JPH0360787B2 - - Google Patents

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JPH0360787B2
JPH0360787B2 JP59222924A JP22292484A JPH0360787B2 JP H0360787 B2 JPH0360787 B2 JP H0360787B2 JP 59222924 A JP59222924 A JP 59222924A JP 22292484 A JP22292484 A JP 22292484A JP H0360787 B2 JPH0360787 B2 JP H0360787B2
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Takashi Takahashi
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
    • C04B35/46Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
    • H01F1/14Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Ceramic Capacitors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野] 本発明は高誘電率磁器組成物に係り、特に、
Pb(Zn1/3Nb2/3)O3を主体とした誘電率の温度変
化の小さい高誘電率磁器組成物に関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 誘電体材料として要求される電気的特性として
は、誘電率、誘電率温度係数、誘電損失、誘電率
バイアス電界依存性、容量抵抗積等があげられ
る。 特に容量抵抗積(CR値)は、十分高い値を取
る必要があり、EIJA(日本電子機械工業会)の電
子機器用積層磁器コンデンサ(チツプ型)規格
RC−3698Bに常温で、500MΩ・μF以上と規定さ
れている。さらにより厳しい条件でも使用できる
ように、高温(例えば米国防省規格MIL−C−
55681Bでは125℃でのCR値が定められている。)
でも高い容量抵抗積を維持することが要求され
る。 また、誘電率温度係数の小さいことが要求され
るが、一般に誘電率(K)の大きい材料では温度
係数(T.C.C)が大きい傾向があり、K/T.C.C
が大きいこと、すなわち、誘電率の変化の相対値
の小さいことが要求される。 さらに積層タイプの素子を考えた場合、電極層
と誘電体層とは一体的に焼成されるため。電極材
料としては誘電体材料の焼成温度でも安定なもの
を用いる必要がある。従つて誘電体材料の焼成温
度が高いとPt,Pd等の高価な材料を用いなけれ
ばならず、Ag等の安価な材料を使用できるよう
に、1100℃以下程度の低温での焼成が可能である
ことが要求される。 従来から知られている高誘電率磁器組成物とし
てチタン酸バリウムをベースとして、これに錫酸
塩、ジルコン酸塩、チタン酸塩等を固溶したもの
がある。確かに誘電率の高いものを得ることはで
きるが、誘電率が高くなると温度特性が劣化し、
また、バイアス電界依存性も大きくなつてしまう
という問題があつた。さらに、チタン酸バリウム
系の材料の焼成温度は1300〜1400℃程度と高温で
あり、電極材料として必然的に白金、パラジウム
等の高温で耐えうる高価な材料を用いなければな
らず、コスト高の原因となる。 このチタン酸バリウム系の問題点を解消すべ
く、各種組成物の研究がなされている。例えば鉄
ニオブ酸鉛を主体としたもの(特開昭57−57204
号)、マグネシウム・ニオブ酸鉛を主体としたも
の(特開昭55−51758),マグネシウム・タングス
テン酸鉛を主体としたもの(特開昭52−21699号)
等がある。鉄ニオブ酸鉛を主体としたものは、
CR値の焼成温度による変化が大きく、特に高温
におけるCR値の低下が大きいという問題点があ
る。マグネシウム・ニオブ酸鉛を主体としてもの
は焼成温度が比較的高く、また、マグネシウム・
タングステン酸鉛を主体としたものは、CR値が
大きいと誘電率が小さく、誘電率が大きいとCR
値が小さいという問題点が有つた。さらにこれら
の材料の誘電率の温度係数はチタン酸バリウム系
より優れてはいるものの十分ではない。 さらに、亜鉛ニオブ酸鉛とニツケル・ニオブ酸
塩との固溶体で必要に応じ鉛の一部をバリウム、
ストロンチウム、カルシウムで置換した材料につ
いても研究されている(特開昭58−214201号)。
しかしながらこの材料の誘電率の温度係数は−25
〜85℃で最良のものでも−33%であり、十分とは
言えない。さらに、CR値については述べられて
おらず、コンデンサ材料としての有用性は明らか
ではない。 [発明の目的] 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
誘電率が大きく、かつその温度係数の小さい高誘
電率磁器組成物を提供することを目的とする。 [発明の概要] 本発明は、亜鉛ニオブ酸塩もしくはこれを主体
としたものであり、 一般式 (Pb1-xMex)[(Zn1/3Nb2/31-1Tiy]O3で表わし
たとき(ただし、MeはBa及びSrの少なくとも一
種)、 0.1<x<0.35 0≦y<0.5 を満たすことを特徴とする高誘電率磁器組成物で
ある。 従来から誘電体材料として各種のペロブスカイ
ト型の磁器材料が検討されているが、Pb(Zn1/3
Nb2/3)O3は磁器とした場合、ペロブスカイト構
造を取りにくく、誘電体材料としては適さないと
考えられていた(NEC Research &
Development No.29April 1973 p.15〜21参照)。
しかしながら本発明者等の研究によれば、Pb
(Zn1/3Nb2/3)O3のPbサイトをBaまたはSrで適量
置換することにより、磁器で安定なペロブスカイ
ト構造を形成できることがわかつた。さらに、こ
の様な磁器組成物は、非常に高い誘電率および絶
縁抵抗を示し、かつ、その温度特性も極めて良好
であることがわかつた。 以下に本発明組成物の組成範囲について説明す
る。 Me=Ba,SrはPb(Zn1/3Nb2/3)O3ペロブスカ
イト構造を形成するために必要な元素であり、x
=0.1以下だと、パイクロール構造が混在し、高
い誘電率および高に絶縁抵抗を示さない。x=
0.35以上では誘電率が1000程度と小さくなつてし
まい、また、焼成温度が1100℃以上と高くなつて
しまう。よつて、0.1<x<0.35とする。この様
子を第1図に示す。第1図はxの値を変えたとき
の誘電率およびCR値を示したものであり、いず
れも25℃での値である。第1図から明らかな様
に、0.1<x<0.35で各特性に優れていることが
わかる。特に、0.16<x<0.30でCR値が3000M
Ω・μF以上と高信頼性が得られることがわかる。 誘電体材料においては誘電率を高くするため、
キユリー温度が常温付近にくるようにする。本発
明のMe成分はキユリー温度を下げる働きがある
のに対し、Tiはキユリー温度を上げる働きがあ
り、Tiの添加含有はMe成分と合せて誘電率を高
くする効果を有する。しかしながらTi成分を余
り多くすると絶縁抵抗が低下しCR値が小さくな
つてしまうため、Ti量であるyは、y>0.5とす
る。また、yが0.5以上となると焼成温度も1100
℃と高温になつてしまう。特に、基本成分である
Pb(Zn1/3Nb2/3)O3の効果を考慮して、y<0.4の
場合が好ましい。Tiを含有しない係(y=0)
でも十分に優れた高誘電率磁器組成物を構成する
がTiを含有する場合は、y>0.05程度からその添
加含有の効果が顕著に見られる。 なお本発明は、 (Pb1-xMex)[(Zn1/3Nb2/31-yTiy]O3を主体と
するものであるが、多少化学量論比がずれても構
わない。この組成物を酸化物に換算すると、 PbO 46.13〜65.00wt% BaO 0.00〜18.10wt% SrO 0.00〜12.99wt% ZnO 4.32〜9.13wt% Nb2O5 14.11〜29.83wt% TiO2 0.00〜14.31wt% (ただし、BaOとSrOとの合計で3.17〜18.10wt
%) となる。 また、本発明の効果を損わない範囲での不純
物、添加物等の含有も構わない。例えば、
MnO2,CoO,NiO,MgO等の遷移金属があげら
れる。これらの添加物の含有量は、多くても1wt
%程度である。 特にMn,Coは有効であり、0.01〜0.5wt%程
度の少量の添加が効果的である。 次に本発明組成物の製造方法について説明す
る。 出発原料としてPb,Ba,Sr,Zn,Nb,Tiの
酸化物もしくは焼成により酸化物になる炭酸塩、
しゆう酸塩等の塩類、水酸化物、有機化合物等を
所定の割合で秤量し、十分混合した後に仮焼す
る。この仮焼は700℃〜850℃程度で行う。余り仮
焼温度が低いと焼結密度が低下し、また、余り高
いと、やはり焼結密度が低下し、絶縁抵抗が低下
する。次いで仮焼物を粉砕し原料粉末を製造す
る。平均粒径は0.8〜2μm程度が好ましく、余り
大きいと焼結体中にポアーが増加し、小さいと成
型性が低下する。この様な原料粉末を用い所望の
形状に成型した後、焼成することにより、高誘電
率セラミツクを得る。本発明の組成物を用いるこ
とにより焼成は1100℃以下、980〜1080℃程度と
比較的低温で行うことができる。 積層タイプの素子を製造する場合は、前述の原
料粉末にバインダー、溶剤等を加えスラリー化し
て、グリーンシートを形成しこのグリーンシート
上に内部電極を印刷した後、所定の枚数を積層・
圧着し、焼成することにより製造する。この時、
本発明の誘電体材料は低温で焼結ができるため、
内部電極材料として例えばAg主体の安価な材料
を用いることができる。 また、このように低温で焼成が可能であること
から、回路基板上等に印刷・焼成する厚膜誘電体
ペーストの材料としても有効である。 この様な本発明磁器組成物は、高誘電率かつ、
その温度特性が良好である。また、CR値も大き
く、特に高温でも十分な値を有し、高温での信頼
性に優れている。 誘電率の温度変化の小さいことは本発明の大き
な特徴であり、これは、K≧5000のごとくの大き
な誘電率の場合特に顕著である。この様に誘電率
の大きい場合には、(誘電率)/温度変化率の絶
対値)の大きいことが要求される。本発明ではこ
の点に関しても非常に優れている。 さらに誘電率バイアス電界依存性も優れてお
り、4kV/mmでも10%以下程度の材料を得ること
もできる。したがつて、高圧用の材料として有効
である。また誘電損失が小さく、交流用、高周波
用として有効である。 さらに前述のごとく誘電率の温度特性に優れて
いるため、電歪素子へ応用した場合でも変位量の
温度変化の小さい素子を得ることができる。 さらに、焼成時のグレインサイズも1〜3μmと
均一化されるため耐圧性にも優れている。 以上電気的特性について述べたが、機械的強度
も十分に優れたものである。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、高誘電
率でかつ温度特性、バイアス特性に優れた高誘電
率磁器組成物を得ることができる。特に、この様
な各種特性に優れた磁器を低温焼成で得ることが
できるため、積層セラミツクコンデンサ,積層型
セラミツク変位発生素子等の積層タイプのセラミ
ツク素子への応用に適している。 〔発明の実施例〕 以下に本発明の実施例を説明する。 出発原料としてPb,Ba,Sr,Zn,Nb,Tiの
酸化物、炭酸化物等の出発原料をールミル等で混
合し、700〜850℃で仮焼する。次いでこの仮焼体
をボールミル等で粉砕し乾燥の後、バインダーを
加え造粒し、プレスして直径17mm、厚さ約2mmの
円板状素体を形成した。混合、粉砕用のボール
は、不純物の混入を防止するため、部分安定化ジ
ルコニアボール等の硬度が大きく、かつ靭性の高
いボールを用いることが好ましい。 この素体を空気中980〜1080℃、2時間の条件
で焼結し、両主面に銀電極を焼付け各特性を測定
した。誘電損失、容量は、1KHz、1Vrms、25℃
の条件でのデジタルLCRメーターによる測定値
であり、この値から誘電率を算出した。また、絶
縁抵抗は、100Vの電圧を1分間印加した後、絶
縁抵抗計を用いて測定した値から算出した。な
お、誘電率の温度特性は、25℃の値を基準とし、
−25℃、85℃での変化率で表わした。容量抵抗積
は、25℃および125℃での(誘電率)×(絶縁抵抗)
×(真空の誘電率)から求めた。絶縁抵抗の測定
は、空気中の湿気の効果を除くためシリコーンオ
イル中で行つた。その結果を第1表に示す。
【表】
【表】 第1表から明らかなように、本発明磁器組成物
は、高誘電率(K=1400以上)かつ、温度特性が
良好(−25〜85℃で±32%以内)である。CR値
も1100MΩ・μF(25℃)以上と大きく、特に、
125℃でも、260MΩ・μF以上であり、高温での
信頼性に優れている。また、誘電率の温度変化の
小さいことはK≧5000のごとくの大きな誘電率の
場合特に顕著である。この様に誘電率の大きい場
合には、(誘電率)/(温度変化率の絶対値)の
大きいことが要求される。本発明実施例では、K
≧5000のときこの値が200以上なり、非常に優れ
ている。さらに誘電率バイアス電界依存性も
1KV/mmで15%以内と優れている。また誘電損
失が25℃、1KHzで2.4%以下と小さい。 参考例は、本発明組成の範囲外のものである。 Me成分を含まないものは(参考例3,4)、誘
電率が小さく、またCR値も極めて小さい。また、
参考例1,2はMe成分を過剰に加えたものであ
るが、誘電率が小さく、その温度変化も極めて大
きい。 第2図に誘電率の温度特性を示す。比較のた
め、(BaTiO3)0.89−(CaTiO3)0.10−
〔MgZrO3)0.01のチタン酸バリウム系の材料の
特性を合せて示した(参考例5)。参考例5は25
℃で6000程度の大きい誘電率を示すものの−25℃
および85℃では−50%以上の変化率を示す。これ
に対し、本発明では、K=8500(25℃)のもので
も(実施例27)わずか−32%以内であり、K=
3900(25℃)のものでは(実施例16)−9.5%と極
めて小さい。この誘電率の温度特性は、常温での
値に対する負の変化より正の変化のほうが重視さ
れ、+30%以上の変化を示す材料はEIA,EIAJの
コンデンサのどの規格も満足せず、コンデンサ材
料としては全く実用性がない。たとえば、チタン
酸鉛に代えニツケル・ニオブ酸鉛を用いた
0.3PbNi1/3Nb2/3O3−0.7PbZn1/3Nb2/3O3でPbの10
原子%をBaで置換した材料では、−25℃での変化
率が+35%であり、コンデンサ材料としては全く
実用的ではない。 第3図は直流バイアス電界依存性を示す図であ
る。一般に誘電率はバイアス電界が高くなるにつ
れ低下する傾向があり、この傾向は誘電率が高い
ほど顕著になる。参考例5は誘電率が6000程度で
あるが、1kV/mmで−25%、2kV/mmで−63%と
非常に大きな低下の傾向を示している。これに対
し実施例12は誘電率が6900と大きいにもかかわら
ず、1kV/mmで−11%と極めて小さく、2KV/
mmでも−28%程度に過ぎない。 さらにチタン酸バリウム(参考例6)は実施例
11と同程度の誘電率を示すが、3kV/mmで−50%
の変化を示すのに対し、実施例11では−10%と極
めて小さい。このように直流バイアス電界依存性
の小さい本発明組成物は高圧用のコンデンサ材料
として有効である。また、積層コンデンサを考え
た場合、同一形状で大容量化を考えた場合、誘電
体層一層当たりの厚みを薄くする必要があるが、
この場合、一層あたりの印加電界が高くなること
になる。しかしながら本発明の組成物はバイアス
特性に優れているため。この様な素子に応用した
場合でも特性を劣化することがない。 第4図にCR値の温度特性を示す。本発明の場
合は、高温においてもCR値の低下は僅かであり、
実施例15で4000MΩ・μF(125℃)、実施例16で
1600MΩ・μF(125℃)と非常に高い値を示し、
信頼性に優れている。これに対し参考例5は、常
温で4000MΩ・μF程度と高い値を示しているが、
125℃では100MΩ・μFと極端に低下してしまう。 第5図は実施例15のX線デイフラクシヨンパタ
ーン図であるが、ほぼ完全なペロブスカイト相と
なつている。従つて、誘電率が6300,CR値
6500MΩ・μF(25℃)、4000MΩ・μF(125℃)と
優れた値を示している。これに対しPbサイトの
Baによる置換のない参考例4の場合は、第6図
に示したように多量のパイロクロール相が見られ
る。従つて、誘電率が990と小さく、CR値も
150MΩ・μF(25℃)と極めて小さく、全く実用
的ではない。 次いで実施例12の組成を用いて積層セラミツク
コンデンサを作成した実施例を説明する。まず、
この様な組成を有する焙焼粉にバインダー、有機
溶剤を加えてスラリー化した後ドクターブレイド
型キヤスターを用いて30μmのグリーンシートを
作成した。このグリーンシート上に80Ag/20Pd
の電極ペーストを所定のパターンで印刷し、この
様な電極パターンを有するシートを20層積層圧着
した。その後、所定の形状に切断し、脱脂を行い
1020℃、2Hの条件で焼成を行つた。焼結後、外
部電極としてAgペーストを焼付け、積層セラミ
ツクコンデンサを製造した。その電気的特性を第
2表に示す。
【表】 得られた積層セラミツクコンデンサの誘電率は
約6500であり、また、第2表に示したごとく各特
性が十分に優れていることが分る。特に温度特性
は−25〜85℃で±15%以内であり、HIAJのC特
性およびEIAのW5R特性を満足するものである。 前述の如く、本発明の効果を損なわない範囲、
1wt%以下程度、好ましくは0.5wt%以下のMn,
Co等を添加しても良い。この様な添加物は、、耐
圧の向上、T.C.Cの改良、誘電損失の低減等の効
果を得ることもでき、少量、0.01wt%程度でその
効果は現れる。第3表に実施例16の組成にMnO
を添加した場合の諸特性を示す。CoO等でも同様
の効果を得ることができる。 また第2表と同様に実施例12の組成に0.25mol
%のMnO及びCoOを添加したものを用い、同様
に積層セラミツクコンデンサを製造した。その結
果を第4表に示す。 この様に、本発明の高誘電率磁器組成物は、温
度特性等の各種特性に優れており、特に積層セラ
ミツクコンデンサ用の材料として有効である。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、Me量とCR値および誘電率の関係を
示す特性曲線図、第2図は、誘電率の温度特性曲
線図、第3図は、誘電率の直流バイアス電界特性
曲線図、第4図は、CR値の温度特性曲線図、第
5図および第6図は、X線デイフラクシヨンパタ
ーン図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (Pb1-xMex)[(Zn1/3Nb2/31-yTiy]O3で表わし
    たとき(ただし、MeはBa及びSrの少なくとも一
    種)、 0.1<x<0.35 0≦y<0.5 を満たすことを特徴とする高誘電率磁器組成物。
JP59222924A 1984-10-25 1984-10-25 高誘電率磁器組成物 Granted JPS61101460A (ja)

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