JPH0378865B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0378865B2 JPH0378865B2 JP60162560A JP16256085A JPH0378865B2 JP H0378865 B2 JPH0378865 B2 JP H0378865B2 JP 60162560 A JP60162560 A JP 60162560A JP 16256085 A JP16256085 A JP 16256085A JP H0378865 B2 JPH0378865 B2 JP H0378865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- uracil
- fluorouracil
- tetrahydrofuranyl
- reaction
- substituted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウラシル又は5−置換ウラシルのN1
−(2′−テトラヒドロフラニル)誘導体の製造法
に関するものである。
−(2′−テトラヒドロフラニル)誘導体の製造法
に関するものである。
ウラシル又は5−置換ウラシルのN1−(2′−テ
トラヒドロフラニル)誘導体は医薬品、医薬中間
体として有用な化合物である。特にN1−(2′−テ
トラヒドロフラニル)−5−フルオロウラシルは
低毒性の抗腫瘍剤として広く知られている。
トラヒドロフラニル)誘導体は医薬品、医薬中間
体として有用な化合物である。特にN1−(2′−テ
トラヒドロフラニル)−5−フルオロウラシルは
低毒性の抗腫瘍剤として広く知られている。
5−置換ウラシルのN1−(2′−テトラヒドロフ
ラニル)誘導体、例えばN1−(2′−テトラヒドロ
フラニル)−5−フルオロウラシルの製造法とし
ては、1)5−フルオロウラシルをピリジンに溶
解し、塩化アルミニウム触媒の存在下に2,3−
ジヒドロフランと反応させる方法。(特開昭53−
24079ほか)2)5−フルオロウラシルのビスト
リアルキルシリル誘導体を有機酸触媒の存在下に
2,3−ジヒドロフランと反応させる方法。(特
公昭54−38112ほか)などが代表的なものとして
公知である。しかしながら1)の方法では溶媒と
して毒性の故に使用上問題があり、また回収処理
の点でも不利なピリジンを多量使用しなければな
らず、反応の結果も副生物の生成など満足なもの
でない。2)の方法では高価なシリル化剤を使用
し、不安定なビストリアルキルシリル誘導体を経
由するため、経済的、操作的に有利でない。これ
等の観点から上記二法は工業的有利な製造法とは
言い難い。
ラニル)誘導体、例えばN1−(2′−テトラヒドロ
フラニル)−5−フルオロウラシルの製造法とし
ては、1)5−フルオロウラシルをピリジンに溶
解し、塩化アルミニウム触媒の存在下に2,3−
ジヒドロフランと反応させる方法。(特開昭53−
24079ほか)2)5−フルオロウラシルのビスト
リアルキルシリル誘導体を有機酸触媒の存在下に
2,3−ジヒドロフランと反応させる方法。(特
公昭54−38112ほか)などが代表的なものとして
公知である。しかしながら1)の方法では溶媒と
して毒性の故に使用上問題があり、また回収処理
の点でも不利なピリジンを多量使用しなければな
らず、反応の結果も副生物の生成など満足なもの
でない。2)の方法では高価なシリル化剤を使用
し、不安定なビストリアルキルシリル誘導体を経
由するため、経済的、操作的に有利でない。これ
等の観点から上記二法は工業的有利な製造法とは
言い難い。
そこで、本発明者等はこれら従来法の欠点を克
服し、ウラシル又は5−置換ウラシルのN1−
(2′−テトラヒドロフラニル)誘導体を経済的且
つ操作的に有利に製造し得る方法を開発するため
鋭意研究を重ねた結果、ウラシル又は5−置換ウ
ラシル化合物と2,3−ジヒドロフランを固−液
相間移動触媒および反応促進剤の存在下に反応さ
せることにより、極めて簡単に且つ高収率でウラ
シル又は5−置換ウラシルのN1−(2′−テトラヒ
ドロフラニル)誘導体を製造しうることを見出
し、本発明を完成するに至つた。
服し、ウラシル又は5−置換ウラシルのN1−
(2′−テトラヒドロフラニル)誘導体を経済的且
