JPH0363604B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0363604B2 JPH0363604B2 JP14647983A JP14647983A JPH0363604B2 JP H0363604 B2 JPH0363604 B2 JP H0363604B2 JP 14647983 A JP14647983 A JP 14647983A JP 14647983 A JP14647983 A JP 14647983A JP H0363604 B2 JPH0363604 B2 JP H0363604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caisson
- sand
- installation
- filling
- filling sand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 66
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 61
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 17
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 8
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D23/00—Caissons; Construction or placing of caissons
- E02D23/02—Caissons able to be floated on water and to be lowered into water in situ
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海洋及び港湾等にケーソンタイプの構
築物を構築するに際して、工期に大きく影響する
ケーソンの据付工事を、海象には余り影響されな
いで実施することのできる海象悪化時におけるケ
ーソンの据付工法に関するものである。
築物を構築するに際して、工期に大きく影響する
ケーソンの据付工事を、海象には余り影響されな
いで実施することのできる海象悪化時におけるケ
ーソンの据付工法に関するものである。
防波堤,岸壁,護岸,係船施設等をケーソン工
法により構築する海工事において実施されるケー
ソンの据付は、従来の据付工法に従つて次のよう
に実施されてきた。すなわち、ケーソンの据付予
定位置とその付近に基礎捨石を投入し均してケー
ソンの据付基礎とし、ケーソンをこの据付基礎上
の所定位置に載置し、次いでガツト船等によつて
運搬された中詰め用砂をケーソンの各区画室に投
入し、投入された中詰め用の砂(以下、中詰め砂
と言うことがある)の上部に蓋コンクリートを載
置した後にその上部に上部コンクリートを打設し
ていたのである。
法により構築する海工事において実施されるケー
ソンの据付は、従来の据付工法に従つて次のよう
に実施されてきた。すなわち、ケーソンの据付予
定位置とその付近に基礎捨石を投入し均してケー
ソンの据付基礎とし、ケーソンをこの据付基礎上
の所定位置に載置し、次いでガツト船等によつて
運搬された中詰め用砂をケーソンの各区画室に投
入し、投入された中詰め用の砂(以下、中詰め砂
と言うことがある)の上部に蓋コンクリートを載
置した後にその上部に上部コンクリートを打設し
ていたのである。
このような従来のケーソン据付工法を実施する
には、所要日数に伴う次のような海象条件が必要
である。ケーソンの据付工事は基礎捨石を投入し
潜水士による均し作業の第1段階工程と、ケーソ
ンを据付基礎上に載置するまでの第2段階工程
と、中詰め用砂を投入し、蓋コンクリートを載置
する第3段階工程と、上部コンクリートを打つ第
4段階工程とに分けられる。そして上記第2段階
工程終了後においては、載置されただけのケーソ
ンは波により所定位置から移動し易く、場合によ
つてはケーソンの側壁や隔壁が破壊されることが
あるから、このような事故を防止するため、第2
段階工程終了後は直ちに第3段階工程を行ない、
ケーソンを所定位置に定着させなければならな
い。そしてケーソン据付を完了するには、第2段
階工程のケーソンを据付基礎上に載置する工程に
1〜1.5日が必要であり、第3段階工程の中詰め
用砂を投入し蓋コンクリートを載置する工程に1
〜1.5日が必要である。よつて、ケーソンを据付
基礎上に載置し中詰め用砂を投入し蓋コンクリー
トを載置するためには、合計2〜3日が必要であ
る。従つてケーソン据付に必要な上記合計日数2
〜3日は静穏に連続する日数である必要がある。
しかるに一般に海域、特に海象条件の厳しい大水
深の海域においては2〜3日間静穏に連続する海
象の出現率は極めて低い。従つて、ケーソンの従
来の据付工法によれば、2〜3日間静穏に連続す
ると予知された日が到来するまではケーソンの据
付工事を開始することができないから据付工事開
始がおくれ、また据付工事を開始しても予想と異
なり工事途中で海象が急変して悪化し据付作業が
危険となり工事を中断することによりしばしばケ
ーソンの移動,中詰め用砂の逸出,ケーソンの壁
破壊等の事故が起つてその位置修正又は工事のや
り直しに手数がかかり、このようなことからケー
ソンの据付完了がおくれることにより、従来工法
によるケーソンの据付が全体の工期を長びかせる
主要な原因となつていた。
には、所要日数に伴う次のような海象条件が必要
である。ケーソンの据付工事は基礎捨石を投入し
潜水士による均し作業の第1段階工程と、ケーソ
ンを据付基礎上に載置するまでの第2段階工程
と、中詰め用砂を投入し、蓋コンクリートを載置
する第3段階工程と、上部コンクリートを打つ第
4段階工程とに分けられる。そして上記第2段階
工程終了後においては、載置されただけのケーソ
ンは波により所定位置から移動し易く、場合によ
つてはケーソンの側壁や隔壁が破壊されることが
あるから、このような事故を防止するため、第2
段階工程終了後は直ちに第3段階工程を行ない、
ケーソンを所定位置に定着させなければならな
い。そしてケーソン据付を完了するには、第2段
階工程のケーソンを据付基礎上に載置する工程に
1〜1.5日が必要であり、第3段階工程の中詰め
用砂を投入し蓋コンクリートを載置する工程に1
〜1.5日が必要である。よつて、ケーソンを据付
基礎上に載置し中詰め用砂を投入し蓋コンクリー
トを載置するためには、合計2〜3日が必要であ
る。従つてケーソン据付に必要な上記合計日数2
〜3日は静穏に連続する日数である必要がある。
しかるに一般に海域、特に海象条件の厳しい大水
深の海域においては2〜3日間静穏に連続する海
象の出現率は極めて低い。従つて、ケーソンの従
来の据付工法によれば、2〜3日間静穏に連続す
ると予知された日が到来するまではケーソンの据
付工事を開始することができないから据付工事開
始がおくれ、また据付工事を開始しても予想と異
なり工事途中で海象が急変して悪化し据付作業が
危険となり工事を中断することによりしばしばケ
ーソンの移動,中詰め用砂の逸出,ケーソンの壁
破壊等の事故が起つてその位置修正又は工事のや
り直しに手数がかかり、このようなことからケー
ソンの据付完了がおくれることにより、従来工法
によるケーソンの据付が全体の工期を長びかせる
主要な原因となつていた。
本発明者らは上記の如き欠点がなく海象の静穏
な連続状態の短命や急変などに余り影響されない
で実施できるケーソンの据付工法を提供すること
を目的に鋭意検討した結果、海象が悪化したとき
はケーソンの定着及び中詰め砂逸出防止のための
仮蓋体を使用して据付工事を中断することにより
目的を達成することができることを究明して本発
明を成した。
な連続状態の短命や急変などに余り影響されない
で実施できるケーソンの据付工法を提供すること
を目的に鋭意検討した結果、海象が悪化したとき
はケーソンの定着及び中詰め砂逸出防止のための
仮蓋体を使用して据付工事を中断することにより
目的を達成することができることを究明して本発
明を成した。
すなわち本発明は、ケーソンを水中に設けられ
た据付基礎上に載置した後に中詰め用砂の投入,
蓋コンクリートの載置及び上部コンクリート打ち
を行なつてケーソンを据え付けるに当り、該ケー
ソンの区画室の中詰め用砂投入口をほぼ閉塞する
状態に係止される形状を有し且つ施工時に予想さ
れ得る波力に対して中詰め用砂未投入の状態のケ
ーソンを前記据付基礎上の所定位置に定着せしめ
る重量を分担して有する仮蓋体を予め区画室の数
だけ準備し、ケーソンの据付工事中に変化する海
象に応じて前記据付基礎上に載置されたケーソン
への中詰め用砂の投入未完の状態で一旦上記仮蓋
体をケーソンの各区画室の中詰め用砂投入口をほ
ぼ閉塞する状態に係止せしめてケーソンを定着状
態にして据付工事を中断し、海象の回復を待つて
据付工事を再開して仮蓋体の撤去と中詰め用砂の
投入とを蓋コンクリートの載置までに行なうこと
を特徴とする海象悪化時におけるケーソンの据付
工法に関するものである。
た据付基礎上に載置した後に中詰め用砂の投入,
蓋コンクリートの載置及び上部コンクリート打ち
を行なつてケーソンを据え付けるに当り、該ケー
ソンの区画室の中詰め用砂投入口をほぼ閉塞する
状態に係止される形状を有し且つ施工時に予想さ
れ得る波力に対して中詰め用砂未投入の状態のケ
ーソンを前記据付基礎上の所定位置に定着せしめ
る重量を分担して有する仮蓋体を予め区画室の数
だけ準備し、ケーソンの据付工事中に変化する海
象に応じて前記据付基礎上に載置されたケーソン
への中詰め用砂の投入未完の状態で一旦上記仮蓋
体をケーソンの各区画室の中詰め用砂投入口をほ
ぼ閉塞する状態に係止せしめてケーソンを定着状
態にして据付工事を中断し、海象の回復を待つて
据付工事を再開して仮蓋体の撤去と中詰め用砂の
投入とを蓋コンクリートの載置までに行なうこと
を特徴とする海象悪化時におけるケーソンの据付
工法に関するものである。
以下、本発明工法を図面によつて詳細に説明す
る。第1図は本発明工法の1実施例において中詰
め用砂未投入のまま仮蓋体を係止せしめた状態を
示す縦断面説明図、第2図は本発明工法の他の実
施例において中詰め用砂投入未完の状態で仮蓋体
を係止せしめた状態を示す縦断面説明図、第3
図,第4図及び第5図は仮蓋体の1例を示すそれ
ぞれの斜視図,平面図及び正面図、第6図,第7
図及び第8図は仮蓋体の他の1例を示すそれぞれ
の斜視図,平面図及び正面図である。
る。第1図は本発明工法の1実施例において中詰
め用砂未投入のまま仮蓋体を係止せしめた状態を
示す縦断面説明図、第2図は本発明工法の他の実
施例において中詰め用砂投入未完の状態で仮蓋体
を係止せしめた状態を示す縦断面説明図、第3
図,第4図及び第5図は仮蓋体の1例を示すそれ
ぞれの斜視図,平面図及び正面図、第6図,第7
図及び第8図は仮蓋体の他の1例を示すそれぞれ
の斜視図,平面図及び正面図である。
本発明工法を実施するに当り、基礎捨石を石運
船やガツト船で運搬してケーソンの据付予定位置
やその囲りに投入し均して第1図,第2図に示す
如きケーソンの据付基礎1とすることは従来工法
通りである。据付基礎1が造成されれば、次にそ
の所定位置にケーソン2を常法に従つて載置する
が、本発明工法ではそれに先立ち、仮蓋体3をケ
ーソン2の区画室2aの数だけ用意しておくので
ある。本発明工法で使用する仮蓋体3は次のよう
な形状と重量を有している。その形状は、第1図
に例示する如くケーソン2の区画室2aの中詰め
用砂投入口をほぼ閉塞する状態に係止されるよう
になつている。またその重量は、ケーソン工法に
より構築物を構築しようとするその海域で施工時
に予想され得る大きな波の波力に対して、海水が
満たされて据付基礎1上の所定位置に載置されて
はいるが末だ中詰め用砂が投入されていない状態
にあるケーソン2の各区画室2aの中詰め砂投入
口に係止されたときに、ケーソン2を据付基礎1
上に定着せしめるのに充分な総重量をそれぞれの
仮蓋体3が数に応じて分担する重量である。仮蓋
体3はコンクリート,鉄筋コンクリートあるいは
鉄等で構成される。
船やガツト船で運搬してケーソンの据付予定位置
やその囲りに投入し均して第1図,第2図に示す
如きケーソンの据付基礎1とすることは従来工法
通りである。据付基礎1が造成されれば、次にそ
の所定位置にケーソン2を常法に従つて載置する
が、本発明工法ではそれに先立ち、仮蓋体3をケ
ーソン2の区画室2aの数だけ用意しておくので
ある。本発明工法で使用する仮蓋体3は次のよう
な形状と重量を有している。その形状は、第1図
に例示する如くケーソン2の区画室2aの中詰め
用砂投入口をほぼ閉塞する状態に係止されるよう
になつている。またその重量は、ケーソン工法に
より構築物を構築しようとするその海域で施工時
に予想され得る大きな波の波力に対して、海水が
満たされて据付基礎1上の所定位置に載置されて
はいるが末だ中詰め用砂が投入されていない状態
にあるケーソン2の各区画室2aの中詰め砂投入
口に係止されたときに、ケーソン2を据付基礎1
上に定着せしめるのに充分な総重量をそれぞれの
仮蓋体3が数に応じて分担する重量である。仮蓋
体3はコンクリート,鉄筋コンクリートあるいは
鉄等で構成される。
このような仮蓋体3を区画室の数だけ用意して
前記したように常法に従い海水を注入しながら引
船あるいはクレーン船等でケーソン2を据付基礎
1上の所定位置に載置する。ケーソン2が載置さ
れた後も引き続き静穏な海象であれば常法に従い
直ちにガツト船あるいはサンドポンプ等により中
詰め用砂を各区画室2aへ中詰め用砂投入口から
投入するのであるが、ケーソン2が載置されて後
の中詰め用砂投入が未完了のうちに海象が悪化し
たときは、本発明工法により次のような措置を講
ずることができる。すなわち、中詰め用砂の投入
が未完の状態、例えば第1図に示す如く中詰め用
砂の投入が未だ開始されておらず中詰め用砂が全
く投入されていない状態、或いは第2図に示す如
く中詰め用砂の投入が開始されて各区画室2a内
には中詰め用砂4が途中まで投入されているが所
定量には未だ達していない状態のそれぞれの状態
のときに海象が悪化したときは、第1図,第2図
の如く仮蓋体3を各区画室2aの中詰め用砂投入
口をほぼ閉塞する状態に係止せしめてケーソン2
を定着状態にして一旦据付工事を中断するのであ
る。この仮蓋体3は第1図の如くケーソン2への
中詰め用砂が未投入の場合でもケーソン2を定着
状態にせしめるだけの重量を有しているから、第
2図の如くケーソン2へ中詰め用砂が途中まで投
入されている場合はその定着状態は一層良好であ
る。このようにしてケーソン2の自重と仮蓋体3
の重量と更に加わることのある中詰め砂4の重量
とが合計された重さがケーソン2を据付基礎1上
に定着せしめ、悪化した海象条件下においても、
ケーソン2の移動,壁破壊は起ることがなく、ま
たほぼ閉塞された中詰め用砂投入口から中詰め砂
4が逸出することもない。このような仮蓋体3の
ケーソン2への係止作業を容易にするため、第3
図〜第5図の如く仮蓋体3の上面に、クレーン吊
りのための吊り金具3aを埋め込んでその頭部を
凹状の箱抜き3b内に露出させておき、また中詰
め用砂投入口をほぼ閉塞する際の各区画室2a内
の空気又は水を抜け易くするための流体抜き孔3
cを穿設しておくのが好ましい。
前記したように常法に従い海水を注入しながら引
船あるいはクレーン船等でケーソン2を据付基礎
1上の所定位置に載置する。ケーソン2が載置さ
れた後も引き続き静穏な海象であれば常法に従い
直ちにガツト船あるいはサンドポンプ等により中
詰め用砂を各区画室2aへ中詰め用砂投入口から
投入するのであるが、ケーソン2が載置されて後
の中詰め用砂投入が未完了のうちに海象が悪化し
たときは、本発明工法により次のような措置を講
ずることができる。すなわち、中詰め用砂の投入
が未完の状態、例えば第1図に示す如く中詰め用
砂の投入が未だ開始されておらず中詰め用砂が全
く投入されていない状態、或いは第2図に示す如
く中詰め用砂の投入が開始されて各区画室2a内
には中詰め用砂4が途中まで投入されているが所
定量には未だ達していない状態のそれぞれの状態
のときに海象が悪化したときは、第1図,第2図
の如く仮蓋体3を各区画室2aの中詰め用砂投入
口をほぼ閉塞する状態に係止せしめてケーソン2
を定着状態にして一旦据付工事を中断するのであ
る。この仮蓋体3は第1図の如くケーソン2への
中詰め用砂が未投入の場合でもケーソン2を定着
状態にせしめるだけの重量を有しているから、第
2図の如くケーソン2へ中詰め用砂が途中まで投
入されている場合はその定着状態は一層良好であ
る。このようにしてケーソン2の自重と仮蓋体3
の重量と更に加わることのある中詰め砂4の重量
とが合計された重さがケーソン2を据付基礎1上
に定着せしめ、悪化した海象条件下においても、
ケーソン2の移動,壁破壊は起ることがなく、ま
たほぼ閉塞された中詰め用砂投入口から中詰め砂
4が逸出することもない。このような仮蓋体3の
ケーソン2への係止作業を容易にするため、第3
図〜第5図の如く仮蓋体3の上面に、クレーン吊
りのための吊り金具3aを埋め込んでその頭部を
凹状の箱抜き3b内に露出させておき、また中詰
め用砂投入口をほぼ閉塞する際の各区画室2a内
の空気又は水を抜け易くするための流体抜き孔3
cを穿設しておくのが好ましい。
上記の如く仮蓋体3をケーソン2に係止せしめ
た状態でケーソン2の据付工事を一旦中断し、海
象の回復を待つて据付工事を再開する。据付工事
を再開してからは、仮蓋体3をクレーン等で撤去
し、開口された中詰め用砂投入口から中詰め用砂
を投入する工法によつても良く、また、第6図〜
第8図の如く第3図〜第5図の仮蓋体3に外側の
端部にフランジを有する中詰め用砂投入管5を設
けておき、据付工事を再開してから仮蓋体3を係
止させたままこの砂投入管5に砂輸送管を連結し
てサンドポンプ等により水−砂スラリーを圧送し
て各区画室2aに圧入して中詰め用砂を投入する
工法によつてもよい。この場合、水−砂スラリー
が区画室2aに圧入されるに従つて水が流体抜き
孔3cから強制的に排出されることを容易にする
ため、第6図〜第8図に示す如く流体抜き孔3c
の径を大きくしておくことが好ましい。このよう
に仮蓋体3を撤去しないで据付工事を再開する工
法によれば、据付工事再開後中詰め用砂投入未完
のうちに再び海象が急変して据付工事を再び中断
する場合に便利であり、そして中詰め用砂の投入
が完了した後に仮蓋体3を撤去すれば良い。この
ようにケーソン2の据付工事再開後にいずれの上
記工法を採る場合でも仮蓋体3の撤去と中詰め用
砂の投入とを蓋コンクリートの載置までに行つ
て、その後に蓋コンクリートを中詰め砂4の上部
に載置し、更にその上部に上部コンクリートを打
設することは従来工法と同様である。
た状態でケーソン2の据付工事を一旦中断し、海
象の回復を待つて据付工事を再開する。据付工事
を再開してからは、仮蓋体3をクレーン等で撤去
し、開口された中詰め用砂投入口から中詰め用砂
を投入する工法によつても良く、また、第6図〜
第8図の如く第3図〜第5図の仮蓋体3に外側の
端部にフランジを有する中詰め用砂投入管5を設
けておき、据付工事を再開してから仮蓋体3を係
止させたままこの砂投入管5に砂輸送管を連結し
てサンドポンプ等により水−砂スラリーを圧送し
て各区画室2aに圧入して中詰め用砂を投入する
工法によつてもよい。この場合、水−砂スラリー
が区画室2aに圧入されるに従つて水が流体抜き
孔3cから強制的に排出されることを容易にする
ため、第6図〜第8図に示す如く流体抜き孔3c
の径を大きくしておくことが好ましい。このよう
に仮蓋体3を撤去しないで据付工事を再開する工
法によれば、据付工事再開後中詰め用砂投入未完
のうちに再び海象が急変して据付工事を再び中断
する場合に便利であり、そして中詰め用砂の投入
が完了した後に仮蓋体3を撤去すれば良い。この
ようにケーソン2の据付工事再開後にいずれの上
記工法を採る場合でも仮蓋体3の撤去と中詰め用
砂の投入とを蓋コンクリートの載置までに行つ
て、その後に蓋コンクリートを中詰め砂4の上部
に載置し、更にその上部に上部コンクリートを打
設することは従来工法と同様である。
本発明工法によれば、据付基礎1上の所定位置
にケーソン2を載置しさえすれば、中詰め用砂の
投入が未完のうちに海象が悪化しても上記の如く
仮蓋体3を係止せしめることにより安全に据付工
事を一旦中断することができる。そしてこのよう
なケーソン2の載置に1〜1.5日と仮蓋体3の係
止作業に0.5日との合計1.5〜2日が連続して静穏
であればケーソン2の載置から仮蓋体3の係止ま
で実施できる。従つて本発明工法によれば静穏な
海象が1.5〜2日連続すると予知されたときはケ
ーソン2の据付工事を開始することができるので
ある。そしてこの程度の日数の静穏な海象状態は
従来の据付工法による場合に要求される静穏に連
続する2〜3日と言う日数に比べてその出現率は
遥かに高いのである。実際に、仮蓋体3の係止作
業は、本発明工法によれば海象の悪化が予知され
たとき或いは悪化の兆しが認められた初期段階で
直ちに着手すれば、殆んどの場合海象が本格的に
悪化するまでに完了するものである。従つて、ケ
ーソン2が据付基礎1に載置された後は海象が何
時悪化しても据付工事を安全に一時中断すること
ができ、海象回復後は直ちに据付工事を再開する
ことができる。
にケーソン2を載置しさえすれば、中詰め用砂の
投入が未完のうちに海象が悪化しても上記の如く
仮蓋体3を係止せしめることにより安全に据付工
事を一旦中断することができる。そしてこのよう
なケーソン2の載置に1〜1.5日と仮蓋体3の係
止作業に0.5日との合計1.5〜2日が連続して静穏
であればケーソン2の載置から仮蓋体3の係止ま
で実施できる。従つて本発明工法によれば静穏な
海象が1.5〜2日連続すると予知されたときはケ
ーソン2の据付工事を開始することができるので
ある。そしてこの程度の日数の静穏な海象状態は
従来の据付工法による場合に要求される静穏に連
続する2〜3日と言う日数に比べてその出現率は
遥かに高いのである。実際に、仮蓋体3の係止作
業は、本発明工法によれば海象の悪化が予知され
たとき或いは悪化の兆しが認められた初期段階で
直ちに着手すれば、殆んどの場合海象が本格的に
悪化するまでに完了するものである。従つて、ケ
ーソン2が据付基礎1に載置された後は海象が何
時悪化しても据付工事を安全に一時中断すること
ができ、海象回復後は直ちに据付工事を再開する
ことができる。
本発明工法によれば、上記説明の如く、ケーソ
ンの据付工事は出現率の比較的高い海象が連続し
て1.5〜2日静穏と予想される日に着工すること
ができ、そして据付工事途中で海象が悪化しても
その悪化期間と言う最小限の日数しか工期は延び
ない。このようにして本発明工法は、海象には余
り影響されないでケーソンの据付を実施すること
を可能にして完成時期を早め、それにより構築物
構築の全工期の遅延を防止することのできる価値
あるものである。
ンの据付工事は出現率の比較的高い海象が連続し
て1.5〜2日静穏と予想される日に着工すること
ができ、そして据付工事途中で海象が悪化しても
その悪化期間と言う最小限の日数しか工期は延び
ない。このようにして本発明工法は、海象には余
り影響されないでケーソンの据付を実施すること
を可能にして完成時期を早め、それにより構築物
構築の全工期の遅延を防止することのできる価値
あるものである。
第1図は本発明工法の1実施例において中詰め
用砂未投入のまま仮蓋体を係止せしめた状態を示
す縦断面説明図、第2図は本発明工法の他の実施
例において中詰め用砂投入未完の状態で仮蓋体を
係止せしめた状態を示す縦断面説明図、第3図,
第4図及び第5図は仮蓋体の1例を示すそれぞれ
の斜視図,平面図及び正面図、第6図,第7図及
び第8図は仮蓋体の他の1例を示すそれぞれの斜
視図,平面図及び正面図である。 1…据付基礎、2…ケーソン、2a…区画室、
3…仮蓋体、3a…吊り金具、3b…箱抜き、3
c…流体抜き孔、4…中詰め砂、5…中詰め用砂
投入管。
用砂未投入のまま仮蓋体を係止せしめた状態を示
す縦断面説明図、第2図は本発明工法の他の実施
例において中詰め用砂投入未完の状態で仮蓋体を
係止せしめた状態を示す縦断面説明図、第3図,
第4図及び第5図は仮蓋体の1例を示すそれぞれ
の斜視図,平面図及び正面図、第6図,第7図及
び第8図は仮蓋体の他の1例を示すそれぞれの斜
視図,平面図及び正面図である。 1…据付基礎、2…ケーソン、2a…区画室、
3…仮蓋体、3a…吊り金具、3b…箱抜き、3
c…流体抜き孔、4…中詰め砂、5…中詰め用砂
投入管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケーソンを水中に設けられた据付基礎上に載
置した後に中詰め用砂の投入、蓋コンクリートの
載置及び上部コンクリート打ちを行なつてケーソ
ンを据え付けるに当り、該ケーソンの区画室の中
詰め用砂投入口をほぼ閉塞する状態に係止される
形状を有し且つ施工時に予想され得る波力に対し
て中詰め用砂未投入の状態のケーソンを前記据付
基礎上の所定位置に定着せしめる重量を分担して
有する仮蓋体を予め区画室の数だけ準備し、ケー
ソンの据付工事中に変化する海象に応じて前記据
付基礎上に載置されたケーソンへの中詰め用砂の
投入未完の状態で一旦上記仮蓋体をケーソンの各
区画室の中詰め用砂投入口をほぼ閉塞する状態に
係止せしめてケーソンを定着状態ににして据付工
事を中断し、海象の回復を待つて据付工事を再開
して仮蓋体の撤去と中詰め用砂の投入とを蓋コン
クリートの載置までに行なうことを特徴とする海
象悪化時におけるケーソン据付工法。 2 ケーソン据付工事を再開してから仮蓋体を撤
去した後に中詰め用砂の投入を行なう特許請求の
範囲第1項に記載の海象悪化時におけるケーソン
の据付工法。 3 ケーソンの据付工事を再開してから仮蓋体を
係止させたまま中詰め用砂を投入した後に仮蓋体
を撤去する特許請求の範囲第1項に記載の海象悪
化時におけるケーソンの据付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647983A JPS6040740A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 海象悪化時におけるケ−ソンの据付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647983A JPS6040740A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 海象悪化時におけるケ−ソンの据付工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6040740A JPS6040740A (ja) | 1985-03-04 |
| JPH0363604B2 true JPH0363604B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=15408567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14647983A Granted JPS6040740A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 海象悪化時におけるケ−ソンの据付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040740A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3864398B2 (ja) * | 2004-10-07 | 2006-12-27 | 潔 斎藤 | 水中捨石基礎およびその圧密均し工法 |
| KR102411918B1 (ko) * | 2020-05-27 | 2022-06-22 | 한국해양과학기술원 | 콘크리트 블록 대체용 단일 셀 케이슨 및 그를 이용한 항만구조물 시공법 |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP14647983A patent/JPS6040740A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6040740A (ja) | 1985-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN109780325A (zh) | 一种水厂取水隧道水下管道安装方法 | |
| JP3599431B2 (ja) | 仮締切の施工方法 | |
| AU2019203298B2 (en) | A method and system for underwater scour prevention | |
| JPH0363604B2 (ja) | ||
| JP2000290936A (ja) | 橋脚フーチングの構築方法および橋脚フーチング構築用ケーソン | |
| JPH11140893A (ja) | 沈埋函の製作進水方法 | |
| JPH02128096A (ja) | 鋼製沈埋凾およびその設置方法 | |
| GB2121854A (en) | Marine structure constructing method | |
| JP2745097B2 (ja) | 低温液化ガス地下タンクの構築方法 | |
| JPH052774B2 (ja) | ||
| JP2655322B2 (ja) | 護岸構造物の施工法 | |
| JP4688099B2 (ja) | 上部斜面スリット堤用止水蓋及び上部斜面スリット堤の曳航方法並びに上部斜面スリット堤の施工方法 | |
| JP3294118B2 (ja) | 環境配慮型潜堤の構築方法 | |
| KR200341453Y1 (ko) | 해상 구조물용 함체 | |
| JPS6226371B2 (ja) | ||
| JPH0323689B2 (ja) | ||
| JP2581602B2 (ja) | 廃棄物の処理方法 | |
| JPS6131515A (ja) | 船体ケ−ソン据付方法 | |
| JPS6040404A (ja) | 消波構築物の構築方法 | |
| JPS5950809B2 (ja) | 人工島とその構築工法 | |
| JPS6018776B2 (ja) | 船体ケ−ソン工法 | |
| JPH06272423A (ja) | 地下タンクの建設工法 | |
| JPH03110218A (ja) | ケーソンの設置方法 | |
| Wibisono | An alternative structural system for an offshore airport | |
| JPS6133095B2 (ja) |