JPH036132Y2 - - Google Patents

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JPH036132Y2
JPH036132Y2 JP1984188168U JP18816884U JPH036132Y2 JP H036132 Y2 JPH036132 Y2 JP H036132Y2 JP 1984188168 U JP1984188168 U JP 1984188168U JP 18816884 U JP18816884 U JP 18816884U JP H036132 Y2 JPH036132 Y2 JP H036132Y2
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JP
Japan
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cylinder
snow
overhead power
power transmission
transmission line
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JPS61104726U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は架空送電線に取付けて着雪を落下させ
るように構成した難着雪用のダンパ装置に関する
ものである。
[従来の技術] 寒冷地方において架空送電線に着雪が生ずると
その着雪による偏心モーメントによつて架空送電
線が捻回し、この着雪箇所の送電線にさらに着雪
して大きな筒状に発達すると、その大きな着雪の
重量により送電線が断線したり鉄塔が倒壊する事
故が起る。
このような事故を防止するために従来は第2図
示のように、クランプ20と重錘21よりなるダ
ンパを架空送電線Cに取付け、架空送電線Cの着
雪により生ずる偏心モーメントに対し重錘11に
より生ずるモーメントを対抗させて架空送電線の
捻回を防止し、架空送電線に付着した雪が大きな
筒状の着雪に発達する前に雪塊の自重で落下する
ようにして送電線の断線や鉄塔倒壊事故の防止を
図つていた。
[考案が解決しようとする課題] 前記のような架空送電線の筒状着雪は、大きく
発達しすぎてそれによる偏心モーメントがきわめ
て大きくなり前記ダンパの重錘によるモーメント
では対抗し得なくなると、架空送電線に捻回が起
るとともに着雪が落下せずにさらに発達して大き
な筒状着雪になり、このため断線や鉄塔倒壊の大
きな事故を起す危険かあるので、前記のような従
来のダンパでは着雪事故を防止する実際の効果は
少なかつた。
また、ほぼ水平に送電線に取付けられた筒体の
内部に多数の金属ボールを収納し、この多数の金
属ボール相互の摩擦によつて送電線の振動エネル
ギーを消耗させるようにした送電線振動防止ダン
パ装置が特公昭31−1834号公報により知られてお
り、さらに、水平の筒体内に油と重錘球を入れ、
この油中の重錘球の反復往復動により送電線の振
動エネルギーを消耗させることによりギヤロツピ
ングを防止するようにしたギヤロツピングダンパ
が特開昭51−10393号公報により知られているが、
これらはいずれも筒体内の球の移動により送電線
の振動エネルギーを消耗させて送電線の振動を防
止するものでなので、送電線の難着雪に対処する
技術手段としては利用することができない。
本考案は、架空送電線に衝撃を与えることによ
り着雪を確実に落下させて着雪事故を防止するよ
うにした難着雪用ダンパ装置を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本考案の難着雪
用ダンパ装置は、筒体1の円筒部2の下端に半球
状端部3を設け、この円筒部2と半球状端部3と
の間の筒体内周に環状突起4を設け、この環状突
起4の内周の径よりも小径の重錘球5を前記の半
球状端部3内に入れ、筒体1の上端6にクランプ
7の基部8を取付けるとともに、筒体上端部にこ
の重錘球5が衝突する衝突部9を形成し、このク
ランプ7で筒体1を架空送電線に垂直に垂下させ
て取付け、この垂直に垂下する筒体1が着雪した
架空送電線の捻回とともに上方に回動して90度以
上の上方傾斜をしたときに重錘球5が筒体1内を
急激に落下して前記の衝突部9に衝突するように
構成したものである。
[作用] 筒体1が架空送電線から垂直に垂下して取付け
られている状態においては、筒体1の下端の半球
状端部3内にある重錘球5は、架空送電線のクラ
ンプ取付点から重錘球中心までの距離と重錘球の
質量との積に基づくモーメントを持ち、架空送電
線の着雪の偏心モーメントによる捻回力に対抗す
る重錘として機能する。
また、筒体1がクランプ7の送電線取付点を回
転中心として上方に回転し半球状端部3が筒体上
端6よりも上方に上つて斜め逆さに傾いた状態に
なると、半球状端部3内の重錘球5は、ある傾斜
角度(垂直垂下位置から90度を若干過ぎる程度)
になるまでは筒体内周の環状突起4に妨げられて
半球状端部3内に停止しているが、その角度以上
に(少くとも垂直垂下位置から90度を大きく越え
て)大きく傾くと、重錘球5は重力により環状突
起4を乗り越えて急激に筒体1内を下方になつた
筒体上端6に向けて落下する。
このとき筒体1の上端部に取付けたクランプ7
の基部8の内側底面部分が前記の筒体1内を急激
に移動する重錘球5が衝突する衝突部9となり、
この衝突による衝撃がクランプ7を介して架空送
電線の着雪付着点に伝わる。
前記のように構成した難着雪用ダンパ装置を取
付けた架空送電線に着雪が生じてこの着雪の偏心
モーメントにより架空送電線が捻回力を受ける
と、前記のように架空送電線から垂直に垂下して
いる状態の筒体下端の半球状端部3内の重錘球5
のモーメントがこの捻回力に対抗するものとな
り、このため着雪による架空送電線の捻回が妨げ
られ、着雪は大きく発達する前に早期に自重で落
下することになる。
架空送電線の雪の付着が激しく前記のように着
雪が早期に落下せずに架空送電線の長手方向側面
に雪が付着して大きな筒状着雪に発達した場合に
はつぎのようにして大きな着雪を落下させる。
すなわち、架空送電線の側面に張り出している
着雪の重量による偏心モーメントが架空送電線を
捻回させると、この送電線に垂下して取付けられ
ている筒体1も一緒になつてクランプ7の送電線
取付点を中心として上方に回転する。
このように筒体1が垂直に垂下した位置から上
方に90度以上大きく回動して半球状端部3が斜上
方に上る状態に大きく傾斜すると、半球状端部3
内の重錘球5が環状突起4を乗り越えて急激に筒
体1内を滑動し下方位置になつた筒体上端部の衝
突部9に向けて落下衝突する。この衝突部9に衝
突したときの衝撃は架空送電線の着雪の付着点に
伝わつて着雪を落下させることになる。
前記のように着雪が落下すると、着雪の偏心モ
ーメントにより捻回されていた架空送電線は捻回
力を与える着雪の偏心モーメントが無くなるの
で、捻回されない元の状態に戻り、これと一緒に
斜上方に回動傾斜していた筒体1も架空送電線か
ら垂直に垂下する元の状態に戻る。これにより筒
体上端の衝突部9に衝突した重錘球5は再び筒体
内周の環状突起4を乗り越えて半球状端部3内に
復帰する。
このようにして架空送電線を捻回する大なる着
雪が生ずるたびに筒体1と重錘球5は前記の動作
を繰り返して着雪を落下させるのである。
[実施例] 以下本考案の実施例を第1図により説明する。
1は筒体であり、これは円筒部2とこの円筒部
2の下端に連なる半球状端部3とよりなり、円筒
部2と半球状端部3との間の筒体内周に環状突起
4を設けたものである。
5は前記環状突起4の内径よりも小なる径の重
錘球であり、この重錘球5を前記の半球状端部3
内に入れる。
7はクランプであり、その基部8を前記筒体1
の上端6に取付ける。9は筒体1の内側における
基部8の底面部分を示す。このクランプ7は固定
半円部10と、開閉半円部11を枢支ピン12で
連結し、両半円部10,11で架空送電線Cを挾
持してボルト13で固定するように構成したもの
であり、基部8の底面部分9は、前記重錘球5が
後述のように半球状端部3内から出て筒体1内を
上端6の基部8に向つて移動したときの衝突部9
を形成する。
前記のように構成した本考案の難着雪用ダンパ
装置は、筒体1を架空送電線Cに垂直に垂下させ
てクランプ7で取付ける。
この架空送電線に着雪が生じてその偏心モーメ
ントにより架空送電線が捻回力を受けると、筒体
1の下端の半球状端部3内の重錘球5のモーメン
トがこの捻回力に対抗して架空送電線の捻回を妨
げることになり、着雪は大きく発達せずに早期に
自重で落下する。
架空送電線の着雪が激しくて早期に落下せず大
きな筒状着雪に発達して架空送電線が捻回された
ときは、筒体1も一緒に上方に回動し、90度以上
大きく回動して上方に傾斜すると、半球状端部3
内の重錘球5が環状突起4を乗り越え急激に筒体
1内を滑動して衝突部9に衝突し、この衝撃によ
り着雪が落下する。
このようにして架空送電線の着雪を確実に落下
させて着雪事故の発生を防ぐのである。
着雪が落下すると架空送電線は捻回されない状
態に戻り、筒体1も架空送電線から垂直に垂下す
る始めの状態に戻つて重錘球5は半球状端部3内
に戻ることになる。
[考案の効果] 前述のように本考案は、架空送電線に垂直に垂
下して取付ける筒体の下端の半球状端部内に重錘
球を入れ、これを架空送電線の着雪の偏心モーメ
ントによる捻回力に対抗する重錘としたので、架
空送電線の捻回を防ぐとともに着雪を早期に落下
させることができる。
また、着雪の大きな発達により架空送電線が捻
回されたときに、重錘球が衝突部に衝突して着雪
部に衝撃を与えるようにしたので、大きな着雪で
も確実に落下させることができ、送電線の断線や
鉄塔倒壊の事故を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を1部断面で示した
図、第2図は従来例を示す図である。 1:筒体、2:円筒部、3:半球状端部、4:
環状突起、5:重錘球、6:筒体上端、7:クラ
ンプ、8:クランプ基部、9:衝突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体1の円筒部2と下端の半球状端部3との間
    の筒体内周に環状突起4を設け、この環状突起4
    の内周の径よりも小径の重錘球5を半球状端部3
    内に入れ、筒体1の上端6にクランプ7の基部8
    を取付け、前記クランプ7で架空送電線に垂直に
    垂下して取付けた筒体1が90度以上の上方傾斜に
    より重錘球5が筒体1内を落下して衝突する衝突
    部9を前記筒体上端部に形成した難着雪用ダンパ
    装置。
JP1984188168U 1984-12-13 1984-12-13 Expired JPH036132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984188168U JPH036132Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984188168U JPH036132Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61104726U JPS61104726U (ja) 1986-07-03
JPH036132Y2 true JPH036132Y2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=30745638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984188168U Expired JPH036132Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

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JP (1) JPH036132Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110393A (ja) * 1974-07-15 1976-01-27 Sumitomo Electric Industries Gyarotsupingudanpaa

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Publication number Publication date
JPS61104726U (ja) 1986-07-03

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