JPH037004B2 - - Google Patents
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- JPH037004B2 JPH037004B2 JP60183603A JP18360385A JPH037004B2 JP H037004 B2 JPH037004 B2 JP H037004B2 JP 60183603 A JP60183603 A JP 60183603A JP 18360385 A JP18360385 A JP 18360385A JP H037004 B2 JPH037004 B2 JP H037004B2
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- oil
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- air vent
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、内燃機関の油圧タペツトへの給油装
置、特に、動弁装置の複数の油圧タペツトの各給
油口に連通して略水平に延びる分配路と、この分
配路の入口から立上がる逆流止め通路と、機関の
オイルポンプの吐出口から上方へ延出して逆流止
め通路の上端に連なる供給路とを備えたものの改
良に関する。
置、特に、動弁装置の複数の油圧タペツトの各給
油口に連通して略水平に延びる分配路と、この分
配路の入口から立上がる逆流止め通路と、機関の
オイルポンプの吐出口から上方へ延出して逆流止
め通路の上端に連なる供給路とを備えたものの改
良に関する。
(2) 従来の技術
前記逆流止め通路は、機関の運転を停止したと
き、それに伴うオイルポンプの作動停止により、
分配路内の作動油がオイルポンプ側へ流下してい
くのを防止し、機関の再始動時、分配路から油圧
タペツトへの作動油の分配を直ちに再開可能にす
るためのものである。
き、それに伴うオイルポンプの作動停止により、
分配路内の作動油がオイルポンプ側へ流下してい
くのを防止し、機関の再始動時、分配路から油圧
タペツトへの作動油の分配を直ちに再開可能にす
るためのものである。
(3) 発明が解決しようとする問題点
ところが、従来の給油装置では、機関の停止
時、供給路内の油がオイルポンプ側へ流下してい
くとき、サイフオン現象により逆流止め通路を介
して分配路の油を引き出してしまうことがある。
時、供給路内の油がオイルポンプ側へ流下してい
くとき、サイフオン現象により逆流止め通路を介
して分配路の油を引き出してしまうことがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、機関の停止時には前記サイフオン現象を防止
して、分配路に作動油を確実に保持することがで
き、しかも油路の加工、接続等が簡単でメンテナ
ンスも容易な前記給油装置を提供することを目的
とする。
で、機関の停止時には前記サイフオン現象を防止
して、分配路に作動油を確実に保持することがで
き、しかも油路の加工、接続等が簡単でメンテナ
ンスも容易な前記給油装置を提供することを目的
とする。
B 発明の構成
(1) 課題を解決するための手段
そして上記目的を達成するために本発明は、シ
リンダヘツドに設けた軸受台と、この軸受台上に
着脱可能に接合されたカムホルダとの間にカム軸
を回転自在に支承し、前記シリンダヘツドには、
動弁装置の複数の油圧タペツトの各給油口に連通
して略水平に延びる分配路と、この分配路の入口
から立ち上がる逆流止め通路と、機関のオイルポ
ンプの吐出口から上方へ延出して逆流止め通路の
上端に連なる供給路とを形成してなる、内燃機関
の油圧タペツトへの給油装置において、前記軸受
台とカムホルダとの接合面には、前記動弁装置の
潤滑部に連通すべく前記カムホルダに設けられる
エアベント通路、並びに前記逆流止め通路及び供
給路の三者相互を連通させる凹部を形成し、前記
エアベント通路には、該通路内の油の流れを規制
するオリフイスを設けたことを特徴とする。
リンダヘツドに設けた軸受台と、この軸受台上に
着脱可能に接合されたカムホルダとの間にカム軸
を回転自在に支承し、前記シリンダヘツドには、
動弁装置の複数の油圧タペツトの各給油口に連通
して略水平に延びる分配路と、この分配路の入口
から立ち上がる逆流止め通路と、機関のオイルポ
ンプの吐出口から上方へ延出して逆流止め通路の
上端に連なる供給路とを形成してなる、内燃機関
の油圧タペツトへの給油装置において、前記軸受
台とカムホルダとの接合面には、前記動弁装置の
潤滑部に連通すべく前記カムホルダに設けられる
エアベント通路、並びに前記逆流止め通路及び供
給路の三者相互を連通させる凹部を形成し、前記
エアベント通路には、該通路内の油の流れを規制
するオリフイスを設けたことを特徴とする。
(2) 作用
機関の停止時には、エアベント通路に吸い込ま
れる空気によりサイフオン現象を防止して、逆流
止め通路に確実な逆流止め機能を与えることがで
きる。しかも前記エアベント通路は、これを動弁
装置の潤滑部に連通させたことにより、機関運転
中にはエアベント通路から流出した油を動弁装置
の潤滑に有効に供することができ、また斯かるエ
アベント通路側への油流出量は前記オリフイスに
よつて最小限に規制される。
れる空気によりサイフオン現象を防止して、逆流
止め通路に確実な逆流止め機能を与えることがで
きる。しかも前記エアベント通路は、これを動弁
装置の潤滑部に連通させたことにより、機関運転
中にはエアベント通路から流出した油を動弁装置
の潤滑に有効に供することができ、また斯かるエ
アベント通路側への油流出量は前記オリフイスに
よつて最小限に規制される。
またカムホルダを軸受台に単に装着するだけ
で、前記逆流止め通路、供給路及びエアベント通
路の三者相互を、カムホルダ及び軸受台の接合面
の一方に設けた凹部一カ所において簡単迅速に連
通させることができる。さらにカムホルダを軸受
台より分離すれば、それらの接合面から上記3本
の通路の開口部やオリフイスを臨むことができ
る。
で、前記逆流止め通路、供給路及びエアベント通
路の三者相互を、カムホルダ及び軸受台の接合面
の一方に設けた凹部一カ所において簡単迅速に連
通させることができる。さらにカムホルダを軸受
台より分離すれば、それらの接合面から上記3本
の通路の開口部やオリフイスを臨むことができ
る。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、第1図において、内燃機関のシリンダ
ブロツク1には、紙面の表裏方向に配列される複
数のシリンダ2が形成され、またシリンダブロツ
ク1の上端に結着されるシリンダヘツド3には、
複数のシリンダ2に対応する複数の燃焼室4と、
各燃焼室4に開口する吸(排)気ポート5とが形
成され、吸(排)気ポート5は吸(排)気弁6に
より開閉される。弁6は、シリンダヘツド3に弁
ガイド7を介して昇降自在に支承され、動弁装置
8により駆動される。
明すると、第1図において、内燃機関のシリンダ
ブロツク1には、紙面の表裏方向に配列される複
数のシリンダ2が形成され、またシリンダブロツ
ク1の上端に結着されるシリンダヘツド3には、
複数のシリンダ2に対応する複数の燃焼室4と、
各燃焼室4に開口する吸(排)気ポート5とが形
成され、吸(排)気ポート5は吸(排)気弁6に
より開閉される。弁6は、シリンダヘツド3に弁
ガイド7を介して昇降自在に支承され、動弁装置
8により駆動される。
動弁装置8は、弁6の上端に付設されたリテー
ナ6aとシリンダヘツド3との間に縮設されて弁
6を閉じ方向に付勢する弁ばね9と、シリンダヘ
ツド3の支持孔10に装着される油圧タペツト1
1と、この油圧タペツト11の作動端11aに基
端部を揺動自在に支承されて先端部を弁6の頭部
に係合させるカムフオロワ12と、このカムフオ
ロワ12の上側に形成されたスリツパ面12aに
カム13aを係合させるカム軸13とより構成さ
れる。
ナ6aとシリンダヘツド3との間に縮設されて弁
6を閉じ方向に付勢する弁ばね9と、シリンダヘ
ツド3の支持孔10に装着される油圧タペツト1
1と、この油圧タペツト11の作動端11aに基
端部を揺動自在に支承されて先端部を弁6の頭部
に係合させるカムフオロワ12と、このカムフオ
ロワ12の上側に形成されたスリツパ面12aに
カム13aを係合させるカム軸13とより構成さ
れる。
上記動弁装置8は、シリンダヘツド3上に形成
された動弁室14に収容され、該室14の上方開
口部はヘツドカバー15によつて閉鎖されてい
る。
された動弁室14に収容され、該室14の上方開
口部はヘツドカバー15によつて閉鎖されてい
る。
而して、カム軸13の回転に伴い、カム13a
がそのリフト作用によりカムフオロワ12のスリ
ツパ面12aに押圧力を加えると、油圧タペツト
11は、その内部の油圧室に発生する油圧により
踏張つてカムフオロワ12の基端を支える結果、
カムフオロワ12は、油圧タペツト11の作動端
11aを支点として、カム13aにより下方へ揺
動され、弁ばね9の弾発力に抗して弁6を開く。
この間、油圧タペツト11内の油圧室からは作動
油が僅かに漏洩する。次に、カム13aがカムフ
