JPH0362372B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0362372B2 JPH0362372B2 JP63106767A JP10676788A JPH0362372B2 JP H0362372 B2 JPH0362372 B2 JP H0362372B2 JP 63106767 A JP63106767 A JP 63106767A JP 10676788 A JP10676788 A JP 10676788A JP H0362372 B2 JPH0362372 B2 JP H0362372B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- construction
- greening
- calcareous
- reducing bad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は還元性の悪質土壌において確実に緑化
することのできる施工方法に関するものである。 (従来の技術およびその問題点) 従来、海岸の干拓地盤とか洪積世の丘陵地、台
地の中に含まれる古い地質年代の海成粘土層を掘
削して、道路建設とか、農地、宅地造成等各種の
開発工事が実施され、切土、盛土等の法面が形成
されているが、これ等の法面の土壌には掘削初期
は比較的アルカリ性を示しているが、放置する
と、空気、雨水等による酸化により極めて強い酸
性を示す土壌がしばしば出現する。 これは通常その中に含まれている硫酸塩に起因
することが多く、酸性硫酸塩土と称され、通常の
酸性土壌がPH4程度のところ、PH3以下、極端に
はPH1オーダーの極々強酸性を示すことがある。 このような土壌地帯の法面において植物を導入
して植物による法面保護と景観の回復・保全を図
ることは従来極めて困難を伴うか、または極めて
高価な工法を採用する等問題があつた。 即ち、従来より用いられてきた方法は炭酸カル
シウム(炭カル)等の石灰質資材を法面に散布し
て、酸性化した土壌を中和するとか、又は将来の
酸性化を予測して炭カル等を施用するといつた方
法であつたが、上記のような酸性(PH3以下)の
土壌を中和するには1000m2当り1.5〜2.0トンの多
量の石灰質資材が必要であり、しかもこのような
量の石灰質資材を一時に施用すると逆にPHが9以
上の強アルカリ性となり植物を植裁したり播種す
ることができなくなつていた。また、このような
土壌地帯において緑化をしようとするには土壌面
を完全に密閉する、ビニールシート等の不透水性
材料で被覆し、その上に植物の生育が可能なだけ
の良質土の客土(通常草本類で15〜30cm、低木類
では30〜50cm)を行い、この上に植物等を導入す
る方法があるが極めて高価となり、経済上から実
施できない方法であつた。 本発明者等は上記、従来の還元性悪質土壌で試
みられた緑化工法を検討し、簡単で確実性の高い
緑化工法について研究を重ね、還元性悪質土壌の
経年変化と植物の生育を継続的に調査した結果、
このような土壌においては切取後の初期において
は比較的PHも低くなく緑化が可能な状況がある点
に着目し、この状態を長期に維持できれば比較的
簡単に確実性のある緑化工法となるという知見を
得て本発明に到達した。 (問題点を解決する為の手段) 即ち、本発明は、還元性悪質土壌における緑化
工に際して重質石灰に粒化処理ないし水溶性樹脂
被覆のうち少なくとも一つの前処理を施した石灰
質資材を主成分とする基盤層を形成することを特
徴とする悪質土壌の施工方法である。 本発明を更に詳細に実施例をあげながら説明す
る。 本発明に使用する石灰質資材として炭カル、消
石灰等の石灰石より焼成された重質石灰を用いる
が、PHの上昇を緩慢にすため、粒状に成形する、
水溶性樹脂で被覆する、あるいは有機質と混合す
るといつた前処理をした後に通常緑化工で使用さ
れているピートモス、バーク堆肥等に混合したも
のを一般に用いる。 配合例の一例を以下に示す。 石灰質資材 30部(重量比) ピートモス 2部( 〃 ) 肥 料 0.2部( 〃 ) 骨炭(牛の骨) 0.2部( 〃 ) 流失防止剤 0.36部( 〃 ) 以上の混合材料を施工現場へ運搬し、現地で種
子を混入し、水1〜2/m2の割合で混練し、吹
付機械を用いて現地法面に吹付けるか予め上記配
合で還元性悪質土壌法面状に基盤を形成した上に
種子を播種する。以上のように実施すると法面に
約3.0cm程度の厚みを持つ植生基盤を形成するこ
とができる。以上のようにして石灰質資材を主成
分とする基盤層を、一般に海成粘土と称される還
元性悪質土壌法面に形成すると、海成粘土層の表
層の強酸性化した部分に作用して中和すると同時
に表層下のまだ空気等と接触が少ないために強酸
性化していない部分を被覆して、空気等から遮断
し、強酸性化することを阻止したり、酸性化の進
行を緩慢にすることができる。上記実施例の施工
結果を次表に示す。
することのできる施工方法に関するものである。 (従来の技術およびその問題点) 従来、海岸の干拓地盤とか洪積世の丘陵地、台
地の中に含まれる古い地質年代の海成粘土層を掘
削して、道路建設とか、農地、宅地造成等各種の
開発工事が実施され、切土、盛土等の法面が形成
されているが、これ等の法面の土壌には掘削初期
は比較的アルカリ性を示しているが、放置する
と、空気、雨水等による酸化により極めて強い酸
性を示す土壌がしばしば出現する。 これは通常その中に含まれている硫酸塩に起因
することが多く、酸性硫酸塩土と称され、通常の
酸性土壌がPH4程度のところ、PH3以下、極端に
はPH1オーダーの極々強酸性を示すことがある。 このような土壌地帯の法面において植物を導入
して植物による法面保護と景観の回復・保全を図
ることは従来極めて困難を伴うか、または極めて
高価な工法を採用する等問題があつた。 即ち、従来より用いられてきた方法は炭酸カル
シウム(炭カル)等の石灰質資材を法面に散布し
て、酸性化した土壌を中和するとか、又は将来の
酸性化を予測して炭カル等を施用するといつた方
法であつたが、上記のような酸性(PH3以下)の
土壌を中和するには1000m2当り1.5〜2.0トンの多
量の石灰質資材が必要であり、しかもこのような
量の石灰質資材を一時に施用すると逆にPHが9以
上の強アルカリ性となり植物を植裁したり播種す
ることができなくなつていた。また、このような
土壌地帯において緑化をしようとするには土壌面
を完全に密閉する、ビニールシート等の不透水性
材料で被覆し、その上に植物の生育が可能なだけ
の良質土の客土(通常草本類で15〜30cm、低木類
では30〜50cm)を行い、この上に植物等を導入す
る方法があるが極めて高価となり、経済上から実
施できない方法であつた。 本発明者等は上記、従来の還元性悪質土壌で試
みられた緑化工法を検討し、簡単で確実性の高い
緑化工法について研究を重ね、還元性悪質土壌の
経年変化と植物の生育を継続的に調査した結果、
このような土壌においては切取後の初期において
は比較的PHも低くなく緑化が可能な状況がある点
に着目し、この状態を長期に維持できれば比較的
簡単に確実性のある緑化工法となるという知見を
得て本発明に到達した。 (問題点を解決する為の手段) 即ち、本発明は、還元性悪質土壌における緑化
工に際して重質石灰に粒化処理ないし水溶性樹脂
被覆のうち少なくとも一つの前処理を施した石灰
質資材を主成分とする基盤層を形成することを特
徴とする悪質土壌の施工方法である。 本発明を更に詳細に実施例をあげながら説明す
る。 本発明に使用する石灰質資材として炭カル、消
石灰等の石灰石より焼成された重質石灰を用いる
が、PHの上昇を緩慢にすため、粒状に成形する、
水溶性樹脂で被覆する、あるいは有機質と混合す
るといつた前処理をした後に通常緑化工で使用さ
れているピートモス、バーク堆肥等に混合したも
のを一般に用いる。 配合例の一例を以下に示す。 石灰質資材 30部(重量比) ピートモス 2部( 〃 ) 肥 料 0.2部( 〃 ) 骨炭(牛の骨) 0.2部( 〃 ) 流失防止剤 0.36部( 〃 ) 以上の混合材料を施工現場へ運搬し、現地で種
子を混入し、水1〜2/m2の割合で混練し、吹
付機械を用いて現地法面に吹付けるか予め上記配
合で還元性悪質土壌法面状に基盤を形成した上に
種子を播種する。以上のように実施すると法面に
約3.0cm程度の厚みを持つ植生基盤を形成するこ
とができる。以上のようにして石灰質資材を主成
分とする基盤層を、一般に海成粘土と称される還
元性悪質土壌法面に形成すると、海成粘土層の表
層の強酸性化した部分に作用して中和すると同時
に表層下のまだ空気等と接触が少ないために強酸
性化していない部分を被覆して、空気等から遮断
し、強酸性化することを阻止したり、酸性化の進
行を緩慢にすることができる。上記実施例の施工
結果を次表に示す。
【表】
この実施例は施工後6ヶ月の調査結果であつ
て、施工前の表層の土壌PHは2.4であり、調査時
の土壌PHは4.3を示していた。 以上で明らかな通り本発明の実施例は極めて良
好な緑化状況を示している。これは前期のように
土壌の酸性化した部分を石灰質資材で中和し、尚
かつ石灰質資材を主成分とする基盤層で被覆する
ことにより更に土壌が酸化して酸性化することを
緩慢にしたためである。 (発明の効果) 本発明は以上のように還元性悪質土壌における
緑化工の施工に際して重質石灰に粒化処理ないし
水溶性樹脂被覆のうち少なくとも一つの前処理を
施した石灰質資材を主成分とする基盤層を形成す
ることを特徴とする悪質土壌の施工方法であるか
ら、従来の単に多量の石灰資材を散布する方法等
では逆にアルカリの障害により発芽、生育不良と
なつたり、多量の資材であるので施工が困難とな
ることもあつたが、本発明ではそのようなことは
なくなつた。またビニールシート等で被覆して、
その上に良質の厚層の客土をする方法に比較して
施工費が極めて経済的である。 しかも簡易な方法で海成粘土等の還元性悪質土
壌において、法面の植物による保護及び景観の回
復、保全が確実にできるようになつた画期的な施
工方法である。
て、施工前の表層の土壌PHは2.4であり、調査時
の土壌PHは4.3を示していた。 以上で明らかな通り本発明の実施例は極めて良
好な緑化状況を示している。これは前期のように
土壌の酸性化した部分を石灰質資材で中和し、尚
かつ石灰質資材を主成分とする基盤層で被覆する
ことにより更に土壌が酸化して酸性化することを
緩慢にしたためである。 (発明の効果) 本発明は以上のように還元性悪質土壌における
緑化工の施工に際して重質石灰に粒化処理ないし
水溶性樹脂被覆のうち少なくとも一つの前処理を
施した石灰質資材を主成分とする基盤層を形成す
ることを特徴とする悪質土壌の施工方法であるか
ら、従来の単に多量の石灰資材を散布する方法等
では逆にアルカリの障害により発芽、生育不良と
なつたり、多量の資材であるので施工が困難とな
ることもあつたが、本発明ではそのようなことは
なくなつた。またビニールシート等で被覆して、
その上に良質の厚層の客土をする方法に比較して
施工費が極めて経済的である。 しかも簡易な方法で海成粘土等の還元性悪質土
壌において、法面の植物による保護及び景観の回
復、保全が確実にできるようになつた画期的な施
工方法である。
Claims (1)
- 1 還元性悪質土壌における緑化工に際して、重
質石灰に粒化処理ないし水溶性樹脂被覆のうち少
なくとも一つの前処理を施した石灰質資材を主成
分とする基盤層を形成することを特徴とする悪質
土壌の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63106767A JPH01277425A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 悪質土壌の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63106767A JPH01277425A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 悪質土壌の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01277425A JPH01277425A (ja) | 1989-11-07 |
| JPH0362372B2 true JPH0362372B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=14442057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63106767A Granted JPH01277425A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 悪質土壌の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01277425A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104170641A (zh) * | 2014-09-04 | 2014-12-03 | 成都龙华山桐子能源科技有限公司 | 一种利用石灰水进行毛叶山桐子育种的方法 |
| CN112980448B (zh) * | 2021-02-03 | 2022-02-11 | 湖北省农业科学院植保土肥研究所 | 一种稻田土壤调理剂及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63146723A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-18 | 三共有機株式会社 | 土壌の改良方法 |
| JPH01215780A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-29 | Nisshoku Corp | 還元性悪質土壌緑化用基盤材 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63106767A patent/JPH01277425A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01277425A (ja) | 1989-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |