JPH037239B2 - - Google Patents
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- JPH037239B2 JPH037239B2 JP62143273A JP14327387A JPH037239B2 JP H037239 B2 JPH037239 B2 JP H037239B2 JP 62143273 A JP62143273 A JP 62143273A JP 14327387 A JP14327387 A JP 14327387A JP H037239 B2 JPH037239 B2 JP H037239B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- butane
- gas
- ignited
- methanol
- Prior art date
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ガスライタ等の燃焼装置により燃焼
させることにより、赤色、黄色、黄緑色、緑色、
青色、紫色等の種々の有色炎を発生する有色炎発
生用ガス燃料に関する。
させることにより、赤色、黄色、黄緑色、緑色、
青色、紫色等の種々の有色炎を発生する有色炎発
生用ガス燃料に関する。
(従来の技術)
従来、この種の有色炎発生用ガス燃料として
は、炎色反応を起こす金属の塩をアルコール類と
共に、さらにこれらにハロゲン化炭化水素を添加
もしくは添加することなく、大気圧で気化する可
燃性液化ガスに混合させてなるもの(特開昭49−
3903号公報)及びホウ酸をエステル化してこれを
大気圧で気化する可燃性液化ガスに混合させてな
るもの(特開昭49−3904号公報)が知られてい
る。この有色炎発生用ガス燃料は、ガスライタ等
の燃焼装置に用いられ、液化ガスと共に金属塩あ
るいはホウ酸エステル等の発色剤が大気中に放出
され、これに着火されることにより有色炎が発生
するものである。
は、炎色反応を起こす金属の塩をアルコール類と
共に、さらにこれらにハロゲン化炭化水素を添加
もしくは添加することなく、大気圧で気化する可
燃性液化ガスに混合させてなるもの(特開昭49−
3903号公報)及びホウ酸をエステル化してこれを
大気圧で気化する可燃性液化ガスに混合させてな
るもの(特開昭49−3904号公報)が知られてい
る。この有色炎発生用ガス燃料は、ガスライタ等
の燃焼装置に用いられ、液化ガスと共に金属塩あ
るいはホウ酸エステル等の発色剤が大気中に放出
され、これに着火されることにより有色炎が発生
するものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上記金属の塩(金属の無機塩或いは有
機酸塩)はアルコール類に対る溶解度が低い上、
これらの金属の塩を可燃性ガスに混合した場合、
その溶解度はさらに低下する。また、ホウ酸エス
テルの可燃性ガスに対する溶解度もあまり高くな
い。従つて、これらの金属の塩をアルコール類と
ともに又はホウ酸エステルを可燃性ガスに単に溶
解した従来の有色炎発生用ガス燃料においては、
時間、温度、衝撃、またはガスライタで燃焼させ
る際の物理的挙動(液相から気相への急激な変
化)により金属の無機塩等が解離して析出するな
ど溶液状態の安定性に欠け、その結果、ノズルの
目詰まりを生ずる等、燃焼の安定性も劣るもので
あつた。それ故、上記した従来の有色炎発生用ガ
ス燃料は、実用化されていないのが実情であつ
た。
機酸塩)はアルコール類に対る溶解度が低い上、
これらの金属の塩を可燃性ガスに混合した場合、
その溶解度はさらに低下する。また、ホウ酸エス
テルの可燃性ガスに対する溶解度もあまり高くな
い。従つて、これらの金属の塩をアルコール類と
ともに又はホウ酸エステルを可燃性ガスに単に溶
解した従来の有色炎発生用ガス燃料においては、
時間、温度、衝撃、またはガスライタで燃焼させ
る際の物理的挙動(液相から気相への急激な変
化)により金属の無機塩等が解離して析出するな
ど溶液状態の安定性に欠け、その結果、ノズルの
目詰まりを生ずる等、燃焼の安定性も劣るもので
あつた。それ故、上記した従来の有色炎発生用ガ
ス燃料は、実用化されていないのが実情であつ
た。
本発明者は、上記した従来の有色炎発生用ガス
燃料の溶液状態の安定性及び燃焼の安定性を向上
させ、有色炎発生用ガス燃料の実用化を図るため
に、研究を重ねた結果、本発明を完成したもので
ある。
燃料の溶液状態の安定性及び燃焼の安定性を向上
させ、有色炎発生用ガス燃料の実用化を図るため
に、研究を重ねた結果、本発明を完成したもので
ある。
本発明の目的は、発色剤を乳化、錯体化により
可溶化し、可燃性ガス中に安定状態に溶解させる
ことができ、また揮発性、昇華性を向上させるこ
とができ、更に湿潤作用、燃焼等に自触作用を付
与することができ、これによつてガスライタ等の
ノズルの目詰まりを防止して確実に着火すること
ができ、かつ鮮明に発色させることができるよう
にした有色炎発生用ガス燃料を提供することを目
的とする。
可溶化し、可燃性ガス中に安定状態に溶解させる
ことができ、また揮発性、昇華性を向上させるこ
とができ、更に湿潤作用、燃焼等に自触作用を付
与することができ、これによつてガスライタ等の
ノズルの目詰まりを防止して確実に着火すること
ができ、かつ鮮明に発色させることができるよう
にした有色炎発生用ガス燃料を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明の有色炎発
生用ガス燃料においては、有機金属塩化合物、金
属を含む有機系キレート化合物、無機系金属塩化
合物及びホウ酸エステルからなる群から選ばれた
少なくとも一種の化合物を低級アルコール及び界
面活性剤と共に、大気圧下で気化する可燃性ガス
に溶解してなるものである。
生用ガス燃料においては、有機金属塩化合物、金
属を含む有機系キレート化合物、無機系金属塩化
合物及びホウ酸エステルからなる群から選ばれた
少なくとも一種の化合物を低級アルコール及び界
面活性剤と共に、大気圧下で気化する可燃性ガス
に溶解してなるものである。
本発明において、発色剤、即ち着火することに
よつて有色炎を発生する化合物としては、有機金
属塩化合物、金属を含む有機系キレート化合物、
無機系金属塩化合物及びホウ酸エステルが用いら
れる。これらの発色剤は単独で用いてもよいしま
た所望により併用することもできる。
よつて有色炎を発生する化合物としては、有機金
属塩化合物、金属を含む有機系キレート化合物、
無機系金属塩化合物及びホウ酸エステルが用いら
れる。これらの発色剤は単独で用いてもよいしま
た所望により併用することもできる。
本発明で用いられる有機金属塩化合物として
は、酢酸バリウム、酢酸カルシウム、酢酸コバル
ト、酢酸セシウム、酢酸銅、酢酸カリウム、酢酸
リチウム、酢酸モリブデン、酢酸ナトリウム、酢
酸ルビジウム、酢酸ストロンチウム、シクロヘキ
シル酪酸バリウム、シクロヘキシル酪酸コバル
ト、シクロヘキシル酪酸銅、シクロヘキシル酪酸
リチウム、シクロヘキシル酪酸ナトリウム、シク
ロヘキシル酪酸ストロンチウム、シクロヘキシル
酪酸カルシウム、シクロヘキシル酪酸セシウム、
シクロヘキシル酪酸カリウム、シクロヘキシル酪
酸モリブデン、シクロヘキシル酪酸ルビジウム等
が挙げられる。金属を含む有機系キレート化合物
としては、アセチルアセトンバリウム、アセチル
アセトンコバルト、アセチルアセトン銅、アセチ
ルアセトンリチウム、アセチルアセトンナトリウ
ム、アセチルアセトンストロンチウム、アセチル
アセトンカルシウム、アセチルアセトンセシウ
ム、アセチルアセトンカリウム、アセチルアセト
ンモリブデン、アセチルアセトンビジウム、ジピ
バロイルメタンバリウム、ジピバロイルメタンコ
バルト、ジピバロイルメタン銅、ジピバロイルメ
タンリチウム、ジピバロイルメタンナトリウム、
ジピバロイルメタンストロンチウム、ジピバロイ
ルメタンカルシウム、ジピバロイルメタンセシウ
ム、ジピバロイルメタンカリウム、ジピバロイル
メタンモリブデン、ジピバロイルメタンルビジウ
ム等を用いることができる。無機系金属塩化合物
としては、塩化バリウム、塩化カルシウム、塩化
コバルト、塩化セシウム、塩化第一銅、塩化第二
銅、塩化カリウム、塩化リチウム、塩化モリブデ
ン、塩化ナトリウム、塩化ルビジウム、塩化スト
ロンチウム、硝酸バリウム、硝酸カルシウム、硝
酸コバルト、硝酸セシウム、硝酸銅、硝酸カリウ
ム、硝酸リチウム、硝酸モリブデン、硝酸ナトリ
ウム、硝酸ルビジウム、硝酸ストロンチウム等が
ある。硼酸エステルとしては、硼酸トリメチル、
硼酸トリプロピル、硼酸トリエチル、硼酸トリイ
ソプロピル等を用いることができる。
は、酢酸バリウム、酢酸カルシウム、酢酸コバル
ト、酢酸セシウム、酢酸銅、酢酸カリウム、酢酸
リチウム、酢酸モリブデン、酢酸ナトリウム、酢
酸ルビジウム、酢酸ストロンチウム、シクロヘキ
シル酪酸バリウム、シクロヘキシル酪酸コバル
ト、シクロヘキシル酪酸銅、シクロヘキシル酪酸
リチウム、シクロヘキシル酪酸ナトリウム、シク
ロヘキシル酪酸ストロンチウム、シクロヘキシル
酪酸カルシウム、シクロヘキシル酪酸セシウム、
シクロヘキシル酪酸カリウム、シクロヘキシル酪
酸モリブデン、シクロヘキシル酪酸ルビジウム等
が挙げられる。金属を含む有機系キレート化合物
としては、アセチルアセトンバリウム、アセチル
アセトンコバルト、アセチルアセトン銅、アセチ
ルアセトンリチウム、アセチルアセトンナトリウ
ム、アセチルアセトンストロンチウム、アセチル
アセトンカルシウム、アセチルアセトンセシウ
ム、アセチルアセトンカリウム、アセチルアセト
ンモリブデン、アセチルアセトンビジウム、ジピ
バロイルメタンバリウム、ジピバロイルメタンコ
バルト、ジピバロイルメタン銅、ジピバロイルメ
タンリチウム、ジピバロイルメタンナトリウム、
ジピバロイルメタンストロンチウム、ジピバロイ
ルメタンカルシウム、ジピバロイルメタンセシウ
ム、ジピバロイルメタンカリウム、ジピバロイル
メタンモリブデン、ジピバロイルメタンルビジウ
ム等を用いることができる。無機系金属塩化合物
としては、塩化バリウム、塩化カルシウム、塩化
コバルト、塩化セシウム、塩化第一銅、塩化第二
銅、塩化カリウム、塩化リチウム、塩化モリブデ
ン、塩化ナトリウム、塩化ルビジウム、塩化スト
ロンチウム、硝酸バリウム、硝酸カルシウム、硝
酸コバルト、硝酸セシウム、硝酸銅、硝酸カリウ
ム、硝酸リチウム、硝酸モリブデン、硝酸ナトリ
ウム、硝酸ルビジウム、硝酸ストロンチウム等が
ある。硼酸エステルとしては、硼酸トリメチル、
硼酸トリプロピル、硼酸トリエチル、硼酸トリイ
ソプロピル等を用いることができる。
上記した発色剤によつて生ずる色は、含まれる
元素によつて異なるが、各元素に起因する発色は
次の通りである。Li(リチウム)−深紅、Ba(バリ
ウム)−黄緑、Ca(カルシウム)−橙赤、Cu(銅)−
緑、Cs(セシウム)−青紫、K(カリウム)−紫、
Mo(モリブデン)−黄緑、Na(ナトリウム)−黄、
Sr(ストロンチウム)−赤、Co(コバルト)−青、
Rb(ルビジウム)−深赤。
元素によつて異なるが、各元素に起因する発色は
次の通りである。Li(リチウム)−深紅、Ba(バリ
ウム)−黄緑、Ca(カルシウム)−橙赤、Cu(銅)−
緑、Cs(セシウム)−青紫、K(カリウム)−紫、
Mo(モリブデン)−黄緑、Na(ナトリウム)−黄、
Sr(ストロンチウム)−赤、Co(コバルト)−青、
Rb(ルビジウム)−深赤。
本発明で用いる界面活性剤としては、平均分子
量200〜5000のポリエチレングリコール、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベン
ゼンスルホン酸バリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸コバルト、ドデシルベンゼンスルホン酸セ
シウム、ドデシルベンゼンスルホン酸銅、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸モリブデン、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ルビジウム、ドデシルベンゼンスルホン酸
ストロンチウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム、ドデシルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、N−ドデシル−N,N−ジメチルグリシ
ン等がある。
量200〜5000のポリエチレングリコール、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベン
ゼンスルホン酸バリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸コバルト、ドデシルベンゼンスルホン酸セ
シウム、ドデシルベンゼンスルホン酸銅、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸モリブデン、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ルビジウム、ドデシルベンゼンスルホン酸
ストロンチウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム、ドデシルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、N−ドデシル−N,N−ジメチルグリシ
ン等がある。
本発明においては、界面活性剤と共にメタノー
ル、エタノール等の低級アルコールを発色剤の溶
剤として用いる。高級アルコールになるほど発色
剤を溶解する能力は低下するので本発明において
は好適には用いられない。
ル、エタノール等の低級アルコールを発色剤の溶
