JPH0362084B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0362084B2 JPH0362084B2 JP62163426A JP16342687A JPH0362084B2 JP H0362084 B2 JPH0362084 B2 JP H0362084B2 JP 62163426 A JP62163426 A JP 62163426A JP 16342687 A JP16342687 A JP 16342687A JP H0362084 B2 JPH0362084 B2 JP H0362084B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- oil
- handle
- containers
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
本発明はてんぷらやフライ料理に使用した揚げ
油の浄化処理を行なう浄油器に関する。
油の浄化処理を行なう浄油器に関する。
【背景技術】
従来より種々の浄油器が提供されているが、こ
の中に調理に際しての揚げ物鍋への浄化済油の移
し換えの手間を省くために、共に揚げ物鍋として
使用することができる一対の容器と、浄油部材と
から構成されたものが実開昭59−157630号公報に
示されている。 これは一方の容器の開口面に浄油部材を着脱自
在に配置するとともに、これらに対して他方の容
器を上下逆さまにした状態で被せて蓋とするもの
であつて、調理に際しては、蓋となつていた他方
の容器の開口面に浄油部材を移し、浄化済みの油
が入つている一方の容器をそのまま揚げ物鍋とし
て使用するものであり、また使用後はこの一方の
容器から油を浄油部材を通じて他方の容器に投入
し、この後、一方の容器を蓋として被せておくも
のである。 このように、一対の容器を交互に揚げ物鍋とし
て使用すると、調理にあたつて油を揚げ物鍋に移
すという手間を必要とせず、また、揚げ物鍋とし
ての重ね合わされる両容器の収納場所を考えるだ
けでよくて、別途浄油器の置き場所を考える必要
がないといつた利点を有しているのであるが、次
のような問題点も有している。 すなわち、それまで油を入れる側であり且つ揚
げ物鍋として使用していた一方の容器を、上下逆
さまにして他方の容器及び浄油部材に被せると、
この一方の容器からはその内面に付着していた油
が垂れてしまうが、この油をそのまま放置してお
いたならば、酸化で粘性を増し、次回使用する際
に両容器同士がくつついてしまうことになる。ま
たどちらの容器を上にしても、上になつた容器か
ら滴下する油が下になつた容器の外面にこぼれで
ないように、両容器の開口縁同士を密着させる構
造となつていたことから、使用直後の高温の油の
浄化を行なつた後、油が冷える前に容器を被せて
蓋をしてしまうと、油の温度が冷めるに従つて、
内部の気圧が低下することになり、この点におい
ても両容器同士がくつついてしまい、次回の使用
の際に両容器を分離することが困難となる。
の中に調理に際しての揚げ物鍋への浄化済油の移
し換えの手間を省くために、共に揚げ物鍋として
使用することができる一対の容器と、浄油部材と
から構成されたものが実開昭59−157630号公報に
示されている。 これは一方の容器の開口面に浄油部材を着脱自
在に配置するとともに、これらに対して他方の容
器を上下逆さまにした状態で被せて蓋とするもの
であつて、調理に際しては、蓋となつていた他方
の容器の開口面に浄油部材を移し、浄化済みの油
が入つている一方の容器をそのまま揚げ物鍋とし
て使用するものであり、また使用後はこの一方の
容器から油を浄油部材を通じて他方の容器に投入
し、この後、一方の容器を蓋として被せておくも
のである。 このように、一対の容器を交互に揚げ物鍋とし
て使用すると、調理にあたつて油を揚げ物鍋に移
すという手間を必要とせず、また、揚げ物鍋とし
ての重ね合わされる両容器の収納場所を考えるだ
けでよくて、別途浄油器の置き場所を考える必要
がないといつた利点を有しているのであるが、次
のような問題点も有している。 すなわち、それまで油を入れる側であり且つ揚
げ物鍋として使用していた一方の容器を、上下逆
さまにして他方の容器及び浄油部材に被せると、
この一方の容器からはその内面に付着していた油
が垂れてしまうが、この油をそのまま放置してお
いたならば、酸化で粘性を増し、次回使用する際
に両容器同士がくつついてしまうことになる。ま
たどちらの容器を上にしても、上になつた容器か
ら滴下する油が下になつた容器の外面にこぼれで
ないように、両容器の開口縁同士を密着させる構
造となつていたことから、使用直後の高温の油の
浄化を行なつた後、油が冷える前に容器を被せて
蓋をしてしまうと、油の温度が冷めるに従つて、
内部の気圧が低下することになり、この点におい
ても両容器同士がくつついてしまい、次回の使用
の際に両容器を分離することが困難となる。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは一対の容器を交互に
揚げ物鍋として使用することができるものにおい
て、上側に配されて蓋とされる容器から垂れる油
が外面にこぼれでないことはもちろん、この油や
浄化済み油の温度低下に伴なう気圧低下で、両容
器同士がくつついてしまうことがない浄油器を提
供するにある。
り、その目的とするところは一対の容器を交互に
揚げ物鍋として使用することができるものにおい
て、上側に配されて蓋とされる容器から垂れる油
が外面にこぼれでないことはもちろん、この油や
浄化済み油の温度低下に伴なう気圧低下で、両容
器同士がくつついてしまうことがない浄油器を提
供するにある。
しかして本発明に係る浄油器は、把手を備えた
第1の有底筒状の容器と、第1の容器の開口面に
着脱自在に配設される浄油部材と、把手を備えて
第1の容器上に上下逆向きで重ね合わせ自在とさ
れた有底筒状の第2の容器とからなるものであつ
て、上記浄油部材は第1の容器の開口縁と第2の
容器の開口縁との間にはさまれるフランジ部を備
えており、フランジ部には第2の容器の開口縁が
載る複数個の突起が間隔をおいて形成されている
ことに特徴を有して、浄油部材におけるフランジ
部が両容器の開口縁間に介在する上に、フランジ
部に設けた突起が第2の容器の開口縁とフランジ
部との接触面積を小さくすると同時に通気用の隙
間を確保するようにしたものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する
と、この浄油器は、揚げ物鍋としても使用するこ
とができる大きさであり且つ相反する方向に突出
する一対の把手11,11を備えている容器1
と、これを同形同大でやはり一対の把手31,3
1を備えている容器3と、油の浄化用の浄油部材
2とから構成されている。 容器1から説明すると、これは高さが直径より
も小さい有底円筒状の鍋形をしたもので、ステン
レスやアルミニウムのような金属にて形成されて
おり、一対の取付金具12,12がその外面にリ
ベツト止めされ、各取付金具12,12にビス1
3によつて把手11,11が取り付けられてい
る。相反する方向に突出している両把手11,1
1のうちの一方は、その長さの長いものとされて
おり、このために容器1は両手鍋としても片手鍋
としても使用することができるものとなつてい
る。 他方の容器3は、容器1と同様に一対の把手3
1,31を有するもので、やはり一方の把手31
が他方の把手31よりも長くされている。図中1
4,34は容器1,3と把手11,31との間に
配されて合成樹脂製である把手11,31を調理
時の熱から保護する角筒状の保護金具であり、1
6,36は洗浄時の水切りや不使用時において、
これら容器1,3を吊り下げる時に使用する引掛
用の長孔、10,30は底面に設けた凹部であ
る。 浄油部材2は円筒状の浄油槽20と、この浄油
槽20に着脱自在に取り付けられる濾材と、保持
体26とからなるもので、ここでは濾材として、
カートリツジフイルター4と濾紙もしくは布から
なるフイルター5とを備えている。 保持体26はその外周縁の全周に膨出部28を
備えたフランジ部27と、フランジ部27の内周
縁から上方に立ち上がる円筒部29とから形成さ
れたもので、そのフランジ部27の外周部上面に
は間隔をおいて突設された複数個の突起60を備
え、更に膨出部28の一部には、天地を表示する
ための表示部61が一体に形成されている。 浄油槽20は、その上端開口部がやや絞られて
いるとともに、下部が複数段、図示例では四段2
1,22,23,24にわたり漸次径が小さくな
るようにされているもので、最大径部よりも段部
21を介して一段径が細くされた部分の外面には
上記保持体26の円筒部29が圧入され、段部2
2は傾斜を持つものとされており、段部23上に
は上記フイルター5が金具50,55によつて配
設されており、段部24上には最下部の最も径の
小さい部分に配設されるカートリツジフイルター
4の上縁に設けられた鍔部40が載せられる。
尚、金属にて形成されているこの浄油槽20の上
端縁及び下端縁は夫々カールしたものとされてシ
ヤープなエツジが出ないようにされている。 フイルター5を浄油槽20に取り付けるための
一対の金具50,55のうち、金具50は上端部
の径がやや広げられているリング状のもので、円
弧状に形成された把手51が固着されており、金
具55は断面コ字型の線材をリング状とすること
で形成されたばね性を有しているもので、金具5
0の外面との間でフイルター5の周部をはさむも
のであり、浄油槽20における段部22と段部2
3との間の筒部に圧入気味に装着される。 カートリツジフイルター4は、上下面が開口す
るケース内に上下を不織布ではさんだ状態で活性
炭を充填することで形成されたものであり、その
上端部には前述の鍔部40を備えている。 図中7は浄油槽20の上面開口を閉じる中蓋
で、つまみ70が中央上面に設けられており、ま
た第1図に示すように、空気抜き用の小孔71を
備えている。 尚、保持体26と浄油槽20とは分離させるこ
とができるようにしておくと、油付着で汚れた時
の洗浄が容易となる。 しかしてこの浄油器は、第1図から明らかなよ
うに、容器1の開口縁に保持体26のフランジ部
27の外周部を載せることによつて、容器1の開
口部に浄油部材2を配置し、上下を逆にした容器
3を被せて容器3の開口縁を上記フランジ部27
上に置く。つまり、両容器1,3間においてフラ
ンジ部27の外周部を挟持する。容器3はフラン
ジ部27の外周縁に形成されている膨出部28の
内側に嵌まるために、簡単に外れてしまうような
ことはない。 最初の使用にあたつては、蓋となつている容器
3を揚げ鍋として利用し、この調理が終われば、
浄油部材2における浄油槽20に油を投入する。
フイルター5による濾過と、カートリツジフイル
ター4の活性炭による着色成分及び臭いの除去と
がなされた油は、容器1内に溜められる。その後
は、再度容器3を被せておけばよい。 次に使用する時は、容器3を外して横に置き、
ついで容器1から浄油部材2を外してこれを容器
3に重ねる。そして今度は油が溜められている容
器1を揚げ物鍋として利用し、これが終われば逆
に容器1から浄油部材2を通して油を容器3内に
注いで、容器1を蓋として被せるのである。揚げ
物を行なうにあたり、油を揚げ物鍋に移す手間が
不要となつており、また、キツチン内での収納の
点からすれば、揚げ物鍋として使用する重ねられ
た容器1,3の収納を考えるだけでよく、別途浄
油器の収納場所を考える必要がない。 ここにおいて、容器1もしくは容器3を蓋とし
て被せた時には、残つている油が垂れてしまう
が、これは保持体26における膨出部28と円筒
部29との間のフランジ部27上に溜められ、テ
ーブル上を汚すようなことはない。また、フラン
ジ部27には前述のように、間隔をおいて上方と
下方とに交互に突出する突起60が形成されて、
容器1もしくは容器3を蓋として被せた時、これ
らは突起60上に載るようになつているために、
蓋とされた側の容器1もしくは容器3の開口縁は
フランジ部27との接触を突起60において行な
うだけであつて、フランジ部27との間に隙間を
形成する。従つて、上記油の粘性によつてフラン
ジ部27に容器1もしくは容器3がくつついてし
まうことが殆どなく、また油の温度が低下するこ
とに伴なう気圧低下も、上記隙間からの空気流通
により生じることがなく、この点においても蓋と
なつている側の容器1,3の取り外しが困難とな
ることもない。更には、浄油槽20内にまだ油が
残つているうちに容器1または容器3で蓋をして
しまつても、やはり上記隙間と中蓋7における小
孔7円を通じた空気の流通があるために、濾過に
要する時間が長くなるようなことがない。 加えるに、各容器1,3に設けられている各一
対の把手11,11,31,31のうち、長さの
短い方の各把手11,31には、両容器1,3を
重ねた時に互いに係合する凹部15と突部35と
が設けられているために、両容器1,3を重ね合
わせた時に、互いにずれて蓋となつている容器
3,1が外れるようなことがなく、そしてこのよ
うに短い方の把手11,31同士を重ね合わせて
係合させた時には、長い方の把手11,31も上
下に重なることから、長い方の両把手11,31
を重ねたままの状態で持つことによつて、上記凹
部15と突部35との係合もあつて、持ち運びの
際も蓋となつている容器3,1が外れることがな
い。尚、凹部15と突部35とは、長い方の把手
11,31に設けてもよい。 更に、両容器1,3の間から外部に出ている膨
出部28に形成された表示部61が天地方向を表
示しているために、両容器1,3が同形同大であ
るとはいえ、天地方向を間違えて逆さまにするこ
とで下側の容器1,3に溜められている油をこぼ
してしまうというようなことがない。
第1の有底筒状の容器と、第1の容器の開口面に
着脱自在に配設される浄油部材と、把手を備えて
第1の容器上に上下逆向きで重ね合わせ自在とさ
れた有底筒状の第2の容器とからなるものであつ
て、上記浄油部材は第1の容器の開口縁と第2の
容器の開口縁との間にはさまれるフランジ部を備
えており、フランジ部には第2の容器の開口縁が
載る複数個の突起が間隔をおいて形成されている
ことに特徴を有して、浄油部材におけるフランジ
部が両容器の開口縁間に介在する上に、フランジ
部に設けた突起が第2の容器の開口縁とフランジ
部との接触面積を小さくすると同時に通気用の隙
間を確保するようにしたものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する
と、この浄油器は、揚げ物鍋としても使用するこ
とができる大きさであり且つ相反する方向に突出
する一対の把手11,11を備えている容器1
と、これを同形同大でやはり一対の把手31,3
1を備えている容器3と、油の浄化用の浄油部材
2とから構成されている。 容器1から説明すると、これは高さが直径より
も小さい有底円筒状の鍋形をしたもので、ステン
レスやアルミニウムのような金属にて形成されて
おり、一対の取付金具12,12がその外面にリ
ベツト止めされ、各取付金具12,12にビス1
3によつて把手11,11が取り付けられてい
る。相反する方向に突出している両把手11,1
1のうちの一方は、その長さの長いものとされて
おり、このために容器1は両手鍋としても片手鍋
としても使用することができるものとなつてい
る。 他方の容器3は、容器1と同様に一対の把手3
1,31を有するもので、やはり一方の把手31
が他方の把手31よりも長くされている。図中1
4,34は容器1,3と把手11,31との間に
配されて合成樹脂製である把手11,31を調理
時の熱から保護する角筒状の保護金具であり、1
6,36は洗浄時の水切りや不使用時において、
これら容器1,3を吊り下げる時に使用する引掛
用の長孔、10,30は底面に設けた凹部であ
る。 浄油部材2は円筒状の浄油槽20と、この浄油
槽20に着脱自在に取り付けられる濾材と、保持
体26とからなるもので、ここでは濾材として、
カートリツジフイルター4と濾紙もしくは布から
なるフイルター5とを備えている。 保持体26はその外周縁の全周に膨出部28を
備えたフランジ部27と、フランジ部27の内周
縁から上方に立ち上がる円筒部29とから形成さ
れたもので、そのフランジ部27の外周部上面に
は間隔をおいて突設された複数個の突起60を備
え、更に膨出部28の一部には、天地を表示する
ための表示部61が一体に形成されている。 浄油槽20は、その上端開口部がやや絞られて
いるとともに、下部が複数段、図示例では四段2
1,22,23,24にわたり漸次径が小さくな
るようにされているもので、最大径部よりも段部
21を介して一段径が細くされた部分の外面には
上記保持体26の円筒部29が圧入され、段部2
2は傾斜を持つものとされており、段部23上に
は上記フイルター5が金具50,55によつて配
設されており、段部24上には最下部の最も径の
小さい部分に配設されるカートリツジフイルター
4の上縁に設けられた鍔部40が載せられる。
尚、金属にて形成されているこの浄油槽20の上
端縁及び下端縁は夫々カールしたものとされてシ
ヤープなエツジが出ないようにされている。 フイルター5を浄油槽20に取り付けるための
一対の金具50,55のうち、金具50は上端部
の径がやや広げられているリング状のもので、円
弧状に形成された把手51が固着されており、金
具55は断面コ字型の線材をリング状とすること
で形成されたばね性を有しているもので、金具5
0の外面との間でフイルター5の周部をはさむも
のであり、浄油槽20における段部22と段部2
3との間の筒部に圧入気味に装着される。 カートリツジフイルター4は、上下面が開口す
るケース内に上下を不織布ではさんだ状態で活性
炭を充填することで形成されたものであり、その
上端部には前述の鍔部40を備えている。 図中7は浄油槽20の上面開口を閉じる中蓋
で、つまみ70が中央上面に設けられており、ま
た第1図に示すように、空気抜き用の小孔71を
備えている。 尚、保持体26と浄油槽20とは分離させるこ
とができるようにしておくと、油付着で汚れた時
の洗浄が容易となる。 しかしてこの浄油器は、第1図から明らかなよ
うに、容器1の開口縁に保持体26のフランジ部
27の外周部を載せることによつて、容器1の開
口部に浄油部材2を配置し、上下を逆にした容器
3を被せて容器3の開口縁を上記フランジ部27
上に置く。つまり、両容器1,3間においてフラ
ンジ部27の外周部を挟持する。容器3はフラン
ジ部27の外周縁に形成されている膨出部28の
内側に嵌まるために、簡単に外れてしまうような
ことはない。 最初の使用にあたつては、蓋となつている容器
3を揚げ鍋として利用し、この調理が終われば、
浄油部材2における浄油槽20に油を投入する。
フイルター5による濾過と、カートリツジフイル
ター4の活性炭による着色成分及び臭いの除去と
がなされた油は、容器1内に溜められる。その後
は、再度容器3を被せておけばよい。 次に使用する時は、容器3を外して横に置き、
ついで容器1から浄油部材2を外してこれを容器
3に重ねる。そして今度は油が溜められている容
器1を揚げ物鍋として利用し、これが終われば逆
に容器1から浄油部材2を通して油を容器3内に
注いで、容器1を蓋として被せるのである。揚げ
物を行なうにあたり、油を揚げ物鍋に移す手間が
不要となつており、また、キツチン内での収納の
点からすれば、揚げ物鍋として使用する重ねられ
た容器1,3の収納を考えるだけでよく、別途浄
油器の収納場所を考える必要がない。 ここにおいて、容器1もしくは容器3を蓋とし
て被せた時には、残つている油が垂れてしまう
が、これは保持体26における膨出部28と円筒
部29との間のフランジ部27上に溜められ、テ
ーブル上を汚すようなことはない。また、フラン
ジ部27には前述のように、間隔をおいて上方と
下方とに交互に突出する突起60が形成されて、
容器1もしくは容器3を蓋として被せた時、これ
らは突起60上に載るようになつているために、
蓋とされた側の容器1もしくは容器3の開口縁は
フランジ部27との接触を突起60において行な
うだけであつて、フランジ部27との間に隙間を
形成する。従つて、上記油の粘性によつてフラン
ジ部27に容器1もしくは容器3がくつついてし
まうことが殆どなく、また油の温度が低下するこ
とに伴なう気圧低下も、上記隙間からの空気流通
により生じることがなく、この点においても蓋と
なつている側の容器1,3の取り外しが困難とな
ることもない。更には、浄油槽20内にまだ油が
残つているうちに容器1または容器3で蓋をして
しまつても、やはり上記隙間と中蓋7における小
孔7円を通じた空気の流通があるために、濾過に
要する時間が長くなるようなことがない。 加えるに、各容器1,3に設けられている各一
対の把手11,11,31,31のうち、長さの
短い方の各把手11,31には、両容器1,3を
重ねた時に互いに係合する凹部15と突部35と
が設けられているために、両容器1,3を重ね合
わせた時に、互いにずれて蓋となつている容器
3,1が外れるようなことがなく、そしてこのよ
うに短い方の把手11,31同士を重ね合わせて
係合させた時には、長い方の把手11,31も上
下に重なることから、長い方の両把手11,31
を重ねたままの状態で持つことによつて、上記凹
部15と突部35との係合もあつて、持ち運びの
際も蓋となつている容器3,1が外れることがな
い。尚、凹部15と突部35とは、長い方の把手
11,31に設けてもよい。 更に、両容器1,3の間から外部に出ている膨
出部28に形成された表示部61が天地方向を表
示しているために、両容器1,3が同形同大であ
るとはいえ、天地方向を間違えて逆さまにするこ
とで下側の容器1,3に溜められている油をこぼ
してしまうというようなことがない。
以上のように本発明においては調理にあたつて
油を揚げ物鍋に移すという手間を必要としないこ
とはもちろん、両容器の間に介在するフランジ部
の存在によつて、蓋として被せている容器から垂
れた油が外にこぼれでない上に、フランジ部に設
けた突起上に蓋側の容器が載るために、垂れた油
によつて蓋側の容器が他方の容器や浄油部材にく
つついてしまうことがなく、また突起の存在で通
気用の隙間が形成されるために、高温の油が冷め
ることに起因する気圧低下で蓋となつている容器
を外しにくくなることもないものであつて、快適
に使用することができ、更には濾過の完了前に蓋
となる容器を被せても、濾過に要する時間が長く
なることがないものである。
油を揚げ物鍋に移すという手間を必要としないこ
とはもちろん、両容器の間に介在するフランジ部
の存在によつて、蓋として被せている容器から垂
れた油が外にこぼれでない上に、フランジ部に設
けた突起上に蓋側の容器が載るために、垂れた油
によつて蓋側の容器が他方の容器や浄油部材にく
つついてしまうことがなく、また突起の存在で通
気用の隙間が形成されるために、高温の油が冷め
ることに起因する気圧低下で蓋となつている容器
を外しにくくなることもないものであつて、快適
に使用することができ、更には濾過の完了前に蓋
となる容器を被せても、濾過に要する時間が長く
なることがないものである。
第1図は本発明一実施例の縦断面図、第2図は
同上の平面図、第3図は同上の分解斜視図、第4
図は同上の斜視図、第5図は同上の破断斜視図で
あつて、1,3は容器、2は浄油部材、20は浄
油槽、27はフランジ部、60は突起を示す。
同上の平面図、第3図は同上の分解斜視図、第4
図は同上の斜視図、第5図は同上の破断斜視図で
あつて、1,3は容器、2は浄油部材、20は浄
油槽、27はフランジ部、60は突起を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 把手を備えた第1の有底筒状の容器と、第1
の容器の開口面に着脱自在に配設される浄油部材
と、把手を備えて第1の容器上に上下逆向きで重
ね合わせ自在とされた有底筒状の第2の容器とか
らなるものであつて、上記浄油部材は第1の容器
の開口縁と第2の容器の開口縁との間にはさまれ
るフランジ部を備えており、フランジ部には第2
の容器の開口縁が載る複数個の突起が間隔をおい
て形成されていることを特徴とする浄油器。 2 第1の容器の把手と第2の容器の把手には互
いに係合する凹凸係合部が設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の浄油器。 3 第1の容器の把手と第2の容器の把手は上下
に重なつて一つの把手を形成することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の浄油器。 4 フランジ部はその外周縁に天地の表示部を備
えていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の浄油器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62163426A JPS648932A (en) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | Oil purifier |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62163426A JPS648932A (en) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | Oil purifier |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS648932A JPS648932A (en) | 1989-01-12 |
| JPH0362084B2 true JPH0362084B2 (ja) | 1991-09-24 |
Family
ID=15773676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62163426A Granted JPS648932A (en) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | Oil purifier |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS648932A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59157630U (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-23 | 奥山 多嘉子 | 油漉し付天地両用揚げ物用鍋 |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP62163426A patent/JPS648932A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS648932A (en) | 1989-01-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |