JPH0369744B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0369744B2 JPH0369744B2 JP61071602A JP7160286A JPH0369744B2 JP H0369744 B2 JPH0369744 B2 JP H0369744B2 JP 61071602 A JP61071602 A JP 61071602A JP 7160286 A JP7160286 A JP 7160286A JP H0369744 B2 JPH0369744 B2 JP H0369744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push rod
- piston
- spring
- cylinder body
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/08—Brake cylinders other than ultimate actuators
- B60T17/085—Spring loaded brake actuators
- B60T17/086—Spring loaded brake actuators with emergency release device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、鉄道車両において例えば駐車用と
して使用されるばねブレーキシリンダに関し、特
にそのばねブレーキ作用を手動解除できると共に
ブレーキ力伝達用の押棒が揺動可能な構成のもの
に関する。
して使用されるばねブレーキシリンダに関し、特
にそのばねブレーキ作用を手動解除できると共に
ブレーキ力伝達用の押棒が揺動可能な構成のもの
に関する。
従来のばねブレーキシリンダは、第4図に示す
ようにブレーキユニツトBUの一部に組込まれて
使用されたり、ブレーキてこを介して基礎ブレー
キ装置に結合されて使用される。同図において、
車両運転中の通常のブレーキ作動は、図外の空気
ブレーキ制御装置からの圧力空気がブレーキシリ
ンダBCに供給されることによつて、そのピスト
ンロツドが押し出され、てこ1がその下端を支点
2として一点鎖線で示すように揺動し、これに連
動して吊り具3がその上端を支点4として一点鎖
線で示すように揺動し、吊り具3に保持された制
輪子5が車輪6の踏面に押し付けられてブレーキ
がかかる。ブレーキシリンダBCに供給されてい
る圧力空気を排出した状態ではてこ1、吊り具3
が図の実線で示す位置にあり、ブレーキが緩めら
れた状態である。
ようにブレーキユニツトBUの一部に組込まれて
使用されたり、ブレーキてこを介して基礎ブレー
キ装置に結合されて使用される。同図において、
車両運転中の通常のブレーキ作動は、図外の空気
ブレーキ制御装置からの圧力空気がブレーキシリ
ンダBCに供給されることによつて、そのピスト
ンロツドが押し出され、てこ1がその下端を支点
2として一点鎖線で示すように揺動し、これに連
動して吊り具3がその上端を支点4として一点鎖
線で示すように揺動し、吊り具3に保持された制
輪子5が車輪6の踏面に押し付けられてブレーキ
がかかる。ブレーキシリンダBCに供給されてい
る圧力空気を排出した状態ではてこ1、吊り具3
が図の実線で示す位置にあり、ブレーキが緩めら
れた状態である。
ばねブレーキシリンダ7は、前記通常のブレー
キ作動のためのブレーキシリンダBCとは別個の
もので、例えば第5図に示すような構成になつて
いる。同図において、8はシリンダ体、9はピス
トン、10はばねブレーキ用のばね、11は押
棒、12はクラツチ、13はブレーキ操作部材で
ある。このばねブレーキシリンダ7は、第4図に
示すように、押棒11をてこ1に連結してあり、
その連結状態は図示の状態から押棒11の左方へ
の移動に対してこ1に係合しててこ1を揺動せし
めるが、てこ1のみの左方への揺動は自由であ
る。従つて、通常のブレーキシリンダBCによる
ブレーキ操作は、押棒11が図示の右方へ移動し
ている状態で、ばねブレーキシリンダ7に無関係
に行われる。押棒11が右方へ移動している第4
図の状態は、ばねブレーキシリンダ7の空気圧室
8aに圧力空気を供給してピストン9をばね10
に抗して右方へ移動させ、かつクラツチ12がピ
ストン9と押棒11とを結合している状態であ
る。第5図においては下半分に示す状態である。
キ作動のためのブレーキシリンダBCとは別個の
もので、例えば第5図に示すような構成になつて
いる。同図において、8はシリンダ体、9はピス
トン、10はばねブレーキ用のばね、11は押
棒、12はクラツチ、13はブレーキ操作部材で
ある。このばねブレーキシリンダ7は、第4図に
示すように、押棒11をてこ1に連結してあり、
その連結状態は図示の状態から押棒11の左方へ
の移動に対してこ1に係合しててこ1を揺動せし
めるが、てこ1のみの左方への揺動は自由であ
る。従つて、通常のブレーキシリンダBCによる
ブレーキ操作は、押棒11が図示の右方へ移動し
ている状態で、ばねブレーキシリンダ7に無関係
に行われる。押棒11が右方へ移動している第4
図の状態は、ばねブレーキシリンダ7の空気圧室
8aに圧力空気を供給してピストン9をばね10
に抗して右方へ移動させ、かつクラツチ12がピ
ストン9と押棒11とを結合している状態であ
る。第5図においては下半分に示す状態である。
ばねブレーキシリンダ7は、前記したように例
えば駐車時にブレーキを作用させておくような場
合に使用され、通常は第5図の下半分に示す状態
であるが、空気圧室8aの圧力空気を排気する
と、ばね10の力により押棒11の右端がてこ1
の上端を左方へ引張り、てこ1を揺動させるた
め、ブレーキシリンダBCがブレーキ作用した時
と同様にブレーキがかかることになる。このとき
ブレーキシリンダBCのピストンの戻しばねは圧
縮される。
えば駐車時にブレーキを作用させておくような場
合に使用され、通常は第5図の下半分に示す状態
であるが、空気圧室8aの圧力空気を排気する
と、ばね10の力により押棒11の右端がてこ1
の上端を左方へ引張り、てこ1を揺動させるた
め、ブレーキシリンダBCがブレーキ作用した時
と同様にブレーキがかかることになる。このとき
ブレーキシリンダBCのピストンの戻しばねは圧
縮される。
クラツチ12は、ばねブレーキシリンダ7がブ
レーキ作用している場合に、圧力空気によらない
でブレーキを解除するために設けられており、第
5図に見られるように、ピストン9と押棒11と
の間に設けられ、押棒11に設けた溝11a、そ
の溝11aに係合するいくつかのボール14、操
作部材13、ばね15等で構成されている。ボー
ル14はピストン9に形成された筒状部9bの所
定位置に穿設された孔9aに保持されている。第
5図の下半分にはクラツチ12の結合状態が示さ
れ、同上半分にはクラツチ12の切離状態が示さ
れている。クラツチ12はその結合状態から、操
作部13をばね15に抗して軸方向移動させるこ
とにより大内径部13aがボール14の外側に位
置するようになるから、切離状態となる。この切
離状態では空気圧室8aが排気されてピストン9
が左方へ移動した状態であつても、押棒11が左
方へ移動しないから、ばねブレーキシリンダ7に
よるブレーキ力は作用しない。
レーキ作用している場合に、圧力空気によらない
でブレーキを解除するために設けられており、第
5図に見られるように、ピストン9と押棒11と
の間に設けられ、押棒11に設けた溝11a、そ
の溝11aに係合するいくつかのボール14、操
作部材13、ばね15等で構成されている。ボー
ル14はピストン9に形成された筒状部9bの所
定位置に穿設された孔9aに保持されている。第
5図の下半分にはクラツチ12の結合状態が示さ
れ、同上半分にはクラツチ12の切離状態が示さ
れている。クラツチ12はその結合状態から、操
作部13をばね15に抗して軸方向移動させるこ
とにより大内径部13aがボール14の外側に位
置するようになるから、切離状態となる。この切
離状態では空気圧室8aが排気されてピストン9
が左方へ移動した状態であつても、押棒11が左
方へ移動しないから、ばねブレーキシリンダ7に
よるブレーキ力は作用しない。
第5図に示したようなクラツチ12を有するば
ねブレーキシリンダ7は、米国特許第3498188号
の明細書に開示されている。このほかにも、さら
に改良されたものが米国特許第4080875号、同第
4480531号として存在する。しかし、いずれも押
棒がその中心軸線とピストンの中心軸線と常に一
致した状態で進退移動するようになつている。
ねブレーキシリンダ7は、米国特許第3498188号
の明細書に開示されている。このほかにも、さら
に改良されたものが米国特許第4080875号、同第
4480531号として存在する。しかし、いずれも押
棒がその中心軸線とピストンの中心軸線と常に一
致した状態で進退移動するようになつている。
第4図に示したようなてこ1に対する押棒11
の連結は、てこ1が支点を中心に揺動することか
ら連結部が円弧に沿つて移動するので、このため
の上下変位を許容するようになつていることが必
要である。この上下変位を許容するために、従来
の一般のブレーキシリンダにおいて、押棒の外方
端が揺動可能に構成されたものとしては実開昭59
−110440号公報記載のものがある。しかし、それ
は押棒とピストン側とがピンを介して結合されて
おり、クラツチを設けたものではない。
の連結は、てこ1が支点を中心に揺動することか
ら連結部が円弧に沿つて移動するので、このため
の上下変位を許容するようになつていることが必
要である。この上下変位を許容するために、従来
の一般のブレーキシリンダにおいて、押棒の外方
端が揺動可能に構成されたものとしては実開昭59
−110440号公報記載のものがある。しかし、それ
は押棒とピストン側とがピンを介して結合されて
おり、クラツチを設けたものではない。
ばねブレーキシリンダは、その作用でブレーキ
がかけられて駐車しているような車両を早急に移
動させたいような場合に、手動操作による急緩め
機構を具えたものが必要であるが、さらにその押
棒の外方端が揺動可能であることも前述したよう
に必要である場合がある。そこで前述した急緩め
機構としての手動操作によりばねブレーキを解除
できるクラツチを有する従来のばねブレーキシリ
ンダと、押棒とピストン側とをピンを介して結合
した揺動構造との組合わせが考えられる。ところ
がその組合わせは、例えば、従来の押棒に替えて
中空のさや棒を設けそのさや棒内に押棒を配して
ピン支持する構成となり、この場合押棒を必要な
外径として他の部分を順次設計すると、急緩め機
構の外径が非常に大きなものとなり、この大型化
と複雑化によつて大幅なコスト上昇を免れ得ない
問題がある。また別に、押棒の外方端の揺動を要
求される問題を別の手段で、例えばてこ1に対す
る押棒の連結状態で解決しようとすると、リンク
を設けなければならず、同様に相当なコスト上昇
となる問題がある。
がかけられて駐車しているような車両を早急に移
動させたいような場合に、手動操作による急緩め
機構を具えたものが必要であるが、さらにその押
棒の外方端が揺動可能であることも前述したよう
に必要である場合がある。そこで前述した急緩め
機構としての手動操作によりばねブレーキを解除
できるクラツチを有する従来のばねブレーキシリ
ンダと、押棒とピストン側とをピンを介して結合
した揺動構造との組合わせが考えられる。ところ
がその組合わせは、例えば、従来の押棒に替えて
中空のさや棒を設けそのさや棒内に押棒を配して
ピン支持する構成となり、この場合押棒を必要な
外径として他の部分を順次設計すると、急緩め機
構の外径が非常に大きなものとなり、この大型化
と複雑化によつて大幅なコスト上昇を免れ得ない
問題がある。また別に、押棒の外方端の揺動を要
求される問題を別の手段で、例えばてこ1に対す
る押棒の連結状態で解決しようとすると、リンク
を設けなければならず、同様に相当なコスト上昇
となる問題がある。
この発明は、押棒の外方端の揺動が可能で、従
来よりも外径が増大しない比較的簡単な構成の急
緩め機構を具えたばねブレーキシリンダを提供し
ようとするものである。
来よりも外径が増大しない比較的簡単な構成の急
緩め機構を具えたばねブレーキシリンダを提供し
ようとするものである。
この発明は、シリンダ体と、そのシリンダ体内
に収容されシリンダ体内をばね室と空気圧室とに
分けるように設けられ中心部にシリンダ体と同軸
的に突出した円筒状部を有するピストンと、前記
ばね室内に設けられ前記ピストンを空気圧室側へ
押圧するように付勢するばねブレーキ用のばね
と、一端が前記円筒状部内孔に進入して前記ピス
トンに対し結合及び切離可能とされ他端が前記シ
リンダ体外部にある押棒と、前記円筒状部にその
半径方向に変位可能にボールを保持し、そのボー
ルの外側位置に一方の端部内面が位置し他方が前
記シリンダ体の端部に達して開口した円筒状をな
し回転可能にかつピストンと共に軸方向移動可能
に支持され所定量の正逆回転変位によりボール位
置を制御する制御部材を設け、前記押棒のピスト
ン側端部に前記ボールに係合する凹部を設けてな
るクラツチと、前記制御部材を回転操作する操作
部材とからなるばねブレーキシリンダにおいて、
前記ボールが前記円筒状部の所定直径線の両端部
に位置するように2個を設けられ、前記押棒と前
記ピストンとを前記クラツチにより結合した状態
で前記直径線を中心とする前記押棒の所定量の揺
動を許容する空隙が前記制御部材内孔との間に形
成されていることを特徴とする。
に収容されシリンダ体内をばね室と空気圧室とに
分けるように設けられ中心部にシリンダ体と同軸
的に突出した円筒状部を有するピストンと、前記
ばね室内に設けられ前記ピストンを空気圧室側へ
押圧するように付勢するばねブレーキ用のばね
と、一端が前記円筒状部内孔に進入して前記ピス
トンに対し結合及び切離可能とされ他端が前記シ
リンダ体外部にある押棒と、前記円筒状部にその
半径方向に変位可能にボールを保持し、そのボー
ルの外側位置に一方の端部内面が位置し他方が前
記シリンダ体の端部に達して開口した円筒状をな
し回転可能にかつピストンと共に軸方向移動可能
に支持され所定量の正逆回転変位によりボール位
置を制御する制御部材を設け、前記押棒のピスト
ン側端部に前記ボールに係合する凹部を設けてな
るクラツチと、前記制御部材を回転操作する操作
部材とからなるばねブレーキシリンダにおいて、
前記ボールが前記円筒状部の所定直径線の両端部
に位置するように2個を設けられ、前記押棒と前
記ピストンとを前記クラツチにより結合した状態
で前記直径線を中心とする前記押棒の所定量の揺
動を許容する空隙が前記制御部材内孔との間に形
成されていることを特徴とする。
既存のボールクラツチのボールを2個として、
これを支点に押棒が揺動する。従つて、さや棒を
設ける必要がなく、急緩め機構の外径の増大は殆
どない。
これを支点に押棒が揺動する。従つて、さや棒を
設ける必要がなく、急緩め機構の外径の増大は殆
どない。
第1図乃至第3図に実施例を示す。図におい
て、20はばねブレーキシリンダ全体を示し、2
1はシリンダ体、22はピストン、23はばねブ
レーキ用のばね、24は押棒、25はクラツチ、
26は操作部材である。
て、20はばねブレーキシリンダ全体を示し、2
1はシリンダ体、22はピストン、23はばねブ
レーキ用のばね、24は押棒、25はクラツチ、
26は操作部材である。
シリンダ体21は、同心の筒状部30を一方の
端壁31から伸延形成してあり、筒状部30の内
孔に連通する内孔32aを有する端部材32を設
けてある。他方の端壁33には圧力空気の給排口
33aを設けてある。
端壁31から伸延形成してあり、筒状部30の内
孔に連通する内孔32aを有する端部材32を設
けてある。他方の端壁33には圧力空気の給排口
33aを設けてある。
ピストン22は、前記筒状部30の先端と端壁
33との間でシリンダ体21内を移動できるよう
に設けられ、シリンダ体21内をばね室34と空
気圧室35とに区画している。そのピストン22
は中心部にシリンダ体21と同軸的にばね室側へ
突出して前記筒状部30内に軸方向移動可能に嵌
合している円筒状部36を有している。
33との間でシリンダ体21内を移動できるよう
に設けられ、シリンダ体21内をばね室34と空
気圧室35とに区画している。そのピストン22
は中心部にシリンダ体21と同軸的にばね室側へ
突出して前記筒状部30内に軸方向移動可能に嵌
合している円筒状部36を有している。
ばねブレーキ用のばね23は、シリンダ体21
のばね室34内に端壁31とピストン22との間
に設けられており、ピストン22を空気圧室35
側へ押圧している。
のばね室34内に端壁31とピストン22との間
に設けられており、ピストン22を空気圧室35
側へ押圧している。
押棒24は、クラツチ結合状態において、一端
が前記ピストン22の円筒状部36内に位置し、
他端がシリンダ体21の外部に突出して、第4図
に示したてこ1に連結されるようになつている。
が前記ピストン22の円筒状部36内に位置し、
他端がシリンダ体21の外部に突出して、第4図
に示したてこ1に連結されるようになつている。
クラツチ25は、ピストン22と押棒24との
間の軸方向移動に対する結合及び切離を行うもの
で、ピストン22の円筒状部36に保持された2
個のボール37と、そのボール37の位置を制御
する制御部材38と、ボール37の係合する押棒
24に設けられた凹部39とで構成されている。
2個のボール37は円筒状部36の先端部にその
水平方向の一つの直径線に沿つて穿設された孔4
0に前記直径線に沿つて移動可能に保持されてい
る。制御部材38は、円筒状をなしその一端が円
筒状部36のボール保持部外周に嵌合し、他端が
シリンダ体21の筒状部30内を通りシリンダ端
に達して端部材32の内孔32aに回転可能にか
つ軸方向移動可能に支持されており、ピストン2
2側に対して回転可能である。制御部材38のボ
ール37位置の外側の内周面には、第3図に見ら
れるように、回転変位することによりボール37
位置と一致してボール37の外方変位を許容する
凹部41を設けてある。また、制御部材38の内
孔38aは押棒24の外径との間に押棒24の揺
動に必要な空隙を形成する大きさである。押棒2
4の凹部39は第3図のようにボール37が係合
するもので環状溝の形で設けてある。第1図にお
いて、42は第2ピストンで、ばね43を介して
円筒状部36内に収容され、円筒状部36の先端
側のボール37の内側位置まで移動可能である。
これは、ボール37の脱落防止用のものである。
制御部材38にはシリンダ端側で常に操作部材2
6と係合するようにピストン22のストロークに
対応した長さの係合溝44を設けてある。
間の軸方向移動に対する結合及び切離を行うもの
で、ピストン22の円筒状部36に保持された2
個のボール37と、そのボール37の位置を制御
する制御部材38と、ボール37の係合する押棒
24に設けられた凹部39とで構成されている。
2個のボール37は円筒状部36の先端部にその
水平方向の一つの直径線に沿つて穿設された孔4
0に前記直径線に沿つて移動可能に保持されてい
る。制御部材38は、円筒状をなしその一端が円
筒状部36のボール保持部外周に嵌合し、他端が
シリンダ体21の筒状部30内を通りシリンダ端
に達して端部材32の内孔32aに回転可能にか
つ軸方向移動可能に支持されており、ピストン2
2側に対して回転可能である。制御部材38のボ
ール37位置の外側の内周面には、第3図に見ら
れるように、回転変位することによりボール37
位置と一致してボール37の外方変位を許容する
凹部41を設けてある。また、制御部材38の内
孔38aは押棒24の外径との間に押棒24の揺
動に必要な空隙を形成する大きさである。押棒2
4の凹部39は第3図のようにボール37が係合
するもので環状溝の形で設けてある。第1図にお
いて、42は第2ピストンで、ばね43を介して
円筒状部36内に収容され、円筒状部36の先端
側のボール37の内側位置まで移動可能である。
これは、ボール37の脱落防止用のものである。
制御部材38にはシリンダ端側で常に操作部材2
6と係合するようにピストン22のストロークに
対応した長さの係合溝44を設けてある。
操作部材26は、第2図に見られるように、ハ
ンドル45、ハンドル軸46、爪47で形成さ
れ、シリンダ体21の端壁31と端部材32との
間にシリンダ体21の軸直角断面に沿つて操作部
材26が進退移動可能な収容部48を設けてその
収容部48内に戻しばね49と共に設置されてい
る。ハンドル45はシリンダ体21の側方外部に
位置し、爪47は制御部材38の係合溝44に係
合しており、全体は戻しばね49の作用で図の左
方へ押し込まれた位置に維持されている。この状
態で制御部材38は、第3図に見られるように、
凹部41から外れた小径の内周面がボール37に
接して押棒24の凹部39内にボール37を拘束
している。この状態からハンドル45をシリンダ
体21の外側方へ引き出すことにより爪47が制
御部材28を所定角度回転させるから、凹部41
がボール37の外側に位置するようになる。すな
わち、クラツチ25は結合状態から切離状態とな
る。
ンドル45、ハンドル軸46、爪47で形成さ
れ、シリンダ体21の端壁31と端部材32との
間にシリンダ体21の軸直角断面に沿つて操作部
材26が進退移動可能な収容部48を設けてその
収容部48内に戻しばね49と共に設置されてい
る。ハンドル45はシリンダ体21の側方外部に
位置し、爪47は制御部材38の係合溝44に係
合しており、全体は戻しばね49の作用で図の左
方へ押し込まれた位置に維持されている。この状
態で制御部材38は、第3図に見られるように、
凹部41から外れた小径の内周面がボール37に
接して押棒24の凹部39内にボール37を拘束
している。この状態からハンドル45をシリンダ
体21の外側方へ引き出すことにより爪47が制
御部材28を所定角度回転させるから、凹部41
がボール37の外側に位置するようになる。すな
わち、クラツチ25は結合状態から切離状態とな
る。
このばねブレーキシリンダ20は、第4図を用
いて説明したものと同様に設けて使用されるが、
そのてこ1に対する押棒24の結合は、例えば単
純な水平方向のピンによるピン結合でよい。通常
は、つまり運転中に空気圧室35内に圧力空気を
供給してあるから、第1図に示す状態からばね2
3に抗してピストン22が左方へ移動している
が、このばねブレーキシリンダ20によるばねブ
レーキが作用する状態では空気圧室35内の圧力
空気が排出されるから、第1図の状態となる。こ
の状態ではクラツチ25は結合状態であり、押棒
24がシリンダ体21内に引き込まれた状態で第
4図に一点鎖線で示すようにてこ1及び吊り具3
を揺動させてばねブレーキが作用している。この
ばねブレーキを手動操作で緩める場合にハンドル
45を側方へ引き出すと、クラツチ25が前記切
離状態となるから、押棒24が拘束を解かれてブ
レーキ用のばね23の作用をてこ1へ伝達しなく
なり、てこ1はブレーキシリンダBCの戻しばね
で緩め位置に復帰するから、これに伴つて押棒2
4も移動する。この押棒24の移動(第1図にお
いて左方への移動)に伴つて第2ピストン42が
ボール37の位置まで移動してボール37が筒状
部36の内側へ脱落しないようにその孔40を閉
鎖する。ハンドル45から手を離しても操作部材
26は殆どそのままの位置に残る。これがばねブ
レーキを手動操作で緩めた状態である。
いて説明したものと同様に設けて使用されるが、
そのてこ1に対する押棒24の結合は、例えば単
純な水平方向のピンによるピン結合でよい。通常
は、つまり運転中に空気圧室35内に圧力空気を
供給してあるから、第1図に示す状態からばね2
3に抗してピストン22が左方へ移動している
が、このばねブレーキシリンダ20によるばねブ
レーキが作用する状態では空気圧室35内の圧力
空気が排出されるから、第1図の状態となる。こ
の状態ではクラツチ25は結合状態であり、押棒
24がシリンダ体21内に引き込まれた状態で第
4図に一点鎖線で示すようにてこ1及び吊り具3
を揺動させてばねブレーキが作用している。この
ばねブレーキを手動操作で緩める場合にハンドル
45を側方へ引き出すと、クラツチ25が前記切
離状態となるから、押棒24が拘束を解かれてブ
レーキ用のばね23の作用をてこ1へ伝達しなく
なり、てこ1はブレーキシリンダBCの戻しばね
で緩め位置に復帰するから、これに伴つて押棒2
4も移動する。この押棒24の移動(第1図にお
いて左方への移動)に伴つて第2ピストン42が
ボール37の位置まで移動してボール37が筒状
部36の内側へ脱落しないようにその孔40を閉
鎖する。ハンドル45から手を離しても操作部材
26は殆どそのままの位置に残る。これがばねブ
レーキを手動操作で緩めた状態である。
なお、この緩め状態でシリンダ体21の空気圧
室35内に圧力空気を供給すると、ピストン22
が第1図において左方へ移動し、押棒24の右端
が第2ピストン42をばね43に抗して押込む形
で円筒状部36内に入り込み凹部39と孔40が
一致すると、操作部材26が戻しばね49によつ
て付勢されこれによつて爪47を介して制御部材
38も付勢されているから、ボール37を凹部3
9内へ位置させるように夫々変位してクラツチ2
5の結合状態となる。
室35内に圧力空気を供給すると、ピストン22
が第1図において左方へ移動し、押棒24の右端
が第2ピストン42をばね43に抗して押込む形
で円筒状部36内に入り込み凹部39と孔40が
一致すると、操作部材26が戻しばね49によつ
て付勢されこれによつて爪47を介して制御部材
38も付勢されているから、ボール37を凹部3
9内へ位置させるように夫々変位してクラツチ2
5の結合状態となる。
クラツチ25の結合状態のままで、空気圧室3
5に圧力空気の給排を行うことによつてばねブレ
ーキを動作させるとき、押棒24のてこ1に対す
る結合端がてこ1の揺動に伴つて上下に変位す
る。クラツチ25の結合状態において、2個のボ
ール37の夫々の略中心を結ぶ水平な線を中心と
して押棒24は上下に揺動可能であるから、その
てこ1側の変位が許容される。
5に圧力空気の給排を行うことによつてばねブレ
ーキを動作させるとき、押棒24のてこ1に対す
る結合端がてこ1の揺動に伴つて上下に変位す
る。クラツチ25の結合状態において、2個のボ
ール37の夫々の略中心を結ぶ水平な線を中心と
して押棒24は上下に揺動可能であるから、その
てこ1側の変位が許容される。
第1図における50はゴム様弾性体で形成され
たリングで、押棒24のクラツチ側端をクラツチ
切離状態において円筒状部36と略同軸に維持し
てクラツチ結合を容易とするためのものである。
51は直線溝、52はピンであり、ピストン22
の回転を防止するためのものである。
たリングで、押棒24のクラツチ側端をクラツチ
切離状態において円筒状部36と略同軸に維持し
てクラツチ結合を容易とするためのものである。
51は直線溝、52はピンであり、ピストン22
の回転を防止するためのものである。
この発明によるばねブレーキシリンダは、クラ
ツチ部分のボールを2個として、そのボールを支
点にして押棒が揺動できるように構成したもので
あるから、クラツチ部が押棒の揺動を可能とする
機能を具えていて、押棒の揺動のための別の構成
部材を殆ど必要としない。従つて、クラツチ部は
従来のクラツチ部と較べて殆ど同程度の外径に形
成することができる。そして押棒が揺動可能であ
ることから、ブレーキ作用系のてことの連結構造
が簡単となる。
ツチ部分のボールを2個として、そのボールを支
点にして押棒が揺動できるように構成したもので
あるから、クラツチ部が押棒の揺動を可能とする
機能を具えていて、押棒の揺動のための別の構成
部材を殆ど必要としない。従つて、クラツチ部は
従来のクラツチ部と較べて殆ど同程度の外径に形
成することができる。そして押棒が揺動可能であ
ることから、ブレーキ作用系のてことの連結構造
が簡単となる。
第1図はこの発明の実施例の横断平面図、第2
図は第1図のイ−イ断面図、第3図は第1図のウ
−ウ断面拡大図、第4図は通常のばねブレーキシ
リンダの使用例を示す車両部分とブレーキユニツ
トの概略側面図、第5図は従来のばねブレーキシ
リンダの1例を上半分と下半分で異なる状態とし
て示す縦断側面図である。 20……ばねブレーキシリンダ、21……シリ
ンダ体、22……ピストン、23……ばねブレー
キ用のばね、24……押棒、25……クラツチ、
26……操作部材、34……ばね室、35……空
気圧室、36……円筒状部、37……ボール、3
8……制御部材、38a……制御部材内孔、39
……凹部。
図は第1図のイ−イ断面図、第3図は第1図のウ
−ウ断面拡大図、第4図は通常のばねブレーキシ
リンダの使用例を示す車両部分とブレーキユニツ
トの概略側面図、第5図は従来のばねブレーキシ
リンダの1例を上半分と下半分で異なる状態とし
て示す縦断側面図である。 20……ばねブレーキシリンダ、21……シリ
ンダ体、22……ピストン、23……ばねブレー
キ用のばね、24……押棒、25……クラツチ、
26……操作部材、34……ばね室、35……空
気圧室、36……円筒状部、37……ボール、3
8……制御部材、38a……制御部材内孔、39
……凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ体と、そのシリンダ体内に収容され
シリンダ体内をばね室と空気圧室とに分けるよう
に設けられ中心部にシリンダ体と同軸的に突出し
た円筒状部を有するピストンと、前記ばね室内に
設けられ前記ピストンを空気圧室側へ押圧するよ
うに付勢するばねブレーキ用のばねと、一端が前
記円筒状部内孔に進入して前記ピストンに対し結
合及び切離可能とされ他端が前記シリンダ体外部
にある押棒と、前記円筒状部にその半径方向に変
位可能なボールを保持し、そのボールの外側位置
に一方の端部内面が位置し他方が前記シリンダ体
の端部に達して開口した円筒状をなし回転可能に
かつピストンと共に軸方向移動可能に支持され所
定量の正逆回転変位によりボール位置を制御する
制御部材を設け、前記押棒のピストン側端部に前
記ボールに係合する凹部を設けてなるクラツチ
と、前記制御部材を回転操作する操作部材とから
なるばねブレーキシリンダにおいて、 前記ボールが前記円筒状部の所定直径線の両端
部に位置するように2個を設けられ、前記押棒と
前記ピストンとを前記クラツチにより結合した状
態で前記直径線を中心とする前記押棒の所定量の
揺動を許容する空隙が前記制御部材内孔との間に
形成されていることを特徴とするばねブレーキシ
リンダ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61071602A JPS62227848A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | ばねブレ−キシリンダ |
| US07/032,105 US4781105A (en) | 1986-03-28 | 1987-03-27 | Spring brake cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61071602A JPS62227848A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | ばねブレ−キシリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62227848A JPS62227848A (ja) | 1987-10-06 |
| JPH0369744B2 true JPH0369744B2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=13465367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61071602A Granted JPS62227848A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | ばねブレ−キシリンダ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4781105A (ja) |
| JP (1) | JPS62227848A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE510583C2 (sv) * | 1994-10-24 | 1999-06-07 | Sab Wabco Ab | Säkerhetsbromsarrangemang i en bromsaktuator |
| US8082645B2 (en) * | 2008-12-08 | 2011-12-27 | Wabtec Holding Corp. | Rotary manual release |
| JP6166359B2 (ja) * | 2013-04-03 | 2017-07-19 | ナブテスコ株式会社 | ブレーキシリンダ装置、及びブレーキ装置 |
| JP7257140B2 (ja) * | 2018-12-14 | 2023-04-13 | ナブテスコ株式会社 | ブレーキシリンダ及びユニットブレーキ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE497691A (ja) * | 1950-01-28 | 1900-01-01 | ||
| GB1166544A (en) * | 1966-10-26 | 1969-10-08 | Westinghouse Bremsen Apparate | Brake Actuators |
| US3994206A (en) * | 1973-10-25 | 1976-11-30 | Svenska Aktiebolaget Bromsregulator | Device for discontinuing and automatically restoring the operational function of a spring brake actuator |
| US4491059A (en) * | 1982-03-29 | 1985-01-01 | Pneumo Corporation | Fluid actuator with manual lock release and lock position sensor |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61071602A patent/JPS62227848A/ja active Granted
-
1987
- 1987-03-27 US US07/032,105 patent/US4781105A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4781105A (en) | 1988-11-01 |
| JPS62227848A (ja) | 1987-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |