JPH0379130B2 - - Google Patents

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JPH0379130B2
JPH0379130B2 JP5885789A JP5885789A JPH0379130B2 JP H0379130 B2 JPH0379130 B2 JP H0379130B2 JP 5885789 A JP5885789 A JP 5885789A JP 5885789 A JP5885789 A JP 5885789A JP H0379130 B2 JPH0379130 B2 JP H0379130B2
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JP
Japan
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wire electrode
wire
feeding
electrode
cutting
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JP5885789A
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Inventor
Takeshi Yatomi
Masahiro Yamamoto
Yoshio Ozaki
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH01274926A publication Critical patent/JPH01274926A/ja
Publication of JPH0379130B2 publication Critical patent/JPH0379130B2/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤカツト放電加工装置における
ワイヤ電極自動供給装置において、ワイヤ電極自
動供給中にトラブルからくる供給の失敗を検出し
て、再度ワイヤ電極自動供給をやり直し、成功に
結びつける方法に関するものである。
まず、第1図に従来のワイヤ電極自動供給装置
についてその構成を説明する。
図において1はワイヤ供給リールで、トルクモ
ータ(図示せず)に連結されていて、ワイヤ電極
2がたるまない程度のブレーキ力を得るために逆
転トルクがかかるようになつている。3はブレー
キローラで、電磁ブレーキ(図示せず)と連結さ
れている。4は押えローラで、バネ力により、ブ
レーキローラ3に押し付けられている。上記ワイ
ヤ電極2は、これらのブレーキローラ3と押えロ
ーラ4の間にはさまれていて、すべることなく一
定の張力がかけられる。5は方向転換ローラ、6
は位置決め用ダイスであり、内径は、ワイヤ電極
2の直径よりやや大きめになつている。7はワイ
ヤ送り用ピンチローラ、8はワイヤ送り用押えロ
ーラである。上記ローラ7はワイヤ自動供給中の
み昇降板9に取り付けられたピンチローラ用モー
タ10によつて回転させられる。又、ローラ8は
バネ力により上記ローラ7に押し付けられてお
り、ワイヤ自動供給中は、ワイヤ電極2はローラ
7,8の間にはさまれ、すべることなく図中下方
に送給されるようになつている。位置決め用ダイ
ス6により、ワイヤ電極2はローラ7,8の間か
ら外れることはない。
昇降板9の昇降は、昇降用モータ11とカツプ
リング12より結合した、ボールネジ13の回転
により行われる。上記昇降板9の図において裏面
には、ボールネジ13の回転を上下の直線運動に
変換するためのボールナツトが取り付けられてい
る。このボールネジ13は昇降ガイド14に取り
付けられたモーター取付部15で一端を支持さ
れ、他端は軸受16で支持されていて、両端支持
方式になつている。なお、上記昇降板9は昇降ガ
イド14により昇降が支持されているので、正確
な上下直線運動ができる。
また、昇降板9には、パイプガイド17がガイ
ド固定板18を介して固定されている。このパイ
プガイド17は昇降板9の昇降に伴つて昇降する
ので、ぶれを防止するために軸受19により支持
されている。さらにパイプガイド17の先端には
ワイヤ電極2を支持するためのダイスガイド20
が取り付けられている。なお、軸受16,19、
昇降ガイド14は固定板21に取り付けられてい
る。
次に22切断用モーター、23はアーム回転用
モーターであり、両者共、箱24に固定されてい
る。25はワイヤ切断部、26は切断アーム、2
7はワイヤ切断後のワイヤ切屑を捨てるための受
皿である。そして上記切断装置24及び受皿27
は、固定板21に取り付けられている。なお、切
断装置24及びワイヤ切断部25についての詳細
は後述することにする。
パイプガイド17は、加工中、基準V溝板28
に対して押し付け板29により押し付けられ固定
されている。この基準V溝板28は上記パイプガ
イド17がはまるようにV溝面で受けていて位置
が決まるようになつている。なお基準V溝板28
は、常時、箱30に固定されており、箱30は固
定板21に取り付けられている。又、箱30に
は、加工液31を噴流し加工部32へ供給するた
めのノズル33が取り付けられている。
また、パイプガイド17には、図のように3ケ
所の切欠きがあり、加工中、この切欠部に給電ピ
ン34,35があり、ワイヤ電極2と3点接触し
ていて、ここから電力を供給する。給電ピン34
は移動板36に固定されており、パイプガイド1
7が昇降する場合は、図中右へ移動して接触しな
いようにする。同様に、給電ピン35は移動板3
7に固定されており図中左へ押し付け板29と共
に移動するようになつている。38は被加工物、
39はテーブルである。
次に、40は下部のダイスガイド、41は下部
の給電ダイスである。両者共、箱42に固定され
ると共に、下部アーム43に取り付けられてい
る。箱42には、加工液31を噴流し加工部32
へ供給するためのノズル78が取り付けられてお
り、またワイヤ電極2を案内するための案内ノズ
ル44が取り付けられている。
上記案内ノズル44通つたワイヤ電極2は、ベ
ルトローラー45,46に張られた下部ベルト4
7と下部ローラー48との間にはさまれて進行
し、ラツパ管49へと導かれる。その後、ワイヤ
電極2は、回収パイプ50を通り抜け、回収ロー
ラー51,52に張られた回収ベルト53と回収
ローラー54との間にはさまれて進行し、回収箱
55へと導かれ、図のようにワイヤ電極2は円を
描いて捨てられる。なお、ワイヤ電極2の送り速
度は、回収ローラー54の図において裏に取り付
けられた減速ギヤー付モーターの回転により可変
であり、さらに回収ローラー54と下部ローラー
48は裏側でベルト伝達になつている。しかも、
上記両者のローラー48,54は、同一の直系な
ので、同期回転している。そこで、ワイヤ電極2
は、下部ローラー48部による摩擦力と回収ロー
ラー54部によるそれにより、すべることなく引
張られて、回収箱55へと回収される。
次にワイヤ電極2を切断する装置22,23,
24,25,26の構成を第2図を用いて説明す
ることにする。
56は、ワイヤ電極2を切断するためのカツタ
ーであり、ネジ57により、移動棒58に固定さ
れている。移動棒58の先端には、ワイヤ電極2
を切断する際に動かぬように支持する支持棒59
が固定されており、接触部にはゴム60が接着さ
れていて、すべりを防止している。また、61は
切断受板で、ネジ62により、切断アーム26に
固定されている。上記切断受板61には、ゴム6
4が接着されていて、すべりを防止している。ワ
イヤ電極2を切断するときは、切断受板61とカ
ツター56との間で、移動棒58が図中左方向へ
移動することにより、切断され、同時にゴム60
及び64の間で支持される。移動棒58の図中右
端にはネジが切られていて、圧縮バネ65を入れ
込んだ後、止めナツト66がネジ込まれ固定され
ている。移動棒58の左右移動は、偏心カム67
の半回転動作により行われる。図は、偏心カム6
7が最右端にある場合で、移動棒58も圧縮バネ
65の復元力による右端である。逆に、ワイヤ電
極を切断するときは、偏心カム67が半回転して
最左端の位置となるので、移動棒58及び止めナ
ツト66は左端に位置して、カツター56と切断
受板61との間で切断される。
次に切断アーム26の回転を説明する。
箱24に取り付けられたアーム回転用モーター
23が回転すると、その軸に取り付けてある歯車
69により歯車70が回転する。歯車70は、ア
ーム回転棒71に固定されていて、さらに切断ア
ーム26が連結されている。アーム回転棒71は
軸受72,73によつて支持されている。しかる
に、アーム回転用モーター23がほぼ半回転する
ことにより、切断アーム26は、図中180°反対側
へ回転して止まる。図の位置と180°反対側の位置
はリミツトスイツチ等で検出することにより、決
められるようになつている。
次に、偏心カム67の回転を説明する。
アーム回転棒71の中心側には、図中断面部分
でもわかるように偏心カム回転棒74が挿入され
ており、回転自在となつている。偏心カム回転棒
74の下端に偏心カム67が固定されており、軸
受75によりなめらかに回転できる。また上端に
は、カツプリング76を介して切断用モーター2
2と連結されている。そこで、切断アーム26を
180°反対側に位置させるためにアーム回転用モー
ター23が回転するとき、同時に切断用モーター
22も起動をかけて180°回転させる。これにより
図中、偏心カム67と止めナツト66との関係は
変わらないので、ワイヤ電極2はカツター56と
切断受板61の間に位置するわけである。その
後、切断用モーター22のみをさらに180°回転さ
せることにより、移動棒58が切断受板61の方
向に移動して、前述したようにワイヤ電極2を切
断することができる。その後は、切断用モーター
22を止めたままで、アーム回転用モーター23
を逆に180°回転することにより、図の位置に戻
す。そして切断用モーター23を逆に180°回転す
ることにより、図の状態に戻すことができるわけ
である。
次に第3図においてワイヤ電極2を切断する動
作について説明する。
まず第3図aは、ワイヤ電極2が被加工物38
の加工開始穴77に通つている状態を初期設定
し、切断動作に入る場合である。すなわち、第1
図が初期設定した状態である。まず、パイプガイ
ド17が図中央矢印方向に上昇するために給電ピ
ン34,35が取り付けられている移動板36,
37及び移動板37が取り付けられている押し付
け板29が図中矢印方向へ移動する。
なお、パイプガイド17は、ある決められた位
置まで上昇し停止する。
このとき、第1図で述べたように、ワイヤ送り
用ピンチローラ7及びワイヤ送り用押えローラ8
はパイプガイド17と一体で上昇し停止すると共
に、図の矢印の如くから回りをするようになつて
いる。
基準V溝板28は、常に固定されていて、パイ
プガイド17が昇降する場合は、こすつていくわ
けである。なおノズル33は常に固定である。ダ
イスガイド20は、パイプガイド17が上昇する
とき、ワイヤ電極2をこすつていく程度のクリア
ランスを有している。a図のダイスガイド20の
下端位置を切断位置と呼ぶことにする。
次に第3図bでは、切断位置にまで、切断アー
ム26を180°回転して持つてきた状態を示してい
る。これにより、切断部25にワイヤ電極2が位
置決めされたことになる。切断用モーター22、
アーム回転用モーター23の動作は、第2図で述
べた通りである。ワイヤ送り用ピンチローラ7及
びワイヤ送り用押えローラ8はこのとき停止して
いる。しかもピンチローラ7には、第3図aの矢
印方向と反対方向には回転しないようにワンウエ
イクラツチ(図示せず)が取り付けられている。
次に第3図cでは、ワイヤ電極2を実際に切断
した後の状態を示している。すなわち、第2図で
述べたように切断後、切断アーム26は逆に180°
回転して元に戻つている。そして切断後のワイヤ
電極2の下方の部分は第2図で述べたように切断
用モーター22がさらに180°回転したことを検出
して、第1図の回収ローラ54が回転を始めるの
で、回収箱55へと回収される。
次に第3図dは、ワイヤ電極2を実際に切断完
了した状態を示している。すなわち第3図cの状
態完了後は、第3図dの状態になるまでパイプガ
イド17が下降する。この状態は、第3図aの初
期状態で移動板36,37が移動したままの状態
であり、これでパイプガイド17の位置は第1図
と同じ位置である。このときのダイスガイド20
の下端を定位置と呼ぶことにする。
なお、パイプガイド17の下降中は、ワイヤ電
極2は、ワイヤ送り用ピンチローラ7とワイヤ送
り用押えローラ8との間ではさまれているので、
しかもピンチローラ7にはワンウエイクラツチが
取り付けられていて、逆転しないのでダイスガイ
ド20の先端から抜けて上方に出てしまうことは
ない。第3図dの状態を以つて切断完了とする。
なお第3図a〜dの切断動作中は、第1図のブレ
ーキローラ3に連結された電磁ブレーキのブレー
キ力は極端に弱められている。
次に第4図において、ワイヤ電極2を加工開始
穴及び下部ダイスガイドへと通す挿入動作につい
て説明する。
ここでは、ワイヤ電極を加工開始穴、次に下部
ダイスガイドへと通し、第1図の回収箱55へと
送るまでをワイヤ電極2の挿入動作と呼ぶことに
する。まず、第4図aの状態が、ワイヤ挿入動作
の初期状態である。これは、第3図の切断動作の
最終状態と同じ状態である。すなわち、上部ダイ
スガイド20及び加工開始穴77及び下部ダイス
ガイド40は鉛直方向に整列した状態にあるわけ
である。
次に、第4図bで示されるように、パイプガイ
ド17を下降させて、これを加工開始穴77へ通
し、上部ダイスガイド20と下部ダイスガイド4
0を対向させるわけである。この状態での上部ダ
イスガイド20の下端を下限と呼ぶことにする。
この位置はリミツトスイツチ等で検出されてい
る。
次に第4図cで示されるように、ワイヤ送り用
ピンチローラ7とワイヤ送り用押えローラ8との
回転力により、両者にはさまれたワイヤ電極2は
進行を始める。第4図cは下部ダイスガイド40
をワイヤ電極2が通過した状態を示している。
その後は、第1図で見られるようにワイヤ電極
2は、給電ダイス41、案内ノズル44を通り抜
けて、下部ベルト47まで導かれる。なお、下部
ローラー48及び回収ローラー54は、第4図に
おいてピンチローラー7、押えローラー8が回転
すると同時に回転を始める。上記下部ローラー4
8及び回収ローラー54はベルト伝達により同期
がとられている。したがつて、ワイヤ電極2が下
部ベルト47、下部ローラー48の入口まで進行
してくると両者の間に引き込まれて導びかれ、第
1図のように回収箱55へと回収される。ここで
給電ダイス41と回収箱55との間で接触感知を
行うことにより、ワイヤ電極2が回収箱55にま
で導びかれたかどうかが判るわけである。このよ
うに接触感知された後は第4図dで示されるよう
にパイプガイド17は定位置まで上昇して止ま
り、さらに移動板36,37及び押し付け板29
が図中矢印方向に移動してパイプガイド17を固
定すると共に給電ピン34,35によりワイヤ電
極2へ給電可能な状態となる。これで加工開始が
可能になると同時に第4図dの状態が挿入動作の
完了である。なお、第3図の切断動作中と同様に
第4図の挿入動作中は第1図のブレーキローラ3
に連結された電磁ブレーキのブレーキ力は極端に
弱められている。
以上、従来のワイヤ自動供給装置は、加工開始
穴が変わるたびに切断動作をした後、挿入動作を
して加工の出来る状態に自動的に持つていく装置
である。
次に、この従来のワイヤ自動供給装置における
挿入動作中の欠点について説明することにする。
まず、挿入動作中とは第4図のaからdまでの
ことを言う。挿入動作中のトラベルとしては多種
多様であるが、第5図、第6図により、挿入動作
継続不可能になるトラブルについて説明すること
にする。第5図a,bのように、被加工物38下
面と下部ノズル78上端面との距離が大きい場合
を考えてみる。また、同図は第4図cの状態の場
合に相当していて、パイプガイド17が加工開始
穴77に入つており、下限の位置にある。下部ダ
イスガイド40は断面で示しており、中心部はダ
イヤモンド、サフアイヤ等の宝石類のダイス79
が埋め込まれている。
第5図aの場合は、ワイヤ電極2が、ダイス7
9に挿入されずに、下部ダイスガイド40と下部
ノズル78との隙間に入つていつてしまつた場合
を示している。これは、ワイヤ電極2の初期状態
として内部歪によるくせとか、カールによるため
である。これに対して第5図bの場合はさらにく
せ、カールが大きい場合で、下部ノズル78の外
側に出てしまつている。両者共、ワイオ電極2が
ダイス79を通過していないので、当然のことな
がらワイヤ電極2の挿入は失敗となり、その後の
放電加工も出来ないので続行不可能となつてしま
う。
次に第6図のように、第5図の欠点である被加
工物38の下面と下部ノズル70上端面との距離
が大きいことを解消している場合を考えてみる。
他の状況設定は第5図と同様である。
この第6図aの場合は、ワイヤ電極2がダイス
79を通過して成功した場合である。やはり第5
図よりは、第6図の方が下部ダイスガイド40の
位置にワイヤ電極2は導かれやすいと言える。
しかし、第6図bのようにワイヤ電極2の曲が
りが、下部ダイスガイド40の導入テーパ部に対
してほぼ直角に入つた場合、ワイヤ電極2はひつ
かかりを生じ、それ以上進行が出来なくなる。ま
たさらに第6図cのように放電加工によつて生じ
た加工チツプが長時間により、下部ダイスガイド
40の導入テーパ部に堆積してしまうことがあ
る。これは、常時加工液に浸された状態でなく、
間をおいて乾燥状態が繰り返されるので固く不規
則に付着物80となるわけである。この場合は第
6図bに比べて、もつと多くの機会においてひつ
かかりの状態が生じ、やはり第6図bと同様にワ
イヤ電極2が進行を妨げられる。このように第6
図b,cの場合は、ワイヤ電極2の進行が妨げら
れるだけでなく、より強い力で矢印方向に進行さ
せようとすると大きな曲がり、もしくは折れ等を
生じてしまい第5図と同様、ワイヤ電極2の挿入
の失敗となり継続不可能になつてしまう。
そこで本発明は、以上の欠点を鑑みて、失敗を
検出して再度挿入動作をやり直させて、最終的に
成功させてワイヤ電極挿入動作成功の確率を大幅
に向上しようとするものである。
まず、挿入動作中の失敗を分類して、その各々
の失敗を検出する原理について述べることにす
る。失敗の種類を以下に示すように2通りとして
とらえてみる。
(1) ワイヤ電極の進行が妨げられた場合。主に第
6図のような場合が挙げられるが、いわゆるワ
イヤ電極の進行能力に対して高負荷が生じた場
合と言えるので、別に第6図に限るものでなく
とも、進行が妨げられるものは全て含んでい
る。
(2) ワイヤ挿入動作が完了しない場合。主に第5
図のように、前記(1)と違つてワイヤ電極の進行
は妨げられてはいないが、挿入経路以外にワイ
ヤ電極が進行してしまう場合である。
まず、上記失敗のうち(1)について、その場合の
検出原理について述べることにする。
第7図aは第4図cの状態に相当している。す
なわち、ワイヤ送り用ピンチローラ7が駆動さ
れ、かつワイヤ電極2がワイヤ送り用押えローラ
8にはさまれて図中矢印方向に進行しているわけ
である。ワイヤ電極2はダイヤ81と微少なクリ
アランスを持つており、すべつていくわけであ
る。またワイヤ送り用押えローラ8は固定板82
に対してバネ83の力によりワイヤ電極2をワイ
ヤ送り用ピンチローラ7に押し付けている。ここ
で、ワイヤ電極2を進行させる力は以下のように
なつている。
図よりバネ83力により垂直抗力N、ローラ
7,8とワイヤ電極2との間の摩擦係数をμとす
ると、ローラ7,8がワイヤ電極2を進行させよ
うとする摩擦力はμNとなる。またローラ7,8
の上側にあるワイヤ電極2には、Toなる引張力
が働いている。ただし、Toは第1図における供
給リール1に働くブレーキ力及びブレーキローラ
3にかかつているブレーキ力によるものである
が、挿入動作中は、Toを少なくするためにブレ
ーキローラ3のブレーキ力は最低に弱められてい
る。したがつてワイヤ電極2を進行させる力は図
よりμN−Toとなる。当然のことながら、μN>
Toであることは言うまでもない。
次に第7図bはワイヤ電極2の進行経路中に障
害物84がある場合を示している。ただし実際
は、第6図で言つている高負荷を指しているが話
を簡単にするために、第7図以降では障害物とし
て扱うことにする。
第7図bは、ワイヤ電極2が障害物84により
進行を妨害されたので、パイプガイド17の内部
で曲げ力を受けて変形している状態である。その
ため、曲げ剛性に逆つた弾性変形なので、図のF
で示されるように変形を元に戻す方向の反力が働
くことになる。そのためワイヤ送り用ピンチロー
ラ7は矢印方向に回転自在なワンウエイクラツチ
のため回転を続けるが、ワイヤ電極2との間にす
べりを生じてしまい、ワイヤ送り用押えローラ8
は回転を停止してしまう。
すなわち、F+To=μNの状態になつているわ
けである。
もう少し詳細に説明すると第7図cで示される
ように、パイプガイドの内壁85とワイヤ電極2
との摩擦係数をμ1、内壁85を押し付ける垂直
抗力をnとすると、ワイヤ電極2をパイプガイド
内(図中Lで示される範囲)に入れようとする力
μN−Toによつて、ワイヤ電極2は変形を受け図
のように多点で内壁85に接触して、各々μ1nと
いう摩擦力を発生する。これらにより、ワイヤ電
極2は内壁85内部であたかもバネのような働き
を発生するわけで、そのバネ力は多点で接触が進
むにつれて、ワイヤ電極2の短い部分での変形に
進行していくため、その曲げ変形の合成力Fは増
大していくわけである。その最終形態が第7図b
であり、F=μN−Toである。すなわち、この第
7図bの状態において、ワイヤ電極2の進行が完
全に停止するわけである。
そこで、本発明者は、第7図を確認する意味で
実際に実験を行つた。種々の実験を行つた結果、
ワイヤ電極2は完全に停止する場合もあるが、進
行の断続が発生することが判つた。
このことを第8図を用いて説明することにす
る。
第8図aはワイヤ電極2がまだ障害物84に達
していない場合である。また86はワイヤ電極2
の先端位置、87はダイス部の位置である。この
場合でも、ダイス部をワイヤ電極2が通過する際
の摩擦力foが生じているわけである。すなわち
μN−To>foの状態である、矢印88の方向へワ
イヤ電極2は引き込まれている。
次に第8図bは、ワイヤ電極2が障害物84に
接触した場合で、foはf1(>fo)に増大する。し
かし、μN−To>f1のため、依然として矢印88
は同方向である。
次にc,dは、パイプガイド内壁85内で、ワ
イヤ電極2の曲げ変形が増加している状態であ
り、反力f2,f3と増加しているが、まど、μN−
To>f2,f3なので、矢印88の方向は変わらな
い。
次に第8図eまでワイヤ電極2の曲げが進行し
てくると、反力がf4に増加してμN−To=f4とな
つて、第7図bと同じになり、ワイヤ電極2の進
行が停止してしまう。そして理想的には、ワイヤ
送り用ピンチローラ7はワイヤ電極2面をすべり
ながら回転しているわけである。しかし、実際に
は、ピンチローラ7に取り付けられたワンウエイ
クラツチ及び駆動伝達ギヤのガタ及びピンチロー
ラ7の同心度の変化及びピンチローラ7の外周の
面性状の変化等により、ピンチローラ7の逆転及
びμNの変化によりfで示されるように、反力f4
によつて逆転されてf4−Δfとなるまで戻つてしま
う。
すなわちfでは矢印88の方向が変わり、ワイ
ヤ電極2が戻つてしまう。ただし、反力降下分の
Δfは、μNの減少分に相当すると考えて良い。
次に再び第8図gのように矢印88の方向が変
わり、ワイヤ電極2が送り込まれる。そして第8
図e→第8図f→第8図gのサイクルを繰り返し
て、ワイヤ電極2は断続(逆戻りを含む)運動を
すると共に、ワイヤ送り用押えローラ8は回転の
間欠運動を行う。
いわゆる第8図e,f,gにおいてLなる範囲
に送り込まれるワイヤ電極2の長さにより、その
ために生じる反力f4の変化(Δf)を伴うバネ振動
が起きるわけである。この運動は、図中L1の範
囲のワイヤが座屈しない限り続くわけである。
またこのとき、第1図に示す方向変換プーリー
5が同様に停止するか、間欠運動(回転)をする
ので、これを以つて検出することにより、ワイヤ
電極2の進行が妨害されたが、高負荷があつたか
を判断することができる。この種の検出をワイヤ
電極進行の際の高負荷の検出と名付けることにす
る。
次に前述した失敗の(2)について、その検出原理
を述べることにする。
第9図は、上部ダイスガイド20と下部ダイス
ガイド40とがワイヤ挿入動作中で最も離れた位
置にある場合である。この場合は、パイプガイド
17と被加工物38とで接触感知を行い(ダイス
ガイド20を通して導通している)、ワイヤ電極
2の進行を始めた場合である。被加工物38の板
厚は最大のHnaxとしてある。さらに図中Lの長
さは、機械特有のものであり、一義的に定めるこ
とができる。
まず、ワイヤ電極2の実線で示されたものは挿
入が成功した場合であり、上部ダイスガイド20
より送給されたワイヤ電極2は、加工開始穴77
を通り、ノズル78、下部ダイスガイド40、給
電ダイス41、案内ノズル44と順に通り、ベル
トローラー45及び下部ベルト47と下部ローラ
ー48との間に送り込まれ、その後は、下部ロー
ラー48により引張られていく。これが、正規の
ワイヤ挿入経路であり、これに要した時間及び距
離は、ほぼ一義的に決められる。破線で示される
ワイヤ電極2は挿入の失敗例であり、挿入経路か
ら外れてしまつている。そこで本発明者は第1図
のワイヤ送り用ピンチローラ7によつてワイヤ電
極が進行する速度と下部ローラ48によつてワイ
ヤ電極が引つ張られて進行する速度が違うことか
ら、失敗の検出方法を見出したものである。すな
わち、下部ローラー48による進行速度は、放電
加工中の速度と同じで速く、ワイヤ送り用ピンチ
ローラ7によるものはダイスガイド40のように
小さいクリアランスを通過する関係上遅くしてあ
る。
次に、第10図を用いて検出原理を説明する。
a,bの縦軸はワイヤ電極2の進行速度Vであ
り、V2が下部ローラによるもので、V1がワイヤ
送り用ピンチローラ7によるものである。また横
軸は、Sが第9図のダイスガイド20からワイヤ
挿入経路に沿つた長さ、Tがワイヤ送り用ピンチ
ローラ7によりワイヤ電極2が進行し初めてから
の経過時間である。
まずaはVとSのグラフで、89が挿入成功の
場合、90が挿入失敗である。
このグラフから判るように、挿入経路上で
Hnax+Lの距離進行後、成功の場合はV1からV2
へ速度が上昇し、失敗の場合は、V1のままであ
る。Lの位置でV1からV2へ即、速度が上昇しな
いのは下部ベルトへの引き込み時間によるずれの
ためである。
次に第10図bのグラフから判るように、第1
0図aのV1からV2へ速度が上昇する時間TLは一
義的に決まる。そこでワイヤ送り用ピンチローラ
7によりワイヤ電極2が進行し初めてから最大で
もTL経過後、進行速度V1からV2へ上昇していな
いときは、ワイヤ挿入経路から外れたと判断して
失敗として扱うことができる。
このように、ワイヤ電極2が進行し初めてから
定時間後の進行速度の変化を検出することによ
り、失敗を検出することができる。この種の検出
をワイヤ挿入経路からワイヤ電極2が外れた検出
と名付けることにする。
次に実際に失敗を検出する回路の実施例を述べ
ることにする。まず、ワイヤ電極2進行の際の高
負荷の検出回路について説明する。
まず、第8図で説明したように、ワイヤ電極2
の進行の断続運動を検出するために、第1図の方
向変換プーリー5の回転の間欠運動に置き換えて
行う。第11図はそのための検出装置である。第
11図aにおいて、方向変換プーリー5には、エ
ンコーダ91が取り付けられている。ワイヤ電極
2が進行の断続運動をすると、方向変換プーリー
5の回転間欠運動となる。また、第11図bはエ
ンコーダ91の使用方法を説明している。P5(+
5V)外部電源をダイオード側とトランジスタ側
とで共用している。Rは抵抗でダイオードへ流れ
る電流を制限している。出力側A,B端子が検出
回路に結線されている。
次に第12図を用いて、検出回路を説明するこ
とにする。なおA,B入力端子は第11図と対応
していて、B側はダイオード側である。
この第12図において、エンコーダの出力は0
〜5Vの範囲の交流であるので、まずコンデンサ
C1、抵抗R1により直流分をカツトして交流分だ
けにしている。次にOPアンプ92によりR3/R2
倍の増幅を行う。その後、ダイオードD1,D2に
より0〜5Vの範囲でクランプする。インバータ
ーを通つた後のW2の波形はW1の交流を波形整形
した0〜5Vの範囲のパルスに変換されるわけで
ある。93は高負荷検出用ワンシヨツトであり、
出力パルスはTc1なる幅である。リレーコイルL1
は高負荷検出用で、D3は保護用のダイオードで
ある。また、94は後述する挿入経路外への失敗
検出用のワンシヨツトで、出力パルスはTc2なる
幅である。
リレーコイルL2は挿入経路外の検出用で、D4
は保護用のダイオードである。
第12図のW1,W2,W3の波形を用いて、第
13図に模式的なタイミングチヤートを示し、高
負荷検出方法を説明することにする。
第13図aのW1がエンコーダの出力波形であ
る。これはワイヤ送り用ピンチローラによる方向
変換ローラの回転であり、ワイヤ挿入時の場合で
ある。このときW2の波形は周期T1の方形波パル
スである。そしてW3の波形は、W2のパスルの立
上りでワンシヨツトパルスを発生させているの
で、Ti<Tc1であることにより、ワイヤ挿入中は
常に5Vのハイレベルとなつている。
よつて、第12図のリレーコイルL1はONの状
態になつていることが判る。そしてこの状態が高
負荷が発生していない状態である。
次に、第8図のe,f,gの状況下では、第1
3図bのW2の波形となる。すなわち、正常なパ
ルス幅で周期T1とパルス幅が短かく休止の長い
周期T2のものとが繰り返しでてくる。これは、
エンコーダが逆転してもパルスを出力するため
に、第8図fのようにバネ力でワイヤ電極2が戻
される場合は、逆回転力が瞬時に働き、第13図
bのT1での休止が短く、T2のパルスも短くなる。
それに対して、第8図gの場合は、ワイヤ送り用
ピンチローラの回転が正転起動がかかるときなの
で最大の立上り時間がかかるために、第13図b
のT2のように休止が長くなつてしまうわけであ
る。実際に検出回路をシンクロスコープ等で観測
したときにもbのW2相当の波形を確認できた。
その結果、W3の波形にはTf1なる幅の零レベル
が発生することになる。このとき第12図のリレ
ーコイルL1はOFFの状態になる。このように方
向変換プーリーの回転間欠運動が起きたことをリ
レーコイルL1のONからOFFに状態変化すること
で検出することができる。
次に、挿入経路外の失敗検出回路及びタイミン
グチヤートについて説明することにする。
検出回路については、第12図と同様である。
第14図は、ワイヤ挿入時のタイミングチヤー
トであり、第14図aのW1に見られるTsの区間
は、第13図aの状態と同じであり、ワイヤ送り
用ピンチローラ7の回転によるものである。その
後の周波数の高い部分は、第9図で下部ベルト4
7に引き込まれてワイヤ電極2の進行速度が増大
した状態を示している。
したがつて、第14図bに見られるように、
Tsの区間は周期Tiであり、その後は周期Tmに
変化している。このときW4の波形は、ワンシヨ
ツトの幅がTc2(Ti>Tc2>Tm)であるから、Ts
の区間はパルス幅がTc2であり、その後はハイレ
ベルになつている。そこでTsは挿入が成功した
時の時間に相当しているので、例えばTs<TDな
る時間TD後にW4の状態は常にハイレベルとな
る。すなわち、第12図のリレーコイルL2はワ
イヤ送り用ピンチローラ7が回転を開始してから
TD後は常にONの状態になるわけである。
次にワイヤ挿入経路外にワイヤ電極2が進行し
た場合は、第14図bで示されるようにW2の波
形は周期Tiのパルスが続き、W4の波形はパルス
幅Tcで連続する。そこで、TD(TD>Ts)後、W4
の波形を見ることにより、Tf2なる休止が存在す
ることになる。
このとき第12図リレーコイルL2はOFFの状
態になる。このようにワイヤ電極2の挿入中にワ
イヤ電極2が挿入経路より外れた場合、TD後の
リレーコイルL2のONからOFFもしくはOFFの状
態を判別することにより、検出することができ
る。
次に、上記のリレーコイルL1,L2の状態から
失敗検出信号を作りだすリレーシーケンス回路を
第15図を用いて説明する。
タイマーリレーRT1,RT2、リレーf1,f2のコ
イルはP24(+24V)で動作する。#M20は計算機
等及び手動で指令されるワイヤ挿入指令のリレー
であり、#WFはワイヤ送り用ピンチローラーの
回転中ONになるリレーである。
まず、高負荷の失敗の場合、ワイヤ挿入開始に
より、リレー#WFがONになり、タイマーRT1
がセツトされる。リレー#RT1は2sec後にONに
なる。リレー#1RAのバツク接点は正常時開放
で失敗時に閉じて短絡となるので、失敗検出リレ
ー#f1がONになつて保持される。リレー#RT1
はワイヤ電極2の進行に立上り時に、誤検出しな
いための検出禁止の機能を持つている。
次に挿入経路外の失敗の場合は、ワイヤ挿入開
始から、タイマRT2がセツトされる。リレー
#RT2はTD後にONになる。リレー#2RAは高負
荷の失敗と同様、失敗時に短絡となるので、失敗
検出リレー#f2がONになつて、保持される。し
たがつて、両者どちらの失敗に対しても、リレー
#f1もしくは#f2がONとなる。そこで、P5(+
5V)に対してリレー#f1,#f2を並列に入れると
F出力は、どちらの失敗に対してハイレベルへと
変化する。このF信号を計算機等に運送してやれ
ばよい。
次にF信号を計算機を用いて処理する場合、ど
のような処理方法をとるか第16図のフローチヤ
ートを用いて説明する。
まずフロースタートにより、挿入指令をだして
挿入動作を行わせる。そこで失敗を検出(F信号
がハイレベル)しない限り、挿入完了となる。も
し失敗を検出した場合は、その回数がN回に達し
ているかを判断する。N回に達している場合は、
機械装置の異常ということで機能を停止させる。
N回に達していない場合は、切断指令を出して、
切断動作を行わせる。ここで言う切断、挿入と
は、第3図、第4図の一連の動作を意味してい
る。ただし、切断動作では失敗までに要したワイ
ヤ電極2は、第3図の切断装置により排除して挿
入は上、新品のワイヤ電極2で行う。
切断完了後は、再度挿入指令をだし挿入動作を
と言つたサイクルを繰り返す。このように、第1
6図のフローは挿入成功及び失敗回数がN回に達
するまで繰り返される。
ここで失敗の回数をカウントしている理由につ
いて述べておく。
ワイヤ電極2の挿入時における失敗する確率を
Xとすると、続けてN回失敗する確立は、XNと
なる。よつて、ワイヤ挿入がm回目で成功する確
立Pは以下のようになる。
P(m)=1−Xm 例 () X=50%の場合 m=5回 P(5)=97% m=7回 P(7)=99% () X=30%の場合 m=3回 P(3)=97% m=4回 P(4)=99% 上記の例でも判るように1回の挿入成功率が50
%(X=50%)の場合でも、7回失敗を検出して
再び挿入をやり直すことにより成功率が99%まで
上がる。また1回の成功率が70%(X=30%)の
場合、4回挿入し直すことにより99%に上がる。
このように1回で挿入成功する確率が悪くても数
回挿入を繰り返すことにより成功率が上がるわけ
である。すなわち挿入の信頼度が大幅に向上した
と言える。
以上要するに、本発明はワイヤ電極挿入中の失
敗を検出することにより、再度挿入をやり直すこ
とによつて、成功に導くものであり、高信頼度の
ワイヤ自動供給装置を提供するものである。
なお、本発明は失敗を検出する多の手段により
挿入を自動的にやり直すものは全て範囲に包含さ
れることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のワイヤ電極自動供給装置の構
成図、第2図は従来の切断装置の構成図、第3図
は従来の切断動作を示す図、第4図はワイヤ電極
挿入動作を示す図、第5図、第6図は従来の欠点
を示す図、第7図〜第10図はその欠点の理由及
び波及効果を説明する図、第11図、第12図は
本発明を実施するための検出手段及び回路の実施
例図、第13図、第14図は検出回路のタイミン
グチヤート及び検出原理を示す図、第15図は挿
入失敗信号を作るリレーシーケンス図、第16図
は本発明を計算機により実施するためのフローチ
ヤートを示す図である。 図中、2はワイヤ電極、5は方向変換プーリ
ー、91はエンコーダー、92はOPアンプ、9
3,94はワンシヨツトである。なお、図中同一
符号は同一部分を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワイヤ電極を、ワイヤ電極送給装置から被加
    工物の加工開始穴へ通し、さらにワイヤ電極回収
    装置と係合させるように、上記ワイヤ電極を自動
    的に送給していくワイヤカツト放電加工装置にお
    けるワイヤ電極自動供給装置において、 自動送給される上記ワイヤ電極の進行速度を検
    出する速度検出装置と、 自動送給開始からの所定時間経過後に上記速度
    検出装置により上記ワイヤ電極の進行速度の変化
    の有無を検出し上記ワイヤ電極が上記ワイヤ電極
    回収装置に到達したか否かを判断する第1の判断
    装置と、 上記ワイヤ電極を切断する切断装置と、 上記第1の判断装置により上記ワイヤ電極が到
    達していないことを検出したときに上記ワイヤ電
    極の先端部分を上記切断装置により切断してワイ
    ヤ電極送給前の初期状態に戻す復帰装置と、 該復帰装置により初期状態に戻されたことを検
    出する信号に基づき、再度ワイヤ電極送給装置に
    ワイヤ送給を指令する指令装置と、 からなることを特徴とするワイヤカツト放電加工
    装置におけるワイヤ電極自動供給装置。 2 ワイヤ電極を、ワイヤ電極送給装置から被加
    工物の加工開始穴へ通し、さらにワイヤ電極回収
    装置と係合させるように、上記ワイヤ電極を自動
    的に送給していくワイヤカツト放電加工装置にお
    けるワイヤ電極自動供給装置において、 上記ワイヤ電極を供給するワイヤ供給リール
    と、 上記ワイヤ供給リールから供給された上記ワイ
    ヤ電極を上記被加工物の加工開始穴の方向に方向
    変換させる方向変換ローラと、 上記方向変換ローラの回転速度を検出すること
    により上記ワイヤ電極の進行状態を検出する第1
    の検出装置と、 自動送給開始から所定時間後に上記第1の検出
    装置によつて上記ワイヤ電極の進行状態の変化の
    有無を検出することにより上記ワイヤ電極の進行
    が妨げられたことを判断する第2の判断装置と、 上記ワイヤ電極を切断する切断装置と、 上記第2の判断装置により上記ワイヤ電極の進
    行が妨げられたことを検出したときに上記ワイヤ
    電極の先端部分を上記切断装置により切断してワ
    イヤ電極送給前の初期状態に戻す復帰装置と、 該復帰装置により初期状態に戻されたことを検
    出する信号に基づき、再度ワイヤ電極送給装置に
    ワイヤ送給を指令する指令装置と、 からなることを特徴とするワイヤカツト放電加工
    装置におけるワイヤ電極自動供給装置。 3 ワイヤ電極がワイヤ電極回収箱と係合したこ
    とを検出する第2の検出装置を備え、 該第2の検出装置の検出信号により、ワイヤ電
    極再送給が完了することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のワイヤカツト放電加工装置にお
    けるワイヤ電極自動供給装置。 4 ワイヤ電極の進行状態の変化を、上記ワイヤ
    電極に対する負荷の変化による方向変換ローラの
    回転速度の変化としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載のワイヤカツト放電加工装置に
    おけるワイヤ電極自動供給装置。
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