JPH037822B2 - - Google Patents

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JPH037822B2
JPH037822B2 JP57208148A JP20814882A JPH037822B2 JP H037822 B2 JPH037822 B2 JP H037822B2 JP 57208148 A JP57208148 A JP 57208148A JP 20814882 A JP20814882 A JP 20814882A JP H037822 B2 JPH037822 B2 JP H037822B2
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JP
Japan
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belt
movable flange
flange
pulley
clamping force
Prior art date
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JP57208148A
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JPS5997359A (ja
Inventor
Shiro Sakakibara
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP20814882A priority Critical patent/JPS5997359A/ja
Publication of JPS5997359A publication Critical patent/JPS5997359A/ja
Publication of JPH037822B2 publication Critical patent/JPH037822B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等の車両においてVベルトに
より無段変速を行うための車両用Vベルト式無段
変速機に関する。
[従来の技術] 一般に、Vベルト式無段変速機は、入力プーリ
および出力プーリと、これらの両プーリ間に巻回
され、トルクを伝達する無端状のVベルトとを備
えていて、Vベルトが各プーリに摩擦係合する位
置の実効径を連続的に変更することにより、無段
変速を行うものである。
このようなVベルト式無段変速機においては、
無段変速を行うにあたつて、従来、変速比(また
は減速比)の変更およびプーリとVベルトとの挟
圧力の増減を油圧により行つていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この油圧による制御は、油圧サ
ーボのシリンダの容積および油圧回路の他の部所
で必要とされる最低油圧による制約などのため、
伝達トルクの変化に適確に対応して精密にベルト
の挟圧力を変更することが困難であつた。このた
め、Vベルト式無段変速機を伝達トルクの変動が
激しい自動車等の変速機として用いる場合、プー
リとVベルトとの摩擦面に常に過大な挟圧力が生
じがちとなり、この過大な挟圧力がプーリおよび
Vベルトの耐久性の低下の原因と、動力伝達効率
の低下の原因となつていた。
そこで、このような油圧を用いないで、前述の
実効径の変更およびプーリのベルト挟圧力を制御
するため、プーリの可動フランジを軸方向に移動
すると共に可動フランジを軸方向に押圧するため
の押圧部材が必要となるとともに、この押圧部材
が可動フランジを押圧する際にその反力を支持す
るための支持部材も必要となる。しかしながら、
可動フランジを押圧する力の反力を支持部材で支
持するようにすると、押圧部材と支持部材との間
で摩擦力が生じてしまい、この摩擦力が生じてし
まう。ところで、前述のVベルトの耐久性および
動力伝達効率を向上させるためには、Vベルトの
挟圧力を適正な大きさにする必要がある。そのた
めには、Vベルトにかかる伝動トルクに対応した
挟圧力を発生させることが考えられる。その場
合、伝動トルクに関連して挟圧力を制御すること
になるが、伝導トルクはVベルトにかかるトルク
をできるだけそのまま押圧部材および支持部材に
伝えることが必要となる。しかしながら、前述の
ような押圧部材と支持部材との間に摩擦力が生じ
ると、ベルトにかかる伝動トルクの一部がその摩
擦力に消費されてトルク損失を生じてしまうの
で、押圧部材と支持部材とにかかるトルクは、実
際にVベルトにかかる伝動トルクよりも小さくな
る。このため、押圧部材は伝動トルクに応じた挟
圧力よりも小さな挟圧力を発生するようになるの
で、Vベルトとプーリとの間にスリツプを生じて
しまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、プーリによるVベルト
の挟圧力を伝達トルクに応じて精密に制御するこ
とができようにして、プーリおよびVベルトの耐
久性の向上と、動力伝達効率の向上とが可能なV
ベルト式無段変速機を提供することである。
また本発明の他の目的は、可動フランジの押圧
部材とその軸方向の支持部材との間で生じる摩擦
力を低減させてトルク損失を低減することによ
り、できるだけ伝動トルクに対応させた挟圧力を
発生させてVベルトのスリツプを確実に防止する
ことのできるVベルト式無段変速機を提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するために、本発明は、互い
に平行的に配設された入力軸および出力軸にそれ
ぞれ設けられ、それぞれ固定フランジとこの固定
フランジに対して軸方向に変位可能であるととも
に前記固定フランジと一体的に回転する可動フラ
ンジとからなる入力プーリおよび出力プーリと、
これら入力プーリおよび出力プーリ間を伝動する
Vベルトと、回転運動を軸方向運動に変換して前
記各可動フランジの少なくとも一方の可動フラン
ジに伝えることにより、その少なくとも一方の可
動フランジとの相対回転により軸方向に変位させ
る運動変換手段および該運動変換手段を静止部材
に係止せしめることにより該運動変換手段の回転
を制限せしめ前記可動フランジを軸方向に移動せ
しめる駆動手段からなる前記少なくとも一方の可
動フランジのサーボ機構と、前記入力軸および前
記出力軸の少なくとも一方でかつ前記運動変換手
段とこの運動変換手段を軸方向に支持する支持部
材との間に設けられ、前記入・出力プーリのVベ
ルトの挟圧力をVベルトの伝動トルクに応じて発
生する挟圧力発生手段とからなる車両用Vベルト
式無段変速機であつて、前記運動変換手段を支持
する支持部材が前記挟圧力発生手段に設けられる
とともに、前記運動変換手段と前記支持部材との
間に、スラスト軸受が設けられていることを特徴
とする。
[作用および発明の効果] このように構成された本発明の車両用Vベルト
式無段変速機によれば、回転運動を軸方向運動に
変換して前記各可動フランジの少なくとも一方の
可動フランジに伝えることにより、その少なくと
も一方の可動フランジとの相対回転により軸方向
に変位させる運動変換手段および該運動変換手段
を静止部材に係止せしめることにより該運動変換
手段の回転を制限せしめ前記可動フランジを軸方
向に移動せしめる駆動手段からなる前記少なくと
も一方の可動フランジのサーボ機構を備えている
ので、運動変換手段を静止部材に係止せしめる力
を制御することにより、運動変換手段の回転の制
限制御量を所望に応じて変化させることが可能と
なる。
したがつて、可動フランジの軸方向の移動量お
よび移動速度、すなわち変速量および変速速度を
所望に応じて変化するように制御することができ
る。この結果、変速シヨツクのない滑らかな変速
を行うことができるとともに、連続的な変速制御
を行うことができる。しかも、変速量および変速
速度を所望に応じて制御することができることに
より、トルクの伝達効率が大幅に向上する。
更に、変速速度を変化させることができること
により、例えば車両が急停止した場合、Vベルト
を最大減速状態まで急速に戻して車両を確実に再
発進させることができるようになる。
また本発明によれば、前記入力軸および前記出
力軸の少なくとも一方でかつ前記運動変換手段と
この運動変換手段を軸方向に支持する支持部材と
の間に設けられ、前記入・出力プーリのVベルト
の挟圧力をVベルトの伝動トルクに応じて発生す
る挟圧力発生手段を備えているので、Vベルトの
挟圧力を伝動トルクに応じて精密に制御すること
ができるようになる。これにより、Vベルトの耐
久性が向上するとともに、トルクの伝達効率が更
に一層向上するようになる。
更に本発明によれば、前記運動変換手段を支持
する支持部材が前記挟圧力発生手段に設けられる
とともに、前記運動変換手段と前記支持部材との
間にスラスト軸受が設けられているいるので、前
記運動変換手段と前記支持部材との間に生じる摩
擦力を低減することができるようになる。したが
つて、Vベルトにかかる伝動トルクは前記摩擦に
よるトルク損失をほとんど受けることなく、挟圧
力発生手段の支持部材に伝えられるようになる。
これにより、挟圧力発生手段は伝動トルクに応じ
