JPH0368478B2 - - Google Patents
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- JPH0368478B2 JPH0368478B2 JP63125905A JP12590588A JPH0368478B2 JP H0368478 B2 JPH0368478 B2 JP H0368478B2 JP 63125905 A JP63125905 A JP 63125905A JP 12590588 A JP12590588 A JP 12590588A JP H0368478 B2 JPH0368478 B2 JP H0368478B2
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- 239000002887 superconductor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
ループ形の超伝導メモリセルに関し、
読み出し時の動作マージンを拡大することを目
的とし、 書き込まれたデータを周回電流としてループ内
に保持するメモリループと、該メモリループ内に
周回電流が流れているとき、所定のバイアス電流
が供給されるとスイツチするセスゲートと、該セ
ンスゲートのスイツチに応答してスイツチする第
1のORゲートと、所定の読み出しアドレス信号
に従つてスイツチする第2のORゲートと、該第
1および第2のORゲートが双方ともスイツチす
ると、これに応答してスイツチするANDゲート
と、を備えて構成している。
的とし、 書き込まれたデータを周回電流としてループ内
に保持するメモリループと、該メモリループ内に
周回電流が流れているとき、所定のバイアス電流
が供給されるとスイツチするセスゲートと、該セ
ンスゲートのスイツチに応答してスイツチする第
1のORゲートと、所定の読み出しアドレス信号
に従つてスイツチする第2のORゲートと、該第
1および第2のORゲートが双方ともスイツチす
ると、これに応答してスイツチするANDゲート
と、を備えて構成している。
本発明は超伝導メモリセルに関し、特に、ルー
プ形メモリセルに係り、読み出し時の動作マージ
ン拡大を意図した超伝導メモリセルに関する。
プ形メモリセルに係り、読み出し時の動作マージ
ン拡大を意図した超伝導メモリセルに関する。
一般に超伝導体は常伝導体にはない優れた特長
を有しており、例えば、超伝導体で形成された円
環(ループ)内の鎖交磁束がとびとびの値しかと
り得ない磁束量子化と呼ばれる性質や、2個の超
伝導体を極めて近い距離に接近させるとジヨセフ
ソン効果と呼ばれる超伝導体特有のトンネル現象
によつて超伝導状態と常伝導状態の間のスイツチ
ング現象がみられる。
を有しており、例えば、超伝導体で形成された円
環(ループ)内の鎖交磁束がとびとびの値しかと
り得ない磁束量子化と呼ばれる性質や、2個の超
伝導体を極めて近い距離に接近させるとジヨセフ
ソン効果と呼ばれる超伝導体特有のトンネル現象
によつて超伝導状態と常伝導状態の間のスイツチ
ング現象がみられる。
近時、このような超伝導体の特長を利用して
種々の超高速デバイスが試みられており、超伝導
メモリセルもそのひとつである。
種々の超高速デバイスが試みられており、超伝導
メモリセルもそのひとつである。
第2図は従来の超伝導メモリセルの一例を示す
図である。ループ形メモリセル1は、第1の分岐
路2aおよび第2の分岐路2bを有するストレー
ジループ2と、第1の分岐路2aに挿入されると
ともに、書き込みアドレス線3が磁気結合された
書き込みゲート4と、上記第2の分岐路2bおよ
び読み出しアドレス線5が磁気結合されたセンス
ゲート6と、を備えている。
図である。ループ形メモリセル1は、第1の分岐
路2aおよび第2の分岐路2bを有するストレー
ジループ2と、第1の分岐路2aに挿入されると
ともに、書き込みアドレス線3が磁気結合された
書き込みゲート4と、上記第2の分岐路2bおよ
び読み出しアドレス線5が磁気結合されたセンス
ゲート6と、を備えている。
なお、図中の略号Dは書き込みデータ(論理
“1”あるいは“0”)、WAはループ形メモリセル
1を指定する書き込みアドレス信号、RAはルー
プ形メモリセル1を指定する読み出しアドレス信
号、REは読み出しモード時に入力される読み出
しイネーブル信号である。また、図中の記号Xは
ジヨセフソン接合J1〜J5を示し、各々の接合毎に
適当な値の臨界電流Ic(接合が超伝導状態から常
伝導状態にスイツチするときのしきい値となる接
合を流れる電流)が選ばれている。
“1”あるいは“0”)、WAはループ形メモリセル
1を指定する書き込みアドレス信号、RAはルー
プ形メモリセル1を指定する読み出しアドレス信
号、REは読み出しモード時に入力される読み出
しイネーブル信号である。また、図中の記号Xは
ジヨセフソン接合J1〜J5を示し、各々の接合毎に
適当な値の臨界電流Ic(接合が超伝導状態から常
伝導状態にスイツチするときのしきい値となる接
合を流れる電流)が選ばれている。
このような構成において、データの書き込みお
よび読み出しの動作は以下のとおり行われる。
よび読み出しの動作は以下のとおり行われる。
書き込み
今、ループ形メモリセル1は“0”状態と仮定
し、このループ形メモリセル1に“1”を書き込
む場合を考える。まず、WAが入力されることに
より多数のループ形メモリセルの中からこのルー
プ形メモリセル1が選択されると、ほぼ同時にD
(書き込みデータ、この場合“1”)が入力され
る。このWA、D入力時においては、WAは書き込
みアドレス線3から磁気結合を介して書き込みゲ
ート4に伝えられるのでDの立上がりに比してわ
ずかに遅い。このため、WA、Dの入力過度期で
は書き込みゲート4のJ1〜J3は超伝導状態にあ
り、Dは次式に示す超伝導ループの磁束保存側
に従つて第1の分岐路2aおよび第2の分岐路2
bの双方に均等の電流(ID/2、但し、IDはDに
よつて流れる電流)となつて流れる。
し、このループ形メモリセル1に“1”を書き込
む場合を考える。まず、WAが入力されることに
より多数のループ形メモリセルの中からこのルー
プ形メモリセル1が選択されると、ほぼ同時にD
(書き込みデータ、この場合“1”)が入力され
る。このWA、D入力時においては、WAは書き込
みアドレス線3から磁気結合を介して書き込みゲ
ート4に伝えられるのでDの立上がりに比してわ
ずかに遅い。このため、WA、Dの入力過度期で
は書き込みゲート4のJ1〜J3は超伝導状態にあ
り、Dは次式に示す超伝導ループの磁束保存側
に従つて第1の分岐路2aおよび第2の分岐路2
bの双方に均等の電流(ID/2、但し、IDはDに
よつて流れる電流)となつて流れる。
La×Ia=Lb×Ib ……
但し、La、Lb:第1の分岐路2aおよび第2
の分岐路2b各々のリアクタンス Ia、Ib:第1の分岐路2aおよび第2の分岐路
2bを流れる電流(ID/2) WAが充分に立ち上がつて書き込みゲート4に
このWAによる誘起電流が流れると、J1〜J3がス
イツチして第1の分岐路2aが開放される。
の分岐路2b各々のリアクタンス Ia、Ib:第1の分岐路2aおよび第2の分岐路
2bを流れる電流(ID/2) WAが充分に立ち上がつて書き込みゲート4に
このWAによる誘起電流が流れると、J1〜J3がス
イツチして第1の分岐路2aが開放される。
このため、第1の分岐路2aを流れていたIaは
第2の分岐路2b側に流れ、第2の分岐路2bに
はIa+Ib(すなわちID)が流れる。
第2の分岐路2b側に流れ、第2の分岐路2bに
はIa+Ib(すなわちID)が流れる。
その結果、第1の分岐路2aを流れる電流が0
となり、書き込みゲート4の電源が断たれ、書き
込みゲート4のJ1〜J3は再び超伝導状態へと復帰
する。これにより、第1の分岐路2aおよび第2
分岐路2bが超伝導ループを構成し、このループ
内に次式で示す周回電流Icirが流れる。
となり、書き込みゲート4の電源が断たれ、書き
込みゲート4のJ1〜J3は再び超伝導状態へと復帰
する。これにより、第1の分岐路2aおよび第2
分岐路2bが超伝導ループを構成し、このループ
内に次式で示す周回電流Icirが流れる。
Icir=2Φo/LID/2 ……
但し、Φo:磁束量子
L:La+Lb
この状態でDを0にすると、Icirは、
Icir2Φo/L ……
となつてID分が取り除かれ、残つたIcirがストレー
ジループ2内に永久的に封じ込められる。すなわ
ち、ストレージループ2内にIcirが流れている状
態が論理“1”に対応する。
ジループ2内に永久的に封じ込められる。すなわ
ち、ストレージループ2内にIcirが流れている状
態が論理“1”に対応する。
一方、論理“0”の書き込みにおいては、WA
のみ入力され、Dは書き込みデータが“0”であ
ることから入力されない。前の状態が“0”であ
ればなにも起こらずストレージループ2内は
“0”のままである。前の状態が“1”であれば
Icirが流れている。J1〜J3はIcirとWAとによつてス
イツチし、このことにより、Icirはすみやかに0
となる。よつて、ストレージループ2内は“0”
となる。
のみ入力され、Dは書き込みデータが“0”であ
ることから入力されない。前の状態が“0”であ
ればなにも起こらずストレージループ2内は
“0”のままである。前の状態が“1”であれば
Icirが流れている。J1〜J3はIcirとWAとによつてス
イツチし、このことにより、Icirはすみやかに0
となる。よつて、ストレージループ2内は“0”
となる。
読み出し
読み出し動作は、まず、センスゲート6のJ4、
J5にREによるバイアス電流IBを供給することか
ら始まる。次いで、このループ形メモリセル1を
選択するためのRAが入力されると、センスゲー
ト6のJ4、J5にはRAの入力に伴う制御電流ICTが
流れる。今、センスゲート6のJ4、J5には(IB+
ICT)が流れているが、まだ臨界電流Ic以下なの
でスイツチしない。このとき、ストレージループ
2に“1”が書き込まれていると(Icirが流れて
いると)、センスゲート6のJ4、J5には上記IBお
よびICTに加えて、さらにIcirに伴う情報電流Idも
流れ、これら(IB+ICT+Id)によつてJ4、J5が電
圧状態にスイツチする。このように、センスゲー
ト6のスイツチ動作は、ストレージループ2の書
き込み情報に対応(スイツチ動作あり→“1”、
スイツチ動作なし→“0”)し、このスイツチ動
作をモニタすることにより、書き込み情報を読み
出すことができる。
J5にREによるバイアス電流IBを供給することか
ら始まる。次いで、このループ形メモリセル1を
選択するためのRAが入力されると、センスゲー
ト6のJ4、J5にはRAの入力に伴う制御電流ICTが
流れる。今、センスゲート6のJ4、J5には(IB+
ICT)が流れているが、まだ臨界電流Ic以下なの
でスイツチしない。このとき、ストレージループ
2に“1”が書き込まれていると(Icirが流れて
いると)、センスゲート6のJ4、J5には上記IBお
よびICTに加えて、さらにIcirに伴う情報電流Idも
流れ、これら(IB+ICT+Id)によつてJ4、J5が電
圧状態にスイツチする。このように、センスゲー
ト6のスイツチ動作は、ストレージループ2の書
き込み情報に対応(スイツチ動作あり→“1”、
スイツチ動作なし→“0”)し、このスイツチ動
作をモニタすることにより、書き込み情報を読み
出すことができる。
しかしながら、このような従来の超伝導メモリ
セルにあつては、センスゲート6にIBおよびICT
の2つの電流を流し、これに加算されるIdの大き
さに依つて情報の“1”、“0”を読み出す構成と
なつていたため、J4、J5の臨界電流Icの設定にあ
つては、(IB+ICT)を超え、かつ、(IB+ICT+Id)
以下にしなければならないが、実際には、IB、
ICT、Idの各々の大きさを厳密に設定することは
極めて困難であり、また、Icにもある程度のバラ
ツキが避けられないので、読み出し時の動作マー
ジンを広くとることができないといつた問題点が
あつた。
セルにあつては、センスゲート6にIBおよびICT
の2つの電流を流し、これに加算されるIdの大き
さに依つて情報の“1”、“0”を読み出す構成と
なつていたため、J4、J5の臨界電流Icの設定にあ
つては、(IB+ICT)を超え、かつ、(IB+ICT+Id)
以下にしなければならないが、実際には、IB、
ICT、Idの各々の大きさを厳密に設定することは
極めて困難であり、また、Icにもある程度のバラ
ツキが避けられないので、読み出し時の動作マー
ジンを広くとることができないといつた問題点が
あつた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、センスゲートに流し込む電流をバイアス
電流(従来のIBに相当)と情報電流(従来のId
に相当)の2つにすることにより、読み出し時の
動作マージンを拡大した超伝導メモリセルを提供
することを目的としている。
もので、センスゲートに流し込む電流をバイアス
電流(従来のIBに相当)と情報電流(従来のId
に相当)の2つにすることにより、読み出し時の
動作マージンを拡大した超伝導メモリセルを提供
することを目的としている。
本発明では、上記目的を達成するために、書き
込まれたデータを周回電流としてループ内に保持
するメモリループと、該メモリループ内に周回電
流が流れているとき、所定のバイアス電流が供給
されるとスイツチするセンスゲートと、該センス
ゲートのスイツチに応答してスイツチする第1の
ORゲートと、所定の読み出しアドレス信号に従
つてスイツチする第2のORゲートと、該第1お
よび第2のORゲートが双方ともスイツチする
と、これに応答してスイツチするANDゲートと、
を備えて構成している。
込まれたデータを周回電流としてループ内に保持
するメモリループと、該メモリループ内に周回電
流が流れているとき、所定のバイアス電流が供給
されるとスイツチするセンスゲートと、該センス
ゲートのスイツチに応答してスイツチする第1の
ORゲートと、所定の読み出しアドレス信号に従
つてスイツチする第2のORゲートと、該第1お
よび第2のORゲートが双方ともスイツチする
と、これに応答してスイツチするANDゲートと、
を備えて構成している。
本発明では、メモリループ内に周回電流が流れ
ている状態(情報“1”が書き込まれている)
で、所定のバイアス電流がセンスゲートに供給さ
れると、該センスゲートがスイツチ状態に転移し
て、その結果、情報“1”が読み出される。
ている状態(情報“1”が書き込まれている)
で、所定のバイアス電流がセンスゲートに供給さ
れると、該センスゲートがスイツチ状態に転移し
て、その結果、情報“1”が読み出される。
すなわち、センスゲートに流し込む電流は、所
定のバイアス電流(従来のIBに相当)および周
回電流に伴う情報電流(従来のIdに相当)の2つ
となり、従来の3つの電流(IB、ICT、Id)に比
して、上記2つの電流値の設定に伴う誤差は少な
いから、臨界電流Ic(ジヨセフソン接合のしきい
値)の設計余裕幅が増し、動作マージンを拡大す
ることができる。
定のバイアス電流(従来のIBに相当)および周
回電流に伴う情報電流(従来のIdに相当)の2つ
となり、従来の3つの電流(IB、ICT、Id)に比
して、上記2つの電流値の設定に伴う誤差は少な
いから、臨界電流Ic(ジヨセフソン接合のしきい
値)の設計余裕幅が増し、動作マージンを拡大す
ることができる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る超伝導メモリセルの一実
施例を示す図であり、多数のループ形メモリセル
で構成された超伝導メモリ装置に適用した例であ
る。
施例を示す図であり、多数のループ形メモリセル
で構成された超伝導メモリ装置に適用した例であ
る。
第1図において、10は多数のうちの1つのメ
モリセルである。メモリセル10は、第1の分岐
路11aおよび第2の分岐路11bを有するスト
レージループ(メモリループ)11と、第1の分
岐路11aに挿入されるとともに、書き込みアド
レス線12が磁気結合された書き込みゲート13
と、第2の分岐路11bが磁気結合された第1の
読み出しゲート(センスゲート)14と、第1の
ORゲート15や第2のORゲート16および
ANDゲート17を含むMTVL(modified
variable threshold logic)ユニツトセル18と、
第2の読み出しゲート19と、を有して構成され
ている。
モリセルである。メモリセル10は、第1の分岐
路11aおよび第2の分岐路11bを有するスト
レージループ(メモリループ)11と、第1の分
岐路11aに挿入されるとともに、書き込みアド
レス線12が磁気結合された書き込みゲート13
と、第2の分岐路11bが磁気結合された第1の
読み出しゲート(センスゲート)14と、第1の
ORゲート15や第2のORゲート16および
ANDゲート17を含むMTVL(modified
variable threshold logic)ユニツトセル18と、
第2の読み出しゲート19と、を有して構成され
ている。
なお、MTVLユニツトセルは、通常2つのOR
ゲートと1つのANDゲートで構成されているが、
本発明の場合、2つのORゲートの入力はそれぞ
れ1つであり、実質的にスイツチとして機能して
いる。また、図中の略号DATAはクロツクφ3の
タイミングで必要に応じて入力される書き込みデ
ータ(論理“1”あるいは“0”)、WADRSは書き
込み時に必要に応じてこのメモリセル10を指定
する書き込みアドレス信号(タイミングφ3で入
力される)、RADRSは読み出し時に必要に応じてこ
のメモリセル10を指定する読み出しアドレス信
号(タイミングφ1で入力される)、RBIASは読み出
し動作時にタイミングφ2で入力される読み出し
バイアス、RENBLEは読み出し動作時にタイミング
φ2で入力される読み出しイネーブル信号である。
上記クロツクφ1〜φ3はφ1,φ2,φ3、の順でタイ
ミングが取られており、かつ、各クロツク間の位
相差は120゜である。
ゲートと1つのANDゲートで構成されているが、
本発明の場合、2つのORゲートの入力はそれぞ
れ1つであり、実質的にスイツチとして機能して
いる。また、図中の略号DATAはクロツクφ3の
タイミングで必要に応じて入力される書き込みデ
ータ(論理“1”あるいは“0”)、WADRSは書き
込み時に必要に応じてこのメモリセル10を指定
する書き込みアドレス信号(タイミングφ3で入
力される)、RADRSは読み出し時に必要に応じてこ
のメモリセル10を指定する読み出しアドレス信
号(タイミングφ1で入力される)、RBIASは読み出
し動作時にタイミングφ2で入力される読み出し
バイアス、RENBLEは読み出し動作時にタイミング
φ2で入力される読み出しイネーブル信号である。
上記クロツクφ1〜φ3はφ1,φ2,φ3、の順でタイ
ミングが取られており、かつ、各クロツク間の位
相差は120゜である。
図中の記号Xはジヨセフソン接合J10〜J18を示
し、各々の接合毎に適当な臨界電流が選ばれてい
る。また、R10〜R16は抵抗、L10、L10′〜L14、
L14′はそれぞれ同一の添字同士が組となつた磁気
結合用のリアクタンスを表わしている。
し、各々の接合毎に適当な臨界電流が選ばれてい
る。また、R10〜R16は抵抗、L10、L10′〜L14、
L14′はそれぞれ同一の添字同士が組となつた磁気
結合用のリアクタンスを表わしている。
次に作用を説明する。
上記構成において、例えば、書き込みゲート1
3およびセンスゲート14内のジヨセフソン接合
J10〜J14の臨界電流を、J10→0.1mA、J11→
0.2mA、J12→0.1mA、J13→0.1mA、J14→0.1mA
とし、ストレージループ11内の周回電流Icirを、
Icir→0.2mAとした場合の書き込みおよび読み出
しの動作について説明する。
3およびセンスゲート14内のジヨセフソン接合
J10〜J14の臨界電流を、J10→0.1mA、J11→
0.2mA、J12→0.1mA、J13→0.1mA、J14→0.1mA
とし、ストレージループ11内の周回電流Icirを、
Icir→0.2mAとした場合の書き込みおよび読み出
しの動作について説明する。
書き込み動作
今、ストレージループ11内のIcirが0である
とき、すなわち、“0”が書き込まれている場合
にクロツクφ3のタイミングでDATAおよびWADRS
が入力されると、まず、DATAにより第1の分
岐路11aおよび第2の分岐路11bにほぼ等値
の電流が流れる。次いで、WADRSがL10、L11から
L10′、L11′に磁気的に伝えられ、これにより、書
き込みゲート13のJ10〜J12が電圧状態にスイツ
チし、第1の分岐路11aを流れていた電流は、
第2の分岐路11bの電流に加算され、第1の分
岐路11aの電流が0となる。この結果、書き込
みゲート13のJ10〜J12は再び超伝導状態に復帰
し、第1の分岐路11aおよび第2の分岐路11
bからなる超伝導ループが形成され、このループ
内に周回電流Icir(本実施例の場合0.2mA)が流れ
る。このIcirはDATAやWADRSを0にした後もほぼ
永久的に流れ続け、ストレージループ11内に
“1”を保持する。なお、“0”の書き込みは、従
来例で説明したものと同様の動作で実現される。
とき、すなわち、“0”が書き込まれている場合
にクロツクφ3のタイミングでDATAおよびWADRS
が入力されると、まず、DATAにより第1の分
岐路11aおよび第2の分岐路11bにほぼ等値
の電流が流れる。次いで、WADRSがL10、L11から
L10′、L11′に磁気的に伝えられ、これにより、書
き込みゲート13のJ10〜J12が電圧状態にスイツ
チし、第1の分岐路11aを流れていた電流は、
第2の分岐路11bの電流に加算され、第1の分
岐路11aの電流が0となる。この結果、書き込
みゲート13のJ10〜J12は再び超伝導状態に復帰
し、第1の分岐路11aおよび第2の分岐路11
bからなる超伝導ループが形成され、このループ
内に周回電流Icir(本実施例の場合0.2mA)が流れ
る。このIcirはDATAやWADRSを0にした後もほぼ
永久的に流れ続け、ストレージループ11内に
“1”を保持する。なお、“0”の書き込みは、従
来例で説明したものと同様の動作で実現される。
読み出し
ストレージループ11内に情報“1”が書き込
まれている場合において、まず、RADRSがクロツ
クφ1のタイミングで第2のORゲート16に加え
られると、第2のORゲート16はクロツクφ2の
タイミングで加えられたRBIASによりゲートをス
イツチし、ANDゲート17に出力電流I1を供給
する。このとき、ANDゲート17はI1のみでは
超伝導状態を維持するようになつており、A点の
電位をOVに保つ。
まれている場合において、まず、RADRSがクロツ
クφ1のタイミングで第2のORゲート16に加え
られると、第2のORゲート16はクロツクφ2の
タイミングで加えられたRBIASによりゲートをス
イツチし、ANDゲート17に出力電流I1を供給
する。このとき、ANDゲート17はI1のみでは
超伝導状態を維持するようになつており、A点の
電位をOVに保つ。
一方、上記クロツクφ2のタイミングで入力さ
れたRBIASは、第1の読み出しゲート14にも供
給されており、第1の読み出しゲート14にはこ
のRBIASによるバイアス電流IBと、ストレージル
ープ11内の周回電流IcirによつてL12′に生じた情
報電流Idとの和が流れることになる。
れたRBIASは、第1の読み出しゲート14にも供
給されており、第1の読み出しゲート14にはこ
のRBIASによるバイアス電流IBと、ストレージル
ープ11内の周回電流IcirによつてL12′に生じた情
報電流Idとの和が流れることになる。
今、(IB+Id)の値がJ13、J14の臨界電流を超
えていた場合、J13、J14がスイツチし、第1の読
み出しゲート14の出力側B点の電位が上昇す
る。
えていた場合、J13、J14がスイツチし、第1の読
み出しゲート14の出力側B点の電位が上昇す
る。
ここで、第1の読み出しゲート14に流れる電
流は、情報“1”の読み出し時において、IBと
Idであり、また、ストレージループ11に情報が
書き込まれていないとき(すなわち、情報“0”)
には、IBのみとなる。したがつて、情報“1”
と“0”では、それぞれ“1”→Id+IB、“0”
→IBとなり、J13、J14の臨界電流の値をこれらId
+IBおよびIBの間に収めるように適当に設定す
ればよいことになる。このことは、従来の臨界電
流の設定がIB、ICTおよびIdの3つの電流を考慮
することに比べ、2つの電流(IB、Id)の考慮
でよいので、L12、L12′、J13、J14などをはじめと
した超伝導回路各部の設計に余裕を持たせること
ができ、結局、動作マージンを拡大して安定した
回路動作を得ることができる。
流は、情報“1”の読み出し時において、IBと
Idであり、また、ストレージループ11に情報が
書き込まれていないとき(すなわち、情報“0”)
には、IBのみとなる。したがつて、情報“1”
と“0”では、それぞれ“1”→Id+IB、“0”
→IBとなり、J13、J14の臨界電流の値をこれらId
+IBおよびIBの間に収めるように適当に設定す
ればよいことになる。このことは、従来の臨界電
流の設定がIB、ICTおよびIdの3つの電流を考慮
することに比べ、2つの電流(IB、Id)の考慮
でよいので、L12、L12′、J13、J14などをはじめと
した超伝導回路各部の設計に余裕を持たせること
ができ、結局、動作マージンを拡大して安定した
回路動作を得ることができる。
再び読み出し動作の説明に戻り、IB+Idによ
つて第1の読み出しゲート14ががスイツチし、
B点の電位が上昇すると、B点に接続された第1
のORゲート15がスイツチしてANDゲート17
に出力電流I2を供給する。ANDゲート17には
既にI1が供給されているので、ANDゲート17
はこれらI1およびI2の加算値(I2+I2)の供給に
よつてスイツチする。これによりA点の電位が上
昇し、L13、L14からL13′、L14′に制御電流が流し
込まれる。その結果、第2の読み出しゲート19
のJ17、J18がストレージループ11の書き込み情
報“1”に応じてスイツチすることとなり、この
スイツチ状態をモニターすることで、メモリセル
10の情報が読み出される。
つて第1の読み出しゲート14ががスイツチし、
B点の電位が上昇すると、B点に接続された第1
のORゲート15がスイツチしてANDゲート17
に出力電流I2を供給する。ANDゲート17には
既にI1が供給されているので、ANDゲート17
はこれらI1およびI2の加算値(I2+I2)の供給に
よつてスイツチする。これによりA点の電位が上
昇し、L13、L14からL13′、L14′に制御電流が流し
込まれる。その結果、第2の読み出しゲート19
のJ17、J18がストレージループ11の書き込み情
報“1”に応じてスイツチすることとなり、この
スイツチ状態をモニターすることで、メモリセル
10の情報が読み出される。
このように本実施例では、第1の読み出しゲー
ト14に流れる電流をIBおよびIdの2つ(但し、
“1”の読み出し時)としているので、第1の読
み出しゲート14の設計(例えば、J13、J14のし
きい値)に余裕を持たせることができる。すなな
わち、読み出し時の動作マージンを拡大すること
ができ、回路動作を安定することができる。
ト14に流れる電流をIBおよびIdの2つ(但し、
“1”の読み出し時)としているので、第1の読
み出しゲート14の設計(例えば、J13、J14のし
きい値)に余裕を持たせることができる。すなな
わち、読み出し時の動作マージンを拡大すること
ができ、回路動作を安定することができる。
本発明によれば、センスゲートに流し込む電流
を、バイアス電流と情報電流の2つにしているの
で、読み出し時の動作マージンを拡大することが
でき、回路動作の安定した超伝導メモリセルを実
現することができる。
を、バイアス電流と情報電流の2つにしているの
で、読み出し時の動作マージンを拡大することが
でき、回路動作の安定した超伝導メモリセルを実
現することができる。
第1図は本発明に係る超伝導メモリセルの一実
施例を示すその構成図、第2図は従来の超伝導メ
モリセルを示すその構成図である。 11……ストレージループ(メモリーループ)、
14……第1の読み出しゲート(センスゲート)、
15……第1のORゲート、16……第2のOR
ゲート、17……ANDゲート。
施例を示すその構成図、第2図は従来の超伝導メ
モリセルを示すその構成図である。 11……ストレージループ(メモリーループ)、
14……第1の読み出しゲート(センスゲート)、
15……第1のORゲート、16……第2のOR
ゲート、17……ANDゲート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 書き込まれたデータを周回電流としてループ
内に保持するメモリループと、 該メモリループ内に周回電流が流れていると
き、所定のバイアス電流が供給されるとスイツチ
するセンスゲートと、 該センスゲートのスイツチに応答してスイツチ
する第1のORゲートと、 所定の読み出しアドレス信号に従つてスイツチ
する第2のORゲートと、 該第1および第2のORゲートが双方ともスイ
ツチすると、これに応答してスイツチするAND
ゲートと、 を備えたことを特徴とする超伝導メモリセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63125905A JPH01296492A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 超伝導メモリセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63125905A JPH01296492A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 超伝導メモリセル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01296492A JPH01296492A (ja) | 1989-11-29 |
| JPH0368478B2 true JPH0368478B2 (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=14921813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63125905A Granted JPH01296492A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 超伝導メモリセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01296492A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2605929B2 (ja) * | 1990-06-13 | 1997-04-30 | 日本電気株式会社 | ジョセフソンセンス回路 |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP63125905A patent/JPH01296492A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01296492A (ja) | 1989-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |