JPH0367277B2 - - Google Patents
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- JPH0367277B2 JPH0367277B2 JP57123725A JP12372582A JPH0367277B2 JP H0367277 B2 JPH0367277 B2 JP H0367277B2 JP 57123725 A JP57123725 A JP 57123725A JP 12372582 A JP12372582 A JP 12372582A JP H0367277 B2 JPH0367277 B2 JP H0367277B2
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/02—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
- G10H1/06—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
- G10H1/14—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour during execution
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
- G10H7/08—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs by calculating functions or polynomial approximations to evaluate amplitudes at successive sample points of a tone waveform
- G10H7/12—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs by calculating functions or polynomial approximations to evaluate amplitudes at successive sample points of a tone waveform by means of a recursive algorithm using one or more sets of parameters stored in a memory and the calculated amplitudes of one or more preceding sample points
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Description
発明の背景
発明の分野
本発明は電子楽音合成に関し、特に時間で変動
する高調波の強さ(harmonic strength)を有す
る楽音を発生させるための装置(手段)に関す
る。 先行技術の説明 電子楽器を設計する場合に表現しにくい目標
は、通常の音響的なタイプのオーケストラ用楽器
の音を本物そつくりにまねることである。最善の
結果は空気を吹きこむパイプオルガンやハープシ
コードをまねる電子楽器について得られている。
これらの楽器についてすぐれた模倣結果が得られ
る主な理由は、それらの楽音が本質的には機械的
楽音発生器であるからである。楽音発生機構は動
作が自動的に行われ、音楽家はオン−オフスイツ
チを作動させるだけでよい。 従来のオルガンの楽音を注目すべき例外とし
て、楽器により発生される殆んどすべての楽音
は、その構成が時間で変動する楽音スペクトルを
示すことが認識されている。近年になつて、音響
的なオーケストラ用楽器により発生される音の詳
細な性質がかなり研究されるようになつてきた。
この研究に大型デジタルコンピユータが用いられ
るようになつた結果、大量のスペクトルデータが
得られるようになつた。楽器の楽音スペクトルを
構成する種々の高調波は、楽音発生の開始時から
終了時まで時間とともに変化することが一般的に
決定されている。個々の高調波は時間で変動する
強さのパターンを有し、それらのパターンは本質
的に互に独立している。 楽音を合成するため個々の高調波の時間による
変動の記憶された表の値を用いる楽音シンセサイ
ザが実施されている。合成された楽音をその原の
楽器により発生される楽音と容易に区別できない
ことがしばしばある。 1組の高調波の時間で変動する要素
(behavior)を個々に制御するため大量のデータ
を記憶しなければならないということは、その1
組の高調波を用いてフーリエ変換を計算すること
によつて楽音を発生させる楽音シンセサイザを実
際に実施する上での重大な障害になつている。選
択された楽音を特徴づける1組の高調波を構成す
る各高調波に対する振幅−時間関数曲線に近似さ
せるため、一連の直線分を利用することによつて
記憶するデータ量を減少させる試みが行われてき
た。線形近似過程において解決しなければならな
い実際的な問題は、曲線に近似させるため最小数
の個々の線分を選択し、“本物そつくりの”楽音
を発生させる一方で、その楽音の合成に用いられ
る各高調波に対して記憶しなければならない線分
に対するデータ量を減らすことである。 区分的線分(piecewise linear segment)を用
いて曲線に近似させるための種種のアルゴリズム
の研究は、J.ストロウンによる技術論文“デジタ
ル音合成のための振幅および周波数関数の近似法
および総合的な解析”〔コンピユータミユージツ
クジヤーナル誌第4巻第3号(1980)3−24頁〕
に述べられている。 関数に近似させるため区分的線分(piecewise
linear segment)を用いる方法は広く用いられ
ている技術であるが、それは利用できる唯一の技
術でもなく、またいかなる任意の状況においても
使用される最善の方法でもない。近似関数の選択
は、許容できる近似誤差により影響され、また最
小データセツトの曲線発生パラメータから選択さ
れた近似関数を発生させることから生じる実際的
問題により影響される。線形線分に対しては近似
値は線の勾配および始点を特定することにより決
められる。必要とされる線分の総数は、楽音の高
調波成分の時間による変動を表わす一定の関数を
調べることによつてのみ決定される。各線分は、
線の勾配、始点およびその線が関数近似法に用い
られる時間からなるデータセツトを必要とする。 高調波時間関数の近似の形が判つており、完全
には任意ではない場合には、近似法のため記憶さ
れるデータの量を、区分的線形近似法に要するデ
ータ量に比べて減少させうることがしばしばあ
る。そのような曲線近似法は“電子楽器用高調波
フオルマントフイルタ”と題する米国特許第
4211138号(特開昭55−4091)に説明されている。
この特許は、個々の成分である共振曲線の共振周
波数を変位させた後に多数の標準共振曲線を一緒
に加算することによつて楽音フオルマントフイル
タを構成する曲線合成技術を説明している。 発明の要約 米国特許第4085644号(特開昭52−27621)に説
明されている種類の複音シンセサイザにおいて
は、計算サイクルとデータ転送サイクルとが反復
して独立して実行され、楽音波形に変換されるデ
ータを与える。計算サイクルの期間中には、予め
選択された楽音を特徴づける、時間で変動する1
セツトの高調波係数を用いて離散的フーリエ変換
を実行することによつて主データセツトがつくら
れる。計算はいかなる楽音周波数とも非同期の高
速で行われる。計算サイクルの終りに主データセ
ツトはメモリに記憶される。 計算サイクルに引きつづいて転送サイクルが開
始され、この転送サイクルを期間中に、多数の楽
音発生器のうちの予め選択された楽音発生器へ記
憶された主データセツトのデータが転送される。
計算サイクルと転送サイクルの期間中出力楽音発
生は中断することなく続けられる。転送されたデ
ータは楽音発生器に含まれる音調レジスタに記憶
される。 多数の楽音発生器のうちの予め選択された各楽
音発生器の音調レジスタに記憶された主データセ
ツトは逐次反復して記憶装置から読出され、D−
A変換器によつてアナログ楽音波形に変換され
る。メモリアドレツシング速度(rate)は、楽音
発生器に関連した楽音ピツチの対応する基本周波
数に比例する。 時間で変動する高調波係数は、現在値が前の値
の簡単なスケーリングによつてえられる再帰的計
算により得られる。記憶された曲線選択パラメー
タおよび開始値を用いて4つの再帰的計算の型
(種類)から選択が行われる。計算の型の選択は、
記憶されたセグメントナンバーおよび調節可能フ
オルマントクロツクにより決定される時間に行わ
れる。 本発明の目的は、時間で変動する高調波成分を
もつ楽音を再帰的アルゴリズムで発生させ、時間
で変動する個々の高調波を発生させることであ
る。 本発明のもう1つの目的は、再帰的アルゴリズ
ムにより発生された一連の区分的指数関数によつ
て時間で変動する高調波関数曲線を近似させるこ
とである。 発明の構成 本発明は、楽音波形を規定する等間隔に置かれ
た当該サンプル点の振幅に対応する複数の振幅デ
ータを計算し、該振幅データが発生される楽音の
ピツチに比例する速度で逐次D−A変換器に転送
される電子楽器において、各高調波の高調波係数
を記憶する高調波係数メモリ26,27と、前記
高調波係数メモリから各高調波係数を読出す読出
し手段25と、タイミング信号を発生するクロツ
ク発生手段110を含み、該タイミング信号に応
答して、各高調波係数をスケールするための時間
的に変動する高調波スケール係数を、該高調波ス
ケール係数の時間変動を規定する記憶されている
パラメータを用いて再帰的アルゴリズムで計算
し、発生させる高調波関数発生手段202と、前
記高調波係数メモリから読出された前記各高調波
係数と各高調波係数をスケールするための前記高
調波スケール係数とを乗算して、時間で変動する
高調波係数を発生させる乗算手段201と、前記
乗算手段からの前記時間で変動する高調波係数に
基づいて、前記楽音波形を規定する等間隔に置か
れた当該サンプル点の振幅に対応する複数の振幅
データを計算する計算手段34,33,28,2
4,23,21,22,20,19,16と、該
計算手段で計算された前記楽音波形の複数の振幅
データから楽音信号を発生させる手段203とを
具備し、時間で変動する独立した高調波成分を有
する楽音を発生することを特徴とする楽音発生装
置である。 発明の詳細な説明 本発明は、離散的フーリエ変換アルゴリズムを
実施することによつて楽音波形を合成する種類の
楽音発生器に組み込まれた時間で変動する高調波
発生器サブシステムを指向する。この種類の楽音
発生システムは、ここに参考のため述べてある
“複音シンセサイザ”と題する米国特許第4085644
号(特開昭52−27621)に説明されている。下記
の説明において、参考のための述べた特許に説明
してあるシステムの全素子は、その特徴に現われ
ている同一数字の素子に対応する2桁数字によつ
て識別されている。3桁数字によつて識別されて
いるすべてのシステム素子ブロツクは、時間で変
動する高調波成分を有する楽音を発生させるため
に本発明の改良を実施するため複音シンセサイザ
に付加された素子に相当する。 第1図は米国特許第4085644号(特開昭52−
27621)に開示したシステムの変更として述べら
れている本発明の実施例を示す。参考のため述べ
た特許に説明されているように、複音シンセサイ
ザは鍵盤スイツチ12と表示されたブロツクに含
まれる1列に配列されたスイツチを備えている
が、この鍵盤スイツチはオルガンのような電子楽
器の従来の鍵盤に対応する。楽器の鍵盤上の1個
又はそれ以上の鍵を押すことによつて、音調検
出・割当装置回路14は作動された鍵に対する音
調(ノート)情報を記憶し、作動された各鍵スイ
ツチを12個の別々の楽音発生器のうちの1つに割
当てる。この1セツトの楽音発生器、楽音
(tone)発生器203と表示されたシステムブロ
ツクに含まれる。音調検出・割当装置回路14は
ここに参考のために述べてある米国特許第
4022098号(特開昭52−44626)に説明されてい
る。鍵盤上の1個又はそれ以上の鍵が押され、又
は作動されると、実行制御回路16が計算サイク
ルを開始させ、この間に64語からなる主データセ
ツトが計算され主レジスタ34に記憶される。こ
の64語は、楽音発生器により発生される楽音に対
するオーデイオ波形1周期に対し等間隔に置かれ
た64の点の振幅に対応する値をもつて発生され
る。一般的原則として、楽音スペクトルの最大高
調波数は完全な1周期におけるデータ点の数、又
は相当する主データセツトを構成するデータ点の
数の半分以下である。 計算サイクルが完了すると、転送サイクルが開
始され、この期間中には主レジスタ34に記憶さ
れた主データセツトが読出され、そのセツトの楽
音発生器203の各発生器に含まれる音調レジス
タへ転送される。これらの音調レジスタは、予め
選択された楽音の完全な1周期に対応する64デー
タ語を記憶する。音調レジスタに記憶されたデー
タ語は逐次反復して読出され、D−A変換器へ転
送され、この変換器はデジタルデータ語をアナロ
グ楽音波形に変換し、この楽音波形は従来の増幅
器とスピーカシステムからなる音響システムによ
つて音に変換される。記憶されたデータは、楽音
発生器が割当てられ作動された鍵スイツチに対応
する楽音の基本周波数に対応する速度で各音調レ
ジスタから読出される。 上述した米国特許第4085644号(特開昭52−
27621)に説明されているように、一連の計算サ
イクルの期間中に主レジスタ34内にある主デー
タを連続的に再計算して、このデータを音調レジ
スタにロードする一方で、作動された鍵は鍵盤上
で押鍵されたままになつていることが望ましい。
このことは、読出しクロツク速度におけるデータ
点のD−A変換器への流れを中断させることなく
達成される。 第1図において、語カウンタ19は論理システ
ムの主クロツクによつて与えられるタイミングパ
ルスをモジユロ64でカウントする。高調波カウン
タ20は、全部で64のデータ点を有する主データ
セツトと関連する最大高調波数に対応するモジユ
ロ32をカウントする。高調波カウンタ20は、語
カウンタ19がその初期又は最小カウント状態に
戻る度毎に増分する。高調波カウンタ20のカウ
ント状態は、語カウンタ19が増分する度毎にゲ
ート22に介して加算器−アキユムレータ21へ
転送される。メモリアドレスデコーダ23は、加
算器−アキユムレータ21の内容に応答して正弦
波関数表24に記憶された三角関数値をアドレス
する。 計算サイクル期間中に、実行制御回路16は語
カウンタが1周期(サイクル)64カウントの完全
カウンテイング周期(サイクル)32周期だけ増分
されるようにする。 高調波係数Cqの複数のセツトが高調波係数メ
モリ26および27に記憶される。楽音発生器2
03により発生される対応する音色を発生させる
のに用いられる所望のセツトの高調波係数を選択
するために楽音スイツチ又はストツプS1および
S2が使用される。 高調波係数は、高調波カウンタ20の状態に応
答して高調波係数メモリ26および27からアド
レスアウトされる。このカウント状態はメモリア
ドレスデコーダ25によつてメモリをアドレスす
る形式に変換される。 楽音スイツチS1およびS2により選択された高
調波係数Cqは、乗算器201により高調波関数
発生器202により与えられたスケールフアクタ
と乗算される。高調波関数発生器の詳しい説明は
下記に述べてある。 乗算器201によつて発生されるスケールされ
た高調波係数は、上記に参考のため述べた米国特
許第4085644号(特開昭52−27621)に説明されて
いる方法により、乗算器28で正弦波関数表24
からアドレスアウトされた正弦波関数値と乗算さ
れる。乗算器28からの出力データは、主レジス
タ34から読出されたデータに加算器33でもつ
て点ごとに加算され、その結果は語カウンタ19
のカウント状態に対応するアドレスにおいて主レ
ジスタ34に記憶される。計算サイクルの終了時
には、予め選択された楽音に対応する主データセ
ツトは計算され、主レジスタ34に記憶される。 音響的種類のオーケストラ用楽器により発生さ
れる楽音について実験的に得た高調波−経時的変
動曲線を調べてみると、楽音高調波曲線のアタツ
クフエーズは増加指数関数のセグメントに似てい
るが、そのデイケイおよびレリーズフエーズは減
少指数関数のセグメントに似ていることが示され
ている。従つて、高調波−時間曲線を指数関数セ
グメントによつて近似させることは合理的な方法
である。この方法に対する補強は、楽器の全体的
楽音エンベロープ(振幅エンベロープ)は増加指
数関数アタツク形と減少指数関数デイケイ形を有
する傾向があるという周知の観察によつて更に強
められる。 指数関数は2つのパラメータによつて特徴づけ
られる。1つのパラメータは開始点を示し、第2
のパラメータは関数値の変化速度を決定する。選
択した楽音に対し高調波−時間曲線を近似させる
のに一連の指数関係を用いることの利点は、一般
的に云つて直線セグメントを用いる区分的近似法
の場合に必要とするよりも少数のセグメントを必
要とするという点である。更に、後述するよう
に、指数関数値を得るために簡単な回帰関係
(recur sion relation)が実行できるので、指数
関数の曲線近似法の簡単さは複雑な計算論理サブ
システムを犠牲にして得られるものではない。 “ラウドネス自動補正制御装置を具えた電子楽
器”と題する米国特許第4214503号(特開昭55−
120097)には、回帰的関係を実行することによつ
てアタツク、デイケイおよびレリーズエンベロー
プスケールフアクタを計算する方法が説明されて
いる。この特許はここに参考のため述べてある。 参考のために述べた米国特許第4214503号(特
開昭55−120097)には、ADSR(アタツク、デイ
ケイ、サステインおよびレリーズ)エンベロープ
曲線を構成する6フエーズに対する回帰関係が列
記されている。現在の曲線近似法にはこれら6フ
エーズのうちの4フエーズだけが必要とされる。
ここではこれらのフエーズを“形状”又は“曲線
型”と呼び、ここで用いる“形状”という語と、
ADSRエンベロープ関数の特定の領域を云うため
に参考のために述べた特許に用いてある“フエー
ズ”という語とを区別してある。 任意の高調波に対する高調波−経時変動曲線の
各点の値は下記の回帰(漸化)関係によつて計算
される。 A′=KA+N 式1 但し、Aは以前の振幅値、A′は新らしい、又
は現在の振幅値、KおよびNは予め特定した数で
ある。KおよびNの値は4つの曲線形の各々に対
して変化する。式1は再帰的計算を規定する。4
つの曲線形は、式1の基本的漸化関係の下記の明
らかな形を実行することによつて発生される。 曲線1:A′=KA 式2 曲線2:A′=A′/K−M(1−K)/K 式3 曲線3:A′=KA+M(1−K) 式4 曲線4:A′=A/K 式5 第2図は4つの曲線型を示す。参考のため述べ
た米国特許第4214503号(特開昭55−120097)に
は明示されていないが、各曲線は指数形を有す
る。各曲線におけるドツトの位置は式2〜式5の
対応する漸化関係によつて計算された点を表わ
し、一方実線は下記の4つの対応する指数関数の
うちの1つから計算される。 指数1 A=A0exp(BX) 式6 指数2 A=A0(1−exp(−BX)) 式7 指数3 A=−A0exp(BX) 式8 指数4 A=A0exp(−BX) 式9 これらの式においてXは独立した曲線変数であ
り、この場合には時間である。 各曲線の型および対応する指数に対する式を用
いるころによつて、再帰的(recursive)曲線パ
ラメータKおよびMに対する関係が得られる。、
指数曲線パラメータA0およびBは、指数関数の
セグメントによつて近似されるセグメントとして
選択される高調波−時間曲線の選択されたセグメ
ントから得られる。近似指数関数のパラメータ
は、高調波−時間曲線の選択された開始点と終点
に対する指数方程式に振幅と時間の値を挿入する
ことによつて得られる2つの連立方程式を解くこ
とによつて得られる。その結果得られる2つの方
程式は超越形式をしており、ニユートン−ラフソ
ン反復解法などの周知の方法で数値的に解いて近
似指数に対する値A0およびBを見出すことでき
る。 第1表は4つの曲線形の各々に対する指数曲線
パラメータA0およびBおよび曲線形パラメータ
KおよびNの間の関係を列記している。
する高調波の強さ(harmonic strength)を有す
る楽音を発生させるための装置(手段)に関す
る。 先行技術の説明 電子楽器を設計する場合に表現しにくい目標
は、通常の音響的なタイプのオーケストラ用楽器
の音を本物そつくりにまねることである。最善の
結果は空気を吹きこむパイプオルガンやハープシ
コードをまねる電子楽器について得られている。
これらの楽器についてすぐれた模倣結果が得られ
る主な理由は、それらの楽音が本質的には機械的
楽音発生器であるからである。楽音発生機構は動
作が自動的に行われ、音楽家はオン−オフスイツ
チを作動させるだけでよい。 従来のオルガンの楽音を注目すべき例外とし
て、楽器により発生される殆んどすべての楽音
は、その構成が時間で変動する楽音スペクトルを
示すことが認識されている。近年になつて、音響
的なオーケストラ用楽器により発生される音の詳
細な性質がかなり研究されるようになつてきた。
この研究に大型デジタルコンピユータが用いられ
るようになつた結果、大量のスペクトルデータが
得られるようになつた。楽器の楽音スペクトルを
構成する種々の高調波は、楽音発生の開始時から
終了時まで時間とともに変化することが一般的に
決定されている。個々の高調波は時間で変動する
強さのパターンを有し、それらのパターンは本質
的に互に独立している。 楽音を合成するため個々の高調波の時間による
変動の記憶された表の値を用いる楽音シンセサイ
ザが実施されている。合成された楽音をその原の
楽器により発生される楽音と容易に区別できない
ことがしばしばある。 1組の高調波の時間で変動する要素
(behavior)を個々に制御するため大量のデータ
を記憶しなければならないということは、その1
組の高調波を用いてフーリエ変換を計算すること
によつて楽音を発生させる楽音シンセサイザを実
際に実施する上での重大な障害になつている。選
択された楽音を特徴づける1組の高調波を構成す
る各高調波に対する振幅−時間関数曲線に近似さ
せるため、一連の直線分を利用することによつて
記憶するデータ量を減少させる試みが行われてき
た。線形近似過程において解決しなければならな
い実際的な問題は、曲線に近似させるため最小数
の個々の線分を選択し、“本物そつくりの”楽音
を発生させる一方で、その楽音の合成に用いられ
る各高調波に対して記憶しなければならない線分
に対するデータ量を減らすことである。 区分的線分(piecewise linear segment)を用
いて曲線に近似させるための種種のアルゴリズム
の研究は、J.ストロウンによる技術論文“デジタ
ル音合成のための振幅および周波数関数の近似法
および総合的な解析”〔コンピユータミユージツ
クジヤーナル誌第4巻第3号(1980)3−24頁〕
に述べられている。 関数に近似させるため区分的線分(piecewise
linear segment)を用いる方法は広く用いられ
ている技術であるが、それは利用できる唯一の技
術でもなく、またいかなる任意の状況においても
使用される最善の方法でもない。近似関数の選択
は、許容できる近似誤差により影響され、また最
小データセツトの曲線発生パラメータから選択さ
れた近似関数を発生させることから生じる実際的
問題により影響される。線形線分に対しては近似
値は線の勾配および始点を特定することにより決
められる。必要とされる線分の総数は、楽音の高
調波成分の時間による変動を表わす一定の関数を
調べることによつてのみ決定される。各線分は、
線の勾配、始点およびその線が関数近似法に用い
られる時間からなるデータセツトを必要とする。 高調波時間関数の近似の形が判つており、完全
には任意ではない場合には、近似法のため記憶さ
れるデータの量を、区分的線形近似法に要するデ
ータ量に比べて減少させうることがしばしばあ
る。そのような曲線近似法は“電子楽器用高調波
フオルマントフイルタ”と題する米国特許第
4211138号(特開昭55−4091)に説明されている。
この特許は、個々の成分である共振曲線の共振周
波数を変位させた後に多数の標準共振曲線を一緒
に加算することによつて楽音フオルマントフイル
タを構成する曲線合成技術を説明している。 発明の要約 米国特許第4085644号(特開昭52−27621)に説
明されている種類の複音シンセサイザにおいて
は、計算サイクルとデータ転送サイクルとが反復
して独立して実行され、楽音波形に変換されるデ
ータを与える。計算サイクルの期間中には、予め
選択された楽音を特徴づける、時間で変動する1
セツトの高調波係数を用いて離散的フーリエ変換
を実行することによつて主データセツトがつくら
れる。計算はいかなる楽音周波数とも非同期の高
速で行われる。計算サイクルの終りに主データセ
ツトはメモリに記憶される。 計算サイクルに引きつづいて転送サイクルが開
始され、この転送サイクルを期間中に、多数の楽
音発生器のうちの予め選択された楽音発生器へ記
憶された主データセツトのデータが転送される。
計算サイクルと転送サイクルの期間中出力楽音発
生は中断することなく続けられる。転送されたデ
ータは楽音発生器に含まれる音調レジスタに記憶
される。 多数の楽音発生器のうちの予め選択された各楽
音発生器の音調レジスタに記憶された主データセ
ツトは逐次反復して記憶装置から読出され、D−
A変換器によつてアナログ楽音波形に変換され
る。メモリアドレツシング速度(rate)は、楽音
発生器に関連した楽音ピツチの対応する基本周波
数に比例する。 時間で変動する高調波係数は、現在値が前の値
の簡単なスケーリングによつてえられる再帰的計
算により得られる。記憶された曲線選択パラメー
タおよび開始値を用いて4つの再帰的計算の型
(種類)から選択が行われる。計算の型の選択は、
記憶されたセグメントナンバーおよび調節可能フ
オルマントクロツクにより決定される時間に行わ
れる。 本発明の目的は、時間で変動する高調波成分を
もつ楽音を再帰的アルゴリズムで発生させ、時間
で変動する個々の高調波を発生させることであ
る。 本発明のもう1つの目的は、再帰的アルゴリズ
ムにより発生された一連の区分的指数関数によつ
て時間で変動する高調波関数曲線を近似させるこ
とである。 発明の構成 本発明は、楽音波形を規定する等間隔に置かれ
た当該サンプル点の振幅に対応する複数の振幅デ
ータを計算し、該振幅データが発生される楽音の
ピツチに比例する速度で逐次D−A変換器に転送
される電子楽器において、各高調波の高調波係数
を記憶する高調波係数メモリ26,27と、前記
高調波係数メモリから各高調波係数を読出す読出
し手段25と、タイミング信号を発生するクロツ
ク発生手段110を含み、該タイミング信号に応
答して、各高調波係数をスケールするための時間
的に変動する高調波スケール係数を、該高調波ス
ケール係数の時間変動を規定する記憶されている
パラメータを用いて再帰的アルゴリズムで計算
し、発生させる高調波関数発生手段202と、前
記高調波係数メモリから読出された前記各高調波
係数と各高調波係数をスケールするための前記高
調波スケール係数とを乗算して、時間で変動する
高調波係数を発生させる乗算手段201と、前記
乗算手段からの前記時間で変動する高調波係数に
基づいて、前記楽音波形を規定する等間隔に置か
れた当該サンプル点の振幅に対応する複数の振幅
データを計算する計算手段34,33,28,2
4,23,21,22,20,19,16と、該
計算手段で計算された前記楽音波形の複数の振幅
データから楽音信号を発生させる手段203とを
具備し、時間で変動する独立した高調波成分を有
する楽音を発生することを特徴とする楽音発生装
置である。 発明の詳細な説明 本発明は、離散的フーリエ変換アルゴリズムを
実施することによつて楽音波形を合成する種類の
楽音発生器に組み込まれた時間で変動する高調波
発生器サブシステムを指向する。この種類の楽音
発生システムは、ここに参考のため述べてある
“複音シンセサイザ”と題する米国特許第4085644
号(特開昭52−27621)に説明されている。下記
の説明において、参考のための述べた特許に説明
してあるシステムの全素子は、その特徴に現われ
ている同一数字の素子に対応する2桁数字によつ
て識別されている。3桁数字によつて識別されて
いるすべてのシステム素子ブロツクは、時間で変
動する高調波成分を有する楽音を発生させるため
に本発明の改良を実施するため複音シンセサイザ
に付加された素子に相当する。 第1図は米国特許第4085644号(特開昭52−
27621)に開示したシステムの変更として述べら
れている本発明の実施例を示す。参考のため述べ
た特許に説明されているように、複音シンセサイ
ザは鍵盤スイツチ12と表示されたブロツクに含
まれる1列に配列されたスイツチを備えている
が、この鍵盤スイツチはオルガンのような電子楽
器の従来の鍵盤に対応する。楽器の鍵盤上の1個
又はそれ以上の鍵を押すことによつて、音調検
出・割当装置回路14は作動された鍵に対する音
調(ノート)情報を記憶し、作動された各鍵スイ
ツチを12個の別々の楽音発生器のうちの1つに割
当てる。この1セツトの楽音発生器、楽音
(tone)発生器203と表示されたシステムブロ
ツクに含まれる。音調検出・割当装置回路14は
ここに参考のために述べてある米国特許第
4022098号(特開昭52−44626)に説明されてい
る。鍵盤上の1個又はそれ以上の鍵が押され、又
は作動されると、実行制御回路16が計算サイク
ルを開始させ、この間に64語からなる主データセ
ツトが計算され主レジスタ34に記憶される。こ
の64語は、楽音発生器により発生される楽音に対
するオーデイオ波形1周期に対し等間隔に置かれ
た64の点の振幅に対応する値をもつて発生され
る。一般的原則として、楽音スペクトルの最大高
調波数は完全な1周期におけるデータ点の数、又
は相当する主データセツトを構成するデータ点の
数の半分以下である。 計算サイクルが完了すると、転送サイクルが開
始され、この期間中には主レジスタ34に記憶さ
れた主データセツトが読出され、そのセツトの楽
音発生器203の各発生器に含まれる音調レジス
タへ転送される。これらの音調レジスタは、予め
選択された楽音の完全な1周期に対応する64デー
タ語を記憶する。音調レジスタに記憶されたデー
タ語は逐次反復して読出され、D−A変換器へ転
送され、この変換器はデジタルデータ語をアナロ
グ楽音波形に変換し、この楽音波形は従来の増幅
器とスピーカシステムからなる音響システムによ
つて音に変換される。記憶されたデータは、楽音
発生器が割当てられ作動された鍵スイツチに対応
する楽音の基本周波数に対応する速度で各音調レ
ジスタから読出される。 上述した米国特許第4085644号(特開昭52−
27621)に説明されているように、一連の計算サ
イクルの期間中に主レジスタ34内にある主デー
タを連続的に再計算して、このデータを音調レジ
スタにロードする一方で、作動された鍵は鍵盤上
で押鍵されたままになつていることが望ましい。
このことは、読出しクロツク速度におけるデータ
点のD−A変換器への流れを中断させることなく
達成される。 第1図において、語カウンタ19は論理システ
ムの主クロツクによつて与えられるタイミングパ
ルスをモジユロ64でカウントする。高調波カウン
タ20は、全部で64のデータ点を有する主データ
セツトと関連する最大高調波数に対応するモジユ
ロ32をカウントする。高調波カウンタ20は、語
カウンタ19がその初期又は最小カウント状態に
戻る度毎に増分する。高調波カウンタ20のカウ
ント状態は、語カウンタ19が増分する度毎にゲ
ート22に介して加算器−アキユムレータ21へ
転送される。メモリアドレスデコーダ23は、加
算器−アキユムレータ21の内容に応答して正弦
波関数表24に記憶された三角関数値をアドレス
する。 計算サイクル期間中に、実行制御回路16は語
カウンタが1周期(サイクル)64カウントの完全
カウンテイング周期(サイクル)32周期だけ増分
されるようにする。 高調波係数Cqの複数のセツトが高調波係数メ
モリ26および27に記憶される。楽音発生器2
03により発生される対応する音色を発生させる
のに用いられる所望のセツトの高調波係数を選択
するために楽音スイツチ又はストツプS1および
S2が使用される。 高調波係数は、高調波カウンタ20の状態に応
答して高調波係数メモリ26および27からアド
レスアウトされる。このカウント状態はメモリア
ドレスデコーダ25によつてメモリをアドレスす
る形式に変換される。 楽音スイツチS1およびS2により選択された高
調波係数Cqは、乗算器201により高調波関数
発生器202により与えられたスケールフアクタ
と乗算される。高調波関数発生器の詳しい説明は
下記に述べてある。 乗算器201によつて発生されるスケールされ
た高調波係数は、上記に参考のため述べた米国特
許第4085644号(特開昭52−27621)に説明されて
いる方法により、乗算器28で正弦波関数表24
からアドレスアウトされた正弦波関数値と乗算さ
れる。乗算器28からの出力データは、主レジス
タ34から読出されたデータに加算器33でもつ
て点ごとに加算され、その結果は語カウンタ19
のカウント状態に対応するアドレスにおいて主レ
ジスタ34に記憶される。計算サイクルの終了時
には、予め選択された楽音に対応する主データセ
ツトは計算され、主レジスタ34に記憶される。 音響的種類のオーケストラ用楽器により発生さ
れる楽音について実験的に得た高調波−経時的変
動曲線を調べてみると、楽音高調波曲線のアタツ
クフエーズは増加指数関数のセグメントに似てい
るが、そのデイケイおよびレリーズフエーズは減
少指数関数のセグメントに似ていることが示され
ている。従つて、高調波−時間曲線を指数関数セ
グメントによつて近似させることは合理的な方法
である。この方法に対する補強は、楽器の全体的
楽音エンベロープ(振幅エンベロープ)は増加指
数関数アタツク形と減少指数関数デイケイ形を有
する傾向があるという周知の観察によつて更に強
められる。 指数関数は2つのパラメータによつて特徴づけ
られる。1つのパラメータは開始点を示し、第2
のパラメータは関数値の変化速度を決定する。選
択した楽音に対し高調波−時間曲線を近似させる
のに一連の指数関係を用いることの利点は、一般
的に云つて直線セグメントを用いる区分的近似法
の場合に必要とするよりも少数のセグメントを必
要とするという点である。更に、後述するよう
に、指数関数値を得るために簡単な回帰関係
(recur sion relation)が実行できるので、指数
関数の曲線近似法の簡単さは複雑な計算論理サブ
システムを犠牲にして得られるものではない。 “ラウドネス自動補正制御装置を具えた電子楽
器”と題する米国特許第4214503号(特開昭55−
120097)には、回帰的関係を実行することによつ
てアタツク、デイケイおよびレリーズエンベロー
プスケールフアクタを計算する方法が説明されて
いる。この特許はここに参考のため述べてある。 参考のために述べた米国特許第4214503号(特
開昭55−120097)には、ADSR(アタツク、デイ
ケイ、サステインおよびレリーズ)エンベロープ
曲線を構成する6フエーズに対する回帰関係が列
記されている。現在の曲線近似法にはこれら6フ
エーズのうちの4フエーズだけが必要とされる。
ここではこれらのフエーズを“形状”又は“曲線
型”と呼び、ここで用いる“形状”という語と、
ADSRエンベロープ関数の特定の領域を云うため
に参考のために述べた特許に用いてある“フエー
ズ”という語とを区別してある。 任意の高調波に対する高調波−経時変動曲線の
各点の値は下記の回帰(漸化)関係によつて計算
される。 A′=KA+N 式1 但し、Aは以前の振幅値、A′は新らしい、又
は現在の振幅値、KおよびNは予め特定した数で
ある。KおよびNの値は4つの曲線形の各々に対
して変化する。式1は再帰的計算を規定する。4
つの曲線形は、式1の基本的漸化関係の下記の明
らかな形を実行することによつて発生される。 曲線1:A′=KA 式2 曲線2:A′=A′/K−M(1−K)/K 式3 曲線3:A′=KA+M(1−K) 式4 曲線4:A′=A/K 式5 第2図は4つの曲線型を示す。参考のため述べ
た米国特許第4214503号(特開昭55−120097)に
は明示されていないが、各曲線は指数形を有す
る。各曲線におけるドツトの位置は式2〜式5の
対応する漸化関係によつて計算された点を表わ
し、一方実線は下記の4つの対応する指数関数の
うちの1つから計算される。 指数1 A=A0exp(BX) 式6 指数2 A=A0(1−exp(−BX)) 式7 指数3 A=−A0exp(BX) 式8 指数4 A=A0exp(−BX) 式9 これらの式においてXは独立した曲線変数であ
り、この場合には時間である。 各曲線の型および対応する指数に対する式を用
いるころによつて、再帰的(recursive)曲線パ
ラメータKおよびMに対する関係が得られる。、
指数曲線パラメータA0およびBは、指数関数の
セグメントによつて近似されるセグメントとして
選択される高調波−時間曲線の選択されたセグメ
ントから得られる。近似指数関数のパラメータ
は、高調波−時間曲線の選択された開始点と終点
に対する指数方程式に振幅と時間の値を挿入する
ことによつて得られる2つの連立方程式を解くこ
とによつて得られる。その結果得られる2つの方
程式は超越形式をしており、ニユートン−ラフソ
ン反復解法などの周知の方法で数値的に解いて近
似指数に対する値A0およびBを見出すことでき
る。 第1表は4つの曲線形の各々に対する指数曲線
パラメータA0およびBおよび曲線形パラメータ
KおよびNの間の関係を列記している。
【表】
Mは漸近線の値において対応する指数関数によ
つて得られる曲線形に対する最大値である。 第3図は選択された近似セグメントの曲線形に
対するパラメータを得る方法を示す。破線は、音
響的トランペツト音の第5高調波の経時的変動の
グラフである。実線は式2〜5に示されている漸
化関係により発生されたデータを使用してこの曲
線の区分的近似法によつて得られた結果である。 曲線パラメータの計算の方法が、例えばX軸値
X1、X2の間に発生するセグメントについて例証
される。X軸は実時間間隔に関係ある任意の単位
で示されている。選択されたセグメントは形4の
曲線により最もよく近似される。これは式3と式
4との比較から明らかである。式9は下記の連立
方程式を解くことによつてA0とBの値を得るの
に応用される。 Ai=A0exp(−BXi);i=1、2 式10 曲線形4に対し式5に用いられるK値は、第1
表に示してある曲線4の記入事項から得られる。 同様な方法が他の曲線近似区分の各々に対して
用いられる。セグメントの選択は、与えられた高
調波−経時変動曲線を目視で検分することにより
行うことができる。耳は、高調波−時間振幅変化
の適度の変動には比較的鈍感であるので、“最善
の”適合は必要でない。 近似曲線は後述するように曲線形の種類を構成
するデータ、パラメータKおよびMの値、および
近似曲線形が用いられる時間を記憶することによ
つて発生させることができる。 第4図は、第1図に示す高調波関数発生器20
2の詳細な論理を示す。個々の高調波に対する高
調波変動は、曲線パラメータ値の記憶された表か
ら近似高調波−時間関数曲線を発生させる単一の
計算システムを時分割することによつて得られ
る。この計算システムは本質的には参考のため述
べた米国特許第4214503号(特開昭55−120097)
に説明したADSR曲線発生システムの改良であ
る。 楽音高調波に対する経時変動効果は、鍵スイツ
チが作動された時に開始するので、計算サイクル
と転送サイクルは各楽音に対して一連のものとし
て実施される。即ち、計算サイクルセグメントは
割当てられた楽音発生器に対して実行される。こ
の計算サイクルが終了すると転送サイクルが開始
し、この転送サイクルでは主データセツトは割当
てられた楽音発生器へ転送される。第1転送サイ
クルの直後に、もし第2の鍵スイツチが(閉鎖状
態において)作動された場合、第2の計算サイク
ルセグメントが実行される。第2の計算サイクル
セグメントは第2転送サイクルが続き、第2転送
サイクルにおいては新たな主データが第2の割当
てられた楽音発生器へ転送される。計算サイクル
セグメントと転送サイクルのこの順序は、すべて
の割当てられた楽音発生器が新たな主データセツ
ト値を受けとるまで実行される。この時点におい
て、この順序は第1の割当てられた楽音発生器か
ら再び始まつて反復される。 振幅シフトレジスタ101はその各々の長さが
Qである1組p個のシフトレジスタである。構成
要素である各シフトレジスタは楽音発生器203
に含まれる楽音発生器のうちの1つに対応する。
pはこれらの楽音発生器の数であり、Qは計算サ
イクルセグメントの期間中に用いられる最大高調
波数である。好ましい実施例ではQ=32である。 セグメントカウンタレジスタ102もまたその
各各が楽音発生器203に含まれる楽音発生器の
うちの1つに対応する1組p個のシフトレジスタ
として実行される。 鍵スイツチが作動されたこと(鍵スイツチは閉
鎖された状態にある)を鍵検出・割当装置14が
決定すると、参考のための述べた米国特許第
4214503号(特開昭55−120097)に説明されてい
る方法によつて線87上に信号が発生する。新たな
発生器割当装置106は、線87上の新たな信号を
12本の信号線のうちの1本にデコードする。これ
らの線の各々は、第1図において楽音発生器20
3として表示してあるブロツクに含まれる1組12
個の楽音発生器のうちの1個に対応する。 発生器カウンタ103は実行制御回路16によ
つて増分される。発生器カウンタ103の各カウ
ント状態は、同じ計算サイクルセグメントに割当
てられた楽音発生器に割当てられた計算サイクル
セグメントに対応する。発生器カウンタ103は
モジユロ12をカウントするように実行される。 発生器カウンタ103の2進カウント状態は、
発生器カウント状態デコーダ104によつて12本
の線に符号化される。これらの線は1組の入力信
号として選択ゲート105へ与えられる。選択ゲ
ートは線87上の新たな楽音信号に応答してその1
組12本の出力線のうちの1本上に“1”論理状態
信号を与える。この方法により新たな楽音信号は
新たに作動された鍵盤スイツチの割当てられた楽
音発生器に対応する信号線上でコードされる。 選択ゲート105からのp本の線のうちの1本
上の“1”論理状態信号は、振幅シフトレジスタ
101およびセグメントカウンタレジスタ102
に含まれる対応するシフトレジスタ成分を初期設
定する。 振幅シフトレジスタ101およびセグメントカ
ウンタレジスタ102に含まれるすべてのシフト
レジスタは、高調波カウンタのカウント状態が増
分される度毎にそれに同期してシフトされる。 セグメント終点メモリ107は、与えられた1
組32の高調波−経時変動曲線を近似するのに選択
された指数セグメントの終点において振幅の予め
計算された値を記憶するのに用いられる。このメ
モリは各メモリがT語を有するQメモリとして構
成される固定メモリである。TはQ高調波−経時
変動曲線のうちの任意の曲線を近似するのに用い
られる指数セグメントの最大数である。発生器カ
ウンタ103のカウント状態は、高調波カウンタ
20の現在のカウント状態に対してセグメントカ
ウンタレジスタ102からアドレスアウトされた
データ語によつてセグメント終点メモリ107に
含まれるQメモリのうちのどれがアドレスされる
かを選択するのに用いられる。上述したように、
高調波カウンタ20が増分される度毎にデータが
セグメントカウンタレジスタ102から読出され
る。フエーズメモリ108は、予め選択された高
調波−経時変動曲線を近似するのに4つの曲線型
のうちのどれを用いるかを決める所定の数Sを記
憶するのに用いられる。このメモリはその各々が
Tデータ語を含むQメモリとして構成された固定
メモリとして実行される。発生器カウンタ103
のカウント状態は、高調波カウンタ20の現在の
カウント状態に対してセグメントカウンタレジス
タ102からアドレスアウトされたデータ語によ
つてフエーズメモリ108に含まれるQメモリの
うちのどれがアドレスされるかを選択するのに用
いられる。 第4図に詳細に示されている高調波関数発生器
202の作動は、Pjとして指定されている楽音発
生器が鍵盤上の新たな鍵閉鎖に対応して割当てら
れたばかりの状況に対して検討される。振幅シフ
トレジスタ101およびセグメントカウンタレジ
スタ102のPjシフトレジスタは初期設定され
る。振幅シフトレジスタ101内のPjシフトレジ
スタの各データ語は値A=1/256に初期設定さ
れる。セグメントカウンタレジスタ102内のPj
シフトレジスタの各データ語は値0に初期設定さ
れる。 発生器カウンタ103がカウント状態jにある
と、出力データ選択回路109は振幅シフトメジ
スタ101のPjシフトレジスタから出力データを
選択し、入力データ選択回路117は入力データ
を転送して対応するPjシフトレジスタの終端位置
に書き込ませる。 フオルマントクロツク110は一連のタイムパ
ルスを発生させるための可変周波数クロツク発生
器である。このクロツクの周波数は、予め選択さ
れた楽音合成に用いられる高調波係数の各々に対
して振幅変化が行われる速度を制御するのに用い
られる。通常はフオルマントクロツク110の周
期は、12計算サイクルセグメントを完了するのに
要する時間より短くセツトされる。例えば、主論
理クロツクが1MHzの周波数で動作する場合には、
計算サイクルセグメントは64×32×10-6=2.048
ミリ秒の時間の長さを有する。フオルマントクロ
ツクは488×12=40Hz以下の周期を有するこたが
好ましい。高調波カウンタ20が高調波ナンバー
q=1に対応してその初期状態にあると、アンド
ゲート118′はフオルマントクロツク110か
らタイミング信号を転送し、この信号はフリツプ
フロツプ111をセツトする。このフリツプフロ
ツプは、高調波カウンタ20が増分されそのモジ
ユロ32のカウンテイングを実行することによつて
初期状態にリセツトされた場合にそのカウンタ2
0により発生されるリセツト信号によつてリセツ
トされる。 新たな振幅A′は、N計算回路114とKA計算
回路113によつて、出力データ選択回路109
により選択された振幅シフトレジスタ101のPj
シフトレジスタから読出された現在の振幅Aから
計算される。N計算回路114およびKA計算回
路113は加算器115とともに、フエーズメモ
リ108からアドレスアウトされたSの現在値に
よつて選択された式2〜5の4つの曲線型のうち
の1つに従つて新たな振幅値A′を計算する。N
計算回路114およびKA計算回路113の詳し
い動作は後述する。 現在の記憶された振幅Aおよび新たに計算され
た値A′はいずれもデータ入力信号として選択ゲ
ート112へ与えられる。フリツプフロツプ11
1がそのセツト状態になく、従つて出力状態がQ
=“0”であると、選択ゲート112は現在の振
幅Aを選択し、入力データ選択回路117と乗算
器201へ転送する。入力データ選択回路117
へ転送された振幅値は選択され、振幅シフトレジ
スタ101のPjシフトレジスタの終端位置に書込
まれる。 セグメント終点メモリ107からアドレスアウ
トされた現在の終点振幅は、出力データ選択回路
109によつて与えられた現在の振幅値と比較器
116によつて比較される。振幅Aと終点振幅と
の差の絶対値が予め特定した値より大であれば、
比較器116は選択ゲート112へC=“0”論
理状態信号を伝送する。信号がC=“0”であり
フリツプフロツプ111の状態がQ=“1”であ
れば、新たな振幅値が選択ゲート112によつて
選択され、入力データ選択回路117と乗算器2
01へ転送される。 Aと終点値との差の絶対値が予め選択された比
較値より小さいことを比較器116が見出すと、
論理信号C=“1”が発生する。C=“1”信号に
応答して、選択ゲート112はセグメント終点メ
モリ107から読出された終点値を選択し、入力
データ選択回路117と乗算器201へ転送す
る。 C=“1”信号に応答して、加算器118はセ
グメントカウンタレジスタ102に含まれるPjシ
フトレジスタに記憶されたカウント状態を増分さ
せる。この増分動作によりシステムは次の近似曲
線セグメントに対する振幅値の計算を開始する。 振幅値の時間による変化はフオルマントクロツ
クの周波数により制御され、このクロツクはその
周期がP計算サイクルセグメントに要する時間の
周期より短い周波数にセツトするのが有利であ
る。 高調波カウンタ20が32の高調波の全範囲に対
して増分されると、発生器カウンタ103が増分
されるので、Pj楽音発生器について上述した方法
と同様な方法によつてPj+1楽音発生器に対する現
在の振幅が計算される。 K値メモリ120は、第1表に示した関係によ
り曲線パラメータK、1/KおよびMの値を記憶
するのに用いられる。このメモリは、その各々が
Tデータ語を含むPメモリとして構成された固定
メモリとして実行されている。発生器カウンタ1
03のカウント状態は、高調波カウンタ20の現
在のカウント状態に対してセグメントカウンタレ
ジスタ120からアドレスアウトされたデータ語
によつてK値メモリ120に含まれたPメモリの
うちのどれがアドレスされるかを選択するのに用
いられる。K、1/KおよびMの値を1つの拡張
語(extended word)として符号化し、これら
3つの量を分離するのにシステム論理素子におけ
る選択ゲートを用いるのが便利である。 KA計算回路113の論理が第5図に示されて
いる。データ選択デート502は、K値メモリ1
20からアドレスアウトされたデータ語K′の有
効ビツトの第1セツトをデータ値Kにデコード
し、有効ビツトの第2セツトはデータ値1/Kに
デコードされる。乗算器504は出力データ選択
回路109からの現在の振幅値Aと値K又は値
1/Kとを乗算する。データ選択ゲート503が
Kを選択するか1/Kを選択するかは、入力曲線
型パラメータSによつてきまる。式2〜5を検討
すると、曲線の型1および3に対してKが選択さ
れるが、曲線型2および4に対しては1/Kが選
択されることが判る。 第6図に示すN計算回路114は、曲線の型2
および3に対し式3および4の第2項を計算する
のに用いられる。データ選択回路522はK値メ
モリ120からの入力データ語K′を3つの曲線
パラメータK、1/KおよびMにデコードする。
Kおよび1/Kの値はそれぞれ補数回路505お
よび補数回路506によつて処理される。デジタ
ル論理システムにおいて通常行われるように、K
および1/Kの値は2進数字の形で符号化される
としよう。補数演算の結果は10進値1−Kおよび
1−1/Kである。曲線デコーダ501は曲線の
型ナンバーSを曲線の型2および3に対する2の
出力線にデコードする。曲線型2の信号に応答し
てデータ選択回路507は、値1−1/Kを乗算
器509の1入力に転送する。曲線型3の信号に
応答してデータ選択回路507は値1−Kを乗算
器509に転送する。曲線型1および4の場合に
は、0値が乗算器509に転送される。乗算器5
09は、データ選択回路507によつて転送され
たデータとデータ選択回路522によつて転送さ
れたMの値とを乗算する。積のデータはデータ入
力の1つとして加算器115に与えられる。 第7図は実行制御回路16の詳細なシステム論
理を示す。好ましい実施例として、発生器カウン
タ103は、選択された鍵盤において割当てられ
た楽音発生器の数に等しい計算サイクルセグメン
トを発生させるためにのみ使用される。目的の説
明のために上鍵盤が選ばれている。他の鍵盤又は
鍵盤の組合せへの拡張は容易に行なわれる。 フリツプフロツプ402がセツトされその出力
論理状態がQ=“1”になると、一連の計算サイ
クルセグメントからなる完全な計算サイクルが開
始される。転送サイクル要求がアンドゲート41
2によつて受けとられており、この時にフリツプ
フロツプ402が論理状態Q=“0”とともにそ
のリセツト状態にあれば、フリツプフロツプ40
2はセツトされうる。転送サイクル要求は、参考
のため述べた米国特許第4085644号(特開昭52−
27621)の第1図に示してある論理ブロツク同期
ビツト検出器39によつて発生する。 フリツプフロツプ402がセツトされると、出
力論理状態Q=“1”は、ゲート401をして主
クロツク15からタイミング信号を伝送させ、こ
のタイミング信号は語カウンタ19およびカウン
タ404のカウント状態を増分させるのに用いら
れる。カウンタ404は、モジユロ64をカウント
するように実行されている。カウンタ404がそ
のモジユロカウンテイング実行の故にその初期カ
ウント状態に戻る度毎に、INCR信号が発生す
る。INCR信号は高調波カウンタ20のカウント
状態を増分するのに使用される。 語カウンタ19が計算サイクルセグメントの最
後のモジユロカウンテイング実行によつてその初
期状態にリセツトされると、リセツト信号が発生
する。このリセツト信号は、発生器カウンタ10
3のカウント状態を増分するのに使用される。同
一リセツト信号は、フリツプフロツプ402をリ
セツトするのに使用される。フリツプフロツプ4
02のリセツテイングは計算サイクルセグメント
の終了を示す。語カウンタ19からのリセツト信
号は、発生器カウンタ103のカウント状態より
1つ少い数値の表示に対応する楽音発生器に対し
主データセツトの転送サイクルを開始させるのに
使用することができる。 音調検出・割当装置14の破線の囲いは割当・
検出論理システム301を含む。このシステムの
機能の1つは、上鍵盤上の鍵スイツチ状態を検査
した時の線42上に信号を発生させ、下鍵盤上の
鍵スイツチ状態を検査した時に線43上に信号を
発生させ、足鍵盤又は第3の鍵盤上の鍵スイツチ
状態を検査した時に線44上に信号を発生させる
ことである。鍵スイツチ状態が前の鍵盤走査以後
変化していて作動されていない状態にあると、線
86上に信号が発生する。鍵スイツチ状態が前の
鍵盤走査後変化していて作動された状態にある
と、線87上に信号が発生する。 割当・検出論理システム301が鍵スイツチ状
態の変化を見出す度毎に、割当メモリ82の内容
がアドレスアウトされて記憶されたデータを検査
する。データは、メモリアドレス/データ書込み
回路83によつてアドレスアウトされる。割当メ
モリに記憶されたデータ語は10ビツトからなる。
対応する楽音発生器が割当てられていれば最下位
のビツトは“1”となる。記憶された各語は、楽
音発生機能を実行するためデータを使用する対応
する楽音発生器を有する。ビツト2−4は作動さ
れた鍵スイツチのオクターブを示し、ビツト5−
6は鍵盤を示し、ビツト7−10はオクターブ内の
楽音を示す。 信号が線44上に現われると、音調割当カウン
タ303はそのカウント状態がカウントレジスタ
305へ転送された後に0値に初期設定される。
デイビジヨンデコード302は、上鍵盤に対応す
る鍵盤符号“01”を有する割当メモリからデータ
語がアドレスアウトされる度毎に信号を発生させ
る。フリツプフロツプ307がセツトされデータ
語が上鍵盤に対応する割当メモリ82から読出さ
れると、アンドゲート307′は、信号を転送し
て音調割当カウンタ301のカウント状態を増分
させる。 信号が線43上に現われると、上鍵盤上の鍵ス
イツチ状態の走査が完了したことになる。線43
上の信号はエツジ検出回路308によつてパルス
状信号に変換され、その結果はフリツプフロツプ
307をセツトするのに使用される。フリツプフ
ロツプ307がセツトされると、アンドゲート3
07′は、デイビジヨンデコード302により発
生された信号を転送し、音調割当カウンタ303
のカウント状態を増分させる。参考のため述べた
米国特許第4022098号(特開昭52−44626)に説明
してあるように音調カウンタ64がそのカウンタ
状態12に増分されると、フリツプフロツプ307
をリセツトするのに用いられる信号が発生する。
最終的な結果として、音調割当カウンタ303の
カウント状態は上鍵盤に割当てられた楽音発生器
の数に等しくなる。この数は線44上の信号によ
つて検出された第3鍵盤に対し走査が開始された
時にカウントレジスタ305に転送される。 比較器405は、発生器カウンタ103のカウ
ント状態と、カウントレジスタ305に含まれる
割当てられた楽音発生器の数とを比較する。これ
ら2つの数が等しいと、等値信号が発生し、この
信号ぱ発生器カウンタ103の状態をリセツト、
又は初期設定するのに用いられる。この方法によ
り、時間で変動する高調波を発生させるのに用い
られる計算サイクルセグメント数は、鍵スイツチ
閉鎖の結果として上鍵盤に割当てられた楽音発生
器数と等しくなる。 第8図は、第4図に示す新たな発生器割当装置
106用の入力データを発生させるための論理を
示す。データが割当メモリ82から読出されるの
につれて、デイビジヨンデコーダ302は割当て
られた上鍵盤楽音発生器に対応するデータを1組
の選択ゲート311に転送する。楽音発生器デコ
ーダ310はメモリアドレス/データ書込み回路
からのメモリアドレツシングデータを1組の選択
ゲート311に接続されている12本の線にデコー
ドする。線87上の信号は新たなスイツチ閉鎖が
検出されたことを示す。この方法により、もし新
たな鍵スイツチ閉鎖が上鍵盤について検出される
と、選択ゲート311からの出力が発生する。 本発明は、記憶された1組の高調波係数から楽
音波形を発生させるためフーリエ型変換が実行さ
れる他の楽音発生器システムに容易に組み入れる
ことができる。そのようなシステムは“コンピユ
ータオルガン”と題する米国特許第3809786号
(特開昭48−90217“電子楽器”)に説明されてい
る。この特許はここに参考のため組入れられる。 第9図は時間で変動する独立した高調波を発生
させるため本発明をどのようにしてコンピユータ
オルガンに組み込むことができるかを示す。700
代の数字は、700に米国特許第3809786号(特開昭
48−90217“電子楽器”)の第1図に示したブロツ
ク表示数字を加えたものに対応する。高調波関数
発生器202および乗算器201によつて示され
たサブシステムを追加すると時間で変動する独立
した高調波楽音が発生する。
つて得られる曲線形に対する最大値である。 第3図は選択された近似セグメントの曲線形に
対するパラメータを得る方法を示す。破線は、音
響的トランペツト音の第5高調波の経時的変動の
グラフである。実線は式2〜5に示されている漸
化関係により発生されたデータを使用してこの曲
線の区分的近似法によつて得られた結果である。 曲線パラメータの計算の方法が、例えばX軸値
X1、X2の間に発生するセグメントについて例証
される。X軸は実時間間隔に関係ある任意の単位
で示されている。選択されたセグメントは形4の
曲線により最もよく近似される。これは式3と式
4との比較から明らかである。式9は下記の連立
方程式を解くことによつてA0とBの値を得るの
に応用される。 Ai=A0exp(−BXi);i=1、2 式10 曲線形4に対し式5に用いられるK値は、第1
表に示してある曲線4の記入事項から得られる。 同様な方法が他の曲線近似区分の各々に対して
用いられる。セグメントの選択は、与えられた高
調波−経時変動曲線を目視で検分することにより
行うことができる。耳は、高調波−時間振幅変化
の適度の変動には比較的鈍感であるので、“最善
の”適合は必要でない。 近似曲線は後述するように曲線形の種類を構成
するデータ、パラメータKおよびMの値、および
近似曲線形が用いられる時間を記憶することによ
つて発生させることができる。 第4図は、第1図に示す高調波関数発生器20
2の詳細な論理を示す。個々の高調波に対する高
調波変動は、曲線パラメータ値の記憶された表か
ら近似高調波−時間関数曲線を発生させる単一の
計算システムを時分割することによつて得られ
る。この計算システムは本質的には参考のため述
べた米国特許第4214503号(特開昭55−120097)
に説明したADSR曲線発生システムの改良であ
る。 楽音高調波に対する経時変動効果は、鍵スイツ
チが作動された時に開始するので、計算サイクル
と転送サイクルは各楽音に対して一連のものとし
て実施される。即ち、計算サイクルセグメントは
割当てられた楽音発生器に対して実行される。こ
の計算サイクルが終了すると転送サイクルが開始
し、この転送サイクルでは主データセツトは割当
てられた楽音発生器へ転送される。第1転送サイ
クルの直後に、もし第2の鍵スイツチが(閉鎖状
態において)作動された場合、第2の計算サイク
ルセグメントが実行される。第2の計算サイクル
セグメントは第2転送サイクルが続き、第2転送
サイクルにおいては新たな主データが第2の割当
てられた楽音発生器へ転送される。計算サイクル
セグメントと転送サイクルのこの順序は、すべて
の割当てられた楽音発生器が新たな主データセツ
ト値を受けとるまで実行される。この時点におい
て、この順序は第1の割当てられた楽音発生器か
ら再び始まつて反復される。 振幅シフトレジスタ101はその各々の長さが
Qである1組p個のシフトレジスタである。構成
要素である各シフトレジスタは楽音発生器203
に含まれる楽音発生器のうちの1つに対応する。
pはこれらの楽音発生器の数であり、Qは計算サ
イクルセグメントの期間中に用いられる最大高調
波数である。好ましい実施例ではQ=32である。 セグメントカウンタレジスタ102もまたその
各各が楽音発生器203に含まれる楽音発生器の
うちの1つに対応する1組p個のシフトレジスタ
として実行される。 鍵スイツチが作動されたこと(鍵スイツチは閉
鎖された状態にある)を鍵検出・割当装置14が
決定すると、参考のための述べた米国特許第
4214503号(特開昭55−120097)に説明されてい
る方法によつて線87上に信号が発生する。新たな
発生器割当装置106は、線87上の新たな信号を
12本の信号線のうちの1本にデコードする。これ
らの線の各々は、第1図において楽音発生器20
3として表示してあるブロツクに含まれる1組12
個の楽音発生器のうちの1個に対応する。 発生器カウンタ103は実行制御回路16によ
つて増分される。発生器カウンタ103の各カウ
ント状態は、同じ計算サイクルセグメントに割当
てられた楽音発生器に割当てられた計算サイクル
セグメントに対応する。発生器カウンタ103は
モジユロ12をカウントするように実行される。 発生器カウンタ103の2進カウント状態は、
発生器カウント状態デコーダ104によつて12本
の線に符号化される。これらの線は1組の入力信
号として選択ゲート105へ与えられる。選択ゲ
ートは線87上の新たな楽音信号に応答してその1
組12本の出力線のうちの1本上に“1”論理状態
信号を与える。この方法により新たな楽音信号は
新たに作動された鍵盤スイツチの割当てられた楽
音発生器に対応する信号線上でコードされる。 選択ゲート105からのp本の線のうちの1本
上の“1”論理状態信号は、振幅シフトレジスタ
101およびセグメントカウンタレジスタ102
に含まれる対応するシフトレジスタ成分を初期設
定する。 振幅シフトレジスタ101およびセグメントカ
ウンタレジスタ102に含まれるすべてのシフト
レジスタは、高調波カウンタのカウント状態が増
分される度毎にそれに同期してシフトされる。 セグメント終点メモリ107は、与えられた1
組32の高調波−経時変動曲線を近似するのに選択
された指数セグメントの終点において振幅の予め
計算された値を記憶するのに用いられる。このメ
モリは各メモリがT語を有するQメモリとして構
成される固定メモリである。TはQ高調波−経時
変動曲線のうちの任意の曲線を近似するのに用い
られる指数セグメントの最大数である。発生器カ
ウンタ103のカウント状態は、高調波カウンタ
20の現在のカウント状態に対してセグメントカ
ウンタレジスタ102からアドレスアウトされた
データ語によつてセグメント終点メモリ107に
含まれるQメモリのうちのどれがアドレスされる
かを選択するのに用いられる。上述したように、
高調波カウンタ20が増分される度毎にデータが
セグメントカウンタレジスタ102から読出され
る。フエーズメモリ108は、予め選択された高
調波−経時変動曲線を近似するのに4つの曲線型
のうちのどれを用いるかを決める所定の数Sを記
憶するのに用いられる。このメモリはその各々が
Tデータ語を含むQメモリとして構成された固定
メモリとして実行される。発生器カウンタ103
のカウント状態は、高調波カウンタ20の現在の
カウント状態に対してセグメントカウンタレジス
タ102からアドレスアウトされたデータ語によ
つてフエーズメモリ108に含まれるQメモリの
うちのどれがアドレスされるかを選択するのに用
いられる。 第4図に詳細に示されている高調波関数発生器
202の作動は、Pjとして指定されている楽音発
生器が鍵盤上の新たな鍵閉鎖に対応して割当てら
れたばかりの状況に対して検討される。振幅シフ
トレジスタ101およびセグメントカウンタレジ
スタ102のPjシフトレジスタは初期設定され
る。振幅シフトレジスタ101内のPjシフトレジ
スタの各データ語は値A=1/256に初期設定さ
れる。セグメントカウンタレジスタ102内のPj
シフトレジスタの各データ語は値0に初期設定さ
れる。 発生器カウンタ103がカウント状態jにある
と、出力データ選択回路109は振幅シフトメジ
スタ101のPjシフトレジスタから出力データを
選択し、入力データ選択回路117は入力データ
を転送して対応するPjシフトレジスタの終端位置
に書き込ませる。 フオルマントクロツク110は一連のタイムパ
ルスを発生させるための可変周波数クロツク発生
器である。このクロツクの周波数は、予め選択さ
れた楽音合成に用いられる高調波係数の各々に対
して振幅変化が行われる速度を制御するのに用い
られる。通常はフオルマントクロツク110の周
期は、12計算サイクルセグメントを完了するのに
要する時間より短くセツトされる。例えば、主論
理クロツクが1MHzの周波数で動作する場合には、
計算サイクルセグメントは64×32×10-6=2.048
ミリ秒の時間の長さを有する。フオルマントクロ
ツクは488×12=40Hz以下の周期を有するこたが
好ましい。高調波カウンタ20が高調波ナンバー
q=1に対応してその初期状態にあると、アンド
ゲート118′はフオルマントクロツク110か
らタイミング信号を転送し、この信号はフリツプ
フロツプ111をセツトする。このフリツプフロ
ツプは、高調波カウンタ20が増分されそのモジ
ユロ32のカウンテイングを実行することによつて
初期状態にリセツトされた場合にそのカウンタ2
0により発生されるリセツト信号によつてリセツ
トされる。 新たな振幅A′は、N計算回路114とKA計算
回路113によつて、出力データ選択回路109
により選択された振幅シフトレジスタ101のPj
シフトレジスタから読出された現在の振幅Aから
計算される。N計算回路114およびKA計算回
路113は加算器115とともに、フエーズメモ
リ108からアドレスアウトされたSの現在値に
よつて選択された式2〜5の4つの曲線型のうち
の1つに従つて新たな振幅値A′を計算する。N
計算回路114およびKA計算回路113の詳し
い動作は後述する。 現在の記憶された振幅Aおよび新たに計算され
た値A′はいずれもデータ入力信号として選択ゲ
ート112へ与えられる。フリツプフロツプ11
1がそのセツト状態になく、従つて出力状態がQ
=“0”であると、選択ゲート112は現在の振
幅Aを選択し、入力データ選択回路117と乗算
器201へ転送する。入力データ選択回路117
へ転送された振幅値は選択され、振幅シフトレジ
スタ101のPjシフトレジスタの終端位置に書込
まれる。 セグメント終点メモリ107からアドレスアウ
トされた現在の終点振幅は、出力データ選択回路
109によつて与えられた現在の振幅値と比較器
116によつて比較される。振幅Aと終点振幅と
の差の絶対値が予め特定した値より大であれば、
比較器116は選択ゲート112へC=“0”論
理状態信号を伝送する。信号がC=“0”であり
フリツプフロツプ111の状態がQ=“1”であ
れば、新たな振幅値が選択ゲート112によつて
選択され、入力データ選択回路117と乗算器2
01へ転送される。 Aと終点値との差の絶対値が予め選択された比
較値より小さいことを比較器116が見出すと、
論理信号C=“1”が発生する。C=“1”信号に
応答して、選択ゲート112はセグメント終点メ
モリ107から読出された終点値を選択し、入力
データ選択回路117と乗算器201へ転送す
る。 C=“1”信号に応答して、加算器118はセ
グメントカウンタレジスタ102に含まれるPjシ
フトレジスタに記憶されたカウント状態を増分さ
せる。この増分動作によりシステムは次の近似曲
線セグメントに対する振幅値の計算を開始する。 振幅値の時間による変化はフオルマントクロツ
クの周波数により制御され、このクロツクはその
周期がP計算サイクルセグメントに要する時間の
周期より短い周波数にセツトするのが有利であ
る。 高調波カウンタ20が32の高調波の全範囲に対
して増分されると、発生器カウンタ103が増分
されるので、Pj楽音発生器について上述した方法
と同様な方法によつてPj+1楽音発生器に対する現
在の振幅が計算される。 K値メモリ120は、第1表に示した関係によ
り曲線パラメータK、1/KおよびMの値を記憶
するのに用いられる。このメモリは、その各々が
Tデータ語を含むPメモリとして構成された固定
メモリとして実行されている。発生器カウンタ1
03のカウント状態は、高調波カウンタ20の現
在のカウント状態に対してセグメントカウンタレ
ジスタ120からアドレスアウトされたデータ語
によつてK値メモリ120に含まれたPメモリの
うちのどれがアドレスされるかを選択するのに用
いられる。K、1/KおよびMの値を1つの拡張
語(extended word)として符号化し、これら
3つの量を分離するのにシステム論理素子におけ
る選択ゲートを用いるのが便利である。 KA計算回路113の論理が第5図に示されて
いる。データ選択デート502は、K値メモリ1
20からアドレスアウトされたデータ語K′の有
効ビツトの第1セツトをデータ値Kにデコード
し、有効ビツトの第2セツトはデータ値1/Kに
デコードされる。乗算器504は出力データ選択
回路109からの現在の振幅値Aと値K又は値
1/Kとを乗算する。データ選択ゲート503が
Kを選択するか1/Kを選択するかは、入力曲線
型パラメータSによつてきまる。式2〜5を検討
すると、曲線の型1および3に対してKが選択さ
れるが、曲線型2および4に対しては1/Kが選
択されることが判る。 第6図に示すN計算回路114は、曲線の型2
および3に対し式3および4の第2項を計算する
のに用いられる。データ選択回路522はK値メ
モリ120からの入力データ語K′を3つの曲線
パラメータK、1/KおよびMにデコードする。
Kおよび1/Kの値はそれぞれ補数回路505お
よび補数回路506によつて処理される。デジタ
ル論理システムにおいて通常行われるように、K
および1/Kの値は2進数字の形で符号化される
としよう。補数演算の結果は10進値1−Kおよび
1−1/Kである。曲線デコーダ501は曲線の
型ナンバーSを曲線の型2および3に対する2の
出力線にデコードする。曲線型2の信号に応答し
てデータ選択回路507は、値1−1/Kを乗算
器509の1入力に転送する。曲線型3の信号に
応答してデータ選択回路507は値1−Kを乗算
器509に転送する。曲線型1および4の場合に
は、0値が乗算器509に転送される。乗算器5
09は、データ選択回路507によつて転送され
たデータとデータ選択回路522によつて転送さ
れたMの値とを乗算する。積のデータはデータ入
力の1つとして加算器115に与えられる。 第7図は実行制御回路16の詳細なシステム論
理を示す。好ましい実施例として、発生器カウン
タ103は、選択された鍵盤において割当てられ
た楽音発生器の数に等しい計算サイクルセグメン
トを発生させるためにのみ使用される。目的の説
明のために上鍵盤が選ばれている。他の鍵盤又は
鍵盤の組合せへの拡張は容易に行なわれる。 フリツプフロツプ402がセツトされその出力
論理状態がQ=“1”になると、一連の計算サイ
クルセグメントからなる完全な計算サイクルが開
始される。転送サイクル要求がアンドゲート41
2によつて受けとられており、この時にフリツプ
フロツプ402が論理状態Q=“0”とともにそ
のリセツト状態にあれば、フリツプフロツプ40
2はセツトされうる。転送サイクル要求は、参考
のため述べた米国特許第4085644号(特開昭52−
27621)の第1図に示してある論理ブロツク同期
ビツト検出器39によつて発生する。 フリツプフロツプ402がセツトされると、出
力論理状態Q=“1”は、ゲート401をして主
クロツク15からタイミング信号を伝送させ、こ
のタイミング信号は語カウンタ19およびカウン
タ404のカウント状態を増分させるのに用いら
れる。カウンタ404は、モジユロ64をカウント
するように実行されている。カウンタ404がそ
のモジユロカウンテイング実行の故にその初期カ
ウント状態に戻る度毎に、INCR信号が発生す
る。INCR信号は高調波カウンタ20のカウント
状態を増分するのに使用される。 語カウンタ19が計算サイクルセグメントの最
後のモジユロカウンテイング実行によつてその初
期状態にリセツトされると、リセツト信号が発生
する。このリセツト信号は、発生器カウンタ10
3のカウント状態を増分するのに使用される。同
一リセツト信号は、フリツプフロツプ402をリ
セツトするのに使用される。フリツプフロツプ4
02のリセツテイングは計算サイクルセグメント
の終了を示す。語カウンタ19からのリセツト信
号は、発生器カウンタ103のカウント状態より
1つ少い数値の表示に対応する楽音発生器に対し
主データセツトの転送サイクルを開始させるのに
使用することができる。 音調検出・割当装置14の破線の囲いは割当・
検出論理システム301を含む。このシステムの
機能の1つは、上鍵盤上の鍵スイツチ状態を検査
した時の線42上に信号を発生させ、下鍵盤上の
鍵スイツチ状態を検査した時に線43上に信号を
発生させ、足鍵盤又は第3の鍵盤上の鍵スイツチ
状態を検査した時に線44上に信号を発生させる
ことである。鍵スイツチ状態が前の鍵盤走査以後
変化していて作動されていない状態にあると、線
86上に信号が発生する。鍵スイツチ状態が前の
鍵盤走査後変化していて作動された状態にある
と、線87上に信号が発生する。 割当・検出論理システム301が鍵スイツチ状
態の変化を見出す度毎に、割当メモリ82の内容
がアドレスアウトされて記憶されたデータを検査
する。データは、メモリアドレス/データ書込み
回路83によつてアドレスアウトされる。割当メ
モリに記憶されたデータ語は10ビツトからなる。
対応する楽音発生器が割当てられていれば最下位
のビツトは“1”となる。記憶された各語は、楽
音発生機能を実行するためデータを使用する対応
する楽音発生器を有する。ビツト2−4は作動さ
れた鍵スイツチのオクターブを示し、ビツト5−
6は鍵盤を示し、ビツト7−10はオクターブ内の
楽音を示す。 信号が線44上に現われると、音調割当カウン
タ303はそのカウント状態がカウントレジスタ
305へ転送された後に0値に初期設定される。
デイビジヨンデコード302は、上鍵盤に対応す
る鍵盤符号“01”を有する割当メモリからデータ
語がアドレスアウトされる度毎に信号を発生させ
る。フリツプフロツプ307がセツトされデータ
語が上鍵盤に対応する割当メモリ82から読出さ
れると、アンドゲート307′は、信号を転送し
て音調割当カウンタ301のカウント状態を増分
させる。 信号が線43上に現われると、上鍵盤上の鍵ス
イツチ状態の走査が完了したことになる。線43
上の信号はエツジ検出回路308によつてパルス
状信号に変換され、その結果はフリツプフロツプ
307をセツトするのに使用される。フリツプフ
ロツプ307がセツトされると、アンドゲート3
07′は、デイビジヨンデコード302により発
生された信号を転送し、音調割当カウンタ303
のカウント状態を増分させる。参考のため述べた
米国特許第4022098号(特開昭52−44626)に説明
してあるように音調カウンタ64がそのカウンタ
状態12に増分されると、フリツプフロツプ307
をリセツトするのに用いられる信号が発生する。
最終的な結果として、音調割当カウンタ303の
カウント状態は上鍵盤に割当てられた楽音発生器
の数に等しくなる。この数は線44上の信号によ
つて検出された第3鍵盤に対し走査が開始された
時にカウントレジスタ305に転送される。 比較器405は、発生器カウンタ103のカウ
ント状態と、カウントレジスタ305に含まれる
割当てられた楽音発生器の数とを比較する。これ
ら2つの数が等しいと、等値信号が発生し、この
信号ぱ発生器カウンタ103の状態をリセツト、
又は初期設定するのに用いられる。この方法によ
り、時間で変動する高調波を発生させるのに用い
られる計算サイクルセグメント数は、鍵スイツチ
閉鎖の結果として上鍵盤に割当てられた楽音発生
器数と等しくなる。 第8図は、第4図に示す新たな発生器割当装置
106用の入力データを発生させるための論理を
示す。データが割当メモリ82から読出されるの
につれて、デイビジヨンデコーダ302は割当て
られた上鍵盤楽音発生器に対応するデータを1組
の選択ゲート311に転送する。楽音発生器デコ
ーダ310はメモリアドレス/データ書込み回路
からのメモリアドレツシングデータを1組の選択
ゲート311に接続されている12本の線にデコー
ドする。線87上の信号は新たなスイツチ閉鎖が
検出されたことを示す。この方法により、もし新
たな鍵スイツチ閉鎖が上鍵盤について検出される
と、選択ゲート311からの出力が発生する。 本発明は、記憶された1組の高調波係数から楽
音波形を発生させるためフーリエ型変換が実行さ
れる他の楽音発生器システムに容易に組み入れる
ことができる。そのようなシステムは“コンピユ
ータオルガン”と題する米国特許第3809786号
(特開昭48−90217“電子楽器”)に説明されてい
る。この特許はここに参考のため組入れられる。 第9図は時間で変動する独立した高調波を発生
させるため本発明をどのようにしてコンピユータ
オルガンに組み込むことができるかを示す。700
代の数字は、700に米国特許第3809786号(特開昭
48−90217“電子楽器”)の第1図に示したブロツ
ク表示数字を加えたものに対応する。高調波関数
発生器202および乗算器201によつて示され
たサブシステムを追加すると時間で変動する独立
した高調波楽音が発生する。
第1図は、本発明の1実施例の概略的なブロツ
ク図である。第2図は、4種類の近似指数関数曲
線を示す。第3図は、近似曲線パラメータを得る
方法を示す。第4図は、高調波関数発生器の概略
的なブロツク図である。第5図は、第4図のKA
−計算回路の概略図である。第6図は、第4図の
N−計算回路の概略図である。第7図は、第1図
の実行制御回路の概略図である。第8図は、第4
図の新たな発生器割当装置の入力データ発生器の
概略図である。第9図は、本発明の別の実施例の
概略図である。 第1図において、12は鍵盤スイツチ、14は
音調検出・割当装置、15は主クロツク、16は
実行制御回路、19は語カウンタ、20は高調波
カウンタ、21は加算器−アキユムレータ、22
はゲート、23,25はメモリアドレスデコー
ダ、24は正弦波関数表、26,27は高調波係
数メモリ、28,201は乗算器、33は加算
器、34は主レジスタ、42はクロツク選択回
路、202は高調波関数発生器、203は楽音発
生器。
ク図である。第2図は、4種類の近似指数関数曲
線を示す。第3図は、近似曲線パラメータを得る
方法を示す。第4図は、高調波関数発生器の概略
的なブロツク図である。第5図は、第4図のKA
−計算回路の概略図である。第6図は、第4図の
N−計算回路の概略図である。第7図は、第1図
の実行制御回路の概略図である。第8図は、第4
図の新たな発生器割当装置の入力データ発生器の
概略図である。第9図は、本発明の別の実施例の
概略図である。 第1図において、12は鍵盤スイツチ、14は
音調検出・割当装置、15は主クロツク、16は
実行制御回路、19は語カウンタ、20は高調波
カウンタ、21は加算器−アキユムレータ、22
はゲート、23,25はメモリアドレスデコー
ダ、24は正弦波関数表、26,27は高調波係
数メモリ、28,201は乗算器、33は加算
器、34は主レジスタ、42はクロツク選択回
路、202は高調波関数発生器、203は楽音発
生器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 楽音波形を規定する等間隔に置かれた当該サ
ンプル点の振幅に対応する複数の振幅データを計
算し、該振幅データが発生される楽音のピツチに
比例する速度で逐次D−A変換器に転送される電
子楽器において、 各高調波の高調波係数を記憶する高調波係数メ
モリと、 前記高調波係数メモリから各高調波係数を読出
す読出し手段と、 タイミング信号を発生するクロツク発生手段を
含み、該タイミング信号に応答して、各高調波係
数をスケールするための時間的に変動する高調波
スケール係数を、該高調波スケール係数の時間変
動を規定する記憶されているパラメータを用いて
再帰的アルゴリズムで計算し、発生させる高調波
関数発生手段と、 前記高調波係数メモリから読出された前記各高
調波係数と各高調波係数をスケールするための前
記高調波スケール係数とを乗算して、時間で変動
する高調波係数を発生させる乗算手段と、 前記乗算手段からの前記時間で変動する高調波
係数に基づいて、前記楽音波形を規定する等間隔
に置かれた当該サンプル点の振幅に対応する複数
の振幅データを計算する計算手段と、 該計算手段で計算された前記楽音波形の複数の
振幅データから楽音信号を発生させる手段と、 を具備し、時間で変動する独立した高調波成分を
有する楽音を発生することを特徴とする楽音発生
装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US284744 | 1981-07-20 | ||
| US06/284,744 US4387622A (en) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | Musical tone generator with independent time varying harmonics |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5859496A JPS5859496A (ja) | 1983-04-08 |
| JPH0367277B2 true JPH0367277B2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=23091370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57123725A Granted JPS5859496A (ja) | 1981-07-20 | 1982-07-15 | 時間で変動する独立した高調波を有する楽音発生装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4387622A (ja) |
| JP (1) | JPS5859496A (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5774792A (en) * | 1980-10-28 | 1982-05-11 | Kawai Musical Instr Mfg Co | Electronic musical instrument |
| JPS57172396A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-23 | Kawai Musical Instr Mfg Co | Electronic musical instrument |
| GB2113447B (en) * | 1981-12-22 | 1986-07-09 | Casio Computer Co Ltd | Tone signal generating apparatus of electronic musical instruments |
| US4532849A (en) * | 1983-12-15 | 1985-08-06 | Drew Dennis M | Signal shape controller |
| US4549459A (en) * | 1984-04-06 | 1985-10-29 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co., Ltd. | Integral and a differential waveshape generator for an electronic musical instrument |
| US4805511A (en) * | 1986-08-12 | 1989-02-21 | Schulmerich Carillons, Inc. | Electronic bell-tone generating system |
| US5300724A (en) * | 1989-07-28 | 1994-04-05 | Mark Medovich | Real time programmable, time variant synthesizer |
| JP2989423B2 (ja) * | 1993-05-27 | 1999-12-13 | 株式会社河合楽器製作所 | 電子楽器 |
| US7187382B2 (en) * | 2004-01-26 | 2007-03-06 | Microsoft Corporation | Iteratively solving constraints in a font-hinting language |
| US7136067B2 (en) * | 2004-01-26 | 2006-11-14 | Microsoft Corporation | Using externally parameterizeable constraints in a font-hinting language to synthesize font variants |
| US7292247B2 (en) * | 2004-01-26 | 2007-11-06 | Microsoft Corporation | Dynamically determining directions of freedom for control points used to represent graphical objects |
| US7236174B2 (en) * | 2004-01-26 | 2007-06-26 | Microsoft Corporation | Adaptively filtering outlines of typographic characters to simplify representative control data |
| FR2904462B1 (fr) * | 2006-07-28 | 2010-10-29 | Midi Pyrenees Incubateur | Dispositif de production de signaux representatifs de sons d'un instrument a clavier et a cordes. |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3956960A (en) * | 1974-07-25 | 1976-05-18 | Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha | Formant filtering in a computor organ |
| US4085644A (en) * | 1975-08-11 | 1978-04-25 | Deutsch Research Laboratories, Ltd. | Polyphonic tone synthesizer |
| US4211138A (en) * | 1978-06-22 | 1980-07-08 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co., Ltd. | Harmonic formant filter for an electronic musical instrument |
-
1981
- 1981-07-20 US US06/284,744 patent/US4387622A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-07-15 JP JP57123725A patent/JPS5859496A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4387622A (en) | 1983-06-14 |
| JPS5859496A (ja) | 1983-04-08 |
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