JPH0380837B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0380837B2 JPH0380837B2 JP61015537A JP1553786A JPH0380837B2 JP H0380837 B2 JPH0380837 B2 JP H0380837B2 JP 61015537 A JP61015537 A JP 61015537A JP 1553786 A JP1553786 A JP 1553786A JP H0380837 B2 JPH0380837 B2 JP H0380837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen peroxide
- slime
- cleaning agent
- water
- copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Detergent Compositions (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は工業用水、上水、地下水、海水等を使
用する空調設備や工場等における熱交換器、配管
などに発生したスライムを効率良く洗浄、除去す
ることができるスライムの洗浄剤に関するもので
ある。 〔従来の技術〕 工業用水、上水、地下水、海水等を使用する空
調設備や工場等における熱交換器、配管にはスラ
イムが発生し、放置すると熱交換器や配管の不
良、水量の低下など、機器および装置本来の機能
を阻害してしまう。 従来、これらの阻害を回避するため、ポリアク
リル酸ソーダと過酸化水素とを含む溶液で対象水
系を洗浄する方法が提案されている(特開昭51−
9030号公報)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 この方法は洗浄効果自体は極めて良好であるも
のの、対象水系のカルシウム硬度が50mg/(炭
酸カルシウムとして、以下同じ)を超えると、ポ
リアクリル酸ソーダが水中のカルシウム硬度成分
と反応を起こしてゲル化してしまい、分散能を失
なつてしまうという問題点があつた(一般的に冷
却水系のカルシウム硬度は50〜300mg/程度で
ある)。 また、過酸化水素とポリアクリル酸ソーダとを
含む溶液においては、過酸化水素の安定性が長期
間保持されず、比較的短期間で過酸化水素が分解
してしまうという問題点もあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、これら従来技術の有する問題点
を解決するために鋭意研究を行なつた結果、本発
明を完成したものである。 本発明は過酸化水素と、マレイン酸系重合体ま
たはアクリル酸系共重合体とを含むことを特徴と
するスライムの洗浄剤である。 過酸化水素は市販の製品を使用することができ
る。洗浄剤中の含有濃度は通常0.1〜50W/V%
を目安とする。 本発明の洗浄剤の他方の必須成分であるマレイ
ン酸系重合体またはアクリル酸系共重合体(以
下、単にポリマーという場合がある)としては、
マレイン酸やその水溶性塩のホモ重合体、または
マレイン酸とイソブチレンやペンテンなどのアル
ケン、アクリル酸やメタクリル酸、フマル酸など
の不飽和カルボン酸またはその水溶性塩などとの
共重合体、アクリル酸、メタクリル酸またはこれ
らの水溶性塩とヒドロキシエチルメタクリル酸や
ヒドロキシエチルアクリル酸、アクリル酸メチル
などの不飽和カルボン酸エステル、マレイン酸、
無水マレイン酸、フマル酸などの不飽和カルボン
酸又はそれらの水溶性塩などが具体的に例示され
ている。なお、これらの共重合体においては、さ
らにノニオン系単量体が入つて三元共重合体とな
つていてもよい。これらのうち、とりわけアクリ
ル酸塩−2−ヒドロキシエチルメタクリル酸共重
合体は極めて良好な洗浄性能を発揮するので好ま
しい。 これら重合体または共重合体及びその水溶性塩
の分子量は特に制限されないが、通常500〜
200000程度とする。 共重合体においては、アクリル酸またはマレイ
ン酸と他の単量体とのモル比は99:1〜1:99と
する。 重合体、及び共重合体の水溶性塩は、ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウムおよびアミンなどの
塩が例示される。 これらの重合体または共重合体の洗浄剤中の含
有濃度は通常0.001〜10W/V%程度とする。 本発明の洗浄剤は、対象水系のスライム量に応
じて異なつてくるが、一般的な添加量としては過
酸化水素が1000〜100000mg/、重合体または共
重合体が10〜1000mg/程度とする。 本発明のスライムの洗浄剤は、対象水系内に所
定量添加して、一過式または循環式でスライムと
洗浄剤を接触させて洗浄するように使用すること
ができる。また、洗浄剤溶液中に対象物を浸漬さ
せて洗浄することも可能である。 〔作用〕 過酸化水素がスライム中の粘質物を分解し、粘
着力を消失せしめるとともに、同時に発泡作用に
より、物理的にスライムを剥離、分散する。 一方、重合体または共重合体は、過酸化水素に
よつて剥離、分散されたスライムをさらに微細に
分散することにより、スライム粒子の凝集や再付
着を防止する。なお、スライムと同時にスケール
も共存する場合には、スケールも剥離、分散され
る。 次に本発明の実験例、実施例を示す。 〔発明の実施例〕 実験例 500mlのコニカルビーカーに蒸留水を500mlとホ
