JPH038007B2 - - Google Patents

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JPH038007B2
JPH038007B2 JP55077495A JP7749580A JPH038007B2 JP H038007 B2 JPH038007 B2 JP H038007B2 JP 55077495 A JP55077495 A JP 55077495A JP 7749580 A JP7749580 A JP 7749580A JP H038007 B2 JPH038007 B2 JP H038007B2
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JP
Japan
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magnetic
parts
acid
coating
distearate
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JP55077495A
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English (en)
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JPS573225A (en
Inventor
Akihiro Matsufuji
Tsutomu Sugizaki
Hajime Myatsuka
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP7749580A priority Critical patent/JPS573225A/ja
Publication of JPS573225A publication Critical patent/JPS573225A/ja
Publication of JPH038007B2 publication Critical patent/JPH038007B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/68Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
    • G11B5/70Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
    • G11B5/71Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the lubricant

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  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録体に関するもので、特にすぐ
れた潤滑性及び耐久性を有する高密度磁気記録体
に関するものである。 磁気記録体、特にビデオテープにおいては、テ
ープが磁気ヘツド、ドラム、ガイドポール等と接
触しながら走行するため摩擦係数が小さく、長時
間にわたり円滑かつ安定に走行することが要求さ
れる。特に回転ヘツド型ビデオテープレコーダ用
テープは回転磁気ヘツドにより激しく摩擦される
ため耐久性にすぐれていることが要求される。 このため従来から強磁性粉末及び結合剤を含ん
だ磁性塗料中に、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステ
ル、パラフイン系炭化水素、シリコーンオイル等
を添加含有させている。 しかしながら、これらの添加剤はビデオテープ
に十分な滑性と耐久性を附与するという点で充分
ではない。滑性の良好なものと、耐久性に対し良
好なものを混合して用いる必要もある。また磁性
層表面に滲み出すいわゆるブルーミング現象を生
じ易くこれはテープの保存時のはりつき等の原因
となる。 本発明の主な目的は、第1に、上記の欠点を改
良した新規な磁気記録録体を提供することにあ
り、第2に、滑性にすぐれ安定な走行性を有する
磁気記録体を提供することにあり、第3に、耐摩
耗性にすぐれた耐久性のある磁気記録体を提供す
ることにあり、第4に、ブルーミング現象がない
磁気記録体を提供することにある。 本発明者らは鋭意研究の結果、下記の一般式で
示されるポリエチレングリコール誘導体を添加剤
として使用した時、著るしい好結果を見い出し、
本発明に至つたものである。 即ち、本発明の上記の目的は磁性層中に下記の
一般式で示されるポリエチレングリコールエステ
ルを含有させることによつて達成される。 RCOO(−CH2CH2O)−oH あるいは RCOO(−CH2CH2O)−oCOR′ 〔式中、nは5〜500の整数であり、R、R′は炭
素数1〜20の飽和又は不飽和脂肪族基である。〕 上式において、Rの炭素数1〜20の飽和脂肪族
又は不飽和脂肪族基は、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシル、ウンデシル、トリデシ
ル、ペンタデシル、ヘプタデシル、ノナデシルな
どの直鎖状あるいは分岐状飽和又は不飽和脂肪族
基を包含する。 また一般式で示される化合物の具体例として
は、米国アーマー社製KESSCO PEG6000ジス
テアレート〔6000(M.W.)/44(CH2CH2OのM.
W.)≒136、n=136〕PEG6000モノステアレー
ト、PEG1540ジステアレート〔1540(M.W.)/
44(CH2CH2OのM.W.)=35、n=35〕、PEG1540
モノステアレート、PEG200ジステアレート
〔200(M.W.)/44(CH2CH2OのM.W.)≒5、n
=5〕、PEG200モノステアレート等がある。更
に、ポリエチレングリコールと飽和又は不飽和脂
肪族カルボン酸の脱水縮合によつて合成されるポ
リエチレングリコールのエステルも前記一般式の
具体例である。 前記の一般式で示されるポリエチレングリコー
ルモノあるいはジエステルは、強磁性粉末100重
量部に対して、0.1〜5重量部、好ましくは0.2〜
3重量部含有させることができる。これらの化合
物の添加量が0.1重量部未満では動摩擦係数の低
下が見られず、また5重量部より多いときはブル
ーミング現象が発生し易くなり、磁性層の強度が
低下し耐摩耗性が悪くなる事が確認された。 本発明の磁気記録体は非磁性支持体上に強磁性
微粉末、結合剤および一般式で示されるポリエチ
レングリコールのモノあるいにジエステルを有機
溶剤を用いて混練分散した磁性塗布液を塗布、乾
燥することによつて磁性層を形成したものであ
る。また、この他に分散剤、潤滑剤、研摩剤、帯
電防止剤等の機能を有する何種かの添加剤を含む
場合もある。 強磁性粉末はγ−Fe2O3、Fe3O4、それらに
Co、Znのような他金属を固溶させたもののごと
き酸化鉄系強磁性体、CrO2あるいはこれにLi、
Na、Sn、Pb、Fe、Co、Ni、Zn等の金属原子、
ハロゲン原子等を固溶させたもののごとき二酸化
クロム系強磁性体、Fe、Co、Ni等よりなる金
属、合金の金属強磁性体である。このうち金属強
磁性体はその飽和磁化σs、抗磁力Hcが大きく、
高S/N、高記録密度の磁気記録媒体が得られる
という利点がある。 本発明に使用されるバインダーとしては従来公
知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂
やこれらの混合物が使用される。 熱可塑性樹脂としては軟化温度が150℃以下、
平均分子量が10000〜200000、重合度が約200〜
2000程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、
塩化ビニルアクリロニトリル共重合体、アクリル
酸エステルアクリロニトリル共重合体、アクリル
酸エステル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸
エステルスチレン共重合体、メタクリル酸エステ
ルアクリロニトリル共重合体、メタクリル酸エス
テル塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エス
テルスチレン共重合体、ウレタンエラストマーポ
リ弗化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル
共重合体、ブタジエンアクリロニトリル共重合
体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セ
ルロース誘導体(セルロースアセテートブチレー
ト、セルローズダイアセテート、セルローストリ
アセテート、セルロースプロピオネート、ニトロ
セルロース等)、スチレンブタジエン共重合体、
ポリエステル樹脂、アミノ樹脂、各種の合成ゴム
系の熱可塑性樹脂(ポリブタジエン、ポリクロロ
プレン、ポリイソプレン、スチレンブタジエン共
重合体など)及びこれらの混合物等が使用され
る。 熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては、塗布液
の状態では200000以下の分子量であり、塗布、乾
燥後に、加熱等の処理をすることにより、縮合、
付加等の反応により分子量が無限大になるもの
で、例えば、フエノール・ホルマリン−ノボラツ
ク樹脂、フエノール・ホルマリン−レゾール樹
脂、フエノール・フルフラール樹脂、キシレン・
ホルムアルデヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、乾性油変性アルキツド樹脂、石炭酸樹脂変性
アルキツド樹脂、マレイン酸樹脂変性アルキツド
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂と
硬化剤(ポリアミン、酸無水物、ポリアミド樹
脂、その他)、末端イソシアネートポリエステル
湿気硬化型樹脂、末端イソシアネートポリエーテ
ル湿気硬化型樹脂、ポリイソシアネートプレポリ
マー(ジイソシアネートと低分子量トリオールと
