JPH02299514A - 農産物の鮮度保持容器 - Google Patents
農産物の鮮度保持容器Info
- Publication number
- JPH02299514A JPH02299514A JP1120157A JP12015789A JPH02299514A JP H02299514 A JPH02299514 A JP H02299514A JP 1120157 A JP1120157 A JP 1120157A JP 12015789 A JP12015789 A JP 12015789A JP H02299514 A JPH02299514 A JP H02299514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- inorganic material
- freshness
- material layer
- agricultural products
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Packages (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は農産物の鮮度保持容器に関する。さらに詳しく
は、防露性および吸湿性にすぐれ、容器内の収納品から
発生した蒸散水分を結露させることなく吸着するととも
に収納品から発生した臭気などを吸着し、農産物の鮮度
を長時間にわたって保持しうる農産物の鮮度保持容器に
関する。
は、防露性および吸湿性にすぐれ、容器内の収納品から
発生した蒸散水分を結露させることなく吸着するととも
に収納品から発生した臭気などを吸着し、農産物の鮮度
を長時間にわたって保持しうる農産物の鮮度保持容器に
関する。
[従来の技術]
近年、農家などの産地で収穫された生鮮農産物を市場に
送り出すまでの流通過程における生鮮農産物の鮮度の低
下が見直されつつあり、とくに夏季のように高温期に生
鮮農産物をトラック輸送したときには生鮮農産物の鮮度
の劣化が著しいため、かかる鮮度を保持するための研究
が行なわれている。
送り出すまでの流通過程における生鮮農産物の鮮度の低
下が見直されつつあり、とくに夏季のように高温期に生
鮮農産物をトラック輸送したときには生鮮農産物の鮮度
の劣化が著しいため、かかる鮮度を保持するための研究
が行なわれている。
生鮮農産物の鮮度保持方法としては、産地で収穫された
生鮮農産物をただちに予冷し、保冷車や保冷容器内に収
納し、輸送するという低温輸送方法が基本となるが、さ
らに高度に生鮮農産物の鮮度を保持する方法が要求され
る。かかる方法としては、たとえば(イ)水に濡らした
新聞紙などで生鮮農産物を包み、水分を補給し、水の蒸
散を防止する方法、(ロ)水分が外部に放出されるのを
防ぐために、生鮮農産物をポリ袋に入れ、生鮮農産物か
ら発生し、鮮度低下の元凶となるエチレンを吸着除去す
るために、たとえば大谷石、クリストバル石、ゼオライ
トなどの無機質製材からなるエチレン吸着剤をポリ袋の
中に入れて密封する方法、(l\)防曇フィルムなどで
生鮮農産物を包装する方法などが採られている。
生鮮農産物をただちに予冷し、保冷車や保冷容器内に収
納し、輸送するという低温輸送方法が基本となるが、さ
らに高度に生鮮農産物の鮮度を保持する方法が要求され
る。かかる方法としては、たとえば(イ)水に濡らした
新聞紙などで生鮮農産物を包み、水分を補給し、水の蒸
散を防止する方法、(ロ)水分が外部に放出されるのを
防ぐために、生鮮農産物をポリ袋に入れ、生鮮農産物か
ら発生し、鮮度低下の元凶となるエチレンを吸着除去す
るために、たとえば大谷石、クリストバル石、ゼオライ
トなどの無機質製材からなるエチレン吸着剤をポリ袋の
中に入れて密封する方法、(l\)防曇フィルムなどで
生鮮農産物を包装する方法などが採られている。
しかしながら、前記(イ)の方法では、水に濡らされた
新聞紙と生鮮農産物の接触部で腐敗が生じることがあり
、また新聞紙は比較的短時間で乾燥するので有効な手段
ではなく、しかも生鮮農産物を逐一新聞紙で包まなけれ
ばならないので手間がかかるという欠点がある。また、
前記(ロ)の方法では、エチレン吸着剤は高価であり、
しかも再生利用をすることができるものではなく、安全
性が確立していないばかりか、生鮮農産物を逐一ポリ袋
に入れるという作業が煩雑であるなどの欠点がある。ま
た、前記(l〜の方法では、防曇フィルムの内面に結露
した水が農産物に接触し、ポンピング現象で水が吸いと
られてかえってしなびたり、接触面から腐敗しはじめた
りするなどの欠点がある。
新聞紙と生鮮農産物の接触部で腐敗が生じることがあり
、また新聞紙は比較的短時間で乾燥するので有効な手段
ではなく、しかも生鮮農産物を逐一新聞紙で包まなけれ
ばならないので手間がかかるという欠点がある。また、
前記(ロ)の方法では、エチレン吸着剤は高価であり、
しかも再生利用をすることができるものではなく、安全
性が確立していないばかりか、生鮮農産物を逐一ポリ袋
に入れるという作業が煩雑であるなどの欠点がある。ま
た、前記(l〜の方法では、防曇フィルムの内面に結露
した水が農産物に接触し、ポンピング現象で水が吸いと
られてかえってしなびたり、接触面から腐敗しはじめた
りするなどの欠点がある。
[発明が解決しようとする課題]
そこで本発明者らは、前記従来技術に鑑みて、生鮮農産
物を安全に長時間保持しうる手段を開発するべく鋭意研
究を重ねたところ、たとえば段ボール箱、木箱、発泡樹
脂製容器などの輸送用容器内に無機質材層を有する部分
を設けたばあいには、意外なことに生鮮農産物の鮮度が
長時間にわたって保持され、しかも生鮮農産物に対して
何ら悪影響が及ぼされず、また生鮮農産物を逐一新聞紙
やポリ袋などで包装するという煩雑な作業が不要である
というまったく新しい事実を初めて見出し、本発明を完
成するにいたった。
物を安全に長時間保持しうる手段を開発するべく鋭意研
究を重ねたところ、たとえば段ボール箱、木箱、発泡樹
脂製容器などの輸送用容器内に無機質材層を有する部分
を設けたばあいには、意外なことに生鮮農産物の鮮度が
長時間にわたって保持され、しかも生鮮農産物に対して
何ら悪影響が及ぼされず、また生鮮農産物を逐一新聞紙
やポリ袋などで包装するという煩雑な作業が不要である
というまったく新しい事実を初めて見出し、本発明を完
成するにいたった。
[課題を解決するだめの手段]
すなわち、本発明は■容器の内面に無機質材層を設けた
ことを特徴とする農産物の鮮度保持容器、■無機質材層
が設けられた基材を容器内に設けたことを特徴とする農
