JPH0378366B2 - - Google Patents

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JPH0378366B2
JPH0378366B2 JP57223523A JP22352382A JPH0378366B2 JP H0378366 B2 JPH0378366 B2 JP H0378366B2 JP 57223523 A JP57223523 A JP 57223523A JP 22352382 A JP22352382 A JP 22352382A JP H0378366 B2 JPH0378366 B2 JP H0378366B2
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JP
Japan
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compound
fish
present
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disease
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JP57223523A
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JPS59112913A (ja
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Haruaki Fukui
Terumasa Kano
Zenzo Fujiwara
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Schering Plough Corp
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Schering Plough Corp
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は水産用動物の細菌性疾病の予防・治療
剤に関する。 水産業界において、D−(スレオ)−1−(p−
置換フエニル)−2−ジハロアセトアミド−1,
3−プロパンジオール類と分類される抗性物質は
すでに使用されている。 すなわち、この種類の抗生物質としては、クロ
ラムフエニコールとチアンフエニコールがあげら
れるが、これら物質に対する薬剤耐性菌の出現率
の上昇から、近年はクロラムフエニコールやチア
ンフエニコールを使用しても必ずしも満足できる
予防,治療効果を得ることができなくなつてき
た。特に魚類における疾病の中でもウナギのパラ
コロ病の原因菌であるエドワルドシエラ・タルダ
(Edwardsiella tarda)やアユのビブリオ病の原
因菌のビブリオ・アンギラルム
(Vibrioanguillarum)においては古くから、ま
た最近ではブリの類結節症の原因菌であるパスツ
レラ・ピシシダ(Pasteurella piscicida)におい
て、薬剤耐性は上記のクロラムフエニコールやチ
アンフエニコールにとどまらず、テトラサイクリ
ン類抗生物質(テトラサイクリン,クロルテトラ
サイクリン,オキシテトラサイクリンなど)やサ
ルフア剤(スルフイソゾール,スルフアモノメト
キシン,スルフアジメトキシン,スルフアメラジ
ンなど)の水産用薬剤として一般的に使用されて
いる抗菌性化合物に及んでいるため、これら疾病
の対策は困難を極めているのが実状である。 本発明者らはこれら疾病の予防,治療に有効
で、かつ副作用のない予防,治療剤につき種々検
討を行つてきた結果、本発明を完成するに至つ
た。 すなわち、本発明は式 〔式中、Xは塩素もしくはフツ素原子を、Rは
水素原子またはグリシルを示す〕で表わされる化
合物またはその塩を含有してなる水産用動物の細
菌性疾病の予防・治療剤である。 上記式()で表わされる化合物としては、例
えば、D−(スレオ)−1−(p−メチルスルホニ
ルフエニル)−2−ジクロロアセトアミド−3−
フルオロ−1−プロパノール(以下化合物Aと略
省する),D−(スレオ)−1−(p−メチルスルホ
ニルフエニル)−2−ジフルオロアセトアミド−
3−フルオロ−1−プロパノール(以下化合物B
と略称する),D−(スレオ)−1−(p−メチルス
ルホニルフエニル)−2−ジフルオロアセトアミ
ド−3−フルオロ−1−プロパノールグリシネー
ト(以下化合物Cと略称する)などが挙げられ、
とりわけ化合物Aが好ましい。 化合物()のうち、Rがグリシルの化合物
は、酸との塩として用いてもよく、例えば有機酸
(酢酸,シユウ酸,トリフルオロ酢酸など)や無
機酸(塩酸,硫酸,リン酸等の鉱酸など)との生
理学的に許容しうる塩があげられるが、とりわけ
塩酸塩が好ましい。 化合物()は公知の化合物で、その物理化学
的性状,製造法については、例えば特開昭55−
115855号公報に記載されている。 化合物()は、水産動物たとえば魚類,節足
動物の甲殻類などの細菌性疾病の予防・治療に効
果を奏するが、ここで魚類としては、ウナギ,ニ
ジマス,アマゴ,アユ,コイなどの淡水魚や、ブ
リ,タイ,ヒラメなどの海水魚があげられ、甲殻
類としてはクルマエビ,ウシエビなどのエビ類が
あげられる。とりわけ化合物()は、魚類の細
菌性疾病に対し著効を有する。 細菌性疾病として具体的には、前記したウナギ
のパラコロ病、ブリの類結節症やブリ,タイ,ヒ
ラメ,ニジマス,クルマエビのビブリオ病(起因
菌:ビブリオ・アンギラルムなど)、ブリのシユ
ードモナス病(起因菌:シユードモナス・ブチダ
など)、ウナギのひれ赤病(起因菌:エロモナ
ス・ハイドロフイラなど)、アマゴのせつそう病
(起因菌:エロモナス・サルモニシダ)、ウナギや
コイの鰓病(起因菌:フレキシバクター・カラム
ナリス)などがあげられる。 化合物()は後記実験例からも明らかなよう
にパラコロ病,ビブリオ病や類結節症の原因菌の
薬剤耐性菌をはじめ、上記した広範囲の水産動物
の病原菌に対して高い抗菌力を有し、実際に魚に
投与した時も、予防,治療効果は自然耐性菌の感
染においては勿論のこと、意外にもクロラムフエ
ニコールやチアンフエニコールに感受性のある病
原菌の感染においても、クロラムフエニコールや
チアンフエニコールよりもすぐれていることを見
い出した。 すなわち化合物()は、広範囲の水産動物の
病原菌に対して高い抗菌力を有することから、こ
れまでに知られた化合物に比し、少量で同時に起
因菌の異なる多種の水産動物の細菌性疾病の予
防・治療に効果を奏するという特徴を有する。 本発明の水産動物の細菌性疾病予防・治療剤
は、化合物()またはその塩を、固状または液
状の担体,希釈剤で希釈しまたは希釈せずにたと
えば散剤,粉剤,顆粒剤,細粒剤,錠剤,液剤,
シロツプ剤などとするか、あるいは飼料に、直接
または一たん希釈剤中に分散させたものを添加す
ることにより造られる。 ここで希釈剤としては、自体生理学的に無害な
ものであればいかなるものでもよく、飼料もしく
は飼料の一成分となりうるものがさらに望まし
い。固体担体としては、たとえば魚ミンチ,アミ
エビなどの生餌や魚粉,大豆粕,酵母,小麦粉,
ビタミン等を成分とする粉末または固型の配合飼
料、さらに乳糖,蔗糖,ブドウ糖,でん粉,酵
母,魚粉,タルク,酸性白土,クレイなどが挙げ
られ、液状体としては、たとえば水,生理的食塩
水,生理学的に無害な有機溶媒(プロピレングリ
コールなど)などがあげられ、これらとの溶液や
大豆油などとの懸濁液として用いる。その他適宜
の補助剤、たとえば乳化剤,分散剤,懸濁剤,湿
潤剤,濃縮剤,ゲル化剤,可溶化剤を適当量添加
しても差支えない。 これらを、ブリ,アユ,ウナギ,マス,クルマ
エビなど水産動物の細菌性疾病の予防・治療のた
めに用いるとき、最も実際的な方法は、飼料に添
加して経口的に投与する方法であるが、場合によ
つては薬浴としてや注射(筋肉や腹腔内投与)と
して投与することもできる。 例えば、本発明化合物を経口的に投与する場合
は、通常上記した担体,希釈剤でいわゆるプレミ
ツクスとしての液剤,散剤,細粒剤などとして、
これを飼料に直接加えて使用してもよく、ビタミ
ン剤や、水中での餌の散逸の防止を目的としたグ
アーガム,グルテン,アルフア化でんぷん,魚油
などの粘着剤(展着剤)の添加物とあらかじめ混
合してからまたは同時に飼料に加えて使用しても
よい。 すなわち、例えば本発明化合物を飼料中に含有
させて水産動物に経口的に投与するには、化合物
()もしくはその塩を直接または、上記プレミ
ツクスとした後、市販の配合飼料,魚粉,粘着
剤,生餌等と混合または練合し、最終的に魚粉
(重量比で1〜80%)および粘着剤(重量比で0.1
〜20%)を含む本発明化合物0.01〜2%含有組成
物として水産物に摂食させるのが好ましい。この
場合用いるプレミツクスに魚粉および粘着剤をあ
らかじめ含有せしめておくこともできる。 上記本発明の組成物を製造するとき、必要によ
り砕肉機や撹拌機を用いて、組成物の均一化,投
与時の食餌の効率化を高めることができる。 次に本発明薬剤の投与量としては、病気の進行
状態,対象水産動物や疾病の種類,投与目的など
により一定ではないが一般に体重1Kg当り本発明
の有効成分として2〜50mgに相当する薬剤を1日
量として1〜5日間程度、好ましくは有効性,経
剤性の観点から5〜30mgに相当する量を1日量と
して3〜5日間経口投与するが、病気の症状等に
応じて適宜増減できることは言うまでもない。 本発明の水産用薬剤の水産動物に対する安全性
は極めて高く、例えばウナギやハマチに化合物A
を魚体重1Kg当り1000mgという大量を7日間与え
た場合でも全く副作用等の異常は認めず、実用上
安心して使用できるから、すぐれた予防,治療効
果を奏しうることとあわせて当業界における有用
性は極めて大きい。 以下に実験例ならびに実施例として具体的に開
示するが、本発明がこれらに限定されるものでは
ない。 実験例 1 魚病菌に対する試験管内抗菌力試験: 魚類の細菌性疾病の原因となつている代表的な
病原菌5種,26株に対する本発明の化合物の最小
発育阻止濃度を寒天平板希釈法によつてしらべ
た。 対照薬剤としてクロラムフエニコール,チアン
フエニコール,オキシテトラサイクリン,スルフ
イソゾールを用いた。 試験の結果は第1表に示す通り、本発明の化合
物A,B,Cは何れも広範囲の魚病菌に強い抗菌
性を有することが認められ、他の抗菌剤に耐性で
ある魚病菌においても全て感受性を示した。
【表】
【表】 実験例 2 エドワルドシエラ・タルダ菌人工感染ウナギに
おける経口投薬効果(1): 実験例1で使用したエドワルドシエラ・タルダ
E−12株をブレイン・ハート・インフユージヨン
(BHI)寒天培地で培養して、培養菌を生理食塩
水に540ミリミクロン(mμ)の光波長の光透過率
が60%となるよう懸濁した菌液の0.2mlを体重45
gのウナギ背部筋肉内に注射して人工感染した。
感染と同時に本発明の化合物Aを25mg,対照薬剤
として実験例1で自然耐性を示したクロラムフエ
ニコール,オキシテトラサイクリンを50mg,いず
れも魚体重1Kg当りの投薬量として、カプセルに
入れて強制的に1回経口投薬した。観察は水温
25゜の流水下で10日間行つた結果、第2表に示す
ごとく本発明の化合物Aは魚体内においてもすぐ
れた効果を発揮した。
【表】 実験例 3 エドワルドシエラ・タルダ菌人工感染ウナギに
おける経口投薬効果(2): 実験例1の抗菌試験で使用したエドワルドシエ
ラ・タルダK−3株を実験例2に示した全く同じ
方法で45gのウナギに感染し、感染と同時に本発
明の化合物Aを6.3,12.5または25mg,対照薬剤
として実験例1で感受性のあることを確認したク
ロラムフエニコールを6.3,12.5または25mg,チ
アンフエニコールを50,100または200mg,何れも
魚体重1Kg当りの投薬量として、カプセルに入れ
て強制的に1回経口投薬して、実験例2と同じ条
件で10日間観察した結果、第3表に示すように化
合物Aは対照薬剤より少量の投薬量の場合でもへ
い死数が少なく、本発明のすぐれていることがわ
かつた。
【表】 実験例 4 ビブリオ・アンギラルム菌の人工感染ブリにお
ける経口投薬効果: 実験例1で抗菌力をしらべたビブリオ・アンギ
ラルム012B株をBHI寒天培地で培養して、培養
菌を生理食塩水に560ミリミクロンの光波長の光
透過率が15%となるよう懸濁した菌液の0.5mlを
体重1100gのブリの腹腔内に注射して人工感染し
た。感染と同時に本発明化合物Aを魚体重1Kg当
りの投薬量として5また10mgを1回カプセルとし
て強制経口投薬した。対照薬剤としてクロラムフ
エニコールとオキシテトラサイクリンを化合物A
と同量与えて効果を比較した。感染後は水温25゜
の循環水槽で5日間観察した。結果は第4表に示
したように化合物Aは、実験例1で確認されてい
るように試験管内の抗菌力では対照薬剤と比較し
て必ずしもすぐれていなかつたにもかかわらず、
へい死数は対照薬剤より少なく実際に魚に投薬し
た場合の効果のすぐれていることがわかつた。
【表】 実験例 5 ビブリオ・アンギラルム菌の人工感染和金にお
ける経口投薬効果 実験例4で使用した菌液0.1mlを体重約30gの
和金の筋肉内に注射して人工感染した。感染と同
時に本発明化合物A,BおよびCを魚体重1Kg当
りの投薬量として1.25mg,2.5mgをペーストにし
て1回金属ゾンデで強制経口投薬した。対照薬剤
としてクロラムフエニコールとチアンフエニコー
ルを化合物()と同量またはそれ以上与えて効
果を比較した。感染後は水温25゜の流水水槽で6
日間観察した。結果は第5表に示したように化合
物A,B,Cはいずれも対照薬剤よりも効果がす
ぐれていることがわかつた。
【表】 実施例 1 本発明化合物Aを1重量部と乳糖19重量部をよ
く混和して本発明の薬剤の散剤を得た。この800
gをビタミンと魚粉(重量比40%),大豆粉,肝
臓粉末,粘着剤(グアーガム重量比5%)などが
入つた市販の養魚用ビタミン剤の10Kgによく混和
したのち、生イワシ餌(300Kg)にふりかけて砕
肉機でミンチとし、さらに撹拌機で均一に混合し
てから魚体重約1トンのハマチ(ブリ稚魚)に投
薬する。これを1日量として4日間繰返すことに
よつてハマチの類結節症の予防,治療剤としての
目的を達成することができる。 実施例 2 本発明の化合物Bを5重量部,プロピレングリ
コール94重量部および界面活性剤HCO−50(日光
ケミカル社製)1重量部を混和して本発明薬剤の
液剤を得た。この30mlを市販飼料油(魚油)150
mlと混和してから魚粉(重量比70%)を主組成と
する市販の固型配合飼料3Kgに均一にふりかけて
吸着させ、魚体重100Kgのアユに投薬する。これ
を1日1回として3日間繰り返すことにより、ア
ユのビブリオ病の予防,治療剤としての目的を達
成することができる。 実施例 3 本発明の化合物Cを1重量部,乳糖7.3重量部,
コーンスターチ1.5重量部,ハイドロキシプロピ
ルセルロース0.2重量部をポニーミキサーで混合,
造粒機で造粒した後、パワーミル(16メツシユ〜
30メツシユの金網スクリーン付き)で解砕して本
発明薬剤の細粒剤を得た。この100gを魚粉(重
量比75%)と粘着剤(アルフア化デンプン重量比
18%)などからなる市販の養鰻配合飼料10Kgに添
加混合して魚体重約500Kgのウナギに投薬するこ
とを5日間繰返すことによつてパラコロ病の予
防,治療剤としての目的を達成することができ
る。 実施例 4 魚粉68%,大豆粉5%,ビール酵母2%,肝臓
粉末2%,ビタミンプレミツクス2%,ミネラル
プレミツクス1%の栄養成分と粘着剤としてアル
フア化ばれいしよでん粉20%からなる配合飼料50
Kgと実施例1の散剤1Kgを均一になるまでよく混
合してから、これに水65Kgと魚油1.5Kgを加えて
練合する。かくして得た活性成分を含有する飼料
をひれ赤病の発生している約2トンのウナギの池
に1日1回分として与えることを4日間繰返す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、Xは塩素もしくはフツ素原子を、Rは
    水素原子またはグリシルを示す〕で表わされる化
    合物またはその塩を含有してなる水産用動物の細
    菌性疾病の予防・治療剤。
JP22352382A 1982-12-20 1982-12-20 水産用薬剤 Granted JPS59112913A (ja)

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JPS59112913A JPS59112913A (ja) 1984-06-29
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KR20040020086A (ko) * 2002-08-29 2004-03-09 주식회사 성원 축산 동물의 호흡기 질병 예방 및 치료용 조성물
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