JPH0368513A - 貼付剤 - Google Patents

貼付剤

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JPH0368513A
JPH0368513A JP1244639A JP24463989A JPH0368513A JP H0368513 A JPH0368513 A JP H0368513A JP 1244639 A JP1244639 A JP 1244639A JP 24463989 A JP24463989 A JP 24463989A JP H0368513 A JPH0368513 A JP H0368513A
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fibers
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和彦 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長期間保存しても薬効効果が低下することなく
優れた鎮痛・消炎作用を有する貼付剤に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
関節炎、筋内炎及び朦鞘炎などのような炎症性疼痛疾患
の多くは、局所的でしかも体表面に比較的近い部位に発
生している。そこで非ステロイド抗炎症薬を経皮吸収さ
せて、血中より炎症部で高い薬物分布を得ることが可能
であるならば局所での高い有効性と全身適用でしばしば
問題となる胃腸管障害等の副作用を減することが期待さ
れる。
現在、整形外科疾患治療において非ステロイド抗炎症薬
を含有した軟膏剤が経口剤に比べて安全性が高い点ある
いは四肢の関節に投与が容易な点でその有用性が評価さ
れている。しかし軟膏剤はその製剤上の性質より投与量
の均一性、投与後の製剤の安定性あるいは薬効の持続性
等において充分に目的を満たしているとは言えない。
同効果を期待した他の製剤として貼付剤がある。
これは一般に湿布と呼ばれる形態のもので、布の片面に
軟膏剤が塗布されているもので、軟膏の場合に比べ製剤
の安定性、投与量の均一性、薬効の持続性に於て優れた
製剤である。
しかしながら、従来の貼付剤は、実際に使用するlでの
保存期間が長期間であったジした場合にしばしば薬効効
果が初期の状態より低下してし1つたり、甘た実際に使
用中に於いても、使用時間が長くなった場合に薬効効果
が著しく低下してくる問題点があった。特に、近年貼付
開用の基布にポリエチレンテレフタレート繊維等の合成
繊維が多く用いられるようになってきてから、上記問題
点がしばしば発生することがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って本発明は、長期間保存しても薬効効果が低下する
ことのない優れた鎮痛消炎効果を有する貼付剤を得るこ
とにある。本発明者等は、このような目的のために貼付
剤としていかなる構成、いかなる要件にすべきか鋭意検
討した結果本発明に至ったものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、エチレン含有量が25〜70モル肇、ケン化
度95%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
(Aポリマー)と繊維形成性を有する融点150℃以上
の結晶性熱可塑性ポリマー(Bポリマー)からなり、し
かもAポリマーが繊維周長の60%以上を占める複合繊
維を10%以上含む繊維集合体表面層へ、非ステロイド
系経皮鎮痛消炎剤を溶解分散せしめた植物性油類が塗布
されていることを特徴とする経時的に薬効効果が低下せ
ず優れた鎮痛消炎作用を有する貼付剤である。
本発明で用いる非ステロイド系経皮鎮痛消炎剤としては
、基本的には現在、非ステロイド系抗炎症鎮痛剤として
有効性が認められている薬剤は、すべて使用することが
可能である。特にその中でモ、ケトプロフェン、インド
メタシン、フルルピプロフエン、サリチル酸メチル、ジ
クロフェナック、イブプロフエサ?どが有効な薬剤であ
る。
例えば、上記薬剤の中から2〜3詳細に説明するとフル
ルピプロフエンは作用機序としてプロスタグラデイン(
prostaglandine )生合成抑制作用、血
管透過性亢進抑制作用、白血球遊走阻止作用、たん白熱
変性抑制作用、細胞膜安定化作用及びフラデイキニン(
bradykinin)遊離抑制作用などが関与してい
るとされており、これらの作用が炎症局所において協力
的に働くことにより、強力な抗炎症、鎮痛作用が発揮さ
れるものと考えられる。このフルルピプロフエンを用い
た経皮吸収型非ステロイド抗炎症;鎮痛剤は1988年
3月29日に承認され、現在「アトフィード1「ゼボラ
ス」「ステイバン」の3種の商品が市販されるに至って
いる。
また、インドメタシンも非ステロイド系抗炎症、鎮痛剤
であり、現在量も有効な物質として認められている。イ
ンドメタシンの作用機序としても同様にブ0スタグラデ
イ:/ (prostaglandine )生合成抑
制作用、血管透過性亢進抑制作用、白血球遊走阻止作用
、たん白熱変性抑制作用、細胞膜安定化作用及びブラデ
イキニン(b radykin in )遊離抑制作用
などが関与しているとされており、これらの作用が炎症
局所において協力的に働くことによう、強力な抗炎症、
鎮痛作用が発揮されるものと考えられる。1980年に
インドメタシンのゲル剤が製造承認されて以来、経口剤
、注射剤、全開としても用いられるようになり脚光を浴
びるようになっている。インドメタシンは1988年3
月29日に承認され現在「カトレップ」「イドメシンコ
ーワバッグ」「インサイドパップ」の3種の商品が市販
されるに至っている。
また、もう一つ代表的薬剤としてケトプロフェンがある
が、インドメタシン同様の作用機序が発揮されると考え
られ、多く用いられるようになっている。ケトプロフェ
ンは、1988年3月29日に承認され現在「モーラス
」「ミルタックス」「ケフイーナ」の3種の商品が市販
されるに至っている。
上記の非ステロイド系経皮鎮痛消炎剤の中から一種のみ
を用いても良いし、二種以上を弁用してもか壕わない。
通常は一種類の薬剤で十分に薬効効果が発揮される。
一般に貼付剤は、繊維集合体による基布へ薬剤と基剤を
混合したものを塗布しその上へ離型紙を貼り合わせる構
造になっているが、近年、基布としてポリエチレンテレ
フタレート等の合成繊維が多く用いられるようになって
きてから、しばしば貼付剤が長期間保存したりした状況
下で薬効効果が低下してくる現象が認められてきた。
この原因について本発明者らは、鋭意検討した結果、薬
剤とともに塗布される基剤物質に大きな要因があること
を見い出した。つ壕り、薬剤を溶解させるために用いて
いる植物性油類が貼付剤が保存されている間に繊維中へ
吸尽されていき、徐々に有効な薬剤量が減少してし甘う
ことがわかった。そこで本発明者らは、このような薬効
に対してマイナスとなるような現象を押えるためには、
繊維素材とし7ていかなる物を用いたら良いかという点
を明らかにしたものである。
ここで述べている植物性油類としては、薬剤を溶解し、
他の肌へ密着させるための基材例えば酸化チタンが混合
されているゼラチンや肌の表面の浸潤剤例えばグリセリ
ン等のものと共に繊維基布表面へ塗布するための媒体で
あって、具体的にはアビニス油、アミリス油、アンゲリ
カ油、アンフレットシード油、イランイラン油、エレミ
油、オークモス油、オニチャ油、オリガナム油、オリス
油、カシー油、カナンガ油、カモミル油、カヤフチ油、
カラムス油、ガルバナム油、グアイヤツクウッド油、グ
レープフルーツ油、コスタス油、ヒやくだん油、シトロ
ネラ油、ジャスミン油、しょう脳油、スィートオレンジ
油、スチラツクス油、スペアミント油、セダーウッド油
、ゼラニウム油、ダバナ油、タンジー油、テレピン油、
チュベローズ花精油、ネロリ油、パイン油、パチュリ油
、ハツカ油、バニラ油、バルサム・コバイバ油、バルサ
ム・トルー油、バルサム・ペルー油、ハルマローザ油、
ヒリツブ油、ビターアーモンド油、ビターオレンジ油、
ヒバ油、ベチバー油、ペパーミント油、ペニーロイヤル
油、ペリラ油、ベルガモツト油、ベンゾイン油、ボア・
ド・ローズ油、芳油、マンダリン油、ユーカリ油、ラバ
ンジン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、
ローズ油、ローズマリー油等の天然植物性油及びこれら
の天然植物性油の主成分を模倣した合成化合物、即ちα
−ピネン、β−ピネン、カンフエン、リモネン、ミルセ
ン、β−カリオフィレン等のテルペン系炭化水素、リナ
ロール、ゲラニオール、ネロール、シトロネロール、ラ
ベンダ−油、ミルセノール、α−テルピネオール、Z−
メントール、ボルネオール、7ボール、インボルニルシ
クロヘキサノール、ファルネソール、ネロリドール、サ
ンタロール、セドロール、バキュリアルコール等のテル
ペン系アルコール、ベンジルアルコール、フェネチルア
ルコール、γ−フェニルグロピルアルコール、桂皮アル
コール、アンスアルコール、d−α−ジメチルフェネチ
ルアルコール、α−フェニルエタノール、β−フェニル
エチルジメチルカルビノール、フェノキシエタノール、
パツチョン等のアルコール、ジフェニルエーテルイソサ
フロオイケノール、p−メチルアニソール、アネトール
、オイゲノール、インオイゲノール、メチルオイゲノー
ル、メチルインオイゲノール、ベンジルインオイゲノー
ル、サフロール、インサフロール、メチル−β−ナフチ
ルエーテル、エチル−β−ナフチルエーテル等のフェノ
ール及びその誘導体、ヘキセナール、オクタナール、ノ
ナナール、デカナール、ウンデカナール、ドデカナール
、2−メチルウンデカナール、トリデカナール、テトラ
デカナール、ヘキサデカナール、トランス−2−ヘキセ
ナール、2□6−ノナジェナール等の脂肪族アルデヒド
、シトラール、シトロネラール、ヒドロキシシトロネラ
ール、ペリラアルデヒド、シトロネリルオキシアセトア
ルデヒド、リラール、シネンサール等のテルペン系アル
デヒド、ベンズアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド
、3−フェニルプロピオンアルデヒド、シンナムアルデ
ヒド、α−ア□ルシンナムアルデヒド、α−へキシルシ
ンナムアルデヒド、アニスアルデヒド、クミンアルデヒ
ド、ビペロナール、シクラメンアルデヒド、p−t−7
チルーα−メチルジヒドロシンナムアルテヒト、バニリ
ン、プルボナール等の芳香族アルデヒド、シトラールジ
メチルアセタール、シトラールジエチルアセクール、ヒ
ドロキシシトロネラールジメチルアセクール、フェニル
アセトアルデヒドジメチルアセタール等アセタール類、
2−ヘプタノン、3−オクタノン、2−オクタノン、2
−ウンデカノン等脂肪族ケトン、カルボン、メントン、
ブレボン等テルペン系ケトン、p−メチルアセトフェノ
ン、p−メトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、ベ
ンジリデンアセトン、アニシルアセトン、p−ヒドロキ
シベンジルアセトン、2−アセトナフトン等芳香族ケト
ン、α−β−γ−イオノン、α−n1 β−n1 γ−
nメチルイオノン、αβ−γ−イソメチルイオノン、α
−β−γ−イロン、α−β−ダマセノン、α−β−γ−
ダマス−コン、テアスピラン、テアスピロン、エズラン
、ローズフラン、ヌートカトン、α−ベチボン、cis
−ジャスモン、ジヒドロジャスモン、ジャスモン酸メチ
ル、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジャスミンラクトン
、マルトール、シクロテン、フラネオール等脂環式ケト
ン、脂環式ニーチル、脂環式ラクトン類、ムスコン、シ
ベトン、シクロペンタデカノン、シクロペンタデカノリ
ド、アンプレットリド、シクロへキサデカノリド、エチ
レンブラシラード、12−オキサヘキプデカノリド、1
1−オキサへキサデカノリド、10−オキサヘキサデカ
ノリド等大環状ケトン、ラクトン類、ムスクキシレン、
ムスクケトン、ムスクアンプレッド、モスケン、セレス
トリド、ファントリド、トナリド、ボラキリリド等合成
ムスク、ローズオキシド、オキサイドケトン、リナロー
ルオキサイド、1.8−シネオール、ビシクロジヒドロ
ホモファルネシルオキサイド等速状エーテル類、インド
ール、スカトール、6−メチルキノリン、7−メチルキ
ノリン、6−イングロビルキノリン、2−メチルテトラ
ヒドロキノリン、6−メチルテトラヒドロキノリン、2
−インブチルチアノール、2−フリルメタンチオール、
2−メチルピラジン、2.5−ジメチルピラジン、2,
3.5−トリメチルピラジン等複素還式化合物、ギ酸ゲ
ラニル、ギ酸ベンジル、酢酸エチル、酢酸ゲラニル等肪
脂族酸のエステル、安息香酸メチル、安息香酸イソラミ
ル、アンス酸エチル、サリチル酸メチル、桂皮酸メチル
等芳香族酸のエステル類等々の混合物よシ成る脅威植物
油である。
代表的なものとして用いられるハツカ油を一例として説
明する。各種ポリマーをフィルム形状にしハツカ油中の
主成分であるメントールについて透過性のテスト実施し
た。テスト方法としては、各種プラスチックフィルム1
5〜25μ厚さのものを5×10−の小袋にしメントー
ル12を充填しインパルスシーラーで密封した。各小袋
を250にの脱臭したガラスピンに入れ、臭いを感シル
!での時間を測定した。その結果ポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート、ポリエチレン等は1週間以
内にガラスビン中に臭い感じるようになるのに対して、
エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物フィルムにつ
いては、2週間以上経過しても臭いが感ぜられずすぐれ
たバリヤー性、があることがわかる。このエチレン−酢
酸ビニル共重合体のケン化物の耐油性の性質を利用する
ことによシ本発明が見い出されたと言える。
すなわち、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物ポ
リマー(以下Aポリマーと略す)を貼付側基布用繊維素
材として用いることが本発明の重要な点である。Aポリ
マー単独の繊維をつくることは勿論可能であるが、繊維
化工程性がやや不良であることや繊維としての寸法安定
性、ウェット時の耐熱性がやや劣ることが起こるため、
他の繊維形成性の良好な融点150°C以上の結晶性熱
可塑性ポリマー(以下Bポリマーと略す)と複合紡糸し
、複合繊維としたものを用いることに至った。
この際Aポリマーが繊維周長のおよそ60多以上を占め
ていれば、前記植物性油類に対する耐油性の効果が発揮
され、目的とする薬効効果の持続性を維持するのに十分
効果のあることがわかった。
A成分としてのエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
としては、ケン化度が95%以上の高ケン化度で、エチ
レン含有量が25〜70モル肇のもの、即ち、ビニルア
ルコール成分が30〜75モル褒のものが最適である。
Aポリマー中のどニルアルコール成分含量が低くなれば
、当然に水酸基(OH)の減少のため植物性油類に対す
る耐油性の特性が低下し、目的とする良好な薬効効果の
耐久性が得られなくなり好壕しくない。オたビニルアル
コール成分含量が多くなシすき゛ると、溶融威型性が低
下するとともに、B成分と複合紡糸した後、繊維化する
際、曳糸性が不良となシ、単糸切れ、断糸が多くなり、
好1しくない。また−例としてB成分にポリエステルを
用いる場合紡糸温度である250℃以上での耐熱性も不
十分となることからも適当でない。従って高ケン化度で
ビニルアルコール成分含量が30〜75モル優のものが
本目的の繊維を得るためには適しているといえる。
またAポリマーは、エチレンと酢酸ビニルの共重合を苛
性ンーダーによりケン化して製造されるが、この時のケ
ン化度が95多以上にすることが好ましい。ケン化度が
低くなると、ポリマーの結晶性が低下し強度等の繊維物
性が低下してくるのみならず、Aポリマーが軟化しやす
くなり加工工程でトラブルが発生してくるとともに得ら
れた繊維構造物の風合も悪くなり好壕しくない。更に耐
油性も著しく低下してくるため、本発明の目的とする効
果が低下してくることになる。
本発明で言う融点150℃以上のBポリマーとしては、
融点150 ”C以上の繊維形成性の良好なポリマーで
あればどれでもよい。好1しくは、ポリエチレンテレフ
タレート又はポリブチレンテレフタレート又はポリへキ
サメチレテレフタレートを主成分とするポリエステルか
、ナイロン6又はナイロン66又はナイロン12を主成
分とするポリアミドであることが望着しい。
ポリエステルとしては、例えばテレフタール酸、インフ
タール酸、ナフタリン2,6−ジカルボン酸、フタール
酸、α、β−(4−カルボキシフェノキシ)エタン、4
,4−シカルボキンジフエニール、5ナトリウムスルホ
インフタル酸などの芳香族ジカルボン酸もしくはアジピ
ン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸又はこれら
のエステル類ト、エチレンクリコール、ジエチレングリ
コール、1,4ブタンジオール、1.6ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン1.4−
ジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメ
チレングリコールなどのジオール化合物とから合成され
る繊維形成性ポリエステルであり、構成単位の80モル
多以上が、ポリエチレンテレフタレート単位又はポリブ
チレンテレフタレート単位又はポリへキサメチレンテレ
フタレート単位であるポリエステルが好ましい。又、ポ
リエステル中には、少量の添加剤、螢光増白剤、安定剤
あるいシま紫外線吸収剤などを含んでいても良い。
またポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン66、
ナイロン12を主成分とするポリアミドであり、少量の
第3戒分を含むポリアミドでもよい。これらに少量の添
加剤、螢光増白剤、安定剤等を含んでいても良い。
本発明の複合繊維の複合形態として断面形状の具体的な
例を図で説明すると、第1図の如き完全芯鞘型複合繊維
、第2.3,5図の如き芯成分が異形形状の芯鞘型複合
繊維、第4図の如き多芯型複合繊維、第6図の如き偏心
芯鞘型複合繊維、第7.10図の如き異形断面芯鞘複合
繊維、第8図の如き貼合せ型複合繊維、第9図の如き多
層型貼り合せ複合繊維、第11図の如き多層型貼り合せ
の変形タイプの複合繊維、第12図、第13図の如きラ
ンダム複合繊維等も含すれる。第1図〜第13カ中の(
イ)成分はエチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物であシ
、(ロ)成分は融点150°C以上の熱可塑性ポリマー
である。繊維断面周長の約60%以上を(イ)成分ポリ
マーで占めることが望ましい。
60%未満では前述したように本発明の目的の良好な耐
久性のある薬効効果を有した貼付側用繊維基布としての
特徴が得られにくいので好!しくない。A成分とB成分
の複合比率は80対20〜20対80重量多の範囲にす
ることが好ましい。A成分が20重量多未満になると、
本発明の目的とする良好植物性油類に対する耐油性が不
十分となってくるため好喧しくない。また、80重量多
を越えると、紡糸性、延伸性等の工程性が低下し、A格
率が低下してくるため好1しくない。
次に本発明の貼付側用基布に用いる繊維の製造方法につ
いて簡単に説明する。第14図に本発明の紡糸装置概略
を示す。
2台の溶融押出機の一方(1)には樹脂(4)、もう−
方(2)には、(A)より曳糸性に優れた樹脂CB)が
充填されている。押出機によシ融解、押出されたポリマ
aはギヤーポンプでそれぞれ正確に計量され紡糸ヘッド
へ送られる。2種のポリマー流はヘッドに装置されたパ
ック金具によって複合されその後紡糸口金よシ吐出さ′
rL繊維化される。
樹脂(囚と(B)の複合形態は、薬効性能の発現性、耐
久性等の性能と紡糸性・延伸性等の工程性を考慮した結
果光にも述べたように樹脂Aが糸表面積の60多を含め
るような形態であればよいことがわかった。
第12図、第13図の様に樹脂(A)と(B)をある程
度混練する場合、静止型混合器を用いる。
紡糸速度は一般的な繊維と同様に3 Q OQ m/m
in以下で行なうか、又3000〜5000 m/rn
inの高速紡糸を行うか、どちらでもよい。Aポリマー
は単独では曳糸性に欠ける所があるが、PET、PBT
やナイロン等と複合することによりかなりの高速紡糸も
問題なく行うことができる。複合する樹脂や複合形態に
よっては、延伸時2つの樹脂の剥離が生ずる場合がある
ので、その場合高速紡糸が有効であろう。又、そうでな
い場合は通常の紡速で紡糸し確実に延伸を行うことによ
り強度の高い糸を得ることも可能である。
得られた繊維は、その後目的に応じて必要な各種繊維集
合体の形態に作成される。該複合繊維100多を用いて
繊維集合体を作成しても良いが、他の繊維を混合しても
本発明の効果は得られる。
しかしながら、該複合繊維の混率があt、b少なくなる
と得られる効果が少なくなるのは当然であシ、10%以
上は維持させることが好プしい。
繊維集合体としては、不織布や、編物、織物等のいずれ
の形態でも良いが、コスト的には不織布が最適である。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
〔実施例1〕 Aポリマーとして、ケン化度が99多でエチレン含量4
4モル多のエチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物を
用い、Bポリマーとしては〔η〕0、60 (フェノー
ルとテトラクロルエタン等量溶液で30℃下で測定した
固有粘度)のポリエチレンテレフタレートを用い、それ
ぞれを別々の押出機にて溶融押出し、AポリマーとBポ
リマーの重量比が50対50となるようにそれぞれギヤ
ポンプで計量した後、紡糸バックへ供給し、その後、A
ポリマーが鞘成分、Bポリマーが芯成分となるよう芯鞘
複合形状で、285℃で加熱されてる口金より吐出し、
捲取速度1000 m/ ms +1で紡糸原糸を採取
した。その後、得られた紡糸原糸を水浴温度75℃で延
伸し、その後水浴温度90℃下で収縮を5%入れ、延伸
糸を得た。ついで常法により機械捲縮をかけ、ついで一
般的な油剤をQ、 l wt%になるように付与し、i
oo℃で15分間弛緩熱処理し、その後51期の長さに
切断して単糸デニール2.0の原綿とした。
その後ポリエチレンテレフタレートを芯成分、共重合ポ
リエステルを鞘成分とするバインダー繊維(■クラレ製
ンフィットN−720) 2チー −ル×51IIIl
lを20%混綿した後、目付100 ? / m”のウ
ェッブを作成し、その後熱風処理をして不織布を作成し
貼付側用基布とした。紡糸から最終の不織布作成1での
工程性は良好で問題なかった。
該不織布表面へ・fノドメタシン5多ハツカ油溶液をゼ
ラチン、酸化チタン、グリセリンの他の基剤とともに塗
布し、不織布重量1ノに対してインドメタシン70ηが
塗布されるような条件で貼付剤を作成した。表面へ雌型
紙を貼った状態で、放置テストを実施した。その後塗布
されているインドメタシン濃度を経時的に紫外線吸収ス
ペクトルの319 nmの波長の吸収強度を測定するこ
とにより、検量線から推算し、残存量を測定した。その
結果を第1表に示すが、塗布されている薬剤量の経時的
な減少は認められなかった。また貼付剤としての効果に
関しても10名の男女について使用してテストした結果
薬効効果は良好であった。
〔比較例1〕 ポリエチレンテレフタレート繊維を常法によシ紡糸、延
伸して得た。その後常法にょシ2デニル51fiの原綿
を作成し、該ポリエステル原綿へ■クラレ製ンフィット
N−720パイ7f−RR2デニール×51謳を20多
混綿した後、目付100 y/ ni″のウェッブを作
威し、その後熱風処理をして不織布を作威し、貼付剤層
基布とした。その後実施例工と同様の条件で薬剤と基剤
を塗布し、表面へ離型紙を貼った状態で、放置テストを
実施した。結果を第1表に示したが、塗布されている薬
剤量の経時的な減少が認められ、繊維基布へ薬剤の吸尽
が進み、塗布面での有効な薬剤量が減少していることが
推定された。また、実際の実使用テストに於ても薬効効
果が経時的に低下していることが認められた。
〔比較例2〕 Aポリマーとして、高密度ポリエチレン(三菱化成■ユ
カロンバードJX−10)を用−1Bポリマーとしては
〔η)0.60のポリエチレンテレフタレートを用い、
他は実施例1と同様の方法によう、Aポリマーが鞘成分
、Bポリマー芯成分となるような芯鞘複合形状の原綿を
作成した。ついで目付1009 / m’のウェッブを
作威し、その後熱風処理をして不織布を作威し貼付剤層
基布とした。
その後実施例1と同様の条件で薬剤と基剤を塗布し表面
へ雌型紙を貼った状態で放置テストを実施した。結果を
第1表に示したが、塗布されている薬剤量の経時的な減
少が認められ、繊維基布へ薬剤の吸尽が進み、塗布面で
の有効な薬剤量が減少していることが推定された。また
、実際の実使用テストに於ても薬効効果が経時的に低下
しているj&d”gilR−・       1.、工
尚第1表 注1)男女10名が使用テストを実施し、薬効効果の有
効性を認めた人数 〔実施例2.3〕 実施例2はAポリマーのエチレン含量を32モル多、実
施例3はAポリマーのエチレン含量を48モルダのもの
を用いた外は、実施例1と同様の方法で実施した。いず
れも塗布されている薬剤量の経時的な減少は認められな
かった。また貼付剤としての効果に関しても、実際に実
使用テストした結果、薬効効果は良好であった。
〔実施例4.5〕 実施例3はBポリマーとしてポリブチレンテレフタレー
ト(三菱化成■ノベドール5008)’&用い、実施例
4はBポリマーとしてナイロン6(宇部興産■1013
BK)  を用いた外は、実施例1と同様の方法で実施
した。いずれも経時的に塗布されている薬剤量の減少は
認められなかった。甘た貼付剤としての効果に関しても
、実際に実使用テストした結果、薬効効果は良好であっ
た。
〔実施例6〜8〕 断面形状を変更してテストした。実施例6は、第6図に
示した偏心芯鞘断面、実施例7は第8に示した貼シ合せ
形状、実施例8はAポリマ一対Bポリマーの比率を30
対70と、第13図で示した不均一混合状態の断面形状
で実施し、他は実施例1と同一の方法で実施した。いず
れも塗布されている薬剤量の経時的な減少は認められな
かった。
また貼付剤としての効果に関しても、実際に実使用テス
トした結果、薬効効果は良好で問題なかった。
〔実施例9〕 AポリマーとBポリマーの比率を30対70とした外は
、実施例1と同一の方法で実施した。塗布されている薬
剤量の経時的な減少は認められなかった。また貼付剤と
しての効果に関しても、実際に実使用テストした結果、
薬効効果は良好で問題なかった。
〔実施例10) 薬剤としてケトプロフェンを用いた以外は、実施例1と
同一の方法で実施した。但し、塗布されているケトプロ
フェンは紫外線吸収スペクトルの2831mの波長を測
定することによって残存量を測定した。塗布されている
薬剤量の経時的な減少は認められなかった。筐た貼付剤
としての効果に関しても、実際に実使用テストした結果
、薬効効果は良好であった。
〔比較例3〕 Aポリマーとしてエチレン含量20モル多のものを用い
たが、溶融紡糸時の流動性が不良で曳糸性が悪く、繊維
化することができなかった。
〔比較例4〕 Aポリマーとしてエチレン含量80モル多のものを用い
、他は実施例1と同一の方法で実施した。
しかし、貼付剤との性能は比較例2と同じレベルであシ
好ましいものではなかった。
〔比較例5〕 Aポリマーとしてケン化度80多のものを用い、他は実
施例1と同一の方法で実施した。紡糸、延伸工程で単糸
間粘着トラブルが発生し、評価にいたるような繊維構造
物が得られなかった。
以上の実施例並びに比較例についてのデータ並びに結果
を第2表に1とめる。
(本発明の効果) 以上、本発明は、特定条件を満たすエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物と融点150℃以上の結晶性熱可塑
性樹脂の2種のポリマーを、所定の条件を満足する方法
で複合紡糸して繊維化し、該繊維集合体へ、経皮吸収性
に優れた非ステロイド系鎮痛・消炎剤が溶解されている
植物性油類を塗布することにより、長期間保管しても良
好な耐久性ある薬効効果が持続している貼付剤を見い出
したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明繊維の複合形状の一例である
。第14図は本発明繊維を得るための紡糸装置の一例で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) エチレン含有量25〜70モル%、ケン化度9
    5%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A
    ポリマー)と繊維形成性を有する融点150℃以上の結
    晶性熱可塑性ポリマー(Bポリマー)からなり、しかも
    Aポリマーが繊維周長の60%以上を占める複合繊維を
    10%以上含む繊維集合体へ、非ステロイド系経皮鎮痛
    消炎剤を溶解分散せしめた植物性油類が塗布されている
    ことを特徴とする貼付剤。
  2. (2) 非ステロイド系経皮鎮痛消炎剤がケトプロフエ
    ン、インドメタシン、フルルピプロフエン、サリチル酸
    メチル、ジクロフエナツク、イブプロフエンメントール
    から選ばれた1種類以上からなることを特徴とする請求
    項第1項記載の貼付剤。
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