JPH0363451B2 - - Google Patents
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- JPH0363451B2 JPH0363451B2 JP59184446A JP18444684A JPH0363451B2 JP H0363451 B2 JPH0363451 B2 JP H0363451B2 JP 59184446 A JP59184446 A JP 59184446A JP 18444684 A JP18444684 A JP 18444684A JP H0363451 B2 JPH0363451 B2 JP H0363451B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/12—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
- B22D11/128—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for removing
- B22D11/1284—Horizontal removing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/16—Controlling or regulating processes or operations
- B22D11/20—Controlling or regulating processes or operations for removing cast stock
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、水平連続鋳造設備における鋳片押戻
量制御方法、特に鋳片引抜サイクルの停止行程に
続いて設けられる押戻行程での押戻量の制御方法
に関するものである。
量制御方法、特に鋳片引抜サイクルの停止行程に
続いて設けられる押戻行程での押戻量の制御方法
に関するものである。
[従来の技術]
水平連続鋳造において、鋳片の引抜サイクルが
引抜行程、停止行程、及び押戻行程を含むように
したものは公知である(特開昭58−44950号)。鋳
片の自由な収縮を許容しシエルの安定成長をはか
るためには、停止行程に続いてむしろ積極的に押
戻行程を設けることが好ましい結果が得られるか
らである。ただし、押戻量をどのように規定する
かはきわめて重大である。
引抜行程、停止行程、及び押戻行程を含むように
したものは公知である(特開昭58−44950号)。鋳
片の自由な収縮を許容しシエルの安定成長をはか
るためには、停止行程に続いてむしろ積極的に押
戻行程を設けることが好ましい結果が得られるか
らである。ただし、押戻量をどのように規定する
かはきわめて重大である。
考慮されるべき問題としては、第一に、適正な
収縮量の確保であり、第二に、適度の圧着力を得
ること(圧着効果)である。
収縮量の確保であり、第二に、適度の圧着力を得
ること(圧着効果)である。
第一の問題は鋳片の自由な収縮量に見合つた押
戻量とすることであり、目標押戻量がこれに該当
する。しかし、押戻しの際には各種の抵抗、例え
ば鋳片とピンチロール間のロール抵抗やモールド
の形状、溶鋼温度、鋼種等によるモールド抵抗等
が存在し、これらの抵抗によつて大きく影響を受
けることを考慮しなければならない。
戻量とすることであり、目標押戻量がこれに該当
する。しかし、押戻しの際には各種の抵抗、例え
ば鋳片とピンチロール間のロール抵抗やモールド
の形状、溶鋼温度、鋼種等によるモールド抵抗等
が存在し、これらの抵抗によつて大きく影響を受
けることを考慮しなければならない。
第二の問題は前回の引抜サイクルで形成された
シエルと新しく形成されたシエルとの溶着が速や
かにかつ適切に行われることであり、過度の押戻
しはシエルの座屈を引き起こしブレークアウトの
原因となる。また押戻しが不足すると、シエルの
破断を引き起こすおそれがある。この問題におい
ても上記のロール抵抗やモールド抵抗等の影響を
考慮すべきことはいうまでもない。
シエルと新しく形成されたシエルとの溶着が速や
かにかつ適切に行われることであり、過度の押戻
しはシエルの座屈を引き起こしブレークアウトの
原因となる。また押戻しが不足すると、シエルの
破断を引き起こすおそれがある。この問題におい
ても上記のロール抵抗やモールド抵抗等の影響を
考慮すべきことはいうまでもない。
したがつて、押戻量は適正な範囲内に収まるよ
うに制御すべきは当然に必要なことであるが、そ
れのみでは足らず異常事態に対する対応策をも講
じる必要がある。
うに制御すべきは当然に必要なことであるが、そ
れのみでは足らず異常事態に対する対応策をも講
じる必要がある。
特開昭58−44950号公報は、この異常事態に対
する一応の対応策を示しているが、具体的ではな
く、満足すべき解決策とはなつていない。
する一応の対応策を示しているが、具体的ではな
く、満足すべき解決策とはなつていない。
[発明が解決しようとする課題]
まず、上にあげた二つの問題を的確に解決する
には、制御パラメータとして、押戻量を対象とす
べきである。上記公報に示すように鋳型温度を制
御対象としたのではシエルの成長を間接的にしか
把握することができず、実際的でない。
には、制御パラメータとして、押戻量を対象とす
べきである。上記公報に示すように鋳型温度を制
御対象としたのではシエルの成長を間接的にしか
把握することができず、実際的でない。
次に、実際に起こり得る異常事態は必ずしも一
つの態様に限られないということを考慮すべきで
ある。異常事態の中でも少なくとも軽・重度の態
様が考えられ、それぞれに適した対応をとる必要
がある。このことは結果的に安定した水平連続鋳
造を可能とし、かつ高サイクルの水平鋳造を可能
にするものである。
つの態様に限られないということを考慮すべきで
ある。異常事態の中でも少なくとも軽・重度の態
様が考えられ、それぞれに適した対応をとる必要
がある。このことは結果的に安定した水平連続鋳
造を可能とし、かつ高サイクルの水平鋳造を可能
にするものである。
そこで本発明の目的は、鋳片引抜サイクルの押
戻行程においてシエルの成長に直接関連する押戻
量を制御対象とするとともに、その押戻しの際に
実際に起こり得る異常事態に対して迅速かつ的確
な対応策を講じることにより、ロール抵抗やモー
ルド抵抗等の変化を意識することなく上記二つの
問題を的確に解決するようにした水平連続鋳造設
備における鋳片押戻量制御方法を提供することに
ある。
戻行程においてシエルの成長に直接関連する押戻
量を制御対象とするとともに、その押戻しの際に
実際に起こり得る異常事態に対して迅速かつ的確
な対応策を講じることにより、ロール抵抗やモー
ルド抵抗等の変化を意識することなく上記二つの
問題を的確に解決するようにした水平連続鋳造設
備における鋳片押戻量制御方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するため、本発明に係る水平
連続鋳造設備における鋳片押戻量制御方法は、ピ
ンチロールによる鋳片引抜サイクルが引抜行程、
停止行程、及び押戻行程を含む水平連続鋳造にお
いて、上記ピンチロールを駆動する油圧モータを
設け、該油圧モータの押戻圧力制御手段において
押戻量を小さい方から順に低設定値、目標値、高
設定値、異常設定値及び異常設定値を設定
し、一方上記鋳片引抜サイクルごとに引抜き長さ
測定装置により押戻量を測定し、この実測値が下
記の(イ)ないし(ニ)の条件のとき、各々の制御内容を
下記のとおりとするものであり、 (イ) 実測値≧異常設定値の場合 鋳片の引抜きを一時停止する。
連続鋳造設備における鋳片押戻量制御方法は、ピ
ンチロールによる鋳片引抜サイクルが引抜行程、
停止行程、及び押戻行程を含む水平連続鋳造にお
いて、上記ピンチロールを駆動する油圧モータを
設け、該油圧モータの押戻圧力制御手段において
押戻量を小さい方から順に低設定値、目標値、高
設定値、異常設定値及び異常設定値を設定
し、一方上記鋳片引抜サイクルごとに引抜き長さ
測定装置により押戻量を測定し、この実測値が下
記の(イ)ないし(ニ)の条件のとき、各々の制御内容を
下記のとおりとするものであり、 (イ) 実測値≧異常設定値の場合 鋳片の引抜きを一時停止する。
(ロ) 異常設定値≦実測値≦異常設定値の場合
次サイクルにおける鋳片引抜速度を所定量減
速する。
速する。
(ハ) 実測値≧高設定値が連続して発生する場合
次サイクルにおける押戻設定圧力を所定量ず
つ減少させる。
つ減少させる。
(ニ) 実測値≦低設定値の場合
次サイクルにおける押戻設定圧力を所定量ず
つ増加させる。
つ増加させる。
これにより実測値を上記目標値に近付けるように
上記油圧モータの押戻圧力または引抜速度を制御
することを特徴とするものである。
上記油圧モータの押戻圧力または引抜速度を制御
することを特徴とするものである。
[作用]
本発明においては、引抜サイクルの押戻行程に
おいて鋳片の自由な収縮量に対応する押戻量を積
極的に与えるように、ピンチロール駆動用の油圧
モータの押戻側に圧力を加え、シエルの安定成長
を助成する。このときの制御方法は一般的なもの
であり、押戻量の実測値を低設定値と高設定値の
間に設定された目標値と比較し、実測値が低設定
値と高設定値の間に収まるように油圧モータの押
戻圧力または引抜速度を制御する。したがつて、
通常はこの状態に制御され現状維持されるのであ
る。
おいて鋳片の自由な収縮量に対応する押戻量を積
極的に与えるように、ピンチロール駆動用の油圧
モータの押戻側に圧力を加え、シエルの安定成長
を助成する。このときの制御方法は一般的なもの
であり、押戻量の実測値を低設定値と高設定値の
間に設定された目標値と比較し、実測値が低設定
値と高設定値の間に収まるように油圧モータの押
戻圧力または引抜速度を制御する。したがつて、
通常はこの状態に制御され現状維持されるのであ
る。
しかし、ロール抵抗やモールド抵抗等が大きく
変化すると、実際の押戻量が高設定値以上に、あ
るいは低設定値以下に外れる場合があり、そのよ
うな状態で鋳造を続行するとブレークアウトやシ
エルの破断を引き起こすおそれがある。もちろん
直ちに上記の正常な制御状態に復帰するのであれ
ば問題はないが、異常状態が続く場合は直ちに適
当な対策を講じる必要がある。本発明はこのよう
な異常状態が続く場合の対策を上記のように各場
合に応じて適切に設けたものである。
変化すると、実際の押戻量が高設定値以上に、あ
るいは低設定値以下に外れる場合があり、そのよ
うな状態で鋳造を続行するとブレークアウトやシ
エルの破断を引き起こすおそれがある。もちろん
直ちに上記の正常な制御状態に復帰するのであれ
ば問題はないが、異常状態が続く場合は直ちに適
当な対策を講じる必要がある。本発明はこのよう
な異常状態が続く場合の対策を上記のように各場
合に応じて適切に設けたものである。
特に実測値が高設定値より大きい異常設定値
を超える場合は、その程度に応じて二つの場合を
想定し、危険を避けつつ鋳造の連続性をできるだ
け損なわないようにしている。このため上記の(イ)
と(ロ)の場合に分けて、それぞれ適切な制御を行う
こととしている。また実測値が単に高設定値を超
える場合(ハ)は、上記の危険が直ちに生じるおそれ
はないが、また鋳造の連続性は保たれているが、
逸早く元の正常な高サイクル鋳造に戻すように制
御している。逆に、実測値が低設定値を下回る場
合(ニ)は、シエルの成長が不足気味となり十分な圧
着効果が得られず、シエルの破断を引き起こすお
それがあるので、逸早く元の正常な高サイクル鋳
造に戻すように制御している。ここで、各設定値
の意義は次のとおりである。
を超える場合は、その程度に応じて二つの場合を
想定し、危険を避けつつ鋳造の連続性をできるだ
け損なわないようにしている。このため上記の(イ)
と(ロ)の場合に分けて、それぞれ適切な制御を行う
こととしている。また実測値が単に高設定値を超
える場合(ハ)は、上記の危険が直ちに生じるおそれ
はないが、また鋳造の連続性は保たれているが、
逸早く元の正常な高サイクル鋳造に戻すように制
御している。逆に、実測値が低設定値を下回る場
合(ニ)は、シエルの成長が不足気味となり十分な圧
着効果が得られず、シエルの破断を引き起こすお
それがあるので、逸早く元の正常な高サイクル鋳
造に戻すように制御している。ここで、各設定値
の意義は次のとおりである。
(1) 目標押戻量
新たに生成された凝固シエルの熱収縮量と、
前回生成シエルと今回生成シエルとの境界面の
圧着を促すに必要かつ十分な圧着代を加えた量
である。
前回生成シエルと今回生成シエルとの境界面の
圧着を促すに必要かつ十分な圧着代を加えた量
である。
(2) 低設定値
新たに生成された凝固シエルの熱収縮量に対
し押戻量が少ない場合には、シエルの破断が生
じるので、この破断が生じない範囲の下限を低
設定値としている。
し押戻量が少ない場合には、シエルの破断が生
じるので、この破断が生じない範囲の下限を低
設定値としている。
(3) 高設定値
新たに生成された凝固シエルの熱収縮量に対
し押戻量が多い場合には、シエルの座屈を生じ
るので、新たな凝固シエルの座屈のような永久
変形を生じない範囲の上限を高設定値としてい
る。
し押戻量が多い場合には、シエルの座屈を生じ
るので、新たな凝固シエルの座屈のような永久
変形を生じない範囲の上限を高設定値としてい
る。
(4) 異常設定値
軽度の座屈を生じるが、鋳造速度を下げるこ
とにより連続引抜が可能な範囲である。
とにより連続引抜が可能な範囲である。
(5) 異常設定値
重度の座屈が生じ、鋳造を数秒間停止するこ
とにより座屈部の再凝固を促す必要がある範囲
である。
とにより座屈部の再凝固を促す必要がある範囲
である。
[実施例]
第1図は本発明の制御方法を実施するための制
御システムの一実施例を示す構成図である。図に
おいて、1は引抜用モールド、2はピンチロー
ル、3はピンチロールを正、逆に駆動する油圧モ
ータ、4a,4bは油圧モータ3への油圧を検出
する圧力発信器、5は油圧モータ3を制御するサ
ーボバルブ、6は油圧源、7は鋳片Bに接触して
回転するメジヤーロール、8はメジヤーロール7
の回転に応じたパルス信号を発生する長さセン
サ、9は長さセンサ8のパルス数をカウントする
長さカウンタ、10は長さカウンタ9による実測
押戻長と各設定値とを比較してサーボバルブ5に
指令を与えるピンチロール押戻圧力制御回路、1
1は両圧力発信器4a,4bの信号差より圧力差
を求める差動アンプ、12は制御回路10からの
出力を設定値とし、差動アンプ11からの出力を
PV値として制御演算を行う制御用アンプである。
御システムの一実施例を示す構成図である。図に
おいて、1は引抜用モールド、2はピンチロー
ル、3はピンチロールを正、逆に駆動する油圧モ
ータ、4a,4bは油圧モータ3への油圧を検出
する圧力発信器、5は油圧モータ3を制御するサ
ーボバルブ、6は油圧源、7は鋳片Bに接触して
回転するメジヤーロール、8はメジヤーロール7
の回転に応じたパルス信号を発生する長さセン
サ、9は長さセンサ8のパルス数をカウントする
長さカウンタ、10は長さカウンタ9による実測
押戻長と各設定値とを比較してサーボバルブ5に
指令を与えるピンチロール押戻圧力制御回路、1
1は両圧力発信器4a,4bの信号差より圧力差
を求める差動アンプ、12は制御回路10からの
出力を設定値とし、差動アンプ11からの出力を
PV値として制御演算を行う制御用アンプである。
第2図は本発明の水平連続鋳造で行われる鋳片
引抜サイクルの説明図であり、1引抜サイクルは
ピンチロール2により鋳片Bをモールド1より水
平に引抜く行程と、次に停止する行程と、引き続
き所定量だけモールド1側へ押戻す行程とから成
る。例えば、115mmφビレツトを引抜速度2.4m/
分、引抜サイクル120サイクル/分で鋳造する場
合、1引抜サイクルの時間は0.5sec(引抜行程
0.2sec、停止行程0.1sec、押戻行程0.2sec)とさ
れる。
引抜サイクルの説明図であり、1引抜サイクルは
ピンチロール2により鋳片Bをモールド1より水
平に引抜く行程と、次に停止する行程と、引き続
き所定量だけモールド1側へ押戻す行程とから成
る。例えば、115mmφビレツトを引抜速度2.4m/
分、引抜サイクル120サイクル/分で鋳造する場
合、1引抜サイクルの時間は0.5sec(引抜行程
0.2sec、停止行程0.1sec、押戻行程0.2sec)とさ
れる。
この押戻行程は、鋳片Bの自由な収縮量に見合
うだけの押戻量を積極的に与え、シエルの安定成
長を促進するために設けたものであり、このため
目標押戻長さが鋳片サイズ、鋼種等に応じて押戻
圧力制御回路10にて設定される。また同時に目
標押戻長さの下限及び上限を定める低設定値と高
設定値が設定され、さらに鋳造の異常状態を規定
するために高設定値を超える領域に二つの異常設
定値とを設定する。各設定値の大きさの順序
は小さい方から低設定値、目標押戻長さ、高設定
値、異常設定値及び異常設定値の順である。
第3図は上記の各設定値と長さカウンタ9からの
実測押戻長さとの関係においてそれぞれの制御内
容を示す説明図である。
うだけの押戻量を積極的に与え、シエルの安定成
長を促進するために設けたものであり、このため
目標押戻長さが鋳片サイズ、鋼種等に応じて押戻
圧力制御回路10にて設定される。また同時に目
標押戻長さの下限及び上限を定める低設定値と高
設定値が設定され、さらに鋳造の異常状態を規定
するために高設定値を超える領域に二つの異常設
定値とを設定する。各設定値の大きさの順序
は小さい方から低設定値、目標押戻長さ、高設定
値、異常設定値及び異常設定値の順である。
第3図は上記の各設定値と長さカウンタ9からの
実測押戻長さとの関係においてそれぞれの制御内
容を示す説明図である。
上に例示した鋳造の場合、目標押戻長さは0.2
mmまたは0.3mmに設定され、低設定値はこの目標
値に対して−0.1mmあるいは−0.2mm、高設定値は
この目標値い対して+0.1mmあるいは+0.2mmにそ
れぞれ設定される。また異常設定値は1.0mm、
異常設定値は1.6mmとそれぞれ固定されている。
mmまたは0.3mmに設定され、低設定値はこの目標
値に対して−0.1mmあるいは−0.2mm、高設定値は
この目標値い対して+0.1mmあるいは+0.2mmにそ
れぞれ設定される。また異常設定値は1.0mm、
異常設定値は1.6mmとそれぞれ固定されている。
第1図の制御システムでは、引抜行程に続く停
止行程で所定時間経過すると、サーボバルブ5を
介し油圧モータ3を逆駆動させ、ピンチロール2
の逆回転力により鋳片Bをモールド1側へ押戻す
行程に移るが、この時の油圧モータ3の逆駆動力
は、両圧力発信器4a,4bの信号差により差動
アンプ11で求められる圧力差を帰還しながら、
押戻圧力制御回路10で設定された目標押戻長さ
に対応する押戻圧力の設定値に基づき、制御用ア
ンプ12の制御信号によりサーボバルブ5を操作
し、制御される。この押戻圧力による実測押戻長
は、メジヤーロール7、長さセンサ8を介して長
さカウンタ9で計測され、その信号は押戻圧力制
御回路10に入力される。そして押戻圧力制御回
路10では、第3図に示すように、長さカウンタ
9より入力される実測押戻長と、制御回路10に
て設定されている異常設定値、、高・低設定
値とをそれぞれ比較し、次のような動作を行う。
止行程で所定時間経過すると、サーボバルブ5を
介し油圧モータ3を逆駆動させ、ピンチロール2
の逆回転力により鋳片Bをモールド1側へ押戻す
行程に移るが、この時の油圧モータ3の逆駆動力
は、両圧力発信器4a,4bの信号差により差動
アンプ11で求められる圧力差を帰還しながら、
押戻圧力制御回路10で設定された目標押戻長さ
に対応する押戻圧力の設定値に基づき、制御用ア
ンプ12の制御信号によりサーボバルブ5を操作
し、制御される。この押戻圧力による実測押戻長
は、メジヤーロール7、長さセンサ8を介して長
さカウンタ9で計測され、その信号は押戻圧力制
御回路10に入力される。そして押戻圧力制御回
路10では、第3図に示すように、長さカウンタ
9より入力される実測押戻長と、制御回路10に
て設定されている異常設定値、、高・低設定
値とをそれぞれ比較し、次のような動作を行う。
(イ) 実測押戻長≧異常設定値の場合
この場合は、過度の押戻しが行われており、
鋳片Bに大座屈が生じるおそれがあるので、鋳
片Bの引抜きを一時停止して新たなシエルの成
長を促す。
鋳片Bに大座屈が生じるおそれがあるので、鋳
片Bの引抜きを一時停止して新たなシエルの成
長を促す。
(ロ) 異常設定値≦実測押戻長≦異常設定値の
場合 この場合は、鋳片Bの小座屈によるブレーク
アウトが生じるおそれがあるので、次サイクル
における鋳片引抜速度を所定量減速し、新たな
シエルの成長を促す。
場合 この場合は、鋳片Bの小座屈によるブレーク
アウトが生じるおそれがあるので、次サイクル
における鋳片引抜速度を所定量減速し、新たな
シエルの成長を促す。
(ハ) 実測押戻長≧高設定値が連続して発生する場
合 この場合は、押戻圧力設定値を、次サイクル
において順次所定量ずつ減少させ、実測押戻長
が高設定値内に収斂するように制御する。
合 この場合は、押戻圧力設定値を、次サイクル
において順次所定量ずつ減少させ、実測押戻長
が高設定値内に収斂するように制御する。
(ニ) 実測押戻長≦低設定値の場合
新たに生成されるシエルに破断が生じないよ
うに、押戻圧力設定値を、次サイクルにおいて
順次所定量ずつ増加させ、目標押戻長に近付く
ように制御する。
うに、押戻圧力設定値を、次サイクルにおいて
順次所定量ずつ増加させ、目標押戻長に近付く
ように制御する。
このような制御を行うことにより、ロール抵抗
やモールド抵抗等の変化があつても、実測押戻長
を直ちに目標押戻長に近付けるように制御できる
ので、危険が回避され、正常な高サイクル鋳造が
できるのである。
やモールド抵抗等の変化があつても、実測押戻長
を直ちに目標押戻長に近付けるように制御できる
ので、危険が回避され、正常な高サイクル鋳造が
できるのである。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、引抜サイクルの
押戻行程においてシエルの成長に直接関連する押
戻量を制御対象とし、その押戻しの際に実際に起
こり得る異常事態に対して迅速かつ的確な対応策
を講じたので、ブレークアウト、シエルの破断と
いつた危険を回避しつつ安定した高サイクルの水
平連続鋳造が可能になる。またこの制御にあたつ
て、鋳片サイズの変化あるいは芯出しの精度等に
よるロール抵抗の変化あるいはモールドの形状、
溶鋼温度、鋼種等によるモールド抵抗の変化等を
何ら意識することなく制御ができ、その効果は大
である。
押戻行程においてシエルの成長に直接関連する押
戻量を制御対象とし、その押戻しの際に実際に起
こり得る異常事態に対して迅速かつ的確な対応策
を講じたので、ブレークアウト、シエルの破断と
いつた危険を回避しつつ安定した高サイクルの水
平連続鋳造が可能になる。またこの制御にあたつ
て、鋳片サイズの変化あるいは芯出しの精度等に
よるロール抵抗の変化あるいはモールドの形状、
溶鋼温度、鋼種等によるモールド抵抗の変化等を
何ら意識することなく制御ができ、その効果は大
である。
第1図は本発明の制御方法を実施するための制
御システムの一実施例を示す構成図、第2図は鋳
片引抜サイクルの説明図、第3図は実測押戻長と
各設定値との関係における制御内容を示す説明図
である。 1……モールド、2……ピンチロール、3……
油圧モータ、4a,4b……圧力発信器、5……
サーボバルブ、6……油圧源、7……メジヤーロ
ール、8……長さセンサ、9……長さカウンタ、
10……ピンチロール押戻圧力制御回路、11…
…差動アンプ、12……制御用アンプ。
御システムの一実施例を示す構成図、第2図は鋳
片引抜サイクルの説明図、第3図は実測押戻長と
各設定値との関係における制御内容を示す説明図
である。 1……モールド、2……ピンチロール、3……
油圧モータ、4a,4b……圧力発信器、5……
サーボバルブ、6……油圧源、7……メジヤーロ
ール、8……長さセンサ、9……長さカウンタ、
10……ピンチロール押戻圧力制御回路、11…
…差動アンプ、12……制御用アンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ピンチロールにより鋳片をモールドより水平
に引抜き、次に停止し、さらにモールド側へ押戻
す各行程を含む鋳片引抜サイクルの押戻行程にお
いて鋳片押戻量を制御するようにした水平連続鋳
造設備における鋳片押戻量制御方法において、 上記ピンチロールの駆動のために油圧モータを
用い、該油圧モータの押戻圧力制御手段において
低設定値と目標押戻長さと高設定値と異常設定値
と異常設定値とをこの順に小さい長さから設
定し、上記の鋳片引抜サイクルごとに引抜き長さ
測定装置により鋳片押戻量を測定し、この実測押
戻量が下記(イ)ないし(ニ)の条件のとき、各々の制御
内容を下記のとおりとするものであり、 (イ) 実測押戻量≧異常設定値の場合 鋳片の引抜きを一時停止する。 (ロ) 異常設定値≦実測押戻量≦異常設定値の
場合 次サイクルにおける鋳片引抜速度を所定量減
速する。 (ハ) 実測押戻量≧高設定値が連続して発生する場
合 次サイクルにおける押戻設定圧力を所定量ず
つ減少させる。 (ニ) 実測押戻量≦低設定値の場合 次サイクルにおける押戻設定圧力を所定量ず
つ増加させる。 これによつて実測押戻量を上記目標押戻長さに近
付けるように上記油圧モータの押戻圧力または引
抜速度を制御することを特徴とする水平連続鋳造
設備における鋳片押戻量制御方法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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