JPH037530Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH037530Y2 JPH037530Y2 JP1984103662U JP10366284U JPH037530Y2 JP H037530 Y2 JPH037530 Y2 JP H037530Y2 JP 1984103662 U JP1984103662 U JP 1984103662U JP 10366284 U JP10366284 U JP 10366284U JP H037530 Y2 JPH037530 Y2 JP H037530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust pipe
- gasket
- space layer
- plate
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はエンジンの排気管用ガスケツト構造に
関する。
関する。
(従来の技術)
一般に、エンジンの排気管は、その端部に形成
されたフランジが他の排気管のフランジやエンジ
ン本体に取り付けられている。かかる排気管の接
続部においては、例えば、実開昭54−107725号公
報に記載されている如く、接続すべき一方の排気
管のフランジと他方の排気管のフランジとの間に
断熱材を介装し、断熱材をボルトにてフランジを
介して締め付けるというガスケツト構造が普通に
採用されている。
されたフランジが他の排気管のフランジやエンジ
ン本体に取り付けられている。かかる排気管の接
続部においては、例えば、実開昭54−107725号公
報に記載されている如く、接続すべき一方の排気
管のフランジと他方の排気管のフランジとの間に
断熱材を介装し、断熱材をボルトにてフランジを
介して締め付けるというガスケツト構造が普通に
採用されている。
また、実開昭59−68121号公報には、内周部に
U字状折返し部を有するグロメツト板と、このグ
ロメツト板の上記折返し部の外周側に空間を存し
て配置され環状ビートを有する積層鋼板製本体と
からなるガスケツト構造が記載されている。すな
わち、このものは、上記グロメツト板によつて積
層鋼板製本体のビードを高温の排気から保護しよ
うとするものである。
U字状折返し部を有するグロメツト板と、このグ
ロメツト板の上記折返し部の外周側に空間を存し
て配置され環状ビートを有する積層鋼板製本体と
からなるガスケツト構造が記載されている。すな
わち、このものは、上記グロメツト板によつて積
層鋼板製本体のビードを高温の排気から保護しよ
うとするものである。
(考案が解決しようとする課題)
上記従来技術のうち前者のガスケツト構造で
は、断熱材は高温の排気ガスに直にさらされ、あ
るいは高温の排気管からの熱を直接受けるという
厳しい熱条件の下で使用されており、断熱材の熱
による劣化が早く進行してシール性を損なうおそ
れがある。また、対向するフランジのボルトによ
る締付力が断熱材にそのまま加わることから、こ
の断熱材が過度に圧縮されて断熱機能が低下す
る。
は、断熱材は高温の排気ガスに直にさらされ、あ
るいは高温の排気管からの熱を直接受けるという
厳しい熱条件の下で使用されており、断熱材の熱
による劣化が早く進行してシール性を損なうおそ
れがある。また、対向するフランジのボルトによ
る締付力が断熱材にそのまま加わることから、こ
の断熱材が過度に圧縮されて断熱機能が低下す
る。
一方、後者のガスケツト構造では、積層鋼板製
本体のビードがグロメツト板にて高温の排気から
保護されるとはいうものの、充分な保護を期する
ことはできない。
本体のビードがグロメツト板にて高温の排気から
保護されるとはいうものの、充分な保護を期する
ことはできない。
(課題を解決するための手段)
本考案は、このような課題に対して、2枚のプ
レート間に圧縮性を有する断熱材を介装するとと
もに、この断熱材の内周側に両プレートの内周部
を相手側に折り曲げて密閉された環状の空間層を
形成することにより、空間層で上記断熱材を高温
の排気から保護するとともに、上記両プレートの
折り曲げられた内周部によつてガスケツトの締付
方向の剛性を高めるものである。
レート間に圧縮性を有する断熱材を介装するとと
もに、この断熱材の内周側に両プレートの内周部
を相手側に折り曲げて密閉された環状の空間層を
形成することにより、空間層で上記断熱材を高温
の排気から保護するとともに、上記両プレートの
折り曲げられた内周部によつてガスケツトの締付
方向の剛性を高めるものである。
すなわち、そのための具体的な手段は、排気管
の端部に形成されたフランジがガスケツトを介し
