JPH0376144B2 - - Google Patents

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JPH0376144B2
JPH0376144B2 JP59248849A JP24884984A JPH0376144B2 JP H0376144 B2 JPH0376144 B2 JP H0376144B2 JP 59248849 A JP59248849 A JP 59248849A JP 24884984 A JP24884984 A JP 24884984A JP H0376144 B2 JPH0376144 B2 JP H0376144B2
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JP
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mold
condom
polyurethane
polyol
bath
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Aasaa Taraa Robaato
Uezuree Makugeerii Junia Chaaruzu
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Warner Lambert Co LLC
Original Assignee
Warner Lambert Co LLC
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Publication date
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Publication of JPH0376144B2 publication Critical patent/JPH0376144B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F6/00Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor
    • A61F6/02Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor for use by males
    • A61F6/04Condoms, sheaths or the like, e.g. combined with devices protecting against contagion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/02Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C41/14Dipping a core
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2075/00Use of PU, i.e. polyureas or polyurethanes or derivatives thereof, as moulding material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/0058Liquid or visquous
    • B29K2105/0073Solution
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/753Medical equipment; Accessories therefor
    • B29L2031/7538Condoms

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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はコンドーム雄型(form)または型
(mold)をポリウレタン溶液中にただ1回の浸漬
しか要しない浸漬成型技法を用いるポリウレタン
コンドームの新規な製法に関する。ポリウレタン
膜型の硬化はその型が一たんポリウレタン溶液か
らとり出されたのちに加熱することにより行われ
る。硬化剤、凝固剤またはポリマーを硬化せしめ
る他の伝統的手段は何ら必要でない。 従来、天然ゴムラテツクス組成物が浸漬成型技
法およびエマルジヨン凝固技法によるコンドーム
の製造に使用されてきた。ポリウレタン組成物も
また溶液浸漬成型技法によるコンドームの製造に
使用されてきた。しかしながらポリウレタンコン
ドーム方法ではかかる複数工程において多数の複
雑な加工操作を必要とする不満足なものであつ
た。さらに、従来法のポリウレタン被覆システム
は本来不安定なのでそのシステムを商業上実施で
きない。 従来法の浸漬成型技法は簡単な1回浸漬法によ
り高品質合成ゴムコンドーム製品に必要な性質を
有するコンドームを製造する場合に完全には受容
されていない。ラテツクスゴムコンドームは非効
率的な熱伝達を来す望ましからぬ膜厚み、および
固有の絶縁特性を欠点とする。その結果使用者に
とつて感覚的な知覚が減少する。 エマルジヨン技法は現在のところ天然ゴムコン
ドーム製造のための主要な技法である。一般に、
弾性樹脂(ゴム)物質が水性エマルジヨン中に存
在する。コンドーム型(または雄型)を凝固剤で
被覆しそしてその型を水性に基づくエマルジヨン
中に浸漬しそこで凝固剤がエマルジヨンを不安定
化してエマルジヨンを型上に膜となさしめる。被
覆はまた無凝固剤多重浸漬法により適用すること
もできる。次に得られた膜を浸出させて水溶性凝
結塩を除去し、乾燥しそして硬化する。 エマルジヨン技法はまたポリウレタンポリマー
組成物でも用いられた。この組成物は凝固剤を用
いた場合いくつかの望ましからぬ特徴を欠点とす
る。コンドームは優れた熱伝達および使用者に対
する感覚的知覚を与えるに充分に薄くなければな
らず、そしてピンホールおよび潜在的漏れがあつ
てはならずそして機械的に強いがしかし柔軟でな
ければならない。エマルジヨン技法により製造さ
れたコンドームはいくつかの理由でこれら要件の
すべてを与えるわけではない。コンドームの厚さ
はいくつかの因子、例えばエマルジヨンの濃度、
凝固剤量、エマルジヨン中における凝固剤で被覆
されたコンドーム型の滞留時間およびエマルジヨ
ンからの型の引き出し速度、により制御される。
これら因子のいずれかにおける増大により、より
厚い膜が形成される。これら因子を適正に制御す
る試みにも拘らず、最も薄さが所望される部分で
あるコンドームの先端はそれがエマルジヨンから
引き出されるべき最後の部分であるという単純な
理由でコンドームの残りの部分より常に厚い。そ
れゆえ均一なる厚さはこの技法では実施不可能で
ある。 米国特許第3553308号明細書にはコンドーム型
を初めNCO/OH比1/1以上、平均分子量約
500〜5000、粘度約0.7〜20cpsおよび濃度約1〜
80重量%を有するポリウレタンプレポリマー溶液
中にそして次に硬化溶液中に毎分300〜500mmなる
制御された速度で3〜6回交互に浸漬することに
よる50ミクロンより小さいポリウレタンコンドー
ムの製造法が公開されている。硬化剤は約0.01〜
10重量%の濃度で使用されるポリアミンである。
この方法には一連の浸漬および硬化工程が包含さ
れる。この特許にはプレポリマー溶剤溶液および
別の硬化剤溶剤溶液の調製が包含される。この文
献中におけるプレポリマーは特別に安定なわけで
はなくそして周囲からの水分と反応してゼラチン
による粘度増大を惹起する傾向がある。従つて、
この文献のポリウレタン溶液の可使時間は限定さ
れることが予想されよう。硬化剤浴中におけるア
ミン塩の生成もこのような方法に存在する知られ
た望ましからぬ作用である。 ポリウレタンは天然ゴムコンドームと対照的に
ワセリンゼリーのような石油に基づく潤滑剤に対
して抵抗性でありそしてこれらは天然ゴムより良
好な熱および酸化(オゾン)安定性を有するので
包装された保存寿命がより長い。硬化剤または凝
固剤を必要とすることなく高品質のポリウレタン
コンドームが製造できそして柔軟性または機械的
完全性を危うくすることなく均一な厚さのピンホ
ールのないコンドームを生成する方法に対する要
求が存在することは明白である。 本方法は伝統的な溶剤またはエマルジヨン浸漬
成型技法の欠点を有せずそして均一な厚さおよび
優れた機械的性質を有するコンドームの安価で簡
便化された製造手段を提供するものである。本発
明によれば、コンドーム雄型を一たんポリウレタ
ンプレポリマーの有機溶剤溶液中に浸漬しそして
制御された速度で引き上げる。次に付着した膜を
約130〜約175℃の高められた温度で硬化させそし
て約50〜60℃に冷却させると、その時点で膜を基
部から出発してコンドーム先端から所望の位置ま
で型上に巻取ることによりコンドームの基部で完
全なるカフスが形成される。ポリウレタンコンド
ームの硬化時間は硬化温度およびポリウレタンプ
レポリマー溶液の配合の如何に応じ約20分〜約40
分まで変動しうる。好ましい硬化時間は30分であ
る。コンドームの基部における完全なカフスの形
成はそれが巻きとりおよび包装の開始場所を与え
るので最終製品にとつて決定的である。カフスは
乾燥したかまたは湿潤した潤滑剤が適用される前
にコンドーム壁に結合しなければならない。 定 義 下記の用語が本発明を記述するのに使用され
る。 本明細書で使用される「セグメントポリウレタ
ン」なる用語には硬質セグメントが単一のポリイ
ソシアネートモノマーにより形成されるポリウレ
タン、および硬質セグメントが短鎖ジオールによ
り相互に関連した2種またはそれ以上のイソシア
ネートモノマーにより形成されるポリマーが包含
される。 本発明のポリウレタンおよび長鎖ジオールはそ
れらが実質上非晶質でありそして室温で認識しう
るほど結晶化しない場合は「無定形」であるかま
たは「非晶質」であると言われる。 「硬質セグメント%」はポリマーの総重量に基
づくイソシアネートプラス任意の増量剤%であ
る。 「引裂き」はダイ(Die)C引裂きまたはスリ
ツトでありそしてASTM D624−73、D1004−
64、ANSI/ASTM D1938−67に従い測定され
る。 「引張り」、「モジユラス」および「伸び」は
ASTM D638−80、D882−80aに従い測定され
る。 本明細書で使用される「初期引張り残留歪」は
回復する時間を許容することなく1インチ標線付
けの間の増大%を測定することによりASTM
D412−68に従つて伸びを試験した直後に測定さ
れる残留歪%である。〔ポリウレタンが時間と共
に変化する傾向を有する物理的性質ゆえに、本明
細書で使用される値は平衡値でありそして一般に
製造3〜4週後に到達する〕。 「架橋当りの分子量(Mc)」は
「POLYURETH−ANE CHEMISTRY AND
TECHNOLOGY」、SaundersおよびFrisch、
Robert E.Krieger 出版、第266頁、
Huntington、New York(1978)に掲げられるよ
うにして計算される。 より詳しくは本発明は、 (a) 反応生成物であつて、そのNCO/OH比が約
0.95/1〜約1.1/1そして最も好ましくは約
1.0/1〜約1.05/1を有するポリイソシアネ
ートと、室温で無定形でありそして平均分子量
約500〜約5000およびヒドロキシル価約225〜約
22.4を有する長鎖ポリオールの少くとも1種類
とのポリウレタンポリマーまたはプレポリマー
の溶剤溶液を準備し、 (b) その上にコンドームが形成される予定の型を
ポリウレタン溶液中に浸漬しそして溶液からそ
の型を引き出し、 (c) 付着したポリウレタン膜を加熱して硬化させ
そして硬化されたポリウレタンコンドームをそ
の型からとり外す、 ことからなる約1.5〜約4.0ミル(約38.1〜101.6ミ
クロン)なる均一な厚さを有するポリウレタンコ
ンドームの製法に関する。 本方法により製造されるコンドームは下記の性
質を有する、すなわち、 (i) 約150psi(10.5Kg/cm2)より少ない100%引張
りモジユラス、 (ii) 少くとも約3000psi(211Kg/cm2)なる破断点
引張強さ、 (iii) 少くとも約500%なる破断点伸び、 (iv) 40より少ない1分後の引張り残留歪、 (v) 少くとも約20pli(3.6Kg/cm)(直線状インチ
当りのポンド数)なるスリツト引裂値、 (vi) 約90〜約130pli(約16〜約23Kg/cm)なるダ
イC引裂値。 本方法の重要な利点の1つはコンドーム壁のほ
ぼ均一な厚さである。コンドームの機械的性質を
危うくするかまたはピンホール形成の危険を冒す
ことなくできるだけ薄いコンドーム壁を提供する
ことが必要である。従つて、コンドーム壁の厚さ
と引張強さ、伸びおよび引裂き抵抗のような性質
との間には繊細な平衡が維持されねばならない。 コンドームの厚さは約1.5〜約4.0ミル(約38.1
〜101.6ミクロン)そして好ましくは約2.2〜約2.8
ミル(約55.9〜約71.1ミクロン)であるべきであ
る。最も好ましい厚さは2.5±0.3ミル(63.5±7.6
ミクロン)である。コンドーム上の任意の2点で
測定された壁の厚さの平均標準偏差は約±0.3ミ
クロン(7.6ミクロン)好ましくは約±0.2ミル
(5.1ミクロン)そして最も好ましくは約±0.15ミ
ル(3.8ミクロン)より大きくあるべきではない。
ポリウレタンコンドーム全体にわたる均一なる壁
の厚みにより、使用者に使用された場合に改良さ
れた熱伝達を生じそしてそれゆえ改良された感覚
的知覚を与える。 本発明のポリウレタンは従来法のそれが必要と
するような別の硬化浴を必要としない。それどこ
ろか本方法はコンドーム型をポリウレタン溶液中
に1回浸漬することを必要とするのみである。厚
さにとつてポリマー溶液および硬化溶液の双方に
数回の浸漬を必要とする従来法(米国特許第
3553308号参照)に記載されるような高速での引
き出しは実施される必要がない。 その上に本方法のコンドームが形成される予定
の型をポリウレタン溶液中に浸漬しそして一般に
毎分約16〜約90cmそして好ましくは約20〜約35cm
の速度で溶液から引き出す。ポリウレタン溶液か
らコンドーム雄型を引き上げる好ましい速度は選
択されたポリウレタンプレポリマーの配合にかな
り大きく依存する。望ましい引き出し速度は容易
に調整されそして適度に熟練した人物による慣例
実験により決定される。ポリウレタンプレポリマ
ー溶液中におけるコンドーム雄型の滞留時間は一
般に引き出しに先立つ約20〜約70秒そして好まし
くは約30〜約60秒間である。 一たん溶液から引き出されると、浸漬された雄
型上に付着したポリウレタンコンドームを風乾し
そして次に高められた温度で硬化させる。また、
硬化温度および硬化時間は選択されたポリウレタ
ンプレポリマーに従い変動しようが、一般に硬化
温度は約130℃〜約175℃で約20〜約40分間持続す
る。 かくの如く本方法は従来法において慣用に用い
られる続く浸漬および硬化工程を除外することに
よるより速かで、より効率的なポリウレタンコン
ドームの製造手段を提供するものである。この長
所により連続性が増大してそして組み立て工程に
おける原価節約ができる。 本発明方法において使用されるポリウレタンは
硬質の剛いセグメントと軟質の柔軟なセグメント
の交互配列により構成されるセグメントブロツク
共重合体である。 ポリウレタン化学に関する論議の一つは「Po
−lymer Science and Technology)第8巻第45
〜75頁記載のKronenthal氏他による「Polymers
in Medicine and Surgery」中に見られる。一般
にこれらポリマー中における硬質および軟質セグ
メントは両立できずそしてミクロ相分離または分
域形成が起る。軟質セグメントが優勢な場合は硬
質セグメント分域が物理的架橋として作用しそし
てポリマーに弾性性質を与える。 本方法で使用されるポリマーにおいては硬質セ
グメントおよび架橋度は硬質セグメントおよそ14
〜25%そして1架橋当りの分子量(Mc)およそ
5000〜30000の範囲内に均衡が保たれる。本発明
による好ましいポリマーはおよそ500〜5000の範
囲の軟質セグメント平均分子量を生ずるポリエス
テルおよび/またはポリエーテルジオールのユニ
ツトを含有する。またさらに好ましいポリマーは
およそ16〜20%の硬質セグメントおよび8000〜
25000Mcを有する。一般に、本発明方法で使用さ
れるポリウレタンポリマーはシヨアー(Shore)
A押込硬度約35〜60そして好ましくは40〜55を生
ずる。 ポリウレタンエラストマーにおいて低モジユラ
スおよび低い残留歪を達成するには数多くの問題
に遭遇する。25%より多い硬質セグメントを含有
するポリマーはこれらポリマー中における硬質セ
グメントの量の多さにより惹起される剛性により
非晶質でかつ低い残留歪を有しうるが、これらは
非常に低いモジユラスが要求される場合は適用す
るに不満足である。従つて、本発明においては硬
質セグメントの量は最高25重量%に限定される。
しかしながら、硬質セグメントが最高25%に限定
されると、低い残留歪のためには不充分な分域形
成または物理的架橋しか存在しない、例えばこれ
らポリマーのいくつかは弾性記憶が乏しくそして
伸張された場合にクリープまたは常温流れする傾
向がある。このことは長鎖ジオールが本発明にお
けるように高度に無定形である場合に特に事実で
ある。このゆえに化学的架橋度はポリマーにおい
て重合体状マトリツクスと合致しそしてそれによ
り残留歪および全体にわたる弾性を改良すること
が期待される。従つて本発明によれば物理的およ
び化学的架橋の組み合せにより軟度は残留歪の低
い実質上非晶性のポリマーにおいて得られる。 非常にモジユラスの低いポリウレタンエラスト
マーに到達する場合に遭遇するもう一つの問題は
多くの場合にポリマー中に混入された長鎖ジオー
ルが徐々に結晶化しそしてモジユラスの劇的な増
大を生ずるという点である。ポリマーを架橋させ
ることによりジオールを実質上非晶質の配座中に
閉じ込めそしてさもなくば結晶化して剛性の、非
弾性シートとなろうポリマーにおけるモジユラス
安定性を得ることが可能である。従つて、第一番
目の場合においては物理的および化学的架橋が本
発明のポリマー中において均衡されて低モジユラ
スポリマーにおける弾性性質が得られる。第二番
目の場合においては、原則上は化学的架橋である
がしかし関連する意味においてはまた物理的架橋
が結晶化を減少させるのに使用される。このこと
により所望される低モジユラス(ならびに所望さ
れる伸び、引裂きおよび好ましい場合には引張
り)を与え、そして同時に高分子量ジオールによ
る高い残留歪および結晶化を回避する軟質ポリウ
レタンエラストマーがポリイソシアネートおよび
ジオールから構成できる。 所望される性質はまた長鎖ジオールを選択する
かまたはポリマー中において周囲温度で結晶化す
る傾向が少ないジオールの組み合せを選択するこ
とによつても得られる。本方法の長鎖ジオールは
室温で無定形であらねばならずそしてそれゆえ一
般に融点が低い。例えば、分子量2000〜3000を有
するポリエチレン/ブチレンアジペートポリエス
テルポリオールは融点範囲約23〜約30℃を有す
る。これらポリオールは本方法において特に有用
である。 従つて、本発明はエラストマー性質を得、結晶
化を最小限となしそして残留歪を減少させるに充
分な物理的および化学的架橋をポリウレタン中に
構成するものと見なされうる。加えて、周囲温度
で無定形のままであるかまたはこれら温度でポリ
マー中において低い結晶化親和性しか有しないジ
オールまたはジオールの組み合せを選択すること
によつても低い残留歪を達成し、結晶化を最小限
に抑えそして同時に低いモジユラスを達成するこ
とが可能である。ジオール成分がより結晶性が高
い場合は、その結晶化を最小限に抑えるに必要な
架橋度によりコンドームの製造に使用するには高
過ぎるモジユラスがしばしば生ずる。 代表的なポリウレタンポリマーは約13〜約23%
のイソシアネート、約70〜約84%の長鎖ジオール
および約0.75〜約6%の架橋剤を包含する。短鎖
ジオール増量剤は必ずしも存在するわけでない
が、それが存在する場合は約0.5〜約3.0%の量に
て使用される。 好ましいポリマーにおいては硬質セグメントと
軟質セグメントとの間に高度の不適合性が存在す
るのでセグメンテーシヨンまたは分域形成を来す
硬質および軟質セグメント内に強い親和性が存在
する。ポリイソシアネートが芳香族または脂環式
でありそして長鎖ジオールが脂肪族である場合に
これは全く容易に起る。 本発明で有用な代表的なポリイソシアネートに
は4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート
(MDI)、トルエンジイソシアネート(TDI)、イ
ソホロンジイソシアネート(IPDI)、メチレンビ
ス(4−シクロヘキシル)ジイソシアネート
(HMDI)等のような芳香族および脂環式ジイソ
シアネートが包含される。これらのうちでは
MDIおよびHMDIが特に好ましい。前記したジ
イソシアネートに加え、本発明はまた芳香族およ
び環状脂肪族トリイソシアネートおよびテトライ
ソシアネートを用いて実施することもできる。 本方法に使用されるポリウレタンポリマーの形
成に使用するには4,4′−ジフエニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)が特に好ましいことが判
明した。このポリイソシアネートを使用すること
により約120またはそれより少ない100%モジユラ
スおよび約24〜約50pliなる引裂きを有するポリ
ウレタン膜で得られた。 本発明において場合により種々の増量剤が使用
されうる。最も代表的な場合には増量剤は主鎖中
に2または6個の炭素原子を有する直鎖または分
枝鎖状ジオールの例えばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール等、または10個までの炭
素原子を有する脂環式グリコール例えば1,4−
シクロヘキサンジオール、1,4−ジメチロール
シクロヘキサン等のような短鎖ジオールである。
短鎖環状グリコールは硬質セグメントの環状特性
に寄与しそれにより軟質セグメント不適合性およ
び沈降の硬度を高めるという利点を与える。本発
明で使用されうるジオールのもう一つの型は
Esterdiol204(Union Carbide社製)により代表
される。ヒドロキノンビス(ヒドロキシエチルエ
ーテル)は軟質セグメントとしてポリエーテルポ
リオールを有する好都合な増量剤である。しかし
ながら最も好ましい場合では、増量剤は1,4−
ブタンジオールである。増量剤ヒドロキシル基が
第一ヒドロキシル基である場合ポリマー性質はよ
り優れる傾向がある。ポリウレタンはまた硬質セ
グメント中に組み込まれる架橋剤を用いて化学的
に架橋されることもできる。この場合、硬質セグ
メント増量剤はトリメチロールプロパン、グリセ
リン等のようなポリオールである。 ポリウレタンポリマーを製造する場合、増量剤
はそれが存在する場合は硬質セグメントを約14〜
約25%の範囲で生ずるように多官能価イソシアネ
ートに対して約0.05〜5.0のモル比で使用される。
重量%で言えば、増量剤は通常約0.5〜約3.0重量
%の量にて使用される。増量剤の量を調整するこ
とにより分域形成度および物理的架橋度を制御す
ることが可能である。 本発明で有用な長鎖ジオールはポリエーテルジ
オールまたはポリエステルジオールであることが
できそして平均分子量約500〜5000、好ましくは
1000〜3000を有しうる。長鎖ポリエステルジオー
ルの代表例のいくつかをあげれば、ポリカプロラ
クトンポリオールのようなポリラクトン、および
ポリ(エチレンアジペート)ポリオール、ポリ
(エチレンスクシネート)ポリオール、ポリ(エ
チレンセバセート)ポリオール、ポリ(ブチレン
アジペート)ポリオール、ポリ(エチレンブチレ
ンアジペート)ポリオール、ポリ(ジエチレンエ
ーテルアジペート)ポリオール等のような短鎖ジ
オールと脂肪族ジカルボン酸との共重合体であ
る。ポリエステルポリオールは好ましくは短鎖ジ
オール、好ましくは第一ジオールまたは、2〜4
個の炭素原子を有する第一ジオールと4〜10個の
炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸との混合物
から誘導される。好ましいポリエステルポリオー
ルは平均分子量約2000〜約3000を有するポリ(エ
チレンブチレンアジペート)ポリオールである。
これらポリオールは商標名RUCOFLEXの名のも
とにRuco Polymer Corp.(Hicksville、New
York)から商業上入手しうる。ポリカプロラク
トンポリオールはTONEなる商標名の下にUnion
Carbi−de(Danburry、Connecticut)社から入
手しうる。 前記したポリエステルポリオールに加えポリエ
ーテルポリオールも本発明に使用されうる。使用
されて結構うまくいつた2種類のポリエーテルポ
リオールは平均分子量1000および2000のポリ(テ
トラメチレンエーテル)グリコールである。これ
らポリオールは種々の分子量を有するPolymeg
(Quaker Oats Co.Chemical Division製)およ
びTeracol(du Pont社製)として商業上入手しう
る。 多くの長鎖ジオールは室温で結晶性であり、長
時間経過後には硬化されたコンドーム中で結晶化
することがありうる。これを阻止するためにはポ
リマーの結晶融点を抑制するために長鎖ジオール
の混合物を使用することが重要である。この混合
物は平均分子量の異なるポリオールの一種である
かまたはポリカプロラクトンポリオールおよびポ
リ(エチレンアジペート)ポリオールまたはポリ
(エチレンブチレンアジペート)ポリオールの混
合物のような化学的に異なるポリオールの混合物
でありうる。例えば、軟質セグメントとしてポリ
カプロラクトンポリオールのみを含有するポリマ
ーは5℃で10日間のみの貯蔵後で結晶化による重
大なるモジユラス増大を受けるが、ポリカプロラ
