JPH0373443B2 - - Google Patents
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- JPH0373443B2 JPH0373443B2 JP58115636A JP11563683A JPH0373443B2 JP H0373443 B2 JPH0373443 B2 JP H0373443B2 JP 58115636 A JP58115636 A JP 58115636A JP 11563683 A JP11563683 A JP 11563683A JP H0373443 B2 JPH0373443 B2 JP H0373443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- wood
- ultraviolet absorber
- discoloration
- solution containing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
本発明は木材の変色防止用組成物に関するもの
である。 木材は建材、家具等に広く利用されている。し
かし、木材は日光の影響、空気中の酸素による影
響、鉄等の金属による影響、あるいは温湿度の変
化による影響等の外界の影響によつて退色、変色
し長期間新材の状況を保つことは非常に困難であ
る。 この変色や退色は建材の内装材あるいは家具の
内装材等においては、特に大きな問題となる。こ
のため、変色や退色を防止する方法として従来い
くつかの方法が開発されてきた。例えば天日で乾
燥する方法、煮沸またはプレスによつて変色の原
因となる物質を抽出除去する方法、漂白剤によつ
て漂白する方法、酸化剤によつて処理する方法等
が知られている。しかし、天日乾燥では長期の乾
燥が必要なうえに広い乾燥場を要するために非常
に生産性が悪い。また、プレスや煮沸によつて変
色の原因となる物質を除去する方法では木材を損
傷させることなく、完全な抽出除去を行うことは
非常に困難である。また、漂白剤で漂白する方法
及び酸化剤にて処理する方法では、一時的反応に
よつて効果があつたとしてもその効果は長期間維
持できにくく長期間変色を防止することが困難で
ある。 本発明者は従来の木材の上記変色防止法の難点
を解決するために種々の研究を続けてきたが、こ
こにおいて紫外線吸収剤とポリエーテル類とを併
用すれば両者の相乗作用により著しく優れた変色
防止効果を発揮し、所期の目的を達成しうること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明を紫外線吸収剤およびポリエ
ーテル類を有効成分として含有して成る木材の変
色防止用組成物に係るものである。 本発明に於いて使用される紫外線吸収剤として
は2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフエ
ノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、
2,2′−ジヒドロキシ−4−4′−ジメトキシベン
ゾフエノン等のベンゾフエノン系の紫外線吸収
剤、4−ベンゾイロキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン、ビス−(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジン)セバケート等の
ピペリジン系紫外線吸収剤、フエニルサリシレー
ト、モノグリコールサリシレート等のサリシレー
ト系紫外線吸収剤等を代表例として例示でき、こ
れらの少くとも一種を使用する。上記の紫外線吸
収剤のうちベンゾフエノン系紫外線吸収剤が特に
好ましい。 本発明におけるポリエーテル類としてはポリオ
キシメチレン系、ポリオキシエチレン系、ポリト
リメチレンオキシド系のものが使用出来、具体的
にはポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコールを例示できる。これらのポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコールはその分子
量としては特に制限されないが、ポリエチレング
リコールは分子量200〜6000、ポリプロピレング
リコールは分子量400〜4000のものが好ましく、
これらの一種または二種以上を使用する。 本発明においては紫外線吸収剤とポリエーテル
類とを必要に応じて適当な媒体を用いて液状で使
用する。たとえば水溶液、溶剤溶液、乳化液ある
いは分散液の形態にて使用する。また加熱溶融し
て使用することも出来る。この際の媒体としては
特に限定されないが、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエ
ステル系、メタノール、エタノール、n−ブタノ
ール等のアルコール系、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン系等の適宜な有機溶剤を挙げる
ことができ、また水も使用することが出来、これ
らの1種あるいは2種以上の混合溶媒として使用
される。また適当な乳化剤や分散剤を用いて乳化
液や分散液としても使用される。 紫外線吸収剤とポリエーテル類との使用割合は
前者1重量部に対し後者1〜10000重量部、好ま
しくは10〜1000重量部程度である。 この際紫外線吸収剤の使用割合が上記範囲から
極端に少なくなると、相乗作用が発揮され難く、
また逆にあまり多くなりすぎると、木材表面に析
出して来る場合がある。 また本発明組成物には、金属イオン封鎖剤を更
に含有させることにより、上記紫外線防止剤とポ
リエーテル類との相乗作用を一段と向上せしめる
ことが出来る。特に該金属イオン封鎖剤の効果は
木材がたとえばキリやナラの如く金属の汚染の影
響を受け易い木材に好適である。この際の金属イ
オン封鎖剤としては、キレート化合物、エチレン
ジアミン系化合物、カルボン酸系化合物が好まし
く、例えばn−ヒドロキシエチレンジアミン、エ
チレンジアミン四酢酸塩、ニトロトリ酢酸塩、
N,N′,N″−トリ酢酸塩、ジエチレントリアミ
ンペンタ酢酸塩等を例示出来る。この金属イオン
封鎖剤を使用する場合には配合比に特に制限はな
いが通常紫外線吸収剤とポリエーテル類の合計量
100重量部に対し金属イオン封鎖剤を1〜100重量
部の割合で使用するのが好ましい。 本発明に於いては更に尿素、エチレン尿素、テ
オ尿素等の尿素系化合物、ヒドラジン水和物等の
ヒドラジン類、セミカルバジド等のカルバジド類
を含有させることが出来、これにより変色防止効
果を更に向上せしめることが出来る。これ等化合
物の使用割合は紫外線吸収剤とポリエーテル類の
合計量100重量部に対し1〜100重量部程度であ
る。 本発明の変色防止剤によれば紫外線吸収剤とポ
リエーテル類との相乗作用によつてそれぞれの単
独使用の場合に比べて極めて優れた変色防止効果
が得られる。例えば(イ)ベンゾフエノン系紫外線吸
収剤10重量部を含有する溶液を塗布処理した桐の
試験片は10日間の紫外線照射でわずかに黄変し、
加湿環境下では8日で赤変7日で黒変した。(ロ)ポ
リエチレングリコール100重量部を含有する溶液
を塗布処理した桐の試験片は7日間の紫外線照射
で黄変し60℃98%RH以上、加湿環境下では9日
で赤変した。(ハ)ベンゾフエノン紫外線吸収剤10重
量部ポリエチレングリコール90重量部を含有する
溶液を塗布処理した桐の試験片は20日間の紫外線
照射でもほとんど変色せず、加湿環境下で30日を
経過しても変色しなかつた。また(i)サリシレート
系紫外線吸収剤10重量部を含有する溶液を含浸処
理したナラの試験片を鉄水溶液に浸漬したところ
1日で鉄汚染が生じた。(ii)ポリプロピレングリコ
ール(#700)10重量部を含有する溶液を含浸処
理したナラの試験片を鉄水溶液に浸漬したところ
3日で鉄汚染が生じた。(iii)エチレンジミン四酢酸
ニナトリウム10重量部を含有する溶液を含浸処理
したナラの試験片を鉄水溶液に浸漬したところ5
日で鉄汚染が生じた。(iv)サリシレート系紫外線吸
収剤1重量部ポリプロピレングリコール8重量部
エチレンジアミン四酢酸ニナトリウム1重量部を
含む溶液を含浸処理したナラの試験片を鉄水溶液
に浸漬したところ30日経過しても鉄汚染は生じな
かつた。この様に本発明の組成物は相乗作用によ
り著しく優れた変色防止効果を発揮するのであ
る。 本発明によりかかる優れた変色防止効果が得ら
れる理由はさだかではない。この変色防止用組成
物中のポリエーテル類は木材中のセルロースの
OH基と結合し、この結合によりその木材はポリ
エーテル類によつてマスキングされ外界の変色原
因から保護する働きを有するものと思われる。紫
外線吸収剤は単に木材を紫外線から保護するのみ
ならず、このポリエーテル類のマスキング作用を
相乗的に増強するものと思われる。また、ポリエ
ーテル類には紫外線吸収剤金属イオン封鎖剤等の
薬剤を長期間木材中に維持させる働きがあるもの
と思われる。 本発明変色防止用組成物を適用できる木材は特
に限定されず、例えばナラ、キリ、マカバ、シオ
ジ、ケヤキ、サクラ、タモ、ニレ、シナノキ、セ
ン、ネムノキ、オーク、シルキーオーク、ブビン
ガ、カリン、スプルース等の国産材及び輸入材を
挙げることができる。 以下に実施例をあげて本発明を説明する。 実施例 1 10mm×70mm×450mmの桐の試験片に、2,4−
ジヒドロキシ−ベンゾフエノン1.0重量%ポリエ
チレングリコール(#2000)9.0重量%を含むメ
タノール溶液を60g/m2の割合で塗布した。 比較例 1 実施例1と同様の桐の試験片に何の処理も施さ
ないものを比較例1とした。 比較例 2 実施例1と同様の桐の試験片に2,4−ジヒド
ロキシベンゾフエノン10.0重量%を含むメタノー
ル溶液を60g/m2の割合で塗布した。 比較例 3 実施例1と同様の桐の試験片にポリエチレング
リコール(#2000)10.0重量%を含むメタノール
溶液を60g/m2の割合で塗布した。 <試験法> 以上の実施例1、比較例1、比較例2及び比較
例3のものについて紫外線照射試験及び加湿試験
を行なつた。 〔紫外線照射試験〕 フエードメーターにて室温下に紫外線を140時
間照射した。結果を第1表に示す。 〔加温試験〕 60℃、98%RHに設定した恒温恒湿器(佐竹化
学工業(株)製)中に試験片をセツトした。結果を第
1表に示す。
である。 木材は建材、家具等に広く利用されている。し
かし、木材は日光の影響、空気中の酸素による影
響、鉄等の金属による影響、あるいは温湿度の変
化による影響等の外界の影響によつて退色、変色
し長期間新材の状況を保つことは非常に困難であ
る。 この変色や退色は建材の内装材あるいは家具の
内装材等においては、特に大きな問題となる。こ
のため、変色や退色を防止する方法として従来い
くつかの方法が開発されてきた。例えば天日で乾
燥する方法、煮沸またはプレスによつて変色の原
因となる物質を抽出除去する方法、漂白剤によつ
て漂白する方法、酸化剤によつて処理する方法等
が知られている。しかし、天日乾燥では長期の乾
燥が必要なうえに広い乾燥場を要するために非常
に生産性が悪い。また、プレスや煮沸によつて変
色の原因となる物質を除去する方法では木材を損
傷させることなく、完全な抽出除去を行うことは
非常に困難である。また、漂白剤で漂白する方法
及び酸化剤にて処理する方法では、一時的反応に
よつて効果があつたとしてもその効果は長期間維
持できにくく長期間変色を防止することが困難で
ある。 本発明者は従来の木材の上記変色防止法の難点
を解決するために種々の研究を続けてきたが、こ
こにおいて紫外線吸収剤とポリエーテル類とを併
用すれば両者の相乗作用により著しく優れた変色
防止効果を発揮し、所期の目的を達成しうること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明を紫外線吸収剤およびポリエ
ーテル類を有効成分として含有して成る木材の変
色防止用組成物に係るものである。 本発明に於いて使用される紫外線吸収剤として
は2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフエ
ノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、
2,2′−ジヒドロキシ−4−4′−ジメトキシベン
ゾフエノン等のベンゾフエノン系の紫外線吸収
剤、4−ベンゾイロキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン、ビス−(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジン)セバケート等の
ピペリジン系紫外線吸収剤、フエニルサリシレー
ト、モノグリコールサリシレート等のサリシレー
ト系紫外線吸収剤等を代表例として例示でき、こ
れらの少くとも一種を使用する。上記の紫外線吸
収剤のうちベンゾフエノン系紫外線吸収剤が特に
好ましい。 本発明におけるポリエーテル類としてはポリオ
キシメチレン系、ポリオキシエチレン系、ポリト
リメチレンオキシド系のものが使用出来、具体的
にはポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコールを例示できる。これらのポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコールはその分子
量としては特に制限されないが、ポリエチレング
リコールは分子量200〜6000、ポリプロピレング
リコールは分子量400〜4000のものが好ましく、
これらの一種または二種以上を使用する。 本発明においては紫外線吸収剤とポリエーテル
類とを必要に応じて適当な媒体を用いて液状で使
用する。たとえば水溶液、溶剤溶液、乳化液ある
いは分散液の形態にて使用する。また加熱溶融し
て使用することも出来る。この際の媒体としては
特に限定されないが、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエ
ステル系、メタノール、エタノール、n−ブタノ
ール等のアルコール系、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン系等の適宜な有機溶剤を挙げる
ことができ、また水も使用することが出来、これ
らの1種あるいは2種以上の混合溶媒として使用
される。また適当な乳化剤や分散剤を用いて乳化
液や分散液としても使用される。 紫外線吸収剤とポリエーテル類との使用割合は
前者1重量部に対し後者1〜10000重量部、好ま
しくは10〜1000重量部程度である。 この際紫外線吸収剤の使用割合が上記範囲から
極端に少なくなると、相乗作用が発揮され難く、
また逆にあまり多くなりすぎると、木材表面に析
出して来る場合がある。 また本発明組成物には、金属イオン封鎖剤を更
に含有させることにより、上記紫外線防止剤とポ
リエーテル類との相乗作用を一段と向上せしめる
ことが出来る。特に該金属イオン封鎖剤の効果は
木材がたとえばキリやナラの如く金属の汚染の影
響を受け易い木材に好適である。この際の金属イ
オン封鎖剤としては、キレート化合物、エチレン
ジアミン系化合物、カルボン酸系化合物が好まし
く、例えばn−ヒドロキシエチレンジアミン、エ
チレンジアミン四酢酸塩、ニトロトリ酢酸塩、
N,N′,N″−トリ酢酸塩、ジエチレントリアミ
ンペンタ酢酸塩等を例示出来る。この金属イオン
封鎖剤を使用する場合には配合比に特に制限はな
いが通常紫外線吸収剤とポリエーテル類の合計量
100重量部に対し金属イオン封鎖剤を1〜100重量
部の割合で使用するのが好ましい。 本発明に於いては更に尿素、エチレン尿素、テ
オ尿素等の尿素系化合物、ヒドラジン水和物等の
ヒドラジン類、セミカルバジド等のカルバジド類
を含有させることが出来、これにより変色防止効
果を更に向上せしめることが出来る。これ等化合
物の使用割合は紫外線吸収剤とポリエーテル類の
合計量100重量部に対し1〜100重量部程度であ
る。 本発明の変色防止剤によれば紫外線吸収剤とポ
リエーテル類との相乗作用によつてそれぞれの単
独使用の場合に比べて極めて優れた変色防止効果
が得られる。例えば(イ)ベンゾフエノン系紫外線吸
収剤10重量部を含有する溶液を塗布処理した桐の
試験片は10日間の紫外線照射でわずかに黄変し、
加湿環境下では8日で赤変7日で黒変した。(ロ)ポ
リエチレングリコール100重量部を含有する溶液
を塗布処理した桐の試験片は7日間の紫外線照射
で黄変し60℃98%RH以上、加湿環境下では9日
で赤変した。(ハ)ベンゾフエノン紫外線吸収剤10重
量部ポリエチレングリコール90重量部を含有する
溶液を塗布処理した桐の試験片は20日間の紫外線
照射でもほとんど変色せず、加湿環境下で30日を
経過しても変色しなかつた。また(i)サリシレート
系紫外線吸収剤10重量部を含有する溶液を含浸処
理したナラの試験片を鉄水溶液に浸漬したところ
1日で鉄汚染が生じた。(ii)ポリプロピレングリコ
ール(#700)10重量部を含有する溶液を含浸処
理したナラの試験片を鉄水溶液に浸漬したところ
3日で鉄汚染が生じた。(iii)エチレンジミン四酢酸
ニナトリウム10重量部を含有する溶液を含浸処理
したナラの試験片を鉄水溶液に浸漬したところ5
日で鉄汚染が生じた。(iv)サリシレート系紫外線吸
収剤1重量部ポリプロピレングリコール8重量部
エチレンジアミン四酢酸ニナトリウム1重量部を
含む溶液を含浸処理したナラの試験片を鉄水溶液
に浸漬したところ30日経過しても鉄汚染は生じな
かつた。この様に本発明の組成物は相乗作用によ
り著しく優れた変色防止効果を発揮するのであ
る。 本発明によりかかる優れた変色防止効果が得ら
れる理由はさだかではない。この変色防止用組成
物中のポリエーテル類は木材中のセルロースの
OH基と結合し、この結合によりその木材はポリ
エーテル類によつてマスキングされ外界の変色原
因から保護する働きを有するものと思われる。紫
外線吸収剤は単に木材を紫外線から保護するのみ
ならず、このポリエーテル類のマスキング作用を
相乗的に増強するものと思われる。また、ポリエ
ーテル類には紫外線吸収剤金属イオン封鎖剤等の
薬剤を長期間木材中に維持させる働きがあるもの
と思われる。 本発明変色防止用組成物を適用できる木材は特
に限定されず、例えばナラ、キリ、マカバ、シオ
ジ、ケヤキ、サクラ、タモ、ニレ、シナノキ、セ
ン、ネムノキ、オーク、シルキーオーク、ブビン
ガ、カリン、スプルース等の国産材及び輸入材を
挙げることができる。 以下に実施例をあげて本発明を説明する。 実施例 1 10mm×70mm×450mmの桐の試験片に、2,4−
ジヒドロキシ−ベンゾフエノン1.0重量%ポリエ
チレングリコール(#2000)9.0重量%を含むメ
タノール溶液を60g/m2の割合で塗布した。 比較例 1 実施例1と同様の桐の試験片に何の処理も施さ
ないものを比較例1とした。 比較例 2 実施例1と同様の桐の試験片に2,4−ジヒド
ロキシベンゾフエノン10.0重量%を含むメタノー
ル溶液を60g/m2の割合で塗布した。 比較例 3 実施例1と同様の桐の試験片にポリエチレング
リコール(#2000)10.0重量%を含むメタノール
溶液を60g/m2の割合で塗布した。 <試験法> 以上の実施例1、比較例1、比較例2及び比較
例3のものについて紫外線照射試験及び加湿試験
を行なつた。 〔紫外線照射試験〕 フエードメーターにて室温下に紫外線を140時
間照射した。結果を第1表に示す。 〔加温試験〕 60℃、98%RHに設定した恒温恒湿器(佐竹化
学工業(株)製)中に試験片をセツトした。結果を第
1表に示す。
試験片を塩化第一鉄の0.01%水溶液に浸漬し
た。結果を第2表に示す。
た。結果を第2表に示す。
【表】
但し上記第2表の記号は第1表と同様のことを
示す。 実施例 3 厚さ0.2mmのカラマツの単板にビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジン)セバケ
ート0.2重量%、ポリプロピレングリコール(分
子量400)10重量%、エチレン尿素2重量%を含
むメタノール溶液を40g/m2の割合で塗布した。 比較例 8 実施例3と同じカラマツの単板にビス(2,
2,6,6−テトラメチール−4−ピペリジン)
セバケート0.2重量%を含むメタノール溶液を40
g/m2の割合で塗布した。 比較例 9 実施例3と同じカラマツの単板にポリプロピレ
ングリコール(分子量400)10重量%を含むメタ
ノール溶液を40g/m2の割合で塗布した。 比較例 10 実施例3と同じカラマツの単板にエチレン尿素
2重量%を含むメタノール溶液を40g/m2の割合
で塗布した。 上記実施例3及び比較例8〜10で得られたもの
につき、実施例1と同様にして試験した。この結
果を下記第3表に示す。
示す。 実施例 3 厚さ0.2mmのカラマツの単板にビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジン)セバケ
ート0.2重量%、ポリプロピレングリコール(分
子量400)10重量%、エチレン尿素2重量%を含
むメタノール溶液を40g/m2の割合で塗布した。 比較例 8 実施例3と同じカラマツの単板にビス(2,
2,6,6−テトラメチール−4−ピペリジン)
セバケート0.2重量%を含むメタノール溶液を40
g/m2の割合で塗布した。 比較例 9 実施例3と同じカラマツの単板にポリプロピレ
ングリコール(分子量400)10重量%を含むメタ
ノール溶液を40g/m2の割合で塗布した。 比較例 10 実施例3と同じカラマツの単板にエチレン尿素
2重量%を含むメタノール溶液を40g/m2の割合
で塗布した。 上記実施例3及び比較例8〜10で得られたもの
につき、実施例1と同様にして試験した。この結
果を下記第3表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紫外線吸収剤及びポリエーテル類を有効成分
として含有して成る木材の変色防止用組成物。 2 紫外線吸収剤がベンゾフエノン系、ピペリジ
ン系、サリシレート系紫外線吸収剤である特許請
求の範囲第1項記載の組成物。 3 ポリエーテル類がポリエチレングリコール及
び(又は)ポリプロピレングリコールである特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 4 紫外線吸収剤、ポリエーテル類及び金属イオ
ン封鎖剤を有効成分として含有して成る木材の変
色防止用組成物。 5 金属イオン封鎖剤がエチレンジアミン四酢酸
塩、ニトロトリ酢酸塩、n−ヒドロキシエチレン
の少くとも1種である特許請求の範囲第4項の組
成物。 6 尿素系化合物、ヒドラジン類及びカルバジド
類の少なくとも1種を配合した特許請求の範囲第
1項または第4項の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11563683A JPS608004A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 木材の変色防止用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11563683A JPS608004A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 木材の変色防止用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608004A JPS608004A (ja) | 1985-01-16 |
| JPH0373443B2 true JPH0373443B2 (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=14667544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11563683A Granted JPS608004A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 木材の変色防止用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608004A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2641754B2 (ja) * | 1988-11-30 | 1997-08-20 | 松下電工株式会社 | 木材の光退色防止方法 |
| JPH0646451Y2 (ja) * | 1989-11-16 | 1994-11-30 | 三洋電機株式会社 | 食器洗浄乾燥機 |
| DE59510278D1 (de) * | 1994-02-10 | 2002-08-22 | Ciba Sc Holding Ag | Holzschutzanstrich |
| CN110539375B (zh) * | 2019-08-14 | 2021-03-26 | 浙江菱格木业有限公司 | 柚木变色处理方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227204A (en) * | 1975-08-25 | 1977-03-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Electric striction-type coordinate selector |
| JPS5441306A (en) * | 1977-09-05 | 1979-04-02 | Yamanashi Prefecture | Wood defatting method |
| JPS57123010A (en) * | 1981-01-24 | 1982-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of preventing discoloration of wood |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11563683A patent/JPS608004A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608004A (ja) | 1985-01-16 |
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