JPH036448B2 - - Google Patents

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JPH036448B2
JPH036448B2 JP4146379A JP4146379A JPH036448B2 JP H036448 B2 JPH036448 B2 JP H036448B2 JP 4146379 A JP4146379 A JP 4146379A JP 4146379 A JP4146379 A JP 4146379A JP H036448 B2 JPH036448 B2 JP H036448B2
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Tsuneyuki Suzuki
Kenzo Morita
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Publication date
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は穀物の等級・重量測定装置に関し、
特に例えば籾や玄米や麦等の穀物の重量測定に関
連して自動的に等級を測定し、好ましくは等級測
定に併せて、該穀物の重量を測定する場合に平均
的な水分率における重量に換算して自動的に換算
重量を測定するような、穀物の等級・重量測定装
置に関する。
たとえば、籾が玄米や麦等の穀物は、粒の大き
さにより等級(ランク付け)が異なり、等級によ
つて取引価格も異なることが知られている。この
ため、籾等の穀物を農家が農協へ出荷する場合、
農協では籾の等級判別と重量を計測し、それに基
づいて代金を支払つている。そこで、籾等の穀物
の等級を判別する場合、従来では、単位容積(例
えば1)の穀物を抜取りその重量を計測して単
位容積当りの重量に基づいて人為的に等級を判別
したり、一定数の粒(例えば千粒)の穀物を抜取
りその重量または容積を計測して単位粒数当りの
重量または容積に基づいて人為的に等級を判別し
ていた。ところが、従来の等級判別方法は、抜取
り検査であるため、受入穀物全体として等級の基
準となる単位容積当りの重量、または単位粒数当
りの重量(容積)にばらつきがあると、全ての穀
物が抜取り検査した一部の穀物の等級に決められ
てしまい、等級判別誤差が著しいという問題点が
あつた。また、抜取り検査によつて等級判別する
のは、等級判別のために時間と労力を要するた
め、迅速かつ自動的に等級判別できることが望ま
れる。
また、籾や玄米や麦等の穀物は、乾燥の程度お
よび種類によつて穀物に含まれる水分の比率が異
なり、穀物の重量を計測する場合に水分率の差異
によつて実際に計測した重量と穀物の乾燥の程度
および種類別に定まる平均的な水分率における重
量とが異なることが知られている。このため、た
とえば籾を農家から農協へ出荷する場合、籾の水
分率が平均的な水分率よりも高ければ出荷後に水
分率が低下して出荷時の重量よりも目減りするこ
とになる。そこで、実際には、籾の水分率によつ
て出荷時に計測した重量を平均的な水分率の重量
に換算する必要があつた。
第1図は従来の穀物の水分率を計測する場合の
図解図である。図において、従来では、籾などの
穀物を計測する場合、一旦ホツパー11に入れ、
ホツパー11内の穀物の重量を計測している。こ
のとき、穀物の実際の水分率と平均的な水分率と
の差異による計測重量の補正を行うために、ホツ
パー11の一部に抜取経路12を形成しておき、
少量(例えばホツパー11内に貯留されている穀
物の重量の約1/1000)を抜取経路12を介して容
器13へ抜取り、容器13に入れられた穀物のサ
ンプルを水分率測定器14で人為的に計測してい
た。すなわち、従来では、水分率測定器14に
は、サンプルされた微少量の穀物が入れられ、サ
ンプルされた穀物の水分率を計測し、水分率計測
器14のメータで指示される水分率を人為的に読
取り、伝票などに記録しておく。そして、計測さ
れた穀物の水分率と穀物の種類別の平均的な水分
率(以下基準水分率)との差を算出し、卓上計算
機等を用いて、計測された重量と差の水分率とに
基づいて基準水分率に換算した重量を算出してい
た。
ところが、従来のように穀物をサンプリングし
て計測した水分率に基づいて穀物の重量を算出す
るのは、穀物をホツパー11へ入れる毎にサンプ
リングしなければならず、その後で人為的に計算
しなければならないため、穀物重量計測に際して
非常に手間がかかり、労力を必要とする問題点が
あつた。また、計測した水分率の穀物の重量を基
準水分率の重量に換算しているが、サンプルした
穀物の水分率とサンプルされなかつたホツパー1
1内に貯留されいる穀物の水分率とに隔たりがあ
ると、換算重量に誤差が生じ易いという問題点も
あつた。さらに、水分率計測器14でサンプリン
グした穀物の水分率を読取る場合、メータを読取
るときに誤差が生じたり、ときにはメータを読取
る人の人的感情まで介入し、トラブルの原因とな
るなどの問題点もあつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の
問題点を解消するためになされたもので、穀物の
等級を迅速かつ高精度に測定でき、等級の測定の
ための労力を要することなく自動的に行えるよう
な、新規な穀物の等級・重量測定装置を提供する
ことである。
この発明の他の目的は、穀物の等級測定に併せ
て重量測定を同時的に行えるような、穀物の等
級・重量測定装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、穀物の等級測定
に併せてその穀物の重量を測定する場合に、穀物
の実際の水分率に基づいて穀物の種類によつて定
まる平均的な水分率に換算した重量の測定が自動
的に行えるような、穀物の等級・重量測定装置を
提供することである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は図面を参照して行う以下の詳細な説明から一
層明らかとなろう。
この発明を要約すれば、穀物受入容器へ単位重
量の穀物を供給し、該穀物受入容器の上部に設け
られた嵩高検出手段の配設位置と単位重量の穀物
の上面の間隔を嵩高検出手段で検出して嵩高さを
求め、検出された嵩高値と予め設定されている穀
物の種類に応じた複数の等級別の基準嵩高値とに
基づいて等級を判別する。また、穀物受入容器内
の前記嵩高検出手段配設位置よりも下側(高さ方
向のほぼ中央)位置に水分率検出手段を設け、予
め設定している基準水分率を検出された水分率と
の差異に基づいて基準水分率に換算した重量を演
算する。そして、判別された穀物の等級、または
等級と基準水分率に換算された重量を表示手段で
表示しまたは印字手段で印字して表現することに
より、測定している係員に知らせるようにしたも
のである。
第2図はこの発明の穀物等級・重量測定装置が
適用された一例の穀物の処程を表わ図解図であ
り、等級測定に合せて重量計測する場合を示す。
図において、穀物が穀物載置部21上に置かれる
と、該穀物は漏斗状の通路22を介してコンベア
23上へ定量ずつ落下しかつコンベア23でバケ
ツトコンベア24の入口まで移送される。そし
て、バケツトコンベア24が穀物を上方へ持上げ
て粗選機25へ供給すると、粗選機25は穀物に
含まれているごみ等を選別して取出したのち該穀
物を受入れホツパー26へ供給する。この受入れ
ホツパー26の下側出口には、バルブ27が形成
されてる。バルブ27が開いたとき、受入れホツ
パー26に貯留されている穀物が下側に配設され
ている計量ホツパー(穀物受入容器)30(後述
の第3図で詳細に説明する)へ供給される。この
計量ホツパー30の下側出口には、バルブ28が
形成されている。そして、バルブ28が開いたと
きに、それまで計量ホツパー30に貯留されてい
る穀物が放出され、バケツトコンベア29で穀物
を処理するための穀物処理工程(例えば穀物が籾
であれば乾燥、選別、貯留籾摺し工程、玄米であ
れば貯留精米工程など)の方へ移送される。な
お、後述の第5図で詳述するが、計量ホツパー3
0に予め定める単位重量の穀物を供給するまでバ
ルブ27が開かれかつバルブ28が閉じられ、計
量ホツパー30に単位重量の穀物を供給したの
ち、穀物の等級を測定(必要に応じて水分率の計
測や換算重量を計測)するのに要する時間の間バ
ルブ27および28が閉じられ、計測後計量ホツ
パー30に貯留されている穀物が放出されるまで
バルブ28を開きかつバルブ27を閉じるよう
に、両バルブ27,28の開閉状態が制御され
る。
第3図はこの発明の特徴となる穀物の等級測定
および重量を計測し得るように構成された計量ホ
ツパー30の一例の図解図である。構成におい
て、計量ホツパー30は、金属材料から成るホツ
パー容器31で穀物受入容器を構成する。このホ
ツパー容器31内における単位重量の穀物を供給
した状態で穀物の上面に関連する位置(例えば最
も嵩高の低いレベルよりも少し下側の位置)に
は、棒状の嵩高検出用電極32が配設される。と
ころで、穀物の品質が良いことを表わす等級(以
下上位の等級と称す)ほど1粒当りの体積が大き
く(または同じ水分率であれば重量が重く)品質
が良くないことを表わす等級(以下下位の等級と
称す)ほど1粒当りの体積が小さいことが知られ
ている。また、穀物の嵩高が上昇すると、嵩高検
出用電極(以下単に電極と称す)32の上方にあ
る穀物の量が増える。この電極32とホツパー容
器31間に高周波電源を加えると、電極32より
上にある穀物の量が多い程、電気力線が比誘電率
の大きい水分を含んだ穀物を通過する割合が多く
なるので、電極32とホツパー容器31との間に
生じる静電容量が増加し、嵩高の上昇と静電容量
の増加とがほぼ直線的に相関して変化することが
実験結果(後述の第4図参照)により明らかにな
つた、すなわち、静電容量が増加すると、嵩密度
の逆数(/Kg)が増加し、ひいては単位重量当
りの嵩高が増加することになる。したがつて、こ
の計量ホツパー30は、ホツパー容器31内に単
位重量の穀物が供給された状態において電極32
と穀物の上面位置(すなわち嵩高)によつて変化
する、電極32とホツパー容器31との間に生ず
る静電容量に基づいて、ホツパー容器31内に貯
留されいる穀物の嵩高を検出することできる。
ところで、前述のごとくして、穀物の嵩高を検
出するたためには、前記ホツパー容器31へ単位
重量の穀物が供給されたことを検出する必要があ
る。
そこで、ホツパー容器31の重量を検出するた
めに、次のように構成される。すなわち、計量ホ
ツパー30の両側面には、固定部材331が固着
されていて、該固定部材の一端が四角に枠組した
秤桿332のp1点に連結され、固定部材331
の他端が「コ」字状に枠組した秤桿333のp2
点で連結され、p1点とp2点のほぼ中間点p3にお
いて秤桿332と333が連結される。そして、
p1点とp3点との間のp4点およびp2点とp3点の間
のp5点が上部から吊される。これによつて、秤
桿332と335とがバランスをとつてホツパー
容器31を垂下した状態を保持する。この秤桿3
32の一端は、荷重を伝達する部材35(例えば
スチールテープ)を通して力平衡部に接続され、
軸に固着された片振子錘34とバランスする軸に
は重量検知部の一例のロータリエンコーダ36と
重量を表示する指針37が固着される。これによ
つて、ホツパー容器31が空の場合と穀物の入つ
ている状態とで、秤桿332のバランス錘連結部
の斤量状態が異なることにより、指針37でホツ
パー容器1内で供給された穀物の重量を視覚的に
知ることができ、しかも指針37の回転軸に連結
されているロータリエンコーダ36の軸が回転す
ることによつて重量に相関したコード化信号を発
生する。
また、前記ホツパー容器31の電極32の取付
高さ位置よりも下側に、ホツパー容器31内に貯
留されている穀物の水分率を検出するための水分
率検出用電極(以下単に電極と称す)38が配設
される。この電極38とホツパー容器31間に高
周波電源を加えると、穀物に含まれる水分が増大
するほど、電極38とホツパー容器31の間の静
電容量が増加するため、電極38とホツパー容器
31の壁面間における静電容量を検出することに
より、穀物の水分率を検出することができる。
第4図は前記計量ホツパー30を用いて穀物
(例えば籾)の嵩高と静電容量との関係を実験的
に測定した特性図である。
ところで、本件発明の具体的な説明に先立ち、
本件の発明の理解を助けるために、本件発明によ
つて算出される穀物の重量および水分率と換算重
量との関係について簡単に説明する。たとえば、
計量ホツパー30が空の状態においてロータリエ
ンコーダ36で検出される重量(すなわち、計量
ホツパー30の自重)をWioとし、計量ホツパー
30に穀物を入れた状態においてロータリエンコ
ーダ36で検出される重量(すなわち、計量ホツ
パー30の自量+貯留している穀物の重量)を
Wimとすれば、計量ホツパー30内へ供給され
た1回分の穀物の重量Wiは第(1)式で表わされる。
Wi=Wim−Wio ……(1) なお、穀物の重量Wiが予め定める単位重量と
なるようにバルブ27の開閉駆動を行つているた
め、Wiは予め定める単位重量(たとえば100Kg)
か、または穀物の計量を完了する直前では単位重
量以下となる。そして、計量ホツパー30へ穀物
を入れない状態における電極38とホツパー容器
31の間で検出される水分率(すなわち空気の水
分率)をYioとし、計量ホツパー30内へ穀物を
入れた状態における電極38とホツパー容器31
の間で検出される水分率をYimとすると、計量
ホツパー30で単位重量の穀物を計測する場合に
おける穀物の水分率Yiは第(2)式で表わされる。
Yi=Yim−Yio/K1・Wi−K2 ……(2) 前記第(1)式と第(2)式から計量ホツパー30で計
量されている穀物の水分率と穀物の重量とに基づ
いて穀物の平均的な水分率(基準水分率)Ysに
換算したホツパー容器31内に供給されている穀
物の重量、すなわち換算重量WiHは第(3)式で表わ
される。
WiH=Wi(1−Yi+Ys) ……(3) ところで、この発明では、穀物の水分率を検出す
るために静電量の変化に基づいて検出するもので
あるから、実際に計測した水分率Yiを算出する
ための電気的関係(たたとえば誘電率との関係)
は次のようになる。すなわち、ホツパー30の計
測された穀物の重量Wiは穀物を絶乾したときの
重量をWrとし、穀物に含まれる水分の重量をWW
とすれば、第(4)式で表わされる。
Wi=Wr+WW ……(4) そして、計量ホツパー30内に穀物を入れた状態
において検出される水分率Yimは、穀物の絶乾
時(水分率0%)における誘電率をεrとし、水の
誘電率をεwとし、静電容量変換係数をkとすれ
ば、第(5)式で表わされる。
Yim=k(εr・Wr+εw・Ww)+Yio ……(5) 上記第(4)式および第(5)式より、穀物の水分率
Yiを求めると、第(6)式で表わされる。
第(4)式よりWr=Wi−Ww これを第(5)式のWrに挿入すると、 Yim−Yio/K=εr(Wi−Ww)−εw・Ww =εr・Wi+(εw−εr)Ww ∴Ww=Yim−Yio/K−εr・wi/εw−εr ∴Yi=Ww/Wi=1/εw−εr(Yim−Yio/KWi−εr
) ……(6) ここで、k1(εw−εr)とし、k2=εr/εw−εrとす
れ ば、水分率Yiは第(2)式で示される。上記第(3)式
ないし第(5)式の説明から明らかなように、穀物の
水分率Yiは静電容量変化によつて検出できるこ
とが理解されよう。
ところで、ホツパー30に供給された1回分の
穀物の換算重量WiHは前記第(3)式で表わされる
が、実際には計量ホツパー30に単位重量(100
Kg)だけ供給されて単位重量のみを計測する場合
はまれであり、実際には単位重量ずつ数回ないし
数十回繰返して計測し、各回の計測値の累積によ
つて換算された集計重量を求めることができる。
したがつて、集計重量をWとすれば、第(7)式で示
される。
W=o-1i=1 iH+Wo(−Y+Ys) ……(7) Wは集計重量を示し、WiHは1回分の穀物の換
算重量を示し、Wnはn回の重量を示し、Yは実
際に計測した水分率の合計を示し、Ysは基準水
分率を示し、Wn(−Y+Ys)は基準水分量を示
し、第(7)式の左右両辺は等しいことを示したもの
である。
また、集計水分をYとすれば、第(8)式で示され
る。
第5図はこの発明の一実施例の穀物の等級・重
量測定装置のブロツク図である。構成において、
多量の穀物の重量を計測する場合の開始時に押圧
される始動スイツチ51と、制御回路52と、前
記ロータリエンコーダ36などのような重量検知
部、ゼロ・スパン調整部54C、重量演算部571
からなる重量検出手段と、前記電極32およびホ
ツパー容器31を含む嵩高検出用静電容量検知
部、該静電容量検知部の出力に基づいて静電容量
を電圧値に変換する変換回路60a、アナログ−
デイジタル(以下A−D)変換回路55a、ゼ
ロ・スパン調整部54aから成る嵩高検出手段
と、前記電極38およびホツパー容器31を含む
水分検出用静電容量検知部、該静電容量検知部の
出力を電圧値に変換するA−D変換回路55b、
ゼロ・スパン調整部54b、水分演算部574か
ら成る水分検出手段と、基準水分率に換算した補
正重量を算出するための重量補正演算部573
と、基準嵩高を設定入力するための基準嵩高設定
入力部(基準嵩高情報設定手)58と、等級判別
部572と、等級判別まは計測重量を表示または
印字によつて表現する表示装置591および/ま
たはプリンタ592を含む表現手段59とから構
成される。なお、重量演算部571、等級判別部
572、重量補正演算部573、水分演算部57
4は、説明の都合でブロツクで示すが、実際には
マイクロプロセツサなどの演算処理装置57を用
いて各部の演算を行うものである。ま、ゼロ・ス
パン調整部54a,54b,54cは入力信号の
ゼロレベルや入力信号の変化状態における出力信
号の出力特性変化(傾斜)を調整するものであ
り、穀物の種類に適した出力特性変化となるよう
に調整可能にしたものである。
第6図は前記静電容量変換回路60aまたは6
0bの一例の具体的なブロツク図である。この静
電容量変換回路60a(まは60b)は、リング
変調方式を用いたものであつて、高周波交流源
(例えば2MHz)61と、前記両極32およびホツ
パー容器31から成る静電容量検知部(まは38
および31から成る静電容量検知部)を含みかつ
該静電容量検知部で検知された静電容量変化に基
づいて出力レベルを可変するリング変調回路62
と、リング変調回路62の出力を波して静電容
量変化に相関する電圧値を出力する波回路63
とから構成される。
第7図は第5図各部の動作を説明するための各
部の波形図または穀物の重量、水分重量等を計
測、する場合の計測状態を図解した図である。次
に、第2図ないし第7図を参照して、この発明に
よつて穀物の等級を測定する場合および重量を基
準水分率に換算した重量で計測する場合の動作を
説明する。
前記計量ホツパー3が空の場合は、空の状態に
おける重量Wioが前記重量検知部36で検知さ
れ、前記重量演算部571で一時記憶される。また、
空の状態における水分率Yioに相関する静電容量
が電極38およびホツパー容器から成る静電容量
検知部で検知され、静電容量変換回路60bで電
圧値に変換され、A−D変換回路55bでデイジ
タル値に変換されて水分演算部574に与えられ
る。水分演算部574は検知された静電容量に相
関するデイジタル値に基づいて水分率Yioを求め
て一時記憶する。
そして、穀物の重量計測に併せて等級測定を開
始する場合は、まず、始動スイツチ51を押圧す
る。この始動スイツチ51の押圧に応じて、ハイ
レベル信号a(第7図a参照)が前記制御回路5
2に含まれるORゲート520を介してフリツプ
フロツプ(以下FF)521をセツトさせる。こ
のFF521のセツト出力b(第7図b参照)が前
記受入れホツパー26の出口に設けられているバ
ルブ27を開始指令する信号として利用される。
これによつて、バルブ27が開成されるが、この
ときバルブ28はFF527のセツト出力がハイ
レベルでないため閉成されたままである。そし
て、受入れホツパー26に貯留されている穀物が
バルブ27を介して計量ホツパー30へ供給され
る。このとき、ロータリエンコーダ36は計量ホ
ツパー30内の穀物が増加するにしたがつて、そ
の重量に相関するコード化された出力を導出しゼ
ロ・スパン調整部54cを介して重量演算部57
1に与える。そして、予め定める単位重量(100
Kg)の穀物が計量ホツパー30に供給されると、
制御回路52に含まれる比較回路522は設定部
523で設定されている単位重量と計量ホツパー
30の自重の和の重量と、重量演算部571で算
出された計量ホツパー30の穀物を供給した状態
における重量とが一致したことを検出し、計量ホ
ツパー30に単位重量の穀物が供給されことを判
別して、その出力d(第7図d参照)をハイレベ
ルとする。この比較回路522の出力dがFF5
21をリセツトさせるため、バルブ27が閉じら
れる。これと同時に、比較回路522の出力dが
遅延回路524で遅延されて単安定マルチ525
に与えられるため、単安定マルチ525は計量ホ
ツパー30に単位重量の穀物が供給されたのち遅
延回路524で定められる一定時間遅れて演算処
理に要する一定時間だけハイレベルの信号e(第
7図e参照)を導出して、マイクロプロセツサ5
7に演算指令信号とし与える。このように、計量
ホツパー30に単位重量の穀物が供給されたの
ち、遅延回路524で定まる遅延時間だけ遅れて
演算指令することによつて、受入れホツパー26
のバルブ27を閉じた直後に多少の穀物が落下し
たり、計量ホツパー30自体の振動によつて検出
重量に誤差を生じるのを防止できる利点がある。
前記等級判別部572には、基準嵩高設定入力
部58から等級別に基準となる基準嵩高情報が入
力されている。この基準嵩高設定入力部58は、
例えばサムロータリースイツチで等級別の基準嵩
高情報を入力するか、またはキーボードと等級別
のレジスタとを含みキーボードを操作して等級別
の嵩高情報を入力し対応するレジスタにストアさ
せる等によつて設定入力するものである。また、
等級判別部572には前記嵩高検出手段の嵩高検
出出力が与えられているが、前記演算指令信号に
応じて等級判別部572は等級判別動作を開始す
る。すなわち、前記ホツパー容器31に単位重量
の穀物が供給されている状態において、前記電極
32とホツパー容器31間に生じる静電容量が静
電容量変換回路60aで電圧値に変換され、その
嵩高に相関する電圧値がA−D変換回路55aで
デイジタル値に変換されたのち、ゼロ・スパン調
整部54aを介し等級判別部572に与えられ
る。従つて、等級判別部572は、演算指令信号
eの与えられたとき、検出された嵩高と基準嵩高
設定入力部58で予め設定されている等級別の基
準嵩高設定値とを比較照合し、ホツパー容器31
に貯留されている穀物の等級を判別し、その等級
判別結果をプリンタ592に与えて印字させると
ともに、表示装置591に与えて表示させる。
このように、計量ホツパー30に供給されてい
る穀物の単位重量における嵩高に基づいて該穀物
の等級を測定しているため、等級測定が高精度か
つ迅速であつて自動的に行え、きわめて省力化で
きる利点がある。
前述の等級測定動作と同時に、穀物の水分率を
基準水分率に換算した重量計測が行われる。すな
わち、前記重量演算部571は制御回路52から
演算指令信号eが与えられると、第7図gに示す
ように、そのとき重量検出部36で検出された重
量(すなわち計量ホツパー内の穀物の重量+計量
ホツパーの自重)Wimを算出し、Wimから先に
計量していた穀物を供給する前の重量Wioだけ減
算することによつて、前記第(1)式の演算を行つて
穀物のみの重量Wiを算出して重量補正演算部5
73および表示装置591ならびにプリンタ59
2に与える。また、水分演算部574は、前記第
(5)式の演算を行つて演算指令信号が与えられた状
態における水分率Yimを算出し、第7図hに示
すように、計量ホツパー30に穀物を供給する前
に計測した空の状態における電極38とホツパー
容器31との間に生じる静電容量に基づいて検出
した水分率Yioと今回算出した穀物の入つた状態
における水分率Yimとに基づいて前記第(2)式の
演算処理を行い、穀物のみの水分率を算出して重
量補正演算部573および表示装置591ならび
にプリンタ592に与える。重量補正演算部57
3は、予め計測すべき穀物の種類の基準水分率
Ysを設定しておき、今回計測された計量ホツパ
ー30内に入つている穀物の重量Wiと該穀物の
水分率Yiと予め設定している基準水分率Ysとに
基づいて前記第(3)式の演算処理を行い、基準水分
率に換算した穀物の重量を算出し、表示装置59
1およびプリンタ592に与える。これによつ
て、基準水分率に換算された穀物の重量WiHが計
測される。そして、表示装置591は計量ホツパ
ー30内に貯留されている穀物の重量Wiを表示
するとともに、該穀物の水分率Yiを表示し、さ
らに換算した穀物の重量WiHを表示する。同様
に、プリンタ592は穀物の重量Wiを印字し、
水分率Yiを印字し、さらに換算した重量WiHを印
字する。 そして、前記単安定マルチ525が一
定時間ハイレベル出力を導出したのち、その出力
を反転する。この出力eが微分回路526で立下
がり微分され、その微分パルスがFF527のセ
ツト入力およびタイマ528の始動指令信号とし
て与えられる。応じて、FF527が第7図fに
示すようにセツト出力fを導出し、該セツト出力
をバルブ28の開成指令信号として与える。この
ため、バルブ28が開かれ、計量ホツパー30内
に貯留されている単位重量の穀物が落下して放出
され、バケツトコンベア29で後処理工程へ移送
される。このときの計量ホツパー30の重量を時
間的に示した図が第7図cに示される。そして、
タイマ528が計量ホツパー30内に貯留されて
いる穀物を放出するのに要する一定時間だけ経過
したのち、タイムアツプ出力を導出して単安定マ
ルチ525をリセツトし、バルブ28を閉成指令
する。このFF527のリセツト出力がタイマ5
29に作動指令信号として与えられる。タイマ5
29はバルブ28の閉成後少なくとも計量ホツパ
ー空の状態における重量と水分率を計測するのに
要する一定時間T経過後に第7図iに示すような
タイムアツプ出力iを導出して該タイムアツプ出
力をORゲート520を介してFF521のセツト
入力として与え、FF521をセツトさせる。こ
れによつて、再び前記バルブ27が開成されて受
入れホツパー26に貯留されていた穀物が計量ホ
ツパー30へ供給される。以後前述の動作と同様
にして、予め定める周期毎に換算重量の計測動作
を繰返す。
ところで、上述のごとく、単位重量ずつ計量し
てそのときの水分率に基づいて換算重量の計測を
繰返し、単位重量以下の穀物しか残つていない場
合は次のごとくして行われる。すなわち、前記
FF521のセツト出力後、第7図jに示すよう
に、予め定める一定時間t(ただし、tはバルブ
27の開成期間よりも大)だけ遅れて、遅延回路
531の出力jがANDゲート532の一方入力
に与えられる。このANDゲート532には比較
回路522の出力が反転されて与えられる。この
ため、ANDゲート532は穀物が単位重量だけ
計量ホツパー30に供給されているときには出力
を導出せず、単位重量以下の穀物しか供給されな
い場合において遅延回路531の出力があると
き、第7図kに示すようにハイレベル出力kを導
出し、その出力をロツト終了検出信号として演算
処理装置57に与える。これと同時に、ANDゲ
ート532の出力Kは微分回路526を介して
FF527をセツトさせて、バルブ28を開成さ
せる。これによつて、計量ホツパ30内の穀物が
放出されて、動作を停止する。
なお、実際に多量の穀物を計測する場合は、始
動スイツチ51の押圧後所定の繰返し周期Tで換
算重量を計測しその累積を演算する必要がある。
そこで、演算処理装置57は重量補正演算部57
3で換算された重量WiHを累積的に加算する機能
を備えるか、または重量演算部571で算出され
た各回の重量Wiと水分演算部574で算出され
た各回の水分率とに基づいて前記第(7)式および第
(8)式の演算処理を行つて集計重量Wと集計水分重
量Yとを算出するような機能を持せて、その累積
情報をプリンタ592で印字させるようにすれば
よい。
これによつて、穀物を処理する移送経路に関連
して重量を検出する機構を設け、穀物に含まれる
水分率によつて変化する静電容量の変化に基づい
て水分率を検出し、検出された水分率と穀物の種
類別の基準水分率とに基づいて実際に計量された
重量を基準水分率における重量に換算した換算重
量を自動的に計測でき、極めて省力化が図れる利
点がある。また、従来のサンプリングした穀物の
水分率に基づいて換算する場合に比べて、計量ホ
ツパー30内で貯留されている穀物全体の水分率
に基づいて換算重量を計測するようにしているた
め、極めて高精度に換算重量を計測できる利点が
ある。また、等級測定に併せて換算重量を計測す
ることにより、穀物の価格の決定が容易となる。
ところで、前述したように、単位重量における
穀物の嵩高さの変動によつては、水分率の検出に
誤差が生じる場合がある。そこで、より好ましく
は、前記ゼロ・スパン調整部54aの出力を点線
で示すように水分演算部574に与えて、検出水
分率を嵩高さに基づいて補正し、補正した水分率
で基準水分率に換算した重量を演算するようにし
てもよい。その場合は、電極38で検出された穀
物の水分率をYiとし、嵩高検出用電極32の取
付高さをLOとし、穀物の検出嵩高さをLとすれ
ば、補正水分率YHは第(9)式で示される。
YH=Yi+k(L−LO) ……(9) このとき、LOは固定であるため、LOとk(定数)
を予め設定しておけば、水分率演算部574は嵩
高検出手段で検出された嵩高と水分率検出手段で
検出された検出水分率とに基づいて補正水分率
YHを求めることができる。この補正水分率YH
重量補正演算部573に与えると、該重量補正演
算部573が前記第(3)式のYiに代えてYHを利用
して第(3)式の演算処理を行うことにより、補正水
分率YHを基準水分率に換算した補正重量を算出
できる。
これによつて、嵩高の変動によつて検出水分率
に誤差が生じることに起因する換算重量の誤差を
補正できる利点がある。
なお、上述の実施例では、等級測定に併せて換
算重量を計測する場合を説明したが、この発明の
技術思想は等級測定と重量測定を別々に行う場合
の穀物処理工程における等級測定や、換算重量の
計測ではなく単に重量を計量する場合に等級測定
を併せて行う場合であつても同様に適用できる。
なお、上述の実施例では、計量ホツパー30に
単位重量の穀物を供給するまでバルブ27を開成
する場合について述べたが、他の実施例として、
単位重量(例えば100Kg)の90%の重量を検出し
たときバルブ27の半分だけ開いた状態として以
後穀物の供給量を半減し、単位重量になつたとき
即座にバルブ27を全閉すれば、確実に単位重量
ずつ供給できる。
また、上述の第2図に示すバケツトコンベア2
9の終端に、水分率別に分類(例えば平均水分率
±5%、それ以上、それ以下の3段階に分類)さ
れた貯槽サイロを設け、検出した水分率に基づい
て計測済の穀物を分類して貯槽サイロへ供給する
ようにしてもよい。
以上のように、この発明によれば、穀物受入容
器に予め定める重量の穀物を供給し、穀物受入容
器の上部に設けられた嵩高検出手段の取付位置と
予め定める重量の穀物の上面との間隔を検出して
嵩高を求め、検出された嵩高値と予め設定されて
いる穀物の種類に応じた複数の等級別の基準嵩高
値とに基づいて等級を判別することができる。ま
た、穀物受入容器内の嵩高検出手段の取付位置よ
りも下側に水分率検出手段を設けたことによつ
て、予め設定している基準水分率と検出された水
分率との差に基づいて基準水分率に換算した重量
を演算して、判別された穀物の等級または等級と
基準水分率に換算された重量を表示したり印字し
たりすることができる。したがつて、穀物の等級
測定を迅速かつ自動的に行なうことができ、しか
も高精度に測定できるので、従来のように抜取り
検査にばらつきが生じて、すべての穀物が抜取り
検査した一部の穀物の等級に決められてしまうお
それをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の穀物の水分率を計測する場合の
図解図である。第2図はこの発明の一実施例の穀
物の等級・重量計測装置が適用された一例を示す
図解図である。第3図はこの発明の特徴となる計
量ホツパー30の図解図である。第4図計量ホツ
パー30を用いて穀物の嵩高と静電容量との関係
を示す特性図である。第5図はこの発明の一実施
例のブロツク図である。第6図は静電容量変換回
路の一例の回路図である。第7図は第5図の動作
を説明するための波形図である。 図において、30は計量ホツパー、32は嵩高
検出用電極、36はロータリエンコーダ(重量検
出部)、38は水分率検出用電極、51は始動ス
イツチ、52は制御回路、54a〜54cはゼ
ロ・スパン調整部、55a〜55bはA−D変換
回路、57は演算処理装置、571は重量演算
部、572は等級判別部、573は重量補正演算
部、574は水分演算部、58は基準嵩高設定入
力部、591は表示装置、592はプリンタ、6
0a,60bは静電容量変換回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水分を含む穀物の重量を基準水分率に換算し
    た重量として計測し、かつ穀物の等級を測定する
    ための穀物の等級・重量測定装置であつて、 前記穀物を受入れる穀物受入容器、 前記穀物受入容器内に設けられ、該穀物受入容
    器へ供給された穀物に含まれる水分率によつて前
    記穀物受入容器との間で変化する静電容量変化分
    を検出する水分率検出用電極、 前記穀物受入容器に供給された穀物の重量を検
    出する穀物重量検出手段、 前記穀物重量検出手段が前記予め定める重量を
    検出するまで前記穀物受入容器へ穀物を供給さ
    せ、前記予め定める重量の穀物を検出したとき、
    穀物の供給を停止させる制御手段、 前記穀物受入容器内であつて、前記水分率検出
    用電極の上方に設けられ、前記穀物受入容器に前
    記予め定める重量の穀物を供給した状態におい
    て、 該穀物の嵩高によつて前記穀物受入容器との間
    で変化する静電容量変化分を検出する嵩高検出用
    電極、 前記穀物に含まれる基準となる水分率を予め設
    定しておき、前記穀物重量検出手段で検出された
    重量の穀物において、前記水分率検出用電極で検
    出された検出水分率と基準水分率とに基づいて、
    基準水分率に換算した穀物の重量を演算する演算
    手段、 予め定める複数の等級別に基準となる嵩高情報
    を予め設定する基準嵩高情報設定手段、前記穀物
    受入容器に前記予め定める重量の穀物が前記嵩高
    検出用電極にかぶさつて供給された状態におい
    て、前記嵩高検出用電極で検出された穀物の嵩高
    と前記基準嵩高情報設定手段で設定されている等
    級別の基準嵩高情報とに基づいて、該穀物の等級
    を判別する等級判別手段、および 前記演算手段出力の換算重量と、前記等級判別
    手段出力の判別等級とを表現する表現手段を備え
    た、穀物の等級・重量測定装置。 2 前記演算手段は、前記嵩高検出用電極で検出
    された穀物の嵩高に基づいて、前記検出水分率を
    補正し、該補正した検出水分率と前記基準水分率
    とに基づいて、基準水分率に補正して換算した穀
    物の重量を演算するようにした、特許請求の範囲
    第1項記載の穀物の等級・重量測定装置。 3 前記制御手段は、前記穀物重量検出手段が予
    め定める重量を検出するのに要する一定時間だけ
    前記穀物受入容器へ穀物を供給し、該一定時間経
    過してから前記演算手段が演算を終了した後、前
    記穀物受入容器に貯留されている穀物を放出する
    ように制御するようにした、特許請求の範囲第1
    項ないし第2項のいずれかに記載の穀物の等級・
    重量測定装置。 4 前記表現手段は、表示手段である、特許請求
    の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の穀
    物の等級・重量測定装置。 5 前記表現手段は、印字手段である、特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の穀
    物の等級・重量測定装置。 6 前記穀物受入容器は、前記穀物の処理を行な
    う穀物処理工程の経路に関連して設けられる、特
    許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記
    載の穀物の等級・重量測定装置。
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