クトンポリオールおよびポリ(エチレンアジペー
ト)ポリオールの混合軟質セグメントを含有する
ポリマーは室温および5℃で比較的低くかつ安定
したモジユラスを与える。混合軟質セグメントを
構成するポリエステルの割合は使用されるポリエ
ステルの性質の如何に応じ変動しよう。もちろ
ん、いくつかの結晶性長鎖ジオール(一般に室温
よりわずかに高い結晶融点を有するもの)はポリ
ウレタン中では結晶しない、何故ならポリウレタ
ン中においては、それらは結晶の配座になること
を架橋によつて阻止されているかあるいはポリマ
ー中へ配合されたことにより融点降下を生じてい
るからである。ポリ(エチレンブチレンアジペー
ト)ポリオールはかかるジオールの一種でありそ
して本発明に使用するのに好ましい。 本発明により形成されるポリウレタンコンドー
ムにおいては、ポリマー中の硬質セグメント%お
よび架橋度はそのポリマーが実質上非晶質、すな
わち無定形、でありそして低い残留歪を有するよ
うに使用されるジオールに対し調整される。本発
明で使用されるポリウレタン膜がおよそ5℃で少
くとも4か月間実質的に非結晶性でありそして非
晶質であることも特に望ましい。後者要件は望ま
しい保存安定性を保証するものでありそしてジオ
ールの選択および架橋度はこの結果が得られるよ
うに調整されるのが好ましい。 本発明のポリマーを化学的に架橋する簡単な方
法の一つはポリマー中に多官能価アルコール(す
なわち3個またはそれ以上のヒドロキシル基を有
する化合物)を使用することである。かかる化合
物はトリメチロールプロパンのような簡単な多官
能価アルコールであるかまたは比較的長鎖および
(短鎖)多官能価アルコールの付加物でありうる。
しばしば使用されるものの一種はTONE
POLYOL 0305(Union Carbide社から入手しう
るトリメチロールプロパンとEpsilon−カプロラ
クトンとの付加物)である。さらに、トリメチロ
ールエタンおよびペンタエリトリトールのような
他の多官能価アルコールも使用されうる。好まし
い架橋剤は第一ヒドロキシ基を含有する。 本発明で使用されるポリウレタンの好ましい一
例はMDIおよび1,4−ブタンジオール(硬質
セグメント成分として)および、ポリ(エチレン
ブチレンアジペート)ポリオール(分子量2000)
とTONE POLYOL 0305との混合物を反応させ
ることにより調製されるものである。 本発明で使用されるポリウレタンは慣用の方法
により調製されうる。例えば、ジオール類(長鎖
ジオール、架橋剤および増量剤)を混合しそして
約50℃に加熱する。この混合物にポリイソシアネ
ートの融成物および次に重合触媒を加える。ある
いはまた、触媒はジオールに添加されうる。ジブ
チル錫ジラウレートのようなポリウレタン重合を
触媒するのに通常使用される有機酸の任意の金属
塩が本発明において使用されうる。 本発明で使用されるプレポリマーは中間段階で
低モジユラスポリウレタンを生成する重合反応を
停止させることにより調製されうる。多数の慣用
の技法がこの目的に使用されうるが、しかしコン
ドーム製造ラインで特に有用であることが判明し
た一つはポリウレタン反応混合物に末端ブロツキ
ング剤を添加することである。特に有用な末端ブ
ロツキング剤はただ約105℃に加熱するのみでプ
レポリマーを硬化するために除去されうるアセト
ンオキシムのような熱可逆性末端ブロツキング剤
である。これらプレポリマーはジブチル錫ジラウ
レートのようなよく知られたポリウレタン重合触
媒を用いて形成される。プレポリマーの製造に有
用な操作の一つは米国特許第3846378号明細書に
記載されており、そこではジオール、架橋剤、お
よび末端ブロツキング剤の混合物を調製しそして
その混合物を加熱している。この混合物にジイソ
シアネート続いて重合触媒を添加する。それ以後
の反応はそれ自身の反応熱の下に進行する。末端
ブロツキング剤は一般にジイソシアネートのおよ
そ5〜30%に等しい量で使用される。 前記した方法で使用される溶液被覆組成物はポ
リウレタンプレポリマーを適当な溶媒中に溶解さ
せることにより調製される。多くの溶媒が使用さ
れうるが好ましい溶媒はプレポリマーに対して高
い溶解度を有し、沸点が低くそして毒性が小さい
ものである。本発明に使用するのに特に好都合で
あることが判明した溶媒の一つはメチレンクロラ
イドである。代表的な溶液被覆組成物は約25〜40
重量%の固形物を含有し、25〜35%が好ましい。
これらの濃度により良好な膜形成性粘度が得られ
る。ポリウレタンプレポリマー溶液は一般に23℃
で約120〜約470cpsのブルツクフイールド粘度を
有する。一般に、プレポリマー溶液の温度は粘度
を制御しそして揮発性溶媒の蒸発を阻止するため
に約15〜約25℃に保持される。 本発明においてはコンドームは商業上入手しう
る磁器または金属雄型上に形成されうる。しかし
ながら、ポリウレタンの粘着性が高いので、雄型
は適切な離型性質を得るために表面処理されねば
ならない。用いられうる処理の一つは雄型をシリ
コーンのような離型剤で被覆することである。も
う一つの技法はポリ(テトラフルオロエチレン)
の表面を有する特別に調製された雄型を使用する
ことである。雄型の離型に慣用に使用されるもう
一つの技法も有効である。さらに離型を高めるに
は、本発明において使用されるポリウレタンを、
Dow Corning′s Q4−3667のような長鎖シリコー
ンジオール離型剤の混入により改質するのが好ま
しい。 適正に調製されたコンドーム雄型をポリウレタ
ンプレポリマー溶液中に浸漬する。この雄型は、
メチレンクロライドのような揮発性溶媒が雄型と
接触した場合に過度に速かに蒸発するのを防止す
るために約15〜25℃の比較的低い温度でなければ
ならない。エマルジヨン技術、例えばゴムラテツ
クス浸漬またはポリウレタンエマルジヨン浸漬を
包含する浸漬成型技法と異なり、本発明により形
成されるポリウレタンコンドームはポリウレタン
溶液中における凝固剤の使用には左右されない。
次にコンドームを高められた温度で硬化させそし
て乾燥したかまたは湿つた潤滑剤を用いて滑らか
にする。澱粉末が好ましい乾燥した潤滑剤である
がタルクおよび他の普通に使用される粉末潤滑剤
を用いられうる。石油ゼリー、シリコーン油また
は水溶性ゼリー潤滑剤が湿つた潤滑剤として使用
されうる。硬化されたポリウレタンコンドームを
約50℃〜約60℃に冷却するとそこで完全なカフス
が形成される。潤滑化は完全なカフスが形成され
るのに続いて適用される。何故ならさもなければ
カフスがコンドーム壁に粘着するのを阻止するか
らである。ポリウレタン溶液と混合できそしてそ
れと一緒にコンドーム雄型に共同付着されうる顔
料を使用することが望ましい場合もある。アンバ
ーおよびTiO2のような慣用の顔料が本発明方法
で使用されうるが、しかし当業上よく知られた他
の顔料も意図される。黄色、緑色、青色等のよう
なFD&C染料もそれらが分散できそしてプレポ
リマー溶液と適合しうる限り使用されうる。 以下の非限定的実施例により本発明をさらに説
明する。別に断わりなければすべての値は重量%
によるものとする。 実施例 本実施例は本発明方法において用いられる操作
条件および物質の臨界を示すことを意図するもの
である。下記操作に従い2種類の本発明によるポ
リウレタンポリマー配合物を調製しそしてそれか
らコンドームを製造した。配合物AおよびBが本
発明のポリウレタンプレポリマー溶液の代表例で
ある。配合物C,DおよびEはそれらが充分に充
軟でかつ消費者が使用するのに実際的であるのに
充分に低いモジユラスを有するコンドームを生成
しないので本発明方法において限定された有用性
しか有しないポリウレタンプレポリマー溶液の代
表例である。これら比較配合物は手袋の厚さが約
5ミルおよびそれ以上までおよそわずかにより高
いモジユラスが許容されうるのみであるポリウレ
タン製手術用手袋の製造にとつての代表例であ
る。 第表のプレポリマー配合物すべては下記操作
に従い調製された。 ポリカプロラクトントリオール(TONE 0305
ポリオール)、ポリエステルポリオール、1,
4−ブタンジオール、シリコーンポリオール
(Q4−3667)およびアセトンオキシムを約50〜60
℃の温度で合一することによりこれら成分の融解
混合物を調製した。別にポリイソシアネートと触
媒の混合物を約45〜50℃で融解させることにより
調製する。次にこのポリイソシアネート混合物を
ポリオールを含有する混合物に添加しそして反応
を進行させて約60〜90℃で完結せしめる。総反応
時間は配合物に応じ変動するがしかし一般に約30
秒〜2分間であつた。ポリイソシアネートとして
HMDIを含有する配合物は反応時間約3分であ
つた。成分の量は第1表に列記してある。 コンドーム雄型は管状アルミニウム原料から製
造されて0.7インチの貯蔵先端を包含する長さ
11.5インチの雄型を生成する。この雄型を600
乾/湿紙を用いて水研ぎして均一な、微細な肌目
をした表面となした。コンドームが一たん形成さ
れそしてその雄型上にて硬化されたのちにコンド
ームをとり外すのを手助けするために離型剤とし
てポリ(テトラフルオロエチレン)をその雄型に
用いた。剥離塗料を塗つた雄型を加熱してポリ
(テトラフルオロエチレン)を硬化させる。 かくして使用のために調製された雄型を第表
に示されるそれぞれのポリウレタンプレポリマー
溶液中に浸漬した。すべての配合物においてメチ
レンクロライドがプレポリマー溶剤として使用さ
れた。プレポリマー溶液中のコンドーム雄型の引
き出し速度ならびに硬化スケジユールおよび粘度
は第表に示される。次にコンドームを冷却し、
完全なカフスを巻きとりそしてコンドームに澱粉
末を散布した。 プレポリマー溶液の物理的性質およびそれぞれ
の配合物についての工程パラメーターは第表に
示される。 本発明方法により形成されたポリウレタンコン
ドームの機械的および物理的性質を第〜表に
示す。 先に論議されたように、ポリウレタンプレポリ
マー配合物の選択がポリウレタンコンドームの究
極の性質にとつておよび商業上実用しうるコンド
ームの製造における本発明方法の使用が成功する
ために決定的である。選択された特定のポリオー
ルまたはポリオール混合物は周囲温度で非晶質で
無定形物質でなければならない。 本発明方法で使用するのに好ましいものの代表
である配合物AおよびBはこの要件に合致する。
これらは融点約23℃を有する無定形の、非晶質ポ
リオールの混合物を使用している。これら無定形
ポリオールを用いるプレポリマーから製造された
コンドームは極度に柔軟で、引張りモジユラスが
低くそして機械的強度が高い(第表参照)。こ
れら配合物はポリオールの配合物が周囲温度でよ
り結晶特性が大きくそしてその融点が約55〜60℃
である少くとも1種類のポリオールを包含する配
合物C,DおよびEと比較対照されうる。本発明
方法によりこれら配合物から製造されたコンドー
ムはより柔軟性が少なくそしてより剛くかつコン
ドームに所望されるより引張りモジユラスが高い
(第表)。 第表を見ると、好ましい配合物AおよびBの
引張りモジユラスは100%、300%および500%に
おいてCおよびDについての値より相当低い。配
合物EはAおよびBと比較的類似した引張りモジ
ユラスを有する。しかしながら配合物Eは本発明
に使用される配合物(配合物AおよびB)の引張
り強さ、伸び、引張り残留歪または引裂き性質を
有しない。第表では本発明方法そして特に配合
物AおよびBを用いて形成されたコンドームが従
来法のポリウレタン外科手術用手袋製造法におい
て用いられる配合物に等しいかまたはそれより良
好な機械的性質(引張強さ、残留歪、伸びおよび
引裂き)を有するが、それらの引張りモジユラス
が低いゆえにコンドームにとつてさらに適当であ
ることが示される。 第表では、配合物Aを用いる本発明方法のポ
リウレタンコンドームと商業上入手しうるラテツ
クスコンドームの厚さの比較が示される。この表
に示されるように、慣用の従来法技術により形成
されたラテツクスコンドームにおいては多様な厚
さが存在しそしてそれゆえ均一性が少ない。ラテ
ツクスコンドームの厚さは2.3ミルまで逸脱する。
第サンプルを除くラテツクスコンドームはコン
ドームの先端で最大厚さに変動した。先に論議さ
れたように、これは従来法コンドーム工程の明ら
かな欠点である。本方法のポリウレタンコンドー
ムは多くて0.3ミルの偏差でありラテツクスコン
ドームより厚さにおいてはより均一性を示してい
る。ポリウレタンコンドームの先端の厚さはコン
ドーム基部での厚さと0.3ミル以内の差しかない。 第表では指定された期間保存された後の好ま
しいポリウレタン配合物Aの優れた物理的性質保
有が示される。このデータの重要性は商業上実用
しうる製品にとつて必要なポリウレタンコンドー
ムの保存寿命に関するものである。表に示される
ように、5℃の低い温度ですらも、軟かい、柔軟
なコンドームの性質は長期間後も実際上同じまま
でありそして23℃で保存されたものとあまり相異
しない。
【表】
【表】 (1) 総固形物重量%
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ポリウレタンポリマーまたはプレポリ
    マーの溶剤溶液であつて、 前記ポリマーまたはプレポリマーはポリイ
    ソシアネートと少なくとも1種の長鎖ポリオ
    ールとの反応物からなり、 前記ポリオールは室温で無定形で非結晶性
    であり、平均分子量が約500〜約5000の範囲
    内であり、 前記ポリオールは平均ヒドロキシル価が約
    225〜約22.4の範囲であり、 前記ポリイソシアネートは、そのNCO/
    OH比が約0.95/1〜約1.1/1である溶剤溶
    液からなる シングルデイツピング浴を準備する工程、 (b) その上にコンドームが形成される予定の型を
    上記のシングルデイツピング浴に約30〜約60秒
    間浸漬して前記型の上にコンドームの形のポリ
    ウレタン膜を付着させる工程、 (c) 前記型を毎分約16〜約90cmの範囲の速度で前
    記シングルデイツピング浴から引き出す工程、 (d) 前記型の上にコンドームの形で付着した膜
    を、硬化するに十分な時間高められた温度にさ
    らすことにより硬化させる工程、 (e) 前記硬化膜を前記型上で冷却する工程、 (f) 前記型の上で前記膜の基部で完全なカフスを
    形成させる工程、および (g) 前記型から、完全なカフスを有するコンドー
    ムの形で前記付着膜を取り出す工程 からなることを特徴とする、シングルデイツピン
    グ浴を使用して実質的に均一な厚さを有するポリ
    ウレタンコンドームを製造する方法。 2 前記硬化工程が約20〜約40分の範囲の時間で
    実施される特許請求の範囲第1項の製法。 3 前記硬化工程が約130〜約175℃の範囲の温度
    で実施される特許請求の範囲第1項の製法。 4 前記シングルデイツピング浴の準備工程が約
    120〜約470cpsなるブルツクフイールド(Brook
    field)粘度を有する浴を準備することにより実
    施される特許請求の範囲第1項の製法。 5 (a) 前記デイツピング工程の前に、コンドー
    ムが形成される予定の型を選択し; (b) 最初の適用工程で前記選択工程から得られた
    型に肌目のある表面を適用し; (c) 第2適用工程で前記肌目のある表面に離型剤
    を適用する; ことからなる特許請求の範囲第1項の製法。 6 前記第2の適用工程がポリテトラフルオロエ
    チレン粉末を用いて実施される特許請求の範囲第
    5項の製法。 7 前記冷却工程が約50〜約60℃の範囲の温度で
    実施される特許請求の範囲第1項の製法。
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