JPH0375162B2 - - Google Patents
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- JPH0375162B2 JPH0375162B2 JP59020910A JP2091084A JPH0375162B2 JP H0375162 B2 JPH0375162 B2 JP H0375162B2 JP 59020910 A JP59020910 A JP 59020910A JP 2091084 A JP2091084 A JP 2091084A JP H0375162 B2 JPH0375162 B2 JP H0375162B2
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- JP
- Japan
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- rear cover
- shin
- leg
- ski
- retaining
- Prior art date
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/0429—Adjustment of the boot to calf or shin, i.e. fibula, tibia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/048—Rear-entry skiboots
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は剛性の足部殻体を持つ後方着靴形のス
キー靴に関するもので、特にスキーヤの脚を自動
緊締できる新奇の靴形式に関している。
キー靴に関するもので、特にスキーヤの脚を自動
緊締できる新奇の靴形式に関している。
この自動緊締とは一層正確に云うと、スキーヤ
は脚を上記の靴に入れるだけで、自分の手を使う
ことなく脚に靴の後部脚当てが装着される事柄を
意味している。
は脚を上記の靴に入れるだけで、自分の手を使う
ことなく脚に靴の後部脚当てが装着される事柄を
意味している。
既に各人の足に靴を自動的に緊締することので
きる構造を幾つか知られている。この目的のため
には大ていの構造の場合に、その発表している自
動緊締方式はスキーヤの体重によつて上記の靴内
部の踵の平面に直接作用する力を利用して作動さ
れる。この踵部は普通、ある一点に調節があつて
挺子となつており、その先端は種々の結合手段に
より、アルペンスキー靴の関節で殻体部の少なく
とも一部分に連結されている。かかる諸実施方式
は例えば日本特許出願第57−86301号に示されて
いる。
きる構造を幾つか知られている。この目的のため
には大ていの構造の場合に、その発表している自
動緊締方式はスキーヤの体重によつて上記の靴内
部の踵の平面に直接作用する力を利用して作動さ
れる。この踵部は普通、ある一点に調節があつて
挺子となつており、その先端は種々の結合手段に
より、アルペンスキー靴の関節で殻体部の少なく
とも一部分に連結されている。かかる諸実施方式
は例えば日本特許出願第57−86301号に示されて
いる。
本発明は靴の自動緊締法の問題を、その作動力
としてスキーヤの体重を用いるのではなく、スキ
ーヤとして受身ではなく意志をもつて脚の下方を
前方に曲げてやる時に生ずる力を用いる方法によ
つて解決することを提案している。こうした場
合、スキ―ヤは既に靴を履いた後で、欲する時に
その靴の緊締作用を支配する能力を所有すること
になる。
としてスキーヤの体重を用いるのではなく、スキ
ーヤとして受身ではなく意志をもつて脚の下方を
前方に曲げてやる時に生ずる力を用いる方法によ
つて解決することを提案している。こうした場
合、スキ―ヤは既に靴を履いた後で、欲する時に
その靴の緊締作用を支配する能力を所有すること
になる。
かかる可能性は現存する自動緊締方式を備えた
靴では得られないもので、従来のものではその靴
に足を入れる行動が直ちに後部脚当ての緊締動作
を起すことになる。実際、スキーヤがこのような
靴に足を入れると、その体重が内部踵面に与える
力そのものによつて、後部脚当ての緊締を惹き起
す。この場合スキーヤは、靴の内部にクツシヨン
内張りがしてあつたとしても、これは足の位置と
か足そのものの若干の異状を補正する能力しかな
いので、靴に入つた足が靴の足部殻体の内側の剛
性空洞の中に正しく納まらせようとする自由が残
つていない。
靴では得られないもので、従来のものではその靴
に足を入れる行動が直ちに後部脚当ての緊締動作
を起すことになる。実際、スキーヤがこのような
靴に足を入れると、その体重が内部踵面に与える
力そのものによつて、後部脚当ての緊締を惹き起
す。この場合スキーヤは、靴の内部にクツシヨン
内張りがしてあつたとしても、これは足の位置と
か足そのものの若干の異状を補正する能力しかな
いので、靴に入つた足が靴の足部殻体の内側の剛
性空洞の中に正しく納まらせようとする自由が残
つていない。
更に本発明に基づいて考案される靴のもつ利点
としては、この靴はスキーヤが足を靴の足部殻体
にうまく入れることができることと、このように
うまく履けた後で脚の下部に上記の靴を緊締する
操作を与えられるようになつている点である。
としては、この靴はスキーヤが足を靴の足部殻体
にうまく入れることができることと、このように
うまく履けた後で脚の下部に上記の靴を緊締する
操作を与えられるようになつている点である。
技術の現状においては、後方着靴型で剛性の足
部殻体と前方脛当てと、殻体下部に対して少なく
とも部分的には関節結合された後方脛当てとを有
するスキー靴に関して、その後方脛当ての自動緊
締操作が、スキーヤの脚の前方屈曲運動に伴なう
力から生ずる外力を利用した手段によつて作動す
ることは、いかなる場合にも見られないと云うこ
とが判つている。
部殻体と前方脛当てと、殻体下部に対して少なく
とも部分的には関節結合された後方脛当てとを有
するスキー靴に関して、その後方脛当ての自動緊
締操作が、スキーヤの脚の前方屈曲運動に伴なう
力から生ずる外力を利用した手段によつて作動す
ることは、いかなる場合にも見られないと云うこ
とが判つている。
このような課題に対する解答こそ本発明の提案
するものであつて、その実現せんとするスキー靴
は、その立上り部の少なくとも後部(または脚当
て)は後方から靴を履けるようにするため足踏殻
体と関節結合されており、かかる立上り部をスキ
ーヤの脚にロツクする手段はその特徴として、脚
を前方に屈曲する力の作用が上記脚の向う脛に当
る立上り部前方部品に働くことによつて、上記立
上り部の後方脚当てが、スキーヤの脚の開放位置
からスキー運動のための緊締位置えと移動する
が、この場合、上記の力を伝達する手段があつ
て、これが後方脚当てをばね装置の力に抗して開
放状態に保持しているロツク手段の姿勢を固定位
置から開放するようになつている。
するものであつて、その実現せんとするスキー靴
は、その立上り部の少なくとも後部(または脚当
て)は後方から靴を履けるようにするため足踏殻
体と関節結合されており、かかる立上り部をスキ
ーヤの脚にロツクする手段はその特徴として、脚
を前方に屈曲する力の作用が上記脚の向う脛に当
る立上り部前方部品に働くことによつて、上記立
上り部の後方脚当てが、スキーヤの脚の開放位置
からスキー運動のための緊締位置えと移動する
が、この場合、上記の力を伝達する手段があつ
て、これが後方脚当てをばね装置の力に抗して開
放状態に保持しているロツク手段の姿勢を固定位
置から開放するようになつている。
請求範囲に記されているスキー靴の主な特徴と
その利点は次に示す若干の実施例の説明において
明らかとされる。
その利点は次に示す若干の実施例の説明において
明らかとされる。
最初の実施例において、第1図に示した靴は従
来の如く、剛性の足部殻体1に踵2があり、この
踵に立上り部が水平横方向の支軸3の周りに関節
結合され、この立上り部は前方にある脛当4と後
方にある後方脚当て5とからできている。本発明
の技術範囲に適合するためには、後方脚当て5の
みが実質上関節結合されていて、これが後方に回
転してスキーヤの脚が容易に靴の中に挿入できれ
ば充分である(後方着靴方式)。更にスキーヤの
脚下部に対応する靴の立上り部上方には、後方脚
当て5と脛当て4とで上記のスキーヤ下方脚部を
緊締する時のロツク装置が備えられている。
来の如く、剛性の足部殻体1に踵2があり、この
踵に立上り部が水平横方向の支軸3の周りに関節
結合され、この立上り部は前方にある脛当4と後
方にある後方脚当て5とからできている。本発明
の技術範囲に適合するためには、後方脚当て5の
みが実質上関節結合されていて、これが後方に回
転してスキーヤの脚が容易に靴の中に挿入できれ
ば充分である(後方着靴方式)。更にスキーヤの
脚下部に対応する靴の立上り部上方には、後方脚
当て5と脛当て4とで上記のスキーヤ下方脚部を
緊締する時のロツク装置が備えられている。
第1図に示す実施例によれば、関節軸3に関し
て下部殻体に関節結合されている脛当て4は立上
り部の両側において下方に延長部7があり、この
部に支軸3から「l」の値だけ距つた別の関節8
が設けてある。この側方延長部は例えばスキーヤ
の脚がその向う脛の当る脛当て上部4′に加える
曲げの力を伝達する操作挺子の役目をする。更に
関節軸8は要するに後方脚当て5と脛当てを結合
し、かつ脚当て下部5′で結合することにより互
いに回転できる関節支点となつていて、この後方
脚当ては前方位置から後方えと回転することによ
つて靴を後方から履くための開放姿勢をとれるよ
うになつている。またこの後方脚当ての下部に関
することながら、その踵に当る周縁5′には鈎縁
9′を備えた一時固定手段があり、これは後方脚
当てが安定した開放姿勢をとれるように、足踏殻
体の踵の外周1′に設けられた溝または受座10
に引つかかるようにする役目をもつている。
て下部殻体に関節結合されている脛当て4は立上
り部の両側において下方に延長部7があり、この
部に支軸3から「l」の値だけ距つた別の関節8
が設けてある。この側方延長部は例えばスキーヤ
の脚がその向う脛の当る脛当て上部4′に加える
曲げの力を伝達する操作挺子の役目をする。更に
関節軸8は要するに後方脚当て5と脛当てを結合
し、かつ脚当て下部5′で結合することにより互
いに回転できる関節支点となつていて、この後方
脚当ては前方位置から後方えと回転することによ
つて靴を後方から履くための開放姿勢をとれるよ
うになつている。またこの後方脚当ての下部に関
することながら、その踵に当る周縁5′には鈎縁
9′を備えた一時固定手段があり、これは後方脚
当てが安定した開放姿勢をとれるように、足踏殻
体の踵の外周1′に設けられた溝または受座10
に引つかかるようにする役目をもつている。
最後に立上り部の上部には後方脚当てを脛当て
に対し閉じ位置で保持するためのロツク手段が設
けてある。このロツク装置は慣用されている尾錠
式留金を有効に利用できるが、後述する利点を備
えた自動装着式ロツクを用いてもよい。
に対し閉じ位置で保持するためのロツク手段が設
けてある。このロツク装置は慣用されている尾錠
式留金を有効に利用できるが、後述する利点を備
えた自動装着式ロツクを用いてもよい。
本発明の基本的特徴の一つによれば、後方脚当
て5は、上述した一時固定手段9があると同時に
この脚当てを脛当ての方え引き寄せようとする弾
性装置に引つぱられたまま安定した開放姿勢を保
持している。この弾性装置は第1図の場合には、
立上り部の両側にそれぞればねがあり、その両端
11a,11bは各々脛当てと後方脚当てとに取
付けてある。もちろん、美観の見地からこれらの
引張ばねは立上り部の側壁内に組入れられて隠れ
るようにするとよい。同様にその外形も図示した
ものと異つて、靴の外形に対応した組入れ易いも
のとすることができる。
て5は、上述した一時固定手段9があると同時に
この脚当てを脛当ての方え引き寄せようとする弾
性装置に引つぱられたまま安定した開放姿勢を保
持している。この弾性装置は第1図の場合には、
立上り部の両側にそれぞればねがあり、その両端
11a,11bは各々脛当てと後方脚当てとに取
付けてある。もちろん、美観の見地からこれらの
引張ばねは立上り部の側壁内に組入れられて隠れ
るようにするとよい。同様にその外形も図示した
ものと異つて、靴の外形に対応した組入れ易いも
のとすることができる。
第2図は本発明による靴の動作システムの変化
を一層詳細に示している。靴が安定した開放位置
にあつてスキーヤは殻体内にその足を挿入した
後、スキーヤが脚を前方に屈げる運動を行うと、
矢印12で示す力が横軸3を中心として前方に脛
当て4を傾ける変位が起る。その結果、操作挺子
7は同一の支点3の周りに矢印13で示す角変位
を生ずる。このため支点8は靴の長手方向で後方
に向つて第2図で「d」で示した量だけ変位させ
られる。さてこの支点8の後方えの変位は、同時
に脚当て5の下縁5″が後方にずれてロツクを離
脱させる。そこで鈎縁9′は下方殻体の後方にあ
る受座10から解放されることとなり、上記後方
脚当て5に一端を固定されているばね11の作用
によつて脚当ては矢印14で示すように、軸8の
周りに回転して脛当ての方に引寄せられる。スキ
ーヤの脚を脛当てで締める動作が始まつて済えば
その終了までスキーヤは立上り部の脛当てに脚の
曲げ力を与えることを中止し、立上り部の脛当て
は自身の弾性でその初期位置に復帰する(矢印1
5)。従つてスキーヤにとつては既にその脚への
締付姿勢になつている立上り部をロツクすること
しか残つていない。この場合、旧式の尾錠式留金
と革締帯を用いたり、本発明による有効な変形様
式に従つて、いかなる手動操作をも必要としない
で靴を緊締できる自動ロツク装置を用いる。
を一層詳細に示している。靴が安定した開放位置
にあつてスキーヤは殻体内にその足を挿入した
後、スキーヤが脚を前方に屈げる運動を行うと、
矢印12で示す力が横軸3を中心として前方に脛
当て4を傾ける変位が起る。その結果、操作挺子
7は同一の支点3の周りに矢印13で示す角変位
を生ずる。このため支点8は靴の長手方向で後方
に向つて第2図で「d」で示した量だけ変位させ
られる。さてこの支点8の後方えの変位は、同時
に脚当て5の下縁5″が後方にずれてロツクを離
脱させる。そこで鈎縁9′は下方殻体の後方にあ
る受座10から解放されることとなり、上記後方
脚当て5に一端を固定されているばね11の作用
によつて脚当ては矢印14で示すように、軸8の
周りに回転して脛当ての方に引寄せられる。スキ
ーヤの脚を脛当てで締める動作が始まつて済えば
その終了までスキーヤは立上り部の脛当てに脚の
曲げ力を与えることを中止し、立上り部の脛当て
は自身の弾性でその初期位置に復帰する(矢印1
5)。従つてスキーヤにとつては既にその脚への
締付姿勢になつている立上り部をロツクすること
しか残つていない。この場合、旧式の尾錠式留金
と革締帯を用いたり、本発明による有効な変形様
式に従つて、いかなる手動操作をも必要としない
で靴を緊締できる自動ロツク装置を用いる。
しかしながら本発明の実現は、足部殻体に関節
結合された脛当てに設けられた1個の支点に後方
脚当てが取付けられている靴に限定されるもので
はない。つまり本発明に基ずいた構造として、靴
を履く時のための開放位置に傾くことのできる後
方脚当て5が足部殻体1に直接、支点23で関節
結合されている構造もまた可能である。第3,
4,5の諸図に示した構造形式におにては屈曲力
の伝達手段14として後方脚当てに取付けたばね
15のもつ揺動腕14を利用するとか(第3図)、
脛当て4の下部に組合わされる押座24があつ
て、後方脚当ての受面25に働らくようにしたも
の(第5図)があることが判る。後者の例におい
て、一時固定手段(戻し弾性のあるロツク26)
は足部殻体と上記の後方脚当てとの間に備わり、
脚当ては第1,2図による実現形式の場合に説明
したものと類似の11の作用する力を受けなが
ら、その開放位置に保持されている。第3図の場
合には一時固定手段16が、第5図にその可能な
実現例の外観を図示したような関節付き腕部品1
4を介して足殻体と後方脚当ての間に設けられて
いる。この関節腕部品は支軸17によつて脚当て
の後方に揺動できるようになつた一種の鎧形のも
ので、この腕の上部には、その取付けに当つてば
ね15を挿入できるように鈎部分14′が設けて
ある。このばねは既知の方法によつて脚当て側ま
たは腕部品側に取付ける。腕部品の下方には2個
の突出部18,18′があり、その先端19,1
9′は脛当ての下方後端縁の対応する面20,2
0′に支えられている。更にこの腕部品の中央軸
部の下方には一種の爪21があり、後方脚当て5
が開放位置に固定される場合にはこの爪21が足
部殻体の対応する場所にある受座22に引つかか
るようになつている。
結合された脛当てに設けられた1個の支点に後方
脚当てが取付けられている靴に限定されるもので
はない。つまり本発明に基ずいた構造として、靴
を履く時のための開放位置に傾くことのできる後
方脚当て5が足部殻体1に直接、支点23で関節
結合されている構造もまた可能である。第3,
4,5の諸図に示した構造形式におにては屈曲力
の伝達手段14として後方脚当てに取付けたばね
15のもつ揺動腕14を利用するとか(第3図)、
脛当て4の下部に組合わされる押座24があつ
て、後方脚当ての受面25に働らくようにしたも
の(第5図)があることが判る。後者の例におい
て、一時固定手段(戻し弾性のあるロツク26)
は足部殻体と上記の後方脚当てとの間に備わり、
脚当ては第1,2図による実現形式の場合に説明
したものと類似の11の作用する力を受けなが
ら、その開放位置に保持されている。第3図の場
合には一時固定手段16が、第5図にその可能な
実現例の外観を図示したような関節付き腕部品1
4を介して足殻体と後方脚当ての間に設けられて
いる。この関節腕部品は支軸17によつて脚当て
の後方に揺動できるようになつた一種の鎧形のも
ので、この腕の上部には、その取付けに当つてば
ね15を挿入できるように鈎部分14′が設けて
ある。このばねは既知の方法によつて脚当て側ま
たは腕部品側に取付ける。腕部品の下方には2個
の突出部18,18′があり、その先端19,1
9′は脛当ての下方後端縁の対応する面20,2
0′に支えられている。更にこの腕部品の中央軸
部の下方には一種の爪21があり、後方脚当て5
が開放位置に固定される場合にはこの爪21が足
部殻体の対応する場所にある受座22に引つかか
るようになつている。
その他の構造形式によれば、本発明によるスキ
ー靴として、脛当ての関節軸27が後方脚当ての
支点と同一であるものを考えることもできる。か
かる実施例が第6ないし10図に示してある。こ
れらの例の内で第6図の場合には、部分的に第3
図の構造原理がここにも採用されており、その脛
当て4の下部に支持面28があり、これが脚から
の屈曲作用を伝える手段の肱部29と組合つて動
作する(揺動腕30にはばね15があり、これら
全体は後方脚当てに取付けてある)。しかしなが
ら第3図とは異つて第6図に図示した変形構造で
は、脛当てと後方脚当てとからなる立上り部の両
部品を結合する関節が唯1個27しかない。
ー靴として、脛当ての関節軸27が後方脚当ての
支点と同一であるものを考えることもできる。か
かる実施例が第6ないし10図に示してある。こ
れらの例の内で第6図の場合には、部分的に第3
図の構造原理がここにも採用されており、その脛
当て4の下部に支持面28があり、これが脚から
の屈曲作用を伝える手段の肱部29と組合つて動
作する(揺動腕30にはばね15があり、これら
全体は後方脚当てに取付けてある)。しかしなが
ら第3図とは異つて第6図に図示した変形構造で
は、脛当てと後方脚当てとからなる立上り部の両
部品を結合する関節が唯1個27しかない。
第7図は本発明によるスキー靴の別の1変形を
示し、その脚当ての支点と脛当ての関節軸とが前
例同様に共通となつている。この形式の構造で
は、屈曲作用の伝達機構および後方脚当ての一時
固定手段が靴の側壁厚さの中に納まり、かつ更に
正確には踝関節とほぼ等しい周辺に位置してい
る。本形式の構造の場合、既述の他の変形と同じ
くその一時固定手段は後方脚当てを確実に足部殻
体に固定できる。さて第8図は、かかる構造様式
の動作を詳細に図示している。一方第9aおよび
9b図では、かかる自動着靴式靴の機構の動作の
要点を示してある。
示し、その脚当ての支点と脛当ての関節軸とが前
例同様に共通となつている。この形式の構造で
は、屈曲作用の伝達機構および後方脚当ての一時
固定手段が靴の側壁厚さの中に納まり、かつ更に
正確には踝関節とほぼ等しい周辺に位置してい
る。本形式の構造の場合、既述の他の変形と同じ
くその一時固定手段は後方脚当てを確実に足部殻
体に固定できる。さて第8図は、かかる構造様式
の動作を詳細に図示している。一方第9aおよび
9b図では、かかる自動着靴式靴の機構の動作の
要点を示してある。
第7ないし9a図においては、後方脚当て5が
開放位置、つまり着靴できる状態にある。足部殻
体1はその両側に、靴の長手軸方向に直角の横向
き弾性板31をもつ。この弾性板31の各々には
後方脚当て5および脛当て4からくるそれぞれの
滑り面34,35と組み合つて働くための2つの
斜面32,33をもつ装置がある。後方脚当てに
備わつている滑り面34と組合つて働らくための
斜面32は靴の長手軸に対して前方に向いた鋭角
を形成する方向に置かれているが、脛当て側の滑
り面34は上記の斜面に平行である。斜面32の
端部は足部殻体の長手軸に垂直な面となつてい
て、ここは上記脚当ての滑り面に対応する段付部
37に噛み合うストツパー面36となつている。
足部殻体に脚当てを一時固定するのはこのような
構造になつている。後方脚当ては共通の関接支点
27に設けられたらせん状または枝状ばね38の
作用でストツパ面を絶えず圧されている。弾性板
の上部には上述の第2の斜面33があるが、この
傾斜は長手軸に関して対称である。この斜面33
は脛当て4に設けられた対応する滑り面と組合つ
て、上記脛当てに加わる屈曲作用の伝達手段とな
つている。
開放位置、つまり着靴できる状態にある。足部殻
体1はその両側に、靴の長手軸方向に直角の横向
き弾性板31をもつ。この弾性板31の各々には
後方脚当て5および脛当て4からくるそれぞれの
滑り面34,35と組み合つて働くための2つの
斜面32,33をもつ装置がある。後方脚当てに
備わつている滑り面34と組合つて働らくための
斜面32は靴の長手軸に対して前方に向いた鋭角
を形成する方向に置かれているが、脛当て側の滑
り面34は上記の斜面に平行である。斜面32の
端部は足部殻体の長手軸に垂直な面となつてい
て、ここは上記脚当ての滑り面に対応する段付部
37に噛み合うストツパー面36となつている。
足部殻体に脚当てを一時固定するのはこのような
構造になつている。後方脚当ては共通の関接支点
27に設けられたらせん状または枝状ばね38の
作用でストツパ面を絶えず圧されている。弾性板
の上部には上述の第2の斜面33があるが、この
傾斜は長手軸に関して対称である。この斜面33
は脛当て4に設けられた対応する滑り面と組合つ
て、上記脛当てに加わる屈曲作用の伝達手段とな
つている。
第9aおよび9b図には本発明によるスキー靴
の動作が説明されている。
の動作が説明されている。
スキーヤによつて矢印39で示した前方への屈
曲が脛当て4に加えられた時、脛当て4の剛性側
壁にある滑り面35から斜面33に加わる作用
で、足部殻体の弾性板31が靴の内方に変位す
る。すると上記板31の下方斜面32はそれ自身
も同時に上記足部殻体の内側に向つて押されて
(第9b図の矢印40)、後方脚当てのストツパー
面36から隠れる。そこで戻しばね38の作用の
ために後方脚当て5はストツパー‘面の開放と同
時に自動的に引寄せられる(第9b図矢印41)。
後方脚当てがスキーヤの脚の方に引寄せられた後
は、脚当てを前方に倒することから生ずる締付け
力の作用でロツクが行われる自動ロツク手段を備
えていない場合には、既知の緊締手段によつて立
上り部全体を緊締することが残つているだけであ
る。脱靴のための脚当て開放を実現する動作機構
は容易に説明できる。すなわち諸部品相互間の動
きと変位を逆方向に辿つてゆくのにも同じく第9
図を使用すると、脚当て5の滑り面34は板31
の下方斜面32の上を移動してゆき、受面36に
段付部37が引つかかつて安定した開放位置に達
するまで続く。もちろん弾性板31は足部殻体と
は異る性質の材料でもよいし、同一材料でも差支
えない。第8図に描いた例は、板が内方に脱出し
易いように逃げくびれ42を設ける案を示してい
る。
曲が脛当て4に加えられた時、脛当て4の剛性側
壁にある滑り面35から斜面33に加わる作用
で、足部殻体の弾性板31が靴の内方に変位す
る。すると上記板31の下方斜面32はそれ自身
も同時に上記足部殻体の内側に向つて押されて
(第9b図の矢印40)、後方脚当てのストツパー
面36から隠れる。そこで戻しばね38の作用の
ために後方脚当て5はストツパー‘面の開放と同
時に自動的に引寄せられる(第9b図矢印41)。
後方脚当てがスキーヤの脚の方に引寄せられた後
は、脚当てを前方に倒することから生ずる締付け
力の作用でロツクが行われる自動ロツク手段を備
えていない場合には、既知の緊締手段によつて立
上り部全体を緊締することが残つているだけであ
る。脱靴のための脚当て開放を実現する動作機構
は容易に説明できる。すなわち諸部品相互間の動
きと変位を逆方向に辿つてゆくのにも同じく第9
図を使用すると、脚当て5の滑り面34は板31
の下方斜面32の上を移動してゆき、受面36に
段付部37が引つかかつて安定した開放位置に達
するまで続く。もちろん弾性板31は足部殻体と
は異る性質の材料でもよいし、同一材料でも差支
えない。第8図に描いた例は、板が内方に脱出し
易いように逃げくびれ42を設ける案を示してい
る。
第10ないし10b図に示した実現様式では、
後方脚当て5を開放位置のまま足部殻体1に固定
するために横受座42があり、上記脚当ての下部
から下方に伸びた支脚43がこれに支えられてい
る。この脚当ては脛当て4と共通の支軸27で足
部殻体に関節結合されている。更に前述の構造の
1つと類似した方式の戻しばね11が常時、後方
脚当てを戻そうとするように作用している。受座
42のために脚当て5は開放位置に保持されてい
る。スキーヤが前方に脚を倒して脛当て4を動か
すと、脛当ては軸27の周りに傾く。この脛当て
も上記支点27から下方に延長されて斜面45を
もつ操作脚44をもつている。この斜面部は脛当
てによつて起る部分的回転のために脚当ての支脚
43の下に移動する。脛当ての斜面45は刃物の
片刃のようになつていて先端が後ろに向いている
ので、脚当て側の延長脚部43の前方にある斜面
46と噛合つて第10a図に示したようになつて
いる。さて脚の屈曲が進むと支脚43は足部殻体
から離れてゆく。操作脚部44の厚みは受座42
の段差より大きいので、脚部43の側面43′と
上記受座との接触は完全になくなる。この結果、
瞬間的に脚当てと足部殻体との固定は離脱され、
ばね11の絶えず脚当てを前方に戻そうとしてい
る力が働いて上記の脚当て5は脛当て4に向つて
寄つてくる。脚部43と44は立上り部に付加的
接合して製造してもよいがその各部の本体と一体
で鋳込んでもよい。第、10ないし10a図に示
す後者の場合には、この脚部4に小さな溝47を
設けたものにしておくと、上述した具合に足部殻
体のロツクを離脱する時に横に曲り易くすること
ができる。
後方脚当て5を開放位置のまま足部殻体1に固定
するために横受座42があり、上記脚当ての下部
から下方に伸びた支脚43がこれに支えられてい
る。この脚当ては脛当て4と共通の支軸27で足
部殻体に関節結合されている。更に前述の構造の
1つと類似した方式の戻しばね11が常時、後方
脚当てを戻そうとするように作用している。受座
42のために脚当て5は開放位置に保持されてい
る。スキーヤが前方に脚を倒して脛当て4を動か
すと、脛当ては軸27の周りに傾く。この脛当て
も上記支点27から下方に延長されて斜面45を
もつ操作脚44をもつている。この斜面部は脛当
てによつて起る部分的回転のために脚当ての支脚
43の下に移動する。脛当ての斜面45は刃物の
片刃のようになつていて先端が後ろに向いている
ので、脚当て側の延長脚部43の前方にある斜面
46と噛合つて第10a図に示したようになつて
いる。さて脚の屈曲が進むと支脚43は足部殻体
から離れてゆく。操作脚部44の厚みは受座42
の段差より大きいので、脚部43の側面43′と
上記受座との接触は完全になくなる。この結果、
瞬間的に脚当てと足部殻体との固定は離脱され、
ばね11の絶えず脚当てを前方に戻そうとしてい
る力が働いて上記の脚当て5は脛当て4に向つて
寄つてくる。脚部43と44は立上り部に付加的
接合して製造してもよいがその各部の本体と一体
で鋳込んでもよい。第、10ないし10a図に示
す後者の場合には、この脚部4に小さな溝47を
設けたものにしておくと、上述した具合に足部殻
体のロツクを離脱する時に横に曲り易くすること
ができる。
しかしながら更に、後方脚当てを可動脛当てに
対して開放位置に固定できる靴の考案に依存する
その他の実現形式がある。この場合にも脚当てと
脛当てとの関節が別個または共通の軸となつてい
る諸構造形式を考えることができる。以下に示す
実施例は本発明の範囲を制限しないで示したもの
である。
対して開放位置に固定できる靴の考案に依存する
その他の実現形式がある。この場合にも脚当てと
脛当てとの関節が別個または共通の軸となつてい
る諸構造形式を考えることができる。以下に示す
実施例は本発明の範囲を制限しないで示したもの
である。
第11および11a図は描写の簡素化のため故
意に、脛当ての関節と後方脚当ての支点とに関連
した構造的配置の詳細のみに限つて示している。
本実現様式では脛当て4が足部殻体に対して関節
48で結合されているが、後方脚当て5は前者と
は別個の第2の支点49に取付けてある。脛当て
4の後縁50は上記脚当ての関節耳部52の前縁
51と重なつていて、その重畳部分に屈曲力伝達
手段と脚当ての一時固定手段とを設けることがで
きる。前記の諸図面に関して既に述べた通り、後
方脚当てを脚に緊締する位置まで戻す手段は、脛
当てと脚当ての間(第2,5図参照)とか、足部
殻体と脚当ての間(第7図参照)とかに弾性装置
を設ければよい。第11図では後方脚当て4が開
放位置にあり、戻しばね(図には示してない)は
伸長状態にある。この安定開放姿勢は脚当ての関
節耳部52から伸び、斜面58をもつ脚部56の
媒介によつて実現される。この脚部は靴の横方向
に撓み易くしてあり、同時に脛当ての下方後縁5
0の中で脚当てと重なつている部分に設けた凹み
55に引つかかることによつて脚当てを開放位置
に保持できるようになつている。この凹みは関節
軸48より後方に設け、支点48,49と上記の
凹み55とによつてできる三角形の頂点に位置さ
せて安定した平行系を作らせるのがよい。スキー
ヤが脛当てに曲げ力を加えると、この力は脛当て
から凹み55の斜面57を経て脚当ての一時固定
脚部56に伝わる。この支持面は一時固定脚部5
6の逃がし斜面58の上を滑り、脛当てを凹み5
5の外へ離脱させようとする。ばねは常時、脛当
てに作用しているのに、脚当てはその位置に静止
できず、スキーヤの脚下部を緊締する位置に動か
される。一方スキーヤが靴を脱ごうとする場合に
は、反対に脚当て5が後方に離れ、一時固定脚5
6は脛当て4の凹み55の中に納まつて、ロツク
面59が上記脚部の下方斜面60に当つて留るに
至る。
意に、脛当ての関節と後方脚当ての支点とに関連
した構造的配置の詳細のみに限つて示している。
本実現様式では脛当て4が足部殻体に対して関節
48で結合されているが、後方脚当て5は前者と
は別個の第2の支点49に取付けてある。脛当て
4の後縁50は上記脚当ての関節耳部52の前縁
51と重なつていて、その重畳部分に屈曲力伝達
手段と脚当ての一時固定手段とを設けることがで
きる。前記の諸図面に関して既に述べた通り、後
方脚当てを脚に緊締する位置まで戻す手段は、脛
当てと脚当ての間(第2,5図参照)とか、足部
殻体と脚当ての間(第7図参照)とかに弾性装置
を設ければよい。第11図では後方脚当て4が開
放位置にあり、戻しばね(図には示してない)は
伸長状態にある。この安定開放姿勢は脚当ての関
節耳部52から伸び、斜面58をもつ脚部56の
媒介によつて実現される。この脚部は靴の横方向
に撓み易くしてあり、同時に脛当ての下方後縁5
0の中で脚当てと重なつている部分に設けた凹み
55に引つかかることによつて脚当てを開放位置
に保持できるようになつている。この凹みは関節
軸48より後方に設け、支点48,49と上記の
凹み55とによつてできる三角形の頂点に位置さ
せて安定した平行系を作らせるのがよい。スキー
ヤが脛当てに曲げ力を加えると、この力は脛当て
から凹み55の斜面57を経て脚当ての一時固定
脚部56に伝わる。この支持面は一時固定脚部5
6の逃がし斜面58の上を滑り、脛当てを凹み5
5の外へ離脱させようとする。ばねは常時、脛当
てに作用しているのに、脚当てはその位置に静止
できず、スキーヤの脚下部を緊締する位置に動か
される。一方スキーヤが靴を脱ごうとする場合に
は、反対に脚当て5が後方に離れ、一時固定脚5
6は脛当て4の凹み55の中に納まつて、ロツク
面59が上記脚部の下方斜面60に当つて留るに
至る。
第12ないし13図は別の一実施例を示してお
り、この場合、後方脚当ての固定は可動脛当てに
対して行われる。本発明によるこの靴構造では脛
当ての関節と脚当ての支点とは軸27で共通して
いる。脛当てと後方脚当てとは軸27から更に下
方に伸びた部分、すなわち両者それぞれに操作脚
61と保持脚62とが設けられ、これらが噛み合
うように作られている。更にばね11が、既に述
べたと同様に立上りの両部品の間に設けてある。
この構造様式においては、これまで述べてきたも
のとはその動作が幾分異なつている。それは脛当
てに加わる屈曲力が直接、脚当ての固定手段に伝
わるのではなくて、下方殻体1に設けた斜面63
を経て加わる点である。第12図はこのような靴
構造で、着靴前の状態、すなわち脚当てが後方に
倒れている状態を示している。スキーヤの脚に靴
を緊締させるためには、スキーヤは常に前方に屈
曲をし、この力が脛当てと一体の操作脚部61の
近辺に伝わる。この力は更に負荷を受ける足部殻
体の側壁面に垂直な力を生じ、上記の脛当ては軸
27の周りに回転し、結局、脚部61は足部殻体
の斜面63の上を撫でて通る。その結果、斜面6
3の面において反作用力が生れ、上記の脚部を足
部殻体から離す。そこで脚部61のかかる横変位
によつて脚部61の前側面にある支持座64に接
触している一時固定脚部62が開放される。戻し
ばね11の作用により脚当ては絶えず前方に引か
れている。そこで脚部62は足部殻体の面1と6
1との間に挿まつて、軸27の周りを回転し、締
付け位置を占めるに至る。これと反対に後方脚当
てを開くには、スキ―ヤは後方脚当てを後方に倒
すと、逃がし斜面65をもつ一時固定脚部62が
操作脚部61の下側を滑つて、やがては足部殻体
に操作脚部がくつつく位置をとるに至らせ、一時
固定脚部62のロツク面66と操作脚部61の受
面64との噛み合いが実現される。第12図の図
面の理解を補なうために、第13図には足部殻体
の一部外観図を描いてあり、離脱斜面65の特別
な構造を示している。
り、この場合、後方脚当ての固定は可動脛当てに
対して行われる。本発明によるこの靴構造では脛
当ての関節と脚当ての支点とは軸27で共通して
いる。脛当てと後方脚当てとは軸27から更に下
方に伸びた部分、すなわち両者それぞれに操作脚
61と保持脚62とが設けられ、これらが噛み合
うように作られている。更にばね11が、既に述
べたと同様に立上りの両部品の間に設けてある。
この構造様式においては、これまで述べてきたも
のとはその動作が幾分異なつている。それは脛当
てに加わる屈曲力が直接、脚当ての固定手段に伝
わるのではなくて、下方殻体1に設けた斜面63
を経て加わる点である。第12図はこのような靴
構造で、着靴前の状態、すなわち脚当てが後方に
倒れている状態を示している。スキーヤの脚に靴
を緊締させるためには、スキーヤは常に前方に屈
曲をし、この力が脛当てと一体の操作脚部61の
近辺に伝わる。この力は更に負荷を受ける足部殻
体の側壁面に垂直な力を生じ、上記の脛当ては軸
27の周りに回転し、結局、脚部61は足部殻体
の斜面63の上を撫でて通る。その結果、斜面6
3の面において反作用力が生れ、上記の脚部を足
部殻体から離す。そこで脚部61のかかる横変位
によつて脚部61の前側面にある支持座64に接
触している一時固定脚部62が開放される。戻し
ばね11の作用により脚当ては絶えず前方に引か
れている。そこで脚部62は足部殻体の面1と6
1との間に挿まつて、軸27の周りを回転し、締
付け位置を占めるに至る。これと反対に後方脚当
てを開くには、スキ―ヤは後方脚当てを後方に倒
すと、逃がし斜面65をもつ一時固定脚部62が
操作脚部61の下側を滑つて、やがては足部殻体
に操作脚部がくつつく位置をとるに至らせ、一時
固定脚部62のロツク面66と操作脚部61の受
面64との噛み合いが実現される。第12図の図
面の理解を補なうために、第13図には足部殻体
の一部外観図を描いてあり、離脱斜面65の特別
な構造を示している。
本発明は既述した実施例の諸図面に限定される
ものではないし、指摘した装置と構想との組合せ
は本発明の範囲内にあることは技術者とつて云う
までもないことである。
ものではないし、指摘した装置と構想との組合せ
は本発明の範囲内にあることは技術者とつて云う
までもないことである。
第1図は本発明による代表的実施例を図式的に
示す。第2図は第1図の形式の靴の緊締動作して
いる途中の諸段階を示す。第3図ないし10図は
脚当てを下部殻体に固定する諸考案を応用した、
本発明による各種の靴構造様式を図示し、これら
の内の若干(第3図および第5図)は脛当てと後
方脚当てとの関節が別個になつている。 第11図ないし13図は本発明による2種類の
靴構造様式であつて、脛当てに後方脚当てを固定
する考案を応用している。 〔主要部分の符号の説明〕、前方部品……4、
後方脚当て……5、弾性装置……11,15,3
8,59、一時固定手段……9,21,26,3
7,46、伝達手段……7,14,24,30,
35,45,57,61。
示す。第2図は第1図の形式の靴の緊締動作して
いる途中の諸段階を示す。第3図ないし10図は
脚当てを下部殻体に固定する諸考案を応用した、
本発明による各種の靴構造様式を図示し、これら
の内の若干(第3図および第5図)は脛当てと後
方脚当てとの関節が別個になつている。 第11図ないし13図は本発明による2種類の
靴構造様式であつて、脛当てに後方脚当てを固定
する考案を応用している。 〔主要部分の符号の説明〕、前方部品……4、
後方脚当て……5、弾性装置……11,15,3
8,59、一時固定手段……9,21,26,3
7,46、伝達手段……7,14,24,30,
35,45,57,61。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前部分すなわち「脛当て」と後部分すなわち
「後部覆い」とから成る靴の胴部が、少なくとも
部分的に硬質の殻体低部上にヒンジ結合され、か
つ前記前部分および後部分をスキーヤーの脚部に
対してロツクする手段を備えた後方開放型スキー
靴において、 前記胴部の前部分4に掛かる脚部の屈曲応力の
作用により、前記胴部の後部覆い5が開放位置か
ら前記屈曲応力の中継手段7,14,24,3
0,35,45,57,61を介してスキーヤー
の脚部に対して閉じられる使用位置まで移行し、
前記中継手段は、前記後部覆い5を弾性装置1
1,15,38,59の応力に抗して開放位置に
維持する、その固定用位置の保持手段9,21,
26,37,46,66を自由にすることを特徴
とするスキー靴。 2 前記屈曲応力の中継手段が、前記後部覆いと
殻体低部との間に配設された該後部覆いの保持手
段と協働することを特徴とする特許請求の範囲第
1項によるスキー靴。 3 前記屈曲応力の中継手段が、前記後部覆いと
脛当てとの間に配設された該後部覆いの保持手段
と協働することを特徴とする特許請求の範囲第1
項によるスキー靴。 4 前記脛当ておよび前記後部覆いが、それぞ
れ、前者は前記後部覆いに対して、また後者は前
記脛当てに対してヒンジ結合されることを特徴と
する特許請求の範囲第1項または第2項によるス
キー靴。 5 前記脛当ておよび前記後部覆いが別個の軸に
沿つて前記殻体低部にヒンジ結合されることを特
徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第
3項によるスキー靴。 6 前記脛当ておよび前記後部覆いが同一の軸に
沿つて前記殻体低部にヒンジ結合されることを特
徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第
3項によるスキー靴。 7 前記脛当てに対する閉鎖位置に前記後部覆い
を引き戻す弾性装置が該後部覆いと前記脛当てと
の間に配設されることを特徴とする特許請求の範
囲第1項ないし第6項のいずれか1によるスキー
靴。 8 前記脛当てに対する閉鎖位置に前記後部覆い
を引き戻す弾性装置が該後部覆いと前記殻体低部
との間に配設されることを特徴とする特許請求の
