JPH0379264B2 - - Google Patents
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- JPH0379264B2 JPH0379264B2 JP2586083A JP2586083A JPH0379264B2 JP H0379264 B2 JPH0379264 B2 JP H0379264B2 JP 2586083 A JP2586083 A JP 2586083A JP 2586083 A JP2586083 A JP 2586083A JP H0379264 B2 JPH0379264 B2 JP H0379264B2
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- Japan
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- fragrance
- packaging bag
- resin
- packaging
- film
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱可塑性樹脂からなる賦香包装袋に
関する。更に詳しくは、熱可塑性樹脂からなる賦
香包装袋において、該包装袋の少なくとも一部が
香料含有軟質性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物か
らなるフイルムまたはシートで形成されているこ
とを特徴とする賦香包装袋に関するものである。
関する。更に詳しくは、熱可塑性樹脂からなる賦
香包装袋において、該包装袋の少なくとも一部が
香料含有軟質性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物か
らなるフイルムまたはシートで形成されているこ
とを特徴とする賦香包装袋に関するものである。
一般に、熱可塑性樹脂は、耐水性、耐熱性、耐
薬品性(耐酸性、耐アルカリ性、耐有機溶剤性な
ど)、耐ガス透過性、耐食性、耐虫害性、あるい
は可撓性、ヒートシール性、加工性等種々の優れ
た特性を有し、食品包装、野菜果物包装、衣料包
装、薬品包装、機械器具包装、電気器具包装、各
種コンテナ、肥料袋等各種の包装資材として広範
囲に使用されている。
薬品性(耐酸性、耐アルカリ性、耐有機溶剤性な
ど)、耐ガス透過性、耐食性、耐虫害性、あるい
は可撓性、ヒートシール性、加工性等種々の優れ
た特性を有し、食品包装、野菜果物包装、衣料包
装、薬品包装、機械器具包装、電気器具包装、各
種コンテナ、肥料袋等各種の包装資材として広範
囲に使用されている。
特に、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフイン系樹脂は、安価で、上記の種々の優れ
た性質を有し、加工が容易である等の点から、汎
用樹脂として、フイルム、シート、テープ、パイ
プ等の押出成形品、あるいはコンテナー等の射出
成形品等に加工され、食品製造、農業、建築、電
気等多くの分野で活用されている。とりわけ、低
密度ポリエチレンのフイルムは、透明性、光沢性
等の光学的性質に優れているので、低密度ポリエ
チレンの大半はフイルム用に供されている。また
前記フイルムの90%近くは包装用として用いら
れ、梱包用、あるいは包装袋等として利用されて
いる。
オレフイン系樹脂は、安価で、上記の種々の優れ
た性質を有し、加工が容易である等の点から、汎
用樹脂として、フイルム、シート、テープ、パイ
プ等の押出成形品、あるいはコンテナー等の射出
成形品等に加工され、食品製造、農業、建築、電
気等多くの分野で活用されている。とりわけ、低
密度ポリエチレンのフイルムは、透明性、光沢性
等の光学的性質に優れているので、低密度ポリエ
チレンの大半はフイルム用に供されている。また
前記フイルムの90%近くは包装用として用いら
れ、梱包用、あるいは包装袋等として利用されて
いる。
これらのフイルムあるいは包装袋等は、一般的
には、無色、透明、無味、無臭、無毒であるが、
目的、用途、使用形態等によつて、(1)顔料、防錆
剤、防黴剤、香料等の着色剤や薬剤、充填剤等の
添加剤を添加する、(2)印刷を施す、(3)形態や構造
等に工夫を凝らすなど、包装材料に種々の機能性
を付与して、商品価値を高めている。
には、無色、透明、無味、無臭、無毒であるが、
目的、用途、使用形態等によつて、(1)顔料、防錆
剤、防黴剤、香料等の着色剤や薬剤、充填剤等の
添加剤を添加する、(2)印刷を施す、(3)形態や構造
等に工夫を凝らすなど、包装材料に種々の機能性
を付与して、商品価値を高めている。
このような商品価値を向上せしめた商品の一つ
として賦香包装袋がある。
として賦香包装袋がある。
従来の賦香包装袋には、大別して紙製のものと
熱可塑性樹脂製のものがあり、紙製の賦香包装袋
は、香料の吸収が著しく、大幅なコスト高となる
ばかりでなく、芳香の持続性が短く、また耐水性
に劣り、内容物を透視できない等の欠点を有す
る。一方、熱可塑性樹脂製の賦香包装袋のうち、
香料を熱可塑性樹脂に直接混練したフイルムを用
いて製袋したものにおいては、例えば、最も汎用
されているポリエチレンやポリプロピレンは、揮
発性の大きい液体香料や融点の低い昇華性固体香
料とは非相溶性であり、これらを充分に含浸させ
ることができないので、香料含有量が低く、芳香
の持続性も非常に短い。また、成形時の香料の散
逸、変質も激しいなどの欠点がある。
熱可塑性樹脂製のものがあり、紙製の賦香包装袋
は、香料の吸収が著しく、大幅なコスト高となる
ばかりでなく、芳香の持続性が短く、また耐水性
に劣り、内容物を透視できない等の欠点を有す
る。一方、熱可塑性樹脂製の賦香包装袋のうち、
香料を熱可塑性樹脂に直接混練したフイルムを用
いて製袋したものにおいては、例えば、最も汎用
されているポリエチレンやポリプロピレンは、揮
発性の大きい液体香料や融点の低い昇華性固体香
料とは非相溶性であり、これらを充分に含浸させ
ることができないので、香料含有量が低く、芳香
の持続性も非常に短い。また、成形時の香料の散
逸、変質も激しいなどの欠点がある。
本発明は、上記の問題点を解決すべく鋭意検討
を重ねた結果なされたものである。すなわち、本
発明は、熱可塑性樹脂からなる賦香包装袋におい
て、該包装袋の少なくとも一部が、香料含有軟質
性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物からなるフイル
ムまたはシートで形成された賦香包装袋に関する
ものである。
を重ねた結果なされたものである。すなわち、本
発明は、熱可塑性樹脂からなる賦香包装袋におい
て、該包装袋の少なくとも一部が、香料含有軟質
性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物からなるフイル
ムまたはシートで形成された賦香包装袋に関する
ものである。
香料と相溶性を有する軟質性樹脂は、香料を充
分に含浸させることは可能であるが、逆に樹脂の
表面から香料が脱着揮散し難いために、十分な芳
香を発揮させることができず、また、概して製膜
が困難である。一方、香料含有軟質性樹脂を、香
料とは非相溶性であるが軟質性樹脂とは相溶性を
有する熱可塑性樹脂に溶融混合すると、芳香性が
発揮され、かつその芳香の強弱および持続性をコ
ントロールでき、更に製膜性も良好になるという
知見を得て、本発明を完成するに至つたものであ
る。
分に含浸させることは可能であるが、逆に樹脂の
表面から香料が脱着揮散し難いために、十分な芳
香を発揮させることができず、また、概して製膜
が困難である。一方、香料含有軟質性樹脂を、香
料とは非相溶性であるが軟質性樹脂とは相溶性を
有する熱可塑性樹脂に溶融混合すると、芳香性が
発揮され、かつその芳香の強弱および持続性をコ
ントロールでき、更に製膜性も良好になるという
知見を得て、本発明を完成するに至つたものであ
る。
本発明において使用する軟質性樹脂としては、
石油樹脂、未加硫ゴム、ポリブテン、ポリ塩化ビ
ニル樹脂、カルボキシル基含有エチレン共重合体
等があるが、特に、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体(EEA)等のカルボキシル基含有エチレン共
重合体は、香料および後述の熱可塑性樹脂と非常
に良好な相溶性を有する点で好ましい。とりわ
け、エチレン−酢酸ビニル共重合体が好ましい。
石油樹脂、未加硫ゴム、ポリブテン、ポリ塩化ビ
ニル樹脂、カルボキシル基含有エチレン共重合体
等があるが、特に、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体(EEA)等のカルボキシル基含有エチレン共
重合体は、香料および後述の熱可塑性樹脂と非常
に良好な相溶性を有する点で好ましい。とりわ
け、エチレン−酢酸ビニル共重合体が好ましい。
一方、熱可塑性樹脂とは、高、中、低密度のエ
チレン単独重合体、あるいは、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、
エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン−4
−メチルペンテン−1共重合体、エチレン−オク
テン−1共重合体等のエチレンを主成分とするα
−オレフインとの共重合体、またはポリプロピレ
ン、プロピレンを主成分とする他のα−オレフイ
ンとの共重合体、ポリブテン−1、ポリ−4−メ
チルペンテン−1等のポリオレフイン系樹脂、お
よびそれらのマレイン化物、ナイロン−6、ナイ
ロン−6,6、ナイロン−12等のポリアミド系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリエステル
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化
物およびそれらの混合物などであり、比較的高い
結晶性を有し、かつ製膜性等の加工性が良好な樹
脂が用いられる。これらの樹脂のうち、汎用性を
有し、かつ安価で加工性も良好である等の点でポ
リオレフイン系樹脂が好ましい。
チレン単独重合体、あるいは、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、
エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン−4
−メチルペンテン−1共重合体、エチレン−オク
テン−1共重合体等のエチレンを主成分とするα
−オレフインとの共重合体、またはポリプロピレ
ン、プロピレンを主成分とする他のα−オレフイ
ンとの共重合体、ポリブテン−1、ポリ−4−メ
チルペンテン−1等のポリオレフイン系樹脂、お
よびそれらのマレイン化物、ナイロン−6、ナイ
ロン−6,6、ナイロン−12等のポリアミド系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリエステル
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化
物およびそれらの混合物などであり、比較的高い
結晶性を有し、かつ製膜性等の加工性が良好な樹
脂が用いられる。これらの樹脂のうち、汎用性を
有し、かつ安価で加工性も良好である等の点でポ
リオレフイン系樹脂が好ましい。
また、香料には、天然香料と人造香料とがあ
り、天然香料としては、ジヤコウ、シベツト(レ
イビヨウ香)、カストル(カイリ香)およびアン
バーグリス(リユウゼン香)等の動物性香料、ラ
ベンダー油、ハツカ油、レモン油、オレンジ油、
ローズ油、シヨウノウ油、ビヤクダン油、ヒノキ
油等の植物精油からなる植物性香料がある。
り、天然香料としては、ジヤコウ、シベツト(レ
イビヨウ香)、カストル(カイリ香)およびアン
バーグリス(リユウゼン香)等の動物性香料、ラ
ベンダー油、ハツカ油、レモン油、オレンジ油、
ローズ油、シヨウノウ油、ビヤクダン油、ヒノキ
油等の植物精油からなる植物性香料がある。
また、人造香料としては、テルペン化合物、ま
たは芳香族化合物等からなる合成香料、あるいは
精油から主として分留によつて成分を分けた単離
香料、その他各種の単離香料、合成香料、天然香
料などを混合して実用に適するように調製した調
合香料などが挙げられ、これらの少なくとも1種
が用いられる。
たは芳香族化合物等からなる合成香料、あるいは
精油から主として分留によつて成分を分けた単離
香料、その他各種の単離香料、合成香料、天然香
料などを混合して実用に適するように調製した調
合香料などが挙げられ、これらの少なくとも1種
が用いられる。
上記香料の含有量は、目的、用途等により、軟
質性樹脂および熱可塑性樹脂の種類に従つて定め
ればよい。例えば、軟質性樹脂をエチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)とした場合においては、
香料の含有量は、EVAの酢酸ビニル(VA)含有
量にほぼ比例し、VA含有量が30重量%であれ
ば、香料もほぼ30重量%程度が含浸可能となる。
しかし、芳香の強さは、含有香料の量と共に強く
なるが、最終製品中には0.01〜1重量%程度で充
分であるから、香料含浸EVAを10から100倍量に
希釈する場合には、EVA中には1〜10重量%程
度の香料を含浸させれば充分である。
質性樹脂および熱可塑性樹脂の種類に従つて定め
ればよい。例えば、軟質性樹脂をエチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)とした場合においては、
香料の含有量は、EVAの酢酸ビニル(VA)含有
量にほぼ比例し、VA含有量が30重量%であれ
ば、香料もほぼ30重量%程度が含浸可能となる。
しかし、芳香の強さは、含有香料の量と共に強く
なるが、最終製品中には0.01〜1重量%程度で充
分であるから、香料含浸EVAを10から100倍量に
希釈する場合には、EVA中には1〜10重量%程
度の香料を含浸させれば充分である。
一方、芳香の持続性は、VA含有量および前記
香料含有軟質性樹脂と熱可塑性樹脂との混合比率
に依存する。例えば、本発明者らの実験によれ
ば、前記の香料を10重量%含浸したEVA(VA15
重量%)に対して、熱可塑性樹脂として低密度ポ
リエチレンを用い、1から10倍量に希釈した場合
には、約0.5〜1年間芳香を持続し、10から100倍
量に希釈した場合には約0.1〜0.5年間芳香を持続
している。これらの芳香持続性も、香料の種類、
軟質性樹脂の種類や、カルボキシル基の含有量、
熱可塑性樹脂の種類等によつて異なるが、目的、
用途等に応じて適宜選択される。
香料含有軟質性樹脂と熱可塑性樹脂との混合比率
に依存する。例えば、本発明者らの実験によれ
ば、前記の香料を10重量%含浸したEVA(VA15
重量%)に対して、熱可塑性樹脂として低密度ポ
リエチレンを用い、1から10倍量に希釈した場合
には、約0.5〜1年間芳香を持続し、10から100倍
量に希釈した場合には約0.1〜0.5年間芳香を持続
している。これらの芳香持続性も、香料の種類、
軟質性樹脂の種類や、カルボキシル基の含有量、
熱可塑性樹脂の種類等によつて異なるが、目的、
用途等に応じて適宜選択される。
本発明において使用する樹脂混合組成物には、
タルク、炭酸カルシウム、クレイ、シリカ、アル
ミナ、木粉、紙片等の充填剤、顔料、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、可塑剤等の通常使用される添加
剤を添加しても差支えない。また、香料含有軟質
性樹脂とあらかじめ充填剤を含有させた他の熱可
塑性樹脂とを混合する方法は、軟質性樹脂、熱可
塑性樹脂、充填剤および香料を直接混合、溶融、
成形する方法よりも、充填剤への香料の吸収が非
常に少なく効率的である。
タルク、炭酸カルシウム、クレイ、シリカ、アル
ミナ、木粉、紙片等の充填剤、顔料、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、可塑剤等の通常使用される添加
剤を添加しても差支えない。また、香料含有軟質
性樹脂とあらかじめ充填剤を含有させた他の熱可
塑性樹脂とを混合する方法は、軟質性樹脂、熱可
塑性樹脂、充填剤および香料を直接混合、溶融、
成形する方法よりも、充填剤への香料の吸収が非
常に少なく効率的である。
本発明に使用される配合機または混合機は、通
例のもので良く、例えば、ヘンシエルミキサー、
ダルトンミキサー、ニーダー、バンバリーミキサ
ー、熱ロールミル、あるいは押出機等を使用する
ことができる。
例のもので良く、例えば、ヘンシエルミキサー、
ダルトンミキサー、ニーダー、バンバリーミキサ
ー、熱ロールミル、あるいは押出機等を使用する
ことができる。
本発明の賦香包装袋とは、携帯用テイツシユペ
ーパー袋、おしぼり袋、クリーニング袋、冠婚葬
祭時に使用される賦香具用の包装袋、薬品、化粧
品、衣裳袋等の様に包装袋に好ましい芳香を付与
することを目的とする賦香包装袋、あるいは菓子
パン用包装袋、キヤンデイ用包装袋、果実用包装
袋等の食品用包装袋においては、内容物の好まし
い芳香を増強し、かつ食欲をそそるような賦香包
装袋、または、家庭の生ごみ等を入れるごみ袋、
汚れた衣類等の運搬用の賦香包装袋、汚物収納用
包装袋等の内容物の消臭を目的とする賦香包装袋
等が挙げられ、目的、用途等によつて使い分けら
れる。また、軽包装用あるいは重包装用等の種類
については特に限定されない。とりわけ、軽包装
用である携帯テイツシユペーパー用の袋等では、
芳香が使用時のペーパーに移り香として残され、
商品価値を大幅に向上させることができる。
ーパー袋、おしぼり袋、クリーニング袋、冠婚葬
祭時に使用される賦香具用の包装袋、薬品、化粧
品、衣裳袋等の様に包装袋に好ましい芳香を付与
することを目的とする賦香包装袋、あるいは菓子
パン用包装袋、キヤンデイ用包装袋、果実用包装
袋等の食品用包装袋においては、内容物の好まし
い芳香を増強し、かつ食欲をそそるような賦香包
装袋、または、家庭の生ごみ等を入れるごみ袋、
汚れた衣類等の運搬用の賦香包装袋、汚物収納用
包装袋等の内容物の消臭を目的とする賦香包装袋
等が挙げられ、目的、用途等によつて使い分けら
れる。また、軽包装用あるいは重包装用等の種類
については特に限定されない。とりわけ、軽包装
用である携帯テイツシユペーパー用の袋等では、
芳香が使用時のペーパーに移り香として残され、
商品価値を大幅に向上させることができる。
上記賦香包装袋は、袋全体を香料含有フイルム
で製造しても良いが、袋の片面または所望部分の
みを香料含有フイルムで形成したり、または異な
る所望部分を異種の香料含有フイルムで形成した
り、あるいは袋の内面および/または外面に同種
または異種の香料含有フイルムを使用したり、更
に、バリヤー性フイルムを含む2層または3層の
フイルムからなる賦香包装袋を形成することもで
きる。
で製造しても良いが、袋の片面または所望部分の
みを香料含有フイルムで形成したり、または異な
る所望部分を異種の香料含有フイルムで形成した
り、あるいは袋の内面および/または外面に同種
または異種の香料含有フイルムを使用したり、更
に、バリヤー性フイルムを含む2層または3層の
フイルムからなる賦香包装袋を形成することもで
きる。
例えば、多層ダイを用いた多層インフレーシヨ
ン法により: 香料含有軟質性樹脂を含む低密度ポリエチレン
(LDPE)/LDPE; 香料含有軟質性樹脂を含むLDPE/バリヤー性
フイルム(ナイロン); 香料(A)含有軟質性樹脂を含むLDPE/バリヤー
性フイルム(ナイロン)/香料(B)含有軟質性樹脂
を含むLDPE;あるいは 香料含有軟質性樹脂を含むLDPE/LDPE/バ
リヤー性フイルム; 等からなるフイルムまたはシートを適宜内外層と
して製袋される。
ン法により: 香料含有軟質性樹脂を含む低密度ポリエチレン
(LDPE)/LDPE; 香料含有軟質性樹脂を含むLDPE/バリヤー性
フイルム(ナイロン); 香料(A)含有軟質性樹脂を含むLDPE/バリヤー
性フイルム(ナイロン)/香料(B)含有軟質性樹脂
を含むLDPE;あるいは 香料含有軟質性樹脂を含むLDPE/LDPE/バ
リヤー性フイルム; 等からなるフイルムまたはシートを適宜内外層と
して製袋される。
上記フイルムまたはシートの成形法は、インフ
レーシヨン法、Tダイ法等通例の方法で良く、特
に限定されない。
レーシヨン法、Tダイ法等通例の方法で良く、特
に限定されない。
上述の様に、本発明の賦香包装袋は種々の用途
および形態を具備するものであり、以下のような
特徴を有する。
および形態を具備するものであり、以下のような
特徴を有する。
(1) 高濃度に香料を含有した賦香包装袋を提供す
ることができる; (2) 芳香の強さおよび持続性をコントロールする
ことができる; (3) 成形加工条件が穏和で、香料の変質が殆ど起
こらない; (4) 加工時の香料の揮発、散逸が少ないので、ロ
スが殆どなく、香料を有効に含有せしめ得るか
ら非常に経済的である; (5) 製膜時の樹脂の加工性が良好である;および (6) 香料含有軟質性樹脂と熱可塑性樹脂とを直接
押出機内で混練成形できる; などの材料および成形時の利点のみでなく、被包
装物の商品価値をも大幅に向上せしめることがで
きる。
ることができる; (2) 芳香の強さおよび持続性をコントロールする
ことができる; (3) 成形加工条件が穏和で、香料の変質が殆ど起
こらない; (4) 加工時の香料の揮発、散逸が少ないので、ロ
スが殆どなく、香料を有効に含有せしめ得るか
ら非常に経済的である; (5) 製膜時の樹脂の加工性が良好である;および (6) 香料含有軟質性樹脂と熱可塑性樹脂とを直接
押出機内で混練成形できる; などの材料および成形時の利点のみでなく、被包
装物の商品価値をも大幅に向上せしめることがで
きる。
以下に実施例により本発明を更に説明する。
実施例 1
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA、日本
石油化学株式会社製、商品名:日石レクスロン
V270)のペレツトにローズ系調合香料を含浸さ
せたところ、17重量%が含浸された。この香料含
有EVAペレツト20重量部を、低密度ポリエチレ
ン(LDPE、日本石油化学株式会社製、商品名:
日石レクスロンF331EE)ペレツト80重量部と混
合した後、インフレーシヨンフイルム製造機に供
給し、15μ厚のフイルムを得た(香料濃度約3
%)。そのフイルムを使用して携帯用テイツシユ
ペーパーを包装し、後にそのテイツシユペーパー
を使用したところ、ローズ香がテイツシユペーパ
ーに移り香しており、鼻をかむときに、僅かに芳
香を感じ、爽快であつた。この包装袋の芳香は約
3ケ月以上持続した。
石油化学株式会社製、商品名:日石レクスロン
V270)のペレツトにローズ系調合香料を含浸さ
せたところ、17重量%が含浸された。この香料含
有EVAペレツト20重量部を、低密度ポリエチレ
ン(LDPE、日本石油化学株式会社製、商品名:
日石レクスロンF331EE)ペレツト80重量部と混
合した後、インフレーシヨンフイルム製造機に供
給し、15μ厚のフイルムを得た(香料濃度約3
%)。そのフイルムを使用して携帯用テイツシユ
ペーパーを包装し、後にそのテイツシユペーパー
を使用したところ、ローズ香がテイツシユペーパ
ーに移り香しており、鼻をかむときに、僅かに芳
香を感じ、爽快であつた。この包装袋の芳香は約
3ケ月以上持続した。
比較例 1
実施例1で使用したLDPEペレツトに、実施例
1と同じローズ系調合香料を含浸させたところ、
約3重量%しか含浸しなかつた。この香料含有
LDPEペレツトをインフレーシヨンフイルム製造
機に供給し、15μ厚のフイルムを調製した(香料
濃度約3%)。そのフイルムにて携帯用テイツシ
ユペーパーを包装したところ、ローズ香がテイツ
シユペーパーに移り香したが、包装袋の芳香は約
1ケ月しか持続しなかつた。
1と同じローズ系調合香料を含浸させたところ、
約3重量%しか含浸しなかつた。この香料含有
LDPEペレツトをインフレーシヨンフイルム製造
機に供給し、15μ厚のフイルムを調製した(香料
濃度約3%)。そのフイルムにて携帯用テイツシ
ユペーパーを包装したところ、ローズ香がテイツ
シユペーパーに移り香したが、包装袋の芳香は約
1ケ月しか持続しなかつた。
比較例 2
実施例1で使用したEVAペレツトにローズ系
調合香料を約3重量%含浸したのち、インフレー
シヨンフイルム製造機に供給した。インフレーシ
ヨンバブルは極めて不安定で製膜に苦労したが、
漸くにして15μ厚のフイルムを得た。このフイル
ムはブロツキングが著しく、開口して携帯用テイ
ツシユペーパーを包装することは出来なかつた。
そこで、開口しないまま携帯用テイツシユペーパ
ーをこのフイルムでラツプしたところ、フイルム
の芳香は約4ケ月以上も持続するにも拘らず、テ
イツシユペーパーには余り移り香せず、芳香が不
充分なことを示した。
調合香料を約3重量%含浸したのち、インフレー
シヨンフイルム製造機に供給した。インフレーシ
ヨンバブルは極めて不安定で製膜に苦労したが、
漸くにして15μ厚のフイルムを得た。このフイル
ムはブロツキングが著しく、開口して携帯用テイ
ツシユペーパーを包装することは出来なかつた。
そこで、開口しないまま携帯用テイツシユペーパ
ーをこのフイルムでラツプしたところ、フイルム
の芳香は約4ケ月以上も持続するにも拘らず、テ
イツシユペーパーには余り移り香せず、芳香が不
充分なことを示した。
実施例 2
実施例1において用いたEVAに市販のレモン
系調合香料20重量%が含浸させた香料含有EVA
ペレツト20重量部と、実施例1で用いたLDPEペ
レツト80重量部とを混合した後、第1押出機に該
混合ペレツトを供給した。
系調合香料20重量%が含浸させた香料含有EVA
ペレツト20重量部と、実施例1で用いたLDPEペ
レツト80重量部とを混合した後、第1押出機に該
混合ペレツトを供給した。
一方、第2押出機には、実施例1において用い
たLDPEペレツトのみを供給し、インフレーシヨ
ンフイルム成形用円環ダイスを通して、第1押出
機で円環ダイスの半円周に押出し、他方、第2押
出機で残りの半円周を押出し、インフレーシヨン
チユーブを製造した。このチユーブを使用して製
袋し、片側が通常のフイルムで片側が香料入りフ
イルムからなる包装袋を作成したところ、該包装
袋の芳香は3ケ月以上持続した。
たLDPEペレツトのみを供給し、インフレーシヨ
ンフイルム成形用円環ダイスを通して、第1押出
機で円環ダイスの半円周に押出し、他方、第2押
出機で残りの半円周を押出し、インフレーシヨン
チユーブを製造した。このチユーブを使用して製
袋し、片側が通常のフイルムで片側が香料入りフ
イルムからなる包装袋を作成したところ、該包装
袋の芳香は3ケ月以上持続した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂からなる賦香包装袋において、
該包装袋の少なくとも一部が、香料含有軟質性樹
脂と熱可塑性樹脂との混合物からなるフイルムま
たはシートで形成されていることを特徴とする賦
香包装袋。 2 前記軟質性樹脂がカルボキシル基含有エチレ
ン共重合体である特許請求の範囲第1項に記載の
賦香包装袋。 3 前記カルボキシル基含有エチレン共重合体が
エチレン−酢酸ビニル共重合体である特許請求の
範囲第2項に記載の賦香包装袋。 4 前記熱可塑性樹脂がポリオレフイン系樹脂で
ある特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか
に記載の賦香包装袋。 5 前記ポリオレフイン系樹脂がポリエチレン単
独重合体、ポリプロピレン単独重合体、エチレン
またはプロピレンを主成分とする他のα−オレフ
インとの共重合体あるいはそれらの混合物の群か
ら選ばれた少なくとも1種の樹脂からなる特許請
求の範囲第4項に記載の賦香包装袋。 6 前記賦香包装袋が携帯用のテイツシユペーパ
ー包装袋である特許請求の範囲第1項から第5項
のいずれかに記載の賦香包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2586083A JPS59152151A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 賦香包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2586083A JPS59152151A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 賦香包装袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59152151A JPS59152151A (ja) | 1984-08-30 |
| JPH0379264B2 true JPH0379264B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=12177565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2586083A Granted JPS59152151A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 賦香包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59152151A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE60314638T2 (de) | 2003-11-14 | 2008-03-06 | The Procter & Gamble Company, Cincinnati | Polymere Zusammensetzungen für die anhaltende Freigabe flüchtiger Materialien |
| EP1604690B1 (en) * | 2004-06-08 | 2014-03-05 | The Procter & Gamble Company | Polymeric hot melt adhesive compositions for sustained release of volatile materials |
| ES2622738T3 (es) | 2005-12-07 | 2017-07-07 | The Procter & Gamble Company | Composiciones poliméricas para la liberación sostenida de materiales volátiles |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP2586083A patent/JPS59152151A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59152151A (ja) | 1984-08-30 |
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