JPH038324Y2 - - Google Patents

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JPH038324Y2
JPH038324Y2 JP1986041487U JP4148786U JPH038324Y2 JP H038324 Y2 JPH038324 Y2 JP H038324Y2 JP 1986041487 U JP1986041487 U JP 1986041487U JP 4148786 U JP4148786 U JP 4148786U JP H038324 Y2 JPH038324 Y2 JP H038324Y2
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sedimentation
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sedimentation separation
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separation tank
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、沈降分離装置に係り、特に排水等の
濁質を沈殿させて分離し除去することにより排水
処理を行う沈降分離装置に関する。
〔考案の背景〕
一般に、排水中の濁質を除去するための処理装
置として沈降分離装置が用いられ、従来この種の
沈降分離装置は、第4図に示すように上縁に処理
水溢水堰10が形成された沈降分離槽12に、原
水流入管14と下部に汚泥引抜管16が連通され
て構成されている。沈降分離槽12の上縁外周に
は、処理水溢水堰10から水溢する処理後の排
水、即ち処理水を沈降分離装置外に排出するため
の排出溝18が形成されている。
前記沈降分離装置は、原水流入管14から沈降
分離槽12内に排水を流入し、沈降分離槽12内
で排水中の濁質を沈澱させて分離し、この沈澱分
離槽を汚泥引抜管16から沈降分離槽12外へ排
出し、一方上澄みは処理水として処理水溢水口1
0より流出させて排出溝18より沈降分離装置外
へ排出し、排水処理を行つている。そして、沈降
分離装置の排水中の濁質の除去率は、沈降分離槽
12内での濁質の沈降速度と水分の上昇速度との
相対関係に大きく左右される。例えば、沈降分離
槽12内での水分の上昇速度よりも、排水中の濁
質の沈降速度が大きい場合は容易に沈降して分離
され、逆に排水中の濁質の沈降速度が小さい場合
は濁質は水分と共に上昇して、処理水溢水堰10
より流出するので排水中の濁質の除去率は低くな
る。このため、排水中の濁質の除去率を一定にす
るには、水の上昇速度を均一にする必要があり、
水の上昇速度は濁質の沈降速度を考慮して設定さ
れる。
しかしながら、前記沈降分離装置は、例えば排
水が温排水の場合、又外気温度が低い夜間、冬
期、寒冷地帯に設置される場合等に、沈降分離槽
12の排水温度と外気温度との差が大きくなり、
沈降分離槽12内の排水中に第4図に点線で示す
ような熱対流現象が生じ、水の上昇速度の均一化
が乱れ、期待通りに排水中の濁質を除去出来ない
ことがあつた。このため沈降分離装置全体を屋内
に設置したり、全面を覆う等の処置を施しても高
額の費用を要し、又効果も小さい等の問題があつ
た。
また、特公昭47−33094号公報には、浮上物、
例えば木材、竹材、合成樹脂材等を処理水の表面
に浮かべて、処理水を保温することが開示されて
いる。
しかしながら、特公昭47−33094号公報には、
処理水上に遮蔽材料を浮遊せしめることについて
は開示されているものの、この遮蔽材料をどのよ
うにして沈降分離装置に適用するか開示されてい
ない。即ち、第4図の沈降分離装置12に浮上物
を浮かべても、浮上物が上澄水と共に風等の影響
で溢水堰10を越えて流出する不具合がある。
〔考案の目的〕
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであり、排水中の濁質の除去率が排水の温度条
件、及び外気温度に左右されず、また沈降分離槽
内の浮上物が流出しない沈降分離装置を提供する
ことを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、前記目的を達成するために、原水流
入口及び下部に汚泥引抜管が連通され、上縁に処
理水溢水堰が形成された沈降分離槽と、該沈降分
離槽に貯留された原水の液面を被覆すべく設けら
れた、小片状の浮上物とを備えて構成された沈降
分離装置に於いて、溢水堰より背の高い保持板で
浮上物を囲むと共に、保持板と溢水堰との間に上
澄水を流出する為の間隔を設け、保持板の下端を
延ばして浮上物の下方に静止水域を形成し、浮上
物の上面にネツトを張つたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、添付図面に従つて本考案に係る沈降分離
装置の好ましい実施例を詳説する。
第1図では第1の実施例に係る沈降分離装置の
要部断面が示され、例えば円筒状の沈降分離槽2
0の上縁には溢水堰22が、この溢水堰22の内
側には溢水堰より背の高い保持板24が設けら
れ、更に沈降分離槽20に貯留された排水26の
液面には球状の浮上物28が配され、前記保持板
24によつて浮上物28を保持している。浮上物
28…には、断熱効果の優れた例えば発泡スチロ
ール等から成る球状体、板状体、ピンポン球など
の中空体が種々径を異にして用いられ、沈降分離
槽20内の排水26の液面を被覆している。前記
保持板24は外側に傾斜して形成され、溢水堰2
2に一定間隔Aを有して平行に設けられ、溢水堰
22と保持板24は水平面から略70度の傾斜角を
有して外方に傾いて形成されている。間隔Aは上
澄水の排水路となる。保持板24の上縁には浮上
物28…の流出防止を目的とする金属製、或いは
プラスチツク製のネツト30が浮上物28…を覆
つて設けられている。これにより浮上物28は整
然と水面上に並べられて保温効果が高く、また風
等により流出することはない。前記沈降分離装置
は通常の排水処理時には、保持板24と溢水堰2
2との間Aより処理後の排水、即ち処理水が溢水
するようにされている。
保持板24の下端は延在し、浮上物28の下方
で、この保持板24の下端で囲まれる部分には静
止水域26Aが形成される。このような静止水域
26Aは水の流動しない部分であり、ここに処理
水中の比重の軽い浮遊物や気泡を同伴する浮遊物
が集められる。微細な浮遊物を凝集して大きな塊
りになると上昇流に逆らつて槽の下方に行き分離
する。
更に、沈降分離槽20には、上縁の外側に排出
溝32が設けられ、溢水堰22から流出した処理
水を沈降分離装置外に排出するようにしている。
また、沈降分離槽20には、下端部に沈澱して分
離された濁質を汚泥として排出するための図示し
ない汚泥引抜管が、排水溝32と汚泥引抜管との
間に排水26を沈降分離槽20内に供給するため
の図示しない原水流入管が夫々連通されている。
次に、以上の如く構成された本実施例に係る沈
降分離装置の作用について説明する。
沈降分離装置は濁質を含む排水26を、図示し
ない原水流入管より沈降分離槽20内に継続的に
供給し、供給された排水26の濁質27を沈澱さ
せて分離し、上澄みである水を処理水として溢水
堰22から、沈澱した濁質27を図示しない汚泥
引抜管より夫々排出して排水処理を行なう。この
とき、沈降分離槽20の排水26は、液面の浮上
物28…により外気と遮断されているため外気温
の影響を直接受けず一定温度に保持され、熱対流
現象が防止される。従つて、排水26中の水分は
均一に上昇し、一方濁質27は容易に沈降し分離
される。特に、保持板24の下端によつて静止水
域26Aが形成されるので、この静止水域26A
によつて微細な浮遊物は凝集し、落下し、槽の下
方に集められるので、沈降効率が良くなる。
本実施例に係る沈降分離装置は、沈降分離槽2
0内の排水26に熱対流現象が起こらないため排
水26中の水の上昇速度の設定が、例えば、排水
26の供給量及び温度の調整によつて容易に成さ
れる。
尚、本実施例において、溢水堰22及び保持板
24の傾斜角を略70度としたが、これに限定され
るものでは無く、30度から90度の間であれば良
い。
第2図では、本考案の第2実施例に係る沈降分
離装置の要部断面が示され、前記第1実施例の沈
降分離装置において設けられた溢水堰22に替え
て、3段構造の溢水堰34が設けられている。
溢水堰34は、沈降分離槽20の上縁に一体形
成された下部溢水堰36の内側に傾斜した堰板3
8,40が順次設けられて構成され、堰板40の
内側には前記第1実施例と同様に発泡スチロール
製の球体等から構成される浮上物28…を保持す
る保持板42が設けられている。そして、各溢水
堰36,38,40及び保持板42は夫々水平面
より30度から90度の範囲の角度を有して外方へ傾
斜して形成され、夫々の溢水堰36,38,40
及び保持板42の間隔B…は浮上物28の径より
小として形成されて、浮上物28の流出が防止さ
れる。尚、浮上物28…はネツト30に覆われて
上部保持板42からの流出が防止されている。
以上の如く構成された第2図に示す本実施例に
係る沈降分離装置は、浮上物28…による排水2
6の保温効果に加えて、溢水堰34が3段に構成
されているため、沈降分離槽20内の液面が上・
下しても、浮上物28は、溢水堰34の間から流
出することがない。
第3図では、本考案の第3実施例に係る沈降分
離装置の要部断面が示され、前記第1図の第1実
施例に係る沈降分離装置において設けられた傾斜
する保持板24に替えて、垂直な保持板44が設
けられて構成されている。
保持板44は前記第1及び第2実施例と同様に
沈降分離槽20内の液面に設けられた浮上物28
…を保持し、浮上物28…はネツト30に覆われ
て流出が防止されている。
以上の如く構成された第3図に示す本実施例に
係る沈降分離装置は、保持板44が垂直に形成さ
れているので浮上物28…を多層に設けることが
出来、沈降分離槽20内の排水26の保温状態が
良好である。
第2図の第2実施例、第3図の第3実施例に於
いても第1図の第1実施例と同様に静止水域26
Aが形成され、微細な浮遊物に凝集し、落下し下
方に集められる。
尚、第1図乃至第3図に示す前記第1乃至第3
実施例において設けられた浮上物28…を球状、
板状、破片物等の種々の形状を有する物を組み合
わせて構成しても良い。
〔考案の効果〕
以上に説明したように本考案に係る沈降分離装
置は、上縁が処理水溢水堰とされた沈降分離槽の
排水等原水面上に浮上物を備えて構成したので、
沈降分離槽内の排水を浮上物によつて外気と遮断
して一定温度に保持し、水の熱対流現象を防止す
ることが出来るので、排水中の水の上昇率を均一
にし濁質の除去率を排水の温度条件及び外気温度
によつて左右されずに一定に保持することが出来
優れた処理効果を発揮する。
更に、本考案に係る沈降分離装置は沈降分離槽
内の排水面上に浮上物を設けたのみであるため、
安価に製造することが出来る。
更に、本考案に関する沈降分離装置では、溢水
堰の内側に溢水堰より背の高い保持板を設けたの
で浮上物の流出を防止することが出来る。
本考案に係る沈降分離装置によれば、ネツトが
浮上物を覆つているので、浮上物は整然と水面上
に並べられて浮上物の保温効果は高く、また風等
により浮上物が流出することはない。
更に本考案に係る沈降分離装置によれば、保持
板の下端を延在し、浮上物の下方に静止水域が形
成されるので、ここに処理水中の比重の軽い浮遊
物や気泡を同伴する浮遊物が集められる。微細な
浮遊物は凝集して大きな塊りになると上昇流に逆
らつて槽の下方に行き沈降分離し、処理効果が高
まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る沈降分離装
置の要部断面図、第2図は第2実施例に係る沈降
分離装置の要部断面図、第3図は第3実施例に係
る沈降分離装置の要部断面図、第4図は、従来の
沈降分離装置を示す断面図である。 20……沈降分離槽、22,34,36,3
8,40……溢水堰、24,42,44……保持
板、26……排水、26A……静止水域、28…
…浮上物、30……ネツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原水流入口及び下部に汚泥引抜管が連通され、
    上縁に処理水溢水堰が形成された沈降分離槽と、
    該沈降分離槽に貯留された原水の液面を被覆すべ
    く設けられた、小片状の浮上物とを備えて構成さ
    れた沈降分離装置に於いて、 溢水堰より背の高い保持板で浮上物を囲むと共
    に、保持板と溢水堰との間に上澄水を流出する為
    の間隔を設け、保持板の下端を延ばして浮上物の
    下方に静止水域を形成し、浮上物の上面にネツト
    を張つたことを特徴とする沈降分離装置。
JP1986041487U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH038324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986041487U JPH038324Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JP1986041487U JPH038324Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS62156305U JPS62156305U (ja) 1987-10-05
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JP4979673B2 (ja) * 2008-11-10 2012-07-18 株式会社アクト 排水処理装置
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