産物の鮮度保持容器および■無機質材を含有した通気性
を有する袋体を容器内に設けたことを特徴とする農産物
の鮮度保持容器に関する。
ことを特徴とする農産物の鮮度保持容器、■無機質材層
が設けられた基材を容器内に設けたことを特徴とする農
産物の鮮度保持容器および■無機質材を含有した通気性
を有する袋体を容器内に設けたことを特徴とする農産物
の鮮度保持容器に関する。
[作用および実施例]
本発明の鮮度保持容器は、容器内に無機質材を設けたも
のであり、かかる無機質材は、たとえばケイソウ土など
を主成分とした多孔質体であるため、種々の素材との密
着性にすぐれ、しかも土壁と同様に呼吸発散作用を呈し
、生鮮農産物から蒸発した水蒸気を吸着し、容器内での
結露の発生を防ぐとともに容器内の湿度を適度に保持し
、しかもエチレンなどの生鮮農産物から放出された鮮度
を阻害するガスを吸着するので、生鮮農産物の鮮度が長
時間保持されるのである。
のであり、かかる無機質材は、たとえばケイソウ土など
を主成分とした多孔質体であるため、種々の素材との密
着性にすぐれ、しかも土壁と同様に呼吸発散作用を呈し
、生鮮農産物から蒸発した水蒸気を吸着し、容器内での
結露の発生を防ぐとともに容器内の湿度を適度に保持し
、しかもエチレンなどの生鮮農産物から放出された鮮度
を阻害するガスを吸着するので、生鮮農産物の鮮度が長
時間保持されるのである。
本発明に用いられる容器としては、生鮮農産物を輸送す
る際に使用されている容器、たとえば木箱、段ボール箱
、プラスチック製容器、合成樹脂発泡体からなる容器な
どがあげられるが、本発明はかかる容器の種類によって
限定されるものではない。なお、これらの容器のながで
は、合成樹脂発泡体からなる容器は、軽量でがっ断熱性
を有し、しかも緩衝作用にすぐれたものであるのでとく
に好ましい。ががる合成樹脂発泡体としては、たとえば
発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチ
レン、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩化ビニルなどから
なる発泡体があげられる。
る際に使用されている容器、たとえば木箱、段ボール箱
、プラスチック製容器、合成樹脂発泡体からなる容器な
どがあげられるが、本発明はかかる容器の種類によって
限定されるものではない。なお、これらの容器のながで
は、合成樹脂発泡体からなる容器は、軽量でがっ断熱性
を有し、しかも緩衝作用にすぐれたものであるのでとく
に好ましい。ががる合成樹脂発泡体としては、たとえば
発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチ
レン、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩化ビニルなどから
なる発泡体があげられる。
前記容器の大きさおよび形状についてはとくに限定はな
く、通常容器内に入れられる生鮮農産物の形状および量
に応じて適宜調整されるのか好ましい。
く、通常容器内に入れられる生鮮農産物の形状および量
に応じて適宜調整されるのか好ましい。
前記無機質材には、主としてケイソウ土の焼成粉末が含
有されるが、その他の成分として、たとえば石膏、砂、
硬化剤などが含有される。
有されるが、その他の成分として、たとえば石膏、砂、
硬化剤などが含有される。
前記ケイソウ土の焼成粉末としては、ケイソウ土を約8
00℃の空気雰囲気中にて焼成・乾燥したのち、約15
0メツシユ程度の粒度に粉末化したものが用いられる。
00℃の空気雰囲気中にて焼成・乾燥したのち、約15
0メツシユ程度の粒度に粉末化したものが用いられる。
前記ケイソウ土の純度および気孔度については本発明に
おいてはとくに限定はないが、できるだけ純度が高く、
しかも気孔度が大きいものが好ましい。無機質材におけ
るケイソウ土の焼成粉末の含有率は5〜95%(重量%
、以下同様)、好ましくは10〜70%、とくに好まし
くは15〜30%である。該ケイソウ土の焼成粉末の含
有率は5%未満であるばあい、防露性および断熱性が小
さく、また95%をこえるばあい、防露性および断熱性
は向」ニするが、機械的強度が低下する傾向にある。
おいてはとくに限定はないが、できるだけ純度が高く、
しかも気孔度が大きいものが好ましい。無機質材におけ
るケイソウ土の焼成粉末の含有率は5〜95%(重量%
、以下同様)、好ましくは10〜70%、とくに好まし
くは15〜30%である。該ケイソウ土の焼成粉末の含
有率は5%未満であるばあい、防露性および断熱性が小
さく、また95%をこえるばあい、防露性および断熱性
は向」ニするが、機械的強度が低下する傾向にある。
前記石膏は、ケイソウ土を固めて機械的強度を向上させ
るはたらきを有するものであり、かかる石膏としては、
焼石膏、死焼石膏などを約150メツシユ程度の粒度に
粉末化したものが用いられる。無機質材における石膏の
含有率は90%以下、好ましくは15〜30%、とくに
好ましくは20〜25%である。該石膏の含有率は90
%をこえるばあい、防露性が低下する傾向にある。
るはたらきを有するものであり、かかる石膏としては、
焼石膏、死焼石膏などを約150メツシユ程度の粒度に
粉末化したものが用いられる。無機質材における石膏の
含有率は90%以下、好ましくは15〜30%、とくに
好ましくは20〜25%である。該石膏の含有率は90
%をこえるばあい、防露性が低下する傾向にある。
前記砂は、断熱効果および機械的強度を向上せしめるは
たらきを有するものであり、かかる砂としては、ケイ砂
などを粒度5号程度に調整したものが用いられる。無機
質材における砂の含有率は80%以下、好ましくは20
〜70%、とくに好ましくは45〜65%である。該砂
の含有率は80%をこえるばあい、防露性が低下する傾
向にある。
たらきを有するものであり、かかる砂としては、ケイ砂
などを粒度5号程度に調整したものが用いられる。無機
質材における砂の含有率は80%以下、好ましくは20
〜70%、とくに好ましくは45〜65%である。該砂
の含有率は80%をこえるばあい、防露性が低下する傾
向にある。
前記硬化剤は、機械的強度を付与せしめるはたらきを有
するものであり、たとえばフジベトン(■藤増総合科学
研究所製、商品名)、タフロック(住人セメント■製、
商品名)などのローム質土壌や粘土質土壌などの軟弱土
壌の支持力を増強させるために土質安定剤として使用さ
れているものやセメントなどがあげられる。無機質材に
おける硬化剤の含有率は50%以下、とくに好ましくは
1〜5%である。該硬化剤の含有率は50%をこえるば
あい、防露性が低下し、クラックが発生しやすくなる傾
向がある。
するものであり、たとえばフジベトン(■藤増総合科学
研究所製、商品名)、タフロック(住人セメント■製、
商品名)などのローム質土壌や粘土質土壌などの軟弱土
壌の支持力を増強させるために土質安定剤として使用さ
れているものやセメントなどがあげられる。無機質材に
おける硬化剤の含有率は50%以下、とくに好ましくは
1〜5%である。該硬化剤の含有率は50%をこえるば
あい、防露性が低下し、クラックが発生しやすくなる傾
向がある。
前記無機質材の構成成分を配合したものとしては、たと
えばSRコート(■イシウラ製、商品名)を容易に入手
することができ、このものは本発明において無機質材と
してきわめて好適に使用しうるちのである。
えばSRコート(■イシウラ製、商品名)を容易に入手
することができ、このものは本発明において無機質材と
してきわめて好適に使用しうるちのである。
なお、本発明の鮮度保持容器をくり返して使用したばあ
いであっても無機質材にクラックなどが発生しないよう
にし、また無機質材と容器との接着強度を向上せしめる
ために、前記無機質材の成分にはさらにたとえばポリ酢
酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹
脂、ポリエステル、ポリウレタン、ポリメチルメタクリ
レート、シリコーン樹脂、ブチルゴム、変成エポキシ樹
脂などをたとえばエマルジョンのかたちで添加するのが
好ましい。これらのながでもエチレン−酢酸ビニル共重
合体は無機質材において、とくにすぐれたバインダーと
して作用するものであり、該エチレンー酢酸ビニル共重
合体を添加したばあいには、耐クラツク性が飛躍的に向
上するという効果かえられるので好ましい。無機質材を
形成する材料中における前記樹脂の含有率は5〜30%
、好ましくは10〜25%である。該含有率は5%未満
であるばあい、耐クラツク性の向上効果は小さく、また
30%をこえるばあい、ケイソウ土の多孔質性が低下し
、したがって防露性が低下する傾向がある。
いであっても無機質材にクラックなどが発生しないよう
にし、また無機質材と容器との接着強度を向上せしめる
ために、前記無機質材の成分にはさらにたとえばポリ酢
酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹
脂、ポリエステル、ポリウレタン、ポリメチルメタクリ
レート、シリコーン樹脂、ブチルゴム、変成エポキシ樹
脂などをたとえばエマルジョンのかたちで添加するのが
好ましい。これらのながでもエチレン−酢酸ビニル共重
合体は無機質材において、とくにすぐれたバインダーと
して作用するものであり、該エチレンー酢酸ビニル共重
合体を添加したばあいには、耐クラツク性が飛躍的に向
上するという効果かえられるので好ましい。無機質材を
形成する材料中における前記樹脂の含有率は5〜30%
、好ましくは10〜25%である。該含有率は5%未満
であるばあい、耐クラツク性の向上効果は小さく、また
30%をこえるばあい、ケイソウ土の多孔質性が低下し
、したがって防露性が低下する傾向がある。
なお、前記無機質材は通常白ないし黄銅色を呈するもの
であるが、さらに必要に応じて顔料、染料などを添加し
て所望の色に調色してもよい。
であるが、さらに必要に応じて顔料、染料などを添加し
て所望の色に調色してもよい。
容器内に設けられる無機質材の量(面積)は、容器の種
類や内容量などをはじめ、容器内に充填される生鮮農産
物の種類や量、容器の置がれる周囲の環境、生鮮農産物
が容器内で保持される期間などによって異なり、−概に
は決定することができないので、これらの諸条件に応じ
て適宜調整することが望ましい。
類や内容量などをはじめ、容器内に充填される生鮮農産
物の種類や量、容器の置がれる周囲の環境、生鮮農産物
が容器内で保持される期間などによって異なり、−概に
は決定することができないので、これらの諸条件に応じ
て適宜調整することが望ましい。
前記無機質材を容器の内面などに無機質材層として形成
する方法としては、たとえば前記各成分を調製、混合し
たのち、無機質材層を形成するのに適当な粘度となるよ
うに水を添加して練り、たとえばハケ塗り、コテ塗り、
吹付け、含浸などの手段によって形成する方法があげら
れる。
する方法としては、たとえば前記各成分を調製、混合し
たのち、無機質材層を形成するのに適当な粘度となるよ
うに水を添加して練り、たとえばハケ塗り、コテ塗り、
吹付け、含浸などの手段によって形成する方法があげら
れる。
本発明においては、無機質材層は、具体的には容器の内
面に前記した手段によって直接形成された無機質材層を
はじめ、たとえば金属板、織布、不織布、木板、板紙、
プラスチック板などのプレート状の基材の表面上に形成
された無機質材層、たとえばリンゴやナシなどの果実な
どに用いられる包装用紙、中仕切、充填物などに設けら
れた無機質材層などがあげられ、本発明においては容器
内に無機質材を含有する部分が存在すればよく、かかる
無機質材層の形態によって限定されるものではない。な
お、前記無機質材層を直接容器の内面に設けるばあいに
は、容器内の天井面、底面および壁面の少なくとも一面
に設けられる。
面に前記した手段によって直接形成された無機質材層を
はじめ、たとえば金属板、織布、不織布、木板、板紙、
プラスチック板などのプレート状の基材の表面上に形成
された無機質材層、たとえばリンゴやナシなどの果実な
どに用いられる包装用紙、中仕切、充填物などに設けら
れた無機質材層などがあげられ、本発明においては容器
内に無機質材を含有する部分が存在すればよく、かかる
無機質材層の形態によって限定されるものではない。な
お、前記無機質材層を直接容器の内面に設けるばあいに
は、容器内の天井面、底面および壁面の少なくとも一面
に設けられる。
前記無機質材層の厚さは、無機質材層が設けられる部分
の形態によって異なるので一概には決定することができ
ないが、通常0.1〜10mm。
の形態によって異なるので一概には決定することができ
ないが、通常0.1〜10mm。
なかんづ<0.2〜5 mm程度である。
かくして形成された無機質材層に自然乾燥あるいは温風
乾燥を施すことにより、使用に供しうる無機質材層を有
する部分が形成される。
乾燥を施すことにより、使用に供しうる無機質材層を有
する部分が形成される。
前記したように本発明の鮮度保持容器内に設けられる無
機質材は、種々の素材との密着性にすぐれ、しかもそれ
自体多孔質体であるので軽量であり、また該無機質材は
ケイソウ土を主成分としたものであるから土壁と同様に
呼吸発散作用を呈し、容器内での結露の発生を防ぐとと
