JPH038819Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH038819Y2
JPH038819Y2 JP1984165578U JP16557884U JPH038819Y2 JP H038819 Y2 JPH038819 Y2 JP H038819Y2 JP 1984165578 U JP1984165578 U JP 1984165578U JP 16557884 U JP16557884 U JP 16557884U JP H038819 Y2 JPH038819 Y2 JP H038819Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
damping
insertion hole
plates
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984165578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6181034U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984165578U priority Critical patent/JPH038819Y2/ja
Publication of JPS6181034U publication Critical patent/JPS6181034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH038819Y2 publication Critical patent/JPH038819Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、振動騒音を遮断し、あるいはそれ自
体の振動騒音を抑える制振板に関する。
「従来の技術」 従来の制振板としては、例えば、(1)実開昭57−
193946号公報に開示されたもの、(2)実公昭53−
38002号公報に開示されたもの、(3)TOYOTAマ
ーク新型車解説書(1979年9月発行)第23頁に
リヤエンドプレートとして記載されたものなどが
ある。
すなわち、第1のものは、制振板たるエンジン
リヤプレートの要所を高ダンピング材によつて被
覆したものであり、第2のものは、制振板たる制
振カバーを、複数の金属板の間に空間部を形成し
てスポツト状に相互に固定したものであり、第3
のものは、制振板たるエンジンリヤプレートを、
等厚の板を2枚合せにして構成したものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の制振板では、
前記第1のものは、基板にそれとは材質の異なる
高ダンピング材を被覆し、かつ高ダンピング材を
要所に合わせた形状にしなければならないので、
製造上で煩雑で高価なものになり、第2のもの
は、複数の金属板の間に空間部を形成しなければ
ならないので、それら複数の金属板の形状および
相互の寸法精度を高くしなければならないのでコ
スト高になるとともに、ぶ厚く構造上形態の制限
があり利用上の制限が大きく、しかも各板が空間
部を中にして振動するので、制振効果上も疑問が
あり、第3のものは、等厚の板を単純に2枚合せ
にしたものなので、各構成板の固有振動数に一致
する振動が入力したような場合には共振して十分
な制振作用を得ることができないという問題点が
あつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、製造しやすく、制振効果も十分
に得られるようにして上記問題点を解決した制振
板を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、少なくとも1枚は厚さを異ならせ、
空間に露出する側を薄肉として複数枚の板を重畳
するとともに、要所において各構成板相互を固結
したことを特徴とする制振板に存する。
「作用」 しかして、板厚の異なる複数の板を重畳して形
成したので、それぞれの固有振動数が一致しない
結果として1枚が共振しても他の板がこれを抑え
ることにより強い制振作用を得、空間に露出して
振動して音を発する側が共振周波数の低い薄肉の
板なので、人間が不快に感じにくい音波のみ空中
に放射され、不快な音波の発生は抑えられること
になる。また、ほとんど同一形状の板を重ねるか
ら、同時加工が可能で製造しやすくなるものであ
る。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
図は本考案の一実施例を示しており、第4図お
よび第5図でわかるように、振動源たるエンジン
10と伝達先たる変速機20との間のリヤプレー
トを本考案を適用した制振板30としたものであ
る。
制振板30は第1図〜第3図に示すように、厚
さ1.4mmの厚肉金属板30aと厚さ0.6mmの薄肉金
属板30bとが密着して重畳され、おおむね平板
状で、略中央部に伝達軸の挿通孔31が太い逆T
字形に開設され、挿通孔31の隣にスタータ軸の
挿通孔32が穿設されている。制振板30は、厚
肉金属板30aを変速機20側に、薄肉金属板3
0bをエンジン10側にして組み付けられてい
る。
一点鎖線で区切つて示した制振板30の外周は
変速機20のハウジング21が当接する部位33
であり、三点鎖線で区切つて示した内側はエンジ
ン10のシリンダブロツク11が当接する部位3
4であり、挿通孔32の回りを二点鎖線で囲んで
示した部位は図示省略したスタータが当接する部
位35である。
第1図において挿通孔31の下縁を形成する部
位にはエンボス部36が形成されている。
部位33に沿つて上部の両側に、シリンダブロ
ツク11、変速機20のハウジング21、制振板
30の三者の締結ボルトの挿通孔33a,33b
が穿設され、中間下部の両側に同じく挿通孔33
c,33dが穿設され、下端部にハウジング21
と制振板30との締結ボルトの挿通孔33e,3
3fが穿設されている。また、挿通孔32を間に
して部位35にスタータ取付ボルトの挿通孔35
a,35bが穿設されている。すなわち、制振板
30の厚肉金属板30a側はその外周の全周を変
速機20のハウジング21に覆われて結合されて
おり、薄肉金属板30b側は外周の3〜4か所で
エンジン10のシリンダブロツク11に結合され
ている一方、第1図において下半分、右上部は、
エンジン10から空間に露出している。
厚肉金属板30aと薄肉金属板30bとは次の
各点で相互にスポツト溶接により固結されれてい
る。
すなわち、挿通孔33aと挿通孔33bとの間
で2点、挿通孔33aと挿通孔33cとの中間部
にあたり挿通孔31と挿通孔32との間で1点、
この点に対し挿通孔31を間にして対象的な位置
に1点、挿通孔33cと挿通孔33eとの間に1
点、挿通孔33e,33fの間に1点、挿通孔3
3fと挿通孔33dとの間に1点、挿通孔33b
と挿通孔33dとの間に1点、さらに挿通孔32
の外周縁に1点、エンボス部36に2点、部位3
3および部位34を外れた制振板30の下部の部
位37の両側の2点の各点である。
これら各点は、後に説明するように、厚肉金属
板30aと薄肉金属板30bとを重ねてブレス成
形する場合にしぼり加工等により口が開きやすい
部位や、両板の膜振動が大きくなるような部位、
大きく振動するとこすれ合うような部位に設けて
ある。
すなわち、制振板30を成形するには、厚肉金
属板30aと薄肉金属板30bとの素材を重ね、
前記各点でスポツト溶接固結して一体化し、これ
をあたかも1枚の素材板であるかのように扱つて
プレス成形する。厚肉金属板30aと薄肉金属板
30bとが密着している構造なのでこのような成
形ができる。
前記構成を有する制振板30では、厚肉金属板
30aと薄肉金属板30bとは相互に密着してい
るが完全に一体化しているわけではなく、スポツ
ト溶接により要所が固結されているだけである。
エンジン10から一方の板が共振するような振
動が加わつた場合、他方の板の共振点は外れてい
るから、他方の板により一方の板の共振が抑制さ
れる。
厚肉金属板30aと薄肉金属板30bとの板厚
の相違から、共振周波数は低域と高域とに分布し
それぞれの領域において共振が抑制される結果、
全領域において振動が抑制され、制振板30の幕
振動による放射音を低減して騒音を低減できると
ともに、エンジン10から変速機20への振動の
伝達が抑えられ、変速機20から車体等へ伝わる
振動騒音の低減効果を上げることができる。実験
によれば、前記のように薄肉金属板30bをエン
ジン10側に、厚肉金属板30aを変速機20側
に設定すると効果が大きいことが判明している。
これは、薄肉金属板30bの方が人間の、より不
快に感ずる1.6〜2.5KHzの周波数と離れた共振周
波数を持つためと考えられる。つまり、制振板3
0の厚肉金属板30aは変速機20のハウジング
21の全周を覆つて遮音し、薄肉金属板30b側
はエンジン10のシリンダブロツク11からはみ
出た部分を有していて空間に音波を発している
が、共振周波数が低いので、放射音は人間には不
快に感じにくいものとなつている。
エンジン回り3方向で騒音レベルを測定した平
均値を示した第6図でわかるように、aは1枚板
の場合で高いレベルを示し、bは等厚の2枚板の
場合で多少の改善を見せているがまだ騒音レベル
が高く、本実施例に係るものを示すcが最も良好
な結果を示しており、aに比べると格段に小さい
騒音レベルである。
なお、前記実施例では、制振板として厚肉金属
板と薄肉金属板との2枚合わせのものを示した
が、少なくとも1枚は板厚の異なるものを入れて
多数枚重畳してもよいことはいうまでもなく、材
質も適宜選択することができる。また、板相互間
の要所を固結するのはスポツト溶接に限られず、
接着剤でもよく、点状、帯状等、要するに両板を
全面的でなく局所的に固結するものであればよ
い。したがつて、単に締結ボルトで固結するだけ
でよい場合もある。各板の密着は加工誤差による
微小な隙間がある程度でよい。
また、振動源と伝達先との間に介装するのみな
らず、それ自体の振動を抑えるとともに騒音の放
射を防ぐために、例えば片側は大気であるカバー
状に形成し、薄肉側を大気側としたものとして実
施することができる。
また、薄板と厚板との板厚の比は0.1〜0.9の範
囲で設定すれば効果がある。
「考案の効果」 本考案に係る制振板によれば、振動源からの振
動の伝達を効果的に抑えるとともに、制振板自体
の振動も効果的に抑え、かつ人の不快に感じる音
波の放射を抑える制振板とし、しかも成形のしや
すいものにしたから、安価に製造できるととも
に、制振効果の優れた制振板とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は制振板の正面図、第2図は同じく斜
視図、第3図は第2図−線断面図、第4図は
制振板を介装したエンジンと変速機との正面図、
第5図は同じく分解斜視図、第6図は効果を説明
する線図である。 10……エンジン、20……変速機、30……
制振板、30a……厚肉金属板、30b……薄肉
金属板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも1枚は厚さを異ならせ、空間に露出
    する側を薄肉として複数枚の板を重畳するととも
    に、要所において各構成板相互を固結したことを
    特徴とする制振板。
JP1984165578U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH038819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984165578U JPH038819Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984165578U JPH038819Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6181034U JPS6181034U (ja) 1986-05-29
JPH038819Y2 true JPH038819Y2 (ja) 1991-03-05

Family

ID=30723426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984165578U Expired JPH038819Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH038819Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612217Y2 (ja) * 1987-05-20 1994-03-30 いすゞ自動車株式会社 エンジン補機の支持構造
JP5393069B2 (ja) * 2008-07-02 2014-01-22 株式会社ユタカ技研 ガス希釈装置
JP2014013026A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Yanmar Co Ltd エンジン装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713224A (en) * 1980-06-28 1982-01-23 Yamaha Motor Co Ltd Intake system of internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6181034U (ja) 1986-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3158876B2 (ja) 遮音壁構造
JPH11259076A (ja) 吸音材構造
JPH038819Y2 (ja)
JPH05332135A (ja) 車両用排気マニホルドカバー
JP5006319B2 (ja) 自動車用フロントフード
JPS61249878A (ja) 車両の吸音構造
JPH09134179A (ja) 振動・騒音発生源の遮蔽カバー装置
JPS624038Y2 (ja)
JPH0715257Y2 (ja) スピーカ用キャビネット
JP2003050585A (ja) 防音カバー
JPS625310Y2 (ja)
JPH047949Y2 (ja)
JPS5833012Y2 (ja) 産業車両におけるエンジン室の遮音壁
JPH0238038Y2 (ja)
JPH0644681U (ja) 車室内こもり音低減装置
JPH0143328Y2 (ja)
JPH0247756Y2 (ja)
JPH0386648A (ja) 車両の内装材構造
JPS63520Y2 (ja)
JPH0349101Y2 (ja)
JPH0610155Y2 (ja) 自動車等のマフラ
JPS5919798Y2 (ja) 多気筒エンジンのシリンダブロツク
JPS597830Y2 (ja) スピ−カボツクス
JPH059757Y2 (ja)
JPS6124869Y2 (ja)