JPH0376469B2 - - Google Patents
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- JPH0376469B2 JPH0376469B2 JP57013169A JP1316982A JPH0376469B2 JP H0376469 B2 JPH0376469 B2 JP H0376469B2 JP 57013169 A JP57013169 A JP 57013169A JP 1316982 A JP1316982 A JP 1316982A JP H0376469 B2 JPH0376469 B2 JP H0376469B2
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- waveform data
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/02—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
- G10H1/06—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
- G10H1/08—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by combining tones
- G10H1/10—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by combining tones for obtaining chorus, celeste or ensemble effects
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S84/04—Chorus; ensemble; celeste
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
発明の背景
発明の分野
本発明は電子楽音シンセサイザに関するもので
あり、特にアンサンブル効果を発生させるデジタ
ル楽音発生器に関する。 先行技術の説明 電子楽器の音色性能(tonal performance)
は、アンサンブル効果を有する楽音を発生させる
ことによつて高められる。アンサンブル効果を発
生させる通常の方法は、その基本周波数が少しづ
つ異なる2つ又はそれ以上の楽音を発生させるこ
とである。正確には調子の合つていない楽器の合
奏によつて生じるアンサンブル楽音をまねること
である。バイオリンがユニゾンで奏せられる場合
でさえもバイオリン部が発生させる暖かさを感じ
させる楽音を出すのは、この種の“離調(out−
of−tune)”アンサンブルである。 僅かに離調(detune)している2音を同時に
電気的に発生させるためにいろいろな配置が用い
られている。直接的な配置は、単に各楽器発生器
を二重にし、各楽音発生器用に離調クロツクを用
いることである。残念ながらこの直接的な配置
は、楽音発生システム全体を二重にすることに伴
う費用の故に通常は高価な解決法である。また、
ほんの僅かな離調がなくてはならず、かつ周囲の
条件の変化とともに周波数が独自に変動すること
が許されない2つのクロツクを使用するという問
題がある。 2つの楽音発生器のために1つだけのクロツク
を用いることによつて、アンサンブル効果に必要
な2つの離調楽音発生器をうるためいくつかの配
置が開発されている。代表的な先行技術が下記の
特許に説明されている。 “コンピユータオルガンにおけるチエレスタの
発生装置”と題する米国特許第3809792号には、
楽音波形の連続するサンプル点が実時間で計算さ
れる楽音発生器においてチエレスタ効果を発生さ
せるための装置が説明されている。各サンプル点
の振幅は、2組のフーリエ成分を加算することに
よつてえられる。1組は選択された楽音の真のピ
ツチを伴つており、第2の組はそれよりも少し高
いピツチで発生される。その結果としてチエレス
タのような効果又はアンサンブル効果となる。 “複音シンセサイザにおけるアンサンブルと非
高調波の発生方式”と題する米国特許第4112803
号(特開昭52−82413号)には、2つの離調(out
−of−tune)楽音を発生させるための方法が説明
されている。第1の楽音は“複音シンセサイザ”
と題する米国特許第4085644号(特開昭52−27621
号)に説明されている方法により発生させる。第
2の楽音は、第1の楽音を計算するのに用いたの
と同じ波形データを使用し、起動(starting)メ
モリアドレスを徐々に進めながらメモリからその
データを反復して読出すことにより発生させる。
この動作は、メモリから波形データをアドレスす
るのに用いられる音調クロツクに関して増大した
周波数で楽音を発生させる線形位相変移に相等す
る。この最終的な結果として、1つだけの音調ク
ロツクと低周波数タイミング源を用いることによ
つて2つの離調(out−of−tune)楽音が発生す
る。 “電子楽器におけるアンサンブル効果”と題す
る米国特許第4205580号には、上記に参照した米
国特許第4085644号(特開昭52−27621号)に説明
されている種類の楽音発生器においてアンサンブ
ル効果を発生させるための方法が説明されてい
る。データセツトに記憶された波形データは、2
つのD−A変換器によつてアナログ信号に変換さ
れる。データが第1変換器へ転送されるのと同じ
速度でデータを第2変換器へ転送するが、第2の
データセツトにおいて1つのデータ点を除去する
か又は反復することによつてアンサンブル効果が
発生する。第2データセツトのデータ点が1つ少
くなつているか、又は1つ多くなつているので、
その結果2つのD−A変換器からの楽音は、連続
する各波形サイクルごとに互に線形位相変移を示
し、それによつてアンサンブル効果にとつて所望
される離調(detuning)を生じさせる。 発明の要約 本発明は、選択された波形サンプルデータ点か
らなる2つのデータセツトを用いる1つの楽音発
生器により多数の楽音の音質(色)効果(tonal
effect)をつくりだす楽音発生器においてアンサ
ンブル効果を発生させるための装置を指向する。 米国特許第4085644号(特開昭52−27621号)に
説明されている種類の複音シンセサイザにおいて
は、計算サイクルとデータ転送サイクルとが反復
してそれぞれ独立して実施され、楽音波形に変換
されるデータを与える。計算サイクルの期間中に
は、予め選択された楽音を特徴づける記憶された
数組の高調波係数を用いてフーリエ演算を実施す
ることによつて、第1および第2データセツトが
作られる。計算は、どの楽音周波数とも非同期な
早い速度で行われる。フーリエ演算に必要な高調
波係数および直交関数はデジタルの形で記憶さ
れ、計算はデジタル的に行われることが好まし
い。計算サイクルの終りには、データセツトは
別々のレジスタに記憶される。 計算サイクルの後に転送サイクルが開始され、
この転送サイクルの期間中には、データセツトは
多数の楽音発生器のうちの予め選択されたいくつ
かの楽音発生器へ転送される。計算サイクルと転
送サイクルの期間中出力楽音発生は中断されるこ
となく継続する。 作動された鍵盤スイツチに対応する周波数で動
作する音調クロツクは、楽音発生器に記憶された
第1データセツトをD−A変換器へアドレスアウ
トaさせるのに用いられる。この同じ音調クロツ
クは、対応する楽音発生器に記憶された第2デー
タセツトの値をアドレスアウトbするのに用いら
れる。この音調クロツクの周波数は係数
(factor)512によつて分周され、分周されたクロ
ツク速度は正弦波関数表に記憶された連続した三
角関数値をアドレスアウトcするのに用いられ
る。第2データセツトのアドレスアウトされた値
bは、正弦波関数表から読出された三角関数値
c、と乗算される。その積のデータ値dはアナロ
グ信号に変換され、その信号は第1出力アナログ
波形と合算eされてアンサンブル効果を発生させ
る。 発明の詳細説明 本発明は、鍵盤スイツチ配列上で作動されたス
イツチに対応する速度(rate)で、連続するサン
プル点をメモリから反復して読出す種類の楽音発
生の改良を指向する。メモリからアクセスされた
サンプル点は、D−A変換器によつてアナログ楽
音信号に変換される。この種類の楽音発生システ
ムは、こゝに参考のため述べてある“複音シンセ
サイザ”と題する米国特許第4085644号(特開昭
52−27621号)に詳細に説明されている。下記の
説明において、参考のため述べた特許に説明され
ているシステムの全素子は、その特許に用いられ
ている同一数字の素子に対応する2桁数字によつ
て識別される。3桁数字によつて識別されるすべ
てのシステム素子ブロツクは、アンサンブル楽音
効果を発生させるため本発明の改良を実施するた
めに複音シンセサイザに追加された素子に対応す
る。 アンサンブル楽音効果発生システムは、2つの
正弦波関数の和に対する周知の三角恒等式が誘因
となつて実施される。 sin 2πf1t+sin 2πf2 =2sin[2π(f1+f2)t/2]cos [2π(f1−f2)t/2] 式1 f2=f1−g 式2 とする。但し、gは小さい周波数増分である。式
1に式2を代入すると、下記の式3がえられる。 sin 2πf1+sin 2π(f1-g)t =2sin[2π(f1-g/2t]con 2πgt/2 =2sin2πf1t cos 2πgt/2 式3 最後の式3は、周波数f1−g/2がf1によつて
置換されている近似値である。式3は、周波数が
少し違う2つの正弦波関数の和が、正弦関数をそ
の変数として周波数差の1/2を有する余弦関数と
乗算又は変調することによつてうることができる
ことを示している。 2つの楽音周波数の周波数比較は、下記の関係
によりセントCによつて表わされる。 C=K logf1/f2 式4 但し、定数Kは下記のように定義される。 K=1200/log2 式5 式4から周波数f1は下記のように表わされる。 f1=f2exp(C/K) 式6 式2に式6を代入すると下記の式がえられる。 g=f1(A−1)/A 式7 但し、定数Aは下記のように定義される。 A=exp(C/K) 式8 2つの周波数間のセントで表わされる特定の離
調に対する変調周波数は式7から計算できる。代
表的な値を第1表に示してある。
あり、特にアンサンブル効果を発生させるデジタ
ル楽音発生器に関する。 先行技術の説明 電子楽器の音色性能(tonal performance)
は、アンサンブル効果を有する楽音を発生させる
ことによつて高められる。アンサンブル効果を発
生させる通常の方法は、その基本周波数が少しづ
つ異なる2つ又はそれ以上の楽音を発生させるこ
とである。正確には調子の合つていない楽器の合
奏によつて生じるアンサンブル楽音をまねること
である。バイオリンがユニゾンで奏せられる場合
でさえもバイオリン部が発生させる暖かさを感じ
させる楽音を出すのは、この種の“離調(out−
of−tune)”アンサンブルである。 僅かに離調(detune)している2音を同時に
電気的に発生させるためにいろいろな配置が用い
られている。直接的な配置は、単に各楽器発生器
を二重にし、各楽音発生器用に離調クロツクを用
いることである。残念ながらこの直接的な配置
は、楽音発生システム全体を二重にすることに伴
う費用の故に通常は高価な解決法である。また、
ほんの僅かな離調がなくてはならず、かつ周囲の
条件の変化とともに周波数が独自に変動すること
が許されない2つのクロツクを使用するという問
題がある。 2つの楽音発生器のために1つだけのクロツク
を用いることによつて、アンサンブル効果に必要
な2つの離調楽音発生器をうるためいくつかの配
置が開発されている。代表的な先行技術が下記の
特許に説明されている。 “コンピユータオルガンにおけるチエレスタの
発生装置”と題する米国特許第3809792号には、
楽音波形の連続するサンプル点が実時間で計算さ
れる楽音発生器においてチエレスタ効果を発生さ
せるための装置が説明されている。各サンプル点
の振幅は、2組のフーリエ成分を加算することに
よつてえられる。1組は選択された楽音の真のピ
ツチを伴つており、第2の組はそれよりも少し高
いピツチで発生される。その結果としてチエレス
タのような効果又はアンサンブル効果となる。 “複音シンセサイザにおけるアンサンブルと非
高調波の発生方式”と題する米国特許第4112803
号(特開昭52−82413号)には、2つの離調(out
−of−tune)楽音を発生させるための方法が説明
されている。第1の楽音は“複音シンセサイザ”
と題する米国特許第4085644号(特開昭52−27621
号)に説明されている方法により発生させる。第
2の楽音は、第1の楽音を計算するのに用いたの
と同じ波形データを使用し、起動(starting)メ
モリアドレスを徐々に進めながらメモリからその
データを反復して読出すことにより発生させる。
この動作は、メモリから波形データをアドレスす
るのに用いられる音調クロツクに関して増大した
周波数で楽音を発生させる線形位相変移に相等す
る。この最終的な結果として、1つだけの音調ク
