JPH0375224B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0375224B2 JPH0375224B2 JP63192620A JP19262088A JPH0375224B2 JP H0375224 B2 JPH0375224 B2 JP H0375224B2 JP 63192620 A JP63192620 A JP 63192620A JP 19262088 A JP19262088 A JP 19262088A JP H0375224 B2 JPH0375224 B2 JP H0375224B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyclone separator
- fluid
- ceiling plate
- downward
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cyclones (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は流体中に含まれる固体粒子を、流体と
固体とに分離するサイクロンセパレータに関す
る。さらに詳しくは圧力損失を低減し、集塵効率
を向上させたサイクロンセパレータに関する。 〔従来の技術〕 第2図に示す如く従来のサイクロンセパレータ
では、円筒部3と、その下端に連接するコーン部
4とを有し、円筒部上部には含塵流体を導入する
流体導入口1が切線上に設けられている。導入し
た流体を排出する流体排出ダクト6は、サイクロ
ンセパレータ本体の円筒部3の上端に載置してい
る天井板2を貫通して設けられている。天井板2
より該円筒部3内に流体排出ダクトと同一軸芯上
に内筒5が垂下されている。 サイクロンセパレータ内に導入された固形粒子
を含んだ含塵流体は、円筒部3と内筒5の間で形
成される空間部に導かれ、この部分で旋回下降流
となり、この際発生する遠心力により流体中の固
体粒子は円筒部3およびコーン部4の内壁側に移
動し、重力により内壁に沿つて下方に落下する。 一方流体は旋回しながら下降し内筒5の下端部
で反転して旋回上昇流となり、内筒5を通つて流
体排出ダクト6より排出される。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来のサイクロンセパレータでは流体が水
平に導入されるため、サイクロンセパレータ内で
の旋回下降流の降下角度が小さく必要以上に流体
がサイクロンセパレータ内を旋回し、旋回下降流
と上昇流との境界領域の圧力損失が増大する原因
になつていた。 従来、サイクロンセパレータ内に導入される含
塵流体が、流体排出ダクト6にシヨートパスする
のを防止するため、サイクロンセパレータ内に内
筒5を垂下しているが、特に取り扱う流体が高温
のガス等の場合、内筒5の損耗が激しく度々内筒
5を取り替える必要があつた。 上記問題点を解決する目的で種々検討を行つた
結果、次に示す装置を開発するに至つた。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は次の技術手段を備える。 (1) サイクロンセパレータの天井板を、円筒部上
端より中心に向かつて下方に傾斜させる。サイ
クロンセパレータ内には内筒を設けない。 (2) サイクロンセパレータの天井板を斜め下方向
に傾斜させる際、その天井板の形状を凹面状、
凸面状または凹凸面を持たせた形状とする。 〔作用〕 サイクロンセパレータ内に導入される流体は、
サイクロンセパレータに導入される前はダクト内
を水平に流れているが、本発明のサイクロンセパ
レータに導入される時点で、サイクロンセパレー
タの天井板が外径側から中央側に向つて下方に傾
斜しているため、導入流体はサイクロンセパレー
タの内壁方向と斜め下方向に流動方向を曲げら
れ、内壁に添つた旋回下降流となる。この際旋回
下降流の下降角度は、天井が水平に設置されてい
る場合に比べて大きくなるため、旋回下降流およ
び旋回上昇流の旋回回数が減少し、圧力損失が低
下する。 さらに分離されてサイクロンセパレータ内壁に
沿つて下方に移動する固体も、流体の旋回回数の
減少に伴いその旋回回数も減少するので、速やか
にサイクロンセパレータの内壁に沿つて下方に移
動し外部に排出される。 またサイクロンセパレータの天井部を傾斜させ
ることにより、導入された流体は、流動方向を下
方に曲げられるので、内筒を設けなくとも流体排
出ダクトにシヨートパスすることはない。 サイクロンの天井部の形状を上に凸の形状とし
た場合、導入された気流を旋回下降流にする作用
は該天井板を直面または上に凹面状とした場合と
同様であり、大容量かつ高含塵濃度の気流を処理
する場合に適している。また、天井部の形状を上
に凹の形状とした場合、旋回流を下降させる作用
が大きくなる。従つて、サイクロン天井板の形状
は、処理すべき気流の量、含塵濃度、サイクロン
本体部の形状等に応じて適宜選択すれば良い。 本発明のサイクロンセパレータは天井部を下方
に傾斜させることにより、見掛け上の設置高さを
減少することができ、直列に多段のサイクロンセ
パレータを設置する場合、全体の高さを低くする
ことができる。 流体導入路は、サイクロンセパレータの円筒部
にスパイラル状に接続されており、その天井部は
水平面とし、少なくともスパイラルの末端までは
平坦とすることが望ましい。 サイクロンセパレータの排出ダクトは、円筒部
の中心軸と同一軸上に設ければよいが、第3図に
示すごとく流体導入路のスパイラルの末端から流
体の進行方向に1/2周以上進行した区域に円筒
部3の中心から偏心させて設けても良い。 なお、サイクロンセパレータの内筒は設けない
が、固形物を分離した流体を排出ダクトに導く任
意形状の板を天井部より垂下することは、圧力損
失をさらに低下させるので好適である。 サイクロンセパレータ天井部の傾斜角について
は、サイクロンセパレータの直径並びに高さに応
じてサイクロンセパレータ内の下降流を考慮して
決定すればよく、特に限定されないが流体排出ダ
クトの下端が、流体導入口の高さの20〜80%の高
さ位置に位置するのがよく、50%程度とするのが
好適である。 〔実施例〕 第1図は本発明の実施例を示すものであり、こ
れをもとにして本発明を詳細に説明する。 含塵流体は、流体導入口1を経由してサイクロ
ンセパレータ本体に導入される。導入された含塵
流体は天井板2が下方に傾斜しているため斜め下
方向に誘導され、円筒部3内の外周側空間部を、
旋回下降し、コーン部4に至り、ここで反転し旋
回上昇流となり、流体排出ダクト6よりサイクロ
ンセパレータ外に流出される。 一方流体中の固体は、旋回による遠心力で流体
より分離され、円筒部3並びにコーン部4の内壁
に沿つてを旋回しながら重力により下方に移動し
排出口7よりサイクロンセパレータ外に排出され
る。また、流体導入路のスパイラル部の底面8を
傾斜をもたせているため、固体の堆積は見られな
かつた。 従来のサイクロンセパレータと、同一径を有す
る実施例1に示すサイクロンセパレータを用い
て、それぞれサイクロンセパレータへの入口風速
を同一として、圧力損失および集塵効率を調査し
た結果は、第1表に示す通りであり、本発明のサ
イクロンセパレータの方が圧力損失が小さいこと
が判明した。さらに、サイクロンセパレータ本体
円筒部の高さを見掛上20〜30%低くできることも
判明した。
固体とに分離するサイクロンセパレータに関す
る。さらに詳しくは圧力損失を低減し、集塵効率
を向上させたサイクロンセパレータに関する。 〔従来の技術〕 第2図に示す如く従来のサイクロンセパレータ
では、円筒部3と、その下端に連接するコーン部
4とを有し、円筒部上部には含塵流体を導入する
流体導入口1が切線上に設けられている。導入し
た流体を排出する流体排出ダクト6は、サイクロ
ンセパレータ本体の円筒部3の上端に載置してい
る天井板2を貫通して設けられている。天井板2
より該円筒部3内に流体排出ダクトと同一軸芯上
に内筒5が垂下されている。 サイクロンセパレータ内に導入された固形粒子
を含んだ含塵流体は、円筒部3と内筒5の間で形
成される空間部に導かれ、この部分で旋回下降流
となり、この際発生する遠心力により流体中の固
体粒子は円筒部3およびコーン部4の内壁側に移
動し、重力により内壁に沿つて下方に落下する。 一方流体は旋回しながら下降し内筒5の下端部
で反転して旋回上昇流となり、内筒5を通つて流
体排出ダクト6より排出される。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来のサイクロンセパレータでは流体が水
平に導入されるため、サイクロンセパレータ内で
の旋回下降流の降下角度が小さく必要以上に流体
がサイクロンセパレータ内を旋回し、旋回下降流
と上昇流との境界領域の圧力損失が増大する原因
になつていた。 従来、サイクロンセパレータ内に導入される含
塵流体が、流体排出ダクト6にシヨートパスする
のを防止するため、サイクロンセパレータ内に内
筒5を垂下しているが、特に取り扱う流体が高温
のガス等の場合、内筒5の損耗が激しく度々内筒
5を取り替える必要があつた。 上記問題点を解決する目的で種々検討を行つた
結果、次に示す装置を開発するに至つた。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は次の技術手段を備える。 (1) サイクロンセパレータの天井板を、円筒部上
端より中心に向かつて下方に傾斜させる。サイ
クロンセパレータ内には内筒を設けない。 (2) サイクロンセパレータの天井板を斜め下方向
に傾斜させる際、その天井板の形状を凹面状、
凸面状または凹凸面を持たせた形状とする。 〔作用〕 サイクロンセパレータ内に導入される流体は、
サイクロンセパレータに導入される前はダクト内
を水平に流れているが、本発明のサイクロンセパ
レータに導入される時点で、サイクロンセパレー
タの天井板が外径側から中央側に向つて下方に傾
斜しているため、導入流体はサイクロンセパレー
タの内壁方向と斜め下方向に流動方向を曲げら
れ、内壁に添つた旋回下降流となる。この際旋回
下降流の下降角度は、天井が水平に設置されてい
る場合に比べて大きくなるため、旋回下降流およ
び旋回上昇流の旋回回数が減少し、圧力損失が低
下する。 さらに分離されてサイクロンセパレータ内壁に
沿つて下方に移動する固体も、流体の旋回回数の
減少に伴いその旋回回数も減少するので、速やか
にサイクロンセパレータの内壁に沿つて下方に移
動し外部に排出される。 またサイクロンセパレータの天井部を傾斜させ
ることにより、導入された流体は、流動方向を下
方に曲げられるので、内筒を設けなくとも流体排
出ダクトにシヨートパスすることはない。 サイクロンの天井部の形状を上に凸の形状とし
た場合、導入された気流を旋回下降流にする作用
は該天井板を直面または上に凹面状とした場合と
同様であり、大容量かつ高含塵濃度の気流を処理
する場合に適している。また、天井部の形状を上
に凹の形状とした場合、旋回流を下降させる作用
が大きくなる。従つて、サイクロン天井板の形状
は、処理すべき気流の量、含塵濃度、サイクロン
本体部の形状等に応じて適宜選択すれば良い。 本発明のサイクロンセパレータは天井部を下方
に傾斜させることにより、見掛け上の設置高さを
減少することができ、直列に多段のサイクロンセ
パレータを設置する場合、全体の高さを低くする
ことができる。 流体導入路は、サイクロンセパレータの円筒部
にスパイラル状に接続されており、その天井部は
水平面とし、少なくともスパイラルの末端までは
平坦とすることが望ましい。 サイクロンセパレータの排出ダクトは、円筒部
の中心軸と同一軸上に設ければよいが、第3図に
示すごとく流体導入路のスパイラルの末端から流
体の進行方向に1/2周以上進行した区域に円筒
部3の中心から偏心させて設けても良い。 なお、サイクロンセパレータの内筒は設けない
が、固形物を分離した流体を排出ダクトに導く任
意形状の板を天井部より垂下することは、圧力損
失をさらに低下させるので好適である。 サイクロンセパレータ天井部の傾斜角について
は、サイクロンセパレータの直径並びに高さに応
じてサイクロンセパレータ内の下降流を考慮して
決定すればよく、特に限定されないが流体排出ダ
クトの下端が、流体導入口の高さの20〜80%の高
さ位置に位置するのがよく、50%程度とするのが
好適である。 〔実施例〕 第1図は本発明の実施例を示すものであり、こ
れをもとにして本発明を詳細に説明する。 含塵流体は、流体導入口1を経由してサイクロ
ンセパレータ本体に導入される。導入された含塵
流体は天井板2が下方に傾斜しているため斜め下
方向に誘導され、円筒部3内の外周側空間部を、
旋回下降し、コーン部4に至り、ここで反転し旋
回上昇流となり、流体排出ダクト6よりサイクロ
ンセパレータ外に流出される。 一方流体中の固体は、旋回による遠心力で流体
より分離され、円筒部3並びにコーン部4の内壁
に沿つてを旋回しながら重力により下方に移動し
排出口7よりサイクロンセパレータ外に排出され
る。また、流体導入路のスパイラル部の底面8を
傾斜をもたせているため、固体の堆積は見られな
かつた。 従来のサイクロンセパレータと、同一径を有す
る実施例1に示すサイクロンセパレータを用い
て、それぞれサイクロンセパレータへの入口風速
を同一として、圧力損失および集塵効率を調査し
た結果は、第1表に示す通りであり、本発明のサ
イクロンセパレータの方が圧力損失が小さいこと
が判明した。さらに、サイクロンセパレータ本体
円筒部の高さを見掛上20〜30%低くできることも
判明した。
以上の如く本発明のサイクロンセパレータは集
塵効率が低下することなく、圧力損失を低下する
ことができる。また、見掛け上の全高を低くする
ことができるので、セメント原料の予熱装置であ
るサスペンシヨンプレヒータのように、サイクロ
ンセパレータを多段に積み重ねる場合、全体の高
さを低くすることができる。 さらに、サイクロンセパレータの内筒が不要に
なるので、設備費並びに保守管理費が安くなる効
果がある。
塵効率が低下することなく、圧力損失を低下する
ことができる。また、見掛け上の全高を低くする
ことができるので、セメント原料の予熱装置であ
るサスペンシヨンプレヒータのように、サイクロ
ンセパレータを多段に積み重ねる場合、全体の高
さを低くすることができる。 さらに、サイクロンセパレータの内筒が不要に
なるので、設備費並びに保守管理費が安くなる効
果がある。
第1図は本発明の実施例のa縦断面図、(b図
のA−A矢視図)、bそのB−B矢視図、第2図
は従来のサイクロンセパレータのa縦断面図、b
平面図、第3図は本発明の別の実施例のa縦断面
図、b平面図、第4図〜第6図は天井板の形状を
変化させた実施例の縦断面図である。 1……流体導入口、2……天井板、3……円筒
部、4……コーン部、5……内筒、6……流体排
出ダクト、7……排出口。
のA−A矢視図)、bそのB−B矢視図、第2図
は従来のサイクロンセパレータのa縦断面図、b
平面図、第3図は本発明の別の実施例のa縦断面
図、b平面図、第4図〜第6図は天井板の形状を
変化させた実施例の縦断面図である。 1……流体導入口、2……天井板、3……円筒
部、4……コーン部、5……内筒、6……流体排
出ダクト、7……排出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 立設円筒形の上端に天井板を、下端部にコー
ン部を連接し、該円筒部に切線方向に流体導入口
を設けるとともに、該天井板に流体排出管を設け
たサイクロンにおいて、該天井板を該円筒部の周
縁より軸芯に向つて下方に傾斜させ、かつ流体排
出管を該天井板の下端より上方にのみ向けて設け
たことを特徴とするサイクロンセパレータ。 2 前記天井板の形状を上に凹および/または凸
状としたことを特徴とする請求項1記載のサイク
ロンセパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19262088A JPH0243966A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | サイクロンセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19262088A JPH0243966A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | サイクロンセパレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243966A JPH0243966A (ja) | 1990-02-14 |
| JPH0375224B2 true JPH0375224B2 (ja) | 1991-11-29 |
Family
ID=16294289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19262088A Granted JPH0243966A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | サイクロンセパレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0243966A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7379904B2 (ja) * | 2019-07-26 | 2023-11-15 | 株式会社プロテリアル | サイクロン捕集装置、希土類磁石合金粉砕システム、及びr-t-b系焼結磁石の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49118467U (ja) * | 1973-02-06 | 1974-10-09 | ||
| JPS5410596U (ja) * | 1977-06-24 | 1979-01-24 | ||
| JPS6071366U (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-20 | 石川島播磨重工業株式会社 | 粉体の分離装置 |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP19262088A patent/JPH0243966A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0243966A (ja) | 1990-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |