JPH0369909B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0369909B2
JPH0369909B2 JP58005835A JP583583A JPH0369909B2 JP H0369909 B2 JPH0369909 B2 JP H0369909B2 JP 58005835 A JP58005835 A JP 58005835A JP 583583 A JP583583 A JP 583583A JP H0369909 B2 JPH0369909 B2 JP H0369909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
trinor
inter
group
oxo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58005835A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59134787A (ja
Inventor
Kyotaka Oono
Hiroshi Nagase
Kazuhisa Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP58005835A priority Critical patent/JPS59134787A/ja
Publication of JPS59134787A publication Critical patent/JPS59134787A/ja
Publication of JPH0369909B2 publication Critical patent/JPH0369909B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規あるいは既知のプロスタグランジ
ンI型化合物及びその中間体の新規で有用な製造
方法に関するものである。さらに詳しくは本発明
は (1) 一般式 〔式中R1は2−テトラヒドロピラニル基、
2−テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメ
チルシリル基、1−エトキシエチル基、水素、
t−ブチル基、炭素数2〜10のアシル基又はト
リチル、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ
−p−アニシルフエニルメチル、トリ−p−ア
ニシルメチル基、炭素数7〜12のアロイル基を
表わし、R2はエステル残基にて、 (i) 炭素数1〜12の直鎖アルキル又は炭素数3
〜12の分岐アルキル (ii)
【式】にしてZは原子価 結合又はCtH2tで表わせる直鎖又は分岐アル
キレンであり、tは1〜5の整数を示し、さ
らにmは5〜12の整数、R3は水素又は炭素
数1〜5のアルキル、nは1〜3の整数を表
わす。 (iii) −(CH2CH2O)lCH3にしてlは1〜5の整
数 (iv) −Z−Ar1にして、Zは前記定義に同じ
Ar1はフエニル、α−ナフチル、β−ナフチ
ル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリ
ジル、α−フリル、β−フリル、α−チエニ
ル、β−チエニル又は置換フエニル(ここで
置換基は少なくとも1個の塩素、臭素、フツ
素、トリフルオロメチル、炭素数1〜4のア
ルキル、ニトロ、メトキシ、フエニル、フエ
ノキシ、
【式】
【式】
【式】又 は
【式】であるもの)、 (v) −ClH2lCOOR3にしてlとR3は前記定義と
同じ、 (vi) CH2ClH2lN(R32にしてlとR3は前記定義
と同じ (vi)
【式】にしてR4は水素又はベンゾ イル、R5はフエニル、p−ブロモフエニル、
p−ビフエニル、p−ニトロフエニル、p−
ベンズアミドフエニル又は2−ナフチル (vii) −CpH2p−B−R3にしてR3は前記定義に同
じBは
【式】
【式】
【式】又は−C≡C−でありR6は炭 素数1〜30の直鎖もしくは分岐アルキル又は
アラルキルであり、pは1〜5の整数 (ix)
【式】にしてR7は炭素数1〜30のアル キル又はアシルを表わし、 Rは (i) 炭素数4〜10の直鎖アルキル又は5〜10の
分岐アルキル、 (ii)
【式】 Z,m,n,R3は前記定義に同じ (iii) −Z−Ar2ここでZは前記定義に同じ、
Ar2はフエニル、フエノキシ、α−ナフチ
ル、β−ナフチル又は少なくとも1個の塩
素、臭素、フツ素、トリフルオロメチル、炭
素数1〜4のアルキル、ニトロ、メトキシ、
フエニルもしくはフエノキシ置換したフエニ
ル基を表わす。 (iv) −CtH2tOR9tは1〜5の整数を表わし、R9
は炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキル (v)
【式】 (式中CtH2tは前記定義に同じ、R11,R12
は水素、メチル、エチル、プロピルブチル基
を表わす。〕 (vi)
【式】〔式中R14は 水素、メチル基、又はエチル基を表わし、n
は零又は1〜4の整数を表わし、R15は炭素
数1〜5の直鎖アルキル基を表わし、一般式
はd体、l体、dl体を表わす。〕で示される
化合物を加水分解することを特徴とする一般
〔式中Rは前記定義に同じ〕で示される化
合物の製造法。 (2) 一般式 〔式中R1,R2は前記定義は同じ、〕で表わさ
れる化合物と一般式 〔式中R8はメチル、エチル、プロピル、ブ
チル基を表わしRは前記定義に同じ〕で表わさ
れる化合物のアニオンを反応させ一般式 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕で表
わされる化合物とし、その〔〕を適当な還元
剤で還元することを特徴とする一般式 〔式中R2,R1,Rは前記定義に同じ〕で表
わされる5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2誘導体の製造方法に
関するものである。さらに具体的にはR2が炭
素数1〜12個の直鎖アルキル基を表わす例とし
ては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ドデ
シル等をあげることができる。さらに炭素数が
3〜12個の分岐アルキル基の例としては、イソ
プロピル、sec−ブチル、t−ブチル、2−メ
チルペンチル、6−メチルヘプチル等をあげる
ことができる。又、RおよびR2がどちらか一
方あるいは両方とも
【式】で表わ される場合には、例えばシクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチ
ル、シクロドデシル、シクロペンチルメチル、
シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチ
ル、シクロドデシルメチル、シクロペンチルエ
チル、シクロヘキシルエチル、シクロヘプチル
エチル、シクロペンチルプロピル、シクロヘキ
シルプロピル、シクロペンチルブチル、シクロ
ヘキシルブチル、シクロヘキシルペンチル、2
−メチルシクロペンチル、3−メチルシクロペ
ンチル、2−メチルシクロヘキシル、3−メチ
ルシクヘキシル、4−メチルシクロヘキシル、
2−メチルシクロヘプチル、3−メチルシクロ
ヘプチル、4−メチルシクロヘプチル、4−メ
チルシクロオクチル、2−エチルシクロペンチ
ル、3−エチルシクロペンチル、2−エチルシ
クロヘキシル、3−エチルシクロヘキシル、4
−エチル−シクロヘキシル、2−エチルシクロ
ヘプチル、2−エチルシクロオクチル、3−エ
チルシクロオクチル、2−メチルシクロベンチ
ルメチル、3−メチルシクロベンチルメチル、
2−メチルシクロヘキシルメチル、3−メチル
シクロヘキシルメチル、4−メチルシクロヘキ
シルメチル、2−メチルシクロヘブチルメチ
ル、3−メチルシクロヘブチルメチル、2−メ
チルシクロオクチルメチル、2−(2−メチル
シクロベンチル)エチル、2−(3−メチルシ
クロベンチル)エチル、2−(2−メチルシク
ロヘキシル)エチル、2−(3−メチルシクロ
ヘキシル)エチル、2−(4−メチルシクロヘ
キシル)エチル、2−(2−メチルシクロヘブ
チル)エチル、2−(2−メチルシクロオクチ
ル)エチル、3−(2−メチルシクロベンチル)
プロピル、3−(3−メチルシクロベンチル)
プロピル、3−(2−メチルシクロヘキシル)
プロピル、3−(3−メチルシクロヘキシル)
プロピル、3−(4−メチルシクロヘキシル)
プロピル、5−(2−メチルシクロベンチル)
2−エチルシクロベンチルメチル、3−エチル
シクロベンチルメチル、2−エチルシクロヘキ
シルメチル、3−エチルシクロヘキシルメチ
ル、4−エチルシクロヘキシルメチル、2−エ
チルシクロベブチルメチル、3−メチルシクロ
ヘブチルメチル、2−エチルシクロオクチルメ
チル、2−(2−エチルシクロベンチル)エチ
ル、2−(3−エチルシクロベンチル)エチル、
2−(4−エチルシクロヘキシル)エチル、2
−(2−エチルシクロヘブチル)エチル、2−
(2−エチルシクロオクチル)エチル、3−(2
−エチルシクロベンチル)プロピル、3−(3
−エチルシクロベンチル)プロピル、3−(2
−エチルシクロヘキシル)プロピル、3−(3
−エチルシクロヘキシル)プロピル、3−(4
−エチルシクロヘキシル)プロピル、5−(2
−エチルシクロベンチル)ベンチル、5−(2
−エチルシクロベンチル)ベンチル、等であ
る。 R2が−(CH2CH2O)lCH3の場合は、2−メトキ
シエチル、2−(2−メトキシエトキシ)エチル、
2−〔2−(メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル
等である。 R2が−ClH2lCOOR3の場合は、例えば、カルボ
メトキシメチル基(−CH2COOCH3)、(1−カ
ルボメトキシ)エチル(
【式】COOCH3)、 カルボエトキシメチル(−CH2COOC2H5)、カル
ボプロポキシメチル(−CH2COOC3H7)、カルボ
ブトキシメチル(−CH2COOC4H9)、3−カルボ
メトキシプロピル(−(CH23COOCH3)、3−カ
ルボエトキシプロピル(−(CH23COOC2H5)、−
(CH23COOC3H7、−(CH23COOC4H9、等であ
る。R3はメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル基等である。 R2
【式】の場合は、例えば、フエナ シル
【式】p−ブロモフエナ シ
【式】p−フエニルフ エナシル
【式】p− ニトロフエナシル
【式】 p−ベンゾイルアミノフエナシル β−ナフソイルメチル
【式】ジベンゾ イルメチル
【式】等をあげる 事ができる。 又R2が−ClH2l−B−R3の例としては、−CH2
−C≡C−CH3、−CH2−C≡C−C2H5
【式】
【式】−CH2−C≡ C−C3H17、−CH2CH2−C≡C−C2H5等をあげ
ることができる。 R2
【式】を表わす具体例としては、 1,3−ジメトキシ−2−プロピル
【式】1,3−ジエトキシ−2−プロ ピル
【式】1−メトキシ−3−ステアロ イルオキシ−2−プロピル
【式】 1,3−ジアセトオキシ−2−プロピル
【式】等をあげることができる。 Ar1が置換フエニル基である場合の具体的な例
としては、p−クロロフエニル、p−ブロモフエ
ニル、p−フルオロフエニル、m−クロロフエニ
ル、m−フルオロフエニル、3,4−ジクロロフ
エニル、p−(トリフルオロメチル)フエニル、
p−トリル、3,4−ジメチルフエニル、p−ア
ニシル、3,4−ジメトキシフエニル、4−フエ
ノキシフエニル、p−ベンゾイルアミノフエニ
ル、p−アセトアミノフエニル、p−カルバモイ
ルアミノフエニル、p−ニトロフエニル、等をあ
げる事ができる。 −Z−Ar2の具体的な例としては、フエニル、
p−クロロフエニル、p−ブロモフエニル、p−
フルオロフエニル、3,4−ジクロロフエニル、
m−フルオロフエニル、m−トリフルオロメチル
フエニル、p−トリフルオルメチルフエニル、p
−ニトロフエニル、p−アニシル、3,4−ジメ
トキシフエニル、p−トリル、m−トリル、o−
トリル、p−エチルフエニル、p−プロピルフエ
ニル、p−ブチルフエニル、3,4−ジメチルフ
エニル、2,4−ジメチルフエニル、3−クロロ
−4−メチルフエニル、3−フルオロ−4−メチ
ルフエニル、4−ビフエニル、p−フエノキシフ
エニル、p−フエノキシ−3−クロロフエニル、
ベンジル、p−クロロベンジル、m−クロロベン
ジル、p−メトキシベンジル、o−メトキシベン
ジル、p−メチルベンジル、p−エチルベンジ
ル、p−プロピルベンジル、p−ニトロベンジ
ル、3,4−ジクロロベンジル、α−メチルベン
ジル、α,α′−ジメチルベンジル、フエネチル、
p−クロロフエネチル、p−ブロモフエネチル、
p−フルオロフエネチル、m−クロロフエネチ
ル、m−フルオロフエネチル、o−クロロフエネ
チル、p−メチルフエネチル、p−メトキシフエ
ネチル、3,4−ジメトキシフエネチル、p−エ
チルフエネチル、α−メチルフエネチル、β−メ
チルフエネチル、α,α′−ジメチルフエネチル、
β,β′−ジメチルフエネチル、3−フエニルプロ
ピル、3−(p−クロロフエニル)プロピル、3
−(p−フルオロフエニル)プロピル、3−(p−
ブロモフエニル)プロピル、3−(m−クロロフ
エニル)プロピル、3−(3,4−ジクロロフエ
ニル)プロピル、3−(p−トリル)プロピル、
3−(p−エチルフエニル)プロピル、4−フエ
ニルブチル、4−(p−クロロフエニル)ブチル、
4−(3,4−ジクロロフエニル)ブチル、4−
(p−トリル)ブチル、5−フエニルペンチル等
をあげる事ができる。 R1が炭素数2〜10個のアシル基をあらわす具
体例としては、アセチル、プロピオニル、ブチロ
イル、オクタノイル、ドデカノイル等をあげる事
ができる。R1が炭素数7〜12個の炭素原子のア
ロイル基をあらわす具体例としては、ベンゾイ
ル、フエニルアセチル、3−フエニルフロピオニ
ル、p−フエニルベンゾイル、α−ナフソイル、
β−ナフソイル等をあげる事ができる。 R7が炭素数1〜30の直鎖アルキル基をあらわ
す具体例としては、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、ベンチル、ヘキシル、オクチル、ヘキサ
デカニル、オクタアイコサニル等をあげる事がで
きる。R7が炭素数1〜30のアシル基をあらわす
具体例としては、アセチル、オクタノイル、デカ
ノイル、バルミトイル、アイコサノイル、ヘキサ
アイコサノイル等をあげる事ができる。 Rが炭素数5〜10の分巻アルキルである場合の
具体的例は1,1−ジメチルベンチル、1−メチ
ルベンチル、2−メチルベンチル、3−メチルベ
ンチル、1,1−ジメチルヘキシル、2−メチル
ヘキシル、1,1−ジメチル−2−メチルヘキシ
ル、1−メチルヘキシル、1−メチルヘプチル、
1−メチルオクチル、1−メチルノニル、2,6
−ジメチルヘプチル等をあげることができる。 R9が炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキルで
ある場合の具体的な例として、メチル、エチル、
n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、イソ
ブチル、3−メチルブチル等をあげる事ができ
る。 CtH2tの具体的な例としては、メチレン、エチ
レン、プロピレン、ブチレン、1,1−ジメチル
メチレン、1,1−ジメチルエチレン、1,1−
ジメチルプロピレン、3−メチルプロピレン等を
あげる事ができる。 Rが
【式】である場合 の具体的な例としては、1−メチル−3−ペンチ
ニル、1−エチル−4−ヘキシニル、1−メチル
−4−ヘプチニル、1−エチル−4−ヘプシニ
ル、1−メチル−4−オクチニル、1−エチル−
4−オクチニル、1−メチル−ノナン−4−イニ
ル、1−エチル−ノナン−4−イニル、1−メチ
ル−デカン−4−イニル、1−エチル−デカン−
4−イニル、1−メチル−3−ヘキシニル、1−
メチル−3−ヘプチニル、1−メチル−2−ペン
チニル、1−メチル−5−ヘプチニル、1−メチ
ル−4−ヘキシニル、1−エチル−3−ペンチニ
ル、1−エチル−3−ヘキシニル、1−エチル−
3−ヘプチニル、1−メチル−3−オクチニル、
1−エチル−3−オクチニル、1−メチル−ノナ
ン−3−イニル、1−エチル−ノナン−3−イニ
ル、1−メチル−デカン−3−イニル、1−エチ
ル−デカン−3−イニル、3−ペンチニル、2−
ペンチニル、4−ペンチニル、1−エチル−2−
ペンチニル、1−エチル−5−ヘプチニル、1−
メチル−6−オクチニル、1−エチル−6−オク
チニル、1−メチル−2−オクチニル、1−エチ
ル−2−ペンチニル、1−メチル−ノナン−2−
イニル、1−エチル−ノナン−2−イニル等をあ
げることができる。 プロスタグランジンI2(PGI2、プロスタサイク
リン)は、1976年J.R.Vaneらによつて発見され
た化合物であり、アラキドン酸からエンドパーオ
キシド(PGH2又はPGG2)を経由して動脈壁に
て生合成され、強力な血小板凝集抑制作用及び末
梢血管の拡張作用を有する物質として注目されて
いる。 〔C&EN、Dec.20、1976、P17.及びS.
Moncada,R.Gryglewski,S.Bunting,J.R.
Vane,Nature,263,633(1976)を参照の事。〕 本発明はPGI2の特徴的構造であるエキソエノ
ールエーテル部分構造をインタ−m−フエニレン
型に変換した新規な骨格を有するPGI2誘導体
〔〕及びその製造中間体〔〕、〔〕の新規な
製造法を提供するものである。一般式〔〕の化
合物はすでに本発明者らにより製造法が確立され
ている(特願昭55−106751、特願昭56−36477)
が、本発明においては収率、選択性の面で前製造
法の改良がなされている。 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕 PGI2は不安定なエキソエノールエーテル構造
を有しているため中性水溶液中でも極めて不安定
で、生理的に活性のほとんどない6−オキソ
PGI1αへと変化する。PGI2のこの不安定性はこ
の化合物を医薬として利用しようと考える場合に
大きな欠点になる。さらにPGI2は生体内でも不
安定で、その生理作用には持続性がないという欠
点を有している。 本製造法で合成される化合物〔〕はPGI2
みとめられるこれらの欠点が大巾に改善されてい
る特徴を有している。すなわち一般式〔〕であ
らわされる化合物は水溶液中でも極めて安定であ
り、さらに生体内でもその生理作用は極めて持続
性がある。さらに一般式〔〕の化合物はPGI2
の有する多面的な生理活性をより選択的な形で有
している面でも医薬への応用の観点において、す
ぐれた性質を有しているものである。(さらに詳
しい薬理データは特願昭56−29357、特願昭57−
6150参照)本発明者5はこのようなすぐれた性質
を有する化合物〔〕とその合成中間体〔〕、
〔〕を工業的に合成するため鋭意検討した結果、
工業的に収率良く、改良された本方法を発見する
に致り本発明を完成したものである。 本発明によつて得られる前記一般式〔〕で表
わされる化合物は、N.A.Nelsonらによつて提案
されたプロスタグランジン及びプロスタサイクリ
ン類似体の命名法に従つて命名されている。〔N.
A.Nelson,J.Med.Chem.,17、911(1974)、及び
R.A.Johson,D.R.Morton,N.A.Nelson,
Prostaglandins,15、737(1978)〕。PGI2のエキ
ソエノールエーテル構造部分をインタ−m−フエ
ニレンに変換した最も基本の化合物は次式で表わ
され、次のように番号をつけ、5,6,7−トリ
ノル−4,8− インタ−m−フエニレンPGI2と命名される。こ
の命名法に従えば次式の化合物は、 16−メチル−18,19−テトラヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2と命名される。この化合物のより正式な命
名法による名前は酪酸の誘導体として名付ける事
ができる。この場合縮合環部分は次式の1H−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフランを基本として命名
される。 それ故、4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1
−エキソ−(3−ヒドロオキシ−4−メチル−6,
7−テトラデヒドロ−1−オクテニル)−3a,8b
−シン−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸と
命名される。本発明では化合物の構造式は光学活
性体の一方のみをあらわしてあるが、これらの式
はd体、l体、dl体をも包含してあらわすものと
して上記命名では絶対配置をあらわすRS表示の
命名は略してある。 本製造法における一般式〔〕の加水分解の条
件は以下のようなものがあげられる。すなわち
R1が2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチル基、t−ブチルジ
メチルシリル基、1−エトキシエチル基、トリフ
エニルメチル基、p−アニシルジフエニルメチル
基、ジ−p−アニシルフエニルメチル基、トリ−
p−アニシルメチル基の場合は〔〕を溶媒に溶
かした水存在下で酸で処理することにより一般式 〔式中R,R2は前記定義に同じ〕とし、さら
にエステルを加水分解する事により一般式〔〕
の化合物に導びく事ができる。又、R1がt−ブ
チルジメチルシリル基の場合はテトラアルキルア
ンモニウムフルオライドを用いても〔〕に導び
く事ができる。〔〕を〔〕にする際に用いら
れる酸としては酢酸、モノクロル酢酸、ジクロル
酢酸、トリクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、トリ
ブロモ酢酸、シユウ酸、等の有機酸、塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸、過塩素酸等の無機酸をあげる
事ができる。 中でもR1が2−テトラヒドロピラニル基、2
−テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメチル
シリル基、1−エトキシエチル基、トリフエニル
メチル基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ
−p−アニシルフエニルメチル基、トリ−p−ア
ニシルメチル基の場合は酢酸が好ましく用いら
れ、R1がt−ブチル基の時はトリフルオロ酢酸
が一般的に用いられる。 又、R1がt−ブチルジメチルシリル基の場合
はテトラブチルアンモニウムフルオライドが好ま
しく用いられる。 溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン系溶媒、エーテル、
THE、DME、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
DMSO、DMF、HMPA等のアプロテイツク溶
媒、メタノール、エタノール等のアルコール系溶
媒があげられるが、中でもR1が2−テトラヒド
ロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、t
−ブチルジメチルシリル基、トリフエニルメチル
基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
メチル基の場合はTHF、DMEが好ましく用いら
れる。R1がt−ブチル基の時は塩化メチレンが
特に好ましい。温度は−50℃〜100℃が用いられ、
−20℃〜80℃が特に好ましく用いられる。又、
R1が2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチルジメチルシリル
基、1−テトキシエチル基、トリフエニルメチル
基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
メチル基の場合は一般式〔〕の化合物を初めに
エステルの加水分解を行ない、次に酸を用いて、
R1の加水分解を行うこともできる。 R1がアシル基、アロイル基の場合は〔〕を
メタノール、エタノール等のアルコール性溶媒に
溶かし、アルコリシスを行ない〔〕に導びいた
後エステルの加水分解を行なうか又は〔〕を直
接エステルの加水分解の条件にさらすことにより
〔〕に導びくことができる。 アルコリシスの温度は−10℃〜100℃が用いら
れ一般には0℃〜60℃が用いられるエステルの加
水分解は〔〕(ここでR1はアシル基、アロイル
基をあらわす)、又は〔〕を溶媒に溶かし、酸
あるいは塩基で処理することにより行なわれる。 この場合、塩基の方が好ましく用いられる。 塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムが通常用いら
れる。溶媒は水性メタノール、水性エタノール、
水性ジオキサン水−ジメチルスルホキシド等が用
いられるが、通常は水性メタノールを用いれば十
分好ましい結果が得られる。反応温度は−20゜〜
150℃で実施されるが、通常は20〜100℃で十分な
反応速度が得られる。化合物〔〕は反応後溶媒
を除去し、水を加えた後、酸によつてPH2〜4に
した後、有機溶媒で抽出する事によつて単離され
る。有機溶媒としては通常水とまざらない酢酸エ
チル、エーテル、クロロホルム、塩化メチレン等
が使用されるが、これに限定されない。R2が低
分子量の残基の時は溶媒を除去すると純粋な
〔〕が得られるが、R2が高分子量の残基の時は
カラムクロマトグラフイーにより精製することに
より純粋な〔〕を得ることができる。 一般式〔〕の化合物を〔〕にする反応はワ
ーズワース反応であり、一般式〔〕の化合物を
溶媒に溶かし、強塩基を用いてアニオンを発生さ
せ、その中へ一般式〔〕の化合物を溶媒に溶か
したものを加えることにより実施できる。 塩基としては水素化ナトリウム、アルキルリチ
ウム、アリールリチウム、水素化カリウム等があ
げられるが通常は水素化ナトリウムを用いれば十
分好ましい結果が得られる。溶媒は、エーテル、
THF、DME、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
DMF、DMSO、HMPA、等の極性溶媒、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素があ
げられるが、中でもTHF、DMEが好ましく用い
られる。反応温度は0゜〜100℃があげられるが通
常は10゜〜50℃で実施される。化合物〔〕は反
応後酸で中和し、溶媒を除去し、残査を有機溶媒
に溶かし、沈殿を過し、液を濃縮し、得られ
た粗生成物をカラムクロマトグラフイによつて精
製することにより得られる。 有機溶媒としては酢酸エチル、エーテル、クロ
ロホルム、塩化メチレン、ペンタン−エーテル、
酢酸エチル−ペンタン、酢酸エチル−ヘキサン等
があげられるが通常は酢酸エチル、エーテル等が
用いられる。 一般式〔〕の化合物を一般式〔〕の化合物
による反応は還元反応であつて、一般式〔〕の
化合物を溶媒に溶かし、還元剤と反応させること
により実施できる。 還元剤としてはケトンの還元に一般に用いられ
るホウ素、アルミのハイドライド試薬と
Meerwein−Ponndorf型の還元剤をあげることが
できる。たとえば水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素亜鉛、水素化ホウ素ナトリウム−塩化カ
ルシウム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化セリウ
ム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化亜鉛、水素化
トリイソブチルホウ素リチウム、水素化シアノホ
ウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化
アルミニウムリチウム、水素化ビスメトキシエト
キシアルミニウムナトリウム、水素化トリメトキ
シアルミニウムリチウム、水素化トリブトキシア
ルミニウムリチウム、水素化トリエトキシアルミ
ニウムリチウム、アルミニウムイソプロポキシ
ド、水素化アルミニウム−塩化アルミニウム、水
素化トリメトキシホウ素ナトリウム、9−BBN、
ジイソブチルアルミニウムハイドライド、B−3
−ピナニル−9−BBN、エトキシ−1,1′−ジ
−2−ナフトキシアルミニウムハイドライド、ジ
イソブチルアルミニウム−2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフエノキシド、ジイソブチルアル
ミニウム−2,4,6−トリ−t−ブチル−4−
メチルフエノキシド、ジイソブチルアルミニウム
−2,6−ジ−t−ブチルフエノキシド、ジイソ
ブチルアルミニウム−2,4−ジ−t−ブチルフ
エノキシド、ジイソブチルアルミニウム−2−t
−ブチル−4−メチルフエノキシド、アルミニウ
ム−トリ−イソプロホキシド、アルミニウム−ト
リ−((−)−2−メチル−1−ブトキシド)ジイ
ソブチルアルミニウム−2,6−ジ−イソプロピ
ルフエノキシド、アルミニウム−トリ−(1,2
−ジメチル−1−プロポキシド)、アルミニウム
−トリ−(2−ブトキシド)、ジイソブチルアルミ
ニウム−2,6−ジメチルフエノキシド、アルミ
ニウム−トリ−(2−メチル−1−ブトキシド)
ジイソブチルアルミニウム−4−メチルフエノキ
シド、ジイソブチルアルミニウムフエノキシド等
があげられるがこれに限らない。 通常の実施には水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素ナトリウム−塩化セリウム、水素化ホウ
素亜鉛、ジイソブチルアルミニウム−2,6−ジ
−t−ブチル−4−メチルフエノキシドを用いて
行なわれる。 溶媒はエタノール、メタノール系のアルコール
系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素、エーテル、THF、DME等のエーテル系溶媒
があげられるが、水素化ホウ素ナトリウムの場合
はメタノール、エタノールが好まれ、水素化ホウ
素亜鉛はDME、アルミニウムイソプロポキシド
はトルエン、ジイソブチルアルミニウム−2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフエノキシドはト
ルエンがそれぞれ好まれる。反応温度は−100゜〜
150℃があげられるが、通常は−78゜〜50℃で実施
される。反応後は系内の過剰の試薬を分解し、
過し、濃縮後水を加えて抽出するか、そのまま
液に水を加え抽出を行なう。有機層を水洗後濃縮
し、カラムクロマトグラフイにより精製するか又
はそのまま次の反応に用いる。抽出溶媒は通常水
と混ざらない酢酸エチル、エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン等が使用される。 本発明の原料である一般式〔〕の化合物は次
のようにして合成した。 カルボン酸1〜は特願昭56−29637にその製造法
の一例が述べられている。 工程A−はいわゆるprins反応によつて化合
物1を化合物2に変換するもので、通常酢酸溶媒
中で、ブロモカルボン酸1〜とホルマリン又はホル
マリン等価の化合物とを酸の存在下加熱すること
により達成される。ホルマリン等価の化合物の例
としてはパラホルムアルデヒド、1,3,5−ト
リオキサンをあげる事ができる。触媒としては通
常硫酸、クロルスルホン酸、トリフルオロ酢酸、
過塩素酸、リン酸等を使用できるが通常の実施に
は硫酸が好ましく用いられる。反応は通常室温〜
200℃で実施されるが、通常は60〜90℃の範囲で
好ましい反応速度が得られる。通常反応生成物2〜
は溶媒を除去、ホルムアルデヒド由来の固形物を
除去した後、精製する事なく工程A−の原料と
して使用される。 工程A−はエステル基の加水分解の工程であ
る。通常メタノール、エタノールを溶媒として化
合物2〜を溶かし、カセイソーダ、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの水溶液を化
合物2〜に対して3等量以上加える事により容易に
達成される。反応の温度は0〜150℃で実施され
るが通常は20〜100℃で十分な反応速度が得られ
る。化合物3〜は溶媒を除去し、水を加えた後、熱
によつてPH2〜4にした後、有機溶剤で抽出する
事によつて単離される。有機溶媒としては通常水
とまざらない酢酸エチル、エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン等が使用されるがこれに限定さ
れない。有機溶剤を除去すると粗結晶として化合
物3〜が得られ、通常工程A−の原料としてその
まま精製する事なく使用できる。 工程A−はカルボン酸を相当するメチルエス
テルに変換する工程である。通常化合物3〜を溶媒
に溶かし、ジアゾメタンのエーテル溶液を量論量
以上−20〜40℃で加えれば、瞬時に反応が進行
し、化合物4〜が得られる。工程A−を実施する
他の方法としてアセトン中炭酸カリウム存在下、
ヨウ化メチルでメチル化する方法、ベンゼン又は
トルエン中で化合物3〜をメタノールと酸触媒(通
常p−トルエンスルホン酸、硫酸、アルキルスル
フエイト類、酸性イオン交換樹脂、リン酸、が好
ましく用いられる。)の存在下加熱しながら、生
成した水を除去する方法等をあげる事ができる
が、さらに詳しくは、J.F.W.McOmi6
“Protective Groups in Organic Chemistry”
p.183〜210(1973)。Plenum Press又は、S.R.
Sandler,W.Karo共著“Organic Functional
Group Preparations”p.245〜265(1968)
Academic Press又はC.A.Bushler,D.E.Pearson
共著“Suruey of Organic Syntheses”第14章、
p.802〜825、Wiley−Interscience版等を参照さ
れたい。これらに記述されたエステル化反応の通
常の方法が適用される。 工程A−は、脱ハロゲン化の工程であり、通
常のいわゆる水素添加の条件によつて達成され
る。さらに詳しくはパラジウム−炭素触媒、パラ
ジウム−硫酸バリウム、ラネ−ニツケル等の触媒
を用いて、常圧〜10気圧の水素の存在下反応させ
る事により実施される。通常の実施の際には、生
成する臭化水素を中和させる目的で、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリ
ウム等の中和剤を共存させておく事が望ましい。 工程A−はジオール化合物5〜のジオールをア
セトアルデヒドアセタールに変換する工程であ
る。通常この目的のためには、アセトアルデヒ
ド、1,1−ジメトキシエタン又は1,1−ジエ
トキシエタンを化合物5〜とともに溶剤に溶かし、
酸を加え加熱反応する事によつて実施できる。溶
媒としては、テトラヒドロフラン、ジメトキシエ
タン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、DMF、
エーテル類、酢酸エチル、塩化メチレン、クロロ
ホルム、トリクレン等の非プロトン性溶剤が使用
できるが、通常の目的にはテトラヒドロフランを
用いれば十分である。反応は0〜150゜で実施でき
るが通常40〜100℃の間で好ましい反応速度が得
られる。触媒として用いられる酸としてはp−ト
ルエンスルホン酸、リン酸、硫酸、酸性イオン交
換樹脂、トリフルオ酢酸等が使用されるが、通常
の目的にはp−トルエンスルホン酸を用いれば、
十分好ましい結果が得られる。 工程A−は、エステルを相当するアルコール
に還元する工程である。還元反応のための還元剤
としては水素化リチウムアルミニウム、Cu−Cr
触媒による水素化等があげられるが、通常は水素
化リチウムアルミニウムを用いて十分好ましい結
果が得られる。 工程A−はアルコールを相当する塩化物に変
換する工程であり、よく知られているように、有
機溶媒中で、塩基の存在下塩化チオニルを反応さ
せる事によつて達成される。塩基としてはピリジ
ンが好ましく用いられるが、一般に三級のアミン
類も使用できる。その他のアルコールを塩化物に
変換する方法として、塩化チオニルの代りに三塩
化リン、トリフエニルホスフイン−CCl4、オキ
シ塩化リン等を用いても実施できる。 工程A−はハロゲン化物を炭素数が3延長し
たカルボン酸に変換する工程である。この工程は
塩化物8〜を相当するグリニヤ試薬に変換し、つい
で銅化合物を触媒としてβ−プロピオラクトンと
反応させる事によつて実施される。銅化合物とし
てはヨウ化銅が通常好ましく用いられるが、塩化
銅、臭化銅、テトラキス(トリブチルホスフイ
ン)銅1−ペンチリド等の1価の銅も触媒として
使用できる。 工程A−はカルボン酸9〜を相当するメチルエ
ステルに変換する工程である。この工程は本質的
に工程A−と同じ方法で実施される。 工程A−は環状アセタールを加溶媒分解して
相当するジオールに変換する工程である。加溶媒
分解は通常メタノール、エタノール、含水メタノ
ール、含水エタノール、イソプロパノール、ブタ
ノール等に化合物10〜をとかし、酸を触媒として加
える事により実施される。酸としては通常塩酸、
硫酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフ
ルオロ酢酸、酸性イオン交換樹脂、酢酸等が用い
られるがこれに限定されない。通常は塩酸を用い
れば十分好ましい結果が得られる。反応温度は−
20〜200℃の間で実施されるが、通常は0゜〜70℃
が特に好ましく適当な反応速度が得られる。 工程Bのシリーズはアルデヒド16〜〔式中R1′は
炭素数2〜10のアシル基、炭素数7〜12のアロイ
ル基、トリチル基、p−アニシルジフエニルメチ
ル基、ジ−p−アニシルフエニルメチル基、トリ
−p−アニシルメチル基を表わす〕を合成するル
ートを表わす。 工程B−はジオール化合物11〜の一級水酸基を
塩化t−ブチルジメチルシリルで選択的に保護す
る工程であり通常イミダゾールを塩基として用い
て好ましく実施される。 工程B−はアルコール12〜をR1′Y(ここで
R1′は前記定義に同じ、Yは塩素、臭素、ヨウ素
をあらわす。)又はR1′−O−R1′(ここでR1′は炭
素数2〜10のアシル基、炭素数7〜12のアロイル
基をあらわす)で示される化合物と反応させ、二
級水酸基を保護する工程である。R2Yの具体的な
例としては塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩
化ブチロイル、臭化アセチル、ヨウ化アセチル、
塩化デカノイル、塩化ベンゾイル、塩化p−トリ
オイル、塩化p−フエニルベンゾイル、塩化トリ
チル、塩化p−アニシルジフエニルメチル、塩化
ジ−p−アニシルフエニルメチル、トリ−p−ア
ニシルメチル等をあげる事ができるがこれに限定
されない。R2−O−R2の具体例としては無水酢
酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、安息香酸
無水物等をあげることができるが勿論これに限定
されない。反応は通常酸又は塩基を共存させて行
なわれる。特にR2Yとアルコール12〜との縮合反応
では塩基が用いられ、ピリジン又はトリエチルア
ミンのような第3級アミンが触媒として用いられ
る。R2−O−R2とアルコール12〜との縮合は酸又
は塩基が共存するかもしくは共存せずに加温する
条件で実施される。酸としては硫酸、リン酸、酸
性イオン交換樹脂、三フツ化ボロン等が好ましく
用いられる。塩基としてはピリジン、p−ジメチ
ルアミノピリジンのようなピリジン系塩基又はト
リエチルアミンで代表される第三級アミン塩基が
好ましく用いられる。通常の実施にはピリジンを
かねた溶媒として用いれば十分好ましく実施でき
る。溶媒は用いても用いなくともよいが、用いる
場合は非プロトン性溶媒が使用される。非プロト
ン性溶媒の例としてはテトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン、ベンゼン、トルエン、エーテル、
ジメチルホルムアミド、ジオキサン等をあげる事
ができるがこれに限定されない。 工程B−はジメチルt−ブチルシリル基を除
去する工程であり、化合物13〜を含水酢酸に溶か
し、15〜100℃に0.5〜48時間放置するか又は化合
物13〜を有機溶剤に溶解させフツ化4級アンモニウ
ムを作用させる事によつて容易に達成される。フ
ツ化4級アンモニウムの例としてはフツ化テトラ
ブチルアンモニウム、フツ化テトラオクチルアン
モニウムをあげる事ができるが勿論これに限定さ
れない。 工程B−はアルコールを酸化してアルデヒド
に変換する工程である。アルコールを酸化してア
ルデヒドに変換する方法には種々の方法が知られ
ているが、無水クロム酸ピリジン錯体(コリンズ
試薬)、ジメチルスルホキシド/ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド系酸化剤、ジメチルスルフイ
ド/塩素/塩基系酸化剤、ジメチルスルフイド/
N−ブロモコハク酸イミド系酸化剤等が特に好ま
しく用いられる。勿論これらの例に限定されな
い。 工程Cのシリーズはアルデヒド20〓〜〔式中
R1″は2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチル基、1−エトキシ
エチル基を表わし、R13はアセチル基、ベンゾイ
ル基を表わす〕を合成するルートを表わす。 工程C−は11〜の一級水酸基をアシル基で選択
的に保護する工程である。通常温和な条件(特開
昭50−13362)で無水酢酸と反応させるかピリジ
ン中無水安息香酸を用いて実施される。工程C−
は17〜の二級水酸基を保護する工程である。通常
は塩化メチレン等の不活性な溶媒中、ジヒドロピ
ラン、ジヒドロフラン、エチルビニルエーテル、
イソブチレンと触媒量の酸縮合剤、例えばp−ト
ルエンスルホン酸と反応させることによつて行な
われる。C−は一級水酸基のアシル基の除去の
工程である。反応はメタノール中ナトリウムメト
キシドと反応させることにより収率よく実施でき
る。 工程C−は酸化工程であり工程B−と同様
に行なわれる。 工程D−は11〜の一級水酸基のみを選択的に酸
化してアルデヒド21〜にする工程である。この工程
は塩素−チオアニソール、Pfitzner−Moffat試
薬を用いる(Tetrahedron LettersNo.50、P4639、
1976)か又はRuCL2(pph33(Tetrahedron
LettersNo.17、P1605、1981)を用いて十分実施で
きる。 参考例 1 2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフランカルボン酸メチルエステ
ル: トリオキサン4gを酢酸28mlに懸濁し、濃硫酸
1.2mlを加え、80℃に加熱撹拌して溶かした溶液
に7−ブロモ−3a,8b−シス−3a,8a−ジヒド
ロ−3H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン
カルボン酸2gを少量づつスパーテルで加える。
この反応混合物を手き続き80℃で14時間撹拌後、
真空ポンプで酢酸を除去し、トルエン共沸2回行
なう。残渣にエーテルを加え、析出したトリオキ
サン由来の結晶を過し、エーテルで洗浄後液
を合わせて濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶かし
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥後濃縮すると4gの
油状物が得られた。この油状物を20mlのメタノー
ルに溶かし、1規定水酸化ナトリウム20mlを加え
室温で14時間撹拌した。この反応混合物を濃縮後
水を加え、2規定塩酸でPH3とし、酢酸エチルで
5回抽出した。酢酸エチル層を乾燥、濃縮すると
3.5gの粗結晶が得られた。この粗結晶にエタノ
ールを加え結晶を過し、さらに液を濃縮して
エタノール−酢酸エチルを加えて、析出した結晶
を過すると、計1.6gの粗結晶が得られた。こ
の粗結晶をジアゾメタンでメチル化して後、20ml
の酢酸エチルに溶かし、1.5gの酢酸ナトリウム
と、300mgの10%パラジウム−炭素を加え水素下
で2時間撹拌した。反応混合物を過し、液に
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を加え酢酸エチル
で2回抽出し、飽和食塩水で洗浄し乾燥、濃縮す
ると1.3gの粗結晶が得られた。この粗結晶を酢
酸エチルより再結晶すると765mgの標題化合物、
m.p.134〜135℃、が得られた(収率43%)。 IR(液膜法)ν:3400、1715、1605、760cm-1 NMR〓(CDCl3):1.50〜2.80(5H)、3.50(1H,t,
J=7.0Hz)、3.80(2H,m)、3.90(CH,s)、
4.12(1H,q,J=6.0Hz)、5.30(1H,m)、
6.90(1H,t,J=8.0Hz)7.14(1H,d,J=
8.0Hz)、7.74(1H,d,J=8.0Hz) Mass(m/l):264(M+) 分析値 C H C14H16O5としての計算値 63.62 6.10 実測値 63.36 6.20 参考例 2 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a−5,5a,10b,10c−
ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕
シクロペンタ〔b〕ベンゾフランカルボン酸メ
チルエステル: 2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフランカルボン酸メチルエステル3gを無
水THF30mlに懸濁し、1,1−ジエトキシエタ
ン10mlと、p−トルエンスルホン酸−1−水和物
200mgをTHF10mlに溶かしモレキユラーシーブで
乾燥した溶液1.5mlを加え60℃で14時間撹拌した。
得られた反応溶液を冷却後、炭酸水素ナトリウム
100mgを加え室温で10分間撹拌後水を加え、酢酸
エチルで3回抽出した。有機層を合わせて水、飽
和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮すると3.5gの粗
結晶が得られた。この粗結晶をベンゼン−ヘキサ
ンより再結晶すると2gの標題化合物(m.p.162
〜163℃)が得られた。液を濃縮し、再び無水
THF10mlに溶溶かし、25mlの1,1−ジエトキ
シエタンと上記作製のp−トルエンスルホン酸の
THF溶液1mlを加え60℃で14時間撹拌した。反
応溶液を冷却後、炭酸水素ナトリウム100mgを加
え室温で10分間撹拌し、水を加え酢酸エチルで3
回抽出した。有機層を合わせて水、飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後濃縮すると1.5gの粗結晶が得ら
れた。この粗結晶をベンゼン−ヘキサンより再結
晶すると740mgの純粋な表題化合物(m.p.162〜
163℃)が得られた(収率83%)。 IR(KBr):1715、1607、1210、755cm-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)、2.80(1H,m)、3.40(2H,m)、
3.72(1H,t,J=10.0Hz)、3.90(3H,s)、
4.40(1H,dd,J=10.0Hz)、4.74(1H,q,J
=4.0Hz)、5.30(1H,m)、6.89(1H,t,J=
8.0Hz)、7.26(1H,dd,J=8.0Hz,2.0Hz)7.80
(1H,dd,J=8.0Hz,2.0Hz) Mass(m/l):290(M+)259(−31) 参考例 3 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a,5a,10b,10c−ヘキ
サヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニルメタノール: 水素化アルミニウムリチウム1gを無水
THF10mlに懸濁し、氷冷下3−メチル−トラン
ス−4a−シソイド−4a,5a−シス−5a−1,4a,
5,5a,10b,10c−ヘキサヒドロ−7−ジオキ
シノ〔5,4−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ランカルボン酸メチルエステル1.94gを無水
THF40mlに溶かしたものを滴下した。反応混合
物を室温で30分間撹拌後氷冷下で酢酸エチルを加
えて過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解
し、酒石酸カリソーダの飽和水溶液を加え過
し、液を濃縮し、残渣を10mlのメタノールに溶
かし、2gの炭酸カリウムを加え室温で3時間撹
拌後、濃縮し、水を加え酢酸エチルで3回抽出し
た。有機層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後濃縮すると、2gの粗結晶が得られた。こ
の粗結晶を酢酸エチル−ヘキサンより再結晶する
と1.49gの純粋な結晶、m.p.124〜125℃、が得ら
れた(収率85%)。 IR(KBr)ν:3305、1595、1155、1015、745cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)2.72(1H,m)、3.38(2H,m)、3.70
(1H,t,J=10.0Hz)、4.40(1H,dd,J=
10.0Hz、4.0Hz)、4.70(3H,m)、5.08(1H,
m)、6.82(1H,t,J=7.5Hz)、7.04(1H,
dd,J=7.5Hz、1.5Hz)7.14(1H,dd,J=7.5
Hz、1.5Hz) Mass(m/l):262(M+)、229(−33) 参考例 4 7−クロロメチル−3−メチル−トランス−
4a−シソイド−4a,5a−シス−5a,1,4a,
5,5a,10b,10c−ヘキサヒドロジオキシノ
〔5,4−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ン: 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c−ヘ
キサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニルメタノール1.14g
を10mlのDMEに溶かし、氷冷下無水ピリジン
0.43mlと塩化チオニル0.38mlを加え室温で3時間
撹拌した。反応混合物にエーテルを加え沈殿を
過し、液に水を加えエーテルで3回抽出し、硫
酸銅の飽和水溶液、水、炭酸水素ナトリウムの飽
和水溶液、飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮する
と1.2gの粗結晶が得られた。この粗結晶を酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶すると、1gの純粋
な塩化物、m.p.94〜95℃、が得られた(収率83
%)。 IR(KBr)ν:1600、745cm-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)、2.78(1H,m)、3.38(2H,m)、
3.72(1H,t,J=10.0Hz)、4.40(1H,dd,J
=10.0Hz、4.0Hz)、4.60(2H,s)、4.72(1H,
q,J=5.0Hz)、5.20(1H,m)、6.88(1H,
t,J=7.0Hz)、7.10(2H,m) Mass(m/l):280、282(M+)、245 分析値 C H C15H17O3clとしての計算値 64.17 6.10 実測値 64.37 6.07 参考例 5 4−〔3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,
10c−ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4
−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪
酸: マグネシウム84mgを撹拌しながら7−クロロメ
チル−3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c
−ヘキサヒドロジオキシノ〔5,4−a〕シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラン482mgを無水のTHF5
mlに溶かした溶液を滴下し、グリニヤー試薬とす
る。この溶液に氷冷下でヨウ化銅30mgとβ−プロ
ピオラクトン0.1mlを加え1時間撹拌した。反応
混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え1規定塩
酸を加え過剰のマグネシウムを分解しPHを3〜4
に調節する。この溶液をエーテルで5回抽出し、
エーテル層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後濃縮すると、500mgの粗結晶が得られた。
この粗結晶を、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶
すると279mgの純粋なカルボン酸8、m.p.148〜
149℃、が得られた(収率54%)。 IR(KBr)ν:3600〜2200、1715、1600、755cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、1.95
(4H,m)、2.38(2H,t,J=6.0Hz)、2.64
(3H,m)、3.00〜3.90(3H、m)、4.40(1H,
dd,J=100Hz、4.0Hz)、4.62(1H,q,J=
5.0Hz)、5.10(1H,m)、6.80(1H,t,J=7.0
Hz)、6.95(3H,m)。 Mass(m/l):318(M+) 分析値 C H C16H22O5としての計算値 67.91 6.97 実測値 67.93 7.14 参考例 6 4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テル: 4〔3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c
−ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸390mg
を5mlの酢酸エチルに溶かし、過剰のジアゾメタ
ンエーテル溶液を加え5分間氷冷下で撹拌後、濃
縮した。得られた油状物を3mlのメタノールに溶
かし、1規定塩酸1mlを加え室温で3時間撹拌し
た。反応混合物を濃縮し、残渣に1mlの水を加
え、酢酸エチル5mlで3回抽出した。酢酸エチル
層を合わせて3mlの水、3mlの飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、濃縮すると380mgの粗結晶が得られ
た。この粗結晶を酢酸エチル−ヘキサンより再結
晶すると200mgの純品、m.p.56〜57℃、が得られ
た(収率53%)。 IR(液膜法)ν:3400、1737、1595、1255、745
cm-1 NMR〓(CDCl3):1.70〜2.90(11H)、3.40(1H,
t,J=8.0Hz)、3.65(3H,s)、3.80(2H,
m)、4.10(1H,q,J=7.0Hz)、5.10(1H,
m)、6.80(1H,t,J=7.0Hz)、7.00(1H,
m) Mass(m/l):306(M+) 参考例 7 4−〔2−エンド−アセトオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テル: 4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル350mg
を無水DMF3.5mlに溶かし、氷冷下で140mgのイ
ミダゾールと360mgの塩化t−ブチルジメチルシ
リルを加え、室温で3時間撹拌後真空ポンプで
DMFを濃縮除去し、得られた残渣を10mlの無水
酢酸と5mlのピリジンに溶かし室温で2時間撹拌
し反応混合物を濃縮した。さらにここで得られた
油状物を5mlの酢酸に溶かし、5mlのTHFを2
mlの水を加え50℃で14時間撹拌した。反応混合物
を濃縮し、残渣をトルエンで2回共沸し、カラム
クロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキサン
(1:2)〕で分離精製すると280mgの純品が得ら
れた(収率70%)。 IR(液膜法)ν:3450、1740、1595、1240、745
cm-1 NMR〓(CDCl3):1.82(3H,s)、1.82〜2.80
(10H)、3.66(3H,s)、3.70(3H,m)、5.00〜
5.35(2H,m)、6.80(3T,h,J=7.0Hz)、
6.95(2H,m) Mass(mll):348(M+) 参考例 8 (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸エチルエス
テル: (−)−7−ブロモ−3a,8b−シス−3a,8b−
ジヒドロ−2H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾ
フランカルボン酸(特願昭57−6150参照)29.5g
を用い参考例1,2,3,4,5,6,7にそれ
ぞれ従うと標題化合物3.4gが得られた。 IR(液膜法)ν:3470、1720、1590、1240、
1185、1060、1020、840、740cm-1 〔α〕MeOH D(C=0.5):+33.6 実施例 1 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メ
チル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル178mg
をピリジン0.3mlを10mlのベンゼンに溶かしたも
の1.4mlに溶かし、トリフルオロ酢酸0.14mlを
DMSO10mlに溶かした溶液0.42mlを加え、さらに
ジシクロヘキシルカルボジイミド320mgを加えて
室温で14時間撹拌した。析出した沈殿を過し、
ベンゼンでよく洗浄し、液を3mlの水で3回洗
浄後、乾燥し、濃縮すると250mg粗アルデヒドが
得られた。次に水素化ナトリウム118mg(55%ミ
ネラルデイスパージヨン)を20mlのDMEに懸濁
し、3−メチル−2−オキソ−ペプト−5−イン
−ホスホン酸−ジメチルエステル689mgを10mlの
DMEに溶かした溶液を加え室温、アルゴン下30
分間撹拌した。この反応混合物に前記アルデヒド
250mgを5mlのDMFに溶した溶液を加え室温で30
分間撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH7と
し、濃縮した。ペンタン:エーテル(1:1)10
mlに溶かし、沈殿を過し、液を濃縮すると
800mgの油状物が得られた。この油状物をカラム
クロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキサン
(1:3)〕で分離精製すると162mgの純品が得ら
れた(収率70%)。 IR(液膜法)ν1740、1700、1670、1630、1595cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.20(3H,d,J=6.3Hz)、1.78
(3H,t,J=3.1Hz)、1.60〜2.60(12H)、3.67
(3H,s)、3.68(2H,m)、5.00(1H,q,J
=6.3Hz)、5.40(1H,m)、6.25(1H,d,J=
16.0Hz)、6.60〜7.10(4H) Mass(m/l):452(M+) 以下同様にして、4−〔2−エンド−アセトキ
シ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルのかわりに4−〔2−エンド−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒド
ロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b
−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば
11.15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4.8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、4−〔2−エンド−2−テトラヒドロフ
ラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば、11.15−ジデオ
キシ−11−2−テトラヒドロフラニルオキシ−16
−メチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−t−ブチルジメチルシリルオキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル−15
−オキソ−18,19−テトラヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−t−ブチル−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−t−ブチル−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−(1−エトキ
シエチルオキシ)−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジ
デオキシ−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16
−メチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば15
−デオキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−プロパノイロキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−プ
ロパノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−プタノイロ
キシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ブタノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−トリチル
オキシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ブタノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾロ
イキシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ベンゾイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られる。 実施例 2 11−デオキシ−11−アセトオキシ−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンI2メチ
ルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ16−メチ
ル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル122mgをメタノール10ml
に溶かし、塩化セリウム・7水和物150mgを加え
て溶かし、氷冷下で撹拌している中へ水素化ホウ
素ナトリウム15mgを加え、そのまま10分間撹拌
後、2mlの炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液を加
えさらに10分間撹拌した。反応混合物を濃縮後残
渣に5mlの酢酸エチルを加え、沈殿を過し、酢
酸エチル2mlで2回洗い、有機層を合わせて、
水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥し、濃縮すると
130mgの油状物が得られた。この油状物をカラム
クロマトグラフイ〔シリカゲル;酢酸エチル:シ
クロヘキサン(1:2)〕で分離精製すると54mg
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(a/l):454(M+) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに11,15−ジデオキシ−11−2−テトラデヒ
ドロピラニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−2−テト
ラデヒドロピラニルオキシ−16−メチル−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−テト
ラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−15−オキ
ソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルを用いると11−デオキシ−11−2−
テトラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル−15−
オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると11−デオキシ−
11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチ
ル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−t−ブチルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−t−ブチ
ルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16メチル
−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いるる11−デキシ
−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−
プロパノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−プロパノ
イロキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−16−メチ
ル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いると11−デオキ
シ−11−ブタノイロキシ−16−メチル−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、11,15−ジデオキシ−11−トリチルオ
キシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると11−デオキシ−11−トリチルオキシ−16−メ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−
11−ベンゾイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−16−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 13 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル: 11−デオキシ−11−アセトオキシ−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステル54mgを無水メタノール4.5mlに溶かし、
4.8規定のナトリウムメトキシド0.001mlを加え、
室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に酢酸を加
え濃縮し、残渣を20mlの酢酸エチルに溶かし炭酸
水素ナトリウムの飽和水溶液、水、飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後濃縮すると55mgの油状物が得られ
た。この油状物をカラムクロマトグラフイ〔酢酸
エチル:シクロヘキサン(8:1)〕で分離精製
すると18mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、745、970cm
-1 NMRδ(CDCl3)1.00(3H,two,d,J=6.3
Hz)、1.80(3H,t,J=3.1Hz)、1.80〜2.80
(14H)3.45(1H,t,J=7.8Hz)、3.65(3H,
s)、4.00(2T,m)、5.10(1H,m)、5.65(2H,
m)、6.60〜7.00(3H) Mass(m/l):412(M+) 以下同様にして、11−デオキシ−11−アセトキ
シ−16−メチル−18,19−テトラヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルのかわりに11−デオキ
シ−11−プロハノイロキシ−16−メチル−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル、11−デオキシ−11−ブタノイロキシ−16−メ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステル、11−デオキシ−11−ベンゾイロ
キシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いても標題化
合物が得られる。 実施例 4 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 11−デオキシ−11−2−テトラヒドロヒラニル
オキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル58mgを1.5mlの酢
酸:水(65:35)とTHF0.15mlに溶かし、37℃
で20時間撹拌した。 反応混合物を冷却し、溶媒を減圧除去した後得
られた残渣をカラムクロマトグラフイ〔酢酸エチ
ル:シクロヘキサン(3:1)〕で分離精製する
と25mgの標題化合物が得られた。スペクトルデー
タは実施例3で得られた化合物と一致した。 以下同様にして11−デオキシ−11−2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−16−メチル−18,19−テ
トラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルの
かわりに11−デオキシ−11−2−テトラヒドロフ
ラニルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステル、11−デオ
キシ−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16
−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−トリ
チルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルを用いても同
様な結果が得られる。 実施例 5 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2: 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル41mgを4.3mlのメタノー
ルに溶かし、1規定の水酸化ナトリウム1mlを加
え30℃で17時間放置した。反応混合物を濃縮し、
残渣に水1mlを加え1規定塩酸でPH4とし、酢酸
エチル5mlで3回抽出し、酢酸エチル層を水5
ml、飽和食塩水5mlで洗浄し、乾燥後濃縮すると
油状のカルボン酸39mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、743 NMRδ(CDCl3):1.00(3H,m)、1.79(3H,s) 1.50〜3.00(12H)、3.35(1H,t,J=9.1Hz) 4.00(2H,m)、5.20(4H,m)、5.60(2H,m)、
6.80(1H,m)、6.90(2H,m) Mass(m/l):398(M+) この油状物を冷凍庫中に放置すると極めて除々
に結晶化する。 この粗結晶を酢酸エチル−hexaneより分別再
結晶する。15mgの16−β−メチル体、mp123.5〜
124℃、と10mg16−α−メチル体、mp92〜94℃が
得られた。 16−β−メチル体 IR(KBr)ν:3600〜2400、1740、1680、1595、
965、775、765、740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.0197(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(3H,t,J
=8.3Hz)、3.95(2H,m)4.10(2H,m)、5.05
(1H,m)、5.60(2H,m)、6.83(3H,m) Mass(m/l):398(M+) 高分解能マススペクトルC24H30O5としての分析
値 398.20850、error−0.7mmU 16−α−メチル体 IR(KBr)δ:3600〜2400、1710、1595、970、
762、740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.05(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)3.40(1H,h,J=
8.3Hz)、3.85(1H,m)4.12(1H,m)、5.10
(3H,m)、5.65(2H,m)、6.85(3H,m)、 Mass(m/l):398(M+) 高分解能マススペクトルC24H30O5としての分析
値 398.21347,error4.1mmU 実施例 6 11,15−ジデオキシ−11−アセトオキシ−15−
オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル150mgを無水ピ
リジン0.3mlを無水ベンゼン10mlに溶かした溶液
122mlに溶かし、トリフルオロ酢酸0.14mlを無水
DMSO10mlに溶かした溶液0.37mlを加え、さらに
ジシクロヘキシルカルボジイミド340mgを加えて
室温で14時間撹拌した。析出した沈殿を過し、
ベンゼンでよく洗浄し、液を3mlの水で3回洗
浄後、乾燥し、濃縮すると260mgの粗アルデヒド
が得られた。次に水素化ナトリウム118mg(55%
ミネラル油デイスパージヨン)を10mlのDMEに
懸濁し、2−オキソ−ヘプト−5−イン−ホスホ
ン酸−ジメチルエステル689mgを10mlのDMFに溶
かした溶液を加え、室温、アルゴン下、30分間撹
拌した。この反応混合物に前記アルデヒド260mg
を5mlのDMFに溶かした溶液を加え、室温で30
分間撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH7とし
た後濃縮した。残渣をペンタン:エーテル(1:
1)10mlに溶かし、沈殿を過し、液を濃縮す
ると800mgの油状物が得られた。この油状物をカ
ラムクロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキ
サン(1:3)〕で分離精製すると116mgの標題化
合物が得られた(収率62%)。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1675、1630、
1595、750cm-1 NMRδ(CDCl3):1.69(3H,t,J=3.1Hz)、
1.71(3H,s)、1.70〜3.05(13H)、3.60(3H,
s)、3.62(1H,m)、4.90(1H,q,J=6.2
Hz)、5.15(1H,m)、6.15(1H,dd,J=16.0
Hz、2.0Hz)、6.50〜7.10(4H,m) Mass(m/l):438(M+) 以下同様にして4−〔2−エンド−アセトキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
のかわりに4−〔2−エンド−2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル
−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒド
ロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル〕酪酸メチルを用いると11,15−ジデオキシ−
11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキ
ソ−18,19−テトラヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テ
トラヒドロフラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルを用いると11,15−ジ
デオキシ−11−2−テトラヒドロフラニルオキソ
−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルを用いる
と11,15−ジデオキシ−11−t−ブチルジメチル
シリルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−〔2−エンド−t−ブチルオキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルを用いると11,
15−ジデオキシ−11−t−ブチルオキシ−15−オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド−(1
−エトキシエチルオキシ)−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキシエチル
オキシ)−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得
られ、4−〔2−エンド−プロパノイロキシ−1
−エキソヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
を用いると11,15−ジデオキシ−11−プロパノイ
ロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−ブタノイロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−15オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ4−〔2−エンド−トリ
チルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−トリチルオキシ−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−ベンゾロイキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 7 11−デオキシ−11−アセトオキシ−18,19−テ
トラヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステル116mgより標
題化合物56mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):440(M+) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−プロ
パイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルより11−デオ
キシ−11−プロパノイロキシ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ
11,15−ジデオキシ−11−−2−テトラデヒドロ
ピラニルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−
デオキシ−11−2−テトラデヒドロピラニルオキ
シ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−2−テトラヒドロフラニルオキシ−15−オキソ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルより11−デオキシ−11−2−テトラヒ
ドロフラニルオキシ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,15
−ジデオキシ−11−t−ブブチルジメチルシリル
オキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば11−デ
オキシ−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いると
11−デオキシ−11−t−ブチルオキシ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキ
シエチルオキシ)−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11
−デオキシ−11−(1−エトキシエチルオキシ)−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得ら
れ、15−デオキシ−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルより18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−プロ
パノイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−デ
オキシ−11−プロパノイロキシ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−
15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルより11−デオキシ−11−ブ
タノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−トリチルオキシ−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルより11−デオキシ−11−トリチルオキシ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−
ベンゾイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れる。 実施例 8 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トオキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル56mgより標題化合物19mgが
得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、970、745cm
-1 NMRδ(CDCl3):1.70(3H,t,J=3.0Hz)、
1.20〜2.80(15H)、3.40(1H,t,J=7.8Hz)、
3.59(3H,s)、3.80(1H,q,J=6.1Hz)、
4.50(1H,m)、5.05(1H,m)、5.60(2H,m)、
6.60〜7.00(3H) Mass(m/l):398(M+) 以下同様にして11−デオキシ−11−アセトキシ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルのかわりに11−デオキシ−11−プロパ
ノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−ブタ
ノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いても同様な結果が得
られる。 実施例 9 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステル: 実施例4と同様にして11−デオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル50mgより
標題化合物20mgが得られた。スペクトルデータは
実施例8で得られた化合物と一致した。 以下同様にして11−デオキシ−11−2−テトラ
ヒドロフラニルオキシ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル、11−デオキシ
−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル、11−デオキシ−11−トリチルオキシ−18,19
−テトラデヒドロ−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル、を用いても同様な結
果が得られる。 実施例 10 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2: 実施例4と同様にして18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル43mgより標題化
合物41mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、975、
740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.65(3H,t,J=3.0Hz)、
1.40〜2.80(14H)、3.30(1H,t,J=8.0Hz)、
3.80(1H,m)、4.20(1H,m)、5.00(1H,m)、
5.10〜5.80(4H)、6.50〜7.00(3H) Mass(m/l):384(M+) 実施例 11 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16,20
−ジメチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに3−メチル−2−オキソ−オクト
−5−インホスホン酸ジメチルエステルを用いる
と4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル150mg
より標題化合物120mgが得られる。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1670、1630、
1595、970cm-1 Mass(m/l):466(M+) 実施例 12 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−20−ブ
チル−16−メチル−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに3−メチル−2−オキソ−ウンデ
カ−5−イン−ホスホン酸ジメチルを用いると4
−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル150mgより
標題化合物100mgが得られる。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1670、1630、
1595、975cm-1 Mass(m/l):508 実施例 13 11−デオキシ−11−アセトキシ−16,20−ジメ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−1,20−ジメチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンI2メチルエス
テル130mgより標題化合物58mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):468(M+) 実施例 14 16,20−ジメチル−18,19−テトラデヒドロ
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル58mgより20mgの標
題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):426(M+) 実施例 15 16,20−ジメチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2: 実施例5と同様にして16,20−ジメチル−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステル50mgより48mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、975
cm-1 Mass(m/l):412(M+) 実施例 16 11−デオキシ−11−アセトキシ−20−ブチル−
16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−20−ブチル−16−メチル−15−オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステル120mgより標題化合物50mgが得られ
た。 IR(液膜法)ν:3473、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):510(M+) 実施例 17 20−ブチル−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トキシ−20−ブチル−16−メチル−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル50mg
より標題化合物24mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3372、1740、1595、745、970cm
-1 Mass(m/l):468(M+) 実施例 18 20−ブチル−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2: 実施例5と同様にして20−ブチル−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステル44mgより42mgの標題化合物が得られ
た。 実施例 19 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メ
チル−15−オキソ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル1.32g
(3.79mmol)をベンゼン13mlに溶かしピリジン
0.31ml、DMSO13mlトリフルオロ酢酸0.23ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド1.17g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で冷却
下炭酸カルシウム1.9g加え30分撹拌しておく。 次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデ
イスパージヨン)228mgを10mlのDHEに懸濁し3
−メチル−2−オキソ−ヘプチル−ホスホン酸ジ
メチルエステル1.34gを10mlのDMEに溶かした
溶液を加え室温、アルゴン下30分撹拌した。この
反応液に上記作製したアルデヒドエステル反応混
合物の上澄み液を注射器でとり加えた。残渣を
THF10mlで洗浄し更にその上澄み液も加えてこ
の反応混合物を30分撹拌した。反応混合物に酢酸
を加えPH=7として濃縮した。 濃縮残渣に水15ml酢酸エチル50ml加え沈殿物口
別後固体を酢酸エチル10mlにて2回洗浄し液を
分液した水層を酢酸エチル30mlで2回抽出し、有
機層合わせて水10ml飽和食塩水20mlにて洗浄し無
水硫酸ナトリウム20gで乾燥後濃縮し4.2gの油
状物を得た。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると1.43g
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:1742、1700、1672、1633、
1595、1240、835、750cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,t,J=6.0Hz)、
1.11(3H,d,J=6.0Hz)、2.95(1H,m)、
1.75(3H,s)、3.65(3H,s)、3.70(1H,m)、
5.00(1H,q,J=6.0Hz)、5.23(1H,m)、
6.25(1H,dd,J=15.6Hz、1.0Hz)、6.70(4H,
m) Mass(m/l):456(M+)、396(M+−60) 以下同様にして、3−メチル−2−オキソ−ヘ
プチル−ホスホン酸ジメチルエステルのかわりに
3−メチル−2−オキソ−オクチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いると11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20
−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
3−メチル−2−オキソ−ノニル−ホスホン酸ジ
メチルエステルを用いると、11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20
−エチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、3−メチル−2−オキソ−デシルホスホン酸
ジメチルエステルを用いると、11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−
20−プロピル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、3−メチル−2−オキソ−ウンデシルホ
スホン酸ジメチルエステルを用いると、11,15−
ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−
メチル−20−ブチル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−メチル−2−オキソ−ヘプ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−メチル−2−オキソ−オクチル−
ホスホン酸ジメチルエステルを用いると11,15−
ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−17−
メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、4,8−ジメチル−2−オキソ−ノ
ニル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17,20,20−トリメチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルが得られる又、4−〔2−エンド−
アセトキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルのかわりに、4−〔2−エン
ド−2−テトラヒドロピラニルオキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用
いると11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒド
ロピラニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−2−テトラヒドロフラニルオキシ−1
−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−
2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テルを用いると11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−〔2−エンド−t−ブチルジメチルシリルオ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル
−15−オキソ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、4−〔2−エンド−t−ブチルオキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルオキシ−16−メチル−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−(1−エトキシエチルオキシ)−1−エキソ
−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用
いると11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキシ
エチルオキシ)−16−メチル−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルを用いると15−デオキ
シ−1/6−メチル−15−オキソ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド−プ
ロパノイロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル
−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒド
ロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル〕酪酸メチルエステルを用いると11,15−ジデ
オキシ−11−プロパノイロキシ−16−メチル−15
−オキソ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、4−〔2−エンド−ブタノイロキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
を用いると11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロ
キシ−16−メチル−15−オキソ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ4−〔2−エンド−トリ
チルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いると11,15−ジデオキ
シ−11−トリチルオキシ−16−メチル−15−オキ
ソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4
−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−16−
メチル−15−オキソ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られる。又、4−メチル−2−オキソ
−ヘプチル−ホスホン酸ジメチルエステルと4−
〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニルオキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルより、11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−17−メチル−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−メチル−2−オキソ−ヘプチル−ホスホン酸
ジメチルエステルと4−〔2−エンド−ペンゾイ
ロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル酪酸メ
チルエステルより11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−17−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−メチル−2
−オキソ−オクチル−ホスホン酸ジメチルエステ
ルと4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル酪酸メ
チルエステルより、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−17−メチル−15
−オキソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ4−メチル−2−オキソ−オクチ
ル−ホスホン酸ジメチルエステルと4−〔2−エ
ンド−ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキ
シメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テ
トラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベン
ゾフラニル酪酸メチルエステルより11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−17−メチル−15−
オキソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られる。 実施例 20 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−16−メチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル1.4g(3.14mmol)をメタノール22mlに溶かし
塩化セリウム7水和物1.75gを加えて溶かし氷冷
下撹拌している中に水素化ホ−素ナトリウム178
mg加えて10分間撹拌後3.5mlの炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液加え更にそのまま10分間撹拌した。
反応混合物を濃縮後残渣に20mlの酢酸エチルを加
え沈殿をロ過し酢酸エチル10mlで2回洗浄し有機
層合わせて、水、飽和食塩水で洗浄後20gの無水
硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると1.4gの15−
アルコール体が得られた。このアルコール体を無
水メタノール20mlに溶かし4,8規定のナトリウ
ムメトキシド0.1mlを加え室温で1.5時間撹拌し
た。 反応混合物に0.03mlの酢酸を加え濃縮し残渣に
酢酸エチル30mlを加え溶かし炭酸水素ナトリウム
の飽和水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し20gの無
水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると1.3gの油
状物が得られた。この油状物をパクトカラムB
(酢酸エチル:シクロヘキサン=5:2)で分離
精製すると407.5mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3400、1740、1595、1250、970、
862、743cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(6H,m)、3.44(1H,t,
J=9.0Hz)3.67(3H,s)、4.00(2H,m)、
5.10(1H,m)、5.62(2H,m)6.75(1H,dd,
J=9.0Hz,6.0Hz)6.95(1H,m) Mass(m/l):416(M+)、398(M+−18)、380
(M+−36) 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル
−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用
いると16−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20−エ
チル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いると
16−メチル−20−エチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−16−メチル−20−プロピル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
メチル−20−プロピル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−16−メチル−20−ブチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−メ
チル−20−ブチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセトキ
シ−15−オキソ−17−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルを用いるとエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルを用いれば17−メチル−20−ホモ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−
15−オキソ−17−メチル−20−ホモ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると17−メチル−20
−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17,20,20−トリメチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルを用いると、17,20,20−トリメチ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いれば、17−メチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル。 実施例 21 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 実施例2、つづいて実施例4に従うが、11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メチル−15
−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに100mgの11,15−
ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニルオキ
シ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルを用いついで11−デオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−16−メチル−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルのかわりに80mgの11−デオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−16−メチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると標題化
合物40mgが得られた。スペクトルデータは実施例
20と一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロフラニルオキシ−15−オキソ−16
−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステル、11,
15−ジデオキシ−11−t−ブチルジメチルシリル
オキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11,15−ジデオキシ−11
−(1−エトキシエチルオキシ)−15−オキソ−16
−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2、11,15−ジデオキシ
−11−トリチルオキシ−15−オキソ−16−メチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると標題
化合物が得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−
メチル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いる
と17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒ
ドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−メチル−
20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると17−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られる。 実施例 22 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI216−メチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル385mg(0.925mmol)を
40mlのメタノールに溶かし1規定の水酸化ナトリ
ウム10mlを加え室温下18時間撹拌した。反応混合
物濃縮し残渣に水10ml加え1規定塩酸にてPH=4
とし酢酸エチル20mlにて3回抽出し有機層合わせ
て水10ml飽和食塩水10mlでで洗浄し10gの無水硫
酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると370mgの標題化
合物が得られた。 IR(液膜法)ν3600〜2400、1710、1595、970、
860、742cm-1 NMRδ(CDCl3):0.92(6H,m)、1.95(2H,m)
2.34(2H,t,J=7.0Hz) 2.64(2H,t,J=7.0Hz)3.40(1H,t,J=
8.0Hz)、3.95(3H,m)、5.05(3H,m)、5.65
(2H,m)、6.65(1H,m)、6.95(2H,m) Mass(m/l):402(M+) 以下同様にして16−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルのかわりに16−メチル−20−ホモ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−メ
チル−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2が得られ、16−
メチル−20−エチル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると16−メチル−20−エチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、16−メチル−20−プロピル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
メチル−20−プロピル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得られ、
16−メチル−20−ブチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると16−メチル−20−ブチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2が得られ、17−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると17−メチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、17−メチル−20−ホモ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いると17−メチル
−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2が得られ、17,20,
20−トリメチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いると17,20,20−トリメチル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られる。 実施例 23 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−15−シクロヘキシル−16,17,18,19,
20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエス
テル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル2.3g
(6.61mmol)をベンゼン22mlに溶かしピリジン
0.53mlDMSO22ml、トリフルオロ酢酸0.49ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド2.1g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で冷却
下炭酸カルシウム3.3g加え30分撹拌しておく。
次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデイ
スパージヨン)431mgを50mlの無水に懸濁し2−
シクロヘキシル−2−オキソ−エチル−ホスホン
酸ジメチルエステル2.8gを10mlのDMEに溶かし
た溶液を加え室温アルゴン下30分撹拌した。この
反応液に上記作製したアルデヒドエステル反応混
合物の上澄み液を注射器でとり加えた。残渣を20
mlのTHFで洗浄し更にその上澄み液も加えてこ
の反応混合物を30分撹拌した反応混合物に酢酸を
加えPH=7として濃縮した。濃縮残渣に水15ml酢
酸エチル80ml加え沈殿物口別後個体を酢酸エチル
20mlにて2面洗浄し液を分液した。水層を酢酸
エチル30mlで2回抽出し有機層合わせて水20ml飽
和食塩水20mlにて洗浄し無水硫酸ナトリウム20g
にて乾燥後濃縮し8.4gの油状物を得た。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると2.35g
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:1740、1698、1670、1630、
1595、1240、750cm-1 NMRδ(CDCl3):2.42(10H,s)、1.76(3H,
s)、2.98(1H,m)、3.62(1H,m)、3.66(3H,
s)、5.00(1H,q,J=6.0Hz)5.25(1H,
m)、6.25(1H,dd,J=16.0Hz、1.0Hz)、6.80
(4H,m) Mass(m/l):454(M+)、394(M+−60) 以下同様にして、2−シクロヘキシル−2−オ
キソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステルのか
わりに2−シクロベンチル−2−オキソ−エチル
−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
2−フエニル−2−オキソ−エチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−15−フエニル−
16,17,18,19,20−ペンタル−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、2−(P−トリル)−2
−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステル
を用いれば11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ
−15−オキソ−15−(P−トリル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、2−(P−クロロフエニル)−2
−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステル
を用いれば11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ
−15−オキソ−15−(p−クロロフエニル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルが得られ、2−(m−クロロフエニ
ル)−2−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−15−(m−クロロフエニ
ル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、2−(m−プロピ
ルフエニル)−2−オキソ−エチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いれば、11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−(m−プ
ロピルフエニル)−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2が得られる。 又、4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルにか
わりに4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−
オキソ−15−シクロヘキシル−16,17,18,19,
20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 又、4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニル
オキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−フエニル−2−オキソ−エ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−15−オキソ−15−フエニル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルが得られ4−〔2−エンド−ベンゾ
イロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−フエニル−2−オキソ−エ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−
オキソ−15−フエニル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニルオキ
シ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−
シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチ
ルエステルと2−シクロベンチル−2−オキソ−
エチル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれ
ば、11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−15−オキソ−15−シクロベンチ
ル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメ
チル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラ
ヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラニル〕酪酸メチルエステルと2−シクロベンチ
ル−2−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエ
ステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロペンチル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 24 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−15−シクロヘキシル16,17,18,19,20−
ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル2.1g
(4.63mmol)をメタノール30mlに溶かし塩化セリ
ウム7水和物2.6g加えて溶かし氷冷下撹拌して
いる中に水素化ホー素ナトリウム263mg加えて10
分間撹拌後5.5mlの炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液加え更にそのまま10分間撹拌した。反応混合物
を濃縮後残渣に30mlの酢酸エチルを加え沈殿をロ
過し酢酸エチル20mlで2回洗浄し有機層合わせて
水、飽和食塩水で洗浄後30gの無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後濃縮すると2.0gのアルコール体が得
られた。 ここで得られた化合物2.0gを無水メタノール
34mlに溶かし4.8規定のナトリウムメトキシド
0.23mlを加え室温で1.5時間撹拌した。反応混合
物に0.065mlの酢酸を加え濃縮し残渣に酢酸エチ
ル40mlを加え溶かし炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液、水、飽和食塩水で洗浄し30gの無水硫酸ナト
リウムで乾燥後濃縮すると1.8gの油状物が得ら
れた。この油状物をパクトカラムB(酢酸エチ
ル:シクロヘキサン=3:1)で分離精製すると
677.1mgの標題化合物が得られた(収率37.4%)。 IR(液膜法)ν:3400、1740、1595、1250、970、
860、745cm-1 NMRδ(CDCl3):0.70〜1.85(10H,m)、3.35
(1H,t,J=6.0Hz)、3.64(3H,s)、3.80
(2H,m)、3.64(3H,s)3.80(2H,m)、5.00
(1H,m)、5.55(2H,m)、6.85(3H,m) Mass(m/l):414(M+)、396(M+−18)、378
(M+−36) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルのかわりに11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−15−シクロペンチル
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−シクロペン
チル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−フ
エニル16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば15−フエニ
ル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−(p−ト
リル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば15−(p−ト
リル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−
(p−クロロフエニル)−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
れば15−(p−クロロフエニル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−15−(m−クロロフエニル)
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−(m−クロロ
フエニル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15
−(m−プロピルフエニル)−16,17,18,19,20
−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを
用いれば15−(m−プロピルフエニル)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベ
ンゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−シクロヘキ
シル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−15
−フエニル−16,17,18,19,20−ペンタノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば15−フ
エニル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより15−シ
クロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 25 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに100mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−15−シ
クロヘキシル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると42mg
の標題化合物が得られた。 スペクトルデータは実施例24で得られたものと
一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより15−シ
クロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニル
オキシ−15−オキソ−15−フエニル−16,17,
18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルより15−フエニル−16,17,18,19,20
−ペンタノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 26 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI215−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル626.7mg(1.52mmol)を50ml
のメタノールに溶かし1規定の水酸化ナトリウム
10mlを加え室温下16時間撹拌した。反応混合物を
濃縮し残渣に水10ml加え1規定塩酸にてPH=4と
し酢酸エチル30mlにて3回抽出し有機層合わせて
水10ml、飽和食塩水10mlで洗浄し15gの無水硫酸
ナトリウムで乾燥後濃縮すると605mgの粗結晶が
得られたこれを酢酸エチル5mlで再結晶を行なう
と標題化合物452.8mg(m.p124〜125℃)が得られ
た。 (再結晶収率74.8%) IR(液膜法)ν:3600〜2400、1710、1595、975、
870、762cm-1 NMRδ(CDCl3):0.7〜1.80(10H,m)、2.35(2H,
t,6.0Hz)、2.65(2H,t,J=6.0Hz)、3.37
(1H,t,J=9.0Hz)、3.85(2H,m)、4.75
(3H,m)、5.00(1H,m)、5.55(2H,m)、
6.80(3H,m) Mass(m/l):400(M+)、382、364 元素分析 C H C24H32O5としての計算値 71.79 8.06 実測値 71.81 8.07 以下同様にして、15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルのかわりに、15−シクロペンチル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると15−シクロペン
チル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、15−フエニル−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると15−フエニル−16,17,18,
19,20−ペンタノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2が得られ、15−(p−トリル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルを用いると15−(p−トリル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
得られ15−(p−クロロフエニル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると15−(p−クロロフエニル)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られ、15−(m−クロロフエニル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルを用いれば15−(m−クロロフエニ
ル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られ、15−(m−プロピルフエニル)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−(m−プロピ
ルフエニル)−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2が得られる。 実施例 27 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに2−オキソ−ヘプチルホスホン酸
ジメチルエステルを用いると、4−〔2−エンド
−アセトキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステル200mgより標題化合物150mgが
得られる。 IR(液膜法)ν:1742、1705、1680、1632、
1595、1240、835、750cm-1 NMRδ(CDCl3):0.93(3H,t,J=6.0Hz)、
1.78(3H,s)、2.90(1H,m)、3.65(3H,s)、
3.75(1H,m)、5.00(1H,q,J=6.0Hz)、
5.25(1H,m)、6.20(1H,d,J=17.0Hz)、
6.80(4H,m) Mass(m/l):442(M+) 以下同様にして、2−オキソ−ヘプチルホスホ
ン酸ジメチルエステルのかわりに2−オキソ−オ
クチルホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、2−オキソ−ウンデシルホスホン酸ジメ
チルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−20−ブチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、2−オキソ
−8−メチル−7−ノネニルホスホン酸ジメチル
エステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−20−イソプロピリデン−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。又、
4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニルオ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルと2−オキソ−ヘプチル−ホスホン
酸ジメチルエステルより、11,15−ジデオキシ−
11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキ
ソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2が得られ、4−〔2−エンド−
ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−ヘプチ
ルホスホン酸ジメチルエステルより11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−2−テトラヒドロピラニルオキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
と2−オキソ−8−メチル−7−ノネニルホスホ
ン酸ジメチルエステルより、11,15−ジデオキシ
−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オ
キソ−20−イソプロピリデン−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−1
−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−
2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テルと2−オキソ−8−メチル−7−ノネニルホ
スホン酸ジメチルエステルより11,15−ジデオキ
シ−11−ベンゾイル−15−オキソ−20−イソプロ
ピリデン−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレン−PGI2メチルエステルが得
られる。 実施例 28 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例20に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル150mgより50mgの標題化合物
が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1695、1255、970、
865、745cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,s)、3.38(1H,t,
J=9.0Hz)、3.60〜4.30(2H,m)、5.05(1H,
m)、5.60(2H,m)、6.60〜7.10(3H,m) Mass(m/l):402(M+) 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルのかわりに11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−20−ホモ−5,6,7−ト
リノル4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルを用いると20−ホモ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−20−ブチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルより20−ブチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−
20−イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルより20−イソプロピリデン−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルより5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−ベンゾイロキシ−15−オキソ−20−イソプロピ
リデン−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより20−
イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られる。 実施例 29 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのかわ
りに120mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テト
ラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると58mgの標題化合
物が得られた。 この化合物のスペクトルデータは本発明28の化
合物と一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−20
−イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルより20−イソプロピリデン−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 30 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2 実施例26に従うが15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
チルエステルのかわりに5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステル50mgより標題化合物45mgが得られた。この
粗結晶を酢酸エチル−hexaneより再結晶すると
30mgの純品が得られた。mp90〜92℃ IR(液膜法)ν:3600〜2500、2920、1700、
1590、1440、1250、965、860、740cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,t,J=6.0Hz)、
3.36(1H,t,J=9.0Hz)、3.60〜4.30(2H,
m)、5.05(1H,m)、5.60(2H,m)、6.60〜
705(3H,m) Mass(m/l):388(M+) 以下同様にして5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
のかわりに20−ホモ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得
られ、20−ブチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2を用いると20
−ブチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2が得られ、20−イソプ
ロピリデン−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用
いると20−イソプロピリデン−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
得られる。 実施例 31 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル2.3g
(6.61mmol)をベンゼン22mlに溶かしピリジン
0.53mlDMSO22ml、トリフルオロ酢酸0.49ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド2.1g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で氷却
下炭酸カルシウム3.3g加え30分撹拌しておく。
次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデイ
スパージヨン)431mgを18mlのDMEに懸濁し2−
オキソ−4−フエニルブチル−ホスホン酸ジメチ
ルエステル2.8gを18mlのDMEに溶かした溶液を
加え室温、アルゴン化30分撹拌した。この反応液
に上記作製したアルデヒドエステル反応混合物の
上澄み液を注射器でとり加えた。残渣をTHF10
mlで洗浄し更にその上澄み液も加えてこの反応混
合物を30分撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH
=7として濃縮した。 濃縮残渣に水15ml、酢酸エチル80mlを加え沈殿
物ロ別後個体を酢酸エチル20mlにて2回洗浄し
液を分液した水層を酢酸エチル30mlで2回抽出
し、有機層合わせて水20ml飽和食塩水20mlにて洗
浄し無水硫酸ナトリウム30gで乾燥後濃縮すると
8.4gの油状物が得られた。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると2.35g
の標題化合物が得られた(収率74.8%)。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1680、1635、
1600、1240、850、765、705cm-1 NMRδ(CDCl3):1.77(3H,s)、2.94(4H,s)、
3.62(1H,m)、3.66(3H,s)、4.98(1H,q,
J=6.0Hz)、5.22(1H,m)、6.18(1H,d,J
=16.0Hz)、6.60〜7.10(4H,m),7.30(5H,
m) Mass(m/l): 以下同様にして、4−〔2−エンド−アセトキ
シ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−
シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチ
ルエステルのかわりに4−〔2−エンド−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,
19,20−トリノル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,19,20
−トリノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得
られる。又、2−オキソ−4−フエニル−ブチル
ホスホン酸ジメチルエステルのかわりに2−オキ
ソ−3−フエノキシ−プロピルホスホン酸ジメチ
ルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−
アセトキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、2−オキソ−3−フエニル−
プロピルホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−16−フエニル−17,18,19,20−テトラノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、2−
オキソ−3−シクロヘキシル−プロピルホスホン
酸ジメチルエステルを用いると11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−シクロヘ
キシル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 さらに4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−オキソ−3−フエノキシ−
プロピルホスホン酸ジメチルエステルより11,15
−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニルオ
キシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシ
メチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テト
ラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾ
フラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−3
−フエニル−プロピルホスホン酸ジメチルエステ
ルより11,15−ジデオキシ−11−テトラヒドロピ
ラニルオキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テト
ラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキ
シメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テ
トラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベン
ゾフラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−
3−シクロヘキシル−プロピルホスホン酸ジメチ
ルエステルより11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−16−シ
クロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−ベンゾイロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ
−3−フエノキシ−プロピルホスホン酸ジメチル
エステルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルと2−オキソ−3−フエニル−プロ
ピルホスホン酸ジメチルより11,15−ジデオキシ
−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−16−フエニ
ル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−ベンゾイロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−3−シ
クロヘキシル−プロピルホスホン酸ジメチルエス
テルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキ
シ−15オキソ−16−シクロヘキシル−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られる。 実施例 32 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル2.35g(4.94mmol)
をメタノール30mlに溶かし塩化セリウム、7水和
物2.76gを加えて溶かし氷冷下撹拌している中に
水素化ホー素ナトリウム280mg加えて10分間撹拌
後5.5mlの炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を加え
更にそのまま10分間撹拌した。反応混合物を濃縮
後残渣に30mlの酢酸エチルを加え沈殿をロ過し酢
酸エチル20mlで2回洗浄し有機層合わせて水飽和
食塩水で洗浄後30gの無水硫酸ナトリウムで乾燥
後濃縮すると2.35gの油状物が得られた。 この油状物を無水メタノール36mlに溶かし4,
8規定のナトリウムメトキシド0.25mlを加え室温
で1.5時間撹拌した。反応混合物に0.074mlの酢酸
を加え濃縮し残渣に酢酸エチル40mlを加え溶かし
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液、水、飽和食塩水
で洗浄し30gの無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮
すると2.1gの油状物が得られたこの油状物をパ
クトカラムB(酢酸エチル:シクロヘキサン=
3:1)で分離精製すると785.4mgの粗結晶が得
られた。(収率36.5%)更に口を酢酸エチル:n
−ヘキサン=1:1にて再結晶するとm.p80.6〜
81.2℃の純粋な標題化合物が得られた。 IR(KBr)ν:3600〜3100、1735、1600、1590、
1262、975、970、870、750cm-1 NMRδ(CDCl3):3.35(1H,t,J=9.0Hz)、
1.60〜2.90(15H)、3.85〜4.20(2H)、5.01(1H,
m)、5.60(2H,m)、6.60〜7.00(3H,m)7.25
(5H,m) Mass(m/l):418(M+−18)、400(M+−36) 元素分析値 C H C27H32O5としての計算値 74.29 7.39 実測値 73.99 7.40 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,19,20
−トリノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15
−オキソ−16−フエノキシ−17,18,19,20−テ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
れば16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−
16−フエニル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば16−フ
エニル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−17−
フエニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば17−フエニル−
18,19,20−トリノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いれば16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロ
キシ−15−オキソ−16−シクロヘキシル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られる。 実施例 33 17−フエニル−17,18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに110mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−フ
エニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルより50mgの標題化合物が得られ
た。 スペトルデータは実施例32の化合物と一致し
た。 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−
フエニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15
−オキソ−16−フエノキシ−17,18,19,20−テ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニル
オキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると16−フエニル−17,18,19,20
−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−15−オキソ−16−
シクロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−シ
クロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 34 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2: 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル 678.3mg(1.56mmol)を50mlのメタノールに溶
かし1規定の水酸化ナトリウム10mlを加え室温下
16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し残渣に水10
ml加え1規定塩酸にてPH=4とし酢酸エチル30ml
にて3回抽出し有機層合わせて水10ml、飽和食塩
水10mlで洗浄し15gの無水硫酸ナトリウムで乾燥
後濃縮すると656.22mgの粗結晶が得られた。この
粗結晶を酢酸エチル5mlで再結晶を行ない純粋な
標題化合物421.8mg(m.p99.4〜100.3℃)を得た。
(再結晶収率64.2%) IR(液膜法)ν:3600〜2400、1715、1691、
1100、975、970、862、750cm-1 NMRδ(CDCl3):1.60〜22.90(15H)、3.38(3H,
t,J=8.4Hz)、3.60〜4.80(2H)、5.05(1H,
m)、5.60(22H,m)、6.70(3H,m)、7.20
(5H,m) Mass(m/l):422(M+)、404、386 元素分析 C H C26H28O5としての計算値 73.91 7.16 実測値 73.77 7.18 以下同様にして17−フエニル−18,19,20−ト
リノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルのかわり
に16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
フエノキシ−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いれば、16−フエニル−17,18,19,20−チ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2が得られ、16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られる。 実施例 35 (+)−16(S)−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2: (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
2.2gと3(S)−3−メチル−2−オキソ−ヘプ
ト−5−イン−ホスホン酸ジメチル〔〔α〕EtOH D
(C=+29.8)=+29.8〕2.2gを用い、実施例1,
2,3,5にそれぞれ従うと標題化合物450mgが
粗結晶で得られた。この粗結晶をエチル−ヘキサ
ンより再結晶すると112mgの純品(m.p.64〜66℃)
が得られた。 IR(KBr)ν:3700〜2200、1712、1595、1255、
1235、1195、1155、1105、1095、1075、1035、
1015、1000、962、865、835、765、745cm-1 1H NMR(COCl3)δ:0.97(3H,d,J=7.2
Hz)、1.08(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(3H,
t,J=8.3Hz)、3.95(2H,m)5.00(4H,
m)、5.60(2H,m)、6.75(1H,m)、6.70(2H,
m) 13C NMR(CDCl3)δ:3521、15737、22401、
24622、29118、38193、41119、50246、58806、
75627、77036、77198、78471、84214、120565、
1221865、123274、128962、129666、133350、
134054、157268 Mass(m/l):398(M+) 〔α〕MeOH D(C=0.7):+120.6 実施例 36 (+)−16(R)−メチル−18,19−テトラヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2: (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
200mgと3(R)−3−メチル−2−オキソ−ペプ
ト−5−イン−ホスホン酸ジメチル〔〔α〕EtOH D
(C=4.8)=−28.6〕230mgを用い、実施例1,
2,3,5にそれぞれ従うと標題化合物47mgが得
られた。 IR(液膜法)ν:3600〜2400、1710、1595、970、
762、740cm-1 1H NMR(CDCl3):1.05(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(1H,t,J
=8.3Hz)、3.85(1H,m)、4.21(1H,m)、5.10
(3H,m)、5.65(2H,m)、6.85(3H,m) Mass(m/l):398(M+) 〔α〕MeOH D(C=0.47):+110.3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式〔〕 〔式中R1は2−テトラヒドロピラニル基、2
    −テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメチル
    シリル基、t−ブチル基、1−エトキシエチル
    基、水素、炭素数2〜10のアシル基、トリチル
    基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
    アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
    メチル基又は炭素数7〜12のアロイル基を表わ
    し、R2は 炭素数1〜12の直鎖アルキル又は炭素数3〜
    12の分岐アルキル、 【式】にしてZは原子価結 合又はCtH2tで表わせる直鎖又は分岐アルキレ
    ンであり、tは1〜5の整数を示し、さらにm
    は5〜12の整数、R3は水素又は炭素数1〜5
    のアルキル、nは1〜3の整数を表わす、 −(CH2CH2O)lCH3にしてlは1〜5の整
    数、 −Z−Ar1にして、Zは前記定義に同じAr1
    はフエニル、α−ナフチル、β−ナフチル、2
    −ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、α
    −フリル、β−フリル、α−チエニル、β−チ
    エニル又は置換フエニル(ここで置換基は少な
    くとも1個の炭素、臭素、フツ素、トリフルオ
    ロメチル、炭素数1〜4のアルキル、ニトロ、
    メトキシ、フエニル、フエノキシ、
    【式】 【式】【式】又は 【式】であるもの)、 −ClH2lCOOR3にしてlとR3は前記定義と同
    じ、 CH2ClH2lN(R32にしてlとR3は前記定義と
    同じ、 【式】にしてR4は水素又はベンゾイ ル、R5はフエニル、p−ブロモフエニル、p
    −ビフエニル、p−ニトロフエニル、p−ベン
    ズアミドフエニル又は2−ナフチル、 −CpH2p−B−R3にしてR3は前記定義に同
    じ、Bは【式】【式】 【式】又は−C≡C−であり、R6は炭 素数1〜30の直鎖もしくは分岐アルキル又はラ
    アルキルであり、pは1〜5の整数、又は 【式】にしてR7は炭素数1〜30のアルキ ル又はアシルを表わし、 一般式はd体、l体、dl体を表わす〕で示さ
    れる化合物と一般式〔〕 〔式中R8はメチル、エチル、プロピル又は
    ブチル基を表わし、Rは、 (i) 炭素数5〜10の直鎖アルキル又は5〜10の
    分岐アルキル、 【式】 (ここでZは原子価結合又はCtH2tで表わ
    せる直鎖又は分岐アルキレンであり、tは1
    〜5の整数を示し、mは5〜12の整数、R3
    は水素又は炭素数1〜5のアルキル、nは1
    〜3の整数を表わす)、 (iii) −Z−Ar2(ここでZは前記定義に同じ、
    Ar2はフエニル、フエノキシ、α−ナフチ
    ル、β−ナフチル又は少なくとも1個の塩
    素、臭素、フツ素、トリフルオロメチル、炭
    素数1〜4のアルキル、ニトロ、メトキシ、
    フエニルもしくはフエノキシ置換したフエニ
    ル基を表わす)、 (iv) −CtH2tOR9(ここでtは1〜5の整数を表
    わし、R9は炭素数1〜5の直鎖又は分岐ア
    ルキルを表わす)、 【式】 (ここでCtH2tは前記定義に同じ、R11
    R12は水素、メチル、水素原子、プロピル又
    はブチル基を表わす)または 【式】 (ここでR14は水素、メチル基又はエチル
    基を表わし、nは零又は1〜4の整数を表わ
    し、R15は炭素数1〜5の直鎖アルキル基を
    表わす)で示される化合物を強塩基の存在下
    で反応させ一般式〔〕 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕で
    示される化合物とし、この化合物を還元剤で
    還元することを特徴とする一般式 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕で
    示される5,6,7−トリノル−4,8−イ
    ンタ−m−フエニレンPGI2誘導体の製造法。
JP58005835A 1983-01-19 1983-01-19 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI↓2誘導体の製造法 Granted JPS59134787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58005835A JPS59134787A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI↓2誘導体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58005835A JPS59134787A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI↓2誘導体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59134787A JPS59134787A (ja) 1984-08-02
JPH0369909B2 true JPH0369909B2 (ja) 1991-11-05

Family

ID=11622088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58005835A Granted JPS59134787A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI↓2誘導体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59134787A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08208637A (ja) * 1995-02-03 1996-08-13 Taisho Pharmaceut Co Ltd プロスタグランジンi型化合物、その中間体、それらの製造方法及び血小板凝集抑制剤
HU227157B1 (en) * 2001-07-30 2010-09-28 Chinoin Gyogyszer Es Vegyeszet Production of beraprost ester by selective oxidation
JP3340732B1 (ja) * 2001-10-05 2002-11-05 日本医薬品工業株式会社 シクロペンタベンゾフラン誘導体の製造方法及びその製造原料となる新規化合物
GB0215757D0 (en) * 2002-07-08 2002-08-14 Cascade Biochem Ltd Benzoprostacyclin intermediates methods for their preparation and products derived therefrom
KR101978530B1 (ko) * 2011-06-16 2019-05-14 렁 바이오테크놀로지 피비씨 베라프로스트의 제조 방법
HU231212B1 (hu) * 2018-04-16 2021-11-29 CHINOIN Gyógyszer és Vegyészeti Termékek Gyára Zrt. Eljárás iloprost előállítására
US10577341B1 (en) * 2018-11-26 2020-03-03 Chirogate International Inc. Beraprost-314d monohydrate crystals and methods for preparation thereof
US10577340B1 (en) * 2018-11-26 2020-03-03 Chirogate International Inc. Beraprost-314d crystals and methods for preparation thereof

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144276A (en) * 1981-03-03 1982-09-06 Toray Ind Inc 5,6,7-trinor-4,8-inter-m-phenylene pgi2 derivative

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59134787A (ja) 1984-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0060640B1 (en) 5,6,7-trinor-4,8-inter-m-phenylene pgi derivatives and pharmaceutical compositions containing them
JPH0153672B2 (ja)
EP0024943B1 (en) 5,6,7-trinor-4,8-inter-m-phenylene pgi2 derivatives and pharmaceutical compositions containing them
JP2003055368A (ja) ケミカルプロセス
CA1077473A (en) 2-decarboxy-2-aminomethyl-prostaglandin analogs
JPH0369909B2 (ja)
CH619930A5 (ja)
KR910000254B1 (ko) 유익한 치료학적 특성을 갖는 신규[4.2.0]비시클로옥탄 유도체의 제조방법
JPS6341909B2 (ja)
WO2014094511A1 (zh) 一种制备曲前列尼尔的中间体、其制备方法以及通过其制备曲前列尼尔的方法
FR2515642A1 (fr) Nouvelles (11r)-11-deoxy-11-alkyl-6-oxo-prostaglandines et compositions pharmaceutiques les contenant
US4958037A (en) Precursors and synthesis of methyl-9-oxo-11α, 16-dihydroxy-16-vinyl-5-cis-13-trans-prostadienoates
JPH02145532A (ja) シクロペンテンヘプテン酸誘導体およびその製造方法
JP3340732B1 (ja) シクロペンタベンゾフラン誘導体の製造方法及びその製造原料となる新規化合物
KR840001569B1 (ko) △ 2-pgf_₂및 △2-pge_₂계열의 프로스타글란딘 유도체의 제조방법
JPS5921864B2 (ja) フルオロプロスタグランジン及びその製造法
AT392071B (de) Neue prostacycline
JP2541197B2 (ja) 光学活性シクロペンテン誘導体とその製法
JP3446225B2 (ja) シクロペンタン誘導体及びその製造方法
EP0213313A2 (en) Precursors and synthesis of methyl-9-oxo-11 alpha, 16-dihydroxy-16-vinyl-5-cis-13-trans prostadienoates
JPH0631201B2 (ja) 光学活性γ―ラクトン誘導体の製法
CH628029A5 (fr) Procede de preparation de derives du cyclopentane.
JPH0510330B2 (ja)
JPH0776550A (ja) ベンゾカルバサイクリン誘導体及びその製造方法
HU208517B (en) Process for producing fluorinated arachidonic acid derivatives and pharmaceutical compositions containing them as active components