JPH0360736B2 - - Google Patents
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- JPH0360736B2 JPH0360736B2 JP62073694A JP7369487A JPH0360736B2 JP H0360736 B2 JPH0360736 B2 JP H0360736B2 JP 62073694 A JP62073694 A JP 62073694A JP 7369487 A JP7369487 A JP 7369487A JP H0360736 B2 JPH0360736 B2 JP H0360736B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は缶様容器蓋に関し、特に、各種飲料缶
や缶詰容器等の缶容器やこれに類したものの缶切
り等の補助道具なくして開封(開缶)できる缶様
容器の蓋に関し、特に、落下時の耐ピンホール形
態などの破缶強度特性が向上し、同時に開封特性
も良い缶様容器蓋に関する。
や缶詰容器等の缶容器やこれに類したものの缶切
り等の補助道具なくして開封(開缶)できる缶様
容器の蓋に関し、特に、落下時の耐ピンホール形
態などの破缶強度特性が向上し、同時に開封特性
も良い缶様容器蓋に関する。
〔従来の技術〕
上記のごとき缶様容器類については、従来合成
樹脂を主体とした缶様容器類が提案されている
(特開昭52−39489号公報)。
樹脂を主体とした缶様容器類が提案されている
(特開昭52−39489号公報)。
本発明者らは、先に、かかる合成樹脂を主体と
した缶様容器を構成する蓋について次のごときも
のを提案した。
した缶様容器を構成する蓋について次のごときも
のを提案した。
これは、例えば両面に熱溶融接着可能なポリプ
ロピレン系樹脂層を有するAl箔を、フラツトな
状態のままあるいは当該Al箔を実質的に延伸す
ることなく予じめ皿状にプリフオームして、射出
成形機金型内にあらかじめセツトしておき、これ
に樹脂を射出して、射出同時(一体)成形によ
り、缶様容器蓋を構成したものである。
ロピレン系樹脂層を有するAl箔を、フラツトな
状態のままあるいは当該Al箔を実質的に延伸す
ることなく予じめ皿状にプリフオームして、射出
成形機金型内にあらかじめセツトしておき、これ
に樹脂を射出して、射出同時(一体)成形によ
り、缶様容器蓋を構成したものである。
これによれば、Al箔上の熱溶融接着可能なポ
リプロピレン系樹脂層に、射出による溶融樹脂が
積層されるので相互の密着強度が高く、レトルト
処理など熱履歴により成形品の両樹脂間に剥離を
起すようなことがなく、作られた成形品の落下強
度も高いなどの利点を有し、また、同時(一体)
成形によるなどにより、工程数が軽減されコスト
も安くできるなどの利点を有する。
リプロピレン系樹脂層に、射出による溶融樹脂が
積層されるので相互の密着強度が高く、レトルト
処理など熱履歴により成形品の両樹脂間に剥離を
起すようなことがなく、作られた成形品の落下強
度も高いなどの利点を有し、また、同時(一体)
成形によるなどにより、工程数が軽減されコスト
も安くできるなどの利点を有する。
第16図に従来の上蓋1の平面図を示し、第1
7図に第16図の−断面図を示す。
7図に第16図の−断面図を示す。
上記射出同時成形上蓋1においては、その周辺
のフラツプ部2を、同様の熱溶融接着可能な樹脂
表面を有する缶様容器胴部に、前記Al箔表面の
射出樹脂層が積層される側は反対側の熱溶融接着
可能なポリプロピレン系樹脂層により、例えばヒ
ートシールして取付けるようになつている。又、
さらに当該蓋のフラツプ2部内側の蓋パネル部3
には、射出樹脂層が積層されていない、すなわち
両面に熱溶融接着可能なポリプロピレン系樹脂層
を有するAl箔が(多層基材4A)露出した、帯
状の、かつ開缶開始点近傍を頂点として鋭角に構
成された部分をもつスコアー部6内側の、台座部
8に、実質的に折り曲がることのない固い把手部
12の一端部を例えばボス11を介して固着し、
該把手部12の他端部を上方に持上げすることに
より、該把持部固着側の鋭角に構成された射出樹
脂部分が下方に曲がることより多層基材4Aを突
き刺し、続いて把持部を引き、さらにスコアー部
6に沿つて引張ることにより、当該スコアー部6
の多層基材4Aを切断し、もつて当該射出同時成
形上蓋1を開缶(開口)するように構成してい
る。
のフラツプ部2を、同様の熱溶融接着可能な樹脂
表面を有する缶様容器胴部に、前記Al箔表面の
射出樹脂層が積層される側は反対側の熱溶融接着
可能なポリプロピレン系樹脂層により、例えばヒ
ートシールして取付けるようになつている。又、
さらに当該蓋のフラツプ2部内側の蓋パネル部3
には、射出樹脂層が積層されていない、すなわち
両面に熱溶融接着可能なポリプロピレン系樹脂層
を有するAl箔が(多層基材4A)露出した、帯
状の、かつ開缶開始点近傍を頂点として鋭角に構
成された部分をもつスコアー部6内側の、台座部
8に、実質的に折り曲がることのない固い把手部
12の一端部を例えばボス11を介して固着し、
該把手部12の他端部を上方に持上げすることに
より、該把持部固着側の鋭角に構成された射出樹
脂部分が下方に曲がることより多層基材4Aを突
き刺し、続いて把持部を引き、さらにスコアー部
6に沿つて引張ることにより、当該スコアー部6
の多層基材4Aを切断し、もつて当該射出同時成
形上蓋1を開缶(開口)するように構成してい
る。
なお、当該容器の底には上蓋1の開封部分のな
い同様の構成よりなる射出同時成形下該が同時に
取付けられるが、容器が筒状でなく椀型の場合は
下蓋が不要であることは当然である。
い同様の構成よりなる射出同時成形下該が同時に
取付けられるが、容器が筒状でなく椀型の場合は
下蓋が不要であることは当然である。
しかるに、本発明者らは、かかる缶様容器にお
いて、次のような問題があることを知つた。
いて、次のような問題があることを知つた。
すなわち、当該缶様容器内にはスープなどの食
料品や清涼飲料などがレトルト殺菌などを経て、
充填収納され、商品の物流過程に乗せられる。ま
た、ホツトパツクにより、内容物がいまだ熱いう
ちに充填収納される。さらには、冬季にはコーヒ
ーなどがスタンドなどで比較的高い温度で熱せら
れて供される。
料品や清涼飲料などがレトルト殺菌などを経て、
充填収納され、商品の物流過程に乗せられる。ま
た、ホツトパツクにより、内容物がいまだ熱いう
ちに充填収納される。さらには、冬季にはコーヒ
ーなどがスタンドなどで比較的高い温度で熱せら
れて供される。
缶様容器の上蓋は上記のように、薄いAl箔の
両面にポリプロピレン系樹脂層を有してなる多層
基材4Aに射出樹脂層5Aを積層してなり、前記
のように、上蓋1では多層基材4Aの露出した切
欠部(スコアー部6)が設けられており、例えば
落缶時において多層基材Aにかかる応力はスコア
ー部6の開缶開始点である鋭角に構成された部分
に集中しやすく、融通性の少ない二次鋭角部にお
いてピンホール破缶が発生しやすい他、上記のよ
うな高温時に当該上蓋のスコアー部6が変形した
り応力集中による損傷(特に鋭角に構成された開
缶開始点の損傷)し易く、その変形が落缶強度を
低下させ、さらに、開口態様に重要な影響を及ぼ
すスコアー部6の変形、伸び等により、開口時の
スコアー部6の切断端縁は両面のポリプロピレン
系樹脂層に比し、Al箔層が非常に弱い場合は金
属層である例えばAl層が先に切断し、両面のポ
リプロピレン系樹脂が伸びつつ切断することで開
繊フイルム状(プラスチツク樹脂が繊維状に細か
く裂けた状態をいう)に残つたり、最悪の場合に
は開口しなかつたりして大幅に開缶性を低下さ
せ、商品価値をダウンさせるものであつた。
両面にポリプロピレン系樹脂層を有してなる多層
基材4Aに射出樹脂層5Aを積層してなり、前記
のように、上蓋1では多層基材4Aの露出した切
欠部(スコアー部6)が設けられており、例えば
落缶時において多層基材Aにかかる応力はスコア
ー部6の開缶開始点である鋭角に構成された部分
に集中しやすく、融通性の少ない二次鋭角部にお
いてピンホール破缶が発生しやすい他、上記のよ
うな高温時に当該上蓋のスコアー部6が変形した
り応力集中による損傷(特に鋭角に構成された開
缶開始点の損傷)し易く、その変形が落缶強度を
低下させ、さらに、開口態様に重要な影響を及ぼ
すスコアー部6の変形、伸び等により、開口時の
スコアー部6の切断端縁は両面のポリプロピレン
系樹脂層に比し、Al箔層が非常に弱い場合は金
属層である例えばAl層が先に切断し、両面のポ
リプロピレン系樹脂が伸びつつ切断することで開
繊フイルム状(プラスチツク樹脂が繊維状に細か
く裂けた状態をいう)に残つたり、最悪の場合に
は開口しなかつたりして大幅に開缶性を低下さ
せ、商品価値をダウンさせるものであつた。
本発明は上述の如く合成樹脂を主体とし、缶切
りなどの補助道具なくして開封できる合成樹脂製
蓋において、落缶強度が高く、かつ、開封性に優
れた缶様容器蓋であつて、易開封性を備えている
他、従来かかる合成樹脂製蓋をもつ容器の上市に
あたつて大きな障害となつている法的基準(厚生
省告示第20号)に定められた製品落下強度にも合
格することのできる缶様容器蓋を提供することを
目的とする。
りなどの補助道具なくして開封できる合成樹脂製
蓋において、落缶強度が高く、かつ、開封性に優
れた缶様容器蓋であつて、易開封性を備えている
他、従来かかる合成樹脂製蓋をもつ容器の上市に
あたつて大きな障害となつている法的基準(厚生
省告示第20号)に定められた製品落下強度にも合
格することのできる缶様容器蓋を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕及び〔作用〕
本発明のかかる目的は、気体及び液体の不透過
性の金属箔の両面に熱溶融接着可能なポリプロピ
レン系樹脂層が形成された多層基材の表面に、切
欠部を介して分離した切欠部内方の開封部及び外
方の当該開封部以外の部分より成る他の樹脂層を
射出積層させ該開封部上面に実質的に折り曲がる
ことのない把手部を溶着して成る缶様容器蓋にお
いて、前記切欠部の全体形状を非鋭利な形状とす
ると共に、前記金属箔の破断強度を前記多層基材
を構成したポリプロピレン系樹脂層の破断強度よ
りも大きくしたことを特徴とする缶様容器蓋によ
り達成することができる。
性の金属箔の両面に熱溶融接着可能なポリプロピ
レン系樹脂層が形成された多層基材の表面に、切
欠部を介して分離した切欠部内方の開封部及び外
方の当該開封部以外の部分より成る他の樹脂層を
射出積層させ該開封部上面に実質的に折り曲がる
ことのない把手部を溶着して成る缶様容器蓋にお
いて、前記切欠部の全体形状を非鋭利な形状とす
ると共に、前記金属箔の破断強度を前記多層基材
を構成したポリプロピレン系樹脂層の破断強度よ
りも大きくしたことを特徴とする缶様容器蓋によ
り達成することができる。
すなわち、開缶のメカニズムを詳細に研究した
結果、従来、一般的に開口性が良いと考えられて
いた開缶開始点近傍を頂点として鋭角で尖突状に
構成された切欠部(スコアー部)を有する開口部
よりも、鋭角的な切欠部を持たない切欠部、例え
ば、切欠部全体が円形や楕円形等の如く連続した
曲線形状(非鋭利形状)のもので金属箔の破断強
度を多層基材の構成用ポリプロピレン樹脂よりも
高くした場合極めて容易に開缶が出来、又、開缶
の切断部位における多層基材用樹脂の伸び等によ
る開繊フイルム状の引残しの少ないことを見出し
た。
結果、従来、一般的に開口性が良いと考えられて
いた開缶開始点近傍を頂点として鋭角で尖突状に
構成された切欠部(スコアー部)を有する開口部
よりも、鋭角的な切欠部を持たない切欠部、例え
ば、切欠部全体が円形や楕円形等の如く連続した
曲線形状(非鋭利形状)のもので金属箔の破断強
度を多層基材の構成用ポリプロピレン樹脂よりも
高くした場合極めて容易に開缶が出来、又、開缶
の切断部位における多層基材用樹脂の伸び等によ
る開繊フイルム状の引残しの少ないことを見出し
た。
これは、伸びやすいポリプロピレン系樹脂層を
含む上記の如き多層基材を、従来のような鋭角的
な開封部突起(尖突部)で突刺す場合、その尖突
部一点に破壊力(応力)が集中して部分的破壊は
小さな力ですむものの、この低応力下で金属箔が
切断してもその後把持部を引き、スコアーを順次
切断して行く場合、金属層よりもポリプロピレン
系樹脂層の方が強度が高いと、該ポリプロピレン
系樹脂層に伸びが発生し易い状態となり、該樹脂
層の開繊フイルム状の引残しが生じ易いのに対
し、本発明の如く、鋭利な突起部を持たない開口
部形状であり、ポリプロピレン系樹脂層よりも金
属層の強度が大きい場合は、把手部を持ち上げテ
コ作用により開口開始部分に剪断応力が生じるよ
うに力をかけたとき、本発明の開口開始部分によ
れば、従来のように点ではなく線状に広く分布し
た応力が生じ、ピンホールを形成する小さな従来
の応力よりもはるかに大きな応力を広い開口開始
部分に蓄積でき、該応力が相当程度大になると一
気に金属箔が切断するのとほぼ同時に樹脂層をも
切断することができ、かつ開口開始初期に大きく
(長く)切断することができる。すなわち、応力
の大きい蓄積によつて切断開始時の破壊力が大き
くなるので、ポリプロピレン系樹脂層に伸びる余
裕を与えることなく多層基材を一気にかつ大きく
切断できることができる。
含む上記の如き多層基材を、従来のような鋭角的
な開封部突起(尖突部)で突刺す場合、その尖突
部一点に破壊力(応力)が集中して部分的破壊は
小さな力ですむものの、この低応力下で金属箔が
切断してもその後把持部を引き、スコアーを順次
切断して行く場合、金属層よりもポリプロピレン
系樹脂層の方が強度が高いと、該ポリプロピレン
系樹脂層に伸びが発生し易い状態となり、該樹脂
層の開繊フイルム状の引残しが生じ易いのに対
し、本発明の如く、鋭利な突起部を持たない開口
部形状であり、ポリプロピレン系樹脂層よりも金
属層の強度が大きい場合は、把手部を持ち上げテ
コ作用により開口開始部分に剪断応力が生じるよ
うに力をかけたとき、本発明の開口開始部分によ
れば、従来のように点ではなく線状に広く分布し
た応力が生じ、ピンホールを形成する小さな従来
の応力よりもはるかに大きな応力を広い開口開始
部分に蓄積でき、該応力が相当程度大になると一
気に金属箔が切断するのとほぼ同時に樹脂層をも
切断することができ、かつ開口開始初期に大きく
(長く)切断することができる。すなわち、応力
の大きい蓄積によつて切断開始時の破壊力が大き
くなるので、ポリプロピレン系樹脂層に伸びる余
裕を与えることなく多層基材を一気にかつ大きく
切断できることができる。
さらに、付言すると本発明のように金属箔の破
断強度が多層基材を構成する樹脂層の破断強度よ
り大きく構成されていることにより、開缶が円滑
に行えるような大きな応力(エネルギー)を開缶
の始まる直前まで安定した状態で蓄積できるの
で、例えばピンホールの如き不側の破缶を生じる
外力に対して強く、かつ開缶時は実質的に金属箔
の切断性能に基づくように開口されて行く、すな
わち開口時における多層基材の切断過程におい
て、表面的に現われる切断性能は、金属箔のそれ
に極めて近似させることができ、金属箔に積層さ
れた樹脂の伸びを極力抑えた状態でスムーズな開
口性能を得ることができる。なお、上記で云う大
きな応力とは、人が指で開缶するときにおいて支
障を来たすほど大きなものではなく、開缶特性全
体から見た場合、把手部のテコ作用によれば実用
上ほとんど問題にならない程度の大きさである。
断強度が多層基材を構成する樹脂層の破断強度よ
り大きく構成されていることにより、開缶が円滑
に行えるような大きな応力(エネルギー)を開缶
の始まる直前まで安定した状態で蓄積できるの
で、例えばピンホールの如き不側の破缶を生じる
外力に対して強く、かつ開缶時は実質的に金属箔
の切断性能に基づくように開口されて行く、すな
わち開口時における多層基材の切断過程におい
て、表面的に現われる切断性能は、金属箔のそれ
に極めて近似させることができ、金属箔に積層さ
れた樹脂の伸びを極力抑えた状態でスムーズな開
口性能を得ることができる。なお、上記で云う大
きな応力とは、人が指で開缶するときにおいて支
障を来たすほど大きなものではなく、開缶特性全
体から見た場合、把手部のテコ作用によれば実用
上ほとんど問題にならない程度の大きさである。
従つて、本発明の蓋を用いた容器は、落缶時の
衝撃などにより、従来のような突起部によるピン
ホール破缶等が発生せず、落缶強度が大幅に向上
され、合わせて開缶性にも優れていると云う相反
する2つの特性を備えるものである。
衝撃などにより、従来のような突起部によるピン
ホール破缶等が発生せず、落缶強度が大幅に向上
され、合わせて開缶性にも優れていると云う相反
する2つの特性を備えるものである。
次に図面に例示する本発明の一実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本発明に使用される上蓋の多層基材の
構成断面の一例を示し、上蓋の多層基材4Aは第
1図に示すように、金属箔19Aの一面に熱溶融
接着可能なポリプロピレン系樹脂層20Aを有
し、またその他方の一面に熱溶融接着可能なポリ
プロピレン系樹脂層21Aを有してなる。
構成断面の一例を示し、上蓋の多層基材4Aは第
1図に示すように、金属箔19Aの一面に熱溶融
接着可能なポリプロピレン系樹脂層20Aを有
し、またその他方の一面に熱溶融接着可能なポリ
プロピレン系樹脂層21Aを有してなる。
第2図は、把手部取付前の上蓋本体の一例平面
図を示し、また、第3図は第2図−線断面図
を示す。
図を示し、また、第3図は第2図−線断面図
を示す。
当該上蓋本体1は、その周端部のフラツプ部2
とその内側の蓋パネル部3とから成る。
とその内側の蓋パネル部3とから成る。
上蓋本体1は、多層基材4A上に、射出樹脂層
5Aが積層されて成るが、パネル部3には、当該
射出樹脂層5Aが積層されていず、従つて、多層
基材4Aが露出しているスコアー部(切欠部)6
が設けられている。スコアー部6は、第2図に示
すように、その全体が曲線状に形成されている。
第2図では、楕円形状に形成されている例を示し
てある。
5Aが積層されて成るが、パネル部3には、当該
射出樹脂層5Aが積層されていず、従つて、多層
基材4Aが露出しているスコアー部(切欠部)6
が設けられている。スコアー部6は、第2図に示
すように、その全体が曲線状に形成されている。
第2図では、楕円形状に形成されている例を示し
てある。
後述のように、蓋の開缶(開口)は、この帯状
のスコアー部6の外周端縁7に沿つて行われる。
のスコアー部6の外周端縁7に沿つて行われる。
このスコアー部6の内側であつて、第2図図示
左側に、把手部を取付けるための半円状の台座部
8を設け、さらに、この台座部8から延在した状
の延在部9を設ける。
左側に、把手部を取付けるための半円状の台座部
8を設け、さらに、この台座部8から延在した状
の延在部9を設ける。
延在部9と台座部8で囲包されたD状内部は前
記スコアー部6と同様に多層基材4の露出した部
分10とする。
記スコアー部6と同様に多層基材4の露出した部
分10とする。
この状部分10については上記実施例では多層
基材4Aの露出した部分としているが、射出樹脂
層5Aを積層していてもよい。
基材4Aの露出した部分としているが、射出樹脂
層5Aを積層していてもよい。
台座部8上にはボス11を立設する。この第2
図に示す実施例ではボス11を2つ立設している
例を示してあるが、ボス11は一つであつてもよ
い。
図に示す実施例ではボス11を2つ立設している
例を示してあるが、ボス11は一つであつてもよ
い。
第4図は第2図に示す上蓋本体1に把手部12
を溶着している上蓋13の一例平面図を示す。ま
た、第5図は第4図−線断面図を示す。
を溶着している上蓋13の一例平面図を示す。ま
た、第5図は第4図−線断面図を示す。
把手部12のボス11への取付けは、例えば、
把手部12の先端部にボス11に合せた数の例え
ば円形の穴をあけておき、当該穴よりボス11の
ヘツド部を突き出させ、当該突出したヘツド部を
超音波溶着により溶融させ、溶融した樹脂を当該
穴に充填することにより行うことができる。
把手部12の先端部にボス11に合せた数の例え
ば円形の穴をあけておき、当該穴よりボス11の
ヘツド部を突き出させ、当該突出したヘツド部を
超音波溶着により溶融させ、溶融した樹脂を当該
穴に充填することにより行うことができる。
把手部12は樹脂製であり、上記のように上蓋
本体1に後着により取付けられるが、一端を持ち
上げたとに固着部との間で曲がるものであつては
スコアーの開口開始点に応力がかからないので、
曲がる程度のものとは用いえない。
本体1に後着により取付けられるが、一端を持ち
上げたとに固着部との間で曲がるものであつては
スコアーの開口開始点に応力がかからないので、
曲がる程度のものとは用いえない。
第6図は第2図と同様の上蓋本体1に、第4図
とは異なる把手部14を取り付けて成る蓋の平面
図を示し、当該把手部14には円形の穴140が
穿設されており、ストローをこの穴140から多
層基材4に差し込み缶内容物を摂取できるように
したものである。第7図は第6図−線断面図
を示し、第8図は第6図に示す上蓋15を缶様容
器を構成する胴部16にそのフラツプ部2により
取付け、さらに当該胴部16の下部に前記底蓋1
7を取付け、缶様容器を構成して成る一例斜視図
を示す。
とは異なる把手部14を取り付けて成る蓋の平面
図を示し、当該把手部14には円形の穴140が
穿設されており、ストローをこの穴140から多
層基材4に差し込み缶内容物を摂取できるように
したものである。第7図は第6図−線断面図
を示し、第8図は第6図に示す上蓋15を缶様容
器を構成する胴部16にそのフラツプ部2により
取付け、さらに当該胴部16の下部に前記底蓋1
7を取付け、缶様容器を構成して成る一例斜視図
を示す。
また、第9図は開口後の上蓋の平面図、第10
図は第9図−線断面図を示す。すなわち、当
該上蓋の開口例を第5図を以つて説明するに、第
5図矢漂に示すように、把手部12の他端部を持
ち上げると、該把持部は曲がることなく当該把手
部12の先端部と共に台座部8が多層基材4Aに
くい込み、続いて把手部12を引張るとスコアー
部6の外周端縁7に沿つて、多層基材4Aが切断
され上蓋の開口が行われるようになつている。
図は第9図−線断面図を示す。すなわち、当
該上蓋の開口例を第5図を以つて説明するに、第
5図矢漂に示すように、把手部12の他端部を持
ち上げると、該把持部は曲がることなく当該把手
部12の先端部と共に台座部8が多層基材4Aに
くい込み、続いて把手部12を引張るとスコアー
部6の外周端縁7に沿つて、多層基材4Aが切断
され上蓋の開口が行われるようになつている。
本発明の缶様容器上蓋にあつては、スコアー部
6により、上蓋パネル部3において、開口される
部分(スコアー部内側)とそれ以外の部分(スコ
アー部外側)とに分離したり、該スコアー部6を
適宜幅の楕円形状などの曲線形状に構成したり、
当該スコアー部6をできるだけ上蓋フラツプ部2
近傍に設置したり、把手部12,14を超音波溶
着によりボス11に強固に取付けたり、さらに上
述の如く金属箔19Aの破断強度を樹脂層20
A,21Aの破断強度より強くしているので、開
口性に優れた缶様容器上蓋を提供することができ
る。
6により、上蓋パネル部3において、開口される
部分(スコアー部内側)とそれ以外の部分(スコ
アー部外側)とに分離したり、該スコアー部6を
適宜幅の楕円形状などの曲線形状に構成したり、
当該スコアー部6をできるだけ上蓋フラツプ部2
近傍に設置したり、把手部12,14を超音波溶
着によりボス11に強固に取付けたり、さらに上
述の如く金属箔19Aの破断強度を樹脂層20
A,21Aの破断強度より強くしているので、開
口性に優れた缶様容器上蓋を提供することができ
る。
上記において、上蓋の金属箔19Aが例えばア
ルミニウムである場合の厚みは、9μmが好まし
く、特に9〜60μmが好ましい。又このアルミニ
ウムの破断強度よりも樹脂層20A,21Aの破
断強度を小さくするためには、樹脂層20A,2
1Aが例えばポリプロピレンを主体として構成さ
れている場合、片面の厚さが100μm以下に構成
されることが好ましい。
ルミニウムである場合の厚みは、9μmが好まし
く、特に9〜60μmが好ましい。又このアルミニ
ウムの破断強度よりも樹脂層20A,21Aの破
断強度を小さくするためには、樹脂層20A,2
1Aが例えばポリプロピレンを主体として構成さ
れている場合、片面の厚さが100μm以下に構成
されることが好ましい。
当該金属箔19Aは、酸素、水等の透過を防止
するいわゆるガスバリヤー性を付与す目的で使用
される。特に、Al箔であることが好ましい。
するいわゆるガスバリヤー性を付与す目的で使用
される。特に、Al箔であることが好ましい。
上記では、Al箔とポリプロピレンとの厚みの
一例を示したが、本発明は当然これに限られるも
のではなく、他の金属箔と他のポリプロピレン系
樹脂とからなる多層基材4Aの場合には、その厚
さ関係は各素材の機械的強度に基づいて適宜設定
することができる。
一例を示したが、本発明は当然これに限られるも
のではなく、他の金属箔と他のポリプロピレン系
樹脂とからなる多層基材4Aの場合には、その厚
さ関係は各素材の機械的強度に基づいて適宜設定
することができる。
本発明においては多層基材4Aの厚味、特に、
金属箔19A、例えばアルミ箔の厚味を選択する
ことにより完全に焼却することができる。近年空
缶処理の問題が提起されているが、アルミ箔の厚
味や多層基材の樹脂材料20A,21A等を検討
することにより完全焼却が可能となり缶処理の問
題に対処できる。又燃焼カロリーも5000〜
6000Kcal/Kgに低下させ空缶処理の問題を解決
することもできる。
金属箔19A、例えばアルミ箔の厚味を選択する
ことにより完全に焼却することができる。近年空
缶処理の問題が提起されているが、アルミ箔の厚
味や多層基材の樹脂材料20A,21A等を検討
することにより完全焼却が可能となり缶処理の問
題に対処できる。又燃焼カロリーも5000〜
6000Kcal/Kgに低下させ空缶処理の問題を解決
することもできる。
本発明に使用される多層基材4Aは上記ガスバ
リヤー性基材(金属箔)19Aの両面にポリプロ
ピレン系樹脂層(以下第1の樹脂層という)、即
ち熱溶融接着可能の樹脂層20A,21Aが形成
されたものである。
リヤー性基材(金属箔)19Aの両面にポリプロ
ピレン系樹脂層(以下第1の樹脂層という)、即
ち熱溶融接着可能の樹脂層20A,21Aが形成
されたものである。
第1の樹脂層20A,21A中、その外層20
Aは射出樹脂層5Aと熱融着し、密着性の高い蓋
を形成し、他方の第1の樹脂層(内層)21Aは
容器の胴部と熱融着し、胴部に冠着する。
Aは射出樹脂層5Aと熱融着し、密着性の高い蓋
を形成し、他方の第1の樹脂層(内層)21Aは
容器の胴部と熱融着し、胴部に冠着する。
上記第1の樹脂層20A,21Aを構成する樹
脂を金属箔19A面に形成(積層)する場合、接
着剤あるいはフイルム状のホツトメルト接着剤等
の接着樹脂層を介して又は介さずに積層すること
ができる。
脂を金属箔19A面に形成(積層)する場合、接
着剤あるいはフイルム状のホツトメルト接着剤等
の接着樹脂層を介して又は介さずに積層すること
ができる。
本発明に係る缶様容器上蓋は例えば次のように
して得ることができる。
して得ることができる。
これを第11図〜第13図を参照しつつ説明す
る。第11図に示すように、多層基材4Aをガイ
ド部材(ストリツパープレート)22内に挿入す
る。これは、ロボツトの移動シリンダー23に多
層基材4Aを吸着しつつ行えばよい。第12図に
示すようにストリツパープレート22内に多層基
材4Aを固定して位置ずれを防止しつつ、第14
図に示すように、型締めを行う。この型締めによ
り、平板状(二次元形状)の多層基材4Aは第1
3図に示すようにその端部が金型(コア型、受
型)24内で折曲げられ、樹脂流入路25および
ゲート26を有する金型(キヤビテイ型、射出
型)27の当該ゲート26より溶融樹脂がコア型
24とキヤビテイ型27で形成されるキヤビテイ
(型内空間)28内に射出され、多層基材4A表
面(片面)に上記溶融樹脂よりなる第二の樹脂層
5Aが積層され、さらに、この樹脂層5Aよりな
る台座部8上にボス11が立設され、さらに延在
部9を有する上蓋本体1が得られる。
る。第11図に示すように、多層基材4Aをガイ
ド部材(ストリツパープレート)22内に挿入す
る。これは、ロボツトの移動シリンダー23に多
層基材4Aを吸着しつつ行えばよい。第12図に
示すようにストリツパープレート22内に多層基
材4Aを固定して位置ずれを防止しつつ、第14
図に示すように、型締めを行う。この型締めによ
り、平板状(二次元形状)の多層基材4Aは第1
3図に示すようにその端部が金型(コア型、受
型)24内で折曲げられ、樹脂流入路25および
ゲート26を有する金型(キヤビテイ型、射出
型)27の当該ゲート26より溶融樹脂がコア型
24とキヤビテイ型27で形成されるキヤビテイ
(型内空間)28内に射出され、多層基材4A表
面(片面)に上記溶融樹脂よりなる第二の樹脂層
5Aが積層され、さらに、この樹脂層5Aよりな
る台座部8上にボス11が立設され、さらに延在
部9を有する上蓋本体1が得られる。
このように、多層基材4Aに、樹脂5Aを射出
することにより、フラツプ部2とパネル部3とを
有し、当該射出樹脂層5Aよりなり、一体成型さ
れた台座部8と該台座部8上に立設されたボス1
1と該台座部8から延在した延在部9を有し、さ
らに、射出成形の際に同時に形成することのでき
る切欠部6を有する上蓋本体1を得ることができ
る。
することにより、フラツプ部2とパネル部3とを
有し、当該射出樹脂層5Aよりなり、一体成型さ
れた台座部8と該台座部8上に立設されたボス1
1と該台座部8から延在した延在部9を有し、さ
らに、射出成形の際に同時に形成することのでき
る切欠部6を有する上蓋本体1を得ることができ
る。
把手部12は、上記射出成形と別工程で同様の
樹脂から製造し、これをボス11に、超音波溶着
により取り付けるとよい。
樹脂から製造し、これをボス11に、超音波溶着
により取り付けるとよい。
本発明の缶様容器蓋の上蓋本体1は上記のよう
に得ることができるが、本発明ではかかる射出成
形蓋におけるその後の研究により次のようにする
とさらに良いことが判つた。これを第14図及び
第15図により説明する。
に得ることができるが、本発明ではかかる射出成
形蓋におけるその後の研究により次のようにする
とさらに良いことが判つた。これを第14図及び
第15図により説明する。
第14図に示すような円盤状の多層基材4A
を、それぞれ縦方向溝29および30がほられた
雄金型31(上面に鍔状平面板があるが図示は省
略されている)雌金型32の間にセツトし、雌金
型32の中空内に雄金型31を挿入し、多層基材
の余り部分を縦方向にリンクル33として吸収す
ることにより実質的に多層基材4Aを延伸するこ
となくフランジ部34と胴壁部35と底部36と
を有するコンテナ様のプリフオームされた多層基
材37とする。
を、それぞれ縦方向溝29および30がほられた
雄金型31(上面に鍔状平面板があるが図示は省
略されている)雌金型32の間にセツトし、雌金
型32の中空内に雄金型31を挿入し、多層基材
の余り部分を縦方向にリンクル33として吸収す
ることにより実質的に多層基材4Aを延伸するこ
となくフランジ部34と胴壁部35と底部36と
を有するコンテナ様のプリフオームされた多層基
材37とする。
このプリフオームされた多層基材37を、射出
成形金型38内にセツトし、射出樹脂5(射出樹
脂層5Aを形成する樹脂)を射出する。射出時、
当該多層基材37が射出成形の樹脂圧により当該
金型38に押し付けられ、当該リンクル33が平
滑化される。
成形金型38内にセツトし、射出樹脂5(射出樹
脂層5Aを形成する樹脂)を射出する。射出時、
当該多層基材37が射出成形の樹脂圧により当該
金型38に押し付けられ、当該リンクル33が平
滑化される。
これにより、第11〜13図で示すフラツタイ
ンサート成形方法の場合に生ずる、多層基材4A
に生ずる不規則な大きな皺を防止し、第8図に示
すように、当該缶様容器蓋15の第2の樹脂層よ
り成るフラツプ部2を缶様容器の胴部16へ高周
波誘導加熱により溶着する場合、シーミング不良
が生じたりすることを防止することができ、ま
た、局部的な加熱による多層基材4Aのガスバリ
ヤー性基材19の切断を防止でき、さらに、実質
的に延伸することなくプリフオームするので、薄
肉のAl箔が使用でき、得られた成形品における
当該Al箔も均一な厚味となるなどの利点を奏す
ることができる。
ンサート成形方法の場合に生ずる、多層基材4A
に生ずる不規則な大きな皺を防止し、第8図に示
すように、当該缶様容器蓋15の第2の樹脂層よ
り成るフラツプ部2を缶様容器の胴部16へ高周
波誘導加熱により溶着する場合、シーミング不良
が生じたりすることを防止することができ、ま
た、局部的な加熱による多層基材4Aのガスバリ
ヤー性基材19の切断を防止でき、さらに、実質
的に延伸することなくプリフオームするので、薄
肉のAl箔が使用でき、得られた成形品における
当該Al箔も均一な厚味となるなどの利点を奏す
ることができる。
本発明に使用される上記射出樹脂5Aには各種
のものが使用できるが、合成樹脂例えばレトルト
殺菌時の高温に対し、秀れた耐熱性を有するポリ
プロピレン、エチレポリプロピレン共重合体等の
ポリオレフイン系合成樹脂が例示される。射出樹
脂に無機質充填剤を混合してもよい。無機質充填
剤を混合することにより、次のごとき利点があ
る。
のものが使用できるが、合成樹脂例えばレトルト
殺菌時の高温に対し、秀れた耐熱性を有するポリ
プロピレン、エチレポリプロピレン共重合体等の
ポリオレフイン系合成樹脂が例示される。射出樹
脂に無機質充填剤を混合してもよい。無機質充填
剤を混合することにより、次のごとき利点があ
る。
缶様容器の寸法安定性が向上し、収縮率が低
下し有利となる。
下し有利となる。
耐熱性が向上し、熱変形温度が上昇し、レト
ルト上有利となる。
ルト上有利となる。
燃焼カロリーが低下し、燃焼炉などをいため
ず、公害防止上有利となる。
ず、公害防止上有利となる。
剛性をもたせることができ、商品の流通上有
利となる。
利となる。
熱伝導が良好となり、レトルト上有利とな
る。
る。
コストを低減できる。
無機質充填剤としては、一般に合成樹脂および
ゴムの分野において広く使われているものであれ
ばよい。これらの無機質充填剤としては、食品衛
生性が良く、酸素および水と反応しない無機化合
物であり、混合時および成形時において分解しな
いものが好んで用いられる。該無機質充填剤の例
としては、金属の酸化物、その水和物(水酸化
物)、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩のごとき化合物、
これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別され
る。該無機質充填剤の代表例としては、酸化アル
ミニウム(アルミナ)、その水和物、水酸化カル
シウム、酸化マグネシウム(マグネシア)、水酸
化マグネシウム、酸化亜鉛(亜鉛華)、鉛丹およ
び鉛白のごとき鉛の酸化物、炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ホワ
イトカーボン、アスベスト、マイカ、タルム、ガ
ラス繊維、ガラス粉末、ガラスビーズ、クレー、
ケイソウ土、シリカ、ワラストナイト、酸化鉄、
酸化アンチモン、酸化チタン(チタニア)、リト
ボン、軽石粉、硫酸アルミニウム(石豪など)、
ケイサンジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸
バリウム、ドロマイト、二硫化モリブデンおよび
砂鉄があげられる。これらの無機質充填剤のう
ち、粉末状ものはその径が20ミクロン以下(好適
には10ミクロン以下)のものが好ましい。また繊
維状のものでは、径が1〜500ミクロン(好適に
は1〜300ミクロン)であり、長さが0.1〜6mm
(好適には0.1〜5mm)のものが望ましい。さら
に、平板状のものは径が30ミクロン以下(好適に
は10ミクロン以下)のものが好ましい。これらの
無機充填剤のうち、特に平板状(フレーク状)の
ものおよび粉末状のものが好適である。
ゴムの分野において広く使われているものであれ
ばよい。これらの無機質充填剤としては、食品衛
生性が良く、酸素および水と反応しない無機化合
物であり、混合時および成形時において分解しな
いものが好んで用いられる。該無機質充填剤の例
としては、金属の酸化物、その水和物(水酸化
物)、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩のごとき化合物、
これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別され
る。該無機質充填剤の代表例としては、酸化アル
ミニウム(アルミナ)、その水和物、水酸化カル
シウム、酸化マグネシウム(マグネシア)、水酸
化マグネシウム、酸化亜鉛(亜鉛華)、鉛丹およ
び鉛白のごとき鉛の酸化物、炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ホワ
イトカーボン、アスベスト、マイカ、タルム、ガ
ラス繊維、ガラス粉末、ガラスビーズ、クレー、
ケイソウ土、シリカ、ワラストナイト、酸化鉄、
酸化アンチモン、酸化チタン(チタニア)、リト
ボン、軽石粉、硫酸アルミニウム(石豪など)、
ケイサンジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸
バリウム、ドロマイト、二硫化モリブデンおよび
砂鉄があげられる。これらの無機質充填剤のう
ち、粉末状ものはその径が20ミクロン以下(好適
には10ミクロン以下)のものが好ましい。また繊
維状のものでは、径が1〜500ミクロン(好適に
は1〜300ミクロン)であり、長さが0.1〜6mm
(好適には0.1〜5mm)のものが望ましい。さら
に、平板状のものは径が30ミクロン以下(好適に
は10ミクロン以下)のものが好ましい。これらの
無機充填剤のうち、特に平板状(フレーク状)の
ものおよび粉末状のものが好適である。
その他射出樹脂に顔料などの各種添加剤を添加
してもよい。
してもよい。
(1) 本発明によれば、落下強度が高く、開封性に
優れている他、レトルト特性や食品衛生性に優
れ、成形性が良く、完全焼却可能で、底コスト
の、優れた諸特性を有する缶様容器蓋を得るこ
とに成功した。
優れている他、レトルト特性や食品衛生性に優
れ、成形性が良く、完全焼却可能で、底コスト
の、優れた諸特性を有する缶様容器蓋を得るこ
とに成功した。
(2) 本発明によれば、切欠部全体を連続した非鋭
利な形状(尖突部のない形状)とし、かつ金属
箔の破断強度が多層基材を構成する樹脂層の破
断強度より大きくなされていることにより、一
層落缶強度が向上したばかりでなく、開封時に
おける多層基材の切断性能を実効的に金属箔の
性能にすることができたので、開封特性(開缶
特性)も極めて良好な合成樹脂製缶様容器蓋を
得ることができた。
利な形状(尖突部のない形状)とし、かつ金属
箔の破断強度が多層基材を構成する樹脂層の破
断強度より大きくなされていることにより、一
層落缶強度が向上したばかりでなく、開封時に
おける多層基材の切断性能を実効的に金属箔の
性能にすることができたので、開封特性(開缶
特性)も極めて良好な合成樹脂製缶様容器蓋を
得ることができた。
第1図は本発明の実施例を示す上蓋の多層基材
の構成断面図、第2図は本発明の実施例を示す上
蓋本体の平面図、第3図は第2図−線断面
図、第4図は本発明の実施例を示す上蓋の平面
図、第5図は第4図−線断面図、第6図は本
発明の他の実施例を示す上蓋の平面図、第7図は
第6図−線断面図、第8図は本発明の実施例
を示す缶様容器の斜視図、第9図は本発明の実施
例を示す上蓋開口後の平面図、第10図は第9図
−線断面図、第11図〜第13図はそれぞれ
蓋成形工程の説明断面図、第14図は蓋成形工程
の説明図、第15図は蓋成形工程の説明断面図、
第16図は従来の缶様容器蓋の平面図、第17図
は第16図の−線断面図である。 図中符号;1……上蓋本体、2……フラツプ
部、3……パネル部、4A……多層基材、5A…
…射出樹脂層、6……スコアー部(切欠部)、7
……外周端縁、8……台座部、9……延在部、1
0……露出した部分、11……ボス、12,14
……把手部、13,15……上蓋、16……胴
部、17……下蓋、19……金属箔、20A,2
1A……熱溶融可能な樹脂層。
の構成断面図、第2図は本発明の実施例を示す上
蓋本体の平面図、第3図は第2図−線断面
図、第4図は本発明の実施例を示す上蓋の平面
図、第5図は第4図−線断面図、第6図は本
発明の他の実施例を示す上蓋の平面図、第7図は
第6図−線断面図、第8図は本発明の実施例
を示す缶様容器の斜視図、第9図は本発明の実施
例を示す上蓋開口後の平面図、第10図は第9図
−線断面図、第11図〜第13図はそれぞれ
蓋成形工程の説明断面図、第14図は蓋成形工程
の説明図、第15図は蓋成形工程の説明断面図、
第16図は従来の缶様容器蓋の平面図、第17図
は第16図の−線断面図である。 図中符号;1……上蓋本体、2……フラツプ
部、3……パネル部、4A……多層基材、5A…
…射出樹脂層、6……スコアー部(切欠部)、7
……外周端縁、8……台座部、9……延在部、1
0……露出した部分、11……ボス、12,14
……把手部、13,15……上蓋、16……胴
部、17……下蓋、19……金属箔、20A,2
1A……熱溶融可能な樹脂層。
Claims (1)
- 1 気体及び液体の不透過性の金属箔の両面に熱
溶融接着可能なポリプロピレン系樹脂層が形成さ
れた多層基材の表面に、切欠部を介して分離した
切欠部内方の開封部及び外方の当該開封部以外の
部分より成る他の樹脂層を射出積層させ該開封部
上面に実質的に折り曲がることのない把手部を溶
着して成る缶様容器蓋において、前記切欠部の全
体形状を非鋭利な形状とすると共に、前記金属箔
の破断強度を前記多層基材を構成したポリプロピ
レン系樹脂層の破断強度よりも大きくしたことを
特徴とする缶様容器蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7369487A JPS63248650A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 缶様容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7369487A JPS63248650A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 缶様容器蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63248650A JPS63248650A (ja) | 1988-10-14 |
| JPH0360736B2 true JPH0360736B2 (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=13525583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7369487A Granted JPS63248650A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 缶様容器蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63248650A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5721524U (ja) * | 1980-07-09 | 1982-02-04 | ||
| JPS6023154A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-02-05 | 昭和電工株式会社 | 易開封性容器蓋 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP7369487A patent/JPS63248650A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63248650A (ja) | 1988-10-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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