を反応させて得た1分子内に3ケ以上のイソシア
ネート基を有する化合物、ジイソシアネートのト
リマー及びテトラマー)、ポリイソシアネートプ
レポリマーと活性水素を有する樹脂(ポリエステ
ルポリオール、ポリエーテルポリオール、アクリ
ル酸共重合体、マレイン酸共重合体、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート共重合体、パラヒドロ
キシスチレン共重合体、その他)、末端あるいは
側鎖に付加重合性二重結合を持つオリゴマーやポ
リマー、及びこれらの混合物等である。 これらの結合剤の単独又は組合わされたものが
使われ、他の添加剤が加えられる。強磁性粉末と
結合剤との混合割合は重量比で強磁性粉末100重
量部に対して結合剤8〜400重量部、好ましくは
10〜200重量部、更に好ましくは10〜100重量部の
範囲で使用される。 磁気記録層には、前記のバインダー、強磁性微
粉末の他に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨
剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。 分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、
リノレン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜18個
の脂肪酸(R1COOH、R1は炭素数11〜17個のア
ルキルまたはアルケニル基);前記の脂肪酸のア
ルカリ金属(Li、Na、K等)またはアルカリ土
類金属(Mg、Ca、Ba)から成る金属石鹸;前
記の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前
記の脂肪酸のアミド;ポリアルキレンオキサイド
アルキルリン酸エステル;レシチン;トリアルキ
ルポリオレフインオキシ第四アンモニウム塩(ア
ルキルは炭素数1〜5個、オレフインはエチレ
ン、プロピレンなど);等が使用される。この他
に炭素数12以上の高級アルコール、およびこれら
の他に硫酸エステル等も使用可能である。これら
の分散剤は結合剤100重量部に対して0.5〜20重量
部の範囲で添加される。 潤滑剤としてはグラフアイトなどの導電性微粉
末;二硫化モリブデン、二硫化タングステンなど
の無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエチレン塩化ビニル共重合体、ポリテトラフ
ルオロエチレンなどのプラスチツク微粉末;α−
オレフイン重合物;常温で液状の不飽和脂肪族炭
化水素(n−オレフイン二重結合が末端の炭素に
結合した化合物、炭素数約20);炭素数12〜20個
の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価のアル
コールから成る脂肪酸エステル類などが使用でき
る。これらの潤滑剤は結合剤100重量部に対して
0.2〜20重量部の範囲で添加される。 研磨剤としては一般に使用される材料で溶融ア
ルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、
人造コランダム、ダイアモンド、人造ダイアモン
ド、ザクロ石、エメリー(主成分:コランダムと
磁鉄鉱)等が使用される。これらの研磨剤はモー
ス硬度が5以上であり、平均粒子径が0.05〜5μm
の大きさのものが所用され、特に好ましくは0.1
〜2μmである。これらの研磨剤は結合剤100重量
部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加される。 帯電防止剤としてはカーボンブラツク、カーボ
ンブラツクグラフトポリマーなどの導電性微粉
末;サポニンなどの天然界面活性剤、アルキレン
オキサイド系、グリセリン系、グリシドール系な
どのノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン
類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の
複素環類、ホスホニウム又はスルホニウム類など
のカチオン界面活性剤;カルボン酸、スルホン
酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用さ
れる。 上記の導電性微粉末は結合剤100重量部に対し
て0.2〜20重量部が、界面活性剤は0.1〜10重量部
の範囲で添加される。 これら添加剤は単独あるいは混合して添加して
も良い。これらは、それぞれ分散剤、潤滑剤、研
磨剤、帯電防止剤として用いられるものである
が、時としてその他の目的、たとえば分散、磁気
特性の改良、潤滑性の改良、塗布助剤として適用
される場合もある。 本発明の磁気記録層の形成は上記の組成で有機
溶媒に溶解し、混練、分散し、それぞれの塗布溶
液として、非磁性支持体上に塗布、乾燥する。こ
の磁性層を塗布後、乾燥するまでの間にそれぞれ
の磁性層中の磁性粉末を配向する処理を行なうこ
ともでき、又、乾燥後にそれぞれの磁性層の表面
平滑化処理を行なうこともできる。 この非磁性支持体の素材としてはポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レート等のポリエステル類、ポリプロピレン等の
ポリオレフイン類、セルローストリアセテート、
セルロースダイアセテート等のセルロース誘導
体、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド
などのプラスチツク、Cu、Al、Znなどの非磁性
金属、ガラス、磁器、陶器等のセラミツクなどが
使用される。 これらの非磁性支持体は表面粗さが触針法によ
る測定で、約0.4μ以下、好ましくは0.3μ以下ので
きるだけ表面性の良好なものが好ましい。 又、非磁性支持体の形態はフイルム、テープ、
シート、デイスク、カード、ドラム等いずれでも
良く、形態に応じて種々の材料が必要に応じて選
択される。 これらの非磁性支持体の厚みはフイルム、テー
プ、シート状の場合は約2〜50μm程度好ましく
は3〜25μmである。又、デイスク、カード状の
場合は0.5〜10mm程度であり、ドラム状の場合は
円筒状とし、使用するレコーダーに応じその型は
決められる。 上記の非磁性支持体は、フイルム、テープ、シ
ート、薄型フレキシブルテイスク等の可撓性支持
体の場合は帯電防止、転写防止、ワウフラツター
の防止等の目的で、磁性層を設けた側の反対の面
がいわゆるバツクコート(backcoat)されてい
てもよい。 磁性粉末及び前述のバインダー、本発明の有機
シリコーン化合物、分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯
電防止剤、溶剤等は混練されて磁性塗料とされ
る。 混練にあたつては、磁性粉末及び上述の各成分
は全て同時に、あるいは個々順次に混練機に投入
される。たとえばまず分散剤を含む溶剤中に磁性
粉末を加え所定の時間混練をつづけて磁性塗料と
する方法などがある。 磁性塗布液の混練分散にあたつては各種の混練
機が使用される。例えば二本ロールミル、三本ロ
ールミル、ボールミル、ペブルミル、トロンミ
ル、サンドグライダー、Szegvariアトライター、
高速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速
度衝撃ミル、デイスパー、ニーダー、高速ミキサ
ー、ホモジナイザー、超音波分散機などである。 支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法と
してはエアードクターコート、ブレードコード、
エアナイフコート、スクイズコート、含浸コー
ト、リバースロールコート、トランスフアーロー
ルコート、グラビヤコート、キスコート、キヤス
トコート、スプレイコート等が利用でき、その他
の方法も可能である。 本発明の磁気記録体は非磁性支持体上に上記の
塗布法によつて磁性層を塗布、乾燥する。又、こ
の工程を繰り返して連続塗布操作により2層また
は2層以上の磁性層を設けても良い。又、多層同
時塗布法によつて同時に2層または2層以上の磁
性層を設けても良い。 塗布の際に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエ
ーテル等のエステル系;エーテル、グリコールジ
メチルエーテル、グリコールモノエチルエーテ
ル、ジオキサン等のグリコールエーテル系;ベン
ゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳香族
炭化水素);メチレンクロライド、エチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素等のものが使用できる。 この様な方法により、支持体上に塗布された磁
性層は必要により前記のように層中の磁性粉末を
配向させる処理を施したのち、形成した磁性層を
乾燥する。又必要により表面平滑化加工を施した
り、所望の形状に裁断したりして、本発明の磁気
記録体を製造する。特に本発明に於ては磁気記録
層の表面平滑化処理をほどこすと、表面が平滑
で、且つ耐摩耗性にすぐれた磁気記録体が得られ
ることが判明した。 この場合、配向磁場は交流または直流で約500