剤として用いる。高級アルコールになるほど発色
剤を溶解する能力は低下するので本発明において
は好適には用いられない。
本発明で用いられる大気圧下で気化する可燃性
ガスとしては、常温で気体となる低分子量の炭化
水素、例えば、ブタン(イソブタン、ノルマルブ
タン)、プロパン、LPガス、ペンタン等が挙げら
れるが、液化ブタンを用いるのが好ましい。
ガスとしては、常温で気体となる低分子量の炭化
水素、例えば、ブタン(イソブタン、ノルマルブ
タン)、プロパン、LPガス、ペンタン等が挙げら
れるが、液化ブタンを用いるのが好ましい。
本発明で用いられる各組成物は、発色剤を0.1
〜30重量%、界面活性剤を0.01〜10重量%、メタ
ノール等の溶剤を1〜40重量%、可燃性ガスを40
〜90重量%の割合で適宜選択的に配合して調整す
る。
〜30重量%、界面活性剤を0.01〜10重量%、メタ
ノール等の溶剤を1〜40重量%、可燃性ガスを40
〜90重量%の割合で適宜選択的に配合して調整す
る。
(作 用)
有機金属塩化合物、金属を含む有機系キレート
化合物、無機系金属塩化合物及びホウ酸エステル
からなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物
(発色剤)を低級アルコール(エタノール等)に
溶解し、大気圧下で気化する可燃性ガス(ブタン
等)に溶解し、これに着火することによつて有色
炎を発現せしめるという技術は、公知である(特
開昭49−3903号公報、特開昭49−3903号公報)。
しかし、これらの公知技術では、エタノール等に
溶解した発色剤は、ブタン等と互いに溶け合い又
は混じり合うことはなく、そのままの状態では二
層(下がエタノール層、上がブタン層)に分離し
ているだけである。即ち、発色剤はエタノールに
溶解しているが、ブタンには溶解していない状態
であつた。ライターに封入したこのような状態の
原料ガスに点火しても、最初は発色剤を溶解した
エタノール層だけがノズルを上昇してきて燃焼
し、わずかな間は発色剤も燃焼して有色炎が発生
するが、エタノールだけが燃焼してしまうことに
よつて溶解していた発色剤が再び固形分となつて
析出(又は分離、又は解離)をはじめ、ノズル内
部に付着しはじめるため、ノズルが細くなつて詰
まりはじめたり、またつまりはじめた固形分がガ
ス圧によつて外部に押し出されたりすることに起
因して炎は細くなりまた有色炎となつたり無色炎
となつたりする間歇炎状態となるものであつた。
そして、最終的、即ち着火後30秒程度でライター
のノズルは完全に上記した固形分によつて詰まつ
てしまい。炎も消えてしまう。したがつて、従来
の有色炎発生用ガス燃料は全く実用にはならない
ものであつた。このことは、本明細書における比
較例においても実証されているものである。
化合物、無機系金属塩化合物及びホウ酸エステル
からなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物
(発色剤)を低級アルコール(エタノール等)に
溶解し、大気圧下で気化する可燃性ガス(ブタン
等)に溶解し、これに着火することによつて有色
炎を発現せしめるという技術は、公知である(特
開昭49−3903号公報、特開昭49−3903号公報)。
しかし、これらの公知技術では、エタノール等に
溶解した発色剤は、ブタン等と互いに溶け合い又
は混じり合うことはなく、そのままの状態では二
層(下がエタノール層、上がブタン層)に分離し
ているだけである。即ち、発色剤はエタノールに
溶解しているが、ブタンには溶解していない状態
であつた。ライターに封入したこのような状態の
原料ガスに点火しても、最初は発色剤を溶解した
エタノール層だけがノズルを上昇してきて燃焼
し、わずかな間は発色剤も燃焼して有色炎が発生
するが、エタノールだけが燃焼してしまうことに
よつて溶解していた発色剤が再び固形分となつて
析出(又は分離、又は解離)をはじめ、ノズル内
部に付着しはじめるため、ノズルが細くなつて詰
まりはじめたり、またつまりはじめた固形分がガ
ス圧によつて外部に押し出されたりすることに起
因して炎は細くなりまた有色炎となつたり無色炎
となつたりする間歇炎状態となるものであつた。
そして、最終的、即ち着火後30秒程度でライター
のノズルは完全に上記した固形分によつて詰まつ
てしまい。炎も消えてしまう。したがつて、従来
の有色炎発生用ガス燃料は全く実用にはならない
ものであつた。このことは、本明細書における比
較例においても実証されているものである。
本発明においては、上記した発色剤とエタノー
ルとブタンに加えて、界面活性剤を添加すること
によつて、上記した従来技術の問題を解消して安
定した有色炎を継続的に発生させることができる
ようになつたものである。本発明で用いる発色剤
は、いずれもイオン性又は極性を有し、上述した
ごとくエタノール等に溶解する。界面活性剤は、
よく知られるごとく親油基と新水基を有してい
る。親水基はエタノールと親和性を有し、一方親
油基はブタンと親和性を有している。界面活性剤
は、可燃性ガス、即ちブタン中においては親水基
を中に親油基を外にしたミセルを形成する。この
ミセルの形成によつて、エタノールに溶解した発
色剤は、さらにブタン、即ち可燃性ガス中におい
て乳化、錯体化して可溶化した状態となつている
ので、上述したような発色剤の析出、分離、解離
を防止することができるのである。また、界面活
性剤は湿潤作用を有するので、発色剤をガスライ
ターのノズル等に安定して供給することができ
る。界面活性剤は、発色剤の揮発性、昇華性を助
け、従つてガスライター等の目詰まりを防止し安
定状態で有色炎を発生させることができる。更に
界面活性剤は発色剤の燃焼時の自触作用を有する
ので、鮮明な有色炎を発生させることができる。
ルとブタンに加えて、界面活性剤を添加すること
によつて、上記した従来技術の問題を解消して安
定した有色炎を継続的に発生させることができる
ようになつたものである。本発明で用いる発色剤
は、いずれもイオン性又は極性を有し、上述した
ごとくエタノール等に溶解する。界面活性剤は、
よく知られるごとく親油基と新水基を有してい
る。親水基はエタノールと親和性を有し、一方親
油基はブタンと親和性を有している。界面活性剤
は、可燃性ガス、即ちブタン中においては親水基
を中に親油基を外にしたミセルを形成する。この
ミセルの形成によつて、エタノールに溶解した発
色剤は、さらにブタン、即ち可燃性ガス中におい
て乳化、錯体化して可溶化した状態となつている
ので、上述したような発色剤の析出、分離、解離
を防止することができるのである。また、界面活
性剤は湿潤作用を有するので、発色剤をガスライ
ターのノズル等に安定して供給することができ
る。界面活性剤は、発色剤の揮発性、昇華性を助
け、従つてガスライター等の目詰まりを防止し安
定状態で有色炎を発生させることができる。更に
界面活性剤は発色剤の燃焼時の自触作用を有する
ので、鮮明な有色炎を発生させることができる。
(実施例)
以下に本発明の実施例を挙げてさらに具体的に
説明する。
説明する。
実施例 1
(%)
酢酸ストロンチウム 3.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 30.0
ブタン 66.0
100.0
酢酸ストロンチウム3.0gをメタノール30.0g
に加え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム1.0gを加えて乳化した。以上の混合液
(可溶化液)を市販のガスライターに注入し、ブ
タンを充填した。着火した結果、鮮明な赤色の炎
色を呈した。
に加え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム1.0gを加えて乳化した。以上の混合液
(可溶化液)を市販のガスライターに注入し、ブ
タンを充填した。着火した結果、鮮明な赤色の炎
色を呈した。
実施例 1
(%)
酢酸ストロンチウム 3.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 30.0
ブタン 66.0
100.0
酢酸ストロンチウム3.0gをメタノール30.0g
に加え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム1.0gを加えて乳化した。以上の混合液
(可溶化液)を市販のガスライタに注入し、ブタ
ンを充填した。着火するとブタンだけが燃えてい
る間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮明な
赤色の炎色を呈し、この赤色炎は安定で持続的で
あつた。
に加え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム1.0gを加えて乳化した。以上の混合液
(可溶化液)を市販のガスライタに注入し、ブタ
ンを充填した。着火するとブタンだけが燃えてい
る間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮明な
赤色の炎色を呈し、この赤色炎は安定で持続的で
あつた。
実施例 2
(%)
アセチルアセトンナトリウム 0.3
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.0
メタノール 30.0
ブタン 66.7
100.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム3.0g
をメタノール30.0gに加え、これにアセチルアセ
トンナトリウム0.3gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な黄色の炎色を呈し、この黄色炎は安定で持続
的であつた。
をメタノール30.0gに加え、これにアセチルアセ
トンナトリウム0.3gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な黄色の炎色を呈し、この黄色炎は安定で持続
的であつた。
実施例 3
(%)
ホウ酸トリメチル 30.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.3
メタノール 3.0
ブタン 66.7
100.0
ホウ酸トリメチル30.0gをメタノール3.0gに
加え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム0.3gを加えて乳化した。以上の混合液を市
販のガスライターに注入し、ブタンを充填して溶
解した。着火するとブタンだけが燃えている間は
無色であるが、約5秒経過すると、鮮明な黄緑色
の炎色を呈し、この黄緑色炎は安定で持続的であ
つた。
加え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム0.3gを加えて乳化した。以上の混合液を市
販のガスライターに注入し、ブタンを充填して溶
解した。着火するとブタンだけが燃えている間は
無色であるが、約5秒経過すると、鮮明な黄緑色
の炎色を呈し、この黄緑色炎は安定で持続的であ
つた。
実施例 4
(%)
シクロヘキシル酪酸バリウム 1.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 10.0
ブタン 88.0
100.0
シクロヘキシル酪酸バリウム1.0gをメタノー
ル10.0gに加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な黄緑色の炎色を呈し、この黄緑色炎は安定で
持続的であつた。
ル10.0gに加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な黄緑色の炎色を呈し、この黄緑色炎は安定で
持続的であつた。
実施例 5
(%)
塩化モリブデン 3.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 20.0
ブタン 76.0
100.0
塩化モリブデン3.0gをメタノール20.0gに加
え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム1.0gを加えて乳化した。以上の混合液を市販
のガスライターに注入し、ブタンを充填して溶解
した。着火するとブタンだけが燃えている間は無
色であるが、約5秒経過すると、鮮明な黄緑色の
炎色を呈し、この黄緑色炎は安定で持続的であつ
た。
え、これにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム1.0gを加えて乳化した。以上の混合液を市販
のガスライターに注入し、ブタンを充填して溶解
した。着火するとブタンだけが燃えている間は無
色であるが、約5秒経過すると、鮮明な黄緑色の
炎色を呈し、この黄緑色炎は安定で持続的であつ
た。
実施例 6
(%)
硫酸銅 3.0
ポリエチレングリコール(分子量50000) 1.0
メタノール 37.0
ブタン 59.0
100.0
硫酸銅3.0gをメタノール37.0gに加え、これ
にポリエチレングリコール(分子量50000)1.0g
を加えて乳化した。以上の混合液を市販のガスラ
イターに注入し、ブタンを充填して溶解した。着
火するブタンだけが燃えている間は無色である
が、約5秒経過すると、鮮明な緑色の炎色を呈
し、この緑色炎は安定で持続的であつた。
にポリエチレングリコール(分子量50000)1.0g
を加えて乳化した。以上の混合液を市販のガスラ
イターに注入し、ブタンを充填して溶解した。着
火するブタンだけが燃えている間は無色である
が、約5秒経過すると、鮮明な緑色の炎色を呈
し、この緑色炎は安定で持続的であつた。
実施例 7
(%)
酢酸リチウム 1.5
ポリエチレングリコール(分子量20000) 0.5
メタノール 15.0
ブタン 83.0
100.0
酢酸リチウム1.5gをメタノール15.0gに加え、
これにポリエチレングリコール(分子量20000)
0.5gを加えて乳化した。以上の混合液を市販の
ガスライターに注入し、ブタンを充填して溶解し
た。着火するとブタンだけが燃えている間は無色
であるが、約5秒経過すると、鮮明な深紅色の炎
色を呈し、この深紅色炎は安定で持続的であつ
た。
これにポリエチレングリコール(分子量20000)
0.5gを加えて乳化した。以上の混合液を市販の
ガスライターに注入し、ブタンを充填して溶解し
た。着火するとブタンだけが燃えている間は無色
であるが、約5秒経過すると、鮮明な深紅色の炎
色を呈し、この深紅色炎は安定で持続的であつ
た。
実施例 8
(%)
アセチルアセトンカルシウム 1.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 10.0
ブタン 88.0
100.0
アセチルアセトンカルシウム1.0gをメタノー
ル10.0gに加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な橙赤色の炎色を呈し、この橙赤色炎は安定で
持続的であつた。
ル10.0gに加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な橙赤色の炎色を呈し、この橙赤色炎は安定で
持続的であつた。
実施例 9
(%)
シクロヘキシル酢酸セシウム 2.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 20.0
ブタン 77.0
100.0
シクロヘキシル酢酸セシウム2.0gをメタノー
ル20.0gを加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な青紫色の炎色を呈し、この青紫色炎は安定で
持続的であつた。
ル20.0gを加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な青紫色の炎色を呈し、この青紫色炎は安定で
持続的であつた。
実施例 10
(%)
塩化カリウム 2.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 20.0
ブタン 77.0
100.0
塩化カリウム2.0gをメタノール20.0gに加え、
これにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
1.0gを加えて乳化した。以上の混合液を市販の
ガスライターに注入し、ブタンを充填して溶解し
た。着火するブタンだけが燃えている間は無色で
あるが、約5秒経過すると、鮮明な紫色の炎色を
呈し、この紫色炎は安定で持続的であつた。
これにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
1.0gを加えて乳化した。以上の混合液を市販の
ガスライターに注入し、ブタンを充填して溶解し
た。着火するブタンだけが燃えている間は無色で
あるが、約5秒経過すると、鮮明な紫色の炎色を
呈し、この紫色炎は安定で持続的であつた。
実施例 11
(%)
ジピバロイルメタンコバルト 3.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 31.0
ブタン 65.0
100.0
ジピバロイルメタンコバルト3.0gをメタノー
ル31.0gに加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な青色の炎色を呈し、この青色炎は安定で持続
的であつた。
ル31.0gに加え、これにドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上の
混合液を市販のガスライターに注入し、ブタンを
充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃え
ている間は無色であるが、約5秒経過すると、鮮
明な青色の炎色を呈し、この青色炎は安定で持続
的であつた。
実施例 12
(%)
ジピバロイルメタンルビジウム 3.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 24.0
ブタン 72.0
100.0
ジピバロイルメタンルビジウム3.0gをメタノ
ール24.0gに加え、これにドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上
の混合液を市販のガスライターに注入し、ブタン
を充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃
えている間は無色であるが、約5秒経過すると、
鮮明な深赤色の炎色を呈し、この深赤色炎は安定
で持続的であつた。
ール24.0gに加え、これにドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム1.0gを加えて乳化した。以上
の混合液を市販のガスライターに注入し、ブタン
を充填して溶解した。着火するとブタンだけが燃
えている間は無色であるが、約5秒経過すると、
鮮明な深赤色の炎色を呈し、この深赤色炎は安定
で持続的であつた。
実施例 13
(%)
ホウ酸トリメチル 1.0
アセチルアセトンリチウム 3.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0
メタノール 24.0
ブタン 71.0
100.0
ホウ酸トリメチル1.0gとアセチルアセトンリ
チウム3.0gをメタノール24.0gに加え、これに
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0gを
加えて乳化した。以上の混合液を市販のガスライ
ターに注入し、ブタンを充填して溶解した。着火
するとブタンだけが燃えている間は無色である
が、約5秒経過すると、鮮明な赤紫色の炎色を呈
し、この赤紫色炎は安定で持続的であつた。
チウム3.0gをメタノール24.0gに加え、これに
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0gを
加えて乳化した。以上の混合液を市販のガスライ
ターに注入し、ブタンを充填して溶解した。着火
するとブタンだけが燃えている間は無色である
が、約5秒経過すると、鮮明な赤紫色の炎色を呈
し、この赤紫色炎は安定で持続的であつた。
また、上記各実施例1〜13に示す各燃料をガス
ライターに充填した状態で5カ月間、常温常圧下
で放置してこの間、繰り返して着火試験を行つた
が、その都度、ノズルの目詰まりを生じることな
く、安定した状態で鮮明な各色の炎色を得ること
ができ、各発色剤が時間、温度、衝撃、または燃
焼等の物理的挙動(液相から気相への急激な変
化)により解離して析出することのないことを確
認することができた。
ライターに充填した状態で5カ月間、常温常圧下
で放置してこの間、繰り返して着火試験を行つた
が、その都度、ノズルの目詰まりを生じることな
く、安定した状態で鮮明な各色の炎色を得ること
ができ、各発色剤が時間、温度、衝撃、または燃
焼等の物理的挙動(液相から気相への急激な変
化)により解離して析出することのないことを確
認することができた。
比較例 1
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例1と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例1と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、赤紫色の炎色となるが、
この赤紫色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。さら
に、15秒程度経過すると、この炎は間歇炎(即
ち、無色と有色の炎とが交互に出現する状態)と
なり、さらに約10秒経過するとガスライターが目
詰まりを起こして炎が消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例1と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例1と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、赤紫色の炎色となるが、
この赤紫色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。さら
に、15秒程度経過すると、この炎は間歇炎(即
ち、無色と有色の炎とが交互に出現する状態)と
なり、さらに約10秒経過するとガスライターが目
詰まりを起こして炎が消えてしまつた。
比較例 2
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例2と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例2と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄色の炎色となるが、こ
の黄色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつけよ
うとすると消えてしまう程度)である。この炎は
比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、
次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例2と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例2と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄色の炎色となるが、こ
の黄色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつけよ
うとすると消えてしまう程度)である。この炎は
比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、
次いで消えてしまつた。
比較例 3
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例3と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例3と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄緑色の炎色となるが、
この黄緑色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例3と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例3と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄緑色の炎色となるが、
この黄緑色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
比較例 4
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例4と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例4と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄緑色の炎色となるが、
この黄緑色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例4と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例4と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄緑色の炎色となるが、
この黄緑色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
比較例 5
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例5と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例5と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄緑色の炎色となるが、
この黄緑色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例5と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例5と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、黄緑色の炎色となるが、
この黄緑色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
比較例 6
界面活性剤(ポリエチレングリコール)を添加
しないことを除いて、実施例6と同様の実験を行
つた。着火するとブタンだけが燃えている間は実
施例6と同様に無色である。そして、約5秒経過
すると、緑色の炎色となるが、この緑色炎は極め
て小さな炎(タバコに火をつけようとすると消え
てしまう程度)である。この炎は比較例1の場合
と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、次いで消えてし
まつた。
しないことを除いて、実施例6と同様の実験を行
つた。着火するとブタンだけが燃えている間は実
施例6と同様に無色である。そして、約5秒経過
すると、緑色の炎色となるが、この緑色炎は極め
て小さな炎(タバコに火をつけようとすると消え
てしまう程度)である。この炎は比較例1の場合
と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、次いで消えてし
まつた。
比較例 7
界面活性剤(ポリエチレングリコール)を添加
しないことを除いて、実施例7と同様の実験を行
つた。着火するとブタンだけが燃えている間は実
施例7と同様に無色である。そして、約5秒経過
すると、深紅色の炎色となるが、この深紅色炎は
極めて小さな炎(タバコに火をつけようとすると
消えてしまう程度)である。この炎は比較例1の
場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、次いで消え
てしまつた。
しないことを除いて、実施例7と同様の実験を行
つた。着火するとブタンだけが燃えている間は実
施例7と同様に無色である。そして、約5秒経過
すると、深紅色の炎色となるが、この深紅色炎は
極めて小さな炎(タバコに火をつけようとすると
消えてしまう程度)である。この炎は比較例1の
場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、次いで消え
てしまつた。
比較例 8
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例8と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例8と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、橙赤色の炎色となるが、
この橙赤色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例8と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例8と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、橙赤色の炎色となるが、
この橙赤色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
比較例 9
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例9と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例9と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、青紫色の炎色となるが、
この青紫色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例9と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例9と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、青紫色の炎色となるが、
この青紫色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
比較例 10
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例10と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例10と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、紫色の炎色となるが、こ
の紫色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつけよ
うとすると消えてしまう程度)である。この炎は
比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、
次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例10と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例10と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、紫色の炎色となるが、こ
の紫色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつけよ
うとすると消えてしまう程度)である。この炎は
比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、
次いで消えてしまつた。
比較例 11
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例11と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例11と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、青色の炎色となるが、こ
の青色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつけよ
うとすると消えてしまう程度)である。この炎は
比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、
次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例11と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例11と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、青色の炎色となるが、こ
の青色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつけよ
うとすると消えてしまう程度)である。この炎は
比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生し、
次いで消えてしまつた。
比較例 12
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例12と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例12と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、深赤色の炎色となるが、
この深赤色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例12と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例12と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、深赤色の炎色となるが、
この深赤色炎は極めて小さな炎(タバコに火をつ
けようとすると消えてしまう程度)である。この
炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇炎を発生
し、次いで消えてしまつた。
比較例 13
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を添加しないことを除いて、実施例13と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例13と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、外炎は黄緑色(ホウ酸ト
リメチルに起因する炎色)となり、内炎は深紅色
(アセチルアセトンリチウムに起因する炎色)と
なつて別々の炎色となつてしまい、両者が混合し
た赤紫色となることはなかつた。この外炎と内炎
とを合わせた全体の炎も極めて小さな炎(タバコ
に火をつけようとすると消えてしまう程度)であ
る。この炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇
炎を発生し、次いで消えてしまつた。
リウム)を添加しないことを除いて、実施例13と
同様の実験を行つた。着火するとブタンだけが燃
えている間は実施例13と同様に無色である。そし
て、約5秒経過すると、外炎は黄緑色(ホウ酸ト
リメチルに起因する炎色)となり、内炎は深紅色
(アセチルアセトンリチウムに起因する炎色)と
なつて別々の炎色となつてしまい、両者が混合し
た赤紫色となることはなかつた。この外炎と内炎
とを合わせた全体の炎も極めて小さな炎(タバコ
に火をつけようとすると消えてしまう程度)であ
る。この炎は比較例1の場合と、ほぼ同様に間歇
炎を発生し、次いで消えてしまつた。
本発明のガス燃料は、例えばガスライターに充
填した状態、若しくはガスボンベに充填した状態
で提供することができる。
填した状態、若しくはガスボンベに充填した状態
で提供することができる。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、発色剤を乳
化、錯体化により可溶化し、可燃性ガス中に安定
状態に溶解させることができ、また揮発性、昇華
性を向上させることができ、更に湿潤作用、燃焼
等の自触作用を付与することができ、これによつ
てガスライタ等のノズルの目詰まりを防止して確
実に着火することができ、かつ安定した炎を鮮明
に発色させることができる。更に、無色炎の観察
が困難で、工業的危険を伴う場合、ガスの着色化
により消し忘れ等の事故を未然に防止することが
できる。
化、錯体化により可溶化し、可燃性ガス中に安定
状態に溶解させることができ、また揮発性、昇華
性を向上させることができ、更に湿潤作用、燃焼
等の自触作用を付与することができ、これによつ
てガスライタ等のノズルの目詰まりを防止して確
実に着火することができ、かつ安定した炎を鮮明
に発色させることができる。更に、無色炎の観察
が困難で、工業的危険を伴う場合、ガスの着色化
により消し忘れ等の事故を未然に防止することが
できる。
Claims (1)
- 1 有機金属塩化合物、金属を含む有機系キレー
ト化合物、無機系金属塩化合物及びホウ酸エステ
ルからなる群から選ばれた少なくとも一種の化合
物を低級アルコール及び界面活性剤と共に、大気
圧下で気化する可燃性ガスに溶解したことを特徴
とする有色炎発生用ガス燃料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14327387A JPS63308095A (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 有色炎発生用ガス燃料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14327387A JPS63308095A (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 有色炎発生用ガス燃料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63308095A JPS63308095A (ja) | 1988-12-15 |
| JPH037239B2 true JPH037239B2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=15334914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14327387A Granted JPS63308095A (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 有色炎発生用ガス燃料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63308095A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998011176A1 (en) * | 1996-09-11 | 1998-03-19 | Tokai Corporation | Liquid fuel for combustors, and combustor |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH048798A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Yoshibi:Kk | 高輝度有色炎発生用液化ガス燃料 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS512322B2 (ja) * | 1972-04-24 | 1976-01-24 | ||
| JPS512323B2 (ja) * | 1972-04-24 | 1976-01-24 |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP14327387A patent/JPS63308095A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998011176A1 (en) * | 1996-09-11 | 1998-03-19 | Tokai Corporation | Liquid fuel for combustors, and combustor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63308095A (ja) | 1988-12-15 |
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