JPH0369909B2 - - Google Patents
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- JPH0369909B2 JPH0369909B2 JP58005835A JP583583A JPH0369909B2 JP H0369909 B2 JPH0369909 B2 JP H0369909B2 JP 58005835 A JP58005835 A JP 58005835A JP 583583 A JP583583 A JP 583583A JP H0369909 B2 JPH0369909 B2 JP H0369909B2
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- trinor
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
本発明は新規あるいは既知のプロスタグランジ
ンI型化合物及びその中間体の新規で有用な製造
方法に関するものである。さらに詳しくは本発明
は (1) 一般式 〔式中R1は2−テトラヒドロピラニル基、
2−テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメ
チルシリル基、1−エトキシエチル基、水素、
t−ブチル基、炭素数2〜10のアシル基又はト
リチル、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ
−p−アニシルフエニルメチル、トリ−p−ア
ニシルメチル基、炭素数7〜12のアロイル基を
表わし、R2はエステル残基にて、 (i) 炭素数1〜12の直鎖アルキル又は炭素数3
〜12の分岐アルキル (ii)
ンI型化合物及びその中間体の新規で有用な製造
方法に関するものである。さらに詳しくは本発明
は (1) 一般式 〔式中R1は2−テトラヒドロピラニル基、
2−テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメ
チルシリル基、1−エトキシエチル基、水素、
t−ブチル基、炭素数2〜10のアシル基又はト
リチル、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ
−p−アニシルフエニルメチル、トリ−p−ア
ニシルメチル基、炭素数7〜12のアロイル基を
表わし、R2はエステル残基にて、 (i) 炭素数1〜12の直鎖アルキル又は炭素数3
〜12の分岐アルキル (ii)
【式】にしてZは原子価
結合又はCtH2tで表わせる直鎖又は分岐アル
キレンであり、tは1〜5の整数を示し、さ
らにmは5〜12の整数、R3は水素又は炭素
数1〜5のアルキル、nは1〜3の整数を表
わす。 (iii) −(CH2CH2O)lCH3にしてlは1〜5の整
数 (iv) −Z−Ar1にして、Zは前記定義に同じ
Ar1はフエニル、α−ナフチル、β−ナフチ
ル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリ
ジル、α−フリル、β−フリル、α−チエニ
ル、β−チエニル又は置換フエニル(ここで
置換基は少なくとも1個の塩素、臭素、フツ
素、トリフルオロメチル、炭素数1〜4のア
ルキル、ニトロ、メトキシ、フエニル、フエ
ノキシ、
キレンであり、tは1〜5の整数を示し、さ
らにmは5〜12の整数、R3は水素又は炭素
数1〜5のアルキル、nは1〜3の整数を表
わす。 (iii) −(CH2CH2O)lCH3にしてlは1〜5の整
数 (iv) −Z−Ar1にして、Zは前記定義に同じ
Ar1はフエニル、α−ナフチル、β−ナフチ
ル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリ
ジル、α−フリル、β−フリル、α−チエニ
ル、β−チエニル又は置換フエニル(ここで
置換基は少なくとも1個の塩素、臭素、フツ
素、トリフルオロメチル、炭素数1〜4のア
ルキル、ニトロ、メトキシ、フエニル、フエ
ノキシ、
【式】
【式】又
は
【式】であるもの)、
(v) −ClH2lCOOR3にしてlとR3は前記定義と
同じ、 (vi) CH2ClH2lN(R3)2にしてlとR3は前記定義
と同じ (vi)
同じ、 (vi) CH2ClH2lN(R3)2にしてlとR3は前記定義
と同じ (vi)
【式】にしてR4は水素又はベンゾ
イル、R5はフエニル、p−ブロモフエニル、
p−ビフエニル、p−ニトロフエニル、p−
ベンズアミドフエニル又は2−ナフチル (vii) −CpH2p−B−R3にしてR3は前記定義に同
じBは
p−ビフエニル、p−ニトロフエニル、p−
ベンズアミドフエニル又は2−ナフチル (vii) −CpH2p−B−R3にしてR3は前記定義に同
じBは
【式】
【式】又は−C≡C−でありR6は炭
素数1〜30の直鎖もしくは分岐アルキル又は
アラルキルであり、pは1〜5の整数 (ix)
アラルキルであり、pは1〜5の整数 (ix)
【式】にしてR7は炭素数1〜30のアル
キル又はアシルを表わし、
Rは
(i) 炭素数4〜10の直鎖アルキル又は5〜10の
分岐アルキル、 (ii)
分岐アルキル、 (ii)
【式】
Z,m,n,R3は前記定義に同じ
(iii) −Z−Ar2ここでZは前記定義に同じ、
Ar2はフエニル、フエノキシ、α−ナフチ
ル、β−ナフチル又は少なくとも1個の塩
素、臭素、フツ素、トリフルオロメチル、炭
素数1〜4のアルキル、ニトロ、メトキシ、
フエニルもしくはフエノキシ置換したフエニ
ル基を表わす。 (iv) −CtH2tOR9tは1〜5の整数を表わし、R9
は炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキル (v)
Ar2はフエニル、フエノキシ、α−ナフチ
ル、β−ナフチル又は少なくとも1個の塩
素、臭素、フツ素、トリフルオロメチル、炭
素数1〜4のアルキル、ニトロ、メトキシ、
フエニルもしくはフエノキシ置換したフエニ
ル基を表わす。 (iv) −CtH2tOR9tは1〜5の整数を表わし、R9
は炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキル (v)
【式】
(式中CtH2tは前記定義に同じ、R11,R12
は水素、メチル、エチル、プロピルブチル基
を表わす。〕 (vi)
は水素、メチル、エチル、プロピルブチル基
を表わす。〕 (vi)
【式】〔式中R14は
水素、メチル基、又はエチル基を表わし、n
は零又は1〜4の整数を表わし、R15は炭素
数1〜5の直鎖アルキル基を表わし、一般式
はd体、l体、dl体を表わす。〕で示される
化合物を加水分解することを特徴とする一般
式 〔式中Rは前記定義に同じ〕で示される化
合物の製造法。 (2) 一般式 〔式中R1,R2は前記定義は同じ、〕で表わさ
れる化合物と一般式 〔式中R8はメチル、エチル、プロピル、ブ
チル基を表わしRは前記定義に同じ〕で表わさ
れる化合物のアニオンを反応させ一般式 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕で表
わされる化合物とし、その〔〕を適当な還元
剤で還元することを特徴とする一般式 〔式中R2,R1,Rは前記定義に同じ〕で表
わされる5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2誘導体の製造方法に
関するものである。さらに具体的にはR2が炭
素数1〜12個の直鎖アルキル基を表わす例とし
ては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ドデ
シル等をあげることができる。さらに炭素数が
3〜12個の分岐アルキル基の例としては、イソ
プロピル、sec−ブチル、t−ブチル、2−メ
チルペンチル、6−メチルヘプチル等をあげる
ことができる。又、RおよびR2がどちらか一
方あるいは両方とも
は零又は1〜4の整数を表わし、R15は炭素
数1〜5の直鎖アルキル基を表わし、一般式
はd体、l体、dl体を表わす。〕で示される
化合物を加水分解することを特徴とする一般
式 〔式中Rは前記定義に同じ〕で示される化
合物の製造法。 (2) 一般式 〔式中R1,R2は前記定義は同じ、〕で表わさ
れる化合物と一般式 〔式中R8はメチル、エチル、プロピル、ブ
チル基を表わしRは前記定義に同じ〕で表わさ
れる化合物のアニオンを反応させ一般式 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕で表
わされる化合物とし、その〔〕を適当な還元
剤で還元することを特徴とする一般式 〔式中R2,R1,Rは前記定義に同じ〕で表
わされる5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2誘導体の製造方法に
関するものである。さらに具体的にはR2が炭
素数1〜12個の直鎖アルキル基を表わす例とし
ては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ドデ
シル等をあげることができる。さらに炭素数が
3〜12個の分岐アルキル基の例としては、イソ
プロピル、sec−ブチル、t−ブチル、2−メ
チルペンチル、6−メチルヘプチル等をあげる
ことができる。又、RおよびR2がどちらか一
方あるいは両方とも
【式】で表わ
される場合には、例えばシクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチ
ル、シクロドデシル、シクロペンチルメチル、
シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチ
ル、シクロドデシルメチル、シクロペンチルエ
チル、シクロヘキシルエチル、シクロヘプチル
エチル、シクロペンチルプロピル、シクロヘキ
シルプロピル、シクロペンチルブチル、シクロ
ヘキシルブチル、シクロヘキシルペンチル、2
−メチルシクロペンチル、3−メチルシクロペ
ンチル、2−メチルシクロヘキシル、3−メチ
ルシクヘキシル、4−メチルシクロヘキシル、
2−メチルシクロヘプチル、3−メチルシクロ
ヘプチル、4−メチルシクロヘプチル、4−メ
チルシクロオクチル、2−エチルシクロペンチ
ル、3−エチルシクロペンチル、2−エチルシ
クロヘキシル、3−エチルシクロヘキシル、4
−エチル−シクロヘキシル、2−エチルシクロ
ヘプチル、2−エチルシクロオクチル、3−エ
チルシクロオクチル、2−メチルシクロベンチ
ルメチル、3−メチルシクロベンチルメチル、
2−メチルシクロヘキシルメチル、3−メチル
シクロヘキシルメチル、4−メチルシクロヘキ
シルメチル、2−メチルシクロヘブチルメチ
ル、3−メチルシクロヘブチルメチル、2−メ
チルシクロオクチルメチル、2−(2−メチル
シクロベンチル)エチル、2−(3−メチルシ
クロベンチル)エチル、2−(2−メチルシク
ロヘキシル)エチル、2−(3−メチルシクロ
ヘキシル)エチル、2−(4−メチルシクロヘ
キシル)エチル、2−(2−メチルシクロヘブ
チル)エチル、2−(2−メチルシクロオクチ
ル)エチル、3−(2−メチルシクロベンチル)
プロピル、3−(3−メチルシクロベンチル)
プロピル、3−(2−メチルシクロヘキシル)
プロピル、3−(3−メチルシクロヘキシル)
プロピル、3−(4−メチルシクロヘキシル)
プロピル、5−(2−メチルシクロベンチル)
2−エチルシクロベンチルメチル、3−エチル
シクロベンチルメチル、2−エチルシクロヘキ
シルメチル、3−エチルシクロヘキシルメチ
ル、4−エチルシクロヘキシルメチル、2−エ
チルシクロベブチルメチル、3−メチルシクロ
ヘブチルメチル、2−エチルシクロオクチルメ
チル、2−(2−エチルシクロベンチル)エチ
ル、2−(3−エチルシクロベンチル)エチル、
2−(4−エチルシクロヘキシル)エチル、2
−(2−エチルシクロヘブチル)エチル、2−
(2−エチルシクロオクチル)エチル、3−(2
−エチルシクロベンチル)プロピル、3−(3
−エチルシクロベンチル)プロピル、3−(2
−エチルシクロヘキシル)プロピル、3−(3
−エチルシクロヘキシル)プロピル、3−(4
−エチルシクロヘキシル)プロピル、5−(2
−エチルシクロベンチル)ベンチル、5−(2
−エチルシクロベンチル)ベンチル、等であ
る。 R2が−(CH2CH2O)lCH3の場合は、2−メトキ
シエチル、2−(2−メトキシエトキシ)エチル、
2−〔2−(メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル
等である。 R2が−ClH2lCOOR3の場合は、例えば、カルボ
メトキシメチル基(−CH2COOCH3)、(1−カ
ルボメトキシ)エチル(
ロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチ
ル、シクロドデシル、シクロペンチルメチル、
シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチ
ル、シクロドデシルメチル、シクロペンチルエ
チル、シクロヘキシルエチル、シクロヘプチル
エチル、シクロペンチルプロピル、シクロヘキ
シルプロピル、シクロペンチルブチル、シクロ
ヘキシルブチル、シクロヘキシルペンチル、2
−メチルシクロペンチル、3−メチルシクロペ
ンチル、2−メチルシクロヘキシル、3−メチ
ルシクヘキシル、4−メチルシクロヘキシル、
2−メチルシクロヘプチル、3−メチルシクロ
ヘプチル、4−メチルシクロヘプチル、4−メ
チルシクロオクチル、2−エチルシクロペンチ
ル、3−エチルシクロペンチル、2−エチルシ
クロヘキシル、3−エチルシクロヘキシル、4
−エチル−シクロヘキシル、2−エチルシクロ
ヘプチル、2−エチルシクロオクチル、3−エ
チルシクロオクチル、2−メチルシクロベンチ
ルメチル、3−メチルシクロベンチルメチル、
2−メチルシクロヘキシルメチル、3−メチル
シクロヘキシルメチル、4−メチルシクロヘキ
シルメチル、2−メチルシクロヘブチルメチ
ル、3−メチルシクロヘブチルメチル、2−メ
チルシクロオクチルメチル、2−(2−メチル
シクロベンチル)エチル、2−(3−メチルシ
クロベンチル)エチル、2−(2−メチルシク
ロヘキシル)エチル、2−(3−メチルシクロ
ヘキシル)エチル、2−(4−メチルシクロヘ
キシル)エチル、2−(2−メチルシクロヘブ
チル)エチル、2−(2−メチルシクロオクチ
ル)エチル、3−(2−メチルシクロベンチル)
プロピル、3−(3−メチルシクロベンチル)
プロピル、3−(2−メチルシクロヘキシル)
プロピル、3−(3−メチルシクロヘキシル)
プロピル、3−(4−メチルシクロヘキシル)
プロピル、5−(2−メチルシクロベンチル)
2−エチルシクロベンチルメチル、3−エチル
シクロベンチルメチル、2−エチルシクロヘキ
シルメチル、3−エチルシクロヘキシルメチ
ル、4−エチルシクロヘキシルメチル、2−エ
チルシクロベブチルメチル、3−メチルシクロ
ヘブチルメチル、2−エチルシクロオクチルメ
チル、2−(2−エチルシクロベンチル)エチ
ル、2−(3−エチルシクロベンチル)エチル、
2−(4−エチルシクロヘキシル)エチル、2
−(2−エチルシクロヘブチル)エチル、2−
(2−エチルシクロオクチル)エチル、3−(2
−エチルシクロベンチル)プロピル、3−(3
−エチルシクロベンチル)プロピル、3−(2
−エチルシクロヘキシル)プロピル、3−(3
−エチルシクロヘキシル)プロピル、3−(4
−エチルシクロヘキシル)プロピル、5−(2
−エチルシクロベンチル)ベンチル、5−(2
−エチルシクロベンチル)ベンチル、等であ
る。 R2が−(CH2CH2O)lCH3の場合は、2−メトキ
シエチル、2−(2−メトキシエトキシ)エチル、
2−〔2−(メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル
等である。 R2が−ClH2lCOOR3の場合は、例えば、カルボ
メトキシメチル基(−CH2COOCH3)、(1−カ
ルボメトキシ)エチル(
【式】COOCH3)、
カルボエトキシメチル(−CH2COOC2H5)、カル
ボプロポキシメチル(−CH2COOC3H7)、カルボ
ブトキシメチル(−CH2COOC4H9)、3−カルボ
メトキシプロピル(−(CH2)3COOCH3)、3−カ
ルボエトキシプロピル(−(CH2)3COOC2H5)、−
(CH2)3COOC3H7、−(CH2)3COOC4H9、等であ
る。R3はメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル基等である。 R2が
ボプロポキシメチル(−CH2COOC3H7)、カルボ
ブトキシメチル(−CH2COOC4H9)、3−カルボ
メトキシプロピル(−(CH2)3COOCH3)、3−カ
ルボエトキシプロピル(−(CH2)3COOC2H5)、−
(CH2)3COOC3H7、−(CH2)3COOC4H9、等であ
る。R3はメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル基等である。 R2が
【式】の場合は、例えば、フエナ
シル
【式】p−ブロモフエナ
シ
【式】p−フエニルフ
エナシル
【式】p−
ニトロフエナシル
【式】
p−ベンゾイルアミノフエナシル
β−ナフソイルメチル
【式】ジベンゾ
イルメチル
【式】等をあげる
事ができる。
又R2が−ClH2l−B−R3の例としては、−CH2
−C≡C−CH3、−CH2−C≡C−C2H5、
−C≡C−CH3、−CH2−C≡C−C2H5、
【式】
【式】−CH2−C≡
C−C3H17、−CH2CH2−C≡C−C2H5等をあげ
ることができる。 R2が
ることができる。 R2が
【式】を表わす具体例としては、
1,3−ジメトキシ−2−プロピル
【式】1,3−ジエトキシ−2−プロ
ピル
【式】1−メトキシ−3−ステアロ
イルオキシ−2−プロピル
【式】
1,3−ジアセトオキシ−2−プロピル
【式】等をあげることができる。
Ar1が置換フエニル基である場合の具体的な例
としては、p−クロロフエニル、p−ブロモフエ
ニル、p−フルオロフエニル、m−クロロフエニ
ル、m−フルオロフエニル、3,4−ジクロロフ
エニル、p−(トリフルオロメチル)フエニル、
p−トリル、3,4−ジメチルフエニル、p−ア
ニシル、3,4−ジメトキシフエニル、4−フエ
ノキシフエニル、p−ベンゾイルアミノフエニ
ル、p−アセトアミノフエニル、p−カルバモイ
ルアミノフエニル、p−ニトロフエニル、等をあ
げる事ができる。 −Z−Ar2の具体的な例としては、フエニル、
p−クロロフエニル、p−ブロモフエニル、p−
フルオロフエニル、3,4−ジクロロフエニル、
m−フルオロフエニル、m−トリフルオロメチル
フエニル、p−トリフルオルメチルフエニル、p
−ニトロフエニル、p−アニシル、3,4−ジメ
トキシフエニル、p−トリル、m−トリル、o−
トリル、p−エチルフエニル、p−プロピルフエ
ニル、p−ブチルフエニル、3,4−ジメチルフ
エニル、2,4−ジメチルフエニル、3−クロロ
−4−メチルフエニル、3−フルオロ−4−メチ
ルフエニル、4−ビフエニル、p−フエノキシフ
エニル、p−フエノキシ−3−クロロフエニル、
ベンジル、p−クロロベンジル、m−クロロベン
ジル、p−メトキシベンジル、o−メトキシベン
ジル、p−メチルベンジル、p−エチルベンジ
ル、p−プロピルベンジル、p−ニトロベンジ
ル、3,4−ジクロロベンジル、α−メチルベン
ジル、α,α′−ジメチルベンジル、フエネチル、
p−クロロフエネチル、p−ブロモフエネチル、
p−フルオロフエネチル、m−クロロフエネチ
ル、m−フルオロフエネチル、o−クロロフエネ
チル、p−メチルフエネチル、p−メトキシフエ
ネチル、3,4−ジメトキシフエネチル、p−エ
チルフエネチル、α−メチルフエネチル、β−メ
チルフエネチル、α,α′−ジメチルフエネチル、
β,β′−ジメチルフエネチル、3−フエニルプロ
ピル、3−(p−クロロフエニル)プロピル、3
−(p−フルオロフエニル)プロピル、3−(p−
ブロモフエニル)プロピル、3−(m−クロロフ
エニル)プロピル、3−(3,4−ジクロロフエ
ニル)プロピル、3−(p−トリル)プロピル、
3−(p−エチルフエニル)プロピル、4−フエ
ニルブチル、4−(p−クロロフエニル)ブチル、
4−(3,4−ジクロロフエニル)ブチル、4−
(p−トリル)ブチル、5−フエニルペンチル等
をあげる事ができる。 R1が炭素数2〜10個のアシル基をあらわす具
体例としては、アセチル、プロピオニル、ブチロ
イル、オクタノイル、ドデカノイル等をあげる事
ができる。R1が炭素数7〜12個の炭素原子のア
ロイル基をあらわす具体例としては、ベンゾイ
ル、フエニルアセチル、3−フエニルフロピオニ
ル、p−フエニルベンゾイル、α−ナフソイル、
β−ナフソイル等をあげる事ができる。 R7が炭素数1〜30の直鎖アルキル基をあらわ
す具体例としては、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、ベンチル、ヘキシル、オクチル、ヘキサ
デカニル、オクタアイコサニル等をあげる事がで
きる。R7が炭素数1〜30のアシル基をあらわす
具体例としては、アセチル、オクタノイル、デカ
ノイル、バルミトイル、アイコサノイル、ヘキサ
アイコサノイル等をあげる事ができる。 Rが炭素数5〜10の分巻アルキルである場合の
具体的例は1,1−ジメチルベンチル、1−メチ
ルベンチル、2−メチルベンチル、3−メチルベ
ンチル、1,1−ジメチルヘキシル、2−メチル
ヘキシル、1,1−ジメチル−2−メチルヘキシ
ル、1−メチルヘキシル、1−メチルヘプチル、
1−メチルオクチル、1−メチルノニル、2,6
−ジメチルヘプチル等をあげることができる。 R9が炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキルで
ある場合の具体的な例として、メチル、エチル、
n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、イソ
ブチル、3−メチルブチル等をあげる事ができ
る。 CtH2tの具体的な例としては、メチレン、エチ
レン、プロピレン、ブチレン、1,1−ジメチル
メチレン、1,1−ジメチルエチレン、1,1−
ジメチルプロピレン、3−メチルプロピレン等を
あげる事ができる。 Rが
としては、p−クロロフエニル、p−ブロモフエ
ニル、p−フルオロフエニル、m−クロロフエニ
ル、m−フルオロフエニル、3,4−ジクロロフ
エニル、p−(トリフルオロメチル)フエニル、
p−トリル、3,4−ジメチルフエニル、p−ア
ニシル、3,4−ジメトキシフエニル、4−フエ
ノキシフエニル、p−ベンゾイルアミノフエニ
ル、p−アセトアミノフエニル、p−カルバモイ
ルアミノフエニル、p−ニトロフエニル、等をあ
げる事ができる。 −Z−Ar2の具体的な例としては、フエニル、
p−クロロフエニル、p−ブロモフエニル、p−
フルオロフエニル、3,4−ジクロロフエニル、
m−フルオロフエニル、m−トリフルオロメチル
フエニル、p−トリフルオルメチルフエニル、p
−ニトロフエニル、p−アニシル、3,4−ジメ
トキシフエニル、p−トリル、m−トリル、o−
トリル、p−エチルフエニル、p−プロピルフエ
ニル、p−ブチルフエニル、3,4−ジメチルフ
エニル、2,4−ジメチルフエニル、3−クロロ
−4−メチルフエニル、3−フルオロ−4−メチ
ルフエニル、4−ビフエニル、p−フエノキシフ
エニル、p−フエノキシ−3−クロロフエニル、
ベンジル、p−クロロベンジル、m−クロロベン
ジル、p−メトキシベンジル、o−メトキシベン
ジル、p−メチルベンジル、p−エチルベンジ
ル、p−プロピルベンジル、p−ニトロベンジ
ル、3,4−ジクロロベンジル、α−メチルベン
ジル、α,α′−ジメチルベンジル、フエネチル、
p−クロロフエネチル、p−ブロモフエネチル、
p−フルオロフエネチル、m−クロロフエネチ
ル、m−フルオロフエネチル、o−クロロフエネ
チル、p−メチルフエネチル、p−メトキシフエ
ネチル、3,4−ジメトキシフエネチル、p−エ
チルフエネチル、α−メチルフエネチル、β−メ
チルフエネチル、α,α′−ジメチルフエネチル、
β,β′−ジメチルフエネチル、3−フエニルプロ
ピル、3−(p−クロロフエニル)プロピル、3
−(p−フルオロフエニル)プロピル、3−(p−
ブロモフエニル)プロピル、3−(m−クロロフ
エニル)プロピル、3−(3,4−ジクロロフエ
ニル)プロピル、3−(p−トリル)プロピル、
3−(p−エチルフエニル)プロピル、4−フエ
ニルブチル、4−(p−クロロフエニル)ブチル、
4−(3,4−ジクロロフエニル)ブチル、4−
(p−トリル)ブチル、5−フエニルペンチル等
をあげる事ができる。 R1が炭素数2〜10個のアシル基をあらわす具
体例としては、アセチル、プロピオニル、ブチロ
イル、オクタノイル、ドデカノイル等をあげる事
ができる。R1が炭素数7〜12個の炭素原子のア
ロイル基をあらわす具体例としては、ベンゾイ
ル、フエニルアセチル、3−フエニルフロピオニ
ル、p−フエニルベンゾイル、α−ナフソイル、
β−ナフソイル等をあげる事ができる。 R7が炭素数1〜30の直鎖アルキル基をあらわ
す具体例としては、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、ベンチル、ヘキシル、オクチル、ヘキサ
デカニル、オクタアイコサニル等をあげる事がで
きる。R7が炭素数1〜30のアシル基をあらわす
具体例としては、アセチル、オクタノイル、デカ
ノイル、バルミトイル、アイコサノイル、ヘキサ
アイコサノイル等をあげる事ができる。 Rが炭素数5〜10の分巻アルキルである場合の
具体的例は1,1−ジメチルベンチル、1−メチ
ルベンチル、2−メチルベンチル、3−メチルベ
ンチル、1,1−ジメチルヘキシル、2−メチル
ヘキシル、1,1−ジメチル−2−メチルヘキシ
ル、1−メチルヘキシル、1−メチルヘプチル、
1−メチルオクチル、1−メチルノニル、2,6
−ジメチルヘプチル等をあげることができる。 R9が炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキルで
ある場合の具体的な例として、メチル、エチル、
n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、イソ
ブチル、3−メチルブチル等をあげる事ができ
る。 CtH2tの具体的な例としては、メチレン、エチ
レン、プロピレン、ブチレン、1,1−ジメチル
メチレン、1,1−ジメチルエチレン、1,1−
ジメチルプロピレン、3−メチルプロピレン等を
あげる事ができる。 Rが
【式】である場合
の具体的な例としては、1−メチル−3−ペンチ
ニル、1−エチル−4−ヘキシニル、1−メチル
−4−ヘプチニル、1−エチル−4−ヘプシニ
ル、1−メチル−4−オクチニル、1−エチル−
4−オクチニル、1−メチル−ノナン−4−イニ
ル、1−エチル−ノナン−4−イニル、1−メチ
ル−デカン−4−イニル、1−エチル−デカン−
4−イニル、1−メチル−3−ヘキシニル、1−
メチル−3−ヘプチニル、1−メチル−2−ペン
チニル、1−メチル−5−ヘプチニル、1−メチ
ル−4−ヘキシニル、1−エチル−3−ペンチニ
ル、1−エチル−3−ヘキシニル、1−エチル−
3−ヘプチニル、1−メチル−3−オクチニル、
1−エチル−3−オクチニル、1−メチル−ノナ
ン−3−イニル、1−エチル−ノナン−3−イニ
ル、1−メチル−デカン−3−イニル、1−エチ
ル−デカン−3−イニル、3−ペンチニル、2−
ペンチニル、4−ペンチニル、1−エチル−2−
ペンチニル、1−エチル−5−ヘプチニル、1−
メチル−6−オクチニル、1−エチル−6−オク
チニル、1−メチル−2−オクチニル、1−エチ
ル−2−ペンチニル、1−メチル−ノナン−2−
イニル、1−エチル−ノナン−2−イニル等をあ
げることができる。 プロスタグランジンI2(PGI2、プロスタサイク
リン)は、1976年J.R.Vaneらによつて発見され
た化合物であり、アラキドン酸からエンドパーオ
キシド(PGH2又はPGG2)を経由して動脈壁に
て生合成され、強力な血小板凝集抑制作用及び末
梢血管の拡張作用を有する物質として注目されて
いる。 〔C&EN、Dec.20、1976、P17.及びS.
Moncada,R.Gryglewski,S.Bunting,J.R.
Vane,Nature,263,633(1976)を参照の事。〕 本発明はPGI2の特徴的構造であるエキソエノ
ールエーテル部分構造をインタ−m−フエニレン
型に変換した新規な骨格を有するPGI2誘導体
〔〕及びその製造中間体〔〕、〔〕の新規な
製造法を提供するものである。一般式〔〕の化
合物はすでに本発明者らにより製造法が確立され
ている(特願昭55−106751、特願昭56−36477)
が、本発明においては収率、選択性の面で前製造
法の改良がなされている。 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕 PGI2は不安定なエキソエノールエーテル構造
を有しているため中性水溶液中でも極めて不安定
で、生理的に活性のほとんどない6−オキソ
PGI1αへと変化する。PGI2のこの不安定性はこ
の化合物を医薬として利用しようと考える場合に
大きな欠点になる。さらにPGI2は生体内でも不
安定で、その生理作用には持続性がないという欠
点を有している。 本製造法で合成される化合物〔〕はPGI2に
みとめられるこれらの欠点が大巾に改善されてい
る特徴を有している。すなわち一般式〔〕であ
らわされる化合物は水溶液中でも極めて安定であ
り、さらに生体内でもその生理作用は極めて持続
性がある。さらに一般式〔〕の化合物はPGI2
の有する多面的な生理活性をより選択的な形で有
している面でも医薬への応用の観点において、す
ぐれた性質を有しているものである。(さらに詳
しい薬理データは特願昭56−29357、特願昭57−
6150参照)本発明者5はこのようなすぐれた性質
を有する化合物〔〕とその合成中間体〔〕、
〔〕を工業的に合成するため鋭意検討した結果、
工業的に収率良く、改良された本方法を発見する
に致り本発明を完成したものである。 本発明によつて得られる前記一般式〔〕で表
わされる化合物は、N.A.Nelsonらによつて提案
されたプロスタグランジン及びプロスタサイクリ
ン類似体の命名法に従つて命名されている。〔N.
A.Nelson,J.Med.Chem.,17、911(1974)、及び
R.A.Johson,D.R.Morton,N.A.Nelson,
Prostaglandins,15、737(1978)〕。PGI2のエキ
ソエノールエーテル構造部分をインタ−m−フエ
ニレンに変換した最も基本の化合物は次式で表わ
され、次のように番号をつけ、5,6,7−トリ
ノル−4,8− インタ−m−フエニレンPGI2と命名される。こ
の命名法に従えば次式の化合物は、 16−メチル−18,19−テトラヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2と命名される。この化合物のより正式な命
名法による名前は酪酸の誘導体として名付ける事
ができる。この場合縮合環部分は次式の1H−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフランを基本として命名
される。 それ故、4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1
−エキソ−(3−ヒドロオキシ−4−メチル−6,
7−テトラデヒドロ−1−オクテニル)−3a,8b
−シン−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸と
命名される。本発明では化合物の構造式は光学活
性体の一方のみをあらわしてあるが、これらの式
はd体、l体、dl体をも包含してあらわすものと
して上記命名では絶対配置をあらわすRS表示の
命名は略してある。 本製造法における一般式〔〕の加水分解の条
件は以下のようなものがあげられる。すなわち
R1が2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチル基、t−ブチルジ
メチルシリル基、1−エトキシエチル基、トリフ
エニルメチル基、p−アニシルジフエニルメチル
基、ジ−p−アニシルフエニルメチル基、トリ−
p−アニシルメチル基の場合は〔〕を溶媒に溶
かした水存在下で酸で処理することにより一般式 〔式中R,R2は前記定義に同じ〕とし、さら
にエステルを加水分解する事により一般式〔〕
の化合物に導びく事ができる。又、R1がt−ブ
チルジメチルシリル基の場合はテトラアルキルア
ンモニウムフルオライドを用いても〔〕に導び
く事ができる。〔〕を〔〕にする際に用いら
れる酸としては酢酸、モノクロル酢酸、ジクロル
酢酸、トリクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、トリ
ブロモ酢酸、シユウ酸、等の有機酸、塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸、過塩素酸等の無機酸をあげる
事ができる。 中でもR1が2−テトラヒドロピラニル基、2
−テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメチル
シリル基、1−エトキシエチル基、トリフエニル
メチル基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ
−p−アニシルフエニルメチル基、トリ−p−ア
ニシルメチル基の場合は酢酸が好ましく用いら
れ、R1がt−ブチル基の時はトリフルオロ酢酸
が一般的に用いられる。 又、R1がt−ブチルジメチルシリル基の場合
はテトラブチルアンモニウムフルオライドが好ま
しく用いられる。 溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン系溶媒、エーテル、
THE、DME、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
DMSO、DMF、HMPA等のアプロテイツク溶
媒、メタノール、エタノール等のアルコール系溶
媒があげられるが、中でもR1が2−テトラヒド
ロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、t
−ブチルジメチルシリル基、トリフエニルメチル
基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
メチル基の場合はTHF、DMEが好ましく用いら
れる。R1がt−ブチル基の時は塩化メチレンが
特に好ましい。温度は−50℃〜100℃が用いられ、
−20℃〜80℃が特に好ましく用いられる。又、
R1が2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチルジメチルシリル
基、1−テトキシエチル基、トリフエニルメチル
基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
メチル基の場合は一般式〔〕の化合物を初めに
エステルの加水分解を行ない、次に酸を用いて、
R1の加水分解を行うこともできる。 R1がアシル基、アロイル基の場合は〔〕を
メタノール、エタノール等のアルコール性溶媒に
溶かし、アルコリシスを行ない〔〕に導びいた
後エステルの加水分解を行なうか又は〔〕を直
接エステルの加水分解の条件にさらすことにより
〔〕に導びくことができる。 アルコリシスの温度は−10℃〜100℃が用いら
れ一般には0℃〜60℃が用いられるエステルの加
水分解は〔〕(ここでR1はアシル基、アロイル
基をあらわす)、又は〔〕を溶媒に溶かし、酸
あるいは塩基で処理することにより行なわれる。 この場合、塩基の方が好ましく用いられる。 塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムが通常用いら
れる。溶媒は水性メタノール、水性エタノール、
水性ジオキサン水−ジメチルスルホキシド等が用
いられるが、通常は水性メタノールを用いれば十
分好ましい結果が得られる。反応温度は−20゜〜
150℃で実施されるが、通常は20〜100℃で十分な
反応速度が得られる。化合物〔〕は反応後溶媒
を除去し、水を加えた後、酸によつてPH2〜4に
した後、有機溶媒で抽出する事によつて単離され
る。有機溶媒としては通常水とまざらない酢酸エ
チル、エーテル、クロロホルム、塩化メチレン等
が使用されるが、これに限定されない。R2が低
分子量の残基の時は溶媒を除去すると純粋な
〔〕が得られるが、R2が高分子量の残基の時は
カラムクロマトグラフイーにより精製することに
より純粋な〔〕を得ることができる。 一般式〔〕の化合物を〔〕にする反応はワ
ーズワース反応であり、一般式〔〕の化合物を
溶媒に溶かし、強塩基を用いてアニオンを発生さ
せ、その中へ一般式〔〕の化合物を溶媒に溶か
したものを加えることにより実施できる。 塩基としては水素化ナトリウム、アルキルリチ
ウム、アリールリチウム、水素化カリウム等があ
げられるが通常は水素化ナトリウムを用いれば十
分好ましい結果が得られる。溶媒は、エーテル、
THF、DME、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
DMF、DMSO、HMPA、等の極性溶媒、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素があ
げられるが、中でもTHF、DMEが好ましく用い
られる。反応温度は0゜〜100℃があげられるが通
常は10゜〜50℃で実施される。化合物〔〕は反
応後酸で中和し、溶媒を除去し、残査を有機溶媒
に溶かし、沈殿を過し、液を濃縮し、得られ
た粗生成物をカラムクロマトグラフイによつて精
製することにより得られる。 有機溶媒としては酢酸エチル、エーテル、クロ
ロホルム、塩化メチレン、ペンタン−エーテル、
酢酸エチル−ペンタン、酢酸エチル−ヘキサン等
があげられるが通常は酢酸エチル、エーテル等が
用いられる。 一般式〔〕の化合物を一般式〔〕の化合物
による反応は還元反応であつて、一般式〔〕の
化合物を溶媒に溶かし、還元剤と反応させること
により実施できる。 還元剤としてはケトンの還元に一般に用いられ
るホウ素、アルミのハイドライド試薬と
Meerwein−Ponndorf型の還元剤をあげることが
できる。たとえば水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素亜鉛、水素化ホウ素ナトリウム−塩化カ
ルシウム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化セリウ
ム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化亜鉛、水素化
トリイソブチルホウ素リチウム、水素化シアノホ
ウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化
アルミニウムリチウム、水素化ビスメトキシエト
キシアルミニウムナトリウム、水素化トリメトキ
シアルミニウムリチウム、水素化トリブトキシア
ルミニウムリチウム、水素化トリエトキシアルミ
ニウムリチウム、アルミニウムイソプロポキシ
ド、水素化アルミニウム−塩化アルミニウム、水
素化トリメトキシホウ素ナトリウム、9−BBN、
ジイソブチルアルミニウムハイドライド、B−3
−ピナニル−9−BBN、エトキシ−1,1′−ジ
−2−ナフトキシアルミニウムハイドライド、ジ
イソブチルアルミニウム−2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフエノキシド、ジイソブチルアル
ミニウム−2,4,6−トリ−t−ブチル−4−
メチルフエノキシド、ジイソブチルアルミニウム
−2,6−ジ−t−ブチルフエノキシド、ジイソ
ブチルアルミニウム−2,4−ジ−t−ブチルフ
エノキシド、ジイソブチルアルミニウム−2−t
−ブチル−4−メチルフエノキシド、アルミニウ
ム−トリ−イソプロホキシド、アルミニウム−ト
リ−((−)−2−メチル−1−ブトキシド)ジイ
ソブチルアルミニウム−2,6−ジ−イソプロピ
ルフエノキシド、アルミニウム−トリ−(1,2
−ジメチル−1−プロポキシド)、アルミニウム
−トリ−(2−ブトキシド)、ジイソブチルアルミ
ニウム−2,6−ジメチルフエノキシド、アルミ
ニウム−トリ−(2−メチル−1−ブトキシド)
ジイソブチルアルミニウム−4−メチルフエノキ
シド、ジイソブチルアルミニウムフエノキシド等
があげられるがこれに限らない。 通常の実施には水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素ナトリウム−塩化セリウム、水素化ホウ
素亜鉛、ジイソブチルアルミニウム−2,6−ジ
−t−ブチル−4−メチルフエノキシドを用いて
行なわれる。 溶媒はエタノール、メタノール系のアルコール
系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素、エーテル、THF、DME等のエーテル系溶媒
があげられるが、水素化ホウ素ナトリウムの場合
はメタノール、エタノールが好まれ、水素化ホウ
素亜鉛はDME、アルミニウムイソプロポキシド
はトルエン、ジイソブチルアルミニウム−2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフエノキシドはト
ルエンがそれぞれ好まれる。反応温度は−100゜〜
150℃があげられるが、通常は−78゜〜50℃で実施
される。反応後は系内の過剰の試薬を分解し、
過し、濃縮後水を加えて抽出するか、そのまま
液に水を加え抽出を行なう。有機層を水洗後濃縮
し、カラムクロマトグラフイにより精製するか又
はそのまま次の反応に用いる。抽出溶媒は通常水
と混ざらない酢酸エチル、エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン等が使用される。 本発明の原料である一般式〔〕の化合物は次
のようにして合成した。 カルボン酸1〜は特願昭56−29637にその製造法
の一例が述べられている。 工程A−はいわゆるprins反応によつて化合
物1を化合物2に変換するもので、通常酢酸溶媒
中で、ブロモカルボン酸1〜とホルマリン又はホル
マリン等価の化合物とを酸の存在下加熱すること
により達成される。ホルマリン等価の化合物の例
としてはパラホルムアルデヒド、1,3,5−ト
リオキサンをあげる事ができる。触媒としては通
常硫酸、クロルスルホン酸、トリフルオロ酢酸、
過塩素酸、リン酸等を使用できるが通常の実施に
は硫酸が好ましく用いられる。反応は通常室温〜
200℃で実施されるが、通常は60〜90℃の範囲で
好ましい反応速度が得られる。通常反応生成物2〜
は溶媒を除去、ホルムアルデヒド由来の固形物を
除去した後、精製する事なく工程A−の原料と
して使用される。 工程A−はエステル基の加水分解の工程であ
る。通常メタノール、エタノールを溶媒として化
合物2〜を溶かし、カセイソーダ、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの水溶液を化
合物2〜に対して3等量以上加える事により容易に
達成される。反応の温度は0〜150℃で実施され
るが通常は20〜100℃で十分な反応速度が得られ
る。化合物3〜は溶媒を除去し、水を加えた後、熱
によつてPH2〜4にした後、有機溶剤で抽出する
事によつて単離される。有機溶媒としては通常水
とまざらない酢酸エチル、エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン等が使用されるがこれに限定さ
れない。有機溶剤を除去すると粗結晶として化合
物3〜が得られ、通常工程A−の原料としてその
まま精製する事なく使用できる。 工程A−はカルボン酸を相当するメチルエス
テルに変換する工程である。通常化合物3〜を溶媒
に溶かし、ジアゾメタンのエーテル溶液を量論量
以上−20〜40℃で加えれば、瞬時に反応が進行
し、化合物4〜が得られる。工程A−を実施する
他の方法としてアセトン中炭酸カリウム存在下、
ヨウ化メチルでメチル化する方法、ベンゼン又は
トルエン中で化合物3〜をメタノールと酸触媒(通
常p−トルエンスルホン酸、硫酸、アルキルスル
フエイト類、酸性イオン交換樹脂、リン酸、が好
ましく用いられる。)の存在下加熱しながら、生
成した水を除去する方法等をあげる事ができる
が、さらに詳しくは、J.F.W.McOmi6著
“Protective Groups in Organic Chemistry”
p.183〜210(1973)。Plenum Press又は、S.R.
