JPH0372111B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0372111B2 JPH0372111B2 JP57163585A JP16358582A JPH0372111B2 JP H0372111 B2 JPH0372111 B2 JP H0372111B2 JP 57163585 A JP57163585 A JP 57163585A JP 16358582 A JP16358582 A JP 16358582A JP H0372111 B2 JPH0372111 B2 JP H0372111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- parts
- water
- dissolved
- hlb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、洋き油として油絵具と混合した場
合、混合物が水溶性となり、描画時に使用した画
筆、パレツト等の用具や手・衣服等に附着した汚
れは水で洗浄することができ、かつ乾燥後は堅牢
な画面を形成する油絵具用溶き油に関わるもので
ある。
合、混合物が水溶性となり、描画時に使用した画
筆、パレツト等の用具や手・衣服等に附着した汚
れは水で洗浄することができ、かつ乾燥後は堅牢
な画面を形成する油絵具用溶き油に関わるもので
ある。
油絵具は顔料や体質顔料を乾性油とともに混練
し、必要に応じ乾燥促進剤や粘稠度の調節剤を加
えたペースト状物であつて通常はチユーブに充填
されている。
し、必要に応じ乾燥促進剤や粘稠度の調節剤を加
えたペースト状物であつて通常はチユーブに充填
されている。
これを使用して描画するにはチユーブより絞り
出したそのままの状態でキヤンバスや板に塗りつ
けてもよいが、一般に溶き油−テレピン油やいわ
ゆるペトロール等の溶剤、クルミ油やケシ油のよ
うな乾性油、あるいはこれらの混合物、もしくは
ベルニ・ア・パンドルと称する樹脂・乾性油・溶
剤の溶液で稀釈して便宜に使用されている。
出したそのままの状態でキヤンバスや板に塗りつ
けてもよいが、一般に溶き油−テレピン油やいわ
ゆるペトロール等の溶剤、クルミ油やケシ油のよ
うな乾性油、あるいはこれらの混合物、もしくは
ベルニ・ア・パンドルと称する樹脂・乾性油・溶
剤の溶液で稀釈して便宜に使用されている。
油絵具を単独で使用した場合、あるいは溶き油
を混合して使用した場合、いずれも描画時に使用
した画筆、パレツト等の用具や、手・衣服等に附
着した汚れは、テレピン油・ペトロールあるいは
いわゆるブラツシユクリーナー等の溶剤で洗浄あ
るいは拭取らねばならず、その手数、周辺の汚
れ、経済性等に問題があつた。
を混合して使用した場合、いずれも描画時に使用
した画筆、パレツト等の用具や、手・衣服等に附
着した汚れは、テレピン油・ペトロールあるいは
いわゆるブラツシユクリーナー等の溶剤で洗浄あ
るいは拭取らねばならず、その手数、周辺の汚
れ、経済性等に問題があつた。
この発明はこれらの問題を解決したもので
HLBが16〜20である一般式()の親水性
活性剤、 H(CH2CH2O)n1 OA …() 〔Aは 又は−R1、R1は炭素数8〜12のアルキル基、
n1は40〜120の整数である。〕 HLBが6〜15である一般式()の親油性
活性剤、 H(CH2CH2O)n2 OB …() 〔Bは 又は−R2、R2は炭素数8〜18のアルキル基、
n2は3〜12の整数である。〕 沸点が150℃〜180℃の範囲にある脂環族炭化
水素系溶剤あるいは脂肪族炭化水素系溶剤、 水 を必須成分とする油絵具用溶き油、 に関わるものである。
活性剤、 H(CH2CH2O)n1 OA …() 〔Aは 又は−R1、R1は炭素数8〜12のアルキル基、
n1は40〜120の整数である。〕 HLBが6〜15である一般式()の親油性
活性剤、 H(CH2CH2O)n2 OB …() 〔Bは 又は−R2、R2は炭素数8〜18のアルキル基、
n2は3〜12の整数である。〕 沸点が150℃〜180℃の範囲にある脂環族炭化
水素系溶剤あるいは脂肪族炭化水素系溶剤、 水 を必須成分とする油絵具用溶き油、 に関わるものである。
この発明で使用されるHLBが16〜20である一
般式()の親水性活性剤とは化学名で記すとポ
リオキシエチレンアルキルエーテルまたはポリオ
キシエチレンアルキルフエニルエーテルに該当
し、その中でアルキル基の炭素数が8〜12、エチ
レンオキシドの平均重合度40〜100、平均分子量
1200〜3000に属するものである。そしてノニポー
ル400(商標名、三洋化成工業(株)製、ノニルフエニ
ルエーテル型、n140、HLB17.8)あるいはノイ
ゲンET190(商標名、第一工業製薬(株)製、ラウリ
ルエーテル型、n190、HLB19)等が市販されて
おり使用に便である。
般式()の親水性活性剤とは化学名で記すとポ
リオキシエチレンアルキルエーテルまたはポリオ
キシエチレンアルキルフエニルエーテルに該当
し、その中でアルキル基の炭素数が8〜12、エチ
レンオキシドの平均重合度40〜100、平均分子量
1200〜3000に属するものである。そしてノニポー
ル400(商標名、三洋化成工業(株)製、ノニルフエニ
ルエーテル型、n140、HLB17.8)あるいはノイ
ゲンET190(商標名、第一工業製薬(株)製、ラウリ
ルエーテル型、n190、HLB19)等が市販されて
おり使用に便である。
尚この親水性活性剤のHLB17〜19であること
が望ましい。
が望ましい。
この発明で使用されるHLBが6〜11である一
般式()の親油性活性剤とは化学名では前者と
同一のポリオキシエチレンアルキルエーテルまた
はポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテル
であつて、アルキル基の炭素数が8〜18、エチレ
ンオキシドの平均重合度3〜15、平均分子量100
〜500に属するものである。そしてノニポール45
(商標名、三洋化成工業(株)製、ノニルフエニルエ
ーテル型、n25、HLB8.9、)あるいはノイゲン
ET80(商標名、第一工業製薬(株)製、オレイルエー
テル型、n210、HLB8)等が市販されており使用
に便である。
般式()の親油性活性剤とは化学名では前者と
同一のポリオキシエチレンアルキルエーテルまた
はポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテル
であつて、アルキル基の炭素数が8〜18、エチレ
ンオキシドの平均重合度3〜15、平均分子量100
〜500に属するものである。そしてノニポール45
(商標名、三洋化成工業(株)製、ノニルフエニルエ
ーテル型、n25、HLB8.9、)あるいはノイゲン
ET80(商標名、第一工業製薬(株)製、オレイルエー
テル型、n210、HLB8)等が市販されており使用
に便である。
尚この親油性活性剤のHLBは7〜10であるこ
とが望ましい。
とが望ましい。
この発明で使用される溶剤とは沸点150℃〜180
℃の脂環族炭化水素系溶剤又は脂肪族炭化水素系
溶剤であつて、前者としてはα−ピネン、テレピ
ン油等が例示でき、後者としてはN−デカン、あ
るいはN−デカンを主成分とする石油系溶剤が例
示される。後者の例として日本石油(株)製ホワイト
ゾールが使用できる。
℃の脂環族炭化水素系溶剤又は脂肪族炭化水素系
溶剤であつて、前者としてはα−ピネン、テレピ
ン油等が例示でき、後者としてはN−デカン、あ
るいはN−デカンを主成分とする石油系溶剤が例
示される。後者の例として日本石油(株)製ホワイト
ゾールが使用できる。
その他必要に応じ、絵具の接着力を増加するた
めに、クルミ油、ケシ油のような乾性油、あるい
は画面に光沢を与えるために、ダンマル、コーパ
ル等の油溶性樹脂、画面の乾燥を促進するために
コバルト、マンガン等の金属石けんを加えること
ができる。
めに、クルミ油、ケシ油のような乾性油、あるい
は画面に光沢を与えるために、ダンマル、コーパ
ル等の油溶性樹脂、画面の乾燥を促進するために
コバルト、マンガン等の金属石けんを加えること
ができる。
この発明の溶き油を調製するために親水性活性
剤は溶き油100重量%(以下重量%を単に%と記
す)につき10〜30%、好ましくは15〜25%が用い
られる。通常HLBが大きいほど少量、HLBが小
さいほど多量に必要であるが、過剰になると粘度
が大きすぎ、過少になると水溶性が悪くなる。
剤は溶き油100重量%(以下重量%を単に%と記
す)につき10〜30%、好ましくは15〜25%が用い
られる。通常HLBが大きいほど少量、HLBが小
さいほど多量に必要であるが、過剰になると粘度
が大きすぎ、過少になると水溶性が悪くなる。
親油性活性剤は10〜30%、好ましくは15〜20%
が用いられ通常HLBが小さいほど小量、HLBが
大きい程多量に必要であるが、過剰になると画面
の堅牢度を悪くし、過少であると油絵具と混合し
がたくなる。
が用いられ通常HLBが小さいほど小量、HLBが
大きい程多量に必要であるが、過剰になると画面
の堅牢度を悪くし、過少であると油絵具と混合し
がたくなる。
溶剤および水はそれぞれ18〜30%、好ましくは
20〜25%が用いられ、過剰になると溶き油の透明
度が悪くなり、過少となると粘度が大きくなりす
ぎる。
20〜25%が用いられ、過剰になると溶き油の透明
度が悪くなり、過少となると粘度が大きくなりす
ぎる。
乾性油を添加するときは10%以下が望ましく、
過剰になると洗浄時水溶性が悪くなる。
過剰になると洗浄時水溶性が悪くなる。
樹脂を添加するときは5%以下が望ましく、過
剰になると洗浄時水溶性が悪くなる。樹脂はあら
かじめ、乾性油又は溶剤の50%以下の溶液として
おいたものを用いることが望ましい。
剰になると洗浄時水溶性が悪くなる。樹脂はあら
かじめ、乾性油又は溶剤の50%以下の溶液として
おいたものを用いることが望ましい。
乾性油と樹脂溶液をともに添加するときはその
和が10%以下であることが望ましい。
和が10%以下であることが望ましい。
この発明の溶き油を調製するにはまず親水性活
性剤、親油性活性剤および溶剤の順序でコンデン
サー付かく拌機に投入しかく拌しつつ60±5℃に
昇温した後さらに10分間同温度にかく拌を続け
る。この溶液をかく拌しつつ、所定量の水を加
え、90±5℃に昇温する。水を加えた当初の段階
では白色塊状であるが、昇温に伴い、透明ゲル状
を経て、透明液状となり工程は終了する。
性剤、親油性活性剤および溶剤の順序でコンデン
サー付かく拌機に投入しかく拌しつつ60±5℃に
昇温した後さらに10分間同温度にかく拌を続け
る。この溶液をかく拌しつつ、所定量の水を加
え、90±5℃に昇温する。水を加えた当初の段階
では白色塊状であるが、昇温に伴い、透明ゲル状
を経て、透明液状となり工程は終了する。
乾性油又は樹脂を添加するときは透明状態とな
つたときに添加しさらに均一に溶解する迄かく拌
する。
つたときに添加しさらに均一に溶解する迄かく拌
する。
次に実施例を記しこの発明を一層明らかにす
る。
る。
実施例 1
ノニポール 400 30部
ノニボール 45 20部
テレピン油 25部
を60℃で10分間攪拌し均一に溶解させ
水 25部
を加え90℃に昇温し20分攪拌をつづけ、無色透明
の粘度18CPS(at25℃)の溶き油を得た。
の粘度18CPS(at25℃)の溶き油を得た。
市販の油絵具ジンクホワイト10g、にこのワニ
スを2g、加えると水溶性となることを認めた。
スを2g、加えると水溶性となることを認めた。
実施例 2
実施例1の溶き油100部を調製した後、加温状
態(90℃)のまま サフラン油 5部 を加え均一に溶解して無色透明の粘度20CPS
(at25℃)の溶き油を得た。
態(90℃)のまま サフラン油 5部 を加え均一に溶解して無色透明の粘度20CPS
(at25℃)の溶き油を得た。
市販の油絵具シルバーホワイト10g、にこのワ
ニス2g、を加えると水溶性となることを認め
た。
ニス2g、を加えると水溶性となることを認め
た。
実施例 3
ノイゲンET 190 34部
ノイゲンET 80 22部
テレピン油 21部
水 23部
より実施例1に準じて淡黄色透明で粘度23CPS、
(st25℃)の溶き油を得た。
(st25℃)の溶き油を得た。
市販の油絵具アイボリブラツク10g、にこの溶
き油3g、を加えたものは水溶性となることを認
めた。
き油3g、を加えたものは水溶性となることを認
めた。
実施例 4
ノニポール 400 28部
ノイゲンET 80 24部
ホワイトゾール 25部
水 23部
および
ダンマー樹脂の50%テレピン溶液 8部
より実施例2に準じて淡黄色透明で粘度18CPS、
(at25℃)の溶き油を得た。
(at25℃)の溶き油を得た。
市販の油絵具コバルトブルー10g、にこの溶き
油3g、を加えたものは水溶性となることを認め
た。
油3g、を加えたものは水溶性となることを認め
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 HLBが16〜20である一般式()の親水性
活性剤、 H(CH2CH2O)n1 OA …() 〔Aは 又は−R1、R1は炭素数8〜12のアルキル基、n1
は40〜120の整数である。〕 2 HLBが6〜11である一般式()の親油性
活性剤、 H(CH2CH2O)n2 OB …() 〔Bは 又は−R2、R2は炭素数8〜18のアルキル基、n2
は3〜12の整数である。〕 3 沸点が150℃〜180℃の範囲にある脂環族炭化
水素系溶剤あるいは脂肪族炭化水素系溶剤、 4 水 を必須成分とする油絵具用溶き油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16358582A JPS5953559A (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 油絵具用溶き油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16358582A JPS5953559A (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 油絵具用溶き油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5953559A JPS5953559A (ja) | 1984-03-28 |
| JPH0372111B2 true JPH0372111B2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=15776705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16358582A Granted JPS5953559A (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 油絵具用溶き油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953559A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7248374B2 (ja) * | 2022-11-21 | 2023-03-29 | 元孝 ▲高▼野 | 油絵の制作方法 |
| JP2024104802A (ja) * | 2023-01-25 | 2024-08-06 | ゆふ子 片平 | 油絵の描画方法及び油絵 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5413812A (en) * | 1977-07-02 | 1979-02-01 | Yoritetsu Watanabe | Rotary valve for four cycle internal combustion engine that prevent seizure by thermal expansion |
-
1982
- 1982-09-20 JP JP16358582A patent/JPS5953559A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5953559A (ja) | 1984-03-28 |
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