JPH0362827A - 均一なポリマー粒子の製造方法 - Google Patents

均一なポリマー粒子の製造方法

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JPH0362827A
JPH0362827A JP19726789A JP19726789A JPH0362827A JP H0362827 A JPH0362827 A JP H0362827A JP 19726789 A JP19726789 A JP 19726789A JP 19726789 A JP19726789 A JP 19726789A JP H0362827 A JPH0362827 A JP H0362827A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は吸着剤やクロマトグラフィーの充填剤などに利
用できる均一な粒径を有するポリマ粒子(以下、均一ポ
リマー粒子という)の製沃に関する。
[従来の技術] 一定周期の機械的な振動を加えながら肢体をノズルから
気体中または分散媒中に噴出させると、振動数と同期し
た数の均一な液滴が形成されることを利用して、従来か
ら均一ポリマー粒子が製造されている。
この方法で、均一な液滴が形成される振動数は、lfk
体の粘性、表面張力、ノズル径、噴出流速、振動の振幅
などによって規定され、特定の範囲の値になる。一般に
、液滴径を小さくするためには振動数を大きくしなけれ
ばならないが、同期した状態にするためにはノズル径を
小さくし、噴出流速を大きくする必要がある。
たとえば特開昭57−102095号公報には、重合性
モノマーを機械的な振動を加えながら液体分散媒中に噴
出させて均一な液滴にしたのち、重合させて均一ポリマ
ー粒子を製造することが記載されている。しかしながら
、前述のように、小さい液滴を作ろうとすれば噴出流速
を大きくしなければならないが、いたずらに噴出流速を
大きくすると分散媒との摩擦で噴出流が破砕される。し
たかって、この方法は、粒径約500珊以上の粒子をつ
るのに適用できる。
さらに小さい粒子を製造するために、特開昭[1l−8
3202号公報には重合性モノマーを機械的な振動を加
えながら気体中に噴出させて液滴にしたのちに重合させ
ることが記載されている。しかしなから、液滴径が小さ
くなるとともに液滴か気体中に長時間浮遊するようにな
り、あとから噴出した液滴と衝突して合体した液滴が多
数発生する。したかって、この方法で製造したポリマー
粒子は大きい粒径の粒子を多数含んでいる。また浮遊し
た液滴はノズルなどに付着して安定な製造を妨げる。
本発明者らは、特開昭03−117039号公報に記載
したように、直流電圧を与えたポリマー溶液に一定の機
械的な振動を加えながら同符号の電荷を帯びた液滴とし
て気体中に噴出させたのち、凝固液に侵入させて均一ポ
リマー粒子を製造する方法をすでに見出している。
しかし、この方法でも液滴が小さくなると長時間気体中
に浮遊し、ノズルや電極に付着して安定な製造が妨げら
れるばあいのあることがわかった。
[発明が解決しようとする課題] 前記のように従来技術で粒径の小さい均一ポリマー粒子
を製造しようとすれば、まず気体中にその前駆体になる
液体の微小な液滴を形成させなければならないが、この
ような液滴は気体中に長時間ff−遊し、合体した液滴
が多数できる原因になったり、ノズルや電極に付着して
安定な製造を妨げる原因になったりする。
また、従来の技術では振動源として機械的な振動か用い
られているが、そのため大きな騒音を発生するので特別
な防音対策が必要である。
また振動部は一般に力学的な同調構造になっており、荷
重の変化や温度変化に対して敏感で一定の振動数を長時
間保つのはきわめて難しい。
振動数か変われば当然粒子径も変わる。
このような問題点は、機械的ではない、より安定な振動
源を利用して、ポリマー粒子の前駆体となる均一な液滴
を直接その分散媒の中に形成することができれば解決さ
れる。
ところで、第一の液体を、この液体と溶は合わない第二
の液体中に設置したノズルから、ノズルの近傍の第二の
肢体中に設けた電極とノズルとの間に一定周期の交流電
圧を加えながら噴出させると、その周期と同期して第一
の肢体の液滴か形成されることはすでに特開昭5817
5 [i 68号公報に記載されている。しかしながら
この技術を均一ポリマー粒子の製造のために利用するこ
とは誰も試みてはいない。前記公報にもこのような利用
方法は全く示唆されていないし、第一の液体および第二
の液体が保有すべき特性、ノズルの口径、第一の液体の
噴出速度、これらの特性と交流の電圧と周期の関係など
に関する充分な記載がなく、この方法が実際に均一ポリ
マー粒子の製造に応用できるかどうかは全く予想できな
いことである。
本発明者は、この方法がポリマー粒子の製造に応用でき
るかどうか改めて見直し、さらに検討を重ねた結果、本
発明に到達した。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 粘度が50cps以下の粒子形成用高分子物質を含む溶
液を、この溶液の分散媒中に設置したノズルから、ノズ
ルの近傍の分散媒中に設けた電極とノズルとの間に一定
周期の交流電圧を加えながら噴出させることによって、
交流電圧の周期と同期した数の前記溶液の液滴を前記分
散媒中に生成させたのち、加熱によりこの液滴中の溶剤
を揮発させる、冷却によってゲル化させる、またはこの
分散波にゲル化促進剤を添加することによって前記液滴
を凝固させることを特徴とする均一ポリマー粒子の製法
および 粘度が50cps以下のビニル重合性モノマー液を、こ
の液の分散媒中に設置したノズルから、ノズルの近傍の
分散媒中に設けた電極とノズルとの間に一定周期の交流
電圧を加えながら噴出させることによって、交流電圧の
周期と同期した数の前記液の液滴を前記分散媒中に生成
させたのち、重合させることを特徴とする均一ポリマ粒
子の製法 に関する。
[実施例] まず、本発明の均一ポリマー粒子の製法の第1の製法を
具体的に説明する。
第1の製法には、粒子形成用高分子物質を含む溶液が使
用される。
この高分子物質には、一般に溶剤に可溶な任意のものが
使用できるので、利用目的に適したものを選へばよい。
該高分子物質は、天然高分子物質であってもよく、合成
高分子物質であってもよい。
前記天然高分子物質の具体例としては、たとえば、セル
ロース、アガロース、カラゲーナン、アルギン酸塩、絹
ブイプロイン、コラーゲン、キチンなどの天然高分子物
質やそれらの誘導体があげられ、これらから製造した粒
子は優れた機能性吸着剤や担体として有用である。
前記合成高分子物質としては、たとえばポリビニルアル
コール、ポリ −γ −メチル−L−グルタメート、メ
チルメタクリレ−;・/ヒドロキシエチルメタクリレー
ト共重合体などがあげられ、これらも機能性吸着剤や担
体として適した粒子となる。また、スチレン/ブタジェ
ン共重合体、スチレン/クロロメチル化スチレン共重合
体のように架橋構造とイオン交換基を導入することがて
きるポリマーは、イオン交換樹脂の母材としても有用で
ある。
これらの高分子物質は疎水性または親水性の溶剤に溶解
して本発明に使用される。該溶剤には、後述する分散媒
と非相溶ないし貧相溶性の液体が選ばれる。
天然高分子物質およびその誘導体の溶剤は、高分子学会
高分子実験学編集委員会編、「天然高分子J (198
4)共立出版■や、サミュエル エム ハドソン(Sa
iuel M、Hudson)、ジョン エイ キュキ
ュo (John A、Cuculo)、「ジャーナル
 オブ マクロモレキュラー サイエンスレビュズ イ
ン マクロモレキュラー ケミストリー アンド フィ
ジクス(Journal ofMacroLIlole
cular Science−Reviews jnM
acromolecular  CheIllistr
y and Physics)J(1980)C18[
1)、1〜82な・どを参照して選ぶことができる。ま
た合成高分子物質の溶剤は、ジェイ ブランドラップ(
J、Brandrup)、「ポリマハンドブック セカ
ンド エデイジョン(Polymer l1andbo
ok、2nd edition) J (1975)、
ジョン ウィリー アンド サンス インコポレーテッ
ド(John Wiley and 5ons Inc
、)などを参考にして選ぶことができる。
該溶剤の具体例としては、疎水性の溶剤としてはたとえ
ば塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリ
クロロエタンなどの塩素化炭化水素が単独または2種類
以上混合して通常用いられる。これらの溶剤に凝固促進
剤として少量のメタノール、エタノールなどの低級アル
コールを添加することかできる。さらに、ポリマー粒子
を多孔質にするために炭素数が4〜12の脂肪族アルコ
ールを加えることもできる。親水性の溶剤としては、た
とえば水溶液、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドンな
どの水溶性溶剤が通常用いられる。これらに凝固促進の
ため、またはポリマー粒子を多孔質にするために水溶性
低級アルコール、水溶性多価アルコール、無機塩類など
を加えることもできる。
前記粒子形成用高分子物質を含む溶液の粘度は、30℃
で50cps以下、好ましくは20cps以下である。
粘度が50cpsよりも大きくなると交流周期と同期し
た液滴にはなりにくい。また、この溶液の電気伝導度に
はとくに制限はない。
本発明においては、前記粒子形成用高分子物質を含む溶
液を、後述のごとくノズルから該溶液と非相溶性ないし
貧相溶性の分散媒中に噴出させることにより、液滴が形
成される。
該分散媒は、高分子物質の溶剤が疎水性のばあいにはO
/W型の分散液ができるように非イオン性の界面活性剤
、たとえばゼラチン、メチルセルロース、ポリビニルア
ルコール、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリエチレ
ングリコールモノステアレートなどを0.2〜5%(重
量%、以下同様)添加した水溶液が通常使1 用される。逆に、高分子物質の溶剤が親水性のばあいに
は分散媒として疎水性の有機液体が用いられる。有機液
体の具体例としては、たとえば流動パラフィン、リグロ
イン、テトラリンなどの炭化水素系液体、なたね油、綿
実油などの殖物油、四塩化炭素、1,1,2.2−テト
ラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素系溶剤などが
用いられる。これらにはW2O型の分散液ができるよう
にIII、B  (t(ydrophilic−Lip
ophiljc−Balance)(板目 博、「新界
面活性剤J (1981)三共出版■p、63〜70参
照)が3〜7の界面活性剤、たとえばグリセロールモノ
ステアレート、グリセロールモノオレエート、ソルビタ
ンモノオレエート4などが0,5〜5%程度添加される
分散媒の粘度は小さい方が好ましく、30℃で50cp
s以下が好ましく 、20cps以下がさらに好ましく
、5 cps以下がとくに好ましい。粘度が大きくなる
とノズルから高流速で肢体を噴出させたとき粘性抵抗に
よって噴流が破壊され、均一な液滴ができにくくなる傾
向がある。
2 分散媒の電気伝導度はI Q−10〜10μslam、
さらには10−7〜10−0μs/cmであるのが好ま
しい。また誘電率は大きいほうが好ましい。電気伝導度
が大きすぎても小さすぎても均一な液滴はできにくくな
る傾向がある。その理由は充分解明されていないが、お
そらく電気伝導度が大きすぎると液滴になる直前のノズ
ルにある液体の電荷が直ちに中和され、電極とその液体
との間に1力が働かなくなるからだと思われる。また電
気伝導度が小さく、誘電率も小さいばあいには、ノズル
のまわりの分散媒に多量の電荷が誘発されず、ノズル口
にある同じ符号の液体との間に大きな反発力が働かなく
なるからだと思われる。
前記噴出は、粒子形成用高分子物質を含む溶液を、分散
媒中に設置したノズルから、ノズルの近傍の分散媒中に
設けた電極とノズルとの間に一定周期の交流電圧を加え
ながら噴出するという方法で行なわれる。
本発明では、このように噴出が分散媒中で行なわれるた
め、液滴に空中を経由させる方法のようにあとから噴出
した液滴と合体して粒径が大きくなったり、液滴がノズ
ルや電極に付着することかほとんど生じなくなる。また
液滴が交流電圧の周期により形成され、機械的振動によ
らないため、噴出流速をそれほど大きくしなくても粒径
を小さくすることができ、騒音の問題かなく、しかも周
期が安定しているので、液滴の粒径が一定化する。
つぎに前記噴出により液滴を形成する方法を、第1図に
基づいて説明する。
第1図は、本発明に使用しつる装置の一例を示す一部断
面図である。第1図に示される分散装置(1)では、液
滴にすべき高分子物質の溶液は矢印で示すようにノズル
(2)の入口(3)から分散槽00の中に一定流量で噴
出せしめられる。
ノズル(2)は一般に金属製のものが用いられ、図示し
たように分散媒と接する部分(4)は針状の先端を除い
て電気絶縁被覆が施されている。第1図の装置では、第
2図(ノズル先端部の断面の拡大図)に示すような単孔
のノズルを使用しているが、多孔ノズルを使用すること
も勿論可能である。またノズルの液体噴出口041の口
径は通常20〜250摩であるが、250um以下の比
較的粒径の小さい液滴を作るためには口径は200ρ以
下が好ましく、ノズルの目詰りをさけるためには402
/m以上が好ましい。
分散媒は矢印で示すように人口(5)から電気絶縁体製
の整流板(6)を経て分散槽00内に送り込まれる。(
8)は電極であり、たとえばステンレススチールなどの
金属製で内径10〜20mn+程度のリング状であり、
ノズル(2)の近傍、好ましくはノズル(2)の先端か
ら10〜50fflffI程度離れた位置に、ノズル(
2)から噴出する高分子物質の溶液がリング内を通過す
るように設置されている。電極(8)からのリード線は
、分散槽の)の壁面から電気絶縁的に引出口(9)を経
て、取り出され、交流電源(7)に接続されている。交
流電源(刀からのリード線のもう一端はノズル(2)に
接続される。移動槽01)には分散液の温度を調節する
ためのジャケット02)が付されている。
5 ノズル(2)からの高分子物質を含む溶液の吐出量はレ
イノルズ数に換算したとき10〜100[1の範囲であ
ることが好ましく、さらに好ましくは20〜500であ
る。レイノルズ数がlO以下では液滴の生産量が少なく
なり、一方1000をこえると同期状態に達する交流の
電圧と周期が数kV、 10kllzをこえ、安定した
状態を維持することが難しくなる傾向がある。
交流の電圧と周期はそれぞれ数kVおよび10kHz以
下であることが好ましい。しかしながら、同期状態かえ
られる電圧と周期は独立には設定できないため、通常3
00〜5000V、  500〜10000Hzの範囲
で比例的に設定される。
分散媒の流量は分散液中の液滴の濃度が5容量%以下に
なるようにするのが好ましく、さらに好ましくは3容量
%以下である。このような流量で分散媒を流すことによ
り電極のまわりに液滴が滞留して液滴同士の再結合や電
極への付着が生じることなく液滴が分散媒で流し去られ
る。
6 以」二のようにして噴出せしめられた高分子物質を含む
溶液は、交流の周期と同期した均一な粒径を有する液滴
状(すでに凝固粒子になっているばあいもある)となっ
て分散媒中に分散し、矢印で示すように分散液流出口0
3)から取り出され、追加処理檜(図示せず)に送られ
る。
ついで、たとえば加熱によって液滴中の溶剤を揮発させ
る、冷却によってゲル化させる、この分散液にゲル化促
進剤を添加するなどの方法によって凝固させることによ
り、目的の均一ポリマー粒子が製造される。これらのう
ちのいずれを用いて液滴を凝固するかは主にその溶液特
性によって決めればよい。
たとえば、溶剤として高分子物質の揮発性の良溶剤と難
揮発性の非溶剤との混合溶剤を使用した液滴は、加熱し
て分散媒中で良溶剤を揮発させることにより凝固させう
る。
また高分子物質を含む溶液としである温度以下でゾルか
らゲルへ転移する溶液を用いるばあい、ゾル状態の溶液
から液滴を作り、温度を下げてその液滴をゲル化させる
ことにより凝固させうる。
このような方法では液滴を凝固させることができないば
あいには、ゲル化促進剤を徐々に添加してその液滴を凝
固させることかできる。ゲル化促進剤としては、液滴の
溶剤とはよく溶は合うが、高分子物質の非溶剤である液
体、たとえば溶剤として前記の疎水性の溶剤を使用する
ばあいには、ゲル化促進剤として炭素数が1〜4の一価
もしくは多価アルコールなどを用いることができる。そ
の他、高分子物質間の架橋剤を含む液体、加水分解など
の化学変化をもたらして溶解性を失わせる試薬を含む液
体などがあげられる。
ポリマー粒子の微細構造も種々の方法で調整しうるが、
一般に、稀薄な溶、波状態で液滴を凝固させると多孔質
になり、逆に濃厚な溶液にしてから凝固させると緻密な
構造になる。たとえば揮発性の溶剤たけに高分子物質を
溶かしてなる液滴を、この溶剤を揮発させることによっ
て凝固させるときわめて緻密なポリマー粒子かえられる
。しかし、この溶液に高分子物質の難揮発性の非溶剤を
多量に加えることによって、良溶剤が少量揮発するだけ
で液滴がゲル化するようにするときわめて多孔質な構造
のポリマー粒子になる。その他の凝固方法を採用するば
あいにも基本的には同様な考え方によってポリマー粒子
の描込は調整できる。
前記のようにして分散媒中で凝固した液滴には、一般に
、さらに強度を上げるために架橋反応させたり、加水分
解処理したり、イオン交換基や抗体などの生理活性物質
などを導入したりして使用目的に滴した処理が加えられ
る。
つぎに本発明の均一ポリマー粒子の製法の第2の製法を
説明する。
第2の製法には、高分子物質の溶液ではなく、ビニル重
合性モノマー液が使用される。該ビニル重合性モノマー
液は、後述のごとくモノマ液と非相溶性ないし貧相溶性
の分散媒中に均一液滴状に分散させたのち、公知の懸濁
重合法に9 よって重合させて均一ポリマー粒子とされる。
該分散液は0/W型でもよいためモノマーは疎水性であ
ってもよ< 、W2O型でもよいためモノマは親水性で
あってもよい。またビニル重合性モノマーは単独で用い
てもよいし二押類以上併用してもよい。またビニル基を
二つ以上有するモノマーを加えてもよい。このようなモ
ノマからなるビニル重合性モノマー液には、えられるポ
リマー粒子の構造を調整するために非反応性の希釈剤を
加えてもよい。希釈剤の具体例としては、たとえばベン
ゼン、ジエチルベンゼン、キシレン、トルエンなど、炭
素数が5〜12の脂肪族飽和炭化水素、炭素数が5〜1
2の脂肪族低級アルコールなどがあげられる。
前記疎水性モノマーの具体例としては、たとえばスチレ
ン、エチルスチレン、クロロメチル化スチレン、アクリ
ル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、
無水マレイン酸、酢酸ビニルなどのモノビニルモノマー
 ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレ
0 ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、フタル
酸ジアリルなどのポリビニルモノマなどがあげられる。
これらのうちで、スチレン−ジビニルベンゼン、クロロ
メチル化スチレン−ジビニルベンゼン、スチレン−無水
マレイン酸−ジビニルベンゼン、メタクリル酸メチル−
ジビニルベンゼン、メタクリル酸メチル−エチレングリ
コールジメタクリレートなどの組合わせはとくに好まし
い。これらの疎水性モノマー液には、たとえば過酸化ベ
ンゾイル、アゾビスイソブチロニトリルなどの紫外線照
射や加熱によってフリーラジカルを生成させうる重合開
始剤が添加される。
前記親水性モノマーの具体例としては、たとえばアクリ
ルアミド、種々のアルキルアクリルアミド、ヒドロキシ
エチルメタクリレート、アクリル酸、ビニルスルホン酸
、N−ビニルピロリドンなどがあげられる。これらのポ
リマーは水溶性であるので通常架橋剤と共重合させて不
溶化するために架橋剤が併用される。架橋剤には、たと
えばメチレンビスアクリルアミド、ポリエチレングリコ
ールジメタクリレートなどが用いられる。さらに重合開
始剤として、たとえば親水性の加硫酸アンモニウムなど
が添加される。
前記ビニルモノマー液の粘度は、前述の高分子物質を含
む液と同様に30℃で50cps以下、好ましくは20
cps以下である。また、この液の電気伝導度にはとく
に制限はない。
前記分散媒としては、疎水性モノマーを用いるばあい、
第1の製法と同じように通常ゼラチン、メチルセルロー
ス、ポリビニルアルコールはどの非イオン性の界面活性
剤を(0,2〜5%程度)添加した水溶液が用いられる
また、親水性モノマーを用いるばあい、たとえばトルエ
ン、キシレン、テトラリン、リグロイン、流動パラフィ
ンなどの炭化水素系溶剤、四塩化炭素、トリクロロエチ
レン、1,1,2.2−テトラクロロエチレン、クロロ
ベンゼンなどのハロゲン化物、ひまし油、綿実油などの
植物油、シリコーンオイルなどが用いられ、これらに旧
、B値が3〜6の界面活性剤、たとえばソルビタンモノ
オレエート、グリセロールモノステアレートなどが05
〜5%程度添加される。
このような分散媒の物性(粘度、電気伝導度、誘導率な
ど)は、第1の製法に用いる分散媒と同様でよい。
第2の製法においては、前記ビニルモノマ液および分散
媒を用い、たとえば第1図に示されるような装置を用い
て第1の製法と同様にして交流の周期と同期した液滴が
形成される。このような方法で液滴を形成させることに
より、ノズルや電極に液滴が付着することなく、粒径の
小さい均一な液滴を安定して製造することができる。
このようにして生成した液滴は、分散媒とともに分散液
流出口03)から取り出され、追加処理搏に送られる。
ついで加熱や紫外線照射によって重合させることにより
、目的の均一ポリマーが製造される。
前記のようにしてえられた粒子は、使用目的3 によってはさらに親水基、イオン交換基、さらには抗体
などの生理活性物質などを導入する処理が加えられる。
以上のごとき第1および第2の製法により、容積平均粒
子径(前記特開昭63−117039号公報参照)が2
0〜250umの微小なポリマー粒子であるにもかかわ
らす、全粒子容積の95%以上が該平均粒子径の±20
%以内であるというきわめて均一なポリマー粒子かえら
れる。
以下に本発明の方法を実施例によってさらに具体的に説
明する。
実施例1 セルローストリアセテート5部(重量部、以下同様)を
、n−ブタノール20部と塩化メチレン75部の混合溶
剤に溶かした。この溶液の粘度は30℃で5 cpsで
あった。分散媒としてポリビニルアルコールの1%水溶
液を使用した。この水溶液の電気伝導度は0.6μs/
cmであった。
これらの分散液を、第1図に示す分散装置(1)を用い
て以下のようにして製造した。
4 分散装置(1)は内径約60mm、長さ約1000 m
mの円筒状であり、ノズル(2)には口径100洞のス
テンレススチール製のものを使用した。電極(8)には
ステンレススチール製で内径20 mmのリング状のも
のを使用した。ノズルと定量ポンプ(図示せず)との間
はステンレススチール製パイプで接続した。たたし、ポ
ンプとの接続部には絶縁性材料を使用した。すなわち、
ポンプ以前の配管部材はノズルとは電気的に絶縁した。
セルローストリアセテートの溶液、分散媒の流量をそれ
ぞれ0.2ml/分(レイノルズ数に換算すると11に
相当する)および50m1/分にした。
また、温度はともに30℃に保持した。
電極はノズルの上方20mmの位置に固定し、4000
 II z、700Vの交流電圧をノズルと電極との間
に印加した。
この状態で、交流の周期に同期した液滴か形成された。
なお、移動槽01)内は、30℃になるようにジャケッ
ト02)により調節されている。
この分散波を流出口03)からゆっくり回転する撹拌機
の付いたタンクに移し、35°C,5時間で塩化メチレ
ンを揮発させて液滴を凝固させた。
この粒子を20℃で0.6%のカ性ソーダ水溶戒にzo
ne;間分散させたのち水洗してセルロース粒子をえた
。この粒子は、容積平均粒子径が901部mの真球状で
、少なくとも99%の粒子が容積平均粒子径の±20%
以内であるきわめて均一性の高いものであった。
この粒子の製造を8時間連続して行なったが、ノズル(
2)や電極(8)に粒子の付着は詔められなかった。
実施例2 セルローストリアセテート溶液の代りに、スチレン、ジ
ビニルベンゼン、希釈剤のトルエン/ヘプタン(容量比
3/1)混合液および重合開始剤の過酸化ベンゾイルが
、それぞれ75部、25部、100部および1部からな
る溶液を用いた。この溶液の粘度は30℃で約0.7c
psであった。また分散媒には実施例1と同じポリビニ
ルアルコルの1%水溶液を使用した。
前記のモノマー液および分散媒を用い、実施例1と同じ
条件で交流電圧の周期と同期した液滴を形成させた。え
られた分散液を移動槽aDで75℃まで加熱してから流
出口03)から撹拌機の付いたタンクに移し、この温度
でさらに10時間保持した。重合終了後、粒子を集めて
アセトンで洗って溶剤を除いた。
この粒子ちまた真球状で、容積平均粒子径が110疋で
少なくとも99%の粒子が容積平均粒子径の±20%以
内にあるきわめて均一性の高いものであった。
この粒子の製造を8時間連続して行なったが、ノズル(
2)や電極(8)に粒子の付着は認められなかった。
[発明の効果] 本発明の製法では微小な液滴が直接その分散媒の中に形
成されるので、気体中に形成させていた従来の方法の問
題であった浮遊液滴のノズルや電極への付着または液滴
同士の衝突による合体が避けられるだけでなく、機械的
な振動に7 伴う騒音の発生もなく、微小なポリマー粒子を長時間安
定して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で使用した均一な液滴の製造装
置(分散装置)の一部所面図、第2図はノズル先端部の
断面の拡大図である。 (図面の主要ね号) (2)、ノズル (7);交流電源 (8):電 極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粘度が50cps以下の粒子形成用高分子物質を含
    む溶液を、この溶液の分散媒中に設置したノズルから、
    ノズルの近傍の分散媒中に設けた電極とノズルとの間に
    一定周期の交流電圧を加えながら噴出させることによっ
    て、交流電圧の周期と同期した数の前記溶液の液滴を前
    記分散媒中に生成させたのち、加熱により液滴中の溶剤
    を揮発させる、冷却によってゲル化させる、または分散
    液にゲル化促進剤を添加することによって前記液滴を凝
    固させることを特徴とする均一なポリマー粒子の製造方
    法。 2 粘度が50cps以下のビニル重合性モノマー液を
    、この液の分散媒中に設置したノズルから、ノズルの近
    傍の分散媒中に設けた電極とノズルとの間に一定周期の
    交流電圧を加えながら噴出させることによって、交流電
    圧の周期と同期した数の前記液の液滴を前記分散媒中に
    生成させたのち、重合させることを特徴とする均一なポ
    リマー粒子の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279590A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Hiroshima Univ 液−液系エマルションの製造装置および液−液系エマルションの製造方法
JP2007521135A (ja) * 2003-12-18 2007-08-02 ゲーアーテー・フォルムラツィオーン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 生物学的有効成分の安定性及び貯蔵寿命を向上させるための連続的マルチマイクロカプセル封入方法
JP2011162715A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Nagoya Univ セルロース系材料粒子及びその製造方法

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