範囲第1項ないし第7項のいずれか1によるスキ
ー靴。 9 前記弾性装置が前記胴部の両側壁に配設さ
れ、その連結点が、一方は脛当て上に、また他方
は後部覆い上にあることを特徴とする特許請求の
範囲第7項または第8項によるスキー靴。 10 前記弾性装置が前記後部覆いの枢軸の回り
に配設されることを特徴とする特許請求の範囲第
7項または第8項によるスキー靴。 11 前記弾性装置が、屈曲応力を中継する前記
後部覆い上にヒンジ結合された腕部を介して、前
記後部覆いと前記殻体低部との間に配設されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第8項によるスキ
ー靴。 12 前記弾性装置が螺旋ばねからなることを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第11項に
よるスキー靴。 13 前記弾性装置が渦巻きばねからなることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第12項
によるスキー靴。 14 前記屈曲応力の中継手段が前記脛当て4の
低部の軸間距離「l」によつて規定されるレバー
7の腕部からなり、これに対して前記保持手段
が、前記後部覆い5の踵区域に位置しかつ前記殻
体低部の踵部の外周上に位置する、爪またはスト
ツパー10と協働する保持用リブまたは溝により
構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1
項、第2項または第4項によるスキー靴。 15 前記屈曲応力の中継手段が、一方では前記
脛当ての低部に支承され、かつ他方では前記後部
覆いにヒンジ結合された肘形の腕部により構成さ
れ、これに対し、ヒンジ結合された腕部に配設さ
れ、かつ前記殻体低部の踵部内に配置された切り
込みと係合する保持用突起が前記後部覆いの保持
手段と成ることを特徴とする特許請求の範囲第5
項または第6項によるスキー靴。 16 前記ヒンジ結合された腕部の上部分が前記
後部覆いと前記ヒンジ連結された腕部間に収容さ
れる弾性材料製のブロツクからなる連結手段を含
むことを特徴とする特許請求の範囲第15項によ
るスキー靴。 17 前記屈曲応力の中継手段が、前記脛当て低
部を後方へ伸び出させるとともに前記後部覆いの
前方低部の支承面25と協働する押圧面24で構
成され、これに対し、前記後部覆いの踵部の外側
部分に配置した切り込み22と協働する該後部覆
いの下部壁の内側に配置された突起26が前記後
部覆いの保持手段と成ることを特徴とする特許請
求の範囲第1項、第2項、第3項または第5項に
よるスキー靴。 18 前記屈曲応力の中継手段が、ヒンジ結合軸
27の上方にある区域内で前記脛当ての内壁上に
位置するとともに、前記殻体低部に由来する可撓
性を有する薄板31上に取り付けられた滑り面と
協働する斜面35により構成され、これに対し、
前記可撓性を有する薄板は前記後部覆い5に由来
する肩部37と協働する停止用ストツパー面36
を含み、前記中継手段は前記ヒンジ結合軸27と
同心的に取り付けられた枝ばね38の効果に抗し
て前記後部覆いの保持手段と成ることを特徴とす
る特許請求の範囲第6項、第7項または第8項に
よるスキー靴。 19 前記屈曲応力の中継手段が、前記後部覆い
と共通のヒンジ結合軸27を越えて前記脛当ての
低部の下方延長部上に位置し、かつ前記後部覆い
を下方へ伸び出させる支承用脚部43上に配置し
た対斜面46と協働する斜面45で構成され、こ
れに対し、前記支承用脚部43は前記殻体低部の
ストツパー42と接触するようになり、前記中継
手段は前記後部覆いの保持手段と成ることを特徴
とする特許請求の範囲第1項、第2項または第6
項によるスキー靴。 20 前記屈曲応力の中継手段が、前記ヒンジ結
合軸48の上方に位置し、かつ前記後部覆いに由
来する隠蔽可能な爪56の対斜面58と協働する
脛当て低部の内壁の凹部55内に配置した斜面5
7で構成され、これに対し、前記爪はまた、前記
凹部のストツパー60と接触する保持面59を含
み、前記中継手段は前記後部覆いの保持手段と成
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第3
項または第5項によるスキー靴。 21 前記屈曲応力の中継手段が、前記後部覆い
の両側壁上に位置し、かつ該後部覆いと共通のヒ
ンジ結合軸27を越えて前記脛当て低部の下方部
分を伸び出させる制御用脚部61と協働する斜面
63で構成され、これに対し、前記制御用脚部6
1の前部分は保持用脚部62のストツパー66と
接触する保持面64を含み、前記中継手段は前記
後部覆いの保持手段と成ることを特徴とする特許
請求の範囲第1項、第3項または第6項によるス
キー靴。 22 前記保持用脚部62が、閉鎖位置から開放
位置まで前記後部覆いの保持用脚部62を確実に
移行させる斜面65を含むことを特徴とする特許
請求の範囲第21項によるスキー靴。 23 前記脛当てと後部覆いの鎖錠手段6が、開
放位置から閉鎖位置まで該後部覆いの傾働によつ
て伝達される戻し応力により自動的にクリツク嵌
合する部分で構成されることを特徴とする特許請
求の範囲第1項ないし第23項のいずれか1によ
るスキー靴。 24 前記鎖錠手段が靴胴部の上部分の両側に位
置することを特徴とする特許請求の範囲第23項
によるスキー靴。 25 前記鎖錠手段6を構成する部分のクリツク
嵌合が前記構成部分の相互並進により行われるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第23項または第
24項によるスキー靴。 26 前記鎖錠手段6を構成する部分のクリツク
嵌合が前記構成部分の相互折り返しにより行われ
ることを特徴とする特許請求の範囲第23項また
は第24項によるスキー靴。
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