JPH0365253B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0365253B2 JPH0365253B2 JP58069235A JP6923583A JPH0365253B2 JP H0365253 B2 JPH0365253 B2 JP H0365253B2 JP 58069235 A JP58069235 A JP 58069235A JP 6923583 A JP6923583 A JP 6923583A JP H0365253 B2 JPH0365253 B2 JP H0365253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- kneading
- sheet
- section
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Carpets (AREA)
Description
本発明はカーペツトの裏打ち方法に関する。さ
らに詳しくは熱可塑性樹脂および充てん剤の混練
りからカーペツト原反の裏打ちまでの工程を1段
で行うカーペツト特に自動車用遮音カーペツトお
よびタイルカーペツトの裏打ち方法に関する。 自動車用遮音カーペツトは、自動車のエンジン
音など室外からの騒音を下げて、室内の居住性を
向上させる目的で使用される。そのためには遮音
機能を付与した裏打ち材が必要である。遮音効果
は裏打ち材の単位面積あたりの質量に比例するの
で、裏打ち材は高密度で、ある程度の厚さが要求
される。さらに裏打ち材にはカーペツト原反の補
強性、成形保持性、パイル抜け防止性、収縮・伸
長防止性などの機能が基本的に要求されている。
このような機能を付与した裏打ち材はいろいろ考
えられているが、これの経済的な裏打ち方法は知
られていない。 タイルカーペツトはカーペツト原反の裏面に比
較的厚い裏打ち材を積層することによつて自重を
与え、適当な大きさ(例えば0.05〜2m2)および
形状に裁断したものであり、これらを組み合わせ
て床に敷けるものである。この裏打ち材にはカー
ペツト原反のパイル抜け防止性、収縮・伸長防止
性、荷重耐変形性、置敷性などの機能が要求され
ている。このような機能を付与した裏打ち材もい
ろいろ考えられているが、これの経済的な裏打ち
方法は知られていない。 従来、遮音性を有する自動車用カーペツトおよ
びタイルカーペツトの裏打ち方法としては、熱可
塑性樹脂、充てん剤、他の添加物とをまずバンバ
リーミキサー、フアレル連続ミキサー(FCM)
等で混練り後、ペレツト化し、次にそのペレツト
をTダイ付き押出機でシート状に押出しカーペツ
トに裏打ちする方法(特開昭55−71734号公報)、
また樹脂ペレツトと、樹脂に相溶する樹脂と充て
ん剤、他の添加物との混練ペレツトを予めドライ
ブレンドし、次にその混練物をTダイ付き押出機
でシート状に押出しカーペツトに裏打ちする方法
(特開昭56−79033号公報)、また樹脂、金属酸化
物、他の添加物とをバンバリーミキサーで溶融混
合後、押出機でペレツト化し、次にそのペレツト
をTダイ付き押出機でシート状に押出しカーペツ
トに裏打ちする方法(特開昭57−135861号公報)
が知られていた。このように従来知られた裏打ち
方法は樹脂、充てん剤等からなる混練物を予め造
る工程、次にこの混練物をTダイ付き押出機でシ
ート状に押出しカーペツトに裏打ちする工程の2
段の加工工程からなるカーペツト裏打ち方法であ
つた。従つて加工速度が遅く、カーペツト物性が
低下し、経済的にも著しく不利であるという欠点
があつた。 本発明者等は前記の欠点を解決するためにカー
ペツトの裏打ち方法に関して鋭意検討を重ねた結
果、異方向2軸混練押出機を用いて樹脂および充
てん剤の混練りからシート状に押出すまでを一挙
に行うと同時にカーペツト原反に裏打ちするとい
う1段加工により、加工工程が省略でき、加工速
度が速く、カーペツト物性が向上し、かつ安価に
カーペツトの裏打ちを行うことのできる方法を見
出した。 すなわち、本発明は熱可塑性樹脂および5〜80
重量%(全体を100重量%として)の充てん剤を
各々の定量フイーダーから、L/Dが5〜10のフ
イード部、L/Dが0.5〜2の混練部およびL/
Dが5〜20の押出部を備えた異方向2軸混練押出
機のフイード部に供給し、該押出部先端に設けた
Tダイから溶融シート状に押出し、該シートが冷
却固化する前にカーペツト原反の裏面に圧着ロー
ルにより積層することを特徴とするカーペツトの
裏打ち方法に関する。 本発明で用いる熱可塑性樹脂の例としては、低
密度乃至高密度のポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVAという)、エチレン−エチ
ルアクリレートなどのエチレン系共重合体、ポリ
プロピレン(PP)、プロピレンを主成分とする共
重合体、ポリブテン、ブテン共重合体、エチレン
またはプロピレンを主成分とするアイオノマー樹
脂などのオレフイン系樹脂、ポリスチレン、スチ
レン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン3元共重合体、メチルメタ
クリレート−スチレン共重合体などのスチンレン
系樹脂、アクリル酸エステル系樹脂、アクリロニ
トリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂などが好んで用いら
れる。これらの熱可塑性樹脂は、ペレツトの如き
粒子状、粉末状、またはフレーク状で、1種また
は2種以上の混合物として用いられる。 本発明で用いる充てん剤の例は炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、水和アルミナ、粘土、炭酸マ
グネシウム、硫酸カルシウム、シリカ、フライア
ツシユ、セメント粉、鉄、アルミニウム、銅など
の金属粉、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化カル
シウムなどの金属酸化物およびこれらの混合物等
であり、最も好ましい充填剤は炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、水和アルミナ、およびこれらの混
合物である。 熱可塑性樹脂に対する充てん剤の添加割合は5
〜80重量%、好ましくは15〜75%(全体を100重
量%として)である。遮音特性の優れたカーペツ
トを得るには充てん剤の量を多くすることが好ま
しい。 本発明は必須成分である熱可塑性樹脂および充
てん剤の他に必要に応じて公知の任意の添加物、
例えば無機質の短繊維(ガラス、アスベスト、綿
粉など)、可塑剤、プロセスオイル、ワツクス、
アスフアルト、発泡剤および難燃剤などを配合す
ることができる。 本発明で用いる異方向2軸混練押出機はフイー
ド部、混練部およびTダイ付き押出部を備えた押
出機である。フイード部のL/Dは5〜10であ
り、5未満のL/Dでは安定した材料のフイード
ができず、また10を越えるL/Dでは発熱が激し
くなりその結果やはり安定した材料のフイードが
できない。混練部は混練機能を有し、押出機にお
いては主としてこの部分により材料を混練する。
そのため該混練部は混練に適した適宜の形状の部
材たとえばローター型部材などの部材により構成
させることが適当である。ローター型部材など混
練部に用いる部材の種類によつてはL/Dにより
混練部形状を特定することが不適当な場合もあ
る。しかしながらたとえばL/Dを0.5〜3とす
ることができる。Tダイ付き押出部のL/Dは5
〜20であり、5未満では安定して押し出すことが
できず、その結果として押し出した裏打ち材の厚
みが一定しない。また、20を越える値では発熱が
ひどくなりその結果として安定した押出が困難で
ある。 本発明で用いるロールは等速2本ロールで、溶
融シートと直接接するロールは水または冷媒など
による冷却機能を有していることが必要である。 本発明で用いるカーペツト原反としては平織、
ウイルトン、タフテツド、ニードルパンチ物、フ
エルトなどの任意のカーペツト原反を用いること
ができる。 本発明のカーペツトの裏打ち方法は熱可塑性樹
脂および充てん剤、必要に応じて添加物を各々の
フイーダーから異方向2軸混練押出機に供給し、
ここで、溶融混練および溶融シート状の押出しを
一挙に行い、該溶融押出シートが冷却固化する前
にカーペツトの原反の裏面に圧着ロールにより積
層するという1段法である。溶融押出しシートの
温度は樹脂の種類、充てん剤の添加量およびカー
ペツト原反の材質によつて変えることができるが
加工の比エネルギー、カーペツトの物性などの面
から100〜250℃、好ましくは120〜200℃である。
カーペツト原反へ積層するシートの厚さは用途に
応じてTダイのリツプの間隔および押出量を調節
することにより変えられるが、例えばカーペツト
裏打ちの場合0.1〜10mm、好ましくは0.2〜8mm程
度である。 前記混練押出機への熱可塑性樹脂、充てん剤お
よび固形状の添加物は一般に知られている定量式
テーブルフイーダー、スクリユーフイーダー、又
はロータリーバルブなどで行うことができる。 また、添加物の中でプロセスオイル、可塑剤な
