JPH0366546B2 - - Google Patents
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- JPH0366546B2 JPH0366546B2 JP22252984A JP22252984A JPH0366546B2 JP H0366546 B2 JPH0366546 B2 JP H0366546B2 JP 22252984 A JP22252984 A JP 22252984A JP 22252984 A JP22252984 A JP 22252984A JP H0366546 B2 JPH0366546 B2 JP H0366546B2
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- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ルームエアコンやカーエアコンなど
の冷凍サイクル中に用いられる電子制御膨張弁、
あるいは一般の産業分野でマイコンと組合せて使
用する比例制御弁として利用される電動弁に関す
るものである。 〔従来の技術の構成〕 ステツピングモータと弁を合せてマイコンによ
り制御する電動弁としてとくに構造が簡単で、か
つ廉価な物を提供するために第4図に示すような
構成の電動弁が実用化されている。 その構成・作動を第4図により詳細に説明する
と、弁軸1は先端から針状弁3、おねじ4、外周
多極着磁された円筒形の永久磁石からなるモータ
の回転子5の順に一体化して形成され、おねじ4
は、弁本体6に固定され中心にめねじ7を切つた
推進軸受8とはめあわされている。 モータの固定子5の外周は薄肉円筒状のケース
9でおおい、このケース9の外側には、モータの
固転子5に対応する位置にモータの固定子コイル
10が固定されている。 ケース9は流体の出入口11,12と弁座2を
有する弁本体6にプラズマ溶接などにより気密的
に一体化され、ケース9の他端も蓋13により密
閉化されている。 14は比較的強力なコイルバネであり、弁軸1
のおねじ4後方の弁軸1太径部1aと推進軸受8
の間で圧縮可能なようにはめこまれ、15も同様
に強力なコイルバネで、弁軸1の最後端の段付部
1bにかめこみ固定され、弁軸1が蓋13側へ移
動した時に、蓋13の内面部に当たり、圧縮可能
なように構成されている。おねじ4、めねじ7で
構成される推進ねじ16は、ねじ効率50%未満の
範囲で高い効率が得られるよう、たとえば2条ね
じなどで構成されている。 〔従来品の作動〕 以上のように構成された従来品においては、モ
ータの固定子コイル10に所定量の通電をする
と、回転子5が回転し、おねじ4とめねじ7のね
じ作用により弁軸1は回転しながら前方(閉弁方
向)に移動してコイルバネ14と推進軸受8面と
を当接させ、針状弁3が弁座2に着座して完全閉
弁することなく、針状弁3と弁座2間にきわめて
わずかな隙間を保つた状態で停止するようになつ
ている。このように、針状弁3と弁座2間に隙間
を設けているのは、ねじ部4,7間に強いねじつ
け摩擦力が発生し、次の開弁運動が不能になると
いつたことを避けるためである。 次に、弁軸1は後方(開弁方向)に移動し、コ
イルバネ15と蓋13内面が当接して、弁軸1の
直進運動が停止させられる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 以上のように構成された従来の電動弁は、弁軸
1と回転子5が一体型で、かつ直進運動を直接停
止させる構造を採用するため、部品数が少なく、
かつ複雑な加工や調整を要しないきわめて廉価に
製造できるという利点を有しているが、反面、閉
弁時における弁軸の停止に際しては、おねじ4と
推進軸受のめねじ7がきつく咬み合い閉弁後の弁
軸1の逆方向起動(開弁5をスムーズに行えなか
つたり、あるいは全く再起動させることができな
いという欠点を有していた。 そこで、弁軸1の逆方向起動(開弁)をスムー
