JPH0381269B2 - - Google Patents

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JPH0381269B2
JPH0381269B2 JP58126095A JP12609583A JPH0381269B2 JP H0381269 B2 JPH0381269 B2 JP H0381269B2 JP 58126095 A JP58126095 A JP 58126095A JP 12609583 A JP12609583 A JP 12609583A JP H0381269 B2 JPH0381269 B2 JP H0381269B2
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JP
Japan
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polymer
thienylene
formula
compound
poly
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JP58126095A
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Masao Kobayashi
Riichi Shishikura
Haruo Yoshida
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Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Publication of JPH0381269B2 publication Critical patent/JPH0381269B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/60Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of organic compounds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は2,5−チエニレン基を繰返し単位と
して有する結晶性の2,5−チエニレン高重合体
を正極または負極の少なくとも一方の電極に用い
たことを特徴とする2次電池に関するものであ
る。 従来よりチオフエン環を繰返し単位として有す
るポリチオフエンについては、その共役構造がシ
ス型ポリアセチレンに類似し、また硫黄原子を含
むことから、その特異的電子構造を有するものと
して電導性材料として期待され、種々の合成例が
報告されている。 例えばジヤーナル・オブ・ポリマー・サイエン
ス、パートA−1、第5巻第1527頁(1967年)に
はエム・アーマー等による報告があり、トフルオ
ロ酢酸を触媒としてチオフエンを重合させると黄
褐色の重合体が得られるが、この重合体は繰返し
単位が4個/モル程度であり、ベンゼン、クロロ
ホルム等の溶媒に可溶の低重合体である旨記載さ
れている。またジヤーナル・オブ・ケミカルソサ
エテイ−(C)、1971巻第234頁にはアール・エフ・
クルテイウス等の報告があり、チオフエンをポリ
リン酸中で重合させると数種類の低重合体が得ら
れる主生成物としては、2,4−ジ−2−チエニ
ルテトラヒドロチオフエンからなる非共役化合物
である旨記載されている。 一方、山本らは、ジヤーナル・オブ・ポリマ
ー・サイエンス・ポリマーレターズ・エデイシヨ
ン第18巻第9頁(1980年)および特開昭56−
47421号公報で、2,5−ジブロモチオフエンを
テトラヒドロフランあるいはジブチルエーテルの
如きエーテル系溶媒中で金属マグネシウムと反応
させて活性有機マグネシウム化合物を作り、これ
にニツケル錯体触媒を加えると容易に重合が起り
ポリ(2,5−チエニレン)が得られる旨記載し
ている。山本らはさらにケミストリー・レターズ
第1079頁(1981年)においてこの方法で得られた
ポリマーは非晶性であること、このポリマーにヨ
ウ素あるいは無水硫酸をドープすると、その電導
度が未添加ポリマーに比べ7〜9桁上昇し、10-4
〜10-2S/cm程度の電導度を有する半導体となる
旨記載している。 しかしながら、この方法で得られたポリ(2,
5−チエニレン)は前述の如くに非晶性であり、
また熱クロロホルム不溶部の収率も低く、さらに
特開昭56−47421号公報では元素分析結果から平
均分子量が1730(平均重合度約19)である旨記載
しており、重合度は余り高くない。 本発明者らの一部は、上記種々の欠点に鑑み鋭
意研究した結果、不活性雰囲気下、脂肪族エーテ
ル系溶媒中で、2,5−ジハロゲノチオフエンま
たはその誘導体と金属マグネシウムとを反応せし
めて実質的に活性有機モノマグネシウム化合物と
なし、前記脂肪族エーテル系溶媒を除去した後、
不活性雰囲気下、ニツケル錯体触媒の存在下、芳
香族エーテル系溶媒中で前記有機モノマグネシウ
ム化合物を重合せしめることにより、2,5−位
で結合した2,5−チエニレン高重合体が極めて
高収率かつ高分子量で得られるばかりでなく、結
晶性であることを見出して既に提案した。 このようにして得られた2,5−チエニレン高
重合体が結晶性を有していることは従来知られて
いなかつたことである。さらに本発明者等は、上
記の方法によつて得られた結晶性の2,5−チエ
ニレン高重合体を電池の電極として用いるべく
種々検討した結果、該高重合体を正極または負極
の少なくとも一方の電極に用いた2次電池は、従
来公知の方法で得られる非晶性のポリ(2,5−
チエニレン)を電極として用いた2次電池に比較
してサイクル寿命が良好であることを見出し、本
発明に到達した。 即ち、本発明は、不活性雰囲気下、脂肪族エー
テル系溶媒中で、2,5−ジハロゲノチオフエン
またはその誘導体と金属マグネシウムとを反応せ
しめて実質的に活性有機モノマグネシウム化合物
となし、前記脂肪族エーテル系溶媒を除去した
後、不活性雰囲気下、ニツケル錯体触媒の存在下
芳香族エーテル系溶媒中で前記有機モノマグネシ
ウム化合物を重合せしめて得られる一般式() (但し、式中Rは炭素数が5以下のアルキル基、
nは0、1または2である。) で表わされる2,5−チエニレン基を繰返し単位
とした結晶性の線状2,5−チエニレン高重合体
を正極または負極の少なくとも一方の電極に用い
たことを特徴とする2次電池に関する。 本発明において用いられる結晶性の線状2,5
−チエニレン高重合体は、先ず第一段目として不
活性雰囲気下、脂肪族エーテル系溶媒中で2,5
−ジハロゲノチオフエンまたはその誘導体と金属
マグネシウムとを反応せしめて実質的に活性有機
マグネシウム化合物となし、前記脂肪族エーテル
系溶媒を常圧および/または減圧でその殆んどを
除去した後、第二段目として不活性雰囲気下、ニ
ツケル錯体触媒の存在下、芳香族エーテル系溶媒
中で前記有機モノマグネシウム化合物を重合せし
めることによつて得られる。 本発明で用いられる2,5−ジハロゲノチオフ
エンとしては、例えば2,5−ジクロロチオフエ
ン、2,5−ジブロモチオフエン、2,5−ジヨ
ードチオフエン等があげられ、その誘導体として
は3−メチル−2,5−ジクロロチオフエン、3
−メチル−2,5−ジブロモチオフエン等があげ
られる。これらは単独もしくは混合物として用い
られる。 また金属マグネシウムとしては市販のもので充
分であるが、副反応の併起等を防ぐため出来るだ
け高純度のものが望ましい。金属マグネシウムの
使用量は2,5−ジハロゲノチオフエンまたはそ
の誘導体1モルに対し0.8〜1.2モル、特にモノマ
グネシウム体を生成させて高重合体を得るために
は好ましくは出来るだけ1モルに近いことが望ま
しい。ここでいう不活性雰囲気とは水分、炭酸ガ
ス、酸素等が存在しない雰囲気をいうが、これら
は活性有機マグネシウム化合物と反応し重合反応
の進行を妨げるからである。 第一段目で用いる脂肪族エーテル系溶媒として
は、例えば、ジエチルエーテル、ジブチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル等があげられる。
高重合体を得るためにはこれらの溶媒は乾燥され
ていることが好ましい。反応温度は0℃〜溶媒の
沸点迄広範囲に使用が可能である。反応時間とし
ては1〜20時間が好ましく用いられるが、実質的
に活性有機マグネシウム化合物をモノマグネシウ
ム体とすることが高重合体を得るために好まし
く、長時間かける方がよい結果を与える。 第一段目で使用した溶媒は、常圧および/また
は減圧によつて除去する。第二段目で用いるニツ
ケル錯体触媒としては、ジクロロ(2,2′−ビピ
リジン)ニツケル、ジブロモ(2,2′−ビピリジ
ン)ニツケル、ジクロロビス(トリフエニルホス
フイン)ニツケル、ジブロモビス(トリフエニル
ホスフイン)ニツケル、1,5−シクロオクタジ
エンビス(トリフエニルホスフイン)ニツケル、
ニツケルアセチルアセトナート等があげられ、そ
の使用量としては2,5−ジハロゲノチオフエン
またはその誘導体に対し0.05〜10モル%、好まし
くは0.1〜5モル%である。 芳香族エーテル系溶媒としてはアニソール、ト
メチルエーテル、ジフエニルエーテル等があげら
れる。反応温度としては室温〜250℃迄広範囲の
温度が使用可能である。反応時間としては1〜20
時間が好ましく用いられる。 本発明で得られる2,5−チエニレン高重合体
は公知のポリ(2,5−チエニレン)が非結晶性
であるのに対し、結晶性であることが特徴で、X
線回折により明確な結晶パターンを示す。また平
均分子量は元素分析法により3000以上であり重合
度は高い。 本発明の2次電池は、本発明の方法で得られる
結晶性の2,5−チエニレン高重合体を(i)正極の
みに用いたもの、(ii)負極のみに用いたもの、(iii)正
極および負極の両極に用いたもののいずれの電池
であつても良い。(i)のタイプの2次電池の場合、
対極の負極として他の共役系高分子化合物、Li、
Na等のアルカリ金属、黒鉛、炭素繊維、TiS2
が用いられる。(ii)のタイプの2次電池の場合、対
極の正極として他の共役系高分子化合物が用いら
れる。 本発明の2次電池の特徴を最大限に発揮できる
2次電池の型式としては、上記した型式のうち、
(i)または(iii)のタイプの2次電池であり、特に(i)の
タイプで対極に他の共役系高分子化合物を用いた
ものが好ましい。 ここでいう他の共役系高分子化合物としては、
アセチレン高重合体(ポリアセチレン)、ポリ
(p−フエニレン)、ポリ(m−フエニレン)、ポ
リピロール、ポリ(フエニレンサルフアイド)、
ポリ(フエニルアセチレン)、ポリ(アリーレン
キノン)類、ポリ(アゾフエニレン)、ポリ(シ
ツフ塩基)、ポリ(アミノキノン)類、ポリ(ベ
ンツイミダゾール)類、ポリアセンキノン類、お
よび特開昭57−195731号、EP−67.444に記載さ
れている電気活性ポリマーやポリイミド、ポリア
クルニトリル、ポリ−α−シアノアクリルの熱分
解物等をあげることができるが、必ずしもこれら
に限定されるものではない。前記の共役系高分子
化合物のうち、ポリ(アリーレンキノン)類、ポ
リ(アゾフエニレン)、ポリ(シツフ塩基)、ポリ
(アミノキノン)類、ポリ(ベンツイミダゾール)
類の具体例については、J.E.KATON編、土用英
俊訳「高分子有機半導体」昭晃堂.1972年発行)
のP.87〜P.112に記載されている。 上記の共役系高分子化合物のうちでも好ましい
ものとしては、アセチレン高重合体、ポリパラフ
エニレン、ポリピロールをあげることができ、さ
らに好ましいものとしてはアセチレン高重合体、
特に好ましくは高結晶性のアセチレン高重合体を
あげることができる。 本発明で好ましく用いられるアセチレン高重合
体の製造方法は特に制限はなく、いずれの方法で
も用いられるが、その具体例としては特公昭48−
32581号、特公昭56−45365号、特開昭55−129404
号、同55−128419号、同55−142012号、同56−
10428号、同56−133133号、Trans Farady.Soc.,
64,823(1968),J.Polymer Sci.,A−1,
3419(1969),Makromol.Chem.,Rapid
Comm.,,621(1980),J.Chem.Phys.,69(1),
106(1978),Synthetic Matals,,81(1981)
等の方法をあげることができるが、必ずしもこれ
らに限定されるものではない。 本発明において用いられる結晶性の線状2,5
−チエニレン高重合体、および対極として用いら
れる共役系高分子化合物(以下、両者を含めて共
役系高分子化合物と略称する)は、膜状、粉末
状、短繊維丈等、いずれの形態のものも用いるこ
とができる。また、共役系高分子化合物に他の適
当な導電材料、例えばグラフアイト、カーボンブ
ラツク、アセチレンブラツク、金属粉、炭素繊維
等を混合することも、また、集電体として金属網
等を入れることも一向に差し支えない。また、ポ
リエチレン、変性ポリエチレン、ポリ(テトラフ
ロロエチレン)等の熱可塑性樹脂で補強しても良
い。本発明の2次電池の正極または負極の電極と
しては、共役系高分子化合物ばかりでなく該共役
系高分子化合物にドーパントをドーブして得られ
る電導性共役系高分子化合物も用いることができ
る。 共役系高分子化合物へのドーパントのドーピン
グ方法は、化学的ドーピングおよび電気化学的ド
ーピングのいずれの方法を採用してもよい。 本発明の2次電池の充電および放電はそれぞれ
カチオンおよびアニオンの電極への電気化学的な
ドーピングおよびアンドーピングに対応してい
る。 電気化学的にドーピングするドーパントとして
は、(i)PF- 6、SbF- 6、AsF- 6、SbCl- 6の如きa族
の元素のハロゲン化物アニオン、BF- 4の如きa
族の元素のハロゲン化物アニオン、I-(I- 3)、Br-
Cl-の如きハロゲンアニオン、ClO- 4の如き過塩素
酸アニオンなどの陰イオン・ドーパント(いずれ
もP型導電性共役系高分子化合物を与えるドーパ
ントとして有効)および(ii)Li+、Na+、K+の如き
アルカリ金属イオン、R4N+(R:炭素数1〜20
の炭化水素基)の如き4級アンモニウムイオンな
どの陽イオン・ドーパント(いずれもn型導電性
共役系高分子化合物を与えるドーパントとして有
効)等をあげることができるが、必ずしもこれ等
に限定されるものではない。 上述の陰イオン・ドーパントおよび陽イオン・
ドーパントを与える化合物の具体例としては
LiPF6、LiSbF6、LiAsF6、LiClO4、NaI、
NaPF6、NaSbF6、NaAsF6、NaClO4、KI、
KPF6、KSbF6、KAsF6、KClO4、〔(n−
Bu)4N〕+・〔AsF6-、〔(n−Bu)4N〕+・(PF6-

〔(n−Bu)4N〕+・ClO- 4、LiAlCl4、LiBF4
NO2・BF4、NO・BF4、NO2・AsF6、NO・
AsF6、NO2・ClO4、NO・ClO4をあげることが
できるが必ずしもこれ等に限定されるものではな
い。これらのドーパントは一種類、または二種類
以上を混合して使用してもよい。 前記以外の陰イオン・ドーパントとしては
HF- 2アニオンであり、また、前記以外の陰イオ
ン・ドーパントとしては次式()で表わされる
ピリリウムまたはピリジニウム・カチオン: (式中、Xは酸素原子または窒素原子、R′は水
素原子または炭素数が1〜15のアルキル基、炭素
数6〜15のアリール(aryl)基、R″はハロゲン
原子または炭素数が1〜10のアルキル基、炭素数
が6〜15のアリール(aryl)基、mはXが酸素原
子のとき0であり、Xが窒素原子のとき1であ
る。nは0または1〜5である。) または次式()もしくは()で表わされる
カルボニウム・カチオン: および 〔上式中、R1、R2、R3は水素原子(R1、R2、R3
は同時に水素原子であることはない)、炭素数1
〜15のアルキル基、アリル(allyl)基、炭素数
6〜15のアリール(aryl)基または−OR5基、但
しR5は炭素数が1〜10のアルキル基または炭素
数6〜15のアリール(aryl)基を示し、R4は水
素原子、炭素数1〜15のアルキル基、炭素数6〜
15のアリール基である。〕 である。 用いられるHF- 2アニオンは通常、下記の一般
式()、()または(): R′4N・HF2 () M ・ HF2 () 〔但し、上式中R′、R″は水素原子または炭素数
が1〜15のアルキル基、炭素数6〜15のアリール
(aryl)基、Rは炭素数が1〜10のアルキル基、
炭素数6〜15のアリール(aryl)基、Xは酸素原
子または窒素原子、nは0または5以下の正の整
数である。Mはアルカ金属である〕で表わされる
化合物(フツ化水素塩)を支持電解として用いて
適当な有機溶媒に溶解することによつて得られ
る。上式()、()および()で表わされる
化合物の具体例としてはH4N・HF2、Bu4N・
HF2、Na・HF2、K・HF2、Li・HF2および
【式】をあげることができる。 上記式()で表わされるピリリウムもしくは
ピリジニウムカチオンは、式()で表わされる
カチオンとClO- 4、BF- 4、AlCl- 4、FeCl- 4、SnCl- 5
PF- 6、PCl- 6、SbF- 6、AsF- 6、CF3SO- 3、HF- 2等の
アニオンとの塩を支持電解質として用いて適当な
有機溶媒に溶解することによつて得られる。その
ような塩の具体例としては
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 等をあげることができる。 上記式()または()で表わされるカルボ
ニウム・カチオンの具体例としては(C6H53C+
(CH33C+
【式】
【式】をあげるこ とができる。 これらのカルボニウムカチオンは、それらと陰
イオンの塩(カルボニウム塩)を支持電解質とし
て適当な有機溶媒に溶解することによつて得られ
る。ここで用いられる陰イオンの代表例として
は、BF- 4、AlCl- 4、AlBr3Cl-、FeCl- 4、SnCl- 3
PF- 6、PCl- 6、SbCl- 6、SbF- 6、ClO- 4、CF3SO- 3等を
あげることができ、また、カルボニウム塩の具体
例としては、例えば(C6H53C・BF4
(CH33C・BF4、HCO・AlCl4、HCO・BF4
C6H5CO・SnCl5等をあげることができる。 本発明の2次電池の電解液としては、水溶液ま
たは非水溶液のいずれも用いることができるが、
好ましくは非水の有機溶媒に前記のドーパントを
溶かしたものである。ここでいう有機溶媒として
は、非プロトン性でかつ高誘電率のものが好まし
い。例えばエーテル類、ケトン類、ニトリル類、
アミン類、アミド類、硫黄化合物、リン酸エステ
ル系化合物、亜リン酸エステル系化合物、ホウ酸
エステル系化合物、塩素化炭化水素類、エステル
類、カーボネート類、ニトロ化合物等を用いるこ
とができるが、これらのうちでもエーテル類、ケ
トン類、ニトリル類、リン酸エステル系化合物、
亜リン酸エステル系化合物、ホウ酸エステル系化
合物、塩素化炭化水素類、カーボネート類が好ま
しい。これらの代表例としては、テトラヒドロフ
ラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン、モノグリム、アセトニトリル、プロ
ピオニトリル、4−メチル−2−ペンタノン、ブ
チロニトリル、バレロニトリル、ベンゾニトリ
ル、1,2−ジクロロエタン、γ−ブチロラクト
ン、バレロラフトン、ジメトキシエタン、メチル
フオルメイト、プロピレンカーボネート、エチレ
ンカーボネート、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルチオホルムアミド、リ
ン酸エチル、リン酸メチル、亜リン酸エチル、亜
リン酸メチル、スルホラン3−メチルスルホラン
等をあげることができる。これらのうちでも特に
ニトリル類が好ましい。 これらの有機溶媒は一種類または二種類以上の
混合溶媒として用いても良い。用いる電池の型式
または用いる電極の種類によつては、これらの溶
媒中の酸素や水またはプロトン性溶媒等が電池の
特性を低下させる場合もあるので、その場合は、
常法に従い精製しておくことが好ましい。 充電時に共役系高分子化合物にドーブされるド
ーパントの量は、共役系高分子化合物中の繰り返
し単位1モルに対して2〜40モル%であり、好ま
しくは4〜30モル%である。 ドープ量は電解の際に流れた電気量を測定する
ことによつて自由に制御することができる。一定
電流下でも一定電圧下でもまた電流および電圧の
変化する条件下のいずれの方法でドーピングを行
なつてもよい。ドーピングの際の電流値、電圧値
およびドーピング時間等は、用いる共役系高分子
化合物の嵩さ密度、面積、ドーパントの種類、電
解液の種類によつて異なるので一概に規定するこ
とはできない。 また本発明の2次電池においては、前記した電
解質以外にポリエチレンオキサイドとNaIや
NaSCN等からなる高イオン伝導性有機固体電解
質や、電解質(ドーパント)と有機溶媒を単に混
合してペースト状としたものも用いることができ
る。 また、本発明の2次電池において用いられる電
解質(ドーパント)の濃度は用いる正極または負
極の種類、充・放電条件、作動温度、電解質の種
類および有機溶媒の種類等によつて異なるので一
概に規定することはできない。電解液は均一系で
あつても不均一系であつても良いが、通常は
0.001〜10モル/の範囲である。 本発明において必要ならば硝子、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンのごとき合成樹脂製の多孔質
膜や天然繊維紙を隔膜として用いても一向に差し
支えない。 また、本発明において用いられる共役系高分子
化合物のある種のものは、酸素によつて徐々に酸
化反応をうけ、電池の性能を低下させるものもあ
るので、電池は密閉式にして実質的に無酸素の状
態であることが好ましい。 本発明の2次電池は、サイクル寿命が長く高エ
ネルギー密度を有し、自己放電率、電圧の平担性
および充・放電効率が良好である。また、本発明
の2次電池は、軽量、小型でかつ高いエネルギー
密度を有するからポータブル機器、電気自動車、
ガソリン自動車および電力貯蔵用バツテリーとし
て最適である。 以下に本発明を実施例によつてさらに詳細に説
明する。 実施例 1 〔結晶性2,5−チエニレン高重合体の製造〕 市販のグリニヤール試薬用金属マグネシウム
2.01g(82.7ミリモル)を温度計、還流冷却管、
滴下ロートを付した100mlの三つ口フラスコに入
れ、フラスコ内部を充分乾燥窒素ガスで置換し
た。これに乾燥精製テトラヒドロフラン60mlを加
え、マグネチツクスターラーできかまぜながら、
20g(82.7ミリモル)の2,5−ジブロムチオフ
エンを室温にて滴下した。滴下と同時に反応が始
まり、有機マグネシウム化合物が生成した。滴下
終了後、油浴上でテトラヒドロフランの還流温度
で9時間反応させた。この時、生成物を酸分解し
エーテル抽出してガスクロ分析することにより、
86.4モル%で2−ブロムチエニル−5−マグネシ
ウムブロマイドが生成していることを認めた。そ
の後、油浴温度を120℃迄上昇させ、常圧次いで
減圧でテトラヒドロフランを留去し赤褐色油状残
留物を得た。 この油状残留物に乾燥精製アニソール60ml、ジ
クロロ(2,2′−ビピリジン)ニツケル80mg
(0.28ミリモル)を加え、152℃で2時間反応させ
た後、500mlの塩酸酸性メタノール中にあけ洗浄
した。この操作を2回繰返した後、ろ過し、ろ過
残渣を熱メタノールで13時間、次いで熱クロロホ
ルムで50時間ソツクスレー抽出したところ熱クロ
ロホルム不溶部は6.02gの黒褐色の微粉末であ
り、熱クロロホルム可溶部は0.4gであつた。 この熱クロロホルム不溶部の元素分析結果は炭
素56.08%、水素2.61%、灰分1.09%、Ni200ppm、
Mg60ppmであつた。炭素の元素分析結果から算
出される平均分子量は3880であり、平均重合度は
約45であつた。さらに赤外分析結果(日本分光製
JASCO A−31Rスペクトルホトメーター使用)
を第1図に示すが、960cm-1付近のC−Br伸縮振
動に基づく吸収は極めて小さい一方、785cm-1
近の2,5−チエニレン基に基づくと考えられる
吸収は極めて大きく、高重合体になつていること
を示している。さらにX線回折図を第2図に示し
た(理学電機製ロータフレツクスRU−200型X
線回折計を使用)が2θ=19.8゜、23.2゜、28.2゜に結
晶ピークが存在し、このポリマーが明らかに結晶
性であることを示した。 このようにして得られた結晶性2,5−チエニ
レン高重合体を1トンプレス機で圧縮成形したと
ころ、やや柔軟性のある板状成形物が得られた。
この板状成形物は形を崩すことなくナイフで容易
に切ることが出来た。 〔アセチレン高重合体の製造〕 羽根型の機械式撹拌機を備えた1のガラス製
オート・クレーブに窒素雰囲気下でリニアーロー
デンシテイーポリエチレン(LLDPE)の粉末
(密度=0.93g/c.c.、M.I.=8.2)1g、カーボン
ブラツク粉末(電気伝導度2.1×103Ω-1・cm-1
ケツチエンブラツク)2g、トルエン200ml、テ
トラブトキシチタニウム2ml(5.9mmol)および
トリエチルアルミニウム2ml(14.6mmol)を仕
込み、アセチレン分圧0.9Kg/cm2、重合温度−20
℃で2時間撹拌しながら重合を行なつた。 重合終了後、生成した平均長さが約1mmの短繊
維状アセチレン高重合体、カーボンブラツクおよ
びポリエチレンの混合物をガラスフイルターの上
にのせ、約1のトルエン溶媒を用いて良く洗浄
して触媒除去を行なつた後、真空脱気して短繊維
状アセチレン高重合体含量が83%(重量)、カー
ボンブラツク含量11.3%、ポリエチレン含量5.6
%の混合物を得た。次いでこの混合物をフエロ板
の上に置いて100℃で300Kg/cm2の圧力でプレス
し、その後、真空下で脱気してアセチレン高重合
体、カーボンブラツクおよびポリエチレンとの複
合体を得た。複合体の表面は金属光沢を有してい
た。 本重合方法で得られた短繊維状アセチレン高重
合体のシス含量は76%、室温での電気伝導度(直
流二端子法)は5.1×10-6Ω-1.cm-1であつた。ま
た、得られた短繊維状のアセチレン高重合体を走
査電顕で観察したところ、このアセチレン高重合
体は、径が300〜400Åの繊維状微結晶(フイブリ
ル)からなる構造を有していた。 〔電池実験〕 前記の方法で得られた結晶性25−チエニレン高
重合体を正極とし、前記の方法で得られたアセチ
レン高重合体の複合体を負極として電池を構成し
た。 第3図は本発明の一具体例であるボタン型電池
の特性測定用電池セルの断面概略図であり、1は
Niメツキを施した黄銅製容器、2は直径20mmの
円板形負極、3は直径26mmの円形の多孔質ポリプ
ロピレン製隔膜、4は直径26mmの円形のカーボン
繊維よりなるフエルト、5は直径20mmの円板形正
極、6は平均径2μmの穴を有するテフロン製シ
ート(住友電工製、フルオロポアFP−200)、7
は円形の断面を有するテフロン製容器、8は正極
固定用のテフロン製リング、9はNiリード線を
示す。 前記正極を容器1の下部の凹部に入れ、更に多
孔性円形テフロン製シート6を正極に重ねて入れ
た後テフロン製リング8で締めつけて固定した。
フエルト4は容器1の上部の凹部に入れて正極と
重ね、電解液を含浸させた後、隔膜3を介して負
極2を載置し、容器7で締めつけて電池を作製し
た。電解液としては蒸留脱水したベンゾニトリル
に溶解したBu4N・BF4の1モル/溶液を用い
た。 一定直流下(5mA/cm2)で12分間充電を行な
い(ドーピング量16モル%に相当する電気量)、
充電終了後、直ちに一定電流下(5.0mA/cm2)で
放電を行ない電圧が0.5Vになつたところで再度
前記と同じ条件を行なうという充・放電の繰り返
し試験を行なつたところ、434回目で充・放電効
率が50%を下廻つた。 比較例 1 〔非晶性ポリ(2,5−チエニレン)の製造〕 実施例1と同様な反応順序で2,5−ジブロム
チオフエン12.29g(50.8ミリモル)、金属マグネ
シウム1.23g(50.6ミリモル)、ジクロロ(2,
2′−ビピリジン)ニツケル49.2mg(0.17ミリモル)
を用い、第一段目、第二段目の反応の兼用溶媒と
してジエチレングリコールジメチルエーテルを用
いた。まず第一段目で、165℃で3時間反応させ
て完全に金属マグネシウムを反応させた後、第二
段目で触媒を加え165℃で3時間反応させて黒褐
色ポリマーを得た。このポリマーは熱クロロホル
ム可溶部は0.66g、熱クロロホルム不溶部は2.16
gで熱クロロホルム不溶部の収率は低かつた。こ
のポリマーのX線回折図は何らのピークも示さず
完全に非結晶性であつた。また1トンプレスでポ
リマーを圧縮成形して板状成形物を得た。 実施例1で正極に用いた結晶性2,5−チエニ
レン高重合体の代りに前記の方法で得た非結晶性
ポリ(2,5−チエニレン)を用いた以外は、実
施例1と全く同様の方法で〔電池実験〕を行なつ
たところ、充・放電の繰り返し数が137回目で
充・放電効率が50%を下廻つた。 実施例 2 実施例1の〔結晶性2,5−チエニレン高重合
体の製造〕で用いた2,5−ジブロモチオフエン
の代わりに2,5−ジブロモ−3−メチル−チオ
フエンを用いた以外は、実施例1と全く同様の方
法で結晶性3−メチル−2,5−チエニレン高重
合体を製造した。得られた結晶性3−メチル−
2,5−チエニレン高重合体を正極に用いた以外
は実施例1と全く同様の方法で〔電池実験〕を行
なつたところ、充・放電の繰り返し数が420回目
で充・放電効率が50%を下廻つた。 比較例 2 比較例1の〔非晶性ポリ(2,5−チエニレ
ン)の製造〕で用いた2,5−ジブロモチオフエ
ンの代わりに2,5−ジブロモ−3−メチル−チ
オフエンを用いた以外は比較例1と全く同様の方
法で非晶性ポリ(3−メチル−2,5−チエニレ
ン)を製造した。得られた非晶性ポリ(3−メチ
ル−2,5−チエニレン)を正極に用いた以外は
比較例1と全く同様の方法で〔電池実験〕を行な
つたところ、充・放電の繰り返し数が156回目で
充・放電効率が50%を下廻つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた重合体の赤外吸収
スペクトル図、第2図は実施例1で得られた重合
体のX線回折図である。第3図は本発明の一具体
例であるボタン型電池の特性測定用電池セルの断
面概略図である。 1……容器、2……負極、3……隔膜、4……
フエルト、5……正極、6……多孔性テフロン製
シート、7……テフロン製容器、8……テフロン
製リング、9……Niリード線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不活性雰囲気下、脂肪族エーテル系溶媒中
    で、2,5−ジハロゲノチオフエンまたはその誘
    導体と金属マグネシウムとを反応せしめて実質的
    に活性有機モノマグネシウム化合物となし、前記
    脂肪族エーテル系溶媒を除去した後、不活性雰囲
    気下、ニツケル錯体触媒の存在下芳香族エーテル
    系溶媒中で前記有機モノマグネシウム化合物を重
    合せしめて得られる一般式() (但し、式中Rは炭素数が5以下のアルキル基、
    nは0、1または2である。) で表わされる2,5−チエニレン基を繰返し単位
    とした結晶性の線状2,5−チエニレン高重合体
    を正極または負極の少なくとも一方の電極に用い
    たことを特徴とする2次電池。
JP58126095A 1983-07-13 1983-07-13 2次電池 Granted JPS6020467A (ja)

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