オロワ12に対するリフト作用を解除すると、弁
ばね9が弁6をカムフオロワ12と共に押上げて
閉弁位置に戻す。このとき、油圧タペツト11は
伸長機能を発揮して弁頭間隙を排除する。このよ
うな油圧タペツト11の伸長作用に伴い、その内
部の油圧室が減圧すれば、後述の分配路28から
該油圧室に作動油が補給される。
がそのリフト作用によりカムフオロワ12のスリ
ツパ面12aに押圧力を加えると、油圧タペツト
11は、その内部の油圧室に発生する油圧により
踏張つてカムフオロワ12の基端を支える結果、
カムフオロワ12は、油圧タペツト11の作動端
11aを支点として、カム13aにより下方へ揺
動され、弁ばね9の弾発力に抗して弁6を開く。
この間、油圧タペツト11内の油圧室からは作動
油が僅かに漏洩する。次に、カム13aがカムフ
オロワ12に対するリフト作用を解除すると、弁
ばね9が弁6をカムフオロワ12と共に押上げて
閉弁位置に戻す。このとき、油圧タペツト11は
伸長機能を発揮して弁頭間隙を排除する。このよ
うな油圧タペツト11の伸長作用に伴い、その内
部の油圧室が減圧すれば、後述の分配路28から
該油圧室に作動油が補給される。
第2図において、前記カム軸13は、複数の前
記シリンダ2の配列方向に沿つて水平に配置され
る。このカム軸13の支持のために、シリンダヘ
ツド3の上面に半円形の軸受面16aを有する複
数の軸受台161〜163が一体に形成されると共
に、同じく半円形の軸受面17aを有する複数の
カムホルダ171〜173が用意され、両軸受面1
6a,17aによりカム軸13のジヤーナルを回
転自在に挟持するように、カムホルダ171〜1
73が軸受台161〜163にそれぞれボルト18
(第4図)により固着される。その際、両外側位
置の軸受台161,163とカムホルダ171,1
73との接合位置は、それらに嵌入される位置決
めピン19及び位置決めカラー20(第4図)に
より規定される。
記シリンダ2の配列方向に沿つて水平に配置され
る。このカム軸13の支持のために、シリンダヘ
ツド3の上面に半円形の軸受面16aを有する複
数の軸受台161〜163が一体に形成されると共
に、同じく半円形の軸受面17aを有する複数の
カムホルダ171〜173が用意され、両軸受面1
6a,17aによりカム軸13のジヤーナルを回
転自在に挟持するように、カムホルダ171〜1
73が軸受台161〜163にそれぞれボルト18
(第4図)により固着される。その際、両外側位
置の軸受台161,163とカムホルダ171,1
73との接合位置は、それらに嵌入される位置決
めピン19及び位置決めカラー20(第4図)に
より規定される。
第2図及び第3図に示すように、複数のカムホ
ルダ171〜173は、断面L字状形の一対のクロ
スメンバ21,21により両端部を互いに一体に
連結され、またパイプ状のクロスメンバ22によ
り中間部を互いに一体に連結される。パイプ状の
クロスメンバ22の中空部は潤滑油路23とさ
れ、該油路23をカムホルダ171〜173の各軸
受面17aに連通する給油孔24が各カムホルダ
171〜173に穿設され、また潤滑油路23から
カム軸13の複数のカム13aに向つて動弁室1
4に開口する噴油孔25がクロスメンバ22に穿
設される。
ルダ171〜173は、断面L字状形の一対のクロ
スメンバ21,21により両端部を互いに一体に
連結され、またパイプ状のクロスメンバ22によ
り中間部を互いに一体に連結される。パイプ状の
クロスメンバ22の中空部は潤滑油路23とさ
れ、該油路23をカムホルダ171〜173の各軸
受面17aに連通する給油孔24が各カムホルダ
171〜173に穿設され、また潤滑油路23から
カム軸13の複数のカム13aに向つて動弁室1
4に開口する噴油孔25がクロスメンバ22に穿
設される。
前記油圧タペツト11及びカムフオロワ12
は、それぞれ前記弁6の使用本数と同数水平方向
に配列され、そして各油圧タペツト11の給油口
27に連通するように水平に延びる分配路28が
シリンダヘツド3に穿設され、その穿孔口には盲
栓29が施される。
は、それぞれ前記弁6の使用本数と同数水平方向
に配列され、そして各油圧タペツト11の給油口
27に連通するように水平に延びる分配路28が
シリンダヘツド3に穿設され、その穿孔口には盲
栓29が施される。
また、シリンダヘツド3には、分配路28の入
口28aから立上がる逆流止め通路30と、機関
のオイルポンプ31の吐出口から上方に延出され
る供給路32とが穿設され、供給路32にはオリ
フイス33が設けられる。このオリフイス33の
上流側(即ちオイルポンプ31側)の供給路32
の途中からは潤滑油路34が分岐し、機関のクラ
ンク軸周りの潤滑部35に至る。
口28aから立上がる逆流止め通路30と、機関
のオイルポンプ31の吐出口から上方に延出され
る供給路32とが穿設され、供給路32にはオリ
フイス33が設けられる。このオリフイス33の
上流側(即ちオイルポンプ31側)の供給路32
の途中からは潤滑油路34が分岐し、機関のクラ
ンク軸周りの潤滑部35に至る。
第2図及び第5図に示すように、逆流止め通路
30及び供給路32の上端は、互いに近接して右
外側位置の軸受台161の上面に開口される。一
方、上記軸受台161の上面と密着するカムホル
ダ171の下面には、両通路30,32の上端間
を連通する凹部37と、この凹部37を前記潤滑
油路23に連通するエアベント通路38とが形成
され、エアベント通路38にはオリフイス39が
設けられる。
30及び供給路32の上端は、互いに近接して右
外側位置の軸受台161の上面に開口される。一
方、上記軸受台161の上面と密着するカムホル
ダ171の下面には、両通路30,32の上端間
を連通する凹部37と、この凹部37を前記潤滑
油路23に連通するエアベント通路38とが形成
され、エアベント通路38にはオリフイス39が
設けられる。
上記凹部37はカムホルダ171の鋳造と同時
に形成される。
に形成される。
尚、凹部37は軸受台161の上面に形成して
もよい。
もよい。
再び第2図において、左外側位置の軸受台16
3及びカムホルダ171には、前記分配路28の奥
から立上がつて前記潤滑油路23に連通する脱泡
通路40,40が穿設され、これら通路40,4
0の一方のオリフイス42が設けられる。
3及びカムホルダ171には、前記分配路28の奥
から立上がつて前記潤滑油路23に連通する脱泡
通路40,40が穿設され、これら通路40,4
0の一方のオリフイス42が設けられる。
上記軸受台163及びカムホルダ171には、ま
た、分配路28と潤滑油路23間を給油孔24と
共に結ぶリリーフ通路43が穿設され、リリーフ
通路43には、分配路28内が規定圧力以上に昇
圧したとき開弁するリリーフ弁45が設けられ
る。
た、分配路28と潤滑油路23間を給油孔24と
共に結ぶリリーフ通路43が穿設され、リリーフ
通路43には、分配路28内が規定圧力以上に昇
圧したとき開弁するリリーフ弁45が設けられ
る。
次にこの実施例の作用を説明すると、機関が始
動されると、オイルポンプ31の作動により、そ
の吐出口から供給路32に圧送される油は、オリ
フイス33により適当な比率で潤滑油路34と分
配路28とに分流させられ、潤滑油路34に送ら
れた油はクランク軸周りの潤滑部35に供給され
る。
動されると、オイルポンプ31の作動により、そ
の吐出口から供給路32に圧送される油は、オリ
フイス33により適当な比率で潤滑油路34と分
配路28とに分流させられ、潤滑油路34に送ら
れた油はクランク軸周りの潤滑部35に供給され
る。
一方、供給路32から分配路28へ送られる油
は、その途中で凹部37及び逆流止め通路30を
通過するが、その際油の一部がオリフイス39に
より流量を規制されつつエアベント通路38へ流
出し、潤滑油路23へ移る。
は、その途中で凹部37及び逆流止め通路30を
通過するが、その際油の一部がオリフイス39に
より流量を規制されつつエアベント通路38へ流
出し、潤滑油路23へ移る。
分配路28に送られた油は複数の油圧タペツト
11,11…の各給油口27にその作動油として
供給される。
11,11…の各給油口27にその作動油として
供給される。
また、分配路28に送られた油の一部は、それ
に含まれた気泡と共にオリフイス42により流量
を規制されつつ、脱泡通路40,41へ流出し、
これも潤滑油路23へ移る。
に含まれた気泡と共にオリフイス42により流量
を規制されつつ、脱泡通路40,41へ流出し、
これも潤滑油路23へ移る。
さらに、分配路28内の圧力が規定値を超えた
ときには、リリーフ弁45が開いてリリーフ通路
43を導通させるので、分配路28内の油の一部
がリリーフ通路43へ流出し、潤滑油路23へ移
る。分配路28の圧力が規定値まで下がると、リ
リーフ弁45が閉じる。このようなリリーフ弁4
5の開閉により分配路28には各油圧タペツト1
1への給油に最適な油圧が保持される。
ときには、リリーフ弁45が開いてリリーフ通路
43を導通させるので、分配路28内の油の一部
がリリーフ通路43へ流出し、潤滑油路23へ移
る。分配路28の圧力が規定値まで下がると、リ
リーフ弁45が閉じる。このようなリリーフ弁4
5の開閉により分配路28には各油圧タペツト1
