JPH0362267B2 - - Google Patents
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- JPH0362267B2 JPH0362267B2 JP58117091A JP11709183A JPH0362267B2 JP H0362267 B2 JPH0362267 B2 JP H0362267B2 JP 58117091 A JP58117091 A JP 58117091A JP 11709183 A JP11709183 A JP 11709183A JP H0362267 B2 JPH0362267 B2 JP H0362267B2
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- toner
- photosensitive layer
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- corona discharge
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/06—Developing
- G03G13/08—Developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G13/09—Developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
Description
本発明は、有機光導電体感光層を用いる電子写
真方法に関するもので、より詳細には、該感光層
上に静電像形成、トナー現像、転写及びクリーニ
ングの諸操作を反復する場合に認められるメモリ
ー効果が解消され、常に鮮明な画像形成が行われ
る電子写真方法に関する。 本発明は、両帯電特性を有する有機光導電体感
光層に対して直流コロナ放電による主帯電と画像
露光を行い、形成される静電像をトナーの磁気ブ
ラシで現像し、トナー像を有する感光層と複写紙
とを接触させて複写紙背面から主帯電と同極性の
直流コロナ放電によりトナー転写を行い、転写後
の感光層を除電後磁気ブラシでクリーニングを行
う電子写真方法において、転写時の直流コロナ放
電を転写開始流れ込み電流値の23乃至35倍の流れ
込み電流に設定して行い、転写後の感光層を主帯
電と逆極性の直流コロナ放電に付して残留トナー
を一様な極性に帯電させることを特徴とする電子
写真方法に関する。 本発明が対象とする電子写真法を説明するため
の第1図において、駆動回転ドラム1の導電性基
質2の表面には、光導電体感光層3が設けられて
いる。 このドラム1の表面に沿つて、主帯電用直流コ
ロナチヤージヤ4、画像露光用光学系5、トナー
6を保持する磁気ブラシ現像及びクリーニング機
構7、転写用直流コロナチヤージヤ8、除電用直
流コロナチヤージヤ9及び除電用光源10がこの
順序に設けられている。 複写に際して、感光層3を主帯電チヤージ4に
より一定極性に帯電させると共に、光学系5を通
して画像露光し、原稿像に対応する静電像を形成
させる。この静電像と逆極性に帯電しているトナ
ー6を使用し、このトナーの磁気ブラシ7で感光
層を摺擦させることにより、静電像に対応するト
ナー像を感光層上に形成させる。 トナー像を有する感光層の表面に複写紙11を
供給し、複写紙11の背面から転写用チヤージヤ
8により、静電像と同極性のチヤージを行い、ト
ナー像を複写紙11の表面に転写させる。トナー
像の転写された複写紙を感光層3から剥離し、定
着機構(図示せず)に送つて、トナー像の定着さ
れた複写物とする。 トナー像転写後の感光層には、転写効率に応じ
て或る量のトナーが残存してい。このトナー粒子
は転写工程を経由していることに関連して、不揃
いに帯電している。この帯電電荷を一様にするた
めに、主帯電と逆極性の直流コロナチヤージがチ
ヤージヤ9により行われ、更に感光層に残留する
電荷を除くために、除電用光源10からの全面露
光が行われる。この状態で感光層3は磁気ブラシ
7と摺接され、感光層3上の帯電トナー粒子は磁
気ブラシ上に吸引されてクリーニングが終了す
る。 上述した説明から明らかな通り、このプロセス
では、ドラムの1回転目に磁気ブラシ7による現
像が行われ、ドラムの2回転目に同じ磁気ブラシ
7によるクリーニングが行われ、ドラムの2回転
で複写1サイクルが完了する。クリーニングが終
了したドラムに対して、必要回数だけ上記サイク
ルを反復することにより必要枚数のコピーが得ら
れる。 この電子写真法を、両帯電可能な有機光導電体
