JPH0362429B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0362429B2 JPH0362429B2 JP58021230A JP2123083A JPH0362429B2 JP H0362429 B2 JPH0362429 B2 JP H0362429B2 JP 58021230 A JP58021230 A JP 58021230A JP 2123083 A JP2123083 A JP 2123083A JP H0362429 B2 JPH0362429 B2 JP H0362429B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- living body
- outside
- opening member
- hole
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は生体の内部と外部とを開通するための
開通部材に関するものである。
開通部材に関するものである。
生体、殊に人体の内部と外部とを開通する必要
性は医療技術の進歩に伴つて急激に増大してき
た。すなわち、外科手術によつて体内の器官、臓
器が治療される度合が高まるにつれて外部から体
内への薬剤、血液、栄養素、酸素補給を、一時的
あるいは長期にわたつて行い生命を維持するよう
になつたためである。一方、尿や便などの貯蔵、
排出機能を喪失したような場合、腹部より挿入し
た合成樹脂製のパイプ、カテーテルでもつて導出
せしめ、体外に装備した人工膀胱、人工肛門に導
くことによつて生体の機能を維持することが多く
なつた。さらに、骨髄の内部や筋肉の深部に薬剤
を随時注入したり、洗浄、消毒することも多くな
つてきている。また人工心臓に対する外部からの
電気信号の導入等の必要度も高まつてきた。
性は医療技術の進歩に伴つて急激に増大してき
た。すなわち、外科手術によつて体内の器官、臓
器が治療される度合が高まるにつれて外部から体
内への薬剤、血液、栄養素、酸素補給を、一時的
あるいは長期にわたつて行い生命を維持するよう
になつたためである。一方、尿や便などの貯蔵、
排出機能を喪失したような場合、腹部より挿入し
た合成樹脂製のパイプ、カテーテルでもつて導出
せしめ、体外に装備した人工膀胱、人工肛門に導
くことによつて生体の機能を維持することが多く
なつた。さらに、骨髄の内部や筋肉の深部に薬剤
を随時注入したり、洗浄、消毒することも多くな
つてきている。また人工心臓に対する外部からの
電気信号の導入等の必要度も高まつてきた。
上述の如き生体の内部と外部とを連通するには
必要時にいちいち手術によつて生体の一部を切開
しなければならず患者に苦痛を与えるだけではな
く、その場で早急に適格な処理をとることが極め
て困難であつた。
必要時にいちいち手術によつて生体の一部を切開
しなければならず患者に苦痛を与えるだけではな
く、その場で早急に適格な処理をとることが極め
て困難であつた。
また、食道や胸部の気管にゴムや合成樹脂製の
パイプを常時挿通しておき、流動食や空気を補強
する場合、パイプと生体とがなじまないため、隙
間が生じて細菌が浸入し易く感染の恐れがありそ
れを防ぐ処置を施さねばならないことや、生体の
拒絶反応によつてタダレ、潰瘍などが生じ易い。
パイプを常時挿通しておき、流動食や空気を補強
する場合、パイプと生体とがなじまないため、隙
間が生じて細菌が浸入し易く感染の恐れがありそ
れを防ぐ処置を施さねばならないことや、生体の
拒絶反応によつてタダレ、潰瘍などが生じ易い。
また、尿や便を体外に排出すべく腹部に開口を
設けた場合でも外部との連結が困難であるため、
開口部周辺に粘着剤を塗布した合成樹脂製の袋を
貼着することが行われているが、貼着する個所が
ほとんど一定しているため、皮膚の変調を来し易
く、また毎日の貼つたり、剥がしたりする作業は
きわめて面倒なものであつた。
設けた場合でも外部との連結が困難であるため、
開口部周辺に粘着剤を塗布した合成樹脂製の袋を
貼着することが行われているが、貼着する個所が
ほとんど一定しているため、皮膚の変調を来し易
く、また毎日の貼つたり、剥がしたりする作業は
きわめて面倒なものであつた。
本発明は上述の如き実状に鑑みて開発した生体
の内、外を開通する部材であつて以下、その実施
例を図によつて詳述する。
の内、外を開通する部材であつて以下、その実施
例を図によつて詳述する。
第1図は、本発明に係る開通部材Aを人体にお
ける生体組織Sに装着し、生体内、生体内を
開通した状態を示すが、開通部材Aとしては柱状
体を成し、ほぼ中央部軸方向に通孔Tをあけた筒
状体構造となつており、最も一般的なものとして
は、円筒状であるが装着する個所や目的によつて
は角柱体に対し、円又は方形状の孔をあけたもの
であつてもよい。このように内部に通孔Tを有す
る開通部材Aの構成材料としては酸化アルミニウ
ム(Al2O3)を主成分としたアルミナセラミツ
ク、単結晶サフアイアジルコニアセラミツクなど
が適材であり、それらは生体に対する為害性が皆
無であり、また体液に対して極めて安定であり、
腐食による有害な金属イオンなどを溶出しないた
め、生体との親和性がよく、人体において硬組織
(骨質)、軟組織のいずれとも良好なる癒着特性を
もつている。このうち開通部材Aとして大きな機
械的強度が求められる場合は強度の特に優れた単
結晶サフアイアで形成したものを用いればよい。
この他、開通部材Aを構成するに適した材料とし
てはリン酸カルシウム系のセラミツクやリン酸カ
ルシウム系の微結晶体を結晶化させたガラスセラ
ミツクで構成したものであつてもよい。
ける生体組織Sに装着し、生体内、生体内を
開通した状態を示すが、開通部材Aとしては柱状
体を成し、ほぼ中央部軸方向に通孔Tをあけた筒
状体構造となつており、最も一般的なものとして
は、円筒状であるが装着する個所や目的によつて
は角柱体に対し、円又は方形状の孔をあけたもの
であつてもよい。このように内部に通孔Tを有す
る開通部材Aの構成材料としては酸化アルミニウ
ム(Al2O3)を主成分としたアルミナセラミツ
ク、単結晶サフアイアジルコニアセラミツクなど
が適材であり、それらは生体に対する為害性が皆
無であり、また体液に対して極めて安定であり、
腐食による有害な金属イオンなどを溶出しないた
め、生体との親和性がよく、人体において硬組織
(骨質)、軟組織のいずれとも良好なる癒着特性を
もつている。このうち開通部材Aとして大きな機
械的強度が求められる場合は強度の特に優れた単
結晶サフアイアで形成したものを用いればよい。
この他、開通部材Aを構成するに適した材料とし
てはリン酸カルシウム系のセラミツクやリン酸カ
ルシウム系の微結晶体を結晶化させたガラスセラ
ミツクで構成したものであつてもよい。
また、開通部材Aの他の実施例として第2図イ
に示した衝止作用をもたせるべく一端部もしくは
両端部にフランジFを一体的に形成した開通部材
Aが更に好ましくまた該開通部材A1中にカテー
テルの如きパイプP(点線で示した)を挿通し、
パイプPを安定的に保持するとともに外部からの
感染を防止する機能をもたせるべくシリコンゴム
などで作られたシールHを通孔Tの壁面に着装し
ておいてもよい。
に示した衝止作用をもたせるべく一端部もしくは
両端部にフランジFを一体的に形成した開通部材
Aが更に好ましくまた該開通部材A1中にカテー
テルの如きパイプP(点線で示した)を挿通し、
パイプPを安定的に保持するとともに外部からの
感染を防止する機能をもたせるべくシリコンゴム
などで作られたシールHを通孔Tの壁面に着装し
ておいてもよい。
また第2図ロにはセラミツクより成る開通部材
A2ではフランジFのほか生体からの抜け防止及
び生体との接触表面積を増やすべく外周に丸味を
もた溝Mを一体的に形成したものである。
A2ではフランジFのほか生体からの抜け防止及
び生体との接触表面積を増やすべく外周に丸味を
もた溝Mを一体的に形成したものである。
さらに第3図aに示した実施例ではセラミツク
より成る開通部材A3の通孔T中にゴム質のシー
ルH1と合成樹脂製の押さえリングRを配設し、
該押さえリングRを締めることによつて中心部に
挿通したパイプPの外周と通孔Tの内壁面間を封
止し感染等を防ぐような構造にしてもよく、また
第3図bのようにセラミツク製の開通部材A4に
シールH2を内設しパイプPをフレキシブルな状
態で挿通できるようにしたものであつてもよい。
より成る開通部材A3の通孔T中にゴム質のシー
ルH1と合成樹脂製の押さえリングRを配設し、
該押さえリングRを締めることによつて中心部に
挿通したパイプPの外周と通孔Tの内壁面間を封
止し感染等を防ぐような構造にしてもよく、また
第3図bのようにセラミツク製の開通部材A4に
シールH2を内設しパイプPをフレキシブルな状
態で挿通できるようにしたものであつてもよい。
さらに第4図に示した開通部材A5の如く、外
周部にネジ切りKが施されたものであれば、生体
S中の骨Bに螺入して用いることができ開通部材
A5を2本埋設しておき一本の開通部材A5から洗
浄液を圧注し、他方の開通部材A5か流出させる
ことによつて骨B内の骨髄を洗浄したり、消毒す
ることもできる。また骨折時の電気刺戟療法の電
極挿入孔として使用することも可能である。
周部にネジ切りKが施されたものであれば、生体
S中の骨Bに螺入して用いることができ開通部材
A5を2本埋設しておき一本の開通部材A5から洗
浄液を圧注し、他方の開通部材A5か流出させる
ことによつて骨B内の骨髄を洗浄したり、消毒す
ることもできる。また骨折時の電気刺戟療法の電
極挿入孔として使用することも可能である。
以上のように本発明は生体に対し為害性をもた
ず親和性のすぐれたセラミツクで構成されたもの
であり、長期に亘つて生体に挿通、埋設しておく
ことができ、内部にあけた通孔を通してパイプを
挿入したり、このパイプを利用して、あるいは直
に薬剤や栄養素を導入補強したり、排出物を体外
に導出することもでき、また不要になつた場合は
容易に除去して縫合することもできるなど医療に
もたらす貢献はきわめて大である。
ず親和性のすぐれたセラミツクで構成されたもの
であり、長期に亘つて生体に挿通、埋設しておく
ことができ、内部にあけた通孔を通してパイプを
挿入したり、このパイプを利用して、あるいは直
に薬剤や栄養素を導入補強したり、排出物を体外
に導出することもでき、また不要になつた場合は
容易に除去して縫合することもできるなど医療に
もたらす貢献はきわめて大である。
第1図は本発明に係る生体内外の開通部材を生
体に着装した状態を示す部分断面図、第2図イ,
ロ及び第3図a,bは本発明に係る開通部材の他
の実施例を示す一部破断面図であり、第4図は本
発明に係る開通部材を生体中の骨に螺入した状態
を示す部分断面図である。 A,A1〜A5:生体内外の開通部材、T:通孔、
F:フランジ、H,H1,H2:シール、S:生
体。
体に着装した状態を示す部分断面図、第2図イ,
ロ及び第3図a,bは本発明に係る開通部材の他
の実施例を示す一部破断面図であり、第4図は本
発明に係る開通部材を生体中の骨に螺入した状態
を示す部分断面図である。 A,A1〜A5:生体内外の開通部材、T:通孔、
F:フランジ、H,H1,H2:シール、S:生
体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方端が生体外に、他方端が生体内に位置す
るように生体に装着される部材であつて、該部材
は優れた生体適合性を有するセラミツク材料で柱
状体を成し、かつ該柱状体には生体の内部と外部
とを開通する通孔が設けられていることを特徴と
する生体の内外開通部材。 2 上記セラミツク材料から成る柱状体の少なく
とも一方端にはフランジが形成されている特許請
求の範囲第1項記載の生体の内外開通部材。 3 上記セラミツク材料から成る柱状体の外周に
丸味をもつた溝が形成されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の生体の内外開通部
材。 4 一方端が生体外に、他方端が生体内に位置す
るように生体に装着される部材であつて、該部材
は生体適合性を有するセラミツク製の柱状体に通
孔を有し、該通孔にはシールを具備して成る生体
の内外開通部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58021230A JPS59146662A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 生体の内外開通部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58021230A JPS59146662A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 生体の内外開通部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59146662A JPS59146662A (ja) | 1984-08-22 |
| JPH0362429B2 true JPH0362429B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=12049221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58021230A Granted JPS59146662A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 生体の内外開通部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59146662A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62281954A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-07 | 京セラ株式会社 | 生体内外開通部材 |
| JPS6365858A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-24 | 株式会社アドバンス | 創外固定器 |
| JPS63189164A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-04 | 京セラ株式会社 | 生体用電気栓 |
| JPH10192320A (ja) * | 1996-12-29 | 1998-07-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 回収袋付き生体用貫通部材、バルブ機構部付き生体用貫通部材、及び生体用排出物回収袋 |
| JPH10192321A (ja) * | 1996-12-29 | 1998-07-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 生体用貫通部材 |
| JPH10192319A (ja) * | 1996-12-29 | 1998-07-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 膜部材付き生体用貫通部材、開閉部材係合部付き生体用貫通部材及び着脱部材付き生体用貫通部材 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2429055B1 (de) * | 1974-06-18 | 1975-07-31 | Barmag Barmer Maschinenfabrik Ag, 5600 Wuppertal | Vorrichtung zur Beseitigung von unerwünschten Aufspulungen von Kapillarfäden, Fäden oder Folienbändchen auf einer rotierenden Arbeitswalze |
| JPS52142707A (en) * | 1976-05-24 | 1977-11-28 | Asahi Chemical Co | Hydro oxy apatite sintered articles |
| JPS5614296A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-12 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Drive gear for matrix display device |
| JPS5745591A (en) * | 1980-09-03 | 1982-03-15 | Ricoh Kk | Injection charge quantity controller for electrochromatic display |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP58021230A patent/JPS59146662A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59146662A (ja) | 1984-08-22 |
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