JPH0360891B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0360891B2 JPH0360891B2 JP57176913A JP17691382A JPH0360891B2 JP H0360891 B2 JPH0360891 B2 JP H0360891B2 JP 57176913 A JP57176913 A JP 57176913A JP 17691382 A JP17691382 A JP 17691382A JP H0360891 B2 JPH0360891 B2 JP H0360891B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- contact
- brush
- sliding contact
- brushes
- Prior art date
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Description
本発明は、刷子用摺動接点材料の改良に関す
る。 従来、摺動接点材料としては各種材料が用いら
れ、とりわけ刷子用摺動接点材料としては、Au9
〜11重量%、Pt9〜11重量%、Pd34〜36重量%、
Ag29〜31重量%、Cu13〜15重量%、Zn0.5〜1.5
重量%より成る合金材料が広く用いられていた
(昭和40年7月8日に工業日日新聞社から発行さ
れた日本電子材料技術協会編の新しい接点材料第
30頁参照)。 この合金材料は、とりわけ機械的強度、耐蝕
性、ばね性等の優れた特性を有し、各元素の複合
添加による相乗効果と相俟つて、特にAu、Ptに
よる耐蝕性、Ag、Pd、Cuによるばね性、Cu、
Pt、Auなどによる機械的強度、Znの鋳造性、加
工性の点に着目されて、Au、Pt、Pd、Ag、Cu、
Znなどの元素及び含有量を限定されて成るもの
である。 然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点で
は、整流子との摺動時の機械的、電気的腐食によ
り酸化物が発生する為、耐摩耗性が劣り、摩耗粉
が生じ易く、接触抵抗が不安定でノイズ発生の原
因となつていた。 本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたも
のであり、前記合金材料を基材としてこれに特定
の材料を僅かに添加させて、発生する酸化物を潤
滑剤とし、耐摩耗性を向上させた刷子用摺動接点
材料を提供せんとするものである。 本発明の刷子用摺動接点材料は、組成比でAu9
〜11重量%、Pt9〜11重量%、Pd34〜36重量%、
Ag29〜31重量%、Cu13〜15重量%、Zn0.5〜1.5
重量%のAu−Pt−Pd−Ag−Cu−Znが95〜99.5
重量%及び残部がB、Si及びGeの少なくとも一
種を合計で0.5〜5重量%から成るものである。 本発明の刷子用摺動接点材料に於いて、組成比
でAu9〜11重量%、Pt9〜11重量%、Pd34〜36重
量%、Ag29〜31重量%、Cu13〜15重量%、
Zn0.5〜1.5重量%のAu−Pt−Pd−Ag−Cu−Zn
が95〜99.5重量%及び残部がB、Si及びGeの少な
くとも一種を合計で0.5〜5重量%としている理
由は、前記従来の合金材料の耐摩耗性を向上すべ
く潤滑剤となる酸化物を適量発生させる為で、
B、Si及びGeのうち少なくとも一種を合計で0.5
重量%未満ではその効果を発揮できず、B、Si及
びGeのうち少なくとも一種を合計で5重量%を
超えると酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗が
高くなり、その上不安定となるものである。ま
た、Au、Pt、Pd、Ag、Cu、Znの含有量は、前
記従来の合金材料の組成比に変更を加えない範囲
とすることにより、従来の合金材料の特性は損な
われることなく発揮されることとなるものであ
る。 次に従来の合金材料を基材とし、これにBを添
加し、表の実施例1に示す成分組成の刷子用摺動
接点材料とし、以下同様にして表に示す成分組成
の本発明による刷子用摺動接点材料と従来の刷子
用摺動接点材料を用いて夫々線径0.7mmの刷子線
材を作り、これを各々長さ8mmに切断し、2本並
列させて一端を幅10mm、長さ13mm、厚さ0.2mmの
台材に溶接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲
成して刷子接点を作つた。そして夫々の刷子接点
を円盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転
させて下記の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗
量及び接触抵抗を測定した処、下記の表の右欄に
示すような結果を得た。 試験条件 電 流 :直流0.6A 電 圧 :12V 負 荷 :抵抗負荷 回転速度:1000回転/分 周 速 :130〜120m/min 接触力 :100g 試験時間:7時間
る。 従来、摺動接点材料としては各種材料が用いら
れ、とりわけ刷子用摺動接点材料としては、Au9
〜11重量%、Pt9〜11重量%、Pd34〜36重量%、
Ag29〜31重量%、Cu13〜15重量%、Zn0.5〜1.5
重量%より成る合金材料が広く用いられていた
(昭和40年7月8日に工業日日新聞社から発行さ
れた日本電子材料技術協会編の新しい接点材料第
30頁参照)。 この合金材料は、とりわけ機械的強度、耐蝕
性、ばね性等の優れた特性を有し、各元素の複合
添加による相乗効果と相俟つて、特にAu、Ptに
よる耐蝕性、Ag、Pd、Cuによるばね性、Cu、
Pt、Auなどによる機械的強度、Znの鋳造性、加
工性の点に着目されて、Au、Pt、Pd、Ag、Cu、
Znなどの元素及び含有量を限定されて成るもの
である。 然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点で
は、整流子との摺動時の機械的、電気的腐食によ
り酸化物が発生する為、耐摩耗性が劣り、摩耗粉
が生じ易く、接触抵抗が不安定でノイズ発生の原
因となつていた。 本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたも
のであり、前記合金材料を基材としてこれに特定
の材料を僅かに添加させて、発生する酸化物を潤
滑剤とし、耐摩耗性を向上させた刷子用摺動接点
材料を提供せんとするものである。 本発明の刷子用摺動接点材料は、組成比でAu9
〜11重量%、Pt9〜11重量%、Pd34〜36重量%、
Ag29〜31重量%、Cu13〜15重量%、Zn0.5〜1.5
重量%のAu−Pt−Pd−Ag−Cu−Znが95〜99.5
重量%及び残部がB、Si及びGeの少なくとも一
種を合計で0.5〜5重量%から成るものである。 本発明の刷子用摺動接点材料に於いて、組成比
でAu9〜11重量%、Pt9〜11重量%、Pd34〜36重
量%、Ag29〜31重量%、Cu13〜15重量%、
Zn0.5〜1.5重量%のAu−Pt−Pd−Ag−Cu−Zn
が95〜99.5重量%及び残部がB、Si及びGeの少な
くとも一種を合計で0.5〜5重量%としている理
由は、前記従来の合金材料の耐摩耗性を向上すべ
く潤滑剤となる酸化物を適量発生させる為で、
B、Si及びGeのうち少なくとも一種を合計で0.5
重量%未満ではその効果を発揮できず、B、Si及
びGeのうち少なくとも一種を合計で5重量%を
超えると酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗が
高くなり、その上不安定となるものである。ま
た、Au、Pt、Pd、Ag、Cu、Znの含有量は、前
記従来の合金材料の組成比に変更を加えない範囲
とすることにより、従来の合金材料の特性は損な
われることなく発揮されることとなるものであ
る。 次に従来の合金材料を基材とし、これにBを添
加し、表の実施例1に示す成分組成の刷子用摺動
接点材料とし、以下同様にして表に示す成分組成
の本発明による刷子用摺動接点材料と従来の刷子
用摺動接点材料を用いて夫々線径0.7mmの刷子線
材を作り、これを各々長さ8mmに切断し、2本並
列させて一端を幅10mm、長さ13mm、厚さ0.2mmの
台材に溶接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲
成して刷子接点を作つた。そして夫々の刷子接点
を円盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転
させて下記の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗
量及び接触抵抗を測定した処、下記の表の右欄に
示すような結果を得た。 試験条件 電 流 :直流0.6A 電 圧 :12V 負 荷 :抵抗負荷 回転速度:1000回転/分 周 速 :130〜120m/min 接触力 :100g 試験時間:7時間
【表】
上記の表で明らかなように実施例1〜15の刷子
接点は従来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少
なく、接触抵抗が低く安定していることが判る。
これはひとえに実施例1〜15の刷子接点の刷子線
材を構成している本発明の刷子用摺動接点材料
が、摺動時にB、Si、Ge等の酸化物が発生し、
この酸化物が潤滑剤となり、耐凝着性が向上する
からに他ならない。また酸化物が軟らかい為、摺
動作用により容易に除去されるので、接触抵抗が
低く安定するからに他ならない。 以上詳記した通り本発明による刷子用摺動接点
材料によれば、従来の刷子用摺動接点材料に比べ
著しく耐摩耗性に優れ、摩耗粉の発生量が極めて
少なく、ノイズの発生が殆んど無く、また従来の
刷子用摺動接点材料による場合よりも低く安定し
た接触抵抗を有する刷子接点を得ることができる
という効果がある。
接点は従来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少
なく、接触抵抗が低く安定していることが判る。
これはひとえに実施例1〜15の刷子接点の刷子線
材を構成している本発明の刷子用摺動接点材料
が、摺動時にB、Si、Ge等の酸化物が発生し、
この酸化物が潤滑剤となり、耐凝着性が向上する
からに他ならない。また酸化物が軟らかい為、摺
動作用により容易に除去されるので、接触抵抗が
低く安定するからに他ならない。 以上詳記した通り本発明による刷子用摺動接点
材料によれば、従来の刷子用摺動接点材料に比べ
著しく耐摩耗性に優れ、摩耗粉の発生量が極めて
少なく、ノイズの発生が殆んど無く、また従来の
刷子用摺動接点材料による場合よりも低く安定し
た接触抵抗を有する刷子接点を得ることができる
という効果がある。
Claims (1)
- 1 組成比でAu9〜11重量%、Pt9〜11重量%、
Pd34〜36重量%、Ag29〜31重量%、Cu13〜15重
量%、Zn0.5〜1.5重量%のAu−Pt−Pd−Ag−Cu
−Znが95〜99.5重量%及び残部がB、Si及びGe
の少なくとも一種を合計で0.5〜5重量%である
ことを特徴とする刷子用摺動接点材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57176913A JPS5967355A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57176913A JPS5967355A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5967355A JPS5967355A (ja) | 1984-04-17 |
| JPH0360891B2 true JPH0360891B2 (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=16021945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57176913A Granted JPS5967355A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5967355A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012077378A1 (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-14 | 株式会社徳力本店 | 電気・電子用材 |
-
1982
- 1982-10-07 JP JP57176913A patent/JPS5967355A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5967355A (ja) | 1984-04-17 |