もに生鮮農産物から発生したエチレンなどの鮮度を低下
させるガスを吸着し、生鮮農産物の容器内の結露による
腐敗やエチレンなどのガスによる鮮度の低下を有効に防
ぐことができるものである。また、無機質材には、生鮮
農産物に悪影響を与える有害成分が含有されていないた
め、安全衛生上何ら問題はなく、しかも該無機質材は、
コンクリートやセメント層などと違って柔軟性にすぐれ
たものであるので、外圧や衝撃などによる割れやクラッ
クなどが発生することがないので、撓みやすいたとえば
合成樹脂発泡体や段ボールなどからなる容器の内面に直
接に形成することができ、また必要に応じてクラックが
発生しない範囲内で容易に後加工を施したり、刃物など
による切削加工を施すことができるという利点を有する
。
機質材は、種々の素材との密着性にすぐれ、しかもそれ
自体多孔質体であるので軽量であり、また該無機質材は
ケイソウ土を主成分としたものであるから土壁と同様に
呼吸発散作用を呈し、容器内での結露の発生を防ぐとと
もに生鮮農産物から発生したエチレンなどの鮮度を低下
させるガスを吸着し、生鮮農産物の容器内の結露による
腐敗やエチレンなどのガスによる鮮度の低下を有効に防
ぐことができるものである。また、無機質材には、生鮮
農産物に悪影響を与える有害成分が含有されていないた
め、安全衛生上何ら問題はなく、しかも該無機質材は、
コンクリートやセメント層などと違って柔軟性にすぐれ
たものであるので、外圧や衝撃などによる割れやクラッ
クなどが発生することがないので、撓みやすいたとえば
合成樹脂発泡体や段ボールなどからなる容器の内面に直
接に形成することができ、また必要に応じてクラックが
発生しない範囲内で容易に後加工を施したり、刃物など
による切削加工を施すことができるという利点を有する
。
また、本発明においては、粉末ないし粒子状の無機質材
を、通気性を有する袋体内に入れたものを容器内に設け
た鮮度保持容器は、使用ずみの袋体をとりかえるだけで
該鮮度保持容器をそのまま使用しつるので、とくに好ま
しい実施態様の1つである。
を、通気性を有する袋体内に入れたものを容器内に設け
た鮮度保持容器は、使用ずみの袋体をとりかえるだけで
該鮮度保持容器をそのまま使用しつるので、とくに好ま
しい実施態様の1つである。
−12一
つぎに本発明の鮮度保持容器の一例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は、本発明の農産物の鮮度保持容器の一実施態様
を示す縦断面図である。第1図において、容器本体(1
)の上部には容器蓋(2)が設けられており、これら容
器本体(1)および容器蓋(2)の内面には、全面にわ
たって無機質材層(3)が設けられている。
を示す縦断面図である。第1図において、容器本体(1
)の上部には容器蓋(2)が設けられており、これら容
器本体(1)および容器蓋(2)の内面には、全面にわ
たって無機質材層(3)が設けられている。
第2図は、本発明の農産物の鮮度保持容器の他の一実施
態様を示す縦断図である。第2図において、容器本体(
1)と容器蓋(2)のあいだには無機質材層(3)が嵌
め込まれている。無機質材層(3)は、たとえば、紙、
フィルム、発泡体板、布などの基材に無機質材を塗布や
含浸などの手段により形成されたものであり、第2図に
示されるように、容器本体(1)と容器蓋(2)のあい
だに嵌め込まれていてもよく、また容器本体(1)およ
び容器蓋(2)の内面に部分的にまたは全面に貼付、塗
布などの手段によって固定されていてもよく、また容器
本体(1)内の底面に単に設置されてぃても。、い。
態様を示す縦断図である。第2図において、容器本体(
1)と容器蓋(2)のあいだには無機質材層(3)が嵌
め込まれている。無機質材層(3)は、たとえば、紙、
フィルム、発泡体板、布などの基材に無機質材を塗布や
含浸などの手段により形成されたものであり、第2図に
示されるように、容器本体(1)と容器蓋(2)のあい
だに嵌め込まれていてもよく、また容器本体(1)およ
び容器蓋(2)の内面に部分的にまたは全面に貼付、塗
布などの手段によって固定されていてもよく、また容器
本体(1)内の底面に単に設置されてぃても。、い。
第3図は、本発明の農産物の鮮度保持容器の他の一実施
態様を示す縦断面図である。第3図において、容器本体
(1)の上部には容器蓋(2)が設けられている。容器
本体(1)内に、第3図に示されるようにたとえばリン
ゴなどの果物のような収納品(5)を詰めたときには、
積み重ねられた各果物のあいだにはたとえば輸送中など
における衝撃により収納品(5)に傷がつくのを防ぐた
めに中仕切(4)が設けられている。第3図に示した鮮
度保持容器は、かかる中仕切(4)に無機質材層が設け
られたものである。前記中仕切(4)の素材としては、
たとえば各種フィルム、発泡フィルム、紙、段ボール、
不織布、織布、発泡体板などがあげられるが、本発明は
かかる中仕切(4)の素材によって限定されるものでは
ない。なお、中仕切(4)上に設けられる無機質材層は
、たとえば塗布、含浸などの手段によって形成されるが
、本発明はかかる手段によって限定されるものではない
ことは勿論のことである。
態様を示す縦断面図である。第3図において、容器本体
(1)の上部には容器蓋(2)が設けられている。容器
本体(1)内に、第3図に示されるようにたとえばリン
ゴなどの果物のような収納品(5)を詰めたときには、
積み重ねられた各果物のあいだにはたとえば輸送中など
における衝撃により収納品(5)に傷がつくのを防ぐた
めに中仕切(4)が設けられている。第3図に示した鮮
度保持容器は、かかる中仕切(4)に無機質材層が設け
られたものである。前記中仕切(4)の素材としては、
たとえば各種フィルム、発泡フィルム、紙、段ボール、
不織布、織布、発泡体板などがあげられるが、本発明は
かかる中仕切(4)の素材によって限定されるものでは
ない。なお、中仕切(4)上に設けられる無機質材層は
、たとえば塗布、含浸などの手段によって形成されるが
、本発明はかかる手段によって限定されるものではない
ことは勿論のことである。
第4図は、本発明の農産物の鮮度保持容器の他の一実施
態様を示す縦断面図である。第4図において、容器本体
(1)の上部には容器蓋(2)が設けられている。容器
本体(1)内に、たとえばメロンなどの果物などの収納
品(5)を詰めたときには、各収納品(5)のあいだに
は相互の衝突を防止するために通常、木毛、切断紙、発
泡ビーズ、フィルム切断品、発泡押出チップなどの充填
物(6)が充填されている。本発明はかかる充填物(6
)に無機質材層が設けられたものである。前記無機質材
層は、たとえば無機質材を充填物(6)に塗布、含浸な
どの手段によって形成される。
態様を示す縦断面図である。第4図において、容器本体
(1)の上部には容器蓋(2)が設けられている。容器
本体(1)内に、たとえばメロンなどの果物などの収納
品(5)を詰めたときには、各収納品(5)のあいだに
は相互の衝突を防止するために通常、木毛、切断紙、発
泡ビーズ、フィルム切断品、発泡押出チップなどの充填
物(6)が充填されている。本発明はかかる充填物(6
)に無機質材層が設けられたものである。前記無機質材
層は、たとえば無機質材を充填物(6)に塗布、含浸な
どの手段によって形成される。
第5図は、本発明の農産物の鮮度保持容器の他の一実施
態様を示す縦断面図である。第5図において、容器本体
(1)の上部に容器蓋(2)が設けられており、容器本
体(1)内にはたとえばミカンなどの果物のような収納
品(5)を積み重ねたときに、収納品(5)の大きさが
とくに不揃いのばあいには、容器本体(1)の上部、隅
部、壁部などで腺を生じるため、充填材(7)が挿入さ
れている。かかる充填材(7)としては、可撓性を有す
る、たとえばスポンジなどの各種発泡体、木毛などがあ
げられる。第5図に示された鮮度保持容器はかかる充填
材(7)に無機質材層が設けられたものであり、前記無
機質材層は、無機質材を充填材(7)に塗布、含浸など
の手段によって形成される。
態様を示す縦断面図である。第5図において、容器本体
(1)の上部に容器蓋(2)が設けられており、容器本
体(1)内にはたとえばミカンなどの果物のような収納
品(5)を積み重ねたときに、収納品(5)の大きさが
とくに不揃いのばあいには、容器本体(1)の上部、隅
部、壁部などで腺を生じるため、充填材(7)が挿入さ
れている。かかる充填材(7)としては、可撓性を有す
る、たとえばスポンジなどの各種発泡体、木毛などがあ
げられる。第5図に示された鮮度保持容器はかかる充填
材(7)に無機質材層が設けられたものであり、前記無
機質材層は、無機質材を充填材(7)に塗布、含浸など
の手段によって形成される。
第6図は、本発明の農産物の鮮度保持容器の一実施態様
を示す縦断面図である。第6図において、容器本体(1
)の上部に容器蓋(2)が設けられており、容器本体(
1)内には無機質材層が設けられた基材を含有した通気
性を有する袋体(8)が設けられている。袋体(8)と
しては、通気性を有するものであればとくに限定はなく
、たとえば不織布、織布、孔を設けたフィルムなどがあ
げられる。袋体(8)内に入れられる無機質材層が設け
られた基材の使用量および容器本体(1)内に入れられ
る袋体(8)の個数は、容器本体(1)内に入れられる
収納品の量などにより異なるので一概には決定すること
ができず、通常収納品に応じて適宜調整することが好ま
しい。また、前記袋体(8)内に入れられる無機質材の
大きさおよび形状は任意であり、粉末状であってもよ(
、さらにサイコロのような立方体状や球状であってもよ
く、本発明は前記無機質材の大きさおよび形状によって
限定されるものではない。
を示す縦断面図である。第6図において、容器本体(1
)の上部に容器蓋(2)が設けられており、容器本体(
1)内には無機質材層が設けられた基材を含有した通気
性を有する袋体(8)が設けられている。袋体(8)と
しては、通気性を有するものであればとくに限定はなく
、たとえば不織布、織布、孔を設けたフィルムなどがあ
げられる。袋体(8)内に入れられる無機質材層が設け
られた基材の使用量および容器本体(1)内に入れられ
る袋体(8)の個数は、容器本体(1)内に入れられる
収納品の量などにより異なるので一概には決定すること
ができず、通常収納品に応じて適宜調整することが好ま
しい。また、前記袋体(8)内に入れられる無機質材の
大きさおよび形状は任意であり、粉末状であってもよ(
、さらにサイコロのような立方体状や球状であってもよ
く、本発明は前記無機質材の大きさおよび形状によって
限定されるものではない。
つぎに本発明の鮮度保持容器を実施例に基づいてさらに
詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定さ
れるものではない。
詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定さ
れるものではない。
実施例1
合成樹脂発泡体からなる容器本体として発泡ポリスチレ
ン系樹脂(鐘淵化学工業■製、商品名二カネパール、グ
レード: SGB 、発泡倍率:50倍)からなる容器
本体(内寸法:たて28cmXよこ39cmx深さ18
cm)および容器蓋を用いた。
ン系樹脂(鐘淵化学工業■製、商品名二カネパール、グ
レード: SGB 、発泡倍率:50倍)からなる容器
本体(内寸法:たて28cmXよこ39cmx深さ18
cm)および容器蓋を用いた。
無機質材層を形成する材料としてケイソウ土の焼成粉末
(粒度:150メツシユバス) 22.5%、石膏(粒
度:150メツシユパス) 22.5%、ケイ砂(粒度
:5号)50%およびセメント5%を混合したものを用
い、無機質材層を形成する材料の全量に対して酢酸ビニ
ル樹脂エマルジョン(樹脂固形分20%)20%および
水60%を添加して充分に練り混ぜ、前記容器の底面お
よび側面ならびに容器の蓋の内面の全面に吹付けによっ
て厚さ 0.5+nmの無機質材層を形成した。
(粒度:150メツシユバス) 22.5%、石膏(粒
度:150メツシユパス) 22.5%、ケイ砂(粒度
:5号)50%およびセメント5%を混合したものを用
い、無機質材層を形成する材料の全量に対して酢酸ビニ
ル樹脂エマルジョン(樹脂固形分20%)20%および
水60%を添加して充分に練り混ぜ、前記容器の底面お
よび側面ならびに容器の蓋の内面の全面に吹付けによっ
て厚さ 0.5+nmの無機質材層を形成した。
つぎにえられた鮮度保持容器の物性として密着性、防露
性および生鮮農産物の鮮度保持性を下記方法に基づいて
評価した。その結果を第2表に示す。
性および生鮮農産物の鮮度保持性を下記方法に基づいて
評価した。その結果を第2表に示す。
(密着性)
えられた鮮度保持容器の容器と無機質材層との境界面を
無機質材層の端部から3 cmの位置までナイフで切目
をつけ、容器および無機質材層にそれぞれ治具を取り付
け、剥離したときの状態を目視にて観察し、下記判定基
準に基づいて評価した。
無機質材層の端部から3 cmの位置までナイフで切目
をつけ、容器および無機質材層にそれぞれ治具を取り付
け、剥離したときの状態を目視にて観察し、下記判定基
準に基づいて評価した。
(判定基準)
○:容器と無機質材層とを均一に剥離することができな
かった。
かった。
×:容器と無機質材層とを容易に剥離することができた
。
。
(防露性)
えられた鮮度保持容器の無機質材層か設け、られた部分
を一辺の長さが10c+nとなるように正方形状に切断
してサンプルを作製し、これを耐湿試験機内(気温:約
80℃、相対湿度;98%)の天井部に貼付し、1時間
経過後のサンプルの表面を下記判定基準に基づいて評価
した。
を一辺の長さが10c+nとなるように正方形状に切断
してサンプルを作製し、これを耐湿試験機内(気温:約
80℃、相対湿度;98%)の天井部に貼付し、1時間
経過後のサンプルの表面を下記判定基準に基づいて評価
した。
(判定基準)
○:サンプルの表面には結露の発生がみられなかった。
×:サンプルの表面に結露の発生がみられた。
(生鮮農産物の鮮度保持性)
えられた鮮度保持容器に収穫されてまもないブロッコリ
ー12個を第7図に示されるように詰め、これに蓋を載
せて恒温恒湿室(室温:35℃、相対湿度=50%)内
に入れて放置し、72時間経過後に取り出してブロッコ
リー(9)を対象サンプルと比較して目視にて差異を調
べ、また嗅覚にて異臭の有無を調べ、さらにまた結露の
有無も調べた。その判定基準を以下に示す。
ー12個を第7図に示されるように詰め、これに蓋を載
せて恒温恒湿室(室温:35℃、相対湿度=50%)内
に入れて放置し、72時間経過後に取り出してブロッコ
リー(9)を対象サンプルと比較して目視にて差異を調
べ、また嗅覚にて異臭の有無を調べ、さらにまた結露の
有無も調べた。その判定基準を以下に示す。
(判定基準)
(イ)目視テスト
○:対象サンプルとの差異は認められない。
Δ:対象サンプルよりもやや鮮度が劣っている。
×:対象サンプルよりも明らかに鮮度が劣り、黄変が目
立つ。
立つ。
(ロ)嗅覚テスト
○:収穫されたブロッコリーとほとんど変わりない。
△:やや異臭を生じる。
×:腐敗臭を発し、とても食することができる状態では
ない。
ない。
(l〜結露の有無
○:結露なし
×:結露あり
なお、対象サンプルとして、上記試験で用いたものと同
じ収穫されてまもないブロッコリーを冷蔵庫(室温5℃
、相対湿度=85%)で72時間保管したものを用いた
。
じ収穫されてまもないブロッコリーを冷蔵庫(室温5℃
、相対湿度=85%)で72時間保管したものを用いた
。
= 20 −
比較例1
実施例1で用いた発泡ポリスチレンからなる容器を、無
機質材層を設けないでそのまま鮮度保持容器として使用
し、生鮮農産物の鮮度保持性を実施例1と同様にして測
定した。その結果を第2表に示す。
機質材層を設けないでそのまま鮮度保持容器として使用
し、生鮮農産物の鮮度保持性を実施例1と同様にして測
定した。その結果を第2表に示す。
実施例2
実施例1において、無機質材層を形成する材料としてケ
イソウ土の焼成粉末の含有率を27%、石膏の含有率を
18%、ケイ砂の含有率を50%、セメントの含有率を
5%とし、これに酢酸ビニル樹脂エマルジョン(樹脂固
形分20%)を、無機質材層を形成する材料の全量に対
して20%添加し、さらにこれに水を添加して充分に撹
拌したものを実施例1で用いたポリスチレンからなる容
器と同じものに実施例1と同様にして容器内の底面およ
び蓋の内面にスプレーコーティングにより無機質材層を
設け、鮮度保持容器をえた。えられた鮮度保持容器の物
性を実施例1と同様にして調べた。その結果を第2表に
示す。
イソウ土の焼成粉末の含有率を27%、石膏の含有率を
18%、ケイ砂の含有率を50%、セメントの含有率を
5%とし、これに酢酸ビニル樹脂エマルジョン(樹脂固
形分20%)を、無機質材層を形成する材料の全量に対
して20%添加し、さらにこれに水を添加して充分に撹
拌したものを実施例1で用いたポリスチレンからなる容
器と同じものに実施例1と同様にして容器内の底面およ
び蓋の内面にスプレーコーティングにより無機質材層を
設け、鮮度保持容器をえた。えられた鮮度保持容器の物
性を実施例1と同様にして調べた。その結果を第2表に
示す。
実施例3および4
第1表に示した合成樹脂発泡体からなる実施例1で用い
たものと同じ形状を有する容器内の底面および蓋に第1
表に示した組成からなる無機質材層をハケ塗りにて形成
したほかは実施例1と同様にして鮮度保持容器をつくっ
た。えられた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様にし
て調べた。その結果を第2表に示す。
たものと同じ形状を有する容器内の底面および蓋に第1
表に示した組成からなる無機質材層をハケ塗りにて形成
したほかは実施例1と同様にして鮮度保持容器をつくっ
た。えられた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様にし
て調べた。その結果を第2表に示す。
実施例5
実施例1において、容器本体の内面および容器蓋の内面
に直接無機質材層を形成するかわりに、段ボール(Bラ
イナー、坪量125g/■2、たて28cm、よこ39
c+n)の片面に実施例1で用いたものと同じ無機質材
層(厚さ1 m+n)が設けられたプレート2枚を用意
し、該プレートを容器本体内の底面および容器蓋の内面
にそれぞれ接着剤に貼付して鮮度保持容器をえた。えら
れた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様にして調べた
。その結果を第2表に示す。
に直接無機質材層を形成するかわりに、段ボール(Bラ
イナー、坪量125g/■2、たて28cm、よこ39
c+n)の片面に実施例1で用いたものと同じ無機質材
層(厚さ1 m+n)が設けられたプレート2枚を用意
し、該プレートを容器本体内の底面および容器蓋の内面
にそれぞれ接着剤に貼付して鮮度保持容器をえた。えら
れた鮮度保持容器の物性を実施例1と同様にして調べた
。その結果を第2表に示す。
実施例6〜8
実施例1で用いた容器のかわりに第2表に示した容器本
体(ただし、内容量は実施例1で用いた容器と同じ)お
よび容器蓋を用いた以外は実施例1と同様にして容器内
の底面および蓋の内面に無機質材層が設けられた鮮度保
持容器を作製した。えられた鮮度保持容器の物性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第2表に示す。
体(ただし、内容量は実施例1で用いた容器と同じ)お
よび容器蓋を用いた以外は実施例1と同様にして容器内
の底面および蓋の内面に無機質材層が設けられた鮮度保
持容器を作製した。えられた鮮度保持容器の物性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第2表に示す。
[以下余白]
第 2 表
実施例9
実施例1で用いたのと同じ合成樹脂発泡体からなる容器
を用いた。
を用いた。
実施例1で用いたのと同じ無機質材層を形成する材料を
用い、これをブロッコリーが入るような形につくられた
果物用包装紙(たて25 c m %よこ25cm)
12枚の内面に厚さが約1mmとなるようにスプレーコ
ーティングによって塗布し、無機質材層を形成した。
用い、これをブロッコリーが入るような形につくられた
果物用包装紙(たて25 c m %よこ25cm)
12枚の内面に厚さが約1mmとなるようにスプレーコ
ーティングによって塗布し、無機質材層を形成した。
つぎに前記果物用包装紙で各ブロッコリー12個を包み
、ついでこれらを前記合成樹脂発泡体からなる容器に詰
め、かかる容器の物性を実施例1と同様にして調べたが
、該容器は防露性および生鮮農産物の鮮度保持性にすぐ
れ、何らの異状は認められなかった。
、ついでこれらを前記合成樹脂発泡体からなる容器に詰
め、かかる容器の物性を実施例1と同様にして調べたが
、該容器は防露性および生鮮農産物の鮮度保持性にすぐ
れ、何らの異状は認められなかった。
実施例10
実施例1で用いたのと同じ合成樹脂発泡体からなる容器
を用いた。
を用いた。
実施例1で用いたのと同じ無機質材を粒径が3〜5mI
II程度の粒状物とし、該粒状物30gをスパンボンド
不織布からなる袋体(たて80InII11よこ60m
m)のなかに入れ、開口部を封じた。
II程度の粒状物とし、該粒状物30gをスパンボンド
不織布からなる袋体(たて80InII11よこ60m
m)のなかに入れ、開口部を封じた。
えられた袋体を前記容器内に入れたのち、ブロッコリー
を入れ、ついで容器の物性を実施例1と同様にして調べ
たが、防露性および生鮮農産物の鮮度保持性にすぐれ、
何らの異状は認められなかった。
を入れ、ついで容器の物性を実施例1と同様にして調べ
たが、防露性および生鮮農産物の鮮度保持性にすぐれ、
何らの異状は認められなかった。
以上の結果より、本発明の農産物の鮮度保持容器は、防
露性にすぐれ、しかも生鮮農産物の鮮度を高温であって
も長時間保持しうるちのであることがわかる。
露性にすぐれ、しかも生鮮農産物の鮮度を高温であって
も長時間保持しうるちのであることがわかる。
[発明の効果]
本発明の農産物の鮮度保持容器内に設けられた無機質材
層を有する部分は、安価でかつ軽量であり、すぐれた防
露性を有し、しかも農産物から発生するエチレンなどの
腐敗を促進するガスを吸着するので、たとえば農産物を
収穫地から消費地へ夏季などの高温期にトラック輸送し
たばあいであっても農産物の腐敗を抑制し、かかる農産
物の鮮度を保持しうるという効果を奏する。
層を有する部分は、安価でかつ軽量であり、すぐれた防
露性を有し、しかも農産物から発生するエチレンなどの
腐敗を促進するガスを吸着するので、たとえば農産物を
収穫地から消費地へ夏季などの高温期にトラック輸送し
たばあいであっても農産物の腐敗を抑制し、かかる農産
物の鮮度を保持しうるという効果を奏する。
また、本発明の農産物の鮮度保持容器は、鮮度の低下に
関与しない臭いやガスを吸着するので、容器の開一時に
農産物や魚介類、一般食品などが発生する臭気による商
品イメージを損なうことがないものである。
関与しない臭いやガスを吸着するので、容器の開一時に
農産物や魚介類、一般食品などが発生する臭気による商
品イメージを損なうことがないものである。
4図面の簡単な説明
第1〜6図はそれぞれ本発明の農産物の鮮度保持容器の
一実施態様を示す縦断面図、第7図は生鮮農産物の鮮度
保持性を調べる方法に関する説明図である。
一実施態様を示す縦断面図、第7図は生鮮農産物の鮮度
保持性を調べる方法に関する説明図である。
(図面の主要符号)
(1):容器本体
(2):容器用蓋
(3):無機質材層
第1 図
第3ツ
第7ツ
容器本体
容器用蓋
無機質材層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 容器の内面に無機質材層を設けたことを特徴とする
農産物の鮮度保持容器。 2 容器内の天井面、底面および壁面の少なくとも一面
に無機質材層を設けてなる請求項1記載の鮮度保持容器
。 3 容器の内面全体に無機質材層を設けてなる請求項1
記載の鮮度保持容器。 4 無機質材層が設けられた基材を容器内に設けたこと
を特徴とする農産物の鮮度保持容器。 5 無機質材を含有した通気性を有する袋体を容器内に
設けたことを特徴とする農産物の鮮度保持容器。 6 容器が合成樹脂発泡体からなるものである請求項1
、2、3、4または5記載の鮮度保持容器。 7 容器が段ボール箱または木箱である請求項1、4ま
たは5記載の鮮度保持容器。 8 無機質材がケイソウ土の焼成粉末を5〜95重量%
含有したものである請求項1、4または5記載の鮮度保
持容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1120157A JPH02299514A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 農産物の鮮度保持容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1120157A JPH02299514A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 農産物の鮮度保持容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02299514A true JPH02299514A (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=14779366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1120157A Pending JPH02299514A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 農産物の鮮度保持容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02299514A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0837919A (ja) * | 1995-07-27 | 1996-02-13 | Sharp Corp | 青果物鮮度保持装置 |
| US5876840A (en) * | 1997-09-30 | 1999-03-02 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Crimp enhancement additive for multicomponent filaments |
| US6410138B2 (en) | 1997-09-30 | 2002-06-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Crimped multicomponent filaments and spunbond webs made therefrom |
| JP2013079087A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-02 | Sekisui Plastics Co Ltd | 梱包材および梱包体 |
| CN108901381A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-30 | 付广军 | 一种欧李种子沙藏袋 |
| JP3232358U (ja) * | 2021-03-26 | 2021-06-10 | 有限会社すぎもと農園 | 包装体の集合物 |
| JP2021147033A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-27 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置の製造方法及びエアバッグ装置。 |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP1120157A patent/JPH02299514A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0837919A (ja) * | 1995-07-27 | 1996-02-13 | Sharp Corp | 青果物鮮度保持装置 |
| US5876840A (en) * | 1997-09-30 | 1999-03-02 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Crimp enhancement additive for multicomponent filaments |
| US6410138B2 (en) | 1997-09-30 | 2002-06-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Crimped multicomponent filaments and spunbond webs made therefrom |
| JP2013079087A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-02 | Sekisui Plastics Co Ltd | 梱包材および梱包体 |
| CN108901381A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-30 | 付广军 | 一种欧李种子沙藏袋 |
| CN108901381B (zh) * | 2018-07-05 | 2021-07-16 | 付广军 | 一种欧李种子沙藏袋 |
| JP2021147033A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-27 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置の製造方法及びエアバッグ装置。 |
| JP3232358U (ja) * | 2021-03-26 | 2021-06-10 | 有限会社すぎもと農園 | 包装体の集合物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4528228A (en) | Atmosphere control cushioning pad | |
| CN101884275A (zh) | 一种烟叶的贮藏方法 | |
| KR102020183B1 (ko) | 신선도 유지 기능이 부여된 밀키트 | |
| JPH02299514A (ja) | 農産物の鮮度保持容器 | |
| JPS6094056A (ja) | ブロツコリ−保存袋 | |
| JP7159196B2 (ja) | 包装材料 | |
| JP6986313B1 (ja) | 青果物用調湿材、青果物収納用容器及び青果物の保存方法 | |
| KR100788874B1 (ko) | 농산물의 신선도 유지를 위한 다기능 포장재의 제조방법 및 그에 의해 제조된 포장재 | |
| KR102030318B1 (ko) | 항균성능이 뛰어난 펄프성형체의 제조방법 및 이에 의하여 제조되는 펄프성형체 | |
| EP1842794B1 (en) | Cheese packaging | |
| JP2022514053A (ja) | ベリー製品を梱包して保存するための方法 | |
| JPH0360614A (ja) | 鮮度保持材および鮮度保持容器 | |
| KR200480047Y1 (ko) | 장기 유통 및 보관이 가능한 과일포장체 | |
| KR101307506B1 (ko) | 선도유지기능을 갖는 골판지 및 이를 포함하는 포장박스 | |
| KR100229216B1 (ko) | 제오라이트층을 갖는 골판지 및 그 제조방법 | |
| JPS6356783B2 (ja) | ||
| JPS6386757A (ja) | プラスチツクフイルム | |
| RU2051560C1 (ru) | Способ подготовки к хранению картофеля | |
| JPH0740542U (ja) | 緩衝性鮮度保持シート | |
| JPS63194730A (ja) | 特殊ゼオライト | |
| JPS5864971A (ja) | 青果物の包装方法 | |
| JPH0194982A (ja) | 鮮度保持用被覆フィルムの製法 | |
| JPH03224437A (ja) | サイクロデキストリン包接化合物を用いた食品の保存方法 | |
| JPS6333278A (ja) | 食品類の鮮度保持法 | |
| JP2003205585A (ja) | 生茸用鮮度保持材 |