JPH0363587B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0363587B2
JPH0363587B2 JP56119105A JP11910581A JPH0363587B2 JP H0363587 B2 JPH0363587 B2 JP H0363587B2 JP 56119105 A JP56119105 A JP 56119105A JP 11910581 A JP11910581 A JP 11910581A JP H0363587 B2 JPH0363587 B2 JP H0363587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
plastic
base plate
plastic base
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56119105A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5821450A (ja
Inventor
Kenichi Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP11910581A priority Critical patent/JPS5821450A/ja
Publication of JPS5821450A publication Critical patent/JPS5821450A/ja
Publication of JPH0363587B2 publication Critical patent/JPH0363587B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は時計用プラスチツク部品、特にプラス
チツク地板(以後プラ地板と略記する。)用成形
材料に混練された補強材の形状に関する。
従来腕時計の地板は真鍮等の金属材料によつて
構成されているが、時計用地板には複雑な加工形
状が要求されるため、この様な金属地板の製造に
関しては多くの製造工程を必要とし、これに伴う
多くの機械設備、治工具、人員、及び設置スペー
スが必要となることが、製造合理化の大きな妨げ
となつていた。
しかるに上記地板製造工程の大巾合理化は、時
計業界に於ける永年の夢であり、この夢を実現す
る手段として前記金属地板の代りに生産性の良い
熱可塑性プラスチツクを地板材料として使用し、
地板の複雑形状を、射出成形の一工程にて製造す
る、いわゆるプラ地板が提案された。このプラ地
板は数年前に香箱、テンプを備えた機械時計用の
地板として開発されたが、当時のプラ地板は薄型
化を要求される時計用地板としての耐久性及び信
頼性を満足せず普及する迄には至らなかつた。
しかるに今日、時計の形態が前記、機械時計か
ら水晶振動子及びICを搭載し、液晶セルによる
デジタル表示や、パルスモータにより運針を1秒
周期で間欠送りするだけの水晶時計へと変遷した
ことにより時計用地板に要求される強度が緩和さ
れるとともに、プラスチツク材料そのもの及び成
形技術も当時に比べて飛躍的に改良されるという
技術的な側面と、水晶時計のコストダウン要求と
いう商品的面からの要求とにより、再びプラ地板
への期待が高まつてきた。
次に本発明のバツクグランドをなす改良された
成形材料について図面により説明する。
一般にプラ地板等を成形するための成形材料に
要求される特性としては、機械的強度が十分であ
ることと、成形品の寸法精度が安定していること
であり、このうち強度を高めるための対策として
は、成形材料であるプラスチツクに補強材として
ガラス繊維や炭素繊維等の不活性繊維状材料を混
練した、いわゆるエンジニアリングプラスチツク
が採用されており、現在このエンジニアリングプ
ラスチツクの補強材としては価格の安いガラス繊
維が、主として使用されており、本実施例に於け
るプラ地板もガラス繊維入りのエンジニアリング
プラスチツクを使用している。
第1図は、上記ガラス繊維入りエンジニアリン
グプラスチツクに於けるガラス繊維の外径φμm
と長さlμmの比K=(l/φ)、すなわちアスペク
ト比と成形品の引張り強度PKg/cm2との関係を示
す特性図であり、アスペクト比が一定の値以下で
は混練したガラス繊維が補強材として機能せず単
なる増量材となるため引帳り強度に効いてこない
が、アスペクト比が一定値以上では、アスペクト
比と引張り強度とは略比例関係にあることが知ら
れている。
今日小は時計部品から、大は家電製品、自動車
部品まで一般に使用されているエンジニアリング
プラスチツクには、外径φが10〜12μm、長さl
が300μm程度の形状を有するガラス繊維が一律
に混練されており、このガラス繊維のアスペクト
比は25〜30であるため、この時の引張り強度は第
1図に示す特性図より略1300〜1500Kg/cm2である
ことがわかる。一方現在の水晶時計用プラ地板に
要求される引張り強度は1200Kg/cm2あれば十分な
ことが確認されている。
次に図面により従来のエンジニアリングプラス
チツクにて成形したプラ地板について説明する。
第2図は従来例によるプラ地板のゲート部周辺の
断面図であり、一般にプラ地板の成形方式は成形
金型(図示せず)に設けられたゲート部A(本実
施例では生産性を考慮してピンポイントゲートを
採用している。)より溶融した成形材料を注入し
てプラ地板1を成形したのち、前記成形金型を開
放する時に、ゲート内部に残つた成形材料をプラ
地板1から、ひきちぎることによつて切断してい
るため、成形上りのプラ地板1にはゲート部Aに
対応した位置に突出したゲート切断跡2が残る。
この切断跡2は樹脂部2aと、この樹脂部2aの
上にガラス繊維2bが林立した状態となり、一般
に樹脂部2aの高さは50μm程度で、更にこの上
に混練したガラス繊維の長さ(従来のガラス繊維
では300μm)が加わつた高さとなる。
周知のごとく腕時計のような細密な構成を有す
る装置に於ては、上記のごとく地板面上に突出し
たゲート切断跡2が残ることは他部品(図示せ
ず)の組込みに支障を来たすのみならず、他部品
との接触によつて折れたガラス繊維2bが時計ム
ーブメントの中にゴミとなつて残留することによ
り時計の止りを誘発する結果となるため、前記ゲ
ート切断跡2を除去するための後工程を設けなけ
ればならなかつた。
そこで上記欠点を考慮した他の方式として第3
図に示すゲート沈みを設ける方式が従来より行わ
れている。すなわちプラ地板5を成形する成形金
型のゲート部Aの位置をプラ地板5の部品取付け
面5aより沈み込むようにゲート沈み部6を設け
て形成したものである。この結果、成形後ゲート
部Aに残るゲート切断跡2は、プラ地板5の部品
取付け面5aよりゲート沈み部6の深さだけ沈み
込ませることが出来、このゲート沈み部6の深さ
を十分大きくすることが出来れば、ゲート切断跡
2の部品取付け面5aへの突出をなくすことが出
来る。
しかしデザイン性が要求される水晶腕時計の場
合、薄型化を達成するためには地板の厚さを薄く
しなければならず、特にゲート部A附近の厚さは
1mm以下になる場合がほとんどである。一般に使
用されているゲート部附近の厚さtが900μmの
プラ地板の成形条件を第3図の従来例について考
えてみる。
一般に、現在のエンジニアリングプラスチツク
による射出成形条件としてはゲート部Aより溶融
したプラスチツクを注入する場合、ゲート部直下
の厚さt2が薄くなるとプラスチツクの流れが悪く
なるため、成形圧力が十分伝達されず、充填不足
による不良が発生することがわかつており、プラ
地板としての品質を確保するための前記ゲート部
直下の厚さt2は最低700μm必要であることが確認
されている。
したがつて厚さtが900μmのプラ地板5に於
て、ゲート部直下の厚さt2を700μm確保すると、
ゲート沈み部6の深さt1は200μmとなる。ところ
で、ガラス繊維の長さが最長150μmであるから
最小地板厚850μmの時t1≧0.18tあれば良く、また
プラ地板5の厚さは1mm以下でゲート部直下の厚
さt2は700μm必要であるからt1≦0.3tとなり、0.18
≦t1≦0.3tが良いこととなるが、最低深さt1はガ
ラス繊維の長さ以上あれば良いことになる。
しかるに第2図に於て説明したごとく高さ
350μmのゲート切断跡2がゲート部Aに対応し
た位置に突出して残るため、まだこのゲート切断
跡2に林立しているガラス繊維2bの先端部
150μmが部品取付け面5aに突出してしまい、
このガラス繊維2bが折れてムーブメントの中に
ゴミとして残留し、時計の止り等のトラブルを発
生することは前述と通りである。又ゲート附近の
厚さtが1mmの場合はゲート沈み部6は300μm
まで可能であるが、この場合でもゲート切断跡2
の高さが350μmだから、なお50μmが部品取付面
5aより突出してしまい同様のトラブルの発生を
引き起す結果となる。
本発明は上記欠点を解決しようとするものであ
り、この目的とするところは、厚さ1mm以下のプ
ラ地板等、時計用プラスチツク部品の製造に於
て、成形材料に混練された補強用ガラス繊維の形
状を適切に選定することにより、十分な強度及び
信頼性を得るとともに、余分な後工程を必要とし
ない時計用プラスチツク部品を提供することにあ
る。
以下、図により本発明の具体例を説明する。
第4図は本発明の実施例を示すプラ地板のゲー
ト部周辺の断面図である。構造的には第3図に示
すプラ地板とまつたく同一であり、プラ地板10
の厚さt=900μm、ゲート部直下の厚さt2=700μ
m、ゲート沈み部11の深さt1=200μmである
が、本実施例においては、このプラ地板10は補
強材料として直径が6μmで長さが130μmのガラ
ス繊維を混練したエンジニアリングプラスチツク
にて射出成形されており、ゲート切断跡12の高
さは、樹脂部12aの50μmとガラス繊維12b
の長さ130μmを加えた値、すなわち180μmとな
り、200μmの深さを有するゲート沈み部11内
に沈み込んでしまうため、部品取付け面10aへ
の影響を無くすことが出来た。
なお本実施例が必要な引張り強度を満足してい
ることを確認するため本実施例の条件を満足する
ための補強材料としてのガラス繊維形状を検討す
るに、まずプラ地板として必要な引張り強度が
1200Kg/cm2であるため、第1図よりアスペクト
比、20を得る必要があり、又加工技術面から現在
量産可能なガラス繊維の直径が5μmであること
を考慮すると、200μmの深さを有するゲート沈
み部11内に沈み込ませることが出来、かつアス
ペクト比、20を得るためのガラス繊維形状は、直
径5μmなら長さ100μm、又長さを限界値の150μ
mとすれば、直径7μmとなり、本実施例のよう
に直径5〜7μm、長さ100〜150μmのガラス繊維
が条件を満足することがわかる。
なお、本実施例に於てはゲート部厚さt=
900μmのものを採用したが、本実施例のように
t=900μmに於てはゲート切断跡をぎりぎりで
ゲート沈みに沈み込ませることができたが、t=
1mmに於ては多少の余裕をもつてゲート沈みに沈
み込ませることができ、ガラス繊維の長さの多少
のバラツキは吸収でき、いわゆる余裕率をもつこ
とができる。
上述の実施例に於ては直径が6μm、長さが
130μm、すなわちアスペクト比が21.7のガラス繊
維を混練したエンジニアリングプラスチツクによ
り厚さ1mm以下のプラ地板を射出成形することに
よつて、十分な強度が得られるとともに、ガラス
繊維が短かくなることによつて、ゲート切断跡
が、ゲート沈み部内にすべて沈み込むため、これ
を除去するための余分な後工程を必要とせず、さ
らにガラス繊維が短かくなり、プラスチツクの流
れが良くなることによつて1mm以下の成形品に於
ても十分な成形圧力が得られ外観品質を含め、品
質の高いプラ地板を得ることが出来た。
したがつて本発明は、エンジニアリングプラス
チツクの補強材となるガラス繊維の形状を適切に
選定することによつて従来のエンジニアリングプ
ラスチツクによる射出成形では、ゲート沈み部か
らガラス繊維がはみ出してしまい折れてゴミとな
り、特に時計の場合時計の止まりの原因となるよ
うな種々の問題をかかえていたが、本発明により
ガラス繊維がゲート沈み部からはみ出す心配もな
く、従つてゴミの発生による時計の止まりもなく
なるので、薄型の時計用プラスチツク部品を高品
質かつ低価格に製造することが可能となり、水晶
腕時計の薄型化及び低価格化に貢献するという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスチツクに混練されたガラス繊維
のアスペクト比Kと引張り強度Pとの関係を示す
特性図、第2図は第一の従来例で、プラ地板に於
けるゲート切断跡を示す部分断面図、第3図は第
二の従来例で、ゲート沈み部に形成されたゲート
切断跡を示す部分断面図、第4図は本発明の実施
例で、プラ地板に於けるゲート沈み部に形成され
たゲート切断跡を示す部分断面図である。 1,5,10……プラ地板、5a,10a……
部品取付け面、2,12……ゲート切断跡、2
a,12a……樹脂部、2b,12b……ガラス
繊維、6,11……ゲート沈み部、A……ゲート
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス繊維を混練した熱可塑性樹脂にて射出
    成形され、かつ射出成形に於けるゲート部の厚さ
    が1mm以下の薄板でできているプラスチツク部品
    に於て、前記熱可塑性樹脂に混練されたガラス繊
    維の形状が、直径5〜7μmで長さが100〜150μm
    であるとともに、前記ゲート部にはゲート沈み部
    を形成し、該ゲート沈み部の深さを前記ガラス繊
    維長さと同等かまたはそれより深くしたことを特
    徴とする時計用プラスチツク部品。
JP11910581A 1981-07-31 1981-07-31 時計用プラスチック部品 Granted JPS5821450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11910581A JPS5821450A (ja) 1981-07-31 1981-07-31 時計用プラスチック部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11910581A JPS5821450A (ja) 1981-07-31 1981-07-31 時計用プラスチック部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5821450A JPS5821450A (ja) 1983-02-08
JPH0363587B2 true JPH0363587B2 (ja) 1991-10-01

Family

ID=14753026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11910581A Granted JPS5821450A (ja) 1981-07-31 1981-07-31 時計用プラスチック部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821450A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043381B2 (ja) * 1983-09-12 1985-09-27 カルプ工業株式会社 複合樹脂組成物
JPH0527024Y2 (ja) * 1986-11-28 1993-07-08
JP2006028327A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Unitika Ltd 精密部品用成形材料
JP6625332B2 (ja) * 2015-03-17 2019-12-25 Ntn株式会社 流体動圧軸受装置用ハウジング
JP6834696B2 (ja) * 2017-03-30 2021-02-24 コニカミノルタ株式会社 樹脂組成物および当該樹脂組成物を用いた成形体の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924235A (ja) * 1972-07-01 1974-03-04
JPS5023441A (ja) * 1973-07-03 1975-03-13
JPS556872U (ja) * 1978-06-29 1980-01-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5821450A (ja) 1983-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0363587B2 (ja)
US3451869A (en) Method of ultrasonically welding plastic index characters to a plastic clock dial plate
JPS6049905A (ja) ポリウレタン成形品の製造方法
JPS6052391B2 (ja) 時計用装飾板の製造方法
JPH04299113A (ja) 樹脂歯車成形金型および成形歯車
JPS5820428A (ja) 枠体の製造方法
US6743663B1 (en) Method for producing a hybrid frame or hybrid housing and corresponding hybrid frame or hybrid housing
JPS6473731A (en) Manufacture of molding part in electronic component
CN213947434U (zh) 一种带音响的3d打印机
KR900004620Y1 (ko) 비디오 카셋트 케이스
KR0174418B1 (ko) 실리콘 몰드 제작방법
JPH0565330B2 (ja)
US6247220B1 (en) Method for fabricating a casing having tubular screw posts
JP3392902B2 (ja) 中空リブ部を有する射出成形品
JPS6339069Y2 (ja)
KR830001206B1 (ko) 인서어트 또는 아웃서어트 성형용 복합부품의 제조방법
JP3007184B2 (ja) Icカード用カード基材の製造方法及び製造用金型
JPS60143919A (ja) アウトサ−ト成形法
JP3387956B2 (ja) 中空成形体
JPS61248714A (ja) インサ−ト成形物の成形方法及び成形用金型
JPS56144131A (en) Manufacture of heavy-gage molding of synthetic resin
JPS583844A (ja) 芯材を有する成形品の製造方法
JPS649713A (en) Resin molding die
JPH01157814A (ja) 一体発泡成形品の製造方法
JPH0213886B2 (ja)