たVベルトの挟圧力をより一層に確実に発生する
ようになる。
更に本発明によれば、前述のような運動変換手
段をおよび前述のような挟圧力発生手段を備えて
いるので、変速およびベルト挟圧力のために従来
のように油圧サーボを用いなくても済むようにな
り、複雑な油路が不要となる。したがつて、構造
がきわめて簡単になる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
第1図は、本発明に係るVベルト式無段変速機
の一実施例を示す断面図である。図中、1はVベ
ルト式無段変速機の入力軸、2は入力軸と平行的
に配設されたVベルト式無段変速機の出力軸、3
は入力軸1上に設けられた入力プーリ、4は出力
軸2上に設けられた出力プーリ、5は入力プーリ
3および出力プーリ4の間を伝動するVベルト、
6は入力プーリ3の実効径を変化させるサーボ機
構、7は出力プーリ4の実効径を変化させるサー
ボ機構、8は入力プーリに設けられたカム機構で
ある。
入力軸1は、ベアリング11および12により
Vベルト式無段変速機ケース10に回転自在に支
持されるとともに、段13、外周スプライン14
および先端ねじ15が形成されている。
出力軸2は、本実施例では後記する固定フラン
ジのスリーブ部と一体に形成されベアリング21
および22によりVベルト式無段変速機ケース1
0に回転自在に支持されている。
入力プーリ3は、一端(図示右端)はスラスト
ベアリング16を介して前記入力軸の段13に当
接され、他端外周には外周スプライン31とキー
溝32が設けられたスリーブ状部33と、スリー
ブ状部33と一体に形成され外周に入力軸の回転
速度検出のためのスリツト34が周設されたフラ
ンジ部35とからなる固定フランジ3A、該固定
フランジ3Aのスリーブ部33に軸方向に変位自
在に外嵌され、内周壁に前記固定フランジのキー
溝32と対応するキー溝36が形成されるととも
に外周壁に第1のねじである被動ねじ37が設け
られたスリーブ状ハブ部38と、該ハブ部38と
一体に形成されたフランジ部39とからなる可動
フランジ3B、およびキー溝32および36内に
入れられ固定フランジ3Aと可動フランジ3Bと
の軸方向の変位を許容するとともに軸まわりの回
転を一体的に行うためのボールキー30からな
る。
出力プーリ4は、外周にキー溝41、スプライ
ン42、およびねじ43が形成され、出力軸2と
一体に形成されたスリーブ状部44と、該スリー
ブ状部44と一体に形成されたフランジ部45と
からなる固定フランジ4Aと、該固定フランジ4
Aのスリーブ部44に軸方向への変位自在に外嵌
され、内周に前記キー溝41と対応するキー溝4
1Aが設けられ、外周に第1のねじである被動ね
じ56が形成されたスリーブ状ハブ部47と該ハ
ブ部47と一体に形成されたフランジ部48とか
らなる可動フランジ4B、およびキー溝41およ
び41A内に入れられ固定フランジ4Aと可動フ
ランジ4Bとの回転を一体的に行うためのボール
キー40からなる。
Vベルト5は、入力プーリ3の固定フランジ3
Aと可動フランジ3BとのなすV字形の作用面お
よび出力プーリ4の固定フランジ4Aと可動フラ
ンジ4BとのなすV字形の作用面に、それぞれ当
接して摩擦面を形成する作用面51,52が形成
されている。
入力プーリのサーボ機構6は、前記入力プーリ
の可動フランジ3Bの被動ねじ37に螺合する第
2のねじである駆動ねじ61が内周に形成された
可動フランジの駆動子であるスリーブ62、該ス
リーブ62とケース10との間に設けられ、スリ
ーブ62を制動する湿式多板電磁式のアツプシフ
トブレーキ63、ダウンシフト用プラネタリギア
セツト64、湿式多板電磁式のダウンシフトブレ
ーキ66とからなる。プラネタリギアセツト64
は前記スリーブ62に連結されたリングギア64
R、前記固定フランジのスプライン31と嵌合す
る内周スプライン83が形成され、可動フランジ
側である一方の側面は前記スリーブ62の端面6
21とスラストベアリング85を介して当接され
他方の側面は後記するカム機構の作用面86とさ
れた他方のカムレース87に連結されているキヤ
リヤ64C、該他方のカムレース87にベアリン
グ65を介して回転自在に支持されたサンギア6
4S、およびリングギア64Rとサンギア64S
とに歯合されるとともにキヤリヤ64Cに回転自
在に支持されたプラネタリギア64Pからなり、
前記サンギア64Sとケース10との間にはダウ
ンシフトブレーキ66が設けられ、サンギア64
Sはダウンシフトブレーキ66で制動される。な
お、スリーブ62の駆動ねじ61と可動フランジ
3Bの被動ねじとのねじの形成方向を逆にするこ
とでアツプシフトブレーキ63とダウンシフトブ
レーキ66との作用を逆にすることも可能であ
る。
出力プーリのサーボ機構7は、前記可動フラン
ジ4Bの被動ねじ46に螺合する第2のねじであ
る駆動ねじ71が内周に形成された駆動子である
スリーブ72と、該スリーブ72とケース10と
を固定する湿式多板電磁式のアツプシフトブレー
キ73と、スリーブ72と可動フランジ4Bとの
間に両端が連結されて取取付けられたダウンシフ
ト用トーシヨンコイルスプリング74と、出力軸
のスプライン42と嵌合するスプラインが形成さ
れ、可動フランジ4B側である一方の面はスラス
トベアリング75を介してスリーブ72の端面7
21に当接され他方の面にはナツト76で係止さ
れ、前記スリーブ72を軸方向に支持する支持リ
ング77とからなる。
カム機構8は、第2図にも示す如く入力軸に設
けられた段13と入力軸端のねじ15に螺合され
たナツト17により軸方向に固定されると共に入
力軸のスプライン14とスプライン嵌合した内周
スプライン81が形成された一方のカムレース8
2と、前記他方のカムレース87と、これらカム
レース間に介在されたテーパードローラー88
と、該ローラー88のカバーリング89とからな
り、ローラー88はレース82と87の作用面8
2Aと86との間に挟まり、入力軸1と固定フラ
ンジ3Aとの回転方向の変位に対応して可動フラ
ンジ3Bを図示右方向に押圧する押圧力を変化さ
せる。カム機構はテーパードローラー88の代り
にボールベアリングを用いる方式のもの、第3図
に示す如く斜面8Aと斜面8Bとが直接当接する
型式のものまたはその他の構成のものでもよい。
本実施例では、入力軸がわはナツト17により
入力軸の軸方向に係止されたカムレース87が駆
動子であるスリーブ62の軸方向の支持部材であ
り、出力軸がわはナツト76で軸方向に係止され
た係止リング77が駆動子であるスリーブ72の
軸方向の支持部材である。
このように、入、出力プーリのサーボ機構6,
7は、変速およびベルト挟圧力のために油圧を用
いなくても済むようになる。
また、変速シフト時各ブレーキ63,66,6
7を所定の係合力で係合することにより、スリー
ブ62とスリーブ38との間およびスリーブ47
とスリーブ72との間に所定の相対回転を発生せ
しめることにより、所定の変速速度で変速シフト
が行われるようになる。
つぎにこのVベルト式無段変速機の作用を説明
する。
(イ) 定速走行時 このときには、ブレーキ63,66および7
3が全て解放される。したがつて、トルクの伝
動は、入力軸1→カム機構の一方のレース82
→テーパードローラー88→他方のレース87
→入力プーリ3→Vベルト5→出力プーリ4→
出力軸2の順でなされる。Vベルト5による伝
達トルクの大きさはVベルト5に加わる挟圧力
に比例し、該挟圧力は可動プーリ3Bおよび該
可動プーリと螺合したスリーブ62を介して他
方のカムレース87に印加され、カム機構の原
理により入力プーリは回転方向に微動し、テー
パードローラー83により軸方向に作用する挟
圧力Fcは、伝達トルクに対し第4図に示す如
く比例して変化し、Vベルト5を挟む可動フラ
ンジ3Bに加わる挟圧力を伝達トルクに対応し
て変化させ、これによりVベルト5の作用面と
可動フランジ3Bおよび固定フランジ3Aの作
用面との面圧が変化して当接面の挟圧力を変化
させる。第4図においてF1は最高減速比のと
きにVベルトがスリツプしない必要挟圧力、F
2は最低減速比のときにVベルトがスリツプし
ない必要挟圧力、F0は従来の油圧サーボを用
いたときの挟圧力、Fsはスプリングによる挟
圧力を示す。第4図のグラフから本発明のカム
機構8を用いたVベルト式無端変速機では伝達
トルクが5Kgm以下でも挟圧力と伝達トルクが
正比例し、Vベルトのプーリとの不必要な挟圧
力の発生も低減できることが明確となる。
(ロ) アツプシフト時 このときには、ブレーキ63および73が作
動される。したがつて、スリーブ62および7
2が固定され、可動フランジ3Bのスリーブ部
38および47がスリーブ62および72に対
して相対回転し、可動フランジ3Bは入力プー
リ3の有効径を増大させる方向(図示右方)に
変位し、可動フランジ4Bは出力プーリの有効
径を減少させる方向(図示右方)に変位し、減
速比の低減が行われる。減速比が制御設定値に
なつた時点でブレーキ63および73は解放さ
れる。
このとき出力プーリのサーボ機構のトーシヨ
ンスプリング74は捩られてエネルギーの蓄積
がなされる。
(ハ) ダウンシフト時 このときには、ブレーキ66が作動される。
したがつて、プラネタリギアセツト64のサン
ギア64Sが固定され、リングギア64Rはス
リーブ62を入力軸の回転方向に増速させ可動
フランジ3Bを入力プーリ3の有効径の減少方
向(図示左方)に変位させ、トーシヨンスプリ
ング74はスリーブ72を回転駆動して戻り、
可動フランジ4Bを出力プーリの有効径の増大
方向(図示左方)に変位させる。この入力プー
リ3の可動フランジ3Bの変位はカム機構によ
る可動フランジ3Bの押圧力に逆らつてなされ
る。減速比が制御設定値になつたときブレーキ
66を解放する。
上記の如くアツプシフトおよびダウンシフト
を行う際には駆動子であるスリーブ62および
72とカムレース87および係止リング77と
の間には大きな押圧力が生じる。このため相対
回転時の摩擦による回転抵抗は第5図に示す如
くVベルトの挟圧力による摩擦抵抗の容量にv
に比較し、スラストベアリング85および75
がない場合F10の如く大きくなりVベルトの
スリツプが発生する。本発明のスラストベアリ
ング85および75を挿入することで相対回転
時の摩擦力による回転抵抗はF20の如く低減
でき、Vベルトのスリツプは防止できる。
第6図は、本発明の他の実施例を示す第1図と
同様の断面図である。なお、前述の実施例と同じ
構成要素には同じ符号を付すことにより、その説
明は省略する。
第6図に示すように、本実施例では入力プーリ
の可動フランジ3Bの駆動機構として第1実施例
に示した出力プーリの可動プーリ4Bのサーボ機
構と同一の構成のサーボ機構7Aを用いている。
サーボ機構7Aは駆動子であり一端621はスラ
ストベアリング85を介してカムレース87に当
接されているスリーブ62、スリーブ62とケー
ス10とを固定する湿式多板電磁式のダウンシフ
トブレーキ78、一端は可動プーリ3Bに固定さ
れ他端はスリーブ62に固定されたアツプシフト
用トーシヨンスプリング79とを有する。
本実施例のVベルト式無段変速機は、定常走行
時はダウンシフトブレーキ78およびアツプシフ
トブレーキ73をともに解放し、ダウンシフト時
はブレーキ78のみを係合し、アツプシフト時は
ブレーキ73のみを係合する。入力プーリ可動フ
ランジ3Bのトーシヨンスプリング79は常に所
定の捩りが付与されておりたとえばアツプシフト
時にはさらに捩られ、ダウンシフト時には戻され
る。
第7図は、本発明の更に他の実施例を示す第1
図と同様の断面図である。なお、前述の実施例と
同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、そ
の説明は省略する。
第7図に示すように、本実施例では第2実施例
におけるカム機構8を入力軸1の入力プーリ3の
図示右がわに配置している。カム機構8Aは、入
力軸1に設けられたつば状部18の入力プーリが
わ面19と、入力プーリ固定フランジ3Aのスリ
ーブ部33の端面33Aとを作用面とし入力軸1
を可動フランジ3Bと反対の方向に微動させ、入
力軸1にスプライン嵌合されナツト17で軸方向
に係止された係止リング101との間で伝達トル
クに対応した挾圧力をVベルト5に加える。
第8図は、本発明の更に他の実施例を示す第1
図と同様の断面図である。なお、前述の実施例と
同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、そ
の説明は省略する。
第8図に示すように、本実施例ではカム機構8
Bを出力軸2上に設けている。カム機構8Bは、
一方のレース87は出力軸2に嵌着された出力プ
ーリの固定フランジ4Aのスリーブ部44にスプ
ライン嵌合され、スラストベアリング85を介し
てスリーブ72の端面721に当接された一方の
カムレース87と、スリーブ部44または出力軸
2上に外嵌されスリーブ部44にスプライン嵌合
された支持リング58とスラストベアリング82
1とを介してスリーブ部44に螺合されたナツト
59により係止された他方のカムレース82と、
テーパードローラー88とからなる。本実施例で
はカムレース82と一体に形成された回転ドラム
2Aが出力部材となつている。
第9図は、本発明の更に他の実施例を示す第1
図と同様の断面図である。なお、前述の実施例と
同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、そ
の説明は省略する。
第9図に示すように、本実施例では入力プーリ
の可動フランジ3Bのサーボ機構7Bはダウンシ
フトブレーキ78と、アツプシフトトーシヨンス
プリング79と、カムレース87の外周に形成し
た第1のねじである駆動ねじ87Aと、スリーブ
62の内周に形成され駆動ねじ87Aに螺合した
第2のねじである被動ねじ61と、スリーブ62
の可動フランジがわ端面622と可動フランジ3
Bとの間に介在させたスラストベアリング623
とで構成されるとともに、スリーブ62とトラン
スミツシヨンケース10との間に設けた前記ダウ
ンシフトブレーキ78の摩擦係合70をケース1
0にスプライン嵌合したブレーキプレート78
1、スリーブ62に連結させ、外周にスプライン
782が形成されたハブドラム783および前記
ブレーキプレート781間に配されるとともに前
記ハブドラム783にスプライン嵌合されたフリ
クシヨンプレート784で構成し、スリーブ62
の軸方向へ変位を許容させている。また、出力プ
ーリの可動フランジ4Bのサーボ機構7Cも同様
な構成を有し、アツプシフトブレーキ73、ダウ
ンシフトスプリング74、軸方向に変位自在であ
るとともに可動フランジがわ端面722は可動フ
ランジ4Bにスラストベアリング723を介して
当接したスリーブ72、前記スリーブに形成され
た第2のねじである被動ねじ71と螺合した第1
のねじである駆動ねじ771が外周に設けられて
いる支持リング77からなる。
本実施例では、ダウンシフトブレーキ78また
はアツプシフトブレーキ73が係合されたとき駆
動子であるスリーブ62または72が軸方向に変
位して可動フランジ3Bまたは4Bを押圧する。
第10図は、本発明の更に他の実施例を示す第
1図と同様の断面図である。なお、前述の実施例
と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、
その説明は省略する。
第10図に示すように、本実施例では可動フラ
ンジのサーボ機構9は螺合した一対のスリーブ9
1,92からなる駆動子90およびこれらスリー
ブ91を92を相対回転させるサーボモータから
なる。スリーブ91は、一端がカム機構のレース
87とベアリング85を介して当接されると共に
ギア94が設けられスリーブ92は他端がスラス
トベアリング96を介して可動フランジ3Bに当
接するとともに端にギア95が設けられ、サーボ
モータ93の出力軸には、ギア94と歯合した第
1ドライブギア97と、該ギア97と歯数が異な
りギア95と歯合した第2ドライブギア98とが
設けられている。モータ93の回転方向により駆
動子90の軸方向の長さが増減し、可動フランジ
3Bの押圧力を変化させて入力プーリ3の実効径
を増大させたり減少させたりする。このように駆
動子の駆動機構としてブレーキの代りにサーボモ
ータなどのドライブ機構を用いることも可能であ
る。
以上のように、本発明の車両用Vベルト式無段
変速機によれば、回転運動を軸方向運動に変換し
て前記各可動フランジの少なくとも一方の可動フ
ランジに伝えることにより、その少なくとも一方
の可動フランジとの相対回転により軸方向に変位
させる運動変換手段および該運動変換手段を静止
部材に係止せしめることにより該運動変換手段の
回転を制限せしめ前記可動フランジを軸方向に移
動せしめる駆動手段からなる前記少なくとも一方
の可動フランジのサーボ機構を備えているので、
運動変換手段を静止部材に係止せしめる力を制御
することにより、運動変換手段の回転の制限制御
量を所望に応じて変化させることが可能となる。
したがつて、可動フランジの軸方向の移動量お
よび移動速度、すなわち変速量および変速速度を
所望に応じて変化するように制御することができ
る。この結果、変速シヨツクのない滑らかな変速
を行うことができるとともに、連続的な変速制御
を行うことができる。しかも、変速量および変速
速度を所望に応じて制御することができることに
より、トルクの伝達効率が大幅に向上する。
更に、変速速度を変化させることができること
により、例えば車両が急停止した場合、Vベルト
を最大減速状態まで急速に戻して車両を確実に再
発進させることができるようになる。
また本発明によれば、前記入力軸および前記出
力軸の少なくとも一方でかつ前記運動変換手段と
この運動変換手段を軸方向に支持する支持部材と
の間に設けられ、前記入・出力プーリのVベルト
の挟圧力をVベルトの伝動トルクに応じて発生す
る挟圧力発生手段を備えているので、Vベルトの
挟圧力を伝動トルクに応じて精密に制御すること
ができるようになる。これにより、Vベルトの耐
久性が向上するとともに、トルクの伝達効率が更
に一層向上するようになる。
更に本発明によれば、前記運動変換手段を支持
する支持部材が前記挟圧力発生手段に設けられる
とともに、前記運動変換手段と前記支持部材との
間にスラスト軸受が設けられているいるので、前
記運動変換手段と前記支持部材との間に生じる摩
擦力を低減することができるようになる。したが
つて、Vベルトにかかる伝動トルクは前記摩擦に
よるトルク損失をほとんど受けることなく、挟圧
力発生手段の支持部材に伝えられるようになる。
これにより、挟圧力発生手段は伝動トルクに応じ
たVベルトの挟圧力をより一層に確実に発生する
ようになる。
更に本発明によれば、前述のような運動変換手
段をおよび前述のような挟圧力発生手段を備えて
いるので、変速およびベルト挟圧力のために従来
のように油圧サーボを用いなくても済むようにな
り、複雑な油路が不要となる。したがつて、構造
がきわめて簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のvベルト式無段変速機の第1
実施例を示す断面図、第2図はカム機構の正面
図、第3図はカム機構の他の実施例の正面図、第
4図はカム機構の作動原理説明のためのグラフ、
第5図はVベルトの摩擦抵抗の容量を示すグラ
フ、第6図は本発明のvベルト式無段変速機の第
2実施例を示す断面図、第7図は本発明のvベル
ト式無段変速機の第3実施例を示す断面図、第8
図は本発明のvベルト式無段変速機の第4実施例
を示す断面図、第9図は本発明のvベルト式無段
変速機の第5実施例を示す断面図、第10図は本
発明のvベルト式無段変速機の第6実施例を示す
断面図である。 図中1……入力軸、2……出力軸、3……入力
プーリ、4……出力プーリ、5……vベルト、
6,7,7A,9……可動フランジのサーボ機
構、8……カム機構、62,72……スリーブ、
75,85……スラストベアリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに平行的に配設された入力軸および出力
    軸にそれぞれ設けられ、それぞれ固定フランジと
    この固定フランジに対して軸方向に変位可能であ
    るとともに前記固定フランジと一体的に回転する
    可動フランジとからなる入力プーリおよび出力プ
    ーリと、これら入力プーリおよび出力プーリ間を
    伝動するVベルトと、回転運動を軸方向運動に変
    換して前記各可動フランジの少なくとも一方の可
    動フランジに伝えることにより、その少なくとも
    一方の可動フランジとの相対回転により軸方向に
    変位させる運動変換手段および該運動変換手段を
    静止部材に係止せしめることにより該運動変換手
    段の回転を制限せしめ前記可動フランジを軸方向
    に移動せしめる駆動手段からなる前記少なくとも
    一方の可動フランジのサーボ機構と、前記入力軸
    および前記出力軸の少なくとも一方に設けられ、
    前記入・出力プーリのVベルトの挟圧力をVベル
    トの伝動トルクに応じて発生する挟圧力発生手段
    とからなる車両用Vベルト式無段変速機であつ
    て、前記運動変換手段を支持する支持部材が前記
    挟圧力発生手段に設けられるとともに、前記運動
    変換手段と前記支持部材との間に、スラスト軸受
    が設けられていることを特徴とする車両用Vベル
    ト式無段変速機。 2 前記運動変換手段は、前記各可動フランジま
    たはこれらの各可動フランジにそれぞれ軸方向に
    連動する部材にそれぞれ形成した第1のねじと、
    この第1のねじとの間の相対回転により第1のね
    じをそれぞれ軸方向に変位させる第2のねじとか
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の車両用Vベルト式無段変速機。 3 前記駆動手段は、前記第2のねじを制動する
    ブレーキであることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の車両用Vベルト式無段変速機。 4 前記挟圧力発生手段はカム機構であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1ないし3項のいず
    れか1記載の車両用Vベルト式無段変速機。
JP20814882A 1982-11-27 1982-11-27 車両用vベルト式無段変速機 Granted JPS5997359A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2562980B2 (ja) * 1990-05-08 1996-12-11 愛知機械工業株式会社 Vベルト式無段変速機
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