ズに行えるように、推進ねじのねじ効率が50%以
上の自然ゆるみねじを使うことが考えられるが、
これでは、固定子コイル10への非通電時に流体
の流れによつて弁軸が回転してしまい電動弁の制
御が不可能となるので、実際には、2条ねじにし
て、ねじリードを大きくするなどの手段を用いて
ねじ効率を50%未満近づけるようにしている。し
かし、この場合にはねじ効率を上げる限度があつ
て、場合によつては弁軸1の逆方向起動(開弁)
をスムーズに行えなかつたり、また、ねじ作用に
よつて発生する弁軸1の推進力が小くなるという
欠点があつた。 なお、ここでねじ効率とねじの緩みの関係を、
ねじの理論面から説明する。 一般に、締付トルクT1に対する緩めトルクT2
の比率T2/T1×100(%)が小さいほどねじが緩
みやすく、またねじ効率ηが大きいほどねじが緩
みやすいと言われ、次の公式で表れる。 T1=F{De/2・tan(ρ+β)}×102 (1) T2=F{De/2・tan(ρ−β)}×102 (2) η=tan β/tan(ρ+β)×100(%) (3) F :ねじ部にかかる軸力(Kg) De:ねじの有効径(mm) ρ :ねじ面の摩擦相当角(゜) ρ=tan-1(μ/cos α) μ :ねじ面の摩擦係数…0.15とする。 β :ねじのリード角(゜) β=tan-1(l/π・De) l :ねじのリード(mm) ここで上式(1)〜(3)に、例えば A仕様:ねじM5×P0.8 JIS並目めじ B仕様:ねじM5×P0.8×2条ねじ の異なつたねじについて各値を計算すると、下表
に示すように、ねじ効率ηの高いB仕様の方が締
めトルク比T2/T1が小さくなり、弁軸の停止後
の逆方向への起動がスムーズに行える。
の冷凍サイクル中に用いられる電子制御膨張弁、
あるいは一般の産業分野でマイコンと組合せて使
用する比例制御弁として利用される電動弁に関す
るものである。 〔従来の技術の構成〕 ステツピングモータと弁を合せてマイコンによ
り制御する電動弁としてとくに構造が簡単で、か
つ廉価な物を提供するために第4図に示すような
構成の電動弁が実用化されている。 その構成・作動を第4図により詳細に説明する
と、弁軸1は先端から針状弁3、おねじ4、外周
多極着磁された円筒形の永久磁石からなるモータ
の回転子5の順に一体化して形成され、おねじ4
は、弁本体6に固定され中心にめねじ7を切つた
推進軸受8とはめあわされている。 モータの固定子5の外周は薄肉円筒状のケース
9でおおい、このケース9の外側には、モータの
固転子5に対応する位置にモータの固定子コイル
10が固定されている。 ケース9は流体の出入口11,12と弁座2を
有する弁本体6にプラズマ溶接などにより気密的
に一体化され、ケース9の他端も蓋13により密
閉化されている。 14は比較的強力なコイルバネであり、弁軸1
のおねじ4後方の弁軸1太径部1aと推進軸受8
の間で圧縮可能なようにはめこまれ、15も同様
に強力なコイルバネで、弁軸1の最後端の段付部
1bにかめこみ固定され、弁軸1が蓋13側へ移
動した時に、蓋13の内面部に当たり、圧縮可能
なように構成されている。おねじ4、めねじ7で
構成される推進ねじ16は、ねじ効率50%未満の
範囲で高い効率が得られるよう、たとえば2条ね
じなどで構成されている。 〔従来品の作動〕 以上のように構成された従来品においては、モ
ータの固定子コイル10に所定量の通電をする
と、回転子5が回転し、おねじ4とめねじ7のね
じ作用により弁軸1は回転しながら前方(閉弁方
向)に移動してコイルバネ14と推進軸受8面と
を当接させ、針状弁3が弁座2に着座して完全閉
弁することなく、針状弁3と弁座2間にきわめて
わずかな隙間を保つた状態で停止するようになつ
ている。このように、針状弁3と弁座2間に隙間
を設けているのは、ねじ部4,7間に強いねじつ
け摩擦力が発生し、次の開弁運動が不能になると
いつたことを避けるためである。 次に、弁軸1は後方(開弁方向)に移動し、コ
イルバネ15と蓋13内面が当接して、弁軸1の
直進運動が停止させられる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 以上のように構成された従来の電動弁は、弁軸
1と回転子5が一体型で、かつ直進運動を直接停
止させる構造を採用するため、部品数が少なく、
かつ複雑な加工や調整を要しないきわめて廉価に
製造できるという利点を有しているが、反面、閉
弁時における弁軸の停止に際しては、おねじ4と
推進軸受のめねじ7がきつく咬み合い閉弁後の弁
軸1の逆方向起動(開弁5をスムーズに行えなか
つたり、あるいは全く再起動させることができな
いという欠点を有していた。 そこで、弁軸1の逆方向起動(開弁)をスムー
ズに行えるように、推進ねじのねじ効率が50%以
上の自然ゆるみねじを使うことが考えられるが、
これでは、固定子コイル10への非通電時に流体
の流れによつて弁軸が回転してしまい電動弁の制
御が不可能となるので、実際には、2条ねじにし
て、ねじリードを大きくするなどの手段を用いて
ねじ効率を50%未満近づけるようにしている。し
かし、この場合にはねじ効率を上げる限度があつ
て、場合によつては弁軸1の逆方向起動(開弁)
をスムーズに行えなかつたり、また、ねじ作用に
よつて発生する弁軸1の推進力が小くなるという
欠点があつた。 なお、ここでねじ効率とねじの緩みの関係を、
ねじの理論面から説明する。 一般に、締付トルクT1に対する緩めトルクT2
の比率T2/T1×100(%)が小さいほどねじが緩
みやすく、またねじ効率ηが大きいほどねじが緩
みやすいと言われ、次の公式で表れる。 T1=F{De/2・tan(ρ+β)}×102 (1) T2=F{De/2・tan(ρ−β)}×102 (2) η=tan β/tan(ρ+β)×100(%) (3) F :ねじ部にかかる軸力(Kg) De:ねじの有効径(mm) ρ :ねじ面の摩擦相当角(゜) ρ=tan-1(μ/cos α) μ :ねじ面の摩擦係数…0.15とする。 β :ねじのリード角(゜) β=tan-1(l/π・De) l :ねじのリード(mm) ここで上式(1)〜(3)に、例えば A仕様:ねじM5×P0.8 JIS並目めじ B仕様:ねじM5×P0.8×2条ねじ の異なつたねじについて各値を計算すると、下表
に示すように、ねじ効率ηの高いB仕様の方が締
めトルク比T2/T1が小さくなり、弁軸の停止後
の逆方向への起動がスムーズに行える。
本発明の電動弁の構造は、弁軸1を前後進させ
るためのおねじ4は、推進力を高くとれるように
すると共に、弁軸1の前後進を停止させるための
ねじを弁軸1の後端部に一体的に設け、このねじ
を、ねじ効率>50%で自然にゆるむねじを設けた
ものである。 即ち、非磁性体からなるケース9外周部に固定
したモータの固定子コイル10への通電により、
ケース内に収納したおねじ4を有する弁軸1と一
体的に形成したモータの回転子5を回転させ、こ
の回転をめねじ7を切た推進軸受8により弁軸1
の直進運動に変換することによつて弁座2の開口
度を制御する電動弁において、弁軸1の最後端に
ねじ効率50%以上のストツパーボルト17を弁軸
1と一体に設け、このストツパーボルト17に、
中心のめねじをはさんで対称位置に設けた2個の
貫通孔18aを有するストツパーナツト18をね
じ込むと共にその後端には当て板21を固定し、
一方、蓋13の内面に固定した2本のピン20を
前記ストツパーナツトの2個の貫通孔18aに挿
入したことを特徴とする電動弁の構造である。 〔作 用〕 本発明は、弁軸1を前後進させるためのおねじ
4の他に、弁軸1の前後進を停止させるためのね
じを弁軸1の後端部に一体的に設けられているか
ら、弁軸1に設けられた針状弁3が弁座2に着座
し完全閉弁する手前で、ストツパーナツト18の
背が当て板21に当たり、弁軸1の回転・直進運
動が停止する。この時にねじの締付力は、ねじ効
率ηが50%以上のものを使用している停止用ねじ
19部だけにはたらき、従来のように、閉弁時に
おける弁軸の停止に際して、おねじ4と推進軸受
のめねじ7がきつく咬み合うようなことがないの
で、閉弁後の弁軸1の逆方向起動(開弁)をスム
ーズに行うことができる。 また、弁軸1の開弁後においては、弁軸1のス
トツパーボルト17前方の太径部1a面に当た
り、弁軸1の回転・直進運動が停止し、閉弁停止
時と同様に作用する。 〔実施例〕 本発明の構成を第1図〜第3図によつて説明す
る。第1図、第2図において同一番号を符したも
のは従来品と同等のはたらきをする部品であり、
これらの詳細な説明は省略する。 本発明の従来品との相違点を以下に説明する
と、 本発明におけるおねじ4とめねじ7による推進
ねじ16は、ねじ効率50%未満(例えば、
M4P0.75×1条ねじ)のものを使用し、ねじの緩
みが起きにくいものにしている。このわけは、同
一モータの出力トルクであつても、推進ねじ16
部で推進力に変換され、流体力に打勝つて弁軸1
が前後進するのに必要な推進力を大きくするため
である。 また、弁軸1の最後端には、弁軸1と一体的に
ねじ効率50%以上(例えば、M3.5×P1.0×2条
ねじ)のストツパーボルト17が設けられてい
る。そして、このストツパーボルト17には、中
心のめねじをはさんで対称位置に設けた2個の貫
通孔18aを有するストツパーナツト18をねじ
込むと共に、その後端にストツパーボルト17の
外径より大なる当て板21がかしめなどの法によ
つて固定されている。 一方、蓋13の内には、ストツパーナツト18
の2個の貫通孔18aと対応する位置に同一ピツ
チで孔18aの径より小さい径の2本のピン20
が圧入などにより固定され、この2本のピン20
が前記ストツパーナツト18の2個の貫通孔18
a内に通されている。 なお、前記ピン20が挿入される貫通孔18a
にかえて、図示しないが縦方向の切り溝を設けて
もよい。また、推進ねじ16と停止用ねじ19の
ねじ巻き方向は右、左いずれでもよい。 次に、本発明の働きを、推進ねじリードl1<停
止用ねじリードl2とし同方向ねじの場合について
説明する。 固定子コイル10に一定量閉方向に回転るよう
通電されると、モータの回転子5および弁軸1は
一体的に回転し、推進ねじの作用で1回転につき
弁軸1はリードl1分前進する。 一方、ストツパーナツト18は、ピン20によ
り回転を止められているためストツパーボルト1
7に対してはリードl2分、ピン20に対しては
(l2−l1)分後方移動する。 そして、弁軸1が所定量閉弁方向に回転して針
状弁3が弁座2完全に着座する手前で、ストツパ
ーナツト18の背面が当て板21に当たり、弁軸
1の回転・直進運動が停止する。この状態が第1
図に示すものである。 なお、弁軸1の移動量とストツパーナツト18
の移動量との関係についけは、弁軸1がn回転
し、(n×l1)分弁軸が前進した距離と、ストツ
パーナツト18がn×(l2−l1)分、ピン20上を
滑つて当て板21に当たる距離が等しくなるよう
にしてある。 そして、弁軸1の回転・直進運動が停止する際
のねじの締付力は、ねじ効率ηが50%以上のもの
を使用している停止用ねじ19部だけにはたら
き、従来のように、閉弁時における弁軸の停止に
際して、おねじ4と推進軸受のめねじ7がきつく
咬み合うようなことがないので、閉弁後の弁軸1
の逆方向起動(開弁)をスムーズに行うことがで
きる。また、停止用ねじ19部が強力にねじ込め
ばねじ込むほど、ストツパーナツト18が当て板
21に当つた時の反力はねじが緩む方向の力とし
て作用することになり、次の開く方向への運動に
は支障をきたさない。 続いて開弁方向への通電が固定子コイル10に
なされると、ストツパーナツト18はすみやかに
当て板21面から離れ、弁軸1は後方向へ回転・
直進しストツパーナツト18は前方向へピン20
に沿つて摺動し、ついには第2図に示すように弁
軸1のストツパーボルト17前方の太径部1a面
に当たり、閉弁停止と同様ストツパーナツト18
の直進・弁軸1の回転・直進運動が停止する。 〔発明の効果〕 以上、説明したごとく、従来品においては推進
用と直進停止用の双方の機能を持つていたねじを
推進だけのねじ部と直進停止のためだけのねじ部
それぞれに分割して、弁軸1上に別々設けたこと
により各機能に即したねじ形状を選択でき、その
結果 (1) 弁軸1を前後進させるためのおねじ4の他
に、弁軸1の前後進を停止させるためのねじを
弁軸1の後端部に一体的に設けられているか
ら、弁軸1の回転・直進運動が停止する際のね
じの締付力は、ねじ効率ηが50%以上のものを
使用している停止用ねじ19部だけにはたらく
ので、停止後の逆方向への再起動がスムーズ行
える。 2 弁軸1を推進力を高くでき、モータの小形化
や人力電流の低減ができる。 といつた効果が得られ産業上有益な発明である。
るためのおねじ4は、推進力を高くとれるように
すると共に、弁軸1の前後進を停止させるための
ねじを弁軸1の後端部に一体的に設け、このねじ
を、ねじ効率>50%で自然にゆるむねじを設けた
ものである。 即ち、非磁性体からなるケース9外周部に固定
したモータの固定子コイル10への通電により、
ケース内に収納したおねじ4を有する弁軸1と一
体的に形成したモータの回転子5を回転させ、こ
の回転をめねじ7を切た推進軸受8により弁軸1
の直進運動に変換することによつて弁座2の開口
度を制御する電動弁において、弁軸1の最後端に
ねじ効率50%以上のストツパーボルト17を弁軸
1と一体に設け、このストツパーボルト17に、
中心のめねじをはさんで対称位置に設けた2個の
貫通孔18aを有するストツパーナツト18をね
じ込むと共にその後端には当て板21を固定し、
一方、蓋13の内面に固定した2本のピン20を
前記ストツパーナツトの2個の貫通孔18aに挿
入したことを特徴とする電動弁の構造である。 〔作 用〕 本発明は、弁軸1を前後進させるためのおねじ
4の他に、弁軸1の前後進を停止させるためのね
じを弁軸1の後端部に一体的に設けられているか
ら、弁軸1に設けられた針状弁3が弁座2に着座
し完全閉弁する手前で、ストツパーナツト18の
背が当て板21に当たり、弁軸1の回転・直進運
動が停止する。この時にねじの締付力は、ねじ効
率ηが50%以上のものを使用している停止用ねじ
19部だけにはたらき、従来のように、閉弁時に
おける弁軸の停止に際して、おねじ4と推進軸受
のめねじ7がきつく咬み合うようなことがないの
で、閉弁後の弁軸1の逆方向起動(開弁)をスム
ーズに行うことができる。 また、弁軸1の開弁後においては、弁軸1のス
トツパーボルト17前方の太径部1a面に当た
り、弁軸1の回転・直進運動が停止し、閉弁停止
時と同様に作用する。 〔実施例〕 本発明の構成を第1図〜第3図によつて説明す
る。第1図、第2図において同一番号を符したも
のは従来品と同等のはたらきをする部品であり、
これらの詳細な説明は省略する。 本発明の従来品との相違点を以下に説明する
と、 本発明におけるおねじ4とめねじ7による推進
ねじ16は、ねじ効率50%未満(例えば、
M4P0.75×1条ねじ)のものを使用し、ねじの緩
みが起きにくいものにしている。このわけは、同
一モータの出力トルクであつても、推進ねじ16
部で推進力に変換され、流体力に打勝つて弁軸1
が前後進するのに必要な推進力を大きくするため
である。 また、弁軸1の最後端には、弁軸1と一体的に
ねじ効率50%以上(例えば、M3.5×P1.0×2条
ねじ)のストツパーボルト17が設けられてい
る。そして、このストツパーボルト17には、中
心のめねじをはさんで対称位置に設けた2個の貫
通孔18aを有するストツパーナツト18をねじ
込むと共に、その後端にストツパーボルト17の
外径より大なる当て板21がかしめなどの法によ
つて固定されている。 一方、蓋13の内には、ストツパーナツト18
の2個の貫通孔18aと対応する位置に同一ピツ
チで孔18aの径より小さい径の2本のピン20
が圧入などにより固定され、この2本のピン20
が前記ストツパーナツト18の2個の貫通孔18
a内に通されている。 なお、前記ピン20が挿入される貫通孔18a
にかえて、図示しないが縦方向の切り溝を設けて
もよい。また、推進ねじ16と停止用ねじ19の
ねじ巻き方向は右、左いずれでもよい。 次に、本発明の働きを、推進ねじリードl1<停
止用ねじリードl2とし同方向ねじの場合について
説明する。 固定子コイル10に一定量閉方向に回転るよう
通電されると、モータの回転子5および弁軸1は
一体的に回転し、推進ねじの作用で1回転につき
弁軸1はリードl1分前進する。 一方、ストツパーナツト18は、ピン20によ
り回転を止められているためストツパーボルト1
7に対してはリードl2分、ピン20に対しては
(l2−l1)分後方移動する。 そして、弁軸1が所定量閉弁方向に回転して針
状弁3が弁座2完全に着座する手前で、ストツパ
ーナツト18の背面が当て板21に当たり、弁軸
1の回転・直進運動が停止する。この状態が第1
図に示すものである。 なお、弁軸1の移動量とストツパーナツト18
の移動量との関係についけは、弁軸1がn回転
し、(n×l1)分弁軸が前進した距離と、ストツ
パーナツト18がn×(l2−l1)分、ピン20上を
滑つて当て板21に当たる距離が等しくなるよう
にしてある。 そして、弁軸1の回転・直進運動が停止する際
のねじの締付力は、ねじ効率ηが50%以上のもの
を使用している停止用ねじ19部だけにはたら
き、従来のように、閉弁時における弁軸の停止に
際して、おねじ4と推進軸受のめねじ7がきつく
咬み合うようなことがないので、閉弁後の弁軸1
の逆方向起動(開弁)をスムーズに行うことがで
きる。また、停止用ねじ19部が強力にねじ込め
ばねじ込むほど、ストツパーナツト18が当て板
21に当つた時の反力はねじが緩む方向の力とし
て作用することになり、次の開く方向への運動に
は支障をきたさない。 続いて開弁方向への通電が固定子コイル10に
なされると、ストツパーナツト18はすみやかに
当て板21面から離れ、弁軸1は後方向へ回転・
直進しストツパーナツト18は前方向へピン20
に沿つて摺動し、ついには第2図に示すように弁
軸1のストツパーボルト17前方の太径部1a面
に当たり、閉弁停止と同様ストツパーナツト18
の直進・弁軸1の回転・直進運動が停止する。 〔発明の効果〕 以上、説明したごとく、従来品においては推進
用と直進停止用の双方の機能を持つていたねじを
推進だけのねじ部と直進停止のためだけのねじ部
それぞれに分割して、弁軸1上に別々設けたこと
により各機能に即したねじ形状を選択でき、その
結果 (1) 弁軸1を前後進させるためのおねじ4の他
に、弁軸1の前後進を停止させるためのねじを
弁軸1の後端部に一体的に設けられているか
ら、弁軸1の回転・直進運動が停止する際のね
じの締付力は、ねじ効率ηが50%以上のものを
使用している停止用ねじ19部だけにはたらく
ので、停止後の逆方向への再起動がスムーズ行
える。 2 弁軸1を推進力を高くでき、モータの小形化
や人力電流の低減ができる。 といつた効果が得られ産業上有益な発明である。
第1図は本発明の一実施例で閉弁状態を示す縦
断面図、第2図は第1図の実施例で開弁状態を示
す縦断面図、第3図は停止用ねじ部を示す斜視
図、第4図は従来の縦断面図。 1……弁軸、2……弁座、3……針状弁、4…
…おねじ、5……モータの回転子、6……弁本
体、7……めねじ、8……推進軸受、9……ケー
ス、10……モータの固定子コイル、1112…
…出入口、13……蓋、1415……コイルバ
ネ、16……推進ねじ、17……ストツパーボル
ト、18……ストツパーナツト、19……停止用
ねじ、20……ピン、21……当て板、1a……
弁軸の太径部、1b……弁軸の段付部、18a…
…ストツパーナツトの外周孔。
断面図、第2図は第1図の実施例で開弁状態を示
す縦断面図、第3図は停止用ねじ部を示す斜視
図、第4図は従来の縦断面図。 1……弁軸、2……弁座、3……針状弁、4…
…おねじ、5……モータの回転子、6……弁本
体、7……めねじ、8……推進軸受、9……ケー
ス、10……モータの固定子コイル、1112…
…出入口、13……蓋、1415……コイルバ
ネ、16……推進ねじ、17……ストツパーボル
ト、18……ストツパーナツト、19……停止用
ねじ、20……ピン、21……当て板、1a……
弁軸の太径部、1b……弁軸の段付部、18a…
…ストツパーナツトの外周孔。
Claims (1)
- 1 非磁性体からなるケース9外周部に固定した
モータの固定子コイル10への通電により、ケー
ス内に収納したおねじ4を有する弁軸1と一体的
に形成したモータの回転子5を回転させ、この回
転をめねじ7を切つた推進軸受8により弁軸1の
直進運動に変換することによつて弁座2の開口度
を制御する電動弁において、弁軸1の最後端にね
じ効率50%以上のストツパーボルト17を弁軸1
と一体的に設け、このストツパーボルト17に、
中心のめねじをはさんで対称位置に設けた2個の
貫通孔18aを有するストツパーナツト18をね
じ込むと共にその後端には当て板21を固定し、
一方、蓋13の内面に固定した2本のピン20を
前記ストツパーナツトの2個の貫通孔18aに挿
入したことを特徴とする電動弁の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22252984A JPS61103077A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 電動弁の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22252984A JPS61103077A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 電動弁の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61103077A JPS61103077A (ja) | 1986-05-21 |
| JPH0366546B2 true JPH0366546B2 (ja) | 1991-10-17 |
Family
ID=16783856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22252984A Granted JPS61103077A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 電動弁の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61103077A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0613125U (ja) * | 1991-12-18 | 1994-02-18 | 富士通テン株式会社 | 縦形装着用電子部品 |
| JP4550528B2 (ja) * | 2004-09-01 | 2010-09-22 | 株式会社不二工機 | 電動弁 |
| JP5649365B2 (ja) * | 2010-08-11 | 2015-01-07 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JP6175715B2 (ja) * | 2013-11-29 | 2017-08-09 | 株式会社テージーケー | ステッピングモータ駆動式の制御弁 |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP22252984A patent/JPS61103077A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61103077A (ja) | 1986-05-21 |
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