JPH0366044B2 - - Google Patents

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JPH0366044B2
JPH0366044B2 JP62316129A JP31612987A JPH0366044B2 JP H0366044 B2 JPH0366044 B2 JP H0366044B2 JP 62316129 A JP62316129 A JP 62316129A JP 31612987 A JP31612987 A JP 31612987A JP H0366044 B2 JPH0366044 B2 JP H0366044B2
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Tadao Nakayama
Masakazu Shimomura
Hiroyuki Katayama
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は圧延機において圧延材の板厚を自動的
に制御するための方法に関し、特にフイードフオ
ワード式の板厚制御方法に関するものである。
[従来の技術] 従来の圧延機における自動板厚制御の方法は、
一般にフイードバツク方式が採用されている。し
かしながらフイードバツク方式では板厚検出信号
の時間遅れ、あるいは作動機構の時間遅れのた
め、高精度の制御を遅れなく行うことは困難であ
る。
この問題を解決するために、フイードフオワー
ド制御を導入することがある。
圧延機のフイードフオワード制御は次のように
行われる。
ΔS=(m/M)ΔH …(1) もしくは ΔS=A(m/M)ΔH …(2) ここで ΔS:ロール間〓 m:材料の塑性定数 M:ミル定数 ΔH:入側板厚偏差 A:補正係数(制御利得値) 圧延機入側板厚計からの板厚偏差信号は、(1)式
のように乗算されたロール間〓ΔSが計算される。
材料の塑性定数m、ミル定数Mは、計算のための
常数で事前に設定されるが、材料の塑性定数mに
関しては、同材料であつても温度、塑性加工の度
合いによつて変化するなどの理由で完全に把握す
ることが難しい。
そこで、補正係数として制御利得値Aを設け、
それを(1)式右辺に乗算した(2)式によつてロール間
〓ΔSを計算し、前記制御利得値Aの値は自動的
に小幅修正する手段を別途設けることで制御精度
の向上をはかつている。
フイードフオワード制御による圧延機の自動板
厚制御方法の一例を第4図および第5図に示す。
第4図は従来の圧延機の自動板厚制御方法のブロ
ツク図であり、1は圧延材、2は圧延材1を供給
する入側リール、3は圧延材1を巻き取る出側リ
ール、4は圧延材1を圧延する圧延ロールであ
る。
5は圧延前の圧延材1の板厚みを計測し入側板
厚偏差として出力する入側板厚計、6は圧延後の
圧延材1の板厚みを計測し出側板厚偏差として出
力する出側板厚計、7は圧延機の入側速度を検出
するパルスジエネレータ、8は圧延材1の入側板
厚計5と圧延ロール4との間の走行時間を考慮し
て信号を相当時間遅延する出力タイミング回路、
9はロール間〓を変化させて圧延材1の板厚を制
御する圧延機油圧圧下制御装置、10は出側板厚
偏差の積分量を圧延機油圧圧下装置9へフイード
バツクするフイードバツク制御装置、11は入側
板厚偏差を一時記憶しパルスジエネレータ7の信
号の演算処理によつて圧延材1の同一点が出側板
厚計6を通過した時点で呼び戻した前記入側板厚
偏差のデータとそのときの出側板厚偏差の値とを
ペアで出力するトラツキング回路である。
12aは入側板厚計5の計測値を受けて圧下量
の計算および制御利得値の更新を行う制御演算器
で、ハードウエアはCPU、メモリ等よりなる制
御用電子計算機であり、制御プログラムを後述す
るが、その機能に相当するブロツク図を第4図に
あわせ示す。
第4図において、13は前述(2)式で使用する
M、mの値を設定する数値設定器、14は入側板
厚偏差ΔHを受けてそれに(m/M)を乗算する
第1演算器、15は制御利得値Aを乗算して、フ
イードフオワード出力量ΔSを演算する第2演算