Sandler,W.Karo共著“Organic Functional
Group Preparations”p.245〜265(1968)
Academic Press又はC.A.Bushler,D.E.Pearson
共著“Suruey of Organic Syntheses”第14章、
p.802〜825、Wiley−Interscience版等を参照さ
れたい。これらに記述されたエステル化反応の通
常の方法が適用される。 工程A−は、脱ハロゲン化の工程であり、通
常のいわゆる水素添加の条件によつて達成され
る。さらに詳しくはパラジウム−炭素触媒、パラ
ジウム−硫酸バリウム、ラネ−ニツケル等の触媒
を用いて、常圧〜10気圧の水素の存在下反応させ
る事により実施される。通常の実施の際には、生
成する臭化水素を中和させる目的で、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリ
ウム等の中和剤を共存させておく事が望ましい。 工程A−はジオール化合物5〜のジオールをア
セトアルデヒドアセタールに変換する工程であ
る。通常この目的のためには、アセトアルデヒ
ド、1,1−ジメトキシエタン又は1,1−ジエ
トキシエタンを化合物5〜とともに溶剤に溶かし、
酸を加え加熱反応する事によつて実施できる。溶
媒としては、テトラヒドロフラン、ジメトキシエ
タン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、DMF、
エーテル類、酢酸エチル、塩化メチレン、クロロ
ホルム、トリクレン等の非プロトン性溶剤が使用
できるが、通常の目的にはテトラヒドロフランを
用いれば十分である。反応は0〜150゜で実施でき
るが通常40〜100℃の間で好ましい反応速度が得
られる。触媒として用いられる酸としてはp−ト
ルエンスルホン酸、リン酸、硫酸、酸性イオン交
換樹脂、トリフルオ酢酸等が使用されるが、通常
の目的にはp−トルエンスルホン酸を用いれば、
十分好ましい結果が得られる。 工程A−は、エステルを相当するアルコール
に還元する工程である。還元反応のための還元剤
としては水素化リチウムアルミニウム、Cu−Cr
触媒による水素化等があげられるが、通常は水素
化リチウムアルミニウムを用いて十分好ましい結
果が得られる。 工程A−はアルコールを相当する塩化物に変
換する工程であり、よく知られているように、有
機溶媒中で、塩基の存在下塩化チオニルを反応さ
せる事によつて達成される。塩基としてはピリジ
ンが好ましく用いられるが、一般に三級のアミン
類も使用できる。その他のアルコールを塩化物に
変換する方法として、塩化チオニルの代りに三塩
化リン、トリフエニルホスフイン−CCl4、オキ
シ塩化リン等を用いても実施できる。 工程A−はハロゲン化物を炭素数が3延長し
たカルボン酸に変換する工程である。この工程は
塩化物8〜を相当するグリニヤ試薬に変換し、つい
で銅化合物を触媒としてβ−プロピオラクトンと
反応させる事によつて実施される。銅化合物とし
てはヨウ化銅が通常好ましく用いられるが、塩化
銅、臭化銅、テトラキス(トリブチルホスフイ
ン)銅1−ペンチリド等の1価の銅も触媒として
使用できる。 工程A−はカルボン酸9〜を相当するメチルエ
ステルに変換する工程である。この工程は本質的
に工程A−と同じ方法で実施される。 工程A−は環状アセタールを加溶媒分解して
相当するジオールに変換する工程である。加溶媒
分解は通常メタノール、エタノール、含水メタノ
ール、含水エタノール、イソプロパノール、ブタ
ノール等に化合物10〜をとかし、酸を触媒として加
える事により実施される。酸としては通常塩酸、
硫酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフ
ルオロ酢酸、酸性イオン交換樹脂、酢酸等が用い
られるがこれに限定されない。通常は塩酸を用い
れば十分好ましい結果が得られる。反応温度は−
20〜200℃の間で実施されるが、通常は0゜〜70℃
が特に好ましく適当な反応速度が得られる。 工程Bのシリーズはアルデヒド16〜〔式中R1′は
炭素数2〜10のアシル基、炭素数7〜12のアロイ
ル基、トリチル基、p−アニシルジフエニルメチ
ル基、ジ−p−アニシルフエニルメチル基、トリ
−p−アニシルメチル基を表わす〕を合成するル
ートを表わす。 工程B−はジオール化合物11〜の一級水酸基を
塩化t−ブチルジメチルシリルで選択的に保護す
る工程であり通常イミダゾールを塩基として用い
て好ましく実施される。 工程B−はアルコール12〜をR1′Y(ここで
R1′は前記定義に同じ、Yは塩素、臭素、ヨウ素
をあらわす。)又はR1′−O−R1′(ここでR1′は炭
素数2〜10のアシル基、炭素数7〜12のアロイル
基をあらわす)で示される化合物と反応させ、二
級水酸基を保護する工程である。R2Yの具体的な
例としては塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩
化ブチロイル、臭化アセチル、ヨウ化アセチル、
塩化デカノイル、塩化ベンゾイル、塩化p−トリ
オイル、塩化p−フエニルベンゾイル、塩化トリ
チル、塩化p−アニシルジフエニルメチル、塩化
ジ−p−アニシルフエニルメチル、トリ−p−ア
ニシルメチル等をあげる事ができるがこれに限定
されない。R2−O−R2の具体例としては無水酢
酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、安息香酸
無水物等をあげることができるが勿論これに限定
されない。反応は通常酸又は塩基を共存させて行
なわれる。特にR2Yとアルコール12〜との縮合反応
では塩基が用いられ、ピリジン又はトリエチルア
ミンのような第3級アミンが触媒として用いられ
る。R2−O−R2とアルコール12〜との縮合は酸又
は塩基が共存するかもしくは共存せずに加温する
条件で実施される。酸としては硫酸、リン酸、酸
性イオン交換樹脂、三フツ化ボロン等が好ましく
用いられる。塩基としてはピリジン、p−ジメチ
ルアミノピリジンのようなピリジン系塩基又はト
リエチルアミンで代表される第三級アミン塩基が
好ましく用いられる。通常の実施にはピリジンを
かねた溶媒として用いれば十分好ましく実施でき
る。溶媒は用いても用いなくともよいが、用いる
場合は非プロトン性溶媒が使用される。非プロト
ン性溶媒の例としてはテトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン、ベンゼン、トルエン、エーテル、
ジメチルホルムアミド、ジオキサン等をあげる事
ができるがこれに限定されない。 工程B−はジメチルt−ブチルシリル基を除
去する工程であり、化合物13〜を含水酢酸に溶か
し、15〜100℃に0.5〜48時間放置するか又は化合
物13〜を有機溶剤に溶解させフツ化4級アンモニウ
ムを作用させる事によつて容易に達成される。フ
ツ化4級アンモニウムの例としてはフツ化テトラ
ブチルアンモニウム、フツ化テトラオクチルアン
モニウムをあげる事ができるが勿論これに限定さ
れない。 工程B−はアルコールを酸化してアルデヒド
に変換する工程である。アルコールを酸化してア
ルデヒドに変換する方法には種々の方法が知られ
ているが、無水クロム酸ピリジン錯体(コリンズ
試薬)、ジメチルスルホキシド/ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド系酸化剤、ジメチルスルフイ
ド/塩素/塩基系酸化剤、ジメチルスルフイド/
N−ブロモコハク酸イミド系酸化剤等が特に好ま
しく用いられる。勿論これらの例に限定されな
い。 工程Cのシリーズはアルデヒド20〓〜〔式中
R1″は2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチル基、1−エトキシ
エチル基を表わし、R13はアセチル基、ベンゾイ
ル基を表わす〕を合成するルートを表わす。 工程C−は11〜の一級水酸基をアシル基で選択
的に保護する工程である。通常温和な条件(特開
昭50−13362)で無水酢酸と反応させるかピリジ
ン中無水安息香酸を用いて実施される。工程C−
は17〜の二級水酸基を保護する工程である。通常
は塩化メチレン等の不活性な溶媒中、ジヒドロピ
ラン、ジヒドロフラン、エチルビニルエーテル、
イソブチレンと触媒量の酸縮合剤、例えばp−ト
ルエンスルホン酸と反応させることによつて行な
われる。C−は一級水酸基のアシル基の除去の
工程である。反応はメタノール中ナトリウムメト
キシドと反応させることにより収率よく実施でき
る。 工程C−は酸化工程であり工程B−と同様
に行なわれる。 工程D−は11〜の一級水酸基のみを選択的に酸
化してアルデヒド21〜にする工程である。この工程
は塩素−チオアニソール、Pfitzner−Moffat試
薬を用いる(Tetrahedron LettersNo.50、P4639、
1976)か又はRuCL2(pph3)3(Tetrahedron
LettersNo.17、P1605、1981)を用いて十分実施で
きる。 参考例 1 2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフランカルボン酸メチルエステ
ル: トリオキサン4gを酢酸28mlに懸濁し、濃硫酸
1.2mlを加え、80℃に加熱撹拌して溶かした溶液
に7−ブロモ−3a,8b−シス−3a,8a−ジヒド
ロ−3H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン
カルボン酸2gを少量づつスパーテルで加える。
この反応混合物を手き続き80℃で14時間撹拌後、
真空ポンプで酢酸を除去し、トルエン共沸2回行
なう。残渣にエーテルを加え、析出したトリオキ
サン由来の結晶を過し、エーテルで洗浄後液
を合わせて濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶かし
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥後濃縮すると4gの
油状物が得られた。この油状物を20mlのメタノー
ルに溶かし、1規定水酸化ナトリウム20mlを加え
室温で14時間撹拌した。この反応混合物を濃縮後
水を加え、2規定塩酸でPH3とし、酢酸エチルで
5回抽出した。酢酸エチル層を乾燥、濃縮すると
3.5gの粗結晶が得られた。この粗結晶にエタノ
ールを加え結晶を過し、さらに液を濃縮して
エタノール−酢酸エチルを加えて、析出した結晶
を過すると、計1.6gの粗結晶が得られた。こ
の粗結晶をジアゾメタンでメチル化して後、20ml
の酢酸エチルに溶かし、1.5gの酢酸ナトリウム
と、300mgの10%パラジウム−炭素を加え水素下
で2時間撹拌した。反応混合物を過し、液に
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を加え酢酸エチル
で2回抽出し、飽和食塩水で洗浄し乾燥、濃縮す
ると1.3gの粗結晶が得られた。この粗結晶を酢
酸エチルより再結晶すると765mgの標題化合物、
m.p.134〜135℃、が得られた(収率43%)。 IR(液膜法)ν:3400、1715、1605、760cm-1 NMR〓(CDCl3):1.50〜2.80(5H)、3.50(1H,t,
J=7.0Hz)、3.80(2H,m)、3.90(CH,s)、
4.12(1H,q,J=6.0Hz)、5.30(1H,m)、
6.90(1H,t,J=8.0Hz)7.14(1H,d,J=
8.0Hz)、7.74(1H,d,J=8.0Hz) Mass(m/l):264(M+) 分析値 C H C14H16O5としての計算値 63.62 6.10 実測値 63.36 6.20 参考例 2 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a−5,5a,10b,10c−
ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕
シクロペンタ〔b〕ベンゾフランカルボン酸メ
チルエステル: 2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフランカルボン酸メチルエステル3gを無
水THF30mlに懸濁し、1,1−ジエトキシエタ
ン10mlと、p−トルエンスルホン酸−1−水和物
200mgをTHF10mlに溶かしモレキユラーシーブで
乾燥した溶液1.5mlを加え60℃で14時間撹拌した。
得られた反応溶液を冷却後、炭酸水素ナトリウム
100mgを加え室温で10分間撹拌後水を加え、酢酸
エチルで3回抽出した。有機層を合わせて水、飽
和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮すると3.5gの粗
結晶が得られた。この粗結晶をベンゼン−ヘキサ
ンより再結晶すると2gの標題化合物(m.p.162
〜163℃)が得られた。液を濃縮し、再び無水
THF10mlに溶溶かし、25mlの1,1−ジエトキ
シエタンと上記作製のp−トルエンスルホン酸の
THF溶液1mlを加え60℃で14時間撹拌した。反
応溶液を冷却後、炭酸水素ナトリウム100mgを加
え室温で10分間撹拌し、水を加え酢酸エチルで3
回抽出した。有機層を合わせて水、飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後濃縮すると1.5gの粗結晶が得ら
れた。この粗結晶をベンゼン−ヘキサンより再結
晶すると740mgの純粋な表題化合物(m.p.162〜
163℃)が得られた(収率83%)。 IR(KBr):1715、1607、1210、755cm-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)、2.80(1H,m)、3.40(2H,m)、
3.72(1H,t,J=10.0Hz)、3.90(3H,s)、
4.40(1H,dd,J=10.0Hz)、4.74(1H,q,J
=4.0Hz)、5.30(1H,m)、6.89(1H,t,J=
8.0Hz)、7.26(1H,dd,J=8.0Hz,2.0Hz)7.80
(1H,dd,J=8.0Hz,2.0Hz) Mass(m/l):290(M+)259(−31) 参考例 3 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a,5a,10b,10c−ヘキ
サヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニルメタノール: 水素化アルミニウムリチウム1gを無水
THF10mlに懸濁し、氷冷下3−メチル−トラン
ス−4a−シソイド−4a,5a−シス−5a−1,4a,
5,5a,10b,10c−ヘキサヒドロ−7−ジオキ
シノ〔5,4−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ランカルボン酸メチルエステル1.94gを無水
THF40mlに溶かしたものを滴下した。反応混合
物を室温で30分間撹拌後氷冷下で酢酸エチルを加
えて過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解
し、酒石酸カリソーダの飽和水溶液を加え過
し、液を濃縮し、残渣を10mlのメタノールに溶
かし、2gの炭酸カリウムを加え室温で3時間撹
拌後、濃縮し、水を加え酢酸エチルで3回抽出し
た。有機層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後濃縮すると、2gの粗結晶が得られた。こ
の粗結晶を酢酸エチル−ヘキサンより再結晶する
と1.49gの純粋な結晶、m.p.124〜125℃、が得ら
れた(収率85%)。 IR(KBr)ν:3305、1595、1155、1015、745cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)2.72(1H,m)、3.38(2H,m)、3.70
(1H,t,J=10.0Hz)、4.40(1H,dd,J=
10.0Hz、4.0Hz)、4.70(3H,m)、5.08(1H,
m)、6.82(1H,t,J=7.5Hz)、7.04(1H,
dd,J=7.5Hz、1.5Hz)7.14(1H,dd,J=7.5
Hz、1.5Hz) Mass(m/l):262(M+)、229(−33) 参考例 4 7−クロロメチル−3−メチル−トランス−
4a−シソイド−4a,5a−シス−5a,1,4a,
5,5a,10b,10c−ヘキサヒドロジオキシノ
〔5,4−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ン: 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c−ヘ
キサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニルメタノール1.14g
を10mlのDMEに溶かし、氷冷下無水ピリジン
0.43mlと塩化チオニル0.38mlを加え室温で3時間
撹拌した。反応混合物にエーテルを加え沈殿を
過し、液に水を加えエーテルで3回抽出し、硫
酸銅の飽和水溶液、水、炭酸水素ナトリウムの飽
和水溶液、飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮する
と1.2gの粗結晶が得られた。この粗結晶を酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶すると、1gの純粋
な塩化物、m.p.94〜95℃、が得られた(収率83
%)。 IR(KBr)ν:1600、745cm-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)、2.78(1H,m)、3.38(2H,m)、
3.72(1H,t,J=10.0Hz)、4.40(1H,dd,J
=10.0Hz、4.0Hz)、4.60(2H,s)、4.72(1H,
q,J=5.0Hz)、5.20(1H,m)、6.88(1H,
t,J=7.0Hz)、7.10(2H,m) Mass(m/l):280、282(M+)、245 分析値 C H C15H17O3clとしての計算値 64.17 6.10 実測値 64.37 6.07 参考例 5 4−〔3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,
10c−ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4
−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪
酸: マグネシウム84mgを撹拌しながら7−クロロメ
チル−3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c
−ヘキサヒドロジオキシノ〔5,4−a〕シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラン482mgを無水のTHF5
mlに溶かした溶液を滴下し、グリニヤー試薬とす
る。この溶液に氷冷下でヨウ化銅30mgとβ−プロ
ピオラクトン0.1mlを加え1時間撹拌した。反応
混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え1規定塩
酸を加え過剰のマグネシウムを分解しPHを3〜4
に調節する。この溶液をエーテルで5回抽出し、
エーテル層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後濃縮すると、500mgの粗結晶が得られた。
この粗結晶を、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶
すると279mgの純粋なカルボン酸8、m.p.148〜
149℃、が得られた(収率54%)。 IR(KBr)ν:3600〜2200、1715、1600、755cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、1.95
(4H,m)、2.38(2H,t,J=6.0Hz)、2.64
(3H,m)、3.00〜3.90(3H、m)、4.40(1H,
dd,J=100Hz、4.0Hz)、4.62(1H,q,J=
5.0Hz)、5.10(1H,m)、6.80(1H,t,J=7.0
Hz)、6.95(3H,m)。 Mass(m/l):318(M+) 分析値 C H C16H22O5としての計算値 67.91 6.97 実測値 67.93 7.14 参考例 6 4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テル: 4〔3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c
−ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸390mg
を5mlの酢酸エチルに溶かし、過剰のジアゾメタ
ンエーテル溶液を加え5分間氷冷下で撹拌後、濃
縮した。得られた油状物を3mlのメタノールに溶
かし、1規定塩酸1mlを加え室温で3時間撹拌し
た。反応混合物を濃縮し、残渣に1mlの水を加
え、酢酸エチル5mlで3回抽出した。酢酸エチル
層を合わせて3mlの水、3mlの飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、濃縮すると380mgの粗結晶が得られ
た。この粗結晶を酢酸エチル−ヘキサンより再結
晶すると200mgの純品、m.p.56〜57℃、が得られ
た(収率53%)。 IR(液膜法)ν:3400、1737、1595、1255、745
cm-1 NMR〓(CDCl3):1.70〜2.90(11H)、3.40(1H,
t,J=8.0Hz)、3.65(3H,s)、3.80(2H,
m)、4.10(1H,q,J=7.0Hz)、5.10(1H,
m)、6.80(1H,t,J=7.0Hz)、7.00(1H,
m) Mass(m/l):306(M+) 参考例 7 4−〔2−エンド−アセトオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テル: 4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル350mg
を無水DMF3.5mlに溶かし、氷冷下で140mgのイ
ミダゾールと360mgの塩化t−ブチルジメチルシ
リルを加え、室温で3時間撹拌後真空ポンプで
DMFを濃縮除去し、得られた残渣を10mlの無水
酢酸と5mlのピリジンに溶かし室温で2時間撹拌
し反応混合物を濃縮した。さらにここで得られた
油状物を5mlの酢酸に溶かし、5mlのTHFを2
mlの水を加え50℃で14時間撹拌した。反応混合物
を濃縮し、残渣をトルエンで2回共沸し、カラム
クロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキサン
(1:2)〕で分離精製すると280mgの純品が得ら
れた(収率70%)。 IR(液膜法)ν:3450、1740、1595、1240、745
cm-1 NMR〓(CDCl3):1.82(3H,s)、1.82〜2.80
(10H)、3.66(3H,s)、3.70(3H,m)、5.00〜
5.35(2H,m)、6.80(3T,h,J=7.0Hz)、
6.95(2H,m) Mass(mll):348(M+) 参考例 8 (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸エチルエス
テル: (−)−7−ブロモ−3a,8b−シス−3a,8b−
ジヒドロ−2H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾ
フランカルボン酸(特願昭57−6150参照)29.5g
を用い参考例1,2,3,4,5,6,7にそれ
ぞれ従うと標題化合物3.4gが得られた。 IR(液膜法)ν:3470、1720、1590、1240、
1185、1060、1020、840、740cm-1 〔α〕MeOH D(C=0.5):+33.6 実施例 1 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メ
チル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル178mg
をピリジン0.3mlを10mlのベンゼンに溶かしたも
の1.4mlに溶かし、トリフルオロ酢酸0.14mlを
DMSO10mlに溶かした溶液0.42mlを加え、さらに
ジシクロヘキシルカルボジイミド320mgを加えて
室温で14時間撹拌した。析出した沈殿を過し、
ベンゼンでよく洗浄し、液を3mlの水で3回洗
浄後、乾燥し、濃縮すると250mg粗アルデヒドが
得られた。次に水素化ナトリウム118mg(55%ミ
ネラルデイスパージヨン)を20mlのDMEに懸濁
し、3−メチル−2−オキソ−ペプト−5−イン
−ホスホン酸−ジメチルエステル689mgを10mlの
DMEに溶かした溶液を加え室温、アルゴン下30
分間撹拌した。この反応混合物に前記アルデヒド
250mgを5mlのDMFに溶した溶液を加え室温で30
分間撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH7と
し、濃縮した。ペンタン:エーテル(1:1)10
mlに溶かし、沈殿を過し、液を濃縮すると
800mgの油状物が得られた。この油状物をカラム
クロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキサン
(1:3)〕で分離精製すると162mgの純品が得ら
れた(収率70%)。 IR(液膜法)ν1740、1700、1670、1630、1595cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.20(3H,d,J=6.3Hz)、1.78
(3H,t,J=3.1Hz)、1.60〜2.60(12H)、3.67
(3H,s)、3.68(2H,m)、5.00(1H,q,J
=6.3Hz)、5.40(1H,m)、6.25(1H,d,J=
16.0Hz)、6.60〜7.10(4H) Mass(m/l):452(M+) 以下同様にして、4−〔2−エンド−アセトキ
シ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルのかわりに4−〔2−エンド−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒド
ロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b
−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば
11.15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4.8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、4−〔2−エンド−2−テトラヒドロフ
ラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば、11.15−ジデオ
キシ−11−2−テトラヒドロフラニルオキシ−16
−メチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−t−ブチルジメチルシリルオキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル−15
−オキソ−18,19−テトラヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−t−ブチル−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−t−ブチル−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−(1−エトキ
シエチルオキシ)−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジ
デオキシ−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16
−メチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば15
−デオキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−プロパノイロキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−プ
ロパノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−プタノイロ
キシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ブタノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−トリチル
オキシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ブタノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾロ
イキシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ベンゾイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られる。 実施例 2 11−デオキシ−11−アセトオキシ−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンI2メチ
ルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ16−メチ
ル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル122mgをメタノール10ml
に溶かし、塩化セリウム・7水和物150mgを加え
て溶かし、氷冷下で撹拌している中へ水素化ホウ
素ナトリウム15mgを加え、そのまま10分間撹拌
後、2mlの炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液を加
えさらに10分間撹拌した。反応混合物を濃縮後残
渣に5mlの酢酸エチルを加え、沈殿を過し、酢
酸エチル2mlで2回洗い、有機層を合わせて、
水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥し、濃縮すると
130mgの油状物が得られた。この油状物をカラム
クロマトグラフイ〔シリカゲル;酢酸エチル:シ
クロヘキサン(1:2)〕で分離精製すると54mg
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(a/l):454(M+) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに11,15−ジデオキシ−11−2−テトラデヒ
ドロピラニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−2−テト
ラデヒドロピラニルオキシ−16−メチル−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−テト
ラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−15−オキ
ソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると11−デオキシ−11−2−
テトラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル−15−
オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると11−デオキシ−
11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチ
ル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−t−ブチルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−t−ブチ
ルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16メチル
−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いるる11−デキシ
−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−
プロパノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−プロパノ
イロキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−16−メチ
ル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いると11−デオキ
シ−11−ブタノイロキシ−16−メチル−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、11,15−ジデオキシ−11−トリチルオ
キシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると11−デオキシ−11−トリチルオキシ−16−メ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−
11−ベンゾイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−16−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 13 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル: 11−デオキシ−11−アセトオキシ−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステル54mgを無水メタノール4.5mlに溶かし、
4.8規定のナトリウムメトキシド0.001mlを加え、
室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に酢酸を加
え濃縮し、残渣を20mlの酢酸エチルに溶かし炭酸
水素ナトリウムの飽和水溶液、水、飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後濃縮すると55mgの油状物が得られ
た。この油状物をカラムクロマトグラフイ〔酢酸
エチル:シクロヘキサン(8:1)〕で分離精製
すると18mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、745、970cm
-1 NMRδ(CDCl3)1.00(3H,two,d,J=6.3
Hz)、1.80(3H,t,J=3.1Hz)、1.80〜2.80
(14H)3.45(1H,t,J=7.8Hz)、3.65(3H,
s)、4.00(2T,m)、5.10(1H,m)、5.65(2H,
m)、6.60〜7.00(3H) Mass(m/l):412(M+) 以下同様にして、11−デオキシ−11−アセトキ
シ−16−メチル−18,19−テトラヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルのかわりに11−デオキ
シ−11−プロハノイロキシ−16−メチル−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル、11−デオキシ−11−ブタノイロキシ−16−メ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステル、11−デオキシ−11−ベンゾイロ
キシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いても標題化
合物が得られる。 実施例 4 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 11−デオキシ−11−2−テトラヒドロヒラニル
オキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル58mgを1.5mlの酢
酸:水(65:35)とTHF0.15mlに溶かし、37℃
で20時間撹拌した。 反応混合物を冷却し、溶媒を減圧除去した後得
られた残渣をカラムクロマトグラフイ〔酢酸エチ
ル:シクロヘキサン(3:1)〕で分離精製する
と25mgの標題化合物が得られた。スペクトルデー
タは実施例3で得られた化合物と一致した。 以下同様にして11−デオキシ−11−2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−16−メチル−18,19−テ
トラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルの
かわりに11−デオキシ−11−2−テトラヒドロフ
ラニルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステル、11−デオ
キシ−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16
−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−トリ
チルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルを用いても同
様な結果が得られる。 実施例 5 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2: 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル41mgを4.3mlのメタノー
ルに溶かし、1規定の水酸化ナトリウム1mlを加
え30℃で17時間放置した。反応混合物を濃縮し、
残渣に水1mlを加え1規定塩酸でPH4とし、酢酸
エチル5mlで3回抽出し、酢酸エチル層を水5
ml、飽和食塩水5mlで洗浄し、乾燥後濃縮すると
油状のカルボン酸39mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、743 NMRδ(CDCl3):1.00(3H,m)、1.79(3H,s) 1.50〜3.00(12H)、3.35(1H,t,J=9.1Hz) 4.00(2H,m)、5.20(4H,m)、5.60(2H,m)、
6.80(1H,m)、6.90(2H,m) Mass(m/l):398(M+) この油状物を冷凍庫中に放置すると極めて除々
に結晶化する。 この粗結晶を酢酸エチル−hexaneより分別再
結晶する。15mgの16−β−メチル体、mp123.5〜
124℃、と10mg16−α−メチル体、mp92〜94℃が
得られた。 16−β−メチル体 IR(KBr)ν:3600〜2400、1740、1680、1595、
965、775、765、740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.0197(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(3H,t,J
=8.3Hz)、3.95(2H,m)4.10(2H,m)、5.05
(1H,m)、5.60(2H,m)、6.83(3H,m) Mass(m/l):398(M+) 高分解能マススペクトルC24H30O5としての分析
値 398.20850、error−0.7mmU 16−α−メチル体 IR(KBr)δ:3600〜2400、1710、1595、970、
762、740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.05(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)3.40(1H,h,J=
8.3Hz)、3.85(1H,m)4.12(1H,m)、5.10
(3H,m)、5.65(2H,m)、6.85(3H,m)、 Mass(m/l):398(M+) 高分解能マススペクトルC24H30O5としての分析
値 398.21347,error4.1mmU 実施例 6 11,15−ジデオキシ−11−アセトオキシ−15−
オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル150mgを無水ピ
リジン0.3mlを無水ベンゼン10mlに溶かした溶液
122mlに溶かし、トリフルオロ酢酸0.14mlを無水
DMSO10mlに溶かした溶液0.37mlを加え、さらに
ジシクロヘキシルカルボジイミド340mgを加えて
室温で14時間撹拌した。析出した沈殿を過し、
ベンゼンでよく洗浄し、液を3mlの水で3回洗
浄後、乾燥し、濃縮すると260mgの粗アルデヒド
が得られた。次に水素化ナトリウム118mg(55%
ミネラル油デイスパージヨン)を10mlのDMEに
懸濁し、2−オキソ−ヘプト−5−イン−ホスホ
ン酸−ジメチルエステル689mgを10mlのDMFに溶
かした溶液を加え、室温、アルゴン下、30分間撹
拌した。この反応混合物に前記アルデヒド260mg
を5mlのDMFに溶かした溶液を加え、室温で30
分間撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH7とし
た後濃縮した。残渣をペンタン:エーテル(1:
1)10mlに溶かし、沈殿を過し、液を濃縮す
ると800mgの油状物が得られた。この油状物をカ
ラムクロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキ
サン(1:3)〕で分離精製すると116mgの標題化
合物が得られた(収率62%)。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1675、1630、
1595、750cm-1 NMRδ(CDCl3):1.69(3H,t,J=3.1Hz)、
1.71(3H,s)、1.70〜3.05(13H)、3.60(3H,
s)、3.62(1H,m)、4.90(1H,q,J=6.2
Hz)、5.15(1H,m)、6.15(1H,dd,J=16.0
Hz、2.0Hz)、6.50〜7.10(4H,m) Mass(m/l):438(M+) 以下同様にして4−〔2−エンド−アセトキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
のかわりに4−〔2−エンド−2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル
−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒド
ロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル〕酪酸メチルを用いると11,15−ジデオキシ−
11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキ
ソ−18,19−テトラヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テ
トラヒドロフラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルを用いると11,15−ジ
デオキシ−11−2−テトラヒドロフラニルオキソ
−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルを用いる
と11,15−ジデオキシ−11−t−ブチルジメチル
シリルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−〔2−エンド−t−ブチルオキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルを用いると11,
15−ジデオキシ−11−t−ブチルオキシ−15−オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド−(1
−エトキシエチルオキシ)−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキシエチル
オキシ)−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得
られ、4−〔2−エンド−プロパノイロキシ−1
−エキソヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
を用いると11,15−ジデオキシ−11−プロパノイ
ロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−ブタノイロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−15オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ4−〔2−エンド−トリ
チルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−トリチルオキシ−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−ベンゾロイキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 7 11−デオキシ−11−アセトオキシ−18,19−テ
トラヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステル116mgより標
題化合物56mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):440(M+) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−プロ
パイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルより11−デオ
キシ−11−プロパノイロキシ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ
11,15−ジデオキシ−11−−2−テトラデヒドロ
ピラニルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−
デオキシ−11−2−テトラデヒドロピラニルオキ
シ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−2−テトラヒドロフラニルオキシ−15−オキソ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルより11−デオキシ−11−2−テトラヒ
ドロフラニルオキシ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,15
−ジデオキシ−11−t−ブブチルジメチルシリル
オキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば11−デ
オキシ−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いると
11−デオキシ−11−t−ブチルオキシ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキ
シエチルオキシ)−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11
−デオキシ−11−(1−エトキシエチルオキシ)−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得ら
れ、15−デオキシ−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルより18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−プロ
パノイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−デ
オキシ−11−プロパノイロキシ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−
15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルより11−デオキシ−11−ブ
タノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−トリチルオキシ−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルより11−デオキシ−11−トリチルオキシ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−
ベンゾイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れる。 実施例 8 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トオキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル56mgより標題化合物19mgが
得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、970、745cm
-1 NMRδ(CDCl3):1.70(3H,t,J=3.0Hz)、
1.20〜2.80(15H)、3.40(1H,t,J=7.8Hz)、
3.59(3H,s)、3.80(1H,q,J=6.1Hz)、
4.50(1H,m)、5.05(1H,m)、5.60(2H,m)、
6.60〜7.00(3H) Mass(m/l):398(M+) 以下同様にして11−デオキシ−11−アセトキシ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルのかわりに11−デオキシ−11−プロパ
ノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−ブタ
ノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いても同様な結果が得
られる。 実施例 9 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステル: 実施例4と同様にして11−デオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル50mgより
標題化合物20mgが得られた。スペクトルデータは
実施例8で得られた化合物と一致した。 以下同様にして11−デオキシ−11−2−テトラ
ヒドロフラニルオキシ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル、11−デオキシ
−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル、11−デオキシ−11−トリチルオキシ−18,19
−テトラデヒドロ−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル、を用いても同様な結
果が得られる。 実施例 10 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2: 実施例4と同様にして18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル43mgより標題化
合物41mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、975、
740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.65(3H,t,J=3.0Hz)、
1.40〜2.80(14H)、3.30(1H,t,J=8.0Hz)、
3.80(1H,m)、4.20(1H,m)、5.00(1H,m)、
5.10〜5.80(4H)、6.50〜7.00(3H) Mass(m/l):384(M+) 実施例 11 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16,20
−ジメチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに3−メチル−2−オキソ−オクト
−5−インホスホン酸ジメチルエステルを用いる
と4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル150mg
より標題化合物120mgが得られる。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1670、1630、
1595、970cm-1 Mass(m/l):466(M+) 実施例 12 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−20−ブ
チル−16−メチル−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに3−メチル−2−オキソ−ウンデ
カ−5−イン−ホスホン酸ジメチルを用いると4
−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル150mgより
標題化合物100mgが得られる。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1670、1630、
1595、975cm-1 Mass(m/l):508 実施例 13 11−デオキシ−11−アセトキシ−16,20−ジメ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−1,20−ジメチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンI2メチルエス
テル130mgより標題化合物58mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):468(M+) 実施例 14 16,20−ジメチル−18,19−テトラデヒドロ
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル58mgより20mgの標
題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):426(M+) 実施例 15 16,20−ジメチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2: 実施例5と同様にして16,20−ジメチル−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステル50mgより48mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、975
cm-1 Mass(m/l):412(M+) 実施例 16 11−デオキシ−11−アセトキシ−20−ブチル−
16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−20−ブチル−16−メチル−15−オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステル120mgより標題化合物50mgが得られ
た。 IR(液膜法)ν:3473、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):510(M+) 実施例 17 20−ブチル−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トキシ−20−ブチル−16−メチル−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル50mg
より標題化合物24mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3372、1740、1595、745、970cm
-1 Mass(m/l):468(M+) 実施例 18 20−ブチル−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2: 実施例5と同様にして20−ブチル−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステル44mgより42mgの標題化合物が得られ
た。 実施例 19 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メ
チル−15−オキソ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル1.32g
(3.79mmol)をベンゼン13mlに溶かしピリジン
0.31ml、DMSO13mlトリフルオロ酢酸0.23ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド1.17g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で冷却
下炭酸カルシウム1.9g加え30分撹拌しておく。 次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデ
イスパージヨン)228mgを10mlのDHEに懸濁し3
−メチル−2−オキソ−ヘプチル−ホスホン酸ジ
メチルエステル1.34gを10mlのDMEに溶かした
溶液を加え室温、アルゴン下30分撹拌した。この
反応液に上記作製したアルデヒドエステル反応混
合物の上澄み液を注射器でとり加えた。残渣を
THF10mlで洗浄し更にその上澄み液も加えてこ
の反応混合物を30分撹拌した。反応混合物に酢酸
を加えPH=7として濃縮した。 濃縮残渣に水15ml酢酸エチル50ml加え沈殿物口
別後固体を酢酸エチル10mlにて2回洗浄し液を
分液した水層を酢酸エチル30mlで2回抽出し、有
機層合わせて水10ml飽和食塩水20mlにて洗浄し無
水硫酸ナトリウム20gで乾燥後濃縮し4.2gの油
状物を得た。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると1.43g
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:1742、1700、1672、1633、
1595、1240、835、750cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,t,J=6.0Hz)、
1.11(3H,d,J=6.0Hz)、2.95(1H,m)、
1.75(3H,s)、3.65(3H,s)、3.70(1H,m)、
5.00(1H,q,J=6.0Hz)、5.23(1H,m)、
6.25(1H,dd,J=15.6Hz、1.0Hz)、6.70(4H,
m) Mass(m/l):456(M+)、396(M+−60) 以下同様にして、3−メチル−2−オキソ−ヘ
プチル−ホスホン酸ジメチルエステルのかわりに
3−メチル−2−オキソ−オクチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いると11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20
−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
3−メチル−2−オキソ−ノニル−ホスホン酸ジ
メチルエステルを用いると、11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20
−エチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、3−メチル−2−オキソ−デシルホスホン酸
ジメチルエステルを用いると、11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−
20−プロピル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、3−メチル−2−オキソ−ウンデシルホ
スホン酸ジメチルエステルを用いると、11,15−
ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−
メチル−20−ブチル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−メチル−2−オキソ−ヘプ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−メチル−2−オキソ−オクチル−
ホスホン酸ジメチルエステルを用いると11,15−
ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−17−
メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、4,8−ジメチル−2−オキソ−ノ
ニル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17,20,20−トリメチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られる又、4−〔2−エンド−
アセトキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルのかわりに、4−〔2−エン
ド−2−テトラヒドロピラニルオキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用
いると11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒド
ロピラニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−2−テトラヒドロフラニルオキシ−1
−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−
2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テルを用いると11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−〔2−エンド−t−ブチルジメチルシリルオ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル
−15−オキソ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、4−〔2−エンド−t−ブチルオキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルオキシ−16−メチル−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−(1−エトキシエチルオキシ)−1−エキソ
−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用
いると11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキシ
エチルオキシ)−16−メチル−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルを用いると15−デオキ
シ−1/6−メチル−15−オキソ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド−プ
ロパノイロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル
−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒド
ロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル〕酪酸メチルエステルを用いると11,15−ジデ
オキシ−11−プロパノイロキシ−16−メチル−15
−オキソ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、4−〔2−エンド−ブタノイロキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
を用いると11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロ
キシ−16−メチル−15−オキソ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ4−〔2−エンド−トリ
チルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いると11,15−ジデオキ
シ−11−トリチルオキシ−16−メチル−15−オキ
ソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4
−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−16−
メチル−15−オキソ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られる。又、4−メチル−2−オキソ
−ヘプチル−ホスホン酸ジメチルエステルと4−
〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニルオキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルより、11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−17−メチル−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−メチル−2−オキソ−ヘプチル−ホスホン酸
ジメチルエステルと4−〔2−エンド−ペンゾイ
ロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル酪酸メ
チルエステルより11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−17−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−メチル−2
−オキソ−オクチル−ホスホン酸ジメチルエステ
ルと4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル酪酸メ
チルエステルより、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−17−メチル−15
−オキソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ4−メチル−2−オキソ−オクチ
ル−ホスホン酸ジメチルエステルと4−〔2−エ
ンド−ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキ
シメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テ
トラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベン
ゾフラニル酪酸メチルエステルより11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−17−メチル−15−
オキソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られる。 実施例 20 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−16−メチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル1.4g(3.14mmol)をメタノール22mlに溶かし
塩化セリウム7水和物1.75gを加えて溶かし氷冷
下撹拌している中に水素化ホ−素ナトリウム178
mg加えて10分間撹拌後3.5mlの炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液加え更にそのまま10分間撹拌した。
反応混合物を濃縮後残渣に20mlの酢酸エチルを加
え沈殿をロ過し酢酸エチル10mlで2回洗浄し有機
層合わせて、水、飽和食塩水で洗浄後20gの無水
硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると1.4gの15−
アルコール体が得られた。このアルコール体を無
水メタノール20mlに溶かし4,8規定のナトリウ
ムメトキシド0.1mlを加え室温で1.5時間撹拌し
た。 反応混合物に0.03mlの酢酸を加え濃縮し残渣に
酢酸エチル30mlを加え溶かし炭酸水素ナトリウム
の飽和水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し20gの無
水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると1.3gの油
状物が得られた。この油状物をパクトカラムB
(酢酸エチル:シクロヘキサン=5:2)で分離
精製すると407.5mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3400、1740、1595、1250、970、
862、743cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(6H,m)、3.44(1H,t,
J=9.0Hz)3.67(3H,s)、4.00(2H,m)、
5.10(1H,m)、5.62(2H,m)6.75(1H,dd,
J=9.0Hz,6.0Hz)6.95(1H,m) Mass(m/l):416(M+)、398(M+−18)、380
(M+−36) 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル
−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用
いると16−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20−エ
チル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いると
16−メチル−20−エチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−16−メチル−20−プロピル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
メチル−20−プロピル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−16−メチル−20−ブチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−メ
チル−20−ブチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセトキ
シ−15−オキソ−17−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いるとエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルを用いれば17−メチル−20−ホモ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−
15−オキソ−17−メチル−20−ホモ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると17−メチル−20
−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17,20,20−トリメチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると、17,20,20−トリメチ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いれば、17−メチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル。 実施例 21 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 実施例2、つづいて実施例4に従うが、11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メチル−15
−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに100mgの11,15−
ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニルオキ
シ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いついで11−デオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−16−メチル−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルのかわりに80mgの11−デオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−16−メチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると標題化
合物40mgが得られた。スペクトルデータは実施例
20と一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロフラニルオキシ−15−オキソ−16
−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステル、11,
15−ジデオキシ−11−t−ブチルジメチルシリル
オキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11,15−ジデオキシ−11
−(1−エトキシエチルオキシ)−15−オキソ−16
−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2、11,15−ジデオキシ
−11−トリチルオキシ−15−オキソ−16−メチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると標題
化合物が得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−
メチル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いる
と17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒ
ドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−メチル−
20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると17−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られる。 実施例 22 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI216−メチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル385mg(0.925mmol)を
40mlのメタノールに溶かし1規定の水酸化ナトリ
ウム10mlを加え室温下18時間撹拌した。反応混合
物濃縮し残渣に水10ml加え1規定塩酸にてPH=4
とし酢酸エチル20mlにて3回抽出し有機層合わせ
て水10ml飽和食塩水10mlでで洗浄し10gの無水硫
酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると370mgの標題化
合物が得られた。 IR(液膜法)ν3600〜2400、1710、1595、970、
860、742cm-1 NMRδ(CDCl3):0.92(6H,m)、1.95(2H,m)
2.34(2H,t,J=7.0Hz) 2.64(2H,t,J=7.0Hz)3.40(1H,t,J=
8.0Hz)、3.95(3H,m)、5.05(3H,m)、5.65
(2H,m)、6.65(1H,m)、6.95(2H,m) Mass(m/l):402(M+) 以下同様にして16−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに16−メチル−20−ホモ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−メ
チル−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2が得られ、16−
メチル−20−エチル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると16−メチル−20−エチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、16−メチル−20−プロピル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
メチル−20−プロピル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得られ、
16−メチル−20−ブチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると16−メチル−20−ブチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2が得られ、17−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると17−メチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、17−メチル−20−ホモ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いると17−メチル
−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2が得られ、17,20,
20−トリメチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いると17,20,20−トリメチル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られる。 実施例 23 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−15−シクロヘキシル−16,17,18,19,
20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエス
テル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル2.3g
(6.61mmol)をベンゼン22mlに溶かしピリジン
0.53mlDMSO22ml、トリフルオロ酢酸0.49ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド2.1g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で冷却
下炭酸カルシウム3.3g加え30分撹拌しておく。
次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデイ
スパージヨン)431mgを50mlの無水に懸濁し2−
シクロヘキシル−2−オキソ−エチル−ホスホン
酸ジメチルエステル2.8gを10mlのDMEに溶かし
た溶液を加え室温アルゴン下30分撹拌した。この
反応液に上記作製したアルデヒドエステル反応混
合物の上澄み液を注射器でとり加えた。残渣を20
mlのTHFで洗浄し更にその上澄み液も加えてこ
の反応混合物を30分撹拌した反応混合物に酢酸を
加えPH=7として濃縮した。濃縮残渣に水15ml酢
酸エチル80ml加え沈殿物口別後個体を酢酸エチル
20mlにて2面洗浄し液を分液した。水層を酢酸
エチル30mlで2回抽出し有機層合わせて水20ml飽
和食塩水20mlにて洗浄し無水硫酸ナトリウム20g
にて乾燥後濃縮し8.4gの油状物を得た。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると2.35g
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:1740、1698、1670、1630、
1595、1240、750cm-1 NMRδ(CDCl3):2.42(10H,s)、1.76(3H,
s)、2.98(1H,m)、3.62(1H,m)、3.66(3H,
s)、5.00(1H,q,J=6.0Hz)5.25(1H,
m)、6.25(1H,dd,J=16.0Hz、1.0Hz)、6.80
(4H,m) Mass(m/l):454(M+)、394(M+−60) 以下同様にして、2−シクロヘキシル−2−オ
キソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステルのか
わりに2−シクロベンチル−2−オキソ−エチル
−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
2−フエニル−2−オキソ−エチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−15−フエニル−
16,17,18,19,20−ペンタル−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、2−(P−トリル)−2
−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステル
を用いれば11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ
−15−オキソ−15−(P−トリル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、2−(P−クロロフエニル)−2
−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステル
を用いれば11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ
−15−オキソ−15−(p−クロロフエニル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、2−(m−クロロフエニ
ル)−2−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−15−(m−クロロフエニ
ル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、2−(m−プロピ
ルフエニル)−2−オキソ−エチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いれば、11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−(m−プ
ロピルフエニル)−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2が得られる。 又、4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルにか
わりに4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−
オキソ−15−シクロヘキシル−16,17,18,19,
20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 又、4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニル
オキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−フエニル−2−オキソ−エ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−15−オキソ−15−フエニル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ4−〔2−エンド−ベンゾ
イロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−フエニル−2−オキソ−エ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−
オキソ−15−フエニル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニルオキ
シ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−
シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチ
ルエステルと2−シクロベンチル−2−オキソ−
エチル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれ
ば、11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−15−オキソ−15−シクロベンチ
ル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメ
チル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラ
ヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラニル〕酪酸メチルエステルと2−シクロベンチ
ル−2−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエ
ステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロペンチル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 24 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−15−シクロヘキシル16,17,18,19,20−
ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル2.1g
(4.63mmol)をメタノール30mlに溶かし塩化セリ
ウム7水和物2.6g加えて溶かし氷冷下撹拌して
いる中に水素化ホー素ナトリウム263mg加えて10
分間撹拌後5.5mlの炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液加え更にそのまま10分間撹拌した。反応混合物
を濃縮後残渣に30mlの酢酸エチルを加え沈殿をロ
過し酢酸エチル20mlで2回洗浄し有機層合わせて
水、飽和食塩水で洗浄後30gの無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後濃縮すると2.0gのアルコール体が得
られた。 ここで得られた化合物2.0gを無水メタノール
34mlに溶かし4.8規定のナトリウムメトキシド
0.23mlを加え室温で1.5時間撹拌した。反応混合
物に0.065mlの酢酸を加え濃縮し残渣に酢酸エチ
ル40mlを加え溶かし炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液、水、飽和食塩水で洗浄し30gの無水硫酸ナト
リウムで乾燥後濃縮すると1.8gの油状物が得ら
れた。この油状物をパクトカラムB(酢酸エチ
ル:シクロヘキサン=3:1)で分離精製すると
677.1mgの標題化合物が得られた(収率37.4%)。 IR(液膜法)ν:3400、1740、1595、1250、970、
860、745cm-1 NMRδ(CDCl3):0.70〜1.85(10H,m)、3.35
(1H,t,J=6.0Hz)、3.64(3H,s)、3.80
(2H,m)、3.64(3H,s)3.80(2H,m)、5.00
(1H,m)、5.55(2H,m)、6.85(3H,m) Mass(m/l):414(M+)、396(M+−18)、378
(M+−36) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−15−シクロペンチル
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−シクロペン
チル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−フ
エニル16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば15−フエニ
ル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−(p−ト
リル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば15−(p−ト
リル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−
(p−クロロフエニル)−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
れば15−(p−クロロフエニル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−15−(m−クロロフエニル)
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−(m−クロロ
フエニル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15
−(m−プロピルフエニル)−16,17,18,19,20
−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを
用いれば15−(m−プロピルフエニル)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベ
ンゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−シクロヘキ
シル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−15
−フエニル−16,17,18,19,20−ペンタノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば15−フ
エニル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより15−シ
クロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 25 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに100mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−15−シ
クロヘキシル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると42mg
の標題化合物が得られた。 スペクトルデータは実施例24で得られたものと
一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより15−シ
クロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニル
オキシ−15−オキソ−15−フエニル−16,17,
18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルより15−フエニル−16,17,18,19,20
−ペンタノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 26 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI215−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル626.7mg(1.52mmol)を50ml
のメタノールに溶かし1規定の水酸化ナトリウム
10mlを加え室温下16時間撹拌した。反応混合物を
濃縮し残渣に水10ml加え1規定塩酸にてPH=4と
し酢酸エチル30mlにて3回抽出し有機層合わせて
水10ml、飽和食塩水10mlで洗浄し15gの無水硫酸
ナトリウムで乾燥後濃縮すると605mgの粗結晶が
得られたこれを酢酸エチル5mlで再結晶を行なう
と標題化合物452.8mg(m.p124〜125℃)が得られ
た。 (再結晶収率74.8%) IR(液膜法)ν:3600〜2400、1710、1595、975、
870、762cm-1 NMRδ(CDCl3):0.7〜1.80(10H,m)、2.35(2H,
t,6.0Hz)、2.65(2H,t,J=6.0Hz)、3.37
(1H,t,J=9.0Hz)、3.85(2H,m)、4.75
(3H,m)、5.00(1H,m)、5.55(2H,m)、
6.80(3H,m) Mass(m/l):400(M+)、382、364 元素分析 C H C24H32O5としての計算値 71.79 8.06 実測値 71.81 8.07 以下同様にして、15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに、15−シクロペンチル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると15−シクロペン
チル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、15−フエニル−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると15−フエニル−16,17,18,
19,20−ペンタノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2が得られ、15−(p−トリル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると15−(p−トリル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が
得られ15−(p−クロロフエニル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると15−(p−クロロフエニル)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られ、15−(m−クロロフエニル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いれば15−(m−クロロフエニ
ル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られ、15−(m−プロピルフエニル)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−(m−プロピ
ルフエニル)−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2が得られる。 実施例 27 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに2−オキソ−ヘプチルホスホン酸
ジメチルエステルを用いると、4−〔2−エンド
−アセトキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステル200mgより標題化合物150mgが
得られる。 IR(液膜法)ν:1742、1705、1680、1632、
1595、1240、835、750cm-1 NMRδ(CDCl3):0.93(3H,t,J=6.0Hz)、
1.78(3H,s)、2.90(1H,m)、3.65(3H,s)、
3.75(1H,m)、5.00(1H,q,J=6.0Hz)、
5.25(1H,m)、6.20(1H,d,J=17.0Hz)、
6.80(4H,m) Mass(m/l):442(M+) 以下同様にして、2−オキソ−ヘプチルホスホ
ン酸ジメチルエステルのかわりに2−オキソ−オ
クチルホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、2−オキソ−ウンデシルホスホン酸ジメ
チルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−20−ブチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、2−オキソ
−8−メチル−7−ノネニルホスホン酸ジメチル
エステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−20−イソプロピリデン−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。又、
4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニルオ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルと2−オキソ−ヘプチル−ホスホン
酸ジメチルエステルより、11,15−ジデオキシ−
11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキ
ソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2が得られ、4−〔2−エンド−
ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−ヘプチ
ルホスホン酸ジメチルエステルより11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−2−テトラヒドロピラニルオキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
と2−オキソ−8−メチル−7−ノネニルホスホ
ン酸ジメチルエステルより、11,15−ジデオキシ
−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オ
キソ−20−イソプロピリデン−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が
得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−1
−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−
2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テルと2−オキソ−8−メチル−7−ノネニルホ
スホン酸ジメチルエステルより11,15−ジデオキ
シ−11−ベンゾイル−15−オキソ−20−イソプロ
ピリデン−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレン−PGI2メチルエステルが得
られる。 実施例 28 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例20に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル150mgより50mgの標題化合物
が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1695、1255、970、
865、745cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,s)、3.38(1H,t,
J=9.0Hz)、3.60〜4.30(2H,m)、5.05(1H,
m)、5.60(2H,m)、6.60〜7.10(3H,m) Mass(m/l):402(M+) 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルのかわりに11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−20−ホモ−5,6,7−ト
リノル4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると20−ホモ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−20−ブチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルより20−ブチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−
20−イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルより20−イソプロピリデン−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルより5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−ベンゾイロキシ−15−オキソ−20−イソプロピ
リデン−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより20−
イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られる。 実施例 29 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのかわ
りに120mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テト
ラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると58mgの標題化合
物が得られた。 この化合物のスペクトルデータは本発明28の化
合物と一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−20
−イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルより20−イソプロピリデン−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 30 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2 実施例26に従うが15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステル50mgより標題化合物45mgが得られた。この
粗結晶を酢酸エチル−hexaneより再結晶すると
30mgの純品が得られた。mp90〜92℃ IR(液膜法)ν:3600〜2500、2920、1700、
1590、1440、1250、965、860、740cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,t,J=6.0Hz)、
3.36(1H,t,J=9.0Hz)、3.60〜4.30(2H,
m)、5.05(1H,m)、5.60(2H,m)、6.60〜
705(3H,m) Mass(m/l):388(M+) 以下同様にして5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
のかわりに20−ホモ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得
られ、20−ブチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2を用いると20
−ブチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2が得られ、20−イソプ
ロピリデン−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用
いると20−イソプロピリデン−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が
得られる。 実施例 31 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル2.3g
(6.61mmol)をベンゼン22mlに溶かしピリジン
0.53mlDMSO22ml、トリフルオロ酢酸0.49ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド2.1g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で氷却
下炭酸カルシウム3.3g加え30分撹拌しておく。
次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデイ
スパージヨン)431mgを18mlのDMEに懸濁し2−
オキソ−4−フエニルブチル−ホスホン酸ジメチ
ルエステル2.8gを18mlのDMEに溶かした溶液を
加え室温、アルゴン化30分撹拌した。この反応液
に上記作製したアルデヒドエステル反応混合物の
上澄み液を注射器でとり加えた。残渣をTHF10
mlで洗浄し更にその上澄み液も加えてこの反応混
合物を30分撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH
=7として濃縮した。 濃縮残渣に水15ml、酢酸エチル80mlを加え沈殿
物ロ別後個体を酢酸エチル20mlにて2回洗浄し
液を分液した水層を酢酸エチル30mlで2回抽出
し、有機層合わせて水20ml飽和食塩水20mlにて洗
浄し無水硫酸ナトリウム30gで乾燥後濃縮すると
8.4gの油状物が得られた。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると2.35g
の標題化合物が得られた(収率74.8%)。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1680、1635、
1600、1240、850、765、705cm-1 NMRδ(CDCl3):1.77(3H,s)、2.94(4H,s)、
3.62(1H,m)、3.66(3H,s)、4.98(1H,q,
J=6.0Hz)、5.22(1H,m)、6.18(1H,d,J
=16.0Hz)、6.60〜7.10(4H,m),7.30(5H,
m) Mass(m/l): 以下同様にして、4−〔2−エンド−アセトキ
シ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−
シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチ
ルエステルのかわりに4−〔2−エンド−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,
19,20−トリノル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,19,20
−トリノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得
られる。又、2−オキソ−4−フエニル−ブチル
ホスホン酸ジメチルエステルのかわりに2−オキ
ソ−3−フエノキシ−プロピルホスホン酸ジメチ
ルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−
アセトキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、2−オキソ−3−フエニル−
プロピルホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−16−フエニル−17,18,19,20−テトラノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、2−
オキソ−3−シクロヘキシル−プロピルホスホン
酸ジメチルエステルを用いると11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−シクロヘ
キシル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 さらに4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−オキソ−3−フエノキシ−
プロピルホスホン酸ジメチルエステルより11,15
−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニルオ
キシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシ
メチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テト
ラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾ
フラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−3
−フエニル−プロピルホスホン酸ジメチルエステ
ルより11,15−ジデオキシ−11−テトラヒドロピ
ラニルオキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テト
ラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキ
シメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テ
トラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベン
ゾフラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−
3−シクロヘキシル−プロピルホスホン酸ジメチ
ルエステルより11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−16−シ
クロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−ベンゾイロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ
−3−フエノキシ−プロピルホスホン酸ジメチル
エステルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルと2−オキソ−3−フエニル−プロ
ピルホスホン酸ジメチルより11,15−ジデオキシ
−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−16−フエニ
ル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−ベンゾイロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−3−シ
クロヘキシル−プロピルホスホン酸ジメチルエス
テルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキ
シ−15オキソ−16−シクロヘキシル−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られる。 実施例 32 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル2.35g(4.94mmol)
をメタノール30mlに溶かし塩化セリウム、7水和
物2.76gを加えて溶かし氷冷下撹拌している中に
水素化ホー素ナトリウム280mg加えて10分間撹拌
後5.5mlの炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を加え
更にそのまま10分間撹拌した。反応混合物を濃縮
後残渣に30mlの酢酸エチルを加え沈殿をロ過し酢
酸エチル20mlで2回洗浄し有機層合わせて水飽和
食塩水で洗浄後30gの無水硫酸ナトリウムで乾燥
後濃縮すると2.35gの油状物が得られた。 この油状物を無水メタノール36mlに溶かし4,
8規定のナトリウムメトキシド0.25mlを加え室温
で1.5時間撹拌した。反応混合物に0.074mlの酢酸
を加え濃縮し残渣に酢酸エチル40mlを加え溶かし
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液、水、飽和食塩水
で洗浄し30gの無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮
すると2.1gの油状物が得られたこの油状物をパ
クトカラムB(酢酸エチル:シクロヘキサン=
3:1)で分離精製すると785.4mgの粗結晶が得
られた。(収率36.5%)更に口を酢酸エチル:n
−ヘキサン=1:1にて再結晶するとm.p80.6〜
81.2℃の純粋な標題化合物が得られた。 IR(KBr)ν:3600〜3100、1735、1600、1590、
1262、975、970、870、750cm-1 NMRδ(CDCl3):3.35(1H,t,J=9.0Hz)、
1.60〜2.90(15H)、3.85〜4.20(2H)、5.01(1H,
m)、5.60(2H,m)、6.60〜7.00(3H,m)7.25
(5H,m) Mass(m/l):418(M+−18)、400(M+−36) 元素分析値 C H C27H32O5としての計算値 74.29 7.39 実測値 73.99 7.40 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,19,20
−トリノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15
−オキソ−16−フエノキシ−17,18,19,20−テ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
れば16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−
16−フエニル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば16−フ
エニル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−17−
フエニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば17−フエニル−
18,19,20−トリノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いれば16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロ
キシ−15−オキソ−16−シクロヘキシル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られる。 実施例 33 17−フエニル−17,18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに110mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−フ
エニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルより50mgの標題化合物が得られ
た。 スペトルデータは実施例32の化合物と一致し
た。 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−
フエニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15
−オキソ−16−フエノキシ−17,18,19,20−テ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニル
オキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると16−フエニル−17,18,19,20
−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−15−オキソ−16−
シクロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−シ
クロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 34 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2: 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル 678.3mg(1.56mmol)を50mlのメタノールに溶
かし1規定の水酸化ナトリウム10mlを加え室温下
16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し残渣に水10
ml加え1規定塩酸にてPH=4とし酢酸エチル30ml
にて3回抽出し有機層合わせて水10ml、飽和食塩
水10mlで洗浄し15gの無水硫酸ナトリウムで乾燥
後濃縮すると656.22mgの粗結晶が得られた。この
粗結晶を酢酸エチル5mlで再結晶を行ない純粋な
標題化合物421.8mg(m.p99.4〜100.3℃)を得た。
(再結晶収率64.2%) IR(液膜法)ν:3600〜2400、1715、1691、
1100、975、970、862、750cm-1 NMRδ(CDCl3):1.60〜22.90(15H)、3.38(3H,
t,J=8.4Hz)、3.60〜4.80(2H)、5.05(1H,
m)、5.60(22H,m)、6.70(3H,m)、7.20
(5H,m) Mass(m/l):422(M+)、404、386 元素分析 C H C26H28O5としての計算値 73.91 7.16 実測値 73.77 7.18 以下同様にして17−フエニル−18,19,20−ト
リノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルのかわり
に16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
フエノキシ−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いれば、16−フエニル−17,18,19,20−チ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2が得られ、16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られる。 実施例 35 (+)−16(S)−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2: (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
2.2gと3(S)−3−メチル−2−オキソ−ヘプ
ト−5−イン−ホスホン酸ジメチル〔〔α〕EtOH D
(C=+29.8)=+29.8〕2.2gを用い、実施例1,
2,3,5にそれぞれ従うと標題化合物450mgが
粗結晶で得られた。この粗結晶をエチル−ヘキサ
ンより再結晶すると112mgの純品(m.p.64〜66℃)
が得られた。 IR(KBr)ν:3700〜2200、1712、1595、1255、
1235、1195、1155、1105、1095、1075、1035、
1015、1000、962、865、835、765、745cm-1 1H NMR(COCl3)δ:0.97(3H,d,J=7.2
Hz)、1.08(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(3H,
t,J=8.3Hz)、3.95(2H,m)5.00(4H,
m)、5.60(2H,m)、6.75(1H,m)、6.70(2H,
m) 13C NMR(CDCl3)δ:3521、15737、22401、
24622、29118、38193、41119、50246、58806、
75627、77036、77198、78471、84214、120565、
1221865、123274、128962、129666、133350、
134054、157268 Mass(m/l):398(M+) 〔α〕MeOH D(C=0.7):+120.6 実施例 36 (+)−16(R)−メチル−18,19−テトラヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2: (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
200mgと3(R)−3−メチル−2−オキソ−ペプ
ト−5−イン−ホスホン酸ジメチル〔〔α〕EtOH D
(C=4.8)=−28.6〕230mgを用い、実施例1,
2,3,5にそれぞれ従うと標題化合物47mgが得
られた。 IR(液膜法)ν:3600〜2400、1710、1595、970、
762、740cm-1 1H NMR(CDCl3):1.05(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(1H,t,J
=8.3Hz)、3.85(1H,m)、4.21(1H,m)、5.10
(3H,m)、5.65(2H,m)、6.85(3H,m) Mass(m/l):398(M+) 〔α〕MeOH D(C=0.47):+110.3
ニル、1−エチル−4−ヘキシニル、1−メチル
−4−ヘプチニル、1−エチル−4−ヘプシニ
ル、1−メチル−4−オクチニル、1−エチル−
4−オクチニル、1−メチル−ノナン−4−イニ
ル、1−エチル−ノナン−4−イニル、1−メチ
ル−デカン−4−イニル、1−エチル−デカン−
4−イニル、1−メチル−3−ヘキシニル、1−
メチル−3−ヘプチニル、1−メチル−2−ペン
チニル、1−メチル−5−ヘプチニル、1−メチ
ル−4−ヘキシニル、1−エチル−3−ペンチニ
ル、1−エチル−3−ヘキシニル、1−エチル−
3−ヘプチニル、1−メチル−3−オクチニル、
1−エチル−3−オクチニル、1−メチル−ノナ
ン−3−イニル、1−エチル−ノナン−3−イニ
ル、1−メチル−デカン−3−イニル、1−エチ
ル−デカン−3−イニル、3−ペンチニル、2−
ペンチニル、4−ペンチニル、1−エチル−2−
ペンチニル、1−エチル−5−ヘプチニル、1−
メチル−6−オクチニル、1−エチル−6−オク
チニル、1−メチル−2−オクチニル、1−エチ
ル−2−ペンチニル、1−メチル−ノナン−2−
イニル、1−エチル−ノナン−2−イニル等をあ
げることができる。 プロスタグランジンI2(PGI2、プロスタサイク
リン)は、1976年J.R.Vaneらによつて発見され
た化合物であり、アラキドン酸からエンドパーオ
キシド(PGH2又はPGG2)を経由して動脈壁に
て生合成され、強力な血小板凝集抑制作用及び末
梢血管の拡張作用を有する物質として注目されて
いる。 〔C&EN、Dec.20、1976、P17.及びS.
Moncada,R.Gryglewski,S.Bunting,J.R.
Vane,Nature,263,633(1976)を参照の事。〕 本発明はPGI2の特徴的構造であるエキソエノ
ールエーテル部分構造をインタ−m−フエニレン
型に変換した新規な骨格を有するPGI2誘導体
〔〕及びその製造中間体〔〕、〔〕の新規な
製造法を提供するものである。一般式〔〕の化
合物はすでに本発明者らにより製造法が確立され
ている(特願昭55−106751、特願昭56−36477)
が、本発明においては収率、選択性の面で前製造
法の改良がなされている。 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕 PGI2は不安定なエキソエノールエーテル構造
を有しているため中性水溶液中でも極めて不安定
で、生理的に活性のほとんどない6−オキソ
PGI1αへと変化する。PGI2のこの不安定性はこ
の化合物を医薬として利用しようと考える場合に
大きな欠点になる。さらにPGI2は生体内でも不
安定で、その生理作用には持続性がないという欠
点を有している。 本製造法で合成される化合物〔〕はPGI2に
みとめられるこれらの欠点が大巾に改善されてい
る特徴を有している。すなわち一般式〔〕であ
らわされる化合物は水溶液中でも極めて安定であ
り、さらに生体内でもその生理作用は極めて持続
性がある。さらに一般式〔〕の化合物はPGI2
の有する多面的な生理活性をより選択的な形で有
している面でも医薬への応用の観点において、す
ぐれた性質を有しているものである。(さらに詳
しい薬理データは特願昭56−29357、特願昭57−
6150参照)本発明者5はこのようなすぐれた性質
を有する化合物〔〕とその合成中間体〔〕、
〔〕を工業的に合成するため鋭意検討した結果、
工業的に収率良く、改良された本方法を発見する
に致り本発明を完成したものである。 本発明によつて得られる前記一般式〔〕で表
わされる化合物は、N.A.Nelsonらによつて提案
されたプロスタグランジン及びプロスタサイクリ
ン類似体の命名法に従つて命名されている。〔N.
A.Nelson,J.Med.Chem.,17、911(1974)、及び
R.A.Johson,D.R.Morton,N.A.Nelson,
Prostaglandins,15、737(1978)〕。PGI2のエキ
ソエノールエーテル構造部分をインタ−m−フエ
ニレンに変換した最も基本の化合物は次式で表わ
され、次のように番号をつけ、5,6,7−トリ
ノル−4,8− インタ−m−フエニレンPGI2と命名される。こ
の命名法に従えば次式の化合物は、 16−メチル−18,19−テトラヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2と命名される。この化合物のより正式な命
名法による名前は酪酸の誘導体として名付ける事
ができる。この場合縮合環部分は次式の1H−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフランを基本として命名
される。 それ故、4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1
−エキソ−(3−ヒドロオキシ−4−メチル−6,
7−テトラデヒドロ−1−オクテニル)−3a,8b
−シン−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸と
命名される。本発明では化合物の構造式は光学活
性体の一方のみをあらわしてあるが、これらの式
はd体、l体、dl体をも包含してあらわすものと
して上記命名では絶対配置をあらわすRS表示の
命名は略してある。 本製造法における一般式〔〕の加水分解の条
件は以下のようなものがあげられる。すなわち
R1が2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチル基、t−ブチルジ
メチルシリル基、1−エトキシエチル基、トリフ
エニルメチル基、p−アニシルジフエニルメチル
基、ジ−p−アニシルフエニルメチル基、トリ−
p−アニシルメチル基の場合は〔〕を溶媒に溶
かした水存在下で酸で処理することにより一般式 〔式中R,R2は前記定義に同じ〕とし、さら
にエステルを加水分解する事により一般式〔〕
の化合物に導びく事ができる。又、R1がt−ブ
チルジメチルシリル基の場合はテトラアルキルア
ンモニウムフルオライドを用いても〔〕に導び
く事ができる。〔〕を〔〕にする際に用いら
れる酸としては酢酸、モノクロル酢酸、ジクロル
酢酸、トリクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、トリ
ブロモ酢酸、シユウ酸、等の有機酸、塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸、過塩素酸等の無機酸をあげる
事ができる。 中でもR1が2−テトラヒドロピラニル基、2
−テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメチル
シリル基、1−エトキシエチル基、トリフエニル
メチル基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ
−p−アニシルフエニルメチル基、トリ−p−ア
ニシルメチル基の場合は酢酸が好ましく用いら
れ、R1がt−ブチル基の時はトリフルオロ酢酸
が一般的に用いられる。 又、R1がt−ブチルジメチルシリル基の場合
はテトラブチルアンモニウムフルオライドが好ま
しく用いられる。 溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン系溶媒、エーテル、
THE、DME、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
DMSO、DMF、HMPA等のアプロテイツク溶
媒、メタノール、エタノール等のアルコール系溶
媒があげられるが、中でもR1が2−テトラヒド
ロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、t
−ブチルジメチルシリル基、トリフエニルメチル
基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
メチル基の場合はTHF、DMEが好ましく用いら
れる。R1がt−ブチル基の時は塩化メチレンが
特に好ましい。温度は−50℃〜100℃が用いられ、
−20℃〜80℃が特に好ましく用いられる。又、
R1が2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチルジメチルシリル
基、1−テトキシエチル基、トリフエニルメチル
基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
メチル基の場合は一般式〔〕の化合物を初めに
エステルの加水分解を行ない、次に酸を用いて、
R1の加水分解を行うこともできる。 R1がアシル基、アロイル基の場合は〔〕を
メタノール、エタノール等のアルコール性溶媒に
溶かし、アルコリシスを行ない〔〕に導びいた
後エステルの加水分解を行なうか又は〔〕を直
接エステルの加水分解の条件にさらすことにより
〔〕に導びくことができる。 アルコリシスの温度は−10℃〜100℃が用いら
れ一般には0℃〜60℃が用いられるエステルの加
水分解は〔〕(ここでR1はアシル基、アロイル
基をあらわす)、又は〔〕を溶媒に溶かし、酸
あるいは塩基で処理することにより行なわれる。 この場合、塩基の方が好ましく用いられる。 塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムが通常用いら
れる。溶媒は水性メタノール、水性エタノール、
水性ジオキサン水−ジメチルスルホキシド等が用
いられるが、通常は水性メタノールを用いれば十
分好ましい結果が得られる。反応温度は−20゜〜
150℃で実施されるが、通常は20〜100℃で十分な
反応速度が得られる。化合物〔〕は反応後溶媒
を除去し、水を加えた後、酸によつてPH2〜4に
した後、有機溶媒で抽出する事によつて単離され
る。有機溶媒としては通常水とまざらない酢酸エ
チル、エーテル、クロロホルム、塩化メチレン等
が使用されるが、これに限定されない。R2が低
分子量の残基の時は溶媒を除去すると純粋な
〔〕が得られるが、R2が高分子量の残基の時は
カラムクロマトグラフイーにより精製することに
より純粋な〔〕を得ることができる。 一般式〔〕の化合物を〔〕にする反応はワ
ーズワース反応であり、一般式〔〕の化合物を
溶媒に溶かし、強塩基を用いてアニオンを発生さ
せ、その中へ一般式〔〕の化合物を溶媒に溶か
したものを加えることにより実施できる。 塩基としては水素化ナトリウム、アルキルリチ
ウム、アリールリチウム、水素化カリウム等があ
げられるが通常は水素化ナトリウムを用いれば十
分好ましい結果が得られる。溶媒は、エーテル、
THF、DME、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
DMF、DMSO、HMPA、等の極性溶媒、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素があ
げられるが、中でもTHF、DMEが好ましく用い
られる。反応温度は0゜〜100℃があげられるが通
常は10゜〜50℃で実施される。化合物〔〕は反
応後酸で中和し、溶媒を除去し、残査を有機溶媒
に溶かし、沈殿を過し、液を濃縮し、得られ
た粗生成物をカラムクロマトグラフイによつて精
製することにより得られる。 有機溶媒としては酢酸エチル、エーテル、クロ
ロホルム、塩化メチレン、ペンタン−エーテル、
酢酸エチル−ペンタン、酢酸エチル−ヘキサン等
があげられるが通常は酢酸エチル、エーテル等が
用いられる。 一般式〔〕の化合物を一般式〔〕の化合物
による反応は還元反応であつて、一般式〔〕の
化合物を溶媒に溶かし、還元剤と反応させること
により実施できる。 還元剤としてはケトンの還元に一般に用いられ
るホウ素、アルミのハイドライド試薬と
Meerwein−Ponndorf型の還元剤をあげることが
できる。たとえば水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素亜鉛、水素化ホウ素ナトリウム−塩化カ
ルシウム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化セリウ
ム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化亜鉛、水素化
トリイソブチルホウ素リチウム、水素化シアノホ
ウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化
アルミニウムリチウム、水素化ビスメトキシエト
キシアルミニウムナトリウム、水素化トリメトキ
シアルミニウムリチウム、水素化トリブトキシア
ルミニウムリチウム、水素化トリエトキシアルミ
ニウムリチウム、アルミニウムイソプロポキシ
ド、水素化アルミニウム−塩化アルミニウム、水
素化トリメトキシホウ素ナトリウム、9−BBN、
ジイソブチルアルミニウムハイドライド、B−3
−ピナニル−9−BBN、エトキシ−1,1′−ジ
−2−ナフトキシアルミニウムハイドライド、ジ
イソブチルアルミニウム−2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフエノキシド、ジイソブチルアル
ミニウム−2,4,6−トリ−t−ブチル−4−
メチルフエノキシド、ジイソブチルアルミニウム
−2,6−ジ−t−ブチルフエノキシド、ジイソ
ブチルアルミニウム−2,4−ジ−t−ブチルフ
エノキシド、ジイソブチルアルミニウム−2−t
−ブチル−4−メチルフエノキシド、アルミニウ
ム−トリ−イソプロホキシド、アルミニウム−ト
リ−((−)−2−メチル−1−ブトキシド)ジイ
ソブチルアルミニウム−2,6−ジ−イソプロピ
ルフエノキシド、アルミニウム−トリ−(1,2
−ジメチル−1−プロポキシド)、アルミニウム
−トリ−(2−ブトキシド)、ジイソブチルアルミ
ニウム−2,6−ジメチルフエノキシド、アルミ
ニウム−トリ−(2−メチル−1−ブトキシド)
ジイソブチルアルミニウム−4−メチルフエノキ
シド、ジイソブチルアルミニウムフエノキシド等
があげられるがこれに限らない。 通常の実施には水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素ナトリウム−塩化セリウム、水素化ホウ
素亜鉛、ジイソブチルアルミニウム−2,6−ジ
−t−ブチル−4−メチルフエノキシドを用いて
行なわれる。 溶媒はエタノール、メタノール系のアルコール
系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素、エーテル、THF、DME等のエーテル系溶媒
があげられるが、水素化ホウ素ナトリウムの場合
はメタノール、エタノールが好まれ、水素化ホウ
素亜鉛はDME、アルミニウムイソプロポキシド
はトルエン、ジイソブチルアルミニウム−2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフエノキシドはト
ルエンがそれぞれ好まれる。反応温度は−100゜〜
150℃があげられるが、通常は−78゜〜50℃で実施
される。反応後は系内の過剰の試薬を分解し、
過し、濃縮後水を加えて抽出するか、そのまま
液に水を加え抽出を行なう。有機層を水洗後濃縮
し、カラムクロマトグラフイにより精製するか又
はそのまま次の反応に用いる。抽出溶媒は通常水
と混ざらない酢酸エチル、エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン等が使用される。 本発明の原料である一般式〔〕の化合物は次
のようにして合成した。 カルボン酸1〜は特願昭56−29637にその製造法
の一例が述べられている。 工程A−はいわゆるprins反応によつて化合
物1を化合物2に変換するもので、通常酢酸溶媒
中で、ブロモカルボン酸1〜とホルマリン又はホル
マリン等価の化合物とを酸の存在下加熱すること
により達成される。ホルマリン等価の化合物の例
としてはパラホルムアルデヒド、1,3,5−ト
リオキサンをあげる事ができる。触媒としては通
常硫酸、クロルスルホン酸、トリフルオロ酢酸、
過塩素酸、リン酸等を使用できるが通常の実施に
は硫酸が好ましく用いられる。反応は通常室温〜
200℃で実施されるが、通常は60〜90℃の範囲で
好ましい反応速度が得られる。通常反応生成物2〜
は溶媒を除去、ホルムアルデヒド由来の固形物を
除去した後、精製する事なく工程A−の原料と
して使用される。 工程A−はエステル基の加水分解の工程であ
る。通常メタノール、エタノールを溶媒として化
合物2〜を溶かし、カセイソーダ、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの水溶液を化
合物2〜に対して3等量以上加える事により容易に
達成される。反応の温度は0〜150℃で実施され
るが通常は20〜100℃で十分な反応速度が得られ
る。化合物3〜は溶媒を除去し、水を加えた後、熱
によつてPH2〜4にした後、有機溶剤で抽出する
事によつて単離される。有機溶媒としては通常水
とまざらない酢酸エチル、エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン等が使用されるがこれに限定さ
れない。有機溶剤を除去すると粗結晶として化合
物3〜が得られ、通常工程A−の原料としてその
まま精製する事なく使用できる。 工程A−はカルボン酸を相当するメチルエス
テルに変換する工程である。通常化合物3〜を溶媒
に溶かし、ジアゾメタンのエーテル溶液を量論量
以上−20〜40℃で加えれば、瞬時に反応が進行
し、化合物4〜が得られる。工程A−を実施する
他の方法としてアセトン中炭酸カリウム存在下、
ヨウ化メチルでメチル化する方法、ベンゼン又は
トルエン中で化合物3〜をメタノールと酸触媒(通
常p−トルエンスルホン酸、硫酸、アルキルスル
フエイト類、酸性イオン交換樹脂、リン酸、が好
ましく用いられる。)の存在下加熱しながら、生
成した水を除去する方法等をあげる事ができる
が、さらに詳しくは、J.F.W.McOmi6著
“Protective Groups in Organic Chemistry”
p.183〜210(1973)。Plenum Press又は、S.R.
Sandler,W.Karo共著“Organic Functional
Group Preparations”p.245〜265(1968)
Academic Press又はC.A.Bushler,D.E.Pearson
共著“Suruey of Organic Syntheses”第14章、
p.802〜825、Wiley−Interscience版等を参照さ
れたい。これらに記述されたエステル化反応の通
常の方法が適用される。 工程A−は、脱ハロゲン化の工程であり、通
常のいわゆる水素添加の条件によつて達成され
る。さらに詳しくはパラジウム−炭素触媒、パラ
ジウム−硫酸バリウム、ラネ−ニツケル等の触媒
を用いて、常圧〜10気圧の水素の存在下反応させ
る事により実施される。通常の実施の際には、生
成する臭化水素を中和させる目的で、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリ
ウム等の中和剤を共存させておく事が望ましい。 工程A−はジオール化合物5〜のジオールをア
セトアルデヒドアセタールに変換する工程であ
る。通常この目的のためには、アセトアルデヒ
ド、1,1−ジメトキシエタン又は1,1−ジエ
トキシエタンを化合物5〜とともに溶剤に溶かし、
酸を加え加熱反応する事によつて実施できる。溶
媒としては、テトラヒドロフラン、ジメトキシエ
タン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、DMF、
エーテル類、酢酸エチル、塩化メチレン、クロロ
ホルム、トリクレン等の非プロトン性溶剤が使用
できるが、通常の目的にはテトラヒドロフランを
用いれば十分である。反応は0〜150゜で実施でき
るが通常40〜100℃の間で好ましい反応速度が得
られる。触媒として用いられる酸としてはp−ト
ルエンスルホン酸、リン酸、硫酸、酸性イオン交
換樹脂、トリフルオ酢酸等が使用されるが、通常
の目的にはp−トルエンスルホン酸を用いれば、
十分好ましい結果が得られる。 工程A−は、エステルを相当するアルコール
に還元する工程である。還元反応のための還元剤
としては水素化リチウムアルミニウム、Cu−Cr
触媒による水素化等があげられるが、通常は水素
化リチウムアルミニウムを用いて十分好ましい結
果が得られる。 工程A−はアルコールを相当する塩化物に変
換する工程であり、よく知られているように、有
機溶媒中で、塩基の存在下塩化チオニルを反応さ
せる事によつて達成される。塩基としてはピリジ
ンが好ましく用いられるが、一般に三級のアミン
類も使用できる。その他のアルコールを塩化物に
変換する方法として、塩化チオニルの代りに三塩
化リン、トリフエニルホスフイン−CCl4、オキ
シ塩化リン等を用いても実施できる。 工程A−はハロゲン化物を炭素数が3延長し
たカルボン酸に変換する工程である。この工程は
塩化物8〜を相当するグリニヤ試薬に変換し、つい
で銅化合物を触媒としてβ−プロピオラクトンと
反応させる事によつて実施される。銅化合物とし
てはヨウ化銅が通常好ましく用いられるが、塩化
銅、臭化銅、テトラキス(トリブチルホスフイ
ン)銅1−ペンチリド等の1価の銅も触媒として
使用できる。 工程A−はカルボン酸9〜を相当するメチルエ
ステルに変換する工程である。この工程は本質的
に工程A−と同じ方法で実施される。 工程A−は環状アセタールを加溶媒分解して
相当するジオールに変換する工程である。加溶媒
分解は通常メタノール、エタノール、含水メタノ
ール、含水エタノール、イソプロパノール、ブタ
ノール等に化合物10〜をとかし、酸を触媒として加
える事により実施される。酸としては通常塩酸、
硫酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフ
ルオロ酢酸、酸性イオン交換樹脂、酢酸等が用い
られるがこれに限定されない。通常は塩酸を用い
れば十分好ましい結果が得られる。反応温度は−
20〜200℃の間で実施されるが、通常は0゜〜70℃
が特に好ましく適当な反応速度が得られる。 工程Bのシリーズはアルデヒド16〜〔式中R1′は
炭素数2〜10のアシル基、炭素数7〜12のアロイ
ル基、トリチル基、p−アニシルジフエニルメチ
ル基、ジ−p−アニシルフエニルメチル基、トリ
−p−アニシルメチル基を表わす〕を合成するル
ートを表わす。 工程B−はジオール化合物11〜の一級水酸基を
塩化t−ブチルジメチルシリルで選択的に保護す
る工程であり通常イミダゾールを塩基として用い
て好ましく実施される。 工程B−はアルコール12〜をR1′Y(ここで
R1′は前記定義に同じ、Yは塩素、臭素、ヨウ素
をあらわす。)又はR1′−O−R1′(ここでR1′は炭
素数2〜10のアシル基、炭素数7〜12のアロイル
基をあらわす)で示される化合物と反応させ、二
級水酸基を保護する工程である。R2Yの具体的な
例としては塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩
化ブチロイル、臭化アセチル、ヨウ化アセチル、
塩化デカノイル、塩化ベンゾイル、塩化p−トリ
オイル、塩化p−フエニルベンゾイル、塩化トリ
チル、塩化p−アニシルジフエニルメチル、塩化
ジ−p−アニシルフエニルメチル、トリ−p−ア
ニシルメチル等をあげる事ができるがこれに限定
されない。R2−O−R2の具体例としては無水酢
酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、安息香酸
無水物等をあげることができるが勿論これに限定
されない。反応は通常酸又は塩基を共存させて行
なわれる。特にR2Yとアルコール12〜との縮合反応
では塩基が用いられ、ピリジン又はトリエチルア
ミンのような第3級アミンが触媒として用いられ
る。R2−O−R2とアルコール12〜との縮合は酸又
は塩基が共存するかもしくは共存せずに加温する
条件で実施される。酸としては硫酸、リン酸、酸
性イオン交換樹脂、三フツ化ボロン等が好ましく
用いられる。塩基としてはピリジン、p−ジメチ
ルアミノピリジンのようなピリジン系塩基又はト
リエチルアミンで代表される第三級アミン塩基が
好ましく用いられる。通常の実施にはピリジンを
かねた溶媒として用いれば十分好ましく実施でき
る。溶媒は用いても用いなくともよいが、用いる
場合は非プロトン性溶媒が使用される。非プロト
ン性溶媒の例としてはテトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン、ベンゼン、トルエン、エーテル、
ジメチルホルムアミド、ジオキサン等をあげる事
ができるがこれに限定されない。 工程B−はジメチルt−ブチルシリル基を除
去する工程であり、化合物13〜を含水酢酸に溶か
し、15〜100℃に0.5〜48時間放置するか又は化合
物13〜を有機溶剤に溶解させフツ化4級アンモニウ
ムを作用させる事によつて容易に達成される。フ
ツ化4級アンモニウムの例としてはフツ化テトラ
ブチルアンモニウム、フツ化テトラオクチルアン
モニウムをあげる事ができるが勿論これに限定さ
れない。 工程B−はアルコールを酸化してアルデヒド
に変換する工程である。アルコールを酸化してア
ルデヒドに変換する方法には種々の方法が知られ
ているが、無水クロム酸ピリジン錯体(コリンズ
試薬)、ジメチルスルホキシド/ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド系酸化剤、ジメチルスルフイ
ド/塩素/塩基系酸化剤、ジメチルスルフイド/
N−ブロモコハク酸イミド系酸化剤等が特に好ま
しく用いられる。勿論これらの例に限定されな
い。 工程Cのシリーズはアルデヒド20〓〜〔式中
R1″は2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基、t−ブチル基、1−エトキシ
エチル基を表わし、R13はアセチル基、ベンゾイ
ル基を表わす〕を合成するルートを表わす。 工程C−は11〜の一級水酸基をアシル基で選択
的に保護する工程である。通常温和な条件(特開
昭50−13362)で無水酢酸と反応させるかピリジ
ン中無水安息香酸を用いて実施される。工程C−
は17〜の二級水酸基を保護する工程である。通常
は塩化メチレン等の不活性な溶媒中、ジヒドロピ
ラン、ジヒドロフラン、エチルビニルエーテル、
イソブチレンと触媒量の酸縮合剤、例えばp−ト
ルエンスルホン酸と反応させることによつて行な
われる。C−は一級水酸基のアシル基の除去の
工程である。反応はメタノール中ナトリウムメト
キシドと反応させることにより収率よく実施でき
る。 工程C−は酸化工程であり工程B−と同様
に行なわれる。 工程D−は11〜の一級水酸基のみを選択的に酸
化してアルデヒド21〜にする工程である。この工程
は塩素−チオアニソール、Pfitzner−Moffat試
薬を用いる(Tetrahedron LettersNo.50、P4639、
1976)か又はRuCL2(pph3)3(Tetrahedron
LettersNo.17、P1605、1981)を用いて十分実施で
きる。 参考例 1 2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフランカルボン酸メチルエステ
ル: トリオキサン4gを酢酸28mlに懸濁し、濃硫酸
1.2mlを加え、80℃に加熱撹拌して溶かした溶液
に7−ブロモ−3a,8b−シス−3a,8a−ジヒド
ロ−3H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン
カルボン酸2gを少量づつスパーテルで加える。
この反応混合物を手き続き80℃で14時間撹拌後、
真空ポンプで酢酸を除去し、トルエン共沸2回行
なう。残渣にエーテルを加え、析出したトリオキ
サン由来の結晶を過し、エーテルで洗浄後液
を合わせて濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶かし
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥後濃縮すると4gの
油状物が得られた。この油状物を20mlのメタノー
ルに溶かし、1規定水酸化ナトリウム20mlを加え
室温で14時間撹拌した。この反応混合物を濃縮後
水を加え、2規定塩酸でPH3とし、酢酸エチルで
5回抽出した。酢酸エチル層を乾燥、濃縮すると
3.5gの粗結晶が得られた。この粗結晶にエタノ
ールを加え結晶を過し、さらに液を濃縮して
エタノール−酢酸エチルを加えて、析出した結晶
を過すると、計1.6gの粗結晶が得られた。こ
の粗結晶をジアゾメタンでメチル化して後、20ml
の酢酸エチルに溶かし、1.5gの酢酸ナトリウム
と、300mgの10%パラジウム−炭素を加え水素下
で2時間撹拌した。反応混合物を過し、液に
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を加え酢酸エチル
で2回抽出し、飽和食塩水で洗浄し乾燥、濃縮す
ると1.3gの粗結晶が得られた。この粗結晶を酢
酸エチルより再結晶すると765mgの標題化合物、
m.p.134〜135℃、が得られた(収率43%)。 IR(液膜法)ν:3400、1715、1605、760cm-1 NMR〓(CDCl3):1.50〜2.80(5H)、3.50(1H,t,
J=7.0Hz)、3.80(2H,m)、3.90(CH,s)、
4.12(1H,q,J=6.0Hz)、5.30(1H,m)、
6.90(1H,t,J=8.0Hz)7.14(1H,d,J=
8.0Hz)、7.74(1H,d,J=8.0Hz) Mass(m/l):264(M+) 分析値 C H C14H16O5としての計算値 63.62 6.10 実測値 63.36 6.20 参考例 2 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a−5,5a,10b,10c−
ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕
シクロペンタ〔b〕ベンゾフランカルボン酸メ
チルエステル: 2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフランカルボン酸メチルエステル3gを無
水THF30mlに懸濁し、1,1−ジエトキシエタ
ン10mlと、p−トルエンスルホン酸−1−水和物
200mgをTHF10mlに溶かしモレキユラーシーブで
乾燥した溶液1.5mlを加え60℃で14時間撹拌した。
得られた反応溶液を冷却後、炭酸水素ナトリウム
100mgを加え室温で10分間撹拌後水を加え、酢酸
エチルで3回抽出した。有機層を合わせて水、飽
和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮すると3.5gの粗
結晶が得られた。この粗結晶をベンゼン−ヘキサ
ンより再結晶すると2gの標題化合物(m.p.162
〜163℃)が得られた。液を濃縮し、再び無水
THF10mlに溶溶かし、25mlの1,1−ジエトキ
シエタンと上記作製のp−トルエンスルホン酸の
THF溶液1mlを加え60℃で14時間撹拌した。反
応溶液を冷却後、炭酸水素ナトリウム100mgを加
え室温で10分間撹拌し、水を加え酢酸エチルで3
回抽出した。有機層を合わせて水、飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後濃縮すると1.5gの粗結晶が得ら
れた。この粗結晶をベンゼン−ヘキサンより再結
晶すると740mgの純粋な表題化合物(m.p.162〜
163℃)が得られた(収率83%)。 IR(KBr):1715、1607、1210、755cm-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)、2.80(1H,m)、3.40(2H,m)、
3.72(1H,t,J=10.0Hz)、3.90(3H,s)、
4.40(1H,dd,J=10.0Hz)、4.74(1H,q,J
=4.0Hz)、5.30(1H,m)、6.89(1H,t,J=
8.0Hz)、7.26(1H,dd,J=8.0Hz,2.0Hz)7.80
(1H,dd,J=8.0Hz,2.0Hz) Mass(m/l):290(M+)259(−31) 参考例 3 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a,5a,10b,10c−ヘキ
サヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニルメタノール: 水素化アルミニウムリチウム1gを無水
THF10mlに懸濁し、氷冷下3−メチル−トラン
ス−4a−シソイド−4a,5a−シス−5a−1,4a,
5,5a,10b,10c−ヘキサヒドロ−7−ジオキ
シノ〔5,4−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ランカルボン酸メチルエステル1.94gを無水
THF40mlに溶かしたものを滴下した。反応混合
物を室温で30分間撹拌後氷冷下で酢酸エチルを加
えて過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解
し、酒石酸カリソーダの飽和水溶液を加え過
し、液を濃縮し、残渣を10mlのメタノールに溶
かし、2gの炭酸カリウムを加え室温で3時間撹
拌後、濃縮し、水を加え酢酸エチルで3回抽出し
た。有機層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後濃縮すると、2gの粗結晶が得られた。こ
の粗結晶を酢酸エチル−ヘキサンより再結晶する
と1.49gの純粋な結晶、m.p.124〜125℃、が得ら
れた(収率85%)。 IR(KBr)ν:3305、1595、1155、1015、745cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)2.72(1H,m)、3.38(2H,m)、3.70
(1H,t,J=10.0Hz)、4.40(1H,dd,J=
10.0Hz、4.0Hz)、4.70(3H,m)、5.08(1H,
m)、6.82(1H,t,J=7.5Hz)、7.04(1H,
dd,J=7.5Hz、1.5Hz)7.14(1H,dd,J=7.5
Hz、1.5Hz) Mass(m/l):262(M+)、229(−33) 参考例 4 7−クロロメチル−3−メチル−トランス−
4a−シソイド−4a,5a−シス−5a,1,4a,
5,5a,10b,10c−ヘキサヒドロジオキシノ
〔5,4−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ン: 3−メチル−トランス−4a−シソイド−4a,
5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c−ヘ
キサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニルメタノール1.14g
を10mlのDMEに溶かし、氷冷下無水ピリジン
0.43mlと塩化チオニル0.38mlを加え室温で3時間
撹拌した。反応混合物にエーテルを加え沈殿を
過し、液に水を加えエーテルで3回抽出し、硫
酸銅の飽和水溶液、水、炭酸水素ナトリウムの飽
和水溶液、飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮する
と1.2gの粗結晶が得られた。この粗結晶を酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶すると、1gの純粋
な塩化物、m.p.94〜95℃、が得られた(収率83
%)。 IR(KBr)ν:1600、745cm-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、2.00
(2H,m)、2.78(1H,m)、3.38(2H,m)、
3.72(1H,t,J=10.0Hz)、4.40(1H,dd,J
=10.0Hz、4.0Hz)、4.60(2H,s)、4.72(1H,
q,J=5.0Hz)、5.20(1H,m)、6.88(1H,
t,J=7.0Hz)、7.10(2H,m) Mass(m/l):280、282(M+)、245 分析値 C H C15H17O3clとしての計算値 64.17 6.10 実測値 64.37 6.07 参考例 5 4−〔3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,
10c−ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4
−a〕シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪
酸: マグネシウム84mgを撹拌しながら7−クロロメ
チル−3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c
−ヘキサヒドロジオキシノ〔5,4−a〕シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラン482mgを無水のTHF5
mlに溶かした溶液を滴下し、グリニヤー試薬とす
る。この溶液に氷冷下でヨウ化銅30mgとβ−プロ
ピオラクトン0.1mlを加え1時間撹拌した。反応
混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え1規定塩
酸を加え過剰のマグネシウムを分解しPHを3〜4
に調節する。この溶液をエーテルで5回抽出し、
エーテル層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後濃縮すると、500mgの粗結晶が得られた。
この粗結晶を、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶
すると279mgの純粋なカルボン酸8、m.p.148〜
149℃、が得られた(収率54%)。 IR(KBr)ν:3600〜2200、1715、1600、755cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.36(3H,d,J=5.0Hz)、1.95
(4H,m)、2.38(2H,t,J=6.0Hz)、2.64
(3H,m)、3.00〜3.90(3H、m)、4.40(1H,
dd,J=100Hz、4.0Hz)、4.62(1H,q,J=
5.0Hz)、5.10(1H,m)、6.80(1H,t,J=7.0
Hz)、6.95(3H,m)。 Mass(m/l):318(M+) 分析値 C H C16H22O5としての計算値 67.91 6.97 実測値 67.93 7.14 参考例 6 4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テル: 4〔3−メチル−トランス−4a−シソイド−
4a,5a−シス−5a−1,4a,5,5a,10b,10c
−ヘキサヒドロ−7−ジオキシノ〔5,4−a〕
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸390mg
を5mlの酢酸エチルに溶かし、過剰のジアゾメタ
ンエーテル溶液を加え5分間氷冷下で撹拌後、濃
縮した。得られた油状物を3mlのメタノールに溶
かし、1規定塩酸1mlを加え室温で3時間撹拌し
た。反応混合物を濃縮し、残渣に1mlの水を加
え、酢酸エチル5mlで3回抽出した。酢酸エチル
層を合わせて3mlの水、3mlの飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、濃縮すると380mgの粗結晶が得られ
た。この粗結晶を酢酸エチル−ヘキサンより再結
晶すると200mgの純品、m.p.56〜57℃、が得られ
た(収率53%)。 IR(液膜法)ν:3400、1737、1595、1255、745
cm-1 NMR〓(CDCl3):1.70〜2.90(11H)、3.40(1H,
t,J=8.0Hz)、3.65(3H,s)、3.80(2H,
m)、4.10(1H,q,J=7.0Hz)、5.10(1H,
m)、6.80(1H,t,J=7.0Hz)、7.00(1H,
m) Mass(m/l):306(M+) 参考例 7 4−〔2−エンド−アセトオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テル: 4−〔2−エンド−ヒドロオキシ−1−エキソ
−ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル350mg
を無水DMF3.5mlに溶かし、氷冷下で140mgのイ
ミダゾールと360mgの塩化t−ブチルジメチルシ
リルを加え、室温で3時間撹拌後真空ポンプで
DMFを濃縮除去し、得られた残渣を10mlの無水
酢酸と5mlのピリジンに溶かし室温で2時間撹拌
し反応混合物を濃縮した。さらにここで得られた
油状物を5mlの酢酸に溶かし、5mlのTHFを2
mlの水を加え50℃で14時間撹拌した。反応混合物
を濃縮し、残渣をトルエンで2回共沸し、カラム
クロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキサン
(1:2)〕で分離精製すると280mgの純品が得ら
れた(収率70%)。 IR(液膜法)ν:3450、1740、1595、1240、745
cm-1 NMR〓(CDCl3):1.82(3H,s)、1.82〜2.80
(10H)、3.66(3H,s)、3.70(3H,m)、5.00〜
5.35(2H,m)、6.80(3T,h,J=7.0Hz)、
6.95(2H,m) Mass(mll):348(M+) 参考例 8 (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロ
ペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸エチルエス
テル: (−)−7−ブロモ−3a,8b−シス−3a,8b−
ジヒドロ−2H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾ
フランカルボン酸(特願昭57−6150参照)29.5g
を用い参考例1,2,3,4,5,6,7にそれ
ぞれ従うと標題化合物3.4gが得られた。 IR(液膜法)ν:3470、1720、1590、1240、
1185、1060、1020、840、740cm-1 〔α〕MeOH D(C=0.5):+33.6 実施例 1 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メ
チル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル178mg
をピリジン0.3mlを10mlのベンゼンに溶かしたも
の1.4mlに溶かし、トリフルオロ酢酸0.14mlを
DMSO10mlに溶かした溶液0.42mlを加え、さらに
ジシクロヘキシルカルボジイミド320mgを加えて
室温で14時間撹拌した。析出した沈殿を過し、
ベンゼンでよく洗浄し、液を3mlの水で3回洗
浄後、乾燥し、濃縮すると250mg粗アルデヒドが
得られた。次に水素化ナトリウム118mg(55%ミ
ネラルデイスパージヨン)を20mlのDMEに懸濁
し、3−メチル−2−オキソ−ペプト−5−イン
−ホスホン酸−ジメチルエステル689mgを10mlの
DMEに溶かした溶液を加え室温、アルゴン下30
分間撹拌した。この反応混合物に前記アルデヒド
250mgを5mlのDMFに溶した溶液を加え室温で30
分間撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH7と
し、濃縮した。ペンタン:エーテル(1:1)10
mlに溶かし、沈殿を過し、液を濃縮すると
800mgの油状物が得られた。この油状物をカラム
クロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキサン
(1:3)〕で分離精製すると162mgの純品が得ら
れた(収率70%)。 IR(液膜法)ν1740、1700、1670、1630、1595cm
-1 NMR〓(CDCl3):1.20(3H,d,J=6.3Hz)、1.78
(3H,t,J=3.1Hz)、1.60〜2.60(12H)、3.67
(3H,s)、3.68(2H,m)、5.00(1H,q,J
=6.3Hz)、5.40(1H,m)、6.25(1H,d,J=
16.0Hz)、6.60〜7.10(4H) Mass(m/l):452(M+) 以下同様にして、4−〔2−エンド−アセトキ
シ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルのかわりに4−〔2−エンド−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒド
ロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b
−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば
11.15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4.8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、4−〔2−エンド−2−テトラヒドロフ
ラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば、11.15−ジデオ
キシ−11−2−テトラヒドロフラニルオキシ−16
−メチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−t−ブチルジメチルシリルオキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル−15
−オキソ−18,19−テトラヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−t−ブチル−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−t−ブチル−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−(1−エトキ
シエチルオキシ)−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジ
デオキシ−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16
−メチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば15
−デオキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−プロパノイロキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−プ
ロパノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−プタノイロ
キシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ブタノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−トリチル
オキシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ブタノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾロ
イキシ−1−エキソ−ヒドロオキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ−
11−ベンゾイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られる。 実施例 2 11−デオキシ−11−アセトオキシ−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンI2メチ
ルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ16−メチ
ル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル122mgをメタノール10ml
に溶かし、塩化セリウム・7水和物150mgを加え
て溶かし、氷冷下で撹拌している中へ水素化ホウ
素ナトリウム15mgを加え、そのまま10分間撹拌
後、2mlの炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液を加
えさらに10分間撹拌した。反応混合物を濃縮後残
渣に5mlの酢酸エチルを加え、沈殿を過し、酢
酸エチル2mlで2回洗い、有機層を合わせて、
水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥し、濃縮すると
130mgの油状物が得られた。この油状物をカラム
クロマトグラフイ〔シリカゲル;酢酸エチル:シ
クロヘキサン(1:2)〕で分離精製すると54mg
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(a/l):454(M+) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに11,15−ジデオキシ−11−2−テトラデヒ
ドロピラニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−2−テト
ラデヒドロピラニルオキシ−16−メチル−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−テト
ラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−15−オキ
ソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると11−デオキシ−11−2−
テトラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル−15−
オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると11−デオキシ−
11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチ
ル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−t−ブチルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−t−ブチ
ルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16メチル
−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いるる11−デキシ
−11−(1−エトキシエチルオキシ)−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−
プロパノイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−プロパノ
イロキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−16−メチ
ル−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いると11−デオキ
シ−11−ブタノイロキシ−16−メチル−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、11,15−ジデオキシ−11−トリチルオ
キシ−16−メチル−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると11−デオキシ−11−トリチルオキシ−16−メ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−
11−ベンゾイロキシ−16−メチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると11−デオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−16−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 13 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル: 11−デオキシ−11−アセトオキシ−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステル54mgを無水メタノール4.5mlに溶かし、
4.8規定のナトリウムメトキシド0.001mlを加え、
室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に酢酸を加
え濃縮し、残渣を20mlの酢酸エチルに溶かし炭酸
水素ナトリウムの飽和水溶液、水、飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後濃縮すると55mgの油状物が得られ
た。この油状物をカラムクロマトグラフイ〔酢酸
エチル:シクロヘキサン(8:1)〕で分離精製
すると18mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、745、970cm
-1 NMRδ(CDCl3)1.00(3H,two,d,J=6.3
Hz)、1.80(3H,t,J=3.1Hz)、1.80〜2.80
(14H)3.45(1H,t,J=7.8Hz)、3.65(3H,
s)、4.00(2T,m)、5.10(1H,m)、5.65(2H,
m)、6.60〜7.00(3H) Mass(m/l):412(M+) 以下同様にして、11−デオキシ−11−アセトキ
シ−16−メチル−18,19−テトラヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルのかわりに11−デオキ
シ−11−プロハノイロキシ−16−メチル−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル、11−デオキシ−11−ブタノイロキシ−16−メ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステル、11−デオキシ−11−ベンゾイロ
キシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いても標題化
合物が得られる。 実施例 4 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 11−デオキシ−11−2−テトラヒドロヒラニル
オキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル58mgを1.5mlの酢
酸:水(65:35)とTHF0.15mlに溶かし、37℃
で20時間撹拌した。 反応混合物を冷却し、溶媒を減圧除去した後得
られた残渣をカラムクロマトグラフイ〔酢酸エチ
ル:シクロヘキサン(3:1)〕で分離精製する
と25mgの標題化合物が得られた。スペクトルデー
タは実施例3で得られた化合物と一致した。 以下同様にして11−デオキシ−11−2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−16−メチル−18,19−テ
トラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルの
かわりに11−デオキシ−11−2−テトラヒドロフ
ラニルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステル、11−デオ
キシ−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16
−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−トリ
チルオキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルを用いても同
様な結果が得られる。 実施例 5 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2: 16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル41mgを4.3mlのメタノー
ルに溶かし、1規定の水酸化ナトリウム1mlを加
え30℃で17時間放置した。反応混合物を濃縮し、
残渣に水1mlを加え1規定塩酸でPH4とし、酢酸
エチル5mlで3回抽出し、酢酸エチル層を水5
ml、飽和食塩水5mlで洗浄し、乾燥後濃縮すると
油状のカルボン酸39mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、743 NMRδ(CDCl3):1.00(3H,m)、1.79(3H,s) 1.50〜3.00(12H)、3.35(1H,t,J=9.1Hz) 4.00(2H,m)、5.20(4H,m)、5.60(2H,m)、
6.80(1H,m)、6.90(2H,m) Mass(m/l):398(M+) この油状物を冷凍庫中に放置すると極めて除々
に結晶化する。 この粗結晶を酢酸エチル−hexaneより分別再
結晶する。15mgの16−β−メチル体、mp123.5〜
124℃、と10mg16−α−メチル体、mp92〜94℃が
得られた。 16−β−メチル体 IR(KBr)ν:3600〜2400、1740、1680、1595、
965、775、765、740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.0197(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(3H,t,J
=8.3Hz)、3.95(2H,m)4.10(2H,m)、5.05
(1H,m)、5.60(2H,m)、6.83(3H,m) Mass(m/l):398(M+) 高分解能マススペクトルC24H30O5としての分析
値 398.20850、error−0.7mmU 16−α−メチル体 IR(KBr)δ:3600〜2400、1710、1595、970、
762、740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.05(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)3.40(1H,h,J=
8.3Hz)、3.85(1H,m)4.12(1H,m)、5.10
(3H,m)、5.65(2H,m)、6.85(3H,m)、 Mass(m/l):398(M+) 高分解能マススペクトルC24H30O5としての分析
値 398.21347,error4.1mmU 実施例 6 11,15−ジデオキシ−11−アセトオキシ−15−
オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル150mgを無水ピ
リジン0.3mlを無水ベンゼン10mlに溶かした溶液
122mlに溶かし、トリフルオロ酢酸0.14mlを無水
DMSO10mlに溶かした溶液0.37mlを加え、さらに
ジシクロヘキシルカルボジイミド340mgを加えて
室温で14時間撹拌した。析出した沈殿を過し、
ベンゼンでよく洗浄し、液を3mlの水で3回洗
浄後、乾燥し、濃縮すると260mgの粗アルデヒド
が得られた。次に水素化ナトリウム118mg(55%
ミネラル油デイスパージヨン)を10mlのDMEに
懸濁し、2−オキソ−ヘプト−5−イン−ホスホ
ン酸−ジメチルエステル689mgを10mlのDMFに溶
かした溶液を加え、室温、アルゴン下、30分間撹
拌した。この反応混合物に前記アルデヒド260mg
を5mlのDMFに溶かした溶液を加え、室温で30
分間撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH7とし
た後濃縮した。残渣をペンタン:エーテル(1:
1)10mlに溶かし、沈殿を過し、液を濃縮す
ると800mgの油状物が得られた。この油状物をカ
ラムクロマトグラフイ〔酢酸エチル:シクロヘキ
サン(1:3)〕で分離精製すると116mgの標題化
合物が得られた(収率62%)。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1675、1630、
1595、750cm-1 NMRδ(CDCl3):1.69(3H,t,J=3.1Hz)、
1.71(3H,s)、1.70〜3.05(13H)、3.60(3H,
s)、3.62(1H,m)、4.90(1H,q,J=6.2
Hz)、5.15(1H,m)、6.15(1H,dd,J=16.0
Hz、2.0Hz)、6.50〜7.10(4H,m) Mass(m/l):438(M+) 以下同様にして4−〔2−エンド−アセトキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
のかわりに4−〔2−エンド−2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル
−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒド
ロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル〕酪酸メチルを用いると11,15−ジデオキシ−
11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキ
ソ−18,19−テトラヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テ
トラヒドロフラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルを用いると11,15−ジ
デオキシ−11−2−テトラヒドロフラニルオキソ
−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルを用いる
と11,15−ジデオキシ−11−t−ブチルジメチル
シリルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−〔2−エンド−t−ブチルオキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルを用いると11,
15−ジデオキシ−11−t−ブチルオキシ−15−オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド−(1
−エトキシエチルオキシ)−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキシエチル
オキシ)−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−
〔2−エンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得
られ、4−〔2−エンド−プロパノイロキシ−1
−エキソヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
を用いると11,15−ジデオキシ−11−プロパノイ
ロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−ブタノイロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−15オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ4−〔2−エンド−トリ
チルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−トリチルオキシ−15−オキソ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−ベンゾロイキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 7 11−デオキシ−11−アセトオキシ−18,19−テ
トラヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステル116mgより標
題化合物56mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):440(M+) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−プロ
パイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルより11−デオ
キシ−11−プロパノイロキシ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ
11,15−ジデオキシ−11−−2−テトラデヒドロ
ピラニルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−
デオキシ−11−2−テトラデヒドロピラニルオキ
シ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−2−テトラヒドロフラニルオキシ−15−オキソ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルより11−デオキシ−11−2−テトラヒ
ドロフラニルオキシ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,15
−ジデオキシ−11−t−ブブチルジメチルシリル
オキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば11−デ
オキシ−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルオキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いると
11−デオキシ−11−t−ブチルオキシ−18,19−
テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキ
シエチルオキシ)−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11
−デオキシ−11−(1−エトキシエチルオキシ)−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得ら
れ、15−デオキシ−15−オキソ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルより18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−プロ
パノイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−デ
オキシ−11−プロパノイロキシ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロキシ−
15−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルより11−デオキシ−11−ブ
タノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−トリチルオキシ−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルより11−デオキシ−11−トリチルオキシ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−
ベンゾイロキシ−15−オキソ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより11−
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−18,19−テトラ
デヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れる。 実施例 8 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トオキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル56mgより標題化合物19mgが
得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、970、745cm
-1 NMRδ(CDCl3):1.70(3H,t,J=3.0Hz)、
1.20〜2.80(15H)、3.40(1H,t,J=7.8Hz)、
3.59(3H,s)、3.80(1H,q,J=6.1Hz)、
4.50(1H,m)、5.05(1H,m)、5.60(2H,m)、
6.60〜7.00(3H) Mass(m/l):398(M+) 以下同様にして11−デオキシ−11−アセトキシ
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルのかわりに11−デオキシ−11−プロパ
ノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−ブタ
ノイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11−デオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,
7−トリノル4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いても同様な結果が得
られる。 実施例 9 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステル: 実施例4と同様にして11−デオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−18,19−テトラデ
ヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル50mgより
標題化合物20mgが得られた。スペクトルデータは
実施例8で得られた化合物と一致した。 以下同様にして11−デオキシ−11−2−テトラ
ヒドロフラニルオキシ−18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル、11−デオキシ
−11−t−ブチルジメチルシリルオキシ−18,19
−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル、11−デオキシ−11−トリチルオキシ−18,19
−テトラデヒドロ−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル、を用いても同様な結
果が得られる。 実施例 10 18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2: 実施例4と同様にして18,19−テトラデヒドロ
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル43mgより標題化
合物41mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、975、
740cm-1 NMRδ(CDCl3):1.65(3H,t,J=3.0Hz)、
1.40〜2.80(14H)、3.30(1H,t,J=8.0Hz)、
3.80(1H,m)、4.20(1H,m)、5.00(1H,m)、
5.10〜5.80(4H)、6.50〜7.00(3H) Mass(m/l):384(M+) 実施例 11 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16,20
−ジメチル−15−オキソ−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに3−メチル−2−オキソ−オクト
−5−インホスホン酸ジメチルエステルを用いる
と4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル150mg
より標題化合物120mgが得られる。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1670、1630、
1595、970cm-1 Mass(m/l):466(M+) 実施例 12 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−20−ブ
チル−16−メチル−15−オキソ−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに3−メチル−2−オキソ−ウンデ
カ−5−イン−ホスホン酸ジメチルを用いると4
−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−ヒド
ロオキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル150mgより
標題化合物100mgが得られる。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1670、1630、
1595、975cm-1 Mass(m/l):508 実施例 13 11−デオキシ−11−アセトキシ−16,20−ジメ
チル−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−1,20−ジメチル−15−オキソ−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンI2メチルエス
テル130mgより標題化合物58mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3475、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):468(M+) 実施例 14 16,20−ジメチル−18,19−テトラデヒドロ
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トキシ−16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル58mgより20mgの標
題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):426(M+) 実施例 15 16,20−ジメチル−18,19−テトラデヒドロ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2: 実施例5と同様にして16,20−ジメチル−18,
19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステル50mgより48mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3700〜2200、1710、1595、975
cm-1 Mass(m/l):412(M+) 実施例 16 11−デオキシ−11−アセトキシ−20−ブチル−
16−メチル−18,19−テトラデヒドロ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 実施例2と同様にして11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−20−ブチル−16−メチル−15−オ
キソ−18,19−テトラデヒドロ5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステル120mgより標題化合物50mgが得られ
た。 IR(液膜法)ν:3473、1740、1595、970cm-1 Mass(m/l):510(M+) 実施例 17 20−ブチル−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例3と同様にして11−デオキシ−11−アセ
トキシ−20−ブチル−16−メチル−18,19−テト
ラデヒドロ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル50mg
より標題化合物24mgが得られた。 IR(液膜法)ν:3372、1740、1595、745、970cm
-1 Mass(m/l):468(M+) 実施例 18 20−ブチル−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2: 実施例5と同様にして20−ブチル−16−メチル
−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステル44mgより42mgの標題化合物が得られ
た。 実施例 19 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メ
チル−15−オキソ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル1.32g
(3.79mmol)をベンゼン13mlに溶かしピリジン
0.31ml、DMSO13mlトリフルオロ酢酸0.23ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド1.17g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で冷却
下炭酸カルシウム1.9g加え30分撹拌しておく。 次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデ
イスパージヨン)228mgを10mlのDHEに懸濁し3
−メチル−2−オキソ−ヘプチル−ホスホン酸ジ
メチルエステル1.34gを10mlのDMEに溶かした
溶液を加え室温、アルゴン下30分撹拌した。この
反応液に上記作製したアルデヒドエステル反応混
合物の上澄み液を注射器でとり加えた。残渣を
THF10mlで洗浄し更にその上澄み液も加えてこ
の反応混合物を30分撹拌した。反応混合物に酢酸
を加えPH=7として濃縮した。 濃縮残渣に水15ml酢酸エチル50ml加え沈殿物口
別後固体を酢酸エチル10mlにて2回洗浄し液を
分液した水層を酢酸エチル30mlで2回抽出し、有
機層合わせて水10ml飽和食塩水20mlにて洗浄し無
水硫酸ナトリウム20gで乾燥後濃縮し4.2gの油
状物を得た。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると1.43g
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:1742、1700、1672、1633、
1595、1240、835、750cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,t,J=6.0Hz)、
1.11(3H,d,J=6.0Hz)、2.95(1H,m)、
1.75(3H,s)、3.65(3H,s)、3.70(1H,m)、
5.00(1H,q,J=6.0Hz)、5.23(1H,m)、
6.25(1H,dd,J=15.6Hz、1.0Hz)、6.70(4H,
m) Mass(m/l):456(M+)、396(M+−60) 以下同様にして、3−メチル−2−オキソ−ヘ
プチル−ホスホン酸ジメチルエステルのかわりに
3−メチル−2−オキソ−オクチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いると11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20
−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
3−メチル−2−オキソ−ノニル−ホスホン酸ジ
メチルエステルを用いると、11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20
−エチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、3−メチル−2−オキソ−デシルホスホン酸
ジメチルエステルを用いると、11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−
20−プロピル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、3−メチル−2−オキソ−ウンデシルホ
スホン酸ジメチルエステルを用いると、11,15−
ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−
メチル−20−ブチル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−メチル−2−オキソ−ヘプ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−メチル−2−オキソ−オクチル−
ホスホン酸ジメチルエステルを用いると11,15−
ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−17−
メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、4,8−ジメチル−2−オキソ−ノ
ニル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17,20,20−トリメチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られる又、4−〔2−エンド−
アセトキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルのかわりに、4−〔2−エン
ド−2−テトラヒドロピラニルオキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用
いると11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒド
ロピラニルオキシ−16−メチル−15−オキソ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−2−テトラヒドロフラニルオキシ−1
−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−
2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テルを用いると11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロフラニルオキシ−16−メチル−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−〔2−エンド−t−ブチルジメチルシリルオ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−16−メチル
−15−オキソ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、4−〔2−エンド−t−ブチルオキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−t−
ブチルオキシ−16−メチル−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−(1−エトキシエチルオキシ)−1−エキソ
−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用
いると11,15−ジデオキシ−11−(1−エトキシ
エチルオキシ)−16−メチル−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−ヒドロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルを用いると15−デオキ
シ−1/6−メチル−15−オキソ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド−プ
ロパノイロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル
−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒド
ロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル〕酪酸メチルエステルを用いると11,15−ジデ
オキシ−11−プロパノイロキシ−16−メチル−15
−オキソ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ、4−〔2−エンド−ブタノイロキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
を用いると11,15−ジデオキシ−11−ブタノイロ
キシ−16−メチル−15−オキソ−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ4−〔2−エンド−トリ
チルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いると11,15−ジデオキ
シ−11−トリチルオキシ−16−メチル−15−オキ
ソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、4
−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−16−
メチル−15−オキソ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られる。又、4−メチル−2−オキソ
−ヘプチル−ホスホン酸ジメチルエステルと4−
〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニルオキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルより、11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−17−メチル−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
4−メチル−2−オキソ−ヘプチル−ホスホン酸
ジメチルエステルと4−〔2−エンド−ペンゾイ
ロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル酪酸メ
チルエステルより11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−17−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−メチル−2
−オキソ−オクチル−ホスホン酸ジメチルエステ
ルと4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル酪酸メ
チルエステルより、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−17−メチル−15
−オキソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ4−メチル−2−オキソ−オクチ
ル−ホスホン酸ジメチルエステルと4−〔2−エ
ンド−ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキ
シメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テ
トラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベン
ゾフラニル酪酸メチルエステルより11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−17−メチル−15−
オキソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られる。 実施例 20 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−16−メチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル1.4g(3.14mmol)をメタノール22mlに溶かし
塩化セリウム7水和物1.75gを加えて溶かし氷冷
下撹拌している中に水素化ホ−素ナトリウム178
mg加えて10分間撹拌後3.5mlの炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液加え更にそのまま10分間撹拌した。
反応混合物を濃縮後残渣に20mlの酢酸エチルを加
え沈殿をロ過し酢酸エチル10mlで2回洗浄し有機
層合わせて、水、飽和食塩水で洗浄後20gの無水
硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると1.4gの15−
アルコール体が得られた。このアルコール体を無
水メタノール20mlに溶かし4,8規定のナトリウ
ムメトキシド0.1mlを加え室温で1.5時間撹拌し
た。 反応混合物に0.03mlの酢酸を加え濃縮し残渣に
酢酸エチル30mlを加え溶かし炭酸水素ナトリウム
の飽和水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し20gの無
水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると1.3gの油
状物が得られた。この油状物をパクトカラムB
(酢酸エチル:シクロヘキサン=5:2)で分離
精製すると407.5mgの標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:3400、1740、1595、1250、970、
862、743cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(6H,m)、3.44(1H,t,
J=9.0Hz)3.67(3H,s)、4.00(2H,m)、
5.10(1H,m)、5.62(2H,m)6.75(1H,dd,
J=9.0Hz,6.0Hz)6.95(1H,m) Mass(m/l):416(M+)、398(M+−18)、380
(M+−36) 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル
−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用
いると16−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−20−エ
チル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いると
16−メチル−20−エチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−16−メチル−20−プロピル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
メチル−20−プロピル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−16−メチル−20−ブチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−メ
チル−20−ブチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセトキ
シ−15−オキソ−17−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いるとエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルを用いれば17−メチル−20−ホモ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−
15−オキソ−17−メチル−20−ホモ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると17−メチル−20
−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−17,20,20−トリメチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると、17,20,20−トリメチ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキ
ソ−17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いれば、17−メチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル。 実施例 21 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ル: 実施例2、つづいて実施例4に従うが、11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−16−メチル−15
−オキソ−18,19−テトラデヒドロ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに100mgの11,15−
ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニルオキ
シ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いついで11−デオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−16−メチル−
18,19−テトラデヒドロ−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルのかわりに80mgの11−デオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−16−メチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると標題化
合物40mgが得られた。スペクトルデータは実施例
20と一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロフラニルオキシ−15−オキソ−16
−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステル、11,
15−ジデオキシ−11−t−ブチルジメチルシリル
オキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル、11,15−ジデオキシ−11
−(1−エトキシエチルオキシ)−15−オキソ−16
−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2、11,15−ジデオキシ
−11−トリチルオキシ−15−オキソ−16−メチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると標題
化合物が得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−
メチル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用いる
と17−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒ
ドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−メチル−
20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると17−メチル−20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチ
ルエステルが得られる。 実施例 22 16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI216−メチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル385mg(0.925mmol)を
40mlのメタノールに溶かし1規定の水酸化ナトリ
ウム10mlを加え室温下18時間撹拌した。反応混合
物濃縮し残渣に水10ml加え1規定塩酸にてPH=4
とし酢酸エチル20mlにて3回抽出し有機層合わせ
て水10ml飽和食塩水10mlでで洗浄し10gの無水硫
酸ナトリウムで乾燥後濃縮すると370mgの標題化
合物が得られた。 IR(液膜法)ν3600〜2400、1710、1595、970、
860、742cm-1 NMRδ(CDCl3):0.92(6H,m)、1.95(2H,m)
2.34(2H,t,J=7.0Hz) 2.64(2H,t,J=7.0Hz)3.40(1H,t,J=
8.0Hz)、3.95(3H,m)、5.05(3H,m)、5.65
(2H,m)、6.65(1H,m)、6.95(2H,m) Mass(m/l):402(M+) 以下同様にして16−メチル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに16−メチル−20−ホモ−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−メ
チル−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2が得られ、16−
メチル−20−エチル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると16−メチル−20−エチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、16−メチル−20−プロピル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
メチル−20−プロピル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得られ、
16−メチル−20−ブチル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると16−メチル−20−ブチル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2が得られ、17−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると17−メチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、17−メチル−20−ホモ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いると17−メチル
−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2が得られ、17,20,
20−トリメチル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いると17,20,20−トリメチル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られる。 実施例 23 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−15−シクロヘキシル−16,17,18,19,
20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエス
テル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル2.3g
(6.61mmol)をベンゼン22mlに溶かしピリジン
0.53mlDMSO22ml、トリフルオロ酢酸0.49ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド2.1g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で冷却
下炭酸カルシウム3.3g加え30分撹拌しておく。
次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデイ
スパージヨン)431mgを50mlの無水に懸濁し2−
シクロヘキシル−2−オキソ−エチル−ホスホン
酸ジメチルエステル2.8gを10mlのDMEに溶かし
た溶液を加え室温アルゴン下30分撹拌した。この
反応液に上記作製したアルデヒドエステル反応混
合物の上澄み液を注射器でとり加えた。残渣を20
mlのTHFで洗浄し更にその上澄み液も加えてこ
の反応混合物を30分撹拌した反応混合物に酢酸を
加えPH=7として濃縮した。濃縮残渣に水15ml酢
酸エチル80ml加え沈殿物口別後個体を酢酸エチル
20mlにて2面洗浄し液を分液した。水層を酢酸
エチル30mlで2回抽出し有機層合わせて水20ml飽
和食塩水20mlにて洗浄し無水硫酸ナトリウム20g
にて乾燥後濃縮し8.4gの油状物を得た。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると2.35g
の標題化合物が得られた。 IR(液膜法)ν:1740、1698、1670、1630、
1595、1240、750cm-1 NMRδ(CDCl3):2.42(10H,s)、1.76(3H,
s)、2.98(1H,m)、3.62(1H,m)、3.66(3H,
s)、5.00(1H,q,J=6.0Hz)5.25(1H,
m)、6.25(1H,dd,J=16.0Hz、1.0Hz)、6.80
(4H,m) Mass(m/l):454(M+)、394(M+−60) 以下同様にして、2−シクロヘキシル−2−オ
キソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステルのか
わりに2−シクロベンチル−2−オキソ−エチル
−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、
2−フエニル−2−オキソ−エチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いれば11,15−ジデオキシ
−11−アセトキシ−15−オキソ−15−フエニル−
16,17,18,19,20−ペンタル−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルが得られ、2−(P−トリル)−2
−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステル
を用いれば11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ
−15−オキソ−15−(P−トリル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、2−(P−クロロフエニル)−2
−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエステル
を用いれば11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ
−15−オキソ−15−(p−クロロフエニル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、2−(m−クロロフエニ
ル)−2−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチル
エステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−15−(m−クロロフエニ
ル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、2−(m−プロピ
ルフエニル)−2−オキソ−エチル−ホスホン酸
ジメチルエステルを用いれば、11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−(m−プ
ロピルフエニル)−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2が得られる。 又、4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,
3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステルにか
わりに4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステルを用いれば11,15−ジデオキ
シ−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−
オキソ−15−シクロヘキシル−16,17,18,19,
20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−
1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス
−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエ
ステルを用いれば11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 又、4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニル
オキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−フエニル−2−オキソ−エ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−15−オキソ−15−フエニル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ4−〔2−エンド−ベンゾ
イロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−フエニル−2−オキソ−エ
チル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−
オキソ−15−フエニル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得ら
れ4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニルオキ
シ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−
シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチ
ルエステルと2−シクロベンチル−2−オキソ−
エチル−ホスホン酸ジメチルエステルを用いれ
ば、11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−15−オキソ−15−シクロベンチ
ル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメ
チル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラ
ヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラニル〕酪酸メチルエステルと2−シクロベンチ
ル−2−オキソ−エチル−ホスホン酸ジメチルエ
ステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロペンチル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 24 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−15−シクロヘキシル16,17,18,19,20−
ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル2.1g
(4.63mmol)をメタノール30mlに溶かし塩化セリ
ウム7水和物2.6g加えて溶かし氷冷下撹拌して
いる中に水素化ホー素ナトリウム263mg加えて10
分間撹拌後5.5mlの炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液加え更にそのまま10分間撹拌した。反応混合物
を濃縮後残渣に30mlの酢酸エチルを加え沈殿をロ
過し酢酸エチル20mlで2回洗浄し有機層合わせて
水、飽和食塩水で洗浄後30gの無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後濃縮すると2.0gのアルコール体が得
られた。 ここで得られた化合物2.0gを無水メタノール
34mlに溶かし4.8規定のナトリウムメトキシド
0.23mlを加え室温で1.5時間撹拌した。反応混合
物に0.065mlの酢酸を加え濃縮し残渣に酢酸エチ
ル40mlを加え溶かし炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液、水、飽和食塩水で洗浄し30gの無水硫酸ナト
リウムで乾燥後濃縮すると1.8gの油状物が得ら
れた。この油状物をパクトカラムB(酢酸エチ
ル:シクロヘキサン=3:1)で分離精製すると
677.1mgの標題化合物が得られた(収率37.4%)。 IR(液膜法)ν:3400、1740、1595、1250、970、
860、745cm-1 NMRδ(CDCl3):0.70〜1.85(10H,m)、3.35
(1H,t,J=6.0Hz)、3.64(3H,s)、3.80
(2H,m)、3.64(3H,s)3.80(2H,m)、5.00
(1H,m)、5.55(2H,m)、6.85(3H,m) Mass(m/l):414(M+)、396(M+−18)、378
(M+−36) 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−15−シクロペンチル
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−シクロペン
チル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−フ
エニル16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば15−フエニ
ル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−(p−ト
リル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば15−(p−ト
リル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15−
(p−クロロフエニル)−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
れば15−(p−クロロフエニル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−15−(m−クロロフエニル)
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−(m−クロロ
フエニル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,15
−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−15
−(m−プロピルフエニル)−16,17,18,19,20
−ペンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを
用いれば15−(m−プロピルフエニル)−16,17,
18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベ
ンゾイロキシ−15−オキソ−15−シクロヘキシル
−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−シクロヘキ
シル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−15
−フエニル−16,17,18,19,20−ペンタノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば15−フ
エニル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジ
デオキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより15−シ
クロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 25 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに100mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−15−シ
クロヘキシル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると42mg
の標題化合物が得られた。 スペクトルデータは実施例24で得られたものと
一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−15
−シクロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2メチルエステルより15−シ
クロペンチル−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニル
オキシ−15−オキソ−15−フエニル−16,17,
18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルより15−フエニル−16,17,18,19,20
−ペンタノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 26 15−シクロヘキシル−16,17,18,19,20−ペ
ンタノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI215−シクロヘキシル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル626.7mg(1.52mmol)を50ml
のメタノールに溶かし1規定の水酸化ナトリウム
10mlを加え室温下16時間撹拌した。反応混合物を
濃縮し残渣に水10ml加え1規定塩酸にてPH=4と
し酢酸エチル30mlにて3回抽出し有機層合わせて
水10ml、飽和食塩水10mlで洗浄し15gの無水硫酸
ナトリウムで乾燥後濃縮すると605mgの粗結晶が
得られたこれを酢酸エチル5mlで再結晶を行なう
と標題化合物452.8mg(m.p124〜125℃)が得られ
た。 (再結晶収率74.8%) IR(液膜法)ν:3600〜2400、1710、1595、975、
870、762cm-1 NMRδ(CDCl3):0.7〜1.80(10H,m)、2.35(2H,
t,6.0Hz)、2.65(2H,t,J=6.0Hz)、3.37
(1H,t,J=9.0Hz)、3.85(2H,m)、4.75
(3H,m)、5.00(1H,m)、5.55(2H,m)、
6.80(3H,m) Mass(m/l):400(M+)、382、364 元素分析 C H C24H32O5としての計算値 71.79 8.06 実測値 71.81 8.07 以下同様にして、15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに、15−シクロペンチル−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると15−シクロペン
チル−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、15−フエニル−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると15−フエニル−16,17,18,
19,20−ペンタノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2が得られ、15−(p−トリル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると15−(p−トリル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が
得られ15−(p−クロロフエニル)−16,17,18,
19,20−ペンタノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると15−(p−クロロフエニル)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られ、15−(m−クロロフエニル)−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いれば15−(m−クロロフエニ
ル)−16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2が得られ、15−(m−プロピルフエニル)−
16,17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば15−(m−プロピ
ルフエニル)−16,17,18,19,20−ペンタノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2が得られる。 実施例 27 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例1と同様にして3−メチル−2−オキソ
−ヘプト−5−イン−ホスホン酸−ジメチルエス
テルのかわりに2−オキソ−ヘプチルホスホン酸
ジメチルエステルを用いると、4−〔2−エンド
−アセトキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−
3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ
−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕
酪酸メチルエステル200mgより標題化合物150mgが
得られる。 IR(液膜法)ν:1742、1705、1680、1632、
1595、1240、835、750cm-1 NMRδ(CDCl3):0.93(3H,t,J=6.0Hz)、
1.78(3H,s)、2.90(1H,m)、3.65(3H,s)、
3.75(1H,m)、5.00(1H,q,J=6.0Hz)、
5.25(1H,m)、6.20(1H,d,J=17.0Hz)、
6.80(4H,m) Mass(m/l):442(M+) 以下同様にして、2−オキソ−ヘプチルホスホ
ン酸ジメチルエステルのかわりに2−オキソ−オ
クチルホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−20−ホモ−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、2−オキソ−ウンデシルホスホン酸ジメ
チルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11
−アセトキシ−15−オキソ−20−ブチル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、2−オキソ
−8−メチル−7−ノネニルホスホン酸ジメチル
エステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−20−イソプロピリデン−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。又、
4−〔2−エンド−2−テトラヒドロピラニルオ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルと2−オキソ−ヘプチル−ホスホン
酸ジメチルエステルより、11,15−ジデオキシ−
11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキ
ソ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2が得られ、4−〔2−エンド−
ベンゾイルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−ヘプチ
ルホスホン酸ジメチルエステルより11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エ
ンド−2−テトラヒドロピラニルオキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
と2−オキソ−8−メチル−7−ノネニルホスホ
ン酸ジメチルエステルより、11,15−ジデオキシ
−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オ
キソ−20−イソプロピリデン−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が
得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ−1
−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−
2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエス
テルと2−オキソ−8−メチル−7−ノネニルホ
スホン酸ジメチルエステルより11,15−ジデオキ
シ−11−ベンゾイル−15−オキソ−20−イソプロ
ピリデン−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレン−PGI2メチルエステルが得
られる。 実施例 28 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例20に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
アセトキシ−15−オキソ−16−メチル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−5,6,7
−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステル150mgより50mgの標題化合物
が得られた。 IR(液膜法)ν:3370、1740、1695、1255、970、
865、745cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,s)、3.38(1H,t,
J=9.0Hz)、3.60〜4.30(2H,m)、5.05(1H,
m)、5.60(2H,m)、6.60〜7.10(3H,m) Mass(m/l):402(M+) 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−ア
セトキシ−15−オキソ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルのかわりに11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−20−ホモ−5,6,7−ト
リノル4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルを用いると20−ホモ−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−20−ブチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルより20−ブチル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−
20−イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルより20−イソプロピリデン−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルより5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11
−ベンゾイロキシ−15−オキソ−20−イソプロピ
リデン−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルより20−
イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られる。 実施例 29 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのかわ
りに120mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テト
ラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いると58mgの標題化合
物が得られた。 この化合物のスペクトルデータは本発明28の化
合物と一致した。 以下同様にして、11,15−ジデオキシ−11−2
−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−20
−イソプロピリデン−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルより20−イソプロピリデン−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 実施例 30 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2 実施例26に従うが15−シクロヘキシル−16,
17,18,19,20−ペンタノル−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メ
チルエステルのかわりに5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステル50mgより標題化合物45mgが得られた。この
粗結晶を酢酸エチル−hexaneより再結晶すると
30mgの純品が得られた。mp90〜92℃ IR(液膜法)ν:3600〜2500、2920、1700、
1590、1440、1250、965、860、740cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H,t,J=6.0Hz)、
3.36(1H,t,J=9.0Hz)、3.60〜4.30(2H,
m)、5.05(1H,m)、5.60(2H,m)、6.60〜
705(3H,m) Mass(m/l):388(M+) 以下同様にして5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
のかわりに20−ホモ−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると20−ホモ−5,6,7−トリノ
ル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が得
られ、20−ブチル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2を用いると20
−ブチル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2が得られ、20−イソプ
ロピリデン−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用
いると20−イソプロピリデン−5,6,7−トリ
ノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2が
得られる。 実施例 31 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エキソ−
ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,
8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕
ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル2.3g
(6.61mmol)をベンゼン22mlに溶かしピリジン
0.53mlDMSO22ml、トリフルオロ酢酸0.49ml加え
更にジシクロヘキシルカルボジイミド2.1g加え
て室温下14時間撹拌した。反応混合物を氷で氷却
下炭酸カルシウム3.3g加え30分撹拌しておく。
次に水素化ナトリウム(60%ミネラルオイルデイ
スパージヨン)431mgを18mlのDMEに懸濁し2−
オキソ−4−フエニルブチル−ホスホン酸ジメチ
ルエステル2.8gを18mlのDMEに溶かした溶液を
加え室温、アルゴン化30分撹拌した。この反応液
に上記作製したアルデヒドエステル反応混合物の
上澄み液を注射器でとり加えた。残渣をTHF10
mlで洗浄し更にその上澄み液も加えてこの反応混
合物を30分撹拌した。反応混合物に酢酸を加えPH
=7として濃縮した。 濃縮残渣に水15ml、酢酸エチル80mlを加え沈殿
物ロ別後個体を酢酸エチル20mlにて2回洗浄し
液を分液した水層を酢酸エチル30mlで2回抽出
し、有機層合わせて水20ml飽和食塩水20mlにて洗
浄し無水硫酸ナトリウム30gで乾燥後濃縮すると
8.4gの油状物が得られた。 この油状物をオープンカラム(酢酸エチル:シ
クロヘキサン=1:4)で分離精製すると2.35g
の標題化合物が得られた(収率74.8%)。 IR(液膜法)ν:1740、1700、1680、1635、
1600、1240、850、765、705cm-1 NMRδ(CDCl3):1.77(3H,s)、2.94(4H,s)、
3.62(1H,m)、3.66(3H,s)、4.98(1H,q,
J=6.0Hz)、5.22(1H,m)、6.18(1H,d,J
=16.0Hz)、6.60〜7.10(4H,m),7.30(5H,
m) Mass(m/l): 以下同様にして、4−〔2−エンド−アセトキ
シ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−
シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチ
ルエステルのかわりに4−〔2−エンド−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルを用いれば
11,15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,
19,20−トリノル−5,6,7−トリノル−4,
8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステ
ルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロキシ
−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シ
ス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチル
エステルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,19,20
−トリノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが得
られる。又、2−オキソ−4−フエニル−ブチル
ホスホン酸ジメチルエステルのかわりに2−オキ
ソ−3−フエノキシ−プロピルホスホン酸ジメチ
ルエステルを用いると11,15−ジデオキシ−11−
アセトキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、2−オキソ−3−フエニル−
プロピルホスホン酸ジメチルエステルを用いると
11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキ
ソ−16−フエニル−17,18,19,20−テトラノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、2−
オキソ−3−シクロヘキシル−プロピルホスホン
酸ジメチルエステルを用いると11,15−ジデオキ
シ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−シクロヘ
キシル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られる。 さらに4−〔2−エンド−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,
8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H
−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸
メチルエステルと2−オキソ−3−フエノキシ−
プロピルホスホン酸ジメチルエステルより11,15
−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニルオ
キシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキシ
メチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テト
ラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾ
フラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−3
−フエニル−プロピルホスホン酸ジメチルエステ
ルより11,15−ジデオキシ−11−テトラヒドロピ
ラニルオキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られ、4−〔2−エンド−2−テト
ラヒドロピラニルオキシ−1−エキソ−ヒドロキ
シメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テ
トラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベン
ゾフラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−
3−シクロヘキシル−プロピルホスホン酸ジメチ
ルエステルより11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−16−シ
クロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られ、4−〔2
−エンド−ベンゾイロキシ−1−エキソ−ヒドロ
キシメチル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−
テトラヒドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ
−3−フエノキシ−プロピルホスホン酸ジメチル
エステルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイ
ロキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、4−〔2−エンド−ベンゾイロ
キシ−1−エキソ−ヒドロキシメチル−3a,8b
−シス−2,3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−
5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メ
チルエステルと2−オキソ−3−フエニル−プロ
ピルホスホン酸ジメチルより11,15−ジデオキシ
−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−16−フエニ
ル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、4−〔2−エンド
−ベンゾイロキシ−1−エキソ−ヒドロキシメチ
ル−3a,8b−シス−2,3,3a,8b−テトラヒ
ドロ−1H−5−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ニル〕酪酸メチルエステルと2−オキソ−3−シ
クロヘキシル−プロピルホスホン酸ジメチルエス
テルより11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロキ
シ−15オキソ−16−シクロヘキシル−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られる。 実施例 32 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2メチルエステル: 11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オ
キソ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステル2.35g(4.94mmol)
をメタノール30mlに溶かし塩化セリウム、7水和
物2.76gを加えて溶かし氷冷下撹拌している中に
水素化ホー素ナトリウム280mg加えて10分間撹拌
後5.5mlの炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を加え
更にそのまま10分間撹拌した。反応混合物を濃縮
後残渣に30mlの酢酸エチルを加え沈殿をロ過し酢
酸エチル20mlで2回洗浄し有機層合わせて水飽和
食塩水で洗浄後30gの無水硫酸ナトリウムで乾燥
後濃縮すると2.35gの油状物が得られた。 この油状物を無水メタノール36mlに溶かし4,
8規定のナトリウムメトキシド0.25mlを加え室温
で1.5時間撹拌した。反応混合物に0.074mlの酢酸
を加え濃縮し残渣に酢酸エチル40mlを加え溶かし
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液、水、飽和食塩水
で洗浄し30gの無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮
すると2.1gの油状物が得られたこの油状物をパ
クトカラムB(酢酸エチル:シクロヘキサン=
3:1)で分離精製すると785.4mgの粗結晶が得
られた。(収率36.5%)更に口を酢酸エチル:n
−ヘキサン=1:1にて再結晶するとm.p80.6〜
81.2℃の純粋な標題化合物が得られた。 IR(KBr)ν:3600〜3100、1735、1600、1590、
1262、975、970、870、750cm-1 NMRδ(CDCl3):3.35(1H,t,J=9.0Hz)、
1.60〜2.90(15H)、3.85〜4.20(2H)、5.01(1H,
m)、5.60(2H,m)、6.60〜7.00(3H,m)7.25
(5H,m) Mass(m/l):418(M+−18)、400(M+−36) 元素分析値 C H C27H32O5としての計算値 74.29 7.39 実測値 73.99 7.40 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−アセ
トキシ−15−オキソ−17−フエニル−18,19,20
−トリノル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに11,15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15
−オキソ−16−フエノキシ−17,18,19,20−テ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
れば16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−アセトキシ−15−オキソ−
16−フエニル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いれば16−フ
エニル−17,18,19,20−テトラノル−5,6,
7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルが得られ、11,15−ジデオ
キシ−11−アセトキシ−15−オキソ−16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルが得られ11,15−ジデ
オキシ−11−ベンゾイロキシ−15−オキソ−17−
フエニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルを用いれば17−フエニル−
18,19,20−トリノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−16−フエノキシ−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いると16−フエノキシ−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルが得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベン
ゾイロキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルを用いれば16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
が得られ、11,15−ジデオキシ−11−ベンゾイロ
キシ−15−オキソ−16−シクロヘキシル−17,
18,19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル
−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチル
エステルが得られる。 実施例 33 17−フエニル−17,18,19,20−トリノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステル: 実施例21に従うが、11,15−ジデオキシ−11−
2−テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−
16−メチル−5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルのか
わりに110mgの11,15−ジデオキシ−11−2−テ
トラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−フ
エニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−ト
リノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI2
メチルエステルより50mgの標題化合物が得られ
た。 スペトルデータは実施例32の化合物と一致し
た。 以下同様にして11,15−ジデオキシ−11−2−
テトラヒドロピラニルオキシ−15−オキソ−17−
フエニル−18,19,20−トリノル−5,6,7−
トリノル−4,8−インタ−m−フエニレン
PGI2メチルエステルのかわりに11,15−ジデオ
キシ−11−2−テトラヒドロピラニルオキシ−15
−オキソ−16−フエノキシ−17,18,19,20−テ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2メチルエステルを用い
ると16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m
−フエニレンPGI2メチルエステルが得られ、11,
15−ジデオキシ−11−2−テトラヒドロピラニル
オキシ−15−オキソ−16−フエニル−17,18,
19,20−テトラノル−5,6,7−トリノル−
4,8−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエ
ステルを用いると16−フエニル−17,18,19,20
−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8−
インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステルが
得られ、11,15−ジデオキシ−15−オキソ−16−
シクロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルを用いると16−シ
クロヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−
5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フ
エニレンPGI2メチルエステルが得られる。 実施例 34 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエ
ニレンPGI2: 17−フエニル−18,19,20−トリノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステル 678.3mg(1.56mmol)を50mlのメタノールに溶
かし1規定の水酸化ナトリウム10mlを加え室温下
16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し残渣に水10
ml加え1規定塩酸にてPH=4とし酢酸エチル30ml
にて3回抽出し有機層合わせて水10ml、飽和食塩
水10mlで洗浄し15gの無水硫酸ナトリウムで乾燥
後濃縮すると656.22mgの粗結晶が得られた。この
粗結晶を酢酸エチル5mlで再結晶を行ない純粋な
標題化合物421.8mg(m.p99.4〜100.3℃)を得た。
(再結晶収率64.2%) IR(液膜法)ν:3600〜2400、1715、1691、
1100、975、970、862、750cm-1 NMRδ(CDCl3):1.60〜22.90(15H)、3.38(3H,
t,J=8.4Hz)、3.60〜4.80(2H)、5.05(1H,
m)、5.60(22H,m)、6.70(3H,m)、7.20
(5H,m) Mass(m/l):422(M+)、404、386 元素分析 C H C26H28O5としての計算値 73.91 7.16 実測値 73.77 7.18 以下同様にして17−フエニル−18,19,20−ト
リノル−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2メチルエステルのかわり
に16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノル
−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−
フエニレンPGI2メチルエステルを用いると16−
フエノキシ−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られ、16−フエニル−17,18,19,
20−テトラノル−5,6,7−トリノル−4,8
−インタ−m−フエニレンPGI2メチルエステル
を用いれば、16−フエニル−17,18,19,20−チ
トラノル−5,6,7−トリノル−4,8−イン
タ−m−フエニレンPGI2が得られ、16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2メチルエステルを用いれば16−シクロ
ヘキシル−17,18,19,20−テトラノル−5,
6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニ
レンPGI2が得られる。 実施例 35 (+)−16(S)−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ
−m−フエニレンPGI2: (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
2.2gと3(S)−3−メチル−2−オキソ−ヘプ
ト−5−イン−ホスホン酸ジメチル〔〔α〕EtOH D
(C=+29.8)=+29.8〕2.2gを用い、実施例1,
2,3,5にそれぞれ従うと標題化合物450mgが
粗結晶で得られた。この粗結晶をエチル−ヘキサ
ンより再結晶すると112mgの純品(m.p.64〜66℃)
が得られた。 IR(KBr)ν:3700〜2200、1712、1595、1255、
1235、1195、1155、1105、1095、1075、1035、
1015、1000、962、865、835、765、745cm-1 1H NMR(COCl3)δ:0.97(3H,d,J=7.2
Hz)、1.08(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(3H,
t,J=8.3Hz)、3.95(2H,m)5.00(4H,
m)、5.60(2H,m)、6.75(1H,m)、6.70(2H,
m) 13C NMR(CDCl3)δ:3521、15737、22401、
24622、29118、38193、41119、50246、58806、
75627、77036、77198、78471、84214、120565、
1221865、123274、128962、129666、133350、
134054、157268 Mass(m/l):398(M+) 〔α〕MeOH D(C=0.7):+120.6 実施例 36 (+)−16(R)−メチル−18,19−テトラヒド
ロ−5,6,7−トリノル−4,8−インタ−
m−フエニレンPGI2: (+)−4−〔2−エンド−アセトキシ−1−エ
キソ−ヒドロキシメチル−3a,8b−シス−2,
3,3a,8b−テトラヒドロ−1H−5−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル〕酪酸メチルエステル
200mgと3(R)−3−メチル−2−オキソ−ペプ
ト−5−イン−ホスホン酸ジメチル〔〔α〕EtOH D
(C=4.8)=−28.6〕230mgを用い、実施例1,
2,3,5にそれぞれ従うと標題化合物47mgが得
られた。 IR(液膜法)ν:3600〜2400、1710、1595、970、
762、740cm-1 1H NMR(CDCl3):1.05(3H,d,J=7.2Hz)、
1.80(3H,t,J=1.5Hz)、3.40(1H,t,J
=8.3Hz)、3.85(1H,m)、4.21(1H,m)、5.10
(3H,m)、5.65(2H,m)、6.85(3H,m) Mass(m/l):398(M+) 〔α〕MeOH D(C=0.47):+110.3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔〕 〔式中R1は2−テトラヒドロピラニル基、2
−テトラヒドロフラニル基、t−ブチルジメチル
シリル基、t−ブチル基、1−エトキシエチル
基、水素、炭素数2〜10のアシル基、トリチル
基、p−アニシルジフエニルメチル基、ジ−p−
アニシルフエニルメチル基、トリ−p−アニシル
メチル基又は炭素数7〜12のアロイル基を表わ
し、R2は 炭素数1〜12の直鎖アルキル又は炭素数3〜
12の分岐アルキル、 【式】にしてZは原子価結 合又はCtH2tで表わせる直鎖又は分岐アルキレ
ンであり、tは1〜5の整数を示し、さらにm
は5〜12の整数、R3は水素又は炭素数1〜5
のアルキル、nは1〜3の整数を表わす、 −(CH2CH2O)lCH3にしてlは1〜5の整
数、 −Z−Ar1にして、Zは前記定義に同じAr1
はフエニル、α−ナフチル、β−ナフチル、2
−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、α
−フリル、β−フリル、α−チエニル、β−チ
エニル又は置換フエニル(ここで置換基は少な
くとも1個の炭素、臭素、フツ素、トリフルオ
ロメチル、炭素数1〜4のアルキル、ニトロ、
メトキシ、フエニル、フエノキシ、
【式】 【式】【式】又は 【式】であるもの)、 −ClH2lCOOR3にしてlとR3は前記定義と同
じ、 CH2ClH2lN(R3)2にしてlとR3は前記定義と
同じ、 【式】にしてR4は水素又はベンゾイ ル、R5はフエニル、p−ブロモフエニル、p
−ビフエニル、p−ニトロフエニル、p−ベン
ズアミドフエニル又は2−ナフチル、 −CpH2p−B−R3にしてR3は前記定義に同
じ、Bは【式】【式】 【式】又は−C≡C−であり、R6は炭 素数1〜30の直鎖もしくは分岐アルキル又はラ
アルキルであり、pは1〜5の整数、又は 【式】にしてR7は炭素数1〜30のアルキ ル又はアシルを表わし、 一般式はd体、l体、dl体を表わす〕で示さ
れる化合物と一般式〔〕 〔式中R8はメチル、エチル、プロピル又は
ブチル基を表わし、Rは、 (i) 炭素数5〜10の直鎖アルキル又は5〜10の
分岐アルキル、 【式】 (ここでZは原子価結合又はCtH2tで表わ
せる直鎖又は分岐アルキレンであり、tは1
〜5の整数を示し、mは5〜12の整数、R3
は水素又は炭素数1〜5のアルキル、nは1
〜3の整数を表わす)、 (iii) −Z−Ar2(ここでZは前記定義に同じ、
Ar2はフエニル、フエノキシ、α−ナフチ
ル、β−ナフチル又は少なくとも1個の塩
素、臭素、フツ素、トリフルオロメチル、炭
素数1〜4のアルキル、ニトロ、メトキシ、
フエニルもしくはフエノキシ置換したフエニ
ル基を表わす)、 (iv) −CtH2tOR9(ここでtは1〜5の整数を表
わし、R9は炭素数1〜5の直鎖又は分岐ア
ルキルを表わす)、 【式】 (ここでCtH2tは前記定義に同じ、R11,
R12は水素、メチル、水素原子、プロピル又
はブチル基を表わす)または 【式】 (ここでR14は水素、メチル基又はエチル
基を表わし、nは零又は1〜4の整数を表わ
し、R15は炭素数1〜5の直鎖アルキル基を
表わす)で示される化合物を強塩基の存在下
で反応させ一般式〔〕 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕で
示される化合物とし、この化合物を還元剤で
還元することを特徴とする一般式 〔式中R,R1,R2は前記定義に同じ〕で
示される5,6,7−トリノル−4,8−イ
ンタ−m−フエニレンPGI2誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58005835A JPS59134787A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI↓2誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58005835A JPS59134787A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI↓2誘導体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59134787A JPS59134787A (ja) | 1984-08-02 |
| JPH0369909B2 true JPH0369909B2 (ja) | 1991-11-05 |
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ID=11622088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58005835A Granted JPS59134787A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フエニレンPGI↓2誘導体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59134787A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08208637A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-13 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | プロスタグランジンi型化合物、その中間体、それらの製造方法及び血小板凝集抑制剤 |
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-
1983
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Also Published As
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