JPH0360614A - 鮮度保持材および鮮度保持容器 - Google Patents

鮮度保持材および鮮度保持容器

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JPH0360614A
JPH0360614A JP19705889A JP19705889A JPH0360614A JP H0360614 A JPH0360614 A JP H0360614A JP 19705889 A JP19705889 A JP 19705889A JP 19705889 A JP19705889 A JP 19705889A JP H0360614 A JPH0360614 A JP H0360614A
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JP
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freshness
container
preserving
inorganic substance
base material
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JP19705889A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Kawai
保 河合
Kinzo Masuda
増田 欣三
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業土の利用分野〕 本発明は鮮度保持材およびそれを用いてなる鮮度保持容
器に関する。さらに詳しくは、腐敗しやすい生鮮農産物
などの食物の鮮度を長崎間にわたり保持しうる鮮度保持
材およびそれを用いてなる鮮度保持容器に関する。
〔従来の技術〕
近年、農家などで収穫された生鮮農産物が市場に送り出
されるまでの流通過程でその鮮度が低下することが問題
になっている。
従来の生鮮農産物の鮮度保持方法としては、(イ)水に
濡らした新聞紙で生鮮農産物を包み、水分を補給する方
法、(ロ)水分が外部に放出されるのを防ぐために生鮮
農産物をポリ袋に入れ、生鮮農産物から発生し、鮮度低
下の元凶となるエチレンを吸着除去するためにエチレン
吸着剤をポリ袋の中に入れて密封する方法などが採られ
ている。
しかしながら、前記(イ)の方法では、水に濡らされた
新聞紙と生鮮農産物の接触部で腐敗が生じることがあり
、また新聞紙は比較的短時間で乾燥するため、有効な手
段ではなく、しかも生鮮農産物を遂−新聞紙で包まなけ
ればならないので手間がかかるという欠点がある。また
、前記(ロ)の方法では、エチレン吸着剤は高価であり
、シカモ再生利用をすることができるものではなく、安
全性が確立していないばかりか、生鮮農産物を遂−ポリ
袋に入れるという作業が煩雑であるなどの欠点がある。
また、流通業者などが食料品を市場や一般家庭に輸送す
るばあいにおいても、とくに夏季のような高温多湿期や
輸送などに長時間を要するときには、食料品の鮮度の劣
化が著しいため、近年食料品などの食物の鮮度を保持す
るための方法が検討されているが、かかる食料品などの
食物の鮮度を保持するための手段は未だ見出されていな
いのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで本発明者らは、前記従来技術に鑑みて生鮮農産物
および食料品の鮮度を安全に長時間保持しつる手段を開
発するべく鋭意研究を重ねたところ、たとえば段ボール
箱、木箱、プラスチック製容器などの輸送用容器内に、
可撓性を有する基材に無機物質を付着してなる鮮度保持
材を設けたばあいには、意外なことに食物の鮮度が長時
間にわたって保持され、しかも食物に対して何ら悪影響
が及ぼされず、さらに食物をポリ袋などで包装するなど
の煩雑な作業が不要であるというまったく新しい手段を
初めて見出し、本発明を完成するにいたった。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は■可撓性を有する基材に無機物質を
付着してなる鮮度保持材および■前記鮮度保持材を、容
器が振動を受けたときに該鮮度保持材が揺れるように容
器内に設けてなる鮮度保持容器に関する。
〔作用および実施例〕
本発明の鮮度保持材は、無機物質を可撓性を有する基材
に付着させることによってえられるものである。
前記基材としては、無機物質を付着させうるちので、容
器内の一部に固定されたときに容器の輸送時などの振動
により撓んで揺れるものであればとくに限定はなく、種
々のものを用いることができる。かかる基材の材質とし
ては、たとえば軟質発泡ポリウレタン、発泡ポリプロピ
レン、発泡ポリエチレン、発泡ポリ塩化ビニルなどから
なる合成樹脂発泡体、海綿、不織布、板紙などがあげら
れ、これらのなかでは軽量でかつ無機物質が内部にまで
付着されやすい多孔質体であるので連続気泡の合成樹脂
発泡体が好ましく、かかる連続気泡の合成樹脂発泡体の
なかでは連続気泡の軟質発泡ポリウレタンがとくに好ま
しい。
本発明に用いられる基材の大きさは、その材質などによ
り異なるため一部には決定することができないが、通常
、容器の大きさや容器に入れられる食料品などの量など
に応じて適宜調整されることが好ましい。
また、前記基材の形状は、容器の一部に設けられたとき
に、輸送などによる容器の振動で撓んで揺れることによ
り、容器内の空気を撹拌するという作用(以下、ボンピ
ング作用という)を呈するような形状であればとくに限
定はない。
かかる形状の具体例としては、たとえば第1図および第
2図に示されるような多角柱状、第3図に示されるよう
な円柱状、第4図に示されるような逆円錐形状などの棒
状、第5図に示されるような板状(プレート状)をはじ
め、第6図に示されるような階段状、第7図に示される
ようならせん状、第8図に示されるような棒状のもので
その内部が空洞となっているものなどがあげられるが、
本発明に用いられる基材はこれらの形状に限定されず、
ボンピング作用を呈するのであればいかなる形状であっ
てもよい。
また、第9図に示されるように基材(1)の上部にたと
えば鉄などの比重の大きい物質からなる板(′2Jなど
を取り付けることにより、輸送中の振動によってさらに
揺れが大きくなるようにしてもよい。
鮮度保持材は、該鮮度保持材に付着された無機物質が多
孔質体であるケイソウ土を主成分としたものであること
により、容器内に設置されたばあいに土壁などと同様に
呼吸発散作用を呈するため、食物から蒸散された水蒸気
を吸青し〜容器内で結露の発生を防ぐとともに、基材と
同様のボンピング作用を有することにより容器内の温度
、湿度を一定に保つという作用を呈し・しかも生鮮農産
物を容器内に保存するばあいには、生鮮農産物から放出
されたエチレンなどの鮮度を阻害するガスを吸着すると
いう作用を呈する。
前記無機物質には前記のごとく主としてケイソウ土の焼
成粉末が含有されるが、その他の成分として、たとえば
石膏、砂、硬化剤などが含有される。
前記ケイソウ土の焼成粉末としては、ケイソウ上を約8
00℃の空気雰囲気中にて焼成・乾燥したのち、約15
0メツシユ程度に微粉末化したものが用いられる。
前記ケイソウ土の純度および気孔度については本発明に
おいてはとくに限定はないが、できるだけ純度が高く、
しかも気孔度が大きいものが好ましい。無機物質におけ
るケイソウ土の焼成粉末の含有率は5〜95%(重量%
、以下同様)、好ましくは10〜70%、とくに好まし
くは15〜30%である。該ケイソウ土の焼成粉末の含
有率は5%未満であるばあい、えられる鮮度保持材の防
露性が小さくなる傾向があり、また95%をこえるばあ
い、えられる鮮度保持材の防露性は向上するが、機械的
強度が低下する傾向にある。
前記石膏は、ケイソウ上を固めて機械的強度を向上させ
るはたらきを有するものであり、かかる石膏としては、
焼石膏、死焼石膏などを約150メツシユ程度に微粉末
化したものが用いられる。無機物質における石膏の含有
率は90%以下、好ましくは15〜30%、とくに好ま
しくは20〜25%である。該石膏の含有率は90%を
こえるばあい、えられる鮮度保持材の防露性が低下する
傾向にある。
前記砂は、機械的強度を向上せしめるはたらきを有する
ものであり、かかる砂としては、ケイ砂などを粒度5号
程度に調整したものが用いられる。無機物質における砂
の含有率は8096以下、好ましくは20〜70%、と
くに好ましくは45〜65%である。該妙の含有率は8
0%をこえるばあい、えられた鮮度保持材の防露性が低
下する傾向にある。
前記硬化剤は、機械的強度を付与せしめるはたらきを有
するものであり、たとえばフジベトン(■藤増総合化学
研究所製、商品名)、タフロック(住友セメント■製、
商品名)などのローム質土壌や粘土質土壌などの軟弱土
壌の支持力を増強させるために土質安定剤として使用さ
れているものやセメントなどがあげられる。無機物質に
おける硬化剤の含有率は50%以下、とくに好ましくは
1〜5%である。該硬化剤の含有率は50%をこえるば
あい、えられる鮮度保持材の防露性が低下し、しかも無
機物質にクラックが発生しやすくなる傾向がある。
前記無機物質の構成成分を配合したものとしては、たと
えばSRコート(■イシウラ製、商品名)を容易に入手
することができ、このものは本発明において無機物質と
してきわめて好適に使用しうるちのである。
なお、本発明の鮮度保持材をくり返して使用したばあい
であっても無機物質にクラックなどが発生しないように
し、また無機物質と基材εの接着強度を向上せしめるた
めに、前記無機物質にはさらに、たとえば酢酸ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリメチルメタクリレート
、シリコーン樹脂、ブチルゴム、変成エポキシ樹脂など
をたとえばエマルジョンのかたちでバインダーとして添
加するのが好ましい。
これらのなかでもエチレン−酢酸ビニル共重合体は無機
物質において、とくにすぐれたバインダーとして作用す
るものであり、該エチレンー酢酸ビニル共重合体を添加
したばあい、無機物質の耐クラツク性が飛躍的に向上す
るという効果かえられるので好ましい。かかるバインダ
ーの前記無機物質およびバインダーの合計量に対する割
合は5〜30%、好ましくは10〜25%である0該割
合は5%未満であるばあい、耐クラツク性の向上効果は
小さく、また30%をこえるばあい、ケイソウ土の多孔
質性が低下し、したがってえられる鮮度保持材の防露性
が低下する傾向にある。
なお、前記無機物質は通常白ないし黄銅色を呈するもの
であるが、さらに必要に応じて顔料、染料などを添加し
て所望の色に調色してもよい。
前記無機物質は、基材の全面に設けられても部分的に設
けられてもよく、無機物質が基材に設けられる面積の基
材の全面積に対する割合は、基材の形状や大きさ、鮮度
保持材が容器内に設けられる個数などにより適宜調整さ
れることが好ましい。
前記無機物質を基材に付着させる方法としては、たとえ
ば前記各成分を調整し、混合したのち、適度な粘度とな
るように水を添加して練り、たとえばハケ塗り、コテ塗
り、吹付けなどの従来から採用されている手段によって
付着させればよく、基材がとくに多孔性を有するもので
あるばあいには基材に含浸させてもよい。
さらに、たとえば紙、織布、不織布、孔を設けたたとえ
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ナ
イロンなどの樹脂製のフィルムなどの通気性を有する素
材からなる袋体の中に無機物質を入れ、これを第1O図
に示されるように袋体(3)を接着剤などによって基材
に取りつけた鮮度保持材(1)を用いてもよい。なお、
袋体(3)の素材としてその表面に孔が設けられた樹脂
製のフィルムを用いるばあいには、かかる孔の大きさは
袋体(3)につめられる無機物質が孔を通過しないよう
な大きさに調整されることが好ましい。袋体(3)には
、無機物質そのものを入れてもよいが、そのかわりに前
記基材と同様の材質の担体に、基材に付着させるときと
同様の方法で無機物質を付着させたものを入れてもよい
かかる担体の大きさは、用いられる基材や袋体の大きさ
などにより適宜調整されることが好ましい。また、かか
る担体の形状は、たとえば球状、サイコロ状など無機物
質を付着しうる形状であればとくに限定はない。袋体を
用いた鮮度保持材のなかでも、小球状の小さな担体に無
機物質が付着されたものを所定量袋体に入れて該袋体を
基材に取り付けてなる鮮度保持材は、袋体に入れる担体
の数を変えることにより、必要に応じた適度な鮮度保持
性を有するものとすることもできる。
前記基材に付着される無機物質の量は、容器内に設けら
れる鮮度保持材の個数、鮮度保持材が設けられる容器の
種類や内容量などをはじめ、容器内に入れられる食物の
種類や瓜、容器の置かれる環境、食物が容器内で保持さ
れる期間などによって異なるため一部には決定すること
ができないので、これらの諸条件に応じて適宜調整され
ることが望ましいが、その−例をあげれば、たとえば内
容量が1011の発泡ポリスチレン製容器にブロッコリ
ーなどを入れるばあいには、lO〜50g程度であれば
よい。
かくしてえられる鮮度保持材は柔軟性および可撓性にす
ぐれたものであるので、必要に応じてクラックなどが発
生しない範囲内で後加工や切削加工を容易に施すことが
できるものである。
本発明の鮮度保持容器は、容器内に前記鮮度保持材を容
器が振動を受けたときに該鮮度保持材が揺れるように設
けてなるものである。すなわち、鮮度保持材が容器内の
一部にその一端を固定されたばあいにおいて容器が振動
を受けると鮮度保持材には撓みが生じるため、容器に固
定されていない他端には揺れが生じる。本発明の鮮度保
持容器は、このように鮮度保持容器が揺れたばあいにも
該鮮度保持材の固定されていない他端が容器内面、容器
内に設けられている他の鮮度保持材、仕切り、内容物な
どに接触することがないように容器内に設けられてなる
ものである。
なお、設けられる鮮度保持材の個数は、容器の大きさや
形状、鮮度保持材の形状、内容物の大きさや量などによ
って適宜調整されることが望ましい。
前記鮮度保持材を容器に設ける方法としては、たとえば
容器内の底面部に鮮度保持材を接着剤を用いて固着させ
る方法、容器内の底面部に組込み用の満を設け、該満に
鮮度保持材を組込んで固定する方法などがあげられるが
、本発明はこれらの方法のみに限定されるものではなく
〜鮮度保持材を設けることによる鮮度保持の効果が発揮
されればいかなる方法であってもよい0本発明に用いら
れる容器としては、食物などを輸送する際に使用されて
いる容器、たとえば木箱、段ボール箱、プラスチック製
容2=、合成樹脂発泡体からなる容器などがあげられる
が、本発明はかかる容器の種類によって限定されるもの
ではない。これらの容器のなかでは、合成樹脂発泡体か
らなる容器は、軽量でかつ断熱性および緩衝作用を有す
るものであるのでとくに好ましい。かかる合成樹脂発泡
体としては、たとえば発泡ポリスチレン、発泡ポリプロ
ピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポ
リ塩化ビニルなどからなる合成樹脂発泡体があげられる
前記容器の大きさおよび形状についてはとくに限定はな
く、通常、その内容物の形状および量に応じて適宜調整
されるのが好ましい。
前記鮮度保持容器の具体例としては、たとえば第11図
に示されるように4個の鮮度保持材(4)が底面部の角
に近い部分にそれぞれ設けられ、さらに食物などを入れ
たときに食物などが鮮度保持材(4)に直接触れないよ
うにするために通気孔(5)を有する仕切り(6)が鮮
度保持材(4)と食料品とを隔てるように設けられた鮮
度保持容器(7)、第12図に示されるように容器の角
の部分にそれぞれ鮮度保持材を置けるスペース(8)を
設け、該スペース(8)の内側に可撓性を有する角柱状
の鮮度保持材(4)をそれぞれ設けたもの、第13図で
示されるように無機物質(9)を粉末状にしたものを階
段形状を有する鮮度保持材(4)の空洞部□□□に詰め
、該鮮度保持材(4)を容器の底面部に設けられた組込
み用の溝01)に組込むことによって固定したのち鮮度
保持容器用蓋02)を設けたもの、第14図に示される
ように無機物質(9)を付着させた鮮度保持材(4)4
個を鮮度保持容器用M02)に固定させて該鮮度保持容
器用蓋02Jを閉じることにより・鮮度保持の効果をも
たせたもの、第15図に示されるように無機物質(9)
が付着された2個の鮮度保+47材(4)が容器内の相
対する内壁面の上部にそれぞれ設けられた鮮度保ij!
容蒸(7)などがあげられるが、本発明はこれらの例示
のみによって限定されるものではない。
本発明の鮮度保持容器においては、容器内に設けられた
鮮度保持材が前記ボンピング作用、すなわち、輸送特な
どにおける振動によって鮮度保持材が揺れ動き、容器内
の空気が撹r1ミされるという作用を呈するので容器内
に食料品などを入れて輸送するばあいなどに容器内の温
度、湿度が一定に保たれるという利点がある。したがっ
て、本発明の鮮度保持容器は鮮度保持の効果がきわめて
大きく発揮されるのである。
つぎに、本発明の鮮度保持材および鮮度保持容器を実施
例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる
実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 基材として連続気泡の軟質発泡ポリウレタンからなる直
方体(たて10cm、よこ2CIn1厚さ2am )を
用いた。
無機物質としてケイソウ土の焼成粉末(粒度:150メ
ツシユバス) 22.5%、石膏(粒度:150メツシ
ユバス) 22.5%、ケイ砂(粒度:5号)50%お
よびセメント5%を混合したものを用い、無機物質の全
量に対して酢酸ビニル樹脂エマルジョン(樹脂固形分2
0%)20%および水60%を添加して充分に練り混ぜ
て混合物とし、前記基材の側面部分に吹き付けによって
該混合物を基材1個につき約10+−付着させることに
より、鮮度保持材をえた。
えられた鮮度保持材の防露性を下記に示す方法に基づい
て評価した。その結果を第2表に示す。
(防露性) えられた鮮度保持材の無機物質が設けられた部分を一辺
の長さが10c111となるように切断してサンプルを
作製し、これを耐湿試験機内(気温:約35℃・相対湿
度=98%)の天井部に貼付し、1時間経過後のサンプ
ルの表面を下記判定基準に基づいて評価した。
(判定基準) ○:サンプルの表面には結露の発生がみられなかった。
×:サンプルの表面に結露の発生がみられた。
ついで、耐熱発泡ポリスチレン系樹脂(鐘淵化学工業■
製、商品名:ヒートマックス、グレード: IN−M、
発泡倍率:40倍)からなる容器(たて28cmXよこ
39cmX高さ18cm)に第11図に示されるように
前記鮮度保持材4個を底面部の角に近い部分にそれぞれ
固定し、蓋を載せることにより鮮度保持容器をえた。な
お、えられた鮮度保持容器における無機物質の合計重量
は40gであった〇 つぎにえられた鮮度保持容器の物性として耐振動性およ
び生鮮農産物の鮮度保持性についてそれぞれ下記方法に
基づいて評価した。その結果を第2表にDト仕て示す。
(耐振動性) えられた鮮度保持容4を振動試験機を用い、振幅101
111%振動数5Hzで振動試験を行ない、20分経過
後の鮮度保持容器を下記判定基準に基づいて評価した。
(判定基準) ○:鮮度保持材から無機物質がまったく離脱していなか
った。
Δ;鮮度保持材から無機物質がわずかに離脱していた。
×:鮮度保持材から無機物質がかなり離脱していた。
(生鮮農産物の鮮度保持性) えられた鮮度保持容器に集積されてまもないブロッコリ
ー12個を詰め、蓋を載せて恒温恒湿室(室温35℃、
相対湿度98%)内に入れ、振動試験機を用いて振幅1
0關、振動数511zで振動を与えた。24時間経過後
にブロッコリーを取り出して対象サンプルと比較して目
視にて差異を調べ、また嗅覚にて異臭の有無を調べ、さ
らに結露の有無も調べた。判定基準を以下に示す。
(イ)目視テスト ○:対象サンプルとの差異は認められない。
Δ:対象サンプルよりもやや鮮度が劣っている。
×:対象サンプルよりも明らかに鮮度が劣り、黄変が目
立つ。
(ロ)嗅覚テスト ○:収穫されたブロッコリーとほとんど変わりない。
△:やや異臭を感じる。
×:腐敗臭を発し、とても食することができる状態では
ない。
(/9結露の有無 ○:結露なし。
×:結露あり。
なお、対象サンプルとして、上記試験で用いたものと同
じ収穫されてまもないブロッコリーを冷蔵庫(室温5℃
、相対湿度98%)で24時間保管したものを用いた。
比較例1 実施例1で用いた耐熱発泡ポリスチレン系樹脂からなる
容器を鮮度保持材を設けないでそのまま鮮度保持容器と
して使用し、その物性を実施例1と同様にして測定した
。その結果を第2表に併せて示す 実施例2 実施例1において、無機物質としてケイソウ土の焼成粉
末の含有率を27%、石膏の含有率を18%、ケイ砂の
含有率を50%、セメントの含有率を5%とし、これに
酢酸ビニル樹脂エマルジョン(樹脂固形分20%)を、
無機物質の全量に対して20%添加し、さらにこれに水
を添加して充分に撹押したものを実施例1と同様にして
実施例1で用いたものと同じ基材に付j1させて鮮度保
持材をえた。えられた鮮度保持材の物性を実施例1と同
t、1にして調べた。その結果を第2表に示す。
ついでかかる鮮度保持材を用いて実施例1と同様にして
容器内の底面に鮮度保持材を設け、蓋をすることにより
鮮度保持容器をえた。なおえられた鮮度保持容器におけ
る無機物質の合計TrrQハ40gテアツタ。
つぎにえられた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を第2表に示す。
実施例3〜5 第1表に示した無機物質およびバインダーを用い、実施
例1と同様にして実施例1で用いたものと同じ基材の側
面に無機物質をハケ塗りにて設けることにより鮮度保持
材をえた。えられた鮮度保持材の物性を実施例1と同様
にして調べた。その結果を第2表に示す。
ついで実施例1と同様にして鮮度保持容器をつくった。
えられた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様にして調
べた。その結果を第2表に示す。
実施例6 基材として発泡ポリプロピレンを用いた。第1表に示し
た無機物質およびバインダーを実施例1と同様にして前
記基材に基材1個につき10g付着させて鮮度保持材を
えた。えられた鮮度保持材の物性を実施例1と同様にし
て調べた。
その結果第2表に示す。
ついで実施例1で用いられたものと同じ容器および蓋を
用いて実施例1と同様にして鮮度保持容器をえた。
つぎにえられた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を第2表に併せて示す。
実施例7 基材として不織布を用いた。第1表に示した無機物質お
よびバインダーを、実施例1と同様にしてかかる不織布
に不織布1つにつきlOg付着させて鮮度保持材をえた
。えられた鮮度保持材の物性を実施例1と同様にして調
べた。その結果を第2表に示す。
ついで実施例1で用いられたものと同じ容器および蓋を
用いて第14図に示すように鮮度保持材(4)4個を鮮
度保持容器用蓋(+2)に接着剤を用いて固着すること
により取り付け、該MO2iを閉めることにより鮮度保
持容器(7)をえた。
つぎにえられた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を第2表に併せて示す。
実施例8 基材として段ボール(Bライナー、坪m 125g/c
J、たて10cm、よこ3cm)を用いた。第1表に示
した無機物質およびバインダーを実施例1と同様にして
かかる段ボールに段ボール1つにつき10g付着させて
鮮度保持材をえた。えられた鮮度保持材の物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を第2表に示す。
ついで実施例7と同様にして鮮度保持容器をえた。
つぎにえられた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を第2表に示す。
実施例9およびIO 実施例1で用いた容器のかわりに第1表に示した種類の
容器(ただし、内容員は実施例1で用いた容器と同じ)
および蓋を用いた以外は実施例1と同様にして容器内の
底面に実施例1で用いたものと同じ鮮度保持材が設けら
れた鮮度保持容器を作製した。えられた鮮度保持容器の
物性を実施例1と同様にして調べた。その結果を第2表
に示す。
比較例2 実施例1と同じ基材、無機物質およびバインダーを用い
、実施例1と同様にして鮮度保持材をえた。
つぎに第16図に示されるように鮮度保持材(4)の上
部を固定用の部品(2)と接着剤を用いて固定し、容器
が振動しても鮮度保持材(1)が揺れないようにした以
外は実施例1と同様にして鮮度保持容器をえ、かかる鮮
度保持容器の物性を調べた。その結果を第2表に示す。
第 2 表 第2表に示された結果より、本発明の鮮度保持材は防露
性にすぐれたものであることがわかる。また、本発明の
鮮度保持容器は、輸送などによる振動を受けても鮮度保
持材から無機物質がほとんど離脱することがなく、しか
も生鮮農産物の鮮度を高温多湿であっても長時間保持し
うるちのであり、鮮度保持材のポンピング作用によって
、さらに大きな鮮度保持性が発揮されれることかわかる
〔発明の効果〕 本発明の鮮度保持材は、安価でかつ軽量であり、可撓性
を有するものであり、種々の容器内に容易に設けられう
るちのである。
本発明の鮮度保持容器は輸送時などにおける振動を受け
ても容器内に設けられた鮮度保持材から無機物質がほと
んど離脱することがなく、しかもかかる鮮度保持材はす
ぐれた防露性を有し、さらに農産物などから発生するエ
チレンなどの腐敗を促進するガスを吸着するので、容器
に入れられた食物の腐敗を抑制し、かかる食物の鮮度を
夏季などの高温多湿期においても長時間保持しうるとい
う効果を奏する。
さらに本発明の鮮度保持容器は、鮮度保持材のボンピン
グ作用によって鮮度保持の効果をより大きく発揮しうる
ので、生鮮農産物や食料品などの輸送用容器などとして
好適に使用しうるちのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜9図はそれぞれ本発明の鮮度保持材に用いられる
基材の一例を示す斜視図、第10図は本発明の鮮度保持
材の一例を示す斜視図、第11図および第12図は本発
明の鮮度保持容器の一例を示す平面図、第13図は本発
明の鮮度保持容器の一例を示し、鮮度保持材の空洞部に
おける縦断面図、第14図および第15図はそれぞれ本
発明の鮮度保持容器の一例を示し、鮮度保持材の中央部
分における縦断面図、第16図は本発明の鮮度保持材の
上部を容器の側面に固定用の部品を用いて固定したばあ
いの一例を示し、容器内の仕切りに設けられた通気孔に
おける断面図である。 (図面の主要符号) (1)二基 材 (4):鮮度保持材 (7):鮮度保持容器 (9):無機物質

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓性を有する基材に無機物質を付着してなる鮮度
    保持材。 2 無機物質がケイソウ土の焼成粉末を5〜95重量%
    含有したものである請求項1記載の鮮度保持材。 3 請求項1記載の鮮度保持材を、容器が振動を受けた
    ときに該鮮度保持材が揺れるように容器内に設けてなる
    鮮度保持容器。
JP19705889A 1989-07-28 1989-07-28 鮮度保持材および鮮度保持容器 Pending JPH0360614A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003529039A (ja) * 2000-03-29 2003-09-30 メツト・プロ・コーポレーシヨン 音響式風帯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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