て他の排気管もしくはエンジン本体に取り付けら
れているエンジンにおいて、ガスケツトの排気管
長手方向に相対する一方の面を構成する第1プレ
ートと、他方の面を構成する第2プレートとを備
えていて、両プレートの内周部が互いに相手側に
折り曲げられてこの両プレートの折曲部により排
気通路に対しいずれか一方のプレートで隔てられ
且つ密閉された環状の空間層が形成され、この空
間層の外周側であつて上記両プレート間に圧縮性
を有する断熱材が充填され、上記空間層と排気通
路とを隔てる一方のプレートが空間層の内周側に
おいて排気通路壁を構成していることを特徴とす
るエンジンの排気管用ガスケツト構造である。
の端部に形成されたフランジがガスケツトを介し
て他の排気管もしくはエンジン本体に取り付けら
れているエンジンにおいて、ガスケツトの排気管
長手方向に相対する一方の面を構成する第1プレ
ートと、他方の面を構成する第2プレートとを備
えていて、両プレートの内周部が互いに相手側に
折り曲げられてこの両プレートの折曲部により排
気通路に対しいずれか一方のプレートで隔てられ
且つ密閉された環状の空間層が形成され、この空
間層の外周側であつて上記両プレート間に圧縮性
を有する断熱材が充填され、上記空間層と排気通
路とを隔てる一方のプレートが空間層の内周側に
おいて排気通路壁を構成していることを特徴とす
るエンジンの排気管用ガスケツト構造である。
(作用)
上記ガスケツト構造においては、両プレートの
折り曲げられた各々の内周部と密閉された空間層
とが排気熱の断熱材への伝達を抑え、また、上記
両プレートの折り曲げられた内周部がガスケツト
の締付に対する突張りとなる。
折り曲げられた各々の内周部と密閉された空間層
とが排気熱の断熱材への伝達を抑え、また、上記
両プレートの折り曲げられた内周部がガスケツト
の締付に対する突張りとなる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1は自動車のエンジン本体側
へ延びる前部排気管、2はエンジン本体からの排
気ガスを浄化する触媒コンバータ3を有する中間
排気管、4は後部排気管である。前部、中間、後
部の各排気管1,2,4は、それぞれ端部に形成
されたフランジ5がガスケツト6を介して互いに
ボルト7にて締め付けられている。
へ延びる前部排気管、2はエンジン本体からの排
気ガスを浄化する触媒コンバータ3を有する中間
排気管、4は後部排気管である。前部、中間、後
部の各排気管1,2,4は、それぞれ端部に形成
されたフランジ5がガスケツト6を介して互いに
ボルト7にて締め付けられている。
第2図には、上記フランジ5が示されており、
このフランジ5は略ひし形状をなし、中央部に排
気管取付孔8があり、長軸側の両端部にボルト孔
9,9がある。
このフランジ5は略ひし形状をなし、中央部に排
気管取付孔8があり、長軸側の両端部にボルト孔
9,9がある。
第3図にはガスケツト6の具体的構造が示され
ている。
ている。
すなわち、ガスケツト6はそれぞれ金属板にて
環状に形成された第1と第2のプレート10,1
1を備えている。左側の第1プレート10は、左
側の排気管2のフランジ5に当接する一方の面を
構成する第1壁部12を有し、右側の第2プレー
ト11は、同様に右側の排気管4のフランジ5に
当接する他方の面を構成する第2壁部13を有す
る。そして、第1プレート10は、内周部をフラ
ンジ5の内周縁において第2プレート11側へ直
角に折り曲げてなる内壁部14と、この内壁部1
4に続いてさらに相手側のフランジ5に当接すべ
く外周側に直角に折り曲げられてなる当接壁部1
5とを備えている。一方、第2プレート11は、
内周部を上記第1プレート10の内壁部14との
間に隙間を設けてこの第プレート10側へ直角に
折り曲げてなる外壁部16を備えており、第1プ
レート10の第1壁部12の内周部、内壁部1
4、当接壁部15および第2プレート11の外壁
部16にて密閉された環状の空間層17が構成さ
れている。
環状に形成された第1と第2のプレート10,1
1を備えている。左側の第1プレート10は、左
側の排気管2のフランジ5に当接する一方の面を
構成する第1壁部12を有し、右側の第2プレー
ト11は、同様に右側の排気管4のフランジ5に
当接する他方の面を構成する第2壁部13を有す
る。そして、第1プレート10は、内周部をフラ
ンジ5の内周縁において第2プレート11側へ直
角に折り曲げてなる内壁部14と、この内壁部1
4に続いてさらに相手側のフランジ5に当接すべ
く外周側に直角に折り曲げられてなる当接壁部1
5とを備えている。一方、第2プレート11は、
内周部を上記第1プレート10の内壁部14との
間に隙間を設けてこの第プレート10側へ直角に
折り曲げてなる外壁部16を備えており、第1プ
レート10の第1壁部12の内周部、内壁部1
4、当接壁部15および第2プレート11の外壁
部16にて密閉された環状の空間層17が構成さ
れている。
そうして、上記空間層17の外周側、つまり、
外壁部16の外側であつて第1壁部12と第2壁
部13との間には、内周側の熱膨張材18と外周
側の石綿19とからなる圧縮性を有する2層構造
の断熱材が介装されている。この場合、熱膨張材
18は、セラミツク短繊維と、ひる石、マイカ等
の熱膨張物質とを混合したものであつて、加熱に
より膨張し、冷却しても体積変化のほとんどない
ものである。また、上記空間層17は、第1プレ
ート10の内壁部14にて排気通路から隔てられ
ており、この内壁部14が空間層17の内周側に
おいて排気通路壁を構成している。
外壁部16の外側であつて第1壁部12と第2壁
部13との間には、内周側の熱膨張材18と外周
側の石綿19とからなる圧縮性を有する2層構造
の断熱材が介装されている。この場合、熱膨張材
18は、セラミツク短繊維と、ひる石、マイカ等
の熱膨張物質とを混合したものであつて、加熱に
より膨張し、冷却しても体積変化のほとんどない
ものである。また、上記空間層17は、第1プレ
ート10の内壁部14にて排気通路から隔てられ
ており、この内壁部14が空間層17の内周側に
おいて排気通路壁を構成している。
上記ガスケツト構造においては、第1プレート
10による内壁部14、第2プレート11による
外壁部16及び空間層17が、矢符Aの如く流れ
る排気ガスの熱が断熱材に伝わることを抑制する
断熱作用を呈し、この断熱材の過度の温度上昇を
抑えてその熱劣化を防止する。また、空間層17
を構成する内壁部14と外壁部16とは、排気通
路の長手方向に配置されているから、ガスケツト
6の締付方向の剛性が高くなり、締付によつて断
熱材が過度に圧縮されてしまうことを効率良く防
止する。
10による内壁部14、第2プレート11による
外壁部16及び空間層17が、矢符Aの如く流れ
る排気ガスの熱が断熱材に伝わることを抑制する
断熱作用を呈し、この断熱材の過度の温度上昇を
抑えてその熱劣化を防止する。また、空間層17
を構成する内壁部14と外壁部16とは、排気通
路の長手方向に配置されているから、ガスケツト
6の締付方向の剛性が高くなり、締付によつて断
熱材が過度に圧縮されてしまうことを効率良く防
止する。
そして、断熱材の熱膨張材18は、排気ガスの
熱の影響で膨張し、その後に冷却してもこの膨張
した状態を保持するから、ガスケツト部でのシー
ル性が高まり、エンジン始動時など排気ガスある
いは排気管の温度が低い場合でも排気ガスの洩れ
を招かない。このシール性に関し、フランジ5,
5は、高温になると、フランジ内周側と外周側と
の温度の違いや、排気管自身が車体に対し吊り下
げられているだけで、排気管長手方向には非拘束
の状態にあることなどの要因により、相対する内
周側の間隔が外周側の間隔よりも広くなるような
湾曲変形を招くことが知られているが、上記熱膨
張材18はかかる変形に追従して膨張変形してシ
ール性を確保する。
熱の影響で膨張し、その後に冷却してもこの膨張
した状態を保持するから、ガスケツト部でのシー
ル性が高まり、エンジン始動時など排気ガスある
いは排気管の温度が低い場合でも排気ガスの洩れ
を招かない。このシール性に関し、フランジ5,
5は、高温になると、フランジ内周側と外周側と
の温度の違いや、排気管自身が車体に対し吊り下
げられているだけで、排気管長手方向には非拘束
の状態にあることなどの要因により、相対する内
周側の間隔が外周側の間隔よりも広くなるような
湾曲変形を招くことが知られているが、上記熱膨
張材18はかかる変形に追従して膨張変形してシ
ール性を確保する。
なお、上記実施例は、排気管同士の接続部での
ガスケツト構造に関するが、排気管とエンジン本
体(シリンダヘツドや排気マニホールド)との接
続部においても上記ガスケツト構造を採用するこ
とができる。
ガスケツト構造に関するが、排気管とエンジン本
体(シリンダヘツドや排気マニホールド)との接
続部においても上記ガスケツト構造を採用するこ
とができる。
(考案の効果)
従つて、本考案によれば、2枚のプレート間に
圧縮性を有する断熱材を介装するとともに、この
断熱材の内周側に両プレートの内周部を相手側に
折り曲げて密閉された環状の空間層を形成したか
ら、上記密閉された空間層によつて上記断熱材を
高温の排気から保護して、その熱劣化を防止する
ことができるとともに、上記両プレートの折り曲
げられた内周部によりガスケツトの締付方向の剛
性を高め、断熱材の過度の圧縮による断熱機能の
低下を防止することができる。
圧縮性を有する断熱材を介装するとともに、この
断熱材の内周側に両プレートの内周部を相手側に
折り曲げて密閉された環状の空間層を形成したか
ら、上記密閉された空間層によつて上記断熱材を
高温の排気から保護して、その熱劣化を防止する
ことができるとともに、上記両プレートの折り曲
げられた内周部によりガスケツトの締付方向の剛
性を高め、断熱材の過度の圧縮による断熱機能の
低下を防止することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はエンジ
ンの排気管の接続状態を示す斜視図、第2図はフ
ランジの正面図、第3図は第2図の−線での
ガスケツト構造を示す断面図である。 1,2,4……排気管、3……触媒コンバー
タ、5……フランジ、6……ガスケツト、10…
…第1プレート、11……第2プレート、12…
…第1壁部、13……第2壁部、17……空間
層、18……熱膨張材(断熱材)、19……石綿
(断熱材)。
ンの排気管の接続状態を示す斜視図、第2図はフ
ランジの正面図、第3図は第2図の−線での
ガスケツト構造を示す断面図である。 1,2,4……排気管、3……触媒コンバー
タ、5……フランジ、6……ガスケツト、10…
…第1プレート、11……第2プレート、12…
…第1壁部、13……第2壁部、17……空間
層、18……熱膨張材(断熱材)、19……石綿
(断熱材)。
Claims (1)
- 排気管の端部に形成されたフランジがガスケツ
トを介して他の排気管もしくはエンジン本体に取
り付けられているエンジンにおいて、ガスケツト
の排気管長手方向に相対する一方の面を構成する
第1プレートと、他方の面を構成する第2プレー
トとを備えていて、両プレートの内周部が互いに
相手側に折り曲げられてこの両プレートの折曲部
により排気通路に対しいずれか一方のプレートで
隔てられ且つ密閉された環状の空間層が形成さ
れ、この空間層の外周側であつて上記両プレート
間に圧縮性を有する断熱材が充填され、上記空間
層と排気通路とを隔てる一方のプレートが空間層
の内周側において排気通路壁を構成していること
を特徴とするエンジンの排気管用ガスケツト構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10366284U JPS6119621U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | エンジンの排気管用ガスケツト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10366284U JPS6119621U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | エンジンの排気管用ガスケツト構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119621U JPS6119621U (ja) | 1986-02-04 |
| JPH037530Y2 true JPH037530Y2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=30663041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10366284U Granted JPS6119621U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | エンジンの排気管用ガスケツト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119621U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5968121U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-09 | いすゞ自動車株式会社 | 排気管のガスケツト |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP10366284U patent/JPS6119621U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6119621U (ja) | 1986-02-04 |
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