ロツクと低周波数タイミング源を用いることによ
つて2つの離調(out−of−tune)楽音が発生す
る。 “電子楽器におけるアンサンブル効果”と題す
る米国特許第4205580号には、上記に参照した米
国特許第4085644号(特開昭52−27621号)に説明
されている種類の楽音発生器においてアンサンブ
ル効果を発生させるための方法が説明されてい
る。データセツトに記憶された波形データは、2
つのD−A変換器によつてアナログ信号に変換さ
れる。データが第1変換器へ転送されるのと同じ
速度でデータを第2変換器へ転送するが、第2の
データセツトにおいて1つのデータ点を除去する
か又は反復することによつてアンサンブル効果が
発生する。第2データセツトのデータ点が1つ少
くなつているか、又は1つ多くなつているので、
その結果2つのD−A変換器からの楽音は、連続
する各波形サイクルごとに互に線形位相変移を示
し、それによつてアンサンブル効果にとつて所望
される離調(detuning)を生じさせる。 発明の要約 本発明は、選択された波形サンプルデータ点か
らなる2つのデータセツトを用いる1つの楽音発
生器により多数の楽音の音質(色)効果(tonal
effect)をつくりだす楽音発生器においてアンサ
ンブル効果を発生させるための装置を指向する。 米国特許第4085644号(特開昭52−27621号)に
説明されている種類の複音シンセサイザにおいて
は、計算サイクルとデータ転送サイクルとが反復
してそれぞれ独立して実施され、楽音波形に変換
されるデータを与える。計算サイクルの期間中に
は、予め選択された楽音を特徴づける記憶された
数組の高調波係数を用いてフーリエ演算を実施す
ることによつて、第1および第2データセツトが
作られる。計算は、どの楽音周波数とも非同期な
早い速度で行われる。フーリエ演算に必要な高調
波係数および直交関数はデジタルの形で記憶さ
れ、計算はデジタル的に行われることが好まし
い。計算サイクルの終りには、データセツトは
別々のレジスタに記憶される。 計算サイクルの後に転送サイクルが開始され、
この転送サイクルの期間中には、データセツトは
多数の楽音発生器のうちの予め選択されたいくつ
かの楽音発生器へ転送される。計算サイクルと転
送サイクルの期間中出力楽音発生は中断されるこ
となく継続する。 作動された鍵盤スイツチに対応する周波数で動
作する音調クロツクは、楽音発生器に記憶された
第1データセツトをD−A変換器へアドレスアウ
トaさせるのに用いられる。この同じ音調クロツ
クは、対応する楽音発生器に記憶された第2デー
タセツトの値をアドレスアウトbするのに用いら
れる。この音調クロツクの周波数は係数
(factor)512によつて分周され、分周されたクロ
ツク速度は正弦波関数表に記憶された連続した三
角関数値をアドレスアウトcするのに用いられ
る。第2データセツトのアドレスアウトされた値
bは、正弦波関数表から読出された三角関数値
c、と乗算される。その積のデータ値dはアナロ
グ信号に変換され、その信号は第1出力アナログ
波形と合算eされてアンサンブル効果を発生させ
る。 発明の詳細説明 本発明は、鍵盤スイツチ配列上で作動されたス
イツチに対応する速度(rate)で、連続するサン
プル点をメモリから反復して読出す種類の楽音発
生の改良を指向する。メモリからアクセスされた
サンプル点は、D−A変換器によつてアナログ楽
音信号に変換される。この種類の楽音発生システ
ムは、こゝに参考のため述べてある“複音シンセ
サイザ”と題する米国特許第4085644号(特開昭
52−27621号)に詳細に説明されている。下記の
説明において、参考のため述べた特許に説明され
ているシステムの全素子は、その特許に用いられ
ている同一数字の素子に対応する2桁数字によつ
て識別される。3桁数字によつて識別されるすべ
てのシステム素子ブロツクは、アンサンブル楽音
効果を発生させるため本発明の改良を実施するた
めに複音シンセサイザに追加された素子に対応す
る。 アンサンブル楽音効果発生システムは、2つの
正弦波関数の和に対する周知の三角恒等式が誘因
となつて実施される。 sin 2πf1t+sin 2πf2 =2sin[2π(f1+f2)t/2]cos [2π(f1−f2)t/2] 式1 f2=f1−g 式2 とする。但し、gは小さい周波数増分である。式
1に式2を代入すると、下記の式3がえられる。 sin 2πf1+sin 2π(f1-g)t =2sin[2π(f1-g/2t]con 2πgt/2 =2sin2πf1t cos 2πgt/2 式3 最後の式3は、周波数f1−g/2がf1によつて
置換されている近似値である。式3は、周波数が
少し違う2つの正弦波関数の和が、正弦関数をそ
の変数として周波数差の1/2を有する余弦関数と
乗算又は変調することによつてうることができる
ことを示している。 2つの楽音周波数の周波数比較は、下記の関係
によりセントCによつて表わされる。 C=K logf1/f2 式4 但し、定数Kは下記のように定義される。 K=1200/log2 式5 式4から周波数f1は下記のように表わされる。 f1=f2exp(C/K) 式6 式2に式6を代入すると下記の式がえられる。 g=f1(A−1)/A 式7 但し、定数Aは下記のように定義される。 A=exp(C/K) 式8 2つの周波数間のセントで表わされる特定の離
調に対する変調周波数は式7から計算できる。代
表的な値を第1表に示してある。
【表】
7セントの離調周波数差は2進数
0.000000001000に対応することが第1表の記入事
項から認められる。7セントはアンサンブル離調
にとつて有利な選択であり、対応する2進数小数
2-9=1/512は9ビツト位置の左2進シフトとして
容易に実行される。 第1図において、電子楽器用鍵スイツチ集合体
は、楽器鍵盤スイツチ12として表示してあるシ
ステムブロツクにより一般的に示されている。1
つの鍵スイツチが鍵盤上で作動又は解放される
と、音調検出・割当装置14はそのような鍵盤ス
イツチの状態変化を検出し、作動された各スイツ
チごとに1つのオクターブ内のその楽音、鍵盤に
対するオクターブ番号、鍵盤識別番号に対応する
情報を記憶する。この情報は、音調検出・割当装
置14の1構成部分であるメモリ(図示されてい
ない)に記憶される。適当な音調検出・割当装置
サブシステムの動作は、こゝに参考のため述べて
ある“鍵盤スイツチ検出・割当装置”と題する米
国特許第4022098号(特開昭52−44626号)に説明
されている。 楽音波形に対し等間隔で置かれている振幅値に
対応する1組の点からなるデータセツトが波形発
生器201によつて発生する。データセツトを発
生させるには、既知のいかなる種類のデジタル波
形発生器を用いてもよいが、上記の参考のため述
べた米国特許第4085644号(特開昭52−27621号)
に開示されているシステムを用いるのが有利であ
る。 一般的原則としては、発生される楽音の最大高
調波数は、楽音波形の1周期を規定する等間隔に
置かれた点の数の1/2以下である。有利な選択は、
楽音に対する32高調波能力に対応する64データ点
を選ぶことである。これは大部分の電子楽器にと
つて十分である。 第1データセツトは米国特許第4085644号(特
開昭52−27621号)に説明されているように波形
発生器201によつて計算されるが、第1高調波
は省略される。これは、データセツトの計算に用
いられる第1高調波係数の大きさを零値にセツト
することによつて行われる。データセツトは、一
連の計算サイクルの期間中反復して計算される。
計算されたデータセツトは、波形発生器201内
に含まれる主レジスタに記憶される。 計算サイクルが終了すると、データセツトは多
数の音調レジスタへ転送されるが、これらの音調
レジスタはそれらに対応する数の楽音発生器の構
成部分である。 そのような楽音発生器の1つが第1図に明示さ
れている。楽音発生器は下記のシステムブロツ
ク、即ち音調レジスタ37、D−A変換器47、
音調クロツク36、カウンタ101、正弦波関数
表124、基本音調レジスタ137、乗算器10
2、D−A変換器115からなる。図示されてい
ない他の楽音発生器も同様なシステムブロツクか
らなる。楽音発生器からの出力信号は加算器55
において合算され、音響システム11によつて可
聴音に変換される。 参考のため述べた米国特許第4085644号(特開
昭52−27621号)に説明されているように、音調
選択回路40は、転送サイクルの間に第1データ
セツトを第1図に示す音調レジスタ37のような
音調レジスタへ転送する。 基本音調レジスタ137は、データセツトの欠
けている第1高調波に対応するデータを含む。従
つて、基本音調レジスタに記憶されたデータは、
データセツトを構成するデータ点の数に対応する
値の完全な正弦波関数表に対応するデータにすぎ
ない。このデータ点セツトは基本データ語と呼ば
れる。 記憶されたデータは、音調クロツク36により
発生されるタイミング信号によつて、音調レジス
タ37と基本音調レジスタ137から同時にアド
レスアウトされる。音調クロツクの周波数は、作
動された鍵盤スイツチの楽音周波数に対応するよ
うに音調検出・割当装置14によつて制御され
る。この周波数は、音調レジスタ37に記憶され
たデータセツト点の値の数によつて乗算された基
本楽音周波数である。音調クロツクを実施するた
めの装置は、“周波数ナンバー制御クロツク装置”
と題する米国特許第4067254号に説明されている。
この特許はこゝに参考のためあげてある。 音調クロツク36により発生されたタイミング
パルスは、カウンタ101によつて係数Kで分周
される。その結果は、分割したシーケンスのタイ
ミング信号となる。カウンタ101は、モジユロ
512をカウントするように実施されている。カ
ウンタ101がそのモジユロ実施の故にその最小
カウント状態に戻る度毎に、リセツト信号が発生
される。 カウンタ138は、モジユロ64をカウントす
るように実行されており、カウンタ101により
発生されるリセツト信号により増分される。 正弦波関数表124は、三角正弦関数
(trigono−metric sinisoid function)cos(2πn/
N)の値を含む。但し、Nは音調レジスタ37に
記憶された主データセツトのデータ点の数であ
り、指数nはn=1、2、…、Nの範囲内にある
整数である。nは正弦波関数表124において選
択された各正弦値に対するメモリアドレス番号で
ある。第1図に示してあるシステム実施の場合に
は、基本音調レジスタ137はsin(2πn/N)の
値を含む。 三角正弦値は、カウンタ138の状態に応答し
て正弦波関数表124からアドレスアウトcされ
る。正弦波関数表124からアドレスアウトされ
たデータ値cは、基本音調レジスタ137からア
ドレスアウトされたデータ値bを乗算器102に
よつて乗算又はスケールされるのに用いられる。 音調クロツク36、カウンタ101および13
8、正弦波関数表124、基本音調レジスタ13
7および乗算器102の組合せによつて式3の右
側が実施されることが判る。その最終的な結果と
して、D−A変換器115によつて与えられるア
ナログ信号は、発生した楽音の基本波
(fundamental)と7セントだけ離調した基本波
(fundamental)の和からなる。2つの離調周波
数は加算器55によつてD−A変換器47の出力
に加算されて、所望するアンサンブル効果を有す
る複合信号eを発生させる。 基本音調レジスタに記憶されたデータを得る代
わりの方法は、各計算サイクルを2つの部分に分
けることである。計算サイクルの第1部分の間に
は、予め選択した楽音の音色に対応する高調波係
数セツトの最初の高調波係数だけが用いられる。
第1計算部分の間に得られたデータセツトに対す
る計算されたデータ点は、すべての楽音発生器の
基本音調レジスタに記憶される。選択された高調
波係数セツトの残りの係数はすべて波形発生器2
01に含まれる主レジスタに記憶される主データ
セツトを発生させるために第2計算部分の間に使
用される。 第1図に図示し、上記に説明した基本的システ
ムの代わりのシステム構成が第2図に示されてい
る。第2図においては、第1図に示したシステム
のデジタル乗算器102は乗算D−A変換器11
5により置換されている。正弦波関数表124か
らアドレスアウトされたデジタル三角データ値c
はアナログ信号に変換され、それらの信号はD−
A変換器のための基準レベルとして用いられる。
この方法により、D−A変換器115は、基本音
調レジスタ137と正弦波関数表124から読出
されたデータ値との積である出力アナログ信号
d′を与える。 基本音調レジスタ137と正弦波関数表124
には本質的に同一のデータが記憶されているの
で、1つの装置を時分割するという方法によつて
これらの装置のうちの1つを除去することができ
る。そのような時分割配置が第3図に示されてい
る。 データ選択回路139は、カウンタ140の状
態又はカウンタ138の状態に応答して、正弦波
関数表124から正弦値をアドレスアウトするの
に用いられる。カウンタ140はモジユロ64を
カウントするように実行されており、音調クロツ
ク36によつて与えられるタイミング信号により
増分される。 データ選択回路139は、遅延回路142から
信号を受信しない場合には、カウンタ140から
データを選択する。遅延回路142からの信号に
応答して、データ選択回路139はカウンタ13
8からデータを選択する。 カウンタ138を増分するのに使用されるカウ
ンタ101からのリセツト信号は、エツジ検出回
路141によつてパルスに変換される。このパル
スは遅延回路142によつて遅延させられるの
で、データ選択回路139へ転送された信号はカ
ウンタ140の状態の変化と一致しない。 データ選択回路139がカウンタ138の内容
に応答して正弦波値を正弦波関数表124からア
ドレスアウトさせると、データ選択回路143
は、遅延回路142からの信号に応答して、正弦
値を転送させレジスタ144に記憶させる。 カウンタ140の状態に対応して正弦波関数表
124からアドレスアウトされた正弦値bは、デ
ータ選択回路143によつてD−A変換器115
へ転送される。 レジスタ144からの出力cは、D−A変換器
145によつてアナログ信号へ変換される。この
変換されたアナログ信号は、第2図に示したシス
テムに関連して上述したようにD−A変換器11
5に対する基準信号として用いられる。 乗算D−A変換器115からの出力アナログ信
号d′は加算器55においてD−A変換器47から
の信号出力と組合わされて、アンサンブル効果を
有する所望の楽音eを発生させる。カウンタ10
1をモジユロ512以外の構成によりカウントす
るように実行することによつて相異なる量の離調
をもつたアンサンブル効果がえられることは第1
表から明らかである。制御信号に応答して調節可
能なモジユロカウント動作をもつカウンタを用い
ることによつて離調制御を容易に実施しうる。そ
のような可変カウンタは周知の装置である。 以下本発明の実施の態様を列記する。 1 前記波形データは波形発生手段を具え、それ
により一連の高調波数q=2、3、4、…、
N/2、但しNは前記複数の波形データ語総
数、に対応するスペクトル内容を有する前記複
数の波形データ語を発生させる特許請求の範囲
第1項による楽器。 2 前記波形データは、 前記オーデイオ楽音信号の第1高調波に対応
するスペクトル内容をもつ前記複数の基本デー
タ語を発生させる基本波形発生手段と、 前記複数の基本データ語を前記第1メモリに
記憶するための転送手段とを具える 特許請求の範囲第1項による楽器。 3 前記正弦波関数メモリは三角正弦関数cos
(2πn/N)、但しNは前記複数の波形データ点
総数、n=1、2、3、…、Nはメモリアドレ
ス番号を示す整数、の値を記憶する特許請求の
範囲第1項による楽器。 4 前記分周手段は、 前記タイミング信号によつて増分され、特定
の数Kをモジユロとしてカウントする第1カウ
ンタ手段と、 前記第1カウンタ手段がその初期状態に戻る
度毎に増分され、前記複数の波形データ点を含
むデータ語数をモジユロとしてカウントする第
2カウンタ手段とを具える 特許請求の範囲第1項による楽器。 5 前記分周手段は、前記特定数Kの選択された
値をつくるためのモジユロ数発生器を更に具え
る前記第4項による楽器。 6 前記第2アドレツシング手段は、 前記第2カウンタ手段の状態に応答して、前
記正弦波関数表から三角正弦値を読出すための
メモリアドレス番号を発生させるアドレツシン
グ回路を含む前記第4項による楽器。 7 オーデイオ楽音信号の1周期を規定する対応
する数の等間隔に置かれた点の振幅に対応する
複数の波形データ語を記憶する波形メモリを有
し、前記データ語が波形メモリから順次反復し
て読出され、発生される楽音のピツチに対応す
る速度でD−A変換器へ転送される楽器との組
合せにおいて、 前記波形メモリに記憶された前記複数の波形
データを計算するための計算手段と、 複数の三角正弦値を記憶する正弦波関数表
と、 前記発生した楽音のピツチに対応する速度で
タイミング信号を与えるクロツクと、 前記タイミング信号に応答し、波形データを
前記波形メモリから読出す第1アドレツシング
手段と、 前記波形メモリから読出された波形データ語
を第1アナログ信号に変換するための第1変換
手段と、 前記タイミング信号に応答し、三角正弦値を
前記正弦波関数表から読出す第2アドレツシン
グ手段と、 正弦波関数表から読出された三角正弦値に応
答して第2アナログ信号を発生させる信号結合
手段と、 前記第1アナログ信号と前記アナログ信号と
を加算して前記アンサンブル効果を有する楽音
を発生させる加算手段と、を具える アンサンブル効果発生装置。 8 前記計算手段は波形発生手段を具え、それに
より一連の高調波数q=2、3、4、…、N/
2、但しNは前記複数の波形データ語総数、に
対応するスペクトル内容を有する前記複数の波
形データ語を発生させる前記第7項による楽
器。 9 前記正弦波関数表は三角正弦関数cos(2πn/
N)、但しNは前記複数の波形データ点総数、
n=1、2、3、…、Nはメモリアドレス番号
を示す整数、の値を記憶する第1メモリを含む
前記第7項による楽器。 10 前記第2アドレツシング手段は、 前記タイミング手段によつて増分され、特定
数Kをモジユロとしてカウントする第1カウン
タ手段と、 前記第1カウンタ手段がその初期状態に戻る
度毎に増分され、前記複数の波形データ点を含
むデータ語数をモジユロとしてカウントする第
2カウンタ手段と、 データ値を記憶するための第2メモリと、 前記第2カウンタの状態に応答し、前記正弦
波関数表から三角正弦値をアドレスし、前記正
弦値を前記第2メモリに記憶する第1アドレツ
シング手段と、 前記タイミング信号によつて増分され、前記
複数の波形データ点を含むデータ語数をモジユ
ロとしてカウントする第3カウンタ手段と、 前記第3カウンタ手段の状態に応答し、前記
正弦波関数表から三角正弦値をアドレスアウト
する第2アドレツシング回路を具える 前記第7項による楽器。 11 前記信号組合せ手段は、 前記第2アドレツシング回路によつてアドレ
スアウトされた三角正弦値と前記第2メモリに
記憶されたデータ値とを乗算して積のデータ値
を与える乗算手段と、 前記積のデータ値を第2アナログ信号に変換
するための第2変換手段とを含む 前記第10項による楽器。 12 前記第2アドレツシング手段は、前記特定数
Kの選択された値をつくるモジユロ数発生器を
更に含む前記第10項による楽器。
0.000000001000に対応することが第1表の記入事
項から認められる。7セントはアンサンブル離調
にとつて有利な選択であり、対応する2進数小数
2-9=1/512は9ビツト位置の左2進シフトとして
容易に実行される。 第1図において、電子楽器用鍵スイツチ集合体
は、楽器鍵盤スイツチ12として表示してあるシ
ステムブロツクにより一般的に示されている。1
つの鍵スイツチが鍵盤上で作動又は解放される
と、音調検出・割当装置14はそのような鍵盤ス
イツチの状態変化を検出し、作動された各スイツ
チごとに1つのオクターブ内のその楽音、鍵盤に
対するオクターブ番号、鍵盤識別番号に対応する
情報を記憶する。この情報は、音調検出・割当装
置14の1構成部分であるメモリ(図示されてい
ない)に記憶される。適当な音調検出・割当装置
サブシステムの動作は、こゝに参考のため述べて
ある“鍵盤スイツチ検出・割当装置”と題する米
国特許第4022098号(特開昭52−44626号)に説明
されている。 楽音波形に対し等間隔で置かれている振幅値に
対応する1組の点からなるデータセツトが波形発
生器201によつて発生する。データセツトを発
生させるには、既知のいかなる種類のデジタル波
形発生器を用いてもよいが、上記の参考のため述
べた米国特許第4085644号(特開昭52−27621号)
に開示されているシステムを用いるのが有利であ
る。 一般的原則としては、発生される楽音の最大高
調波数は、楽音波形の1周期を規定する等間隔に
置かれた点の数の1/2以下である。有利な選択は、
楽音に対する32高調波能力に対応する64データ点
を選ぶことである。これは大部分の電子楽器にと
つて十分である。 第1データセツトは米国特許第4085644号(特
開昭52−27621号)に説明されているように波形
発生器201によつて計算されるが、第1高調波
は省略される。これは、データセツトの計算に用
いられる第1高調波係数の大きさを零値にセツト
することによつて行われる。データセツトは、一
連の計算サイクルの期間中反復して計算される。
計算されたデータセツトは、波形発生器201内
に含まれる主レジスタに記憶される。 計算サイクルが終了すると、データセツトは多
数の音調レジスタへ転送されるが、これらの音調
レジスタはそれらに対応する数の楽音発生器の構
成部分である。 そのような楽音発生器の1つが第1図に明示さ
れている。楽音発生器は下記のシステムブロツ
ク、即ち音調レジスタ37、D−A変換器47、
音調クロツク36、カウンタ101、正弦波関数
表124、基本音調レジスタ137、乗算器10
2、D−A変換器115からなる。図示されてい
ない他の楽音発生器も同様なシステムブロツクか
らなる。楽音発生器からの出力信号は加算器55
において合算され、音響システム11によつて可
聴音に変換される。 参考のため述べた米国特許第4085644号(特開
昭52−27621号)に説明されているように、音調
選択回路40は、転送サイクルの間に第1データ
セツトを第1図に示す音調レジスタ37のような
音調レジスタへ転送する。 基本音調レジスタ137は、データセツトの欠
けている第1高調波に対応するデータを含む。従
つて、基本音調レジスタに記憶されたデータは、
データセツトを構成するデータ点の数に対応する
値の完全な正弦波関数表に対応するデータにすぎ
ない。このデータ点セツトは基本データ語と呼ば
れる。 記憶されたデータは、音調クロツク36により
発生されるタイミング信号によつて、音調レジス
タ37と基本音調レジスタ137から同時にアド
レスアウトされる。音調クロツクの周波数は、作
動された鍵盤スイツチの楽音周波数に対応するよ
うに音調検出・割当装置14によつて制御され
る。この周波数は、音調レジスタ37に記憶され
たデータセツト点の値の数によつて乗算された基
本楽音周波数である。音調クロツクを実施するた
めの装置は、“周波数ナンバー制御クロツク装置”
と題する米国特許第4067254号に説明されている。
この特許はこゝに参考のためあげてある。 音調クロツク36により発生されたタイミング
パルスは、カウンタ101によつて係数Kで分周
される。その結果は、分割したシーケンスのタイ
ミング信号となる。カウンタ101は、モジユロ
512をカウントするように実施されている。カ
ウンタ101がそのモジユロ実施の故にその最小
カウント状態に戻る度毎に、リセツト信号が発生
される。 カウンタ138は、モジユロ64をカウントす
るように実行されており、カウンタ101により
発生されるリセツト信号により増分される。 正弦波関数表124は、三角正弦関数
(trigono−metric sinisoid function)cos(2πn/
N)の値を含む。但し、Nは音調レジスタ37に
記憶された主データセツトのデータ点の数であ
り、指数nはn=1、2、…、Nの範囲内にある
整数である。nは正弦波関数表124において選
択された各正弦値に対するメモリアドレス番号で
ある。第1図に示してあるシステム実施の場合に
は、基本音調レジスタ137はsin(2πn/N)の
値を含む。 三角正弦値は、カウンタ138の状態に応答し
て正弦波関数表124からアドレスアウトcされ
る。正弦波関数表124からアドレスアウトされ
たデータ値cは、基本音調レジスタ137からア
ドレスアウトされたデータ値bを乗算器102に
よつて乗算又はスケールされるのに用いられる。 音調クロツク36、カウンタ101および13
8、正弦波関数表124、基本音調レジスタ13
7および乗算器102の組合せによつて式3の右
側が実施されることが判る。その最終的な結果と
して、D−A変換器115によつて与えられるア
ナログ信号は、発生した楽音の基本波
(fundamental)と7セントだけ離調した基本波
(fundamental)の和からなる。2つの離調周波
数は加算器55によつてD−A変換器47の出力
に加算されて、所望するアンサンブル効果を有す
る複合信号eを発生させる。 基本音調レジスタに記憶されたデータを得る代
わりの方法は、各計算サイクルを2つの部分に分
けることである。計算サイクルの第1部分の間に
は、予め選択した楽音の音色に対応する高調波係
数セツトの最初の高調波係数だけが用いられる。
第1計算部分の間に得られたデータセツトに対す
る計算されたデータ点は、すべての楽音発生器の
基本音調レジスタに記憶される。選択された高調
波係数セツトの残りの係数はすべて波形発生器2
01に含まれる主レジスタに記憶される主データ
セツトを発生させるために第2計算部分の間に使
用される。 第1図に図示し、上記に説明した基本的システ
ムの代わりのシステム構成が第2図に示されてい
る。第2図においては、第1図に示したシステム
のデジタル乗算器102は乗算D−A変換器11
5により置換されている。正弦波関数表124か
らアドレスアウトされたデジタル三角データ値c
はアナログ信号に変換され、それらの信号はD−
A変換器のための基準レベルとして用いられる。
この方法により、D−A変換器115は、基本音
調レジスタ137と正弦波関数表124から読出
されたデータ値との積である出力アナログ信号
d′を与える。 基本音調レジスタ137と正弦波関数表124
には本質的に同一のデータが記憶されているの
で、1つの装置を時分割するという方法によつて
これらの装置のうちの1つを除去することができ
る。そのような時分割配置が第3図に示されてい
る。 データ選択回路139は、カウンタ140の状
態又はカウンタ138の状態に応答して、正弦波
関数表124から正弦値をアドレスアウトするの
に用いられる。カウンタ140はモジユロ64を
カウントするように実行されており、音調クロツ
ク36によつて与えられるタイミング信号により
増分される。 データ選択回路139は、遅延回路142から
信号を受信しない場合には、カウンタ140から
データを選択する。遅延回路142からの信号に
応答して、データ選択回路139はカウンタ13
8からデータを選択する。 カウンタ138を増分するのに使用されるカウ
ンタ101からのリセツト信号は、エツジ検出回
路141によつてパルスに変換される。このパル
スは遅延回路142によつて遅延させられるの
で、データ選択回路139へ転送された信号はカ
ウンタ140の状態の変化と一致しない。 データ選択回路139がカウンタ138の内容
に応答して正弦波値を正弦波関数表124からア
ドレスアウトさせると、データ選択回路143
は、遅延回路142からの信号に応答して、正弦
値を転送させレジスタ144に記憶させる。 カウンタ140の状態に対応して正弦波関数表
124からアドレスアウトされた正弦値bは、デ
ータ選択回路143によつてD−A変換器115
へ転送される。 レジスタ144からの出力cは、D−A変換器
145によつてアナログ信号へ変換される。この
変換されたアナログ信号は、第2図に示したシス
テムに関連して上述したようにD−A変換器11
5に対する基準信号として用いられる。 乗算D−A変換器115からの出力アナログ信
号d′は加算器55においてD−A変換器47から
の信号出力と組合わされて、アンサンブル効果を
有する所望の楽音eを発生させる。カウンタ10
1をモジユロ512以外の構成によりカウントす
るように実行することによつて相異なる量の離調
をもつたアンサンブル効果がえられることは第1
表から明らかである。制御信号に応答して調節可
能なモジユロカウント動作をもつカウンタを用い
ることによつて離調制御を容易に実施しうる。そ
のような可変カウンタは周知の装置である。 以下本発明の実施の態様を列記する。 1 前記波形データは波形発生手段を具え、それ
により一連の高調波数q=2、3、4、…、
N/2、但しNは前記複数の波形データ語総
数、に対応するスペクトル内容を有する前記複
数の波形データ語を発生させる特許請求の範囲
第1項による楽器。 2 前記波形データは、 前記オーデイオ楽音信号の第1高調波に対応
するスペクトル内容をもつ前記複数の基本デー
タ語を発生させる基本波形発生手段と、 前記複数の基本データ語を前記第1メモリに
記憶するための転送手段とを具える 特許請求の範囲第1項による楽器。 3 前記正弦波関数メモリは三角正弦関数cos
(2πn/N)、但しNは前記複数の波形データ点
総数、n=1、2、3、…、Nはメモリアドレ
ス番号を示す整数、の値を記憶する特許請求の
範囲第1項による楽器。 4 前記分周手段は、 前記タイミング信号によつて増分され、特定
の数Kをモジユロとしてカウントする第1カウ
ンタ手段と、 前記第1カウンタ手段がその初期状態に戻る
度毎に増分され、前記複数の波形データ点を含
むデータ語数をモジユロとしてカウントする第
2カウンタ手段とを具える 特許請求の範囲第1項による楽器。 5 前記分周手段は、前記特定数Kの選択された
値をつくるためのモジユロ数発生器を更に具え
る前記第4項による楽器。 6 前記第2アドレツシング手段は、 前記第2カウンタ手段の状態に応答して、前
記正弦波関数表から三角正弦値を読出すための
メモリアドレス番号を発生させるアドレツシン
グ回路を含む前記第4項による楽器。 7 オーデイオ楽音信号の1周期を規定する対応
する数の等間隔に置かれた点の振幅に対応する
複数の波形データ語を記憶する波形メモリを有
し、前記データ語が波形メモリから順次反復し
て読出され、発生される楽音のピツチに対応す
る速度でD−A変換器へ転送される楽器との組
合せにおいて、 前記波形メモリに記憶された前記複数の波形
データを計算するための計算手段と、 複数の三角正弦値を記憶する正弦波関数表
と、 前記発生した楽音のピツチに対応する速度で
タイミング信号を与えるクロツクと、 前記タイミング信号に応答し、波形データを
前記波形メモリから読出す第1アドレツシング
手段と、 前記波形メモリから読出された波形データ語
を第1アナログ信号に変換するための第1変換
手段と、 前記タイミング信号に応答し、三角正弦値を
前記正弦波関数表から読出す第2アドレツシン
グ手段と、 正弦波関数表から読出された三角正弦値に応
答して第2アナログ信号を発生させる信号結合
手段と、 前記第1アナログ信号と前記アナログ信号と
を加算して前記アンサンブル効果を有する楽音
を発生させる加算手段と、を具える アンサンブル効果発生装置。 8 前記計算手段は波形発生手段を具え、それに
より一連の高調波数q=2、3、4、…、N/
2、但しNは前記複数の波形データ語総数、に
対応するスペクトル内容を有する前記複数の波
形データ語を発生させる前記第7項による楽
器。 9 前記正弦波関数表は三角正弦関数cos(2πn/
N)、但しNは前記複数の波形データ点総数、
n=1、2、3、…、Nはメモリアドレス番号
を示す整数、の値を記憶する第1メモリを含む
前記第7項による楽器。 10 前記第2アドレツシング手段は、 前記タイミング手段によつて増分され、特定
数Kをモジユロとしてカウントする第1カウン
タ手段と、 前記第1カウンタ手段がその初期状態に戻る
度毎に増分され、前記複数の波形データ点を含
むデータ語数をモジユロとしてカウントする第
2カウンタ手段と、 データ値を記憶するための第2メモリと、 前記第2カウンタの状態に応答し、前記正弦
波関数表から三角正弦値をアドレスし、前記正
弦値を前記第2メモリに記憶する第1アドレツ
シング手段と、 前記タイミング信号によつて増分され、前記
複数の波形データ点を含むデータ語数をモジユ
ロとしてカウントする第3カウンタ手段と、 前記第3カウンタ手段の状態に応答し、前記
正弦波関数表から三角正弦値をアドレスアウト
する第2アドレツシング回路を具える 前記第7項による楽器。 11 前記信号組合せ手段は、 前記第2アドレツシング回路によつてアドレ
スアウトされた三角正弦値と前記第2メモリに
記憶されたデータ値とを乗算して積のデータ値
を与える乗算手段と、 前記積のデータ値を第2アナログ信号に変換
するための第2変換手段とを含む 前記第10項による楽器。 12 前記第2アドレツシング手段は、前記特定数
Kの選択された値をつくるモジユロ数発生器を
更に含む前記第10項による楽器。
第1図は、アンサンブル楽音発生システムのブ
ロツク図である。第2図は、アンサンブル楽音発
生システムの別の実施例である。第3図は、基本
音調レジスタを取り除いた別の実施例である。 第1図において、11は音響システム、12は
楽器鍵盤スイツチ、14は音調検出一割当装置、
36は音調クロツク、37は音調レジスタ、40
は音調選択回路、47はD−A変換器、55は加
算器、101はカウンタ(モジユロK)、102
は乗算器、115はD−A変換器、124は正弦
波関数表、137は基本音調レジスタ、138は
カウンタ(モジユロ64)、201は波形発生器。
ロツク図である。第2図は、アンサンブル楽音発
生システムの別の実施例である。第3図は、基本
音調レジスタを取り除いた別の実施例である。 第1図において、11は音響システム、12は
楽器鍵盤スイツチ、14は音調検出一割当装置、
36は音調クロツク、37は音調レジスタ、40
は音調選択回路、47はD−A変換器、55は加
算器、101はカウンタ(モジユロK)、102
は乗算器、115はD−A変換器、124は正弦
波関数表、137は基本音調レジスタ、138は
カウンタ(モジユロ64)、201は波形発生器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オーデイオ楽音信号の1周期を規定する等間
隔に置かれた点の振幅に対応する複数の波形デー
タ語を記憶する波形メモリを有し、発生される楽
音のピツチに対応する速度でD−A変換器へ転送
して楽音を発生する楽器において、 前記楽音の第1高調波に対応する基本波形デー
タ語を記憶する第1メモリと、 前記楽音の第1高調波を除く高調波からなる波
形データ語を記憶する第2メモリと、 発生させる楽音のピツチに対応するタイミング
信号を発生する音調クロツク発生手段と、 三角正弦関数値を記憶する正弦波関数メモリ
と、 前記音調クロツク発生手段で発生するタイミン
グ信号を分周して分周タイミング信号を発生する
分周手段と、 前記音調クロツク発生手段からのタイミング信
号に応じて、前記第1メモリから前記基本波形デ
ータ語を前記第2メモリから前記波形データ語を
読出す第1アドレツシング手段と、 前記分周手段からの分周タイミング信号に応じ
て前記正弦波関数記憶手段から三角正弦関数値を
読出す第2アドレツシング手段と、 前記第1メモリから読出された基本波形データ
語と前記正弦波関数メモリから読出された三角正
弦関数値とを乗算する乗算手段と、 該乗算手段からの出力と前記第2メモリから読
出された前記波形データ語を加算する加算手段
と、 を具える、アンサンブル効果発生装置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/230,242 US4353279A (en) | 1981-02-02 | 1981-02-02 | Apparatus for producing ensemble tone in an electric musical instrument |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57146295A JPS57146295A (en) | 1982-09-09 |
| JPH0376469B2 true JPH0376469B2 (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=22864469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57013169A Granted JPS57146295A (en) | 1981-02-02 | 1982-01-29 | Ensemble musical tone generator for electronic musical instrument |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4353279A (ja) |
| JP (1) | JPS57146295A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4649787A (en) * | 1985-08-15 | 1987-03-17 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co., Ltd. | Ensemble tone generation in a musical instrument |
| US4716805A (en) * | 1986-09-08 | 1988-01-05 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co., Ltd. | Ensemble effect for a musical tone generator using stored waveforms |
| JPH01269994A (ja) * | 1988-04-21 | 1989-10-27 | Yamaha Corp | 楽音信号発生装置 |
| KR100528476B1 (ko) * | 2003-07-22 | 2005-11-15 | 삼성전자주식회사 | 컴퓨터 시스템의 인터럽트 처리 장치 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1981
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-
1982
- 1982-01-29 JP JP57013169A patent/JPS57146295A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4353279A (en) | 1982-10-12 |
| JPS57146295A (en) | 1982-09-09 |
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