ウ酸ナトリウム緩衝液10mlとを加え、PHを8.4に
調整した後、カルシウム硬度が50、100、300、
500mg/となるように塩化カルシウムを添加し
た。次に、表−1に示すポリマーを所定量添加し
た後、容器を密閉し、50℃で1時間放置した。そ
の後、ゲル化の有無を肉眼観察により判定した。 結果を表−1に示す。
用する空調設備や工場等における熱交換器、配管
などに発生したスライムを効率良く洗浄、除去す
ることができるスライムの洗浄剤に関するもので
ある。 〔従来の技術〕 工業用水、上水、地下水、海水等を使用する空
調設備や工場等における熱交換器、配管にはスラ
イムが発生し、放置すると熱交換器や配管の不
良、水量の低下など、機器および装置本来の機能
を阻害してしまう。 従来、これらの阻害を回避するため、ポリアク
リル酸ソーダと過酸化水素とを含む溶液で対象水
系を洗浄する方法が提案されている(特開昭51−
9030号公報)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 この方法は洗浄効果自体は極めて良好であるも
のの、対象水系のカルシウム硬度が50mg/(炭
酸カルシウムとして、以下同じ)を超えると、ポ
リアクリル酸ソーダが水中のカルシウム硬度成分
と反応を起こしてゲル化してしまい、分散能を失
なつてしまうという問題点があつた(一般的に冷
却水系のカルシウム硬度は50〜300mg/程度で
ある)。 また、過酸化水素とポリアクリル酸ソーダとを
含む溶液においては、過酸化水素の安定性が長期
間保持されず、比較的短期間で過酸化水素が分解
してしまうという問題点もあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、これら従来技術の有する問題点
を解決するために鋭意研究を行なつた結果、本発
明を完成したものである。 本発明は過酸化水素と、マレイン酸系重合体ま
たはアクリル酸系共重合体とを含むことを特徴と
するスライムの洗浄剤である。 過酸化水素は市販の製品を使用することができ
る。洗浄剤中の含有濃度は通常0.1〜50W/V%
を目安とする。 本発明の洗浄剤の他方の必須成分であるマレイ
ン酸系重合体またはアクリル酸系共重合体(以
下、単にポリマーという場合がある)としては、
マレイン酸やその水溶性塩のホモ重合体、または
マレイン酸とイソブチレンやペンテンなどのアル
ケン、アクリル酸やメタクリル酸、フマル酸など
の不飽和カルボン酸またはその水溶性塩などとの
共重合体、アクリル酸、メタクリル酸またはこれ
らの水溶性塩とヒドロキシエチルメタクリル酸や
ヒドロキシエチルアクリル酸、アクリル酸メチル
などの不飽和カルボン酸エステル、マレイン酸、
無水マレイン酸、フマル酸などの不飽和カルボン
酸又はそれらの水溶性塩などが具体的に例示され
ている。なお、これらの共重合体においては、さ
らにノニオン系単量体が入つて三元共重合体とな
つていてもよい。これらのうち、とりわけアクリ
ル酸塩−2−ヒドロキシエチルメタクリル酸共重
合体は極めて良好な洗浄性能を発揮するので好ま
しい。 これら重合体または共重合体及びその水溶性塩
の分子量は特に制限されないが、通常500〜
200000程度とする。 共重合体においては、アクリル酸またはマレイ
ン酸と他の単量体とのモル比は99:1〜1:99と
する。 重合体、及び共重合体の水溶性塩は、ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウムおよびアミンなどの
塩が例示される。 これらの重合体または共重合体の洗浄剤中の含
有濃度は通常0.001〜10W/V%程度とする。 本発明の洗浄剤は、対象水系のスライム量に応
じて異なつてくるが、一般的な添加量としては過
酸化水素が1000〜100000mg/、重合体または共
重合体が10〜1000mg/程度とする。 本発明のスライムの洗浄剤は、対象水系内に所
定量添加して、一過式または循環式でスライムと
洗浄剤を接触させて洗浄するように使用すること
ができる。また、洗浄剤溶液中に対象物を浸漬さ
せて洗浄することも可能である。 〔作用〕 過酸化水素がスライム中の粘質物を分解し、粘
着力を消失せしめるとともに、同時に発泡作用に
より、物理的にスライムを剥離、分散する。 一方、重合体または共重合体は、過酸化水素に
よつて剥離、分散されたスライムをさらに微細に
分散することにより、スライム粒子の凝集や再付
着を防止する。なお、スライムと同時にスケール
も共存する場合には、スケールも剥離、分散され
る。 次に本発明の実験例、実施例を示す。 〔発明の実施例〕 実験例 500mlのコニカルビーカーに蒸留水を500mlとホ
ウ酸ナトリウム緩衝液10mlとを加え、PHを8.4に
調整した後、カルシウム硬度が50、100、300、
500mg/となるように塩化カルシウムを添加し
た。次に、表−1に示すポリマーを所定量添加し
た後、容器を密閉し、50℃で1時間放置した。そ
の後、ゲル化の有無を肉眼観察により判定した。 結果を表−1に示す。
【表】
【表】
○…ゲル化せず ×…ゲル化する
表−1から、従来のポリアクリル酸ソーダでは
カルシウム硬度が50mg/を超えるとゲル化を起
こすのに対し、本発明の場合には、100mg/で
もゲル化せず、2−ヒドロキシエチルメタクリル
酸・アクリル酸ソーダ共重合体にいたつては500
mg/においてもゲル化しないことがわかる。 実施例 1 ビーカーに蒸留水500mlをとり、この中に過酸
化水素が30%、表−2に示したポリマーが1%と
なるようにそれぞれ添加し、室温にて静置した。
1、10、100日後に液中の過酸化水素の残留濃度
を測定した。 結果を表−2に示す。
表−1から、従来のポリアクリル酸ソーダでは
カルシウム硬度が50mg/を超えるとゲル化を起
こすのに対し、本発明の場合には、100mg/で
もゲル化せず、2−ヒドロキシエチルメタクリル
酸・アクリル酸ソーダ共重合体にいたつては500
mg/においてもゲル化しないことがわかる。 実施例 1 ビーカーに蒸留水500mlをとり、この中に過酸
化水素が30%、表−2に示したポリマーが1%と
なるようにそれぞれ添加し、室温にて静置した。
1、10、100日後に液中の過酸化水素の残留濃度
を測定した。 結果を表−2に示す。
本発明のスライムの洗浄剤においては、過酸化
水素と特定の重合体を配合するようにしたので、
予め一液化しても過酸化水素の分解がほぼ抑制さ
れる。また、対象水系のカルシウム硬度が高くな
つても、従来例のように簡単にゲル化することも
なく、実用上極めて有用な洗浄剤である。
水素と特定の重合体を配合するようにしたので、
予め一液化しても過酸化水素の分解がほぼ抑制さ
れる。また、対象水系のカルシウム硬度が高くな
つても、従来例のように簡単にゲル化することも
なく、実用上極めて有用な洗浄剤である。
第1図は実施例2における結果を示すグラフで
ある。
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 過酸化水素と、マレイン酸系重合体またはア
クリル酸系重合体とを含むことを特徴とするスラ
イムの洗浄剤。 2 アクリル酸系共重合体がアクリル酸とヒドロ
キシエチルメタクリル酸との共重合体である特許
請求の範囲第1項記載の洗浄剤。 3 過酸化水素を0.1〜50W/V%、マレイン酸
系重合体またはアクリル酸系共重合体を0.001〜
10W/V%含有する特許請求の範囲第1項または
第2項に記載の洗浄剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1553786A JPS62174300A (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | スライムの洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1553786A JPS62174300A (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | スライムの洗浄剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62174300A JPS62174300A (ja) | 1987-07-31 |
| JPH0380837B2 true JPH0380837B2 (ja) | 1991-12-26 |
Family
ID=11891550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1553786A Granted JPS62174300A (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | スライムの洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62174300A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0643289B2 (ja) * | 1987-11-11 | 1994-06-08 | 近畿パイプ技研株式会社 | 防藻殺菌剤 |
| JP6529238B2 (ja) * | 2014-09-30 | 2019-06-12 | 株式会社竹中工務店 | 砂ろ過装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| LU71985A1 (ja) * | 1975-03-06 | 1977-01-28 | ||
| JPS55109498A (en) * | 1979-02-15 | 1980-08-22 | Ichiro Kudo | Silicic acid scale removing agent |
| JPS5825750A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-16 | Fujitsu Ltd | 二重化時分割通話路の動作照合試験方式 |
| JPH0643469B2 (ja) * | 1983-03-25 | 1994-06-08 | 花王株式会社 | マレイン酸共重合体の製造方法 |
| US4546083A (en) * | 1983-04-22 | 1985-10-08 | Stolle Research & Development Corporation | Method and device for cell culture growth |
| JP2822031B2 (ja) * | 1985-02-28 | 1998-11-05 | 花王株式会社 | 水洗便器用清浄剤組成物 |
-
1986
- 1986-01-27 JP JP1553786A patent/JPS62174300A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62174300A (ja) | 1987-07-31 |
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