器、16は前述制御利得値Aの値を保持している
メモリ、17はトラツキング回路11で入側、出
側ペアになつた圧延材同一点の入側板厚偏差と出
側板厚偏差とからメモリ16の数値を増減する
AGC制御器である。
演算器12aの制御プログラムの流れ図を第5
図aおよびbに示す。同プログラムは、主として
後述AGCの動作を行うメインルーチンA51〜
A60と、主として前出(2)式の計算を行う割込み
ルーチンA61〜A63より成つている。
この従来の自動板厚制御方法の手順は、次のよ
うに行われる。
圧延材1が入側リール2より供給され圧延ロー
ル4によつて圧延され出側リール3に巻き取られ
る。入側板厚計5より入側板厚偏差ΔHは演算器
12aに入力される。演算器12aにおいては、
割込みルーチンが起動され、 ステツプA61で入側板厚偏差ΔHを取り込み、 ステツプA62で(2)式により定数mおよびM、制
御利得値Aを乗除算されてロール間〓ΔSが演算
され、 ステツプA63でロール間〓ΔSを出力タイミン
グ回路8へ送出する。
割込みルーチンで演算された前記ロール間〓
ΔSは出力タイミング回路8によつて圧延材1の
走行時間に相当する遅延時間の後、圧延機油圧圧
下制御装置9に信号出力されてロール圧下量の制
御を行う。
なお、フイードフオワード制御はオープンルー
プであり、出側板厚偏差の零点の補正ができない
ので、フイードバツク制御装置10が併用されて
いる。
前記制御利得値Aは、圧延材1の材質、寸法に
よつて最適値が異なるので、後述のように圧延に
先立ち設定入力されるとともに、圧延中の調整手
段として自動利得調整(Automatic Gain
Control:以下、AGCという)が行われる。
このAGCの方法は、たとえば、出側の板厚計
6による出側板厚偏差Δhと、トラツキング回路
11によつて入側板厚偏差ΔHを順次一時記憶し
圧延材1の同一点が出側板厚計6を通過した時点
で呼び戻した前記入側板厚偏差データΔHとの、
両者の値によつて制御利得値Aの値を増減調整し
ようとするものである。
このAGC作用は、演算器12aにおいて、メ
インルーチンA51〜A60のなかで行われ、 ステツプA51はプログラム全体の初期設定で、
(2)式の計算に使用する定数がキーボード入力など
で設定され、 ステツプA52で前記呼び戻した入側板厚偏差デ
ータΔHの入力を待ち、 ステツプA53で出側板厚偏差Δhを読み込み、 ステツプA54で出側板厚偏差Δhの絶対値が不
感帯幅Eより小さければなにもせずステツプA60
へ行き、 ステツプA55で入側板厚偏差ΔHの符号が調べ
られ、正であればステツプA56で、負であればス
テツプA57で、出側板厚偏差Δhの符号が調べら
れる。
ステツプA58は入側出側の符号が同じ場合で制
御利得値Aの値が一定数たとえば0.1増加せしめ
られ、 ステツプA59は符号が異なる場合でAの値が一
定数たとえば0.1減少せしめられる。
ステツプA60で操作盤のスイツチ等を参照し
て、演算を継続するのであればステツプA52に戻
る。
以上のステツプA54〜A59のAGC動作を要約す
るとつぎのとおりである。
(1) 出側板厚偏差Δhの絶対値が不感帯値E未満
なら、制御利得値Aは変更しない。
(2) 出側板厚偏差Δhの絶対値が不感帯値E以上
で、入側板厚偏差データΔHの符号と出側板厚
偏差Δhの符号が同じであれば、ロール間〓ΔS
の調整量が小さいと判断し、これを大きくする
ために、制御利得値Aを一定量(たとえば0.1)
増加させる。
(3) 出側板厚偏差Δhの絶対値が不感帯値E以上
で、入側板厚偏差データΔHの符号と出側板厚
偏差Δhの符号が異なれば、ロール間〓ΔSの調
整量が大きいと判断し、これを小さくするため
に、制御利得値Aを一定量(たとえば0.1)減
少させる。
こうして、変数領域に設定保持されている制御
利得値Aの過不足を調整して、最適なフイードフ
オワード制御動作点を得るようにしている。
[解決しようとする問題点] 上記した従来の板厚制御方法においては、入側
板厚偏差ΔHの符号と出側板厚偏差Δhの符号によ
り制御利得値Aを増減調整しているが、入側板厚
偏差のトラツキングに誤差を生じたとき制御利得
値Aの増減方向が逆になり、出側板厚偏差をかえ
つて大きくする場合がある。
しかしながら、種々の圧延速度に対して常にト
ラツキング誤差を零にすることは実操業上難しい
ので、精度のよい出側板厚制御が行えないことが
ある。
本発明は、上述の問題点を解決しようとするも
ので、多少のトラツキング誤差があつても、制御
結果が不良とならない圧延機の自動板厚制御方法
を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の圧延機の自動板厚制御方法は、圧延機
の出側板厚偏差の平均振幅値が所定の不感帯値内
にないとき、出側板厚偏差の平均振幅値の入側板
厚偏差の平均振幅値との比の時間経過前後の変化
の方向によつてフイードフオワード制御利得値を
修正することを特徴としている。
[作用] 入側板厚偏差の時間的変動が正弦波であると仮
定すると、トラツキング誤差の有無により変化す
るトラツキング後の波形特性値は位相のみであ
り、振幅は変化しない。
この振幅が変化しないということは波形が正弦
波でなくても成立する。
本発明は上述の観点から、トラツキングの誤差
を受けない平均振幅値によつて制御状態を判定し
ようとするもので、トラツキングされた入側板厚
偏差の平均振幅値と、出側板厚偏差の平均振幅値
とを演算し、 (1) 出側板厚偏差の平均振幅値が充分小さいとき
(所定の不感帯値内にあるとき)は、板厚制御
が良好に機能していると判断し、現状を継続す
る。あるいは、 (2) 出側板厚偏差の平均振幅値が比較的に大きい
とき(所定の不感帯値内にないとき)は、出側
板厚偏差の平均振幅値の入側板厚偏差の平均振
幅値に対する比を不適合度指標としてそれの増
加傾向か減少傾向かで制御利得値を増加減少あ
るいは減少増加させることにより、フイードフ
オワード制御利得値を増減する ものである。
板厚偏差の振幅値は、区間標準偏差の算出によ
つて正確に演算できるが、圧延制御の場合は板厚
偏差の正負が対称に近いので、自乗平均平方根、
あるいは絶対値の平均演算値を、平均振幅値とし
て使用することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説
明する。なお、既述の符号は同一の部分を示して
おり、説明は省略する。
第2図は一実施例としての圧延機の自動板厚制
御方法による制御装置のブロツク図で、12は入
側板厚計5の計測値を受けて圧下量の計算および
制御利得値の修正を行う制御演算器、18は入側
板厚計5の計測値と出側板厚計6の計測値とから
制御利得値を演算しメモリ16へ出力するAGC
演算制御器である。
第1図a〜eはAGC演算制御器18の制御動
作を示すフローチヤートである。
同第1図aはメインプログラムのフローチヤー
トであり、 ステツプA1では、不感帯値Eを設定する。
ステツプA2では、入側板厚偏差の平均振幅値
としての入側板厚偏差平均値を計算する。
ステツプA3では、出側板厚偏差の平均振幅値
としての出側板厚偏差平均値を計算する。
ステツプA4では、板厚偏差減衰率Xjの計算を
する。このXjは、制御利得値Aを増加させるか
減少させるかの判定値であり、制御利得値Aの不
適合度の指標となるものである。
ステツプA5では、出側板厚偏差平均値が不
感帯Eに入つているかの判断を行う。<Eの
とき、つまり、不感帯内に入つているときは十分
な板厚精度が得られているので制御利得値Aを変
更しない。直ちにステツプA7へ行く。
ステツプA6では、≧Eのとき、つまり、不
感帯E内へ入つていないときで、十分な板厚精度
が得られていないので制御利得値Aを変更し、板
厚精度を良くする。
ステツプA7では、演算を続行するか、操作盤
のスイツチを参照するなどして判断をする。続行
するときはステツプA2へもどる。続行しないと
きはエンドに進み終了する。
第1図bは入側板厚偏差平均値を計算する
第1のサブプログラムのフローチヤートであり、 ステツプA8では、入側板厚偏差ΔHiの読込を
行う。すなわち、入側板厚計5の信号を所定のサ
ンプリングピツチで読み込む。
ステツプA9では、入側板厚偏差ΔHiの絶対値