どの液体は定量ポンプにより混練押出機の任意の
場所、たとえば樹脂および充てん剤のフイード部
供給口、フイード部中央あるいは混練部のいずれ
かに注入することができる。添加物の添加量は任
意であるが好ましくは2〜50重量%(組成物全体
を100重量%として)である。 本発明のカーペツト裏打ち方法は一般のカーペ
ツト、タイルカーペツトおよび自動車用カーペツ
ト、特に遮音性を有する自動車用カーペツトに適
用することができる。 以上、本発明のカーペツト裏打ち方法は加工工
程が省略できるので、加工速度が速く、カーペツ
ト物性が向上し、かつ安価にカーペツトを製造す
ることができる。 次に実施例に基づいて本発明を説明する。 実施例 1〜3 EVA(MI3、VA28%)22wt%、炭酸カルシウ
ム(白石工業製p−50)70wt%および可塑剤と
してDOP(積水化学製)8wt%を各々のフイーダ
ー、EVAはスクリユーフイーダー(鎌長製衡所
製)、炭酸カルシウムはテーブルフイーダー(粉
研製)、DOPは定量ポンプ(日機装製)で巾50cm
のTダイを備えた異方向2軸混練押出機
(TEX30(株)日本製鋼所製(フイード部L/D=
10、混練部L/D=3、Tダイ付き押出部L/D
=10))に供給し、混練部温度、Tダイ温度を変
えてシートを成形し、該シートが冷却固化する前
に、PPタフテツドカーペツト原反(基布PP)と
該シートとを水冷圧着ロールで1.5mmの厚さに積
層して自動車用遮音カーペツトの裏打ち加工を行
つた。積層カーペツト物性を表−1に示した。 比較例 1〜3 実施例1と同じEVA、炭酸カルシウムおよび
可塑剤を用いて同じ割合で10の加圧ニーダーで
1バツチ10Kgを各種温度で15分混練りし、槽を転
倒排出し、排出に必要な時間を測定した。溶融し
た配合物を8インチ等速水冷ロールで巾20cm、厚
さ2mmのシートに圧延し、20分間放置冷却した。
次に室温のシートをペレタイザー(朋来鉄工製)
で4mm角のペレツトにした。該ペレツトを巾50cm
Tダイ付押出機(三葉製作所製)でTダイ温度を
変えてシート状に成形し、該シートを直ちにカー
ペツト原反(基布PP)と圧着ロールで1.5mmの厚
さに積層して自動車用遮音カーペツトの裏打ち加
工を行つた。該積層カーペツト物性を表−1に示
した。 実施例1〜3では1段工程でカーペツトの裏打
ちを行うため排出時間が不要でかつ混練部温度が
変化してもカーペツト物性への影響が少ない。こ
れに対して比較例1〜3では混練温度を下げるこ
とにより排出に要する時間が短くてすむが混練不
足になりカーペツト物性が低下した。また混練温
度を上げるとカーペツト物性は向上するが排出に
要する時間が多くかかつた。
らに詳しくは熱可塑性樹脂および充てん剤の混練
りからカーペツト原反の裏打ちまでの工程を1段
で行うカーペツト特に自動車用遮音カーペツトお
よびタイルカーペツトの裏打ち方法に関する。 自動車用遮音カーペツトは、自動車のエンジン
音など室外からの騒音を下げて、室内の居住性を
向上させる目的で使用される。そのためには遮音
機能を付与した裏打ち材が必要である。遮音効果
は裏打ち材の単位面積あたりの質量に比例するの
で、裏打ち材は高密度で、ある程度の厚さが要求
される。さらに裏打ち材にはカーペツト原反の補
強性、成形保持性、パイル抜け防止性、収縮・伸
長防止性などの機能が基本的に要求されている。
このような機能を付与した裏打ち材はいろいろ考
えられているが、これの経済的な裏打ち方法は知
られていない。 タイルカーペツトはカーペツト原反の裏面に比
較的厚い裏打ち材を積層することによつて自重を
与え、適当な大きさ(例えば0.05〜2m2)および
形状に裁断したものであり、これらを組み合わせ
て床に敷けるものである。この裏打ち材にはカー
ペツト原反のパイル抜け防止性、収縮・伸長防止
性、荷重耐変形性、置敷性などの機能が要求され
ている。このような機能を付与した裏打ち材もい
ろいろ考えられているが、これの経済的な裏打ち
方法は知られていない。 従来、遮音性を有する自動車用カーペツトおよ
びタイルカーペツトの裏打ち方法としては、熱可
塑性樹脂、充てん剤、他の添加物とをまずバンバ
リーミキサー、フアレル連続ミキサー(FCM)
等で混練り後、ペレツト化し、次にそのペレツト
をTダイ付き押出機でシート状に押出しカーペツ
トに裏打ちする方法(特開昭55−71734号公報)、
また樹脂ペレツトと、樹脂に相溶する樹脂と充て
ん剤、他の添加物との混練ペレツトを予めドライ
ブレンドし、次にその混練物をTダイ付き押出機
でシート状に押出しカーペツトに裏打ちする方法
(特開昭56−79033号公報)、また樹脂、金属酸化
物、他の添加物とをバンバリーミキサーで溶融混
合後、押出機でペレツト化し、次にそのペレツト
をTダイ付き押出機でシート状に押出しカーペツ
トに裏打ちする方法(特開昭57−135861号公報)
が知られていた。このように従来知られた裏打ち
方法は樹脂、充てん剤等からなる混練物を予め造
る工程、次にこの混練物をTダイ付き押出機でシ
ート状に押出しカーペツトに裏打ちする工程の2
段の加工工程からなるカーペツト裏打ち方法であ
つた。従つて加工速度が遅く、カーペツト物性が
低下し、経済的にも著しく不利であるという欠点
があつた。 本発明者等は前記の欠点を解決するためにカー
ペツトの裏打ち方法に関して鋭意検討を重ねた結
果、異方向2軸混練押出機を用いて樹脂および充
てん剤の混練りからシート状に押出すまでを一挙
に行うと同時にカーペツト原反に裏打ちするとい
う1段加工により、加工工程が省略でき、加工速
度が速く、カーペツト物性が向上し、かつ安価に
カーペツトの裏打ちを行うことのできる方法を見
出した。 すなわち、本発明は熱可塑性樹脂および5〜80
重量%(全体を100重量%として)の充てん剤を
各々の定量フイーダーから、L/Dが5〜10のフ
イード部、L/Dが0.5〜2の混練部およびL/
Dが5〜20の押出部を備えた異方向2軸混練押出
機のフイード部に供給し、該押出部先端に設けた
Tダイから溶融シート状に押出し、該シートが冷
却固化する前にカーペツト原反の裏面に圧着ロー
ルにより積層することを特徴とするカーペツトの
裏打ち方法に関する。 本発明で用いる熱可塑性樹脂の例としては、低
密度乃至高密度のポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVAという)、エチレン−エチ
ルアクリレートなどのエチレン系共重合体、ポリ
プロピレン(PP)、プロピレンを主成分とする共
重合体、ポリブテン、ブテン共重合体、エチレン
またはプロピレンを主成分とするアイオノマー樹
脂などのオレフイン系樹脂、ポリスチレン、スチ
レン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン3元共重合体、メチルメタ
クリレート−スチレン共重合体などのスチンレン
系樹脂、アクリル酸エステル系樹脂、アクリロニ
トリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂などが好んで用いら
れる。これらの熱可塑性樹脂は、ペレツトの如き
粒子状、粉末状、またはフレーク状で、1種また
は2種以上の混合物として用いられる。 本発明で用いる充てん剤の例は炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、水和アルミナ、粘土、炭酸マ
グネシウム、硫酸カルシウム、シリカ、フライア
ツシユ、セメント粉、鉄、アルミニウム、銅など
の金属粉、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化カル
シウムなどの金属酸化物およびこれらの混合物等
であり、最も好ましい充填剤は炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、水和アルミナ、およびこれらの混
合物である。 熱可塑性樹脂に対する充てん剤の添加割合は5
〜80重量%、好ましくは15〜75%(全体を100重
量%として)である。遮音特性の優れたカーペツ
トを得るには充てん剤の量を多くすることが好ま
しい。 本発明は必須成分である熱可塑性樹脂および充
てん剤の他に必要に応じて公知の任意の添加物、
例えば無機質の短繊維(ガラス、アスベスト、綿
粉など)、可塑剤、プロセスオイル、ワツクス、
アスフアルト、発泡剤および難燃剤などを配合す
ることができる。 本発明で用いる異方向2軸混練押出機はフイー
ド部、混練部およびTダイ付き押出部を備えた押
出機である。フイード部のL/Dは5〜10であ
り、5未満のL/Dでは安定した材料のフイード
ができず、また10を越えるL/Dでは発熱が激し
くなりその結果やはり安定した材料のフイードが
できない。混練部は混練機能を有し、押出機にお
いては主としてこの部分により材料を混練する。
そのため該混練部は混練に適した適宜の形状の部
材たとえばローター型部材などの部材により構成
させることが適当である。ローター型部材など混
練部に用いる部材の種類によつてはL/Dにより
混練部形状を特定することが不適当な場合もあ
る。しかしながらたとえばL/Dを0.5〜3とす
ることができる。Tダイ付き押出部のL/Dは5
〜20であり、5未満では安定して押し出すことが
できず、その結果として押し出した裏打ち材の厚
みが一定しない。また、20を越える値では発熱が
ひどくなりその結果として安定した押出が困難で
ある。 本発明で用いるロールは等速2本ロールで、溶
融シートと直接接するロールは水または冷媒など
による冷却機能を有していることが必要である。 本発明で用いるカーペツト原反としては平織、
ウイルトン、タフテツド、ニードルパンチ物、フ
エルトなどの任意のカーペツト原反を用いること
ができる。 本発明のカーペツトの裏打ち方法は熱可塑性樹
脂および充てん剤、必要に応じて添加物を各々の
フイーダーから異方向2軸混練押出機に供給し、
ここで、溶融混練および溶融シート状の押出しを
一挙に行い、該溶融押出シートが冷却固化する前
にカーペツトの原反の裏面に圧着ロールにより積
層するという1段法である。溶融押出しシートの
温度は樹脂の種類、充てん剤の添加量およびカー
ペツト原反の材質によつて変えることができるが
加工の比エネルギー、カーペツトの物性などの面
から100〜250℃、好ましくは120〜200℃である。
カーペツト原反へ積層するシートの厚さは用途に
応じてTダイのリツプの間隔および押出量を調節
することにより変えられるが、例えばカーペツト
裏打ちの場合0.1〜10mm、好ましくは0.2〜8mm程
度である。 前記混練押出機への熱可塑性樹脂、充てん剤お
よび固形状の添加物は一般に知られている定量式
テーブルフイーダー、スクリユーフイーダー、又
はロータリーバルブなどで行うことができる。 また、添加物の中でプロセスオイル、可塑剤な
どの液体は定量ポンプにより混練押出機の任意の
場所、たとえば樹脂および充てん剤のフイード部
供給口、フイード部中央あるいは混練部のいずれ
かに注入することができる。添加物の添加量は任
意であるが好ましくは2〜50重量%(組成物全体
を100重量%として)である。 本発明のカーペツト裏打ち方法は一般のカーペ
ツト、タイルカーペツトおよび自動車用カーペツ
ト、特に遮音性を有する自動車用カーペツトに適
用することができる。 以上、本発明のカーペツト裏打ち方法は加工工
程が省略できるので、加工速度が速く、カーペツ
ト物性が向上し、かつ安価にカーペツトを製造す
ることができる。 次に実施例に基づいて本発明を説明する。 実施例 1〜3 EVA(MI3、VA28%)22wt%、炭酸カルシウ
ム(白石工業製p−50)70wt%および可塑剤と
してDOP(積水化学製)8wt%を各々のフイーダ
ー、EVAはスクリユーフイーダー(鎌長製衡所
製)、炭酸カルシウムはテーブルフイーダー(粉
研製)、DOPは定量ポンプ(日機装製)で巾50cm
のTダイを備えた異方向2軸混練押出機
(TEX30(株)日本製鋼所製(フイード部L/D=
10、混練部L/D=3、Tダイ付き押出部L/D
=10))に供給し、混練部温度、Tダイ温度を変
えてシートを成形し、該シートが冷却固化する前
に、PPタフテツドカーペツト原反(基布PP)と
該シートとを水冷圧着ロールで1.5mmの厚さに積
層して自動車用遮音カーペツトの裏打ち加工を行
つた。積層カーペツト物性を表−1に示した。 比較例 1〜3 実施例1と同じEVA、炭酸カルシウムおよび
可塑剤を用いて同じ割合で10の加圧ニーダーで
1バツチ10Kgを各種温度で15分混練りし、槽を転
倒排出し、排出に必要な時間を測定した。溶融し
た配合物を8インチ等速水冷ロールで巾20cm、厚
さ2mmのシートに圧延し、20分間放置冷却した。
次に室温のシートをペレタイザー(朋来鉄工製)
で4mm角のペレツトにした。該ペレツトを巾50cm
Tダイ付押出機(三葉製作所製)でTダイ温度を
変えてシート状に成形し、該シートを直ちにカー
ペツト原反(基布PP)と圧着ロールで1.5mmの厚
さに積層して自動車用遮音カーペツトの裏打ち加
工を行つた。該積層カーペツト物性を表−1に示
した。 実施例1〜3では1段工程でカーペツトの裏打
ちを行うため排出時間が不要でかつ混練部温度が
変化してもカーペツト物性への影響が少ない。こ
れに対して比較例1〜3では混練温度を下げるこ
とにより排出に要する時間が短くてすむが混練不
足になりカーペツト物性が低下した。また混練温
度を上げるとカーペツト物性は向上するが排出に
要する時間が多くかかつた。
【表】
実施例 4〜6
低密度ポリエチレン(日石化学製J79、MI45)
70wt%、炭酸カルシウム(旭鉱末K300)30wt%
を用いた他は実施例1と全く同様にして混練温度
を変えて自動車用遮音カーペツトの裏打ち加工を
行つた。積層カーペツト物性を表−2に示した。 比較例 4〜6 実施例4と同じ低密度ポリエチレン、炭酸カル
シウムを用いて、同じ割合で、インテンシブミキ
サー((株)日本製鋼所製D−10)で1バツチ8Kg各
種温度で10分間混練り後、ドロツプドアーにより
排出し、排出に必要な時間を測定した。溶融配合
物を8インチ等速水冷ロールで巾20cm、厚さ2mm
のシート状に圧延、20分間放置冷却後、ペレタイ
ザー(朋来鉄工製)で4mm角ペレツトにした。該
ペレツトを巾50cmTダイ付押出機(三葉製作所
製)で厚さ0.5mmのシート状に押出成形しカーペ
ツトに裏打ちした。該カーペツトの物性を表−2
に示した。 実施例4〜6では1段工程でカーペツトの裏打
ちを行うため排出時間が不要で、かつ混練部温度
が変化してもカーペツト物性への影響が少ない。
これに対して比較例4〜6では混練温度を下げる
ことにより排出に要する時間が短くてすむが混練
不足になりカーペツト物性が低下した。また混練
温度を上げるとカーペツト物性は向上するが排出
に要する時間が多くかかつた。
70wt%、炭酸カルシウム(旭鉱末K300)30wt%
を用いた他は実施例1と全く同様にして混練温度
を変えて自動車用遮音カーペツトの裏打ち加工を
行つた。積層カーペツト物性を表−2に示した。 比較例 4〜6 実施例4と同じ低密度ポリエチレン、炭酸カル
シウムを用いて、同じ割合で、インテンシブミキ
サー((株)日本製鋼所製D−10)で1バツチ8Kg各
種温度で10分間混練り後、ドロツプドアーにより
排出し、排出に必要な時間を測定した。溶融配合
物を8インチ等速水冷ロールで巾20cm、厚さ2mm
のシート状に圧延、20分間放置冷却後、ペレタイ
ザー(朋来鉄工製)で4mm角ペレツトにした。該
ペレツトを巾50cmTダイ付押出機(三葉製作所
製)で厚さ0.5mmのシート状に押出成形しカーペ
ツトに裏打ちした。該カーペツトの物性を表−2
に示した。 実施例4〜6では1段工程でカーペツトの裏打
ちを行うため排出時間が不要で、かつ混練部温度
が変化してもカーペツト物性への影響が少ない。
これに対して比較例4〜6では混練温度を下げる
ことにより排出に要する時間が短くてすむが混練
不足になりカーペツト物性が低下した。また混練
温度を上げるとカーペツト物性は向上するが排出
に要する時間が多くかかつた。
【表】
【表】
比較例 7〜8
実施例1において異方向2軸混練押出機の代り
に1軸混練押出機(田辺プラスチツク(株)製50mm押
出機L/D22、フイード9D、コンプレツシヨン
3D、メタリング10D、うちマドツク2D)および
2軸同方向混練押出機(池貝鉄工(株)製PCM30)
を用いた以外は実施例1と全く同様にカーペツト
の裏打ち加工を行つた。 すなわち、1軸混練押出機では押出したシート
に充てん剤の塊が一部にみられ、十分な混練効果
が得られず均一なシートが得られなかつた。 また、2軸方向混練押出機では混練効果はある
もののTダイ押出しで安定した押出性能が得られ
ず、押出シートの厚みが均一でなかつた。 実施例 7 実施例1と同じ方法で、カーペツト原反へ180
℃の温度で裏打ち材を3.5mmの厚さに積層してタ
イルカーペツト用の裏打ち加工を行つた。さらに
これを500mm×500mmの大きさに裁断しタイルカー
ペツトとした。得られたタイルカーペツトは、1
段加工ではあるが次のような良好な物性が得られ
た。 抜糸強度 2.4Kg/本 加熱寸法安定性60℃×24hr、20℃×24hr)
+0.02% 水浸せき(20℃×1hr)乾燥(20℃×24hr)寸法
安定性 −0.03% 荷重変形量(10Kg/cm2×40℃×24hr)
パイルの変形のみ 置敷性 良好
に1軸混練押出機(田辺プラスチツク(株)製50mm押
出機L/D22、フイード9D、コンプレツシヨン
3D、メタリング10D、うちマドツク2D)および
2軸同方向混練押出機(池貝鉄工(株)製PCM30)
を用いた以外は実施例1と全く同様にカーペツト
の裏打ち加工を行つた。 すなわち、1軸混練押出機では押出したシート
に充てん剤の塊が一部にみられ、十分な混練効果
が得られず均一なシートが得られなかつた。 また、2軸方向混練押出機では混練効果はある
もののTダイ押出しで安定した押出性能が得られ
ず、押出シートの厚みが均一でなかつた。 実施例 7 実施例1と同じ方法で、カーペツト原反へ180
℃の温度で裏打ち材を3.5mmの厚さに積層してタ
イルカーペツト用の裏打ち加工を行つた。さらに
これを500mm×500mmの大きさに裁断しタイルカー
ペツトとした。得られたタイルカーペツトは、1
段加工ではあるが次のような良好な物性が得られ
た。 抜糸強度 2.4Kg/本 加熱寸法安定性60℃×24hr、20℃×24hr)
+0.02% 水浸せき(20℃×1hr)乾燥(20℃×24hr)寸法
安定性 −0.03% 荷重変形量(10Kg/cm2×40℃×24hr)
パイルの変形のみ 置敷性 良好
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂および5〜80重量%(全体を
100重量%として)の充てん剤を各々の定量フイ
ーダーから、L/Dが5〜10のフイード部、混練
部およびL/Dが5〜20の押出部を備えた異方向
2軸混練押出機のフイード部に供給し、該押出部
先端に設けたTダイから溶融シート状に押出し、
該シートが冷却固化する前にカーペツト原反の裏
面に圧着ロールにより積層することを特徴とする
カーペツトの裏打ち方法。 2 カーペツトが自動車用遮音カーペツトである
特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 カーペツトがタイルカーペツトである特許請
求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58069235A JPS59196216A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | カ−ペツトの裏打ち方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58069235A JPS59196216A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | カ−ペツトの裏打ち方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196216A JPS59196216A (ja) | 1984-11-07 |
| JPH0365253B2 true JPH0365253B2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=13396871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58069235A Granted JPS59196216A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | カ−ペツトの裏打ち方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196216A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2781822B1 (fr) * | 1998-07-28 | 2003-07-11 | Textiles Plastiques Chomarat | Revetement de sol notamment pour automobiles et procede pour son obtention |
| JP6322651B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2018-05-09 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 異方向回転押出によるtpo屋根膜の製造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4974751A (ja) * | 1972-11-20 | 1974-07-18 | ||
| JPS5188559A (ja) * | 1974-12-09 | 1976-08-03 | ||
| US4191798A (en) * | 1978-11-22 | 1980-03-04 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Highly filled thermoplastic compositions based on ethylene interpolymers and processing oils |
-
1983
- 1983-04-21 JP JP58069235A patent/JPS59196216A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59196216A (ja) | 1984-11-07 |
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