからなる、非沈降性、注加可能な流動性
洗剤組成物を提供するものであり、好適には液晶
相は「G相」である。 この発明の第6の実施態様によれば、この発明
は少くとも1種の主要量が水性の分離可能相と、
1種またはそれ以上の他の分離可能相とからな
り、該他の相の少くとも1種は界面活性剤の1つ
またはそれ以上の殻(shell)から形成された球
体または小胞体からなる非沈降性、注加可能な、
流動性、ビルダー含有洗剤組成物からなる。界面
活性剤の前記殻は薄片状構造例えば「G相」構造
を与える水溶液または水の殻により適宜分離され
る。前記小胞体は主要量が水性の液相及び/また
は1つまたはそれ以上の球状または棒状の界面活
性剤ミセル及び/または1つまたはそれ以上の固
体ビルダーの粒子を含むことができる。 この発明の第7の実施態様によれば、この発明
は組成物中の活性成分の全重量の60%以下を溶解
して含む第1主要量が水性の液体の分離可能相
と、該相と相互分散した1種または2種以上の他
の分離可能相とからなり、該他の相の少くとも1
つはアニオン性及び/または非イオン性活性成分
を含有し、該他の相の少くとも1つは固体ビルダ
ーを含有してなる、非沈降性、注加可能な、流動
性洗剤組成物を提供するものである。 この発明の第8の実施態様によれば、この発明
は1当り少くとも0.5gイオン、好適には少く
とも0.8gイオン、例えば1〜4gイオンの全ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属及び/またはアン
モニウム陽イオン量となるのに充分量の溶解した
電解質を含有する少くとも1種の主要量が水性
の、液体の分離可能相と、該相と相互分散した界
面活性剤と懸濁した固体ビルダーとを含有する1
種または2種以上の他の相とからなる組成物であ
つて、該組成物は少くとも25重量%のペイロード
をもち、該電解質は前記他の相の少くとも1種中
の組成物の全活性成分の少くとも主要割合を維持
するのに充分な量で存在し、それによつてビルダ
ーの沈降を防止してなる、非沈降性、注加可能
な、流動性、ビルダー含有洗剤組成物を提供する
ものである。 この発明の第9の実施態様によれば、この発明
は溶解した電解質を含有する少くとも1種の主要
量が水性の、液体の分離可能相と、活性成分を含
有する少くとも1種の他の分離可能相と、懸濁し
た固体ビルダーとを含有する非流動性、注加可能
な、流動性洗剤組成物であつて、該組成物は非沈
降性組成物を与える最低濃度と注加可能な組成物
を与える最大濃度との間のペイロードをもつこと
からなる前記洗剤組成物を提供するにある。 この発明の更に他の実施態様によれば、この発
明は固体水和物相または液晶相を形成できる少く
とも1種の界面活性剤の各々について実質上飽和
した少くとも1種の主要量が水性の分離可能相
と、前記固体水和物または液晶のマトリツクスで
ある少くとも1種のビルダーとからなる組成物で
あつて、前記主要量の水性相と相互分散した界面
活性剤は沈降が起る限界値未満の大きさの少くと
も1種のビルダーの粒子を中に懸濁して含み、該
組成物は前記粒子を前記限界値未満に維持するの
に充分量の粒子成長抑制剤と前記粒子の凝集及
び/または凝固を防止するのに充分な量の凝集防
止剤とを含む。この実施態様の乾燥重量含量は好
ましくは組成物の35重量%より大きく、ビルダ
ー:活性成分の比は1:1より大きい。 遠心分離による分類 懸濁した固体ビルダー含有水性系液体洗濯洗剤
は一般に便宜には先に定義した遠心分離により分
類される。 連続水性相と分散固体とからなる洗濯用液体の
主要な3つのタイプは識別可能であり、これは
群、群及び群懸濁液として以下に呼ぶものと
する。 洗濯用懸濁液の第群は界面活性剤の水溶液ま
たは乳化液中の固体ビルダーの懸濁液に関する上
述の先行技術の特徴を備える。ここに規定のよう
に遠心分離すると群の組成物はビルダーから本
質的になる固体相と水及び界面活性剤からなる粘
稠な液相とに分離される。群組成物を造る傾向
がある処方因子はアルキルエーテルスルホン酸塩
のようなより水溶性の大きい界面活性剤を使用す
ること、ハイドロトロープのような可液化剤を存
在させること、及び水混和性有機溶媒、比較的低
濃度の電解質及び比較的低いペイロードを使用す
ることである。群の処方は通常下記の代表的性
質の少くとも若干を示す:全体の粘度は水性液層
の粘度により決定され、それに類似している。水
性層は代表的には0.1〜1.0パスカル・秒の粘度を
もつ。組成物の密度も1パスカル・秒以下、例え
ば0.3〜0.6パスカル・秒である。組成物は通常4
ダイン/cm2以下、屡々1ダイン/cm2以下の降伏点
をもつ。このことは比較的非構造的組成物である
ことを示す。これは中性子散乱及びx線回折分析
及び電子顕微鏡観察により確認された。高剪断力
をかけると多くの群の処方は不安定となる。 群のものは界面活性剤の多量割合が分離可能
相(これは電解質を含む主要量が水性の液層とは
異なる)に存在する点で群のものとは異なる。
この群は界面活性剤の少くとも主要割合が遠心分
離により液層として、或は液晶層として分離する
点で群とは異なる。 群は先行技術には教示されていないが、活性
成分の主要成分として非イオン界面活性剤または
非イオン/陰イオン混合界面活性剤から、或はア
ルキルエーテルサルフエート、パラフインホスホ
ネートまたはオレフインホスホネートから造つた
この発明の洗濯洗剤の代表例である。群の組成
物は代表的には遠心分離により3層への分離を示
し、非粘稠(例えば0.1パスカル・秒以下、通常
0.02パスカル・秒以下)液体水性層(これは電解
質を含有するが界面活性剤は少量しか或は全く含
まない)、活性成分の主要割合を含む粘稠液層及
び主としてビルダーからなる固体層に分離する。
群の組成物は最初造りたての時は非常に低い降
伏点をもつが、経時によりよりゲル状になつてく
る。組成物の粘度は通常1〜1.5パスカル・秒で
ある。このタイプの組成物はX線実験、中性子回
折実験及び電子顕微鏡検査により板状(薄片状)
構造をもつことが証明された。 大抵の群の組成物は最上層に液体層または液
晶界面活性剤層をもつが、水性電解質層が最上層
であるか、或は互い識別しうる2つまたはそれ以
上の固体層があつて遠心分離によりその少くとも
一方は片方または両方の液体層に対して上方に向
けて析離するものも排除するものではない。 群組成物が他の群と本質的に異なるのは界面
活性剤の少くとも主要割合量が固体層中に遠心分
離される点である。群の組成物は1種より多い
固体層に遠心分離される。通常界面活性剤とビル
ダーとは遠心分離により下方に沈降し、これらの
2種の固体層は区別できない。しかし若干の群
の組成物は上方に析離する界面活性剤層または少
くとも1種の界面活性剤が上方に析離する1種よ
り多い界面活性剤層を生ずる。ビルダーの若干ま
たは全部が上方に析離することも可能である。 群の液体洗濯組成物は水性相により難溶性の
界面活性剤、特にアルキルベンゼンスルホネー
ト、アルキルサルフエート、カルボン酸エステル
スルホネート及び多くの石ケンのような陰イオン
性界面活性剤ならびに非イオン性界面活性剤の少
割合量を含むこのような界面活性剤の混合物から
造つたこの発明の組成物の代表的なものである。
群の組成物は代表的には遠心分離により2層に
分離する。その第1は溶解した電解質を含み且つ
界面活性剤を少し含むかまたは全く含まない非粘
稠(例えば0.1パスカル・秒以下、通常0.02パス
カル・秒以下の粘度)の水性層であり、第2はビ
ルダー及び界面活性剤からなる固層である。 群のレオロジー的性質は代表的には構造に対
する最強の証拠を示す。懸濁液の粘度は水性層の
粘度よりかなり高く、例えば代表的には1.2〜2
パスカル・秒である。組成物は一般にかなり高い
降伏点、例えば10ダイン/cm2以上の降伏点をもち
かつ降伏点以上の剪断応力をかけた後の非常に短
い回復時間、例えば通常20〜100分間を示す。非
常に高い剪断応力をかけた後に回復した後の群
の組成物は粘度が増大し、より大きい安定性を示
す。 ある組成物が1つの群のある特性を他の群のあ
る特性とをもつようにして群から群へと徐々
に向上が行われる。例えばこの発明による石ケン
を主体とする組成物は遠心分離により少量の第3
相を示すが、しかし群のレオロジー特性を示
す。 群と群との境界線上の組成物は不安定な時
があるが、充分量の電解質の添加及び/またはペ
イロードを増大することによりこの発明の安定な
群の組成物に転化できる。大抵の群の組成物
はこれに充分量の電解質を添加することによつて
群の処方に変えることができる。同様に群の
処方に更に電解質を加えると群の処方に転化さ
れる傾向がある。逆に群の組成物はハイドロト
ロープを添加することによつて一般に群の組成
物に、群の組成物は群の組成物にそれぞれ変
えられる。我々は群の組成物がハイドロトロー
プまたは電解質の添加によりそれぞれ一挙に群
の組成物に転化され、及びその逆の転化が行われ
ることを排除するものではない。 回折及び電子顕微鏡検法による分析 この発明及び先行技術の処方をX線回折、中性
子回折により、及び電子顕微鏡検法により検査し
た。 中性子回折研究用のサンプルを水の代りに重水
を使つて調製した。水は最少量に保ち、通常水溶
液として添加される成分(例えばケイ酸ソーダ)
または水和物として添加される成分は重水素形で
は得られなかつた。 重水(酸化重水素)を主体とする組成物をハー
ウエル小角度中性子散乱スペクトロメータで検査
した。重水主体サンプル及び水性サンプルの両方
を小角度X線回折計を使つて検査も行つた。水性
サンプルを冷凍断裂エツチングし、金または金/
パラジウムの被膜で覆い、ランカスタ大学低温走
査電子顕微鏡下で検査した。市販の競合品組成物
はもちろん重水素形では入手できないから中性子
散乱によつては検査できなかつた。 遠心分離の場合と同様に上記の3種の技法は
「遠心分離による分類」のところで述べた一般に
群、群及び群の組成物に対応するように思
われる液体洗剤懸濁液の3種の広範囲なカテゴリ
ーに属することを示す指示を与える。 組成物の第1のカテゴリーは一般に代表的には
群に属する組成物であり、中性子分析及びX線
分析の下で規則的繰返えし構造体の特徴である高
レベルの小角度散乱及び不連続ピークの不在を特
徴とする。組成物によつては広い不明瞭な肩部ま
たは突出部を示すが、他のものは平滑な連続線を
示す。 小角度散乱とは入射光線の線に極めて接近した
散乱であり、通常、組成物中の不均質体の希釈な
分散体からの散乱により支配される。若干の群
の組成物について観察される肩部または突出部は
界面活性剤の濃度ミセル溶液を代表する形すなわ
ち角変位(L1相)を付加的に示す。 電子顕微鏡検法の下では代表的群の処方は明
らかに無秩序に分布したビルダーの結晶と共に全
く特徴のない粒状組織を与える。これらの結果は
代表的群の処方体が所定の構造形態を有せず、
検出しうる薄片状(板状)特性がない点でそれら
のレオロジー特性に基ずく仮定と一致する。しか
し群の中のあるものは電子顕微鏡による検査で
直径が約5ミクロン以下の球状構造をもつことが
立証された。 代表的群の処方から全く異つたタイプの図が
得られた。これらは入射光線近くに相対的に低レ
ベルの小角度散乱、濃厚ミセル溶液(L1相)に
代表的なピーク及び明瞭な薄片状構造に対応する
鮮明な輪郭のピークまたは複数ピークを示す。後
者の複数ピークの位置は普通識別可能な第1番
目、第2番目及び時により第3番目の序列のピー
クの単純な数値比である。これらのピークは比較
的広い間隔の薄片(36〜60オングストローム)の
存在する証拠である。電子顕微鏡検査の下では薄
片構造を見ることができる。ある場合には例えば
直径約1ミクロン程度の球状構造も観察できる。 代表的群処方は薄片構造を示す明瞭なピーク
と共に比較的狭く且つ強裂な小角度散乱を与え
る。これらのピークは代表的群の処方の場合よ
り広く、第2番目及び第3番目の序列のピークは
必ずしも別々に識別できない。一般にピークの変
位は代表的群の場合より一層接近して配置され
た薄片(薄片間隔例えば26〜36オングストロー
ム)からなる薄片構造を示す。この薄片状構造は
電子顕微鏡の下で明瞭に見ることができる。 提案構造 この発明は、固形の界面活性剤水和物および/
またはL1相ミセル浴液と組合せた「G相」界面
活性剤の組織中に固形ビルダーを懸濁させた新し
い物質組織を具現すると云う仮説によつて上述の
性質はほぼ説明できると考えられる。 この発明の好ましい実施例、特に、組成物の群
に2つまたはより多数の共連続相または相互分
散相を含んでいてよい注加可能なゲル系を含むと
考えられる。組成物群の諸性質は、上記組成物
が、溶解した電解質を含むが界面活性剤は殆んど
または全く含んでいない比較的低粘性の水相と相
互分散した三次元網目構造が比較的弱い固形の界
面活性剤水和物を含む揺変性ゲルであると云うこ
とから説明できる。網目構造は、網目形成粒子お
よび別の懸濁粒子の沈降を阻止する。網目形成固
体は、板状体、無限の広りを有する薄片、フアイ
バまたは液体と相互分散せるランダムメツシユに
結合したあるいは交絡してランダムメツシユを形
成する非対称粒子として存在できる。組織(構
造)は貯蔵中に沈殿を阻止するのに十分な程度に
安定であり、従つて、水平面におけるゲルの流延
度を制限するが、組成物の注加またはポンプ送給
が可能である程度に弱い。固体組織は、少くとも
主として、界面活性剤水和物(例えば、アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムまたはアルキル硫
酸塩)から成る。従つて、組成物の最終目的に必
要な安定剤以外の安定剤は不要である。この種の
ゲルは、特に、ランダムに配位しビルダー粒子を
収容する連続の間〓を含む板状結晶マトリツクス
を有する粘土状組織(“ハウス・オブ・カード
(カルタで組立てた家)”とも呼ばれる)を示す。
固形界面活性剤は、ある場合には、「G」相界面
活性剤と組合せることができ、あるいは、少くと
も部分的に「G相」界面活性剤で置換できる。 組成物の群の場合、熱力学的に独立の4つの
相が存在し、ここに記載の条件のもとで分離でき
る相は、このうち3つだけである。 回折によつて検出した相は、恐らく「G相」で
あるが、ある場合には、界面活性剤水和物または
上記水和物と「G相」との混合物である層状相
と、固体ビルダーを含む「L」ミセル水溶液とを
含む、即ち、電解質含量が活性成分の全重量の75
%、特に、50%以下の、一般的には40%以下の、
更に一般的には20%以下の、好ましくは10%以下
の、更に好ましくは5%以下の(例えば、2%以
下の)水溶液が存在する。 ビルダーは、「G相」および/または球状体ま
たは小胞の網状構造を含み、「G相」としての界
面活性剤の連続層からなるタマネギ状構造または
外殻を有し、少くとも1つの主要割合が水相(例
えば、電解質溶液、主として「L」ミセル溶液)
を含む系に懸濁されている。主要割合量が水相の
少くとも1つは連続相である。オレフインスルホ
ン酸塩およびパラフインスルホン酸塩を含む組成
物の場合、顕微鏡によつて、小胞の存在が確認さ
れている。 界面活性剤 この発明に係る組成物の界面活性剤含量は、少
なくとも5重量%であれば好ましい。界面活性剤
含量は、組成物の7〜35重量%(例えば、10〜20
重量%)であるのが好ましい。 界面活性剤は、例えば、実質的に、ある程度水
に可溶のスルホン酸塩またはモノエステル化した
硫酸塩から構成できる。上記塩の例として、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ア
ルキルエーテル硫酸塩、オレフインスルホン酸
塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルフエニル硫
酸塩、アルキルフエニルエーテル硫酸塩、アルキ
ルエタノールアミド硫酸塩、アルキルエタノール
アミドエーテル硫酸塩、炭素原子数が8〜22(通
常は、10〜22)の少くとも1つのアルキル基また
はアルケニル基を含むα−スルホ脂肪酸またはそ
のエステルを挙げる。上記アルキル基またはアル
ケニル基は、直鎖1級基であるのが好ましいが、
2級基、即ち、枝分れ基であつてもよい。ここ
で、用語「エーテル」は、ポリオキシエチレン、
ポリオキシプロピレン、グリセリル、ポリオキシ
エチレン/オキシプロピレン混合基、グリセリ
ル/オキシエチレン混合基またはグリセリル/オ
キシ混合基を指す。これらは、一般に、1〜20の
オキシアルキレン基を含む。スルホン酸塩系また
は硫酸塩系の界面活性剤は、例えば、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、ヘキサデシルベン
ゼンスルホン酸カルウム、ドデシルジメチルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、タロウ硫酸ナトリウム、オレイル硫酸カリ
ウム、ラウリルモノエトキシ硫酸アンモニウムな
どである。 この発明にもとづき使用できる別の陰イオン界
面活性剤としては、脂肪族のアルキルスルホコハ
ク酸塩、脂肪族のアルキルエーテルスルホコハク
酸塩、アシルサルコシン酸塩、アシルタウリツ
ド、イソチオン酸塩、石ケン(例えば、ステアリ
ン酸塩、パルミチル酸塩、樹脂酸塩、リノール酸
塩)、アルキルエーテルカルボン酸塩などがある。
リン酸エステルも使用できる。陰イオン活性剤
は、通常、炭素原子数が8〜22(好ましくは、10
〜20)の少なくとも1つの脂肪族炭化水素鎖を含
み、エーテルの場合には、1つまたは複数のグリ
セリルおよび/または1〜20のエチレンエポキシ
基および/またはプロピレンエポキシ基を含む。 市販のある種の陰イオン界面活性剤(例えば、
オレフインスルホン酸塩、パラフインスルホン酸
塩)には、通常の工業的製造法の副生物であるジ
スルホン酸塩が若干含まれている。このジスルホ
ン酸塩は、ハイドロトープの形で界面活性剤を可
溶性とする傾向を示す。しかしながら、オレフイ
ンスルホン酸塩およびパラフインスルホン酸塩
は、遠心分離時に水相中の界面活性剤の量を減少
し且つ球状体構造を示す安定な組成物を形成す
る。上記の組成物は、新規の有用な洗剤であり、
従つて、この発明の特殊なアスペクトを構成する
ものである。 好ましい陰イオン界面活性剤は、ナトリウム塩
である。興味ある別の塩は、炭素原子数が7以下
の、カリウム塩、リチウム塩、カルシウム塩、マ
グネシウム塩、アンモニウム塩、モノエタノール
アミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノー
ルアミン塩、アルキルアミン塩などである。 界面活性剤は、場合によつては、非イオン性界
面活性剤を含むことができ、あるいは、非イオン
性界面活性剤から構成することができる。非イオ
ン性界面活性剤は、例えば、C10〜22の低級モノま
たはジアルカノールアミンのアルカノールアミド
(例えば、ココナツトのモノエタノールアミド)
である。別の非イオン性界面活性剤としては、エ
トキシ化アルコール、エトキシ化カルボン酸、エ
トキシ化アミン、エトキシ化アルキロールアミ
ン、エトキシ化アルキルフエノール、エトキシ化
グリセリルエステル、エトキシ化ソルビタンエス
テル、エトキシ化リン酸エステル、上述のエポキ
シ化した化合物をプロポキシ化したものなどがあ
り、これらは、すべて、C8〜22のアルキル基また
はアルケニル基およびエチレン基および/または
プロピレンオキシ基を含む。粉末状または液状の
洗剤組成物に含まれている非イオン性界面活性剤
は、通常、C5〜22、好ましくか、C10〜20の少くと
も1つのアルキル基またはアルケニル基および3
つ以下の低級(例えばC1〜4、好ましくは、C1〜2)
アルキル基を含んでいる。 この発明に好ましい非イオン性界面活性剤は、
例えばば、HLB範囲が7〜18(例えば、12〜15)
の界面活性剤である。 この発明による洗剤のあるものは、通常、全活
性剤量に対して少量の陽イオン界面活性剤(特
に、織物用陽イオン柔軟剤)を含むことができ
る。この発明に有用な織物用陽イオン柔軟剤は、
2つの長鎖(例え、C12〜22、通常は、C16〜20)ア
ルキル基またはアルケニル基および2つの短鎖
(例えば、C1〜4)アルキル基または1つの短鎖ア
ルキル基と1つのベンジル基とを有する4級アミ
ンを含む。即ち、上記柔軟剤は、イミダゾリン、
2つの長鎖アルキル基またはアルケニル基を有す
る4級化したイミダゾリン、アミドアミンおよび
2つの長鎖アルキル基またはアルケニル基を有す
る4級化したアミドアミンを含む。4級化した柔
軟剤は、通常、水溶性を与える陽イオン塩(例え
ば、ギ酸塩、酢酸塩、酪酸塩、酒石酸塩、塩化
物、メト硫酸塩、エト硫酸塩、硫酸塩、硝酸塩)
である。織物用柔軟剤を含む本発明の組成物は、
スメクテイツク構造の粘土を含むことができる。 この発明による組成物は、両性界面活性剤を含
むことができる。この種の界面活性剤は、通常、
織物用陽イオン柔軟剤を含む界面活性剤に含まれ
ているが、活性成分の少量成分として、上述のタ
イプの洗剤にも含まれる。 両性界面活性剤は、ベタイン、スルホベタイン
およびホスベタインを含む。これらの化合物は、
長鎖アルキル基またはアルケニル基を有する適切
な4級窒素化合物を適切な薬剤(例えば、クロロ
酢酸、プロパンサルトン)と反応させることによ
つて生成される。適切な4級窒素化合物の例を以
下に示す。1つまたは2つの長鎖アルキル基また
はアルケニル基と、場合によつては、1つのベン
ジル基と、別の置換基(例えば、短鎖アルキル
基)とを有する4級アミン;1つまたは2つの長
鎖アルキル基またはアルケニル基を有するイミダ
ゾリン;1つまたは2つの長鎖アルキル基または
アルケニル基を有するアミドアミン。 上述のタイプの界面活性剤は、もちろん、この
発明にもとづき使用するのに適した界面活性剤の
例にすぎない。界面活性剤としては、洗液中に有
用な機能を果し得るすべての界面活性剤を使用で
きる。市販の界面活性剤に関しては、ペリー著
“活性薬剤および洗剤”に詳細に説明されている。 ビルダー ビルダーは、この発明の好ましい組成物中に、
通常、少くとも部分的に組成物中に懸濁した微結
晶として存在すると考えられる。微結晶の粒径
は、通常、60μ以下(例えば5〜50μ)である。 発明者は、ビルダーとしてトリポリリン酸ナト
リウムを含む、または、別のビルダーとの混合物
中に少くとも主成分としてトリポリリン酸ナトリ
ウムを含む組成物は、別のビルダーを含む対応す
る組成物よりも広い範囲にわたつて安定性および
流動性を示すと云うことを発見した。従つて、こ
の種の組成物は好ましい。しかしながら、この発
明では、別のビルダー(例えば、トリポリリン酸
カリウム、炭酸塩、ゼオライト、ニトリロトリア
セテート、トリポリリン酸塩、メタリン酸塩、ピ
ロリン酸塩、EDTA、ポリカルボキシレート、
より好ましいのだが場合によつては、上記化合物
とトリポリリン酸塩との混合物)を含む組成物も
使用する。オルトリン酸塩およびアルカリ金属の
珪酸塩も、トリポリリン酸塩との混合物中に少量
成分として存在していてもよい。 アルカリ金属の珪酸塩は、特に好ましく、多く
の有用な機能を果すので、この発明の好ましい実
施態様の特徴をなす。上記珪酸塩は、土壊中の脂
肪をケン化するのに望ましいアルカリ性を与え、
洗濯機のアルミニウム表面の腐食を防止し、ビル
ダーとしての効果を示す。更に、上記珪酸塩は、
主要量の水相から活性成分を「塩析」して、溶液
中の活性成分の濃度を減少し組成物の安定性およ
び流動性を改善する電解質として有効である。 従つて、この発明による組成物には、アルカリ
金属珪酸塩を、組成物に対して1〜12.3重量%、
好ましくは、2〜10重量%、更に好ましくは、3
〜6.5重量%(例えば、3.5〜5重量%)添加する
のが好ましい。ここで、重量%は、組成物の全重
量に対するSiO2の重量%である。 上記組成物の調製に使用する珪酸塩は、通常、
Na2O:SiO2比1:1〜1:2または1:1.5〜
1:1.8である。しかしながら、Na2O(または別
の塩基):SiO2比は任意であり、珪酸も使用で
き、別の塩基(例えば、炭酸ナトリウム、水酸化
ナトリウム)を添加してアルカリ性を増加するこ
ともできる。洗濯機に使用しない組成物には、他
のアルカリ源があれば、珪酸塩を添加する必要は
ない。 ビルダーの含量は、通常、組成物に対して少く
とも15重量%(好ましくは、少くとも20重量%)
である。ビルダー/界面活性剤比は、1:1より
も大きくするのが好ましい(好ましくは、1.2:
1〜5:1)。 電解質 水相中に溶解した有機材料(特に、活性成分)
の濃度は低レベルに保持するのが好ましい。これ
は、できる限り、水溶液が限定された界面活性剤
を選択し、特殊用途に必要な水溶性のより大きい
界面活性剤の量を量少に抑えることによつて、達
成できる。発明者は、所与の界面活性剤系および
ペイロードについて、この発明の実施態様にもと
づき、少くとも1つの水相中に含まれる電解質の
量を十分な量とすれば、系を安定化できると云う
ことを発見した。 電解質の効果は、少くとも1つの水相中の活性
成分の溶解度を制限して、固体結晶または液晶、
即ち、この発明による組成物を安定化するマトリ
ツクスを生成するのに利用できる界面活性剤の割
合を増加することにある。電解質の別の効果は、
界面活性剤について「G相」から固体への転移温
度を上昇することにある。相転移温度を上昇すれ
ば、界面活性剤が液相または液晶相を形成する下
限温度が上昇する。従つて、水の存在下で、通
常、液晶またはミセル水溶液を形成する界面活性
剤は、電解質の存在によつて強制されて、固体マ
トリツクスまたは「G相」を形成するようにな
る。 少くとも1つの水相中の電解質の濃度は、アル
カリ金属、アルカリ土類金属および/またはアン
モニウムイオン1当り少くとも0.8gイオン、
好ましくは、少くとも1.2gイオン(例えば、2.0
〜4.5gイオン)とするのが好ましい。可能な限
り、共通陽イオン(好ましくは、ナトリウム)を
含む塩によつて、組成物に必要な陰イオンを供給
すれば、系の安定性を更に改善できる。従つて、
例えば、好ましいビルダーは、トリポリリン酸ナ
トリウムであり、好ましい陰イオン界面活性剤
は、硫酸塩系またはスルホン酸塩系陰イオン界面
活性剤のナトリウム塩であり、沈殿防止剤(例え
ば、カルボキシメチルセルロース、珪酸塩、炭酸
塩)は、ナトリウム塩とするのが好ましい。水相
中の電解質濃度を増大し、活性成分濃度を最小と
するため、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウムまた
は別の可溶の無機ナトリウム塩を添加することが
できる。しかしながら、好ましい電解質は、珪酸
ナトリウムである。アルカリ土類金属は、通常、
その存在を許す界面活性剤(例えば、オレフィン
スルホン酸塩、非イオン性界面活性剤)を活性成
分が含む場合に限り、存在する。 更に、好ましくはないが、カリウム、アンモニ
ウム、低級アミン、アルカノールアミンまたは混
合陽イオンの塩も選択できる。 機能成分の少くとも2/3、好ましくは、少くと
も75重量%(例えば、少くとも80重量%)が、少
くとも1つの水相から分離できる相中に存在すれ
ば好ましい。 水相中の活性成分濃度は、一般に、10重量%以
下、好ましくは、7重量%以下、更に好ましく
は、5重量%以下(例えば、2重量%)である。 この発明の最も有効な組成物では、多くの場
合、水相に溶解した活性成分の濃度は1%以下
(例えば、0.5%以下)である。 水相中に溶解している固形物の濃度は、水相か
らサンプルを採取し、例えば、遠心分離処理によ
つて透明な水層を形成し、分離した水層を110℃
で恒量になるまで気化させて、求めることができ
る。 懸濁固形分の安定化 固相の粒子の粒径は、沈降の恐れのある粒径よ
りも小さくなければならない。粒径の上限は、粒
子の比重、連続相の比重および組成物の降伏点に
依存して変化する。 この発明による組成物には、粒子成長抑止剤を
添加するのが好ましい。粒子成長抑止剤は、溶解
度が低い固体の懸濁微結晶の表面に吸着して、水
相中の飽和溶液から固体が更に上記表面に沈殿す
るのを阻止するよう機能すると考えられる。代表
的な粒子成長抑止剤は、スルホン化芳香族化合物
を含む。従つて、例えば、界面活性剤として存在
るアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
は、それ自体、粒子成長抑止剤であり、安定剤を
付加しなくても、十分に、粒子(例えば、ビルダ
ー粒子)を所望の粒径に保持できる。同様に低級
アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、キシレ
ンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナ
トリウム)も安定作用を有し、通常、ハイドロー
プとして液状洗剤に添加されている。しかしなが
ら、この発明では低級アルキルベンゼンスルホン
酸塩の存在は好ましくない。スルホン化ナフタリ
ン(特に、メチルナフタリンスルホン酸塩)は有
効な粒子成長抑止剤である。しかしながら、この
種の化合物は、洗剤組成物の通常の成分ではな
く、従つて、コスト上の理由から好ましくない。
他の粒子成長抑止剤は、水溶性の多糖類誘導体を
含む。例えば、この種の誘導体であるナトリウム
カルボキシメチルセルロースは、しばしば、土壌
沈降防止剤として洗剤組成物に含まれている。従
つて、この発明による組成物にはこの種の抑止剤
は洗剤組成物中でその機能を十分に果し得るが、
水相の粘度を実質的に増大して組成物の注加性を
損うことのないような程度に少量添加するのが好
ましい。 場合によつては、この発明による組成物に添加
できる別種の粒子成長抑止剤は、スルホン化芳香
族染料であり、このうち特にスルホン化芳香族蛍
光漂白剤は、粉状組成物に使用されている。 代表的例として、4,4′−ビス(4−フエニル
−1,2,3−トリアゾル−2−イル−2,2′−
スチルベンスルホン酸塩および4,4′−ジフエニ
ルビニレン−2,2′−ビスフエニルスルホン酸塩
を挙げることができる。この種の粒子成長抑止剤
は、スルホン酸塩系界面活性剤の代わりにまたは
上記界面活性剤に添加して使用できる。 他の有効な粒子成長抑止剤は、例えば、リノス
ルホン酸塩およびC6−C18アルカンスルホン酸塩
である。後者は、組成物の界面活性剤の一部とし
て使用できる。 固結抑止剤の使用も好ましい。この発明にもと
づき使用する凝集抑止剤は、通常、ナトリウムカ
ルボキシメチルセルロースである。例えば、ナト
リウムカルボキシメチルセルロースは双方の機能
を果し得るが、粒子成長抑止剤とは化学的に異な
る凝集抑止剤を組成物に添加するのが好ましい。
洗剤組成物の調製時、まず、粒子成長抑止剤を添
加し、次いで、固相に凝集抑止剤を添加するのが
好ましい。かくして、粒子成長抑止剤が、まず、
固体粒子に吸着され、次いで添加した凝集抑止剤
が、粒子成長抑止剤が被覆された粒子の凝集を抑
止する。 他の凝集抑止剤としては、ポリアクリレート、
他のポリカルボキシレート、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシスチルスターチ、リグノスルホン
酸塩などがあるが、好ましくない。 粒子成長抑止剤および凝集抑止剤の濃度は、固
体粒子の割合、分散固形物の性質、抑止剤として
使用する化合物の性質、上記化合物が組成物中で
果すべき機能などに依存して広範囲に変化する。
例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩の割合
は、界面活性剤の割合を考慮して決定する。ナト
リウムカルボキシメチルセルロースの好ましい割
合は、組成物に対して2.5重量%以下、好ましく
は、0.5〜2重量%(例えば、1〜2重量%)で
あるが、組成物の注加性を損わなければ、より高
い割合(例えば、3〜5重量%)であつてもよ
い。スルホン酸塩系蛍光漂白剤の典型的割合は、
0.05〜1重量%(例えば、0.1〜0.3重量%)であ
り、より高い割合(例えば、5重量%)は好まし
くない。 アルカリ性 この発明による組成物は、アルカリ性であれば
好ましく、組成物含量が0.5%(ドライベース)
の洗液のPHを8以上に(例えば、9以上に)、好
ましくは、10以上に保持するアルカリ性緩衝剤で
処理するのが望ましい。組成物は、組成物0.5%
(ドライベース)を含む希釈溶液100mlのPHを9に
減少するのに必要な0.1NHClの量が0.4〜12ml、
好ましくは、3〜10mlである程度にアルカリ性と
するのが好ましいが、アルカリ性がより高い組成
物も許容できる。低アルカリ性は、本発明の枠か
ら外れるものではないが、一般に、実際的には許
容されない。 アルカリ性緩衝剤は、トリポリリン酸ナトリウ
ムであれば好ましく、アルカリ性の少くとも一部
は、珪酸ナトリウムで与えるのが好ましい。 可溶化剤 従来の液状洗剤組成物は、通常、実質的濃度の
ハイドロトープおよびまたは水と混和するヒドロ
キシル基含有の有機溶剤(例えば、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、グリコール、グリセロール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール)を含んで
いる。この種の添加物は、多くの場合、組成物グ
ループを安定化するのに必要である。しかしな
がら、本発明に係る組成物グループ、では、
上記添加物は、不安定化効果を示すので、上記添
加物を添加すれば、多くの場合、安定性を保持す
るための電解質の増量が必要となる。更に、上記
添加物は、高価であり、非機能成分である。しか
しながら、ある場合には、上記添加物は注加性を
向上する。従つて、上記添加物は、この発明の組
成物から完全に排除するものではないが、その添
加量は、適切な注加性を確保するのに必要な最少
量に制限すべきである。上記添加物は、必要なけ
れば、使用しない方が好ましい。 ペイロード 適切なペイロードの選択は、一般に、所望の安
定性および注加性を得るために重要である。最適
のペイロードは、組成物のタイプに応じて可成り
変化する。一般的に云つて、約35重量%以下のペ
イロードで非沈降性組成物を得ることは不可能で
あると云える。但し、あるタイプの処方では、30
%以下あるいは25%程度のペイロードで非沈降性
が得られる。特に、本発明者は、25%以下(例え
ば、24%)のペイロードで石ケン系組成物を得
た。この種の組成物においてペイロードを20%以
下とすることも可能であると考えられる。 先行技術では、低ペイロードで安定な組成物
は、特殊な安定剤を含む特殊な処方に限られてい
るか、通常の商品規準を満足するのに十分なサス
ペンジヨンが得られていない。 この発明による処方では、ペイロードの範囲
は、組成物の安定性および注加性が得られる範囲
である。一般的に、上記範囲以下では沈降が起
り、上記範囲以上では組成物が過度に粘稠とな
る。所与の処方の許容範囲は、通常、組成物を撹
拌可能な状態に保持するのに必要な最少量の水を
使用してサスペンジヨンを調製し、一群のサンプ
ルを漸次的に希釈し、適切な期間について沈降の
微候を観察することによつて、求め得る。ペイロ
ードの許容範囲は、ある処方については、30〜60
重量%または35〜70重量%であり、別の処方につ
いては、より狭く、例えば、40〜45重量%であ
る。 上記の方法で安定な注加可能範囲を求め得ない
場合、この発明の教示にもとづき(例えば、より
多量の珪酸ナトリウム溶液または電解質を添加し
て)組成物を改質しなければならない。 組成物グループは、通常、ペイロードの増加
とともに降伏点の増大を示す。組成物グループ
の安定の最小ペイロードは、通常、約10〜12ダイ
ン/cm2の降伏点に対応する。 製造方法 この発明の組成物は大低の場合、各成分を一緒
に通常の撹拌法で混合することによつて容易に製
造することができるが、この発明の組成分のいく
つかはそれを長時間且つ強力に混合しないと完全
に安定しない。極端な場合には製品の固体成分を
液相の存在下で粉砕する必要もあろう。その場
合、コロイドミルを使用してもよいが、一般には
不必要である。場合によつては、高剪断力下で混
合すると高粘度の製品となる。 この発明による安定構造の混合物を造るには各
成分の混合順序と状態が重要となる場合が多い。
すなわち、水、ナトリウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸塩、ココナツトモノエタノールアミド、
トリポリリン酸ナトリウム、珪酸ナトリウム、ナ
トリウムカルボキシメチルセルロースおよ螢光増
白剤を45%乾燥重量で含む系は各成分を上記の順
序で混合すると不安定であつたが、機能性成分の
最後としてココナツトモノエタノールアミドとト
リポリリン酸ナトリウムを加えた混合すると安定
な組成物が形成された。 安定な混合物を造ることが可能なこれら処方物
から安定な混合物を造るのに一般に適していると
我々が見出した製造法は濃縮された形の活性成分
またはその水和物を濃縮された(例えば30〜60
%、好ましくは45〜50%の)シリケート水溶液ま
たは処方で必要な任意の他の非界面活性電解質の
濃縮溶液と混合する方法である。この他の任意の
再沈降防止剤と、螢光増白剤と発泡剤とを含む他
の成分はその後に加える。最初に電解質溶液を造
る必要のない時には、ビルダーは最後に加える。
混合中は、各添加時に、組成物を液体状且つ均一
に維持するのに必要なだけの水を加える。全ての
機能性成分が入つた時に、所望ペイロード(pay
load)まで混合物を希釈する。通常、混合は十分
な分散が得られるような環境温度で行われ、例え
ば、ココナツトモノエタノールアミンのような非
イオン性界面活性剤では十分な分散体を行うよう
におだやかに、例えば40℃に加温する必要があ
る。この程度の加温は一般にトリポリリン酸ナト
リウムの水和熱によつて達成できる。十分に加温
するためには、一般に「I相」といわれる温度上
昇率の高い変成物の比率の高いものを含む無水形
のトリポリリン酸ナトリウムを加えるのが好まし
い。 以上の手順はこの発明の全てまたは大部分に対
して満足に使用できる多くの方法のほんの一つに
すぎない。ある種の処方では他のものよりも混合
順序と温度に対してより敏感となる。 処方型式 通常、この発明の処方は次の各型式の一つにす
るものが最も便利である。すなわち、(A)好ましく
は活性成分が少なくとも主成分がサルフエート化
またはスルホネート化された陰イオン性界面活性
で構成され、所望により少量比率で非イオン性界
面活性剤を含むような非石ケン陰イオン型、(B)活
性成分が実質的部分、好ましくは大部分が石ケン
で構成され、所望により非イオン性および/また
はサルフエート化またはホスホネート化された陰
イオン性界面活性剤を含む石ケンを主体にした洗
剤、(C)活性成分が少なくとも主として非イオン性
界面活性剤で構成され、所望により少量成分とし
て陰イオン性界面活性剤、石ケン、陽イオン性繊
維柔軟剤及び/または両性界面活性剤を含む非イ
オン型である。 上記の各型式はここに示していない他の型式を
含むこの発明の処方型式の全てのリストではな
い。 この発明の処方の異る型式のものをさらに詳細
に考える場合、型式「A」の中で、特に、高発泡
性のスルフエートまたはホスホネート型処方と低
発泡型「A」の処方とを区別することができる。 高発泡型「A」処方はC10〜14直鎖または枝分れ
鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム単独ま
たはそれとC10〜18アルキル硫酸エステル及び/ま
たはC10〜20アルキル1〜10モルエーテル硫酸エス
テル塩との混合物を主体にすることができる。繊
維のすずき特性を助けるために少量(例えば、組
成物重量の1%まで)の石ケンを入れることもで
きる。C12〜18アシル(例えば、ココナツト)モノ
エタノールアミドまたはジエタノールアミドまた
はこれらのエトキシ化物、エトキシ化されたアル
キルフエノール、脂肪族アルコールまたはそのエ
トキシ化物のような非イオン性発泡ブースターお
よび安定剤を所望により、一般には組成物の乾式
重量の約6%までの割合で入れることができる。 上記の処方において、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムの全量またはその一部を脂肪族ア
ルキルキシレンまたはトルエンスルホン酸塩、ア
ルキルエーテル硫酸エステル(好ましくは)また
はアルキル硫酸塩、パラフインスルホン酸塩およ
びオレフインスルホン酸塩、スルホカルボキシレ
ート、スルホコハク酸塩及びスルホケイ皮酸塩を
含めたこれらのエステルおよびアミド、アルキル
フエニルエーテル硫酸エステル塩、脂肪族アシル
モノエタノールアミドエーテルナルフエートまた
はその混合物を含む他のホスホネート化された界
面活性剤と代えることもできる。 従つて、この発明の個々の実施態様によつて提
供される非沈降性注入可能な洗剤組成物は水;組
成物の乾燥重量当り15〜60%の乾燥重量の、少く
とも一部が薄片状分離可能相として存在する界面
活性剤;組成物の乾燥重量当り20〜80%の乾燥重
量の、少くとも一部が懸濁した固体として存在す
るビルダーとから構成され、上記界面活性剤は主
成分として陰イオン性硫酸塩化またはスルホン酸
塩化された界面活性剤で構成され、それに所望に
より少量成分として組成物の乾燥重量当り20%ま
での非イオン系発泡剤及び/または安定剤と、組
成物の乾燥重量当り6%までの石ケンとを含むこ
とができる。 上記の硫酸塩化またはスルホン酸塩化された陰
イオン性界面活性剤は実質的にアルキルベンゼン
スルホン酸塩、好ましくはアルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、例えばC10〜14アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩であるのが好ましい。発泡ブース
ターが存在しない時のアルキルベンゼンスルホン
酸塩の比率は組成物の乾燥重量の20〜60%、例え
ば30〜55%が好ましい。 あるいは、陰イオン性界面活性剤はアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩と、アルキル硫酸塩及び/ま
たはアルキルエーテル硫酸エステル塩及び/また
はアルキルフエニル硫酸塩との重量比で例えば
1:5〜5:1、一般には1:2〜2:1、好ま
しくは1:1.5〜1.5:1、例えばば1:1の混合
物にすることができる。後者の場合、発泡ブース
ターの不存在下における陰イオン系界面活性剤の
全量は組成物の乾燥重量の15〜50%、例え20〜40
%が好ましい。 アルキルベンゼンスルホン酸塩と混合して用い
られる上記アルキルスル硫酸塩及び/またはアル
キルエーテル硫酸エステル塩は硫酸(エステル)
塩分子当り平均0〜5、例えば1〜2のエチレン
オキシ基を一般に有している。 型「A」処方の変形例では、陰イオン系界面活
性剤が実質的にアルキル硫酸塩及び/またはアル
キルエーテル硫酸エステル塩で構成される。発泡
ブースター不存在下の活性成分の全濃度は組成物
の乾燥重量の15〜50%が好ましい。一般に、この
活性成分はスルホン酸塩化された界面活性剤の1
分子当り平均0〜5、例えば0.5〜3のエチレン
オキシ基を有している。脂肪アルキル鎖の長さは
10〜20Cが好ましく、エチレン−オキシ基含有量
が高くなるにつれて鎖を長くするのが好ましい。 上記型は上記陰イオン活性含有物の全部または
一部の代りに前記クラスのスルホン酸塩化または
硫酸(エステル)塩化陰イオン系界面活性剤を用
いて変えることもできる。 繊維のすすぎ特性を助けるために上記洗剤処方
のいずれにも石ケンを加えることができる。この
目的で加える石ケンの濃度は組成物の乾燥重量当
り0.1〜4%、例えば0.5〜2%にするのが好まし
い。石ケンの量は泡の懸濁を防止するために硫酸
塩化またはスルホン酸塩化された界面活性剤の全
量の25%以下、一般には10%以下にするのが好ま
しい。 以上の高発泡陰イオン系洗剤のいずれにも発泡
ブースターおよび/または安定剤を加えることが
できる。この発泡ブースターまたは安定剤はココ
ナツトモノエタノールアミドまたはジエタノール
アミドまたはこれらのエトキシ化物、アルキルフ
エノールエトキシレート、脂肪族アルコールまた
はそのエトキシレートまたは脂肪族エトキシレー
トのような一般にC10〜18のアルキル非イオン系界
面活性剤である。この発泡ブースターおよび/ま
たは安定剤は一般に組成物の乾燥重量の20%ま
で、例えば0.1〜6%、好ましくは0.5〜4%の割
合で加える。この発泡ブースター及び/まは安定
剤を入れることによつて高発泡性製品中の活性成
分の全濃度を下げることができる。通常、発泡ブ
ースター及び/または安定剤を入れたアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩で構成される組成物は組成物
の重量を基礎として15〜40%、好ましくは20〜36
%、例えば25%のアルキルベンゼンスルホン酸塩
と、2〜6%、例えば4%の非イオン系界面活性
剤を含むことになり、非イオン系界面活性剤の比
率が高くなるにつれて陰イオン系界面活性剤の比
率を低くするのが好ましい。前記の他の硫酸塩化
またはスルホン酸塩化陰イオン系界面活性剤処方
でも同様に発泡ブースター及び/または安定剤を
入れた時には活性成分濃度を下げることができ
る。 ビルダーはトリポリリン酸ナトリウムが好まし
く、所望により、好ましくは少量の可溶性シリケ
ートを加える。しかし、前記の他のビルダーも用
いることができ、混合ビルダーにすることもでき
る。型「A」の処方のビルダーの割合は組成物の
DM重量の少なくとも一般に30%、好ましくは35
〜85%、例えば40〜80%である。特に乾燥重量の
50〜70%の範囲の割合のビルダーが好ましい。ビ
ルダー対活性成分比は1:1以上、好ましくは
1.2:1〜4:1、例えば1.5:1〜3:1にしな
ければならない。 低発泡型「A」処方は一般に、石ケンおよび非
イオン性シリコンまたはリン酸エステル発泡抑制
剤を含んだ前記高発泡型よりも硫酸塩化またはス
ルホン酸塩化された陰イオン系界面活性剤の比率
を低くすることによつて決まる。 従つて、この発明により提供される第2の実施
例の非沈降性注入可能な水性主体液体洗剤組成物
は少なくとも主成分が溶液中に電解質を含む水相
と、懸濁したビルダー粒子とによつて構成され、
この組成物は乾燥重量基準で15〜50%の活性成分
と、乾燥重量基準で少なくとも30%のビルダーと
で構成され、ビルダー対活性成分比は1:1より
大きく、所望により通常の少量成分を含んでお
り、上記界面活性剤は組成物の乾燥重量基準で15
〜50%のスルフエート化またはホスホネート化さ
れたアニオン系界面活性剤と少なくとも一つの発
泡抑制剤の有効量とで構成されている。 好ましくは、上記発泡抑制剤は硫酸塩化または
スルホン酸塩化された陰イオン系界面活性剤の重
量基準で20〜60%の割合の石ケンか、組成物の乾
燥重量の10%までの比率のC16〜20アルキル非イオ
ン系発泡抑制剤か、組成物の乾燥重量の10%まで
のC16〜20アルキルリン酸エステルか、シリコン発
泡抑制剤からの中から選択される。 石ケンの発泡抑制剤としての作用は石ケン対硫
酸塩化またはスルホン酸塩化陰イオン系界面活性
剤の比率によつて決まる。10%またはそれ以下の
比率では発泡抑性剤として有効でないが、高発泡
性洗剤組成物中ではすすぎ特性を助けるのに有用
である。発泡抑制作用としては硫酸塩化及び/ま
たはスルホン酸塩化された界面活性剤を基準にし
て石ケンの比率を最低約20%にする必要がある。
型「A」の洗剤での石ケン対硫酸塩化/スルホン
酸塩化界面活性剤の比を重量で約60%以上にする
と、発泡抑性作用が小さくなる。石ケンの割合は
硫酸塩化/スルホン酸塩化界面活性剤の重量の25
〜50%、例えば30〜45%が好ましい。 低発泡の型「A」界面活性剤は石ケンの他また
はその代りに非イオン系発泡抑制剤を含むことが
できる。これは例えばC16〜20アクリルモノエタノ
ールアミド、例えば油菜モノエタノールアミド、
C16〜22アルキルフエノールエトキシレート、
C16〜22アルコールエトキシレートまたはC16〜22脂
肪族エトキシレートにすることができる。この他
またはこれに加えて、組成物にアルカリ金属のモ
ノ及び/またはジC16〜22アルキルリン酸エステル
を入れることもできる。この非イオン系またはリ
ン酸エステル発泡抑制剤は一般に乾燥重量基準で
10%まで、好ましくは2〜8%、例えば3〜4%
の割合で処方に入れる。 また、発泡抑制剤としてあるいはその一部とし
てシリコン発泡抑制剤を用いることもできる。処
方でのこの有効濃度は前記の他の発泡抑制剤の場
合よりも実質的に低い。一般にこれは処方の乾燥
重量の0.1%以下、通常は0.01〜0.05%、例えば
0.02%にするのが好ましい。 型「A」の処方には通常の少量成分を入れるの
が好ましい。クレーのようなある種の繊維柔軟剤
を入れることもできるが、陰イオン界面活性剤主
体処方では陽イオン系繊維柔軟剤は一般に有効で
なく、これは特殊な処方系にしばしば入れられ
る。 この発明の型「B」の処方では石ケンが主活性
成分として入れられる。これにはさらに非イオン
系または他の陰イオン系界面活性剤も入れること
ができる。 型「B」の処方の典型的乾燥重量パーセントは
型「A」より低く、例えば25〜〜60%、好ましく
は29〜45%である。活性成分の全比率は組成物の
乾燥重量の一般に10〜60%、好ましくは15〜40
%、例えば20〜30%である。ビルダーの比率は乾
燥重量の通常30〜80%である。一般に、型「B」
の処方のモビリテイーは水溶性無機電解質、特に
珪酸ナトリウムを十分に入れることによつて向上
する。 高発泡石ケン処方には通常実質的にセツケンで
構成される活性成分を入れることができ、所望に
より型「A」の処方の所で述べた非イオン性発泡
ブースター及び/または安定剤、及び/またはア
ルキルエーテル硫酸エステル塩またはアルキルエ
ーテルスルホコハク酸塩のような硫酸エステル塩
陰イオン性ブースターの少量を入れることができ
る。 低発泡の型「B」処方には低濃度の石ケンに、
少量の硫酸塩化及び/またはスルホン酸塩化され
た陰イオン系界面活性剤、非イオン系またはリン
酸エステル発泡抑制剤及び/またはシリコーン発
泡抑制剤を入れることができる。 型「B」の処方の硫酸塩化及び/またはスルホ
ン酸塩化界面活性剤と石ケンとの間の関係は型
「A」の処方のそれの逆である。型「B」の処方
では、硫酸塩化及び/またはスルホン酸塩化され
た陰イオン系界面活性剤が石ケンの重量の約20〜
約60%の割合で存在すると発泡抑制の作用をす
る。 非イオン系リン酸エステルとシリコン発泡抑制
剤は型「A」の洗剤について説明したように便利
である。 型「B」の洗剤は任意の通常少量成分を含むこ
とができる。型Aの処方の場合のように、陰イオ
ン系繊維柔軟剤は一般に入れないが、他の繊維柔
軟剤は入れることができる。 型「C」の非イオンをベースにした洗剤はこの
発明の特に重要な観点を有している。通常の洗濯
では人造繊維の比率が高くなつているため、洗濯
用洗剤では非イオン系界面活性剤が用いられる傾
向にある。非イオン系は人造繊維に特に適してい
るが、商業的に受け入れられる非イオン系液体洗
剤はまだ市場に出ていない。 粉末洗剤の分野でも、非イオン系界面活性剤の
選択範囲は限られている。以上説明した本発明処
方の洗剤の多くは、現在の粉末処方の型式のもの
または容易に粉末として処方できる組成物と同等
の洗浄能力を有する安定な注入可能な液体洗剤組
成物になるよう造られた。しかし、潜在的に望ま
しい非イオン系洗剤のある種型式を満足に処方す
ることは、たとえ粉末でも、これまで不可能であ
つた。何故なら、所望の非イオン系界面活性剤を
十分多量に含んだ「固体」組成物は大くの場合粘
着性のある粉末となつてしまつて流れず、従つて
包装と貯蔵の問題があつたからである。従つて、
このような界面活性剤は粉末洗剤の最適比率以下
のものあるいは稀釈されて効力の低い液体洗剤に
しかならなかつた。 従つて、この発明は好ましい実施例として非沈
降性の注入可能な水性主体液体洗剤組成物を提供
するものであり、この組成物は少なくとも一つの
主要量の水性相と、界面活性剤を固形ビルダーと
を含む少なくとも他の1つの相とで構成され、こ
の組成物はその乾燥重量を基準にして10〜50%の
活性成分と、その乾燥重量基準で30〜80%のビル
ダーとで構成され、上記活性成分はその重量基準
で少なくとも主成分となるHLBが10〜18である
非イオン系界面活性剤で構成されている。 この界面活性剤は分離可能な水和固体または液
晶相として存在する。 この発明のこの実施例では前記の非イオン系界
面活性剤のいずれかまたはその混合物を使用でき
る。この界面活性剤はC12-18アルキル基を有する
のが好ましく、これは一般に直鎖であるが分枝鎖
および/または不飽和炭化水素基でもよい。この
非イオン系界面活性剤は平均HLBが12〜15であ
るのが好ましい。 型「C」処方の好ましい非イオン系界面活性剤
は脂肪族アルコールエトキシレートである。 高発泡の型「C」処方用には、8〜20のエチレ
ンオキシ基を有するC12-16アルキル非イオン系界
面活性剤、6〜12脂肪族炭素原子と8〜20のエチ
レンオキシ基を有するアルキルフエニルエトキシ
レートが好ましく、それと一緒に、好ましくは少
量成分として組成物の乾燥重量の例えば0〜30%
の陰イオン系界面活性剤、好ましくは硫酸塩化及
び/またはスルホン酸塩化陰イオン系、例えばア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、
アルキルエーテル硫酸エステル塩、パラフインス
ルホン酸塩、オレフインスルホン酸塩または前記
のその他の硫酸塩化またはスルホン酸塩化界面活
性剤、ただし発泡抑制剤を実質量含まないものを
用いることができる。ここの処方ではC10-18のア
クリルモノエタノールアミドのような非イオン系
発泡ブースターおよび安定剤を一般に型「A」処
方について前記した割合で用いることができる。
非イオン系活性成分全体のHLBが12−15である
のが好ましい。 この発明の低発泡性非イオン系組成物は特に好
ましい。これは組成物の乾燥重量基準で10〜40%
のC12-18アルキル5〜20モルエチレンオキシ非イ
オン系界面活性剤、例えば脂肪族アルコールエト
キシレート、脂肪酸エトキシレートまたはアルキ
ルフエニルエトキシレートで構成され、その
HLBは12〜15であるものが好ましい。この組成
物は少量成分として、組成物の重量の例えば10%
までの型「A」の洗剤に関して既に述べた陰イオ
ン系硫酸塩化及び/またはスルホン酸塩化界面活
性剤を含むことができ、さらに、低発泡の型
「A」の洗剤の所で既に述べたモノ、ジまたはト
リアルキルリン酸エステルまたはシリコン発泡抑
制剤のような発泡抑制剤を含むことができる。 型「C」処方には通常の任意の少量成分を入れ
ることができる。 特に、この発明の非イオン系洗剤には陽イオン
系繊維柔軟剤を入れることができる。この陽イオ
ン系繊維柔軟剤は非イオン系界面活性剤基準の重
量比で1:15〜1:4、好ましくは1:2〜1:
3を型式「C」処方に加えることができる。この
陽イオン系繊維柔軟剤は長鎖のアルキルまたはア
ルケニル基を有する陽イオン系界面活性剤で、一
般には2つのC16〜20アルキルまたはアルケニル
基、好ましくは2つのタロウイル基を有するもの
である。その例としては、ジC12〜20アルキルジ
(低級、例えばC1〜3、アルキル)アンモニウム塩、
例えばジタロウイルジメチルアンモニウムクロラ
イド、ジ(C16〜20アルキル)ベンズアルコニウム
塩、例えばジタロウイルメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、ジC16〜20アルキルアミドイミダ
ゾリンおよびC16-20アクリルアミドアミンまたは
第4アミノアミン、例えばビス(タロウアミノエ
チル)アンモニウム塩がある。 陽イオン系繊維柔軟剤を含む処方のものは硫酸
塩化またはスルホン酸塩化された陰イオン系界面
活性剤または石ケンを含まないのが好ましい。し
かし、組成物の重量で3%まで、好ましくは2%
までの少量成分としての陰イオン系リン酸エステ
ル界面活性剤は入れることができる。さらに、こ
の他またはそれに加えて少量成分(重量%で3%
まで、好ましくは2%まで)の両性界面活性剤、
例えばベタインおよびスルホベタインを加えるこ
とができる。さらに、セメクタイト粘土と通常の
少量成分を入れることもできる。 少量成分 本発明の組成物は少量成分を含むことができ
る。この主要なものは再沈降防止剤と、光学的ブ
ライトナーと、漂白剤である。 洗剤製造で最も普通に用いられる再沈降防止剤
はナトリウムカルボキシメチルセルロース
(SCMC)であり、この発明の組成物にはこれを
通常量、例えば0.1%以上で且つ5%以下、一般
には0.2〜4%、特に0.5〜2%、好ましくは0.7〜
1.5%入れるのが好ましい。一般に、SCMCは約
1%の濃度で有効であり、SCMC量を多くすると
液体組成物の粘度がかなり高くなるため、通常の
有効濃度以上にしないのが好ましい。上記の
SCMCの上限である約4〜5%を入れると、大低
の処方物は高ペイロードで注入可能な形にならな
い。 この他の再沈降防止剤及び/またはドロ解放剤
にはメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
カルボキシメチルデンプンおよび類似のポリ電解
質が含まれ、これら全てはSCMCの代りに用いら
れ、この他のカルボキシメチルセルロースの水溶
性塩も用いられる。 螢光増白剤(OBA)はこの発明の組成物では
任意成分であるが、好ましいものである。従来の
処方とは異つて、この発明組成物の安定性は
OBAに依存しない。従つて適当なおよびコスト
利益のあるOBAを選択してよく、省略してもよ
い。従来、液体洗剤にOBAとして勧められてい
た任意の螢光染料を通常粉末洗剤用に適した染料
と同様に使用できることを発見した。このOBA
の量は従来と同じである。しかし、ある種の液体
洗剤(例えば型「C」の処方)では粉末洗剤ほど
効果がなくなる傾向があることを発見した。従つ
て、粉末の場合の通常量よりこの処方では濃度を
少し濃くするのが好ましい。OBAの普通の濃度
は0.05〜0.5%で十分で、例えば、0.075〜0.3%、
一般には0.1〜0.2%である。これより低濃度でも
よいが、効果はなくなり、逆に多過ぎてもよいが
コストが高くなり、場合によつては相溶性に問題
が生じる。 この発明で用いることができるOBAの典型例
は、エトキシ化1,2−(ベンゾイミダゾリル)
エチレン;2−スチリルナフタ〔1,2d−〕オ
キサゾール;1,2−ビス(5′メチル−2−ベン
ゾオキアゾリル)エチレン;ジソデイウム−4,
4′−ビス(6−メチルエタノールアミン−3−ア
ニリノ−1,3,5−トリアジン−2″−イル)−
2,2′−スチルベンスルホネート;N−(2−ヒ
ドロキシエチル−4,4′−ビス(ベンゾイミダゾ
イル)スチルベン;テトラソデイウム4,4′−ビ
ス〔4″−ビス(2″−ヒドロキシエチル)−アミノ
−6″(3″−スルホフエニル)アミノ−1″,3″,
5″−トリアジン−2″−イル アミノ〕−2,2′−
スチルベンジスルホネート;ジソデイウム−4−
(6″−スルホナフト〔1′,2′−d〕トリアゾール−
2−イル)−2−スチルベンスルホネート;ジソ
デイウム4,4′−ビス〔4″−(2″−ヒドロキシエ
トキシ)−6″−アミノ−1″,3″,5″−トリアシン
−2″−イル アミノ〕−2,2′−スチルベンジス
ルホネート;4−メチル−7−ジメチル アミノ
クマリン;およびアルコキシ化4,4′−ビス−
(ベンゾイミダゾリル)スチルベンが含まれる。 漂白剤は化学的安定性と相溶性に従い本発明の
液体組成物では任意である。カプセル化された漂
白剤は懸濁固体の一部を形成する。 この発明の組成物では過酸化漂白剤の作用はテ
トラアセチル エチレンジアミンのような漂白剤
アクチベータの存在によつて促進される。 亜鉛やアルミニウムスルホネート化フタロシア
ニンのような光活性漂白剤を入れることもでき
る。 洗濯用洗剤では香料と着色剤を1〜2%までの
量入れることがこの発明の組成物の場合でも可能
である。通常の注意をはらう限り、本発明の処方
と相溶性のある添加剤が選択でき、これらはこの
発明の性能に影響しない。 タンパク分解酵素とデンプン分解酵素を本発明
に通常量入れることもでき、それに酵素安定剤と
担体も入れることができる。カプセル化酵素は懸
濁するであろう。 この他の少量成分にはホルムアルデヒドのよう
な殺菌剤、ビニールラテツクスエマルジヨンのよ
うな不透明化剤、ベンゾトリアゾールのような防
食剤が含まれる。 この発明の組成物は一般に洗濯用に適してお
り、本発明は以上説明したこの発明の任意組成物
を含む洗浄液中で布を撹拌することによつて布を
洗濯する方法を提供するものである。ここで説明
した低発泡組成物は特に自動洗濯機に用いられ
る。この組成物はさらに皿の洗浄、硬質表面の清
浄化にも使え、低発泡製品は特に皿洗浄機に適し
ている。これらの利用はこの発明の他の観点を構
成している。 この発明の組成物は一般に沸騰水中での布の洗
濯、または温水または冷水、例えば50〜80℃、特
に55〜68℃または20〜50℃、特に30〜40℃での洗
浄に用いることができる。通常、本組成物は洗浄
水に対して乾燥重量で0.05〜3%、好ましくは
0.1〜2%、より普通には0.3〜1%、例えば0.4〜
0.8%の濃度を加えて用いられる。 以下に例を掲げてこの発明を説明する。文中に
おける数値は他に特記しない限り全組成物当りの
重量%である。 種々の原料の組成 1 C10−C14直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム すべての処方において、使用した上記アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩は大部分が
パラ位スルホン化ドベイン(Dobane)JN
(Dobaneは登録商標名である)のナトリウム塩
である。その組成は下記により示される: C10 C11 C12 C13 C14 C15 13.0 27.0 27.0 19.0 11.0 1.0 この組成は単にアルキル鎖長を述べるにすぎ
ない。 2 ココナツトモノエタノールアミド これは下記の組成をもつ: RCO(NHCH2CH2O) 式中Rは下記により示される: C5 0.5% C7 6.5% C9 6.0% C11 49.5% C13 19.5% C15 8.5% C17(ステアリン) 2.0% C17(オレイン) 6.0% C17(リノール) 1.5% 3 α−オレフインスルホン酸ナトリウム この物質は下記の大体の組成をもつスルホン
化されたC16/C18オレフインのナトリウム塩で
ある: C16(末端オレフイン) 55.0% C18(末端オレフイン) 45.0% 4 C12−C18アルコール+8モルエチレンオキシ
ド この物質は下記の組成のアルコールへ平均8
モルのエチレンオキシドの付加物である: C10 3.0% C12 57.0% C14 20.0% C16 9.0 C18 11.0% 5 C14−C17n−アルカンスルホン酸ナトリウム この物質はC14−C17ノルマルパラフインのス
ルホン化物を水酸化ナトリウムで中和すること
によつて造り、全活性成分当り10%のジスルホ
ン酸塩を含む。 6 C12−C18硫酸ナトリウム この物質は下記の組成をもつ脂肪族アルコー
ルの硫酸エステルのナトリウム塩である: C10 3.0% C12 57.0% C14 20.0% C16 9.0% C18 11.0% 7 トリポリリン酸ナトリウム この物質は30%相含有無水のNa5P3O10と
して添加したが、6水和物として晶出した。 8 ケイ酸ナトリウム この物質は1:1.6のNa2O:SiO2比をもつ固
体を47%含有する粘稠な水溶液として添加し
た。 9 螢光増白剤 例51−例54の螢光増白剤は「チノパルCBS
−X(TINOPAL CBS−X)」の商品名で販売
されている4,4′−〔ジ(スチリル−2−スル
ホン酸)〕ビフエニルのジナトリウム塩である。
例1−例50の螢光増白剤は上記螢光増白剤と
4,4′〔ジ(4−クロロスチリル−3−スルホ
ン酸)〕ビフエニルのジナトリウム塩との混合
物で、「チノパルATS−X(TINOPAL ATS
−X)」の商品名で市販されている。 註 記 ここに記載の全アルコール類及びそのエチレン
オキシド付加物は直鎖状で第1級OH基をもつ。 ここに記載の例はいずれも通常水和固体として
の界面活性剤をケイ酸塩の47%溶液に添加し、他
の成分は主要ビルダーを最後に添加した以外は下
記の表中の上の方から下の方へ記載の順に添加し
た各添加段階で流動性の均質な系を維持するため
に必要な時はいつでも少量の水を添加した。最後
に、組成物を所望の乾燥重量%に希釈した。全調
製操作は成分の充分な分散が保たれるかぎりにお
いて室温で行つた。例25、例26、例27及び例28の
場合には上述の操作におけるケイ酸塩溶液の代り
に電解質(すなわち硫酸ナトリウム、塩化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム)の濃水
溶液を使用した。場合によつて、特にココナツト
モノエタノールアミドのような比較的高融点の非
イオン性界面活性剤の場合を使用する場合には、
完全な分散を確保するために例えば約40℃へのお
だやかな加温を必要とした。トリポリリン酸ナト
リウムをかなりの量で使する例のいずれにおいて
はこの温度は外部加熱なしに水和熱により達成さ
れた。
【表】
アツプ アツプ アツプ アツプ アツ
プ アツプ アツプ アツプ アツプ アツプ
プ アツプ アツプ アツプ アツプ アツプ
【表】
プ プ
プ プ プ プ
プ プ プ プ
【表】
ジナトリウム塩
【表】
プ プ プ
プ プ プ プ
プ プ プ プ
【表】
プ プ プ プ
プ プ プ プ
プ プ プ プ
【表】
ウム
【表】
プ プ プ
プ プ プ プ
プ プ プ プ
【表】
クアツプ クアツプ
クアツプ クアツプ
【表】
ウム
【表】
プ プ プ プ
プ プ プ プ
プ プ プ プ
【表】
プ プ プ
プ プ プ プ
プ プ プ プ
【表】
クアツプ
クアツプ クアツプ クアツプ
クアツプ クアツプ クアツプ
【表】
プ プ プ プ
プ プ プ プ
プ プ プ プ
【表】
ホン酸ナトリウム
【表】
クアツプ クア
ツプ クアツプ クアツプ クアツプ
ツプ クアツプ クアツプ クアツプ
【表】
クアツプ クアツプ
クアツプ クアツプ
【表】
クアツプ
クアツプ クアツプ クアツプ
この明細書に記載の例のうちで、例1と例2と
は基本タイプの処方Aを示し、例3と例4とは処
方AにSCMC(ナトリウムヒドロキシメチルセル
ロース)と螢光増白剤の併用例を示し、例5の
(a),(b)及び(c)は3種の異なるペイロードの処方A
を示し、例6及び例7は非沈降性処方を得るため
にSCMCも螢光増白剤も必須でないことを示し、
例8は防食剤及び香料を含み、例9の(a)及び(b)は
2種のペイロードにおける高ビルダー:活性成分
比(3:1)を説明する。例10の(a)及び(b)は2種
のペイロードにおける比較的低いビルダー:活性
成分比処方を説明し、例11は低ペイロードにおけ
る例9の組成物を3時間だけ遠心分離し上澄液を
デカンテーシヨンすることによつて得た非沈降性
処方に対応し、例12は比較例高含量のSCMCの効
果を説明し、例13〜例19は種々の陰イオン性界面
活性剤を併用したタイプAの処方を示し、例20〜
例24は種々の電解質を説明し、例25はトリポリリ
ン酸ナトリウムが単一の電解質である処方を説明
し、例26〜例31は種々のビルダー及びそれらの混
合物の使を説明し、例32は高ビルダー:活性成分
比処方を示し、例33は酵素含有処方、例34はハイ
ドロトロープ含有処方を説明し、例35は界面活性
剤のトリエタノールアミン塩を含有処方を説明
し、例36〜例38はオレフインスルホン酸塩の使
用、及び例39〜例42はパラフインスルホン酸塩の
使用を説明し、これら各場合において電解質を順
次に増大した処方である。例43〜例46は処方Bの
タイプを示す。ここに例43は3種のペイロードで
の処方、例44〜例46は電解質濃度を増大した処方
を示す。例47は低ペイロードの例43の処方を3時
間だけ遠心分離することによつて得たタイプBの
処方に対応し、例48及び例49は低発泡性タイプの
処方A及びCをそれぞれ説明する。例50〜例54は
種々のCタイプ処方を説明する。例55は陽イオン
性織物ソフト+−を使用したCタイプの処方を示
す。例56は枝分れ鎖アルキルベンゼンスルホン酸
ナトリウムを使用し、例57はココナツトジエタノ
ールアミン、例59及び例60はホネホネートビルダ
ーの使用を説明する。例61〜例62はリン酸塩不
含、低リン酸塩及び高リン酸塩含有処方に関し、
特に北アメリカ市場の異なる地域に適合させた処
方に関する。例63〜例66はあるアジア地域の要求
に適合させた処方である。比較例A及びBはオー
ストラリヤ及びヨーロツパで現在市販されている
2種の市販組成物を示す。前者はオーストラリヤ
特許第522983号に対応し、後者はヨーロツパ特許
第38101号に対応する製品である。各比較例の製
品は市販品を購入したものであるが、中性子散乱
分析(中性子線回折)結果は市販品の分析値に合
致するように、但し水の代りに重水を使用して各
特許の実施例に従つて造つたサンプルについて行
つた。比較例Aはオーストラリヤ特許第522983号
の例1と実質上同じで、比較例Bは前記ヨーロツ
パ特許の例1と大体同じであり、このヨーロツパ
特許の例1を中性子散乱用に造つた。重量%で示
す組成は下記の通りである: A オーストラリヤ特許第522983号例1対応品 重量% C10−C14直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム 12 C12−C15アルコール−硫酸エステルの3モルエ
トキシ化物のナトリウム塩 3 トリポリリン酸ナトリウム 15 炭酸ナトリウム 2.5 螢光増白剤(Tinopal LMS) 0.5 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 1.0 水 100にメークアツプ B ヨーロツパ特許第38101号によるサンプル: 重量% C10−C14直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム 6.4 オレフイン酸カリウム 0.9 C12−C18アルコールの8モルエトキシレート
1.8 ココナツトジエタノールアミド 1.0 エチレンジアミン四酢酸 0.4 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 0.05 トルエンスルホン酸ナトリウム 1.0 トリポリリン酸ナトリウム 24.0 螢光増白剤 <0.3 グリセリン 5.1 ケイ酸ナトリウム 1.7 水 100にメークアツプ C 例製品の試験結果 上述の例の製品を用いて種々の試験を行つ
た。その結果を下記に表示する。 註記:遠心分離試験により分離した相は底
(すなわち最高密度相)から上へ向けて数えた。
クアツプ クアツプ クアツプ
この明細書に記載の例のうちで、例1と例2と
は基本タイプの処方Aを示し、例3と例4とは処
方AにSCMC(ナトリウムヒドロキシメチルセル
ロース)と螢光増白剤の併用例を示し、例5の
(a),(b)及び(c)は3種の異なるペイロードの処方A
を示し、例6及び例7は非沈降性処方を得るため
にSCMCも螢光増白剤も必須でないことを示し、
例8は防食剤及び香料を含み、例9の(a)及び(b)は
2種のペイロードにおける高ビルダー:活性成分
比(3:1)を説明する。例10の(a)及び(b)は2種
のペイロードにおける比較的低いビルダー:活性
成分比処方を説明し、例11は低ペイロードにおけ
る例9の組成物を3時間だけ遠心分離し上澄液を
デカンテーシヨンすることによつて得た非沈降性
処方に対応し、例12は比較例高含量のSCMCの効
果を説明し、例13〜例19は種々の陰イオン性界面
活性剤を併用したタイプAの処方を示し、例20〜
例24は種々の電解質を説明し、例25はトリポリリ
ン酸ナトリウムが単一の電解質である処方を説明
し、例26〜例31は種々のビルダー及びそれらの混
合物の使を説明し、例32は高ビルダー:活性成分
比処方を示し、例33は酵素含有処方、例34はハイ
ドロトロープ含有処方を説明し、例35は界面活性
剤のトリエタノールアミン塩を含有処方を説明
し、例36〜例38はオレフインスルホン酸塩の使
用、及び例39〜例42はパラフインスルホン酸塩の
使用を説明し、これら各場合において電解質を順
次に増大した処方である。例43〜例46は処方Bの
タイプを示す。ここに例43は3種のペイロードで
の処方、例44〜例46は電解質濃度を増大した処方
を示す。例47は低ペイロードの例43の処方を3時
間だけ遠心分離することによつて得たタイプBの
処方に対応し、例48及び例49は低発泡性タイプの
処方A及びCをそれぞれ説明する。例50〜例54は
種々のCタイプ処方を説明する。例55は陽イオン
性織物ソフト+−を使用したCタイプの処方を示
す。例56は枝分れ鎖アルキルベンゼンスルホン酸
ナトリウムを使用し、例57はココナツトジエタノ
ールアミン、例59及び例60はホネホネートビルダ
ーの使用を説明する。例61〜例62はリン酸塩不
含、低リン酸塩及び高リン酸塩含有処方に関し、
特に北アメリカ市場の異なる地域に適合させた処
方に関する。例63〜例66はあるアジア地域の要求
に適合させた処方である。比較例A及びBはオー
ストラリヤ及びヨーロツパで現在市販されている
2種の市販組成物を示す。前者はオーストラリヤ
特許第522983号に対応し、後者はヨーロツパ特許
第38101号に対応する製品である。各比較例の製
品は市販品を購入したものであるが、中性子散乱
分析(中性子線回折)結果は市販品の分析値に合
致するように、但し水の代りに重水を使用して各
特許の実施例に従つて造つたサンプルについて行
つた。比較例Aはオーストラリヤ特許第522983号
の例1と実質上同じで、比較例Bは前記ヨーロツ
パ特許の例1と大体同じであり、このヨーロツパ
特許の例1を中性子散乱用に造つた。重量%で示
す組成は下記の通りである: A オーストラリヤ特許第522983号例1対応品 重量% C10−C14直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム 12 C12−C15アルコール−硫酸エステルの3モルエ
トキシ化物のナトリウム塩 3 トリポリリン酸ナトリウム 15 炭酸ナトリウム 2.5 螢光増白剤(Tinopal LMS) 0.5 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 1.0 水 100にメークアツプ B ヨーロツパ特許第38101号によるサンプル: 重量% C10−C14直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム 6.4 オレフイン酸カリウム 0.9 C12−C18アルコールの8モルエトキシレート
1.8 ココナツトジエタノールアミド 1.0 エチレンジアミン四酢酸 0.4 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 0.05 トルエンスルホン酸ナトリウム 1.0 トリポリリン酸ナトリウム 24.0 螢光増白剤 <0.3 グリセリン 5.1 ケイ酸ナトリウム 1.7 水 100にメークアツプ C 例製品の試験結果 上述の例の製品を用いて種々の試験を行つ
た。その結果を下記に表示する。 註記:遠心分離試験により分離した相は底
(すなわち最高密度相)から上へ向けて数えた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
上記例の若干のものについて洗濯性能について
試験した。結果を下記に示す: シリーズ 1 代表的高発泡性組成物を2つの異なる標準の汚
れた織物サンプルについて機械洗浄試験により標
準の粉末組成物と比較した。
試験した。結果を下記に示す: シリーズ 1 代表的高発泡性組成物を2つの異なる標準の汚
れた織物サンプルについて機械洗浄試験により標
準の粉末組成物と比較した。
【表】
準品
ここに「有効洗浄固体」とは活性成分及びビル
ダーの合計量を云う。「粉末標準品」とは6g/
の濃度で使用し、各例は洗浄液中に同じ%の有
効洗浄固体量を与えるように調整した。 シリーズ 2 高発泡型及び低発泡型の代表的組成物を同じ重
量使量で3種の温度で試験した。
ここに「有効洗浄固体」とは活性成分及びビル
ダーの合計量を云う。「粉末標準品」とは6g/
の濃度で使用し、各例は洗浄液中に同じ%の有
効洗浄固体量を与えるように調整した。 シリーズ 2 高発泡型及び低発泡型の代表的組成物を同じ重
量使量で3種の温度で試験した。
【表】
シリーズ 3
このシリーズでは粉末標準品と低発泡性非イオ
ン界面活性剤使用組成物を比較試験した:
ン界面活性剤使用組成物を比較試験した:
【表】
シリーズ 4
2種の低発泡非イオン界面活性剤含有組成物を
自然に汚れた織布について試験した(自然の汚れ
について15回続いて洗浄した)。 条件:温度 50℃ 水 300ppmの硬水度 洗浄時間 30分間 織 布 65:35白色ポリエステル:木綿 濃 度 同じ重量すなわち6g/ 結果: 例 52=標準の100% 54=標準の75%螢光増白剤の効率 52=95〜100% 54=95〜100%汚れ除去及び付着効率 上記2例のサンプルを試験時点でヨーロツパで
商業的に入手しうる液体洗濯洗剤のうちから我々
の試験によつて最良の性能を示した3種の液体洗
濯洗剤に比較した。 これらの2例のサンプルは共にこれらの3種の
市販品よりすぐれた性能を示した。
自然に汚れた織布について試験した(自然の汚れ
について15回続いて洗浄した)。 条件:温度 50℃ 水 300ppmの硬水度 洗浄時間 30分間 織 布 65:35白色ポリエステル:木綿 濃 度 同じ重量すなわち6g/ 結果: 例 52=標準の100% 54=標準の75%螢光増白剤の効率 52=95〜100% 54=95〜100%汚れ除去及び付着効率 上記2例のサンプルを試験時点でヨーロツパで
商業的に入手しうる液体洗濯洗剤のうちから我々
の試験によつて最良の性能を示した3種の液体洗
濯洗剤に比較した。 これらの2例のサンプルは共にこれらの3種の
市販品よりすぐれた性能を示した。
第1図〜第11図はそれぞれ例5a(第1図)、
例18(第2図)、例21(第3図)、例25(第4図)、例
39(第5図))、例36(第6図)、例50(b)(第7図)
、
例53(第8図)、例52(第9図)、比較例A(第10
図)及び比較例B(第11図)の異なる群を説明
する波長6.00オングストロームにおけるハーウエ
ル(Harwell)小角度中性子散乱スペクトロメー
ターによる上記各例の酸化重水素置換体の中性子
散乱スペクトルを示す図、第12図〜第18図は
それぞれ例5(b)(第12図、倍率2000倍)、例36
(第13図、倍率3000倍)、例41(第14図、倍率
2000倍)、例41(第15図、倍率3000倍)、例53(第
16図、倍率3000倍)、Aに対応する市販品(第
17図、倍率2000倍)及びBに対応する市販品
(第18図、倍率3000倍)の凍結破面エツチング
によりランカスター大学低温度走査電子顕微鏡写
真である。図中: Q=2t/d(ここにdはÅ単位で表わした格子面 間格)、I=中性子計数強度。
例18(第2図)、例21(第3図)、例25(第4図)、例
39(第5図))、例36(第6図)、例50(b)(第7図)
、
例53(第8図)、例52(第9図)、比較例A(第10
図)及び比較例B(第11図)の異なる群を説明
する波長6.00オングストロームにおけるハーウエ
ル(Harwell)小角度中性子散乱スペクトロメー
ターによる上記各例の酸化重水素置換体の中性子
散乱スペクトルを示す図、第12図〜第18図は
それぞれ例5(b)(第12図、倍率2000倍)、例36
(第13図、倍率3000倍)、例41(第14図、倍率
2000倍)、例41(第15図、倍率3000倍)、例53(第
16図、倍率3000倍)、Aに対応する市販品(第
17図、倍率2000倍)及びBに対応する市販品
(第18図、倍率3000倍)の凍結破面エツチング
によりランカスター大学低温度走査電子顕微鏡写
真である。図中: Q=2t/d(ここにdはÅ単位で表わした格子面 間格)、I=中性子計数強度。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 流動性水性系洗剤組成物であつて、水と、5
〜35%の少なくとも一種の界面活性剤と、該組成
物中における溶解度よりも大きな濃度で存在し少
なくとも一部は該組成物中において懸濁した固体
粒子として存在する少なくとも一種のビルダー
と、溶解した界面活性剤を非溶解化する電解質と
を含み、該電解質は許容できない結晶晶出を生ず
るのに充分な量の硫酸ナトリウムを包含するもの
ではないが、しかしビルダーの溶解部分をすべて
包含するものである流動性水性系洗剤組成物にお
いて、 (A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重力
の800倍で遠心分離処理したときに溶解した電
解質の少なくとも一部を含有する水相と、界面
活性剤の少なくとも一部を含有する少なくとも
一つの別の層が形成されるような量で存在し、
かつ該電解質の量は、組成物中に存在する全界
面活性剤の75重量%以下が前記水相に含まれる
ようになる最低量以上であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性とな
るのに要する最大量以下であり、かつ組成物の
粘度が11.5パスカル以下となるのに要する最低
量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物。 2 ビルダーを少なくとも15重量%含む特許請求
の範囲第1項記載の流動性水性系洗剤組成物。 3 ビルダーの界面活性剤に対する重量比が少な
くとも1:1である特許請求の範囲第1項または
第2項記載の流動性水性系洗剤組成物。 4 流動性水性系洗剤組成物であつて、水と、5
〜35%の少なくとも一種の界面活性剤と、該組成
物中における溶解度よりも大きな濃度で存在し少
なくとも一部は該組成物中において懸濁した固体
粒子として存在する少なくとも一種のビルダー
と、溶解した界面活性剤を非溶解化する電解質と
を含み、該電解質は許容できない結晶晶出を生ず
るのに充分な量の硫酸ナトリウムを包含するもの
ではないが、しかしビルダーの溶解部分をすべて
包含するものである、流動性水性系洗剤組成物に
おいて、 (A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重力
の800倍で遠心分離処理したときに溶解した電
解質の少なくとも一部を含有する水相と、界面
活性剤の少なくとも一部を含有する少なくとも
一つの別の層が形成されるような量で存在し、
かつ該電解質の量は、界面活性剤の少なくとも
かなりの割合が薄片状液晶または水和固体とし
て、溶解した電解質を含む水相と混ざり合つて
存在するようになる最低量以上であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性とな
るのに要する最大量以下であり、かつ組成物の
粘度が11.5パスカル以下となるのに要する最低
量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物。 5 ビルダーを少なくとも15重量%含む特許請求
の範囲第4項記載の流動性水性系洗剤組成物。 6 ビルダーの界面活性剤に対する重量比が少な
くとも1:1である特許請求の範囲第4項または
第5項記載の流動性水性系洗剤組成物。 7 流動性水性系洗剤組成物であつて、水と、5
〜35%の少なくとも一種の界面活性剤と、該組成
物中における溶解度よりも大きな濃度で存在し少
なくとも一部は該組成物中において懸濁した固体
粒子として存在する少なくとも一種のビルダー
と、溶解した界面活性剤を非溶解化する電解質と
を含み、該電解質は許容できない結晶晶出を生ず
るのに充分な量の硫酸ナトリウムを包含するもの
ではないが、しかしビルダーの溶解部分をすべて
包含するものである、流動性水性系洗剤組成物に
おいて、 (A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重力
の800倍で遠心分離処理したときに溶解した電
解質の少なくとも一部を含有する水相と、界面
活性剤の少なくとも一部を含有する少なくとも
一つの別の層が形成されるような量で存在し、
かつ該電解質の量は、前記水相中に1当たり
2〜4.5gイオンのアルカリ金属を含ませるの
に充分な量であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性とな
るのに要する最大量以下であり、かつ組成物の
粘度が11.5パスカル以下となるのに要する最低
量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物。 8 ビルダーを少なくとも15重量%含む特許請求
の範囲第7項記載の流動性水性系洗剤組成物。 9 ビルダーの界面活性剤に対する重量比が少な
くとも1:1である特許請求の範囲第7項または
第8項記載の流動性水性系洗剤組成物。 10 流動性水性系洗剤組成物であつて、水と、
5〜35%の少なくとも一種の界面活性剤と、該組
成物中における溶解度よりも大きな濃度で存在し
少なくとも一部は該組成物中において懸濁した固
体粒子として存在する少なくとも一種のビルダー
と、溶解した界面活性剤を非溶解化する電解質と
を含み、該電解質は許容できない結晶晶出を生ず
るのに充分な量の硫酸ナトリウムを包含するもの
ではないが、しかしビルダーの溶解部分をすべて
包含するものである、流動性水性系洗剤組成物に
おいて、 (A) 電解質は、組成物を25℃で17時間普通の重力
の800倍で遠心分離処理したときに溶解した電
解質の少なくとも一部を含有する水相と、界面
活性剤の少なくとも一部を含有する少なくとも
一つの別の層が形成されるような量で存在し、
かつ該電解質の量は、組成物が0.2ニユート
ン・m-2以上の降伏点をもち、剪断応力をかけ
た後の回復時において該応力をかける前よりも
大きな粘度を有する非沈降性組成物を形成する
最低量以上であり、かつ (B) 組成物中の水の量は、組成物が非沈降性とな
るのに要する最大量以下であり、かつ組成物の
粘度が11.5パスカル以下となるのに要する最低
量以上であること を特徴とする流動性水性系洗剤組成物。 11 ビルダーを少なくとも15重量%含む特許請
求の範囲第10項記載の流動性水性系洗剤組成
物。 12 ビルダーの界面活性剤に対する重量比が少
なくとも1:1である特許請求の範囲第10項ま
たは第11項記載の流動性水性系洗剤組成物。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8203398 | 1982-02-05 | ||
| GB8203398 | 1982-02-05 | ||
| GB8210670 | 1982-04-13 | ||
| GB8219227 | 1982-07-02 | ||
| GB8236664 | 1982-12-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58145794A JPS58145794A (ja) | 1983-08-30 |
| JPH0359957B2 true JPH0359957B2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=10528147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58018002A Granted JPS58145794A (ja) | 1982-02-05 | 1983-02-05 | 注加可能な非沈降性水性主体洗剤組成物 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58145794A (ja) |
| KR (3) | KR880001845B1 (ja) |
| PL (1) | PL145253B1 (ja) |
| ZA (1) | ZA83769B (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002332498A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Kao Corp | 液体洗浄剤組成物 |
| JP3986873B2 (ja) | 2001-05-08 | 2007-10-03 | 花王株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
| JP6188199B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2017-08-30 | ライオン株式会社 | 食器洗い機用洗浄剤 |
| JP6188196B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2017-08-30 | ライオン株式会社 | 食器洗い機用洗浄剤 |
| KR102066686B1 (ko) * | 2019-08-29 | 2020-01-15 | 주식회사 엘지생활건강 | 과량의 전해질을 포함하는 액체 세정제 조성물 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1577120A (en) * | 1976-05-24 | 1980-10-22 | Unilever Ltd | Liquid detergent compositions |
| JPS5686999A (en) * | 1979-12-17 | 1981-07-15 | Nippon Oils & Fats Co Ltd | Detergent composition |
-
1983
- 1983-02-04 ZA ZA83769A patent/ZA83769B/xx unknown
- 1983-02-05 PL PL1983240459A patent/PL145253B1/pl unknown
- 1983-02-05 KR KR1019830000454A patent/KR880001845B1/ko not_active Expired
- 1983-02-05 JP JP58018002A patent/JPS58145794A/ja active Granted
-
1987
- 1987-04-09 KR KR1019870003404A patent/KR880001846B1/ko not_active Expired
- 1987-04-09 KR KR1019870003403A patent/KR880001859B1/ko not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ZA83769B (en) | 1984-09-26 |
| KR880013432A (ko) | 1988-11-30 |
| KR880013433A (ko) | 1988-11-30 |
| KR880001845B1 (ko) | 1988-09-21 |
| KR880001846B1 (ko) | 1988-09-21 |
| PL145253B1 (en) | 1988-08-31 |
| JPS58145794A (ja) | 1983-08-30 |
| PL240459A1 (en) | 1984-06-18 |
| AU561055B2 (en) | 1987-04-30 |
| KR880001859B1 (ko) | 1988-09-22 |
| KR840003692A (ko) | 1984-09-15 |
| AU4827185A (en) | 1986-01-30 |
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