〜2000ガウス程度である。磁性層の乾燥温度は約
50〜120℃程度、好ましくは70〜100℃、特に好ま
しくは80〜90℃で、空気流量は1〜5K/m2
好ましくは2〜3K/m2で乾燥時間は約30秒〜
10分間程度、好ましくは1〜5分である。 磁性体の配向方向は、その用途により定められ
る。即ち、サウンドテープ、小型ビデオテープ、
メモリーテープなどの場合にはテープの長さ方向
に平行であり、放送用ビデオテープなどの場合に
は長さ方向に対して、30゜乃至90゜の傾きをもつて
配向される。 前記のそれぞれの磁性層の乾燥前の塗膜の平滑
化処理としては、マグネツトスムーザー、スムー
ズニングコイル、スムーズニングプレード、スム
ーズニングブランケツト等の方法が必要に応じて
使用される。 前記のそれぞれの磁性層の乾燥後の表面平滑化
処理はカレンダリングなどによつて行なわれる。 カレンダリングの場合はメタルロールとコツト
ンロールまたは合成樹脂(たとえばナイロン)ロ
ールなどの2本のロールの間を通すスーパーカレ
ンダー法によつて行なうのが好ましい。スーパー
カレンダーの条件は約25〜100Kg/cm2、好ましく
は30〜80Kg/cm2のロール間圧力で、約35〜100℃、
好ましくは40〜80℃の温度で、5〜120m/min
の処理速度で行なうのが好ましい。温度及び圧力
がこれらの上限以上になると磁性層および非磁性
支持体に悪影響がある。又、処理速度が5m/
min以下だと表面平滑化の効果が得られなく、約
120m/min以上だと処理操作が困難となる。 本発明によるポリエチレングリコールエステル
化合物を磁性層中に添加することにより、強磁性
体として金属酸化物粉末を使用した磁気記録体の
走行性、耐久性が改善されたことはいうまでもな
いが、従来これらの特性を満足する事が困難であ
つた合金微粉末を使用した磁気記録体の走行性な
らびに耐久性を著るしく改善する事が分つた。 以下に本発明を実施例および比較例により更に
具体的に説明する。ここに示す成分、割合、操
作、順序等は、本発明の精神から逸脱しない範囲
において変更しうるものであることは本業界に携
わるものにとつては容易に理解されることであ
る。 従つて、本発明は、下記の実施例に制限される
できではない。 尚、以下の実施例及び比較例において「部」は
すべて「重量部」を示す。 実施例 1 Co含有ベルトライト酸化鉄 300部 FeO1.4(Co1.5atom含有) Hc:610Oe 粒子長:0.6μm 針状比:10/1 マレイン酸含有塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
50部 共重合比(モル比):Vc/VAC/MA=86/
13/1 重合度:約400 ポリエステルポリウレタン 25部 ポリエチレンアジペートと4,4′−ジフエニル
メタンジイソシアネートの反応生成物 平均分子量(スチレン相当分子量):約130000 ポリエチレングリコールジスアレート 6部 (商品名「PEG200ジステアレート」アーマー社
製造) 酢酸ブチル 500部 メチルエチルケトン 200部 上記の組成物をボールミルに入れて24時間の混
練分散処理を行ない、25部のポリイソシアネート
化合物(1モルのトリメチロールプロパンと3モ
ルのトリレンジイソシアネートの付加体の75wt
%酢酸エチル溶液)を加えた後、高速剪断分散を
2時間行なつた。上記の処理後、3μmの平均孔径
を有したフイルターで過し磁性塗布液を得た。 上記の磁性塗布液を厚さ14μmのポリエチレン
テレフタレートフイルム(表面粗さ、0.3μm)上
乾燥厚が5μmになるように塗布し、直流磁場でフ
イルムの長さ方向に配向し、乾燥後、スーパーカ
レンダー処理を行ない広巾磁場フイルムを得た。
これを1/2インチ巾にスリツトし1/2インチ
巾のビデオテープを得た。 実施例 2 実施例1において、「PEG200ジステアレート」
の代りに「PEG200モノステアレート」を用いて
実施例1と同様にして、ビデオテープを得た。 実施例 3 実施例1において「PEG200ジステアレート」
の代りに「PEG6000ジステアレート」を用いて
実施例1と同様にしてビデオテープを得た。 比較例 1 実施例1において「PEG200ジステアレート」
の代りにアミルステアレートを用いて、実施例1
と同様にしてビデオテープを得た。 比較例 2 実施例1において「PEG200ジステアレート」
の代りにステアリン酸を用いて実施例1に同様に
してビデオテープを得た。 実施例 4 Fe:Co:Ni(90:5:5wt%)合金微粉末
300部 Hc:1400Oe 粒子径:0.5μm マレイン酸含有塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
50部 共重合比(モル):Vc/VAc/MA=86/
13/1 重合度:約400 ポリエステルポリウレタン 25部 ポリエチレンアジペートと4,4′−ジフエニ
ルメタンジイソシアネートの反応生成物 平均分子量(スチレン相当分子量):約
130000 ポリエチレングリコールジステアレート(商品
名:「PEG200ジステアレート」アーマー社製
造) 6部 酢酸ブチル 500部 メチルエチルケトン 400部 上記の組成をボールミルに入れ、24時間分散後
25部のポリイソシアネート化合物を加え、実施例
1と同様の操作をしてビデオテープを得た。 実施例 5 実施例4において「PEG200ジステアレート」
の代りに「PEG200モノステアレート」を用いて
実施例4と同様にして、ビデオテープを得た。 実施例 6 実施例4において「PEG200ジステアレート」
の代りに「PEG6000ジステアレート」を用いて、
実施例4と同様にしてビデオテープを得た。 比較例 3 実施例4において「PEG200ジステアレート」
の代りに、アミルステアレートを用いて、実施例
4と同様にしてビデオテープを得た。 比較例 4 実施例4において「PEG200ジステアレート」
の代りに、ステアリン酸を用いて実施例4と同様
にしてビデオテープを得た。 比較例 5 実施例4において「PEG200ジステアレート」
を加えないで、実施例と同様にしてビデオテープ
を得た。 上記実施例及び比較例により得たビデオテープ
の動摩擦係数、スチール耐久性及び走行安定性等
の特性を第1表に示す。 比較例 6 実施例1において「PEG200ジステアレート」
の代りにポリエチレングリコール(n=5)を用
いて実施例1と同様にしてビデオテープを得た。
【表】 実施例 7 実施例1において「PEG200ジステアレート」
の代りに第2表に示すポリエチレングリコールモ
ノステアレート又はポリエチレングリコールジス
テアレートを用いて実施例1と同様にしてビデオ
テープを得た。上記実施例により得たビデオテー
プの動摩擦係数、スチール耐久性及び走行安定性
等の特性を第2表に示す。
【表】
【表】 (1) ステンレスポール(表面粗さ0.1s、5mmφ)
と接触させて、荷重圧50g、速度3.3cm/sec
で、テープを走行させた時の摩擦係数(25℃、
65%RH) (2) 日本電子工業会(EIAJ)規格VHS規格の
VTR用カセツトへ組み込み静止画(スチル)
モードにて、テープ走行を停止し、回転ヘツド
のみ回転させ、テープの同一場所をビデオ・ヘ
ツドにて摺動させる。この時テープがビデオ・
ヘツドにより削られ、予めテープに記録された
信号のビデオ・ヘツドから得られる再生出力が
ほゞ零になる時までの時間。 (3) EIAJ・VAS規格のVTRにて、或る一定の
テープ長(例えば10m)をVHS規格カセツ
ト・ハーフに組み込み、10mのテープ長に一定
信号を記録し、これをくり返し再生させる。こ
の時のテープダメージを測定する。 第1表に示すように、本発明の一般式〔〕で示
されるポリエチレングリコールエステル誘導体は
動摩擦係数の低下に有効であり、しかも非常に優
れた耐久性を付与すること、更には優れた走行安
定性を付与することが確認された。従来潤滑剤と
してはスチル耐久性の良好なエステル化合物と、
走行安定性の良好な長鎖脂肪酸との組合せ系が良
く知られているが、本発明のポリエチレングリコ
ールエステル誘導体は、単独使用で更に優れた潤
滑効果を有していることが確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バインダーとその中に分散された強磁性微粉
    末からなる磁性層を非磁性支持体上に設けてなる
    磁気記録体において、該磁性層が下記一般式で示
    されるポリエチレングリコールエステルを含有す
    ることを特徴とする磁気記録体。 RCOO(−CH2CH2O)−oH あるいは RCOO(−CH2CH2O)−oCOR′ 〔式中、nは5〜500の整数であり、R、R′は炭
    素数1〜20の飽和又は不飽和脂肪族基を示す。〕
JP7749580A 1980-06-09 1980-06-09 Magnetic recording body Granted JPS573225A (en)

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JP2823851B2 (ja) * 1985-10-16 1998-11-11 花王株式会社 磁気記録媒体

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