つ操作的に有利に製造し得る方法を開発するため
鋭意研究を重ねた結果、ウラシル又は5−置換ウ
ラシル化合物と2,3−ジヒドロフランを固−液
相間移動触媒および反応促進剤の存在下に反応さ
せることにより、極めて簡単に且つ高収率でウラ
シル又は5−置換ウラシルのN1−(2′−テトラヒ
ドロフラニル)誘導体を製造しうることを見出
し、本発明を完成するに至つた。
本発明は無溶媒でも実施可能であるが、有機溶
媒を使用した方が好ましい。本発明に用いられる
有機溶媒は従来法の如く必ずしも原料であるウラ
シル又は5−置換ウラシルを溶解する必要は無
く、広範囲の有機溶媒で実施可能である。好まし
くは非プロトン性溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶
媒、芳香族炭化水素系溶媒が用いられる。例え
ば、アセトニトリル、1,2−ジクロロエタン、
ジクロロメタン、トルエン、モノクロロベンゼン
等が挙げられる。
媒を使用した方が好ましい。本発明に用いられる
有機溶媒は従来法の如く必ずしも原料であるウラ
シル又は5−置換ウラシルを溶解する必要は無
く、広範囲の有機溶媒で実施可能である。好まし
くは非プロトン性溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶
媒、芳香族炭化水素系溶媒が用いられる。例え
ば、アセトニトリル、1,2−ジクロロエタン、
ジクロロメタン、トルエン、モノクロロベンゼン
等が挙げられる。
本発明における出発物質としては、ウラシル、
5−フルオロウラシル、5−クロロラウシル、5
−ブロモウラシル、5−ヨードウラシル、5−メ
チルウラシル、5−トリフルオロメチルウラシ
ル、5−トリクロロメチルウラシル等が挙げられ
る。2,3−ジヒドロフランの使用量は特に限定
されるものでは無く、通常出発物質であるウラシ
ル又は5−置換ウラシルに対して1.0〜1.5当量が
好ましい。
5−フルオロウラシル、5−クロロラウシル、5
−ブロモウラシル、5−ヨードウラシル、5−メ
チルウラシル、5−トリフルオロメチルウラシ
ル、5−トリクロロメチルウラシル等が挙げられ
る。2,3−ジヒドロフランの使用量は特に限定
されるものでは無く、通常出発物質であるウラシ
ル又は5−置換ウラシルに対して1.0〜1.5当量が
好ましい。
本発明に用いられる固−液相間移動触媒は、ク
ラウンエーテル化合物、クリプテート化合物、ト
リス(ポリオキサアルキル)アミン化合物等であ
る。上記の固−液相間移動触媒は公知な化合物で
あり、容易に入手可能である。例えば、18−クラ
ウン−6−エーテル、(2,2,2)−クリプタン
ド、トリス(3,6−ジオキサヘプチル)アミン
等が挙げられる。これらの固−液相間移動触媒の
使用量は、相当広範囲にわたり特に限定されるも
のでは無いが、出発物質であるウラシル又は5−
置換ウラシルに対して0.01〜0.1当量が経済的で
ある。
ラウンエーテル化合物、クリプテート化合物、ト
リス(ポリオキサアルキル)アミン化合物等であ
る。上記の固−液相間移動触媒は公知な化合物で
あり、容易に入手可能である。例えば、18−クラ
ウン−6−エーテル、(2,2,2)−クリプタン
ド、トリス(3,6−ジオキサヘプチル)アミン
等が挙げられる。これらの固−液相間移動触媒の
使用量は、相当広範囲にわたり特に限定されるも
のでは無いが、出発物質であるウラシル又は5−
置換ウラシルに対して0.01〜0.1当量が経済的で
ある。
本発明に用いられる反応促進剤とは、ルイス
酸、アルカリ金属ハロゲン化物、有機スルホン
酸、ハロゲン等で、特に限定するものでは無い。
例えば、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化第
二スズ、三フツ化ホウ素、ヨウ化ナトリウム、ヨ
ウ化カリウム、ヨウ化リチウム、P−トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、スルフアニル酸、
ヨウ素等が挙げられる。上記反応促進剤の使用量
は、出発物質であるウラシル又は5−置換ウラシ
ルに対して0.001〜0.1当量の範囲で可能である
が、反応温度、反応時間や他の条件等によつて異
なり一概に限定するものでは無い。
酸、アルカリ金属ハロゲン化物、有機スルホン
酸、ハロゲン等で、特に限定するものでは無い。
例えば、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化第
二スズ、三フツ化ホウ素、ヨウ化ナトリウム、ヨ
ウ化カリウム、ヨウ化リチウム、P−トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、スルフアニル酸、
ヨウ素等が挙げられる。上記反応促進剤の使用量
は、出発物質であるウラシル又は5−置換ウラシ
ルに対して0.001〜0.1当量の範囲で可能である
が、反応温度、反応時間や他の条件等によつて異
なり一概に限定するものでは無い。
本発明の方法により得られる生成物は、ほとん
ど副生物を含まない。反応後、少量の未反応原料
であるウラシル又は5−置換ウラシルは反応液よ
り直接ろ取することで簡単に回収できる。また目
的物であるウラシル又は5−置換ウラシルのN1
−(2′−テトラヒドロフラニル)誘導体はそのま
までも高純度のものであるが、通常の再結晶等の
精製法により容易に精製できる。
ど副生物を含まない。反応後、少量の未反応原料
であるウラシル又は5−置換ウラシルは反応液よ
り直接ろ取することで簡単に回収できる。また目
的物であるウラシル又は5−置換ウラシルのN1
−(2′−テトラヒドロフラニル)誘導体はそのま
までも高純度のものであるが、通常の再結晶等の
精製法により容易に精製できる。
以下に実施例を示し本発明を更に詳しく説明す
る。
る。
実施例 1
5−フルオロウラシル13g(0.1モル)、2,3
−ジヒドロフラン7.7g(0.01モル)、トリス
(3,6−ジオキサヘプチル)アミン1.6g
(0.005モル)、塩化アルミニウム0.7g(0.005モ
ル)をアセトニトリル100mlに加え、加熱還流下
に2時間反応を行う。(反応率80%) 冷却後、未反応原料である5−フルオロウラシ
ルをろ取し回収する。反応液を1N−アンモニア
水で中和し不溶物を一度ろ過する。さらに減圧下
にアセトニトリルを留去し、残留分に水60ml、ジ
クロロメタン300mlを加え完溶させる。ジクロロ
メタン層を分取し、水層をさらにジクロロメタン
50mlで抽出する。得られたジクロロメタン層を合
せ芒硝で乾燥後ジクロロメタン留去する。
−ジヒドロフラン7.7g(0.01モル)、トリス
(3,6−ジオキサヘプチル)アミン1.6g
(0.005モル)、塩化アルミニウム0.7g(0.005モ
ル)をアセトニトリル100mlに加え、加熱還流下
に2時間反応を行う。(反応率80%) 冷却後、未反応原料である5−フルオロウラシ
ルをろ取し回収する。反応液を1N−アンモニア
水で中和し不溶物を一度ろ過する。さらに減圧下
にアセトニトリルを留去し、残留分に水60ml、ジ
クロロメタン300mlを加え完溶させる。ジクロロ
メタン層を分取し、水層をさらにジクロロメタン
50mlで抽出する。得られたジクロロメタン層を合
せ芒硝で乾燥後ジクロロメタン留去する。
残留分をエタノールより再結し、N1−(2′テト
ラヒドロフラニル)−5−フルオロウラシルの白
色結晶15gを得る。(消費した5−フルオロウラ
シルに対する収率81%) 実施例 2 5−フルオロウラシル13g(0.1モル)、2,3
−ジヒドロフラン7.7g(0.11モル)、トリス
(3,6−ジオキサヘプチル)アミン1.6g
(0.005モル)、P−トルエンスルホン酸0.2g
(0.001モル)を1,2−ジクロロエタン100mlに
加えオートクレーヴ中130℃で2時間反応を行う。
(反応率76%) 冷却後、未反応原料である5−フルオロウラシ
ルをろ取し回収する。反応液に水20mlを加え撹拌
後1,2−ジクロロエタン層を分取し、水層をさ
らに1,2−ジクロロエタン30mlで抽出する。得
られた1,2−ジクロロエタン層を合せ芒硝で乾
燥後1,2−ジクロロエタンを留去する。残留分
をエタノールより再結し、N1−(2′−テトラヒド
ロフラニル)−5−フルオロウラシルの白色結晶
14gを得る。(消費した5−フルオロウラシルに
対する収率79%) 実施例 3 実施例1に於いて、塩化アルミニウムの代りに
ヨウ化ナトリウム0.8g(0.005モル)を用い、反
応温度をオートクレーヴ中150℃とする以外は同
様に操作する。(反応率86%) 反応終了後、未反応原料である5−フルオロウ
ラシルを回収し、N1−(2′−テトラヒドロフラニ
ル)−5−フルオロウラシル16gを得る。(消費し
た5−フルオロウラシルに対する収率79%) 上記実施例により得られたN1−(2′−テトラヒ
ドロフラニル)−5−フルオロウラシルは融点、
TLC、IRスペクトル、NMRスペクトルに於いて
標品のそれと一致する。
ラヒドロフラニル)−5−フルオロウラシルの白
色結晶15gを得る。(消費した5−フルオロウラ
シルに対する収率81%) 実施例 2 5−フルオロウラシル13g(0.1モル)、2,3
−ジヒドロフラン7.7g(0.11モル)、トリス
(3,6−ジオキサヘプチル)アミン1.6g
(0.005モル)、P−トルエンスルホン酸0.2g
(0.001モル)を1,2−ジクロロエタン100mlに
加えオートクレーヴ中130℃で2時間反応を行う。
(反応率76%) 冷却後、未反応原料である5−フルオロウラシ
ルをろ取し回収する。反応液に水20mlを加え撹拌
後1,2−ジクロロエタン層を分取し、水層をさ
らに1,2−ジクロロエタン30mlで抽出する。得
られた1,2−ジクロロエタン層を合せ芒硝で乾
燥後1,2−ジクロロエタンを留去する。残留分
をエタノールより再結し、N1−(2′−テトラヒド
ロフラニル)−5−フルオロウラシルの白色結晶
14gを得る。(消費した5−フルオロウラシルに
対する収率79%) 実施例 3 実施例1に於いて、塩化アルミニウムの代りに
ヨウ化ナトリウム0.8g(0.005モル)を用い、反
応温度をオートクレーヴ中150℃とする以外は同
様に操作する。(反応率86%) 反応終了後、未反応原料である5−フルオロウ
ラシルを回収し、N1−(2′−テトラヒドロフラニ
ル)−5−フルオロウラシル16gを得る。(消費し
た5−フルオロウラシルに対する収率79%) 上記実施例により得られたN1−(2′−テトラヒ
ドロフラニル)−5−フルオロウラシルは融点、
TLC、IRスペクトル、NMRスペクトルに於いて
標品のそれと一致する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
又はトリハロアルキル基を表す。)で示されるウ
ラシル又は5−置換ウラシル化合物と2,3−ジ
ヒドロフランを固−液相間移動触媒および反応促
進剤の存在下に反応させることを特徴とする一般
式 (式中のRは上に同じ。)で示されるウラシル又
は5−置換ウラシルのN1−(2′−テトラヒドロフ
ラニル)誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162560A JPS6222780A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | ウラシル誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162560A JPS6222780A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | ウラシル誘導体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6222780A JPS6222780A (ja) | 1987-01-30 |
| JPH0378865B2 true JPH0378865B2 (ja) | 1991-12-17 |
Family
ID=15756908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60162560A Granted JPS6222780A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | ウラシル誘導体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6222780A (ja) |
-
1985
- 1985-07-22 JP JP60162560A patent/JPS6222780A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6222780A (ja) | 1987-01-30 |
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