JPH038683Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038683Y2 JPH038683Y2 JP1986076921U JP7692186U JPH038683Y2 JP H038683 Y2 JPH038683 Y2 JP H038683Y2 JP 1986076921 U JP1986076921 U JP 1986076921U JP 7692186 U JP7692186 U JP 7692186U JP H038683 Y2 JPH038683 Y2 JP H038683Y2
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- JP
- Japan
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- bobbin
- paper tube
- spindle
- outer annular
- drive
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は紙管を使用したボビンの改良に関し、
スピンドルとの嵌合が良好で、軸心を確実に保持
し、更に動力伝達部分の耐久性が良好なボビンを
提供するものである。
スピンドルとの嵌合が良好で、軸心を確実に保持
し、更に動力伝達部分の耐久性が良好なボビンを
提供するものである。
国内で繊維加工業者が使用するナイロン糸やポ
リエステル糸等の合成繊維を巻取るボビンは空ボ
ビンを再使用することができる点と、重量に比較
して強度が大きいこと等からアルミニウム管製や
鉄管製の金属ボビンが使用されている。
リエステル糸等の合成繊維を巻取るボビンは空ボ
ビンを再使用することができる点と、重量に比較
して強度が大きいこと等からアルミニウム管製や
鉄管製の金属ボビンが使用されている。
しかし、輸出用の合成繊維を巻取るボビンの場
合には輸送費の問題や製造コストの問題から回収
することが実質的に困難であるので、紙管製のボ
ビンが多く使用されている。
合には輸送費の問題や製造コストの問題から回収
することが実質的に困難であるので、紙管製のボ
ビンが多く使用されている。
この紙管製のボビンの一例として実公昭59−
7330号公報が提案されている。この公報に記載さ
れた紙管製のボビンは、紙管体の下端部の内層を
所定の厚さに削除して拡大穴を形成し、この拡大
穴内にスピンドルが嵌合するリング体を嵌入固定
し、スピンドルの駆動部を前記リング体に嵌合さ
せ、この駆動部の近傍に形成した嵌合部を紙管体
の内面に直接的に密接に嵌合させ、更にスピンド
ルの先端部を紙管体の中間部に設けた軸受により
支持したものである。
7330号公報が提案されている。この公報に記載さ
れた紙管製のボビンは、紙管体の下端部の内層を
所定の厚さに削除して拡大穴を形成し、この拡大
穴内にスピンドルが嵌合するリング体を嵌入固定
し、スピンドルの駆動部を前記リング体に嵌合さ
せ、この駆動部の近傍に形成した嵌合部を紙管体
の内面に直接的に密接に嵌合させ、更にスピンド
ルの先端部を紙管体の中間部に設けた軸受により
支持したものである。
この紙管ボビンは拡大穴内にスピンドルの嵌合
部を直接的に密接に嵌合させることによつて軸心
を正確に保持するものであるが、この紙管ボビン
は次の問題点があり、大量に使用した場合にはク
レームが多発する恐れがあるものである。
部を直接的に密接に嵌合させることによつて軸心
を正確に保持するものであるが、この紙管ボビン
は次の問題点があり、大量に使用した場合にはク
レームが多発する恐れがあるものである。
(a) 満巻後のボビンの回転停止のためにスピンド
ルにブレーキがかかつた時には、その回転トル
クがリング体3に集中的に作用し、このリング
体3が拡大穴2内でスリツプし、ボビンが空転
し、場合によつてはスピンドルより外れる危険
性がある。この問題は下記(c)項に記載する巻装
圧力によつて第8図の傾向が起り顕著に現れ
る。
ルにブレーキがかかつた時には、その回転トル
クがリング体3に集中的に作用し、このリング
体3が拡大穴2内でスリツプし、ボビンが空転
し、場合によつてはスピンドルより外れる危険
性がある。この問題は下記(c)項に記載する巻装
圧力によつて第8図の傾向が起り顕著に現れ
る。
(b) 満巻後のボビンの取扱中ないしは輸送中にこ
のボビンの下端部に衝撃を与えることがある
が、その場合には第6図のように段部4に座屈
部6を発生したり、第7図のようにその部分か
ら円周方向に亀裂や割れ7が発生することがあ
る。
のボビンの下端部に衝撃を与えることがある
が、その場合には第6図のように段部4に座屈
部6を発生したり、第7図のようにその部分か
ら円周方向に亀裂や割れ7が発生することがあ
る。
(c) 紙管体1には糸層の巻装圧力がほぼ全面的に
作用するが、特に合成繊維の場合には経時的に
収縮が発生するので、その巻装圧力が巻取り直
後も増加し、その後も周圧がかかつている。従
つて、紙管体1が糸巻装幅で圧縮され、外周径
が小さくなる。
作用するが、特に合成繊維の場合には経時的に
収縮が発生するので、その巻装圧力が巻取り直
後も増加し、その後も周圧がかかつている。従
つて、紙管体1が糸巻装幅で圧縮され、外周径
が小さくなる。
一方、紙管体1には吸湿性があり、糸表面処
理剤を浸透し、その強度が経時的に低下し、そ
の下端部の薄肉部8が第8図のように微妙に変
化しながら外側に開拡することとなる。
理剤を浸透し、その強度が経時的に低下し、そ
の下端部の薄肉部8が第8図のように微妙に変
化しながら外側に開拡することとなる。
この薄肉部8が開拡すると当然のことながら
リング体3の固定力が低下してこれの空転が生
じることになり、最悪の場合には紙管体1から
リング体3が離脱する。
リング体3の固定力が低下してこれの空転が生
じることになり、最悪の場合には紙管体1から
リング体3が離脱する。
(d) 紙管体1の内周面が直接にスピンドルの嵌合
部に当接嵌着するので糸の巻装圧力によつて紙
管体が圧縮され、この嵌合部に強く密着して満
巻紙管体がスピンドルから抜き外すことができ
なくなる。この場合、折角巻き上げたものをス
ピンドルを含むワインダーを損傷させないよう
に取除くという多大の労力のロスが発生する。
部に当接嵌着するので糸の巻装圧力によつて紙
管体が圧縮され、この嵌合部に強く密着して満
巻紙管体がスピンドルから抜き外すことができ
なくなる。この場合、折角巻き上げたものをス
ピンドルを含むワインダーを損傷させないよう
に取除くという多大の労力のロスが発生する。
また、ボビンの下端部に形成した拡大穴部に
合成樹脂製のリング体を嵌入してこのリング体
によつてスピンドルに対するボビンの軸心を正
確に合わすことができるようにした考案が実開
昭61−72565号公報で提案されいてる。
合成樹脂製のリング体を嵌入してこのリング体
によつてスピンドルに対するボビンの軸心を正
確に合わすことができるようにした考案が実開
昭61−72565号公報で提案されいてる。
この考案は、本願出願人が先に提案したもので
あつて、ボビンの下部内面を削除して形成した拡
大穴部の境界部分に切削残りが発生し、これがス
ピンドルの嵌合部に存在すると軸心の狂いを生ず
ると言う問題があつたので、これを解消するため
に、前記嵌合部と拡大穴部との間に逃げ用の間〓
を形成したものである。
あつて、ボビンの下部内面を削除して形成した拡
大穴部の境界部分に切削残りが発生し、これがス
ピンドルの嵌合部に存在すると軸心の狂いを生ず
ると言う問題があつたので、これを解消するため
に、前記嵌合部と拡大穴部との間に逃げ用の間〓
を形成したものである。
この考案は、本考案のように広い周面を有する
嵌合部に全面的に接触させてボビンの下部で巻回
中の振れが発生した際に起きる軸心を狂わせる力
を積極的に負担させ、その結果、糸条の巻回の際
のボビンの軸心を確実に保持すると言う技術的思
想が開示されていないものであり、結局、このボ
ビンは巻回される糸条の量が比較的少ないものに
限定されるものである。
嵌合部に全面的に接触させてボビンの下部で巻回
中の振れが発生した際に起きる軸心を狂わせる力
を積極的に負担させ、その結果、糸条の巻回の際
のボビンの軸心を確実に保持すると言う技術的思
想が開示されていないものであり、結局、このボ
ビンは巻回される糸条の量が比較的少ないものに
限定されるものである。
本考案は、前記従来の紙管ボビンの有する各種
の問題点を解消するために得られたものであつ
て、その目的とするところは、紙管体の下端部の
内面を削除して薄肉部を形成しても、この部分の
強度の低下することがなく、しかも軸心を確実に
保持することができるボビンを提供することにあ
る。
の問題点を解消するために得られたものであつ
て、その目的とするところは、紙管体の下端部の
内面を削除して薄肉部を形成しても、この部分の
強度の低下することがなく、しかも軸心を確実に
保持することができるボビンを提供することにあ
る。
前記目的を達成するための本考案は、
(a) ボビンの下端部に係合する駆動部と、この駆
動部の上方向に形成されたこの駆動部より小径
のボビンの内径に嵌合して軸心を決定する嵌合
部を有するスピンドルに嵌着される紙管製ボビ
ンであつて、 (b) 前記ボビンは、紙管体の下端部の内面の肉を
削除して拡大穴部を形成し、この拡大穴部内に
合成樹脂製のリング状の駆動体が嵌合されてお
り、 (c) 前記駆動体は外環状部と、この外環状部の内
面の中間部より内径方向に延長された接続部
と、前記接続部を介して下部が支持され、前記
外環状部に同心円状に形成されたされた内環状
部とからなる前記スピンドルの嵌合部に嵌合さ
れる二重環状部と、 (d) この二重環状部の下方に延長され、前記外環
状部の下部内面であつて、前記スピンドルの駆
動部に係合される駆動部と、 (e) 更に前記外環状部の表面であつて軸方向に向
かう突条等の係止部が形成されている紙管製ボ
ビンである。
動部の上方向に形成されたこの駆動部より小径
のボビンの内径に嵌合して軸心を決定する嵌合
部を有するスピンドルに嵌着される紙管製ボビ
ンであつて、 (b) 前記ボビンは、紙管体の下端部の内面の肉を
削除して拡大穴部を形成し、この拡大穴部内に
合成樹脂製のリング状の駆動体が嵌合されてお
り、 (c) 前記駆動体は外環状部と、この外環状部の内
面の中間部より内径方向に延長された接続部
と、前記接続部を介して下部が支持され、前記
外環状部に同心円状に形成されたされた内環状
部とからなる前記スピンドルの嵌合部に嵌合さ
れる二重環状部と、 (d) この二重環状部の下方に延長され、前記外環
状部の下部内面であつて、前記スピンドルの駆
動部に係合される駆動部と、 (e) 更に前記外環状部の表面であつて軸方向に向
かう突条等の係止部が形成されている紙管製ボ
ビンである。
本考案においては、紙管体自体の強度上の問題
から、紙管体の下端部に直接にスピンドルの嵌合
部を嵌合させることを避け、このスピンドルの嵌
合部と駆動部とに嵌合する部分を備えた駆動体を
嵌入固定する。
から、紙管体の下端部に直接にスピンドルの嵌合
部を嵌合させることを避け、このスピンドルの嵌
合部と駆動部とに嵌合する部分を備えた駆動体を
嵌入固定する。
この場合、紙管体の下端部の内面の肉を削除し
て薄肉部を形成し、その薄肉部に合成樹脂製のリ
ング状の駆動体を圧入して固定している。
て薄肉部を形成し、その薄肉部に合成樹脂製のリ
ング状の駆動体を圧入して固定している。
駆動体は上部が二重の環状部に、下部が一重の
環状部に形成されている。二重環状部を構成する
外環状部はボビンの内面に嵌合固定してボビンの
重量を負担し、更に外環状部の内面の中央部より
内方に突出させた環状の接続部によつて内環状部
の下端部を接続して前記外環状部と同心円状に、
しかも、間〓を明けて断面がU形にしてこの内環
状部に弾性を持たせており、そしてこの内環状部
の内面にスピンドルの嵌合部を嵌合させている。
環状部に形成されている。二重環状部を構成する
外環状部はボビンの内面に嵌合固定してボビンの
重量を負担し、更に外環状部の内面の中央部より
内方に突出させた環状の接続部によつて内環状部
の下端部を接続して前記外環状部と同心円状に、
しかも、間〓を明けて断面がU形にしてこの内環
状部に弾性を持たせており、そしてこの内環状部
の内面にスピンドルの嵌合部を嵌合させている。
従つて、外環状部の表面は紙管体の下部の薄肉
部の内面に固定され、内環状部の内面はスピンド
ルSの嵌合部の表面の全周に弾性的に嵌合し、そ
の結果、正確に軸心を出すことが可能である。
部の内面に固定され、内環状部の内面はスピンド
ルSの嵌合部の表面の全周に弾性的に嵌合し、そ
の結果、正確に軸心を出すことが可能である。
また、外環状部の下部には例えば全体形状が
「おむすび形」の駆動部が形成されている。なお、
本考案の紙管製ボビンの駆動部は前記の形式のも
のの他、端部を切り欠いでスピンドルの嵌合部と
嵌合させるようにしたものであつてもよい。
「おむすび形」の駆動部が形成されている。なお、
本考案の紙管製ボビンの駆動部は前記の形式のも
のの他、端部を切り欠いでスピンドルの嵌合部と
嵌合させるようにしたものであつてもよい。
このように合成樹脂製のリング状であつて、二
重構造の環状の部分を上部に有する駆動体をボビ
ンの下部の薄肉部内に圧入し固定しているので、
駆動体はボビンの内面に確実に固定され、二重環
状部においてスピンドルの嵌合部の外表面と弾性
的に接触して位置決めする。そして外側の環状部
はボビンに密着するので、各種の外力が作用して
も駆動体および紙管体の下端部が破損することが
ない。
重構造の環状の部分を上部に有する駆動体をボビ
ンの下部の薄肉部内に圧入し固定しているので、
駆動体はボビンの内面に確実に固定され、二重環
状部においてスピンドルの嵌合部の外表面と弾性
的に接触して位置決めする。そして外側の環状部
はボビンに密着するので、各種の外力が作用して
も駆動体および紙管体の下端部が破損することが
ない。
駆動体は合成樹脂の成形品で構成されている
が、その材料としては例えば、ABS樹脂、ポリ
スチレン、ポリアミド等の如き強度が大きな工業
用樹脂が使用される。
が、その材料としては例えば、ABS樹脂、ポリ
スチレン、ポリアミド等の如き強度が大きな工業
用樹脂が使用される。
二重構造部を構成する外環状部と内環状部との
間の間隔は、ボビンを介して外環状部に作用する
糸の巻装圧力を内環状部へ伝えないためである。
一方、この間隔は駆動体を軽量化する上と成形の
際の鋳引けを防止するために必要である。
間の間隔は、ボビンを介して外環状部に作用する
糸の巻装圧力を内環状部へ伝えないためである。
一方、この間隔は駆動体を軽量化する上と成形の
際の鋳引けを防止するために必要である。
内環状部を外環状部の内面に接続する接続部分
は補強とボビンの横振れを確実に防止できる強度
が必要であり、内環状部の外面の全周面に形成さ
れる。
は補強とボビンの横振れを確実に防止できる強度
が必要であり、内環状部の外面の全周面に形成さ
れる。
第1図はスピンドルに装着された紙管製ボビン
Bの全体構造を示す正断面図であり、ボビンBは
紙管体20と、その下部に固定されている駆動体
21(いわゆるソケツト)と、紙管体20の中央
部に固定されている軸受22より構成されてお
り、必要に応じて紙管体20の上端部にキヤツプ
23が固定されている。
Bの全体構造を示す正断面図であり、ボビンBは
紙管体20と、その下部に固定されている駆動体
21(いわゆるソケツト)と、紙管体20の中央
部に固定されている軸受22より構成されてお
り、必要に応じて紙管体20の上端部にキヤツプ
23が固定されている。
紙管体20の下部に拡大穴24が明けられ、こ
の拡大穴24内に駆動体21の外環状部27が嵌
合し、内環状部28はスピンドルSの嵌合部25
と嵌合し、外環状部27の内面に固定した駆動部
はスピンドルSの駆動部26と嵌合する。
の拡大穴24内に駆動体21の外環状部27が嵌
合し、内環状部28はスピンドルSの嵌合部25
と嵌合し、外環状部27の内面に固定した駆動部
はスピンドルSの駆動部26と嵌合する。
駆動体21は第2図ないし第4図の構造のも
の、あるいはこれらを原形として変形されたもの
が使用される。
の、あるいはこれらを原形として変形されたもの
が使用される。
駆動体21は外環状部27の内面に内環状部2
8が接続部29を介して断面y形に接続され、更
に前記外環状部27の下部内面に駆動部30が形
成されている。この駆動部30はこの実施例にお
いては3箇所に等間隔で平坦な面として形成され
ており、これらの駆動部30とそれ以外の部分と
を結ぶ円弧によつて全体的に「おむすび形」に形
成されている。そして外環状部27の表面には縦
方向に断面が半円状の凹部31が形成されてお
り、従つてこの凹部31の間には歯車状の突起部
32が形成されていることになる。この突起部3
2は紙管体20に形成した拡大穴24の内面に筋
状に食い込んで駆動体21を固定する機能を有し
ている。
8が接続部29を介して断面y形に接続され、更
に前記外環状部27の下部内面に駆動部30が形
成されている。この駆動部30はこの実施例にお
いては3箇所に等間隔で平坦な面として形成され
ており、これらの駆動部30とそれ以外の部分と
を結ぶ円弧によつて全体的に「おむすび形」に形
成されている。そして外環状部27の表面には縦
方向に断面が半円状の凹部31が形成されてお
り、従つてこの凹部31の間には歯車状の突起部
32が形成されていることになる。この突起部3
2は紙管体20に形成した拡大穴24の内面に筋
状に食い込んで駆動体21を固定する機能を有し
ている。
接続部29は内環状部28を片持状に支持し、
外環状部27の内面に接続する部分であり、リン
グ状のひずみ防止と補強のためにも必要であり、
余り厚肉とならないように考慮されている。
外環状部27の内面に接続する部分であり、リン
グ状のひずみ防止と補強のためにも必要であり、
余り厚肉とならないように考慮されている。
内環状部28と外環状部27の内面との間には
間隔33が形成されているが、この間隔33は内
環状部28の寸法変化を許容すると共に、成形時
における内環状部28の寸法変動を抑制する部分
である。また、巻圧が内環状部28へ波及しない
効果もある。
間隔33が形成されているが、この間隔33は内
環状部28の寸法変化を許容すると共に、成形時
における内環状部28の寸法変動を抑制する部分
である。また、巻圧が内環状部28へ波及しない
効果もある。
第3図は本考案の第2の実施例であつて第2図
の実施例において接続部29の位置を外環状部2
7の中央部に位置させた場合であり、前記第2図
の実施例とほぼ同様な作用効果を奏することがで
きる。
の実施例において接続部29の位置を外環状部2
7の中央部に位置させた場合であり、前記第2図
の実施例とほぼ同様な作用効果を奏することがで
きる。
第4図は本考案の第3の実施例であつて、外環
状部27の長さを短縮し、それに伴なつて内環状
部28の長さを極端に短縮した場合に相当するも
のである。
状部27の長さを短縮し、それに伴なつて内環状
部28の長さを極端に短縮した場合に相当するも
のである。
以上のように本考案に係る紙管製ボビンは、ボ
ビンの下端部に係合する駆動部と、この駆動部の
上方向に形成されたこの駆動部より小径のボビン
の内径に嵌合して軸心を決定する嵌合部を有する
スピンドルに嵌着される紙管製ボビンであつて、
前記ボビンは、紙管体の下端部の内面の肉を削除
して拡大穴部を形成し、この拡大穴部内に合成樹
脂製のリング状の駆動体が嵌合されており、前記
駆動体は外環状部と、この外環状部の内面の中間
部より内径方向に延長された接続部と、前記接続
部を介して下部が支持され、前記外環状部に同心
円状に形成された内環状部とからなる前記スピン
ドルの嵌合部に嵌合される二重環状部と、この二
重環状部の下方に延長され、前記外環状部の下部
内面であつて、前記スピンドルの駆動部に係合さ
れる駆動部と、更に前記外環状部の表面であつて
軸方向に向かう突条等の係止部が形成されてお
り、次の効果を奏することができる。
ビンの下端部に係合する駆動部と、この駆動部の
上方向に形成されたこの駆動部より小径のボビン
の内径に嵌合して軸心を決定する嵌合部を有する
スピンドルに嵌着される紙管製ボビンであつて、
前記ボビンは、紙管体の下端部の内面の肉を削除
して拡大穴部を形成し、この拡大穴部内に合成樹
脂製のリング状の駆動体が嵌合されており、前記
駆動体は外環状部と、この外環状部の内面の中間
部より内径方向に延長された接続部と、前記接続
部を介して下部が支持され、前記外環状部に同心
円状に形成された内環状部とからなる前記スピン
ドルの嵌合部に嵌合される二重環状部と、この二
重環状部の下方に延長され、前記外環状部の下部
内面であつて、前記スピンドルの駆動部に係合さ
れる駆動部と、更に前記外環状部の表面であつて
軸方向に向かう突条等の係止部が形成されてお
り、次の効果を奏することができる。
(1) 駆動体21は、外環状部27と内環状部28
と、これらを接続する接続部29とを断面がU
形になるように接続しているので、外環状部2
7と内環状部28との間にはクツシヨンが設け
られている状態となり、例えば外環状部27が
若干変形しても、その変形によつて内環状部2
8まで大きく変形することがなく、スピンドル
Sの嵌合部25を強く締付けることはなく、糸
条の巻回後のボビンの抜取りが困難となること
はない。
と、これらを接続する接続部29とを断面がU
形になるように接続しているので、外環状部2
7と内環状部28との間にはクツシヨンが設け
られている状態となり、例えば外環状部27が
若干変形しても、その変形によつて内環状部2
8まで大きく変形することがなく、スピンドル
Sの嵌合部25を強く締付けることはなく、糸
条の巻回後のボビンの抜取りが困難となること
はない。
(2) 外環状部27と内環状部28とは接続部29
を介して断面U形に接続されており、この外環
状部27は紙管体20の下部に設けた拡大穴2
4内に固定されており、しかも内環状部28は
外環状部27に対して弾性的にクツシヨンを持
つて支持されていることになるので、スピンド
ルSとボビンBとの間の振れを吸収しながら支
持でき、ボビンBのスピンドルSとの間の軸心
を正確に保持することができる。
を介して断面U形に接続されており、この外環
状部27は紙管体20の下部に設けた拡大穴2
4内に固定されており、しかも内環状部28は
外環状部27に対して弾性的にクツシヨンを持
つて支持されていることになるので、スピンド
ルSとボビンBとの間の振れを吸収しながら支
持でき、ボビンBのスピンドルSとの間の軸心
を正確に保持することができる。
(3) 紙管製ボビンBを構成する紙管体1と、これ
の下端部を穿つて形成した拡大穴24に幅の広
い外環状部27の外周面を広く接触させて食い
込ませているので、紙端体1の下部が補強さ
れ、しかも、内環状部28がスピンドルSの嵌
合部25の周面に広く接触するので、スピンド
ルSとボビンBとの嵌合が正確で、軸心のズレ
を完全に防止することができる。
の下端部を穿つて形成した拡大穴24に幅の広
い外環状部27の外周面を広く接触させて食い
込ませているので、紙端体1の下部が補強さ
れ、しかも、内環状部28がスピンドルSの嵌
合部25の周面に広く接触するので、スピンド
ルSとボビンBとの嵌合が正確で、軸心のズレ
を完全に防止することができる。
第1図は本考案の紙管製ボビンをスピンドルに
嵌合した状態を示す斜視図、第2図ないし第4図
は本考案にかかる合成樹脂製の駆動体の各種の変
形を示す図である。第5図ないし第8図は従来の
ボビンの欠点を示す説明断面図である。 B……紙管製ボビン、20……紙管体、21…
…駆動体、22……軸受、23……キヤツプ、2
4……拡大穴、25……嵌合部、26……駆動
部、27……外環状部、28……内環状部、29
……接続部、30……駆動部、31……凹部、3
2……突起部、33……間隔。
嵌合した状態を示す斜視図、第2図ないし第4図
は本考案にかかる合成樹脂製の駆動体の各種の変
形を示す図である。第5図ないし第8図は従来の
ボビンの欠点を示す説明断面図である。 B……紙管製ボビン、20……紙管体、21…
…駆動体、22……軸受、23……キヤツプ、2
4……拡大穴、25……嵌合部、26……駆動
部、27……外環状部、28……内環状部、29
……接続部、30……駆動部、31……凹部、3
2……突起部、33……間隔。
Claims (1)
- ボビンの下端部に係合する駆動部と、この駆動
部の上方向に形成されたこの駆動部より小径のボ
ビンの内径に嵌合して軸心を決定する嵌合部を有
するスピンドルに嵌着される紙管製ボビンであつ
て、前記ボビンは、紙管体の下端部の内面の肉を
削除して拡大穴部を形成し、この拡大穴部内に合
成樹脂製のリング状の駆動体が嵌合されており、
前記駆動体は外環状部と、この外環状部の内面の
中間部より内径方向に延長された接続部と、前記
接続部を介して下部が支持され、前記外環状部に
同心円状に形成された内環状部とからなり、前記
スピンドルの嵌合部に嵌合される二重環状部と、
この二重環状部の下方に延長され、前記外環状部
の下部内面であつて、前記スピンドルの駆動部に
係合される駆動部と、更に前記外環状部の表面で
あつて軸方向に向かう突条等の係止部が形成され
ている紙管製ボビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986076921U JPH038683Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986076921U JPH038683Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62189351U JPS62189351U (ja) | 1987-12-02 |
| JPH038683Y2 true JPH038683Y2 (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=30924445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986076921U Expired JPH038683Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH038683Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0136853Y2 (ja) * | 1984-10-16 | 1989-11-08 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP1986076921U patent/JPH038683Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62189351U (ja) | 1987-12-02 |
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