化を行う。これは次ステツプで平均値を求めるた
めの前処理である。
ΔHi→|ΔHi| ステツプA10では、入側板厚偏差ΔHiの平均値
ΔHを求める。ここで、nはサンプル数である。
=(1/n)(|ΔH1|+|ΔH2| +…+|ΔHn|) 第1図cは出側板厚偏差平均値を計算する
第2のサブプログラムのフローチヤートであり、 ステツプA11では、入側板厚偏差ΔHiをパルス
ジエネレータ7の信号によりトラツキングして、
同一地点の材料が出側板厚計6に到達するポイン
トを求める。
ステツプA12では、入側板厚偏差ΔHiと同一地
点の出側板厚偏差Δhiの読込を行う。
ステツプA13では、出側板厚偏差Δhiの絶対値
化を行う。
Δhi→|Δhi| ステツプA14では、出側板厚偏差Δhiの平均値
Δhを求める。ここで、nはステツプA10のサン
プル数nと同じである。
=(1/n)(|Δh1|+|Δh2|+… +|Δhn|) 第1図dは板厚偏差減衰率Xjの計算をする第
3のサブプログラムのフローチヤートであり、 ステツプA15では、ステツプA10で求めた入側
板厚偏差平均値及びステツプA14で求めた出
側板厚偏差平均値より次式で板厚偏差減衰率
Xjを求める。
Xj=/ Xjの値が小さいほど制御利得値Aの値が適切
で出側板厚偏差が小さくなつていると言える。
ステツプA16では、Xjが第1回目の値X1かの
判断を行う。Yesのとき前回のXjがないのでステ
ツプA17で行うXj>Xj-1の比較ができない。リタ
ンしてステツプA7へ進む。Noのときはステツプ
A17へ進む。
第1図eは制御利得値Aを変更する第4のサブ
プログラムのフローチヤートであり、 ステツプA17ではXj>Xj-1の判断を行う。Xj-1
は前回演算され一時記憶されていたXjである。
今回の板厚偏差減衰率Xjが前回の板厚偏差減衰
率Xj-1より大きくなつたか、つまり今回の出側
板厚偏差が前回より悪くなつたかの判断をする。
Yesのときは悪くなつた時であり、ステツプ
A19へ進む。Noのときは良くなつた時であるの
で、ステツプA18へ進む。
ステツプA18では、前回制御利得値を下げたか
の判断を行う。Yesのとき前回制御利得値を下げ
て板厚偏差減衰率Xjが小さくなつた。さらにXj
を小さくするために今回も制御利得値Aを下げ
る。ステツプA21へ進む。
Noのとき前回制御利得値Aを上げてXjが小さ
くなつた。さらにXjを小さくするために今回も
制御利得値Aを上げる。ステツプA20へ進む。
ステツプA19でも、前回制御利得値Aを下げた
かの判断を行う。Yesのとき前回制御利得値Aを
下げてXjが大きくなつた。つまり出側板厚偏差
が大きくなり悪くなつた。よつて今回は前回と逆
に制御利得値Aを上げる。ステツプA20へ進む。
Noのとき前回制御利得値Aを上げて板厚偏差
減衰率Xjが大きくなつた。つまり、出側板厚偏
差が大きくなり悪くなつた。よつて、今回は前回
と逆に制御利得値Aを下げる。ステツプA21へ進
む。
ステツプA20では、制御利得値Aを0.02増加さ
せる。前回の制御利得値Aに0.02加えたものを今
回の制御利得値Aとする。本例では0.02としてい
るが他の値でも良い。リタンしてステツプA7へ
進む。
ステツプA21では、制御利得値Aを0.02減少さ
せる。前回の制御利得値Aから0.02減じたものを
今回の制御利得値Aとする。本例では0.02として
いるが他の値でも良い。リタンしてステツプA7
へ進む。
ここで、トラツキング誤差と平均振幅の関係を
グラフにより説明する。第3図はトラツキングの
誤差と板厚偏差信号の振幅の関係を示すグラフで
ある。
第3図中、aは入側板厚偏差信号、bは出側板
厚偏差信号、cはトラツキングが正常なときのト
ラツキング後の入側板厚偏差信号、dはトラツキ
ング誤差があるときのトラツキング後の入側板厚
偏差信号である。また、横軸下に記載の「+,
0,−」はその瞬間の信号の正負を示す符号であ
る。
従来の制御利得値の修正方法は、出側板厚偏差
信号と入側板厚偏差信号の瞬間瞬間の符号関係に
よつており、入側板厚偏差信号として上記cが使
われるかdが使われるかによつて、符号関係が異
