JPH0376776B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0376776B2 JPH0376776B2 JP61111998A JP11199886A JPH0376776B2 JP H0376776 B2 JPH0376776 B2 JP H0376776B2 JP 61111998 A JP61111998 A JP 61111998A JP 11199886 A JP11199886 A JP 11199886A JP H0376776 B2 JPH0376776 B2 JP H0376776B2
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- JP
- Japan
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- polyethylene glycol
- molecular weight
- ethylene glycol
- generation voltage
- spark generation
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- Glass Compositions (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は電解コンデンサ用電解液に関するもの
である。 (従来の技術) アルミ等の電解コンデンサに用いられる電解液
は、通常、エチレングリコール主溶媒とし、これ
に各種の溶質や添加剤を加えた組成となつてい
る。 ところで、溶質として1,6−デカンジカルボ
ン酸のような側鎖を持つジカルボン酸や、アゼラ
イン酸やセバシン酸のようなメチレン基(−
CH2)が7以上の直鎖ジカルボン酸を溶解した電
解液は、火花電圧が400V以上と高く、従来、中
高圧用電解液として用いられている。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、この電解液を用いたコンデンサは初期
静電容量が低く、また、高温負荷試験においても
静電容量が低下する欠点があつた。 本発明の目的は、以上の欠点を改良し、コンデ
ンサの静電容量特性を向上しうる電解コンデンサ
用電解液を提供するものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、エチ
レングリコールを主溶媒とし、ジカルボン酸ある
いはその塩類を含む電解コンデンサ用電解液にお
いて、分子量200〜1000のポリエチレングリコー
ルを添加することを特徴とする電解コンデンサ用
電解液を提供するものである。 (作 用) 本発明によれば、分子量200〜1000のポリエチ
レングリコールを添加しているために、その表面
活性作用により電解液が電極箔に良く接触し、そ
れ故、コンデンサの初期容量特性の低下や高温負
荷試験による容量特性を改善しうる。 (実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 溶媒としてエチレングリコールを用い、溶質と
して1,6−デカンジカルボン酸、アゼライン酸
アンモニウム、セバシン酸アンモニウム等を用
い、これにポリエチレングリコールを添加して電
解液とする。 各組成の成分は次の通り重量比〔wt%〕とす
る。 実施例 1 (比抵抗550Ωcm/30℃、火花発生電圧470V) エチレングリコール 69 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 ポリエチレングリコール(分子量400) 20 実施例 2 (比抵抗600Ωcm/30℃、火花発生電圧480V) エチレングリコール 69 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 ポリエチレングリコール(分子量600) 20 実施例 3 (比抵抗450Ωcm/30℃、火花発生電圧450V) エチレングリコール 70 アゼライン酸アンモニウム 8 純 水 2 ポリエチレングリコール(分子量200) 20 実施例 4 (比抵抗640Ωcm/30℃、火花発生電圧465V) エチレングリコール 64 セバシン酸アンモニウム 4 純 水 2 ポリエチレングリコール(分子量200) 30 実施例 5 (比抵抗850Ωcm/30℃、火花発生電圧500V) エチレングリコール 69 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 ポリエチレングリコール(分子量1000) 20 また、上記の各実施例と比較するために次の組
成成分からなる従来例を用いる。 従来例 1 (比抵抗800Ωcm/30℃、火花発生電圧460V) エチレングリコール 80 ホウ酸アンモニウム 20 従来例 2 (比抵抗500Ωcm/30℃、火花発生電圧455V) エチレングリコール 89 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 従来例 3 (比抵抗430Ωcm/30℃、火花発生電圧430V) エチレングリコール 90 アゼライン酸アンモニウム 8 純 水 2 従来例 4 (比抵抗580Ωcm/30℃、火花発生電圧440V) エチレングリコール 93 セバシン酸アンモニウム 5 純 水 2 以上の実施例1〜4、従来例1〜4の各電解液
をコンデンサ素子に含浸した定格350V、1000μF
のアルミ電解コンデンサにつき、初期静電容量及
び高温負荷試験(温度90℃、110℃、時間
1000Hr)時の静電容量及びその変化率を測定し
たところ表の通りの結果が得られた。
である。 (従来の技術) アルミ等の電解コンデンサに用いられる電解液
は、通常、エチレングリコール主溶媒とし、これ
に各種の溶質や添加剤を加えた組成となつてい
る。 ところで、溶質として1,6−デカンジカルボ
ン酸のような側鎖を持つジカルボン酸や、アゼラ
イン酸やセバシン酸のようなメチレン基(−
CH2)が7以上の直鎖ジカルボン酸を溶解した電
解液は、火花電圧が400V以上と高く、従来、中
高圧用電解液として用いられている。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、この電解液を用いたコンデンサは初期
静電容量が低く、また、高温負荷試験においても
静電容量が低下する欠点があつた。 本発明の目的は、以上の欠点を改良し、コンデ
ンサの静電容量特性を向上しうる電解コンデンサ
用電解液を提供するものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、エチ
レングリコールを主溶媒とし、ジカルボン酸ある
いはその塩類を含む電解コンデンサ用電解液にお
いて、分子量200〜1000のポリエチレングリコー
ルを添加することを特徴とする電解コンデンサ用
電解液を提供するものである。 (作 用) 本発明によれば、分子量200〜1000のポリエチ
レングリコールを添加しているために、その表面
活性作用により電解液が電極箔に良く接触し、そ
れ故、コンデンサの初期容量特性の低下や高温負
荷試験による容量特性を改善しうる。 (実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 溶媒としてエチレングリコールを用い、溶質と
して1,6−デカンジカルボン酸、アゼライン酸
アンモニウム、セバシン酸アンモニウム等を用
い、これにポリエチレングリコールを添加して電
解液とする。 各組成の成分は次の通り重量比〔wt%〕とす
る。 実施例 1 (比抵抗550Ωcm/30℃、火花発生電圧470V) エチレングリコール 69 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 ポリエチレングリコール(分子量400) 20 実施例 2 (比抵抗600Ωcm/30℃、火花発生電圧480V) エチレングリコール 69 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 ポリエチレングリコール(分子量600) 20 実施例 3 (比抵抗450Ωcm/30℃、火花発生電圧450V) エチレングリコール 70 アゼライン酸アンモニウム 8 純 水 2 ポリエチレングリコール(分子量200) 20 実施例 4 (比抵抗640Ωcm/30℃、火花発生電圧465V) エチレングリコール 64 セバシン酸アンモニウム 4 純 水 2 ポリエチレングリコール(分子量200) 30 実施例 5 (比抵抗850Ωcm/30℃、火花発生電圧500V) エチレングリコール 69 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 ポリエチレングリコール(分子量1000) 20 また、上記の各実施例と比較するために次の組
成成分からなる従来例を用いる。 従来例 1 (比抵抗800Ωcm/30℃、火花発生電圧460V) エチレングリコール 80 ホウ酸アンモニウム 20 従来例 2 (比抵抗500Ωcm/30℃、火花発生電圧455V) エチレングリコール 89 1,6−デカンジカルボン酸 10 28%アンモニア水 1 従来例 3 (比抵抗430Ωcm/30℃、火花発生電圧430V) エチレングリコール 90 アゼライン酸アンモニウム 8 純 水 2 従来例 4 (比抵抗580Ωcm/30℃、火花発生電圧440V) エチレングリコール 93 セバシン酸アンモニウム 5 純 水 2 以上の実施例1〜4、従来例1〜4の各電解液
をコンデンサ素子に含浸した定格350V、1000μF
のアルミ電解コンデンサにつき、初期静電容量及
び高温負荷試験(温度90℃、110℃、時間
1000Hr)時の静電容量及びその変化率を測定し
たところ表の通りの結果が得られた。
【表】
この表から明らかな通り、本発明によれば初期
静電容量はほぼ定格を満たし、また、高温負荷試
験後の静電容量も初期値に対する変化率が−0.1
〜0.4〔%〕で、ほぼ一定となつている。これに対
し、従来例は従来例1以外は初期静電容量が定格
よりも68〜80〔μF〕低く、また高温負荷試験後の
値が−13.3〜−23.5〔%〕低下しており、特に従
来例1では防爆弁が作動した。 なお、エチレングリコールと、1.6−デカンジ
カルボン酸10wt%、28%アンモニア水1wt%、ポ
リエチレングリコールからなる電解液において、
ポリエチレングリコールの添加量を変化した場合
の火花発生電圧及び比抵抗を求めたところ各々第
1図及び第2図に示す通りの結果が得られた。第
1図からはポリエチレングリコールを添加するこ
とにより火花発生電圧が上昇することがわかる。
また、第2図からは、添加量が50%を越えると急
激に比抵抗が上昇するので、50%以下が好ましい
ことがわかる。 また、第3図に、エチレングリコール69wt%、
1,6−デカンジカルボン酸10wt%、28%アン
モニア水1wt%、ポリエチレングリコール20wt%
の細成成分からなる電解液について、ポリエチレ
ングリコールの分子量を変化した場合の火花発生
電圧を求めた結果を示した。この図から明らかな
通り、ポリエチレングリコールの分子量が大きく
なるほど火花発生電圧が高くなる。しかし、ポリ
エチレングリコールの分子量が1000以上となる
と、常温で固体となるために1000未満である方が
好ましく、200未満では効果が低いので200以上が
好ましい。 (発明の効果) 以上の通り、本発明によれば分子量200〜1000
のポリエチレングリコールを添加剤として加えて
いるために、その表面活性作用により、初期静電
容量や高温負荷試験後の静電容量変化率を改善で
き、また、火花発生電圧の高い電解コンデンサ用
電解液が得られる。
静電容量はほぼ定格を満たし、また、高温負荷試
験後の静電容量も初期値に対する変化率が−0.1
〜0.4〔%〕で、ほぼ一定となつている。これに対
し、従来例は従来例1以外は初期静電容量が定格
よりも68〜80〔μF〕低く、また高温負荷試験後の
値が−13.3〜−23.5〔%〕低下しており、特に従
来例1では防爆弁が作動した。 なお、エチレングリコールと、1.6−デカンジ
カルボン酸10wt%、28%アンモニア水1wt%、ポ
リエチレングリコールからなる電解液において、
ポリエチレングリコールの添加量を変化した場合
の火花発生電圧及び比抵抗を求めたところ各々第
1図及び第2図に示す通りの結果が得られた。第
1図からはポリエチレングリコールを添加するこ
とにより火花発生電圧が上昇することがわかる。
また、第2図からは、添加量が50%を越えると急
激に比抵抗が上昇するので、50%以下が好ましい
ことがわかる。 また、第3図に、エチレングリコール69wt%、
1,6−デカンジカルボン酸10wt%、28%アン
モニア水1wt%、ポリエチレングリコール20wt%
の細成成分からなる電解液について、ポリエチレ
ングリコールの分子量を変化した場合の火花発生
電圧を求めた結果を示した。この図から明らかな
通り、ポリエチレングリコールの分子量が大きく
なるほど火花発生電圧が高くなる。しかし、ポリ
エチレングリコールの分子量が1000以上となる
と、常温で固体となるために1000未満である方が
好ましく、200未満では効果が低いので200以上が
好ましい。 (発明の効果) 以上の通り、本発明によれば分子量200〜1000
のポリエチレングリコールを添加剤として加えて
いるために、その表面活性作用により、初期静電
容量や高温負荷試験後の静電容量変化率を改善で
き、また、火花発生電圧の高い電解コンデンサ用
電解液が得られる。
第1図はポリエチレングリコールの添加量に対
する火花発生電圧のグラフ、第2図はポリエチレ
ングリコールの添加量に対する比抵抗のグラフ、
第3図はポリエチレングリコールの分子量に対す
る火花発生電圧のグラフを示す。
する火花発生電圧のグラフ、第2図はポリエチレ
ングリコールの添加量に対する比抵抗のグラフ、
第3図はポリエチレングリコールの分子量に対す
る火花発生電圧のグラフを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレングリコールを主溶媒とし、ジカルボ
ン酸あるいはその塩類を含む電解コンデンサ用電
解液において、分子量200〜1000のポリエチレン
グリコールを添加することを特徴とする電解コン
デンサ用電解液。 2 ポリエチレングリコールの添加量が50wt%
以下である特許請求の範囲第1項記載の電解コン
デンサ用電解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11199886A JPS62268121A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 電解コンデンサ用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11199886A JPS62268121A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 電解コンデンサ用電解液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62268121A JPS62268121A (ja) | 1987-11-20 |
| JPH0376776B2 true JPH0376776B2 (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=14575386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11199886A Granted JPS62268121A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 電解コンデンサ用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62268121A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0628219B2 (ja) * | 1987-03-09 | 1994-04-13 | 信英通信工業株式会社 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
| JPS6432617A (en) * | 1988-06-07 | 1989-02-02 | Shinei Tsushin Kogyo Kk | Electrolytic solution for driving electrolytic capacitor |
| US5507966A (en) * | 1995-03-22 | 1996-04-16 | Boundary Technologies, Inc. | Electrolyte for an electrolytic capacitor |
| MY133582A (en) | 2001-12-18 | 2007-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Aluminum electrolytic capacitor and method for producing the same |
| US7760487B2 (en) | 2007-10-22 | 2010-07-20 | Avx Corporation | Doped ceramic powder for use in forming capacitor anodes |
| US7760488B2 (en) * | 2008-01-22 | 2010-07-20 | Avx Corporation | Sintered anode pellet treated with a surfactant for use in an electrolytic capacitor |
| US7852615B2 (en) | 2008-01-22 | 2010-12-14 | Avx Corporation | Electrolytic capacitor anode treated with an organometallic compound |
| US7768773B2 (en) | 2008-01-22 | 2010-08-03 | Avx Corporation | Sintered anode pellet etched with an organic acid for use in an electrolytic capacitor |
| US8203827B2 (en) | 2009-02-20 | 2012-06-19 | Avx Corporation | Anode for a solid electrolytic capacitor containing a non-metallic surface treatment |
| EP3252789B1 (en) | 2010-02-15 | 2021-06-23 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electrolytic capacitor |
| WO2017056447A1 (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電解コンデンサ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1419831A (en) * | 1972-03-20 | 1975-12-31 | Daempa As | Door latches |
| JPS551699B2 (ja) * | 1973-03-31 | 1980-01-16 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11199886A patent/JPS62268121A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62268121A (ja) | 1987-11-20 |
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