JPH036131Y2 - - Google Patents

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JPH036131Y2
JPH036131Y2 JP1984077668U JP7766884U JPH036131Y2 JP H036131 Y2 JPH036131 Y2 JP H036131Y2 JP 1984077668 U JP1984077668 U JP 1984077668U JP 7766884 U JP7766884 U JP 7766884U JP H036131 Y2 JPH036131 Y2 JP H036131Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は送電線用スペーサとくに6導体以上の
多導体送電線に使用して効果のあるスペーサに関
する。
[従来の技術] 近年、UHV送電あるいは低インダクタンス送
電などを目的として、架空送電線の導体の数が次
第に増加し、6乃至10導体にも及ぶものが実用さ
れるようになつた。導体の数が多くなると、電線
束自体の外径も大きくなり、1500mm前後に達する
ものが実用化されるにいたつている。
このような送電線では第5図に示すように、導
体W,WをスペーサSで把持固定した状態におい
て、導体W,Wに図中矢印で示したような線路方
向の振動が発生しやすく、この振動の周波数は2
Hz程度ではあるが、その振幅は線路方向に100mm
程度も移動するものであり、従来の剛構造のスペ
ーサではこの振動によつて異常応力を受け、早期
に破壊するおそれがあつた。このため柔構造に構
成するとしても、万が一送電線に短絡が生じた場
合には、電磁作用により強大な求心力が発生し、
今度はその破壊力に耐えられなくなるおそれがあ
つた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような破壊力に耐え得るためには、構造
的に強度大に構成すればよいが、そうすると当然
のことながら重量が大きくなり、さらに前記の送
電線の大型化にともないスペーサも大型化するた
めにかさ張つて取扱いも不便になる。このため、
送電線の線路方向の振動にさらされても無理な応
力の発生しない軽量でかつ製造上も取扱い上も容
易なスペーサの提供が強く望まれるようになつ
た。本考案はかかる問題点を解決すべくなされた
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記のような実情にかんがみ、これ
らの問題点を解決すべくスペーサの構成を、スペ
ーサフレームを定尺の断面コ字状の型鋼と継手部
材により連結された多角形状に構成し、当該継手
部材はスペーサの中心部に向う穴を有する比較的
薄肉の台部と当該台部両側に形成されてスペーサ
フレームの多角形を構成する内角の開角方向に合
致する角度をもつて突出して前記型鋼の内面に嵌
め合い可能になる結合片とを有してなり、前記型
鋼の各々はその開口面が地表側を向くように前記
継手部材の結合片に嵌め合い連結せしめられてフ
レームに形成せしめられると共に、各台部の穴に
は、中間が電線長手方向に屈曲可能に構成されて
おり且つその下方に前記台部の穴に係止するため
のストツパーを有するクランプ連結杆がスペーサ
の中心部に向つてバネ付勢されて首振り可能に小
間隙を有せしめて止着されてなる多導体送電線用
スペーサに構成した。
[作用] 本考案にかかるスペーサは、上記のように構成
されているから、全体が後述する柔構造をもつて
なり、スペーサの連結杆が電線束の長手方向にも
その半径方向にも自由に動き得るので、導体の振
動に追随して動き代を有し、無理な応力が発生せ
しめられるおそれがない。さらに、型鋼により構
成されているので軽量であることは勿論、当該型
鋼が定尺に構成されてこれを継手部材により連結
するものであるから製造も取扱いも簡便かつ容易
なものとすることができるのである。
[実施例] 以下に実施例に基づいて説明する。
第1図は、本考案にかかるスペーサの実施例を
示す正面図である。従来のスペーサフレームは、
円形あるいは多角形の一体構造の枠体によつて構
成されているから、その外径が1500mmにもなる
と、取扱い上いろいろと不便である。本考案は、
その点に着目し、スペーサフレームを第1図に示
すような定尺の型鋼1,1と継手部材2,2によ
り順次連結し多角形構造に構成したから、製造が
容易な上取扱いも容易なものとなし得たものであ
る。
しかも、主たる構成を型鋼により構成したか
ら、全体を軽量となし得たばかりでなく、前記短
絡時の求心力に対して十分なる強度を保持し得る
ものとなし得たのである。
しかして、かかる取扱性と強度とを合せ有する
型鋼1,1は、以下に説明する本考案に固有の継
手部材2,2をもつて連結される。このことによ
り前記製造容易性に加え型鋼の有する強度を十分
に確保可能ならしめ得たものである。
すなわち、第3図は、その継手部材2の構成を
示す一部断面を有する説明図であり、第4図は、
その底面図である。継手部材2は、比較的薄肉の
台部5と、その両側に形成された結合片3,3に
より構成され、台部5にはスペーサに組み立てら
れた状態においてスペーサの中心部に向う穴4が
形成されている。
結合片3,3は、その形成されている台部5よ
り突出せしめられている方向が、丁度スペーサを
構成する多角形フレームの当該多角形の内角の開
き角方向に合致せしめられ、かつ型鋼1,1の内
面に具合よく嵌め合い可能な形状に構成されてい
る。このように構成されることにより、型鋼1,
1を結合片3,3に嵌合せしめ、その状態で例え
ば両者の突合せ部を溶接してやれば、それのみで
強固なフレームが構成され、また、結合片3,3
の突出角度がスペーサの多角形状の内角と合致せ
しめられていることで、連結部に無理な応力が発
生するおそれがないのである。
しかして、継手部材2の台部5に形成された穴
4には、第2図に示すように、クランプ10の連
結杆11がバネ6によりスペーサの中心方向に付
勢されてストツパー12により係止状態に止着さ
れている。しかも、穴4の内周と連結杆11の外
周との間には小間隙7が形成せしめられていて、
連結杆11はこの穴4を中心として、ある程度首
振り可能に構成されている。なお、第2図におい
て、13はバネ6を固定すべく連結杆11に螺合
せしめられてるナツトである。
このようにバネ6により付勢がなされているこ
とで、連結杆はスペーサの中心部より外方に向う
方向すなわちスペーサが取付けられている電線束
の半径方向に動き得る移動代を有することとな
る。従つて、すでに第5図により説明したよう
に、送電線の導体W,Wが線路方向に移動する振
動を起し、スペーサSに前記異常応力が負荷され
ようとしたとしても、スペーサSは、まず第1に
連結杆の首振りによりそれを吸収し、その首振り
によつてもその振動の振幅に追随できなくなつた
ところで、前記バネ4によつて付勢されていた連
結杆が、バネに逆らつて外方に伸びることができ
るため、その伸び代によつて導体の移動分を吸収
できることとなるのである。この振幅吸収効果に
よつて、従来のスペーサにみられた構成部材の一
部に負荷される異常応力の発生が解消できるので
ある。
もしも、導体の移動量がさらに大きくなり上記
の構成のみではそれを吸収し切れなくなるような
場合が予想されるときは、第6図に示すように、
クランプ10の連結杆11を、中間部でクレビス
14aとアイ14bとで構成し、ボルト14cに
よつて貫通せしめ、連結杆11に電線の長手方向
に屈曲可能な屈曲部14を設けてやればよく、そ
れによつて上記振動の振幅への追従性を一層大き
なものとすることができる。
上記において、スペーサフレームを構成する型
鋼の形状は、さまざまに選び得ようが、強度の均
衡という見地からすれば、断面四角形のものがよ
い。しかし、内部に水の浸入などのおそれのある
ことを考慮すれば、断面コ字状のものが適当であ
る。このようなコ字状断面の型鋼を使用した場
合、取付けた状態でその開口面が上方を向くよう
に構成されると、その開口面に着氷雪がおこり、
スペーサの自重が大きくなるばかりではなく、風
圧荷重も大きくなり好ましくない。これを防止す
るには、スペーサフレームの型鋼の開口面がすべ
て地表面を向くようにしてやればよい。本考案に
かかる前記継手部材の構成は、そのような目的の
ためにも甚だ都合のよいものであり、型鋼1と継
手部材2の台部5との当接部の型鋼側の切り落し
面の角度を変えてやれば、継手部材の形状はその
ままで連結することが可能である。第3図は、そ
の様子を併せ示すものであり、図中断面を示すハ
ツチングはコ字状型鋼の底部を示すものであり、
ハツチングのない側が開口部を示している。図面
に向つて左側と右側とで開口面が逆になつている
様子がわかるであろう。このように簡単に開口面
の向きを変えられるから、例えば、第1図におい
て図面の下側を地表側とすれば、図面における上
半分の3個の型鋼の開口面を図面上におけるスペ
ーサの中心部側に向かしめ、下半分をスペーサの
外方側を向かしめれば、型鋼の開口面はすべて地
表側を向く結果となる。これによつて、前記着氷
雪を最少限にすることができるのである。
[考案の効果] 以上詳記の通り、本考案に係るスペーサによれ
ば、多導体送電線に使用して、導体が線路方向に
移動を起す振動を生じても、クランプ部はその振
動に追随移動しクランプ連結杆も自由に動き得る
から、スペーサの構成部材の一部に従来例におけ
るような異常応力の発生がなく、従つて、そのた
めのスペーサの破損事故を防止することができ
る。さらには、フレームの構成を型鋼によつて構
成したから、全体が軽量であるにもかかわらず、
十分な強度を保有し、短絡による求力力が加わつ
たとしても、十分に耐え得るばかりでなく、その
継手部の構成が多角形状の内角に合致せしめられ
たものに構成されているから、フレーム全体にお
いて無理が加わらず、すぐれた強度を維持し得
る。そしてまた、構成する型鋼に開口部を有する
ものにおいてはその開口面を地表に向かしめるこ
とで着氷雪の防止が達成されるなど、架空送電線
の多導体化がすすみつつある今日、本考案の有す
る意義は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかるスペーサの一実施例
を示す正面図、第2図は、継手部分の構成を示す
一部断面を有する説明図、第3図は、継手部材の
構成を示す一部断面を有する説明図、第4図は、
第3図に示す継手部材の底面図、第5図は、多導
体送電線に発生する線路方向の振動を示す説明
図、第6図は、クランプ連結杆の別な実施例を示
す正面図である。 1;型鋼、2;継手部材、3;結合片、4;
穴、5;台部、7;小間隙、10;クランプ、1
1;連結杆、12;ストツパー、14;屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スペーサーフレームを定尺の断面コ字状の型鋼
    と継手部材により連結された多角形状に構成し、
    当該継手部材はスペーサーの中心部に向かう穴を
    有する比較的薄肉に台部と当該台部両側に形成さ
    れてスペーサーフレームの多角形を構成する内角
    の開角方向に合致する角度をもつて突出して前記
    型鋼の内面に嵌め合い可能になる結合片とを有し
    てなり、前記断面コ字状の型鋼の各々はその開口
    面が地表側を向くように前記継手部材の結合片に
    嵌め合い連結せしめられてフレームに形成せしめ
    られると共に、各台部の穴には、中間が電線長手
    方向に屈曲可能に構成されており且つその下方に
    前記台部の穴に係止するためのストツパーを有す
    るクランプ連結杆がスペーサーの中心部に向かつ
    てバネ付勢されて首振り可能に小間隙を有せしめ
    て止着されてなる多導体送電線用スペーサー。
JP7766884U 1984-05-25 1984-05-25 多導体送電線用スペ−サ Granted JPS60190122U (ja)

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JPS60190122U JPS60190122U (ja) 1985-12-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5081393U (ja) * 1973-11-28 1975-07-12
JPS5197293U (ja) * 1975-02-01 1976-08-04

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JPS60190122U (ja) 1985-12-17

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