JPH03723Y2 - - Google Patents

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JPH03723Y2
JPH03723Y2 JP3209186U JP3209186U JPH03723Y2 JP H03723 Y2 JPH03723 Y2 JP H03723Y2 JP 3209186 U JP3209186 U JP 3209186U JP 3209186 U JP3209186 U JP 3209186U JP H03723 Y2 JPH03723 Y2 JP H03723Y2
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clutch
gear
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pawl
groove
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JP3209186U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車などに搭載される自動伸縮アン
テナの駆動装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、自動伸縮アンテナの駆動装置として、電
動機から駆動力が伝達される回転軸体に軸方向に
摺動可能に、この回転軸体から駆動力が伝達され
るクラツチホイールを嵌合させ、スプリングのよ
うな弾性体で前記クラツチホイールをクラツチ板
に押し付け、第3図に示すようにクラツチホイー
ル23にクラツチ凹溝19を、クラツチ板24に
クラツチ凹溝19と係脱可能に係合するクラツチ
爪18をそれぞれ設け、クラツチ板24で伸縮ア
ンテナポールに連結したドライブコードをドラム
から繰り出しドラムに巻き取ることで、前記アン
テナポールを伸縮させるものがあつた。 そして、このような従来の自動アンテナの駆動
装置では、アンテナポールの伸長時にこれまで回
転した電動機の回転数を前記回転軸体によつて回
転されるスイツチカウンタギヤで検知し、アンテ
ナポールが伸長限近くになると電動機の電源を切
り、その後慣性でアンテナポールが伸長し、伸長
限で負荷抵抗が作用して、クラツチが働きクラツ
チ爪18にクラツチホイール23の平坦部が乗り
上げる。
【考案が解決しようとする問題点】
前述したような従来の自動アンテナの駆動装置
では、一般に係合時のトルクは大きいが滑り時の
トルクが小さい噛合クラツチを用いており、クラ
ツチが働いてクラツチ爪18がクラツチホイール
23の平坦部に乗り上げても、この部分ではアン
テナ側の保持力が低いので、クラツチ爪がアンテ
ナロツドの縮小方向に滑りクラツチ凹溝に落ち込
んで保持されることになり、この時にアンテナロ
ツドの先端部が落下してしまい、また、忘れた頃
にカチンとクラツチ爪がクラツチ凹溝に落ち込む
クラツチ音が発生するという問題点がある。ま
た、前述のような落ち込みがなく、クラツチホイ
ールの平坦部にクラツチ爪が位置して停止して
も、アンテナロツドの縮小動作が開始されると、
まずクラツチ凹溝へクラツチ爪が落ち込んでから
アンテナロツドの順調な縮小が行われ、、この時
にもクラツチ音が発生する。そして、クラツチ音
はアンテナロツドの伸縮両限で発生し、耳触わり
になる。さらに、クラツチ音はクラツチ爪のクラ
ツチ凹溝への嵌合時に発生するが、クラツチ凹溝
の底に至るクラツチホイールの傾斜面の傾斜角を
きわめて緩やかにすればクラツチ爪が傾斜面を確
実にトレースしてクラツチ凹溝の底に至るのでク
ラツチ音は発生しないが、このような緩やかな傾
斜角にすると、クラツチ爪とクラツチ凹溝の噛合
時に十分なトルク伝達が得られないので、傾斜角
を緩やかにする限度があり、従来のものではクラ
ツチ音の発生が避けられない。しかも、電動機の
電源であるバツテリーの電圧が例えば14Vと9V
の場合でクラツチ音が異り、14Vの場合には電
動機が勢よく回転するためにクラツチ爪はクラツ
チ凹溝をトレースせず、クラツチ凹溝に飛び込む
ことになり、クラツチ音が大きくなるという問題
点があつた。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、前述した問題点を解決するためにな
されたもので、クラツチ凹溝の傾斜面をクラツチ
爪が確実にトレース動作をすれば、クラツチ音が
なくなることに着目して、前記傾斜面の傾斜角を
緩やかにしなくてもクラツチ凹溝とクラツチ爪が
徐々に噛み合つて行くようにクラツチの従動側の
クラツチ凹溝も駆動側のクラツチ爪と同一方向に
いくらか回転追従するようにして、クラツチ凹溝
とクラツチ爪の相対速度差を少くすることで、噛
合開始から完了までの時間を長くすることによ
り、クラツチ凹溝の傾斜面をクラツチ爪が確実に
トレースして、クラツチ音を小さくするととも
に、クラツチ噛合状態でのトルク伝達力を大きく
でき、寒冷時の凍結による動作不能を解消できる
自動伸縮アンテナの駆動装置を提供することを目
的としている。 このため本考案による自動伸縮アンテナの駆動
装置は、電動機から駆動力が伝達される回転軸体
と、こ回転軸体に軸方向に摺動可能に嵌合される
とともに回転軸体から駆動力が伝達され弾性体で
一方向に付勢されるサンギヤと、このサンギヤと
噛み合う複数のプラネタリギヤが等間隔で一面に
枢持されたプラネタリギヤホルダと、前記プラネ
タリギヤと噛み合うインターナルギヤが内周に設
けられ、また伸縮アンテナポールに連結したドラ
イブコードのラツクと噛み合うギヤが外周に設け
られたドライブギヤとを備え、前記ギヤホルダの
他面にクラツチ凹溝を形成し、前記ギヤホルダ側
に前記弾性体で押し付けられているサンギヤの対
向面にクラツチ爪を形成し、クラツチ爪を前記ク
ラツチ凹溝に係脱可能に噛み合せたものである。
【作用】
本考案による自動伸縮アンテナの駆動装置は、
電動機から駆動力が伝達される駆動側の回転軸体
と、ドライブコードを動作させる従動側との間に
遊星ギヤ機構を設け、この機構のプラネタリギヤ
ホルダに設けたクラツチ凹溝と駆動側のサンギヤ
に設けたクラツチ爪とを噛み合せたので、サンギ
ヤのクラツチ爪がプラネタリギヤホルダのクラツ
チ凹溝に噛み合う際に、クラツチ凹溝もクラツチ
爪と同方向にいくらか回転していることにより、
クラツチ爪がクラツチ凹溝に飛び込むことなく、
クラツチ凹溝の傾斜面をゆつくりトレースして行
き、クラツチ音が小さくなる。また、本考案によ
る駆動装置は、クラツチ凹溝の傾斜面の傾斜角を
緩やかにしなくてもよいので、大きなトルク伝達
力が得られ、寒冷時の凍結による動作不能を防止
できる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき第1図,第2図
を参照して説明する。 第1図、第2図において、符号1は回転軸体で
あり、回転軸体1はベース軸2によつてケーシン
グ3に枢着されている。回転軸体1の一端部には
ウオームギヤ4が一体に設けられ、このギヤ4に
正逆回転する電動機(図示省略)に直結されたウ
オーム5が噛み合されている。回転軸体1のウオ
ームギヤ4と反対側の部分に遊星ギヤ機構のサン
ギヤ6がスプライン嵌合により摺動可能に支持さ
れている。また、回転軸体1にEリングからなる
ストツプリング7が固定され、ストツプリング7
にスプリング受8が支持され、スプリング受8に
支持されたコイルスプリングのような弾性体9に
よつて前記サンギヤ6は回転軸体1の一端方向に
付勢されている。サンギヤ6と噛み合う複数のプ
ラネタリギヤ10が枢軸11で一端面に等間隔で
枢持されたプラネタリギヤホルダ12と、プラネ
タリギヤ10と噛み合うインターナルギヤ13が
設けられたドライブギヤ14とが回転軸体1に回
転可能に嵌合されて、サンギヤ6とウオームギヤ
4の間に介在されている。ドライブギヤ14の外
周にギヤ15が設けられ、このギヤ15は、ドラ
イブコード16のラツク17と噛み合されてい
る。ドライブコード16は図示しない伸縮アンテ
ナロツドに従来の自動伸縮アンテナと同様に連結
されている。前記サンギヤ6のプラネタリギヤホ
ルダ12と対向する一端面にほぼ台形のクラツチ
爪18が突設され、プラネタリギヤホルダ12の
プラネタリギヤ10枢持端面と反対側の端面に両
側に傾斜面を持つクラツチ凹溝19が形成され、
クラツチ爪18とクラツチ凹溝19は、それぞれ
等間隔で同数ずつ形成され、係脱可能に噛み合さ
れている。回転軸体1のウオームギヤ4より一端
寄りに設けた小ギヤ20がスイツチカウンタギヤ
21に噛み合され、このギヤ21はケーシング3
に枢着されている。なお、第1図中符号22はワ
ツシヤである。 次に、以上のように構成された実施例の動作に
ついて説明する。図示しない電動機の駆動によつ
て、ウオーム5およびウオームギヤ4を介して回
転軸体1がベース軸2の軸回りに回転する。回転
軸体1の回転によつて小ギヤ20が一体に回転す
ることでスイツチカウンタギヤ21が回転すると
ともに、サンギヤ6が回転する。サンギヤ6の回
転によつてクラツチ爪18とクラツチ凹溝19と
が噛み合つているのでプラネタリギヤホルダ12
が回転し、プラネタリギヤ10とインターナルギ
ヤ13が噛み合つていることにより、ドライブギ
ヤ14が回転する。ドライブギヤ14の回転によ
つてこれの外周に設けたギヤ15とラツク17が
噛み合つているのでドライブコードが移動し、電
動機の正転時にはアンテナポールが伸長する。ア
ンテナポールが伸長限近くになると、これをスイ
ツチカウンタギヤ21が検知し電動機の電源を切
る。その後、慣性でアンテナポールが伸長し、伸
長限で負荷抵抗が作用することで、クラツチ爪1
8とクラツチ凹溝19の噛み合いが外れる。この
際に、ドライブギヤ14が停止しても、プラネタ
リギヤホルダ12は回転軸体1、サンギヤ6およ
びプラネタリギヤ10を介してサンギヤ6よりも
遅いがこれと同方向にいくらか回転しているの
で、駆動側のサンギヤ6に設けたクラツチ爪18
は従動側のプラネタリギヤホルダ12に設けた凹
溝19から外れて平坦面に乗り上げた後、クラツ
チ凹溝19に飛び込むことなく、これらの凹溝1
9の傾斜面を徐々にトレースして凹溝の底に至つ
て止まる。したがつて、クラツチ爪18がクラツ
チ凹溝19に噛み合う時のクラツチ音を小さくで
きる。また、クラツチ爪18がクラツチ凹溝19
から外れプラネタリギヤホルダ12の平坦面に乗
り上げた状態で停止した場合のアンテナポール縮
小開始時にクラツチ爪18がクラツチ凹溝19へ
の噛み合うクラツチ音、アンテナポール縮小限で
のクラツチ音も、前述した場合と同様な理由で小
さくできる。さらに本実施例では、クラツチ凹溝
19両側の傾斜角度を急にしてクラツチ爪18噛
合時のトルク伝達力を大きくでき、寒冷時に凍結
してもアンテナポールの伸縮動作を行うことがで
きると共に、アンテナポールの伸長限でのこのポ
ールの落ち込みを阻止してクラツチ爪18がプラ
ネタリギヤホルダ12の平坦面に乗り上げた状態
で停止させ得る程度に滑り摩擦のトルクを増大さ
せることもできる。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、電動機
から駆動力が伝達される回転軸体と、ドライブコ
ードのラツクと噛み合うギヤとの間に遊星ギヤ機
構を介在させ、この機構のサンギヤに設けたクラ
ツチ機構を介在させ、この機構のサンギヤに設け
たクラツチ爪とプラネタリギヤを枢持したプラネ
タリギヤホルダに設けたクラツチ凹溝とを係脱可
能に噛み合せたことにより、クラツチが働いた時
のクラツチ音を小さくすることができ、また、ク
ラツチ噛合状態でのトルク伝達力を大きくして寒
冷時の凍結による動作不能を解決でき、さらに、
クラツチの滑り摩擦抵抗を大きくして、伸長限で
の伸縮アンテナポールの落ち込みも阻止できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による自動伸縮アン
テナの駆動装置を示す要部の縦断面図、第2図は
同主要部材の分解斜視図、第3図は従来の自動伸
縮アンテナの駆動装置のクラツチを示す部分説明
図である。 1……回転軸体、2……ベース軸、3……ケー
シング、4……ウオームギヤ、5……ウオーム、
6……サンギヤ、7……ストツプリング、8……
スプリング受、9……弾性体、10……プラネタ
リギヤ、11……枢軸、12……プラネタリギヤ
ホルダ、13……インターナルギヤ、14……ド
ライブギヤ、15……ギヤ、16……ドライブコ
ード、17……ラツク、18……クラツチ爪、1
9……クラツチ凹溝、20……小ギヤ、21……
スイツチカウンタギヤ、22……ワツシヤ、23
……クラツチホイール、24……クラツチ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機から駆動力が伝達される回転軸体と、こ
    の回転軸体に軸方向に摺動可能に嵌合されるとと
    もに回転軸体から駆動力が伝達され弾性体で一方
    向に付勢されるサンギヤと、このサンギヤと噛み
    合う複数のプラネタリギヤが等間隔で一面に枢持
    されたプラネタリギヤホルダと、前記プラネタリ
    ギヤと噛み合うインターナルギヤが内周に設けら
    れ、また伸縮アンテナポールに連結したドライブ
    コードのラツクと噛み合うギヤが外周に設けられ
    たドライブギヤとを備え、前記ギヤホルダの他面
    にクラツチ凹溝を形成し、前記ギヤホルダ側に前
    記弾性体で押し付けられているサンギヤの対向面
    にクラツチ爪を形成し、クラツチ爪を前記クラツ
    チ凹溝に係脱可能に噛み合せたことを特徴とする
    自動伸縮アンテナの駆動装置。
JP3209186U 1986-03-05 1986-03-05 Expired JPH03723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3209186U JPH03723Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3209186U JPH03723Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS635704U JPS635704U (ja) 1988-01-14
JPH03723Y2 true JPH03723Y2 (ja) 1991-01-11

Family

ID=30838430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3209186U Expired JPH03723Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

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JP (1) JPH03723Y2 (ja)

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JPS635704U (ja) 1988-01-14

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