JPH0362804B2 - - Google Patents
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- JPH0362804B2 JPH0362804B2 JP59046425A JP4642584A JPH0362804B2 JP H0362804 B2 JPH0362804 B2 JP H0362804B2 JP 59046425 A JP59046425 A JP 59046425A JP 4642584 A JP4642584 A JP 4642584A JP H0362804 B2 JPH0362804 B2 JP H0362804B2
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はポリエステル繊維、更に詳しくは実用
上充分な特性を有していると共に、常圧染色によ
る染色が可能で、しかも染色堅牢度の優れたポリ
エステル繊維に関する。 (従来技術) 一般に、ポリエステル繊維、特にポリエチレン
テレフタレート繊維は強度、寸法安定性等多くの
優れた特性を備えているため種々の用途に利用さ
れている。一方、ポリエチレンテレフタレート繊
維の染色は130℃付近の高温高圧で染色しなけれ
ばならず、このために特別な装置を必要とした
り、ウール、アクリル等の高温高圧染色により物
性低下を生じる繊維との混用に制限がある等の欠
点を有している。 この様なポリエチレンテレフタレート繊維の染
色性を改良して常圧可染を可能にすべくいくつか
の試みがなされており、例えば染色時にキヤリア
ーを用いる方法が知られているが、特別なキヤリ
アーを要すること、廃液処理にも特別の配慮を要
するのみならず、染色物中に残存するキヤリヤー
の放つ悪臭を完全に除去するのが難しいという問
題がある。 このような問題を解決するためにポリエステル
中にポリオキシアルキレングリコールあるいは金
属スルホネート基を共重合せしめて接着座席を設
ける等の化学的改質方法が知られている。ししな
がら、この方法はポリマーの製造のコストが高く
なることは勿論のこと、製糸安定性が低下するの
みならず、更には染色堅牢度が劣る等の欠点があ
つた。また、上述のようなポリマーの化学的改質
による易染化は染着座席となりうる第三成分をポ
リマー中に共重合させるが故にポリエチレンテレ
フタレート本来の性質をも変化させてしまうこと
は避けられないといえる。 一方、全く別の方法としてポリエステル繊維を
延伸後200℃以上の高温で弛緩熱処理する等の物
理的改質方法が提案されている。この方法は、繊
維の非晶領域の分子鎖を緩和させ分子鎖の凝集性
を小さくして染料の繊維内部への拡散を向上させ
たもので、力学的特性を損うことなく染着性を改
善することが出来るが染斑が起り易いという問題
がある。 また、化学的改質によらない他の方法として、
例えば特開昭54−64133号公報にフイラメントあ
たりのデニール、固有粘度〔η〕、相対的分散染
料染着速度、モジユラス、沸水処理後のモジユラ
ス、アモルフアスモジユラス、沸水収縮、収縮モ
ジユラス、収縮値等を特定したフラツトヤーン及
びトウが開示されている。これによれば確かに染
色性は改善されるが常圧染色が可能になる程のも
のには至つていない。また、特開昭55−107511号
公報には断面平均複屈折△nが90×10-3以上の配
向度を有し、繊維断面における複屈折が外層と内
層において適宜な差を有するような断面二重構造
ポリエチレンテレフタレート繊維と同様な機械的
性質と充分な自然巻縮及び染料の吸着性を有する
とされているが、染色性特に常圧染色性及び染色
堅牢度に関する作用効果についての具体的な示唆
は全くなされていない。 更に、特開昭57−121613号公報には初期モジユ
ラス、力学的損失正接のピーク温度、ピーク値を
規定したポリエチレンテレフタレート繊維が開示
されている。 かかるポリエステル繊維は7000m/分以上の超
高速度で紡糸することによつて得られるものであ
るが、本発明者等の実験によれば、紡糸速度5000
〜6000m/分で紡糸して得られるものよりも多少
濃染化するものの、依然として常圧染色では充分
な染色を施すことができなかつた。 (発明の目的) 本発明の目的は、かかる従来法では達成できな
かつた常圧染色可能なポリエステル繊維、即ち化
学的改質によらず常圧染色で充分な染色が可能で
あるポリエステル繊維を提供することにある。 (発明の構成) 本発明者等は、前記目的を達成すべく検討した
ところ、常圧染色で充分な染色が可能なポリエス
テル繊維とは、常圧での染着率86%以上になるも
のであり、かかる染色性は繊維の微細構造が多き
な影響を及ぼすことは勿論のこと、前記微細構造
と扁平な単繊維断面形状とを併せ有するものが極
めて良好な染色性を有することを知つた。 本発明者等は、かかる知見に基づいて更に検討
を重ねた結果、染料が拡散し易い繊維微細構造を
有しているポリエステル繊維であつて、単繊維の
断面形状が200〜600%の扁平率を有しているもの
が常圧での染着率を86%以上にすることができる
ことを見い出し、本発明に到達した。 即ち、本発明は、実質的にポリエチレンテレフ
タレート単独で構成されている、扁平断面を有す
る繊維であつて、該繊維のX線小角散乱パターン
がX字形の4点干渉図形を呈し、且つ繊維全体の
複屈折(△n)が0.08〜0.12、非晶領域の複屈折
(△na)が0.015〜0.06であると共に、前記繊維断
面の扁平率が200〜600%である事を特徴とする常
圧染色可能なポリエステル繊維である。 尚、本発明で言う扁平率とは単繊維横断面の長
さが最長値(L)となる長軸と、前記長軸に対し直交
し、且つ長さが最大値(W)となる短軸との比
〔(L/W)×100(%)〕である。 また、染着率とは下記に示す残液比色法によつ
て測定したものである。 即ち、分散染料Dispersol Fast Scarlet B
(ICI社商品名)を使用し、分散剤としてモノゲン
(第一工業社商品名)を0.5g/加えて4%
owf、浴比1対100で100℃の条件下タンブレツト
染色機で染色を行つた。染着率は90分経過後、染
液を採取して吸光度より残液中の染料量を算出
し、これを染色に用いた染料量から減じたものを
染着量として染着率(%)を算出した。 染着率=(1−Dx/Do)×100(%) Dx:残液の吸光度 Do:染色前の染料溶液の吸光度 尚、資料としては原糸を1口編地とし、100倍
の蒸留水70℃で30分精練し、乾燥後試料を標準状
態(20℃×65%RH)したものを用いた。 本発明でいうポリエチレンテレフタレートと
は、実質的にポリエチレンテレフタレート単独重
合体を主たる対象とするが、ポリエチレンテレフ
タレートの性質を本質的に変更しない範囲、即ち
10モル%以下で第3成分を共重合したポリエステ
ル共重合体であつても差支えない。かかる第3成
分としては例えばイソフタル酸、5−ナトリウム
スルホイソフタル酸、2,6−ナフタリンジカル
ボン酸、アジビン酸、シユウ酸、トリメリツト
酸、ピロメリツト酸、p−オキシ安息香酸、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール、ポリオキシエチングリコール、
シクロヘキサンジメタノールあるいはこれらの機
能的誘導体等があげられる。これらのポリエステ
ルには少量の改質剤、例えば艶消剤、安定剤、難
燃剤、静電防止剤あるいは充填剤等を含有しても
さしつかえない。 本発明を図面により説明する。 第1図は本発明のポリエステル繊維の小角X線
散乱パターンを示す模式図、第2図は従来のポリ
エステル繊維の小角X線散乱パターンを示す模式
図である。 本発明のポリエステル繊維は、そのX線の小角
散乱パターンにおいて第1図に示すようにX字形
の特異な4点干渉図形を呈すことが必要である。
第2図には従来のポリエステル繊維、即ち巻取速
度1500m/分で巻取つたのち、延伸機で熱延伸を
施して実用に耐えうる延伸糸としたものの小角散
乱パターンであるが、第1図のものと明らかに異
なる。第1図のようにX字形の特異な4点干渉図
形を呈する繊維は、繊維の内部構造での結晶部分
の繰返し周期が長く且つ大きな分布を持つている
事を意味する。このことは逆に非晶部分は繊維軸
方向に極めて長い構造を持つ事を示し、その長さ
の分布も大きい事を意味する。このような構造を
有するポリエステル繊維は熱に対する非晶部分の
易動性が極めて大きいために染色性がすこぶる良
好になるのである。また、染料が繊維内部に侵入
した状態で染色時の熱によつて、この易動性に富
む非晶部分が結晶勝を起こし結晶部分に取り込ま
れて行くため、いつたん繊維中に侵入した染料は
閉じ込められる結果となつて染色堅牢度も充分実
用に耐え得る性能を持つものとなる。 一方、第2図のようなX線の小角散乱パターン
を呈する繊維は、その内部構造における結晶部分
の繰返し周期が短く且つ密になつているため、非
晶部分が繊維軸方向に対して極めて短く、その長
さ分布も小さいものである。かかる構造の繊維の
非晶部分は熱に対する易動性が極めて小さく、常
圧染色の温度では染料が非晶部に充分に侵入でき
ないため、常圧での染色が不可能なのである。 次に、本発明においては繊維全体の複屈折(△
n)が0.08〜0.12である事が必要である。ここ
で、△nが0.08未満では繊維として充分使用可能
な構造安定性、及び力学的特性を持つ事が出来
ず、逆に0.12を越える場合には染色性が低下する
という問題がある。また、同時に非晶領域の複屈
折(△na)が0.015〜0.06である事が必要である。
かかる△naが0.015に満たない場合、染色性は良
好なものとなるものの、染料の繊維内部への固
着、即ち染色の堅牢性が低下する。逆に、△na
が0.06を越える場合、非晶分子鎖の配向凝集性が
高くなりすぎるため染料の繊維内部への拡散は容
易でなく均一な分散もされ難い。 一方、前記物性値、即ちポリエステル繊維のX
線子角散乱パターン、△n及び△naが全て本発
明で規定する範囲を満足するポリエステル繊維で
あつても、その単繊維断面形状が丸断面や三角断
面であるポリエステル繊維では、常圧での染着率
が86%未満となつて常圧では充分な染色を施すこ
とができない。 この点、本発明では、ポリエステル繊維のX線
子角散乱パターン、△n、及び△naを、繊維と
して充分使用可能な力学的特性を有し、且つ染料
が繊維内部に拡散し易い繊維微細構造とする様に
規定し、短繊維断面形状を扁平にして後述する如
く染料の吸着点が多いポーラスな表面構造にする
ことによつて、常圧での染着率を86%以上にする
ことができたのである。 ここで、単繊維の断面形状が200%未満の扁平
断面であれば、常圧での染着率が86%未満である
ため、充分な染色を施すには高温・高圧条件が必
要である。 一方、扁平率が600%を越える単繊維では、そ
の力学的強度が著しく低下すると共にかかる単繊
維から成る織編物の風合は粗硬感が強くなる。 この様に、本発明の扁平断面の単繊維から成る
繊維が極めて良好な染色性を有する理由は、次の
様に推定される。 即ち、一般的に、溶融吐出された紡出糸が冷却
される途中で結晶化速度の大きな温度域になつた
とき、紡糸中の伸長内部応力により紡出糸の配向
結晶が急激に進むのと併行して紡糸での細化が発
生する。 この際に、単繊維の断面が扁平であると、丸断
面等のものよりも放熱が大きいためより急激な細
化が発生して繊維表面に応力が集中する結果、繊
維表面が染料の入り易いポーラスな構造となるた
めと考えられる。 以上述べてきた様に、本発明の目的を達成し得
るポリエステル繊維は、そのX線小角散乱パター
ン、複屈折率(△n及び△na)が全て本発明で
規定する範囲を満足するものであつて、その断面
形状が扁平で且つ200〜600%の扁平率を有してい
るものである。 本発明の様な微細構造と、扁平断面とを併せ有
するポリエステル繊維は、前述の特開昭54−
64133号公報、特開昭55−107511号公報及び特開
昭57−121613号公報のいずれにも何等示されてお
らず、従来全く知られていない新規なものであ
る。 尚、本発明のポリエステル繊維を構成する単繊
維の断面形状は本発明で規定する扁平率を満足す
るものであればよく、その断面の端面が丸みを帯
びたもの、或いは端面を若干膨らませたものであ
つてもよい。 かかる本発明のポリエステル繊維は下記に示す
溶融紡糸方法で得ることができるが、本発明はこ
の方法に限定されるものではない。 (1) 供給ポリエステルポリマーの固有粘度を一般
の衣料用フイラメントに用いるポリマーの固有
粘度より高目にする。 即ち、固有粘度〔η〕≧0.62が好ましい。 (2) 紡糸温度を高目にし、口金直下の雰囲気温度
を高くし、且つその雰囲気温度に維持している
雰囲気長さをできるだけ長くする。 即ち、紡糸温度は300℃以上、口金下雰囲気
温度は250℃以上、かかる雰囲気温度に維持し
ている雰囲気長さは130mm以上が好ましい。 (3) 冷却風温度をできるだけ低目に設定する。 (4) 口金に設けられた扁平吐出孔〔(0.25〜0.40)
×(0.05〜0.20)の長方形状のものが好ましい〕
は、冷却風の方向に対し長軸側が平行となるよ
う配設する。 (5) 巻取速度を4700m/分以上、好ましくは5000
m/分以上とする。 (6) 冷却風は紡糸ネツキングが発生している位置
を特に強く冷却するのが好ましい。 かかる溶融紡糸において、得ようとする繊維
のデニール等の応じて適宜調整して最適の条件
を選択することが好ましいことは言うまでもな
い。 (作用) 本発明のポリエステル繊維は、その微細構造に
おいて、結晶部分及び非晶部分が適度に配向され
ており、且つ非晶部分が繊維軸方向に極めて長
く、その長さ分布が大きいものであつて、更に扁
平断面化によつて、ポーラスな表面構造を併せ有
するものである。 この様な本発明のポリエステル繊維に常圧で染
色を施す結果、染料はポーラスな構造の単繊維表
面に容易に吸着され、次いで繊維非晶部分に均一
に拡散するため常圧での染色によつても86%以上
の染着率とすることができ、しかも繊維非晶部分
は染料が侵入した状態で染色時の熱によつて結晶
部に取り込まれるために染色堅牢度も向上できる
のである。 (発明の効果) 本発明のポリエステル繊維は、良好な染色性、
堅牢性及び力学的特性を兼ね備えているため、糸
状、綿状、或いは織編物としたのち分散染料によ
り容易に常圧で染色できるため、通常のノンキヤ
リヤーボイル染色を採用する事が可能であり、従
来のポリエステル繊維に比べて染色コストを大巾
に低下させることができる。また、製織製編時の
トラブルもなく最終製品の耐久性もすぐれてい
る。従つて本発明の繊維は衣料用、インテリア
用、産業資材用等の分野に広く使用し得るもので
ある。 (実施例) 本発明を実施例で更に詳述する。但し、本発明
はこれにより何ら限定されるものではない。 尚、本実施例で用いる各特性値の測定方法は次
の通りである。 X線小各散乱パターン 通常の小角X線散乱写真による、理学電機製D
−9C型X線発生装置を用い、X線源はCuKα(Ni
フイルター)、35KV、20mAとした。写真撮影
は減圧下60分の露出時間をとつた。 繊維全体の複屈折△n △nは繊維軸に対して直角に偏光している光に
対する複屈折率(n1)と繊維軸に対して平行に偏
光している光に対する屈折率(n11)との差、即
ち△n=n11−n1で表わされる。測定はカール・
ツアイス・イエナ社製干渉顕微鏡インターフアコ
を用い、波長550mμの白色光、浸漬液としてヨ
ウ化メチレン、αブロムナフタレンおよび両者の
混合液を使用した。実際には繊維の断面方向に対
し等間隔で内〜中〜外層全域での△nをまず測定
し、その平均値を求めた。 非晶領域の複屈折△na △naは非晶領域の分子鎖の配向製を示すパラ
メーターであり比重ρより求めたXρ、繊維全体
の複屈折△n、結晶配向函数fc(特開昭50−59526
号公報記載)を用いて次式により算出する。 △na=△n−0.212fc・Xρ/1−Xρ 但し Xρ=0.7491−1/ρ/0.06178 実施例 固有粘度〔η〕=0.65のポリエチレンテレフタ
レートを紡糸温度305℃で、長軸・短軸の夫々長
さを第1表記載の長方形紡糸孔を36個穿設した紡
糸口金から吐出し、第1表記載の温度、長さの口
金下雰囲気帯域を通過させ、引続いて第1表記載
の温度の冷却風で冷却しつ給油したのち巻取速度
5000m/分で巻取り、75デニール36フイラメント
のポリエステル繊維を得た。前記冷却風線速度は
0.4m/秒であつた。 但し、第1表のNo.17及びNo.18の夫々の巻取速度
は4000m/分及び4300m/分とした。 また、第1票のNo.19、20の巻取速度を共に1500
m/分とし、巻取つた糸条を共に80℃で延伸し
180℃のスリツトヒータで熱処理した。その際の
延伸倍率はNo.19では300%、No.20では200%であつ
た。 得られたポリエステル繊維のX線小角散乱パタ
ーン、△n、△na、扁平率、及び染着率を測定
し第1票に併せて示した。 また、同時にJIS L−1044に準じて染色耐光堅
牢度の評価も行い、不良なものについてその旨を
第1表備考欄に記載した。更に、力学的特性評価
としては原糸を製織し、所定巾の布帛を所定の荷
重で伸長した後の布帛の伸長回復を目視判定し、
伸びが回復せずシワ状に残つた不良なものについ
ては第1表備考欄にヒザ抜けと記載した。 第1表から明らかな様に、常圧での染着率が86
%以上となり、染着堅牢性及び力学的特性を満足
するポリエステル繊維は本発明で規定する特性を
全で満足するものである。
上充分な特性を有していると共に、常圧染色によ
る染色が可能で、しかも染色堅牢度の優れたポリ
エステル繊維に関する。 (従来技術) 一般に、ポリエステル繊維、特にポリエチレン
テレフタレート繊維は強度、寸法安定性等多くの
優れた特性を備えているため種々の用途に利用さ
れている。一方、ポリエチレンテレフタレート繊
維の染色は130℃付近の高温高圧で染色しなけれ
ばならず、このために特別な装置を必要とした
り、ウール、アクリル等の高温高圧染色により物
性低下を生じる繊維との混用に制限がある等の欠
点を有している。 この様なポリエチレンテレフタレート繊維の染
色性を改良して常圧可染を可能にすべくいくつか
の試みがなされており、例えば染色時にキヤリア
ーを用いる方法が知られているが、特別なキヤリ
アーを要すること、廃液処理にも特別の配慮を要
するのみならず、染色物中に残存するキヤリヤー
の放つ悪臭を完全に除去するのが難しいという問
題がある。 このような問題を解決するためにポリエステル
中にポリオキシアルキレングリコールあるいは金
属スルホネート基を共重合せしめて接着座席を設
ける等の化学的改質方法が知られている。ししな
がら、この方法はポリマーの製造のコストが高く
なることは勿論のこと、製糸安定性が低下するの
みならず、更には染色堅牢度が劣る等の欠点があ
つた。また、上述のようなポリマーの化学的改質
による易染化は染着座席となりうる第三成分をポ
リマー中に共重合させるが故にポリエチレンテレ
フタレート本来の性質をも変化させてしまうこと
は避けられないといえる。 一方、全く別の方法としてポリエステル繊維を
延伸後200℃以上の高温で弛緩熱処理する等の物
理的改質方法が提案されている。この方法は、繊
維の非晶領域の分子鎖を緩和させ分子鎖の凝集性
を小さくして染料の繊維内部への拡散を向上させ
たもので、力学的特性を損うことなく染着性を改
善することが出来るが染斑が起り易いという問題
がある。 また、化学的改質によらない他の方法として、
例えば特開昭54−64133号公報にフイラメントあ
たりのデニール、固有粘度〔η〕、相対的分散染
料染着速度、モジユラス、沸水処理後のモジユラ
ス、アモルフアスモジユラス、沸水収縮、収縮モ
ジユラス、収縮値等を特定したフラツトヤーン及
びトウが開示されている。これによれば確かに染
色性は改善されるが常圧染色が可能になる程のも
のには至つていない。また、特開昭55−107511号
公報には断面平均複屈折△nが90×10-3以上の配
向度を有し、繊維断面における複屈折が外層と内
層において適宜な差を有するような断面二重構造
ポリエチレンテレフタレート繊維と同様な機械的
性質と充分な自然巻縮及び染料の吸着性を有する
とされているが、染色性特に常圧染色性及び染色
堅牢度に関する作用効果についての具体的な示唆
は全くなされていない。 更に、特開昭57−121613号公報には初期モジユ
ラス、力学的損失正接のピーク温度、ピーク値を
規定したポリエチレンテレフタレート繊維が開示
されている。 かかるポリエステル繊維は7000m/分以上の超
高速度で紡糸することによつて得られるものであ
るが、本発明者等の実験によれば、紡糸速度5000
〜6000m/分で紡糸して得られるものよりも多少
濃染化するものの、依然として常圧染色では充分
な染色を施すことができなかつた。 (発明の目的) 本発明の目的は、かかる従来法では達成できな
かつた常圧染色可能なポリエステル繊維、即ち化
学的改質によらず常圧染色で充分な染色が可能で
あるポリエステル繊維を提供することにある。 (発明の構成) 本発明者等は、前記目的を達成すべく検討した
ところ、常圧染色で充分な染色が可能なポリエス
テル繊維とは、常圧での染着率86%以上になるも
のであり、かかる染色性は繊維の微細構造が多き
な影響を及ぼすことは勿論のこと、前記微細構造
と扁平な単繊維断面形状とを併せ有するものが極
めて良好な染色性を有することを知つた。 本発明者等は、かかる知見に基づいて更に検討
を重ねた結果、染料が拡散し易い繊維微細構造を
有しているポリエステル繊維であつて、単繊維の
断面形状が200〜600%の扁平率を有しているもの
が常圧での染着率を86%以上にすることができる
ことを見い出し、本発明に到達した。 即ち、本発明は、実質的にポリエチレンテレフ
タレート単独で構成されている、扁平断面を有す
る繊維であつて、該繊維のX線小角散乱パターン
がX字形の4点干渉図形を呈し、且つ繊維全体の
複屈折(△n)が0.08〜0.12、非晶領域の複屈折
(△na)が0.015〜0.06であると共に、前記繊維断
面の扁平率が200〜600%である事を特徴とする常
圧染色可能なポリエステル繊維である。 尚、本発明で言う扁平率とは単繊維横断面の長
さが最長値(L)となる長軸と、前記長軸に対し直交
し、且つ長さが最大値(W)となる短軸との比
〔(L/W)×100(%)〕である。 また、染着率とは下記に示す残液比色法によつ
て測定したものである。 即ち、分散染料Dispersol Fast Scarlet B
(ICI社商品名)を使用し、分散剤としてモノゲン
(第一工業社商品名)を0.5g/加えて4%
owf、浴比1対100で100℃の条件下タンブレツト
染色機で染色を行つた。染着率は90分経過後、染
液を採取して吸光度より残液中の染料量を算出
し、これを染色に用いた染料量から減じたものを
染着量として染着率(%)を算出した。 染着率=(1−Dx/Do)×100(%) Dx:残液の吸光度 Do:染色前の染料溶液の吸光度 尚、資料としては原糸を1口編地とし、100倍
の蒸留水70℃で30分精練し、乾燥後試料を標準状
態(20℃×65%RH)したものを用いた。 本発明でいうポリエチレンテレフタレートと
は、実質的にポリエチレンテレフタレート単独重
合体を主たる対象とするが、ポリエチレンテレフ
タレートの性質を本質的に変更しない範囲、即ち
10モル%以下で第3成分を共重合したポリエステ
ル共重合体であつても差支えない。かかる第3成
分としては例えばイソフタル酸、5−ナトリウム
スルホイソフタル酸、2,6−ナフタリンジカル
ボン酸、アジビン酸、シユウ酸、トリメリツト
酸、ピロメリツト酸、p−オキシ安息香酸、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール、ポリオキシエチングリコール、
シクロヘキサンジメタノールあるいはこれらの機
能的誘導体等があげられる。これらのポリエステ
ルには少量の改質剤、例えば艶消剤、安定剤、難
燃剤、静電防止剤あるいは充填剤等を含有しても
さしつかえない。 本発明を図面により説明する。 第1図は本発明のポリエステル繊維の小角X線
散乱パターンを示す模式図、第2図は従来のポリ
エステル繊維の小角X線散乱パターンを示す模式
図である。 本発明のポリエステル繊維は、そのX線の小角
散乱パターンにおいて第1図に示すようにX字形
の特異な4点干渉図形を呈すことが必要である。
第2図には従来のポリエステル繊維、即ち巻取速
度1500m/分で巻取つたのち、延伸機で熱延伸を
施して実用に耐えうる延伸糸としたものの小角散
乱パターンであるが、第1図のものと明らかに異
なる。第1図のようにX字形の特異な4点干渉図
形を呈する繊維は、繊維の内部構造での結晶部分
の繰返し周期が長く且つ大きな分布を持つている
事を意味する。このことは逆に非晶部分は繊維軸
方向に極めて長い構造を持つ事を示し、その長さ
の分布も大きい事を意味する。このような構造を
有するポリエステル繊維は熱に対する非晶部分の
易動性が極めて大きいために染色性がすこぶる良
好になるのである。また、染料が繊維内部に侵入
した状態で染色時の熱によつて、この易動性に富
む非晶部分が結晶勝を起こし結晶部分に取り込ま
れて行くため、いつたん繊維中に侵入した染料は
閉じ込められる結果となつて染色堅牢度も充分実
用に耐え得る性能を持つものとなる。 一方、第2図のようなX線の小角散乱パターン
を呈する繊維は、その内部構造における結晶部分
の繰返し周期が短く且つ密になつているため、非
晶部分が繊維軸方向に対して極めて短く、その長
さ分布も小さいものである。かかる構造の繊維の
非晶部分は熱に対する易動性が極めて小さく、常
圧染色の温度では染料が非晶部に充分に侵入でき
ないため、常圧での染色が不可能なのである。 次に、本発明においては繊維全体の複屈折(△
n)が0.08〜0.12である事が必要である。ここ
で、△nが0.08未満では繊維として充分使用可能
な構造安定性、及び力学的特性を持つ事が出来
ず、逆に0.12を越える場合には染色性が低下する
という問題がある。また、同時に非晶領域の複屈
折(△na)が0.015〜0.06である事が必要である。
かかる△naが0.015に満たない場合、染色性は良
好なものとなるものの、染料の繊維内部への固
着、即ち染色の堅牢性が低下する。逆に、△na
が0.06を越える場合、非晶分子鎖の配向凝集性が
高くなりすぎるため染料の繊維内部への拡散は容
易でなく均一な分散もされ難い。 一方、前記物性値、即ちポリエステル繊維のX
線子角散乱パターン、△n及び△naが全て本発
明で規定する範囲を満足するポリエステル繊維で
あつても、その単繊維断面形状が丸断面や三角断
面であるポリエステル繊維では、常圧での染着率
が86%未満となつて常圧では充分な染色を施すこ
とができない。 この点、本発明では、ポリエステル繊維のX線
子角散乱パターン、△n、及び△naを、繊維と
して充分使用可能な力学的特性を有し、且つ染料
が繊維内部に拡散し易い繊維微細構造とする様に
規定し、短繊維断面形状を扁平にして後述する如
く染料の吸着点が多いポーラスな表面構造にする
ことによつて、常圧での染着率を86%以上にする
ことができたのである。 ここで、単繊維の断面形状が200%未満の扁平
断面であれば、常圧での染着率が86%未満である
ため、充分な染色を施すには高温・高圧条件が必
要である。 一方、扁平率が600%を越える単繊維では、そ
の力学的強度が著しく低下すると共にかかる単繊
維から成る織編物の風合は粗硬感が強くなる。 この様に、本発明の扁平断面の単繊維から成る
繊維が極めて良好な染色性を有する理由は、次の
様に推定される。 即ち、一般的に、溶融吐出された紡出糸が冷却
される途中で結晶化速度の大きな温度域になつた
とき、紡糸中の伸長内部応力により紡出糸の配向
結晶が急激に進むのと併行して紡糸での細化が発
生する。 この際に、単繊維の断面が扁平であると、丸断
面等のものよりも放熱が大きいためより急激な細
化が発生して繊維表面に応力が集中する結果、繊
維表面が染料の入り易いポーラスな構造となるた
めと考えられる。 以上述べてきた様に、本発明の目的を達成し得
るポリエステル繊維は、そのX線小角散乱パター
ン、複屈折率(△n及び△na)が全て本発明で
規定する範囲を満足するものであつて、その断面
形状が扁平で且つ200〜600%の扁平率を有してい
るものである。 本発明の様な微細構造と、扁平断面とを併せ有
するポリエステル繊維は、前述の特開昭54−
64133号公報、特開昭55−107511号公報及び特開
昭57−121613号公報のいずれにも何等示されてお
らず、従来全く知られていない新規なものであ
る。 尚、本発明のポリエステル繊維を構成する単繊
維の断面形状は本発明で規定する扁平率を満足す
るものであればよく、その断面の端面が丸みを帯
びたもの、或いは端面を若干膨らませたものであ
つてもよい。 かかる本発明のポリエステル繊維は下記に示す
溶融紡糸方法で得ることができるが、本発明はこ
の方法に限定されるものではない。 (1) 供給ポリエステルポリマーの固有粘度を一般
の衣料用フイラメントに用いるポリマーの固有
粘度より高目にする。 即ち、固有粘度〔η〕≧0.62が好ましい。 (2) 紡糸温度を高目にし、口金直下の雰囲気温度
を高くし、且つその雰囲気温度に維持している
雰囲気長さをできるだけ長くする。 即ち、紡糸温度は300℃以上、口金下雰囲気
温度は250℃以上、かかる雰囲気温度に維持し
ている雰囲気長さは130mm以上が好ましい。 (3) 冷却風温度をできるだけ低目に設定する。 (4) 口金に設けられた扁平吐出孔〔(0.25〜0.40)
×(0.05〜0.20)の長方形状のものが好ましい〕
は、冷却風の方向に対し長軸側が平行となるよ
う配設する。 (5) 巻取速度を4700m/分以上、好ましくは5000
m/分以上とする。 (6) 冷却風は紡糸ネツキングが発生している位置
を特に強く冷却するのが好ましい。 かかる溶融紡糸において、得ようとする繊維
のデニール等の応じて適宜調整して最適の条件
を選択することが好ましいことは言うまでもな
い。 (作用) 本発明のポリエステル繊維は、その微細構造に
おいて、結晶部分及び非晶部分が適度に配向され
ており、且つ非晶部分が繊維軸方向に極めて長
く、その長さ分布が大きいものであつて、更に扁
平断面化によつて、ポーラスな表面構造を併せ有
するものである。 この様な本発明のポリエステル繊維に常圧で染
色を施す結果、染料はポーラスな構造の単繊維表
面に容易に吸着され、次いで繊維非晶部分に均一
に拡散するため常圧での染色によつても86%以上
の染着率とすることができ、しかも繊維非晶部分
は染料が侵入した状態で染色時の熱によつて結晶
部に取り込まれるために染色堅牢度も向上できる
のである。 (発明の効果) 本発明のポリエステル繊維は、良好な染色性、
堅牢性及び力学的特性を兼ね備えているため、糸
状、綿状、或いは織編物としたのち分散染料によ
り容易に常圧で染色できるため、通常のノンキヤ
リヤーボイル染色を採用する事が可能であり、従
来のポリエステル繊維に比べて染色コストを大巾
に低下させることができる。また、製織製編時の
トラブルもなく最終製品の耐久性もすぐれてい
る。従つて本発明の繊維は衣料用、インテリア
用、産業資材用等の分野に広く使用し得るもので
ある。 (実施例) 本発明を実施例で更に詳述する。但し、本発明
はこれにより何ら限定されるものではない。 尚、本実施例で用いる各特性値の測定方法は次
の通りである。 X線小各散乱パターン 通常の小角X線散乱写真による、理学電機製D
−9C型X線発生装置を用い、X線源はCuKα(Ni
フイルター)、35KV、20mAとした。写真撮影
は減圧下60分の露出時間をとつた。 繊維全体の複屈折△n △nは繊維軸に対して直角に偏光している光に
対する複屈折率(n1)と繊維軸に対して平行に偏
光している光に対する屈折率(n11)との差、即
ち△n=n11−n1で表わされる。測定はカール・
ツアイス・イエナ社製干渉顕微鏡インターフアコ
を用い、波長550mμの白色光、浸漬液としてヨ
ウ化メチレン、αブロムナフタレンおよび両者の
混合液を使用した。実際には繊維の断面方向に対
し等間隔で内〜中〜外層全域での△nをまず測定
し、その平均値を求めた。 非晶領域の複屈折△na △naは非晶領域の分子鎖の配向製を示すパラ
メーターであり比重ρより求めたXρ、繊維全体
の複屈折△n、結晶配向函数fc(特開昭50−59526
号公報記載)を用いて次式により算出する。 △na=△n−0.212fc・Xρ/1−Xρ 但し Xρ=0.7491−1/ρ/0.06178 実施例 固有粘度〔η〕=0.65のポリエチレンテレフタ
レートを紡糸温度305℃で、長軸・短軸の夫々長
さを第1表記載の長方形紡糸孔を36個穿設した紡
糸口金から吐出し、第1表記載の温度、長さの口
金下雰囲気帯域を通過させ、引続いて第1表記載
の温度の冷却風で冷却しつ給油したのち巻取速度
5000m/分で巻取り、75デニール36フイラメント
のポリエステル繊維を得た。前記冷却風線速度は
0.4m/秒であつた。 但し、第1表のNo.17及びNo.18の夫々の巻取速度
は4000m/分及び4300m/分とした。 また、第1票のNo.19、20の巻取速度を共に1500
m/分とし、巻取つた糸条を共に80℃で延伸し
180℃のスリツトヒータで熱処理した。その際の
延伸倍率はNo.19では300%、No.20では200%であつ
た。 得られたポリエステル繊維のX線小角散乱パタ
ーン、△n、△na、扁平率、及び染着率を測定
し第1票に併せて示した。 また、同時にJIS L−1044に準じて染色耐光堅
牢度の評価も行い、不良なものについてその旨を
第1表備考欄に記載した。更に、力学的特性評価
としては原糸を製織し、所定巾の布帛を所定の荷
重で伸長した後の布帛の伸長回復を目視判定し、
伸びが回復せずシワ状に残つた不良なものについ
ては第1表備考欄にヒザ抜けと記載した。 第1表から明らかな様に、常圧での染着率が86
%以上となり、染着堅牢性及び力学的特性を満足
するポリエステル繊維は本発明で規定する特性を
全で満足するものである。
【表】
第1図は本発明のポリエステル繊維の小角X線
散乱パターンを示す模式図、第2図は従来のポリ
エステル繊維の小角X線散乱パターンを示す模式
図である。
散乱パターンを示す模式図、第2図は従来のポリ
エステル繊維の小角X線散乱パターンを示す模式
図である。
Claims (1)
- 1 実質的にポリエチレンテレフタレート単独で
構成されている、扁平断面を有する繊維があつ
て、該繊維のX線小角散乱パターンがX字形の4
点干渉図形を呈し、且つ繊維全体の複屈折(△
n)が0.08〜0.12、非晶領域の複屈折(△na)が
0.015〜0.06であると共に、前記繊維断面の扁平
率が200〜600%である事を特徴とする常圧染色可
能なポリエステル繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4642584A JPS60194114A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 常圧染色可能なポリエステル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4642584A JPS60194114A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 常圧染色可能なポリエステル繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60194114A JPS60194114A (ja) | 1985-10-02 |
| JPH0362804B2 true JPH0362804B2 (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=12746794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4642584A Granted JPS60194114A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 常圧染色可能なポリエステル繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60194114A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6189321A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-07 | Teijin Ltd | 高染色性ポリエステル繊維 |
| JPH02160917A (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-20 | Teijin Ltd | 無麈衣用ポリエステル繊維およびその織物 |
| JPH02160918A (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-20 | Teijin Ltd | 耐摩耗性にすぐれた無麈衣用ポリエステル繊維およびその織物 |
| JP2854093B2 (ja) * | 1990-05-24 | 1999-02-03 | 帝人株式会社 | 偏平繊維及びその製造方法 |
| CN103114346B (zh) * | 2013-02-25 | 2016-01-27 | 中润科技股份有限公司 | 一种有钻石闪光效果的有色涤纶长丝及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SU515842A1 (ru) * | 1974-09-17 | 1976-05-30 | Всесоюзный научно-исследовательский и экспериментальный институт по переработке химических волокон | Химическа нить |
| US4134882A (en) * | 1976-06-11 | 1979-01-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Poly(ethylene terephthalate)filaments |
-
1984
- 1984-03-13 JP JP4642584A patent/JPS60194114A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60194114A (ja) | 1985-10-02 |
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