感光層に適用した場合には、セレン、硫化カドミ
ウム等の無機光導電体感光層の場合とは異なり、
1サイクル目の画像作成の際のメモリーが2サイ
クル目以後に表われるという重大な欠点を生じる
ことがわかつた。即ち、有機光導電体感光層は、
無機光導電体に比して誘電率が大であり、著しく
ライフタイムの長いキヤリヤが形成され、トナー
の転写やクリーニング除去が困難であるというこ
とに、このメモリー効果はよるものと思われる。 本発明者の研究によると、このメモリー効果は
第2図に示す原理によるものと思われる。この第
2図の現像工程(A)において、感光層3の像部はプ
ラスに帯電しており、このプラス帯電部にマイナ
スに帯電したトナー6が付着している。次いで転
写工程(B)において、感光層3に複写紙11を重
ね、その背面からチヤージヤ8によりプラスチヤ
ージを行う。これにより、マイナス帯電のトナー
6は複写紙11に転写するが、この際、複写紙1
1を通してのプラスチヤージにより、或るトナー
6′は実質上ゼロに帯電し、他のトナー6″はプラ
スに帯電し、これらのゼロ帯電トナー6′及びプ
ラス帯電トナー6″は感光層3上に残留する。 除電工程(C)において、チヤージ9からのマイナ
スチヤージとランプ10による除電用露光とが行
われるが、実質上ゼロ帯電トナー6′はマイナス
帯電されるが、プラス帯電トナー6″は電荷の打
消により殆んど帯電されない。 次いで、クリーニング工程(D)において、この感
光層3を磁気ブラシ7と接触させると、マイナス
帯電トナー6′は磁性キヤリヤーとの間のクーロ
ン力で磁気ブラシに吸引されるが、未帯電トナー
6″ではこのようなクーロン力が発生しないので、
感光層3上に残留することになる。 主帯電工程(E)において、このトナー6″が残留
する感光層3に対して、チヤージヤ4からのプラ
スチヤージを行うと、トナーのクリーニングが完
全に行われている部分ではプラスへの帯電が有効
に行われるが、トナー6″が残留している部分で
は弱くしかプラス帯電が行われないことになり、
次の現像転写工程で、このトナー6″の部分では
濃度の低い画像しか形成されないことになる。 このようなメモリー効果の発生により、一回目
のサイクルでベタ黒部に対応する感光層の部分
が、二回目のサイクルで濃度低下の著しい画像と
なつて表わされることになる。 本発明によれば、転写時の直流コロナ放電を転
写開始流れ込み電流値の23乃至35倍の流れ込み電
流に設定して行い、これにより前述した転写工程
(B)において転写用コロナ放電によりその極性に強
く帯電したトナー粒子6″が発生するのを防止し、
除電工程(C)において、残留トナー粒子が一様な極
性に帯電されるのを可能にし、全ての残留トナー
を磁気ブラシに吸引させて、前述したメモリー効
果を解消するものである。 今、転写用コロナチヤージヤの設定流れ込み電
流とトナーの転写効率との関係をプロツトする
と、両帯電特性を有する有機光導電体感光層の場
合には、第3図のAに示すような曲線となる。即
ち、一定の感光層について一定の転写開始流れ込
み電流値(I0)からトナーの転写が生じるように
なり、以後はこの電流値の増大につれてトナー転
写効率が増大し、流れ込み電流値が或る値を越え
ると転写効率はもはや増大せず、転写効率は或る
値で飽和する。この転写開始流れ込み電流値
(I0)は、個々の感光層によつて相違するが、そ
の傾向は全体として曲線Aに類似しており、転写
効率の飽和値は一般に65乃至75%の範囲にある。 一方、セレン等の無機光導電体感光層の場合の
転写用コロナチヤージヤの設定流れ込み電流とト
ナーの転写効率との関係は、第3図の曲線Bに示
すようなものであり、有機感光層の転写開始流れ
込み電流値(I0)よりも低い電流(I0′)でトナー
の転写が開始され、有機感光層の場合よりも大き
な電流値でトナーの転写効率の飽和が生じ、この
転写効率の飽和値は90乃至97%もの大きさに達す
る。 かくして、従来のトナー転写方式では、一般
に、転写用チヤージヤの設定流れ込み電流を、転
写開始流れ込み電流値の40乃至66倍にして転写効
率の増大をはかつてきた。 しかしながら、このような設定流れ込み電流
を、有機感光層からのトナーの転写に用いた場合
には、最大効率でのトナー転写は行われようが、
感光層残留トナーへの逆帯電による悪影響が生じ
ることは既に指摘した通りである。これに対し
て、本発明においては、設定流れ込み電流を前記
I0の23乃至35倍としてトナー転写を行うことによ
り、トナーの転写効率を実質的に低下させること
なしに、感光層残留トナーへの逆帯電による悪影
響を解消したものである。 本発明において、この設定流れ込み電流がI0の
