JPH0364153B2 - - Google Patents

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JPH0364153B2
JPH0364153B2 JP57173321A JP17332182A JPH0364153B2 JP H0364153 B2 JPH0364153 B2 JP H0364153B2 JP 57173321 A JP57173321 A JP 57173321A JP 17332182 A JP17332182 A JP 17332182A JP H0364153 B2 JPH0364153 B2 JP H0364153B2
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JP
Japan
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lipopolysaccharide
tumor
insoluble carrier
fiber
gram
Prior art date
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JP57173321A
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English (en)
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JPS5964053A (ja
Inventor
Masatomo Kodama
Yutaka Katayama
Tooru Tani
Kazuo Teramoto
Mutsuo Murakami
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Priority to CA000438186A priority patent/CA1204667A/en
Priority to AT83109905T priority patent/ATE25337T1/de
Priority to DE8383109905T priority patent/DE3369646D1/de
Priority to EP83109905A priority patent/EP0107119B1/en
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Priority to US07/401,502 priority patent/US5171738A/en
Publication of JPH0364153B2 publication Critical patent/JPH0364153B2/ja
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  • External Artificial Organs (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な血液処理剤およびその製法に関
する。
グラム陰性菌細胞壁由来のリポ多糖体は菌体外
毒素、エンドトキシンあるいはパイロジエンとも
呼称されている物質であつて、発熱作用、シユワ
ルツマン活性、致死毒性などの有害な作用を示す
ことで知らてれいるが、一方、悪性腫瘍に対する
抗腫瘍効果を示す物質としても知られている。
悪性腫瘍に対する特効薬のない現在、抗腫瘍作
用を有する物質は注目に値するが、該リポ多糖体
の場合は、その致死量と最小有効抗腫瘍作用量と
が近いため、安全に使用しえない。
そこで本発明者らは、該リポ多糖体の抗腫瘍作
用を生かし、かつ、致死毒性を減弱する方法につ
いて鋭意検討した結果、該リポ多糖体を不溶性担
体に固体化して得られた物質で処理された血漿を
担癌動物の血管内に還流させることにより、該動
物の腫瘍を消滅させることができることを発見
し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、グラム陰性菌細胞壁由来
のリポ多糖体を、1級または2級アミノ基もしく
はカルボキシル基を含有せる不溶性担体に固定化
してなる血液処理剤および該リポ多糖体と該不溶
性担体の混合物に縮合剤を反応させることを特徴
とする該血液処理剤の製造法を提供するものであ
る。
本発明の血液処理剤の特徴は、血漿と接触する
ことにより、血漿中に腫瘍壊死因子あるいは腫瘍
を壊死させる生体防御機構を作動させる因子を生
ぜしめ、突極的に遠隔地にある腫瘍を壊死させる
ことができるとともに、致死作用がないことであ
る。
本発明でいうグラム陰性菌細胞壁由来のリポ多
糖体とは、Neisseria gonorrhoeaeで代表される
グラム陰性球菌、Pseudomonas aeruginosa、
Brucella abortus、Bordetella pertussisなどで
代表されるグラム陰性好気性桿菌、Escherichia
coli、Salmonella typhi、Shigella dysenteriae、
Klebsiella pneumoniae、Serratia marcescens、
Proteus vulgaris、Yersinia enterocolitica、
Vibrio choleraeなどで代表されるグラム陰性通
性嫌気性桿菌等のグラム陰性菌の細胞壁の外層に
局在する脂質・多糖類の複合体、および、脂質・
多糖類と少量のタンパク質の複合体を意味する。
該リポ多糖体は、グラム陰性菌から既知の方法に
より抽出することができる。その方法の代表例と
して、フエノール水で抽出する方法〔Van Otto
Westphal et al.、Z.Naturforsch.、7B:148〜
155(1952)〕およびトリクロル酢酸で抽出する方
法〔A.Boivin and L.Meserobeanu.、Comp.
Rend.Soc.Biol.、128 5(1938)〕などをあげるこ
とができる。通常、前者の方法ではタンパク質を
0.1〜2%含むリポ多糖体が得られ、後者の方法
ではタンパク質を0.1〜10%含むリポ多糖体が得
られるが、後者のリポ多糖体の方が、固定化が容
易である。該リポ多糖体は会合性があるので、そ
の分子量は測定の方法および条件により、1万〜
100万となつて観察される。
本発明でいう不溶性担体とは、1級または2級
アミノ基もしくはカルボキシル基を有し、かつ、
使用条件において溶出物が無く、実質上、不溶性
である担体を意味する。
本発明に用いる不溶性担体の一例をあげると、
(1)ポリスチレンまたはスチレン・ジビニルベンゼ
ン共重合体に第1級アミノ基または第2級アミノ
基またはカルボニル基を有する置換基を芳香核置
換基として導入したもの、(2)(1)のポリスチレンの
代りにメチレン架橋またはスルホン架橋したポリ
スチレンを用いたもの、(3)アクリル酸・アクリロ
ニトリル共重合体、(4)アクリル酸・スチレン共重
合体、(5)ナイロン6、(6)ナイロン6・6、(7)ポリ
エチレンテレフタレート、(8)カルボキシル基を有
する不溶化セルロース、(9)アミノエチル化セルロ
ースなどがあるが、これらのなかでも、ビニルポ
リマを幹ポリマとする担体、とりわけ、スチレン
系ポリマの幹ポリマとする担体が、耐酸性や耐ア
ルカリ性などに富むので、特に好ましく用いられ
る。
また、不溶性担体の形状は、適度の表面積を有
し、かつ、使用時の外力に耐えうるに十分な機械
的強度を有するものであるならば特に制限はな
く、通常、粒形状、繊維形状、中空糸形状、膜形
状で用いられる。
本発明で用いられるリポ多糖体を本発明の不溶
性担体に固体化する方法としては、該不溶性担体
のアミノ基またはカルボキシル基の縮合反応性を
利用する方法であればいずれでもよく、特に制限
はないが、その代表的な例をあげると、(1)該不溶
性担体とリポ多糖体水溶液との混合物にペプチド
合成用縮合剤を加える方法および(2)カルボキシル
基を有する不溶性担体をN−ヒドロキシコハク酸
イミドとペプチド合成用縮合剤で処理したのち、
該リポ多糖体溶液と混合する方法がある。ここで
用いられるペプチド合成用縮合剤としては、1−
エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カ
ルボジイミド、1−シクロヘキシル−3−(2−
モルホリノエチル)カルボジイミドメト−p−ト
ルエンスルホネート、N,N′−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミドおよびウツドワード試薬Kなど
をあげることができる。
本発明における不溶性担体へのリポ多糖体の固
定化密度はあまり小さすぎると多量の担体が必要
になるので、通常、担体表面積1平方メートル当
り10μg以上のリポ多糖体の固定化するのが望ま
しい。そのため、該不溶性担体は0.01〜100m2
gの表面積を有する場合には、第1級アミノ基ま
たは第2級アミノ基もしくはカルボキシル基を
0.001以上、とりわけ、0.01ミリ当量/gの密度
で有することが好ましい。
本発明の血液処理剤の使用方法としては、体外
循環用のカラムに充填して、全血または血漿と連
続的もしくは断続的に接触せしめる方法のほか、
注射器の内部に充填しておき、その中に全血また
は血漿を吸引したのち、再び、その全血または血
漿を体内に戻す方法などがある。
以下に実施例を示す。
実施例 1 ポリプロピレン(三井“ノーブレン”J3HG)
50部を島成分とし、ポリスチレン(“スタイロン”
666)46部、ポリプロピレン(住友“ノーブレン”
WF−727−F)4部の混合物を海成分とする海
島型複合繊維(島数16、単糸繊度2.6デニール、
引張強度2.9g/d、伸度50%、フイラメント数
42)50gを、N−メチロール−α−クロルアセト
アミド50g、ニトロベンゼン400g、98%硫酸400
gおよびパラホルムアルデヒド0.85gからなる混
合溶液中に浸し、20℃で1時間反応させた。繊維
を反応液から取り出し、0℃の氷水5中に投じ
て反応停止させたのち、水で洗浄し、次に、繊維
に付着しているニトロベンゼンをメタノールで抽
出除去した。この繊維を50℃で真空乾燥して、ク
ロルアセトアミドメチル化繊維71gを得た。次
に、この繊維40gを15℃のエチレンジアミン中に
浸し、15〜20℃の温度で24時間反応させて、エチ
レンジアミノアセトアミドメチル化繊維を得た。
この繊維は1.8ミリモル/gのエチレンジアミノ
基を有し、1級アミノ基と2級アミノ基を持つ
が、3級および4級アミノ基を持たない。また、
PH7.4における含水率は乾燥繊維1.0g当り1.0gで
あり、この状態における単糸の直径は40〜44μm
であつた。
上記アミノ基含有ポリスチレン繊維32gを300
mlの水中に一昼夜浸して膨潤させたのち、
Escherichia Coli O55:B5のリポ多糖体(トリ
クロル酢酸抽出法、デイフコ・ラボラトリーズ社
製)の0.4mg/ml水溶液500mlと混合し、次に、
1N−塩酸および1N−水酸化ナトリウムでPHを
4.5〜6.0に保ちながら、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド5.0g
を少しずつ加え、溶解した。この混合物を室温で
2日間振とうしたのち、繊維を取り出し、1の
水で3回洗浄した。さらに、この繊維を1の沸
騰水中に30分浸漬する操作を3回行なつたのち、
0.07モルリン酸緩衝液(PH7.4)で洗液のPHが7.4
になるまで洗浄して、リポ多糖体固定化繊維を得
た。上記固定化母液および洗液中のリポ多糖体の
濃度をフエノール・硫酸法(試料1mlと5%フエ
ノール水1mlの混合液に農硫酸5mlを加え、485
mμの吸光度を測定する。)で求め、残存法で固
定化量を求めた。この場合、2回目以降の洗液に
ついては50倍に濃縮したのち、定量に供した。
上記リポ多糖体固定化量は、5.0mg/gであつ
た。このリポ多糖体固定化繊維0.6gを200mlの局
方生理的食塩水で洗浄後、50mlの生理的食塩水に
浸し、38℃で3時間温めたのち、その生理的食塩
水中のリポ多糖体の存在量をリムラス・プレゲル
法で求めたところ、1ナノグラム/ml以下であつ
た。
実施例 2 BALB/Cマウスにメチルコランスレンを接
腫させることにより誘発させた繊維肉腫MC−B1
の腫瘍細胞を5×105個とり、BALB/Cマウス
の背部皮下に接腫することにより担癌マウスを調
整した。腫瘍は接腫後5日後に2.1mm、10日後に
6.3mm、12日後に8.9mmの直径になつた。
ヒト血漿20mlに実施例1で調整したリポ多糖体
固定化繊維0.2g(リポ多糖体1.0mg)を37℃で
180分間浸漬したのち、この血漿0.5mlずつを上記
担癌マウスに、癌細胞接腫後11日目(腫瘍直径7
mm)と13日目および15日目に静脈投与したとこ
ろ、10匹中1匹は腫瘍が完全に壊死し、消失し
た。残りの9匹の腫瘍には著しい軟化がみられ
た。コントロールとして、56℃で30分間処理した
ヒト血漿10mlについて、上記と全く同じ実験を行
なつたが、腫瘍の壊死・軟化・出血は全く認めら
れなかつた。
実施例 3 BALB/Cマウス100匹より採取した血漿40ml
に実施例1で調整したリポ多糖体固定化繊維0.4
g(リポ多糖体2.0mg)を37℃で180分間浸漬した
のち、この血漿1.0mlずつを実施例2と同様に調
整した担癌マウスに、癌細胞接腫後11日目と13日
目および15日目に静脈投与したところ、10匹中1
匹は腫瘍が完全に消失し、他の9匹についても腫
瘍の著しい軟化がみられた。
実施例 4 ヒト血漿20mlに実施例1で調整したリポ多糖体
固定化繊維0.2gを37℃で180分間浸漬した。この
血漿0.5mlずつをとり、2.5mlのヒト血漿と混合し
たのち、実施例2と同様に調整した担癌マウスの
腹腔内に、癌細胞接腫後11日目、13日目、15日
目、17日目および19日目に投与したところ、7匹
中2匹に腫瘍の完全消失が認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 グラム陰性菌細胞壁由来のリポ多糖体を1級
    または2級アミノ基もしくはカルボキシル基を含
    有する不溶性担体に固定化してなる血液処理剤。 2 グラム陰性菌細胞壁由来のリポ多糖体と、1
    級または2級アミノ基もしくはカルボキシル基を
    含有する不溶性担体に縮合剤を加えることを特徴
    とする血液処理剤の製造法。
JP57173321A 1982-10-04 1982-10-04 血液処理剤およびその製造法 Granted JPS5964053A (ja)

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JP57173321A JPS5964053A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 血液処理剤およびその製造法
CA000438186A CA1204667A (en) 1982-10-04 1983-10-03 Blood treating material
AT83109905T ATE25337T1 (de) 1982-10-04 1983-10-04 Mittel zur blutbehandlung.
DE8383109905T DE3369646D1 (en) 1982-10-04 1983-10-04 Blood-treating material
EP83109905A EP0107119B1 (en) 1982-10-04 1983-10-04 Blood-treating material
US07/401,502 US5171738A (en) 1982-10-04 1989-08-30 Method of treating malignant tumors

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JP2009051846A (ja) * 1995-06-07 2009-03-12 Cerus Corp 血液製剤からソラレンを除去するための方法およびデバイス
JP4762584B2 (ja) * 2005-03-23 2011-08-31 本田技研工業株式会社 車両用シート装置

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