1への給油に最適な油圧が保持される。
エアベント通路38、脱泡通路40,41及び
リリーフ通路43から潤滑油路23へ移つた油の
一部は給油孔24,24を通過してカム軸13の
ジヤーナルを潤滑し、残りの油は複数の噴油孔2
5,25…から複数のカム13a,13aに降り
注ぎ、対をなすカム13aとカムフオロワ12間
の摺動面を潤滑する。こうして動弁装置8は潤滑
させる。
リリーフ通路43から潤滑油路23へ移つた油の
一部は給油孔24,24を通過してカム軸13の
ジヤーナルを潤滑し、残りの油は複数の噴油孔2
5,25…から複数のカム13a,13aに降り
注ぎ、対をなすカム13aとカムフオロワ12間
の摺動面を潤滑する。こうして動弁装置8は潤滑
させる。
各油圧タペツト11から漏洩した油や、動弁装
置8の潤滑を終えた油は動弁室14から図示しな
い戻り油路を流下して機関底部のオイルパンに戻
り、再びオイルポンプ31から吐出される。
置8の潤滑を終えた油は動弁室14から図示しな
い戻り油路を流下して機関底部のオイルパンに戻
り、再びオイルポンプ31から吐出される。
次に機関の運転を停止すれば、オイルポンプ3
1の作動も同時に止まるので、凹部37及び供給
路32内の油はオイルポンプ31側へ流下、即ち
逆流するが、分配路28内の油は、分配路28の
上方へ立上がる逆流止め通路30によりオイルポ
ンプ31側への逆流を阻止される。しかも、供給
路32内の油の流下に伴い、動弁室14の空気が
潤滑油路23及びエアベント通路38を経て凹部
37へ吸込まれるので、逆流止め通路30でのサ
イフオン現象が抑えられ、分配路28内の油の逆
流を防止することができる。
1の作動も同時に止まるので、凹部37及び供給
路32内の油はオイルポンプ31側へ流下、即ち
逆流するが、分配路28内の油は、分配路28の
上方へ立上がる逆流止め通路30によりオイルポ
ンプ31側への逆流を阻止される。しかも、供給
路32内の油の流下に伴い、動弁室14の空気が
潤滑油路23及びエアベント通路38を経て凹部
37へ吸込まれるので、逆流止め通路30でのサ
イフオン現象が抑えられ、分配路28内の油の逆
流を防止することができる。
こうして分配路28には、機関の停止後も作動
油が保持されるので、機関の再始動時には、オイ
ルポンプ31からの油の供給を持つことなく、分
配路28から各油圧タペツト11への給油が速や
かに行われ、油圧タペツト11の作動遅れを防止
することができる。
油が保持されるので、機関の再始動時には、オイ
ルポンプ31からの油の供給を持つことなく、分
配路28から各油圧タペツト11への給油が速や
かに行われ、油圧タペツト11の作動遅れを防止
することができる。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、シリンダヘツド
に設けた軸受台と、それに着脱可能に接合された
カムホルダとの間にカム軸を回転自在に支承し、
動弁装置の複数の油圧タペツトの各給油口に連通
して略水平に延びる分配路と、この分配路の入口
から立ち上がる逆流止め通路と、オイルポンプの
吐出口から上方へ延出して逆流止め通路の上端に
連なる供給路とをシリンダヘツドに形成したもの
において、前記軸受台とカムホルダとの接合面に
は、前記動弁装置の潤滑部に連通すべく前記カム
ホルダに設けられるエアベント通路、並びに前記
逆流止め通路及び供給路の三者相互を連通させる
凹部を形成し、前記エアベント通路には、該通路
内の油の流れを規制するオリフイスを設けたの
で、機関の停止時には、エアベント通路に吸い込
まれる空気によりサイフオン現象を防止して、逆
流止め通路に確実な逆流止め機能を与えることが
でき、従つて油圧タペツトに補給すべき作動油を
分配路に確実に保持しておくことができる。しか
も前記エアベント通路は、これを動弁装置の潤滑
部に連通させたことにより、機関運転中にはエア
ベント通路から流出した油を動弁装置の潤滑に有
効に供することができるから、オイルポンプの作
動損失を減少させることができ、また斯かるエア
ベント通路側への油流出量は前記オリフイスによ
つて最小限に規制されるから、前記分配路を通し
て各油圧タペツトへは常に必要量の圧油を確実に
供給することができる。
に設けた軸受台と、それに着脱可能に接合された
カムホルダとの間にカム軸を回転自在に支承し、
動弁装置の複数の油圧タペツトの各給油口に連通
して略水平に延びる分配路と、この分配路の入口
から立ち上がる逆流止め通路と、オイルポンプの
吐出口から上方へ延出して逆流止め通路の上端に
連なる供給路とをシリンダヘツドに形成したもの
において、前記軸受台とカムホルダとの接合面に
は、前記動弁装置の潤滑部に連通すべく前記カム
ホルダに設けられるエアベント通路、並びに前記
逆流止め通路及び供給路の三者相互を連通させる
凹部を形成し、前記エアベント通路には、該通路
内の油の流れを規制するオリフイスを設けたの
で、機関の停止時には、エアベント通路に吸い込
まれる空気によりサイフオン現象を防止して、逆
流止め通路に確実な逆流止め機能を与えることが
でき、従つて油圧タペツトに補給すべき作動油を
分配路に確実に保持しておくことができる。しか
も前記エアベント通路は、これを動弁装置の潤滑
部に連通させたことにより、機関運転中にはエア
ベント通路から流出した油を動弁装置の潤滑に有
効に供することができるから、オイルポンプの作
動損失を減少させることができ、また斯かるエア
ベント通路側への油流出量は前記オリフイスによ
つて最小限に規制されるから、前記分配路を通し
て各油圧タペツトへは常に必要量の圧油を確実に
供給することができる。
またカムホルダを軸受台に単に装着するだけ
で、前記逆流止め通路、供給路及びエアベント通
路の三者を、カムホルダ及び軸受台間の接合面に
設けた凹部一カ所において相互に連通させること
ができるから、それら通路の接続や取回し、加工
等が容易となる上、装置の組付性も簡単でコスト
ダウンに寄与することができる。さらにカムホル
ダを軸受台より分離すれば、それらの接合面から
上記3本の通路の開口部やオリフイスを臨むこと
ができるから、それらの点検、清掃等のメンテナ
ンス作業も容易に行うことができる。
で、前記逆流止め通路、供給路及びエアベント通
路の三者を、カムホルダ及び軸受台間の接合面に
設けた凹部一カ所において相互に連通させること
ができるから、それら通路の接続や取回し、加工
等が容易となる上、装置の組付性も簡単でコスト
ダウンに寄与することができる。さらにカムホル
ダを軸受台より分離すれば、それらの接合面から
上記3本の通路の開口部やオリフイスを臨むこと
ができるから、それらの点検、清掃等のメンテナ
ンス作業も容易に行うことができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明装置を備えた内燃機関の要部の縦断面
図、第2図は同機関の要部の縦断正面図、第3図
は同機関のカムホルダ組立体の底面図、第4図及
び第5図は第3図の−線及び−線断面図
である。 8……動弁装置、11……油圧タペツト、23
……潤滑油路、27……油圧タペツトの給油口、
28……分配路、28a……入口、30……逆流
止め通路、31……オイルポンプ、32……供給
路、38……エアベント通路。
は本発明装置を備えた内燃機関の要部の縦断面
図、第2図は同機関の要部の縦断正面図、第3図
は同機関のカムホルダ組立体の底面図、第4図及
び第5図は第3図の−線及び−線断面図
である。 8……動弁装置、11……油圧タペツト、23
……潤滑油路、27……油圧タペツトの給油口、
28……分配路、28a……入口、30……逆流
止め通路、31……オイルポンプ、32……供給
路、38……エアベント通路。
Claims (1)
- 1 シリンダヘツド3に設けた軸受台161と、
この軸受台161上に着脱可能に接合されたカム
ホルダ171との間にカム軸13を回転自在に支
承し、前記シリンダヘツド3には、動弁装置8の
複数の油圧タペツト11の各給油口27に連通し
て略水平に延びる分配路28と、この分配路28
の入口から立ち上がる逆流止め通路30と、機関
のオイルポンプ31の吐出口から上方へ延出して
逆流止め通路30の上端に連なる供給路32とを
形成してなる、内燃機関の油圧タペツトへの給油
装置において、前記軸受台161とカムホルダ1
71との接合面には、前記動弁装置8の潤滑部に
連通すべく前記カムホルダ171に設けられるエ
アベント通路38、並びに前記逆流止め通路30
及び供給路32の三者相互を連通させる凹部37
を形成し、前記エアベント通路38には、該通路
38内の油の流れを規制するオリフイス39を設
けたことを特徴とする、内燃機関の油圧タペツト
への給油装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60183603A JPS6245912A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 内燃機関の油圧タペツトへの給油装置 |
| CA000516361A CA1328589C (en) | 1985-08-21 | 1986-08-20 | Oil supply system for a valve operating mechanism in internal combustion engines |
| EP86306513A EP0212981B1 (en) | 1985-08-21 | 1986-08-21 | Oil supply system for a valve operating mechanism in internal combustion engines |
| US06/898,953 US4729349A (en) | 1985-08-21 | 1986-08-21 | Oil supply system for a valve operating mechanism in internal combustion engines |
| DE8686306513T DE3677429D1 (de) | 1985-08-21 | 1986-08-21 | Anordnung zum zufuehren von oel zu einem ventilbetaetigungsmechanismus einer brennkraftmaschine. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60183603A JPS6245912A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 内燃機関の油圧タペツトへの給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6245912A JPS6245912A (ja) | 1987-02-27 |
| JPH037004B2 true JPH037004B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=16138694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60183603A Granted JPS6245912A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 内燃機関の油圧タペツトへの給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6245912A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2535317Y2 (ja) * | 1989-06-06 | 1997-05-14 | 本田技研工業株式会社 | Dohc型エンジン |
| JP2536250B2 (ja) * | 1990-07-20 | 1996-09-18 | トヨタ自動車株式会社 | バルブタイミング可変機構 |
| FR2978490B1 (fr) * | 2011-07-25 | 2015-01-30 | Renault Sa | Circuit d'alimentation en huile des butees hydrauliques de soupapes sur un moteur thermique et moteur thermique comportant un tel circuit d'alimentation |
| CN103670559B (zh) * | 2012-09-25 | 2016-11-16 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种直喷发动机凸轮轴轴承盖 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS585416A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-12 | Toyota Motor Corp | ラツシユアジヤスタ給油装置 |
| JPS6088006U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-17 | スズキ株式会社 | 油圧式バルブラツシユアジヤスタ |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP60183603A patent/JPS6245912A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6245912A (ja) | 1987-02-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |