JPH0376837A - 糸状体及びその製造方法 - Google Patents
糸状体及びその製造方法Info
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- JPH0376837A JPH0376837A JP14510089A JP14510089A JPH0376837A JP H0376837 A JPH0376837 A JP H0376837A JP 14510089 A JP14510089 A JP 14510089A JP 14510089 A JP14510089 A JP 14510089A JP H0376837 A JPH0376837 A JP H0376837A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- sheet
- fiber
- norbornene
- fibers
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ノルボルネン系ポリマーの形状回復性を利用
した糸状体及びその製造方法に関し、特に、織物とする
のに適した糸状体及びその製造方法に関する。
した糸状体及びその製造方法に関し、特に、織物とする
のに適した糸状体及びその製造方法に関する。
[従来の技術]
従来、ガラス転移温度が10℃以上、数平均分子量がl
OO万以上のノボルネン系ポリマーから構成された形状
回復性を有する成形体が知られている(特開昭59−5
3528号公報等参照)。
OO万以上のノボルネン系ポリマーから構成された形状
回復性を有する成形体が知られている(特開昭59−5
3528号公報等参照)。
この成形体は、−旦実際の使用に必要な母相形状に成形
した後、特定の温度範囲において外部から変形を加えそ
のまま冷却固化しても、再度特定の温度以上に加熱する
ことにより、変形は自動的に取り除かれ、当初の形状あ
るいはそれに近い形状に回復させることができるもので
あり、従来、パイプ状、棒状体、シート状に形成されて
いる。
した後、特定の温度範囲において外部から変形を加えそ
のまま冷却固化しても、再度特定の温度以上に加熱する
ことにより、変形は自動的に取り除かれ、当初の形状あ
るいはそれに近い形状に回復させることができるもので
あり、従来、パイプ状、棒状体、シート状に形成されて
いる。
[発明が解決しようとする課題1
而して、従来の成形体は、接合剤、工作、建築用固定剤
、ギブス等の医療機器材料、食器類、ひご等の文具及び
装飾品等、特に物体をノルボルネン系ポリマーの性質を
利用して特定の形や大きさに変形させる用途として使用
されていた。
、ギブス等の医療機器材料、食器類、ひご等の文具及び
装飾品等、特に物体をノルボルネン系ポリマーの性質を
利用して特定の形や大きさに変形させる用途として使用
されていた。
したがって、ノルボルネン系ポリマーの用途は極めて限
られたものであり、すなわち、従来ではノルボルネン系
ポリマーからなる成形体として、二次加工に適した素材
となるもの、特に織物として使用できる程に細径に加工
した糸状のものはなかった。
られたものであり、すなわち、従来ではノルボルネン系
ポリマーからなる成形体として、二次加工に適した素材
となるもの、特に織物として使用できる程に細径に加工
した糸状のものはなかった。
また、通常、服地、帯地等となる織物は、化繊、絹糸、
麻糸、毛糸等からなり、使用によりしわが付いて型くず
れが生じることがある。
麻糸、毛糸等からなり、使用によりしわが付いて型くず
れが生じることがある。
一方、上記したノルボルネン系ポリマーからなる繊維を
単体で使用したのでは織物らしさに乏しく、通常の化繊
、絹糸、麻糸、毛糸等からなる織物のような肌に馴染む
風合いからほど遠いため、使用に際し抵抗感・違和感が
大きいものとなる。
単体で使用したのでは織物らしさに乏しく、通常の化繊
、絹糸、麻糸、毛糸等からなる織物のような肌に馴染む
風合いからほど遠いため、使用に際し抵抗感・違和感が
大きいものとなる。
また、このノルボルネン系ポリマー繊維単体では保温性
にも問題がある。
にも問題がある。
本発明は、ノルボルネン系ポリマーからなる細糸繊維を
用い、使用によるしわ等を簡単に除去できるものとしつ
つ、しかも従来の織物と同等の風合いをもった織物を作
り出すことができる糸状体及びその製造方法の提供を目
的とする。
用い、使用によるしわ等を簡単に除去できるものとしつ
つ、しかも従来の織物と同等の風合いをもった織物を作
り出すことができる糸状体及びその製造方法の提供を目
的とする。
〔課題を解決するための手段]
本発明の糸状体は、複数の繊維状物を、長手方向に密着
接合させ又は撚り合せてなる糸状体において、該繊維状
物の少なくとも1つを形状回復性を有するノルボルネン
系ポリマーにより構成したこと、を特徴とし、その製造
方法は、形状回復性を有するノルボルネン系ポリマーを
成形してシート状となし、次いで、該シートの少なくと
も一面に、植物製、動物製、合成樹脂製又は鉱物製のシ
ート材を被覆偏着して積層体となし、しかる後、該積層
体を細糸繊維状に裁断加工すること、を特徴とする。
接合させ又は撚り合せてなる糸状体において、該繊維状
物の少なくとも1つを形状回復性を有するノルボルネン
系ポリマーにより構成したこと、を特徴とし、その製造
方法は、形状回復性を有するノルボルネン系ポリマーを
成形してシート状となし、次いで、該シートの少なくと
も一面に、植物製、動物製、合成樹脂製又は鉱物製のシ
ート材を被覆偏着して積層体となし、しかる後、該積層
体を細糸繊維状に裁断加工すること、を特徴とする。
[作用]
かかる構成の糸状体を織物とした後、和服、洋服等所定
の形状に縫製する。その後、実際の使用に必要な折り目
等を施した正しい形状(母相形状)を所定の温度のもと
において記憶させる。
の形状に縫製する。その後、実際の使用に必要な折り目
等を施した正しい形状(母相形状)を所定の温度のもと
において記憶させる。
而して、使用時にこれらの洋服等に伸びや曲げ変形等が
加わり、洋服等にしわ等が生じても、糸状体が形状回復
性を有するので、再度特定の温度に加熱することにより
、かかるしわ等が自動的に取り除かれ、当初の形状に回
復するものである。
加わり、洋服等にしわ等が生じても、糸状体が形状回復
性を有するので、再度特定の温度に加熱することにより
、かかるしわ等が自動的に取り除かれ、当初の形状に回
復するものである。
また、本発明にかかる糸状体は、ノルボルネン系ポリマ
ーよりなる繊維に、通常の織物として使用される合成繊
維、動物繊維、植物繊維等が密着接合しあるいは撚り合
わさって構成されているので、従来の織物と同等の風合
いを醸し出すことができる。
ーよりなる繊維に、通常の織物として使用される合成繊
維、動物繊維、植物繊維等が密着接合しあるいは撚り合
わさって構成されているので、従来の織物と同等の風合
いを醸し出すことができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、1は本発明にかかる糸状体を示す。第1図
(a)に示した糸状体1は、形状回復性を有するノルボ
ルネン系ポリマーからなる極細の繊維(以下、「形状記
憶繊維」という)2と、該形状記憶繊維2の長手方向に
沿って密着接合されたナイロン、ポリエステル等の合成
繊維3とからなる。
(a)に示した糸状体1は、形状回復性を有するノルボ
ルネン系ポリマーからなる極細の繊維(以下、「形状記
憶繊維」という)2と、該形状記憶繊維2の長手方向に
沿って密着接合されたナイロン、ポリエステル等の合成
繊維3とからなる。
第1図(b)に示した糸状体lは、形状記憶繊維2を2
本の上記合成繊維3により挾み付けるように密着接合し
てなる。
本の上記合成繊維3により挾み付けるように密着接合し
てなる。
合成繊維3は、形状記憶繊維2表面の露出部を長手方向
に覆い、織物としての風合いを醸し出させるとともに、
保温性等を向上させる、いわば装飾性、風合性と実用性
とを兼ねる繊維としての機能を果たすものである。
に覆い、織物としての風合いを醸し出させるとともに、
保温性等を向上させる、いわば装飾性、風合性と実用性
とを兼ねる繊維としての機能を果たすものである。
なお、本発明の糸状体1は、形状記憶繊維2を用いてい
れば、第1図(a)、(b)に示したものに限定されな
いことは言うまでもない。すなわち、使用目的に応じ、
形状記憶繊維2の表面を被覆する材料は任意に選択でき
、例えば、合成繊維3の代わりに、綿、麻、木材等から
なる植物繊維、羊毛や絹糸等の動物繊維あるいは金糸や
銀糸等の鉱物繊維を用いてもよいし、さらにはこれらを
多層に密着接合してなる複合繊維として用いてもよい。
れば、第1図(a)、(b)に示したものに限定されな
いことは言うまでもない。すなわち、使用目的に応じ、
形状記憶繊維2の表面を被覆する材料は任意に選択でき
、例えば、合成繊維3の代わりに、綿、麻、木材等から
なる植物繊維、羊毛や絹糸等の動物繊維あるいは金糸や
銀糸等の鉱物繊維を用いてもよいし、さらにはこれらを
多層に密着接合してなる複合繊維として用いてもよい。
また、形状記憶繊維2に対して上記した合成繊維3等を
密着接合するのではなく、撚り合わせたものであっても
よい。また、第2図に示すように、上記密着接合してな
る糸状体1にさらに他の繊維6を撚り合わせて撚糸l′
としてもよい。
密着接合するのではなく、撚り合わせたものであっても
よい。また、第2図に示すように、上記密着接合してな
る糸状体1にさらに他の繊維6を撚り合わせて撚糸l′
としてもよい。
ここで、上記ノルボルネン系ポリマーは、従来知られて
いるように、ガラス転移温度が10℃以上、好ましくは
20℃以上、さらに好ましくは30〜60℃の範囲のも
のであり、数平均分子量が100万以上のものである。
いるように、ガラス転移温度が10℃以上、好ましくは
20℃以上、さらに好ましくは30〜60℃の範囲のも
のであり、数平均分子量が100万以上のものである。
次に、第3図〜第5図に基づき本発明の糸状体の製造方
法について説明する。
法について説明する。
まず5ノルボルネン系ポリマーを成形してシート20と
する。ついで、該シート状ノルボルネン系ポリマー(以
下、「形状記憶シート」という)20の一面に、ナイロ
ンやポリエステル等からなるプラスチックフィルム30
を面着積層し、糸状体1の素材となる複合シート材lO
とする。積層方法は特に限定されるものではなく、圧着
、接着、熱融着等いかなる方法であってもよい。
する。ついで、該シート状ノルボルネン系ポリマー(以
下、「形状記憶シート」という)20の一面に、ナイロ
ンやポリエステル等からなるプラスチックフィルム30
を面着積層し、糸状体1の素材となる複合シート材lO
とする。積層方法は特に限定されるものではなく、圧着
、接着、熱融着等いかなる方法であってもよい。
しかる後、該複合シート材lOを適宜の方法により極細
に裁断加工すれば、形状記憶繊維2と合成繊維3とが密
着接合した上記糸状体l(第1図(a)e照)を製造す
ることができる。
に裁断加工すれば、形状記憶繊維2と合成繊維3とが密
着接合した上記糸状体l(第1図(a)e照)を製造す
ることができる。
一方、第1図(b)に示した糸状体やさらに他の繊維を
複数密着接合した構造の糸状体を製造するには、素材と
なる複合シート材IOを多層としていけばよい、第5図
(a)〜(e)にその例を挙げる。
複数密着接合した構造の糸状体を製造するには、素材と
なる複合シート材IOを多層としていけばよい、第5図
(a)〜(e)にその例を挙げる。
第5図(a)は、形状記憶シート2oの両面に紙あるい
はプラスチックフィルム3oを面着積層した複合シート
材10であり、第1図(b)に示した糸状体1の素材と
なる。第5図(b)は、形状記憶シート20の一面に紙
あるいはプラスチックフィルム30を積層し、さらにそ
の上直に金属箔40を積層した構造である。金rf4箔
4oは接着等により接合してもよいし、蒸着やスパッタ
リング等により箔を形成するようにしてもよい。
はプラスチックフィルム3oを面着積層した複合シート
材10であり、第1図(b)に示した糸状体1の素材と
なる。第5図(b)は、形状記憶シート20の一面に紙
あるいはプラスチックフィルム30を積層し、さらにそ
の上直に金属箔40を積層した構造である。金rf4箔
4oは接着等により接合してもよいし、蒸着やスパッタ
リング等により箔を形成するようにしてもよい。
第5図(C)は同図(b)に示したシートの金属箔40
の上にさらにポリエステル等からなる保護用フィルム5
0を積層した構造、第5図(d)は形状記憶シート20
の両面に、プラスチックフィルム30及び金属箔4oを
それぞれ積層した構造、第5図(e)は同図(d)のシ
ートにさらに上記した保護用フィルム5oを積層した構
造、をそれぞれ示す。
の上にさらにポリエステル等からなる保護用フィルム5
0を積層した構造、第5図(d)は形状記憶シート20
の両面に、プラスチックフィルム30及び金属箔4oを
それぞれ積層した構造、第5図(e)は同図(d)のシ
ートにさらに上記した保護用フィルム5oを積層した構
造、をそれぞれ示す。
而して、これらの複合シート材10を適宜の方法により
極細に裁断すれば、形状回復機能を備えた様々な糸状体
を製造することができる。
極細に裁断すれば、形状回復機能を備えた様々な糸状体
を製造することができる。
なお、上記した組み合わせは任意であり、使用目的に応
じて組み合わせを代えればよい。
じて組み合わせを代えればよい。
この場合、例えば、金属箔40あるいは透明な保護用フ
ィルム50を最外層とすれば、金糸や銀糸等として使用
できるし、プラスチックフィルム30等を介在させれば
、耐水性に優れた糸を提供することができる、等の利点
がある。
ィルム50を最外層とすれば、金糸や銀糸等として使用
できるし、プラスチックフィルム30等を介在させれば
、耐水性に優れた糸を提供することができる、等の利点
がある。
また、撚糸とする場合は、裁断加工した上記糸状体1を
そのまま撚ってもよいし、第2図に示した撚糸1′のよ
うに、さらに他の繊維状物6、例えば絹糸、麻糸、羊毛
、合成繊維等を適宜な方法により撚り合わせてもよい。
そのまま撚ってもよいし、第2図に示した撚糸1′のよ
うに、さらに他の繊維状物6、例えば絹糸、麻糸、羊毛
、合成繊維等を適宜な方法により撚り合わせてもよい。
また、形状記憶シート20をまず裁断して細糸繊維とし
、次いで上記した他の繊維状物を撚り合わせて本発明の
糸状体とすることもできる。
、次いで上記した他の繊維状物を撚り合わせて本発明の
糸状体とすることもできる。
本発明の糸状体1は次のようにして使用される。すなわ
ち、上記した糸状体lを経糸、緯糸の両方又は一方とし
て用いて織物に形成した後、和服、洋服、寄算所定の被
服に縫製する。
ち、上記した糸状体lを経糸、緯糸の両方又は一方とし
て用いて織物に形成した後、和服、洋服、寄算所定の被
服に縫製する。
例えば、第6図に示したように、上記した糸状体lによ
り洋服としてのズボン7を作る。このズボン7は、ズボ
ンとして実際の使用に必要な折り目の正しい形状に記憶
成形される。而して、着用している間に、ズボン7が伸
びてその折り目がとれたり、曲げによるしわが付いて型
くずれが生じることがある。
り洋服としてのズボン7を作る。このズボン7は、ズボ
ンとして実際の使用に必要な折り目の正しい形状に記憶
成形される。而して、着用している間に、ズボン7が伸
びてその折り目がとれたり、曲げによるしわが付いて型
くずれが生じることがある。
その場合には、このズボン7をドライヤー、アイロン、
温湯等により変形温度以上であって母相成形未満の温度
例えば40〜60℃に加熱すると、糸状体lを構成する
形状記憶繊維2の形状回復力により、くっきりとした折
り目が元通り付くとともに、しわ等も消滅するものであ
る。
温湯等により変形温度以上であって母相成形未満の温度
例えば40〜60℃に加熱すると、糸状体lを構成する
形状記憶繊維2の形状回復力により、くっきりとした折
り目が元通り付くとともに、しわ等も消滅するものであ
る。
この加熱変形後にズボン7を冷却すれば、当初の記憶形
状に回復した形状で固定される。
状に回復した形状で固定される。
加熱手段は特に制限されるものではなく、ズボンにアイ
ロンを当てたり、ヘアードライヤーの熱風を吹き付けた
り、お湯等に浸したりして母相成形未満の温度に加熱す
ればよい。
ロンを当てたり、ヘアードライヤーの熱風を吹き付けた
り、お湯等に浸したりして母相成形未満の温度に加熱す
ればよい。
この場合、変形温度以上で母相成形未満の温度の範囲内
で温度を高くする程、形状回復時間が短くなる。
で温度を高くする程、形状回復時間が短くなる。
また、本発明にかかる糸状体lは、ノルボルネン系ポリ
マーよりなる繊維2に、通常の織物として使用される合
成繊維、動物繊維、植物繊維、鉱物繊維等が密着接合し
あるいは撚り合わさって構成されているので、上記した
ようなズボンとした場合等において、従来の絹糸、綿糸
、合成繊維等からなる織物を縫製したものと同等の風合
いを醸し出すことができるとともに、保温性も向上する
。
マーよりなる繊維2に、通常の織物として使用される合
成繊維、動物繊維、植物繊維、鉱物繊維等が密着接合し
あるいは撚り合わさって構成されているので、上記した
ようなズボンとした場合等において、従来の絹糸、綿糸
、合成繊維等からなる織物を縫製したものと同等の風合
いを醸し出すことができるとともに、保温性も向上する
。
なお、本発明にかかる糸状体は、上記したズボン等の洋
服の他、和服、帯、靴下、包装用の袋体、医療用のヘア
ネット、帽子、帽子の内張り材、関節等を保護するサポ
ータ等、種々のもの&J適用することができる。
服の他、和服、帯、靴下、包装用の袋体、医療用のヘア
ネット、帽子、帽子の内張り材、関節等を保護するサポ
ータ等、種々のもの&J適用することができる。
また、本発明の糸状体は結束用の線材として用いること
もできる。この場合、糸状体を一旦実際の使用に必要な
線径に成形した後、特定の温度範囲において外部から伸
ばす変形を加えて線径を細くしても、再度特定の温度以
上に加熱することにより、前記長さ方向での伸び変形は
自動的に取り除かれ、当初の線径あるいはそれに近い線
径に回復させることができ、その際の線材の長さ縮小復
元力を緊締力として利用するものである。本発明の糸状
体によれば、形状記憶繊維表面を植物繊維等、他の繊維
状物で被覆しているので、滑り止め効果が得られるとと
もに、各種に着色して色彩的効果を奏することもできる
。
もできる。この場合、糸状体を一旦実際の使用に必要な
線径に成形した後、特定の温度範囲において外部から伸
ばす変形を加えて線径を細くしても、再度特定の温度以
上に加熱することにより、前記長さ方向での伸び変形は
自動的に取り除かれ、当初の線径あるいはそれに近い線
径に回復させることができ、その際の線材の長さ縮小復
元力を緊締力として利用するものである。本発明の糸状
体によれば、形状記憶繊維表面を植物繊維等、他の繊維
状物で被覆しているので、滑り止め効果が得られるとと
もに、各種に着色して色彩的効果を奏することもできる
。
なお、結束用線材として用いる場合には、上記形状記憶
繊維単体であってもよい。第7図〜第9図に基づいて説
明する。
繊維単体であってもよい。第7図〜第9図に基づいて説
明する。
11はノルボルネン系ポリマーを素材とする適宜太さを
有する形状回復性の糸状体である(第7図参照)。この
糸状体11は結束用線材として、次のように使用される
(第8図参照)。
有する形状回復性の糸状体である(第7図参照)。この
糸状体11は結束用線材として、次のように使用される
(第8図参照)。
この図に示した結束用線材は、釣具における道糸13と
重り14とを結束する緊締線材15である。この緊締線
材15を形成する糸状体は、実際の使用に必要な線径に
記憶成形されている。
重り14とを結束する緊締線材15である。この緊締線
材15を形成する糸状体は、実際の使用に必要な線径に
記憶成形されている。
まず、かかる緊締線材15を温水又は温風等により40
〜50℃に加温した状態で引っ張り力を作用させて適宜
の線径になるまで例えば長さで2倍程度になるまで引き
伸して細径となった形状のまま冷却固定する。この引っ
張り状態の緊締線材15を道糸13と重り14との結束
部に螺旋状等に緩く巻き付けさらに両端を結ぶ等により
固定する。その後、ヘアードライヤー等で再び40〜5
0℃に加温すると、緊締線材15は自動的に当初の記憶
線径に回復して長さが縮小するので、道糸13と重り1
4とがし−)かりと緊締固定される。この場合、温度を
高くする程緊締線材15が所定の形状に回復する時間が
短くなる。
〜50℃に加温した状態で引っ張り力を作用させて適宜
の線径になるまで例えば長さで2倍程度になるまで引き
伸して細径となった形状のまま冷却固定する。この引っ
張り状態の緊締線材15を道糸13と重り14との結束
部に螺旋状等に緩く巻き付けさらに両端を結ぶ等により
固定する。その後、ヘアードライヤー等で再び40〜5
0℃に加温すると、緊締線材15は自動的に当初の記憶
線径に回復して長さが縮小するので、道糸13と重り1
4とがし−)かりと緊締固定される。この場合、温度を
高くする程緊締線材15が所定の形状に回復する時間が
短くなる。
加熱手段は制限がなく、緊締線材15を初期成形温度未
満の温度に加熱すればよい。
満の温度に加熱すればよい。
かかる緊締線材15によると、特に人力による大きな緊
締力を作用させる必要がなく、温水等の加熱手段があれ
ば誰でも簡単に強力な緊締を行なうことができる。
締力を作用させる必要がなく、温水等の加熱手段があれ
ば誰でも簡単に強力な緊締を行なうことができる。
したがって、結束すべき対象物が小さいもの、弾力があ
ってかつ滑り易いもの等をしっかりと緊締するのに適す
る。
ってかつ滑り易いもの等をしっかりと緊締するのに適す
る。
なお、本発明にかかる糸状体は、上記緊締線材15に限
らず、電気配線の結束を行なうクランプ部材や梱包用の
紐材等にも適用することができる。
らず、電気配線の結束を行なうクランプ部材や梱包用の
紐材等にも適用することができる。
また、第9図に示すように、結束用線材たる糸状体11
の表面の複数箇所に粒状に膨隆部16を形成して滑り止
めとすれば、結束力をより強くすることができる。
の表面の複数箇所に粒状に膨隆部16を形成して滑り止
めとすれば、結束力をより強くすることができる。
[発明の効果]
本発明の糸状体及びその製造方法によれば、形状回復性
を有するので、織物等として使用した場合に、母相形状
を記憶させれば、使用によりしわ等がよっても特定の温
度に加熱することにり、簡単にしわ等を除去することが
できる。
を有するので、織物等として使用した場合に、母相形状
を記憶させれば、使用によりしわ等がよっても特定の温
度に加熱することにり、簡単にしわ等を除去することが
できる。
また、形状記憶繊維表面の露出部が少ないので、織物と
するのに好適である。
するのに好適である。
さらに、容易に製造することができるとともに、織物等
のばか結束用線材としても使用することができるのでそ
の実用的価値は極めて高い。
のばか結束用線材としても使用することができるのでそ
の実用的価値は極めて高い。
第1図は本発明の糸状体の実施例の一部を示す斜視図、
第2図は撚糸状にした本発明の糸状体の一部を示す斜視
図、第3図は糸状体の素材たる複合シート材の一例を示
す斜視図、第4図は第3図IV −IV断面図、第5図
は複合シート材の他の例を示す断面図、第6図は本発明
の糸状体の使用例を示す斜視図、第7図は結束用線材た
る糸状体を示す斜視図、第8図は該結束用線材の使用例
を示す斜視図、該9図は結束用線材の他の例を示す斜視
図、である。 1・・・・・・糸状体 2・・・・・・ノルボルネン系ポリマー繊維3・・・・
・・合成繊維 lO・・・・・・複合シート材 20・・・・・・ノルボルネン系ポリマーシート30・
・・・・・紙又はプラスチックフィルム40・・・・・
・金属箔 50・・・・・・保護フィルム
第2図は撚糸状にした本発明の糸状体の一部を示す斜視
図、第3図は糸状体の素材たる複合シート材の一例を示
す斜視図、第4図は第3図IV −IV断面図、第5図
は複合シート材の他の例を示す断面図、第6図は本発明
の糸状体の使用例を示す斜視図、第7図は結束用線材た
る糸状体を示す斜視図、第8図は該結束用線材の使用例
を示す斜視図、該9図は結束用線材の他の例を示す斜視
図、である。 1・・・・・・糸状体 2・・・・・・ノルボルネン系ポリマー繊維3・・・・
・・合成繊維 lO・・・・・・複合シート材 20・・・・・・ノルボルネン系ポリマーシート30・
・・・・・紙又はプラスチックフィルム40・・・・・
・金属箔 50・・・・・・保護フィルム
Claims (3)
- (1)複数の繊維状物を、長手方向に密着接合させ又は
撚り合せてなる糸状体において、該繊維状物の少なくと
も1つを形状回復性を有するノルボルネン系ポリマーに
より構成したことを特徴とする糸状体。 - (2)形状回復性を有するノルボルネン系ポリマーを成
形してシート状となし、次いで、該シートの少なくとも
一面に、植物製、動物製、合成樹脂製又は鉱物製のシー
ト材を被覆面着して積層体となし、しかる後、該積層体
を細糸繊維状に裁断加工することを特徴とする糸状体の
製造方法。 - (3)請求項3記載の製造方法において、裁断後に、さ
らに他の繊維状物を撚り合わせる工程を有する糸状体の
製造方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2739089 | 1989-02-08 | ||
| JP1-27390 | 1989-02-08 | ||
| JP1-115097 | 1989-05-10 | ||
| JP11509789 | 1989-05-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0376837A true JPH0376837A (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=26365304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14510089A Pending JPH0376837A (ja) | 1989-02-08 | 1989-06-09 | 糸状体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0376837A (ja) |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP14510089A patent/JPH0376837A/ja active Pending
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