なり、異常動作の原因となる。
本発明は入側/出側の板厚偏差の平均振幅を比
較する方式であるが、第3図において、トラツキ
ングが正常なときと、異常なときとのトラツキン
グ後の入側板厚偏差信号c,dの平均振巾は同じ
であることがわかる。
平均振幅を絶対値の平均で算出すると、データ
の採取区間の取りかたによつて算出する平均値が
若干変動するが、数波長以上とすれば問題とはな
らなくなる。
本実施例の圧延機の自動板厚制御方法による制
御装置はこのように構成されており、次に記すよ
うに動作する。
圧延機入側に設置されている入側板厚計5より
の入側板厚偏差信号ΔHiが圧延材の所定走行毎に
読み込まれ、圧延材同一点が出側板厚計6の位置
に到達するまで一時記憶された後に出力されて、
出側板厚偏差信号とともに偏差平均値の計算が行
われ、入側板厚偏差平均値と出側板厚偏差平
均値が演算される。
出側板厚偏差平均値は予め設定されている
不感帯値Eと比較され、小さければ、制御状態は
良好と判断され、制御条件を修正する必要はな
く、現状が維持される。
出側板厚偏差平均値が不感帯値Eより大き
いときは、入側板厚偏差平均値と出側板厚偏
差平均値との比Xjの値が制御利得値Aの不適
合度の指標として求められて、このXjの値が増
加傾向にあるか減少傾向にあるかが調べられ、増
加傾向のときは前回修正とは逆の方向に制御利得
値を変化させ、減少傾向のときは前回修正と同方
向に制御利得値を変化させる。
このようにして、本実施例の制御装置により、
トラツキング誤差があるときでも、出側板厚偏差
が著しく大きくなること(ハンチング)がなくな
り、良好な出側板厚精度を得ることができた。
[発明の効果] 本発明の圧延機の自動板厚制御方法は、圧延機
の出側板厚偏差の平均振幅値が所定の不感帯値内
にないとき、出側板厚偏差の平均振幅値と入側板
厚偏差の平均振幅値との比の時間経過前後の変化
の方向によつてフイードフオワード制御利得値を
修正するので、トラツキング誤差の影響を受ける
ことがなく、精度の高い自動板厚制御を実行でき
て、製品品質、生産性の両面で大きな効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜eは一実施例の圧延機の自動板厚制
御方法による制御装置のAGC演算制御器の動作
を示すフローチヤート、第2図は同実施例の制御
装置のブロツク図、第3図はトラツキングの誤差
と板厚偏差信号の振幅の関係を示すグラフ、第4
図は従来の圧延機の自動板厚制御方法のプログラ
ム図、第5図a,bは従来の制御方法による演算
器の制御プログラムの流れ図である。 1……圧延材、2……入側リール、3……出側
リール、4……圧延ロール、5……入側板厚計、
6……出側板厚計、7……パルスジエネレータ、
8……出力タイミング回路、9……圧延機油圧圧
下制御装置、10……フイードバツク制御装置、
12……制御演算器、13……数値設定器、1
4,15……第1、第2演算器、16……メモ
リ、18……AGC演算制御器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧延される板材の圧延機入側における入側板
    厚偏差を取り込み、同入側板厚偏差と所定の制御
    利得値との乗算結果をもつてロール圧下量を変化
    させて上記板材の板厚をフイードフオワード制御
    する圧延機の自動板厚制御方法において、前記圧
    延機の出側板厚偏差の平均振幅値が所定の不感帯
    値内にないとき、前記出側板厚偏差の平均振幅値
    と前記入側板厚偏差の平均振幅値との比の時間経
    過前後の変化の方向によつて前記制御利得値を修
    正することを特徴とする圧延機の自動板厚制御方
    法。
JP62316129A 1987-12-16 1987-12-16 圧延機の自動板厚制御方法 Granted JPH01157710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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