23倍よりも小さい場合には転写効率の低下による
画像濃度の低下傾向及び転写不良による画像の乱
れが認められるようになり、一方I0の35倍よりも
大きい場合には感光層残留トナーの逆帯電による
メモリー効果が表われるようになる。 本発明において、転写チヤージヤの感光層への
流れ込み電流の絶対値を直接測定することは困難
である。しかしながら、感光層に代えて金属表面
を位置させ、この際のチヤージヤからの流れ込み
電流を実測することにより、電流値の設定が可能
となる。また、転写開始流れ込み電流値は、上述
した手段で流れ込み電流値を設定し、個々の感光
層についてこの電流値でトナーの転写が生じるか
否か及び転写効率を求め、これらの関係をプロツ
トすることにより容易に求め得る。 また転写チヤージヤの流れ込み電流は、それ自
体公知の手段で所望のレベルに設定し得る。例え
ばこの電流はチヤージヤの印加電圧にほぼ比例す
るので、印加電圧の調節によりこれを所望のレベ
ルに設定し得る。また、この電流はコロナワイヤ
と感光層との距離を大きくすると小さくなり、逆
にすると逆になるので、これにより調節し得る。
更に、この電流はコロナワイヤとシールドとの距
離を近づけると小さくなり、逆にすると逆になる
のでこれによつても調節し得る。 本発明方法は、両帯電可能な全ての有機光導電
体感光層に等しく適用できるが、導電性基質上
に、電荷発生顔料の電荷輸送媒質分散体の層を設
けて成る有機感光層に適用した場合に優れた作用
効果が実現される。電荷発生顔料としては、ペリ
レン系顔料、キナクリドン系顔料、ピラントロン
系顔料、フタロシアニン系顔料、ジスアゾ系顔
料、トリスアゾ系顔料等の光導電性有機顔料が使
用され、一方電荷輸送媒質としては、ポリビニル
カルバゾールの如き電荷輸送性樹脂や、ヒドラゾ
ン系誘導体、ピラゾリン型誘導体等の低分子電荷
輸送物質を樹脂中に分散させたもの等が使用され
る。 本発明を次の例で説明する。 実施例 (i) 感光体の製造 N,N′−ジ(3,5−ジメチルフエニル)
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン
酸ジイミド 8重量部 2,3−ジクロル−1,4−ナフトキノン
20重量部 フエナントレン 60重量部 ジクロヘキサン 200重量部 テトラヒドロフラン 300重量部 上記秤量薬品をステンレス製ボールミルに入れ
て毎分60回転の速さで12時間分散及び溶解を行な
い均一な分散液を得た。 次に ポリ−N−ビニルカルバゾール(BASF製ル
ビカン M−170) 100重量部 ポリエステル樹脂(東洋紡績〓製バイロン
200) 10重量部 テトラヒドロフラン 1000重量部 を上記分散液に加え1昼夜毎分60回転の速さで分
散及び溶解を行ない、均一に分散した感光液を調
製した。 この感光液を120φの径を有するアルミニウム
製ドラムに浸漬方法により塗布し、100℃で1時
間の乾燥を行ない乾燥後の層厚が12μの感光体ド
ラムを作製した。 (ii) 感光体のテスト 前記(i)で作製した感光体ドラムを三田工業〓製
複写機DC−121に装着し、転写チヤージヤのドラ
ムへの流れ込み電流値を以下の条件に設定して、
その各々について転写効率、メモリーの発生の有
無についての評価を行なつた。その結果を下記表
に示す。
真方法に関するもので、より詳細には、該感光層
上に静電像形成、トナー現像、転写及びクリーニ
ングの諸操作を反復する場合に認められるメモリ
ー効果が解消され、常に鮮明な画像形成が行われ
る電子写真方法に関する。 本発明は、両帯電特性を有する有機光導電体感
光層に対して直流コロナ放電による主帯電と画像
露光を行い、形成される静電像をトナーの磁気ブ
ラシで現像し、トナー像を有する感光層と複写紙
とを接触させて複写紙背面から主帯電と同極性の
直流コロナ放電によりトナー転写を行い、転写後
の感光層を除電後磁気ブラシでクリーニングを行
う電子写真方法において、転写時の直流コロナ放
電を転写開始流れ込み電流値の23乃至35倍の流れ
込み電流に設定して行い、転写後の感光層を主帯
電と逆極性の直流コロナ放電に付して残留トナー
を一様な極性に帯電させることを特徴とする電子
写真方法に関する。 本発明が対象とする電子写真法を説明するため
の第1図において、駆動回転ドラム1の導電性基
質2の表面には、光導電体感光層3が設けられて
いる。 このドラム1の表面に沿つて、主帯電用直流コ
ロナチヤージヤ4、画像露光用光学系5、トナー
6を保持する磁気ブラシ現像及びクリーニング機
構7、転写用直流コロナチヤージヤ8、除電用直
流コロナチヤージヤ9及び除電用光源10がこの
順序に設けられている。 複写に際して、感光層3を主帯電チヤージ4に
より一定極性に帯電させると共に、光学系5を通
して画像露光し、原稿像に対応する静電像を形成
させる。この静電像と逆極性に帯電しているトナ
ー6を使用し、このトナーの磁気ブラシ7で感光
層を摺擦させることにより、静電像に対応するト
ナー像を感光層上に形成させる。 トナー像を有する感光層の表面に複写紙11を
供給し、複写紙11の背面から転写用チヤージヤ
8により、静電像と同極性のチヤージを行い、ト
ナー像を複写紙11の表面に転写させる。トナー
像の転写された複写紙を感光層3から剥離し、定
着機構(図示せず)に送つて、トナー像の定着さ
れた複写物とする。 トナー像転写後の感光層には、転写効率に応じ
て或る量のトナーが残存してい。このトナー粒子
は転写工程を経由していることに関連して、不揃
いに帯電している。この帯電電荷を一様にするた
めに、主帯電と逆極性の直流コロナチヤージがチ
ヤージヤ9により行われ、更に感光層に残留する
電荷を除くために、除電用光源10からの全面露
光が行われる。この状態で感光層3は磁気ブラシ
7と摺接され、感光層3上の帯電トナー粒子は磁
気ブラシ上に吸引されてクリーニングが終了す
る。 上述した説明から明らかな通り、このプロセス
では、ドラムの1回転目に磁気ブラシ7による現
像が行われ、ドラムの2回転目に同じ磁気ブラシ
7によるクリーニングが行われ、ドラムの2回転
で複写1サイクルが完了する。クリーニングが終
了したドラムに対して、必要回数だけ上記サイク
ルを反復することにより必要枚数のコピーが得ら
れる。 この電子写真法を、両帯電可能な有機光導電体
感光層に適用した場合には、セレン、硫化カドミ
ウム等の無機光導電体感光層の場合とは異なり、
1サイクル目の画像作成の際のメモリーが2サイ
クル目以後に表われるという重大な欠点を生じる
ことがわかつた。即ち、有機光導電体感光層は、
無機光導電体に比して誘電率が大であり、著しく
ライフタイムの長いキヤリヤが形成され、トナー
の転写やクリーニング除去が困難であるというこ
とに、このメモリー効果はよるものと思われる。 本発明者の研究によると、このメモリー効果は
第2図に示す原理によるものと思われる。この第
2図の現像工程(A)において、感光層3の像部はプ
ラスに帯電しており、このプラス帯電部にマイナ
スに帯電したトナー6が付着している。次いで転
写工程(B)において、感光層3に複写紙11を重
ね、その背面からチヤージヤ8によりプラスチヤ
ージを行う。これにより、マイナス帯電のトナー
6は複写紙11に転写するが、この際、複写紙1
1を通してのプラスチヤージにより、或るトナー
6′は実質上ゼロに帯電し、他のトナー6″はプラ
スに帯電し、これらのゼロ帯電トナー6′及びプ
ラス帯電トナー6″は感光層3上に残留する。 除電工程(C)において、チヤージ9からのマイナ
スチヤージとランプ10による除電用露光とが行
われるが、実質上ゼロ帯電トナー6′はマイナス
帯電されるが、プラス帯電トナー6″は電荷の打
消により殆んど帯電されない。 次いで、クリーニング工程(D)において、この感
光層3を磁気ブラシ7と接触させると、マイナス
帯電トナー6′は磁性キヤリヤーとの間のクーロ
ン力で磁気ブラシに吸引されるが、未帯電トナー
6″ではこのようなクーロン力が発生しないので、
感光層3上に残留することになる。 主帯電工程(E)において、このトナー6″が残留
する感光層3に対して、チヤージヤ4からのプラ
スチヤージを行うと、トナーのクリーニングが完
全に行われている部分ではプラスへの帯電が有効
に行われるが、トナー6″が残留している部分で
は弱くしかプラス帯電が行われないことになり、
次の現像転写工程で、このトナー6″の部分では
濃度の低い画像しか形成されないことになる。 このようなメモリー効果の発生により、一回目
のサイクルでベタ黒部に対応する感光層の部分
が、二回目のサイクルで濃度低下の著しい画像と
なつて表わされることになる。 本発明によれば、転写時の直流コロナ放電を転
写開始流れ込み電流値の23乃至35倍の流れ込み電
流に設定して行い、これにより前述した転写工程
(B)において転写用コロナ放電によりその極性に強
く帯電したトナー粒子6″が発生するのを防止し、
除電工程(C)において、残留トナー粒子が一様な極
性に帯電されるのを可能にし、全ての残留トナー
を磁気ブラシに吸引させて、前述したメモリー効
果を解消するものである。 今、転写用コロナチヤージヤの設定流れ込み電
流とトナーの転写効率との関係をプロツトする
と、両帯電特性を有する有機光導電体感光層の場
合には、第3図のAに示すような曲線となる。即
ち、一定の感光層について一定の転写開始流れ込
み電流値(I0)からトナーの転写が生じるように
なり、以後はこの電流値の増大につれてトナー転
写効率が増大し、流れ込み電流値が或る値を越え
ると転写効率はもはや増大せず、転写効率は或る
値で飽和する。この転写開始流れ込み電流値
(I0)は、個々の感光層によつて相違するが、そ
の傾向は全体として曲線Aに類似しており、転写
効率の飽和値は一般に65乃至75%の範囲にある。 一方、セレン等の無機光導電体感光層の場合の
転写用コロナチヤージヤの設定流れ込み電流とト
ナーの転写効率との関係は、第3図の曲線Bに示
すようなものであり、有機感光層の転写開始流れ
込み電流値(I0)よりも低い電流(I0′)でトナー
の転写が開始され、有機感光層の場合よりも大き
な電流値でトナーの転写効率の飽和が生じ、この
転写効率の飽和値は90乃至97%もの大きさに達す
る。 かくして、従来のトナー転写方式では、一般
に、転写用チヤージヤの設定流れ込み電流を、転
写開始流れ込み電流値の40乃至66倍にして転写効
率の増大をはかつてきた。 しかしながら、このような設定流れ込み電流
を、有機感光層からのトナーの転写に用いた場合
には、最大効率でのトナー転写は行われようが、
感光層残留トナーへの逆帯電による悪影響が生じ
ることは既に指摘した通りである。これに対し
て、本発明においては、設定流れ込み電流を前記
I0の23乃至35倍としてトナー転写を行うことによ
り、トナーの転写効率を実質的に低下させること
なしに、感光層残留トナーへの逆帯電による悪影
響を解消したものである。 本発明において、この設定流れ込み電流がI0の
23倍よりも小さい場合には転写効率の低下による
画像濃度の低下傾向及び転写不良による画像の乱
れが認められるようになり、一方I0の35倍よりも
大きい場合には感光層残留トナーの逆帯電による
メモリー効果が表われるようになる。 本発明において、転写チヤージヤの感光層への
流れ込み電流の絶対値を直接測定することは困難
である。しかしながら、感光層に代えて金属表面
を位置させ、この際のチヤージヤからの流れ込み
電流を実測することにより、電流値の設定が可能
となる。また、転写開始流れ込み電流値は、上述
した手段で流れ込み電流値を設定し、個々の感光
層についてこの電流値でトナーの転写が生じるか
否か及び転写効率を求め、これらの関係をプロツ
トすることにより容易に求め得る。 また転写チヤージヤの流れ込み電流は、それ自
体公知の手段で所望のレベルに設定し得る。例え
ばこの電流はチヤージヤの印加電圧にほぼ比例す
るので、印加電圧の調節によりこれを所望のレベ
ルに設定し得る。また、この電流はコロナワイヤ
と感光層との距離を大きくすると小さくなり、逆
にすると逆になるので、これにより調節し得る。
更に、この電流はコロナワイヤとシールドとの距
離を近づけると小さくなり、逆にすると逆になる
のでこれによつても調節し得る。 本発明方法は、両帯電可能な全ての有機光導電
体感光層に等しく適用できるが、導電性基質上
に、電荷発生顔料の電荷輸送媒質分散体の層を設
けて成る有機感光層に適用した場合に優れた作用
効果が実現される。電荷発生顔料としては、ペリ
レン系顔料、キナクリドン系顔料、ピラントロン
系顔料、フタロシアニン系顔料、ジスアゾ系顔
料、トリスアゾ系顔料等の光導電性有機顔料が使
用され、一方電荷輸送媒質としては、ポリビニル
カルバゾールの如き電荷輸送性樹脂や、ヒドラゾ
ン系誘導体、ピラゾリン型誘導体等の低分子電荷
輸送物質を樹脂中に分散させたもの等が使用され
る。 本発明を次の例で説明する。 実施例 (i) 感光体の製造 N,N′−ジ(3,5−ジメチルフエニル)
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン
酸ジイミド 8重量部 2,3−ジクロル−1,4−ナフトキノン
20重量部 フエナントレン 60重量部 ジクロヘキサン 200重量部 テトラヒドロフラン 300重量部 上記秤量薬品をステンレス製ボールミルに入れ
て毎分60回転の速さで12時間分散及び溶解を行な
い均一な分散液を得た。 次に ポリ−N−ビニルカルバゾール(BASF製ル
ビカン M−170) 100重量部 ポリエステル樹脂(東洋紡績〓製バイロン
200) 10重量部 テトラヒドロフラン 1000重量部 を上記分散液に加え1昼夜毎分60回転の速さで分
散及び溶解を行ない、均一に分散した感光液を調
製した。 この感光液を120φの径を有するアルミニウム
製ドラムに浸漬方法により塗布し、100℃で1時
間の乾燥を行ない乾燥後の層厚が12μの感光体ド
ラムを作製した。 (ii) 感光体のテスト 前記(i)で作製した感光体ドラムを三田工業〓製
複写機DC−121に装着し、転写チヤージヤのドラ
ムへの流れ込み電流値を以下の条件に設定して、
その各々について転写効率、メモリーの発生の有
無についての評価を行なつた。その結果を下記表
に示す。
【表】
【表】
×〓メモリー発生
I0〓転写開始流れ込み電流値=1μA
上記結果からも明らかな通り本発明における流
れ込み電流値の設定範囲(23<I/I0<35)では
メモリーを発生させることなく、転写効率を維持
することができた。
I0〓転写開始流れ込み電流値=1μA
上記結果からも明らかな通り本発明における流
れ込み電流値の設定範囲(23<I/I0<35)では
メモリーを発生させることなく、転写効率を維持
することができた。
第1図は電子写真プロセスを説明する概略図、
第2図は本発明の原理の説明図、第3図は転写チ
ヤージヤの流れ込み電流と転写効率の関係を示す
図である。 3……感光層、4……主帯電チヤージヤ、7…
…現像機構、8……転写チヤージヤ、9……除電
チヤージヤ。
第2図は本発明の原理の説明図、第3図は転写チ
ヤージヤの流れ込み電流と転写効率の関係を示す
図である。 3……感光層、4……主帯電チヤージヤ、7…
…現像機構、8……転写チヤージヤ、9……除電
チヤージヤ。
Claims (1)
- 1 両帯電特性を有する有機光導電体感光層に対
して直流コロナ放電による主帯電と画像露光を行
い、形成される静電像をトナーの磁気ブラシで現
像し、トナー像を有する感光層と複写紙とを接触
させて複写紙背面から主帯電と同極性の直流コロ
ナ放電によりトナー転写を行い、転写後の感光層
を除電後磁気ブラシでクリーニングを行う電子写
真方法において、転写時の直流コロナ放電を転写
開始流れ込み電流値の23乃至35倍の流れ込み電流
に設定して行い、転写後の感光層を主帯電と逆極
性の直流コロナ放電に付して残留トナーを一様な
極性に帯電させることを特徴とする電子写真方
法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58117091A JPS6010265A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 電子写真方法 |
| US06/625,535 US4591541A (en) | 1983-06-30 | 1984-06-28 | Process for the prevention of the memory effect in an organic photoconductor layer in an electrophotographic process |
| DE8484304500T DE3463695D1 (en) | 1983-06-30 | 1984-06-29 | Electrophotographic development |
| EP84304500A EP0139349B1 (en) | 1983-06-30 | 1984-06-29 | Electrophotographic development |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58117091A JPS6010265A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 電子写真方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6010265A JPS6010265A (ja) | 1985-01-19 |
| JPH0362267B2 true JPH0362267B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=14703168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58117091A Granted JPS6010265A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 電子写真方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4591541A (ja) |
| EP (1) | EP0139349B1 (ja) |
| JP (1) | JPS6010265A (ja) |
| DE (1) | DE3463695D1 (ja) |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CA929205A (en) * | 1967-04-21 | 1973-06-26 | Addressograph-Multigraph Corporation | Photoelectrostatic duplicator |
| US3634077A (en) * | 1968-08-26 | 1972-01-11 | Xerox Corp | Method and apparatus for removing a residual image in an electrostatic copying system |
| DE2353639C2 (de) * | 1973-10-26 | 1983-08-04 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Elektrophotographisches Aufzeichnungsmaterial |
| JPS51135709A (en) * | 1975-05-19 | 1976-11-24 | Canon Kk | Electrostatic printing method |
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| NL7601285A (nl) * | 1976-02-09 | 1977-08-11 | Mita Industrial Co Ltd | Werkwijze en inrichting voor het elektrofotogra- fisch of elektrostatisch drukken. |
| JPS54139548A (en) * | 1978-03-23 | 1979-10-30 | Hitachi Metals Ltd | Processor for magnetic toner |
| US4292923A (en) * | 1979-07-16 | 1981-10-06 | Xerox Corporation | Development system |
| JPS5616154A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-16 | Toshiba Corp | Transferring-discharging system of electronic copier |
| DE3035868A1 (de) * | 1979-10-11 | 1981-04-23 | Minolta Camera K.K., Osaka | Verfahren zum abtrennen von kopierpapier fuer elektrofotografische kopiergeraete |
| GB2076314B (en) * | 1980-05-02 | 1983-09-28 | Gestetner Mfg Ltd | Magnetic brush developer unit for photocopier |
| US4316198A (en) * | 1980-05-23 | 1982-02-16 | Honeywell Inc. | Electrographic recording |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP58117091A patent/JPS6010265A/ja active Granted
-
1984
- 1984-06-28 US US06/625,535 patent/US4591541A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-06-29 DE DE8484304500T patent/DE3463695D1/de not_active Expired
- 1984-06-29 EP EP84304500A patent/EP0139349B1/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6010265A (ja) | 1985-01-19 |
| EP0139349B1 (en) | 1987-05-13 |
| US4591541A (en) | 1986-05-27 |
| DE3463695D1 (en) | 1987-06-19 |
| EP0139349A1 (en) | 1985-05-02 |
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